JPH1127058A - パルス幅変調オーディオアンプ - Google Patents

パルス幅変調オーディオアンプ

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JPH1127058A
JPH1127058A JP9176741A JP17674197A JPH1127058A JP H1127058 A JPH1127058 A JP H1127058A JP 9176741 A JP9176741 A JP 9176741A JP 17674197 A JP17674197 A JP 17674197A JP H1127058 A JPH1127058 A JP H1127058A
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実 ▲高▼野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピーカの信号再生の開始時、停止時及び電
源電圧降下時の雑音を減らすことができるパルス幅変調
オーディオアンプを提供することにある。 【解決手段】 電圧比較回路3の前に入力信号を継断す
るスイッチ回路4を設け、スピーカ8の信号再生開始時
は電力増幅部5を起動後スイッチ回路4を作動し信号を
電圧比較回路3に入力し、信号再生停止時はスイッチ回
路4を停止後電力増幅部5を停止させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種音響機器に使用
されるパルス幅変調オーディオアンプに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、スピーカからの信号再生の開始、
停止時及び電源電圧降下時はポップ音等の雑音が出ない
ように、スピーカからの信号再生の開始時は三角波発振
器、電圧比較回路が安定作動してから最後に電力増幅部
を起動し、逆にスピーカからの信号再生の停止時は最初
に電力増幅部を停止するようにしたパルス幅変調オーデ
ィオアンプがある。
【0003】従来のパルス幅変調オーディオアンプにつ
いて説明する。図7は従来のパルス幅変調オーディオア
ンプの回路図である。図7において、1はアナログ入力
信号波の信号源、2は三角波発振器、3はアナログ入力
信号波と三角波を比較する電圧比較回路、5は上記電圧
比較回路3から出力されるパルス幅変調波形を電力増幅
する電力増幅部、6は電力増幅部5により電力増幅され
たパルス幅変調波を上記電圧比較回路3に帰還する帰還
回路、9は上記電力増幅部5を起動するアンプ起動コン
トロール信号、10は上記電力増幅部5を停止させるア
ンプ停止コントロール信号、7は上記電力増幅部5の出
力をアナログ出力信号波に復調するローパスフィルタ、
8はスピーカ、11は上記パルス幅変調オーディオアン
プの電源である。
【0004】図8は従来のパルス幅変調オーディオアン
プでの信号再生の開始時のパルス幅変調波の説明図であ
る。図8において、12は電力増幅部5から出力される
パルス幅変調波、13は電圧比較回路3に入力される三
角波、14は電圧比較回路3に入力されるアナログ入力
信号波、T1は電力増幅部5の起動所要時間である。図
9は従来のパルス幅変調オーディオアンプでの信号再生
の開始時のスピーカ端子における電圧波形図、図10は
従来のパルス幅変調オーディオアンプでの信号再生の停
止時のパルス幅変調波の概要説明図であり、T4は電力
増幅部5の停止所要時間である。図11は従来のパルス
幅変調オーディオアンプでの信号再生の停止時のスピー
カ端子における電圧波形図である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のパ
ルス幅変調オーディオアンプでは、スピーカ8からの信
号再生の開始時には電圧比較回路3から信号源1のアナ
ログ入力信号波14に応じたパルス幅変調波12が作成
され、最後にアンプ起動コントロール信号9によって電
力増幅部5を起動させるので、信号源1のアナログ入力
信号波14が大入力なほどパルス幅変調波12のパルス
幅が広く、スピーカ8からの信号再生の開始時の初期状
態では図9に示すようにスピーカ端子における電圧波形
15にいきなりエネルギーの多いパルス15aが発生す
ることになり、スピーカ8からも雑音として聞こえてし
