JP2002298003A - 販売管理装置、販売者装置、客先装置、プログラム及び販売管理システム - Google Patents

販売管理装置、販売者装置、客先装置、プログラム及び販売管理システム

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JP2002298003A
JP2002298003A JP2001098807A JP2001098807A JP2002298003A JP 2002298003 A JP2002298003 A JP 2002298003A JP 2001098807 A JP2001098807 A JP 2001098807A JP 2001098807 A JP2001098807 A JP 2001098807A JP 2002298003 A JP2002298003 A JP 2002298003A
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JP2001098807A
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Koichi Okuhara
孝一 奥原
Fumiaki Furuhata
文明 降旗
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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    • GPHYSICS
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    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管理者が販売者の実販売状況を一元管理でき
る。 【解決手段】 販売管理装置20は、部品の販売を管理
する管理者(製造会社MC)側に設置され、イントラネ
ット11を介して、部品を販売する販売会社側に設置さ
れた販売者コンピュータ31,32,33に接続されて
いる。この販売管理装置20は、部品情報を記憶する第
1データベース部23と、部品情報を販売者コンピュー
タ31,32,33へ送信したり、ディーラーに応じて
販売者コンピュータ31,32,33が部品情報を加工
した加工情報を受信して第1データベース部23に記憶
したりする第1制御部22とを備えている。この販売管
理装置20によれば、部品の販売を管理する製造会社M
Cは販売会社の実販売状況を一元管理することができる
ため、客先への販売者のサービスレベルを容易に把握す
ることができ、ひいてはそのレベルの平準化を図ること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の販売を管理
する管理者側に設置された販売管理装置、物品を販売す
る販売者側に設置された販売者装置、及び、販売者から
物品を購入する客先に設置された客先装置に関する。ま
た、コンピュータをこれら販売管理装置・販売者装置・
客先装置として機能させるためのプログラムに関する。
更に、これらの装置を備えた販売管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、製品販売後のアフターサービス部
品は、販売管理会社が販売会社にアフターサービス部品
情報を提供し、販売会社がそのアフターサービス部品情
報に基づいて適宜自分の客先に合った形式に加工し、そ
の加工後の情報を客先に渡していた。具体的には、販売
管理会社のサーバと販売会社のクライアントとがネット
を介して通信可能に接続されたシステムを構築してお
き、各販売会社のクライアントが販売管理会社のサーバ
からアフターサービス部品情報である部品価格リストを
ネットを介してダウンロードし、そのアフターサービス
部品情報を加工してコンパクトディスク(CD)に記録
してそのCDを客先へ渡したり、あるいは加工後の情報
をeメールに添付して客先へ送信していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
各販売会社が独自にアフターサービス部品情報を加工し
ていたため、販売管理会社は各販売会社が客先に対して
どのようなサポートを提供しているのか把握することが
難しかった。このため、各販売会社のサポートレベルに
大きな差が生じることがあった。
【0004】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものであり、管理者が販売者の実販売状況を一
元管理可能な販売管理装置を提供することを第1の目的
とする。また、客先への物品情報を容易に作成可能な販
売者装置を提供することを第2の目的とする。更に、要
求した物品情報を容易に入手可能な客先装置を提供する
ことを第3の目的とする。そして、これらの目的をトー
タル的に達成する販売管理システムを提供することを第
4の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記課題
を解決するため、本発明の第1は、物品の販売を管理す
る管理者側に設置された販売管理装置であって、物品情
報を記憶する物品情報記憶手段と、前記物品情報記憶手
段に記憶された物品情報を、物品を販売する販売者側に
設置された販売者装置へ通信網を介して送信する物品情
報送信手段と、販売者から物品を購入する客先に応じて
前記販売者装置が前記物品情報を加工した加工情報を、
前記販売者装置から前記通信網を介して受信して前記物
品情報記憶手段に記憶する加工情報受信手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0006】本発明の販売管理装置は、物品情報記憶手
段に記憶している物品情報を販売者装置へ通信網を介し
て送信し、その後、その販売者装置において客先に応じ
て加工された物品情報つまり加工情報をその販売者装置
から通信網を介して受信して物品情報記憶手段に記憶す
る。ここで、通信網としては例えばLANやイントラネ
ットやインターネットなどが挙げられ、物品情報として
は例えば取引可能な物品を掲載した物品リストや、更に
各物品の価格を掲載した物品価格リストなどが挙げられ
る。この販売管理装置によれば、物品の販売を管理する
管理者は販売者の実販売状況を一元管理することができ
るため、客先への販売者のサービスレベルを容易に把握
することができ、ひいてはそのレベルの平準化を図るこ
とができる。特に物品がアフターサービス部品の場合に
は、各販売者のサポートレベルの平準化を図ることがで
きる。
【0007】なお、物品情報送信手段は、販売管理装置
の入力手段(キーボードやマウスなど)から送信指令が
入力されたときに物品情報を販売者装置へ送信してもよ
いし、販売者装置から物品情報の開示要求を通信網を介
して受信したときに物品情報を販売者装置へ送信しても
よい。前者の一例としては、新製品の発売開始前などに
その新製品に関わる物品情報を販売者装置へ送信するよ
うな送信指令が入力されることがあり、また、後者の一
例としては、既に市販されている製品につき販売者が新
たに取り扱う際にその製品に関わる物品情報の開示要求
がなされることがある。
【0008】本発明の販売管理装置において、前記加工
情報は、物品の販売を管理する管理者側から提供された
ツールを用いて加工したものであってもよい。この場
合、各販売者装置における加工情報はすべて同じツール
を用いて作成されるため、管理者がその加工情報を管理
しやすい。このようなツールは、CD−ROMなどの記
録メディアに記録したものを管理者が各販売者に配布し
てもよいが、販売管理装置から通信網を介して提供して
もよい。後者の場合、例えばバージョンアップなどに容
易に対応できるため、使い勝手がよい。
【0009】本発明の販売管理装置において、前記物品
情報は、物品と仕入価格との関係を表す情報であり、前
記ツールは、前記物品情報につき不要な物品の削除又は
必要な物品の追加を行ったうえで各物品の販売価格を仕
入価格に基づいて算出するアプリケーションソフトであ
ってもよい。この場合、物品と仕入価格との関係を表す
情報が物品情報として販売管理装置から販売者装置へ提
供されるが、販売者装置においてこのツールを用いるこ
とにより、適宜、自分の取引形態に応じて物品の削除や
追加ができるためカスタマイズしやすく、また、販売価
格を容易に算出することができるため作業負担が軽くて
済む。
【0010】本発明の販売管理装置において、前記物品
情報送信手段は、前記物品情報記憶手段に記憶されてい
る物品情報のうち送信先の販売者に関連する物品情報を
前記販売者装置へ前記通信網を介して送信してもよい。
この場合、販売者は、自分と関連のない不要な情報に煩
わされることなく、自分と関連のある物品情報(加工情
報を含んでいてもよい)を入手することができる。な
お、送信先の販売者に関連する物品情報とは、各販売者
の事情に応じて作成された複数種類の物品情報のうち送
信先の販売者の事情に合った物品情報をいう。例えば各
販売者が複数国に存在する場合についていえば、各国の
通貨に応じて作成された複数種類の物品情報のうちその
販売者の属する国の通貨の物品情報、といった具合であ
る。
【0011】本発明の販売管理装置は、前記物品情報記
憶手段に記憶された物品情報の一部又は全部をコピーし
て記憶するコピー情報記憶手段と、前記客先に設置され
た客先装置から物品情報の開示要求を前記通信網とは別
の通信網(以下別通信網という)を介して受信する客先
要求受信手段と、前記客先要求受信手段によって前記開
示要求を受信したとき、前記コピー情報記憶手段に記憶
されている物品情報のうちその客先に関連する物品情報
を前記客先装置へ前記別通信網を介して送信する対客先
回答送信手段とを備えていてもよい。この場合、物品情
報記憶手段はある通信網(例えばイントラネット)を介
して各販売者装置に接続され、コピー情報記憶手段は別
通信網(例えばインターネット)を介して各客先装置に
接続されている。一般に、販売者は管理者の管理下に置
かれることが多いため、販売者装置から不審なアクセス
がなされることは少なく、販売者装置が販売管理装置の
物品情報記憶手段に接続されてもその記憶内容が破壊さ
れる危険は少ない。これに対して、客先は管理者の管理
外であることが多いため、客先装置から不審なアクセス
がなされる可能性があり、客先装置については販売管理
装置の物品情報記憶手段ではなくその内容の一部又は全
部をコピーしたコピー情報記憶手段に接続する構成と
し、仮に記憶内容が破壊されたとしても物品情報記憶手
段の記憶内容は保全されるようにしているのである。
【0012】なお、客先に関連する物品情報とは、その
客先が購入しようとする物品に関する情報や、その客先
が取り扱っている物品に関する情報などをいう。例え
ば、一般に一人の販売者は複数の客先を持っていて各客
先ごとに物品情報を変えている場合には、そのうちの当
該客先本人の物品情報、といった具合である。また、コ
ピー情報記憶手段には物品情報記憶手段のうち客先に開
示する必要のあるものだけをコピーしてもよい。例えば
販売者に対しては物品の細かなスペックまで開示するが
客先に対してはそのうちの主なスペックのみ開示する、
といった具合である。
【0013】ここで、前記コピー情報記憶手段は前記客
先装置からのアクセスが許容され、前記物品情報記憶手
段は前記客先装置からのアクセスが禁止されていること
が好ましい。この場合、物品情報記憶手段のデータが破
壊される危険性をより確実に回避できる。このような構
成は、例えば周知のファイアウォールを採用することに
より実現してもよい。
【0014】コンピュータを上述した販売管理装置とし
て機能させるためのプログラムは、通常、コンピュータ
のCPUによって読み出すことが可能なCD−ROMや
HDD等の記録媒体に記録され、そこからCPUによっ
て読み出されて実行される。このため、このようなプロ
グラムは上述した販売管理装置の作用効果を発揮するた
めに用いられ、有用性が高い。
【0015】本発明の第2は、物品を販売する販売者側
に設置された販売者装置であって、物品の販売を管理す
る管理者側に設置された販売管理装置から物品情報を通
信網を介して受信する物品情報受信手段と、前記物品情
報受信手段によって受信された物品情報をその販売者か
ら物品を購入する客先に応じて加工する物品情報加工手
段と、前記物品情報加工手段によって加工された加工情
報を通信網を介して前記販売管理装置へ送信する加工情
報送信手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】本発明の販売者装置は、販売管理装置から
通信網を介して受信した物品情報を客先に応じて加工し
て加工情報とし、その通信網を介して加工情報を販売管
理装置へ送信する。ここで、通信網としては例えばLA
Nやイントラネットやインターネットなどが挙げられ、
物品情報としては例えば取引可能な物品を掲載した物品
リストや、更に各物品の価格を掲載した物品価格リスト
などが挙げられる。この販売者装置によれば、販売者は
管理者からコアとなる物品情報を受信し、それを利用し
て自己の客先に応じて加工すれば各客先の物品情報にな
るため、客先ごとの物品情報を容易に作成できる。
【0017】本発明の販売者装置において、前記物品情
報加工手段は、物品の販売を管理する管理者側から提供
されたツールを用いて加工してもよい。この場合、販売
者は独自のツールを開発する必要がない。このようなツ
ールは、CD−ROMなどの記録メディアに記録したも
のを管理者から提供されてもよいが、販売管理装置から
通信網を介して提供されてもよい。後者の場合、例えば
バージョンアップなどに容易に対応できるため、使い勝
手がよい。
【0018】本発明の販売者装置において、前記物品情
報は、物品と仕入価格との関係を表す情報であり、前記
ツールは、前記物品情報につき不要な物品の削除又は必
要な物品の追加を行ったうえで各物品の販売価格を仕入
価格に基づいて算出するアプリケーションソフトであっ
てもよい。この場合、物品と仕入価格との関係を表す情
報を物品情報として販売者装置が受信するが、販売者装
置においてこのツールを用いることにより、適宜、自分
の取引形態に応じて物品の削除や追加ができるためカス
タマイズしやすく、また、販売価格を容易に算出するこ
とができるため作業負担が軽くて済む。
【0019】コンピュータを上述した販売者装置として
機能させるためのプログラムは、通常、コンピュータの
CPUによって読み出すことが可能なCD−ROMやH
DD等の記録媒体に記録され、そこからCPUによって
読み出されて実行される。このため、このようなプログ
ラムは上述した販売者装置の作用効果を発揮するために
用いられ、有用性が高い。
【0020】本発明の第3は、販売者から物品を購入す
る客先に設置された客先装置であって、物品の販売を管
理する管理者側に設置された販売管理装置へ物品情報の
開示要求を通信網を介して送信する客先要求送信手段
と、前記販売管理装置から前記開示要求に対する回答と
してその客先に関連する物品情報を前記通信網を介して
受信する対客先回答受信手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0021】本発明の客先装置は、客先が物品情報を入
手したいときにその開示要求を送信すれば、自分のとこ
ろに関連する物品情報が返信されてくるので、使い勝手
がよい。ここで、通信網としては例えばLANやイント
ラネットやインターネットなどが挙げられ、物品情報と
しては例えば取引可能な物品を掲載した物品リストや、
更に各物品の価格を掲載した物品価格リストなどが挙げ
られる。但し、この通信網は、販売者装置と販売管理装
置とを結ぶ通信網とは別の通信網であることが好まし
い。
【0022】コンピュータを上述した客先装置として機
能させるためのプログラムは、通常、コンピュータのC
PUによって読み出すことが可能なCD−ROMやHD
D等の記録媒体に記録され、そこからCPUによって読
み出されて実行される。このため、このようなプログラ
ムは上述した客先装置の作用効果を発揮するために用い
られ、有用性が高い。
【0023】本発明の第4は、上述した販売管理装置
と、上述した販売者装置とを備えた販売管理システムで
あることを特徴とする。この販売管理システムは、上述
した販売管理装置及び販売者装置の作用効果を奏するシ
ステムであるため有用性が高い。更にこの販売管理シス
テムに、上述した客先装置を備えてもよく、この場合に
は一層有用性が高くなる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施形態
を図面に基づいて説明する。図1は本発明を具現化した
一実施形態である販売管理システムの構成の概略を示す
構成図である。この販売管理システム10は、部品の販
売を管理する管理者側に設置された販売管理装置20
と、部品を販売する販売者側に設置された販売者コンピ
ュータ31,32,33と、販売者から部品を購入する
客先側に設置された客先コンピュータ41,42,43
とから構成されている。本実施形態では、管理者は部品
製造者でもあり、製造会社MCと称する。また、販売者
は3者存在し、それぞれ販売会社SC1、SC2、SC
3と称する。更に、客先は3者存在し、それぞれディー
ラーD1、D2、D3と称する。
【0025】販売管理装置20は、イントラネット11
を介して販売者コンピュータ31,32,33と双方向
通信可能な第1サーバ21と、インターネット12を介
して客先コンピュータ41,42,43と双方向通信可
能な第2サーバ26とから構成されている。この販売管
理システム10では、部品と価格との対応関係を表した
部品価格リストを販売管理装置20から販売者コンピュ
ータ31,32,33や客先コンピュータ41,42,
43に提供する。また、本実施形態では、予め販売会社
ごとに識別符号(販売者ID)が付されると共にディー
ラーごとにも識別符号(客先ID)が付されているもの
とする。
【0026】第1サーバ21は、主として、周知のCP
U、ROM、RAM、キーボード、マウス、イントラネ
ット用拡張ボードなどからなる第1制御部22と、部品
価格リストがデータベース化されて記憶されている第1
データベース部23とを備えている。第1制御部21
は、キーボードもしくはマウスからの入力指示に応じて
又は販売者コンピュータ31,32,33からのリスト
開示要求に応じて、第1データベース部23に記憶され
ている部品価格リストを検索し、その検索結果を販売者
コンピュータ31,32,33へ送信する。また、第1
制御部22は、販売者コンピュータ31,32,33が
加工した部品価格リスト(加工リスト)を受信し、送信
元の販売者とその加工リストが適用される客先とを明ら
かにすべく、その加工リストと所定の販売者IDと客先
IDとを対応づけて、第1データベース23にデータベ
ース化する。更に、第1制御部22は、適宜のタイミン
グで第1データベース23に記憶されている部品価格リ
ストの一部を客先用リストとして通信線13を介して第
2サーバ26へ送信する。
【0027】第2サーバ26は、主として、周知のCP
U、ROM、RAM、キーボード、マウス、モデムなど
からなる第2制御部27と、第1サーバ21から送信さ
れてきた客先用リストがデータベース化されて記憶され
ている第2データベース部28とを備えている。第2制
御部27は、キーボードもしくはマウスからの入力指示
に応じて又は客先コンピュータ41,42,43からの
価格開示要求に応じて、第2データベース部28に記憶
されている客先リストを検索し、その検索結果を客先コ
ンピュータ41,42,43へ送信する。
【0028】販売者コンピュータ31,32,33は、
それぞれ販売会社SC1,SC2,SC3に設置され
た、ディスプレイと本体装置(CPU、ROM、RA
M、クロック、HDD、イントラネット用拡張ボード等
を備えた装置)とからなる周知の汎用コンピュータであ
り、HDDにはブラウザソフトのほか製造会社MCから
提供されたリスト加工ツールなどがインストールされて
いる。このリスト加工ツールは、販売管理装置20の第
1サーバ21からイントラネット11を介してダウンロ
ードしたものがインストールされていてもよいし、リス
ト加工ツールが記録されたCD−ROM等の記録メディ
アを製造会社MCから受け取り、それがインストールさ
れていてもよい。この販売者コンピュータ31,32,
33は、第1サーバ21からの部品価格リストをイント
ラネット11を介して受信し、リスト加工ツールを利用
してその部品価格リストにつき不要な部品の削除又は必
要な部品の追加を行ったうえで各部品の販売価格を仕入
価格に基づいて算出して加工リストを作成し、その加工
リストを適用する客先IDを付して、その加工リストを
イントラネット11を介して第1サーバ21へ送信す
る。
【0029】客先コンピュータ41,42,43は、ぞ
れぞれディーラーD1,D2,D3に設置された、ディ
スプレイと本体装置(CPU、ROM、RAM、クロッ
ク、HDD、モデム等を備えた装置)とからなる周知の
汎用コンピュータであり、HDDにはブラウザソフトな
どがインストールされている。この客先コンピュータ4
1,42,43は、ブラウザ画面において価格を知りた
い部品を選択することができ、ここで選択された部品が
客先要求としてインターネット12を介して第2サーバ
26へ送信される。また、客先コンピュータ41,4
2,43は、第2サーバ26からの回答をインターネッ
ト12を介して受信する。
【0030】次に、本実施形態の販売管理システム10
の使用例について説明する。販売管理装置20の第1サ
ーバ21の第1データベース部23には、図2に示すよ
うなテーブルが記憶されている。このテーブルについて
以下に説明する。即ち、製造会社MCは機種A〜Cのプ
リンタを製造しているが、そのうちの機種Aはブロック
A1,A2から構成され、更に各ブロックA1、A2は
複数の部品で構成されている。ブロックA1の部品価格
リストは2つあり、各部品価格リストのリストIDはL
A1、L2A1である。また、ブロックA2の部品価格リ
ストも2つあり、各部品価格リストのリストIDはL2
A1、L2A2である。このように1つのブロックにつき複
数の部品価格リストが存在するのは、製造会社MCが取
引先に応じて価格設定を変えているからである。ここ
で、販売会社SC1に対しては、ブロックA1につき部
品価格リストL1A1が採用され、ブロックA2につき部
品価格リストL1A2が採用される。また、販売会社SC
2及びSC3に対しては、ブロックA1につき部品価格
リストL2A1が採用され、ブロックA2につき部品価格
リストL2A2が採用される。図2のテーブルに示すよう
に、機種B,Cの各ブロックについても同様にしてどの
販売会社にどの部品価格リストを採用するかが決められ
ている。第1サーバ21はどの販売会社に対してどの部
品価格リストを送信するかをこのテーブルを検索するこ
とにより決定する。
【0031】図2のテーブルから明らかなように、販売
会社SC1,SC2は機種A〜Cを取り扱っているが、
販売会社SC3は機種A,Bだけ取り扱っていて機種C
を取り扱っていない。また、部品価格リストは、機種A
のブロックA1を例に挙げれば図3のようになり、これ
らも第1サーバ21の第1データベース部23に記憶さ
れている。即ち、ブロックA1は部品名A11、A1
2、A13の部品から構成され、各部品ごとに価格が定
められている。この図3では両部品価格リストともUS
ドルで表したが、例えば一方をUSドルで表してこれを
米国の販売会社に適用するものとし、他方をドイツマル
クで表してこれをドイツの販売会社に適用するものとし
てもよい。
【0032】第1サーバ21は、図示しないキーボード
又はマウスから所定の部品価格リストの送信指示がなさ
れると、部品価格リスト送信プログラム(図4参照)を
読み出してこれを実行する。まず、送信指示がなされた
部品価格リストを第1データベース部23から検索し
(ステップ(以下Sという)100)、その検索結果つ
まり送信指示のなされた部品価格リストを読み出し(S
110)、その部品価格リストに対応づけられた販売会
社の販売者コンピュータへこの部品価格リストをイント
ラネット11を介して送信し(S120)、このプログ
ラムを終了する。この部品価格リスト送信プログラム
は、各販売者コンピュータ31,32,33からイント
ラネット11を介してリスト開示要求があった場合にも
同様にして実行される。
【0033】販売者コンピュータ31,32,33は、
第1サーバ21からイントラネット11を介して部品価
格リストを受信すると、リスト取込加工プログラム(図
5参照)を読み出してこれを実行する。まず、受信した
部品価格リストをHDDに保存し(S200)、次に、
リスト加工ツールを起動し、その部品価格リストをコア
として加工を施すことにより客先ごとの加工リストを作
成する(S210)。この点については後に詳述する。
そして、その加工リストを適用する客先IDを付して
(S220)、その加工リストをイントラネット11を
介して第1サーバ21へ送信する(S230)。なお、
ここでは説明の便宜上、部品価格リストを保存した後直
ちに加工リストを作成することとしたが、部品価格リス
トを保存した後必要な時期がきたらその部品価格リスト
を読み出して加工リストを作成してもよい。
【0034】販売管理装置20の第1サーバ21は、イ
ントラネット11を介して客先IDの付された加工リス
トを受信すると、その加工リストの内容と、その加工リ
ストを作成した販売会社の販売者IDと、その加工リス
トに付された客先IDとを対応づけて、第1データベー
ス部23に記憶する。
【0035】また、第1サーバ21は、数msごとにデ
ータ送信プログラム(図6参照)を読み出して実行す
る。このデータ送信プログラムが開始されると、まず、
所定のタイミング(例えば定期的、又はキーボードやマ
ウスから指示されたタイミング、又は販売者コンピュー
タから加工リストを受信したタイミング等)に達したか
否かを判断し(S300)、所定タイミングに達してい
なければ、このプログラムを終了する。一方、所定タイ
ミングに達していれば、第1データベース部23に記憶
されている内容を第2サーバ26へ通信線13を介して
送信し(S310)、この処理を終了する。S310で
は、第1データベース部23に記憶されている内容のう
ち、既に送信済の内容は送信せず、また、加工リストの
うち客先にとって必要な部分のみを客先リストとして、
そのリストを作成した販売会社の販売者IDと、そのリ
ストを適用するディーラーの客先IDと共に送信する。
【0036】販売管理装置20の第2サーバ22は、第
1サーバ21から客先リストを受信すると、その客先リ
ストと、そのリストを作成した販売会社の販売者ID
と、そのリストを適用するディーラーの客先IDとを対
応づけて第2データベース部28に記憶する。
【0037】さて、ディーラーD1(ディーラーD2,
D3も同様)は、ある機種のプリンタの部品の価格を知
りたい場合、客先コンピュータ41にてブラウザソフト
を立ち上げてインターネット12を介して販売管理装置
20の第2サーバ26と接続する。すると、客先コンピ
ュータ41は、客先要求処理プログラム(図7参照)を
読み出してこれを実行する。このプログラムが開始され
ると、まず、ディスプレイに客先IDとパスワードの入
力画面を表示する(S400)。ディーラーD1は、予
めインターネット12を介して第2サーバ22に正規客
先であることを登録済みであり、客先ID及びパスワー
ドもその際に設定済みとする。この入力画面において客
先IDとパスワードが入力されると、客先コンピュータ
41はインターネット12を介してこれらを第2サーバ
26へ送信し、第2サーバ26において客先IDとパス
ワードに基づいて正規客先か否かが判定され、その判定
結果をインターネット12を介して受信する(S41
0)。客先コンピュータ41はその判定結果をチェック
し(S420)、判定結果がNGつまり正規客先でなけ
れば、再びS400に戻り、判定結果がOKつまり正規
客先ならば、開示要求入力画面をディスプレイに表示す
る(S430)。次いで、客先コンピュータ41は、開
示要求入力画面にて機種名及び部品名が入力されると、
それをインターネット12を介して第2サーバ26へ送
信する(S440)。これを受信した第2サーバ26
は、客先IDと機種部品名とから第2データベース部2
8を検索し、該当する客先リストを読み出し、それをイ
ンターネット12を介して客先コンピュータ41へ送信
する。すると、客先コンピュータ41は、その客先リス
トを受信し、ディスプレイに表示する(S450)。こ
れにより、ディーラーD1は自分の知りたかった部品の
価格を知ることができる。
【0038】ここで、販売者コンピュータ31における
加工リスト作成ルーチン(図8参照)を詳説する(販売
者コンピュータ32,33でも同様の処理が実行され
る)。リスト加工ツールのプログラムが開始されると、
販売者コンピュータ31は、ディスプレイに販売者ID
とパスワードの入力画面を表示する(S500)。販売
会社SC1は、予めイントラネット11を介して第1サ
ーバ21に正規販売者であることを登録済みであり、販
売者ID及びパスワードもその際に設定済みとする。S
300の入力画面において販売者IDとパスワードが入
力されると、販売者コンピュータ31はイントラネット
11を介してこれらを第1サーバ21へ送信し、第1サ
ーバ21において販売者IDとパスワードに基づいて正
規販売者か否かが判定され、その判定結果をイントラネ
ット11を介して受信する(S510)。販売者コンピ
ュータ31はその判定結果をチェックし(S520)、
判定結果がNGつまり正規販売者でなければ、再びS5
00に戻り、判定結果がOKつまり正規販売者ならば、
リスト加工ツールのメニュー画面をディスプレイに出力
する(S530)。
【0039】次いで、販売者コンピュータ31は、メニ
ュー画面から価格メンテナンスの項目が選択されると、
販売者名、今回作成する部品価格リスト名及びその説明
文、基になる部品価格リスト名、今回作成する部品価格
リストの通貨等の項目入力画面をディスプレイに表示す
る(S540、図9参照)。ここで、販売者名は、販売
者IDから販売会社SC1であることが判明しているた
め、既に入力された状態で表示される。また、今回作成
する部品価格リスト名は、その部品価格リストに固有の
ID又は名称となるように入力する。更に、基になる部
品価格リスト名は、プルダウンメニューから選択して入
力可能だが、このプルダウンメニューには図2に示すテ
ーブルのうち販売会社SC1が適用対象となっている部
品価格リストが検索されて列挙される。ここで、販売会
社SC1が適用対象となっている部品価格リストにおけ
る価格が、販売会社SC1の仕入価格にあたる。
【0040】続いて、販売者コンピュータ31は、上記
入力画面の各項目の入力が完了すると、今回作成する部
品価格リストの価格計算方法を設定する画面をディスプ
レイに表示する(S550、図10参照)。販売会社S
C1のオペレータは、この画面上で、基になる部品価格
リストに掲載されている価格つまり仕入価格から、客先
に売るときの販売価格をどのように設定するかを設定す
る。例えば、仕入価格の高低に応じて販売価格を設定し
たり、仕入品目に応じて販売価格を設定したりする。前
者の例としては、図10に示すように、「仕入価格が$
5未満ならば、販売価格は仕入価格の(1+x)倍」、
「仕入価格が$5以上$10未満ならば販売価格は仕入
価格の(1+y)倍」、「仕入価格が$10以上ならば
販売価格は仕入価格の(1+z)倍」のように設定す
る。後者の例としては、図示しないが、「仕入品目がヘ
ッド又はインクカートリッジならば販売価格は仕入価格
の(1+w)倍」、「仕入品目がそれ以外ならば販売価
格は仕入価格の(1+v)倍」のように設定する。な
お、小数点以下何桁をどう処理するかについてもここで
設定してもよい。
【0041】販売者コンピュータ31は、計算方法が設
定された後、部品リスト呼出画面をディスプレイに表示
する(S560)。この部品リスト呼出画面で機種名及
びブロック名が入力されると、販売者コンピュータ31
はそれらの入力名をイントラネット11を介して第1サ
ーバ21に送信する。すると、第1サーバ21は、その
機種名、ブロック名及び販売者名を検索式として第1デ
ータベース部23を検索して、該当する部品価格リスト
を割り出し、その部品価格リストから価格を除いたもの
を部品リストとして販売者コンピュータ31へイントラ
ネット11を介して返信する。すると、販売者コンピュ
ータ31はその部品リストを受信してディスプレイに表
示する(S570)。例えば、オペレータが部品リスト
呼出画面で機種A及びブロックA1を入力すと、第1サ
ーバ21は図2のテーブルに照らして部品価格リストL
A1を割り出し、これから価格を除いた部品リスト(図
2参照)を販売者コンピュータ31へ返信し、販売者コ
ンピュータ31はこれを受信してディスプレイに表示す
る。オペレータは、この画面で販売会社SC1の取り扱
う部品が過不足なく表示されているかどうかを確認し、
過不足のある場合には適宜、部品の削除又は部品の追加
を行う。
【0042】販売者コンピュータ31は、部品リストの
確認終了後、基の部品価格リストに対してS550で設
定した計算方法を適用して販売価格を算出し、その販売
価格を組み入れた部品価格リストを今回の部品価格リス
トとしてディスプレイに表示する(S580)。例え
ば、図11に示すように、基の部品価格リストが部品価
格リストL1A1ならば、これに先の計算方法を適用する
ことにより、今回の部品価格リストSC1−L1A1が表
示される。以上が加工リスト作成ルーチンである。
【0043】ここで、本実施形態と本発明との構成要素
の対応関係について説明する。本実施形態の販売管理装
置20の第1サーバ21の第1データベース部23が本
発明の販売管理装置の物品情報記憶手段に相当し、第1
制御部22が物品情報送信手段及び加工情報受信手段に
相当する。また、第2サーバ26の第2データベース部
28がコピー情報記憶手段に相当し、第2制御部27が
客先要求受信手段及び対客先回答送信手段に相当する。
また、販売者コンピュータ31,32,33のCPUが
販売者装置の物品情報受信手段、物品情報加工手段、加
工情報送信手段に相当する。更に、客先コンピュータ4
1,42,43のCPUが客先装置の客先要求送信手段
及び対客先回答受信手段に相当する。
【0044】以上詳述した本実施形態によれば、部品の
販売を管理する製造会社MCは各販売会社SC1、SC
2、SC3の実販売状況を一元管理することができるた
め、ディーラーへの各販売会社SC1、SC2、SC3
のサービスレベルを容易に把握することができ、ひいて
はそのレベルの平準化を図ることができる。特に物品が
アフターサービス部品の場合には、各販売会社SC1、
SC2、SC3のサポートレベルの平準化を図ることが
できる。
【0045】また、加工リストは、製造会社MCから提
供されたリスト加工ツールを用いて加工したものである
ため製造会社MCが管理しやすい。このリスト加工ツー
ルを用いることにより、適宜、自分の取引形態に応じて
部品の削除や追加ができるためカスタマイズしやすく、
販売価格を容易に算出することができるため作業負担が
軽くて済む。
【0046】更に、各販売会社SC1、SC2、SC3
は、自分と関連のない不要な部品価格リストに煩わされ
ることなく、自分と関連のある部品価格リストを入手す
ることができる。即ち、図2のテーブルに示すように、
機種AのブロックA1についていえば販売会社SC1に
対しては部品価格リストL2A1は送信されずに部品価格
リストL1A1が送られる。
【0047】更にまた、ディーラーD1、D2、D3は
製造会社MCの管理外であることが多いため、客先コン
ピュータ41,42,43から不審なアクセスがなされ
る可能性があり、客先コンピュータ41,42,43に
ついては第1サーバ21の第1データベース部23では
なくその内容の一部又は全部をコピーした第2データベ
ース部28に接続することにより、仮に第2データベー
ス部28の記憶内容が破壊されたとしても第1データベ
ース部23の記憶内容は保全されるようにしている。
【0048】そして、販売会社SC1、SC2、SC3
は製造会社MCからコアとなる部品価格リストを受信
し、それを利用して自己の客先に応じて加工して加工リ
ストを作成するため、客先ごとの加工リストを容易に作
成できる。また、ディーラーD1、D2、D3は自分が
入手したい部品の価格をインターネット12を介して第
2サーバ26へ要求すればその価格が提示されるため、
使い勝手がよい。
【0049】そしてまた、コンピュータを上述した第1
サーバ21又は第2サーバ26として機能させるための
プログラムや、コンピュータを上述した販売者コンピュ
ータ31,32,33として機能させるためのプログラ
ムや、コンピュータを上述した客先コンピュータ41,
42,43として機能させるためのプログラムは、上述
した作用効果を発揮するために用いられ、有用性が高
い。
【0050】尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態
に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に
属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもな
い。例えば、販売会社SC1が同じ部品に対して複数の
価格を設定したい場合(例えば自分の客先としてディー
ラ−D1とディーラーD2がいて各ディーラーごとに価
格を変えたい場合)には、図9における今回の部品価格
リスト名をそれぞれ別々に設定して処理すればよい。
【0051】また、今回加工リストを作成しようとする
販売会社が一次販売者(製造会社MCから仕入れて販売
する者)ならば、製造会社MCの部品価格リストに掲載
されている価格が仕入価格になるため、その製造会社M
Cの部品価格リストが基の部品価格リストになる。一
方、今回加工リストを作成している販売会社が二次販売
者(一次販売者から仕入れて販売する者)ならば、一次
販売者の部品価格リストに掲載されている価格が仕入価
格になるため、その一次販売者の部品価格リストが基の
部品価格リストになる。以下、三次販売者以降の場合
も、同様にして基の部品価格リストが決まる。
【0052】更に、部品リストは部品名だけでなく、そ
のブロックに使用されている数量や、図面参照番号など
をリスト化してもよい。なお、図面参照番号とは、この
番号をクリックすると、そのブロックの全体図面が符号
と共に表示されるようにし、そのときの符号に相当する
ものとしてもよい。
【0053】更にまた、客先リストとしては、部品価格
リストに付された説明文(図9参照)の内容が各ディー
ラーにとって関連性の薄いものである場合にはそれを省
略したものとしてもよい。
【0054】そしてまた、第1サーバ21はイントラネ
ット11からのアクセスが許容され、インターネット1
2からのアクセスが禁止されるように構成してもよい。
このような構成は、例えば周知のファイアウォールを採
用することにより実現してもよい。こうすれば、製造会
社MCの管理下に置きにくい客先コンピュータ41,4
2,43から第1サーバ21が不審にアクセスされるこ
とが回避されるため、第1データベース部23の記憶内
容が確実に保護される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態である販売管理システムの構成の概
略を示す構成図である。
【図2】第1サーバの第1データベース部の記憶内容を
表すテーブルである。
【図3】機種AのブロックA1の部品価格リスト及び部
品リストの説明図である。
【図4】第1サーバの部品価格リスト送信処理のフロー
チャートである。
【図5】販売者コンピュータのリスト取込加工処理のフ
ローチャートである。
【図6】第1サーバのデータ送信処理のフローチャート
である。
【図7】客先コンピュータの客先要求処理のフローチャ
ートである。
【図8】販売者コンピュータの加工リスト作成ルーチン
のフローチャートである。
【図9】加工リスト作成時の項目入力画面である。
【図10】加工リスト作成時の計算方法設定画面であ
る。
【図11】加工リスト作成の様子を表す説明図である。
【符号の説明】
10…販売管理システム、11…イントラネット、12
…インターネット、13…通信線、20…販売管理装
置、21…第1サーバ、22…第1制御部、23…第1
データベース部、26…第2サーバ、27…第2制御
部、28…第2データベース部、31,32,33…販
売者コンピュータ、41,42,43…客先コンピュー
タ。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の販売を管理する管理者側に設置さ
    れた販売管理装置であって、 物品情報を記憶する物品情報記憶手段と、 前記物品情報記憶手段に記憶された物品情報を、物品を
    販売する販売者側に設置された販売者装置へ通信網を介
    して送信する物品情報送信手段と、 販売者から物品を購入する客先に応じて前記販売者装置
    が前記物品情報を加工した加工情報を、前記販売者装置
    から前記通信網を介して受信して前記物品情報記憶手段
    に記憶する加工情報受信手段とを備えたことを特徴とす
    る販売管理装置。
  2. 【請求項2】 前記加工情報は、物品の販売を管理する
    管理者側から提供されたツールを用いて加工したもので
    ある請求項1記載の販売管理装置。
  3. 【請求項3】 前記物品情報は、物品と仕入価格との関
    係を表す情報であり、前記ツールは、前記物品情報につ
    き不要な物品の削除又は必要な物品の追加を行ったうえ
    で各物品の販売価格を仕入価格に基づいて算出するアプ
    リケーションソフトである請求項2記載の販売管理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記物品情報送信手段は、前記物品情報
    記憶手段に記憶されている物品情報のうち送信先の販売
    者に関連する物品情報を前記販売者装置へ前記通信網を
    介して送信する請求項1〜3のいずれかに記載の販売管
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記物品情報記憶手段に記憶された物品
    情報の一部又は全部をコピーして記憶するコピー情報記
    憶手段と、 前記客先に設置された客先装置から物品情報の開示要求
    を前記通信網とは別の通信網(以下別通信網という)を
    介して受信する客先要求受信手段と、 前記客先要求受信手段によって前記開示要求を受信した
    とき、前記コピー情報記憶手段に記憶されている物品情
    報のうちその客先に関連する物品情報を前記客先装置へ
    前記別通信網を介して送信する対客先回答送信手段とを
    備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    の販売管理装置。
  6. 【請求項6】 前記コピー情報記憶手段は前記客先装置
    からのアクセスが許容され、前記物品情報記憶手段は前
    記客先装置からのアクセスが禁止されている請求項5記
    載の販売管理装置。
  7. 【請求項7】 コンピュータを請求項1〜6のいずれか
    に記載の販売管理装置として機能させるためのプログラ
    ム。
  8. 【請求項8】 物品を販売する販売者側に設置された販
    売者装置であって、 物品の販売を管理する管理者側に設置された販売管理装
    置から物品情報を通信網を介して受信する物品情報受信
    手段と、 前記物品情報受信手段によって受信された物品情報をそ
    の販売者から物品を購入する客先に応じて加工する物品
    情報加工手段と、 前記物品情報加工手段によって加工された加工情報を通
    信網を介して前記販売管理装置へ送信する加工情報送信
    手段とを備えたことを特徴とする販売者装置。
  9. 【請求項9】 前記物品情報加工手段は、物品の販売を
    管理する管理者側から提供されたツールを用いて加工す
    る請求項8記載の販売者装置。
  10. 【請求項10】 前記物品情報は、物品と仕入価格との
    関係を表す情報であり、前記ツールは、前記物品情報に
    つき不要な物品の削除又は必要な物品の追加を行ったう
    えで各物品の販売価格を仕入価格に基づいて算出するア
    プリケーションソフトである請求項8又は9記載の販売
    者装置。
  11. 【請求項11】 コンピュータを請求項8〜10のいず
    れかに記載の販売者装置として機能させるためのプログ
    ラム。
  12. 【請求項12】 販売者から物品を購入する客先に設置
    された客先装置であって、 物品の販売を管理する管理者側に設置された販売管理装
    置へ物品情報の開示要求を通信網を介して送信する客先
    要求送信手段と、 前記販売管理装置から前記開示要求に対する回答として
    その客先に関連する物品情報を前記通信網を介して受信
    する対客先回答受信手段とを備えたことを特徴とする客
    先装置。
  13. 【請求項13】 コンピュータを請求項12記載の客先
    装置として機能させるためのプログラム。
  14. 【請求項14】 請求項1〜6のいずれかに記載の販売
    管理装置と、 請求項8〜10のいずれかに記載の販売者装置とを備え
    たことを特徴とする販売管理システム。
  15. 【請求項15】 更に請求項12記載の客先装置を備え
    たことを特徴とする請求項14記載の販売管理システ
    ム。
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