JP2002187480A - 車両用ルームミラー - Google Patents

車両用ルームミラー

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JP2002187480A
JP2002187480A JP2000391024A JP2000391024A JP2002187480A JP 2002187480 A JP2002187480 A JP 2002187480A JP 2000391024 A JP2000391024 A JP 2000391024A JP 2000391024 A JP2000391024 A JP 2000391024A JP 2002187480 A JP2002187480 A JP 2002187480A
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JP
Japan
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bracket
mirror
vehicle
mirror housing
pivot
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000391024A
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English (en)
Inventor
Kenichi Wachi
健一 和知
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 状態切換時にブラケットに対する操作レバー
の係合状態を確実に維持することができるばかりでな
く、切換音の発生を防止することができ、しかも、所望
のクリック感を得ることができる車両用ルームミラーを
提供する。 【解決手段】 ブラケット2に断面半円以上の真円形状
の底部2cとその底部2cからブラケット2の下端に向
って開放された開口部2dとで係合凹部2eが複合形成
され、底部2cに嵌合する断面真円形状の上端係合部5
cが操作レバー5に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体に固定された
ステーの先端に略球形状のピボットが形成され、ブラケ
ットに設けられたピボット受部に前記ピボットを保持さ
せることで前記ステーに前記ブラケットが回動自在に保
持され、該ブラケットにミラー本体を保持したミラーハ
ウジングが固定され、該ミラーハウジングに中途軸部が
回動自在に軸支されると共に前記ブラケットの下端に形
成された係合凹部と上端係合部とが係合して下端操作部
を操作しての回動によって前記中途軸部の位置が変化す
ることによって前記ミラーハウジングを傾動させる操作
レバーとを備えた車両用ルームミラーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図4,図5に示すように、基端が
車体(図示せず)に固定されたステー11と、ステー1
1の先端に形成された略球形状のピボット11aに保持
されたブラケット12と、ブラケット12に回動自在に
軸支された樹脂製のミラーハウジング13と、ミラーハ
ウジング13に保持されたミラー本体14と、ミラーハ
ウジング13に回動自在に保持された操作レバー15と
を備えた車両用ルームミラー10が知られている。
【0003】ブラケット12の背面には、ピボット11
aが圧入され、これによってステー11にブラケット1
2が傾動可能に保持される半球面以上のピボット受部1
2aが形成されている。また、ブラケット12の上方に
は一対の上方軸部12cが突出形成されている。さら
に、ブラケット12の下端には、図4(A),(B)に
示すように、上方に位置する断面形状が半円形状の底部
12cとなっており且つ下方に向う程断面開放する当接
面12d,12eとで複合形成された係合凹部12fが
形成されている。
【0004】ミラーハウジング13は、操作レバー15
の回動操作によって、図5(A)に示す昼間時等の使用
に最適な上向き位置と、図5(B)に示す夜間時等の使
用に最適な下向き位置とにミラー本体14の向きを切り
替えることができる防眩機能を備えている。また、ミラ
ーハウジング13の前面開口13aはミラー本体14に
覆われており、ミラー本体14を傾動可能に保持若しく
は固定状態で保持している。さらに、ミラーハウジング
13の底面から背面に跨ってガイド穴13bが形成され
ている。また、ミラーハウジング13の背面に位置する
ガイド穴13bにはストッパ部13cが形成されてい
る。
【0005】操作レバー15は、樹脂の一体成形品から
なり、ベース部15aの両端から突出形成された中途軸
部15bと、ベース部15aの上方に形成された上端係
合部15cと、上端係合部15cの撓みを許容する長孔
15dと、ベース部15aの下端から突出形成されてガ
イド穴13bから先端が突出する下端操作部15eとを
備えている。
【0006】上端係合部15cは、その断面形状が底部
12cに弾接する半円形状の先端部15fと、この先端
部15fと連続して当接面12d,12eの一方と状態
に応じて当接する直線状の壁面15g,15hとで複合
形成されている。
【0007】上記の構成において、ブラケット12がピ
ボット11aに保持され、ミラーハウジング13がブラ
