JP2001201972A - 離型剤塗布装置、定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 - Google Patents

離型剤塗布装置、定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置

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JP2001201972A
JP2001201972A JP2000010399A JP2000010399A JP2001201972A JP 2001201972 A JP2001201972 A JP 2001201972A JP 2000010399 A JP2000010399 A JP 2000010399A JP 2000010399 A JP2000010399 A JP 2000010399A JP 2001201972 A JP2001201972 A JP 2001201972A
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JP
Japan
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release agent
temperature
heating element
heating
heater
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JP2000010399A
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English (en)
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Hiroichi Kodama
博一 児玉
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、装置の起動時における消費電力を
抑えつつ、離型剤の粘度を一定に保ち離型剤の定着体又
は加圧体に対する塗布量の安定化を図ることができる離
型剤塗布装置、定着装置及びこの定着装置を備える画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 オイルヒータサーミスタ203及びオイ
ルサーミスタ204の検知温度に基づきオイルヒータ2
01の温度を所定温度条件に維持しながらオイルパン2
05内のシリコンオイル209の温度が設定温度となる
ようオイルヒータ201の駆動を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、互いに圧接する定
着体及び加圧体の少なくとも一方の表面に離型剤を塗布
する離型剤塗布装置、定着装置及びこの定着装置を備え
る画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の複写機等の画像形
成装置にあっては、感光体ドラムの表面に担持されたト
ナー画像を該感光体ドラムから記録媒体たる転写材に転
写し、その後、定着装置によって加圧加熱処理を施して
上記トナー画像を上記転写材に定着させ画像形成するよ
うになっている。
【0003】上記定着装置は、サーミスタ等の温度セン
サによって表面の温度が検知されその温度に基づき所定
温度に温調された定着用のヒートローラ対により形成さ
れるニップ部に、トナー画像を担持する転写材を通紙す
ることにより定着処理を施すようになっている。又、上
記定着装置は、上記転写材の通紙時に上記トナー画像が
融解しヒートローラと上記転写材との間に接着作用が働
くことによる上記ヒートローラへの上記転写材の巻き付
きを防止すべく、ヒートローラの表面にシリコンオイル
等のオイルを塗布して、ヒートローラに対する転写材の
離型性の向上が図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の定着装置では、ヒートローラに塗布するシリコンオ
イルの粘度の温度依存性から、ヒートローラヘのシリコ
ンオイルの塗布量が、シリコンオイルの温度によってば
らつき、その結果、ヒートローラによって加熱加圧定着
された転写材上の画像のオイルのり量が定まらず、出力
画像の光沢性が均一になり難いという問題点があった。
【0005】上記問題点を解決するため、シリコンオイ
ルを加熱することによりオイルの粘度を一定に保ち塗布
量を安定化する試みがされているが、シリコンオイルを
加熱する手段の1つとして、ヒータにより外部から間接
的にシリコンオイルを加熱する方法を採用し、ヒータ部
の温度を測定してオイル温度調整を行った場合、周囲環
境によってオイル温度が大きく変動しやすい。
【0006】又、オイルの温度でオイル温度調整を行っ
た場合には、ヒータやシリコンオイル、そしてヒータか
らオイルヘ熱を伝達するための部材等を含めた系全体で
熱容量が大きいために、ヒータの消費電力増加や、ヒー
タを構成する絶縁物等の温度特性によりヒータの寿命が
著しく劣化するという問題点があった。
【0007】そこで、本発明は、装置の起動時における
消費電力を抑えつつ、離型剤の粘度を一定に保ち離型剤
の定着体又は加圧体に対する塗布量の安定化を図ること
ができる離型剤塗布装置、定着装置及びこの定着装置を
備える画像形成装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、離型剤を収容する離型剤容器と、互いに圧接回転
