JP2002189579A - ジョブ処理装置及びジョブ処理方法 - Google Patents
ジョブ処理装置及びジョブ処理方法Info
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Abstract
を回収することができるネットワーク・プリント・サー
ビスを提供する。 【解決手段】 プリンタは、プリント・ジョブを受理し
たときには、プリント・ジョブをスプールするととも
に、スプール内でプリント・ジョブを識別可能な予約I
Dを発行してこれを要求元ユーザに返す。ユーザは、予
約IDをプリンタ上で入力して、プリント・ジョブを実
行させる。プリンタは、プリント実行の予測時刻の通知
や、プリント実行順の到来の通知を行って、要求元ユー
ザに印刷物の回収時期を教えて、プリンタの設置場所に
無駄足を踏む危険を排除する。
Description
・印刷出力等のサービスを有料で提供するなど所定のジ
ョブ処理サービスを提供するジョブ処理装置及びジョブ
処理方法に係り、特に、ネットワークなどを経由して遠
隔地から配信・送信・流通・搬送されてきた情報の記録サ
ービスを行うなど所定のジョブ処理サービスを提供する
ジョブ処理装置及びジョブ処理方法に関する。
通信機能を持つ携帯端末を持ち運ぶユーザが携帯端末上
から発行した情報記録要求を好適に処理することができ
るジョブ処理装置及びジョブ処理方法に係り、特に、ネ
ットワーク経由で情報記録要求を発行したときに要求元
ユーザが印刷物などの情報記録結果を効率的に受け取る
ことができるジョブ処理装置及びジョブ処理方法に関す
る。
は、従来から盛んに開発・製作され、企業や研究機関の
オフィスなどに広範に普及してきている。特にドキュメ
ンテーションが最重要視される現代社会においては、画
像を高解像度且つ高品位に複製することができる画像形
成装置がオフィス内に深く浸透している。
像を読み取って印刷用紙上に再現する「複写機」の他、
PSTN(Public Switched Telephone Network)やI
SDN(Integrated Services Digital Network)など
の公衆電話回線経由で受信した画像データを画像出力す
る「ファクシミリ」、LAN(Local Area Network)や
インターネットなどのネットワーク経由で受信したコン
ピュータ可読形式のデータやコンテンツを印刷する「プ
リンタ」、あるいは、これらのうち2以上の画像出力機
能を備えた「複合機」などが含まれる。
スキャンして画像を読み取る画像入力部と、入力した画
像データに対して色座標変換やデジタル・フィルタリン
グ、T/I分離などの所定の処理を施す画像処理部と、
画像処理済みの画像データに基づいて入力画像を印刷用
紙上に再現する画像出力部とで構成される。
ス方式が採用される。電子写真プロセスは、電子写真感
光体に対する帯電、現像、クリーニングの繰り返しで実
現される。すなわち、感光体の表面を帯電器によって一
様に帯電させた後、画像データに従って感光体表面を露
光して静電潜像を形成し、現像器によって静電潜像をト
ナー像とした後、所定の印刷用紙上にトナー像を転写す
る。その後、加熱溶融・圧着作用によりトナー像を印刷
用紙上に定着してから、画像形成装置の外に排紙する。
転写後の感光体表面は、残留トナーがクリーナによって
除去された後、次の現像プロセスに利用される。
一方である。その反面、高印字品位の画像形成装置は高
価で且つ床面積が大きいので、一般消費者毎に自費で購
入することは未だ困難である。このため、大学生協やコ
ンビニエンス・ストア、ガソリン・スタンド、高速道路
のサービス・エリアなどの不特定多数のユーザが集まる
公共の場に複写機やファクシミリを無人状態で設置して
おき、有料の複写サービスやファクシミリ送信サービス
を提供するというケースが散見される。
めコインキットに投入しておき、投入料金に応じた枚数
のコピー出力が顧客に許容される。あるいは、プリペイ
ド・カードをカード・リーダに挿入し、プリペイド・カー
ドの残金に応じた枚数のコピー出力が許容される。ま
た、ファクシミリ送信サービスにおいては、ファクシミ
リ送信後に、送信量に応じたファクシミリ使用代金を同
一店舗内のレジにて精算するのが一般的である。
ービスは、サービスを利用する一般消費者にとっては装
置購入コストなしに高機能・高品位な装置の恩恵を享受
することができる。また、サービスを提供する店舗経営
者にとっては、このような画像形成装置を設置しておく
だけで、無人環境下でも顧客が勝手に機器を操作し、使
用料金が自ずと蓄積されるとともに、サービス拡充によ
り店舗への顧客吸引力になるなどのメリットがある。例
えば、前述したような「複合機」を店舗内に設置すれ
ば、複写、ファクシミリ、コンピュータ・データのプリ
ント・アウトなど、情報記録に関する多種多様な有料サ
ービスを1台の装置のみで実現することができる。
に比し、ネットワーク・プリント・サービスを事業に展開
した事例は未だあまり見受けられない。しかしながら、
ネットワーク・プリント・サービスによれば、ユーザすな
わち一般消費者は、高品位の電子写真方式プリントを装
置購入コストなしにランニング・コスト相当の利用料金
のみで使用することができる。言い換えれば、複写やフ
ァクシミリ送信と同様、ネットワーク・プリンティング
も、消費者と事業者双方に利益をもたらすものと思料す
る。
態の一例は、利用者が自身の端末上からインターネット
などの広域ネットワーク経由でアクセスした情報コンテ
ンツを、所望の店舗に設置されたプリンタ(例えば複合
