JP7183751B2 - 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム及び情報処理プログラム Download PDF

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本発明は、情報処理装置、情報処理システム及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、ネットワークに接続された複数の画像出力装置、クライアント、携帯機器、プリントサーバとを有する文書印刷システムにおいて、前記プリントサーバーは、前記クライアントから出力された印刷データを蓄積する記憶装置と、前記携帯機器と通信を行うための第1の通信手段と、前記画像出力装置と通信を行うための第2の通信手段とを有し、前記携帯機器は、前記プリントサーバーと通信する第3の通信手段と、前記画像出力装置と通信を行うためのBlue Tooth(登録商標)通信手段とを有し、前記画像出力装置は、プリントエンジンとBlue Tooth通信方式により前記携帯機器及び前記画像出力装置との通信を行うための無線ポート及び無線通信プロトコル処理部とを有し、前記携帯機器は、前記第3の通信手段を用いて、前記印刷データのファイルのポインタを取得し、前記携帯機器は、前記Blue Tooth通信手段を用いて、利用可能な画像出力装置を検出し、該利用可能な画像出力装置に、前記印刷データのポインタを転送し、前記画像出力装置は、前記携帯機器から転送された前記印刷データのポインタに基づいて前記プリントサーバーの前記記憶装置に蓄積された印刷データの転送を要求し、前記プリントサーバーから転送された前記印刷データの印刷を行うことが開示されている。
特許文献2には、順番待ちをする顧客が、自分が呼び出されていることを容易に認識することができる順番管理システム等を提供することを課題とし、顧客の順番待ちを管理する順番管理システムであって、顧客から順番待ちの入力操作を受け付ける受付端末と、施設における順番待ち状況に対する変更操作を受け付ける順番管理端末と、施設における顧客の順番待ち状況を表示する表示端末と、受付端末、順番管理端末および表示端末の各々と通信ネットワークを介して接続され、受付端末が受け付けた入力操作と、順番管理端末が受け付けた変更操作とに基づいて、施設における順番待ち状況を管理し、表示端末に順番待ち状況を表示させる順番管理サーバーと、順番管理サーバーと通信ネットワークを介して接続される通知手段を備え、通知手段は、順番が到来した顧客の携帯端末が、当該通知手段から所定の範囲内にあるとき、顧客の順番が到来した旨を音声で通知することが開示されている。
特許文献3には、外出先等での画像形成装置の印刷機能の利用を容易にすることを課題とし、画像形成装置は、ユーザー端末と近距離の無線通信する近距離無線通信手段を備え、近距離無線通信手段によって通信が確立したユーザー端末の端末情報を取得し、ユーザー端末がさらに画像形成装置に接近し、所定の距離内に近接したことを検知する近接検知手段も備え、そして近接検知手段がユーザー端末の近接を検知したときに、その端末の所持者を画像形成装置のユーザーであると認識し、端末内の文書を印刷させるための操作ボタンを操作受付手段(操作パネル)の操作メニューに追加し、このときの操作メニューには、ユーザー端末を識別していることを示すために、ユーザー端末の画像のアイコンやユーザーが付けた端末の名称等が表示されることが開示されている。
特許第4090191号公報 特許第6055944号公報 特開2016-155270号公報
例えば、店舗に設置した画像形成装置に印刷させる文書をサーバーに予め登録しておき、ユーザーがその店舗に行ったときに、ユーザーの操作にしたがって、その文書を画像形成装置に印刷させるサービスがある。この場合、画像形成装置を使用するのに、順番待ちすることがある。順番待ちの方法としては、画像形成装置の前に列をなして並ぶほか、ユーザーからの要求に基づき装置を使用するための順番を示す番号券を発行し、順番が来たら画像形成装置を使用させる方法が知られている。この方法では、ユーザーは、店舗にて番号券を発行するという積極的な行為が必要となっている。
本発明は、予め登録した情報を処理する機器を使用するにあたって、ユーザーに積極的な予約行為を行わせることなく、その機器を使用するための予約を行うことができる情報処理装置、情報処理システム及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。なお、以下の「請求項」とあるのは、出願当初の請求項である。
請求項1の発明は、携帯端末が機器に対し一定距離内に近づいた場合に、該機器での処理対象となる情報を示す識別情報を該携帯端末から受け取る受取手段と、前記機器における順番待ちとして前記処理対象を登録する登録手段を有する情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記機器における前記処理対象の順番又は待機時間を前記携帯端末に通知する通知手段をさらに有する請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記通知手段は、前記識別情報で示される処理対象が処理可能となった場合に、前記携帯端末に通知する、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記処理対象が処理可能となった旨の通知後に、前記携帯端末と近距離無線通信を行って、前記機器を使用できるようにする、請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、前記近距離無線通信によって前記携帯端末から第2識別情報を受け取り、前記識別情報と該第2識別情報が合致する場合は、前記機器を使用できるようにする、請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、前記通知手段は、前記待機時間は、それまでに受け取った識別情報が示す処理対象の前記機器における処理時間を用いて通知する、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項7の発明は、前記処理時間を算出する算出手段を本情報処理装置が有する、又は、前記処理対象を記憶しているサーバーによって算出された処理時間を受信する受信手段を本情報処理装置が有する、請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項8の発明は、携帯端末を有していないユーザーによって前記機器が予約された場合は、該ユーザーによる処理時間を予め定められた時間として前記処理時間を算出する、請求項7に記載の情報処理装置である。
請求項9の発明は、前記受取手段は、前記通知の返信として、前記携帯端末から解除の指示を受け付け、前記機器における前記識別情報により示される処理対象の処理を解除する解除手段をさらに有する請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項10の発明は、前記通知手段による通知を行った後の予め定められた期間内に、前記機器に対しての処理指示がなかった場合は、通知を行った前記処理対象の処理を解除する、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項11の発明は、請求項1に記載の情報処理装置と携帯端末を有し、前記携帯端末は、前記処理対象となる情報と予約時刻を登録する登録手段と、前記機器と通信可能になった場合に、該機器での処理対象となる情報を示す識別情報を送信する送信手段を有し、前記送信手段は、前記予約時刻前に、前記機器と通信可能になった場合は、前記識別情報を前記機器に送信しない、情報処理システムである。
請求項12の発明は、前記携帯端末は、前記処理対象を登録した後に、他のユーザーに他の識別情報を渡すように依頼する依頼手段と、前記依頼の後に、前記携帯端末が有している識別情報を破棄する破棄手段をさらに有する請求項11に記載の情報処理システムである。
請求項13の発明は、コンピュータを、携帯端末が機器に対し一定距離内に近づいた場合に、該機器での処理対象となる情報を示す識別情報を該携帯端末から受け取る受取手段と、前記機器における順番待ちとして前記処理対象を登録する登録手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、予め登録した情報を処理する機器を使用するにあたって、ユーザーに積極的な予約行為を行わせることなく、その機器を使用するための予約を行うことができる。
請求項2の情報処理装置によれば、ユーザーは、機器を使用するための順番又は待機時間を知ることができる。
請求項3の情報処理装置によれば、ユーザーは、処理対象が処理可能となったことを知ることができる。
請求項4の情報処理装置によれば、ユーザーは、携帯端末を用いて機器を使用することができるようになる。
請求項5の情報処理装置によれば、予約順番でないユーザーが、機器を使用することを防ぐことができる。
請求項6の情報処理装置によれば、待機時間として、それまでに受け取った識別情報が示す処理対象の機器における処理時間を用いて通知することができる。
請求項7の情報処理装置によれば、処理時間を算出するのに、本情報処理装置又はサーバーを用いることができる。
請求項8の情報処理装置によれば、携帯端末を有していないユーザーによって機器が予約された場合であっても、処理時間を算出することができる。
請求項9の情報処理装置によれば、ユーザーは、処理対象の処理を解除することができる。
請求項10の情報処理装置によれば、通知を行ったにもかかわらず、機器への処理指示がなかった場合は、処理対象の処理を解除することができる。
