JP2002187901A - カルボキシル基含有ゴムの製造方法 - Google Patents

カルボキシル基含有ゴムの製造方法

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JP2002187901A JP2000388413A JP2000388413A JP2002187901A JP 2002187901 A JP2002187901 A JP 2002187901A JP 2000388413 A JP2000388413 A JP 2000388413A JP 2000388413 A JP2000388413 A JP 2000388413A JP 2002187901 A JP2002187901 A JP 2002187901A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な加硫特性を有し、且つ良好な耐スコー
チ性を有するカルボキシル基含有ゴムを収量よく連続的
に製造する方法を提供する。 【解決手段】 ポリビニルアルコールを含有するカルボ
キシル基含有ゴムのラテックスからスクリュー押出機型
の脱水・乾燥装置の中で凝固、脱水、洗浄及び乾燥を連
続的に行うことにより乾燥ゴムを製造する方法におい
て、硼酸アンモニウムを含有する凝固剤を用いることを
特徴とするカルボキシル基含有ゴムの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリビニルアルコ
ールを乳化剤または分散剤としたカルボキシル基含有ゴ
ムのラテックスから、特定の凝固剤を用いたスクリュー
押出機型の脱水・乾燥装置を用いて凝固、脱水、洗浄及
び乾燥を連続的に行うことにより、良好な加硫特性を有
し、且つ良好な耐スコーチ性を有するカルボキシル基含
有ゴムを収量よく連続的に製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、産業の大型化、高速化に伴い、こ
れらに使用されるゴム部品はますます高度の耐久性を保
持することが要求されている。特に、大型化、高速化
は、機械・装置の運転温度の上昇を招くため、ゴム部品
に対して、高度の耐熱性が要求され、同時に潤滑油温度
の上昇のためにゴム部品に対して耐油性の向上が要求さ
れている。また、産業活動の広域化に伴う寒冷地等の苛
酷な環境における使用により、ゴム部品に対する耐寒性
の要求も強まっている。
【0003】特公昭59−14498号公報には、エチ
レン、酢酸ビニル、アクリル酸エステル及び架橋サイト
モノマーとして、グリシジルメタクリレートなどのモノ
エポキシモノオレフィン化合物よりなる共重合体と加硫
剤からなるゴム組成物が、耐油性、耐熱性および耐候性
に優れていることが記載されている。これらの組成物で
は、耐油性、耐熱性および耐候性のバランスが良好であ
ることも認められるが、上記のような使用条件の苛酷化
から、耐油性、耐寒性および耐熱性のバランスにおい
て、更なる改良が求められていた。
【0004】更に、これらの組成物は、脂肪酸石けん/
イオウ、ポリアミン系または、有機カルボン酸およびそ
のアンモニウム塩などの加硫系を用いて加硫することが
でき、機械的性質も良好であるが、加硫速度が遅いとい
う欠点を有している。即ち、所期の物性を得るために、
通常の加硫を行った後、後加硫を行っているのが現状で
あり、この後加硫に要する時間を短縮するか、完全に省
くことが可能となれば、その工業的意義は非常に大き
く、そのためにこれらが改良されたゴム組成物への要望
が急速に高まってきた。
【0005】アクリル酸アルキルまたはエチレン/アク
リル酸アルキルを主成分とし、架橋サイトモノマーとし
て、ブテンジオン酸モノアルキルエステルを用いたエラ
ストマー組成物は、良好な加硫速度を有することが特開
昭50−45031号公報で公知となっている。
【0006】一方、これらのゴムを製造する方法として
は、先ず重合によりゴムラテックスを得て、これに酸あ
るいは塩などを加え、凝固させた後これを脱水し、更に