する定着体及び加圧体の少なくとも一方の表面に該離型
剤容器内からの離型剤を供給する離型剤供給手段とを備
え、上記定着体及び上記加圧体の少なくとも一方の表面
に離型剤を塗布する離型剤塗布装置において、離型剤容
器内の離型剤を加熱する離型剤加熱体と、離型剤容器内
の離型剤の温度を検知する離型剤温度検知手段と、離型
剤加熱体の温度を検知する加熱体温度検知手段と、離型
剤温度検知手段及び加熱体温度検知手段の検知温度に基
づき離型剤加熱体の温度を所定温度条件に維持しながら
離型剤容器内の離型剤の温度が設定温度となるよう離型
剤加熱体の駆動を制御する離型剤温度制御手段とを備え
るという第一の発明によって達成される。
【0009】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、離型剤温度制御手段は、離型剤温度検知
手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以下である
場合、加熱体温度検知手段による検知加熱体温度に基づ
き離型剤加熱体の駆動を制御可能であるという第二の発
明によっても達成される。
【0010】更に、本出願によれば、上記目的は、第二
の発明において、離型剤温度制御手段は、加熱体温度検
知手段による検知加熱体温度が設定加熱体温度になるよ
う離型剤加熱体の駆動を制御可能であるという第三の発
明によっても達成される。
【0011】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、離型剤温度制
御手段は、離型剤温度検知手段による検知離型剤温度が
設定離型剤温度以上である場合、離型剤加熱体の駆動を
中断可能であるという第四の発明によっても達成され
る。
【0012】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第四の発明のいずれかにおいて、離型剤加熱
体は、該離型剤加熱体を支持するための支持部材によっ
て装置本体に支持され、該支持部材によって該発熱体か
らの熱を離型剤容器内の離型材に伝達して該離型剤を間
接的に加熱するよう構成されているという第五の発明に
よっても達成される。
【0013】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第五の発明のいずれかにおいて、離型剤加熱体
は、発熱する面状の発熱体と、該発熱体を挟み込むよう
配設される絶縁体とを有する面状の発熱ヒータであると
いう第六の発明によっても達成される。
【0014】更に、本出願によれば、上記目的は、互い
に圧接回転する定着体及び加圧体と、第一の発明乃至第
七の発明のいずれかの離型剤塗布装置とを備えるという
第七の発明によっても達成される。
【0015】又、本出願によれば、上記目的は、第七の
発明において、離型剤温度制御手段は、離型剤温度検知
手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以下である
場合、加熱体温度検知手段による検知加熱体温度に基づ
き離型剤加熱体の駆動を制御可能であるという第八の発
明によっても達成される。
【0016】更に、本出願によれば、上記目的は、第八
の発明において、離型剤温度制御手段は、加熱体温度検
知手段による検知加熱体温度が設定加熱体温度になるよ
う離型剤加熱体の駆動を制御可能であるという第九の発
明によっても達成される。
【0017】又、本出願によれば、上記目的は、第七の
発明乃至第九の発明のいずれかにおいて、離型剤温度制
御手段は、離型剤温度検知手段による検知離型剤温度が
設定離型剤温度以上である場合、離型剤加熱体の駆動を
中断可能であるという第十の発明によっても達成され
る。
【0018】更に、本出願によれば、上記目的は、第七
の発明乃至第十の発明のいずれかにおいて、離型剤加熱
体は、該離型剤加熱体を支持するための支持部材によっ
て装置本体に支持され、該支持部材によって該発熱体か
らの熱を離型剤容器内の離型材に伝達して該離型剤を間
接的に加熱するよう構成されているという第十一の発明
によっても達成される。
【0019】又、本出願によれば、上記目的は、第七の
発明乃至第十一の発明のいずれかにおいて、離型剤加熱
体は、発熱する面状の発熱体と、該発熱体を挟み込むよ
う配設される絶縁体とを有する面状の発熱ヒータである
という第十二の発明によっても達成される。
【0020】更に、本出願によれば、上記目的は、一連
の画像形成プロセスによって形成された画像を記録する
画像形成装置であって、第七の発明乃至第十二の発明の
いずれかの定着装置を備えるという第十三の発明によっ
ても達成される。
【0021】又、本出願によれば、上記目的は、第十三
の発明において、離型剤温度制御手段は、離型剤温度検
知手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以下であ
る場合、加熱体温度検知手段による検知加熱体温度に基
づき離型剤加熱体の駆動を制御可能であるという第十四
の発明によっても達成される。
【0022】更に、本出願によれば、上記目的は、第十
四の発明において、離型剤温度制御手段は、加熱体温度
検知手段による検知加熱体温度が設定加熱体温度になる
よう離型剤加熱体の駆動を制御可能であるという第十五
の発明によっても達成される。
【0023】又、本出願によれば、上記目的は、第十三
