JP2002186083A - 音響装置 - Google Patents

音響装置

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JP2002186083A
JP2002186083A JP2000382552A JP2000382552A JP2002186083A JP 2002186083 A JP2002186083 A JP 2002186083A JP 2000382552 A JP2000382552 A JP 2000382552A JP 2000382552 A JP2000382552 A JP 2000382552A JP 2002186083 A JP2002186083 A JP 2002186083A
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JP
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sound
control
frequency characteristic
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JP2000382552A
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English (en)
Inventor
Masami Otani
政巳 大谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲環境に応じて的確な音量調整を自動的に
行えるようにする。 【解決手段】 位置情報取得部7がナビゲーション装置
8から取得した位置情報に応じて、主制御部6が記憶部
5からその位置情報に対応する周波数特性制御量および
音量制御量を読み出して、それぞれ周波数特性制御部2
および音量制御部3を制御するので、音源1からの音声
信号は、騒音があっても聞きやすい音質と音量で音声出
力部4から出力され、周囲環境に応じた的確な音量調整
を自動的に行うことができる。位置情報は通信手段を用
いて外部から取得することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオビデオ
装置のような音響装置、特に移動可能または移動体に搭
載された音響装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カーオーディオ装置のような移動体に搭
載された音響装置の場合、静寂な住宅街を走行中の場合
と高速道路を走行中では、あるいはトンネル内を走行中
では、音響装置からの聞こえ方が全く異なる。また、エ
ンジン音やロードノイズ(タイヤと道路との摩擦音)、
風切り音のような走行雑音によっても音響装置からの聞
こえ方に影響がある。このため、従来は、走行中の周囲
環境や走行雑音に応じて搭乗者が音量調整を手動で行っ
ていたが、近年では、マイクにより騒音を検出して、自
動的に音量を調整する装置も開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の音響装置では、走行中に手動で音量調整を行う場合
は、煩わしいばかりでなく、前方に対する注意力がそが
れるので好ましくなく、またマイクにより騒音を検出し
て自動的に音量調整する装置は、マイクが正確に騒音を
検出することが難しく、的確な音量調整ができないとい
う問題があった。
【0004】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、周囲環境に応じて的確な音量調整を自動
的に行うことのできる音響装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の音響装置は、音
源からの音声信号の音量を制御する音量制御手段と、前
記音量制御された音声信号を音声として出力する音声出
力手段と、位置情報を取得する位置情報取得手段と、位
置情報と制御量との対応関係を記憶する記憶手段と、前
記位置情報取得手段が取得した位置情報に応じて前記記
憶手段から制御量を読み込んで前記音量制御手段を制御
する主制御手段とを備えたものであり、位置情報取得手
段が取得した位置情報により周囲環境が分るので、周囲
環境に応じた的確な音量調整を自動的に行うことができ
る。
【0006】また、本発明の音響装置は、前記音源から
の音声信号の周波数特性を制御する周波数特性制御手段
を備え、前記主制御手段が、前記位置情報取得手段が取
得した位置情報に応じて前記記憶手段から制御量を読み
込んで前記周波数特性制御手段を制御することを特徴と
するものであり、音量だけでなく、周波数特性を変える
ことにより、人間にとって聞きやすい音質の音声を出力
することができる。
【0007】また、本発明の音響装置は、前記主制御手
段が、前記位置情報が騒音の大きい場所であることを示
す場合には、前記周波数特性制御手段により低高音域を
増強するとともに、前記音量制御手段により音量を増加
する制御を行うことを特徴とするものであり、騒音が大
きい環境では、低高音域を増強するとともに音量を増加
させることにより、人間にとって聞きやすい音声を出力
することができる。
【0008】また、本発明の音響装置は、前記位置情報
取得手段が、ナビゲーション装置から位置情報を取得す
ることを特徴とするものであり、正確な位置情報を取得
することができる。
【0009】また、本発明の音響装置は、前記位置情報
取得手段が、無線通信手段を通じて外部から位置情報を
取得することを特徴とするものであり、携帯電話機など
の無線通信手段を通じて外部から位置情報を取得するこ
とができる。
【0010】また、本発明の音響装置は、車両用として
使用されることを特徴とするものであり、走行中に周囲
環境が変化しても、その変化に合わせて自動的に音量や
周波数特性を調整することができ、運転者が運転に集中
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態におけ
る車載用音響装置の概略構成を示している。図1におい
て、音源1は、AMやFMなどのラジオ放送、CDデッ
キやMDデッキ、カセットテーププレーヤなどである。
または携帯電話機を通じて外部からメモリに取り込んだ
MP3データなどでもよい。周波数特性制御部2は、イ
コライザと呼ばれ、音源1からの音声信号に周波数特性
を与えるもので、DSP(デジタル信号プロセッサ)に
より構成されている。音量制御部3は、周波数特性制御
部2から出力された音声信号の音量を制御するもので、
電子ボリュームにより構成されている。音声出力部4
は、音量制御部3の出力を増幅して音声として出力する
もので、パワーICとスピーカを備えている。記憶部5
は、RAMまたはROMからなり、図2に示すような位
置情報と制御量との対応関係を記憶している。主制御部
6は、マイコンからなり、位置情報取得部7が取得した
位置情報に基づき、記憶部5から対応する制御量を読み
込んで周波数特性制御部2および音量制御部3を制御す
る。位置情報取得部7は、ナビゲーション装置8から位
置情報を取得する。
【0012】ナビゲーション装置8は、GPS(Global
Positioning System)受信機や方位センサ、車速セン
サなどを用いて自車の現在位置を検出するとともに、D
VD−ROM等に格納した道路地図データを読み出して
液晶モニタの画面に表示し、表示された地図上に自車の
現在位置を表示することにより、現在自車がどの辺りを
走行しているかを運転者に提示することができる。GP
S受信機が検出するのは緯度、経度情報であるが、道路
地図データには、緯度、経度情報だけでなく、高速道路
や一般道路などの道路名称、トンネルの名称、商店街通
りの名称、住宅街の団地の名称などが含まれている。し
たがって、図2に示すように、位置情報としてトンネ
ル、高速道路、一般道路、商店街、住宅街などを設定
し、それぞれについての周波数特性制御量および音量制
御量を予め定めて記憶部5に記憶しておく。
【0013】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。車両が走行を開始すると、ナビゲーション装置8が
現在位置を検出して、対応する道路地図データを読み出
してモニタ上に表示するが、その時の道路地図データか
ら位置情報取得手段7が走行中の道路の名称や団地の名
称を取得して主制御部6に渡す。主制御部6は、受け取
った道路の名称や団地の名称から記憶部5を検索して、
対応する周波数制御量および音量制御量を取得し、それ
ぞれ周波数特性制御部2および音量制御部3にセットす
る。これにより、音源1から出力された音声信号は、セ
ットされた周波数制御量および音量制御量で制御され、
音声出力部4のスピーカから音声として出力される。車
両の走行によって一般道路から高速道路に入った場合に
は、その位置情報により主制御部6は、値の大きい別の
制御量をそれぞれ周波数特性制御部2および音量制御部
3にセットする。この場合、騒音がより大きくなる場合
の制御量の変更は、周波数特性制御部2はより低高音域
を増強するように、音量制御部3はより音量を増加する
ように制御する。これにより、騒音の中でも人間にとっ
て聞きやすい音質と音量が得られる。
【0014】このように、本実施の形態によれば、位置
情報取得部7がナビゲーション装置8から取得した位置
情報に応じて、主制御部6が記憶部5からその位置情報
に対応する周波数特性制御量および音量制御量を読み出
して、それぞれ周波数特性制御部2および音量制御部3
を制御するので、音源1からの音声信号は、騒音があっ
ても聞きやすい音質と音量で音声出力部4から出力さ
れ、周囲環境に応じた的確な音量調整を自動的に行うこ
とができる。
【0015】なお、上記実施の形態においては、位置情
報取得部7がナビゲーション装置8から位置情報を取得
しているが、携帯電話機などの無線通信手段を本装置に
接続し、専用回線またはインターネットを通じて外部か
ら位置情報を取得することもできる。この場合は、ナビ
ゲーション装置を搭載していない車両にも適用すること
ができ、または他の移動体用または携帯用の音響装置と
しても本発明を実現することができる利点がある。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、音源か
らの音声信号の音量を制御する音量制御手段と、音量制
御された音声信号を音声として出力する音声出力手段
と、位置情報を取得する位置情報取得手段と、位置情報
と制御量との対応関係を記憶する記憶手段と、位置情報
取得手段が取得した位置情報に応じて記憶手段から制御
量を読み込んで音量制御手段を制御する主制御手段とを
備えたものであり、位置情報取得手段が取得した位置情
報により周囲環境が分るので、周囲環境に応じた的確な
音量調整を自動的に行うことができる。また、この制御
に加えて、音源からの音声信号の周波数特性を制御する
周波数特性制御手段を備え、主制御手段が、位置情報取
得手段が取得した位置情報に応じて記憶手段から制御量
を読み込んで周波数特性制御手段を制御することもで
き、騒音があっても聞きやすい音質と音量を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における車載音響装置の構
成を示す概略ブロック図
【図2】本発明の実施の形態における位置情報と制御量
との対応関係を示すテーブル図
【符号の説明】
1 音源 2 周波数特性制御部 3 音量制御部 4 音声出力部 5 記憶部 6 主制御部 7 位置情報取得部 8 ナビゲーション装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音源からの音声信号の音量を制御する音
    量制御手段と、前記音量制御された音声信号を音声とし
    て出力する音声出力手段と、位置情報を取得する位置情
    報取得手段と、位置情報と制御量との対応関係を記憶す
    る記憶手段と、前記位置情報取得手段が取得した位置情
    報に応じて前記記憶手段から制御量を読み込んで前記音
    量制御手段を制御する主制御手段とを備えた音響装置。
  2. 【請求項2】 前記音源からの音声信号の周波数特性を
    制御する周波数特性制御手段を備え、前記主制御手段
    が、前記位置情報取得手段が取得した位置情報に応じて
    前記記憶手段から制御量を読み込んで前記周波数特性制
    御手段を制御することを特徴とする請求項1記載の音響
    装置。
  3. 【請求項3】 前記主制御手段が、前記位置情報が騒音
    の大きい場所であることを示す場合には、前記周波数特
    性制御手段により低高音域を増強するとともに、前記音
    量制御手段により音量を増加する制御を行うことを特徴
    とする請求項2記載の音響装置。
  4. 【請求項4】 前記位置情報取得手段が、ナビゲーショ
    ン装置から位置情報を取得することを特徴とする請求項
    1から3のいずれかに記載の音響装置。
  5. 【請求項5】 前記位置情報取得手段が、無線通信手段
    を通じて外部から位置情報を取得することを特徴とする
    請求項1から4のいずれかに記載の音響装置。
  6. 【請求項6】 車両用として使用されることを特徴とす
    る請求項1から5のいずれかに記載の音響装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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