請求項11の情報処理システムによれば、ユーザーの携帯端末が、予定時刻前に、機器と通信可能になった場合であっても、無駄な通信を防ぐことができる。
請求項12の情報処理システムによれば、ユーザーは、他のユーザーに処理を依頼することができる。
請求項13の情報処理プログラムによれば、予め登録した情報を処理する機器を使用するにあたって、ユーザーに積極的な予約行為を行わせることなく、その機器を使用するための予約を行うことができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 情報処理装置、携帯端末、ネットプリントサーバーによるシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 ネットプリント管理テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 順番待ちテーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 文書印刷予約テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 発券装置を有している画像処理装置の説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係、ログイン等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。また、「A、B、C」等のように事物を列挙した場合は、断りがない限り例示列挙であり、その1つのみを選んでいる場合(例えば、Aのみ)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスクドライブ、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置100は、予め登録した情報を処理する機器を使用するにあたって、その機器を使用するための予約を行うことができる機能を有しており、図1の例に示すように、携帯端末通信モジュール105、近距離無線通信モジュール110、サーバー通信モジュール115、制御モジュール120を有している。
例えば、「予め登録した情報」として印刷する文書があり、「情報を処理する機器」としてその文書を印刷(プリント)する機能を有する画像形成装置等がある。また、「予め登録した情報」は、情報処理装置100以外の機器(例えば、後述するネットプリントサーバー270等)に登録したものであってもよいし、機器に登録したものであってもよいし、情報処理装置100に登録したものであってもよい。
なお、「予め登録した情報」として「印刷する文書」に限定するものでなく、機器によって処理可能な情報であればよい。例えば、「ファックス送信する文書」、「編集する文書」等であってもよいし、音声、動画等の情報であってもよい。また、「情報を処理する機器」として「文書を印刷する機器」に限定するものでなく、使用者が限定された者ではなく、複数人の使用者がいる場合があり、その場合に順番待ちが発生する機器であればよい。例えば、「ファックス送信する機器」、パソコン等であってもよいし、スピーカー、VR(Virtual Reality)機器等であってもよい。特に、店舗等の施設に設置されており、不特定のユーザー(使用する際は一人、複数人である場合も含む)によって使用可能な機器であることが望ましい。
携帯端末通信モジュール105は、携帯端末が機器に対し一定距離内に近づいた場合に、その機器での処理対象となる情報を示す識別情報をその携帯端末から受け取る。携帯端末通信モジュール105は、携帯端末と無線通信可能な通信手段であって、具体的には、Wi-Fi、Bluetooth((登録商標)、ブルートゥース(登録商標))等の通信手段である。
ここで「携帯端末」は、ユーザーが所持している機器であって、少なくとも情報処理装置100と無線通信可能である。なお、携帯端末として、例えば、携帯電話(スマートフォンを含む)、スマートウォッチ等のウェアラブルコンピュータ等が該当する。
また「機器」として、複数人のユーザーによって使用することができるものであって、例えば、画像形成装置(図2の例に示す画像処理装置200)等の事務機器、家電機器、ロボット等がある。特に、画像形成装置の場合は、店舗(図2の例に示す店舗250)に設置されているようなものであってもよい。この場合、ユーザーは、画像形成装置を使用できるようになるまでの待機時間に、店舗で買い物をすることができる。また、情報処理装置100は、機器に内蔵されていてもよいし、別体であってもよい。
また「一定距離」として、例えば、無線通信の規格によって定められている距離、又は、その無線通信の規格に準拠した距離が該当する。また、実際に情報処理装置100と携帯端末とが通信可能となる距離等を用いればよい。なお、機器と携帯端末との適合性等に応じて、この一定距離は異なっていてもよい。つまり、個々の具体的な機器と携帯端末のいわゆる相性又は設置環境等が異なるため、常に定められた距離を示すものではない。
また「処理対象となる情報」として、例えば、印刷対象である文書がある。文書(ファイルとも言われる)とは、テキストデータ、数値データ、図形データ、画像データ、動画データ、音声データ等、又はこれらの組み合わせであり、記憶、編集及び検索等の対象となり、システム又は利用者間で個別の単位として交換できるものをいい、これらに類似するものを含む。具体的には、文書は、文書作成プログラム(いわゆるワープロソフト)によって作成された文書、画像読取装置(スキャナー等)で読み込まれた画像、Webページ等を含む。
以下、例示して説明する場合は、画像形成装置で文書を印刷する処理を用いる。
近距離無線通信モジュール110は、携帯端末と近距離無線通信を行う。
ここで「近距離無線通信」として、例えば、NFC(Near Field Communication)等がある。具体的には、機器のNFC通信機器上に携帯端末を載せ、通信するようにしてもよい。
サーバー通信モジュール115は、機器での処理対象となる情報が登録されたサーバー(例えば、図2で後述するネットプリントサーバー270)との通信を行う。例えば、そのサーバーから処理対象となる情報を受信する。
制御モジュール120は、順番待登録モジュール125、通知モジュール130、処理時間算出モジュール135、処理制御モジュール140を有している。制御モジュール120は、機器を使用するための予約を行い、機器における処理の制御を行う。
順番待登録モジュール125は、機器における処理の順番待ちとして処理対象を登録する。
ここで「機器における処理の順番待ちとして処理対象を登録する」ことの具体例として、処理対象を順序つけて格納するリストの最後に対象とする処理対象を登録するようにしてもよい。このリストは、一般的にFIFO(First In, First Out、キューとも言われる)を用いればよい。
通知モジュール130は、機器における処理対象の順番又は待機時間を携帯端末に通知する。
もちろんのことながら、携帯端末に通知するのは、「機器における処理対象の順番(いわゆる処理順位)」、「機器における処理対象の待機時間(いわゆる待ち時間)」のいずれか一方又は両方であってもよい。
また、通知モジュール130は、識別情報で示される処理対象が処理可能となった場合に、携帯端末に通知するようにしてもよい。
また、通知モジュール130は、待機時間は、それまでに受け取った識別情報が示す処理対象の機器における処理時間を用いて通知するようにしてもよい。
ここで「それまでに受け取った識別情報」とは、予約したユーザー(対象としているユーザー)よりも前に、他のユーザーによって予約に用いられた識別情報の意味である。具体例として、ユーザーよりも先に入店して携帯端末によって処理の予約が行われた識別情報が該当する。
処理時間算出モジュール135は、処理時間を算出する。処理時間算出モジュール135は、自ら処理時間を算出してもよいし、処理対象を記憶しているサーバーによって算出された処理時間を受信することによって、処理時間を算出するようにしてもよい。
また、処理時間算出モジュール135は、携帯端末を有していないユーザーによって機器が予約された場合は、そのユーザーによる処理時間を予め定められた時間として処理時間を算出するようにしてもよい。機器の予約として、処理対象となる情報をサーバーに登録して予約する方法の他に、機器から直接に予約票を取得する方法がある。この機器から直接に予約票が取得された後に、処理対象となる情報をサーバーに登録したユーザーが機器に対し一定距離内に近づいた場合は、予約票を取得したユーザーによる処理対象は不明であるので、待機時間も本来は不明となる。そこで、そのようなユーザーによる処理の場合は、予め定められた時間を処理時間として、待機時間を算出する。予め定められた時間として、例えば、実際に機器を用いた処理時間の統計データ(平均値、最頻値、中央値等)を用いて算出してもよい。
処理制御モジュール140は、処理対象が処理可能となった旨の通知後に、携帯端末と近距離無線通信モジュール110との近距離無線通信を行って、機器を使用できるようにする。
また、処理制御モジュール140は、近距離無線通信によって携帯端末から第2識別情報を受け取り、識別情報とその第2識別情報が合致する場合は、機器を使用できるようにしてもよい。
また、携帯端末通信モジュール105が通知の返信として、携帯端末から解除の指示を受け付けた場合、処理制御モジュール140は、機器における識別情報により示される処理対象の処理を解除するようにしてもよい。
また、処理制御モジュール140は、通知モジュール130による通知を行った後の予め定められた期間内に、機器に対しての処理指示がなかった場合は、通知を行った処理対象の処理を解除するようにしてもよい。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