乾燥する手法が一般的に行われている。
【0007】特公平3−29085号公報には、ゴムラ
テックスが乳化剤としてポリビニルアルコールを含み、
凝固剤として硼素化合物と硫酸根を含んだ化合物の混合
物を脱水、乾燥装置に供給し、凝固、脱水、乾燥等を連
続的に且つ収量良く行えるようにした乾燥ゴムの連続製
造方法が記載されている。しかしながらゴムラテックス
がカルボキシル基含有ゴムのラテックスの場合、凝固状
態が不十分となり機械的圧搾に抗することができず、乾
燥ゴムの収量が不十分となったり、得られた乾燥ゴムが
混練加工工程でスコーチする欠点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の課題
を解決し、良好な加硫特性を有し、且つ良好な耐スコー
チ性を有するカルボキシル基含有ゴムを収量よく連続的
に製造する方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、ポリビニル
アルコールを乳化剤または分散剤としたカルボキシル基
含有ゴムのラテックスを、特定の凝固剤を用いてスクリ
ュー押出機の中で凝固、脱水、洗浄及び乾燥を連続的に
行うことにより、良好な加硫速度を有し、且つ良好な耐
スコーチ性を有するゴムを収量よく得ることを見出し、
本発明を完成させるに至った。即ち、本発明はポリビニ
ルアルコールを乳化剤または分散剤としたカルボキシル
基含有ゴムのラテックスから、硼酸アンモニウムを含有
する凝固剤を用いてスクリュー押出機型の脱水・乾燥装
置の中にて凝固、脱水、洗浄及び乾燥を連続的に行い乾
燥ゴムを製造するカルボキシル基含有ゴムの製造方法で
ある。
【0010】以下に本発明を詳細に説明する。本発明に
用いるカルボキシル基含有ゴムのラテックスはポリビニ
ルアルコールを乳化剤または分散剤とし、カルボキシル
基含有化合物を共重合せしめたゴムラテックスであれば
特に制限はないが、特にポリビニルアルコールが乳化剤
または分散剤として好適なラテックス、例えばエチレン
・酢酸ビニル・アクリル酸アルキルエステル及び/また
はアクリル酸アルコキシアルキルエステル・カルボキシ
ル基含有化合物の共重合体ラテックス、エチレン・アク
リル酸アルキルエステル及び/またはアクリル酸アルコ
キシアルキルエステル・カルボキシル基含有化合物の共
重合体ラテックスなどが好適に用いられる。
【0011】本発明のカルボキシル基含有ゴムは、
(A)エチレン単量体単位0〜5質量%、(B)酢酸ビ
ニル単量体単位0〜50質量%、(C)下記の一般式
(1)で表されるマレイン酸モノアルキルエステル及び
/または下記の一般式(2)で表されるマレイン酸モノ
アルコキシアルキルエステル単位1〜12質量%と
(D)アクリル酸アルキルエステル及び/またはアクリ
ル酸アルコキシアルキルエステル単位99〜33質量%
からなる上記のカルボキシル基含有ゴムであることが好
ましい。
【0012】
【化3】 (式中のR1は炭素数1〜4のアルキル基を表す。)
【0013】
【化4】 (式中のR2は炭素数1〜4のアルキレン基、R3は炭
素数1〜4のアルキル基を表す。)
【0014】本発明のカルボキシル基含有ゴムの(A)
エチレン単量体単位は0〜5質量%が好ましく、0.1
〜3質量%がより好ましく、0.5〜2.5質量%が更
に好ましい。
【0015】本発明の(B)酢酸ビニル単量体単位は0
〜50質量%が好ましく、0〜30質量%であることが
より好ましく、0〜10質量%であることが更に好まし
い。
【0016】本発明に用いられるカルボキシル基含有化
合物の例としては、アクリル酸、メタクリル酸、クロト
ン酸、2−ペンテン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコ
ン酸、マレイン酸モノアルキルエステル、マレイン酸モ
ノアルコキシアルキルエステルなどが挙げられ、実用的
な加硫特性/耐スコーチ性のバランスの点で、(C)上
記の一般式(1)または一般式(2)で示されるマレイ
ン酸モノアルキルエステル、マレイン酸モノアルコキシ
