JP3495620B2 - Btl増幅装置 - Google Patents

Btl増幅装置

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JP3495620B2 JP34518598A JP34518598A JP3495620B2 JP 3495620 B2 JP3495620 B2 JP 3495620B2 JP 34518598 A JP34518598 A JP 34518598A JP 34518598 A JP34518598 A JP 34518598A JP 3495620 B2 JP3495620 B2 JP 3495620B2
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達三 長谷川
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/52Circuit arrangements for protecting such amplifiers
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers without distortion of the input signal
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3005Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in amplifiers suitable for low-frequencies, e.g. audio amplifiers
    • H03G3/301Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in amplifiers suitable for low-frequencies, e.g. audio amplifiers the gain being continuously variable
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R3/007Protection circuits for transducers

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスピーカを駆動する
BTL(Balanced Transformer Less )増幅装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】BTL増幅器は、低電源電圧で高出力
が得られる、偶数次の歪がキャンセルされる、電源
のリップルリジェクション量が多い等の利点を有してお
り、車両用のオーディオ系に広く使用されている。図9
は従来のBTL増幅器の一例を示しており、1はBTL
増幅器が形成された集積回路であり、入力信号を反転す
る反転増幅器11、反転増幅の利得と同じ利得を有する
増幅器、電力増幅器13および14で構成されている。
2は電子ボリューム、3はカップリング用のコンデン
サ、4はスピーカである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】今日ではBTL増幅器
1および電子ボリューム2は半導体集積回路で構成さ
れ、低周波域および高周波域の特性を良好に保つために
コンデンサやコイルを除去して直流的に結合した回路に
よって構成されている。
【0004】このため、電子ボリューム2の出力とBT
L増幅器1の入力との間に直流的な電位差がある。この
電位差がある状態で直接電子ボリューム2とBTL増幅
器1を接続すると互いの回路は正常に動作しなくなる。
したがって、電子ボリューム2の出力とBTL増幅器1
との間にはカップリング用のコンデンサ3を介して接続
している。
【0005】しかし、コンデンサ3が劣化してリークが
発生したり、またBTL増幅器1が劣化した場合は、ス
ピーカ4のボイスコイルに直流電流が流れ、歪を発生し
たり損傷させることもある。本発明はスピーカのボイス
コイルを損傷させないように改良したBTL増幅装置を
提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明においては、スピーカを駆動する
BTL構成の2個の電力増幅器を有するBTL増幅装置
において、前記2個の電力増幅器出力の差電圧を検出す
る検出手段と、前記差電圧検出手段で検出された差電圧
が所定値より大か否かを判定する判定手段と、を備える
直流オフセット検出装置を有し、前記直流オフセット検
出装置は、前記電力増幅器に信号が入力されない期間に
検出動作を行うようにしたことを特徴とする。
【0007】請求項2においては、請求項1に記載のB
TL増幅装置において、前記電力増幅器に入力される入
力信号をミュートするミュート手段を備え、前記直流オ
フセット検出装置は、前記ミュート手段により、前記電
力増幅器に信号が入力されない期間を得るようにしたこ
とを特徴とする。
【0008】請求項3においては、請求項1に記載のB
TL増幅装置において、前記直流オフセット検出装置
は、電源スイッチがオンまたは信号ソースの切換が生じ
たときに検出動作を行うようにしたことを特徴とする。
【0009】請求項4においては、請求項2に記載のB
TL増幅装置において、前記ミュート手段は、電子ボリ
ュームまたはスイッチ手段により構成したことを特徴と
する。
【0010】請求項5においては、請求項1に記載のB
TL増幅装置において、前記電力増幅器を活性化または
不活性化せしめる活性・不活性化手段を備え、前記判定
手段により差電力が所定値より大であると判定されたと
きに前記活性・不活性化手段により前記電力増幅器を不
活性化せしめることを特徴とする。
【0011】請求項6においては、請求項1に記載のB
TL増幅装置において、前記電力増幅器の出力と前記ス
ピーカとの間に接続されたスイッチを備え、前記判定手
段により差電圧が所定値より大であると判定されたとき
に前記スイッチをオフにして前記電力増幅器よりの出力
信号がスピーカに供給されないようにしたことを特徴と
する。
【0012】請求項7においては、請求項1に記載のB
TL増幅装置において、前記判定手段により差電圧が所
定値より大であると判定されたときに警告を与える警告
手段を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項8においては、請求項5に記載のB
TL増幅装置において、前記電力増幅器に供給する信号
の信号レベルを調整するボリュームと、前記ボリューム
を通して電力増幅器に入力される入力信号をミュートす
るミュート手段とを備え、前記ボリュームが前記信号を
ミュートすると共に、前記ミュート手段が前記入力信号
をミュートしている状態において、前記活性・不活性化
手段が電力増幅器を活性化すると、所定期間経過後に前
記ミュート手段が解除されて前記直流オフセット検出装
置により検出動作が行われることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1〜図
3を参照して説明する。図1は本発明の実施例の構成
図、図2は第1の実施例の動作フローチャート、図3は
第2の実施例の動作フローチャートである。図1におい
て、集積回路1、電子ボリューム2、コンデンサ3、ス
ピーカ4、および反転増幅器11、増幅器12、電力増
幅器13および14は、従来例の図5で説明した通りで
ある。
【0015】また、5は制御部、6は表示部であり、集
積回路1内には、電力増幅器13および14と出力端子
間にスイッチ15が設けられ、また電力増幅器13およ
び14より出力される電圧の差電圧を検出する差電圧検
出部16が設けられる。
【0016】つぎに、図2を参照して、本発明の第1の
実施例の動作を説明する。動作の開始は電源スイッチが
オンとなったとき、またソースが切換えられたとき、ま
た必要に応じて指令が発せられたとき動作が開始する。
ステップS1では、制御部5は、電子ボリューム2にミ
ュートを指令し、電子ボリューム2より出力される信号
を0にする。
【0017】ステップS2では、制御部5は、差電圧検
出部16より検出される差電圧を読込む。差電圧は、電
子ボリューム2からはオーディオ信号が入力されないた
め、電力増幅器13および14より出力される直流電圧
の差、すなわち直流オフセットが出力される。ステップ
S3では、制御部5は、ステップS2で読込んだ差電圧
が所定値より大か否かを判定し、判定結果がYESの場
合はステップS4に、NOの場合はステップS6に移
る。
【0018】ステップS4では、制御部5は、差電圧が
所定値より大で判定するとスイッチ15をオフにする指
令を送出し、電力増幅器13および14の出力と接続端
子間をオフにする。ステップS5では、制御部5は、表
示部6に警告を表示させ、ステップS2に移り、ステッ
プS2〜S5が繰返される。
【0019】ステップS6では、制御部5は、スイッチ
15に指令してスイッチをオンにさせ、電力増幅13お
よび14の出力をスピーカ4に接続し、ステップS7に
移って電子ボリューム2に指令してミュートをオフにさ
せ、動作を終了する。
【0020】つぎに、図3を参照して、第2の実施例の
動作を説明する。図3において、ステップS1〜S3お
よびS5〜S7は図2で説明した通りである。第2の実
施例では、第1の実施例のステップS4が削除され、ス
テップS1′が挿入される。
【0021】ステップS1′では、制御部5は、電源ス
イッチがオンとなったとき、またはリース切換が発生し
たときはスイッチ15に指令してスイッチ15をオフに
する。このように、先ずスイッチ15をオフにすること
により、電源スイッチがオンとなり電力増幅器13およ
び14に電力が供給されたとき、何らかの要因により両
電力増幅器の出力に過大な電圧差が発生してもスピーカ
4のボイスコイルの損傷を防止することができる。
【0022】つぎに、図4に示す第3の実施例の動作を
説明する。電力増幅器13および14には、該電力増幅
器を活性化および不活性化せしめるための活性化・不活
性化回路18および19を備えている。この活性化・不
活性化回路は、例えば電力増幅器内における信号系をオ
ン・オフするスイッチにより構成したり、電力増幅器1
3,14に対する電源電圧の供給を制御するように構成
する。
【0023】このような実施例において、差電圧が所定
値より大であると判定されたときには、活性化・不活性
化回路18,19により電力増幅器13,14を不活性
化してスピーカ4に信号が供給されないようにする。
【0024】図5は第4の実施例を示し、図4の第3実
施例において、電子ボリューム2に代えて通常の機械式
ボリューム20aと、このボリューム20aの出力に接
続されたスイッチ20bにより構成したものである。直
流オフセットを判定する場合には、前記ステップS1に
代えて制御部5よりスイッチ20bをオンさせてボリュ
ーム20aよりの信号をミュートし、以下、前述の実施
例のような動作により判定する。なお、このような機械
式ボリューム20aとスイッチ20bは図1の実施例に
適用してもよい。
【0025】また、上記各実施例では制御部5を集積回
路1より外に設けているが、集積回路1内に設けるよう
にしてもよい。また、制御部5の前記ステップS3の判
定を分離して集積回路1内に設けるようにしてもよい。
【0026】図6、図7は本発明の第5の実施例を示
し、図1、図4、図5と同等部分は同一符号を付記して
いる。また、図8はそのタイミングチャートを示す。図
6において、集積回路1にはスタンバイ(STBY)入
力、ミュート制御入力および判定出力用の端子が設けら
れ、差電圧検出部16よりの出力は判定部20とOR回
路21および出力回路22によりスイッチ23を駆動す
る。H発生源24はスイッチ23を介して判定出力端子
に出力され、この判定出力端子の電圧が抵抗R1,R2
により分圧されて制御部5に入力される。ミュート回路
25は電力増幅器13,14に供給される入力信号をミ
ュートするものであり、図7にその具体例を示す。比較
器26はミュート制御入力に印加される電圧を基準電圧
27と比較するものであり、その結果によって前述の検
出動作を実行させる。スイッチ28、ダイオードD1、
抵抗R3、コンデンサC1はミュート制御入力に印加す
る電圧を設定する。
【0027】以上の構成において、その動作を図8のタ
イミングチャートと共に説明する。制御部5は電子ボリ
ューム2に対してミュートを指令すると共に、ミュート
制御入力端子が「L」レベルの電圧(0V)となるよう
に、スイッチ28をオフにし、0VをダイオードD1に
与える。これにより集積回路1のミュート回路25もミ
ュート状態となる。
【0028】この状態で、制御部5よりスタンバイ(S
TBY)入力端子に「H」レベルの電圧が印加される
と、このスタンバイ入力端子が「L」レベルから「H」
レベルとなり、集積回路1の待機状態が解除される。こ
の解除によって出力回路22の出力によりスイッチ23
がオンし、H発生源24よりの「H」レベル電圧が判定
出力端子に出力され、抵抗R1,R2で分圧されて制御
部5に入力される。
【0029】制御部5はスタンバイ入力端子が「H」と
なってから所定時間経過後にスイッチ28に対してオン
信号を出力してスイッチ28を所定期間オン状態せしめ
る(このとき、ダイオードD1には引き続き0Vが印加
されている。)スイッチ28の一端には電源電圧8Vが
印加されているので、この電源電圧がスイッチ28を通
して、抵抗R3とコンデンサC1よりなる時定数回路に
供給され、その時定数でミュート制御入力端子が8Vま
で立ち上がる。
【0030】ミュート回路25は、ミュート制御入力端
子にミュート制御電圧(2.5V)以上の電圧が印加さ
れるとミュート解除となる。また、比較器26はミュー
ト制御入力端子の電圧と所定の閾値電圧27(ミュート
制御電圧<閾値電圧27<電源電圧に設定し、例えば
6.5Vとする)とを比較し、前者の電圧の方が大きい
ときに差電圧検出部16や判定部20などに対して検出
動作を実行せしめるための実行指令信号を出力する。そ
こで、ミュート制御入力端子に8Vが所定期間印加され
ると、ミュート回路25はミュート動作を解除すると共
に、この所定期間比較器26より実行指令信号が出力さ
れてDCオフセット電圧の検出動作を行う。この検出期
間中においても電子ボリューム2は依然としてミュート
状態を維持しており、したがって電力増幅器13,14
には信号が入力されていない。
【0031】かかる検出動作は前述の実施例で説明した
動作と同様に、判定部20により検出された差電圧が所
定値より大であるかを判定して、そうであればOR回路
21に判定出力を入力する。OR回路21には図示しな
い図6と同様に構成される他のチャンネルに対するBT
L増幅装置の判定部20よりの出力が入力され、マルチ
チャンネル構成のBTL増幅装置において、その中の少
なくとも1チャンネルについてDCオフセットが検出さ
れるとOR回路21を通して判定部20よりの出力を出
力回路22に供給する。出力回路22はこの判定出力が
印加されるとスイッチ23をオフにし、H発生源24と
判定出力端子とを切り離し、判定出力端子に「L」レベ
ルの電圧が発生するようにする。
【0032】そこで、制御部5は前述のオフセット検出
期間中の所定タイミングで判定出力端子に発生している
電圧を取り込み、「H」であれば、オフセットは生じて
いないと判別し、「L」であればオフセットが生じてい
ると判別する。
【0033】オフセットの検出期間が終了すると、制御
部5よりはスイッチ28をオフにし、ダイオードD1に
5Vの電圧を印加し、ミュート制御入力端子にミュート
解除電圧を印加してミュート回路25がミュート解除を
維持せしめる。そして、制御部5は電子ボリューム2に
対してミュート解除指令を出して電子ボリューム2のミ
ュート状態を解除することにより、この電子ボリューム
2でレベル調整された入力信号が電力増幅器13,14
に供給される。
【0034】なお、オフセットの発生を検出した場合に
は、前述のように、電子ボリューム2をミュート状態を
引き続き維持させたり、表示部6に警告表示したりす
る。あるいはミュート制御入力端子を0Vにしてミュー
ト回路25をミュート状態とする。
【0035】図7はミュート回路25の具体例を示し、
スイッチ30により増幅器12と増幅器29に対して電
源電圧+Bが選択的に供給されると共に、増幅器12の
出力または増幅器29の出力はスイッチ31により電力
増幅器14の入力に接続される。スイッチ30と31は
ミュート制御入力端子に印加される電圧によって連動し
て切り替わる。また、電力増幅器13,14から反転増
幅器11と増幅器12に対して抵抗R5〜R7により帰
還がかけられており、増幅器12には直流バイアスの基
準電位として+B/2が印加されており、出力信号はこ
の+B/2を基準電位として正負に現れる。反転増幅器
11と増幅器29の非反転入力は集積回路1のAC接地
端子(AC GND)に接続されている。
【0036】以上の構成において、入力信号を増幅器1
2と反転増幅器11を通して電力増幅器13,14に供
給するときには、ミュート制御入力端子に2.5V以上
の電圧を印加することにより、スイッチ30と31がそ
れぞれ図のPlay側に切り替わり、電源電圧+B(1
4V)が増幅器12に供給されると共に、この増幅器1
2の出力が電力増幅器14の入力に接続される。これに
よりBTL増幅動作となってスピーカ4が駆動される。
【0037】このとき、入力信号が集積回路1に供給さ
れていない状態においても、コンデンサ3の一端には+
B/2が印加されており、このコンデンサ3の両端には
直流電圧が加わっている。このため、コンデンサ3にこ
の直流電圧によるリーク電流Irが流れたとき、リーク
電流Irは、図示のように+B/2→抵抗R4→コンデ
ンサ3の経路で流れる。+B/2は直流的にAC接地端
子(AC GND)と同電位であるから、増幅器12に
はR4×Ir分の電圧降下が発生し、これが電力増幅器
14の利得倍されて出力側に直流オフセットとして現れ
る。
【0038】一方、ミュート制御入力端子が0Vのとき
は、スイッチ30,31が図のMute側に切り替わ
り、電源電圧+Bが増幅器29に供給されると共に、こ
の増幅器29の出力が電力増幅器13の入力に接続され
る。増幅器29と増幅器12の非反転入力に印加される
基準電位は共にAC接地端子(AC GND)であるの
で、直流オフセット電圧は発生しない。また、コンデン
サ3に前述のリーク電流が流れても、コンデンサ3は増
幅器12と電力増幅器14に結合されていないので、電
力増幅器13,14の出力にオフセット電圧は発生しな
い。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、電力増
幅器に信号が入力されていない期間に2個の電力増幅器
の出力電圧差を検出して直流オフセットを検出するよう
にしたので、この検出結果を利用してスピーカのボイス
コイルの損傷を防止できる。
【0040】また、直流オフセットの検出を必要とする
ときに電力増幅器に信号が入力されていない期間を設定
でき、電源スイッチまたはソース信号の切換が発生した
ときにミュートさせて検出動作を行うようにしたので、
聴取者に不快感を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】第1の実施例の動作フローチャートである。
【図3】第2の実施例の動作フローチャートである。
【図4】本発明の第3の実施例の構成図である。
【図5】本発明の第4の実施例の構成図である。
【図6】本発明の第5の実施例の構成図である。
【図7】本発明のミュート回路の実施例を示す図であ
る。
【図8】第5の実施例におけるタイミングチャートを示
す図である。
【図9】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 集積回路 2 電子ボリューム 3 コンデンサ 4 スピーカ 5 制御部 6 表示部 11 反転増幅器 12 増幅器 13,14 電力増幅器 15 スイッチ 16 差電圧検出部 18,19 活性化・不活性化回路 20 判定部 21 OR回路 22 出力回路 23 スイッチ 24 H発生源 26 比較回路 27 閾値電圧 28 スイッチ 29 増幅器 30 スイッチ 31 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−37598(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03F 1/00 - 3/72

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピーカを駆動するBTL構成の2個の電
    力増幅器を有するBTL増幅装置において、前記2個の
    電力増幅器出力の差電圧を検出する検出手段と、前記差
    電圧検出手段で検出された差電圧が所定値より大か否か
    を判定する判定手段と、を備える直流オフセット検出装
    置を有し、前記直流オフセット検出装置は、前記電力増
    幅器に信号が入力されない期間に検出動作を行うように
    したことを特徴とするBTL増幅装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のBTL増幅装置におい
    て、前記電力増幅器に入力される入力信号をミュートす
    るミュート手段を備え、前記直流オフセット検出装置
    は、前記ミュート手段により、前記電力増幅器に信号が
    入力されない期間を得るようにしたことを特徴とするB
    TL増幅装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のBTL増幅装置におい
    て、前記直流オフセット検出装置は、電源スイッチがオ
    ンまたは信号ソースの切換が生じたときに検出動作を行
    うようにしたことを特徴とするBTL増幅装置。
  4. 【請求項4】請求項2に記載のBTL増幅装置におい
    て、前記ミュート手段は、電子ボリュームまたはスイッ
    チ手段により構成したことを特徴とするBTL増幅装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載のBTL増幅装置におい
    て、前記電力増幅器を活性化または不活性化せしめる活
    性・不活性化手段を備え、前記判定手段により差電力が
    所定値より大であると判定されたときに前記活性・不活
    性化手段により前記電力増幅器を不活性化せしめること
    を特徴とするBTL増幅装置。
  6. 【請求項6】請求項1に記載のBTL増幅装置におい
    て、前記電力増幅器の出力と前記スピーカとの間に接続
    されたスイッチを備え、前記判定手段により差電圧が所
    定値より大であると判定されたときに前記スイッチをオ
    フにして前記電力増幅器よりの出力信号がスピーカに供
    給されないようにしたことを特徴とするBTL増幅装
    置。
  7. 【請求項7】請求項1に記載のBTL増幅装置におい
    て、前記判定手段により差電圧が所定値より大であると
    判定されたときに警告を与える警告手段を備えたことを
    特徴とするBTL増幅装置。
  8. 【請求項8】請求項5に記載のBTL増幅装置におい
    て、前記電力増幅器に供給する信号の信号レベルを調整
    するボリュームと、前記ボリュームを通して電力増幅器
    に入力される入力信号をミュートするミュート手段とを
    備え、前記ボリュームが前記信号をミュートすると共
    に、前記ミュート手段が前記入力信号をミュートしてい
    る状態において、前記活性・不活性化手段が電力増幅器
    を活性化すると、所定期間経過後に前記ミュート手段が
    解除されて前記直流オフセット検出装置により検出動作
    が行われることを特徴とするBTL増幅装置。
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US09/453,525 US7092533B1 (en) 1998-12-04 1999-12-03 BTL amplifier apparatus

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