店舗250内には、画像処理装置200が設置されており、ユーザー210A、ユーザー210Bが入店している。画像処理装置200は、情報処理装置100を有している。店舗250として、例えば、コンビニエンスストア等が該当する。なお、画像処理装置200は、複数人のユーザー210によって使用可能な環境に設置されていればよい。例えば、空港のロビー、事務所内に設置されていてもよい。また、画像処理装置200として、例えば、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)等がある。
ユーザー210Aは、携帯端末220Aを所持している。ユーザー210Bは、携帯端末220Bを所持している。
画像処理装置200の情報処理装置100と携帯端末220A、携帯端末220Bは、無線通信回線を介して接続されている。つまり、携帯端末220が画像処理装置200に対し一定距離内に近づいた場合に該当する。
また、ユーザー210Cが所持している携帯端末220Cとネットプリントサーバー270は、通信回線290を介してそれぞれ接続されており、店舗250内に設置されている画像処理装置200の情報処理装置100とネットプリントサーバー270は、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。
また、ネットプリントサーバー270には、予め(店舗250に入店する前に)印刷対象の文書が登録される。この登録は、ユーザー210が携帯端末220を用いて行ってもよいし、他のパソコン等によって行われてもよい。ただし、他のパソコン等で行われた場合は、ネットプリントサーバー270から送信された「処理対象となる情報を示す識別情報」を携帯端末220に転送しておく必要がある。なお、携帯端末220に識別情報を転送するのに、パソコン等から携帯端末220に送信するようにしてもよいし、ユーザー210が識別情報を手動で入力するようにしてもよい。
また、ネットプリントサーバー270による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
ユーザー210は、携帯端末220を用いて、印刷対象である文書をネットプリントサーバー270に登録する。
例えば、その後、ユーザー210Aが、携帯端末220Aを所持して店舗250に入店する。ユーザー210Aは、画像処理装置200又は携帯端末220Aに対して積極的な操作(いわゆる順番待ち登録)を行うことなく、画像処理装置200の使用(既にネットプリントサーバー270に登録した文書の印刷処理)の順番待ちに登録される。
さらに、その後、ユーザー210Bが、携帯端末220Bを所持して店舗250に入店した場合、ユーザー210Bよりも先にユーザー210Aが入店しているので、ユーザー210Aの後に順番待ちに登録される。つまり、画像処理装置200でユーザー210Aの文書の印刷が終了した後に、ユーザー210Bの携帯端末220Bに処理できる旨の通知が行われる。なお、順番待ちしているユーザー210Bは、処理対象の順番又は待機時間が携帯端末220Bに通知されているので、それまで店舗250で買い物をしていてもよい。
図3は、情報処理装置100、携帯端末220、ネットプリントサーバー270によるシステム構成例を示す説明図である。
画像処理装置200は、情報処理装置100、画像処理モジュール300を有しており、携帯端末220、ネットプリントサーバー270と通信可能である。
画像処理モジュール300は、文書の印刷(プリント)、文書の複製(コピー)、文書の読み込み(スキャン)、文書の送信(ファックス)等の処理を行う。
情報処理装置100は、画像処理モジュール300を制御して、文書の印刷等の処理を行わせる。
携帯端末220は、プリントアプリケーション320を有しており、画像処理装置200、ネットプリントサーバー270と通信可能である。
プリントアプリケーション320は、ユーザー210の操作にしたがって、ネットプリントサーバー270に対して、画像処理装置200での処理対象となる情報を登録する。
また、プリントアプリケーション320は、ネットプリントサーバー270に対して、処理対象となる情報と予約時刻を登録するようにしてもよい。ここでの「予約時刻」とは、処理対象となる情報を画像処理装置200で処理させる時刻であって、ユーザー210が決定したものである。一般的には、その予約時刻前に店舗250に到着し、その予約時刻に画像処理装置200での処理を行う。
そして、プリントアプリケーション320は、画像処理装置200(情報処理装置100)と通信可能になった場合に、その画像処理装置200での処理対象となる情報を示す識別情報を送信するようにしてもよい。
また、プリントアプリケーション320は、予約時刻前に、画像処理装置200と通信可能になった場合は、識別情報を画像処理装置200に送信しないようにしてもよい。具体例として、予約時刻前に店舗250に到着した場合が該当する。予約しているので、順番待ちの処理を行う必要がないからである。
なお、予約時刻がある場合は、順番待登録モジュール125は、その予約時刻を勘案して順番待ちの処理を行う。具体的には、その予約時刻になるまでに処理が終了する処理対象である場合は、処理待ちリストに登録するが、その予約時刻になるまでに処理が終了しない処理対象である場合は、予約時刻がある処理対象の処理が終了した後の処理待ちリストに登録するようにすればよい。
また、プリントアプリケーション320は、処理対象を登録した後に、他のユーザーに他の識別情報を渡すよう依頼するようにしてもよい。
その場合、プリントアプリケーション320は、依頼の後に、携帯端末220が有している識別情報を破棄するようにしてもよい。具体的には、図17の例を用いて後述する。
ネットプリントサーバー270は、印刷対象(文書)格納ストレージ370、予測印刷時間計算モジュール380を有しており、画像処理装置200、携帯端末220と通信可能である。
印刷対象(文書)格納ストレージ370は、携帯端末220から処理対象となる文書を受信して、その処理対象を画像処理装置200に送信する。例えば、文書ID(IDentification)で各処理対象(印刷対象である文書)を管理するようにすればよい。
予測印刷時間計算モジュール380は、画像処理装置200のモデル(機種)、文書のページ数から印刷完了までに要する時間を計算する。なお、この機能は、前述したように、処理時間算出モジュール135が担ってもよいし、予測印刷時間計算モジュール380がその計算を行い、計算結果を処理時間算出モジュール135に送信してもよい。
図4は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。ユーザー210、携帯端末220、画像処理装置200、ネットプリントサーバー270による処理例を示すものである。携帯端末220と画像処理装置200の間の通信において、ステップS420、ステップS460での処理ではBLE(Bluetooth Low Energy)を例示し、ステップS470での処理ではNFCを例示して説明する(以下、同様)。また、画像処理装置200に情報処理装置100が内蔵されている。したがって、以下の説明で「画像処理装置200」とあるのは、「画像処理装置200内の情報処理装置100」又は「画像処理装置200」である(以下、同様)。
また、具体的には、画像処理装置200がBLEのPeripheralになり、携帯端末220がCentralになる。
画像処理装置200はBLEアドバタイズを定期的に送信し、携帯端末220がこれに都度応答することで、画像処理装置200は携帯端末220が通信範囲内にいることを検知する。店舗250から出たら(つまり、携帯端末220がBLEアドバタイズに応答できなくなったら)、画像処理装置200は順番待ちを解除する。これにより、BLEの届く範囲内(つまり、ほぼ店舗250内)にいるときだけ順番待ちできるようになる。
携帯端末220のBLEはClass2(到達距離10m)であることが多い。つまり、通信距離は直径20mの範囲内なので、画像処理装置200の位置を調整すれば店舗250内に制限できる。
ステップS410(ステップS411からステップS413までの処理)では、事前準備を行う。例えば、ユーザー210が自宅などで携帯端末220を操作して実施する。概要を説明する。携帯端末220(プリントアプリケーション320)からネットプリントサーバー270に印刷したい文書を登録(「印刷ジョブを登録」という概念を含む)する。ネットプリントサーバー270から印刷対象を判断するための文書IDが発行されるので、それを携帯端末220が記憶する。
ステップS411では、ユーザー210は、携帯端末220に対して、文書の登録を指示する。例えば、図5に示すように、携帯端末220は、画面510を有しており、画面510には、コメント表示領域520、文書表示領域530を表示する。コメント表示領域520には、例えば、「登録する文書を選択してください」と表示する。文書表示領域530内の選択された文書が処理対象となる。
ステップS412では、携帯端末220は、その指示にしたがって、ネットプリントサーバー270に対して、文書を登録する。例えば、ネットプリント管理テーブル600を生成して文書を管理する。図6は、ネットプリント管理テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。ネットプリント管理テーブル600は、文書ID欄610、文書格納場所欄620、登録日時欄630、ユーザーID欄640を有している。文書ID欄610は、本実施の形態において、文書を一意に識別するための情報(文書ID)を記憶している。文書格納場所欄620は、その文書の格納場所(例えば、URL(Uniform Resource Locator)等)を記憶している。登録日時欄630は、登録日時(年、月、日、時、分、秒、秒以下、又はこれらの組み合わせであってもよい)を記憶している。ユーザーID欄640は、本実施の形態において、その文書を登録したユーザーを一意に識別するための情報(ユーザーID)を記憶している。