アルキルエステルが好ましく、具体的にはマレイン酸モ
ノメチル、マレイン酸モノエチル、マレイン酸モノブチ
ル、マレイン酸モノメトキシエチル、マレイン酸モノエ
トキシエチル、マレイン酸モノメトキシブチル、マレイ
ン酸モノエトキシブチルなどが挙げられる。本発明の
(C)マレイン酸モノアルキルエステル及び/またはマ
レイン酸モノアルコキシアルキルエステル単位は1〜1
2質量%が好ましく、3〜10質量%がより好ましい。
【0017】本発明に用いられる(D)アクリル酸アル
キルエステルとしては、メチルアクリレート、エチルア
クリレート、n−プロピルアクリレート、イソブチルア
クリレート、n−ブチルアクリレート、n−ペンチルア
クリレート、n−ヘキシルアクリレート、n−オクチル
アクリレート、2−エチルヘキシルアクリレートなどが
挙げられ、機械的な性質、実用的な耐寒/耐油バランス
の点で、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレー
ト、n−ブチルアクリレートが好ましい。
【0018】本発明に用いられる(D)アクリル酸アル
コキシアルキルエステルとしては、2−メトキシエチル
アクリレート、2−エトキシエチルアクリレート、2−
(n−プロポキシ)エチルアクリレート、2−(n−ブ
トキシ)エチルアクリレート、3−メトキシプロピルア
クリレート、3−エトキシプロピルアクリレート、2−
(n−プロポキシ)プロピルアクリレート、2−(n−
ブトキシ)プロピルアクリレートなどが挙げられる。
【0019】本発明の(D)アクリル酸アルキルエステ
ル及び/またはアクリル酸アルコキシアルキルエステル
単位は99〜33質量%であることが好ましく、95〜
50質量%であることがより好ましい。
【0020】本発明のカルボキシル基含有ゴムには、本
発明の目的を損なわない範囲で上記の単量体と共重合可
能な他の単量体を共重合させたものでもよい。共重合可
能な他の単量体としては、シアノメチルアクリレート、
1−シアノエチルアクリレート、2−シアノエチルアク
リレート、1−シアノプロピルアクリレート、2−シア
ノプロピルアクリレート、3−シアノプロピルアクリレ
ート、4−シアノブチルアクリレート、6−シアノヘキ
シルアクリレート、2−エチル−6−シアノヘキシルア
クリレート、8−シアノオクチルアクリレートなどのア
クリル酸エステルが挙げられる。
【0021】更に、1,1−ジヒドロペルフルオロエチ
ル(メタ)アクリレート、1,1−ジヒドロペルフルオ
ロプロピル(メタ)アクリレート、1,1,5−トリヒ
ドロペルフルオロヘキシル(メタ)アクリレート、1,
1,2,2−テトラヒドロペルフルオロプロピル(メ
タ)アクリレート、1,1,7−トリヒドロペルフルオ
ロヘプチル(メタ)アクリレート、1,1−ジヒドロペ
ルフルオロオクチル(メタ)アクリレート、1,1−ジ
ヒドロペルフルオロデシル(メタ)アクリレートなどの
含フッ素アクリル酸エステル、1−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ートなどの水酸基含有アクリル酸エステル、ジエチルア
ミノエチル(メタ)アクリレート、ジブチルアミノエチ
ル(メタ)アクリレートなどの第3級アミノ基含有アク
リル酸エステル、メチルメタクリレート、オクチルメタ
クリレートなどのメタクリレート、メチルビニルケトン
のようなアルキルビニルケトン、ビニルエチルエーテ
ル、アリルメチルエーテルなどのビニル及びアリルエー
テル、スチレン、α−メチルスチレン、クロロスチレ
ン、ビニルトルエンなどのビニル芳香族化合物、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリルなどのビニルニトリ
ル、プロピレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化
ビニル、フッ化ビニリデン、プロピオン酸ビニル、アル
キルフマレートなどのエチレン性不飽和化合物が挙げら
れる。
【0022】また、グリシジルアクリレート、グリシジ
ルメタクリレート、アリルグリシジルエーテル、メタア
リルグリシジルエーテルなどのエポキシ基含有化合物、
2−クロルエチルビニルエーテル、2−クロルエチルア
クリレート、ビニルベンジルクロライド、ビニルクロル
アセテート、アリルクロルアセテートなどの活性塩素基
含有化合物が挙げられる。
【0023】本発明に用いられるポリビニルアルコール
としては、部分ケン化ポリビニルアルコール、完全ケン
化ポリビニルアルコール、変性ポリビニルアルコールの
内で如何なるものでも良く、その使用量はポリマー10
0質量部に対して2〜7質量部であり、好ましくは4〜
7質量部である。
【0024】本発明の凝固剤としては、硼酸アンモニウ
ムを含有する凝固剤または硼酸アンモニウムと硫酸アン
モニウムをともに含有する凝固剤が用いられる。
【0025】本発明の凝固剤には、本発明の目的を損な
わない範囲で上記化合物に加え、ポリビニルアルコール
のゲル化剤を混合させたものでもよい。混合可能なゲル
化剤として硼酸、四硼酸カリウム、四硼酸水素アンモニ
ウム、四硼酸ナトリウム(硼砂)などの硼素化合物、硫
酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸第一鉄、硫酸銅、硫
酸亜鉛、硫酸アルミニウム、カリみょうばん、硫酸など
の硫酸根を含んだ化合物が挙げられる。使用する凝固剤
の量はポリマー100質量部に対して0.2〜15質量
部であり、好ましくは0.5〜10質量部である。凝固
剤の量が0.2質量部より少ないとポリマーが十分凝固
されず、分離してくる水は白濁し、乾燥ポリマーの収量
が悪くなる。また、15質量部より多いと凝固剤がポリ
マー中に残存して、ポリマーの物性を悪化させることが
ある。
【0026】本発明の脱水、乾燥装置としてはスクリュ
ー押出機型のもので、少なくとも脱水と乾燥を同一装置
内でできるものであれば良く、具体的には機械的圧搾と
それによって生じる遊離水のスリットからの排水、並び
に加熱やベント孔からの排気による乾燥機能を同一装置
内に有するスクリュー押出機型のものであれば良い。脱
水、乾燥装置のケーシングは分割式でも一体式のもので
も良く、スクリューも分割式のものを組み合わせたもの
でも一体型のものでも良いが、自由な組み合わせによる
適した機能の選択ができることから、分割式のものの方
が好ましい。スクリューは、順方向スクリュー、逆方向
スクリューを直列方向に組み合わせて、絞り機構を有す
るものが好ましい。また、スクリューはセルフクリーニ
ング機構を有する二軸同方向回転のものが好ましい。
【0027】以下に説明する装置及び方法に限定される
ものではないが、本発明の実施例で用いた装置を例とし
て本発明の方法及び使用する装置を説明する。図1は装
置全体を示す説明図、図3は脱水・乾燥装置のケーシン
グとスクリューの関係、図4は掻き取り型(セルフクリ
ーニング型)スクリューのかみ合いの模式図である。
【0028】図1中、1はカルボキシル基含有ゴムラテ
ックス貯槽、3は凝固液貯槽、2、4はポンプ、5は二
軸同方向回転のスクリュー押出機型の脱水・乾燥装置
で、A〜Mの分割されたケーシングを連結したものであ
る。Aは原料供給ケーシング、B、D、Hはスリットケ
ーシング、C及びFはそれぞれ圧入孔P及びQを有する
圧入ケーシング、J、Lはベント孔V1、V2を有する
ベントケーシング、他は単なるケーシングで、ケーシン
グMには乾燥ゴムを取り出すダイスが取り付けてある。
スクリューは、図3及び図4に示されるように二軸同方
向回転で互いに掻き取るセルフクリーニング型式となっ
ており、ケーシングA〜Mと同様に分割式となってい
る。更に、図2に示したように、逆方向スクリューZを
組み合わせてある。
【0029】ポンプ2及び4により圧入されたカルボキ
シル基含有ゴムラテックス及び凝固液は、ケーシングA
で混合・凝固され、順方向に移送される。水分及び残留
凝固塩類を含んだ凝固物は逆方向スクリューZによりス
リットケーシングB、Dに極短時間滞留し、脱水され
