JP2002187799A - 種結晶、種結晶の検査方法及び単結晶の製造方法 - Google Patents
種結晶、種結晶の検査方法及び単結晶の製造方法Info
- Publication number
- JP2002187799A JP2002187799A JP2000385227A JP2000385227A JP2002187799A JP 2002187799 A JP2002187799 A JP 2002187799A JP 2000385227 A JP2000385227 A JP 2000385227A JP 2000385227 A JP2000385227 A JP 2000385227A JP 2002187799 A JP2002187799 A JP 2002187799A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crystal
- seed crystal
- wafer
- etched
- seed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
でき、可視光や偏光で調べても結晶内部に含まれている
欠陥を観察できない結晶についても容易にかつ確実に品
質を判別できる種結晶の検査方法を提供する。単結晶製
造の歩留りを向上させることができると共に結晶品質を
安定化させることができる単結晶、及びその単結晶の製
造方法を提供する。 【解決手段】 種結晶の検査方法としては、種結晶又は
種結晶を切り出す前の結晶からZ軸方向にほぼ垂直な平
面のウエハを切り出し、ウエハの一方の面を鏡面状に仕
上げた後エッチングし、エッチングした面のエッチピッ
トに応じて種結晶の良否判別を行う。単結晶の製造方法
としては、検査によって良好な品質と判別された種結晶
を用いて結晶成長を行う。
Description
晶の検査方法、及びこの種結晶を用いて結晶成長を行う
単結晶の製造方法に関する。
チョクラルスキー法、ブリッジマン法等が良く知られて
いる。
から直接的に結晶を引き上げる方法であり、ブリッジマ
ン法は砲弾型のるつぼに原料を入れて溶融し、その先端
から融液を順次冷却して固化させる方法である。
長方法によっても、育成された単結晶の品質は、使用す
る種結晶の品質に依るところが大きい。即ち、品質の悪
い種結晶を用いて育成を行うと、肩の部分に生じる歪等
によりクラック、粒界及び/又は異常成長稜が頻繁に発
生し、歩留りが低下する。
−1690号公報では、種結晶をエッチング液に浸して
表面加工歪層を除去し、結晶成長を行う方法を提案して
いる。
は、種結晶の一部を鏡面研磨し、可視光又は偏光下で種
結晶中にZ軸方向の筋状パターンがないかどうか調べて
選別し、結晶成長を行う方法を提案している。
690号公報に記載の方法によると、表面の加工歪層は
除去できるが、種結晶の内部に含まれる例えば粒界等の
欠陥は除去できず、従って実際に結晶を成長させてみな
いと種結晶が良好な品質を有しているかどうかを判断す
ることができない。
法は、ランガサイト型構造を有する結晶のように可視光
や偏光で調べても結晶内部に含まれている欠陥を観察で
きない結晶については、全く適用できない。
陥を簡便にかつ確実に判別できる種結晶の検査方法を提
供することにある。
ても結晶内部に含まれている欠陥を観察できない結晶に
ついても容易にかつ確実に品質を判別できる種結晶の検
査方法を提供することにある。
歩留りを向上させることができると共に結晶品質を安定
化させることができる単結晶及びその単結晶の製造方法
を提供することにある。
又は種結晶を切り出す前の結晶からZ軸方向にほぼ垂直
な平面のウエハを切り出し、ウエハの一方の面を鏡面状
に仕上げた後エッチングし、エッチングした面のエッチ
ピットに応じて種結晶の良否判別を行う種結晶の検査方
法が提供される。
として結晶から切り出したウエハの一方の面を鏡面状に
仕上げた後エッチングし、そのエッチングした面のエッ
チピットに応じて良否判別を行っているので、結晶に内
在する欠陥を簡便にかつ確実に判別でき、さらに、例え
ばランガサイト型構造を有する結晶のように可視光や偏
光で調べても結晶内部に含まれている欠陥を観察できな
い結晶についても容易にかつ確実に品質を判別できる。
しかも、ウエハに切り出して鏡面仕上げ処理、エッチン
グ処理及び良否判別処理を行っているので、作業性が非
常に優れている。
を切り出す前の結晶からZ軸方向にほぼ垂直な平面のウ
エハを切り出し、ウエハの一方の面を鏡面状に仕上げた
後エッチングし、エッチングした面のエッチピットに応
じてこの種結晶の良否判別を行い、良好な品質と判別さ
れた種結晶を用いて結晶成長を行う単結晶の製造方法が