の発明乃至第十五の発明のいずれかにおいて、離型剤温
度制御手段は、離型剤温度検知手段による検知離型剤温
度が設定離型剤温度以上である場合、離型剤加熱体の駆
動を中断可能であるという第十六の発明によっても達成
される。
【0024】更に、本出願によれば、上記目的は、第十
三の発明乃至第十六の発明のいずれかにおいて、離型剤
加熱体は、該離型剤加熱体を支持するための支持部材に
よって装置本体に支持され、該支持部材によって該発熱
体からの熱を離型剤容器内の離型材に伝達して該離型剤
を間接的に加熱するよう構成されているという第十七の
発明によっても達成される。
【0025】又、本出願によれば、上記目的は、第十三
の発明乃至第十七の発明のいずれかにおいて、離型剤加
熱体は、発熱する面状の発熱体と、該発熱体を挟み込む
よう配設される絶縁体とを有する面状の発熱ヒータであ
るという第十八の発明によっても達成される。
【0026】即ち、本出願にかかる第一の発明にあって
は、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき離型剤加熱体の温
度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤
の温度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御
する。
【0027】又、本出願にかかる第二の発明にあって
は、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき、離型剤温度検知
手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以下である
場合、加熱体温度検知手段による検知加熱体温度に基づ
き離型剤加熱体の駆動を制御し、離型剤加熱体の温度を
所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤の温
度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御す
る。
【0028】更に、本出願にかかる第三の発明にあって
は、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき、離型剤温度検知
手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以下である
場合、加熱体温度検知手段による検知加熱体温度が設定
加熱体温度になるよう離型剤加熱体の駆動を制御し、離
型剤加熱体の温度を所定温度条件に維持しながら離型剤
容器内の離型剤の温度が設定温度となるよう離型剤加熱
体の駆動を制御する。
【0029】又、本出願にかかる第四の発明にあって
は、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき、離型剤温度検知
手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以上である
場合、離型剤加熱体の駆動を中断し、離型剤加熱体の温
度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤
の温度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御
する。
【0030】更に、本出願にかかる第五の発明にあって
は、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき離型剤加熱体の温
度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤
の温度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御
して、該離型剤加熱体が支持部材によって発熱体からの
熱を離型剤容器内の離型材に伝達して該離型剤を間接的
に加熱する。
【0031】又、本出願にかかる第六の発明にあって
は、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき面状の発熱ヒータ
の温度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離
型剤の温度が設定温度となるよう発熱ヒータの駆動を制
御する。
【0032】更に、本出願にかかる第七の発明にあって
は、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき離型剤加熱体の温
度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤
の温度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御
する。
【0033】又、本出願にかかる第八の発明にあって
は、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき、離型剤温度検知
手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以下である
場合、加熱体温度検知手段による検知加熱体温度に基づ
き離型剤加熱体の駆動を制御し、離型剤加熱体の温度を
所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤の温