機)上でプリント出力することである。ここで言う利用
者端末には、オフィスや家庭内に設置されたデスクトッ
プPC(Personal Computer)の他に、居場所が不定な
モバイル環境下で利用可能なPDA(Personal Digital
Assistant)や携帯電話などの携帯端末を挙げることが
できる。
始するにあたって、プリント実行ごの印刷物の管理が1
つの問題となる。何故ならば、ネットワーク経由でのプ
リント・アウトは、ジョブ発生とジョブ実行とでは、時
間的及び空間的にかなりの隔たりがあるからである。
のプリンタをネットワーク経由で多数の利用者が共用す
る構成となるため、複数のプリント・ジョブが同時・並列
的に発生する可能性があり、ユーザは自分のプリント要
求がいつ実行されるか、言い換えれば印刷物の回収時期
が分からない。
長時間放置されることになり、情報セキュリティなどに
問題がある。逆に、印刷物がプリンタ上で出力される時
期よりも早めに回収に出向くと、ユーザは無駄足になり
煩わしさを感じてしまう。
り込みを許容した場合ユーザが自分のプリント要求が印
刷される時期を予測して印刷物の回収に向かったとして
も、無駄足になる可能性が高い。
トワークなどを経由して遠隔地から配信・送信・流通・搬
送されてきた情報の記録サービスを好適に行うなど所定
のジョブ処理サービスを提供することができる、優れた
ジョブ処理装置及びジョブ処理方法を提供することにあ
る。
信機能を持つ携帯端末を持ち運ぶユーザが携帯端末上か
ら発行した情報記録要求を好適に処理することができ
る、優れたジョブ処理装置及びジョブ処理方法を提供す
ることにある。
で情報記録要求を発行したときに要求元ユーザが記録結
果を効率的に受け取ることができる、優れたジョブ処理
装置及びジョブ処理方法を提供することにある。
課題を参酌してなされたものであり、その第1の側面
は、携帯端末を所持する顧客に対してジョブ処理サービ
スを提供するジョブ処理装置において、ジョブ処理サー
ビスの処理要求を受け付け、受け付けた処理要求のジョ
ブ処理サービスを提供する準備が整ったこと、又は、も
うすぐ整うことを、該ジョブ処理サービスを要求する顧
客が所持する携帯端末に通知する、ことを特徴とするジ
ョブ処理装置である。
によれば、プリント・アウトなどのジョブ処理要求を発
行したときに、システムにより予測された待ち時間又は
順番が到来する予測時刻がジョブ要求元に通知されるの
で、要求元ユーザは、何時ごろ印刷物の回収に向かえば
よいかが見当が付くので、プリンタへ無駄足を運ぶ必要
がなくなる。また、待ち時間又は順番が到来する予測時
刻に応じて実際にプリント要求を依頼すべきか否かを判
断することができるので、長時間待たされるプリント・
アウトのために余分な料金を支払わなくて済む。
えば、受け付け中のプリント要求の処理量、プリント・
データの予想ダウンロード時間、プリント・データの予
想デコンポーズ時間を基にして算出することができる。
刻の通知を受けたプリント要求元からの確認応答に応じ
て該プリント要求を待ち行列に登録するようにして、不
要なプリント要求を排除するようにしてもよい。受信し
たプリント要求を待ち行列に登録する際に該プリント要
求元に情報出力サービス料金を課金するようにしてもよ
い。
番号を発行するとともに該予約番号をプリント要求元に
通知するようにしてもよい。
ト要求を実行する順序が到来したときに、そのプリント
要求元に通知するようにしてもよい。例えば、プリント
要求元が所持する携帯電話をコールことによって、実行
順序の到来を通知するようにしてもよい。プリント要求
元のユーザは、実行順序の到来の通知を受けてから印刷
物の回収に向かうようにすれば、無駄足を省くことがで
きるとともに、印刷物の長期間の放置という事態を回避
することができる。
て、他のジョブ処理サービスにおける少なくとも一部の
処理実行を禁止するように制御するようにしてもよい。
ここで言う他のジョブ・サービスには、ジョブ処理装置
が設置された店舗におけるコピー・サービスなどが挙げ
られる。このように、プリント要求の実行が確定したプ
リンタに対する他のユーザからの割り込み処理を禁止す
るようにすることによって、不測の事態によりプリント
実行時期が遅滞するという事態を回避することができ
る。また、他のユーザからの割り込み処理を禁止せしめ
たプリント要求元に対して情報出力サービス料金を課金
するようにしてもよい。
を禁止するのは、一定時間内に制限して、他のユーザが
徒に待たされるという不利益を防ぐようにしてもよい。
ービスを提供する順番又は時間を決定し、決定された順
番又は時間に関する情報を、該処理要求を受け付けた顧
客に対して通知するようにしてもよい。ここで言う順番
の決定は、処理要求の待ち行列の最後尾に新たな処理要
求を投入するとこもその一例とする。また、順番に関す
る情報は、例えば当日受け付けたジョブ処理サービスの
通し番号であってもよい。また、時間に関する情報は、
待ち時間や順番到来の予想時刻であってもよい。
ービスに係る料金を算出して、算出された料金情報を該
処理要求を受け付けた顧客に対して通知するようにして
もよい。
行えるようにすることで、移動環境下でも処理を要求す
ることができるので、利便性が高まる。
容がコピー・サービスの場合、プリント・サービスより
も優先的な順番でサービスを提供するようにしてもよ
い。ここで言う優先的な順番とは、プリント・ジョブに
対する割り込みも含まれる。したがって、店舗のコピー
機などに訪れたユーザは、遠隔地からのプリント・ジョ