提供される。
として結晶から切り出したウエハの一方の面を鏡面状に
仕上げた後エッチングし、そのエッチングした面のエッ
チピットに応じて良否判別し、良好な品質の種結晶を用
いて結晶成長を行っているので、例えばランガサイト型
構造を有する結晶のように可視光や偏光で調べても結晶
内部に含まれている欠陥を観察できない結晶について
も、容易にかつ確実に種結晶の品質を判別できる。従っ
て、欠陥の多い結晶を種結晶として使用しないようにす
ることによって、単結晶製造の歩留りを向上させること
ができる。しかも、ウエハに切り出して鏡面仕上げ処
理、エッチング処理及び良否判別処理を行っているの
で、作業性が非常に優れている。また、良好な品質の種
結晶のみを使用して結晶育成を行えるので、製造した単
結晶品質を安定化させることができる。
の結晶の端面から切り出されることがより好ましい。こ
の場合、ウエハの鏡面状に仕上げられる上述の一方の面
が、このウエハを切り出すべく切断された側の面である
ことがより好ましい。種結晶は、実際に成長に貢献する
その端面の特性が重要であり、その端面に対応するウエ
ハの切断された側の面について検査することによって、
より正確に種結晶の品質を把握することが可能となる。
を切り出す前の結晶のZ軸方向にほぼ垂直な端面を鏡面
状に仕上げた後エッチングし、エッチングした面のエッ
チピットに応じて種結晶の良否判別を行う種結晶の検査
方法が提供される。
種結晶を切り出す前の結晶のZ軸方向にほぼ垂直な端面
を鏡面状に仕上げた後エッチングし、エッチングした面
のエッチピットに応じて種結晶の良否判別を行い、良好
な品質と判別された種結晶を用いて結晶成長を行う単結
晶の製造方法が提供される。
を鏡面状に仕上げた後エッチングし、そのエッチングし
た面のエッチピットに応じて良否判別し、良好な品質の
種結晶を用いて結晶成長を行っているので、例えばラン
ガサイト型構造を有する結晶のように可視光や偏光で調
べても結晶内部に含まれている欠陥を観察できない結晶
についても、容易にかつ確実に種結晶の品質を判別でき
る。従って、欠陥の多い結晶を種結晶として使用しない
ようにすることによって、単結晶製造の歩留りを向上さ
せることができる。また、良好な品質の種結晶のみを使
用して結晶育成を行えるので、製造した単結晶品質を安
定化させることができる。
及び分布状態を観察して良否判別を行うか、又はエッチ
ングした面のエッチピットの密度を求めて良否判別を行
うことが好ましい。
る物質、ガーネット、ニオブ酸リチウム又はタンタル酸
リチウムであることも好ましい。このランガサイト型結
晶構造を有する物質が、La3Ta0.5Ga5.5O
14、La3Ga5SiO1 4又はLa3Nb0.5G
a5.5O14であることがより好ましい。
の方位を有する結晶であることも好ましい。
られかつエッチングされたZ軸方向にほぼ垂直な端面を
有しており、エッチングされた端面のエッチピットの大
きさ及び分布状態が良好と判別される範囲にある種結晶
も提供される。
る種結晶の検査手順を概略的に示す図である。
る。この結晶は、表面弾性波素子等に用いられる圧電性
単結晶の一種であるランガサイト型結晶構造を有する物
質、ニオブ酸リチウム若しくはタンタル酸リチウム、又
は基板材料として用いられるガーネットである。このラ
ンガサイト型結晶構造を有する物質としては、La3T
a0.5Ga5.5O14、La3Ga5SiO14又
はLa3Nb0.5Ga 5.5O14である。
晶を切り出そうとする結晶10の肩部とテール部とをZ
軸方向に垂直な切断面11及び12で切断する。次い
で、この切断した結晶の端面における切断線が同図
(B)のごとくなるように、この結晶を切断し、Z軸方
向が長手方向であり一辺が約5mm程度の複数の角柱形
状の種結晶を切り出す。
した各角柱形状種結晶13の端面をその長手方向に垂直
な切断面14で薄く切断することにより、同図(D)に
示すようなウエハ15を得る。
いで、酸によってエッチングした後、光学顕微鏡でエッ
チピットを観察してその種結晶の品質の良否を判別す
る。
ットの大きさ及び分布状態を観察して判断している。即
ち、比較的大きなエッチピットが密集又は連続して存在
する場合は不良品質の種結晶であるとして結晶成長に使
用しない。また、エッチピットが存在しない場合及び比
較的小さなエッチピットが独立して存在している場合は
良好な品質の種結晶として結晶成長用に選別する。比較
的小さなエッチピットが連続して存在する場合及び比較
的大きなエッチピットが独立して存在している場合は、
準良好な品質と判別し、基本的に、結晶成長用に選別す
る。
いてエッチピットを観察した光学顕微鏡写真を表してい
る。
エッチピットが密集又は連続して存在しているので不良