度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御す
る。
【0034】更に、本出願にかかる第九の発明にあって
は、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき、離型剤温度検知
手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以下である
場合、加熱体温度検知手段による検知加熱体温度が設定
加熱体温度になるよう離型剤加熱体の駆動を制御し、離
型剤加熱体の温度を所定温度条件に維持しながら離型剤
容器内の離型剤の温度が設定温度となるよう離型剤加熱
体の駆動を制御する。
【0035】又、本出願にかかる第十の発明にあって
は、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき、離型剤温度検知
手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以上である
場合、離型剤加熱体の駆動を中断し、離型剤加熱体の温
度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤
の温度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御
する。
【0036】更に、本出願にかかる第十一の発明にあっ
ては、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び
加熱体温度検知手段の検知温度に基づき離型剤加熱体の
温度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型
剤の温度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制
御して、該離型剤加熱体が支持部材によって発熱体から
の熱を離型剤容器内の離型材に伝達して該離型剤を間接
的に加熱する。
【0037】又、本出願にかかる第十二の発明にあって
は、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき面状の発熱ヒータ
の温度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離
型剤の温度が設定温度となるよう発熱ヒータの駆動を制
御する。
【0038】更に、本出願にかかる第十三の発明にあっ
ては、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び
加熱体温度検知手段の検知温度に基づき離型剤加熱体の
温度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型
剤の温度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制
御する。
【0039】又、本出願にかかる第十四の発明にあって
は、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき、離型剤温度検知
手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以下である
場合、加熱体温度検知手段による検知加熱体温度に基づ
き離型剤加熱体の駆動を制御し、離型剤加熱体の温度を
所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤の温
度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御す
る。
【0040】更に、本出願にかかる第十五の発明にあっ
ては、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び
加熱体温度検知手段の検知温度に基づき、離型剤温度検
知手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以下であ
る場合、加熱体温度検知手段による検知加熱体温度が設
定加熱体温度になるよう離型剤加熱体の駆動を制御し、
離型剤加熱体の温度を所定温度条件に維持しながら離型
剤容器内の離型剤の温度が設定温度となるよう離型剤加
熱体の駆動を制御する。
【0041】又、本出願にかかる第十六の発明にあって
は、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき、離型剤温度検知
手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以上である
場合、離型剤加熱体の駆動を中断し、離型剤加熱体の温
度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤
の温度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御
する。
【0042】更に、本出願にかかる第十七の発明にあっ
ては、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び
加熱体温度検知手段の検知温度に基づき離型剤加熱体の
温度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型