ブの有無に拘わらず優先的にコピー・サービスを受ける
ことができるので、利便性が高まるので、店舗への顧客
吸引力も増す。
は携帯端末と異なる受付手段から受け付け、受け付けた
処理要求のジョブ処理サービスを提供する順番又は時間
を決定し、前記受付手段から処理要求を受け付けた場合
は、決定された順番又は時間に関する情報をプリント手
段によりプリントして、該処理要求を受け付けた顧客に
対して通知するようにしてもよい。プリント要求元であ
る顧客は、このようなプリント・アウトに関する情報を
印刷物の形態で受理することができるので、管理が容易
になる。
又はその一部のデータのネットワーク上での所在を示し
たURL(Uniform Resource Locator)のような資源識
別情報を含んでいてもよい。このような場合、プリント
要求を実行する際に、この資源識別情報を基にして、該
当するプリント・データ又はその一部のデータをネット
ワーク経由で取得することができる。
所持する顧客に対してジョブ処理サービスを提供するジ
ョブ処理方法であって、ジョブ処理サービスの処理要求
を受け付け、受け付けた処理要求のジョブ処理サービス
を提供する準備が整ったこと、あるいはもうすぐ整うこ
とを、該ジョブ処理サービスを提供する顧客が所持する
携帯端末に通知する、ことを特徴とするジョブ処理方法
である。
によれば、プリント・アウトなどのジョブ処理要求を発
行したときに、システムにより予測された待ち時間又は
順番が到来する予測時刻がジョブ要求元に通知されるの
で、要求元ユーザは、何時ごろ印刷物の回収に向かえば
よいかが見当が付くので、プリンタへ無駄足を運ぶ必要
がなくなる。また、待ち時間又は順番が到来する予測時
刻に応じて実際にプリント要求を依頼すべきか否かを判
断することができるので、長時間待たされるプリント・
アウトのために余分な料金を支払わなくて済む。
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
の実施例を詳解する。
の出力サービスを行うネットワーク・プリント・システム
の全体構成を模式的に示している。
には、コンピュータ可読データのようなデジタライズさ
れた情報コンテンツを可視的な画像情報として印刷用紙
上にプリント・アウトすることであるが、デジタル・コ
ンテンツすなわちコンピュータ可読形式のまま記録メデ
ィア上に保存することを含んでもよい。また、本発明に
係る情報出力サービスは、ネットワーク経由で接続され
た1台以上のプリンタ10によって具現化される。
ansmission Control Protocol/Internet Protocol)プ
ロトコルに従って各ホストが相互接続されたネットワー
クであり、インターネットのような広域ネットワークで
よい。TCP/IPネットワーク上では、HTTP(Hy
per Text Transfer Protocol)プロトコルによるハイパ
ーテキスト(HTML(Hyper Text Markup Language)
ドキュメント)の転送、FTP(File Transfer Protoc
ol)によるファイル転送、SMTP(Simple Mail Tran
sfer Protocol)プロトコルによるメール送信、IPP
(Internet Printing Protocol)によるクライアントか
らのプリント資源の指定、WWW(WorldWide Web)シ
ステムによる各種の情報検索サービスなどが可能であ
る。
ト・ジョブを実際に処理すなわちプリント出力すること
ができるn台のプリンタ10−1,10−2,…,10
−nと、HTMLドキュメントなどの情報資源をネット
ワーク上で公開する情報提供サーバ50と、印刷要求す
なわちプリント・ジョブを発行する1以上のクライアン
ト端末80,90とで構成される。
プリンタ10−1,10−2,10−3…の機能構成の
一例を模式的に示している。同図に示すように、印刷装
置は、中央制御部11と、ユーザ・インターフェース部
20と、画像データ記憶部12と、画像読み取り部13
と、画像形成部14と、印刷部15と、通信インターフ
ェース部16と、課金ユニット30とで構成される。
ステム(OS)の制御下で、プリンタ10内の各機能モ
ジュールの動作を統括的に制御する。
スプレイ又はタッチパネルなどの表示部21と、キーボ
ードやマウスなどの入力部22とで構成され、より好ま
しくは、グラフィカル・ユーザ・インターフェース(GU
I)機能を提供している。中央制御部11は、ユーザ・
インターフェース部22を介してユーザとの対話的な入
出力を行うことができる。
ネットワーク・インターフェース・カード(NIC)のよ
うなハードウェアと、通信プロトコル層ソフトウェアと
の組み合わせで構成される。中央制御部11は、通信イ
ンターフェース部16を介してインターネットなどの外
部ネットワークに接続され、ネットワーク上の他のホス
ト装置との間でデータ交換を行うことができる。データ
交換の手段としては、電子メールや、ファイル転送用の
一般的なプロトコルなどを利用することができる。ま
た、通信インターフェース部16は、一般電話回線など
を利用した音声ベースでのメッセージ通信機能を備えて
いてもよい。
ース部16及びネットワーク経由でクライアント端末8
0や情報提供サーバ40などからPDL(Page Descrip
tionLanguage)ファイルなどの印刷データを取得するた
めの機能モジュールである。中央制御部11には、外部
データ記憶装置としての画像データ記憶部12が接続さ
れており、画像読み取り部13において取得された印刷
