JP2533959Y2 - 自動車用防眩ミラー - Google Patents

自動車用防眩ミラー

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JP2533959Y2
JP2533959Y2 JP1990068973U JP6897390U JP2533959Y2 JP 2533959 Y2 JP2533959 Y2 JP 2533959Y2 JP 1990068973 U JP1990068973 U JP 1990068973U JP 6897390 U JP6897390 U JP 6897390U JP 2533959 Y2 JP2533959 Y2 JP 2533959Y2
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stopper
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敬次 飯塚
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Ichikoh Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、自動車用防眩ミラー、特にミラーの反射率
切替時の衝接音を減少した自動車用防眩ミラーに関す
る。
《従来の技術》 従来、この種の自動車用防眩ミラーは第3図第4図に
示すように、先端にピボット11を形成したステー10と、
前面開口21にミラー60を配設したハウジング20と、この
ハウジング20の内部に配設されたブラケット30と、この
ブラケット30に圧接され、ミラー60の反射率を切換る操
作レバー40とブラケット30と操作レバー40との間に設け
られたストッパー機構50を備えている。
ハウジング20は、上部に開孔22を形成し、その開孔22
からステー10の先端を挿入しステー10に形成したピボッ
ト11をブラケット30の上端に形成した軸受31に枢着させ
ている。又下方には開口23を形成し、操作レバー40の操
作部42を挿通している。
ブラケット30は、上部にピボット11の軸受31を形成
し、その軸受31の両端に枢支軸32を設けている。
又、下部には二又状に分岐した操作レバー40の係止部
33を形成している。
操作レバー40は、上部に弾性圧接部41を、下部にこの
弾性圧接部41より下方に延びた操作部42を有する。この
弾性圧接部41の両端に枢支軸43が形成されている。
ストッパー機構50はブラケット30の二又状に分岐した
係止部33の前方の分岐部51と、操作レバー40の弾性圧接
部41と操作部42との結合部分に形成された、ミラー30側
に突出したストッパー52とより構成されている。
この防眩ミラーの反射率の切換は、操作レバー40を矢
印方向に切換えてハウジング20に対し回動することによ
り、ブラケット30に対し、ハウジング20が傾動しこれに
よって、ミラー60の表面反射と裏面反射との反射率の変
化によって反射率を切換える。
《考案が解決しようとする課題》 ところが、上述した従来の技術にあっては、操作レバ
ー40を切換えたとき、その操作レバー40の操作部42が一
方では第4図に示す実線の如くハウジング底部開口23の
後端に当接し、他方では同図に示す鎖線の如く底部開口
23の前端に当接する構造になっている。その為、操作レ
バー40が底部開口23の前端及び後端に当接したときの当
接音が発生し、しかも操作レバー40の下端部では切換え
時の移動量が大きいので、当接音がいっそう大きくな
り、これが騒音となって聞き苦しいという問題点があ
る。
本考案は、このような問題点を解決し、操作レバーと
ハウジングとの当接音を極力小さくさせることができる
ようにした自動車用防眩ミラーを提供することを目的と
する。
《課題を解決するための手段》 上記の目的を達成するために、本考案は、先端にピボ
ットを形成し、上端を車体に固定されたステーと、前面
開口にミラーを配設し内部に配設されたブラケットを介
して前記ステーに回動可能に枢支されたハウジングと、
上部両端に枢支軸を形成するとともに下部に操作レバー
の係止部を備えたブラケットと、上部両側に枢支軸を形
成した弾性圧接部と、この弾性圧接部から下方に延び、
操作部を備えた操作レバーと、前記操作レバーとハウジ
ングとブラケットの間に形成されたストッパー機構とよ
り成る自動車用防眩ミラーにおいて、前記ストッパー機
構は、前記ブラケットの係止部前方に突出し、先端下方
に傾斜面を有する前方のストッパー部と、前記ブラケッ
トの後方に突出した当接部を有する後方のストッパー部
と、前記操作レバーの弾性圧接部側前方に突出形成さ
れ、前記傾斜面に衝接するストッパーと、前記ハウジン
グの背壁内面に形成され、前記後方ストッパの当接部に
衝接する衝接面とより成り、前記前方ストッパー部の傾
斜面と操作レバーのストッパーとの衝接および前記後方
のストッパー部の当接部とハウジングの衝接面との衝接
が同時に行われるように構成したことを特徴とする。
《作用》 ハウジングとブラケットとを操作レバーとの内にスト
ッパー機構を設けることにより、操作レバーの切換時は
操作がレバーハウジングに形成した開口の前後の縁に衝
接することを防止し、ハウジング内部でブラケットと操
作レバーを衝接させることによって切換時の衝接音の大
きさを外部に漏れることを軽減している。
《実施例》 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図、第2図は本考案の要部を示した断面図であっ
て、第1図は通常使用時、第2図は、防眩に切換えた状
態を示したものである。
この実施例にあっては、ハウジングを枢支するステー
をハウジング背後から挿通した点が従来例と異なるが反
射率の切換は、基本的には従来の技術と同一であって、
この為類似する構成には同符号を付して説明する。
ステー10は、先端ピボット11を形成し、上端をベース
(図示しない)を介して車体の天井に取り付けられてい
る。
ハウジング20は、前面開口21にミラー60を固着すると
ともに背壁24に前述のステー10に形成されたピボット11
を挿通するための挿通孔25を設けている。又、下壁26に
は操作レバー40を外方に通す為の開口23が設けられてい
る。
ブラケット30は、中心にピボット11を枢支するための
軸受31を形成している。ピボット11はこの軸受31とプレ
ート31aとの間に回動可能に枢支されている。従ってハ
ウジング20は、このピボット11を中心として傾動する。
又、このブラケット30の上部にはハウジング20に形成さ
れた軸受20aに軸支される枢支軸32を形成するとともに
下部に二又状に分岐した操作レバー40を係止するための
係止部33を形成している。
操作レバー40は、上部に弾性圧接部41を、下部にこの
弾性圧接部41より下方に延びた操作部42を形成してい
る。この弾性圧接部41の両端には枢支軸43が形成され、
この枢支軸43をハウジング20に形成した軸受(図示しな
い)に枢着している。
この軸受への枢着によって弾性圧接部41にブラケット
30に形成された二又状の係止部33内面に圧接される。
本考案の特徴とするストッパ機構50は前方向のストッ
パー部53と後方向のストッパー54とを備えている。スト
ッパー部53はブラケット30の下部に形成された二又状の
係止部33の一方の分岐部51(ミラー60側)の先端に一体
に形成され突出部53aとこの突出部53aの先端下方に形成
された傾斜面53bと操作レバー40の弾性圧接部41と操作
部42との結合部分に形成されたストッパー53cとより成
る。又、後方ストッパー部54はもう一方の分岐部55に形
成された後向に突出した当接面54aとハウジング26の背
面24に前述の当接面54aと対応して設けられた衝接面54b
とより構成されている。
本考案における、防眩ミラーの反射率の切換は、第1
図の通常状態、即ち、操作レバー40がハウジング20の開
口23内で後方の位置になる状態からでは突出部35がミラ
ー60に弾接し、操作レバー40がハウジング20に形成され
てた開口23の後縁に当接するのを防止している。そして
第2図に示すように前方に移動させると、操作レバー40
に形成されている弾性圧接部41がたわみ、係止部33内で
反転し、操作レバー40を前方に移動させる。この時操作
レバー40がハウジング20の開口23の前方縁23aに当接す
る以前に前方向のストッパー部53に形成された突出部53
aの傾斜面53bにストッパー53cが当接するとともに、後
方向のストッパー54に形成された当接部54aが衝接面54b
に当接し、操作レバー40と開口23の前方縁23aとの衝接
を防止する。
尚35はブラケット30に設けた突出部であり、ミラー60
を弾接させるものである。
《考案の効果》 上述したように、本考案は、操作レバーとハウジング
とブラケットの間に形成されたストッパー機構が、ブラ
ケットの係止部前方に突出し、先端下方に傾斜面を有す
る前方のストッパー部と、ブラケットの後方に突出した
当接部を有する後方のストッパー部と、操作レバーの弾
性圧接部側前方に突出形成され、傾斜面に衝接するスト
ッパーと、ハウジングの背壁内面に形成され、後方スト
ッパの当接部に衝接する衝接面とより成り、前方ストッ
パー部の傾斜面と操作レバーのストッパーとの衝接およ
び前記後方のストッパー部の当接部とハウジングの衝接
面との衝接が同時に行われるように構成したことによ
り、操作レバーの切換時は操作がレバーハウジングに形
成した開口の前後の縁に衝接することを防止しハウジン
グ内部でブラケットと操作レバーを衝接させることによ
って切換時の衝接音の大きさを外部に漏れることを軽減
している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の通常使用時の断面図、第2図は、夜
間使用時の断面図、第3図は従来の自動車用防眩ミラー
を示した一部破断した正面図、第4図は、要部を断面し
た側面図である。 10…ステー、11…ピボット、20…ハウジング、21…開
口、22…開孔、23…開口、30…ブラケット、31…軸受、
32…枢支軸、33…係止部、40…操作レバー、41…弾性圧
接部、42…操作部、50…ストッパー機構、51…前方分岐
部、53…前方向のストッパー部、53a…突出部、53b…傾
斜面、53c…ストッパー、54…後方向のストッパー、54a
…当接部、54b…衝接面。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端にピボットを形成し、上端を車体に固
    定されたステーと、前面開口にミラーを配設し内部に配
    設されたブラケットを介して前記ステーに回動可能に枢
    支されたハウジングと、上部両端に枢支軸を形成すると
    ともに下部に操作レバーの係止部を備えたブラケット
    と、上部両側に枢支軸を形成した弾性圧接部と、この弾
    性圧接部から下方に延び、操作部を備えた操作レバー
    と、前記操作レバーとハウジングとブラケットの間に形
    成されたストッパー機構とより成る自動車用防眩ミラー
    において、前記ストッパー機構は、前記ブラケットの係
    止部前方に突出し、先端下方に傾斜面を有する前方のス
    トッパー部と、前記ブラケットの後方に突出した当接部
    を有する後方のストッパー部と、前記操作レバーの弾性
    圧接部側前方に突出形成され、前記傾斜面に衝接するス
    トッパーと、前記ハウジングの背壁内面に形成され、前
    記後方ストッパの当接部に衝接する衝接面とより成り、
    前記前方ストッパー部の傾斜面と操作レバーのストッパ
    ーとの衝接および前記後方のストッパー部の当接部とハ
    ウジングの衝接面との衝接が同時に行われるように構成
    したことを特徴とする自動車用防眩ミラー。
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CN108473091B (zh) * 2016-01-15 2021-06-15 金泰克斯公司 拨动开关锁和用于fdm的衬垫拨动开关

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JPS6066545U (ja) * 1983-10-14 1985-05-11 市光工業株式会社 自動車用防眩ミラ−

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