剤の温度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制
御して、該離型剤加熱体が支持部材によって発熱体から
の熱を離型剤容器内の離型材に伝達して該離型剤を間接
的に加熱する。
【0043】又、本出願にかかる第十八の発明にあって
は、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき面状の発熱ヒータ
の温度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離
型剤の温度が設定温度となるよう発熱ヒータの駆動を制
御する。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき本発明の
実施形態について説明する。
【0045】図1は、本発明にかかる画像形成装置の一
例としてデジタル画像形成装置の概略構成を示す模式的
断面図である。
【0046】先ず、かかる画像形成装置の構成及び動作
について図1に基づき説明する。
【0047】かかる画像形成装置は、図1に示すよう
に、装置本体上部にリーダ部1と、下部にプリンタ部2
とを備えている。
【0048】リーダ部1は、原稿が積載される原稿台ガ
ラス101、積載された原稿を上方から押圧する原稿圧
板102、原稿の画像面を照射する光源103、光源1
03を積載し原稿を走査するミラー台133、画像面か
らの反射光を導く複数のミラー104とレンズ105、
原稿からの反射光をCCD301により光電変換を行
い、得られた電気信号に対して種々の画像処理を行う光
電変換/画像処理部106等から構成されている。又、
光電変換/画像処理部106は、光電変換された電気信
号に対してA/D変換、シェーディング補正、マスキン
グ補正、変倍、mG変換等を行う画像処理機能を有して
いる。
【0049】上述の構成のリーダ部1の動作は次の通り
である。
【0050】リーダ部1にあっては、先ず、画像面が下
方を向くようにして原稿が原稿台ガラス101上に載置
された後、その上から原稿圧板102で押さられる。ミ
ラー台133は、光源103で光を照らしながら移動し
て、原稿の画像面を走査する。画像面からの反射光像
は、複数のミラー104及びレンズ105を介して、光
電変換/画像処理部106のCCD301上に結像さ
れ、ここで電気信号に光電変換される。電気信号となっ
た画像信号は種々の画像処理が施された後、次のプリン
タ部2に送出される。
【0051】プリンタ部2は、主要構成部材として、図
1に示すように、感光ドラム112を含む画像形成部
と、リーダ部1より送出されてきた画像信号をレーザを
駆動するための信号に変換するレーザ制御部304と、
レーザ素子108と、感光ドラム112表面をレーザ光
によって走査するポリゴンスキャナ109と、定着装置
たる定着ユニット120とを備えている。
【0052】又、上記画像形成部は、矢印方向に回転自
在に支持された感光ドラム112と、その周辺にその回
転方向に沿ってほぼ順に配設された、感光ドラム112
表面を一様に帯電する一次帯電器113と、感光ドラム
112上の静電潜像を現像する現像器110と、感光ド
ラム112上のトナー像を転写材に転写する転写帯電器
119と、感光ドラム112の転写残トナーを除去する
クリーナ116、クリーナーブレード117と、感光ド
ラム112表面の除電を行う補助帯電器115と、感光
ドラム表面の残留電荷を除去する前露光ランプ114と
を備えている。
【0053】更に、現像器110には現像ローラ111
が配設され、現像ローラ111が感光ドラム112と反
対方向に回転することにより、感光ドラム112上にト
ナー像を現像する構成を採っている。
【0054】こうしてトナー像が転写された転写材は、
定着前ベルト118によって定着装置たる定着ユニット
120に搬送され、ここで、互いに圧接回転する定着体
及び加圧体たる定着ローラ121,122に挟持搬送搬
送されて、加熱加圧を受けて表面のトナー像が定着され
る。最終的に、定着後の転写材は定着後に搬送ローラ1
23によって、装置本体外部にある排紙トレー126に
排出されることになる。
【0055】転写材の給紙を行う給搬送部は、転写材の
搬送路を有し、その転写材の搬送方向についての最上流
側に、給紙カセット127,128、給紙ローラ12
9,130、搬送ローラ131,132等を有する用紙
送り装置を備えている。
【0056】この用紙送り装置のほかに、マルチ用紙送
り装置125が設けられている。このマルチ用紙送り装
置125からは、その紙送りパスがストレートであるこ
とから、画像形成部に対して、材質、大きさ等の性状の
異なる種々の転写材を供給することができる。
【0057】次に、本実施形態にかかる画像形成装置の
制御系について図2に基づき説明する。
【0058】本実施形態にかかる画像形成装置は、全
て、CPU306によって統括的にコントロールされ
る。CPU306は、主に本装置内の各負荷の駆動、セ
ンサ類の情報収集解析及び上述した画像処理部107、
レーザ制御部304に加えて、操作部305、即ちユー
ザインターフェースとのデータの交換の役割を担ってい
る。又、CPU306には、上述した画像形成シーケン
スに係わる様々なシーケンスを実行するためのプログラ
ムが格納されたROM(図示せず)や、一時的又は恒久
的に保存することが必要な書き換え可能なデータを格納
するためのRAMが接続されている。上記RAMには、
例えば後述する高圧制御部312への高圧設定値、後述