ケット12に回動自在に軸支され、ミラー本体14並び
に操作レバー15がミラーハウジング13に保持される
と共に、操作レバー15の上端係合部15cがブラケッ
ト12の係合凹部12cに弾接される。
【0008】従って、利用者(主にドライバー)は、ミ
ラーハウジング13を握持して所定方向に加圧すること
でピボット11aを中心としてブラケット12,ミラー
ハウジング13,ミラー本体14が一体に回動し、所望
方向の視野を確保することができる。
【0009】一方、下端操作部15eを、図4(A)及
び図5(A)に示す位置から、図4(B)及び図5
(B)に示す位置へと押し出すと、下端操作部15eの
中途部がストッパ部13cに当接して回動位置が規制さ
れると共に上端係合部15cを回動中心として中途軸部
15bが回動変位する。
【0010】この際、ステー11は車体に固定であるこ
とからピボット軸11aの位置は変わらず、ピボット軸
11aに軸支されたブラケット12の位置も変わらない
ことから、中途軸部15bを軸支しているミラーハウジ
ング13の下端がブラケット12に軸支されている上方
軸部12bを回動中心として傾動されてミラーハウジン
グ13の全体がミラー本体14と一体に下向きとなる。
【0011】逆に、図4(B)及び図5(B)に示す位
置から、図4(A)及び図5(A)に示す位置へと操作
レバー15を引き戻すと、上記とは逆に、元の位置へと
復帰してミラーハウジング13の全体がミラー本体14
と一体に上向きとなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された車両用ルームミラー10にあっては、操作レ
バー15の上端係合部15cがブラケット12の係合凹
部12cに弾接されているだけなので、下端操作部15
eを操作しての傾動操作時に上端係合部15cが係合凹
部12cから外れ易いという問題が生じていた。
【0013】また、下端操作部15eを操作しての傾動
操作時に、壁面15g,15hの一方が当接面12d,
12eの一方に当たってしまうため、音が発生してしま
うという問題も生じていた。
【0014】しかも、下端操作部15eを操作しての傾
動操作時には、上端係合部15cが係合凹部12cに弾
接した状態で揺動(非回転運動)するため、クリック感
を得難いという問題も生じていた。
【0015】本発明は、上記問題を解決するため、状態
切換時にブラケットに対する操作レバーの係合状態を確
実に維持することができるばかりでなく、切換音の発生
を防止することができ、しかも、所望のクリック感を得
ることができる車両用ルームミラーを提供することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、本発明の車両用ルームミラーは、車体に固定された
ステーの先端に略球形状のピボットが形成され、ブラケ
ットに設けられたピボット受部に前記ピボットを保持さ
せることで前記ステーに前記ブラケットが回動自在に保
持され、該ブラケットにミラー本体を保持したミラーハ
ウジングが固定され、該ミラーハウジングに中途軸部が
回動自在に軸支されると共に前記ブラケットの下端に形
成された係合凹部と上端係合部とが係合して下端操作部
を操作しての回動によって前記中途軸部の位置が変化す
ることによって前記ミラーハウジングを傾動させる操作
レバーとを備えた車両用ルームミラーにおいて、前記係
合凹部が半円以上の断面真円形状の底部とその底部から
前記ブラケットの下端に向って開放された開口部とで複
合形成され、前記上端係合部が前記底部に嵌合する断面
真円形状に形成されていることを要旨とする。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の車両用ルームミラ
ーの実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0018】図2,図3において、車両用ルームミラー
Mは、基端が車体(図示せず)に固定されたステー1の
先端に略球形状のピボット1aが形成され、樹脂製のブ
ラケット2に形成された半球面以上のピボット受部2a
にピボット1aを保持させることでステー1にブラケッ
ト12が回動自在に保持され、ブラケット2の上方軸部
2bに回動自在にミラーハウジング3が軸支され、ミラ
ーハウジング3の前面開口3aを覆うようにミラー本体
4がミラーハウジング3に傾動(又は固定)可能に保持
されている。
【0019】従って、利用者(主にドライバー)は、ミ
ラーハウジング3を握持して所定方向に加圧することで
ピボット1aの中心点Pを中心としてブラケット2,ミ
ラーハウジング3,ミラー本体4が一体に回動し、所望
方向の視野を確保することができる。
【0020】また、ミラーハウジング3は、操作レバー
5の回動操作によって、図2(A)に示す昼間時等の使
用に最適な上向き位置と、図2(B)に示す夜間時等の
使用に最適な下向き位置とにミラー本体4の向きを切り
替えることができる防眩機能を備えている。
【0021】ブラケット2の下端には、断面半円以上の
真円形状の底部2cと、車体下方に開放する開口部2d
とから複合形成された係合凹部2eが形成されている。
【0022】操作レバー5は、樹脂の一体成形品からな
り、図1(A),(B)に示すように、ベース部5aの
両端から突出形成されてミラーハウジング3に軸支され