品質と判別される。図5及び図6に示す種結晶は、比較
的小さなエッチピットが連続して存在しているから準良
好な品質と判別される。図7及び図8に示す種結晶は、
比較的大きなエッチピットが独立して存在しているので
準良好な品質と判別される。図9に示す種結晶は、比較
的小さなエッチピットが独立して存在しているので良好
な品質と判別される。
別は、上述したようにエッチピットの大きさ及び分布状
態を観察して判断する方法の他に、エッチピットの密度
(EPD)を市販のウエハ欠陥解析装置等により計測す
るか又は観察により求め、これを閾値と比較して良否を
判別する方法を用いても良い。
否判別を行った後、良好な品質と判別された種結晶のみ
を用いて結晶成長を行う。
炉の構成を概略的に示す図である。この実施形態では、
チョクラルスキー法により単結晶成長を行っている。図
10において、100は良好な品質であると判別された
種結晶、101は育成すべき結晶原料の融液102が入
った白金、イリジウム等の貴金属製のるつぼ、103は
成長した結晶、104は加熱用の高周波誘導コイル、1
05は耐火材をそれぞれ示している。
との混合ガス中、引き上げ速度が1〜2mm/hr、結
晶回転数が10〜20rpmという条件下において結晶
の育成が行われる。チョクラルスキー法による結晶育成
手順は周知であるため詳しい説明は省略する。
であるZ軸方向に垂直な平面として種結晶13の端面か
ら薄く切断したウエハ15の切断面を鏡面研磨した後エ
ッチングし、そのエッチングした面のエッチピットを観
察又はその密度を計測して良否判別し、良好な品質の種
結晶を用いて結晶成長を行っているので、例えばランガ
サイト型構造を有する結晶のように可視光や偏光で調べ
ても結晶内部に含まれている欠陥を観察できない結晶に
ついても、容易にかつ確実に種結晶の品質を判別でき
る。従って、欠陥の多い結晶を種結晶として使用しない
ようにすることによって、単結晶製造の歩留りを向上さ
せることができる。また、良好な品質の種結晶のみを使
用して結晶育成を行えるので、製造した単結晶品質を安
定化させることができる。
種結晶の検査手順を概略的に示す図である。
る。この結晶は、表面弾性波素子等に用いられる圧電性
単結晶の一種であるランガサイト型結晶構造を有する物
質、ニオブ酸リチウム若しくはタンタル酸リチウム、又
は基板材料として用いられるガーネットである。このラ
ンガサイト型結晶構造を有する物質としては、La3T
a0.5Ga5.5O14、La3Ga5SiO14又
はLa3Nb0.5Ga 5.5O14である。
晶を切り出そうとする結晶110の肩部とテール部とを
Z軸方向に垂直な切断面111及び112で切断する。
さらに、この切断した結晶の端面をそのZ軸方向に垂直
な切断面114で薄く切断することにより、同図(B)
に示すようなウエハ115を得る。
次いで、酸によってエッチングした後、光学顕微鏡でエ
ッチピットを観察して後に個々の種結晶として切り出す
各分割領域の品質の良否を判別する。
の実施形態の場合と全く同様である。
る切断線が同図(B)のごとくなるように、この結晶を
切断し、Z軸方向が長手方向であり一辺が約5mm程度
の複数の角柱形状の種結晶を切り出しておく。
同様の良否判別を行った後、良好な品質と判別された分
割領域に対応する種結晶のみを用いて結晶成長を行う。
全く同様である。
ても図1の実施形態の場合とほぼ同様である。
がZ軸方向の方位を有する結晶とされているが、Z軸方
向に対して±10°以内の方位を有する結晶の場合にも
本発明を適用することができる。
の育成にチョクラルスキー法を用いているが、種結晶を
用いる結晶成長方法であればチョクラルスキー法以外の
いかなる方法によっても本発明が実現可能であることは
明らかである。
仕上げ処理、エッチング処理及び良否判別処理の作業性
を容易にするため、種結晶又は種結晶を切り出す前の結
晶からウエハを切り出してこれを検査しているが、本発
明では、種結晶又は種結晶を切り出す前の結晶の端面を
鏡面状に仕上げた後エッチングし、エッチングした面の
エッチピットに応じて種結晶の良否判別を行っても良
い。
Ga5.5O14(LTG)原料を充填し、高周波加熱
により融解させた後、Z軸方位を有するLTGの種結晶
をこれに浸し、徐々に引き上げることにより直径1イン
チ(約2.5cm)、長さ80mmの単結晶を成長させ
た。
に垂直な切断面で切断し、この切断した結晶からZ軸方
向が長手方向であり一辺が5mmの複数の角柱形状の種
結晶を切り出した。この切り出した各角柱形状種結晶の
端面をその長手方向に垂直な切断面で薄く切断すること
により、ウエハを得、そのウエハの切断面を鏡面研磨
し、ピロリン酸で140℃、15分間エッチングした