る。更に圧入孔P及びQから対流してくる温水により、
残留凝固塩類をスリットケーシングB、Dから押出機系
外に流出させ、凝固物を洗浄する。ケーシングI〜Mの
部分では、ケーシングの温度を高温にし、更にベント孔
V1、V2により減圧させることにより、凝固物の含水
率を低下させることができ、ケーシングMの先端より共
重合ポリマーが得られる。
【0030】カルボキシル基含有ゴムラテックスの固形
分濃度に制限はないが、20〜50質量%が好ましい。
20質量%未満では生産性が劣り、50質量%を越える
と凝固が不充分となる。
【0031】カルボキシル基含有ゴムラテックス、凝固
液及び洗浄用温水の流量は、アクリルゴムラテックスの
流量を10(容積)とすると、凝固液流量は2〜10が
好ましく、3〜6が更に好ましい。流量2未満では凝固
が不充分となり、10を越えると残留凝固塩類が多くな
る。洗浄用温水流量は、圧入孔PとQの合計量として0
〜50が好ましく、5〜20が更に好ましい。流量50
を越えるとスリットケーシングからのロスゴムが多くな
る。
【0032】ケーシングA〜Mの温度及び、ベント減圧
は、共重合ポリマーの目的とする含水率に応じて調整さ
れるが、ケーシングの温度が250℃を越えると共重合
ポリマー自体の劣化が進むので好ましくない。
【0033】本発明のカルボキシル基含有ゴム組成物
は、実用に供するに際してその目的に応じ、充填剤、可
塑剤、安定剤、滑剤、補強剤等を添加して成形、加硫を
行うことができる。本発明のカルボキシル基含有ゴム
は、カルボキシル基含有ゴムに通常用いられる加硫系を
用いて加硫して用いられるが、適用される加硫系として
は、脂肪族または芳香族第一アミン類が適当であり、こ
れにグアニジン系化合物を加えた加硫系が好適に用いら
れる。
【0034】脂肪族第一アミンとしては、ヘキサメチレ
ンジアミン、ヘキサメチレンジアミンカーバメート、テ
トラメチレンペンタミン、芳香族第一アミンとしては、
4,4’−メチレンジアニリン、4,4’−オキシフェ
ニルジフェニルアミン、4,4’−メチレンビス(o−
クロロアニリン)、4,4’−ジアミノベンズアニリ
ド、3,3’−ジメチル−4,4’−ジアミノジフェニ
ルメタンなどが挙げられる。
【0035】グアニジン系化合物としては、グアニジ
ン、テトラメチルグアニジン、ジブチルグアニジン、ジ
フェニルグアニジン、ジ−o−トリルグアニジンなどが
挙げられる。
【0036】アミン類の添加量は、カルボキシル基含有
ゴム100質量部に対して、0.2〜0.5質量部が好
ましく、0.5〜3.0質量部が更に好ましい。0.2
質量部未満では加硫反応が十分に行われず、5.0質量
部を越えると過加硫となる。
【0037】カーボンブラック、無水ケイ酸、表面処理
炭酸カルシウムなどの充填剤、補強剤は要求されるゴム
物性から、2種類以上を混合して使用することも可能で
あり、これらの添加量は合計で、カルボキシル基含有ゴ
ム100質量部に対して通常用いられる30〜100質
量部が好ましい。
【0038】また、本発明のカルボキシル基含有ゴム、
カルボキシル基含有ゴム組成物及びその加硫物を混練、
成型、加硫する機械としては、通常ゴム工業で用いるも
のを使用することができる。
【0039】本発明のカルボキシル基含有ゴム、カルボ
キシル基含有ゴム組成物及びその加硫物は特にゴムホー
スやガスケット、パッキング等のシール部品として好適
に用いられる。また、ゴムホースとしては、具体的には
自動車、建設機械、油圧機器の各種配管系等に使用され
るホースに用いられる。特に、本発明のカルボキシル基
含有ゴム、カルボキシル基含有ゴム組成物及びその加硫
物から得られるゴムホースは、機械的性質が優れている
ことに加えて、耐寒性、耐油性及び耐熱性に優れるた
め、特に最近の使用環境が苛酷になっている自動車用ゴ
ムホースとして極めて好適に用いられる。
【0040】
【実施例】以下に実施例をもって本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例によって何ら制限さ