まう。また、スピーカ8からの信号再生の停止時にも最
初にアンプ停止コントロール信号10によって電力増幅
部5を停止させるので、信号源1のアナログ入力信号波
14が大入力なほどパルス幅変調波形12のパルス幅が
広く、スピーカ8からの信号再生の停止時の初期状態は
図11に示すようにスピーカ端子における電圧波形15
にエネルギーの多いパルス15bが発生し雑音として聞
こえてしまう。さらに、上記パルス幅変調オーディオア
ンプの電源11の電圧降下時にも上記電力増幅部5が最
初に停止するので同様に雑音が聞こえてしまうという問
題があった。
【0006】本発明は以上の問題を解決し、上記信号源
のアナログ入力信号波が大入力の場合でも上記スピーカ
からの信号再生の開始時、停止時、及び電源電圧降下時
の雑音発生を極力減らすことができ、聴感上品位の高い
パルス幅変調オーディオアンプを提供することを目的と
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のパルス幅変調オーディオアンプは、電圧比較
回路の前段にアナログ入力信号波を継断するスイッチ回
路を設け、スピーカからの信号再生の開始時はアンプ起
動コントロール信号を上記電力増幅部とスイッチ回路と
に供給し、上記電力増幅部を上記アナログ入力信号波の
ない状態で先に起動させた後、アナログ入力信号波を上
記電圧比較回路に入力するように、上記アンプ起動コン
トロール信号にもとづき上記電力増幅部の起動所要時間
より長い起動所要時間を予め設定して上記スイッチ回路
を作動させるようにしたものである。
【0008】これにより、スピーカからの信号再生の開
始時は上記電力増幅部を上記アナログ入力信号波のない
状態で先に起動させるので、パルス幅変調波形の初期状
態のパルス幅も狭く、パルスのエネルギーも少なくスピ
ーカから聞こえる雑音も極めて少ない。そして、その状
態の後、上記スイッチ回路を作動させてアナログ入力信
号波を上記電圧比較回路に入力するので、スイッチ回路
の作動時のアナログ入力信号波の初期値が大入力でもパ
ルス幅変調波形の波高値は変化せず振幅が変化するだけ
であり、スムーズにアナログ入力信号波を増幅しスピー
カからの信号再生を開始することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、アナログ入力信号波と三角波を比較する電圧比較回
路と、この電圧比較回路から出力されるパルス幅変調波
を電力増幅する電力増幅部と、この電力増幅部により電
力増幅されたパルス幅変調波をアナログ出力信号波に復
調するローパスフィルタと、上記電圧比較回路の前段に
設けたアナログ入力信号波を継断するスイッチ回路とを
備え、上記スピーカからの信号再生の開始時にアンプ起
動コントロール信号を上記電力増幅部とスイッチ回路と
に供給し、上記電力増幅部を上記アナログ入力信号波の
ない状態で先に起動させた後、アナログ入力信号波を上
記電圧比較回路に入力するように、上記アンプ起動コン
トロール信号にもとづき上記電力増幅部の起動所要時間
より長い起動所要時間を予め設定して上記スイッチ回路
を作動させるようにしたパルス幅変調オーディオアンプ
であり、スピーカからの信号再生の開始時は、上記電力
増幅部を上記アナログ入力信号波のない状態で先に起動
させるので、パルス幅変調波形の初期状態のパルス幅も
狭く、パルスのエネルギーも少なくスピーカから聞こえ
る雑音も極めて少ない。その状態の後、上記スイッチ回
路を作動させてアナログ入力信号波を上記電圧比較回路
に入力するので、スイッチ回路の作動時のアナログ入力
信号波の初期値が大入力でもパルス幅変調波形の波高値
は変化せず振幅が変化するだけであり、スムーズにアナ
ログ入力信号波を増幅しスピーカからの信号再生を開始
することができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、上記スピーカからの信号再生の停止時に
アンプ停止コントロール信号を上記電力増幅部とスイッ
チ回路とに供給し、上記スイッチ回路を作動させてアナ
ログ入力信号波の電圧比較回路への入力を先に中止した
後、上記アンプ停止コントロール信号にもとづき上記ス
イッチ回路の停止所要時間より長い停止所要時間を予め
設定して上記電力増幅部を停止させるようにしたパルス
幅変調オーディオアンプであり、スピーカからの信号再
生の停止時は、上記スイッチ回路を作動させてアナログ