データは画像データ記憶部12に一時的に格納(SPO
OL:Simultaneous Peripheral OperationOn-Line)さ
れる。
刷可能形式のデータを解釈して、各ページ毎の印刷イメ
ージを生成する機能モジュールである。生成された印刷
イメージは、印刷部15によって印刷用紙上に転写され
る。この場合の印刷条件は、クライアント端末80から
送出されるプリント・ジョブ中に書き込まれていてもよ
いし、あるいは、ユーザ・インターフェース部20を介
してユーザがプリンタ10に直接入力するようにしても
よい。
電子写真プロセス方式が採用される。電子写真プロセス
は、電子写真感光体に対する帯電、現像、クリーニング
の繰り返しで実現される。すなわち、感光体の表面を帯
電器によって一様に帯電させた後、画像データに従って
感光体表面を露光して静電潜像を形成し、現像器によっ
て静電潜像をトナー像とした後、所定の印刷用紙上にト
ナー像を転写する。その後、加熱溶融・圧着作用により
トナー像を印刷用紙上に定着して、画像形成装置の外に
排紙する。転写後の感光体表面は、残留トナーがクリー
ナによって除去された後、次の現像プロセスに利用され
る。
金ユニット30が装備されていてもよい。このような場
合、コンビニエンス・ストアや大学生協、ガソリン・スタ
ンド、高速道路のサービス・エリアなどの公共スペース
の無人環境下にプリンタ10を設置しておいても、プリ
ント・サービスに対する対価をサービス提供する度に、
課金ユニット30により逐次課金することができる。同
図に示す例では、課金ユニット30は、課金処理部32
と、料金徴収装置31と、課金テーブル33とで構成さ
れる。
求額の演算機能と、課金手続きに応じて印刷部15にお
ける印刷実行を許可する印刷制御機能を備えている。課
金テーブル33には、課金処理に必要な条件が格納され
ている。また、課金結果が課金テーブル33に書き込ま
れる。料金徴収装置31は、ユーザから徴収される料金
の管理を行なう装置であり、クレジット・カードによる
信用決済、プリペイド・カードによる精算、現金払い時
における投入金額の計数と蓄積などを行う。
ント要求を待ち行列に登録するとき、予約番号を発行す
るとき、プリント要求の実行のために他のユーザの割り
込み処理を禁止するとき、プリント実行するときなど
に、情報所津力サービスの利用料金を課金処理すること
ができる。
ットワーク経由で受信されたプリント・ジョブは、画像
データ記憶部12にスプールされてキュー(queu
e:待ち行列)管理される他、プリント実行の待ち時間
予測の通知や、プリント実行順の到来の通知など、ネッ
トワーク・プリントに関する付加的なサービスを要求元
ユーザに提供することができる。これらの処理は、中央
処理部11において所定のプログラム・コードを実行す
るという形式で実現されるが、その詳細については後述
に譲る。
・サービスに適用可能なクライアント端末の一例80
は、パーソナル・コンピュータ(PC)やワークステー
ション(WS)と呼ばれる、各種アプリケーションの実
行により多様な業務に適応した処理サービスを提供する
ことができる情報処理装置である。
成を模式的に図解している。同図に示すように、クライ
アント端末80は、制御部81と、ユーザ入力部82
と、表示部83と、通信インターフェース部84と、印
刷用ドキュメント生成部85と、メディア・ドライブ8
7とで構成される。
的に制御するメイン・コントローラであり、例えばCP
U(Central Processing Unit)チップで構成され、所
定のオペレーティング・システム(OS)の制御下で各
種アプリケーションを実行することができる。
マウスなどの入力装置で構成される。また、表示部83
は、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイやLCD
(Liquid Crystal Display)のような表示装置で構成さ
れ、ユーザ入力に応答した中央制御部81による演算結
果を視覚的にユーザにフィードバックする。
ットワーク・インターフェース・カード(NIC)並びに
通信プロトコル層ソフトウェアで構成され、このクライ
アント端末80をネットワーク経由で他の装置(例えば
プリンタ10や情報提供サーバ50など)と相互接続す
る。通信インターフェース部84によって、プリント・
ジョブのネットワーク転送を行う他、ネットワーク上の
他の装置とのメッセージ交換(例えば、プリンタ10側
からのネットワーク・プリント・サービスに関連するメ
ッセージの受信など)を行うことができる。
は、PSTN(Public Switched Telephone Network)
やISDN(Integrated Services Digital Network)
などの一般電話回線経由で伝送されるデータの変復調処
理を行うモデムであってもよい。このような場合、イン
ターネット上の所定のサービス・プロバイダ(ISP)
へのダイヤルアップに基づき、PPP(Point-to-point
protocol)接続を果たした後に、TCP/IP接続を
行うことができる。この結果、ネットワーク上のプリン
タ10との間で、電子メールやその他のデータ送受信
や、音声ベースでのHTTPメッセージやFTPメッセ
ージの交換を行うことができる。
10との間でプリント・ジョブや画像出力用の情報を交
換するとき、転送データに対して暗号化を適用すること
によって、伝送路上での出力情報のセキュリティを維持
することができる。
ば、OSが提供する実行環境下で動作するアプリケーシ
