JP2002186081A - ミューティング回路 - Google Patents
ミューティング回路Info
- Publication number
- JP2002186081A JP2002186081A JP2000384871A JP2000384871A JP2002186081A JP 2002186081 A JP2002186081 A JP 2002186081A JP 2000384871 A JP2000384871 A JP 2000384871A JP 2000384871 A JP2000384871 A JP 2000384871A JP 2002186081 A JP2002186081 A JP 2002186081A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mute
- circuit
- transistor
- audio signal
- muting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
における音声立ち上がり時の歪みを抑制することを目的
とする。 【解決手段】 音声信号をオン・オフさせるスイッチン
グ素子は音声信号ラインにnpnトランジスタのコレク
タを接続した物と、npnトランジスタのエミッタを接
続した物、ミュート信号を発生させる回路は、積分回路
を用いることで、ミュート解除時の音声立ち上がりにお
ける音声信号の歪みを解消しつつ徐々にミュートを解除
するという効果が得られる。
Description
オフを行うミューティング回路に関して、ミュート解除
時における音声立ち上がり時の歪みと、ミュートオン時
と解除後の立ち上がりの時間を抑制し、試聴上違和感の
ないミュート解除を行う回路に関する。
―325405や特開平6―11671のように、音声
信号をオン・オフさせるスイッチング素子として音声信
号ラインにnpnトランジスタのコレクタを接続すると
いう回路を用いている。これらの回路の共通部分として
図3を示す。
ジスタ2のベースに電流を流すことによりトランジスタ
2がオンし、音声信号の正電位側はトランジスタ2のエ
ミッタを通してグランドに導通し、負電位側はトランジ
スタ2のベース・コレクタ間のpn接合により出力がク
リップされることで、音声信号ライン1はミュートされ
る。
ス電流を遮断しトランジスタ2をオフさせることによ
り、音声信号ライン1は開放され、音声信号が元に戻る
ということで、ミューティング回路として動作してい
た。
とコンデンサ3で積分回路を構成させることにより、ミ
ュート動作のオン・オフに対して時定数を持たせて動作
させ、オン時は徐々にミュートをかけ、オフ時は徐々に
開放するという動作を行うことにより試聴上違和感の無
いミュート動作を行わせていた。
生じ十分な効果を得ることができないので、特開平6―
11671では図5に示すようにミュートオン時は抵抗
32をバイパスしてトランジスタ37をオンさせること
でミュート動作の立ち上がりを早め、解除時はコンデン
サ34の放電により徐々に開放しいくという動作を行わ
せていた。
法においては、ミュートオン時は問題無く音声信号をオ
フさせることができるが、ミュート解除時は、トランジ
スタ2のベース電流は遮断されコンデンサ3の放電によ
り徐々にトランジスタ2はオフしていき、音声信号の正
電位側は徐々にミュートが解除されていくのに対し、音
声信号の負電位側は、トランジスタ2のベースへの電流
が遮断されるため、トランジスタ2のベース・コレクタ
間のpn接合による電圧クリップが無くなるため、音声
信号の負電位側だけが立ち上がることになり、図4のよ
うに音声が上下非対称となり、歪みながら立ち上がる
為、試聴上不快な音声が出力されてしまうという問題が
あった。
開放する回路はミュートオフ時において、トランジスタ
37のベースのインピーダンスが抵抗32、38やダイ
オード36、抵抗30の影響によりある程度の値をもっ
てしまうので、トランジスタ37のベース・コレクタ間
のpn接合により音声信号がある振幅レベルを超えると
負電位側が電圧クリップされ、通常の音声出力状態にお
いて音声信号の負電位側に歪みが生じてしまうという課
題があった。
て、ミュート解除時における音声立ち上がり時における
音声信号の上下非対称からなる歪みを抑制し、またミュ
ートオン時は瞬時に動作し、解除時は徐々にミュートを
解除することによって、試聴上違和感のないミュート解
除回路をする回路を提供するものである。
本発明では、ミューティング回路において、音声信号を
オン・オフさせるスイッチング素子は音声信号ラインに
npnトランジスタのコレクタを接続した物と、npn
トランジスタのエミッタを接続した物、ミュート信号を
発生させる回路は、前記スイッチング素子への信号をオ
ン時とオフ時でそれぞれ異なる時定数で動作する積分回
路を用いることで、ミュートオン時は瞬時に動作し、ミ
ュート解除時は音声立ち上がり時のにおける音声信号の
上下非対称からなる歪みを解消し、なおかつ徐々にミュ
ートを解除することを特徴としたものである。
は、音声信号のオン・オフを行うミューティング回路に
おいて、音声信号のオン・オフを行うスイッチング素子
を用いた回路からなるものであり、ミュート解除時にお
ける音声立ち上がり時の歪みを抑制するという作用を有
する。
1に記載のミューティング回路において、音声信号をオ
ン・オフさせるスイッチング素子は音声信号ラインにn
pnトランジスタのコレクタを接続した物と、npnト
ランジスタのエミッタを接続した物からなり、音声立ち
上がり時の歪みを抑制するという作用を有する。
1に記載のミューティング回路において、スイッチング
素子の動作を制御する回路からなるものであり、ミュー
ト動作時は瞬時に動作し、解除時は徐々にミュートを解
除するという作用を有する。
3に記載のミューティング回路において、スイッチング
素子の動作を制御する回路からなるものであり、前記ス
イッチング素子へのミュート信号をミュートオン時と解
除時でそれぞれ異なる時定数で動作させることで、ミュ
ート動作時は瞬時に動作し、解除時は徐々にミュートを
解除するという作用を有する。以下、本発明の実施の形
態について、図1を用いて説明する。
