JP2015162101A - ジョブ管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ジョブ管理システムにおいて、利用者が情報端末や画像形成装置に対して繁雑な設定や登録処理等を行うことなく簡単な構成でジョブ管理を行い、効率的に画像形成装置を利用することができるジョブ管理システムを提供する。【解決手段】情報端末6から画像形成装置1に送信されたジョブを管理するジョブ管理システム100において、画像形成装置1は、操作パネル12と、通信部17と、識別子伝達手段を備え、情報端末6は、操作部61と、通信部67と、識別子認識手段と、通信接続手段と、を備え、さらに、画像形成装置1は、ジョブ待ち順番管理手段と、ジョブ待ち順番通知手段と、を備え、情報端末6は、ジョブ待ち情報表示手段を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ジョブ管理システムに係り、特に、携帯端末などの情報端末から画像形成装置などの画像形成装置に送信されたジョブを管理するジョブ管理システムに関する。
従来、電子情報機器を利用する際に、利用者の順番付けを行い管理するシステムが知られている。しかしながら、利用者は自らがいつ利用可能となるかは把握できず、自分の順番が回ってきていないかを自ら確認する必要があった。
例えば、図28に示すように、複数の画像形成装置(101a,101b,101c)がネットワーク102上で管理されている状態において、ネットワーク102を介して携帯端末などの情報端末106からジョブを送信して印刷する場合、即時利用可能となるデバイスを何らかの方法で判別する必要があった。
図中の符号104はサーバ、符号105はルータを示す。
このような管理アプリケーションは、ネットワーク102に接続されたPC107a,107b上のアプリケーションであってもよいが、情報端末106の利用者からは同様に情報を収集することができず、不便であった。また、このようなアプリケーションの情報端末向けのものがあったとしても、情報端末106にインストールする必要があり、利用者に対しては負担となっていた。
そこで、従来技術として、例えば、利用者を順次案内する案内システムとして、移動端末により呼び出しリストに受付登録を行い、呼び出しリストに登録された移動端末に対して順次に案内通知を送信するようにした呼び出し案内システムが提案されている(特許文献1を参照)。
このような案内システムを利用することで、例えば、ファクシミリやコピー機として機能する複合機などの画像形成装置を利用する際に、順次案内通知が送信されるため、利用者が自ら確認することなく利用可能な状態であることを知ることができる。
特開2008−15891号公報
しかしながら、特許文献1に記載の呼び出し案内システムのような従来技術を利用して、情報端末から画像形成装置に送信されたジョブを管理するジョブ管理システムを構成した場合、利用可能な画像形成装置が複数あるときは、利用対象の登録処理が繁雑となり効率的に画像形成装置を利用することができないという問題があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、情報端末から画像形成装置に送信されたジョブを管理するジョブ管理システムにおいて、利用者が情報端末や画像形成装置に対して繁雑な設定や登録処理等を行うことなく簡単な構成でジョブ管理を行い、効率的に画像形成装置を利用することができるジョブ管理システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明に係るジョブ管理システムは、次の通りである。
本発明は、情報端末から画像形成装置に送信されたジョブを管理するジョブ管理システムにおいて、前記画像形成装置の構成として、入力操作を行う操作部と、前記情報端末との通信を可能にする通信部と、前記画像形成装置を識別する識別情報を包含する識別子を前記情報端末に伝達する識別子伝達手段と、を備え、前記情報端末の構成として、入力操作を行う操作部と、前記画像形成装置との通信を可能にする通信部と、前記画像形成装置から伝達された識別子を認識する識別子認識手段と、前記識別子に包含される識別情報に基づき、識別された画像形成装置と当該情報端末とを通信接続を行う通信接続手段と、を備え、さらに、前記画像形成装置の構成として、前記画像形成装置と前記情報端末とが通信接続完了後に前記情報端末から送信された実行予定のジョブの実行待ち順番を管理するジョブ待ち順番管理手段と、前記情報端末へ待ち順番を通知するジョブ待ち順番通知手段と、を備え、前記情報端末の構成として、前記画像形成装置から通知されるジョブ待ちに関する情報を表示するジョブ待ち情報表示手段を備えることを特徴とするものである。
また、本発明は、前記画像形成装置の構成として、ジョブ待ち順番に並んでいる情報端末へジョブを実行する順番が回ってきたことを通知するジョブ実行可能通知手段と、ジョブを実行する順番が回ってきた情報端末上からジョブスタートを実行可能にするジョブスタート実行手段と、前記ジョブが完了後にジョブスタートを実行した情報端末へ前記画像形成装置から通知を行うジョブ完了通知手段と、を備え、また、前記情報端末の構成として、前記画像形成装置に対してジョブスタートを指示するジョブスタート指示手段を備えることが好ましい。
また、本発明は、前記画像形成装置の構成として、前記操作部において入力操作を行う際に、ジョブ待ち順番を取得した情報端末がある場合は、前記操作パネルの表示をグレーアウトして前記操作パネルからの操作を禁止するパネル操作禁止手段と、を備えることが好ましい。
また、本発明は、前記画像形成装置の制御部の構成として、前記情報端末において前記画像形成装置からジョブを実行する順番がきたことを通知された際、所定時間が経過しても前記情報端末によりジョブスタートの操作がなされない場合に、該当の情報端末のジョブ待ち順番はスキップされて待ち順番の最後尾に変更されるジョブ待ち順番スキップ手段と、ジョブ待ち順番に並んでいる次の情報端末へジョブを実行する順番が回ってきたことを通知する次ジョブ実行可能通知手段と、を備えることが好ましい。
また、本発明は、前記画像形成装置の制御部の構成として、前記操作パネルの表示がグレーアウト状態で前記画像形成装置への操作を検知した場合、ジョブ待ち順番を取得した情報端末に対して使用して良いか否か(使用許可の確認)を通知する使用許可確認通知手段と、前記情報端末からの使用許可の通知により前記画像形成装置を利用可能に制御する手段を備え、前記情報端末の制御部の構成として、前記画像形成装置に対して当該画像形成装置の使用を許可する旨を通知する使用許可通知手段を備えることが好ましい。
また、本発明は、前記画像形成装置の構成として、前記識別子を表示する表示部を備え、前記情報端末の構成として、前記識別子を読み取る識別子読取手段と、前記識別子に包含される識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、を備えることが好ましい。
また、本発明は、前記画像形成装置の構成として、前記識別子の情報が記録された電子媒体を備え、前記情報端末の構成として、前記電子媒体より前記識別子を読み取る識別子読取手段と、前記識別子に包含される識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、を備えることが好ましい。
また、本発明は、前記情報端末の構成として、当該情報端末を識別する識別情報を包含する識別子の情報が記録された電子媒体を備え、前記画像形成装置の構成として、前記電子媒体を読み込む電子媒体リーダを備え、前記画像形成装置の制御部の構成として、前記電子媒体リーダにより読み込まれた前記電子媒体に記録された識別子の情報に基づき、前記画像形成装置と前記情報端末との通信接続を行う通信接続手段を備えることが好ましい。
本発明のジョブ管理システムによれば、情報端末から画像形成装置に送信されたジョブを管理するジョブ管理システムにおいて、前記画像形成装置の構成として、入力操作を行う操作部と、前記情報端末との通信を可能にする通信部と、前記画像形成装置を識別する識別情報を包含する識別子を前記情報端末に伝達する識別子伝達手段と、を備え、前記情報端末の構成として、入力操作を行う操作部と、前記画像形成装置との通信を可能にする通信部と、前記画像形成装置から伝達された識別子を認識する識別子認識手段と、前記識別子に包含される識別情報に基づき、識別された画像形成装置と当該情報端末とを通信接続を行う通信接続手段と、を備え、さらに、前記画像形成装置の構成として、前記画像形成装置と前記情報端末とが通信接続完了後に前記情報端末から送信された実行予定のジョブの実行待ち順番を管理するジョブ待ち順番管理手段と、前記情報端末へ待ち順番を通知するジョブ待ち順番通知手段と、を備え、前記情報端末の構成として、前記画像形成装置から通知されるジョブ待ちに関する情報を表示するジョブ待ち情報表示手段を備えることで、利用者が前記情報端末や前記画像形成装置に対して繁雑な設定や登録処理等を行うことなく簡単な構成でジョブ管理を行い、効率的に画像形成装置を利用することができる。
本発明の第1実施形態に係るジョブ管理システムの構成を示す説明図である。 前記ジョブ管理システムを構成する画像形成装置と情報端末の構成を示すブロック図である。 前記画像形成装置を構成する制御部の電気的構成を示すブロック図である。 前記情報端末を構成する制御部の電気的構成を示すブロック図である。 前記画像形成装置の操作パネルにおける選択操作を示す説明図である。 前記操作パネルに表示される指示表示の一例を示す説明図である。 前記情報端末の表示部に表示される予約用のアプリケーションのジョブ選択画面の一例を示す説明図である。 前記情報端末の表示部に表示される出力設定画面の一例を示す説明図である。 前記情報端末の表示部に表示されるジョブが予約された時のメッセージの一例を示す説明図である。 前記情報端末の表示部に表示される予約ジョブが実行可能となった時のメッセージの一例を示す説明図である。 前記情報端末の表示部に表示されるジョブが完了した時のメッセージの一例を示す説明図である。 前記ジョブ管理システムによるジョブの予約登録を行う処理工程を示すフローチャートである。 前記ジョブ管理システムにおける番号札テーブルの一例を示す説明図である。 前記ジョブ管理システムの画像形成装置におけるジョブを実行する処理工程を示すフローチャートである。 前記ジョブ管理システムの情報端末におけるジョブの実行を指示する処理工程を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るジョブ管理システムの構成を示すブロック図である。 前記ジョブ管理システムを構成する画像形成装置の制御部の電気的構成を示すブロック図である。 前記ジョブ管理システムの情報端末の表示部において予約ジョブが実行可能となった時から所定時間が経過してタイムアウトした時に表示されるメッセージの一例を示す説明図である。 図19は第2実施形態のジョブ管理システムの画像形成装置におけるジョブを実行する処理工程の一部を示すフローチャートである。 図19のフローチャートに続くジョブを実行する処理工程を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係るジョブ管理システムの構成を示すブロック図である。 前記ジョブ管理システムを構成する画像形成装置の制御部の電気的構成を示すブロック図である。 前記ジョブ管理システムを構成する情報端末の制御部の電気的構成を示すブロック図である。 前記ジョブ管理システムの情報端末の表示部において画像形成装置の使用許可の確認を通知するメッセージの一例を示す説明図である。 前記ジョブ管理システムの画像形成装置におけるジョブを実行する処理工程を示すフローチャートである。 図25のフローチャートに続くジョブを実行する処理工程を示すフローチャートである。 前記ジョブ管理システムの情報端末におけるジョブの実行を指示する処理工程を示すフローチャートである。 従来のジョブ管理システムの構成を示す説明図である。
(第1実施形態)
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明を実施する形態の一例であって、本発明の第1実施形態に係るジョブ管理システムの構成を示す説明図、図2は前記ジョブ管理システムを構成する画像形成装置と情報端末の構成を示すブロック図である。
第1実施形態は、図1に示すように、情報端末6から画像形成装置1に送信されたジョブ(例えば印刷ジョブ)を管理するジョブ管理システム100であって、画像形成装置1および情報端末6の構成として、本発明に係るジョブ管理システムの特徴的な構成を採用したものである。
第1実施形態のジョブ管理システム100は、図1に示すように、ネットワーク2を介して、画像形成装置1、サーバ4、ルータ5が接続されている。画像形成装置1およびルータ5は利用者が使用する情報端末6と無線接続可能に設定されている。
まず、画像形成装置1について説明する。
画像形成装置1は、ファクシミリやコピー機として機能する複合機であって、図2に示すように、認証部11、操作パネル(操作部)12、原稿読取部13、印刷部14、制御部15、データストレージ16、通信部17を備えている。
認証部11は、使用者を認定するものであって、例えば、ICカードリーダによりIDカード等に記憶された使用者情報を読み込んで、その使用者情報に基づき使用者を認定する。
操作パネル12は、表示部121を備え、ユーザインターフェースとして機能する。
原稿読取部13は、ファックス原稿やコピー原稿から画像情報を読み取る。
印刷部14は、画像データに基づき画像を印刷する。
制御部15は、画像形成装置1の各部の動作を制御する。
データストレージ16は、データ等を記憶するハードディスク装置である。
通信部17は、ネットワーク2と通信するためのNIC(ネットワーク インターフェース カード)(1)171と情報端末6と通信するためのNIC(2)172を備え、ネットワーク2や情報端末6等と通信する。画像形成装置1とネットワーク2および情報端末6とは無線アドホック接続(adhoc接続)が可能とされる。
ここで、第1実施形態の画像形成装置1の特徴的な構成について説明する。
図3は第1実施形態の画像形成装置を構成する制御部の電気的構成を示すブロック図である。
第1実施形態では、画像形成装置1を構成する制御部15の特徴的な構成として、図3に示すように、識別子伝達手段151と、ジョブ待ち順番管理手段152と、ジョブ待ち順番通知手段153と、パネル操作禁止手段154と、ジョブ実行可能通知手段155と、ジョブスタート実行手段156と、ジョブ完了通知手段157を備えている。
識別子伝達手段151は、画像形成装置1を識別する識別情報を包含する識別子を情報端末6に伝達する。
ジョブ待ち順番管理手段152は、画像形成装置1と情報端末6とが通信接続完了後に情報端末6から送信された実行予定のジョブの実行待ち順番を管理する。
ジョブ待ち順番通知手段153は、ジョブが実行されるまでの待ち順番を情報端末6へ通知する。
パネル操作禁止手段154は、画像形成装置201上で操作パネル12による操作を行う際に、ジョブ待ち順番を取得した情報端末がある場合は、操作パネル12の表示をグレーアウトして操作パネル12からの操作を禁止する。
ジョブ実行可能通知手段155は、ジョブ待ち順番に並んでいる情報端末へジョブを実行する順番が回ってきたことを通知する。
ジョブスタート実行手段156は、ジョブを実行する順番が回ってきた情報端末206上からジョブスタートを実行可能にする。
ジョブ完了通知手段157は、ジョブが完了後にジョブスタートを実行した情報端末206へ画像形成装置201から通知を行う。
次に、情報端末6について説明する。
情報端末6は、携帯電話などの電子端末であって、図2に示すように、操作部61、情報管理部62、識別子読取手段63、制御部65、通信部67を備えている。
操作部61は、表示部611を備え、ユーザインターフェースとして機能する。
表示部611は、画像形成装置1から通知される通知情報を表示する。
識別子読取手段63は、画像形成装置1の識別子を読み取る。
情報管理部62は、画像形成装置1から伝達されたり、識別子読取手段63により読み取られた画像形成装置1を識別する識別子等を記憶して管理する。
制御部65は、情報端末6の各部の動作を制御する。
通信部67は、ネットワーク2や画像形成装置1等と通信する。
ここで、第1実施形態の情報端末6の特徴的な構成について説明する。
図4は第1実施形態の情報端末を構成する制御部の電気的構成を示すブロック図である。
第1実施形態では、情報端末6を構成する制御部65の特徴的な構成として、図4に示すように、識別子認識手段651と、識別情報抽出手段652と、通信接続手段653と、ジョブ待ち情報表示手段654と、ジョブスタート指示手段655を備えている。
識別子認識手段651は、画像形成装置1から伝達されたり、識別子読取手段63により読み取られたりした識別子を認識する。
識別情報抽出手段652は、画像形成装置1から伝達されたり、識別子読取手段63により読み取られた識別子から識別情報を抽出する。
通信接続手段653は、識別子に包含される識別情報に基づき、識別された画像形成装置1と情報端末6とを通信接続を行う手段である。画像形成装置1と情報端末6とは無線アドホック接続される。
ジョブ待ち情報表示手段654は、画像形成装置1から通知されるジョブ待ちに関する情報を表示する。
ジョブスタート指示手段655は、画像形成装置1に対して情報端末6側からジョブスタートを指示する。
次に、第1実施形態のジョブ管理システム100による情報端末6から画像形成装置1にジョブを送信する操作について説明する。
図5は第1実施形態の画像形成装置の操作パネルにおける選択操作を示す説明図、図6は前記操作パネルに表示される指示表示の一例を示す説明図である。
第1実施形態では、図1に示すように、画像形成装置1、サーバ4がネットワーク2上で接続されている。
画像形成装置1において、利用者が、図5に示すように、操作パネル12の表示部121に表示された「アプリケーション選択」の項目から所望する項目を選択するという所定の選択操作を行う。
選択されたアプリケーションよる操作は、例えば、図6に示すように、操作パネル12の表示部121に表示されたコード121aをユーザの情報端末6で読み取り操作(スキャン)することで、画像形成装置1の識別情報を包含する識別子の情報を取得する。
情報端末6は、識別子読取手段63により読み取った情報に基づいて、識別子認識手段651により画像形成装置1を識別する識別子を認識する。そして、識別情報抽出手段652により識別子に包含される識別情報を抽出して、その識別情報に基づき特定された画像形成装置1のNIC(2)172に対して無線アドホック接続を行う。
なお、第1実施形態では、操作パネル12の表示部121に表示されたコード121aを読み取ることで画像形成装置1の識別情報を取得するようにしているが、その他の例として、操作パネル12の表示部121に表示されたコード121aを読み取る代わりに、例えば、画像形成装置1に該画像形成装置1を識別する識別情報を包含する識別子の情報が記録された電子媒体を備えて、情報端末6の識別子読取手段63によりその電子媒体から画像形成装置1の識別情報を取得するようにしてもよい。
また、情報端末6に当該情報端末を識別する識別情報を包含する識別子の情報が記録された電子媒体を備えて、画像形成装置1に設けられた認証部(ICカードリーダ)11によってその電子媒体から情報端末6の識別子の情報などを読み取り、画像形成装置1においてアドホック接続に必要な情報を生成して、認証部11を経由して、情報端末6の電子媒体に記録する。そして、画像形成装置1により生成された情報に基づいて、情報端末6が画像形成装置1上のNIC(2)172に対して無線アドホック接続を行うようにしてもよい。
このようにして、画像形成装置1と情報端末6とが無線アドホック接続された後、情報端末6からジョブ実行に係る1つまたは複数のパラメータを設定することができる。これにより、情報端末6から特定された画像形成装置1に対してジョブの送信を行うことができる。
ここで、情報端末6の表示部611の表示画面の一例を示す。
図7は第1実施形態のジョブ管理システムの情報端末の表示部に表示される予約用のアプリケーションのジョブ選択画面の一例を示す説明図、図8は前記情報端末の表示部に表示される出力設定画面の一例を示す説明図、図9は前記情報端末の表示部に表示されるジョブが予約された時のメッセージの一例を示す説明図、図10は前記情報端末の表示部に表示される予約ジョブが実行可能となった時のメッセージの一例を示す説明図、図11は前記情報端末の表示部に表示されるジョブが完了した時のメッセージの一例を示す説明図である。
情報端末6によりジョブの予約を行う場合は、図7に示すように、表示部611には、予約用のアプリケーションの操作画面612が表示される。この操作画面612は、例えば、ジョブを実行するモード(コピーモード、FAXモード、写真プリントモード、ネットワークプリントモード)を選択する画面である。この操作画面612において、画像形成装置1の操作画面で行うようなモード選択が可能とされている。
情報端末6によりジョブの出力設定を行う場合は、図8に示すように、表示部611には、ジョブの出力設定を行う出力設定画面613が表示される。この出力設定画面613は、例えば、用紙サイズ、コピー倍率、色設定(カラー/モノクロ)を選択する画面である。この出力設定画面613において、画像形成装置1の操作画面で行うような出力設定が可能とされている。
情報端末6の操作画面612においてジョブのモードが選択されると、図9に示すように、操作画面612には、「予約しました」という画像形成装置1にジョブが予約された旨と予約された札番号[003」を知らせるメッセージ(ジョブ待ち情報)612aが表示される。
画像形成装置1において予約された情報端末6のジョブ実行待ちが該当順番になった時は、図10に示すように、情報端末6の出力設定画面613には、「あなたの順番です」という画像形成装置1にてジョブ実行が可能なことを知らせるメッセージ(ジョブ待ち情報)613aと、ジョブの開始を指示するスタートキー613bが表示される。
スタートキー613bをタッチ操作することで、情報端末6の制御部65のジョブスタート指示手段655により画像形成装置1に対してジョブスタートの指示が送信される。
画像形成装置1においてジョブの実行が完了すると、図11に示すように、情報端末6の操作画面612には「予約ジョブは完了しました」というメッセージ(ジョブ待ち情報)612bと、「OK」と表示された確認キー612cが表示される。
次に、第1実施形態のジョブ管理システム100による情報端末6から画像形成装置1に対してジョブの予約登録を行う処理についてフローチャートに沿って説明する。