ョン・プログラムとして構成され、主として印刷用のド
キュメントを生成する。
al Versatile Disc)やCD(Compact Disc)などのリ
ムーバブル・メディアを装填して、そのデータ記録面に
アクセスしてデータを読み書きする装置である。印刷用
ドキュメント生成部85は、例えば、メディア・ドライ
ブ87上のリムーバブル・メディアから読み取ったドキ
ュメントを印刷用として利用することができる。また、
印刷ドキュメント生成部85において作成・編集された
アプリケーション・データや印刷データをリムーバブル
・メディア上に保存するようにしてもよい。あるいは、
ネットワーク経由で受信したデータを、印刷出力する代
わりにメディア上に記録するサービスを提供することが
できる。
のプリンタ10に対して、印刷用ドキュメントのプリン
ト・ジョブを発行する機能モジュールである。プリント・
ジョブは、ネットワーク接続部84を介してネットワー
ク上の所定のプリンタ10(あるいは、プリント・ジョ
ブをスプール可能なプリント・サーバやその他のサー
バ)に転送される。
末80は、プリンタ10(又は、プリント・ジョブをス
プール管理するプリント・サーバやその他のサーバな
ど)からは、プリント・ジョブを識別するための予約番
号を受け取ることができる。その後、クライアント・ユ
ーザは、この予約番号を基に、プリンタ10上でプリン
ト・アウトの指示を行ったり、ジョブ実行状況の問い合
わせを行うことができる。但し、クライアント端末80
とプリンタ10(又はプリント・サーバ)との協働的動
作については後に詳解する。
ト端末の他の例90は、携帯電話などのような、ケーブ
ル・レスの通信機能を備えるとともに、オフィス外に持
ち運んでモバイル環境下での使用に供される小型携帯端
末である。
能構成を模式的に図解している。同図に示すように、携
帯情報端末90は、中央制御部91と、表示部92と、
入力部93と、主記憶部94と、外部記憶部95と、通
信制御部97と、通信送受部98と、音声入出力部99
とで構成され、プリンタ10(又はプリント・サーバな
ど)との間では電子メールの送受信や音声ベースでのメ
ッセージ交換機能を備えている。以下、各部について説
明する。
全体の動作を統括的に制御するメイン・コントローラで
あり、例えばCPU(Central Processing Unit)で構
成され、オペレーティング・システム(OS)の制御下
で各種アプリケーション・プログラムを実行することが
できる。
ターフェースを提供する。入力部93は、英数字やかな
文字など複数のキャラクタやコマンドが多重に定義され
たキーやボタンで構成される。表示部92は、液晶表示
ディスプレイなどで構成され、入力部93を介したユー
ザ入力内容や中央制御部91における処理結果などをユ
ーザに視覚的にフィードバックする。
ログラムのロードや作業データの一時保持のために利用
する記憶装置である。
メモリ空間を割り当てられた記憶装置であり、例えば、
主記憶部94にロードすべきプログラム・コードやデー
タを保存したり、実行結果を保存するために使用され
る。外部記憶装置95は、例えば不揮発性RAM(Rand
om Access Memory)などで構成される。
線モデムであり、PDC(PersonalDigital Cellular)
やPHS(Personal Handyphone System)などの無線電
話網を経てインターネットなどの広域ネットワークとの
接続を実現する機能モジュールである。
電話基地局が提供するサービスにより、インターネット
への接続を果たすことができる。この結果、ネットワー
ク上のプリンタ10との間で、電子メールやその他のデ
ータ送受信や、HTTPメッセージやFTPメッセージ
の交換、あるいは音声ベースでのメッセージ交換を行う
ことができる。
10との間でプリント・ジョブや画像出力用の情報を交
換するとき、転送データに対して暗号化を適用すること
によって、伝送路上での出力情報のセキュリティを維持
することができる。
外の通信手段により、プリンタ10などの外部装置とデ
ータ通信を行う機能モジュールである。
は、例えばIrDA(Infrared Data Association)の
ような赤外線通信、bluetoothのような近距離
無線データ通信、RS(Recommended Standard)−23
2Cのようなシリアル・インターフェース、IEEE(I
nstitute of Electrical and Electronics Engineers)
1284のようなパラレル・インターフェース、USB
(Universal Serial Bus)のような汎用バス・インター
フェースなどでよい。
フォンの組み合わせで構成され、クライアント端末90
のユーザからの音声入力並びユーザへの音声出力を行う
機能モジュールである。
例えば、パーソナル・コンピュータ(PC)やワークス
テーション(WS)と呼ばれる汎用的な処理を行う情報
処理装置に対して、WWWサーバなど所定のサーバ・ア
プリケーションを導入することによって構成される。情
報提供サーバ50の構成や情報提供の仕組み自体は本発
明の要旨に直接関連しないので、ここでは説明を省略す
る。
ば、コンビニエンス・ストアや大学生協、ガソリン・ス
タンド、高速道路のサービス・エリアなど、公共の場所
に無人環境下で設置されて利用に供される。更に言え
ば、本実施形態に係るプリンタ10は、不特定多数のユ
ーザから、ネットワーク経由でプリント・ジョブを受け
付けて、有料でプリント出力する「ネットワーク・プリ
ント・サービス」を提供する。
したときには、プリント・ジョブをスプールするととも
に、スプール内でプリント・ジョブを識別可能な予約I
Dを発行してこれを要求元ユーザに返す。その後、ユー
ザは、プリンタ10の設置場所に向かい、プリンタ10
のユーザ・インターフェース部20を介して予約IDを
入力することによって、プリント・ジョブの実行をプリ
ンタ10上で直接指示することができる。
・サービスにおいてとりわけ特徴的なのは、プリント実
行の予測時刻の通知や、プリント実行順の到来の通知な
ど、ネットワーク・プリントに関する付加的なサービス
を要求元ユーザに提供することができる点にある。
リント実行順の到来の通知を行うことにより、要求元ユ
ーザは、印刷物の回収時期すなわちプリンタ10の設置
場所に向かうべき時期を知ることができ、コンビニエン
ス・ストアなどプリンタ10の設置場所に無駄足を踏む
ような危険を排除することができる。
受け付けられたプリント・ジョブの処理量やデータの予
想ダウンロード時間、予想デコンポーズ時間などを基に
して計算することができる。また、新規に受け付けたプ
リント・ジョブを待ち行列に登録する際に、優先順位を
付与するなどして(例えば、他のプリント・ジョブの割
り込みを許容するかなど)、各プリント要求毎に与えら
れた優先順位に従ってプリントサービス料金を差別化す
ることができる。
よるネットワーク・プリント・サービスの処理動作につ
いて説明する。
ブを受け付けたときに行う処理手順をフローチャートの
形式で示している。この処理手順は、実際には、中央制
御部11が所定のプログラム・コードを実行するという
形式で実現される。本実施形態におけるプリント・ジョ
ブ受け付け処理は、プリント・ジョブの実行までの待ち
時間をプリント要求元クライアントに通知するという点
に特徴がある。以下、このフローチャートに従って、プ
リント・ジョブの受け付け処理手順について説明する。
90からネットワーク経由でプリント・ジョブを受信す
ると(ステップS1)、このプリント・ジョブを実行す
るまでの待ち時間又は順番到来時刻を予測する(ステッ
プS2)。プリント・ジョブの待ち時間は、例えば、受
付中のジョブの処理量や、データの予想ダウンロード時
間、予想デコンポーズ時間などを基にして計算すること
ができる。
コントロール・パネルなどプリンタ10のユーザ・イン
ターフェース部20を介してプリントの予約を行えるよ
うにしてもよい。
ジョブを発行する形式は特に限定されない。例えば、T
CP/IPプロトコルに従い、HTTP、FTPなどの
リクエスト・メッセージであってもよいし、電子メール
の形式であってもよい。また、携帯電話などのクライア
ント端末80/90側から、プリント出力したい情報資
源の所在を記述したURL(Uniform Resource Locato
r)を送信して、これを基にプリンタ10側で該当する
情報提供サーバ50から情報資源をプリント・データと
してダウンロードするようにしてもよい。
は、要求元のクライアント端末80/90に通知され
(ステップS3)、発行したプリント・ジョブを実際に
プリント出力すべきか否かをクライアント端末80/9
0側に確認依頼する(ステップS4)。
知、並びにプリント出力の確認は、HTTPやFTPな
どのメッセージ形式で行ってもよいし、電子メール形式
で行ってもよい。あるいは、クライアント端末90の携
帯電話機能を用いて、音声ベースで通知並びに確認を行
うようにしてもよい。
ト出力の確認が得られなかった場合には、後続の処理を
すべてスキップして、本処理ルーチン全体を終了する。
プリント出力の確認が得られた場合には、受け付けたプ
リント・ジョブに対して処理サービスを提供する順番又
は時間を決定して、待ち行列への登録を行う(ステップ
S6)。ここで、待ち行列の最後尾に新しいプリント・
ジョブを登録することも、順番決定の一例であることは
言うまでもない。また、受付した順番に拘わらず、ある
プリント・ジョブに対して優先的な順番を付与するよう
にしてもよい。優先的な順番は、例えば割り込み処理を
かけることによっても実現される。
ント端末80/90側に送り返す(ステップS7)。こ
のとき、プリント・ジョブに対して決定された処理の順
番又は時間に関する情報を、予約IDとともに通知する
ようにしてもよい。ここで言う順番に関する情報とは、
例えば、当日受け付けたプリント・ジョブ処理サービス
の通し番号であってもよい。また、時間に関する情報と
は、例えば、待ち時間や予想到来時刻などである。
外の手段によりプリント要求を受け付けた場合、例え
ば、コントロール・パネルなどのユーザ・インターフェ
ース部20から直接プリント要求を受け付けた場合に
は、予約IDや決定された順番又は時間又は時間などの
情報をプリント・アウトして、要求元ユーザに直接渡す
ようにしてもよい。
一意に識別可能な識別情報である。例えば、クライアン
ト・ユーザは、プリンタ10のユーザ・インターフェー
ス部20で予約IDを入力することによって、自分のプ
リント・ジョブを取り出すことができる。予約IDをク
ライアント端末80/90側に送信する形式は特に限定
されない。
するときには、既に要求元クライアントからプリント出
力する旨のコミットメントが得られていると推定される
ので、課金ユニット30は、ネットワーク・プリント・
サービスの利用料金又はその一部を待ち行列登録時に課
金するようにしてもよい。
IFO)形式で構成される。本実施形態では、プリント
出力する優先順位の異なる複数の待ち行列を用意してお
いてもよい。そして、プリント出力の有無を確認するス
テップS4において、クライアント端末80/90側に
希望する優先順位を指定させるようにしてもよい。この
ような場合、課金ユニット30は、指定された優先順位
に応じてネットワーク・プリント・サービスの利用料金
を調整するようにしてもよい(例えば、高い優性順位が
指定された場合には利用料金を割増し、低い優先順位が
指定された場合には利用料金を割引する)。
・ジョブを実行するときの処理手順をフローチャートの
形式で示している。この処理手順は、実際には、中央制
御部11が所定のプログラム・コードを実行するという
形式で実現される。本実施形態におけるプリント・ジョ
ブ実行処理は、プリント・ジョブ実行の順番が到来した
ことをプリント要求元のクライアント端末に通知すると
いう点にとりわけ特徴がある。以下、このフローチャー
トに従って、プリント・ジョブ実行処理手順について説
明する。
先順位が最も高いプリント・ジョブが取り出されて(ス
テップS11)、これに該当する要求元のクライアント
端末80/90に対してプリント実行の順番が到来した
旨の通知を行う(ステップS12)。
到来の通知を行う形式は特に限定されない。例えば、T
CP/IPプロトコルに従い、HTTP、FTPなどの
リクエスト・メッセージであってもよいし、電子メール
の形式であってもよい。クライアント端末80/90が
携帯電話機能を備えている場合には、電話のコールによ
って通知するようにしてもよい。また、クライアント端
末80/90側では、この順番到来の通知に対して特定
の着信音を割り当てておくことにより、ユーザは順番到
来を容易に理解することができる。
ザのプリント・ジョブ実行のために、他ユーザによる割
り込み処理を禁止する(ステップS13)。例えば、プ
リンタ10が設置された店舗を訪ねた顧客が要求するコ
ピー・サービスの割り込みを認めると、クライアントが
把握できない事情によりプリント・ジョブの実行が遅延
してしまうことになるので、コピー・サービスにより割
り込みを禁止する。
して、特定のクライアント・ユーザがプリンタ10の資
源を専有することになる。したがって、課金ユニット3
0は、この割り込み処理を禁止すると同じ時期に、クラ
イアント・ユーザに対するネットワーク・プリント・サ
ービス利用料金又はその一部の課金処理を行うようにし
てもよい。
ーザは、プリンタ10の設置場所に向かい、プリンタ1
0に対して、既に受け取っている予約IDを入力する
(ステップS14)。
特に問われない。例えば、プリンタ10のユーザ・イン
ターフェース部20を介して予約IDをマニュアル入力
するようにしてもよい。また、ユーザが携行するクライ
アント端末80/90が携帯電話などの通信機能を備え
ている場合には、クライアント端末80/90からプリ
ンタ10に対して電話をコールしたり、メッセージ又は
電子メールを送信することにより、予約IDを渡すよう
にしてもよい。また、図示しないが予約IDを担持する
非接触ICカードなどの媒体をクライアント・ユーザが
携行している場合、いわゆる電磁授受方式により予約I
Dをプリンタ10側に通知するようにしてもよい。
り入力された予約IDによりプリント・ジョブを照合し
て、印刷部15にてプリント実行を行う。未収のネット
ワーク・プリント・サービス利用料金が残っている場合
には、課金ユニット30はその場に居合わせたクライア
ント・ユーザに対して、プリント実行前又はプリント実
行直後に、課金処理するようにしてもよい。
ト・ユーザは、プリンタ10の前でいたずらに待たされ
ることなく、自分の印刷物を受け取ることができる。ま
た、予測された待ち時間の通知に基づいて行動すること
ができるので、印刷物を回収せずに放置されたままの状
態にさらすこともなくなり、印刷情報のセキュリティを
守ることもできる。
・プリント・システムにおいて、各機器間で行われるデ
ータ交換の流れを示している。以下、この図に従って、
本実施形態に係るネットワーク・プリント・サービスに
ついて説明する。
ザがクライアント端末90上からプリント要求を発行す
る。勿論、端末を所持しないクライアント・ユーザは、
プリンタ10のコントロール・パネルなどのユーザ・イ
ンターフェース部20を介して直接プリント要求すなわ
ち予約を行うようにしてもよい。
て、プリント実行までの待ち時間又は順番到来時刻を予
測して、その算出結果をクライアント端末90に送り返
す。
待ち時間又は順番到来時刻を基にして、そのままプリン
ト要求を行うべきか否かを確認する。プリンタ10側で
は、確認結果を待ってから、ジョブ処理サービスを提供
する順番又は時間を決定してからプリント要求を待ち行
列に登録する。待ち行列の最後に新たなプリント・ジョ
ブを投入することも、順番決定の一例である。また、あ
るプリント・ジョブに対して優先的な順番を与えるよう
にしてもよい。優先的な順番は、例えば割り込み処理を
行うことによって実現される。
はネットワーク・プリント・サービス提供事業者)は、
クライアント・ユーザに対してサービス利用代金又はそ
の一部を課金処理する。また、プリンタ10は、待ち行
列に登録したプリント要求の予約IDを発行して、これ
を要求元クライアントに送信する。プリンタ10は、予
約IDとともに、決定された順番又は時間に関する情報
を併せて通知するようにしてもよい。順番に関する情報
は、例えば当日受け付けたジョブ処理サービスの通し番
号である。また、時間に関する情報は待ち時間や順番到
来時刻などである。
ら順次プリント要求を取り出して、これをプリント実行
する。待ち行列からプリント要求を取り出したとき、そ