後、光学顕微鏡でエッチピットを観察してその種結晶の
品質の良否を判別した。
さ及び分布状態を観察して判断した。即ち、比較的大き
なエッチピットが密集又は連続して存在する場合は不良
品質の種結晶であるとした。また、エッチピットが存在
しない場合及び比較的小さなエッチピットが独立して存
在している場合は良好な品質の種結晶と判断した。これ
ら、良否判別した種結晶をそれぞれ用い、チョクラルス
キー法によりZ軸方向のLTG単結晶の引き上げを行っ
た。
われ、引き上げ条件としては、引き上げ速度が1〜2m
m/hr、結晶回転数が10〜20rpmであった。育
成された結晶について、異常成長稜及びクラックを検査
すると、表1の結果が得られた。なお、表1において、
数値の分母は引き上げ回数、分子は異常成長稜又はクラ
ックの発生が認められた回数をそれぞれ示している。
し、切断面を鏡面研磨した後にエッチングして表面を観
察し、エッチピットの大きさ及び分布状態からその種結
晶の品質の良否を判別し、品質が良好な種結晶を選別し
て単結晶の育成を行えば、異常成長稜及びクラック等の
ない良好な品質の結晶を歩留り良く育成することができ
ることが分かる。
ットが観察できるものであれば良く、ピロリン酸以外
に、例えば塩酸やフッ化水素酸であっても良い。
明を例示的に示すものであって限定的に示すものではな
く、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施す
ることができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲
及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
ば、成長方向であるZ軸方向にほぼ垂直な平面として結
晶から切り出したウエハの一方の面を鏡面状に仕上げた
後エッチングし、そのエッチングした面のエッチピット
に応じて良否判別を行っているので、結晶に内在する欠
陥を簡便にかつ確実に判別でき、さらに、例えばランガ
サイト型構造を有する結晶のように可視光や偏光で調べ
ても結晶内部に含まれている欠陥を観察できない結晶に
ついても容易にかつ確実に品質を判別できる。しかも、
ウエハに切り出して鏡面仕上げ処理、エッチング処理及
び良否判別処理を行っているので、作業性が非常に優れ
ている。
な平面として結晶から切り出したウエハの一方の面を鏡
面状に仕上げた後エッチングし、そのエッチングした面
のエッチピットに応じて良否判別し、良好な品質の種結
晶を用いて結晶成長を行っているので、例えばランガサ
イト型構造を有する結晶のように可視光や偏光で調べて
も結晶内部に含まれている欠陥を観察できない結晶につ
いても、容易にかつ確実に種結晶の品質を判別できる。
しかも、ウエハに切り出して鏡面仕上げ処理、エッチン
グ処理及び良否判別処理を行っているので、作業性が非
常に優れている。欠陥の多い結晶を種結晶として使用し
ないようにすることによって、単結晶製造の歩留りを向
上させることができる。さらに、良好な品質の種結晶の
みを使用して結晶育成を行えるので、製造した単結晶品
質を安定化させることができる。
ぼ垂直な端面を鏡面状に仕上げた後エッチングし、その
エッチングした面のエッチピットに応じて良否判別し、
良好な品質の種結晶を用いて結晶成長を行っているの
で、例えばランガサイト型構造を有する結晶のように可
視光や偏光で調べても結晶内部に含まれている欠陥を観
察できない結晶についても、容易にかつ確実に種結晶の
品質を判別できる。従って、欠陥の多い結晶を種結晶と
して使用しないようにすることによって、単結晶製造の
歩留りを向上させることができる。また、良好な品質の
種結晶のみを使用して結晶育成を行えるので、製造した
単結晶品質を安定化させることができる。
を概略的に示す図である。
た光学顕微鏡写真である。
た光学顕微鏡写真である。
た光学顕微鏡写真である。
た光学顕微鏡写真である。
た光学顕微鏡写真である。
た光学顕微鏡写真である。
た光学顕微鏡写真である。
た光学顕微鏡写真である。
成を概略的に示す図である。
手順を概略的に示す図である。
Claims (19)
- 【請求項1】 種結晶又は該種結晶を切り出す前の結晶
からZ軸方向にほぼ垂直な平面のウエハを切り出し、該
ウエハの一方の面を鏡面状に仕上げた後エッチングし、
エッチングした面のエッチピットに応じて該種結晶の良
否判別を行うことを特徴とする種結晶の検査方法。 - 【請求項2】 前記ウエハが、種結晶又は該種結晶を切
り出す前の結晶の端面から切り出されることを特徴とす
る請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記ウエハの鏡面状に仕上げられる前記