入力信号波の電圧比較回路への入力を先に中止するの
で、スイッチ回路の作動時のアナログ入力信号波の最終
値が大入力でもパルス幅変調波形の波高値は変化せず振
幅が変化するだけであり、スムーズにスピーカからの信
号再生を停止することができる。その後、上記電力増幅
部を上記アナログ入力信号波のない状態で最後に停止さ
せるので、パルス幅変調波形の最終パルス幅も狭く、パ
ルスのエネルギーも少なくスピーカから聞こえる雑音も
極めて少ない。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、電源電圧降下時による上記スピーカから
の信号再生の停止時は、上記アンプ停止コントロール信
号に関係なく、上記スイッチ回路が先に作動し上記アナ
ログ入力信号波の電圧比較回路への入力を中止し、スピ
ーカからの信号再生を停止させた後、上記電圧増幅部を
停止できるように上記電力増幅部の停止電源電圧に比べ
上記スイッチ回路の停止電源電圧を高く設定したパルス
幅変調オーディオアンプであり、電源電圧降下時による
上記スピーカからの信号再生停止時は上記電力増幅部の
停止電源電圧に比べ上記スイッチ回路の停止電源電圧を
高く設定しているので、アナログ入力信号波の電圧比較
回路への入力を先に中止した後、上記電力増幅部を最後
に停止させるので上記スイッチ回路の作動時のアナログ
入力信号波の最終値が大入力でもパルス幅変調波形の波
高値は変化せず振幅が変化するだけであり、スムーズに
アナログ入力信号波の立ち下がりを増幅し、最後の電力
増幅部の作動停止時の最終パルスによる雑音も極めて少
ない。
【0012】(実施の形態)以下、本発明の第1の実施
形態について図面を用いて説明する。
【0013】図1は第1の実施形態におけるパルス幅変
調オーディオアンプの回路図であり、信号源1からのア
ナログ入力信号波と三角波発振器2からの三角波を比較
する電圧比較回路3の接続において、信号源1はアナロ
グ入力信号波を継断するスイッチ回路4を介して電圧比
較回路3に接続されている。この電圧比較回路3から出
力されるパルス幅変調波は電力増幅部5により電力増幅
され、帰還回路6により上記電圧比較回路3に帰還され
る。一方、上記電力増幅部5により電力増幅されたパル
ス幅変調波はアナログ出力信号波に復調するローパスフ
ィルタ7を介して接続されるスピーカ8で信号が再生さ
れる。
【0014】図2は信号再生開始時のパルス幅変調波形
の概念図、図3は信号再生開始時のスピーカ端子におけ
る電圧波形図である。
【0015】スピーカ8からの信号再生の開始時はアン
プ起動コントロール信号9を電力増幅部5とスイッチ回
路4とに供給する。ここで、電力増幅部5の起動所要時
間T1はスイッチ回路4の起動所要時間T2に比べて小
さく設定してある。したがって電力増幅部5はスイッチ
回路4が作動する前にアナログ入力信号波14のない状
態で先に起動されるので、図2に示すように電力増幅部
5から出力されるパルス幅変調波形12の初期状態のパ
ルス幅も狭く、パルスのエネルギーも少なくスピーカ8
から聞こえる雑音も極めて少ない。初期状態以降も図3
に示すようにアナログ信号無入力でのスイッチング波形
のキャリア漏れ15cが可聴周波数帯域で発生している
だけで、スピーカ8から聞こえる聴感上の雑音は極めて
少ない。その状態の後、信号源1のアナログ入力信号波
14を電圧比較回路3に入力する。そのためアンプ起動
コントロール信号9を使用し電力増幅部5の起動所要時
間T1より長い起動所要時間T2を予め設定していたス
イッチ回路4を作動させるので、アナログ入力信号波1
4の初期値が大入力でもパルス幅変調波形12の波高値
は変化せず振幅が変化するだけであり、スムーズにアナ
ログ入力信号波の立ち上がりを増幅しスピーカ8からの
信号再生を開始することができる。
【0016】図4は信号再生停止時のパルス幅変調波形
の概念図、図5は信号再生停止時のスピーカ端子におけ
る電圧波形図である。
【0017】スピーカ8からの信号再生停止時は、アン
プ停止コントロール信号10を電力増幅部5とスイッチ
回路4とに供給する。ここで、スイッチ回路4の停止所
要時間T3は電力増幅部5の停止所要時間T4に比べて
小さく設定してある。したがって、スイッチ回路4の作
動によってアナログ入力信号波14の電圧比較回路3へ
の入力を先に中止するので、図4に示すようにアナログ