ステップS413では、ネットプリントサーバー270は、携帯端末220に対して、文書IDを送信する。ここでの文書IDは、画像処理装置200での処理対象となる情報を示す識別情報の一例である。
ステップS420(ステップS421からステップS431までの処理)は、ユーザー210は店舗250に入店した後の処理である。概要を説明する。ユーザー210は店舗250に行き、画像処理装置200のBLE範囲内(例えば、10m)に入ると、画像処理装置200が携帯端末220と通信し、携帯端末220から文書IDを受信する。つまり、ユーザー210が意識することなく(いわゆる勝手に)順番待ちの処理を開始する。画像処理装置200は、いま入店したユーザー210の前までに現在順番待ちしている各印刷対象の印刷時間を合計し、待機時間を算出し、携帯端末220に通知する。図8の例を用いて後述するように、携帯端末220は待ち時間を表示し、ユーザー210が待ち時間を把握した後で、OKボタン830を押して待ち時間表示画面を閉じる。なお、携帯端末220における待ち時間表示画面は、一定時間後に閉じるようにしてもよい。一定時間後に閉じた場合(ユーザー210による操作がなく閉じた場合)は、ユーザー210がOKボタン830を押したものとみなすようにしてもよい。
ステップS421では、画像処理装置200は、携帯端末220に対して、BLEアドバタイズ(Advertise)を行う。つまり、BLE接続(connect)を行う。
ステップS422では、携帯端末220は、画像処理装置200(情報処理装置100)のBLE内に入ったことを検知する。つまり、画像処理装置200からBLEアドバタイズがあったので、画像処理装置200と通信可能であることを検知している。
ステップS423では、携帯端末220は、BLEアドバタイズの返信として、画像処理装置200に対して、Periferalの調査を行う。
ステップS424では、画像処理装置200は、携帯端末220に対して、プロファイル情報を送信する。
ステップS425では、携帯端末220は、画像処理装置200に対して、文書IDを引数にして待機時間を要求(Read)する。この処理は、その文書IDを順番待ちリストに追加してもらう要求でもある。
ステップS426では、画像処理装置200は、その文書IDを順番待ちリストに追加する。例えば、順番待ちテーブル700に登録する。図7は、順番待ちテーブル700のデータ構造例を示す説明図である。順番待ちテーブル700は、ID欄710、検知日時欄720、文書ID欄730、処理時間欄740、待機時間欄750、印刷済欄760を有している。ID欄710は、順番待ちをしている処理を識別するための識別情報(ID)を記憶している。検知日時欄720は、携帯端末220を検知した日時を記憶している。文書ID欄730は、処理対象である文書IDを記憶している。処理時間欄740は、その文書IDの文書を画像処理装置200で印刷した場合の処理時間を記憶している。待機時間欄750は、携帯端末220を検知した時点での待機時間を記憶している。印刷済欄760は、その文書IDの文書を印刷済か否かを示すフラグを記憶している。順番待ちテーブル700は、未だ印刷が行われていないものを検知時間で昇順にソートしたものである。
ステップS427では、画像処理装置200は、順番待ち中の文書IDの印刷時間を合計して待機時間を計算する。具体的には、順番待ちテーブル700に追加した文書IDよりも前に処理される文書IDの文書の処理時間を合計する。
ステップS428では、画像処理装置200は、携帯端末220に対して、待機時間(Data)を送信する。
ステップS429では、携帯端末220は、ユーザー210に対して、待機時間を通知する。例えば、図8に示すように、携帯端末220の画面510に、コメント表示領域820、OKボタン830を表示する。コメント表示領域820には、例えば、「順番待ちを開始しました。待ち時間:15分」と表示する。
ステップS430では、ユーザー210は、携帯端末220のOKボタン830を押下する。もしくは、一定時間が経過したらOKとみなす。
ステップS431では、携帯端末220は、画像処理装置200に対して、Connection Closeを送信する。
ステップS440(ステップS441からステップS443までの処理)では、非同期に処理を行う。つまり、ステップS425以降であればいつ行ってもよい。概要を説明する。画像処理装置200がネットプリントサーバー270に画像処理装置200のモデル(機種)と文書IDを通知する。ネットプリントサーバー270が文書の予測印刷時間を返してくるので、文書IDと予測印刷時間を記憶する。
ステップS441では、画像処理装置200は、ネットプリントサーバー270に対して、画像処理装置200のモデルと文書IDを通知する。
ステップS442では、ネットプリントサーバー270は、画像処理装置200に対して、予測印刷時間を送信する。なお、前述したように、処理時間算出モジュール135が予測印刷時間を計算してもよい。
ステップS443では、画像処理装置200は、文書IDと予測印刷時間を記憶する。例えば順番待ちテーブル700の処理時間欄740に記憶させる。
ステップS450は、順番待ちをしている間である。例えば、ユーザー210は、その間、店舗250で買い物等をしていてもよい。
ステップS460(ステップS461からステップS462までの処理)では、順番が来たことを通知する。概要を説明する。一つ前の人のプリントが終了したら、画像処理装置200が携帯端末220に順番が来たことを通知し、携帯端末220がユーザー210に通知する。ユーザー210への通知手段は、振動、音等であってもよい。
ステップS461では、画像処理装置200は、携帯端末220に対して、BLEアドバタイズ(Advertise)を行う。ここでのBLEアドバタイズには、ステップS460による処理の間は、文書IDが含まれる。つまり、携帯端末220は、BLEアドバタイズ内の文書IDを確認し(具体的には、ステップS425で送信した文書IDとステップS461で受信した文書IDが一致するか否かを判断し)、一致する場合はステップS462に進み、一致しない場合は未だ順番になっていないと判断して待機する。
ステップS462では、携帯端末220は、ユーザー210に対して、順番が来たことを通知(例えば、音、振動等を用いてもよい)する。
ステップS470(ステップS471からステップS475までの処理)では、印刷を行う。概要を説明する。ユーザー210が、携帯端末220でプリントアプリケーション320を表示して、画像処理装置200に置くと(近距離無線での通信可能にすると)、画像処理装置200は携帯端末220から文書IDをNFC経由で取得する。画像処理装置200は文書IDをネットプリントサーバー270に通知し、文書を取得しプリントを開始する。
ステップS471では、ユーザー210は、携帯端末220でアプリケーションを表示して、画像処理装置200に携帯端末220を置く。つまり、携帯端末220と画像処理装置200がNFC通信可能になるようにする。例えば、図9に示すように、画像処理装置200の画面510に、コメント表示領域920を表示する。コメント表示領域920には、例えば、「順番が来ました。画像処理装置200のNFCにタップしてください」と表示する。
ステップS472では、携帯端末220は、画像処理装置200に対して、文書IDを送信する。この場合、画像処理装置200は、ステップS425で受信した文書IDとステップS472で受信した文書IDとが一致するか否かを判断し、一致する場合は、ステップS473以降の処理を行うようにしてもよい。異なる場合は、エラー処理を行うようにしてもよい。具体的には、異なる場合、「あなたの順番ではない」旨を携帯端末220に通知し、携帯端末220は「あなたの順番ではない」旨をユーザー210に提示する。これによって、予約をしていない者による割り込みを防止することができる。
ステップS473では、画像処理装置200は、ネットプリントサーバー270に対して、文書IDを引数にして文書の取得を要求する。
ステップS474では、ネットプリントサーバー270は、画像処理装置200に対して、文書を送信する。
ステップS475では、画像処理装置200は、その文書のプリントを行う。
なお、ステップS471からステップS475までの時間を短くするために、ステップS473とステップS474の処理を、ステップS461の処理の直後に行うようにしてもよい。
<誰も待っていない状態での処理例(1)>
図10は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。誰も待っていない状態での処理例を示すものである。具体的には、ステップS1028で、待機時間0分であることを携帯端末220に通知する。ステップS1029で、携帯端末220は誰も待っていないことをユーザー210に通知する。ステップS1071で、携帯端末220はそれを受けて、携帯端末220を画像処理装置200に置く。その他の処理は、図4の例に示した処理例と同等である。
ステップS1010では、事前準備を行う。自宅などで実施する。
ステップS1011では、ユーザー210は、携帯端末220に対して、文書の登録を指示する。
ステップS1012では、携帯端末220は、ネットプリントサーバー270に対して、文書を登録する。
ステップS1013では、ネットプリントサーバー270は、携帯端末220に対して、文書IDを送信する。
ステップS1020では、入店する。
ステップS1021では、画像処理装置200は、携帯端末220に対して、BLEアドバタイズ(Advertise)を行う。
ステップS1022では、携帯端末220は、画像処理装置200(情報処理装置100)のBLE内に入ったことを検知する。
ステップS1023では、携帯端末220は、画像処理装置200に対して、Periferalの調査を行う。
ステップS1024では、画像処理装置200は、携帯端末220に対して、プロファイル情報を送信する。
ステップS1025では、携帯端末220は、画像処理装置200に対して、文書IDを引数にして待機時間を要求(Read)する。
ステップS1026では、画像処理装置200は、順番待ちリストに追加する。
ステップS1027では、画像処理装置200は、順番待ち中の文書IDの印刷時間を合計して待機時間を計算する。
ステップS1028では、画像処理装置200は、携帯端末220に対して、待機時間(Data)が0分であることを送信する。
ステップS1029では、携帯端末220は、ユーザー210に対して、待機時間がないことを通知する。
ステップS1030では、ユーザー210は、携帯端末220のOKボタンを押下する。
ステップS1031では、携帯端末220は、画像処理装置200に対して、Connection Closeを送信する。
ステップS1040では、非同期に処理を行う。
ステップS1041では、画像処理装置200は、ネットプリントサーバー270に対して、画像処理装置200のモデルと文書IDを通知する。
ステップS1042では、ネットプリントサーバー270は、画像処理装置200に対して、予測印刷時間を送信する。
ステップS1043では、画像処理装置200は、文書IDと予測印刷時間を記憶する。
ステップS1070では、印刷を行う。
ステップS1071では、ユーザー210は、アプリケーションを表示して、画像処理装置200に携帯端末220を置く。
ステップS1072では、携帯端末220は、画像処理装置200に対して、文書IDを送信する。
ステップS1073では、画像処理装置200は、ネットプリントサーバー270に対して、文書IDを引数にして文書の取得を要求する。
ステップS1074では、ネットプリントサーバー270は、画像処理装置200に対して、文書を送信する。
ステップS1075では、画像処理装置200は、プリントを行う。
<誰も待っていない状態での処理例(2)>
図11は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。ユーザー210が通知を受ける前に画像処理装置200に携帯端末220を置いた場合も、画像処理装置200が携帯端末220からNFCで文書IDを受信したときに順番待ちがないことを確認して印刷すればよい。
ステップS1110では、事前準備を行う。自宅などで実施する。
ステップS1111では、ユーザー210は、携帯端末220に対して、文書の登録を指示する。
ステップS1112では、携帯端末220は、ネットプリントサーバー270に対して、文書を登録する。
ステップS1113では、ネットプリントサーバー270は、携帯端末220に対して、文書IDを送信する。
ステップS1170では、印刷を行う。
ステップS1171では、ユーザー210は、アプリケーションを表示して、画像処理装置200に携帯端末220を置く。
ステップS1172では、携帯端末220は、画像処理装置200に対して、文書IDを送信する。
ステップS1173では、画像処理装置200は、順番待ちがないことを確認する。
ステップS1174では、画像処理装置200は、ネットプリントサーバー270に対して、文書IDを引数にして文書の取得を要求する。
ステップS1175では、ネットプリントサーバー270は、画像処理装置200に対して、文書を送信する。
ステップS1176では、画像処理装置200は、プリントを行う。
<ユーザー210が印刷しない場合(1)>
ネットプリントサーバー270に事前登録を行って店舗250に来店したが、印刷する気がないユーザー210への対策処理例(1)を示す。この例では、店舗250で買い物だけをする場合(印刷をしないでの来店)の例を示している。
文書をネットプリントサーバー270に登録済みの状態で、店舗250に来店すると順番待ち処理を開始してしまう。しかし、今回は印刷する気がない場合に、勝手に順番待ちされると困る場合がある。この対策として以下の機能を追加することもできる。
図4の例に示したステップS429で携帯端末220が画像処理装置200から待機時間を受信したときに、ユーザー210にも通知するが、そのときにユーザー210がキャンセルできるようにする。具体的には、図12の例に示すように、画面510のコメント表示領域1220(通知画面)にキャンセルボタン1240を追加して、ユーザー210が選択できるようにする。ユーザー210がキャンセルボタン1240を押下すると、携帯端末220は画像処理装置200にキャンセル通知を文書IDを付けて送り、画像処理装置200は順番待ちリストから削除する。
図12は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
画像処理装置200の画面510には、コメント表示領域1220、OKボタン1230、キャンセルボタン1240を表示する。
コメント表示領域1220には、例えば、「順番待ちを開始しました。待ち時間:15分」と表示する。図8の例と比べて、図12の例ではキャンセルボタン1240を表示することを加えている。
図13は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。ステップS1325からステップS1328までの処理は、図4の例に示したステップS425からステップS428までの処理と同等である。
ステップS1325では、携帯端末220は、画像処理装置200に対して、文書IDを引数にして待機時間を要求(Read)する。
ステップS1326では、画像処理装置200は、順番待ちリストに追加する。
ステップS1327では、画像処理装置200は、順番待ち中の文書IDの印刷時間を合計して待機時間を計算する。
ステップS1328では、画像処理装置200は、携帯端末220に対して、待機時間(Data)を送信する。
ステップS1329では、携帯端末220は、ユーザー210に対して、待機時間を通知する。前述したように、図12の例に示したようにコメント表示領域1220内にキャンセルボタン1240を表示する。
ステップS1330では、ユーザー210は、携帯端末220のキャンセルボタン1240を押下する。
ステップS1331では、携帯端末220は、画像処理装置200に対して、文書IDを引数にして、キャンセルを通知する。
ステップS1332では、画像処理装置200は、順番待ちリストから文書IDを削除する。
ステップS1333では、画像処理装置200は、携帯端末220に対して、処理終了通知を行う。
ステップS1334では、携帯端末220は、画像処理装置200に対して、Connection Closeを送信する。
<ユーザー210が印刷しない場合(2、既に予約している場合)>
店舗250に来店したが、印刷する気がないユーザー210への対策処理例(2)を示す。この例は、事前に印刷のための来店時間がわかっている場合である。
事前にプリント目的での来店時間がわかっている場合、それ以前に店舗250にきたときに勝手に順番待ちの処理をされても、ユーザー210にとっては迷惑である。この対策として以下の機能を追加することもできる。
図14の例に示すように、ステップS1411で文書を登録する時にプリントのために来店予定時間を登録する。携帯端末220が来店予定時間を記憶する。この予定時刻前に来店した場合は、ステップS1421で「BLEアドバタイズ」を受信しても、携帯端末220は応答を返さないようにすることで、予定時刻前の順番待ちを防ぐことができる。具体的には、図14の例に示す以下のような処理を行う。
図14は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1410では、事前準備を行う。自宅などで実施する。
ステップS1411では、ユーザー210は、携帯端末220に対して、来店予約時間(画像処理装置200で印刷する予定の日時)とともに、文書の登録を指示する。
ステップS1412では、携帯端末220は、ネットプリントサーバー270に対して、文書を登録する。
ステップS1413では、ネットプリントサーバー270は、携帯端末220に対して、文書IDを送信する。そして、携帯端末220では、例えば、文書印刷予約テーブル1500を生成する。文書印刷予約テーブル1500は、携帯端末220内に記憶される。図15は、文書印刷予約テーブル1500のデータ構造例を示す説明図である。文書印刷予約テーブル1500は、文書ID欄1510、来店予約日時欄1520を有している。文書ID欄1510は、文書IDを記憶している。来店予約日時欄1520は、その文書IDの文書を印刷するための来店予約日時を記憶している。
ステップS1420では、入店する。
ステップS1421では、画像処理装置200は、携帯端末220に対して、BLEアドバタイズ(Advertise)を行う。
ステップS1422では、携帯端末220は、画像処理装置200(情報処理装置100)のBLE内に入ったことを検知する。
ステップS1423では、携帯端末220は、来店予約時間前である場合は処理を行わない。つまり、画像処理装置200に対しての処理(図4の例に示すステップS423以降の処理)を行わない。これによって、画像処理装置200は、順番待ちの処理を行わないことになる。
<通知に気が付かなかった場合への対策>
ユーザー210が通知に気が付かなかった場合への対策処理例を示す。
図4の例に示したステップS462で順番が来たことを携帯端末220がユーザー210に通知するが、ユーザー210が買い物中などで気がつかないことがある。この対策として以下の機能を追加することもできる。