一方の面が、該ウエハを切り出すべく切断された側の面
であることを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 種結晶又は該種結晶を切り出す前の結晶
のZ軸方向にほぼ垂直な端面を鏡面状に仕上げた後エッ
チングし、エッチングした面のエッチピットに応じて該
種結晶の良否判別を行うことを特徴とする種結晶の検査
方法。 - 【請求項5】 エッチングした面のエッチピットの大き
さ及び分布状態を観察して前記良否判別を行うことを特
徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項6】 エッチングした面のエッチピットの密度
を求めて前記良否判別を行うことを特徴とする請求項1
から4のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項7】 前記種結晶が、ランガサイト型結晶構造
を有する物質、ガーネット、ニオブ酸リチウム又はタン
タル酸リチウムであることを特徴とする請求項1から6
のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項8】 前記ランガサイト型結晶構造を有する物
質が、La3Ta0 .5Ga5.5O14、La3Ga
5SiO14又はLa3Nb0.5Ga5. 5O14で
あることを特徴とする請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】 前記種結晶が、Z軸方向に対して±10
°以内の方位を有する結晶であることを特徴とする請求
項1から8のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項10】 種結晶又は該種結晶を切り出す前の結
晶からZ軸方向にほぼ垂直な平面のウエハを切り出し、
該ウエハの一方の面を鏡面状に仕上げた後エッチング
し、エッチングした面のエッチピットに応じて該種結晶
の良否判別を行い、良好な品質と判別された種結晶を用
いて結晶成長を行うことを特徴とする単結晶の製造方
法。 - 【請求項11】 前記ウエハが、種結晶又は該種結晶を
切り出す前の結晶の端面から切り出されることを特徴と
する請求項10に記載の製造方法。 - 【請求項12】 前記ウエハの鏡面状に仕上げられる前
記一方の面が、該ウエハを切り出すべく切断された側の
面であることを特徴とする請求項11に記載の製造方
法。 - 【請求項13】 種結晶又は該種結晶を切り出す前の結
晶のZ軸方向にほぼ垂直な端面を鏡面状に仕上げた後エ
ッチングし、エッチングした面のエッチピットに応じて
該種結晶の良否判別を行い、良好な品質と判別された種
結晶を用いて結晶成長を行うことを特徴とする単結晶の
製造方法。 - 【請求項14】 エッチングした面のエッチピットの大
きさ及び分布状態を観察して種結晶の前記良否判別を行
うことを特徴とする請求項10から13のいずれか1項
に記載の製造方法。 - 【請求項15】 エッチングした面のエッチピットの密
度を求めて種結晶の前記良否判別を行うことを特徴とす
る請求項10から13のいずれか1項に記載の製造方
法。 - 【請求項16】 前記単結晶が、ランガサイト型結晶構
造を有する物質、ガーネット、ニオブ酸リチウム又はタ
ンタル酸リチウムであることを特徴とする請求項10か
ら15のいずれか1項に記載の製造方法。 - 【請求項17】 前記ランガサイト型結晶構造を有する
物質が、La3Ta 0.5Ga5.5O14、La3G
a5SiO14又はLa3Nb0.5Ga5 .5O14
であることを特徴とする請求項16に記載の製造方法。 - 【請求項18】 前記種結晶が、Z軸方向に対して±1
0°以内の方位を有する結晶であることを特徴とする請
求項10から17のいずれか1項に記載の製造方法。 - 【請求項19】 鏡面状に仕上げられかつエッチングさ
れたZ軸方向にほぼ垂直な端面を有しており、該エッチ
ングされた端面のエッチピットの大きさ及び分布状態が
良好と判別される範囲にあることを特徴とする種結晶。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000385227A JP4000772B2 (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 種結晶の検査方法及び単結晶の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000385227A JP4000772B2 (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 種結晶の検査方法及び単結晶の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002187799A true JP2002187799A (ja) | 2002-07-05 |