ある。図1において音声ブロック30は音声波形を伝達
するもので、生成された音声波形を後段のブロックに伝
達するという作用を行う、ミュート信号発生回路8はミ
ュート信号7からミュート命令を受け取ることにより、
スイッチング素子29にオン・オフ信号を送るという作
用を行う。スイッチング素子29はミュート信号発生回
路8からのオン・オフ信号を受け取り音声ブロック30
の音声波形をオン・オフさせるという作用を行うもの
で、ミュート命令に基づいて、音声波形のオン・オフを
行うという装置から構成される。
いて説明する。図1は、本発明によるミューティング回
路の1回路例を示したものであり、図2は図1の回路例
におけるミュート動作の波形を示すものである。ミュー
ト信号7はミュート信号発生回路8に対してミュートの
命令を行うものであり、信号がHIの時はミュート、L
OWの時はミュート解除という動作をする。ミュート信
号発生回路8は、スイッチ用トランジスタ14、19、
トランジスタ14のバイアス設定用抵抗13、15、ト
ランジスタ19のバイアス設定抵抗17、18、とミュ
ート信号を積分するためのコンデンサ12、スイッチン
グ素子29に接続するためのインピーダンス変換用トラ
ンジスタ22、トランジスタ22のバイアス設定抵抗2
0、21、スイッチング素子29への電流制限抵抗2
3、24からなる。
Iの信号を受け取った場合はオンしトランジスタ14を
オンさせるという動作を行う。この時、トランジスタ1
4は、コンデンサ12と抵抗15の積分回路により、動
作が若干遅れるが、抵抗15の定数を22kΩ程度と
し、コンデンサ12の定数を2.2uF程度とすること
で、その遅延時間は10ms程度に抑えることができる
ので、ミュート動作の遅れによる不具合等は発生しな
い。
ュート信号が発生しトランジスタ22を介してスイッチ
ング素子29に対してミュート信号を伝達するという動
作を行う。トランジスタ22はベース接地されており、
出力側のインピーダンスを非常に高い値にする為のもの
である。
チング素子29への信号ラインのインピーダンスが低い
とトランジスタ26のベース・コレクタ間のpn接合、
トランジスタ25のベース・エミッタ間のpn接合によ
り音声信号がクリップされることとなり音声信号に歪み
が生じてしまうので、これを防止する為の物である。
らLOWの信号を受け取ることによりトランジスタ19
はオフしトランジスタ14をオフさせることにより、ス
イッチング素子29への信号を遮断しミュートを解除さ
せるという動作を行う。
12と抵抗13の積分回路により、徐々にオフしていく
ことになる。この時、抵抗13の定数を220kΩ程度
とすると、30ms程度ミュート状態を保持した後、2
0ms程度の時間で徐々にミュートが解除されることと
なり、試聴上スムーズに音声が立ち上がってくるという
効果が得られる。スイッチング素子29はトランジスタ
25、26からなる。
タ26のコレクタがそれぞれ音声信号ライン1に接続さ
れ、トランジスタ25のコレクタ、トランジスタ26の
エミッタがそれぞれグランドに接続されるという構成を
している。ミュート信号発生回路よりミュートオンの信
号を受け取った場合、トランジスタ25、26のベース
に電流が流れることによりトランジスタ25は音声信号
の負電位側をミュートしトランジスタ26は音声信号の
正電位側をミュートする。
でミュートするという動作を行う。ミュート解除時は、
トランジスタ25のベース電流が徐々に遮断されること
により、音声信号の負電位側が徐々に開放され、トラン
ジスタ26のベース電流が徐々に遮断されることによ
り、音声信号の正電位側が徐々に開放される。これによ
り音声信号の両電位側が上下対称で図2に示すように徐
々に元に戻るという効果が得られる。
ィング回路において、ミュートオン時は瞬時に動作し、
ミュート解除時の音声立ち上がり時における音声信号の
上下非対称からなる、歪みを抑制するととも徐々にミュ
ートを解除することができ、試聴上不快な音声が出力さ
れることを抑制するという効果が得られる。
示す図
の波形図
するための波形図
Claims (4)
- 【請求項1】 音声信号のオン・オフを行うミューティ
ング回路において、音声信号のオン・オフを行うスイッ
チング素子を有し、ミュート解除時における音声立ち上
がり時の歪みを抑制する回路を有することを特徴とする
ミューティング回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載のミューティング回路に
おいて、音声信号をオン・オフさせるスイッチング素子
は音声信号ラインにnpnトランジスタのコレクタを接
続した物と、npnトランジスタのエミッタを接続した
物を有することを特徴とするミューティング回路。 - 【請求項3】 音声信号のオン・オフを行うミューティ
ング回路において、請求項1に記載のスイッチング素子
の動作を制御する回路を有し、ミュート動作時は瞬時に
動作し、解除時は徐々にミュートを解除することを特徴
とするミューティング回路。 - 【請求項4】 請求項3に記載のミューティング回路に
おいて、スイッチング素子の動作を制御する回路は、前
記スイッチング素子への信号を積分する積分回路を有
し、ミュートオン時と解除時にそれぞれ異なる時定数で
動作させることで、ミュート動作時は瞬時に動作し、解
除時は徐々にミュートを解除することを特徴とするミュ
ーティング回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000384871A JP4356237B2 (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | ミューティング回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000384871A JP4356237B2 (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | ミューティング回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002186081A true JP2002186081A (ja) | 2002-06-28 |