の要求元に対しては、順番到来の通知を行う。また、こ
の通知と同時に、プリント要求が他の処理のために遅延
しないように、他のユーザによる割り込み処理を禁止す
る。例えば、プリンタ10が設置された店舗を訪ねた顧
客が要求するコピー・サービスの割り込みを認めると、
クライアントが把握できない事情によりプリント・ジョ
ブの実行が遅延してしまうことになるので、コピー・サ
ービスにより割り込みを禁止する。プリンタ10を割り
込み禁止状態にする際、割り込み禁止というサービスに
関し、要求元クライアントに対して課金処理するように
してもよい。
受け取ることによって、自分がしたプリント要求が実行
される時期を知ることができる。そして、プリンタ10
の設置場所に向かい、既に受け取っている予約IDをプ
リンタ10に入力する。予約IDの入力は、プリンタ1
0上のコントロール・パネルを介して直接行ってもよい
し、クライアント端末90上から予約IDを送信するよ
うにしてもよい。
該当するプリント要求の実行を行う。但し、プリント実
行に先立ち(あるいは、プリント実行終了後に)、未収
のまま残っているサービス料金を課金処理するようにし
てもよい。
リント・データ又はその一部のデータのネットワーク上
での所在を示したURLを含む場合には、該当するプリ
ント・データ又はその一部のデータをネットワーク経由
で取得してからプリント実行する。
の割り込みは禁止されるが(例えば図6のステップS1
3)、逆にコピー・サービスをプリント・サービスより
も優先的な順番でサービス提供するようにしてもよい。
このような場合、店舗のコピー機などに訪れたユーザ
は、遠隔地からのプリント・ジョブの有無に拘わらず優
先的にコピー・サービスを受けることができるので、利
便性が高まるので、店舗への顧客吸引力も増す。
ら、本発明について詳解してきた。しかしながら、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や
代用を成し得ることは自明である。すなわち、例示とい
う形態で本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈
されるべきではない。本発明の要旨を判断するために
は、冒頭に記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきで
ある。
携帯電話などの通信機能を持つ携帯端末を持ち運ぶユー
ザが携帯端末上から発行した情報記録要求を好適に処理
することができる。
で情報記録要求を発行したときに、要求元ユーザは印刷
物などの情報記録結果を効率的に受け取ることができ
る。
を行うネットワーク・プリント・システムの全体構成を模
式的に示した図である。
機能構成の一例を模式的に示した図である。
した図である。
した図である。
ときに行う処理手順を示したフローチャートである。
きの処理手順を示したフローチャートである。
ステムにおいて、各機器間で行われるデータ交換の流れ
を示したチャートである。
Claims (9)
- 【請求項1】携帯端末を所持する顧客に対してジョブ処
理サービスを提供するジョブ処理装置において、 ジョブ処理サービスの処理要求を受け付け、 受け付けた処理要求のジョブ処理サービスを提供する準
備が整ったこと、又は、もうすぐ整うことを、該ジョブ
処理サービスを要求する顧客が所持する携帯端末に通知
する、ことを特徴とするジョブ処理装置。 - 【請求項2】携帯端末に通知することに対応して、他の
ジョブ処理サービスにおける少なくとも一部の処理実行
を禁止するように制御する、ことを特徴とする請求項1
に記載のジョブ処理装置。 - 【請求項3】他のジョブ処理サービスの処理実行を禁止
するように制御するのは一定時間である、ことを特徴と
する請求項2に記載のジョブ処理装置。 - 【請求項4】受け付けた処理要求のジョブ処理サービス
を提供する順番又は時間を決定し、 決定された順番又は時間に関する情報を、該処理要求を
受け付けた顧客に対して通知する、ことを特徴とする請
求項1に記載のジョブ処理装置。 - 【請求項5】受け付けた処理要求のジョブ処理サービス
に係る料金を算出し、 算出された料金情報を、該処理要求を受け付けた顧客に
対して通知する、ことを特徴とする請求項1に記載のジ
ョブ処理装置。 - 【請求項6】処理要求の受け付けを携帯端末から行う、
ことを特徴とする請求項1に記載のジョブ処理装置。 - 【請求項7】要求されたジョブ処理サービスの内容がコ
ピー・サービスの場合、プリント・サービスよりも優先
的な順番でサービスを提供する、ことを特徴とする請求
項1に記載のジョブ処理装置。 - 【請求項8】処理要求の受け付けは、携帯端末又は携帯
端末と異なる受付手段から受け付け、 受け付けた処理要求のジョブ処理サービスを提供する順
番又は時間を決定し、 前記受付手段から処理要求を受け付けた場合は、決定さ
れた順番又は時間に関する情報をプリント手段によりプ
リントして、該処理要求を受け付けた顧客に対して通知
する、ことを特徴とする請求項1に記載のジョブ処理装
置。 - 【請求項9】携帯端末を所持する顧客に対してジョブ処
理サービスを提供するジョブ処理方法であって、 ジョブ処理サービスの処理要求を受け付け、 受け付けた処理要求のジョブ処理サービスを提供する準
備が整ったこと、あるいはもうすぐ整うことを、該ジョ
ブ処理サービスを提供する顧客が所持する携帯端末に通
知する、ことを特徴とするジョブ処理方法。
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