JP2002149370A - 文書印刷システム、文書印刷方法及びプリントサーバ - Google Patents
文書印刷システム、文書印刷方法及びプリントサーバInfo
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Abstract
から、多くの電力を消費することなく、この携帯通信機
器向けの画像を出力することを目的とする。 【解決手段】 クライアント機器14は、携帯機器11
向けの文書データを、通常の方法で画像出力する。プリ
ントサーバー13は、クライアント機器14から出力さ
れた文書を蓄積する。その後、プリントサーバー13
は、携帯機器11に携帯機器11宛の文書データが存在
する旨の通知をする。携帯通信機器11は、無指向性の
近距離無線通信を用いて、近くの画像出力装置12を特
定して、プリントサーバー13に通知する。プリントサ
ーバー13は、蓄積された文書を、携帯通信機器から通
知された画像を出力する。
Description
続された複数の画像出力装置、クライアント、携帯機
器、プリントサーバとを有する文書印刷システム及び文
書印刷方法に関する。
可能である。
stants)などの携帯機器の普及が著しい。このような携
帯機器を持つ移動体ユーザに文書を送り届ける場合、携
帯機器へ直接文書データを送り、移動体ユーザー側から
特定の画像出力装置へ出力を行う形態も増えつつある。
この場合、受け取ったユーザー側が、印刷可能な画像出
力装置を何らかの方法で見つけて、そこへ接続、また必
要ならば印刷を行うためのアプリケーションソフトを起
動するなどして、プリントを行う必要がある。
行う形態として、特開平10−191453号公報(発
明の名称「データ転送出力システム及び情報処理装
置」)が知られている。この公報に記載された発明は、
携帯機器側でデータを印刷する場合、PHS(Personal
Handy-phone System)システムで得られるPHSの位
置情報を活用し、PHSに近い最も好適な公共プリンタ
(この公共プリンタとは、例えば、コンビニ、ガソリン
スタンドに配置されたプリンタを意味する。)を選択
し、この公共プリンタでデータを印刷するシステムであ
る。
明の名称「電子文書にアクセスし又は電子文書を配布す
る携帯式装置」)には、電子文書の送信を、電子文書自
体ではなく、電子文書を対応づけた文書参照符号(いわ
ゆる「ポインタ」である。この公報では、「トークン」
と称している。)を送信することによって行うことが記
載されている。この発明では、トークンを受信した携帯
式装置は、印刷すべき文書をこのトークンにより特定し
てプリンタに送信する。すると、プリンタは、トークン
に対応する電子文書にアクセスして、その文書を印刷す
る。
(発明の名称「情報データ転送遠隔制御システム」)に
は、携帯端末、該携帯端末とネットワークを介して接続
されたホスト端末及び該ホスト端末に接続された他の情
報処理端末(コンピュータ、プリンタ装置、ファクシミ
リ装置)から構成され、ホスト端末が、該ホスト端末内
に記憶されている情報データを、他の情報処理端末へ転
送する処理を、ユーザが所有する携帯端末の操作により
制御するシステムが記載されている。
8−137776号公報及び特開平11−191081
号公報に記載された発明では、携帯機器ユーザが文書印
刷する場合に、有効ではあるものの、携帯機器ユーザの
位置を考慮したものではない。
から、必ず印刷されるものではないという問題がある。
記載された発明は、携帯機器ユーザの近くのプリンタか
ら、印刷されるものである。しかしながら、この公報の
発明では、携帯機器ユーザの位置情報取得のために、P
HSの基地局情報を活用しており、このPHS基地局の
カバーする範囲は半径百メートル以上にも及ぶため、も
っぱらオフィス内に存在する移動体ユーザでは、カバー
する範囲が広くなりすぎるという問題がある。
GPSを使用するという方法も考えられるが、前記同様
オフィス内に存在する移動体(ビル等の屋内)を想定し
た場合、不向きである。また、実装コスト、消費電力の
点でもGPSは、これらの目的に向かない。
通信(IrDA)は、近距離通信に向くが、指向性があり、
かつオフィス内のパーティション(間仕切り)など遮蔽
物があると通信できないこのような事情により、従来技
術では、オフィス内を想定した場合において、移動体ユ
ーザーの至近にある画像出力装置を自動的に特定する事
は、大変困難である。
あることが多い。このため、直接携帯機器側に印刷デー
タを転送すると、CPU負荷、又は印刷するべきデータ
サイズが大きくなりすぎるという問題点もある。
あり、携帯通信機器に近い又は適した画像出力装置か
ら、多くの電力を消費することなく、この携帯通信機器
向けの画像を出力することを目的とするものである。
に、本件発明は、以下の特徴を有する課題を解決するた
めの手段を採用している。
ク(無線、有線のネットワーク)に接続された複数の画
像出力装置(例えば、図1における画像出力装置12A
〜12C)、クライアント(例えば、図1におけるクラ
イアント14)、携帯機器(例えば、図1における携帯
機器11)、プリントサーバ(例えば、図1におけるプ
リントサーバ13)とを有する文書印刷システムにおい
て、前記クライアントから出力された文書を蓄積する前
記プリントサーバーと、前記携帯機器とプリントサーバ
ーとの通信を行う第1の通信手段と、前記携帯機器と前
記画像出力装置との通信を行う第2の通信手段とを有
し、該第2の通信手段により、前記携帯機器から最も近
い画像出力装置と通信を行い、該画像出力装置から文書
の印刷・出力を行うことを特徴とする。
手段により、携帯機器から最も近い画像出力装置と通信
を行い、該画像出力装置から文書の印刷・出力を行うこ
とにより、携帯機器所有者に至近の位置の画像出力装置
から画像を得ることができる。
ク(無線、有線のネットワーク)に接続された複数の画
像出力装置(例えば、図1における画像出力装置12A
〜12C)、クライアント(例えば、図1におけるクラ
イアント14)、携帯機器(例えば、図1における携帯
機器11)、プリントサーバ(例えば、図1におけるプ
リントサーバ13)とを有する文書印刷システムにおい
て、前記クライアントから出力された文書を蓄積する前
記プリントサーバーと、前記携帯機器とプリントサーバ
ーとの通信を行う第1の通信手段と、前記携帯機器と前
記画像出力装置との通信を行う第2の通信手段とを有
し、該第2の通信手段により、前記携帯機器から近い画
像出力装置の中で、印刷内容に最も適した画像出力装置
と通信を行い、該画像出力装置から文書の印刷・出力を
行うことを特徴とする。
手段により、携帯機器から近い画像出力装置の中で、印
刷内容に最も適した画像出力装置と通信を行い、該画像
出力装置から文書の印刷・出力を行うことにより、携帯
機器所有者に至近の位置の印刷内容に最も適した画像出
力装置から画像を得ることができる。
は2記載の文書印刷システムにおける第2の通信手段と
して、近距離無線通信(例えば、BlueTooth)を用いる
ことを特徴とする。
通信(例えば、BlueTooth)を用いたことにより、携帯
通信機器の近くに存在す画像出力装置を、多くの電力を
消費することなく簡便に、検索することができる。
ク(無線、有線のネットワーク)に接続された複数の画
像出力装置(例えば、図1における画像出力装置12A
〜12C)、クライアント(例えば、図1におけるクラ
イアント14)、携帯機器(例えば、図1における携帯
機器11)と共に文書印刷システムを構成するプリント
サーバ(例えば、図1におけるプリントサーバ13)に
おいて、前記クライアントから出力された文書を蓄積す
る蓄積手段と、前記携帯機器及び/又は前記画像出力装
置と通信を行う通信手段とを有し、前記携帯機器及び/
又は前記画像出力装置により指定された前記画像出力装
置に文書を送信して、該画像出力装置からの印刷・出力
を行うことを特徴とする。
4記載の文書印刷システムに適したプリントサーバであ
る。
ク(無線、有線のネットワーク)に接続された複数の画
像出力装置(例えば、図1における画像出力装置12A
〜12C)、クライアント(例えば、図1におけるクラ
イアント14)、携帯機器(例えば、図1における携帯
機器11)、プリントサーバ(例えば、図1におけるプ
リントサーバ13)とを有する文書印刷システムにおけ
る文書印刷方法において、前記携帯機器と前記プリント
サーバーとが通信を行う第1の過程と、前記携帯機器と
前記画像出力装置とが通信を行う第2の過程と、前記プ
リントサーバーと前記画像出力装置とが通信を行う第3
の過程とを順次実行し、前記該携帯機器をもつユーザの
元へ文書を届けることを特徴とする。
ク(無線、有線のネットワーク)に接続された複数の画
像出力装置(例えば、図1における画像出力装置12A
〜12C)、クライアント(例えば、図1におけるクラ
イアント14)、携帯機器(例えば、図1における携帯
機器11)、プリントサーバ(例えば、図1におけるプ
リントサーバ13)とを有する文書印刷システムにおけ
る文書印刷方法において、前記携帯機器と前記プリント
サーバーとが通信を行う第1の過程と、前記携帯機器と
複数の前記画像出力装置とが通信を行う第2の過程と、
複数の前記画像出力装置から1台の画像出力装置を選択
する第3の過程と、前記プリントサーバーと前記画像出
力装置とが通信を行う第4の過程とを順次実行し、前記
該携帯機器をもつユーザの元へ文書を届けることを特徴
とする。
項1〜4記載の文書印刷システムに適した文書印刷方法
である。
て図面と共に説明する。
ステム全体の構成例の説明図である。
器)11と、画像出力装置12A〜12C、クライアン
ト14、プリントサーバー13で構成されている。携帯
機器11と一部の画像出力装置は、それぞれ無線で既存
のネットワークと通信できるよう構成してある。
〜12Cは、プリンター、FAX、又は、それらの複合
機のことを意味するものとするが、説明の都合上、ここ
では単機能のプリンターを仮定する。画像出力装置12
A〜12Cにおける出力はモノクロ、カラーを問わず、
かつPDL(ページ記述言語)を問わないが、以下の説
明では、簡単のため、図中の画像出力装置12A〜12
Cは共通のPDLを採用していて、プリントサーバーも
そのPDLを解釈出来るものとして説明する。さらに画
像出力装置12A〜12Cとネットワークとの物理的な
接続方式は、無線/有線、どちらでもよい(1台で両対
応も可能である。)。
ースステーションなど全般のことである。また、プリン
トサーバー13の実体もコンピュータである。
キュー管理を行う。具体的にはクライアント14から送
られてきた印刷データを、いったん記憶領域に蓄えたの
ち、個別の画像出力装置12A〜12Cに送出すること
を行い、正常な印刷後はジョブを削除する。また、ペー
ジジャムなどによる障害発生時には、画像出力装置12
A〜12Cへの印刷データの再送し、復帰動作を行う。
度に十分小さく、かつ無線通信機能を持つ機器全般のこ
とを指す。したがって、無線通信の機能を持つPDA、
ノートPCなどを全て含み、携帯電話機などでもよい。
また、図中の△16は有線・無線の両者をつなぎ、それ
ぞれのアクセスを可能にする中継ステーション(アクセ
スポイント)である。
置が採用する近距離無線通信の規格としては、BlueToot
hが極めて好適であるので、以下、それらの機器はBlueT
ooth対応と仮定して説明する。しかし、本発明は、Blue
Toothに限らず近距離無線通信が利用できる。なお、こ
こでは、簡単のためBlueToothで規定されている認証(Au
thentification)も、フリー(相互に可能)であるもの
とする。また携帯機器11は、無線LANにも対応し、
電子メールのやりとりなどが可能であるものとする。 (動作)図2〜図5を用いて、印刷時の動作について説
明する。
に対する文章を作成すると、通常の印刷と同様の手順で
印刷を行う。この印刷データは、図2に示すように、プ
リントサーバ13に送られ、一旦、蓄えられる。
定の形式である必要はないが、配送先の画像出力装置の
備えているPDLが印刷時点では未知である場合が多い
ので、なるべく汎用的な文書フォーマット(例えば、Ad
obe社のPostScript形式(以下、「PS形式」という。
)、同社のPDF形式など)で、蓄積するのが望まし
い。
すように、印刷データと共に、配送元情報、配送先の携
帯通信機器の情報及び必要なコメントも同時にプリント
サーバー13から得る。
ーザーに対して、印刷データに対するポインタ等を含む
メールをユーザーに送る。図7に、この通知メールの一
例を示す。ここではクライアント14である山田さんか
ら、携帯機器11のユーザーへPS形式の文書の配信が1
件あったことを通知している。
ントサーバー13からのメールを受信後、図4に示すよ
うに、Bluetoothで規定されているプロトコルで携帯機
器11が検索可能な距離で利用可能な画像出力装置を検
索する。具体的には、ここで携帯機器11から、周辺機
器へscan,discoveryの処理を行い、相互にデータをやり
とりできる状態にする。
だし、クラス3の場合)となっているので、PHSなど
よりもはるかに狭く、かつアプリケーションごと(例え
ば、FAX、画像出力装置、コードレス電話など)に個
別のプロファイルが規定されている。このため、ユーザ
ーの至近距離にあり、かつプリント可能な機器を容易に
特定することができる。
には、図5に示すように、その画像出力装置(例えば、
12C)とリンクを確立し、プリントサーバー13から
受信した文章ファイルへのポインタ等を画像出力装置1
2Cへ送る。ここでのやりとりで使用するプロトコルも
特定のものである必要はない。例えば、Bluetoothで規
定されているファイル転送手順を使った転送が可能であ
る。このときの具体的な通信例を図14に示す。
帯機器11から、PS形式のファイルへのポインターを送
信する様子を示してある。
Cへ転送開始を要求(STEP1〜2)、ポインターな
どを1回で転送する(STEP3〜4)。転送するデー
タの実体は、図に示すように30Byteたらずのテキスト
文字列である。正常受信後、通信を終了する(STEP
5〜6)。
は、プリントサーバ13へ指定された印刷データの転送
を要求する。図14で転送したテキスト文字列に示すよ
うに、画像出力装置12Cからプリントサーバ13に対
してftp 手順によるファイル転送を要求している(他の
手順を採用してもよい)。その後、通常のネットワーク
経由による印刷シーケンスと同様に印刷、出力を実行す
る。
では、利用可能な画像出力装置を検索、発見し、印刷デ
ータに対するポインターを画像出力装置側に伝えるだけ
でよいので、軽快に処理を行うことが出来る。
け取り、再転送を行う必要が無いので、トラフィック的
にも無駄がなく、データサイズが大きくなりやすいカラ
ー文書の印刷では非常にメリットが大きい。
ーの至近の位置にプリント物を直接届けることが出来
る。 (画像出力装置の構成)図13は、本発明の特徴である
画像出力装置の内部構成を説明するブロック図である。
う無線通信処理プロトコル処理部53、情報記憶部(各
種PDLの処理系、ファイル転送を行うプログラム、印
刷プロセスに必要な各種制御プログラム及びデータを納
めたROM/フラッシュメモリーや、ワークメモリー用
のRAMなど)54、情報処理や全体の動作の制御を行
う情報処理部(CPUなど)55、I/Oコントローラ
ー(パラレルI/F、USBポートなども含む)56、
表示・入力装置部(プログラム読み取り装置、表示・操
作パネル、スイッチ類など)57、NIC58、無線ポ
ート59、エンジンコントローラー60、給・排紙部6
1、プリントエンジン62などで構成されている。(図
中の点線枠の物は、装置の外にあることを意味してい
る)なお、PDLとして、PSを装備していると説明し
たが、その他複数のPDLを同時に搭載していても良
い。
像出力装置との大きな違いは、近距離無線通信に対応す
るため、物理層をサポートする無線ポート(アンテナ等
も含む)59と、無線プロトコルの処理を行う“無線通
信プロトコル処理部”53を持つことである。両者は、
別々のものとして構成されているが、一体構成としても
良い。また、両者を一体化して画像出力装置本体外に置
き、USBポート経由で画像出力装置本体と結ぶこと
で、本発明による画像出力装置全体を構成しても良い。
専用ハードウエアで構成せず、ソフト(ファームウエ
ア)として、情報記憶部54に実装することも可能であ
る。このように構成しておけば、製品出荷後にファーム
ウェアの情報と、ファームウェアの書き換え手段をユー
ザに提供して、後から最新の規格への対応、又は別のプ
ロトコルを追加対応させることも可能である。
像出力装置と同様に、ネットワークI/FやUSBポー
トなど複数のI/Fを装備しているので、各種機器を同
時に複数接続可能である。このため、従来の画像出力装
置と同様にPDLの自動切り替え、入力I/Fの自動切
り替えができるよう構成してある。さらにFAX機とし
ての利用を可能にするため、FAXボードを内蔵しても
よい。 FAXボードには、FAX用のプロトコル処理
部、回線制御装置(図示せず)などが搭載されている。 (プリンントサーバーの構成)図9は、プリントサーバ
ーの構成例を説明するための図である。
ータであるので、演算処理装置30、ディスプレイ3
1、プログラム等を読み取るデータ読み取り装置32、
及びキーボード、ポインティングデバイス等の入力装置
33などで構成されている。
器と通信を行うNIC(Network Intera
ce Card)23、大容量記憶装置であるDISK
(例えば、固定ディスク)24、種々のコマンドが実行
可能なCPU25、RAM26、ROM27、周辺機器
と情報をやりとりするためのI/Oコントローラー(U
SB、SCSIポートなどを装備)28、これらの装置