図12は第1実施形態のジョブ管理システムによるジョブの予約登録を行う処理工程を示すフローチャート、図13は前記ジョブ管理システムにおける番号札テーブルの一例を示す説明図である。
第1実施形態のジョブ管理システム100により情報端末6から画像形成装置1に対してジョブの予約登録をする場合は、図12に示すように、まず、画像形成装置1に対して情報端末6からの接続要求があるか否かが判断される(ステップS101)。
ステップS101において、画像形成装置1に対して情報端末6からの接続要求がないと判断された場合は、引き続き確認が行われる。一方、ステップS101において、画像形成装置1に対して情報端末6からの接続要求があると判断された場合は、画像形成装置1と情報端末6とがデータ通信可能に接続される(ステップS102)。
具体的には、情報端末6の制御部65の構成である通信接続手段653により、識別子に包含される識別情報に基づき、識別された画像形成装置1と情報端末6とが無線アドホック接続により通信接続される。
そして、画像形成装置1に対して情報端末6からジョブの予約の要求があるか否かが判断される(ステップS103)。
ステップS103において、画像形成装置1に対して情報端末6からジョブの予約の要求がないと判断された場合は、引き続き確認が行われる。一方、ステップS103において、画像形成装置1に対して情報端末6からジョブの予約の要求があると判断された場合は、画像形成装置1における番号札テーブルに予約する情報端末6のユーザが登録される(ステップS104)。
番号札テーブルは、図13に示すように、番号札の札番号と、情報端末6を識別するための識別情報とをセットにしている。
識別情報は、情報端末6に対して個別に付けられたものであって、ジョブの順番が回ってきたときに情報端末6に通知するために利用する。識別情報としては、例えば、インターネットやLANなどのネットワークで用いられるIPアドレスや、個々のネットワーク機器を識別するための装置固有のアドレスであるMACアドレスなどがある。
そして、画像形成装置1にジョブの予約できたら、情報端末6に対してジョブが予約できたという情報を通知し、情報端末6側ではその情報を受信して、図9に示すように、「予約しました」という旨のメッセージ612aが表示部611に表示される(ステップS105)。そして、ステップS101に戻る。
次に、第1実施形態のジョブ管理システム100における画像形成装置1と情報端末6とによるジョブの実行処理について説明する。
画像形成装置1において、予約された情報端末6のジョブ実行待ちが該当順番になった時には、ジョブ実行待ちとなっている情報端末6に対してジョブ実行の順番となった旨のジョブ待ち情報が通知される。このとき、画像形成装置1において、操作パネル12上で不用意な操作がなされないよう、操作パネル12の表示部121がグレーアウトにされる。
ジョブ待ち情報が通知された情報端末6は、図10に示すように、情報端末6上の操作部61の表示部611にジョブ実行の順番が回ってきた旨のメッセージ(ジョブ待ち情報)613aを表示してユーザに報知する。そして、ジョブの開始を指示するスタートキー613bを表示する。
画像形成装置1では、情報端末6上の表示部611においてスタートキー613bによるジョブ実行の入力がなされた場合のみ、該当ジョブを実行開始する。
ジョブ実行の指示を受けた場合は、画像形成装置1はジョブを実行し、該当ジョブの実行が完了すると、該当ジョブの実行指示を受けた情報端末6に対してジョブ完了の通知を行うとともに、キューに保持されている次の順番のジョブに紐づけられた情報端末6に対して、ジョブ実行の順番が回ってきた旨のジョブ待ち情報を通知する。
ここで、第1実施形態のジョブ管理システム100により情報端末6から画像形成装置1に対してジョブの実行を指示して、画像形成装置1によりジョブを実行する処理工程についてフローチャートに沿って説明する。
図14は第1実施形態のジョブ管理システムの画像形成装置におけるジョブを実行する処理工程を示すフローチャート、図15は前記ジョブ管理システムの情報端末におけるジョブの実行を指示する処理工程を示すフローチャートである。
まず、第1実施形態のジョブ管理システム100における画像形成装置1側のジョブ実行処理について説明する。
画像形成装置1によりジョブを実行する場合は、図14に示すように、まず、画像形成装置1の操作パネル12に対してタッチ操作が行われた否かが判断される(ステップS111)。例えば、画像形成装置1が待機状態のとき、来店したユーザのタッチ操作により、画像形成装置1は受付可能な状態となる。
ステップS111において、タッチ操作が行われたと判断された場合は、ユーザによるジョブの設定を受付ける(ステップS112)。そして、設定に応じてコピー等のジョブが実行される(ステップS113)。
そして、ジョブが終了したら、終了処理(例えば、つり銭の返却、設定のクリア等)が行われ(ステップS114)、ステップS115に進む。
ステップS115では、予約ユーザがあるか否かが判断される。予約ユーザは、図13に示すように、画像形成装置1における番号札テーブルによってユーザが予約されているか否かで判断できる。
ステップS115において、予約ユーザがいないと判断された場合は、ステップS111に戻る。一方、ステップS115において、予約ユーザがあると判断された場合は、予約ユーザに対してジョブが実行可能であることを通知する(ステップS116)。
予約ユーザへの通知は、識別情報を利用して予約したユーザの情報端末6と画像形成装置1とを通信可能に接続して通知する。
そして、画像形成装置1の操作パネル12の表示部121をグレーアウトして、操作パネル12上の操作を禁止にして(ステップS117)、ステップS118に進む。
ステップS118では、情報端末6から予約したジョブを実行する指示を受信したか否かが判断される。
ステップS118において、情報端末6から予約したジョブを実行する指示を受信したと判断された場合は、設定に応じて予約したジョブを実行する(ステップS119)。
そして、予約したジョブが完了すると、ジョブが完了したというジョブ待ち情報を情報端末6に通知して、画像形成装置1の番号札テーブルから完了したジョブの登録を削除する(ステップS120)。そして、ステップS114に戻り、終了処理が行われ、ジョブを実行する処置が継続される。
次に、第1実施形態のジョブ管理システム100における情報端末6側のジョブ実行処理について説明する。
情報端末6において、図15に示すように、まず、予約したジョブが実行可能である旨の通知を受信したか否かが判断される(ステップS131)。
ステップS131において、予約したジョブが実行可能である旨の通知を受信していないと判断された場合は、ジョブの設定を行う(ステップS132)。情報端末6は、画像形成装置1からの通知を受信するまでは待機状態となっており、その間、ユーザは情報端末6上でコピー設定等のジョブの設定が可能となっている。
一方、ステップS131において、予約したジョブが実行可能である旨の通知を受信したと判断された場合は、図10に示すように、情報端末6の操作部61の表示部611に「あなたの順番です」というメッセージ613aと、スタートキー613bが表示される。
そして、ステップS134において、スタートキーがONされたか否かが判断される。
スタートキーがONされていないと判断された場合は、情報端末6上でスタートキーをONしてジョブを実行する設定を行い(ステップS135)、ステップS134に戻る。
一方、ステップS134において、スタートキーがONされたと判断された場合は、ジョブを実行する指示を送信する(ステップS136)。
そして、予約したジョブが完了すると、画像形成装置1からジョブが完了したというジョブ待ち情報を受信して、表示部611に、図11に示すように、予約ジョブが完了した旨のメッセージ612bを表示して(ステップS137)、予約したジョブの実行処理は終了する。
以上のように構成したので、第1実施形態によれば、ジョブ管理システム100において、画像形成装置1の構成として情報端末6との通信を可能にする通信部17と、認証部11を備えるとともに、画像形成装置1を構成する制御部15の特徴的な構成として、識別子伝達手段151と、ジョブ待ち順番管理手段152と、ジョブ待ち順番通知手段153と、を備え、情報端末6の構成として、画像形成装置1との通信を可能にする通信部67と、識別子読取手段63を備えるとともに、情報端末6を構成する制御部65の特徴的な構成として、識別子認識手段651と、識別情報抽出手段652と、通信接続手段653と、ジョブ待ち情報表示手段654と、を備えることで、利用者が情報端末6や画像形成装置1に対して繁雑な設定や登録処理等を行うことなく、簡単に情報端末6からジョブが予約されたことを確認できるとともに、画像形成装置1において情報端末6から予約されたジョブの管理を行うことができるので、効率的に画像形成装置1を利用することができる。
また、第1実施形態によれば、画像形成装置1の制御部15の構成として、パネル操作禁止手段154を備えることで、情報端末6により予約されたジョブがある場合は、画像形成装置1のパネル操作を禁止して予約されたジョブを効率良く実行することができる。
また、第1実施形態によれば、画像形成装置1の制御部15の構成として、ジョブ実行可能通知手段155と、ジョブ完了通知手段157とを備えることで、ユーザは、予約したジョブが実行可能なことや予約したジョブが完了したことを情報端末6により容易に知ることができる。また、ジョブスタート実行手段156を備えることで、情報端末6により予約したジョブの実行を指示することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図面を参照して説明する。
図16は本発明の第2実施形態に係るジョブ管理システムの構成を示すブロック図、図17は前記ジョブ管理システムを構成する画像形成装置の制御部の電気的構成を示すブロック図である。
なお、第2実施形態に係るジョブ管理システム200において、第1実施形態のジョブ管理システム100の構成と同様な構成を有するものは同一の符号を付することで説明を省略する。
第2実施形態のジョブ管理システムは、図16に示すように、情報端末6から画像形成装置201に送信されたジョブ(例えば印刷ジョブ)を管理するジョブ管理システム200であって、ネットワーク2を介して、画像形成装置201と利用者が使用する情報端末6とが無線接続可能に設定されている。
第2実施形態では、ジョブ管理システム200を構成する画像形成装置201の制御部215の特徴的な構成として、図17に示すように、第1実施形態の画像形成装置1の制御部15の構成に加えて、ジョブ待ち順番スキップ手段2151と、次ジョブ実行可能通知手段2152とを備えている。
ジョブ待ち順番スキップ手段2151は、画像形成装置201からジョブを実行する順番がきたことを通知された際に、所定時間が経過しても情報端末6によりジョブスタートの操作がなされない場合に、該当の情報端末6のジョブ待ち順番をスキップして待ち順番の最後尾に変更する。
次ジョブ実行可能通知手段2152は、ジョブ待ち順番に並んでいる次の情報端末へジョブを実行する順番が回ってきたことを通知する。
第2実施形態のジョブ管理システム200による情報端末6から画像形成装置201にジョブを送信する操作は、第1実施形態のジョブ管理システム100の説明を参照するものとする。
ここで、ジョブ管理システム200における情報端末6の表示部611の表示画面の一例を示す。
図18は第2実施形態のジョブ管理システムの情報端末の表示部において予約ジョブが実行可能となった時から所定時間が経過してタイムアウトした時に表示されるメッセージの一例を示す説明図である。
第2実施形態のジョブ管理システム200における情報端末6の表示部611に表示される表示画面は、第1実施形態のジョブ管理システム100における情報端末6の表示部611に表示される表示画面に加えて、予約ジョブが実行可能となった時から所定時間が経過してタイムアウトした時に、図18に示すように、表示部611には、「タイムアウトしました。順番は待ち行列の最後になります」というメッセージ612dと、「OK」と表示された確認キー612eが表示される。
第2実施形態のジョブ管理システム200による情報端末6から画像形成装置201に対してジョブの予約登録を行う処理は、第1実施形態のジョブ管理システム100におけるジョブの予約登録と同様に行われるものとして、第1実施形態の説明を参照することで説明を省略する。
次に、第2実施形態のジョブ管理システム200における画像形成装置201と情報端末6とによるジョブの実行処理について説明する。
画像形成装置201において、予約された情報端末6のジョブ実行待ちが該当順番になった時には、ジョブ実行待ちとなっている情報端末6に対してジョブ実行の順番となった旨のジョブ待ち情報が通知される。このとき、画像形成装置201において、操作パネル12上で不用意な操作がなされないよう、操作パネル12の表示部121がグレーアウトにされる。
ジョブ待ち情報が通知された情報端末6は、第1実施形態のジョブ管理システム100と同様に、図10に示すように、情報端末6上の操作部61の表示部611にジョブ実行の順番が回ってきた旨のメッセージ(ジョブ待ち情報)613aを表示してユーザに報知する。そして、ジョブの開始を指示するスタートキー613bを表示する。
画像形成装置201では、情報端末6上の表示部611においてスタートキー613bによるジョブ実行の入力がなされた場合のみ、該当ジョブを実行開始する。
このとき、情報端末6において、スタートキー613bによるジョブ実行の入力が所定時間内に行われない等の理由により、画像形成装置201に対して所定時間内にジョブ実行開始の通知が行われない場合は、画像形成装置1において、当該ジョブの実行準備はジョブ実行待ちのキュー(待ち行列)の最後に再割り当てされる。そして、画像形成装置201は、ジョブ実行待ちのキューの次の予約登録元の情報端末6へ通知を送信する。
ジョブ実行の指示を受けた場合は、画像形成装置201はジョブを実行し、該当ジョブの実行が完了すると、該当ジョブの実行指示を受けた情報端末6に対してジョブ完了の通知を行うとともに、キューに保持されている次の順番のジョブに紐づけられた情報端末6に対して、ジョブ実行の順番が回ってきた旨のジョブ待ち情報を通知する。
ここで、第2実施形態のジョブ管理システム200により情報端末6から画像形成装置201に対してジョブの実行を指示して、画像形成装置201によりジョブを実行する処理工程についてフローチャートに沿って説明する。
図19は第2実施形態のジョブ管理システムの画像形成装置におけるジョブを実行する処理工程の一部を示すフローチャート、図20は図19のフローチャートに続くジョブを実行する処理工程を示すフローチャートである。
まず、第2実施形態のジョブ管理システム200における画像形成装置201側のジョブ実行処理について説明する。
画像形成装置201によりジョブを実行する場合は、図19,図20に示すように、まず、画像形成装置201の操作パネル12に対してタッチ操作が行われた否かが判断される(ステップS201)。例えば、画像形成装置201が待機状態のとき、来店したユーザのタッチ操作により、画像形成装置201は受付可能な状態となる。
ステップS201において、タッチ操作が行われたと判断された場合は、ユーザによるジョブの設定を受付ける(ステップS202)。そして、設定に応じてコピー等のジョブが実行される(ステップS203)。
そして、ジョブが終了したら、終了処理(例えば、つり銭の返却、設定のクリア等)が行われ(ステップS204)、ステップS205に進む。
ステップS205では、予約ユーザがあるか否かが判断される。
ステップS205において、予約ユーザがいないと判断された場合は、ステップS201に戻る。一方、ステップS205において、予約ユーザがあると判断された場合は、予約ユーザに対してジョブが実行可能であることを通知する(ステップS206)。
予約ユーザへの通知は、識別情報を利用して予約したユーザの情報端末6と画像形成装置1とを通信可能に接続して通知する。
そして、画像形成装置201の操作パネル12の表示部121をグレーアウトして、操作パネル12上の操作を禁止にして(ステップS207)、ステップS208に進む。
ステップS208では、情報端末6から予約したジョブを実行する指示を受信したか否かが判断される。
ステップS208において、情報端末6から予約したジョブを実行する指示を受信したと判断された場合は、設定に応じて予約したジョブを実行する(ステップS209)。
そして、予約したジョブが完了すると、ジョブが完了したというジョブ待ち情報を情報端末6に通知して、画像形成装置201の番号札テーブルから完了したジョブの登録を削除する(ステップS210)。そして、ステップS204に戻り、終了処理が行われ、ジョブを実行する処置が継続される。
一方、ステップS208において、情報端末6から予約したジョブを実行する指示を受信していないと判断された場合は、ステップS211に進み、予約ジョブが実行可能となった時から所定時間が経過してタイムアウトしたか否かが判断される。
ステップS211において、所定時間が経過していないと判断された場合はステップS308に戻る。
一方、ステップS211において、所定時間が経過してタイムアウトしたと判断された場合は、ジョブ待ち順番スキップ手段2151により、当該予約ジョブを画像形成装置201の番号札テーブルの予約ジョブ順番の最後に位置して(ステップS212)、次ジョブ実行可能通知手段2152により、当該予約ジョブを番号札テーブルの予約ジョブ順番の最後に移動した旨を情報端末に通知する(ステップS213)。そして、ステップS204に戻り、終了処理が行われ、ジョブを実行する処置が継続される。
情報端末6においては、図18に示すように、表示部611に操作画面612が表示され、操作画面612上に、「タイムアウトしました。順番は待ち行列の最後になります」というメッセージ612dと、「OK」と表示された確認キー612eが表示される。これにより、ユーザは予約ジョブが予約ジョブ順番の最後に回されたことを知ることになる。
第2実施形態のジョブ管理システム200における情報端末6側のジョブ実行処理については、第1実施形態のジョブ管理システム100における情報端末6側のジョブ実行処理と同様に行われため、第1実施形態のジョブ管理システム100における説明と図15を参照することで説明を省略する。
以上のように構成したので、第2実施形態によれば、ジョブ管理システム200において、画像形成装置201の制御部215の構成として、ジョブ待ち順番スキップ手段2151と、次ジョブ実行可能通知手段2152とを備えることで、予約ジョブが実行可能であっても所定時間内にジョブ実行を行われないは、当該予約ジョブをスキップして次の予約ジョブを実行可能にすることで、ジョブを予約したユーザが無駄にジョブ実行待ちをすることなく、効率的に画像形成装置201を利用することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図面を参照して説明する。
図21は本発明の第3実施形態に係るジョブ管理システムの構成を示すブロック図、図22は前記ジョブ管理システムを構成する画像形成装置の制御部の電気的構成を示すブロック図、図23は前記ジョブ管理システムを構成する情報端末の制御部の電気的構成を示すブロック図である。
なお、第3実施形態に係るジョブ管理システム300において、第2実施形態のジョブ管理システム200の構成と同様な構成を有するものは同一の符号を付することで説明を省略する。
第3実施形態のジョブ管理システムは、図21に示すように、情報端末306から画像形成装置301に送信されたジョブ(例えば印刷ジョブ)を管理するジョブ管理システム200であって、ネットワーク2を介して、画像形成装置301と利用者が使用する情報端末306とが無線接続可能に設定されている。
第3実施形態では、ジョブ管理システム300を構成する画像形成装置301の制御部315の特徴的な構成として、図22に示すように、第2実施形態の画像形成装置201の制御部215の構成に加えて、操作パネル使用許可確認通知手段3151を備えている。
操作パネル使用許可確認通知手段3151は、操作パネル12の表示がグレーアウト状態で画像形成装置301への操作を検知した場合、ジョブ待ち順番を取得した情報端末306に対して画像形成装置301を使用して良いか否かを通知する。
また、制御部315の特徴的な構成として、情報端末306からの画像形成装置301を使用することを許可する通知により、グレーアウトを解除して画像形成装置301を使用可能となるように制御する機能を備える。
さらに、ジョブ管理システム300を構成する情報端末306の制御部365の特徴的な構成として、図23に示すように、第3実施形態の画像形成装置301の制御部315の構成に加えて、操作パネル使用許可通知手段3651を備えている。
操作パネル使用許可通知手段3651は、画像形成装置301に対して当該画像形成装置301の使用を許可する旨を通知する。
第3実施形態のジョブ管理システム300による情報端末306から画像形成装置301にジョブを送信する操作は、第1実施形態のジョブ管理システム100の説明を参照するものとする。
ここで、ジョブ管理システム300における情報端末306の表示部611の表示画面の一例を示す。
図24は第3実施形態のジョブ管理システムの情報端末の表示部において画像形成装置の使用許可の確認を通知するメッセージの一例を示す説明図である。
第3実施形態のジョブ管理システム300における情報端末306の表示部611に表示される表示画面は、第1実施形態のジョブ管理システム100における情報端末306の表示部611に表示される表示画面に加えて、操作パネル12の表示がグレーアウト状態で画像形成装置301への操作を検知した場合に、図24に示すように、表示部611には、画像形成装置301を使用して良いか否かを通知する「お先に良いですか?」というメッセージ612fと、「お先にどうぞ」と表示された確認キー612gが表示される。
第3実施形態のジョブ管理システム300による情報端末306から画像形成装置301に対してジョブの予約登録を行う処理は、第1実施形態のジョブ管理システム100におけるジョブの予約登録と同様に行われるものとして、第1実施形態の説明を参照することで説明を省略する。
次に、第3実施形態のジョブ管理システム300における画像形成装置301と情報端末6とによるジョブの実行処理について説明する。
画像形成装置301において、予約された情報端末306のジョブ実行待ちが該当順番になった時には、ジョブ実行待ちとなっている情報端末306に対してジョブ実行の順番となった旨のジョブ待ち情報が通知される。このとき、画像形成装置301において、操作パネル12上で不用意な操作がなされないよう、操作パネル12の表示部121がグレーアウトにされる。
ジョブ待ち情報が通知された情報端末306は、第1実施形態のジョブ管理システム100と同様に、図10に示すように、情報端末306上の操作部61の表示部611にジョブ実行の順番が回ってきた旨のメッセージ(ジョブ待ち情報)613aを表示してユーザに報知する。そして、ジョブの開始を指示するスタートキー613bを表示する。
第3実施形態では、画像形成装置301において、グレーアウトの状態の操作パネル12には、例えば、「予約中のユーザがいます。予約ユーザに「お先に使ってよいですか」の問い合わせを行いたい場合は、操作パネルにタッチしてください」の表示がされる。
そして、他のユーザが画像形成装置301の操作パネル12にタッチしたとき、情報端末306に問い合わせがなされる。
情報端末306の操作部61の表示部611には、図24に示すように、「お先に良いですか?」というメッセージ612fと、「お先にどうぞ」と表示された確認キー612gが表示される。
そして、情報端末306において「お先にどうぞ」の確認キー612gがタッチされた場合、画像形成装置301の操作パネル12上において他のユーザによる操作が許可される。
画像形成装置301においては、操作パネル12のグレーアウトが解除されて、通常の表示状態に戻り、他のユーザによる操作が可能となる。
そして、画像形成装置301の操作パネル12の操作による他のユーザのジョブが完了すると、再び操作パネル12はグレーアウト状態になり、予約ユーザの操作ができる状態になる。
ここで、第3実施形態のジョブ管理システム300により情報端末306から画像形成装置301に対してジョブの実行を指示して、画像形成装置301によりジョブを実行する処理工程についてフローチャートに沿って説明する。
図25は第3実施形態のジョブ管理システムの画像形成装置におけるジョブを実行する処理工程を示すフローチャート、図26は図25のフローチャートに続くジョブを実行する処理工程を示すフローチャート、図27は前記ジョブ管理システムの情報端末におけるジョブの実行を指示する処理工程を示すフローチャートである。
まず、第3実施形態のジョブ管理システム300における画像形成装置301側のジョブ実行処理について説明する。
画像形成装置301によりジョブを実行する場合は、図25,図26に示すように、まず、画像形成装置301の操作パネル12に対してタッチ操作が行われた否かが判断される(ステップS301)。例えば、画像形成装置301が待機状態のとき、来店したユーザのタッチ操作により、画像形成装置301は受付可能な状態となる。
ステップS301において、タッチ操作が行われたと判断された場合は、ユーザによるジョブの設定を受付ける(ステップS302)。そして、設定に応じてコピー等のジョブが実行される(ステップS303)。
そして、ジョブが終了したら、終了処理(例えば、つり銭の返却、設定のクリア等)が行われ(ステップS304)、ステップS305に進む。
ステップS305では、予約ユーザがあるか否かが判断される。
ステップS305において、予約ユーザがいないと判断された場合は、ステップS301に戻る。一方、ステップS305において、予約ユーザがあると判断された場合は、予約ユーザに対してジョブが実行可能であることを通知する(ステップS306)。
予約ユーザへの通知は、識別情報を利用して予約したユーザの情報端末6と画像形成装置1とを通信可能に接続して通知する。
そして、画像形成装置301の操作パネル12の表示部121をグレーアウトして、操作パネル12上の操作を禁止にして(ステップS307)、ステップS308に進む。
ステップS308では、図24に示すように、表示部121に「お先に良いですか?」というメッセージ612fと、「お先にどうぞ」と表示された確認キー612gが表示される。
そして、ステップS309に進む。ステップS309では、情報端末306から予約したジョブを実行する指示を受信したか否かが判断される。
ステップS309において、情報端末306から予約したジョブを実行する指示を受信したと判断された場合は、設定に応じて予約したジョブを実行する(ステップS310)。
そして、予約したジョブが完了すると、ジョブが完了したというジョブ待ち情報を情報端末306に通知して、画像形成装置301の番号札テーブルから完了したジョブの登録を削除する(ステップS311)。そして、ステップS304に戻り、終了処理が行われ、ジョブを実行する処置が継続される。
一方、ステップS309において、情報端末306から予約したジョブを実行する指示を受信していないと判断された場合は、ステップS312に進み、画像形成装置301の操作パネル12にてタッチ操作が行われたか否かが判断される。
ステップS312において、画像形成装置301の操作パネル12にてタッチ操作が行われていないと判断された場合は、ステップS309に戻る。
一方、ステップS312において、画像形成装置301の操作パネル12にてタッチ操作が行われたと判断された場合は、操作パネル使用許可確認通知手段3151により情報端末306に「お先に良いですか?」というメッセージを送信して(ステップS313)、ステップS314に進む。
ステップS314では、情報端末306から「お先にどうぞ」というメッセージが返信されたか否かが判断される。
ステップS314において、情報端末306から「お先にどうぞ」というメッセージが返信されたと判断された場合は、グレーアウトを解除して画像形成装置301を使用可能な状態にする(ステップS315)。そして、ステップS302に戻り、操作パネル12による操作が可能となるため、ジョブを実行する処理が継続される。
次に、第3実施形態のジョブ管理システム300における情報端末306側のジョブ実行処理について説明する。
情報端末306において、図27に示すように、まず、予約したジョブが実行可能である旨の通知を受信したか否かが判断される(ステップS321)。
ステップS321において、予約したジョブが実行可能である旨の通知を受信していないと判断された場合は、ジョブの設定を行う(ステップS322)。情報端末306は、画像形成装置301からの通知を受信するまでは待機状態となっており、その間、ユーザは情報端末306上でコピー設定等のジョブの設定が可能となっている。
一方、ステップS321において、予約したジョブが実行可能である旨の通知を受信したと判断された場合は、ステップS323に進み、画像形成装置301からの「お先に良いですか?」というメッセージを受信したか否かが判断される。
ステップS323において、「お先に良いですか?」というメッセージを受信したと判断された場合は、図24に示すように、情報端末306の表示部611に「お先に良いですか?」というメッセージ612fと、「お先にどうぞ」と表示された確認キー612gが表示される。そして、ステップS325に進み、「お先にどうぞ」がタッチ操作されて送信したか否かが判断される。
ステップS325において、「お先にどうぞ」が送信されたと判断された場合は、ステップS321に戻る。
ステップS323において、「お先に良いですか?」というメッセージを受信していないと判断された場合は、図10に示すように、情報端末306の操作部61の表示部611に「あなたの順番です」というメッセージ613aと、スタートキー613bが表示される。
そして、ステップS327において、スタートキーがONされたか否かが判断される。
スタートキーがONされていないと判断された場合は、情報端末306上でスタートキーをONしてジョブを実行する設定を行い(ステップS328)、ステップS327に戻る。
一方、ステップS327において、スタートキーがONされたと判断された場合は、ジョブを実行する指示を送信する(ステップS329)。
そして、予約したジョブが完了すると、画像形成装置301からジョブが完了したというジョブ待ち情報を受信して、表示部611に、図11に示すように、予約ジョブが完了した旨のメッセージ612bを表示して(ステップS330)、予約したジョブの実行処理は終了する。
以上のように構成したので、第3実施形態によれば、ジョブ管理システム300において、画像形成装置301の制御部315の構成として、操作パネル使用許可確認通知手段3151を備えるとともに、情報端末306からの画像形成装置301を使用することを許可する通知により、グレーアウトを解除して画像形成装置301を使用可能となるように制御する機能を備え、さらに、情報端末306の制御部365の構成として、操作パネル使用許可通知手段3651を備えることで、ユーザが画像形成装置301を使用する際に、当該画像形成装置301を使用可能なジョブ待ち順番を取得した情報端末306がある場合、情報端末306に対して画像形成装置301を使用してよいか否かを通知して使用許可の確認を行うことができるので、効率的に画像形成装置301を利用することができる。
以上のように、本発明は、上述した実施形態や変形例に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1,201,301 画像形成装置
2 ネットワーク
6,206,306 情報端末
11 認証部
12 操作パネル(操作部)
15,215,315 制御部(画像形成装置側)
17 通信部
61 操作部
62 情報管理部
63 識別子読取手段
65,365 制御部(情報端末側)
67 通信部
100,200,300 ジョブ管理システム
121 表示部(画像形成装置側)
151 識別子伝達手段
152 ジョブ待ち順番管理手段
153 ジョブ待ち順番通知手段
154 パネル操作禁止手段
155 ジョブ実行可能通知手段
156 ジョブスタート実行手段
157 ジョブ完了通知手段
611 表示部(情報端末側)
612 操作画面
613 出力設定画面
651 識別子認識手段
652 識別情報抽出手段
653 通信接続手段
654 ジョブ待ち情報表示手段
655 ジョブスタート指示手段
2151 ジョブ待ち順番スキップ手段
2152 次ジョブ実行可能通知手段
3151 操作パネル使用許可確認通知手段(使用許可確認通知手段)
3651 操作パネル使用許可通知手段(使用許可通知手段)

Claims (8)

  1. 情報端末から画像形成装置に送信されたジョブを管理するジョブ管理システムにおいて、
    前記画像形成装置は、入力操作を行う操作部と、
    前記情報端末との通信を可能にする通信部と、
    前記画像形成装置を識別する識別情報を包含する識別子を前記情報端末に伝達する識別子伝達手段と、を備え、
    前記情報端末は、入力操作を行う操作部と、
    前記画像形成装置との通信を可能にする通信部と、
    前記画像形成装置から伝達された識別子を認識する識別子認識手段と、
    前記識別子に包含される識別情報に基づき、識別された前記画像形成装置と当該情報端末との通信接続を行う通信接続手段と、を備え、
    さらに、前記画像形成装置は、前記画像形成装置と前記情報端末との通信接続完了後に前記情報端末から送信された実行予定のジョブの実行待ち順番を管理するジョブ待ち順番管理手段と、
    前記情報端末へ待ち順番を通知するジョブ待ち順番通知手段と、を備え、
    前記情報端末は、前記画像形成装置から通知されるジョブ待ちに関する情報を表示するジョブ待ち情報表示手段を備えることを特徴とするジョブ管理システム。
  2. 前記画像形成装置は、ジョブ待ち順番に並んでいる前記情報端末へジョブを実行する順番が回ってきたことを通知するジョブ実行可能通知手段と、
    前記情報端末から指示されたジョブスタートを実行するジョブスタート実行手段と、
    前記ジョブが完了後に前記情報端末へジョブ完了通知を行うジョブ完了通知手段と、を備え、
    前記情報端末は、前記画像形成装置に対してジョブスタートを指示するジョブスタート指示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のジョブ管理システム。
  3. 前記画像形成装置は、前記操作部において入力操作を行う際に、ジョブ待ち順番を取得した情報端末がある場合は、前記操作パネルの表示をグレーアウトして前記操作パネルからの操作を禁止するパネル操作禁止手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のジョブ管理システム。
  4. 前記画像形成装置は、制御部の構成として、
    前記情報端末において前記画像形成装置からジョブを実行する順番がきたことを通知された際、所定時間が経過しても前記情報端末によりジョブスタートの操作がなされない場合に、該当の情報端末のジョブ待ち順番はスキップされて待ち順番の最後尾に変更されるジョブ待ち順番スキップ手段と、
    ジョブ待ち順番に並んでいる次の情報端末へジョブを実行する順番が回ってきたことを通知する次ジョブ実行可能通知手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2または3に記載のジョブ管理システム。
  5. 前記画像形成装置は、制御部の構成として、前記操作パネルの表示がグレーアウト状態で前記画像形成装置への操作を検知した場合、ジョブ待ち順番を取得した情報端末に対して前記画像形成装置を使用して良いか否かを通知する使用許可確認通知手段と、前記情報端末からの使用許可の通知により前記画像形成装置を利用可能に制御する手段を備え、
    前記情報端末は、制御部の構成として、前記画像形成装置に対して当該画像形成装置の使用を許可する旨を通知する使用許可通知手段を備えることを特徴とする請求項2から4のうちの何れか一項に記載のジョブ管理システム。
  6. 前記画像形成装置は、前記識別子を表示する表示部を備え、
    前記情報端末は、前記識別子を読み取る識別子読取手段と、
    前記識別子に包含される識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から5のうちの何れか一項に記載のジョブ管理システム。
  7. 前記画像形成装置は、前記識別子の情報が記録された電子媒体を備え、
    前記情報端末は、前記電子媒体より前記識別子を読み取る識別子読取手段と、
    前記識別子に包含される識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1から6のうちの何れか一項に記載のジョブ管理システム。
  8. 前記情報端末は、当該情報端末を識別する識別情報を包含する識別子の情報が記録された電子媒体を備え、
    前記画像形成装置は、前記電子媒体を読み込む電子媒体リーダを備え、
    前記画像形成装置の制御部の構成として、前記電子媒体リーダにより読み込まれた前記電子媒体に記録された識別子の情報に基づき、前記画像形成装置と前記情報端末との通信接続を行う通信接続手段を備えることを特徴とする請求項1から7のうちの何れか一項に記載のジョブ管理システム。
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