入力信号波14の最終値が大入力でもパルス幅変調波形
12の波高値は変化せず振幅が変化するだけであり、ス
ムーズにスピーカ8からの信号再生を停止することがで
きる。その後のスピーカ8の出力は、図5に示すように
アナログ信号無入力でのスイッチング波形のキャリア漏
れ15cが可聴周波数帯域で発生しているだけで、聴感
上の雑音は極めて少ない。そして、最後にアンプ停止コ
ントロール信号10を使用しスイッチ回路4の停止所要
時間T3より長い停止所要時間T4を予め設定していた
電力増幅部5をアナログ入力信号波14のない状態で停
止させるので、パルス幅変調波形の最終パルス幅も狭
く、パルスのエネルギーも少なくスピーカ8から聞こえ
る雑音も極めて少ない。
【0018】図6は電源電圧降下時の場合の信号再生停
止時のスピーカ端子における電圧波形と電源電圧波形の
関係を示す説明図である。
【0019】電源11の電圧降下時による上記スピーカ
8からの信号再生の停止時は、上記アンプ停止コントロ
ール信号10に関係なく、上記電力増幅部5の停止電源
電圧V2に比べ上記スイッチ回路4の停止電源電圧V1
を高く設定している。したがって、アンプ電源電圧16
の降下を検知してスイッチ回路4が作動中止されるた
め、上記アナログ入力信号波14の電圧比較回路3への
入力を先に中止する。その後、電力増幅部5を最後に停
止させるのでスムーズにスピーカ8からの信号再生を停
止することができ、スピーカ8から聞こえる最終パルス
雑音も極めて少ない。カーオーディオに使用するオーデ
ィオ機器の場合、電源となるバッテリー電圧がエンジン
始動時には降下することもあり、本発明の回路は不快な
パルス雑音も極めて少なくできる。
【0020】なお、本実施の形態についてはスイッチ回
路4には電界効果トランジスタを利用したスイッチを使
用しているが、トランジスタのスイッチあるいはリレー
回路であっても差し支えない。また本実施の形態ではア
ナログ入力信号波を継断するスイッチ回路4は帰還回路
6のループ外としたが、帰還回路を削除し無帰還のパル
ス幅変調オーディオアンプとしても得られる効果は同じ
である。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明のパルス幅変調オー
ディオアンプは、電圧比較回路の前段アナログ入力信号
波を継断するスイッチ回路を設け、スピーカからの信号
再生の開始時はアンプ起動コントロール信号を上記電力
増幅部とスイッチ回路とに供給し、上記電力増幅部を上
記アナログ入力信号波のない状態で先に起動させた後、
アナログ入力信号波を上記電圧比較回路に入力するよう
に、上記アンプ起動コントロール信号を使用し上記電力
増幅部の起動所要時間より長い起動所要時間を予め設定
していた上記スイッチ回路を作動させるようにしたの
で、電力増幅部の作動開始時の初期パルスによる雑音も
極めて少なく、上記スイッチ回路の作動時のアナログ入
力信号波の初期値が大入力でもパルス幅変調波形の波高
値は変化せず振幅が変化するだけであり、スムーズにア
ナログ入力信号波の立ち上がりを増幅しスピーカから信
号再生をパルスによる雑音もなく開始することができ
る。
【0022】またスピーカからの信号再生の停止時は、
アンプ停止コントロール信号を上記電力増幅部とスイッ
チ回路とに供給し、上記スイッチ回路を作動させてアナ
ログ入力信号波の電圧比較回路への入力を先に中止した
後、上記アンプ停止コントロール信号を使用し上記スイ
ッチ回路の停止所要時間より長い停止所要時間を予め設
定していた上記電力増幅部を停止させるようにしたの
で、上記スイッチ回路の作動時のアナログ入力信号波の
最終値が大入力でもパルス幅変調波形の波高値は変化せ
ず振幅が変化するだけであり、スムーズにアナログ入力
信号波の立ち下がりを増幅し、最後の電力増幅部作動停
止時の最終パルスによる雑音も極めて少ない。
【0023】さらに電源電圧降下時による上記スピーカ
からの信号再生の停止時についても、上記アンプ停止コ
ントロール信号に関係なく、上記電力増幅部の停止電源
電圧に比べ上記スイッチ回路の停止電源電圧を高く設定
しているので、アナログ入力信号波の電圧比較回路への
入力を先に中止した後、上記電力増幅部を最後に停止さ
せるので上記スイッチ回路の作動時のアナログ入力信号
波の最終値が大入力でもパルス幅変調波形の波高値は変
化せず振幅が変化するだけであり、スムーズにアナログ
入力信号波の立ち下がりを増幅し、最後の電力増幅部の
作動停止時の最終パルスによる雑音も極めて少ない。
【0024】よって、上記信号源のアナログ入力信号波
が大入力の場合でも上記スピーカからの信号再生の開始
時、停止時及び電源電圧降下時の雑音発生を極力減らす
ことができ、カーオーディオに使用するオーディオ機器
の場合に問題となるバッテリー電圧のエンジン始動時の
降下にも雑音発生なく対応でき、聴感上品位の高い優れ
たパルス幅変調オーディオアンプを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるパルス幅変調オー
ディオアンプの回路図
【図2】同アンプの信号再生開始時のパルス幅変調波形
の概念図
【図3】同アンプの信号再生開始時のスピーカ端子にお
ける電圧波形図
【図4】同アンプの信号再生停止時のパルス幅変調波形
の概念図
【図5】同アンプの信号再生停止時のスピーカ端子にお
ける電圧波形図
【図6】同アンプの電源電圧降下時の場合の信号再生停
止時のスピーカ端子における電圧波形と電源電圧波形の
関係を示す説明図
【図7】従来のパルス幅変調オーディオアンプの回路図
【図8】同アンプによる信号再生開始時のパルス幅変調
波形の概念図
【図9】同アンプによる信号再生開始時のスピーカ端子
における電圧波形図
【図10】同アンプによる信号再生停止時のパルス幅変
調波形の概念図
【図11】同アンプによる信号再生停止時のスピーカ端
子における電圧波形図
【符号の説明】
1 信号源 2 三角波発振器 3 電圧比較回路 4 スイッチ回路 5 電力増幅部 6 帰還回路 7 ローパスフィルタ 8 スピーカ 9 アンプ起動コントロール信号 10 アンプ停止コントロール信号 11 電源 12 電力増幅部から出力されるパルス幅変調波形 13 三角波 14 アナログ入力信号波 15 スピーカ端子の電圧波形 T1 電力増幅部の起動所要時間 T2 スイッチ回路の起動所要時間 T3 スイッチ回路の停止所要時間 T4 電力増幅部の停止所要時間 V1 スイッチ回路の停止電源電圧 V2 電力増幅部の停止電源電圧

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ入力信号波と三角波を比較する
    電圧比較回路と、この電圧比較回路から出力されるパル
    ス幅変調波を電力増幅する電力増幅部と、この電力増幅
    部により電力増幅されたパルス幅変調波をアナログ出力
    信号波に復調するローパスフィルタと、上記電圧比較回
    路の前段に設けたアナログ入力信号波を継断するスイッ
    チ回路とを備え、スピーカからの信号再生の開始時にア
    ンプ起動コントロール信号を上記電力増幅部とスイッチ
    回路とに供給し、上記電力増幅部を上記アナログ入力信
    号波のない状態で先に起動させた後、上記アナログ入力
    信号波を上記電圧比較回路に入力するように、上記アン
    プ起動コントロール信号にもとづき上記電力増幅部の起
    動所要時間より長い起動所要時間を予め設定して上記ス
    イッチ回路を作動させるように構成したパルス幅変調オ
    ーディオアンプ。
  2. 【請求項2】 上記スピーカからの信号再生の停止時に
    アンプ停止コントロール信号を上記電力増幅部と上記ス
    イッチ回路とに供給し、上記スイッチ回路を作動させて
    アナログ入力信号波の電圧比較回路への入力を先に中止
    した後、上記アンプ停止コントロール信号にもとづき上
    記スイッチ回路の停止所要時間より長い停止所要時間を
    予め設定して上記電力増幅部を作動させるように構成し
    た請求項1記載のパルス幅変調オーディオアンプ。
  3. 【請求項3】 電源電圧降下時による上記スピーカから
    の信号再生の停止時は、上記アンプ停止コントロール信
    号に関係なく、上記スイッチ回路が先に作動して上記ア
    ナログ入力信号波の電圧比較回路への入力を中止し、ス
    ピーカからの信号再生を停止させた後に上記電圧増幅部
    を停止できるように上記電力増幅部の停止電源電圧に比
    べ上記スイッチ回路の停止電源電圧を高く設定した請求
    項2記載のパルス幅変調オーディオアンプ。
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