JP4356237B2 JP4356237B2 (ja) | 2009-11-04 |
Family
ID=18852241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000384871A Expired - Fee Related JP4356237B2 (ja) | 2000-12-19 | 2000-12-19 | ミューティング回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4356237B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010016795A (ja) * | 2008-07-04 | 2010-01-21 | Twinhead Internatl Corp | ポップノイズ低減機能を有するオーディオ出力装置 |
JP2017069732A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | オンキヨー株式会社 | 音楽再生装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7366824B2 (ja) | 2020-03-30 | 2023-10-23 | 株式会社クボタ | 作業機 |
-
2000
- 2000-12-19 JP JP2000384871A patent/JP4356237B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010016795A (ja) * | 2008-07-04 | 2010-01-21 | Twinhead Internatl Corp | ポップノイズ低減機能を有するオーディオ出力装置 |
JP2017069732A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | オンキヨー株式会社 | 音楽再生装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4356237B2 (ja) | 2009-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4673889A (en) | Apparatus and method for muting an output signal in a switching amplifier | |
US8433078B2 (en) | High perceived audio quality class D amplifier | |
JP3495620B2 (ja) | Btl増幅装置 | |
JPH06261386A (ja) | ミューティング制御回路 | |
US6040740A (en) | Audio transient suppression device | |
TWI414146B (zh) | 放大電路及其方法 | |
US20060023897A1 (en) | Apparatus and method for controlling output signals from an amplifier when changing state | |
US4063185A (en) | Direct coupling type power amplifier circuit | |
JP2002186081A (ja) | ミューティング回路 | |
JP2000106511A (ja) | パワーアンプic | |
US20040239418A1 (en) | Mute circuit and BTL audio amplifier apparatus | |
JP2004336765A (ja) | ポップノイズ減少のための音声信号発生装置及び音声信号発生方法 | |
JP2006340152A (ja) | デジタルアンプ方法及びデジタルアンプ回路 | |
JPH08213849A (ja) | 音声ミュート回路 | |
KR100770744B1 (ko) | 팝업 노이즈 방지 방법 및 팝업 노이즈 방지 회로를포함하는 디지털 앰프 | |
EP1976111B1 (en) | Pop-noise prevention method and apparatus | |
JP2003509941A (ja) | 高音量伸張器回路 | |
JPH1127058A (ja) | パルス幅変調オーディオアンプ | |
JPS6340406A (ja) | ミユ−テイング回路 | |
JP3851156B2 (ja) | 音声出力回路 | |
JPS6133440B2 (ja) | ||
JP3172458B2 (ja) | 無線機 | |
JPH0543529Y2 (ja) | ||
JP2009141697A (ja) | D級アンプ | |
JPH0145152Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071017 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20071113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090408 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090414 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090611 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090714 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090727 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130814 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |