JP2002183328A - 電子マニュアル提供システムおよび方法、並びにサーバ装置 - Google Patents

電子マニュアル提供システムおよび方法、並びにサーバ装置

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JP2002183328A
JP2002183328A JP2000382590A JP2000382590A JP2002183328A JP 2002183328 A JP2002183328 A JP 2002183328A JP 2000382590 A JP2000382590 A JP 2000382590A JP 2000382590 A JP2000382590 A JP 2000382590A JP 2002183328 A JP2002183328 A JP 2002183328A
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Tetsuya Mitsuida
哲也 三井田
Yayoi Katagiri
弥生 片桐
Takehiro Nishiura
毅裕 西浦
Hiroshi Nishida
浩 西田
Kiyohisa Minowa
精久 簑輪
Haruo Hamaguchi
晴雄 濱口
Sachiko Misumi
幸子 三角
Tatsuto Torikai
辰登 鳥飼
Eiji Shinohara
英二 篠原
Atsushi Hanai
厚 花井
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客の使用状況に応じた注目すべき項目につ
いてのマニュアル情報を自動的に選出して提示する電子
マニュアル提供システムおよび方法、並びにサーバ装置
を提供する。 【解決手段】 センタ100は、公衆回線網2を介し
て、各複写機300の使用状況を示す情報を収集して蓄
積する。顧客が端末500を操作し、インターネット3
を介して、センタ100にマニュアルページの提供を要
求した場合、センタ100は要求元の端末500の使用
者(顧客)を判別し、複写機300の正規顧客である場
合、その複写機300の使用状況情報を分析する。セン
タ100は、分析結果に応じた注目すべきマニュアル項
目を選出し、選出したマニュアル項目を示すマニュアル
ページを作成する。作成されたマニュアルページは、他
の情報と識別可能な出力形態で要求元の端末500に送
信される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子マニュアル提供
システムおよび方法、並びにサーバ装置に関し、特に、
使用者の使用状況に応じて注目すべき項目を優先して提
供することができる電子マニュアル提供システムおよび
方法、並びにサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、各種機器の取り扱い方法や注意事
項などを記したマニュアルは、紙媒体によるものが主流
であったが、機器の機能多様化による記載内容の増加
や、紙資源節約などの観点から、マニュアルの内容を電
子情報化した電子マニュアルが普及しつつある。
【0003】このような電子マニュアルは、例えば、ソ
フトウェアとして提供されることでパーソナルコンピュ
ータなどの端末上に表示させたり、複写機などの画像デ
ータ処理装置などでは自身の表示部などに表示させるこ
とで利用される。
【0004】電子情報化されているため、内容の追加・
変更などが容易であることに加え、例えばキーワードを
入力することにより所望の項目を検索することが可能で
あり、紙媒体のマニュアルと比して利点が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、画像データ
処理装置をはじめとする電子機器の機能が多様化する一
方で、それぞれの使用目的や使用状況により各使用者が
利用する機能は限られているのが一般的である。しかし
ながら、電子マニュアルの項目はほとんどすべての機能
を網羅しているので、その中から使用者が所望の項目を
検索するのは煩雑である。また、機能の多様化に伴い、
使用される用語も複雑且つ多岐にわたっているため、使
用者が用語を正確に把握することは困難である。このた
め、キーワード検索機能を用いても、使用者が所望する
項目を短時間で得られない場合も多い。
【0006】さらに、多様化した機能の全てを把握する
ことも困難であり、使用者にとって便利な機能であって
も、その存在に気づかなかったり、使用法が分からずに
活用されていない場合も多い。
【0007】また、電子マニュアルには通常、機器に発
生した障害からの復旧方法も記載されているが、機器本
体の表示部に電子マニュアルを表示させる構成の場合、
表示機能にまで影響がおよぶ障害の発生時には電子マニ
ュアルを参照できない事態が生じ、電子マニュアルの利
点が有効に活用できない場合もある。
【0008】また、機器の購入予定者は、カタログなど
を比較検討材料として利用するのが一般的であるが、多
様化した機能のすべてをカタログに記載することは困難
である。さらに、単に機能の紹介のみでは、実際の使い
勝手まで知ることはできない。各機能の使用方法を記し
たマニュアルを参照すれば、その機器の使い勝手を事前
に把握することが可能であるが、実際に商品を購入しな
ければマニュアルを入手できないのが一般的である。そ
のため、使い勝手の観点から購入前に比較検討すること
は困難であった。
【0009】本発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、使用者の使用状況に応じて注目すべき項目を優先し
て提供することができる電子マニュアル提供システムお
よび方法、並びにサーバ装置を提供することを目的とす
る。
【0010】本発明はさらに、通信ネットワークを介し
て不特定多数の者に電子マニュアルを提供することがで
きる電子マニュアル提供システムおよび方法、並びにサ
ーバ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる電子マニュアル提供シ
ステムは、顧客が使用する商品のマニュアルを示す電子
情報を通信ネットワークを介して端末に提供する電子マ
ニュアル提供システムであって、前記商品の使用状況を
示す使用状況情報を第1の通信ネットワークを介して収
集して蓄積する情報収集部と、前記顧客からのマニュア
ル提供要求を第2の通信ネットワークを介して受け付
け、受け付けたマニュアル提供要求の要求元の顧客を認
証する顧客認証部と、前記顧客認証部が認証した顧客が
使用している商品について、前記情報収集部が収集した
前記使用状況情報を分析し、分析結果に応じた電子マニ
ュアルを選出するマニュアル選出部と、前記マニュアル
選出部が選出した前記電子マニュアルを、他の情報と識
別可能な出力形態で、前記第2の通信ネットワークを介
して前記端末に提供するマニュアル提供部と、を備える
ことを特徴とする。
【0012】このような構成によれば、例えば、複写機
といった画像データ処理装置などの商品のマニュアルを
示すページにアクセスした者が当該画像データ処理装置
の正規顧客であると判別された場合、使用している画像
データ処理装置の使用状況が分析され、分析結果に応じ
て、例えば現時点で注目すべきマニュアル項目を他の情
報と識別可能な出力形態で提示(例えば、トップページ
に表示する、他の情報より目立つように表示する、な
ど)することができる。
【0013】前記マニュアル選出部は、前記商品の機能
のうち使用頻度が高いと分析された機能に関する電子マ
ニュアルを選出してもよい。
【0014】このような構成によれば、画像データ処理
装置の使用者がよく使う機能に関するマニュアル情報を
他の情報と識別可能な出力形態で提示することができる
ので、使用者はよく使う機能について、例えばより高度
な使い方などを容易に知ることができる。
【0015】前記マニュアル選出部は、前記使用頻度が
高いと分析された機能と同一の機能を有する他の商品の
うち、前記顧客が使用している商品よりも当該機能の能
力が高い商品についての電子マニュアルを選出してもよ
い。
【0016】このような構成によれば、使用者が多用す
る機能について、より高性能な機種を紹介することがで
きるので、使用者の作業効率向上の提案をすると同時
に、買い換えによる販売促進効果を得ることができる。
【0017】前記マニュアル選出部は、前記商品の機能
のうち使用頻度が低いと分析された機能に関する電子マ
ニュアルを選出してもよい。
【0018】このような構成によれば、使用者があまり
使用しない機能のマニュアル情報を、他の情報と識別可
能な出力形態で提示することができるので、例えば、使
用者がその存在に気づかないために活用していなかった
機能を紹介することができる。
【0019】前記使用状況情報は、前記商品に発生した
障害を示す情報を含んでいてもよく、この場合、前記マ
ニュアル選出部は、該障害への対処法を示す電子マニュ
アルを選出するものとすることができる。
【0020】このような構成によれば、画像データ処理
装置に障害が発生した場合、その対処法を示すマニュア
ル情報を、他の情報と識別可能な出力形態で提示するこ
とができるので、速やかな障害復旧に寄与することがで
きる。
【0021】前記使用状況情報は、前記商品に使用され
ている消耗部材の消耗度合を示す情報を含んでいてもよ
く、この場合、前記マニュアル選出部は、前記消耗部材
の消耗度合を分析した結果、該消耗部材の使用可能期間
が所定の基準値以下である場合、該消耗部材の交換・補
充方法を示す電子マニュアルを選出するものとすること
ができる。
【0022】このような構成によれば、画像データ処理
装置に用いられている、例えばトナーなどの消耗部品の
残量が少なくなった場合、その交換・補充方法を示すマ
ニュアル情報を、他の情報と識別可能な出力形態で提示
することができるので、速やかな交換・補充作業に寄与
することができる。
【0023】前記マニュアル選出部は、前記使用状況情
報で示される消耗部材の消耗度が所定の基準値を超える
場合、当該消耗部材の消耗度を低減させる機能について
の電子マニュアルを選出してもよい。
【0024】このような構成によれば、例えば複写機で
の用紙使用量が多い顧客には、例えば両面コピー機能な
ど、用紙使用量を削減できる機能のマニュアル情報を、
他の情報と識別可能な出力形態で提示することができる
ので、顧客に対しコスト削減の提案をすることができ
る。
【0025】前記使用状況情報は、前記顧客の商品購入
履歴を示す情報を含んでいてもよく、この場合、前記マ
ニュアル選出部は、前記顧客が以前使用していた商品と
現在使用している商品との差異に関連する電子マニュア
ルを選出するものとすることができる。
【0026】このような構成によれば、例えば、同種の
画像データ処理装置で新機種を導入した顧客に対して
は、以前の機種とは異なる機能や操作方法についてのマ
ニュアル情報を、他の情報と識別可能な出力形態で提示
することができるので、新機種の使用法などを速やかに
習得させることに寄与することができる。
【0027】前記第2の通信ネットワークはインターネ
ットであることが望ましい。
【0028】インターネットを使用することにより、使
用者は容易にマニュアル情報を得ることができる。ま
た、画像データ処理装置に障害が発生し、当該装置上で
電子マニュアルが参照できない場合であっても、当該障
害復旧のための電子マニュアルを取得することができ
る。
【0029】上記目的を達成するため、本発明の第2の
観点にかかる電子マニュアル提供システムは、顧客が使
用する商品のマニュアルを示す電子情報を通信ネットワ
ークを介して端末に提供する電子マニュアル提供システ
ムであって、前記商品の使用状況を示す使用状況情報を
第1の通信ネットワークを介して収集して蓄積する情報
収集部と、前記情報収集部が収集した前記使用状況情報
を分析し、分析結果に応じた電子マニュアルを選出する
マニュアル選出部と、前記マニュアル選出部が選出した
前記電子マニュアルを、他の情報と識別可能な出力形態
で第2の通信ネットワークを介して前記端末に提供する
マニュアル提供部と、を備えることを特徴とする。
【0030】前記マニュアル選出部は、前記商品の機能
のうち使用頻度が高いと分析された機能に関する電子マ
ニュアルを選出してもよい。
【0031】前記使用状況情報は、前記商品に発生した
障害を示す情報を含んでいてもよく、この場合、前記マ
ニュアル選出部は、該障害への対処法を示す電子マニュ
アルを選出するものとすることができる。
【0032】前記第2の通信ネットワークはインターネ
ットであることが望ましい。
【0033】上記構成によれば、例えば複写機といった
画像データ処理装置などの商品について、多くの使用者
に使用されている機能のマニュアル情報を、例えばイン
ターネットを介して不特定多数の者に提示することがで
きる。このため、例えば当該画像データ処理装置の購入
を検討している者に対し、当該画像データ処理装置の代
表的な機能のマニュアル情報を提示することができるの
で、購入予定者にとって有意義な比較検討材料を提供す
ることができる。
【0034】さらに、例えば、多くの同一商品に同様の
障害が発生している場合に、回収や修理についての情報
など迅速且つ広範囲に提供すべき情報を、他の情報と識
別可能な出力形態で提示(例えば、トップページに表示
する、他の情報より目立つように表示する、など)する
ことができるので、商品に欠陥があった際に商品提供者
がとるべき対応を支援することができる。
【0035】上記目的を達成するため、本発明の第3の
観点にかかる電子マニュアル提供方法は、顧客が使用す
る商品のマニュアルを示す電子情報を通信ネットワーク
を介して端末に提供する電子マニュアル提供方法であっ
て、前記商品の使用状況を示す使用状況情報を通信ネッ
トワークを介して収集して蓄積する情報収集ステップ
と、前記顧客からのマニュアル提供要求を通信ネットワ
ークを介して受け付け、受け付けたマニュアル提供要求
の要求元の顧客を認証する顧客認証ステップと、前記顧
客認証ステップで認証された顧客が使用している商品に
ついて、前記情報収集ステップで収集された前記使用状
況情報を分析し、分析結果に応じた電子マニュアルを選
出するマニュアル選出ステップと、前記マニュアル選出
ステップで選出された前記電子マニュアルを、他の情報
と識別可能な出力形態で、通信ネットワークを介して前
記端末に提供するマニュアル提供ステップと、を備える
ことを特徴とする。
【0036】前記マニュアル選出ステップは、前記商品
の機能のうち使用頻度が高いと分析された機能に関する
電子マニュアルを選出してもよい。
【0037】前記マニュアル選出ステップは、前記使用
頻度が高いと分析された機能と同一の機能を有する他の
商品のうち、前記顧客が使用している商品よりも当該機
能の能力が高い商品についての電子マニュアルを選出し
てもよい。
【0038】前記マニュアル選出ステップは、前記商品
の機能のうち使用頻度が低いと分析された機能に関する
電子マニュアルを選出してもよい。
【0039】前記使用状況情報は、前記商品に発生した
障害を示す情報を含んでいてもよく、この場合、前記マ
ニュアル選出ステップは、該障害への対処法を示す電子
マニュアルを選出するものとすることができる。
【0040】前記使用状況情報は、前記商品に使用され
ている消耗部材の消耗度合を示す情報を含んでいてもよ
く、この場合、前記マニュアル選出ステップは、前記消
耗部材の消耗度合を分析した結果、該消耗部材の使用可
能期間が所定の基準値以下である場合、該消耗部材の交
換・補充方法を示す電子マニュアルを選出するものとす
ることができる。
【0041】前記マニュアル選出ステップは、前記使用
状況情報で示される消耗部材の消耗度が所定の基準値を
超える場合、当該消耗部材の消耗度を低減させる機能に
ついての電子マニュアルを選出してもよい。
【0042】前記使用状況情報は、前記顧客の商品購入
履歴を示す情報を含んでいてもよく、この場合、前記マ
ニュアル選出ステップは、前記顧客が以前使用していた
商品と現在使用している商品との差異に関連する電子マ
ニュアルを選出するものとすることができる。
【0043】上記目的を達成するため、本発明の第4の
観点にかかる電子マニュアル提供方法は、顧客が使用す
る商品のマニュアルを示す電子情報を通信ネットワーク
を介して端末に提供する電子マニュアル提供方法であっ
て、前記商品の使用状況を示す使用状況情報を通信ネッ
トワークを介して収集して蓄積する情報収集ステップ
と、前記情報収集ステップで収集された前記使用状況情
報を分析し、分析結果に応じた電子マニュアルを選出す
るマニュアル選出ステップと、前記マニュアル選出ステ
ップで選出された前記電子マニュアルを、他の情報と識
別可能な出力形態で、通信ネットワークを介して前記端
末に提供するマニュアル提供ステップと、を備えること
を特徴とする。
【0044】前記マニュアル選出ステップは、前記商品
の機能のうち使用頻度が高いと分析された機能に関する
電子マニュアルを選出してもよい。
【0045】前記使用状況情報は、前記商品に発生した
障害を示す情報を含んでいてもよく、この場合、前記マ
ニュアル選出ステップは、該障害への対処法を示す電子
マニュアルを選出するものとすることができる。
【0046】上記目的を達成するため、本発明の第5の
観点にかかるサーバ装置は、顧客が使用する商品のマニ
ュアルを示す電子情報を通信ネットワークを介して端末
に提供するサーバ装置であって、前記商品の使用状況を
示す使用状況情報を第1の通信ネットワークを介して収
集して蓄積する情報収集手段と、前記情報収集手段が収
集した前記使用状況情報を分析し、分析結果に応じた電
子マニュアルを選出するマニュアル選出手段と、前記マ
ニュアル選出手段が選出した前記電子マニュアルを、他
の情報と識別可能な出力形態で、第2の通信ネットワー
クを介して前記端末に提供するマニュアル提供手段と、
を備えることを特徴とする。
【0047】上記目的を達成するため、本発明の第6の
観点にかかるサーバ装置は、顧客が使用する商品のマニ
ュアルを示す電子情報を通信ネットワークを介して端末
に提供するサーバ装置であって、前記商品の使用状況を
示す使用状況情報を第1の通信ネットワークを介して収
集して蓄積する情報収集手段と、前記顧客からのマニュ
アル提供要求を第2の通信ネットワークを介して受け付
け、受け付けたマニュアル提供要求の要求元の顧客を認
証する顧客認証手段と、前記顧客認証手段が認証した顧
客が使用している商品について、前記情報収集手段が収
集した前記使用状況情報を分析し、分析結果に応じた電
子マニュアルを選出するマニュアル選出手段と、前記マ
ニュアル選出手段が選出した前記電子マニュアルを、他
の情報と識別可能な出力形態で、前記第2の通信ネット
ワークを介して前記端末に提供するマニュアル提供手段
と、を備えることを特徴とする。
【0048】
【発明の実施の形態】本発明にかかる実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0049】図1は、本発明の実施の形態にかかる電子
マニュアル提供システムの構成を概略的に示す図であ
る。なお、本実施の形態では、商品として複写機を例に
挙げ、複写機を導入している企業から情報を収集するも
のとする。
【0050】図示するように、本実施の形態にかかる電
子マニュアル提供システム1000は、公衆回線網2
と、通信ネットワーク3と、センタ100と、複数の企
業200−1〜200−nと、複数の複写機300−1
〜300−nと、複写機300−1〜300−nに付随
する送信装置400−1〜400−nと、端末500−
1〜500nと、から構成されている。
【0051】公衆回線網2は一般の電話回線網であり、
後述する送信装置400−1〜400−nが送信する情
報を伝達する。
【0052】通信ネットワーク3は、例えばインターネ
ットであり、後述するセンタ100から端末500に送
信される情報を伝達する。なお、本実施の形態では、通
信ネットワーク3としてインターネットが用いられるも
のとする。
【0053】センタ100は、複写機300を製造販売
する事業体が運営するサーバである。公衆回線網2を介
して、後述する送信装置400−1〜400−nから情
報を収集し、通信ネットワーク3を介して端末500−
1〜500−nに提供する。
【0054】センタ100の構成を図2を参照して説明
する。図2は、センタ100の構成を模式的に示したブ
ロック図である。
【0055】センタ100は、大別して情報を収集する
情報収集部110と、電子マニュアルを提供する情報提
供部120と、から構成されている。
【0056】情報収集部110は、情報収集制御部10
と、通信部11と、顧客情報データベース12と、から
構成されている。
【0057】情報収集制御部10は、例えば、CPU
(Central Processing Unit:中央演算処理装置)など
から構成され、情報収集部110の各部を制御する。
【0058】通信部11は、例えば、モデム、TA(Te
rminal Adapter:ターミナルアダプタ)、ルータなどの
通信装置であり、公衆回線網2に接続され、後述する送
信装置400から、図6に示すような複写機300の使
用状況を示す情報を受信する。
【0059】顧客情報データベース12は、例えば、ハ
ードディスク装置などの書き換え可能な記憶装置から構
成され、通信部11が受信した情報を蓄積する。
【0060】情報提供部120は、情報提供制御部20
と、通信部21と、顧客ID(識別情報)データベース
22と、コンテンツ作成部23と、マニュアルデータベ
ース24と、入力部25と、から構成されている。
【0061】情報提供制御部20は、例えば、CPU
(Central Processing Unit:中央演算処理装置)など
から構成され、情報提供部120の各部を制御する。
【0062】通信部21は、例えば、モデム、TA(Te
rminal Adapter:ターミナルアダプタ)、ルータなどの
通信装置であり、通信ネットワーク3に接続され、後述
する端末500に情報を提供する。
【0063】顧客IDデータベース22は、例えば、ハ
ードディスク装置などの書き換え可能な記憶装置から構
成され、図3に示すような、顧客を識別するための識別
情報を蓄積している。図示するように、識別情報には複
写機300が導入されている事業所を示す事業所コー
ド、事業所に導入されている複写機300それぞれに付
された機器ID、各複写機300を使用する使用者のメ
ールアドレスおよびパスワード、複写機300の使用に
関する各使用者の属性を示すユーザ属性が含まれてい
る。
【0064】ここで、ユーザ属性とは、例えば、複写機
300を使用するだけの一般ユーザ、複写機300のメ
ンテナンス作業(例えば、トナー交換など)を行う機器
管理者、複写機300に関連する物品(例えば、トナ
ー、用紙など)を購入する購買担当者、当該事業所の経
営管理を担当する経営管理者などに分類されている。
【0065】コンテンツ作成部23は、情報提供部12
0が端末500に提供する情報を示すページデータを作
成するためのもので、例えば、情報提供制御部20で実
行されるCGIプログラムなどから構成されている。コ
ンテンツ作成部23は、ページデータとして例えば、H
TML(Hyper Text Markup Language)などインターネ
ット3を介して送受信可能なファイル形式のページデー
タを作成する。
【0066】マニュアルデータベース24は、例えば、
ハードディスク装置などの書き換え可能な記憶装置から
構成され、後述する情報提供処理において顧客に送信さ
れる、電子マニュアルの各項目の内容を示す電子マニュ
アルファイルを蓄積している。電子マニュアルファイル
は、例えばHTML形式で記述された
【0067】入力部25は、例えば、キーボードやマウ
スなどから構成され、主に顧客IDデータベース22や
マニュアルデータベース24などに蓄積される内容の追
加、訂正、削除などを行うためのものである。例えば、
新規顧客の情報を顧客IDデータベース22に追加した
り、新製品の電子マニュアルファイルを追加する場合な
どに用いられる。
【0068】次に、各企業200内に設置される複写機
300と送信装置400の構成を図4を参照して説明す
る。図4は、本実施の形態にかかる複写機300と送信
装置400の構成を模式的に示すブロック図である。
【0069】複写機300は、制御部30と、消耗部品
センサ部31と、エラー検出部32と、機器各部33
と、から構成されている。
【0070】制御部30は、例えば、CPU(Central
Processing Unit:中央演算処理装置)などから構成さ
れ、複写機300の各部を制御し、後述する消耗部品セ
ンサ部31、エラー検出部32および機器各部33から
の情報を送信装置400に伝達する。
【0071】消耗部品センサ部31は、原稿枚数、コピ
ー枚数、コピー用紙を保持する用紙カセット毎の使用量
やトナー使用量など、複写機300で用いられる消耗部
品の使用量を検出する。
【0072】エラー検出部32は、複写機300で発生
する障害(例えば、紙詰まりなど)を検出し、障害を検
出した場合、例えば、障害発生日時、障害発生箇所、障
害状況などを示す障害情報を制御部30に報知する。
【0073】機器各部33は、複写機300を構成する
各機構などであり、制御部30に指示された動作モード
に従った動作を行う。
【0074】送信装置400は、図示するように、制御
部40と、受信部41と、記憶部42と、送信部43
と、から構成されている。
【0075】制御部40は、例えば、CPU(Central
Processing Unit:中央演算処理装置)などから構成さ
れ、送信装置400の各部を制御する。
【0076】受信部41は、複写機300の制御部30
から送信された使用状況情報を受信する。
【0077】記憶部42は、例えば、ハードディスク装
置などの書き換え可能な記憶装置から構成され、受信部
41が受信した複写機300の消耗部品使用量および使
用状況情報などを所定期間蓄積する。
【0078】送信部43は、公衆回線網2に接続され、
記憶部42に蓄積された情報をセンタ100に送信す
る。
【0079】本実施の形態では、説明を簡単にするた
め、1つの送信装置400に1台の複写機300が接続
されている場合を説明するが、企業200内(あるいは
同一フロア)に複数の複写機300が存在する場合、1
つの送信装置400に複数の複写機300が接続される
ものとする。また、本実施の形態では、複写機300と
送信装置400を別体で構成した例を示すが、複写機3
00に送信装置400の機能を備えた構成としてもよ
い。
【0080】次に、本実施の形態にかかる電子マニュア
ル提供システム1000の情報収集処理を図5のフロー
チャートを参照して説明する。
【0081】各複写機300は、各動作毎に、図6に示
すような使用状況を示す情報を送信装置400に送信
し、送信装置400は受信した情報を記憶部42に蓄積
する(ステップS101)。このとき、複写機300
は、制御部30により消耗部品センサ部31、エラー検
出部32が検出した信号、および機器各部33の動作を
示す情報を送信装置400に送信する。
【0082】送信装置400は、記憶部42に蓄積した
情報を一定期間毎にセンタ100に送信するものとす
る。従って、予め設定された時間に、送信部43は記憶
部42に蓄積された情報をセンタ100に送信する(ス
テップS102:YES、S103)。ただし、上述し
た障害情報を受信した場合は、受信後直ちにセンタ10
0に送信するものとする。
【0083】送信部43による情報の送信が完了する
と、制御部40は、記憶部42に蓄積された情報をクリ
アし、複写機300からの次の情報受信を待機する(ス
テップS104)。
【0084】一方センタ100では、ステップS103
で各送信装置400から送信された使用状況情報を、情
報収集部110の通信部11が受信し、顧客情報データ
ベース12に蓄積する(ステップS105,S10
6)。このとき、顧客情報データベース12には、受信
した情報が顧客別に蓄積される。
【0085】ステップS106で顧客情報データベース
12に蓄積された使用状況情報は、後述する情報提供処
理(ステップS200)で利用される。
【0086】次に、ステップS200の情報提供処理を
図7のフローチャートを参照して説明する。
【0087】本実施の形態では、複写機300の製造販
売会社によって自社の情報をインターネット3上で提示
するウェブサイトが開設されており、情報提供部120
によりウェブサイトの作成・提供が行われているものと
する。また、このウェブサイトには端末500などを用
い、インターネット3を介してアクセスすることで、電
子マニュアルを閲覧することができるページ(以下、
「マニュアルページ」とする)がサイト中に用意されて
いるものとする。
【0088】まず、端末500からマニュアルページへ
のアクセスがあると(ステップS201:YES)、情
報提供制御部20はアクセス元の端末500に、図8
(a)に示すようなメニューページを送信し、当該端末
500の使用者に、顧客(正規ユーザ)専用のマニュア
ルページへのアクセスか否かを選択させる(ステップS
202)。
【0089】ここで、顧客専用ページ(図中の「ご購入
後のお客様情報」)が選択されると(ステップS20
2:YES)、情報提供制御部20は、図8(b)に示
すような識別番号入力画面を含むページをアクセス要求
元の端末500に送信する。端末500から、ログイン
名、パスワード、法人IDなどの所定の識別情報が入力
されると、これらに基づいて顧客の認証処理が行われる
(ステップS203)。ここでは、情報提供制御部20
により、端末500から入力された識別情報と、顧客I
Dデータベース22に蓄積された顧客IDとを照合する
ことで正規の顧客であるか否かが判別される。
【0090】ステップS203の顧客認証処理で、端末
500から入力された識別情報が顧客IDデータベース
22に存在しなかったり、識別情報の組み合わせが間違
っている場合は、正規顧客とは認証されず、後述する購
入予定者用ページ処理へ進む(ステップS204:N
O、ステップS400)。
【0091】一方ステップS203で正規の顧客である
と判別された場合は、当該顧客への個別情報を提供する
処理が行われる。
【0092】まず、情報提供制御部20は、端末500
から入力された識別情報に基づいて、情報収集部110
の顧客情報データベース12を検索して、当該顧客が使
用している複写機300を特定し、その使用状況情報を
取得する(ステップS205,S206)。
【0093】情報提供制御部20は、ステップS206
で取得した複写機300の使用状況情報を分析し、優先
すべきマニュアル項目を選出する(ステップS30
0)。
【0094】ここで、ステップS300で行われる、使
用状況情報の分析およびマニュアルファイルの選出処理
の詳細を説明する。
【0095】まず、使用状況の分析により選出されるマ
ニュアルファイルの例を以下に示す。 ・使用頻度の高い機能に関するマニュアルファイル ・使用頻度の低い機能に関するマニュアルファイル ・障害が発生した場合、障害復旧方法を示すマニュアル
ファイル ・消耗部品の交換・補充時期が近い場合、交換・補充方
法を示すマニュアルファイル ・用紙使用量が多量の場合、用紙使用量を削減できる機
能に関するマニュアルファイル ・新機種に買い換えた場合、前機種との機能的差分に関
するマニュアルファイル
【0096】上記の例についての処理例を図9〜図14
のフローチャートを参照して説明する。
【0097】まず、図9のフローチャートを参照して使
用頻度の高い機能に関するマニュアルファイルを選出す
るための使用状況分析処理の例を説明する。
【0098】情報提供制御部20は、ステップS206
で取得した使用状況情報のうち、各機能の所定期間中の
使用回数を示す情報を抽出する(ステップS310)。
【0099】次に、情報提供制御部20は、ステップS
310で取得した機能毎の使用回数値について、最も使
用回数の多かった機能を1位として順位付けをする(ス
テップS311)。
【0100】情報提供制御部20はさらに、ステップS
311で行った順位付けによる順位の1から順に当該機
能に関するマニュアルファイルがマニュアルデータベー
ス24にあるか否か判別する(ステップS313,S3
14)。つまり、順位1の機能に関するマニュアルファ
イルが存在すれば(ステップS313:YES)、その
マニュアルファイルを選出し(ステップS315)、な
ければ(ステップS313:NO)順位2の機能に関す
るマニュアルファイルがあるか否かを判別する(ステッ
プS314,S313)。
【0101】これにより、使用頻度が高い機能につい
て、提供可能なマニュアルファイルが選出される(ステ
ップS315)。
【0102】なお、現在使用している複写機300より
も、当該高頻度機能の能力が高い機種が存在する場合、
当該機種のマニュアルファイルをステップS315で選
出してもよい。これにより、使用者が頻繁に使う機能の
能力がより優れた機種を紹介することができるので、使
用者の効率改善を提案すると同時に、買い換えによる販
売促進効果が得られる。
【0103】次に、図10のフローチャートを参照して
使用頻度の低い機能に関するマニュアルファイルを選出
するための使用状況分析処理の例を説明する。
【0104】情報提供制御部20は、ステップS206
で取得した使用状況情報のうち、各機能の所定期間中の
使用回数を示す情報を抽出する(ステップS320)。
【0105】次に、情報提供制御部20は、ステップS
320で取得した機能毎の使用回数値について、最も使
用回数の少なかった機能を1位として順位付けをする
(ステップS321)。
【0106】情報提供制御部20はさらに、ステップS
321で行った順位付けによる順位の1から順に当該機
能に関するマニュアルファイルがマニュアルデータベー
ス24にあるか否か判別する(ステップS322,S3
23)。つまり、順位1の機能に関するマニュアルファ
イルが存在すれば(ステップS323:YES)、その
マニュアルファイルを取得し(ステップS325)、な
ければ(ステップS323:NO)順位2の機能に関す
るマニュアルファイルがあるか否かを判別する(ステッ
プS324,S323)。
【0107】これにより、使用頻度が低い機能につい
て、提供可能なマニュアルファイルが選出される(ステ
ップS325)。
【0108】次に、図11のフローチャートを参照し
て、障害発生時のマニュアルファイルを選出するための
使用状況分析処理の例を説明する。
【0109】まず、情報提供制御部20は、ステップS
206で取得した使用状況情報に障害情報が含まれてい
るか否かを判別し(ステップS330)、含まれていな
ければ処理を終了する(ステップS330:NO)。
【0110】使用状況情報に障害情報が含まれている場
合(ステップS330:YES)、情報提供制御部20
は、障害情報を参照することで障害内容を特定し、当該
障害から復旧するための手順などを示すマニュアルファ
イルをマニュアルデータベース24から取得し(ステッ
プS331)、処理を終了する。ただし、使用者では対
応できないような障害や使用者が作業を行うと危険が伴
うような障害である場合、情報提供制御部20は、マニ
ュアルデータベース24から修理担当部署への連絡先な
どを示したマニュアルファイルを取得する。
【0111】次に、消耗部品交換・補充時期のマニュア
ルファイルを選出するための使用状況分析処理の例を図
12のフローチャートを参照して説明する。
【0112】情報提供制御部20は、ステップS206
で取得した使用状況情報から、各消耗部品の使用可能期
間を算出する(ステップS340)。ここで、情報提供
制御部20は、当該複写機300について、所定期間
(例えば、過去1ヶ月間)の使用状況情報を分析するこ
とで、複写機毎(顧客毎)の使用ペースを算出する。情
報提供制御部20は、当該複写機300の各消耗部品使
用量を参照し、算出した使用ペースで複写機300を使
用した場合に、各消耗部品があと何日使用できるかを算
出する。
【0113】情報提供制御部20は、ステップS340
で算出した各消耗部品の使用可能期間(日数)が、所定
の基準日数(例えば、1週間や1ヶ月など)以下となっ
たか否かを判別する(ステップS341)。
【0114】消耗部品の使用可能期間が所定の基準日数
以下でない場合(ステップS341:NO)は、そのま
ま処理を終了する。
【0115】消耗部品の使用可能期間が所定の基準日数
以下である場合(ステップS341:YES)、情報提
供制御部20は、当該消耗部品の交換・補充手順などを
示したマニュアルファイルをマニュアルデータベース2
4から取得する(ステップS342)。
【0116】次に、図13のフローチャートを参照し
て、用紙使用量が多量の場合に用紙使用量を削減できる
機能に関するマニュアルファイルを選出するための、使
用状況分析処理の例を説明する。
【0117】まず、情報提供制御部20は、ステップS
206で取得した使用状況情報から、所定期間(例え
ば、1ヶ月間)のコピー枚数値を取得する(ステップS
350)。
【0118】情報提供制御部20は、ステップS350
で取得したコピー枚数値が所定の閾値(例えば、100
0枚)以上であるか否かを判別する(ステップS35
1)。
【0119】所定の閾値以上でない場合(ステップS3
51:NO)は、処理を終了する。
【0120】一方、所定の閾値以上である場合(ステッ
プS351:YES)、情報提供制御部20は、マニュ
アルデータベース24から、例えば、両面コピー機能の
マニュアルファイルを取得して(ステップS352)、
処理を終了する。
【0121】次に、図14のフローチャートを参照し
て、新機種に買い換えた場合の前機種との機能的差分に
関するマニュアルファイルを選出するための使用状況分
析処理の例を説明する。
【0122】まず、情報提供制御部20は、ステップS
206で取得した使用状況情報が顧客の購入履歴を示し
ているか否かを判別する(ステップS360)。つま
り、顧客情報データベース12に蓄積された、当該顧客
が使用する複写機300の使用状況情報が示す機種に変
更があったか否かを判別する。
【0123】機種の変更がない場合(ステップS36
0:NO)は、処理を終了する。
【0124】一方、機種変更があった場合(ステップS
360:YES)、情報提供制御部20は、現在使用さ
れている機種が導入されてから現在までの日数が所定の
日数(例えば、1ヶ月)以内であるか否かを判別する
(ステップS361)。ここでは、ステップS360で
判別された機種変更の日時から現在までの日数を計数す
る。
【0125】導入後の日数が所定日数を超えている場合
(ステップS361:NO)は、処理を終了する。
【0126】一方、導入後の日数が所定日数以内である
場合(ステップS361:YES)、情報提供制御部2
0は、前機種と現在の機種との機能的差分に関するマニ
ュアルファイルをマニュアルデータベース24から取得
して(ステップS362)、処理を終了する。なお、前
機種と同一呼称の機能であっても、その操作方法や処理
内容に変更がある場合には、機能的差分があるものとし
て処理される。
【0127】なお、機能的差分に関するマニュアルファ
イルが多数ある場合は、例えば、複数のマニュアル項目
を選択可能にメニュー表示するマニュアルファイルを取
得するようにしてもよい。あるいは、ステップS361
で判別する所定期間を複数設定し、例えば、導入後1ヶ
月間は、差分マニュアルファイルのうち初歩的な機能に
関するものを取得し、次の1ヶ月間はより高度な機能に
関するものを取得するようにしてもよい。
【0128】ステップS300の使用状況分析処理にお
いて、適当なマニュアルファイルが取得されると(ステ
ップS207)、情報提供制御部20は、コンテンツ作
成部23を制御して、当該マニュアルファイルを含んだ
マニュアルページを作成する(ステップS208)。
【0129】ここで、コンテンツ作成部23は、ステッ
プS300で取得されたマニュアルファイルに示される
情報を、他の情報と識別可能な出力形態でマニュアルペ
ージを作成する。つまり、図15に示すように、通常の
マニュアルページに用意される項目、例えば、使用者が
所望するマニュアル項目を検索するためのメニュー項目
やキーワード入力領域などが図中のAに示す領域に配置
され、ステップS300で取得されたマニュアルファイ
ルに示される情報が図中のBの領域に配置される。
【0130】つまり、マニュアルページにアクセスした
顧客が認証(判別)された後に表示される最初のページ
に、ステップS300で当該顧客の使用状況に応じて選
出されたマニュアルファイルの内容が表示されることに
なる。
【0131】情報提供制御部20は、ステップS208
で作成したマニュアルページを示すウェブページデータ
を要求元の端末500に送信し(ステップS209)、
処理を終了する。
【0132】一方、ステップS202で顧客用マニュア
ルページへのアクセスが選択されなかった場合、および
ステップS204で顧客認証が不成立であった場合、ス
テップS400の購入予定者用ページ処理に進む。
【0133】ここでは、複写機300を製造・販売する
企業が提供する製品の購入を予定している者を含む不特
定多数の者に、製品情報としてマニュアルページを提供
するための処理を行う。
【0134】ステップS400の購入予定者用ページ処
理を図16のフローチャートを参照して説明する。
【0135】まず、情報提供制御部20は、コンテンツ
作成部23を制御して、マニュアルページ閲覧希望者が
閲覧を所望するマニュアルの機種を入力するためのペー
ジ(不図示)を作成し、要求元の端末500に送信する
(ステップS401)。
【0136】当該端末500から閲覧希望者が入力した
所望機種の情報を受信すると、情報提供制御部20は、
当該機種の使用状況情報を取得し、分析する(ステップ
S402)。
【0137】ここでは、例えば、当該機種を使用してい
る全ての顧客の使用状況情報から、図9のフローチャー
トで示す処理と同様の処理によって使用頻度の高い機能
を決定することで、その機能を当該機種の代表的な機能
として決定してもよい。あるいは、多くの顧客に同一の
障害が発生している場合には、当該機種に固有の障害で
あるとして、緊急対策事案が発生したと決定する。
【0138】情報提供制御部20は、ステップS402
での分析結果に対応したマニュアルファイルをマニュア
ルデータベース24から取得する(ステップS40
3)。
【0139】例えば、ステップS402で使用頻度の高
い機能が決定された場合、当該機能を解説したマニュア
ルファイルを取得する。また、ステップS402で当該
機種に多発する障害が存在すると分析された場合には、
例えば、当該機種の回収や修理についての情報などを含
んだマニュアルファイルを取得する。
【0140】情報提供制御部20は、コンテンツ作成部
23を制御して、図15に示す例と同様に、ステップS
403で取得したマニュアルファイルに示される情報が
他の情報と識別可能な出力形態で表示されるようにマニ
ュアルページを作成し(ステップS404)、要求元の
端末500に送信して(ステップS405)、処理を終
了する。
【0141】以上説明したように、上記実施の形態によ
れば、複写機300の使用状況情報を顧客毎に収集し、
その分析結果に応じた注目すべきマニュアル項目を優先
して(他の情報と識別可能な出力形態で)顧客毎に提示
することができる。
【0142】また、複写機300の購入を予定している
者に対しては、例えば、複写機300の代表的な機能に
ついてのマニュアル情報を優先して提示することができ
るので、購入予定者にとって有意義な比較検討材料を提
供することができる。
【0143】上記実施の形態では、使用状況分析処理の
例として、高頻度機能の選出と低頻度機能の選出を挙げ
たが、例えば、これらを組み合わせて処理してもよい。
例えば、高頻度な機能として選出されたマニュアル項目
が多数ある場合、それらの項目のうちで低頻度の機能を
選出する。これにより、例えば、使用者がよく使う機能
であるが、そのより高度な使い方が活用されていない場
合などにその機能を紹介することができる。
【0144】また、上記実施の形態における使用状況分
析処理でマニュアルファイルを選出する際、顧客IDデ
ータベース22に記録されているユーザ属性に基づいて
マニュアルファイルを選出してもよい。例えば、ステッ
プS204で認証された顧客が一般ユーザである場合に
は初歩的な内容のマニュアルファイルを選出し、機器管
理者である場合は、高度な内容のマニュアルファイルを
選出するようにしてもよい。
【0145】
【発明の効果】本発明によれば、商品の使用状況を示す
情報を顧客毎に収集して分析し、分析結果に応じた注目
すべきマニュアル情報を優先して顧客に提示するので、
顧客がマニュアルを要求した時点で所望するであろうマ
ニュアル情報を直ちに提供することができる。
【0146】また、商品の顧客ではない不特定多数の者
に対しても、商品のマニュアル情報を提供することがで
きるので、例えば、商品の購入を検討している者に対し
有意義な比較検討材料を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる電子マニュアル提
供システムの構成を概略的に示す図である。
【図2】図1に示すセンタの構成を模式的に示すブロッ
ク図である。
【図3】図2に示す顧客IDデータベースに記録される
顧客情報の例を示す図である。
【図4】図1に示す複写機および送信装置の構成を模式
的に示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかる電子マニュアル提
供システムにおける情報収集処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】図5に示す情報収集処理で収集される使用状況
情報の例を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態にかかる情報提供処理を説
明するためのフローチャートである。
【図8】図7に示す情報提供処理において提供される表
示画面例を示す図であり、(a)は顧客用マニュアルペ
ージへのアクセスか否かを選択するためのメニュー画面
の例を示し、(b)は(a)に示すメニュー画面で顧客
用マニュアルページへのアクセスが選択された際に、顧
客を認証するための認証情報入力ページの表示例を示
す。
【図9】図7に示す使用状況分析処理の例を説明するた
めのフローチャートである。
【図10】図7に示す使用状況分析処理の例を説明する
ためのフローチャートである。
【図11】図7に示す使用状況分析処理の例を説明する
ためのフローチャートである。
【図12】図7に示す使用状況分析処理の例を説明する
ためのフローチャートである。
【図13】図7に示す使用状況分析処理の例を説明する
ためのフローチャートである。
【図14】図7に示す使用状況分析処理の例を説明する
ためのフローチャートである。
【図15】図7に示す情報提供処理で作成されるマニュ
アルページの構成を説明するための図である。
【図16】図7に示す購入予定者用ページ処理の例を説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
2 公衆回線網 3 通信ネットワーク 100 センタ 200−1〜200−n 企業 300−1〜300−n 複写機 400−1〜400−n 送信装置 500−1〜500n 端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 340 G06F 17/30 340A H04N 1/00 H04N 1/00 C (72)発明者 西浦 毅裕 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 西田 浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 簑輪 精久 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 濱口 晴雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 三角 幸子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 鳥飼 辰登 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 篠原 英二 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 花井 厚 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B021 AA19 BB10 NN00 5B075 KK07 ND03 PR08 UU33 5C062 AA05 AA25 AA29 AA30 AB38 AB42 AC40 AC41 AC51 AF00 AF12 BA00

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客が使用する商品のマニュアルを示す電
    子情報を通信ネットワークを介して端末に提供する電子
    マニュアル提供システムであって、 前記商品の使用状況を示す使用状況情報を第1の通信ネ
    ットワークを介して収集して蓄積する情報収集部と、 前記顧客からのマニュアル提供要求を第2の通信ネット
    ワークを介して受け付け、受け付けたマニュアル提供要
    求の要求元の顧客を認証する顧客認証部と、 前記顧客認証部が認証した顧客が使用している商品につ
    いて、前記情報収集部が収集した前記使用状況情報を分
    析し、分析結果に応じた電子マニュアルを選出するマニ
    ュアル選出部と、 前記マニュアル選出部が選出した前記電子マニュアル
    を、他の情報と識別可能な出力形態で、前記第2の通信
    ネットワークを介して前記端末に提供するマニュアル提
    供部と、 を備えることを特徴とする電子マニュアル提供システ
    ム。
  2. 【請求項2】前記マニュアル選出部は、前記商品の機能
    のうち使用頻度が高いと分析された機能に関する電子マ
    ニュアルを選出する、 ことを特徴とする請求項1に記載の電子マニュアル提供
    システム。
  3. 【請求項3】前記マニュアル選出部は、前記使用頻度が
    高いと分析された機能と同一の機能を有する他の商品の
    うち、前記顧客が使用している商品よりも当該機能の能
    力が高い商品についての電子マニュアルを選出する、こ
    とを特徴とする請求項2に記載の電子マニュアル提供シ
    ステム。
  4. 【請求項4】前記マニュアル選出部は、前記商品の機能
    のうち使用頻度が低いと分析された機能に関する電子マ
    ニュアルを選出する、 ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電
    子マニュアル提供システム。
  5. 【請求項5】前記使用状況情報は、前記商品に発生した
    障害を示す情報を含み、 前記マニュアル選出部は、該障害への対処法を示す電子
    マニュアルを選出する、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の電
    子マニュアル提供システム。
  6. 【請求項6】前記使用状況情報は、前記商品に使用され
    ている消耗部材の消耗度合を示す情報を含み、 前記マニュアル選出部は、前記消耗部材の消耗度合を分
    析した結果、該消耗部材の使用可能期間が所定の基準値
    以下である場合、該消耗部材の交換・補充方法を示す電
    子マニュアルを選出する、 ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の電
    子マニュアル提供システム。
  7. 【請求項7】前記マニュアル選出部は、前記使用状況情
    報で示される消耗部材の消耗度が所定の基準値を超える
    場合、当該消耗部材の消耗度を低減させる機能について
    の電子マニュアルを選出する、ことを特徴とする請求項
    6に記載の電子マニュアル提供システム。
  8. 【請求項8】前記使用状況情報は、前記顧客の商品購入
    履歴を示す情報を含み、 前記マニュアル選出部は、前記顧客が以前使用していた
    商品と現在使用している商品との差異に関連する電子マ
    ニュアルを選出する、 ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の電
    子マニュアル提供システム。
  9. 【請求項9】顧客が使用する商品のマニュアルを示す電
    子情報を通信ネットワークを介して端末に提供する電子
    マニュアル提供システムであって、 前記商品の使用状況を示す使用状況情報を第1の通信ネ
    ットワークを介して収集して蓄積する情報収集部と、 前記情報収集部が収集した前記使用状況情報を分析し、
    分析結果に応じた電子マニュアルを選出するマニュアル
    選出部と、 前記マニュアル選出部が選出した前記電子マニュアル
    を、他の情報と識別可能な出力形態で、第2の通信ネッ
    トワークを介して前記端末に提供するマニュアル提供部
    と、 を備えることを特徴とする電子マニュアル提供システ
    ム。
  10. 【請求項10】前記マニュアル選出部は、前記商品の機
    能のうち使用頻度が高いと分析された機能に関する電子
    マニュアルを選出する、 ことを特徴とする請求項9に記載の電子マニュアル提供
    システム。
  11. 【請求項11】前記使用状況情報は、前記商品に発生し
    た障害を示す情報を含み、 前記マニュアル選出部は、該障害への対処法を示す電子
    マニュアルを選出する、 ことを特徴とする請求項9または10に記載の電子マニ
    ュアル提供システム。
  12. 【請求項12】前記第2の通信ネットワークはインター
    ネットである、ことを特徴とする請求項1乃至11のい
    ずれかに記載の電子マニュアル提供システム。
  13. 【請求項13】顧客が使用する商品のマニュアルを示す
    電子情報を通信ネットワークを介して端末に提供する電
    子マニュアル提供方法であって、 前記商品の使用状況を示す使用状況情報を通信ネットワ
    ークを介して収集して蓄積する情報収集ステップと、 前記顧客からのマニュアル提供要求を通信ネットワーク
    を介して受け付け、受け付けたマニュアル提供要求の要
    求元の顧客を認証する顧客認証ステップと、 前記顧客認証ステップで認証された顧客が使用している
    商品について、前記情報収集ステップで収集された前記
    使用状況情報を分析し、分析結果に応じた電子マニュア
    ルを選出するマニュアル選出ステップと、 前記マニュアル選出ステップで選出された前記電子マニ
    ュアルを、他の情報と識別可能な出力形態で、通信ネッ
    トワークを介して前記端末に提供するマニュアル提供ス
    テップと、 を備えることを特徴とする電子マニュアル提供方法。
  14. 【請求項14】前記マニュアル選出ステップは、前記商
    品の機能のうち使用頻度が高いと分析された機能に関す
    る電子マニュアルを選出する、 ことを特徴とする請求項13に記載の電子マニュアル提
    供方法。
  15. 【請求項15】前記マニュアル選出ステップは、前記使
    用頻度が高いと分析された機能と同一の機能を有する他
    の商品のうち、前記顧客が使用している商品よりも当該
    機能の能力が高い商品についての電子マニュアルを選出
    する、ことを特徴とする請求項14に記載の電子マニュ
    アル提供方法。
  16. 【請求項16】前記マニュアル選出ステップは、前記商
    品の機能のうち使用頻度が低いと分析された機能に関す
    る電子マニュアルを選出する、 ことを特徴とする請求項13乃至15のいずれかに記載
    の電子マニュアル提供方法。
  17. 【請求項17】前記使用状況情報は、前記商品に発生し
    た障害を示す情報を含み、 前記マニュアル選出ステップは、該障害への対処法を示
    す電子マニュアルを選出する、 ことを特徴とする請求項13乃至16のいずれかに記載
    の電子マニュアル提供方法。
  18. 【請求項18】前記使用状況情報は、前記商品に使用さ
    れている消耗部材の消耗度合を示す情報を含み、 前記マニュアル選出ステップは、前記消耗部材の消耗度
    合を分析した結果、該消耗部材の使用可能期間が所定の
    基準値以下である場合、該消耗部材の交換・補充方法を
    示す電子マニュアルを選出する、 ことを特徴とする請求項13乃至17のいずれかに記載
    の電子マニュアル提供方法。
  19. 【請求項19】前記マニュアル選出ステップは、前記使
    用状況情報で示される消耗部材の消耗度が所定の基準値
    を超える場合、当該消耗部材の消耗度を低減させる機能
    についての電子マニュアルを選出する、ことを特徴とす
    る請求項18に記載の電子マニュアル提供方法。
  20. 【請求項20】前記使用状況情報は、前記顧客の商品購
    入履歴を示す情報を含み、 前記マニュアル選出ステップは、前記顧客が以前使用し
    ていた商品と現在使用している商品との差異に関連する
    電子マニュアルを選出する、 ことを特徴とする請求項13乃至19のいずれかに記載
    の電子マニュアル提供方法。
  21. 【請求項21】顧客が使用する商品のマニュアルを示す
    電子情報を通信ネットワークを介して端末に提供する電
    子マニュアル提供方法であって、 前記商品の使用状況を示す使用状況情報を通信ネットワ
    ークを介して収集して蓄積する情報収集ステップと、 前記情報収集ステップで収集された前記使用状況情報を
    分析し、分析結果に応じた電子マニュアルを選出するマ
    ニュアル選出ステップと、 前記マニュアル選出ステップで選出された前記電子マニ
    ュアルを、他の情報と識別可能な出力形態で、通信ネッ
    トワークを介して前記端末に提供するマニュアル提供ス
    テップと、 を備えることを特徴とする電子マニュアル提供方法。
  22. 【請求項22】前記マニュアル選出ステップは、前記商
    品の機能のうち使用頻度が高いと分析された機能に関す
    る電子マニュアルを選出する、 ことを特徴とする請求項21に記載の電子マニュアル提
    供方法。
  23. 【請求項23】前記使用状況情報は、前記商品に発生し
    た障害を示す情報を含み、 前記マニュアル選出ステップは、該障害への対処法を示
    す電子マニュアルを選出する、 ことを特徴とする請求項21または22に記載の電子マ
    ニュアル提供方法。
  24. 【請求項24】顧客が使用する商品のマニュアルを示す
    電子情報を通信ネットワークを介して端末に提供するサ
    ーバ装置であって、 前記商品の使用状況を示す使用状況情報を第1の通信ネ
    ットワークを介して収集して蓄積する情報収集手段と、 前記情報収集手段が収集した前記使用状況情報を分析
    し、分析結果に応じた電子マニュアルを選出するマニュ
    アル選出手段と、 前記マニュアル選出手段が選出した前記電子マニュアル
    を、他の情報と識別可能な出力形態で、第2の通信ネッ
    トワークを介して前記端末に提供するマニュアル提供手
    段と、 を備えることを特徴とするサーバ装置。
  25. 【請求項25】顧客が使用する商品のマニュアルを示す
    電子情報を通信ネットワークを介して端末に提供するサ
    ーバ装置であって、 前記商品の使用状況を示す使用状況情報を第1の通信ネ
    ットワークを介して収集して蓄積する情報収集手段と、 前記顧客からのマニュアル提供要求を第2の通信ネット
    ワークを介して受け付け、受け付けたマニュアル提供要
    求の要求元の顧客を認証する顧客認証手段と、 前記顧客認証手段が認証した顧客が使用している商品に
    ついて、前記情報収集手段が収集した前記使用状況情報
    を分析し、分析結果に応じた電子マニュアルを選出する
    マニュアル選出手段と、 前記マニュアル選出手段が選出した前記電子マニュアル
    を、他の情報と識別可能な出力形態で、前記第2の通信
    ネットワークを介して前記端末に提供するマニュアル提
    供手段と、 を備えることを特徴とするサーバ装置。
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