通知をしてから予め定められた時間がたった後で、ユーザー210が携帯端末220にタップしない場合(画像処理装置200に携帯端末220が置かれない場合、携帯端末220との間でNFC通信ができない場合)は、画像処理装置200は順番待ちリストから対象となっている文書IDを削除する(つまり、順番をキャンセルする)。その後、画像処理装置200は次の文書IDを含んだアドバタイズ、または文書IDがないアドバタイズをする。携帯端末220は、自身の文書IDを含んでいないアドバタイズを受信することで、順番待ちリストから削除されたことを認識し、ユーザー210に順番待ちがキャンセルされたことを通知する。具体的には、図16の例に示す以下のような処理を行う。
図16は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1610は、通知にユーザー210が気づかない場合の処理例である。
ステップS1661では、画像処理装置200が携帯端末220に対して、BLEアドバタイズ(Advertise)を行う。
ステップS1662では、携帯端末220が、ユーザー210に対して、順番が来たことを通知(音や振動)する。ユーザー210は、この通知に気づかないとする。
ステップS1663では、一定時間が経過する。つまり、画像処理装置200と携帯端末220との間で、NFC通信を行えない状況が、ステップS1661から予め定められた時間続いている。
ステップS1664では、画像処理装置200が、順番待ちリストから通知していた文書ID(ステップS1661で通知した文書ID)を削除する。
ステップS1665では、画像処理装置200が携帯端末220に対して、別の文書ID(又は文書IDなしで)BLEアドバタイズを行う。
ステップS1666では、携帯端末220が、順番待ちがキャンセルされたことを認識する。つまり、携帯端末220と画像処理装置200がNFC通信を行う前に、ステップS1661で受信した文書ID(自身の文書ID)とは異なる文書ID(又は文書IDなしで)BLEアドバタイズを受信したことで、順番待ちがキャンセルされたことを認識する。
ステップS1667では、携帯端末220が、ユーザー210に対して、キャンセルされたことを通知する。
<第三者に印刷させたい場合の処理例>
登録者ではない第三者に印刷させたい場合の処理例を示す。
ユーザー210Aが文書をネットプリントサーバー270に登録した後で、他のユーザー210Bにその文書の印刷を頼みたい場合がある。この対策として以下の機能を追加することもできる。
ユーザー210Aが文書を登録し、ユーザー210Aの携帯端末220Aが文書ID:1を持っているとする。ユーザー210Aからユーザー210Bに文書をプリントする権利を渡したい場合、ユーザー210Aは、携帯端末220Bのネットプリント(ネットプリントサーバー270が提供しているサービス)のユーザー名を携帯端末220A(プリントアプリケーション320)に入力して、ユーザー210Bへのプリント権の移譲を携帯端末220Aに指示する。携帯端末220Aは、ネットプリントサーバー270に文書ID:1と携帯端末220Bのユーザー名を送付し、ユーザー210Bにプリント権を移譲するよう指示する。ネットプリントサーバー270は、登録済みの文書(文書ID:1)に対してユーザー210B用の新しい文書ID:2を生成して、携帯端末220B(プリントアプリケーション320)にpush通知する。push通知が完了した後で、文書ID:1を破棄する。移譲処理が完了したことをユーザー210Aの携帯端末220Aに通知すると、ユーザー210Aの携帯端末220Aが持っている文書ID:1を破棄する。これで移譲が完了する。
文書ID:1をユーザー210Bの携帯端末220Bに直接渡すようにした場合、ユーザー210Bの携帯端末220Bが受け取った後でユーザー210Bの携帯端末220Bからユーザー210Aの携帯端末220Aに受信完了が通知されなかったときに、携帯端末220Aと携帯端末220Bが同じ文書ID:1を持つという状態が発生してしまう。これを防止するために、ネットプリントサーバー270で新たな文書IDを生成して、それが携帯端末220Bに確実に渡ったことを確認するようにすることで、このような問題が発生しないようにしている。
具体的には、図17の例に示す以下のような処理を行う。
図17は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1701では、ユーザー210Aは、携帯端末220Aに対して、文書の登録を指示する。
ステップS1702では、携帯端末220Aは、ネットプリントサーバー270に対して、文書を登録する。
ステップS1703では、ネットプリントサーバー270は、携帯端末220Aに対して、文書ID:1を送信する。
ステップS1704では、ユーザー210Aは、携帯端末220Aに対して、文書の印刷権を携帯端末220Bに渡すように指示する。ネットプリントの携帯端末220Bのユーザー名を指定する。なお、「ユーザー名」は、ネットプリントサーバー270が提供しているサービスにおけるユーザー210Bのユーザー名であればよく、例えば、ユーザーID、メールアドレスが該当する。
ステップS1705では、携帯端末220Aは、ネットプリントサーバー270に対して、携帯端末220Bに新しい文書IDを渡すように指示する。
ステップS1706では、ネットプリントサーバー270は、新しい文書ID:2を生成する。
ステップS1707では、ネットプリントサーバー270は、携帯端末220Bに対して、文書ID:2を送付する。例えば、プッシュ通知で行う。
ステップS1708では、ネットプリントサーバー270は、文書ID:1を破棄する。
ステップS1709では、携帯端末220Aは、文書ID:1を破棄する。
ステップS1710では、携帯端末220Aは、ユーザー210Aに対して、完了したことを通知する。
<ネットプリントサーバー270を使用しないユーザーが使用する場合>
コピー又はスキャン等のネットプリントサーバー270を使用しないユーザーが並んだ場合への対策処理例を示す。画像処理装置200が複合機である場合、印刷機能の他に、スキャナ、複写機、ファックス等の機能を有しているのが一般的である。例えば、コピー又はスキャン等は、ネットプリントサーバー270を使用する必要がない。つまり、携帯端末220を所持していないユーザー、又は、プリントアプリケーション320がインストールされていない携帯端末220を所持しているユーザーが画像処理装置200を使用する場合がある。
プリントアプリケーション320を使用しないユーザーが店舗250に入店すると、そのユーザーは画像処理装置200の横に取り付けられた発券装置1910から順番待ち番号が記載された予約票1930の発行を要求する。例えば、図19に示すように、画像処理装置200の周辺に発券装置1910が設置されている。発券装置1910は画像処理装置200によって制御される。ユーザーによって発券装置1910の順番待ち番号発券ボタン1920が押されたことを検知した場合、予約票1930を発行する。
画像処理装置200は、文書IDの代わりに順番待ち番号を生成し、それを順番待ちリストに追加する。すでに順番待ちしている文書IDと順番待ち番号の作業時間を合計して待ち時間を計算する。順番待ち番号と予測作業時間を一緒に順番待ちリストに記憶する。予測作業時間は、作業時間に依らず固定の時間(例えば、5分等)とする。これによって、順番待ち番号以降に、順番待ちとなっているユーザー210に対してもおおよその待機時間を知らせることが可能になる。
画像処理装置200は、順番待ち番号を予約票1930によってユーザーに通知する。このときに待ち時間も一緒に予約票1930に記載してユーザーに通知してもよい。
順番が来ると、画像処理装置200はディスプレイに順番待ち番号を表示して、ユーザーが来るのを待つ。このとき音を鳴らすなどしてもよい。
呼び出されたユーザーは、画像処理装置200を操作してコピーやスキャン作業をする。
呼び出し時間(事前に定めた固定の時間)を超えてもユーザーが使用しない場合、ユーザーが近くにいないものと判断して順番待ちをキャンセルする。
具体的には、図18の例に示す以下のような処理を行う。
図18は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1810では、事前準備を行わない。つまり、ユーザー1810は、携帯端末220(又はネットプリントサーバー270)を用いた事前準備を行わない。
ステップS1820では、ユーザー1810が店舗250に入店する。
ステップS1821では、ユーザー1810は、画像処理装置200(発券装置1910)に対して、順番待ち番号の発行を要求する。具体的には、画像処理装置200(発券装置1910)は、順番待ち番号発券ボタン1920が押されたことを検知する。
ステップS1822では、画像処理装置200は、順番待ち番号を生成する。いままで発行した順番待ち番号、文書IDと重複しなければ、どのような生成方法であってもよい。例えば、シリアル番号、乱数等であってもよい。
ステップS1823では、画像処理装置200は、順番待ちリストに追加する。つまり、順番待ちリストの最後に順番待ち番号を追加する。
ステップS1824では、画像処理装置200は、既に順番待ちしている文書ID・順番待ち番号の作業時間を合計して待ち時間を計算する。
ステップS1825では、画像処理装置200は、予測作業時間を順番待ちリストに記憶する。予測作業時間は作業内容に依らず固定の時間(例えば、5分等)とする。
ステップS1826では、画像処理装置200(発券装置1910)は、ユーザー1810に対して、予約票1930を発行する。予約票1930には、順番待ち番号と共に待機時間(ステップS1824で計算した待ち時間)を記載してもよい。