が通信を行うための内部バス29を装備している。さら
に公衆網経由でFAX装置へ出力が可能であるよう、F
AX・MODEM70を装備している。FAX・MOD
EM70には、FAX用のプロトコル処理部、回線制御
装置、自局情報(FAX番号)を設定するためのフラッ
シュメモリーなどが搭載されている。
ィングシステム)、アプリケーション、画像出力装置用
のデバイスドライバー、印刷ジョブのキュー管理プログ
ラム、FAX送信プログラムなどが納められており、ポ
インタを使って受信した文書も、いったんこのDISK
上に蓄えられる。ここでOSの種類は、特定のものであ
る必要はない。
理(ポインタを使った文書の読み出し、 印刷ジョブの
管理(画像出力装置への転送、印刷済みデータの削除
等)、印刷ジョブの到着などを知らせるための電子メー
ルサービス等) は、OS起動時に読み込み、バックグ
ラウンドで(=UNIX(登録商標)ならば“デーモ
ン”、WINDOWS(登録商標)−NTならば“サー
ビス”として)動作している。
るプログラムをCALLする。
ザーごとに管理されており、新たに印刷ジョブが発生し
た場合には、対応するユーザーに電子メールで、印刷ジ
ョブのIDなどを通報するよう、構成されている。 (携帯機器の構成)図8は、携帯機器11の構成例を説
明するための図である。
ンピュータとも言える。ここで示すように、データ読取
装置(例えば、Smart Media、ICカード等
のメモリーカードスロットなど)49、演算処理装置5
0、表示パネル51、バッテリー52、及びキーパッ
ド、マウス、ポインティングデバイス等の入力装置53
から構成されている。
コントローラ45、RAM46、フラッシュメモリー4
7、ROM48、これらの装置が通信を行うための内部
バス42などで構成されている。
システム)、各種アプリケーション(emailクライ
アントプログラム、ポインタをやりとりするためのプロ
グラムを含む)なども、ここに蓄えられている。電源を
入れるとROM48からOSのブートと各種アプリケー
ションの管理を行う初期画面(ビジュアルシェル)の立
ち上げを行って、ユーザ入力や、通信ポートからの割り
込みを待機する。
するべきデータとしてPS形式を仮定して説明を行った
が、本発明は、必ずしもこのPS形式だけに限らない。例
えば、データの実体をリコーのPDLであるRPDL形式と
し、そのポインタをMS-WINDOWSにおけるディレクトリ形
式で表現し(例:\\doc-srv5\prt\meeting1.RPD)、デ
ータをやりとりしても良い。
データとしてPS形式を仮定して説明を行ったが、本発明
の実装は、必ずしもこのPS形式に限らない。例えば、デ
ータの実体をリコーのPDLであるRPDL形式とし、そのポ
インタをMS-WINDOWSにおけるディレクトリ形式で表現し
(例:\\doc-srv5\prt\meeting1.RPD)、データをやり
とりしても良い。
トサーバ13へ印刷ジョブのチェックを行うものとした
が、逆にプリントサーバ13から携帯機器11へ印刷物
の存在を通報しても良い。
力装置に印刷データを転送する際、転送先の画像出力装
置が解釈可能なPDLと、プリントサーバ13にある印
刷データの形式とが異なる場合には、プリントサーバ1
3でいったんPDL変換を行った上で、データ転送を行
い、印刷・出力することも可能である。
装置は1台だけとして説明を行ったが、図6に示すよう
に、同時に複数の画像出力装置を発見した場合、その中
の1台を何らかの基準(具体的には、ステイタス情報
[Ready/Wait]、画像出力装置属性[白黒/カラー]な
ど)にしたがって、当該画像出力に最適な画像出力装置
を選択することも可能である。
ットワークが混在する環境を想定して説明を行ったが、
オフィス内の機器間のネットワークを全て無線通信で置
き換えても、本発明の実現は可能である。この場合、も
ちろん個別の機器(画像出力装置、コンピュータ、携帯
機器等)が、全て無線通信に対応していなければならな
い。
は、プリントサーバ13、クライアント14は、携帯機
器11ユーザーと同じく社内にあることを想定した。
が、プリントサーバ13、クライアント14の片方、又
は、両方とも社外/internet上にあるものとして、本発
明を構成してもよい。その場合は、セキュリティを確保
するために、適宜プロクシーサーバーなどを導入する方
がよい。その場合は、クライアント14、プリントサー