JP4000772B2 JP4000772B2 (ja) | 2007-10-31 |
Family
ID=18852531
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000385227A Expired - Fee Related JP4000772B2 (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | 種結晶の検査方法及び単結晶の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4000772B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101561401B (zh) * | 2009-05-23 | 2011-08-17 | 青岛大学 | 一种晶体生长表面微结构的实时观测方法 |
CN112746323A (zh) * | 2019-10-31 | 2021-05-04 | 信越化学工业株式会社 | 单晶锭的制造方法和单晶晶片的制造方法 |
CN114717639A (zh) * | 2022-06-07 | 2022-07-08 | 浙江大学杭州国际科创中心 | 基于光电化学腐蚀工艺定位氧化镓晶片表面缺陷的方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09165295A (ja) * | 1994-12-05 | 1997-06-24 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 低欠陥ダイヤモンド単結晶及びその合成方法 |
JPH10265299A (ja) * | 1997-01-23 | 1998-10-06 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Ii−vi族化合物半導体の熱処理方法 |
JPH11106295A (ja) * | 1997-10-01 | 1999-04-20 | Tdk Corp | Nd3Ga5SiO14単結晶の製造方法 |
JP2002029897A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-29 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 単結晶GaN基板の製造方法と単結晶GaN基板 |
-
2000
- 2000-12-19 JP JP2000385227A patent/JP4000772B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09165295A (ja) * | 1994-12-05 | 1997-06-24 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 低欠陥ダイヤモンド単結晶及びその合成方法 |
JPH10265299A (ja) * | 1997-01-23 | 1998-10-06 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Ii−vi族化合物半導体の熱処理方法 |
JPH11106295A (ja) * | 1997-10-01 | 1999-04-20 | Tdk Corp | Nd3Ga5SiO14単結晶の製造方法 |
JP2002029897A (ja) * | 2000-07-10 | 2002-01-29 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 単結晶GaN基板の製造方法と単結晶GaN基板 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101561401B (zh) * | 2009-05-23 | 2011-08-17 | 青岛大学 | 一种晶体生长表面微结构的实时观测方法 |
CN112746323A (zh) * | 2019-10-31 | 2021-05-04 | 信越化学工业株式会社 | 单晶锭的制造方法和单晶晶片的制造方法 |
JP2021070614A (ja) * | 2019-10-31 | 2021-05-06 | 信越化学工業株式会社 | 単結晶インゴットの製造方法及び単結晶ウエハの製造方法 |