れるものではない。実施例に用いた装置は上記に詳述し
た装置を使用した。図1は装置全体を示す説明図、図2
は逆方向スクリューZの配置を示すスクリューの組合せ
図、図3は脱水・乾燥装置のケーシングとスクリューの
関係、図4は掻き取り型(セルフクリーニング型)スク
リューのかみ合いの模式図である。
【0041】図1中、1はカルボキシル基含有ゴムラテ
ックス貯槽、3は凝固液貯槽、2、4はポンプ、5は二
軸同方向回転のスクリュー押出機型の脱水・乾燥装置
で、A〜Mの分割されたケーシングを連結したものであ
る。Aは原料供給ケーシング、B、D、Hはスリットケ
ーシング、Fは圧入孔Pを有する圧入ケーシング、J、
Lはベント孔V1、V2を有するベントケーシング、他
は単なるケーシングで、ケーシングMには乾燥ゴムを取
り出すダイスが取り付けてある。スクリューは、図3及
び4に示されるように二軸同方向回転で互いに掻き取る
セルフクリーニング型式となっており、ケーシングA〜
Mと同様に分割式となっている。
【0042】実施例1 内容積40リットルの耐圧反応容器に、アクリル酸エチ
ル7.8Kg、アクリル酸n−ブチル3.4Kg、マレ
イン酸モノブチル0.6Kg、部分けん化ポリビニルア
ルコール4質量%の水溶液17Kg、酢酸ナトリウム2
2gを投入し、攪拌機であらかじめよく混合し、均一懸
濁液を作製した。槽内上部の空気を窒素で置換後、エチ
レンを槽上部に圧入し、圧力を20Kg/cm2に調整
した。攪拌を続行し、槽内を55℃に保持した後、別途
注入口よりt−ブチルヒドロペルオキシド水溶液を圧入
して重合を開始させた。反応中槽内温度は55℃に保
ち、6時間で反応が終了した。生成した重合液を固形分
35質量%に調整し、原料ゴムラテックスとした。析出
・乾燥は図1に示す装置を用い、原料ゴムラテックスを
貯槽1よりその供給量を60L/hr、硼酸アンモニウ
ム5質量%水溶液を貯槽3から30L/hrでそれぞれ
ポンプ2及び4より供給した。供給開始と共に脱水・乾
燥装置5のスクリュー回転数を徐々に150rpmまで
上げ、ベント用ケーシングJ、Lのベント孔V1、V2
に直結した真空ポンプを作動させ、圧力は300Tor
rに調整した。開始後10分間で定常状態となり、ケー
シングMの先端より、水分0.4質量%、色相は無色の
共重合体の生ゴムを得た。なお、ケーシングの温度は次
のように設定し、また温度80℃の温水をケーシングF
の圧入孔P及びケーシングCの圧入孔Qよりそれぞれ1
00L/hr、50L/hrで供給した。 ケーシング記号 温度 I 140℃ J 150℃ K 160℃ L 170℃ M 180℃
【0043】実施例2〜3 実施例1と同様の原料ゴムラテックスを用い、表1に示
した凝固液の流量に変えて、共重合体の生ゴムを得た。
【0044】実施例4〜6 実施例1〜3と同様の原料ゴムラテックスを用い、凝固
液を硼酸アンモニウム2質量%、硫酸アンモニウム2質
量%の混合水溶液に変えて、共重合体の生ゴムを得た。
【0045】比較例1〜3 実施例1〜3と同様の原料ゴムラテックスを用い、凝固
液を硼砂2質量%、硫酸アンモニウム2質量%の混合水
溶液に変えて、共重合体の生ゴムを得た。
【0046】ポリマー収率の測定(実施例1〜6、比較
例1〜3) ポリマー収率(質量%)の測定は下式により求めた。 ポリマー収率=100×FP/(FL×0.35) 但し、FPは単位時間当たりにケーシングMに取り付け
てあるダイスより吐出した生ゴムの質量を表し、FLは
単位時間当たりにケーシングAに供給した原料ゴムラテ
ックスの質量を表す。各実施例、比較例についてのポリ
マー収率の測定結果を表1に示した。
【0047】加硫物の作製(実施例1〜6、比較例1〜
3) 上記の実施例及び比較例で得た生ゴムは表1の配合組成
により、8インチオープンロールで混練を行い、厚さ約
2.4mmのシートに分出しした後、プレス加硫機で1
70℃10分のプレス加硫を行い、一次加硫物として物
性試験に供した。更に、この加硫物をギヤーオーブン内
で170℃4時間の熱処理を行い、二次加硫物として物
性試験に供した。
【0048】物性試験方法 ムーニースコーチ時間はJIS K6300に準拠し、
125℃でのt5を測定した。引張強さ、伸びはJIS
K6251に準拠して測定した。硬さは、JIS K
6253に準拠して測定した。△TB(一次加硫物と二
次加硫物の引張強さの差)は、下式により求めた。 TB(%)=100×(TB2/TB1)−100 但し、TB2は二次加硫物引張強さを表し、TB1は一
次加硫物引張強さを表す。各実施例、比較例についての
加硫物の物性測定結果を表1に示した。
【0049】
【表1】
【0050】実施例1、比較例1の比較により、本発明
の実施例1はムーニースコーチ時間が長く、耐スコーチ
性に優れており、ポリマー収率が顕著に改善されてい
る。同様の結果が実施例4、比較例1による比較、実施
例2、実施例5、比較例2による比較、実施例3、実施
例6、比較例3による比較により認められる。また、実
施例1は△TBが小さく良好な加硫速度を有している。
【0051】
【発明の効果】実施例と比較例の対比で示すように、ポ
リビニルアルコールを乳化剤または分散剤としたカルボ
キシル基含有ゴムのラテックスから、硼酸アンモニウム
を含有する凝固剤及び硼酸アンモニウムと硫酸アンモニ
ウムを共に含有する凝固剤を用いてスクリュー押出機型
の脱水・乾燥装置の中にて凝固、脱水、洗浄及び乾燥を
連続的に行ない乾燥ゴムを製造する本発明の製造方法
は、優れたポリマー収率を与えるとともに、得られたカ
ルボキシル基含有ゴムを原料とする組成物は、良好な加
硫速度と耐スコーチ性を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 装置全体を示す説明図
【図2】 逆方向スクリューZの配置を示すスクリュー
の組合せ図
【図3】 脱水・乾燥装置のケーシングとスクリューの
関係の模式図(平面図)
【図4】 掻き取り型(セルフクリーニング型)スクリ
ューのかみ合いの模式図(断面図)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリビニルアルコールを含有するカルボ
    キシル基含有ゴムのラテックスからスクリュー押出機型
    の脱水・乾燥装置の中で凝固、脱水、洗浄及び乾燥を連
    続的に行うことにより乾燥ゴムを製造する方法におい
    て、硼酸アンモニウムを含有する凝固剤を用いることを
    特徴とするカルボキシル基含有ゴムの製造方法。
  2. 【請求項2】 カルボキシル基含有ゴムが(A)エチレ
    ン単量体単位0〜5質量%、(B)酢酸ビニル単量体単
    位0〜50質量%、(C)下記の一般式(1)で表され
    るマレイン酸モノアルキルエステル及び/または下記の
    一般式(2)で表されるマレイン酸モノアルコキシアル
    キルエステル単位1〜12質量%と(D)アクリル酸ア
    ルキルエステル及び/またはアクリル酸アルコキシアル
    キルエステル単位99〜33質量%からなることを特徴
    とする請求項1記載のカルボキシル基含有ゴムの製造方
    法。 【化1】 (式中のR1は炭素数1〜4のアルキル基を表す。) 【化2】 (式中のR2は炭素数1〜4のアルキレン基、R3は炭
    素数1〜4のアルキル基を表す。)
  3. 【請求項3】 凝固剤が硼酸アンモニウムと硫酸アンモ
    ニウムを共に含有する凝固剤であることを特徴とする請
    求項1または2記載のカルボキシル基含有ゴムの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 順方向スクリュー及び逆方向スクリュー
    を直列方向に組み合わせて絞り機構を有するスクリュー
    押出機型の脱水・乾燥装置を用いることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか1項記載のカルボキシル基含有ゴ
    ムの製造方法。
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