ステップS1860では、順番が来たことを通知する。
ステップS1861では、画像処理装置200は、パネル番号を表示してユーザー1810が来るのを待つ。音を鳴らすなどして通知してもよい。呼び出し時間(固定の時間、例えば、2分等)を超えた場合、ユーザー1810は近くにいないものと判断して順番待ちをキャンセルする。
ステップS1870では、コピー・スキャンを行う。
ステップS1871では、ユーザー1810は、画像処理装置200に対して、操作(コピー・スキャン)をする。
なお、ユーザー1810の呼び出し中に第三者(例えば、ユーザー1810よりも後に予約したユーザー等)によって割り込みをされる可能性がある。この割り込みを防止するには、順番待ち番号と待ち時間と情報画像(例えば、順番待ち番号が記載されたQRコード(登録商標)等)が書かれた紙をプリントし、ユーザーが情報画像を画像処理装置200に読み込ませると操作を可能にするという方法がある。具体的には、画像処理装置200を使用開始する前に、予約票1930の読み込みを要求する。ユーザーが画像処理装置200のスキャナで予約票1930を読み込ませると、予約票1930に記載された情報画像を解析して、その情報画像に記載された順番待ち番号と順番待ちリストにある順番待ち番号とが一致するか否かを判断して、一致する場合に画像処理装置200の使用を許可する。一致しない場合は、「あなたの順番ではないこと」又は「使用するのに予約票が必要であること(順番待ち番号発券ボタン1920を押すこと)」を提示して、画像処理装置200の使用を許可しない。
<その他の拡張例>
(1)図4のステップS410において、携帯端末220から文書を登録できないコピー、スキャン、記憶媒体内の文書プリント(例えば、USBメモリ内の文書を印刷する処理)等の場合は、携帯端末220、ネットプリントサーバー270で順番待ちの登録のみを行うようにしてもよい。順番待ち登録するときに、文書の登録ではなく、操作の種類(コピー、スキャン…)を指定した登録を行う。予測完了時間は、ネットプリントサーバー270において、事前に定めた操作の種類と画像処理装置200のモデルに応じた操作完了予測時間テーブルを元に導出する。携帯端末220が順番待ちチケットを持っていることになるので、携帯端末220を画像処理装置200に置く(NFC通信可能にする)と、登録された操作が行えるようになる。
なお、操作完了予測時間テーブルは、毎回の操作時間を記録し(ログを生成し)、集計した統計値(平均値、最頻値、中央値等)で更新するようにしてもよい。
(2)図4のステップS442において、待機時間の他に、順番待ちしているすべての文書IDを返すようにしてもよい。そして、携帯端末220がそこから順番待ちをしている文書IDが何番目であるかを数えてユーザー210に通知するようにしてもよい。このようにすることで、ユーザー210は、何人の操作が終われば自分の順番がまわってくるかわかるようになる。
図20を参照して、本実施の形態の情報処理装置100、画像処理装置200、携帯端末220、ネットプリントサーバー270のハードウェア構成例について説明する。図20に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部2017と、プリンタ等のデータ出力部2018を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)2001は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、携帯端末通信モジュール105、近距離無線通信モジュール110、サーバー通信モジュール115、制御モジュール120、順番待登録モジュール125、通知モジュール130、処理時間算出モジュール135、処理制御モジュール140等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)2002は、CPU2001が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)2003は、CPU2001の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス2004により相互に接続されている。
ホストバス2004は、ブリッジ2005を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス2006に接続されている。
キーボード2008、マウス等のポインティングデバイス2009は、操作者により操作されるデバイスである。ディスプレイ2010は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。また、ポインティングデバイス2009とディスプレイ2010の両方の機能を備えているタッチスクリーン等であってもよい。その場合、キーボードの機能の実現について、キーボード2008のように物理的に接続しなくても、画面(タッチスクリーン)上にソフトウェアでキーボード(いわゆるソフトウェアキーボード、スクリーンキーボード等ともいわれる)を描画して、キーボードの機能を実現するようにしてもよい。
HDD(Hard Disk Drive)2011は、ハードディスク(フラッシュ・メモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU2001によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。HDD2011は、識別情報、処理対象のデータ、ネットプリント管理テーブル600、順番待ちテーブル700、文書印刷予約テーブル1500等を記憶する。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ2012は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体2013に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース2007、外部バス2006、ブリッジ2005、及びホストバス2004を介して接続されているRAM2003に供給する。なお、リムーバブル記録媒体2013も、データ記録領域として利用可能である。
接続ポート2014は、外部接続機器2015を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート2014は、インタフェース2007、及び外部バス2006、ブリッジ2005、ホストバス2004等を介してCPU2001等に接続されている。通信部2016は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部2017は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部2018は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
前述の実施の形態のうち、コンピュータ・プログラムによるものについては、本ハードウェア構成のシステムにソフトウェアであるコンピュータ・プログラムを読み込ませ、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働して、前述の実施の形態が実現される。
なお、図20に示す情報処理装置100等のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図20に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)や再構成可能な集積回路(field-programmable gate array:FPGA)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図20に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD-R、DVD-RW、DVD-RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD-ROM)、CDレコーダブル(CD-R)、CDリライタブル(CD-RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu-ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
105…携帯端末通信モジュール
110…近距離無線通信モジュール
115…サーバー通信モジュール
120…制御モジュール
125…順番待登録モジュール
130…通知モジュール
135…処理時間算出モジュール
140…処理制御モジュール
200…画像処理装置
210…ユーザー
220…携帯端末
250…店舗
270…ネットプリントサーバー
290…通信回線
300…画像処理モジュール
320…プリントアプリケーション
370…印刷対象(文書)格納ストレージ
380…予測印刷時間計算モジュール

Claims (23)

  1. 機器が、順番待登録手段に登録された順番で予め登録された情報を処理対象として、該処理対象の情報について指定された情報処理を行うものであって、
    携帯端末が前記機器に対し一定距離内に近づいた場合に識別情報を該携帯端末から受け取る受取手段と、
    前記受取手段で識別情報を受け取った場合に、該識別情報により示される情報を前記機器における順番待ちとして前記順番待登録手段に登録する登録手段と、
    前記機器における前記処理対象の順番又は待機時間を前記携帯端末に通知する通知手段
    を有し、
    前記識別情報は、前記機器で処理対象とする情報として予め登録済みの情報を示す識別情報であり、
    前記通知手段は、前記識別情報で示される処理対象が処理可能となった場合に、前記携帯端末に通知し、
    前記処理対象が処理可能となった旨の通知後に、前記携帯端末と近距離無線通信を行って、前記機器を使用できるようにする、
    情報処理装置。
  2. 前記近距離無線通信によって前記携帯端末から第2識別情報を受け取り、前記識別情報と該第2識別情報が合致する場合は、前記機器を使用できるようにする、
    請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記通知手段は、さらに、前記待機時間は、それまでに受け取った識別情報が示す処理対象の前記機器における処理時間を用いて通知する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記処理時間を算出する算出手段を本情報処理装置が有する、又は、前記処理対象を記憶しているサーバーによって算出された処理時間を受信する受信手段を本情報処理装置が有する、
    請求項記載の情報処理装置。
  5. 携帯端末を有していないユーザーによって前記機器が予約された場合は、該ユーザーによる処理時間を予め定められた時間として前記処理時間を算出する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記受取手段は、前記通知の返信として、前記携帯端末から解除の指示を受け付け、
    前記機器における前記識別情報により示される処理対象の処理を解除する解除手段
    をさらに有する請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記通知手段による通知を行った後の予め定められた期間内に、前記機器に対しての処理指示がなかった場合は、通知を行った前記処理対象の処理を解除する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  8. 機器が、順番待登録手段に登録された順番で予め登録された情報を処理対象として、該処理対象の情報について指定された情報処理を行うものであって、
    携帯端末が前記機器に対し一定距離内に近づいた場合に識別情報を該携帯端末から受け取る受取手段と、
    前記受取手段で識別情報を受け取った場合に、該識別情報により示される情報を前記機器における順番待ちとして前記順番待登録手段に登録する登録手段と、
    前記機器における前記処理対象の順番又は待機時間を前記携帯端末に通知する通知手段
    を有し、
    前記識別情報は、前記機器で処理対象とする情報として予め登録済みの情報を示す識別情報であり、
    前記通知手段は、前記待機時間は、それまでに受け取った識別情報が示す処理対象の前記機器における処理時間を用いて通知する、
    情報処理装置。
  9. 前記通知手段は、さらに、前記識別情報で示される処理対象が処理可能となった場合に、前記携帯端末に通知する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  10. 前記処理対象が処理可能となった旨の通知後に、前記携帯端末と近距離無線通信を行って、前記機器を使用できるようにする、
    請求項に記載の情報処理装置。
  11. 前記近距離無線通信によって前記携帯端末から第2識別情報を受け取り、前記識別情報と該第2識別情報が合致する場合は、前記機器を使用できるようにする、
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記処理時間を算出する算出手段を本情報処理装置が有する、又は、前記処理対象を記憶しているサーバーによって算出された処理時間を受信する受信手段を本情報処理装置が有する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  13. 携帯端末を有していないユーザーによって前記機器が予約された場合は、該ユーザーによる処理時間を予め定められた時間として前記処理時間を算出する、
    請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 前記受取手段は、前記通知の返信として、前記携帯端末から解除の指示を受け付け、
    前記機器における前記識別情報により示される処理対象の処理を解除する解除手段
    をさらに有する請求項に記載の情報処理装置。
  15. 前記通知手段による通知を行った後の予め定められた期間内に、前記機器に対しての処理指示がなかった場合は、通知を行った前記処理対象の処理を解除する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  16. 情報処理装置と携帯端末を有し、
    前記情報処理装置は、
    機器が、順番待登録手段に登録された順番で予め登録された情報を処理対象として、該処理対象の情報について指定された情報処理を行うものであって、
    携帯端末が前記機器に対し一定距離内に近づいた場合に識別情報を該携帯端末から受け取る受取手段と、
    前記受取手段で識別情報を受け取った場合に、該識別情報により示される情報を前記機器における順番待ちとして前記順番待登録手段に登録する登録手段
    を有し、
    前記識別情報は、前記機器で処理対象とする情報として予め登録済みの情報を示す識別情報であり、
    前記携帯端末は、
    前記処理対象となる情報と予約時刻を登録する登録手段と、
    前記機器と通信可能になった場合に、該機器での処理対象となる情報を示す識別情報を送信する送信手段
    を有し、
    前記送信手段は、前記予約時刻前に、前記機器と通信可能になった場合は、前記識別情報を前記機器に送信しない、
    情報処理システム。
  17. 前記携帯端末は、
    前記処理対象を登録した後に、他のユーザーに他の識別情報を渡すように依頼する依頼手段と、
    前記依頼の後に、前記携帯端末が有している識別情報を破棄する破棄手段
    をさらに有する請求項16に記載の情報処理システム。
  18. 請求項1に記載の情報処理装置と携帯端末を有し、
    前記携帯端末は、
    前記処理対象となる情報と予約時刻を登録する登録手段と、
    前記機器と通信可能になった場合に、該機器での処理対象となる情報を示す識別情報を送信する送信手段
    を有し、
    前記送信手段は、前記予約時刻前に、前記機器と通信可能になった場合は、前記識別情報を前記機器に送信しない、
    情報処理システム。
  19. 前記携帯端末は、
    前記処理対象を登録した後に、他のユーザーに他の識別情報を渡すように依頼する依頼手段と、
    前記依頼の後に、前記携帯端末が有している識別情報を破棄する破棄手段
    をさらに有する請求項18に記載の情報処理システム。
  20. 請求項に記載の情報処理装置と携帯端末を有し、
    前記携帯端末は、
    前記処理対象となる情報と予約時刻を登録する登録手段と、
    前記機器と通信可能になった場合に、該機器での処理対象となる情報を示す識別情報を送信する送信手段
    を有し、
    前記送信手段は、前記予約時刻前に、前記機器と通信可能になった場合は、前記識別情報を前記機器に送信しない、
    情報処理システム。
  21. 前記携帯端末は、
    前記処理対象を登録した後に、他のユーザーに他の識別情報を渡すように依頼する依頼手段と、
    前記依頼の後に、前記携帯端末が有している識別情報を破棄する破棄手段
    をさらに有する請求項20に記載の情報処理システム。
  22. コンピュータを、
    機器が、順番待登録手段に登録された順番で予め登録された情報を処理対象として、該処理対象の情報について指定された情報処理を行わせるための情報処理プログラムであって、
    携帯端末が前記機器に対し一定距離内に近づいた場合に識別情報を該携帯端末から受け取る受取手段と、
    前記受取手段で識別情報を受け取った場合に、該識別情報により示される情報を前記機器における順番待ちとして前記順番待登録手段に登録する登録手段と、
    前記機器における前記処理対象の順番又は待機時間を前記携帯端末に通知する通知手段
    として機能させ
    前記識別情報は、前記機器で処理対象とする情報として予め登録済みの情報を示す識別情報であり、
    前記通知手段は、前記識別情報で示される処理対象が処理可能となった場合に、前記携帯端末に通知し、
    前記処理対象が処理可能となった旨の通知後に、前記携帯端末と近距離無線通信を行って、前記機器を使用できるようにする、
    情報処理プログラム。
  23. コンピュータを、
    機器が、順番待登録手段に登録された順番で予め登録された情報を処理対象として、該処理対象の情報について指定された情報処理を行わせるための情報処理プログラムであって、
    携帯端末が前記機器に対し一定距離内に近づいた場合に識別情報を該携帯端末から受け取る受取手段と、
    前記受取手段で識別情報を受け取った場合に、該識別情報により示される情報を前記機器における順番待ちとして前記順番待登録手段に登録する登録手段と、
    前記機器における前記処理対象の順番又は待機時間を前記携帯端末に通知する通知手段
    として機能させ
    前記識別情報は、前記機器で処理対象とする情報として予め登録済みの情報を示す識別情報であり、
    前記通知手段は、前記待機時間は、それまでに受け取った識別情報が示す処理対象の前記機器における処理時間を用いて通知する、
    情報処理プログラム。
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