JP7336961B2 (ja) | 2019-10-31 | 2023-09-01 | 信越化学工業株式会社 | 単結晶インゴットの製造方法及び単結晶ウエハの製造方法 |
CN114717639A (zh) * | 2022-06-07 | 2022-07-08 | 浙江大学杭州国际科创中心 | 基于光电化学腐蚀工艺定位氧化镓晶片表面缺陷的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4000772B2 (ja) | 2007-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7413964B2 (en) | Method of revealing crystalline defects in a bulk substrate | |
JPH092891A (ja) | 結晶欠陥の均一なシリコン単結晶の製造方法およびその製造装置 | |
JP4089354B2 (ja) | エピタキシャルウェーハとその製造方法 | |
JP2001081000A (ja) | シリコン単結晶の結晶欠陥評価方法 | |
JP4537643B2 (ja) | シリコン単結晶ウェーハの製造方法 | |
JPH04285100A (ja) | シリコンウェーハの品質検査方法 | |
TW201608064A (zh) | 矽晶圓及其製造方法 | |
WO2019087469A1 (ja) | シリコンブロックの品質判定方法、シリコンブロックの品質判定プログラム、およびシリコン単結晶の製造方法 | |
JP4000772B2 (ja) | 種結晶の検査方法及び単結晶の製造方法 | |
CN111624460A (zh) | 一种单晶硅缺陷分布区域的检测方法 | |
JPH11322491A (ja) | シリコン単結晶ウエ―ハの製造方法およびシリコン単結晶ウエ―ハ | |
JP2007099556A (ja) | 半導体ウエーハの製造方法及び半導体インゴットの切断位置決定システム | |
JPH0697251A (ja) | シリコン単結晶の品質評価方法 | |
JP2991583B2 (ja) | 単結晶の製造方法 | |
JP4675542B2 (ja) | ゲッタリング能力の評価方法 | |
KR100384680B1 (ko) | 반도체 웨이퍼 결함 검출 방법 | |
JP4653948B2 (ja) | エピタキシャルウエーハ用シリコン単結晶の検査方法及びエピタキシャルウエーハ用シリコンウエーハの製造方法、並びにエピタキシャルウエーハの製造方法 | |
JP3722638B2 (ja) | 人工水晶に発生するエッチチャンネルの抑止方法及び人工水晶の加工方法並びにこれらによる高品位人工水晶、水晶ウェハ及び水晶片 | |
JPH08111444A (ja) | 半導体基板用シリコンウェハの原子空孔分布評価法 | |
JP7247879B2 (ja) | 単結晶シリコンウェーハの酸化膜耐圧の評価方法 | |
KR100783440B1 (ko) | 저산소 실리콘 웨이퍼의 결함 분석 방법 | |
JP2023172356A (ja) | シリコン単結晶基板の評価方法 | |
JP4303221B2 (ja) | 高品位人工水晶、水晶ウェハ及び水晶片 | |
JP7336961B2 (ja) | 単結晶インゴットの製造方法及び単結晶ウエハの製造方法 | |
JP2007142063A (ja) | シリコン単結晶ウエーハ、これを用いたデバイスの製造方法、並びにそのシリコン単結晶ウエーハの製造方法及び評価方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040421 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070323 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070424 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070622 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070724 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070806 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100824 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |