JP2002182520A - 定着器および画像形成装置 - Google Patents

定着器および画像形成装置

Info

Publication number
JP2002182520A
JP2002182520A JP2000380165A JP2000380165A JP2002182520A JP 2002182520 A JP2002182520 A JP 2002182520A JP 2000380165 A JP2000380165 A JP 2000380165A JP 2000380165 A JP2000380165 A JP 2000380165A JP 2002182520 A JP2002182520 A JP 2002182520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
heater
roller
temperature
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000380165A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhito Kataoka
達仁 片岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2000380165A priority Critical patent/JP2002182520A/ja
Priority to EP01129736A priority patent/EP1215542A3/en
Priority to US10/013,356 priority patent/US6654572B2/en
Priority to CNB011448431A priority patent/CN1196040C/zh
Publication of JP2002182520A publication Critical patent/JP2002182520A/ja
Priority to US10/643,930 priority patent/US6990299B2/en
Priority to US11/121,136 priority patent/US7088937B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2039Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat with means for controlling the fixing temperature
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/80Details relating to power supplies, circuits boards, electrical connections

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】2つ以上の定着ヒートローラ用のヒータ39c
・39dを有する定着器39および該定着器を具備した
画像形成装置において、フリッカ規制、電源高調波及び
雑音端子電圧を効果的に抑え、最適な温度調整を実施す
る。 【解決手段】ローラ温度調整手段による制御結果に基づ
いて、2つの加熱ヒータ39c・39dを同時に駆動開
始せしめる状況が発生した場合は、位相制御手段による
位相制御期間が各々重ならないように、どちらかの加熱
ヒータの駆動タイミングを、その他の加熱ヒータの位相
制御が実施されている期間以上遅延させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定着器、及び画像
形成装置に関する。
【0002】より詳しくは、加熱加圧ローラにより記録
材上の画像を加熱加圧して定着させる加熱加圧定着器、
および該定着器を具備した、電子写真方式等の画像形成
装置に関する。
【0003】
【従来の技術】例えば転写方式電子写真複写機では、転
写材に感光体ドラムによりトナー画像を転写し、その後
サーミスタ等による温度センサを用いた定着用ヒートロ
ーラにより加熱加圧処理を施すことで画像形成を行って
いる。
【0004】また、一般的には、ヒートローラの加熱手
段には、ハロゲンヒータが使用されている。
【0005】近年では、画像形成装置の高速化とカラー
化に伴い、転写材上のトナーを安定して加熱加圧定着さ
せるために、ヒートローラの加熱手段の電力アップを図
ると同時に、複数の加熱手段を駆動することで可能にす
る構成をとっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、画像形成装置の高速化に伴い、ヒートローラ
の加熱手段に使用しているハロゲンヒータ(ハロゲンラ
ンプ)の電力供給量を大幅に増加させる必要性が生じて
いる。また、ハロゲンヒータは、その特性から、加熱手
段への電力供給の際、大きな突入電流が流れ、使用する
商用電源の一時的な電圧降下などの影響を及ぼす可能性
が指摘されている。
【0007】そこで、一般的には、突入電流の大きい負
荷に対する対応として、商用電源の周波数に対して、突
入電流の影響のある十数サイクルの間、加熱手段を制御
するトライアック、サイリスタ、SSR等の通電角を小
さくする位相制御等の対策を施している。
【0008】ところが、ヒートローラの加熱手段が複数
あり、それぞれに対して順次位相制御を実施すると、ト
ライアック、サイリスタ、SSR等スイッチング時に発
生するラジオノイズが発生すると言った問題点があっ
た。
【0009】本発明は上記に鑑みて提案されたもので、
加熱加圧ローラにより記録材上の画像を加熱加圧して定
着させる加熱加圧定着器において、加熱加圧ローラ加熱
用ヒータへの突入電流の軽減と同時にラジオノイズの発
生を抑制することを可能とする電力制御を行い、すなわ
ちフリッカ規制、電源高調波及び雑音端子電圧を効果的
に抑え、最適な温度調整を実施する定着器、および該定
着器を具備した画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする定着器および画像形成装置である。
【0011】(1)加熱加圧ローラにより記録材上の画
像を加熱加圧して定着させる加熱加圧定着器であり、前
記加熱加圧ローラを加熱するための少なくとも2つ以上
の加熱ヒータと、前記加熱加圧ローラの温度を検出する
加熱加圧ローラ温度検出手段と、前記加熱加圧ローラ温
度検出手段によって検出された温度信号に基づいて、ロ
ーラ加熱ヒータ制御手段により加熱ヒータを駆動し、加
熱加圧ローラの温度が規定温度になるよう温度調整を行
うローラ温度調整手段と、前記ローラ加熱ヒータ制御手
段において、前記少なくとも2つ以上の加熱ヒータを駆
動する際に各々の加熱ヒータに対してプリヒートを実施
するために供給電源の位相制御を行う位相制御手段とを
有し、前記ローラ温度調整手段による制御結果に基づい
て、前記少なくとも2つ以上の加熱ヒータを、少なくと
も2つ以上を同時に駆動開始せしめる状況が発生した場
合は、前記位相制御手段による位相制御期間が各々重な
らないように、前記各々の加熱ヒータの駆動タイミング
を調整して加熱ヒータ制御を行うようにしたことを特徴
とする定着器。
【0012】(2)前記(1)において、前記加熱加圧
ローラは、記録材を挟み込む形で上下一対の構成であ
り、各加熱加圧ローラにはそれぞれ独立した加熱ヒータ
を具備することを特徴とする定着器。
【0013】(3)前記(2)において、前記加熱加圧
ローラに具備された加熱ヒータは、各々のローラが前記
規定温度になるように、それぞれ独立に温度調整を行う
ことを特徴とする定着器。
【0014】(4)前記(1)から(3)のいずれかに
おいて、前記ローラ加熱ヒータ制御手段における位相制
御手段は、商用電源のゼロクロスタイミングを基準とし
て、一定期間中、加熱ヒータへの電力通電角を小さくす
ることで実施することを特徴とする定着器。
【0015】(5)記録材に対する作像手段と、記録材
上の画像を定着させる定着器を有する画像形成装置にお
いて、前記定着器が(1)から(4)のいずれかに記載
の定着器であることを特徴とする画像形成装置。
【0016】(6)前記(5)において、記録材に対す
る作像手段が電子写真方式により感光体上に形成された
潜像をトナーにより現像し、感光体上のトナー像を転写
材上に転写する作像機構であることを特徴とする画像形
成装置。
【0017】[作 用]ローラ温度調整手段による制御
結果に基づいて、少なくとも2つ以上の加熱ヒータを、
少なくとも2つ以上を同時に駆動開始せしめる状況が発
生した場合は、位相制御手段による位相制御期間が各々
重ならないように、加熱ヒータの駆動タイミングを調整
する、すなわちどちらかの加熱ヒータの駆動タイミング
を、その他の加熱ヒータの位相制御が実施されている期
間以上遅延させることで、加熱ヒータへの突入電流の軽
減と同時にラジオノイズの発生を抑制することを可能と
する。
【0018】
【発明の実施の形態】[第1の実施例]以下、図面を参
照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0019】図1に、本発明に係わる画像形成装置の一
例として、デジタル画像形成装置の概略構成を示す。ま
ず、同図を参照してその構成及び動作を説明する。
【0020】同図の画像形成装置は、装置本体上部にリ
ーダ部1を、また下部にプリンタ部2を備えている。
【0021】リーダ部1は、原稿が載置される原稿台1
1、載置された原稿を上方から押圧する原稿圧板12、
原稿の画像面を照射する光源13、画像面からの反射光
を導く複数のミラー14とレンズ15、反射光をCCD
により光電変換を行い、得られた電気信号に対して種々
の画像処理を行う画像処理/光電変換部16を主要構成
部材として構成される。更に画像処理部16は図示しな
いCCD、A/D変換、S/H、シェーディング補正、
マスキング補正、変倍、LOG変換等の画像処理機能を
有している。
【0022】上述構成のリーダ部1の動作は次のとおり
である。原稿台11上に原稿を、その画像面が下方を向
くようにして載置し、その上から原稿圧板12で押さえ
る。光源13は、光を照射しながら矢印K1方向に移動
し、原稿の画像面を走査する。画像面からの反射光像
は、複数のミラー14及びレンズ15を介して、CCD
上に結像され、ここで電気信号に光電変換される。電気
信号となった画像信号は、画像処理部16において、種
々の画像処理が施された後、次のプリンタ部2に送出さ
れる。
【0023】プリンタ部2は、図1に示すように、リー
ダ部1より送出されてきた電気信号を、レーザを駆動す
るための信号に変換する画像制御部17、レーザ素子1
8、後述の感光ドラム表面をレーザ光によって走査する
ポリゴンスキャナ19、及び後述する感光ドラムを含む
画像形成部、そして最下流側に配設された定着器(定着
ユニット)39を主要構成部材として構成されている。
【0024】また、上述の画像形成部は、矢印方向に回
転自在に支持された感光ドラム30、その周辺にその回
転方向に沿ってほぼ順に配設された、感光ドラム30表
面を一様に帯電する一次帯電器31、感光ドラム30上
の静電潜像を現像する現像器20、感光ドラム30上の
トナー像を転写材Pに転写する転写帯電器35、感光ド
ラム30の転写残トナーを除去するクリーナ34、クリ
ーナブレード34a、除電を行う補助帯電器33、そし
て残留電荷を除去する前露光ランプ32とを備えてい
る。
【0025】さらに、現像器20には現像ローラ20a
が配設され、現像ローラ20aが感光ドラム30と反対
方向に回転することにより、感光ドラム30上にトナー
像を現像する構成をとっている。
【0026】こうしてトナー像が転写された転写材P
は、定着前ベルト38によって定着器39に搬送され、
ここで定着ローラ39a、39bが回転して転写材Pを
搬送することにより加圧され、加熱加圧を受けて表面の
トナー像が定着される。最終的に、定着後の転写材Pは
定着後搬送ベルト42を介して、装置本体外部にある排
紙トレー41に排出されることになる。
【0027】転写材Pの給搬送を行う給搬送部は、転写
材Pの搬送路を有し、その転写材Pの搬送方向について
の最上流側に、給紙カセット36、給紙ローラ36a、
搬送ローラ36b等を有する用紙送り装置を備えてい
る。
【0028】この用紙送り装置のほかに、マルチ用紙送
り装置43が設けられている。このマルチ用紙送り装置
43からは、その紙送りパスがストレートであることか
ら、画像形成部に対して、材質、大きさ等の性状の異な
る種々の転写材Pを供給することができる。
【0029】次に、図2に本装置の制御系ブロック図を
示す。本装置は全て、システムコントローラ71によっ
て統括的にコントロールされる。システムコントローラ
71は、主に本装置内の各負荷の駆動、センサ類の情報
収集解析及び前述した画像処理部16、レーザ駆動部1
7に加えて、操作部102、即ちユーザインターフェー
スとのデータの交換の役割を担っている。システムコン
トローラ71の内部構成は、上述した役割を担うため
に、CPU71aが搭載されており、CPU71aは、
同様にシステムコントローラ71に搭載されたROM7
1bに格納されたプログラムによって、予め決められた
画像形成シーケンスに纏わる様々なシーケンスを実行す
る。また、その際、一次的または恒久的に保存すること
が必要な書換可能なデータを格納するために、RAM7
1cも搭載されている。RAM71cには、例えば後述
する高圧制御部105への高圧設定値、後述する各種デ
ータ、操作部102からの画像形成指令情報などが保存
されることになる。
【0030】システムコントローラ71の第1の役割で
ある画像処理部16、レー制御部17、操作部102と
のデータ交換について説明する。画像処理部16とは前
述したように図示しないCCDからの画像信号をA/D
変換、S/H、シェーディング補正、マスキング補正、
変倍、LOG変換等の画像処理を実施している。
【0031】これらの画像処理に必要な各部の仕様設定
値データを送出することに加えて、各部からの信号、例
えば原稿画像濃度信号などを受信して、後述する高圧制
御部105やレーザ制御部17を制御して最適な画像形
成を行うための設定を行う。
【0032】画像制御部17とは、画像形成するための
画像サイズの規定と、画像処理されたデジタルのビデオ
データに基づいて、最適にレーザをコントロールする、
即ち、本装置ではレーザ発光をPWM処理するために必
要な設定を行っている。
【0033】操作部102とは、ユーザにより設定され
た複写倍率、濃度設定値などの情報を得ることに加え
て、画像形成装置の状態、例えば画像形成枚数や画像形
成中か否かの情報、ジャムの発生やその箇所等をユーザ
に示すためのデータを送出している。
【0034】次に第2の役割である装置内の各負荷の駆
動、センサ類の情報収集解析について説明する。本装置
は、装置内部の各所にモータ、クラッチ/ソレノイド等
のDC負荷、及び、フォトインターラプターやマイクロ
スイッチ等のセンサが配置されている。つまり、モータ
の駆動や各DC負荷を適宜駆動させることで、転写材の
搬送や各ユニットの駆動を行っており、その動作を監視
しているものが各種センサである。そこでシステムコン
トローラ71は、各種センサ類109からの信号をもと
に、モータ制御部107により各モータをコントロール
させると同時に、DC負荷制御部108により、クラッ
チ/ソレノイドを動作させて画像形成動作を円滑に進め
ている。
【0035】また、高圧制御部105に各種高圧制御信
号を送出することで、高圧ユニット106を構成する各
種帯電器である一次帯電器31、補助帯電器33、転写
帯電器35、現像ローラ20aに適切な高圧を印加させ
ている。
【0036】更に前述した定着器39内の定着ローラ3
9a、39bには、それぞれローラを加熱するためのヒ
ータ39c、39dが内蔵されており、更に、定着ロー
ラに塗付するためのオイルを加熱するオイルヒータ40
bも内蔵されており、その各ヒータはヒータ制御部45
によってON/OFF制御されている。
【0037】またこの際、各定着ローラ39a、39b
にはその温度を測定するためのサーミスタ39e、39
f、オイルヒータ40bにもその温度を測定するための
サーミスタ40cが設けられ、A/D103によって、
各定着ローラ39a、39bおよびオイルヒータ40b
の温度変化に応じた各サーミスタの抵抗値変化を電圧値
に変換した後、デジタル値としてシステムコントローラ
71に入力される。この温度データをもとに前述のヒー
タ制御部45を制御することになる。
【0038】システムコントローラ71には商用電源3
の電圧のゼロクロスを検出する、ゼロクロス検知71e
を具備し、ローラを加熱するためのヒータ39c、39
dに通電する電力を制御するためのトリガ信号を生成し
ている。
【0039】次に、図3に、上述の画像形成装置におけ
るブロック図を示す。このブロック図は転写材Pへの画
像形成及び最適な画像定着を行うためのブロック図であ
る。システムコントローラ71は、画像形成装置の各種
制御を行うものであり、内部のCPUによって統括的に
制御を行う。
【0040】同図中72はリーダ部1の一部を構成する
画像入力部、16は画像処理部、17は画像データに基
づき半導体レーザを変調駆動するレーザ駆動部、そして
18はレーザ駆動部17によって駆動される半導体レー
ザ(レーザ素子)である。
【0041】また、30は半導体レーザ18の出力光に
より静電潜像が形成される感光ドラム、20は感光ドラ
ム30上の潜像に応じた現像を行う現像器、そして35
は感光ドラム30上のトナー像を転写材Pに転写する転
写帯電器である。
【0042】さらに、39は転写材P上のトナー像を加
熱加圧して定着させる定着器である。
【0043】続いて、図3のブロック図を参照して前述
構成の画像形成装置における、定着器まわりを説明す
る。定着ローラ39a、39b内部には上記ローラを加
熱するためのハロゲンヒータ39c、39dが具備され
ており、上述したように、システムコントローラ71に
より、ヒータ制御部45を介して各ヒータのON/OF
F制御が行われる。
【0044】また、各ヒータのON/OFFは、各ロー
ラに接する形で取り付けられた温度モニタ用のサーミス
タ39e、39fによって測定された温度に基づいて、
規定温度となるように制御される。
【0045】更に、定着器39には、上側定着ローラ3
9aと転写材Pとの離型性向上を目的としたシリコンオ
イル塗付が実施されるが、そのオイル塗付ユニットが4
0である。
【0046】オイル塗付ユニットは、オイルを溜めてお
くためのオイルパン40e、オイルの粘度を一定に保つ
ためのオイル温度調整用のオイルヒータ40bとオイル
ヒータの熱を上記シリコンオイルに伝達させるためのヒ
ータ取り付け板金40a、上記オイルヒータの温度を測
定するためのオイルサーミスタ40c、適量のオイルを
上側定着ローラに塗付するためのオイル塗付ローラ40
dで構成されている。
【0047】オイルヒータ40bも定着ローラの温度制
御と同様に、システムコントローラ71により、ヒータ
制御部45を介して各ヒータのON/OFF制御が行わ
れる。
【0048】ヒータのON/OFFは、オイルヒータ4
0bに取り付けられた温度モニタ用のサーミスタ40c
によって測定された温度に基づいて、規定温度となるよ
うに制御される。
【0049】ヒータ制御部には、上述した各ヒータに一
次側電力を供給するための一次電源44が接続され、ヒ
ータ制御部45内部のSSRによって、給電のON/O
FFが実施される。また、各サーミスタからの信号は、
ヒータ制御部45を介して直接システムコントローラ7
1に入力されると同時に、ヒータ制御部45内部で各サ
ーミスタの異常検知を行い、サーミスタの断線や異常温
度検知等により異常出力を検出し、システムコントロー
ラ71へその旨の信号を出力するような構成になってい
る。
【0050】では、図4を用いて定着器39内部のオイ
ル塗布ユニット40の詳細を説明する。オイル塗布ユニ
ット40は、前述したようにオイルヒータ取り付け板金
40a、オイルヒータ40b、オイル塗布ローラ40
d、オイルパン40eに加え、2つのオイル温度モニタ
用サーミスタ40c−1、40c−2で構成されてい
る。
【0051】オイルパン40eにはシリコンオイルが図
中点線まで満たされており、オイル塗布ローラ40dの
下から図中矢印の方向にローラが回転することで、上側
定着ローラ39aに適量のオイルを塗布する構成になっ
ている。
【0052】また、オイルヒータ取り付け板金40a
は、その下部がシリコンオイル中に浸される形で設置さ
れ、オイルに浸されない部分にオイルヒータ40bが取
り付けられている。これは、耐オイル性の高価なヒータ
を使用することなく、比較的安価なヒータによってオイ
ルを加熱させるためであって、オイル加熱はヒータ取り
付け板金40aを介して間接的実施される。
【0053】オイルの温度を検出する手段としては、オ
イルに浸してオイルの温度を直接的に検出するオイル温
度検出用サーミスタ40c−2に加えて、オイルヒータ
の温度をも検出するオイルヒータ温度検出用サーミスタ
40c−1を用いている。
【0054】次に、図6を用いて、ヒータ制御部45の
内部構成を詳細に説明する。ヒータ制御部45は、前述
したように各ヒータのON/OFF制御を担っており、
ヒータに供給される一次電源のON/OFFはSSR
(ソリッドステートリレー)45a,45b,45cに
よってそれぞれ実施される。
【0055】SSRを制御するための信号はシステムコ
ントローラ71から送られる。またSSRからは、SS
Rが実際に一次電源の導通を行っているか否かの状態信
号が出力され、導通されている場合には“H”、非道通
の場合には“L”が出力される。
【0056】そこで、上記状態信号をSSR異常検出回
路45e,45f,45gにそれぞれ入力し、システム
コントローラ71からの制御信号(“H”でON、
“L”でOFF)とを比較することで、システムコント
ローラ71からの制御信号と、状態信号との間で不具合
が発生した場合、例えば、システムコントローラからO
FF信号を出力しているにも関わらず、SSRが導通状
態の場合は、SSRの異常が検出される。
【0057】この異常検出信号は、それぞれの検出信号
出力とANDされ、どれか一つでも不具合が発生してい
る場合にはSSRへの給電を停止させる。
【0058】また、システムコントローラ71からは、
SSRへの給電を強制的に停止させる信号も合わせて入
力されている。
【0059】この際、SSRと給電もとの一次側電源と
の間にはリレー45dが設けられており、異常時には4
5hの出力によってトランジスタ45iがOFFされ、
その結果リレーをOFFすることで、給電を停止させる
構成となっている。
【0060】また、各サーミスタ39e,39f,40
c−1,40c−2は、温度に対する抵抗値の変化を電
圧の変化として検出するために、抵抗Rにてプルアップ
される。更に電圧に変換された温度データは、A/D1
03に送られた後、システムコントローラ71によって
処理されると同時に、規定電圧と比較されてその結果も
システムコントローラ71に送られる。これは、各サー
ミスタによる検出温度が規定温度(温度調整温度を大き
く逸脱した温度)以上になった場合、サーミスタに何ら
かの異常が発生したものとし、それをシステムコントロ
ーラ71に知らせる目的のためである。
【0061】図中45jが異常温度検出回路であり、各
サーミスタによって固有の設定電圧と比較するように構
成されている。
【0062】次に、図5を用いて、商用電源のゼロクロ
スを検出する構成を説明する。図5は、ゼロクロス検知
71eの内部構成を示している。商用電源3はダイオー
ドブリッジ110によって全波整流され、抵抗112を
介してフォトカプラ111を駆動している。
【0063】フォトカプラ111のLED側には、全波
整流された商用電源の電流が流れ、LEDは全波整流の
脈流で発光、即ち、商用電源の電圧が0V近傍ではほと
んど発光しない様に構成されている。
【0064】その結果、フォトカプラ111のトランジ
スタ側では、コレクタが5Vでプルアップされているた
め、商用電源3の電圧がゼロクロス近傍では“H”、そ
の他は“L”を出力し、ゼロクロスのタイミングをシス
テムコントローラ71内のCPU71aに通知する構成
になっている。
【0065】ここで、図7を用いて、本装置のゼロクロ
ス制御について説明する。図中(a)は商用電源3の電
圧波形を示している。前述した通り、商用電源3のゼロ
クロス信号は、ゼロクロス検知71eによって検出さ
れ、その結果を同図(b)に示す。同図(c)はヒータ
ON信号であり、ヒータ39c,39dを駆動する期間
“H”を出力し続ける信号である。
【0066】本装置は、ヒートローラ加熱手段として、
ハロゲンヒータを使用しており、ハロゲンヒータは、そ
の起動時に大きな突入電流が流れる特性を有している。
大きな突入電流が流れると、ヒータを駆動するためのS
SRの劣化と、商用電源の一時的な電圧降下をきたし、
装置のみならず、その商用電源に接続されているその他
の装置にも影響を及ぼすことが懸念される。そこで、本
装置では、突入電流の大きいとされる、商用電源の十数
サイクルに相当する300mSの間、ハロゲンヒータの
プリヒートを実施すべく、SSRへの通電角を小さくす
る位相制御を実施している。
【0067】位相制御の方法に関しては、同図(b)の
ゼロクロス信号をもとに、システムコントローラ71内
のCPU71aが同図(d)のSSR駆動パルスを生成
している。SSR駆動パルスは、SSR内部のトライア
ックのゲートトリガ信号で、CPU71aは、 ヒータ
ON信号(c)が“H”になるタイミングの直後のゼロ
クロス信号(b)を検出すると、 SSRの通電角を小
さくすべく、通電時間を3mSになるようにその信号を
遅らせている。こうした操作を300mS実施した後、
プリヒートを終了させ、通常のゼロクロス通電に再設定
している。この際のヒータ通電電流位相を、同図(e)
に示す。
【0068】以上のように、各定着用ハロゲンヒータ3
9c、39dに対して各々独立に通電初期時に位相制御
を実施し、その突入電流を最小限に抑える構成をとって
いる。
【0069】次に、ハロゲンヒータを位相制御させた場
合、その通電角の大きさによって、SSRのスイッチン
グによるラジオノイズの発生が問題となる。一般に、通
電角の位相が90度付近で、その雑音端子電圧が最大と
なるものの、通電角が小さいところでも、ヒータの消費
電力が大きくなるに従って、雑音端子電圧も大きく発生
する。
【0070】また、複数のヒータを同時に駆動し、その
際の位相制御期間が重なった場合も、電力の大きいヒー
タを用いたときと同様に、雑音端子電圧も大きくなる。
【0071】通常は、ノイズフィルタ等を用いて雑音端
子電圧を抑える試みを行うが、その値が大きい場合に
は、定数の極めて大きいノイズフィルタを採用するが、
極端に大きいために実現性が無いことに加えて、完全に
落とすことは極めて困難である。
【0072】そこで、本装置は、上下2つのハロゲンヒ
ータの通電開始タイミングを重ならないように制御する
構成をとっている。以下、図8を用いてその構成を説明
する。
【0073】図8は、上下ヒートローラの温度TU、T
Lの温度変化と、それに伴う各ヒータの駆動信号を示し
ている。TUS、TLSは各ヒータのON/OFFを実
施するしきい値温度で、TUS、TLSより温度が高い
場合はOFF、逆に低い場合はONさせる構成になって
いる。ここで、上下ヒートローラの温度が、ともにTU
S、TLSを下回った場合は、通常では上下各ヒータは
同時にONされることになるが、その結果、各ヒータの
位相制御が重なり、上述した雑音端子電圧の問題が発生
する。
【0074】そこで、本装置では、上下各ヒータは同時
にONされる状況が発生するタイミングでは、下側のヒ
ータのヒータ駆動信号を、位相制御を実施している期間
より遅らせた、500mS後に駆動を開始するように制
御している。500mSの遅延時間は、ヒートローラ自
体の熱容容量と転写材の通過により奪われる熱量との関
係から導き出しており、温度制御によるヒートローラの
温度ハンチングが発生しない時間を用いている。
【0075】上記制御は、システムコントローラ71に
よって統括的コントロールされており、ヒータ制御のア
ルゴリズムを図9を用いて説明する。図9は、ヒートロ
ーラのヒータ制御のアルゴリズムを示しているが、本シ
ーケンスは、規則的に500mS間隔で実施されてい
る。
【0076】温度制御が開始されると(ステップS10
1)、上ヒータONステータスSUをリセットする(S
102)。その後、上下各々のヒートローラの温度を、
サーミスタ30e、39fにより測定する(S10
3)。
【0077】そこで、まず、上ヒートローラの温度TU
がしきい値温度TUSを超えているか否かを判定し(S
104)、上ヒートローラの温度TUがしきい値温度T
USを上回っている場合は、その時点で上ヒートローラ
がONしているか否かを判定し(S105)、ONして
いる場合には上ヒートローラをOFFする(S10
6)。
【0078】また、上ヒートローラの温度TUがしきい
値温度TUSを下回っている場合は、その時点で上ヒー
トローラがONしているか否かを判定し(S110)、
ONしていない場合には上ヒートローラをONし(S1
10)、上ヒータONステータスSUをセットする(S
112)。 続いて、下ヒートローラの温度TLがしき
い値温度TLSを超えているか否かを判定し(S10
7)、下ヒートローラの温度TLがしきい値温度TLS
を上回っている場合は、その時点で下ヒートローラがO
Nしているか否かを判定し(S108)、ONしている
場合には下ヒートローラをOFFする(S109)。
【0079】また、下ヒートローラの温度TLがしきい
値温度TLSを下回っている場合は、上ヒータONステ
ータスSUがセットされているか否かを判定し(S11
3)、セットされていない場合には、その時点で下ヒー
トローラがONしているか否かを判定し(S114)、
ONしていない場合には下ヒートローラをONする(S
115)。
【0080】上ヒータONステータスSUがセットされ
ている場合は、上下ヒータの同時ONを割けるために、
今回の本シーケンスでは何もせず終了する(S11
6)。
【0081】即ち、下ヒータは次の500mS後に実行
される本シーケンス上でONされることになる。
【0082】[他の実施例] 1)第1の実施例において、各ヒータの同時ONを防止
するために、上ヒータのON条件を優先しているが、下
ヒータのON条件を優先してヒータ制御を行っても、同
様の効果を得ることは可能である。
【0083】2)また、第1の実施例では、位相制御信
号をCPUによってデジタル的に作成しているが、ゼロ
クロス信号をもとにアナログ的に生成して行っても同様
の効果を得ることは可能である。
【0084】3)記録材に対する作像手段は第1の実施
例の転写方式電子写真プロセスの限られるものでは無
く、その他、転写方式または直接方式の静電記録プロセ
ス・磁気記録プロセス等任意である。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、加
熱加圧ローラにより記録材上の画像を加熱加圧して定着
させる加熱加圧定着器において、加熱加圧ローラ加熱用
ヒータへの突入電流の軽減と同時にラジオノイズの発生
を抑制することを可能とする電力制御を行い、最適な温
度調整を実施する定着器、および該定着器を具備した画
像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる画像形成装置の概略構成を示
す縦断面図である。
【図2】 図1に示す複写機の制御系の一例を示すブロ
ック図である。
【図3】 図1に示す複写機のプリンタ部制御系および
定着ユニットの一例を示すブロック図である。
【図4】 図3に示す定着ユニットのオイル塗布系の一
例を示すブロック図である。
【図5】 図1に示すシステムコントローラ内のゼロク
ロス検知回路の一例を示すブロック図である。
【図6】 図3に示す定着ユニットのヒータ制御部の一
例を示すブロック図である。
【図7】 ヒータに電力を供給するためのSSRの駆動
信号を説明するグラフである。
【図8】 ヒートローラの温度に対するヒータ駆動信号
の関係を示す図である。
【図9】 各ヒータの駆動をコントロールする手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1・・リーダ部、2・・プリンタ部、39・・定着器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱加圧ローラにより記録材上の画像を加
    熱加圧して定着させる加熱加圧定着器であり、 前記加熱加圧ローラを加熱するための少なくとも2つ以
    上の加熱ヒータと、 前記加熱加圧ローラの温度を検出する加熱加圧ローラ温
    度検出手段と、 前記加熱加圧ローラ温度検出手段によって検出された温
    度信号に基づいて、ローラ加熱ヒータ制御手段により加
    熱ヒータを駆動し、加熱加圧ローラの温度が規定温度に
    なるよう温度調整を行うローラ温度調整手段と、 前記ローラ加熱ヒータ制御手段において、前記少なくと
    も2つ以上の加熱ヒータを駆動する際に各々の加熱ヒー
    タに対してプリヒートを実施するために供給電源の位相
    制御を行う位相制御手段とを有し、前記ローラ温度調整
    手段による制御結果に基づいて、前記少なくとも2つ以
    上の加熱ヒータを、少なくとも2つ以上を同時に駆動開
    始せしめる状況が発生した場合は、前記位相制御手段に
    よる位相制御期間が各々重ならないように、前記各々の
    加熱ヒータの駆動タイミングを調整して加熱ヒータ制御
    を行うようにしたことを特徴とする定着器。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記加熱加圧ローラ
    は、記録材を挟み込む形で上下一対の構成であり、各加
    熱加圧ローラにはそれぞれ独立した加熱ヒータを具備す
    ることを特徴とする定着器。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記加熱加圧ローラに
    具備された加熱ヒータは、各々のローラが前記規定温度
    になるように、それぞれ独立に温度調整を行うことを特
    徴とする定着器。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれかにおいて、前記
    ローラ加熱ヒータ制御手段における位相制御手段は、商
    用電源のゼロクロスタイミングを基準として、一定期間
    中、加熱ヒータへの電力通電角を小さくすることで実施
    することを特徴とする定着器。
  5. 【請求項5】記録材に対する作像手段と、記録材上の画
    像を定着させる定着器を有する画像形成装置において、
    前記定着器が請求項1から4のいずれかに記載の定着器
    であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、記録材に対する作像手
    段が電子写真方式により感光体上に形成された潜像をト
    ナーにより現像し、感光体上のトナー像を転写材上に転
    写する作像機構であることを特徴とする画像形成装置。
JP2000380165A 2000-12-14 2000-12-14 定着器および画像形成装置 Pending JP2002182520A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000380165A JP2002182520A (ja) 2000-12-14 2000-12-14 定着器および画像形成装置
EP01129736A EP1215542A3 (en) 2000-12-14 2001-12-13 Image fixing device
US10/013,356 US6654572B2 (en) 2000-12-14 2001-12-13 Image fixing device with phase controlled heaters
CNB011448431A CN1196040C (zh) 2000-12-14 2001-12-14 图像定影设备
US10/643,930 US6990299B2 (en) 2000-12-14 2003-08-20 Image fixing device with phase controlled heaters
US11/121,136 US7088937B2 (en) 2000-12-14 2005-05-04 Image fixing device with phase controlled heaters

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000380165A JP2002182520A (ja) 2000-12-14 2000-12-14 定着器および画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002182520A true JP2002182520A (ja) 2002-06-26

Family

ID=18848402

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000380165A Pending JP2002182520A (ja) 2000-12-14 2000-12-14 定着器および画像形成装置

Country Status (4)

Country Link
US (3) US6654572B2 (ja)
EP (1) EP1215542A3 (ja)
JP (1) JP2002182520A (ja)
CN (1) CN1196040C (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008051868A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置
EP4123388A1 (en) 2021-07-21 2023-01-25 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US11914316B2 (en) 2021-07-21 2024-02-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for controlling heater of fixing unit powered by two power sources
US11914315B2 (en) 2021-07-21 2024-02-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that fixes toner image to recording medium using first and second heaters supplied with current during overlapping time periods

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002182520A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Canon Inc 定着器および画像形成装置
JP2004078146A (ja) * 2002-03-14 2004-03-11 Ricoh Co Ltd 画像形成装置およびヒータ制御方法
JP3649437B2 (ja) * 2002-06-20 2005-05-18 株式会社リコー 定着装置及び該定着装置を有する画像形成装置
JP2004126103A (ja) * 2002-10-01 2004-04-22 Canon Inc 定着装置及び画像形成装置
US7013097B2 (en) * 2002-11-29 2006-03-14 Canon Kabushiki Kaisha Fixing apparatus, and image forming apparatus
JP4078235B2 (ja) * 2003-03-26 2008-04-23 キヤノン株式会社 加熱装置
KR100607983B1 (ko) * 2004-06-09 2006-08-02 삼성전자주식회사 프린팅 장치, 정착장치 및 프린팅 장치에서의 정착온도제어방법
US7305311B2 (en) * 2005-04-22 2007-12-04 Advanced Energy Industries, Inc. Arc detection and handling in radio frequency power applications
US7639965B2 (en) * 2006-04-19 2009-12-29 Lexmark International, Inc. Architecture for an image-forming device
JP2008009310A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Toshiba Corp 定着装置、画像形成装置、定着温度制御方法
KR101309785B1 (ko) * 2006-07-28 2013-09-23 삼성전자주식회사 위상 제어 장치, 이를 구비한 정착기 제어 장치 및 위상제어 방법
JP5569063B2 (ja) * 2009-03-18 2014-08-13 株式会社リコー ヒータ制御装置、画像形成装置、ヒータ制御方法、プログラム
EP2299184A3 (en) * 2009-09-11 2016-11-30 Woongjin Coway Co., Ltd. Device for supplying warm water and method thereof
US10119727B2 (en) * 2015-05-06 2018-11-06 Infineon Technologies Ag Mechanical relay and solid-state relay for controlling heating elements
JP6707904B2 (ja) * 2016-02-29 2020-06-10 ブラザー工業株式会社 画像形成装置およびその制御方法
JP6962083B2 (ja) * 2017-09-06 2021-11-05 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 定着装置及び画像形成装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58134655A (ja) * 1982-02-05 1983-08-10 Ricoh Co Ltd 複写装置における露光ランプと定着ヒータの電力制御方法
JPS595627A (ja) * 1982-07-02 1984-01-12 Hitachi Ltd パタ−ン修正装置
JPS59205627A (ja) 1983-05-09 1984-11-21 Ricoh Co Ltd 負荷電力制御装置
JP2727319B2 (ja) * 1988-02-05 1998-03-11 富士写真フイルム株式会社 温度制御装置
JPH04192284A (ja) * 1990-11-26 1992-07-10 Minolta Camera Co Ltd 複数のヒータの点灯検出装置
JPH07271238A (ja) 1994-03-25 1995-10-20 Canon Inc 画像形成装置
JP3110643B2 (ja) * 1995-03-07 2000-11-20 シャープ株式会社 電子写真装置
JPH09133589A (ja) * 1995-11-10 1997-05-20 Minolta Co Ltd 回転体の温度検出装置
JPH09146422A (ja) * 1995-11-22 1997-06-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH09244466A (ja) * 1996-03-09 1997-09-19 Ricoh Co Ltd 定着ヒータ・露光光源制御装置
DE69707180T2 (de) * 1996-03-21 2002-05-02 Canon Kk Heizgerät für ein Bild
JPH10198248A (ja) * 1997-01-08 1998-07-31 Fujitsu Ltd 画像形成装置
JP3847951B2 (ja) * 1997-04-30 2006-11-22 キヤノン株式会社 加熱制御装置
JP3437410B2 (ja) * 1997-06-02 2003-08-18 シャープ株式会社 ヒータ制御装置
WO1999014639A1 (fr) * 1997-09-18 1999-03-25 Copyer Co., Ltd. Procede de regulation d'un dispositif de thermofixage, et dispositif de formation d'image
JP2000268939A (ja) * 1999-03-17 2000-09-29 Canon Inc ヒータ装置、及びこれを備えた熱定着装置
JP2002156867A (ja) * 2000-11-21 2002-05-31 Canon Inc 画像形成装置、ヒータ制御方法、及び記憶媒体
JP2002182520A (ja) * 2000-12-14 2002-06-26 Canon Inc 定着器および画像形成装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008051868A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Konica Minolta Business Technologies Inc 定着装置
EP4123388A1 (en) 2021-07-21 2023-01-25 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US11914316B2 (en) 2021-07-21 2024-02-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for controlling heater of fixing unit powered by two power sources
US11914315B2 (en) 2021-07-21 2024-02-27 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that fixes toner image to recording medium using first and second heaters supplied with current during overlapping time periods
US12019384B2 (en) 2021-07-21 2024-06-25 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that fixes toner image to recording medium using heater

Also Published As

Publication number Publication date
US20050201769A1 (en) 2005-09-15
EP1215542A3 (en) 2006-02-08
EP1215542A2 (en) 2002-06-19
US7088937B2 (en) 2006-08-08
US20020085852A1 (en) 2002-07-04
CN1362648A (zh) 2002-08-07
US6654572B2 (en) 2003-11-25
US6990299B2 (en) 2006-01-24
US20040086294A1 (en) 2004-05-06
CN1196040C (zh) 2005-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7088937B2 (en) Image fixing device with phase controlled heaters
US8019247B2 (en) Fusing device and image forming apparatus which turns on an edge heater
US8165482B2 (en) Image forming apparatus with failure detection and control method therefor
US20060159476A1 (en) Rotation control and heating control for a fixing rotatable member in rotational induction-heating type apparatus
US8036556B2 (en) Fixing device having an electric power control system to an induction heating coil for image forming apparatus
JP2004191710A (ja) 定着装置及びこれを備えた画像形成装置
US6519427B2 (en) Apparatus for controlling power supply to an image fixing device
US5742870A (en) Method for regulating temperature of a fixing unit in an electrophotographic system
US6408159B2 (en) Fixing apparatus capable of heating the releasing agent
JP3809366B2 (ja) 画像形成装置
JP2003295685A (ja) 画像形成装置
JP2003173107A (ja) 画像形成装置
JP2003149982A (ja) 画像形成装置及び制御システム
JP4922117B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
JP7281637B2 (ja) 定着装置、画像形成装置、および定着装置の制御方法
JP4110395B2 (ja) 画像形成装置
JPH04295873A (ja) 定着温度制御装置
JP3360521B2 (ja) 定着装置
JP2008040401A (ja) 画像形成装置
JP2002148996A (ja) 画像形成装置
JP2003308948A (ja) 加熱装置の電力制御装置、および画像形成装置
JP2001201972A (ja) 離型剤塗布装置、定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置
JPH10104991A (ja) 熱定着装置の電力制御装置
JP2001215834A (ja) 離型剤塗布装置、定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置
JPH10222004A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061031

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070116

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070307

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070424