バ13、プリンターなどの間でデータをやりとりする際
には、一旦、プロクシーサーバーを経由することになる
が、基本的には上記の説明と同様の議論にて、本発明の
実現が可能である。
経由におけるプリンターへの出力を仮定したが、出力先
の画像出力装置が、無線通信の機能とFAX機能しか持
っていない場合でも、同様の議論にて、携帯機器11ユ
ーザの元への出力が可能である。
最も近い装置は、画像出力装置Cであり、画像出力装置
Cは、LANに接続されておらず、FAX機能しか持っ
ていない。このような場合においては、携帯機器11か
ら画像出力装置Cを発見後、プリントサーバ13に対し
て、画像出力装置Cの持っているFAX番号を通知する
こと(或いは、画像出力装置Cから、プリントサーバ1
3に対して発呼し、文書のポーリング受信を要求するこ
と)で、本発明の実施が可能である。また、プリントサ
ーバ13から携帯機器11への文章到着の通知は、無線
LANを経由せずとも、移動体通信各社の提供する電子
メールサービス(例えばDoCoMo社の提供する“ショート
メールサービス”等)を使用することで、通報が可能で
ある。 (文書印刷方法。)本発明のに文書印刷方法を図10〜
12に示すフローチャートで説明する。
に対する文章を作成すると、通常の印刷と同様の手順で
印刷を行う。この印刷データは、プリントサーバ13に
送られ、サーバー上にいったん蓄えられる(図10−S
TEP1、以下単に、図10−1と表記)。印刷データ
のフォーマットは、必ずしも特定の形式である必要はな
いが、配送先の画像出力装置の備えているPDLが印刷
時点では未知である場合が多いので、なるべく汎用的な
文書フォーマット(例えば、Adobe社のPS形式、同社の
PDF形式など)で、蓄積するのが望ましい。
ーに対して、印刷データに対するポインタを含むメール
をユーザーに送る(図10−2)。携帯機器11では、
サーバーからのメールを受信後、利用可能な画像出力装
置を検索する(図11−3)。利用可能な画像出力装置
が特定できた場合には(図11−5)、印刷データに対
するポインタを画像出力装置へ転送する。
ーを使って、プリントサーバ13へ、印刷データ転送の
要求を出す(図12−2)。画像出力装置側で印刷デー
タを受信後、通常の印刷シーケンスと同様に印刷、出力
を実行し(図12−4)、結果を携帯機器11側に返す
(図12−5)。
確認の上(図11−6)、ポインターなど通知された内
容を消去し、一連の印刷プロセスを終了する。もしも、
画像出力装置側で異常終了した場合、或いは、該当する
画像出力装置を発見できなかった場合には、一定間隔
で、図11に示す携帯側の処理手順を繰り返し、正常終
了した時点で、印刷プロセスを終了する。
は、利用可能な画像出力装置を検索、発見し、そのポイ
ンターを画像出力装置側に伝えるだけでよいので、軽快
に処理を行うことが出来る。また携帯機器11が直接印
刷データを受け取り、処理を行う必要が無いので、トラ
フィック的にも無駄がなく、データサイズが大きくなり
やすいカラー文書の印刷では非常にメリットが大きい。
ーの至近にプリント物を直接届けることが出来る。
バ13から、画像出力装置に印刷データを転送する際、
転送先の画像出力装置が解釈可能なPDLと、プリント
サーバ13にある印刷データの形式とが異なる場合に
は、プリントサーバ13側で一旦PDL変換を行った上
で、データ転送を行い、印刷・出力することも可能であ
る。
装置は1台だけとして説明を行ったが、図6に示すよう
に、同時に複数の画像出力装置を発見した場合、その中
の1台を何らかの基準(具体的には、ステイタス情報
[Ready/Wait]、画像出力装置属性[白黒/カラー]な
ど)に従って選択することも可能である。
器に近い又は適した画像出力装置から、多くの電力を消
費することなく、この携帯通信機器向けの画像を出力す
ることができる。
ための図である。
ある。
ある。
ある。
ある。
ある。
である。
めの図である。
ある。
図である。
ある。
るためのシーケンスである。
FAX機能しか持っていない場合を説明するための図で
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 ネットワークに接続された複数の画像出
力装置、クライアント、携帯機器、プリントサーバとを
有する文書印刷システムにおいて、 前記クライアントから出力された文書を蓄積する前記プ
リントサーバーと、 前記携帯機器とプリントサーバーとの通信を行う第1の
通信手段と、 前記携帯機器と前記画像出力装置との通信を行う第2の
通信手段とを有し、 該第2の通信手段により、前記携帯機器から最も近い画
像出力装置と通信を行い、該画像出力装置から文書の印
刷・出力を行うことを特徴とする文書出力システム。 - 【請求項2】 ネットワークに接続された複数の画像出
力装置、クライアント、携帯機器、プリントサーバとを
有する文書印刷システムにおいて、 前記クライアントから出力された文書を蓄積する前記プ
リントサーバーと、 前記携帯機器とプリントサーバーとの通信を行う第1の
通信手段と、 前記携帯機器と前記画像出力装置との通信を行う第2の
通信手段とを有し、 該第2の通信手段により、前記携帯機器から近い画像出
力装置の中で、印刷内容に最も適した画像出力装置と通
信を行い、該画像出力装置から文書の印刷・出力を行う
ことを特徴とする文書出力システム。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載の文書印刷システム
における第2の通信手段として、近距離無線通信を用い
ることを特徴とする文書印刷システム。 - 【請求項4】ネットワークに接続された複数の画像出力
装置、クライアント、携帯機器と共に文書印刷システム
を構成するプリントサーバにおいて、 前記クライアントから出力された文書を蓄積する蓄積手
段と、 前記携帯機器及び/又は前記画像出力装置と通信を行う
通信手段とを有し、 前記携帯機器及び/又は前記画像出力装置により指定さ
れた前記画像出力装置に文書を送信して、該画像出力装
置からの印刷・出力を行うことを特徴とするプリントサ
ーバ。 - 【請求項5】 ネットワークに接続された複数の画像出
力装置、クライアント、携帯機器、プリントサーバとを
有する文書印刷システムにおける文書印刷方法におい
て、 前記携帯機器と前記プリントサーバーとが通信を行う第
1の過程と、 前記携帯機器と前記画像出力装置とが通信を行う第2の
過程と、 前記プリントサーバーと前記画像出力装置とが通信を行
う第3の過程とを順次実行し、 前記該携帯機器をもつユーザの元へ文書を届けることを
特徴とする文書印刷方法。 - 【請求項6】 ネットワークに接続された複数の画像出
力装置、クライアント、携帯機器、プリントサーバとを
有する文書印刷システムにおける文書印刷方法におい
て、 前記携帯機器と前記プリントサーバーとが通信を行う第
1の過程と、 前記携帯機器と複数の前記画像出力装置とが通信を行う
第2の過程と、 複数の前記画像出力装置から1台の画像出力装置を選択
する第3の過程と、 前記プリントサーバーと前記画像出力装置とが通信を行
う第4の過程とを順次実行し、 前記該携帯機器をもつユーザの元へ文書を届けることを
特徴とする文書印刷方法。
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---|---|---|---|
JP2000344347A JP4090191B2 (ja) | 2000-11-10 | 2000-11-10 | 文書印刷システム及び文書印刷方法 |
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JP4090191B2 JP4090191B2 (ja) | 2008-05-28 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007515912A (ja) * | 2003-12-23 | 2007-06-14 | シスコ テクノロジー インコーポレイテッド | 移動ノードへの位置固有サービスの提供 |
US7812981B2 (en) | 2003-01-16 | 2010-10-12 | Minolta Co., Ltd. | Image processing apparatus |
JP2020090063A (ja) * | 2018-12-07 | 2020-06-11 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置、情報処理システム及び情報処理プログラム |
-
2000
- 2000-11-10 JP JP2000344347A patent/JP4090191B2/ja not_active Expired - Fee Related
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