た中途軸部5bと、ベース部5aの上端に形成されて開
口部2dから挿入された上で底部2cに圧入嵌合された
断面真円形の上端係合部5cと、上端係合部5cの撓み
を許容するための長孔5dと、ベース部5aの下端から
突出形成されてミラーハウジング3の底面から背面に跨
って形成されたガイド穴3bから先端が突出する下端操
作部5eとを備えている。
【0023】従って、この下端操作部5eを図1(A)
及び図2(A)に示す位置から図1(B)及び図2
(B)に示す位置へと操作すると、ミラーハウジング3
に形成されたストッパ部3cに下端操作部5eの中途部
が当接して回動位置が規制されると共に上端係合部5c
を回動中心として中途軸部5bが回動変位する。
【0024】この際、ステー1は車体に固定であること
からピボット軸1aの位置は変わらず、ピボット軸1a
に軸支されたブラケット2の位置も変わらないことか
ら、中途軸部5bを軸支しているミラーハウジング3の
下端がブラケット2に軸支されている上方軸部2bを回
動中心として傾動される。
【0025】従って、従来で示した係合凹部12c内で
の上端係合部15cの揺動運動と異なり、断面真円形の
上端係合部5cは断面半円以上の真円形状の底部2c内
で回転するため、底部2cに上端係合部5cが圧入嵌合
されていることと相俟って、傾動操作時に底部2cから
上端係合部5cが外れ難いばかりでなく、上端係合部5
cの撓みに起因するクリック感を容易に得ることができ
る。
【0026】また、上端係合部5cは、その切換操作時
に開口部2dに当接する部位が存在しないため、切換音
が発生することもない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用ル
ームミラーにあっては、係合凹部の半円以上の断面真円
形状の底部とその底部からブラケットの下端に向って開
放された開口部とで複合形成され、上端係合部の底部に
嵌合する断面真円形状に形成されていることにより、状
態切換時にブラケットに対する操作レバーの係合状態を
確実に維持することができるばかりでなく、切換音の発
生を防止することができ、しかも、所望のクリック感を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係わる車両用ルームミ
ラーを示し、(A)は昼間使用状態における操作レバー
と係合凹部との関係を示す要部の拡大断面図、(B)は
夜間使用状態における操作レバーと係合凹部との関係を
示す要部の拡大断面図である。
【図2】同じく、(A)は昼間使用状態の車両用ルーム
ミラーの縦断面図、(B)は夜間使用状態の車両用ルー
ムミラーの縦断面図である。
【図3】同じく、車両用ミラーの一部を破断した正面図
である。
【図4】従来の車両用ルームミラーを示し、(A)は昼
間使用状態における操作レバーと係合凹部との関係を示
す要部の拡大断面図、(B)は夜間使用状態における操
作レバーと係合凹部との関係を示す要部の拡大断面図で
ある。
【図5】同じく、(A)は昼間使用状態の車両用ルーム
ミラーの縦断面図、(B)は夜間使用状態の車両用ルー
ムミラーの縦断面図である。
【図6】同じく、車両用ミラーの一部を破断した正面図
である。
【符号の説明】
1…ステー 1a…ピボット 2…ブラケット 2a…ピボット受部 2c…底部 2d…開口部 2e…係合凹部 3…ミラーハウジング 4…ミラー本体 5…操作レバー 5c…上端係合部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に固定されたステーの先端に略球形
    状のピボットが形成され、ブラケットに設けられたピボ
    ット受部に前記ピボットを保持させることで前記ステー
    に前記ブラケットが回動自在に保持され、該ブラケット
    にミラー本体を保持したミラーハウジングが固定され、
    該ミラーハウジングに中途軸部が回動自在に軸支される
    と共に前記ブラケットの下端に形成された係合凹部と上
    端係合部とが係合して下端操作部を操作しての回動によ
    って前記中途軸部の位置が変化することによって前記ミ
    ラーハウジングを傾動させる操作レバーとを備えた車両
    用ルームミラーにおいて、 前記係合凹部が半円以上の断面真円形状の底部とその底
    部から前記ブラケットの下端に向って開放された開口部
    とで複合形成され、前記上端係合部が前記底部に嵌合す
    る断面真円形状に形成されていることを特徴とする車両
    用ルームミラー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019031542A1 (ja) 2017-08-08 2019-02-14 市光工業株式会社 車両用インナー後方視認装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019031542A1 (ja) 2017-08-08 2019-02-14 市光工業株式会社 車両用インナー後方視認装置
EP3666595A4 (en) * 2017-08-08 2020-12-23 Ichikoh Industries, Ltd. INTERIOR MIRROR DEVICE FOR VEHICLE
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