する各種データ、操作部305からの画像形成指令情報
等が保存されることになる。
【0059】先ず、CPU306の第1の役割であるシ
ェーディング補正部303、画像処理部107、レーザ
制御部304、操作部305とのデータ交換について説
明する。
【0060】CCD301によって光電変換された原稿
の画像は、次のA/D変換部302でデジタル画像デー
タに変換され、シェーディング補正部303に入力され
る。シェーディング補正部303では、CPU306に
よって制御され、入力された画像データに対して黒レベ
ルのオフセット調整と光源103の特性をも含めた白レ
ベルのシェーディング補正が行われる。シェーディング
補正後の画像データは画像処理部107に入力され、マ
スキング補正、変倍、リピート、合成、各種の装飾処理
(網掛け、網のせ、網敷き、影付け等)が行われる。
【0061】CPU306は、これらの画像処理に必要
な各部の仕様設定値データを送出することに加えて、各
部からの信号、例えば原稿画像濃度信号等を受信して、
後述する高圧制御部312やレーザ制御部304を制御
して最適な画像形成を行うための設定を行う。
【0062】レーザ制御部304は、画像形成するため
の画像サイズの規定と、画像処理されたデジタルのビデ
オデータに基づいて、最適にレーザをコントロールす
る、即ち本装置ではレーザ発光をPWM処理するために
必要な設定を行っている。
【0063】操作部305は、ユーザにより設定された
複写倍率、濃度設定値等の情報を得ることに加えて、画
像形成装置の状態、例えば画像形成枚数や画像形成中か
否かの情報、ジャムの発生やその箇所等をユーザに示す
ためのデータを送出している。
【0064】次に、第2の役割である装置内の各負荷の
駆動、センサ類の情報収集解析について説明する。
【0065】本実施形態にかかる画像形成装置は、装置
内部の各所にモータ316、クラッチ/ソレノイド等の
DC負荷317及び、フォトインタラブタやマイクロス
イッチ等の各種センサ315が配置されている。つま
り、モータ316の駆動や各DC負荷317を適宜駆動
させることで、転写材の搬送や各ユニットの駆動を行っ
ており、その動作を監視しているものが各種センサ31
5である。そこでCPU306は、各種センサ315か
らの信号をもとに、モータ制御部310により各モータ
316をコントロールさせると同時に、DC負荷制御部
311により、クラッチ/ソレノイド等のDC負荷31
7を動作させて画像形成動作を円滑に進めている。又、
高圧制御部312に各種高圧制御信号を送出すること
で、高圧ユニット318を構成する各種帯電器である一
次帯電器113、補助帯電器115、転写帯電器11
9、現像ローラ111に適切な高圧を印加させている。
【0066】更に、CPU306は、第3の役割として
定着ユニット120内部のサーミスタの出力信号を入力
して定着ヒータ320,321及び離型剤加熱体たるオ
イルヒータ201の駆動制御を行う。
【0067】上述した定着ユニット120内の定着ロー
ラ121,122には、それぞれローラを加熱するため
の定着ヒータ320,321が内蔵されており、定着ロ
ーラ121,122に塗布するための離型剤たるオイル
を加熱するオイルヒータ201を備えている。
【0068】各ヒータ(定着ヒータ320,321、オ
イルヒータ201)はそれぞれ定着ヒータ制御部31
3、離型剤温度制御手段たるオイルヒータ制御部319
によってON/OFF制御されている。
【0069】定着ヒータ制御部313とオイルヒータ制
御部319には、各ヒータに一次電力を供給するための
一次電源324が接続され、定着ヒータ制御部313及
びオイルヒータ制御部319内部のトライアック606
によって給電のON/OFFが行われる。
【0070】又、上下の定着ローラ121,122には
ローラ表面温度を測定するための定着ヒータサーミスタ
322,323が設けられ、オイルヒータ201には表
面温度を測定するための加熱体温度検知手段たるオイル
ヒータサーミスタ203が設けられ、更に、定着ユニッ
ト120内には離型剤たるシリコンオイル209の温度
を測定するための離型剤温度検知手段たるオイルサーミ
スタ204が設けられ、この温度データをもとにCPU
306は、上述の定着ヒータ制御部313及びオイルヒ
ータ制御部319を制御する。
【0071】次に、定着ユニット120について図3に
基づき詳細に説明する。
【0072】定着ユニット120は、定着ローラ12
1,122内部に定着ローラ121,122を加熱する
ための定着ヒータ320,321が具備されており、定
着ヒータ320,321には一般的にハロゲンヒータが
用いられている。
【0073】定着ヒータ320,321のON/OFF
制御は、上述したようにCPU306により定着ヒータ
制御部313を介して行われる。
【0074】又、定着ヒータ320,321のON/O
FFは、各ローラに接する形で取り付けられた温度モニ
タ用の定着ヒータサーミスタ322,323によって測
定された温度に基づいて、規定温度となるように制御さ
れる。
【0075】更に、定着ユニット120には、上側の定
着ローラ121と転写材との離型性向上を目的としたシ
リコンオイル塗布を実施する離型剤塗布装置たるオイル
塗布ユニット124が備えられている。
【0076】オイル塗布ユニット124は、シリコンオ
イル209(以下、オイルと略する)とを貯めておくた
めの離型剤容器たるオイルパン205と、オイルの粘度
を一定に保つためのオイル温度調整用のオイルヒータ2
01と、オイルヒータ201の取り付けを兼ねオイルヒ
ータ201の熱を間接的にシリコンオイル209に伝え
るための支持部材たるヒータ板金202と、オイルヒー
タ201の温度を測定するためのオイルヒータサーミス
タ203と、オイルパン205内部のオイルの温度を測
定するためのオイルサーミスタ204と、適量のオイル
を上側の定着ローラ121に塗布するための離型剤供給
手段たるオイル塗布ローラ206,207,208とを
備えている。
【0077】オイルヒータ201は、CPU306によ
りオイルヒータ制御部319を介してON/OFF制御
が行われる。
【0078】図6は、本発明のオイルヒータ制御部31
9の一実施形態を示す回路図である。
【0079】オイルヒータ制御部319には、オイルヒ
ータサーミスタ203及びオイルサーミスタ204の出
力信号がそれぞれ増幅回路601、602に入力され、
A/D変換部603、604によってオイルヒータ20
1及びシリコンオイル209の温度変化に応じた各サー
ミスタの抵抗値変化を電圧値に変換した後、デジタル値
としてそれぞれCPU306に入力される。CPU30
6は、この温度データをもとにオイル制御信号610を
出力して後述するオイルヒータ201のON/OFF制
御を行う。
【0080】又、オイルヒータ制御部319にはオイル
ヒータ201に一次電力を供給するための一次電源32
4が接続されCPU306からのオイル制御信号610
によってトライアック606が駆動され一次電力供給の
ON/OFFが行われる。
【0081】更に、トライアック606内部には異常検
出回路がありトライアックがショートした場合に異常検
出信号611をEX−OR回路608に出力するように
なっている。
【0082】EX−OR回路608は、オイル制御信号
610がOFF(論理はL)しているにもかかわらず、
異常検出信号611が入力されると(論理はH)、出力
がLになりCPU306へ異常信号609を出力すると
同時に、トランジスタ607をオフして、リレー605
によってオイルヒータ201への一次電力の給電が強制
的にオフされるようになっている。
【0083】更に、オイルヒータ制御部319は、オイ
ルヒータサーミスタ203及びオイルサーミスタ204
からの信号から、サーミスタが脱落した場合や、サーミ
スタの断線等の各サーミスタの異常出力を検知する異常
検出を行い、CPU306へ異常信号を出力すると同時
に、オイルヒータ201への給電を強制的に遮断する構
成になっている。
【0084】次に、本実施形態にかかる画像形成装置に
おけるオイルヒータ制御部319の動作について、図4
及び図5に基づき説明する。
【0085】図4は、本実施形態にかかるオイルヒータ
制御部319のオイル温調動作を示すグラフである。
尚、図4(a),(b)の上段のグラフ波形Aは、オイ
ルヒータサーミスタ203で測定されるオイルヒータ2
01部の温度を示し、波形Bは、オイルサーミスタ20
4で測定されるオイルの温度を示している。又、図4
(a),(b)の下段のグラフCは、オイルヒータ制御
部319によるオイルヒータ201へのオイル制御信号
610を示している。
【0086】オイルヒータ制御部319にあっては、初
めにオイルヒータ制御部319によりオイルヒータ20
1の駆動が行われると、図4(a)に示すようにオイル
ヒータ温度(波形A)の昇温の傾きと比べてオイル温度
(波形B)は緩やかに上昇する。これは、ヒータやシリ
コンオイル、ヒータ板金202等を含めた系全体での熱
容量が大きいためである。
【0087】オイル温度Bがあらかじめ設定されたオイ
ル温度(以下、オイル設定温度という)Tos以下の場
合には、オイルヒータサーミスタ203の温度信号に基
づく温度制御が行われ、図4(a)の時間tl〜t7で
示すようなオイルヒータ201のON/OFF制御が行
われ、オイルヒータ温度Aがあらかじめ設定されたヒー
タ温度(以下、ヒータ設定温度という)Thsとなるよ
うに温度制御される。
【0088】そして、オイル温度が次第に上昇し、図4
(b)の時間t9で示すように、オイル温度Bがオイル
設定温度Tosを越えた場合には、オイルヒータ201
の駆動がオフされ、オイルヒータ温度Aがヒータ設定温
度Ths以下になっても(時間t10)、オイルヒータ
201の駆動がオフされる。そして、再びオイル温度B
がオイル設定温度Tos以下になった場合には、オイル
ヒータ温度Aがヒータ設定温度Thsになるようオイル
ヒータ201のON/OFF制御が行われる(時間tl
l〜t14)。
【0089】図5は、本発明のオイルヒータ制御部31
9のオイル温調シーケンスを示すフローチャートであ
る。
【0090】オイルヒータ制御部319にあっては、オ
イル温調の制御が開始されると、先ず始めにオイルサー
ミスタ204によりオイル温度Toが測定される(S5
01)。
【0091】オイル温度Toがあらかじめ決められたオ
イル設定温度Tosを越えている場合にはオイルヒータ
の駆動をオフ(S506)し、オイル温度Toがオイル
設定温度Tos以下の場合には、オイルヒータサーミス
タ203の温度信号に基づいてオイルヒータを駆動して
温調制御を行うために、オイルヒータ温度Thを測定す
る(S503)。
【0092】そして、オイルヒータ温度Thがあらかじ
め決められたヒータ設定温度Ths以下の場合にはオイ
ルヒータ201の駆動を行い(S505)、又、オイル
ヒータ温度Thがヒータ設定温度Thsを越えている場
合にはオイルヒータ201の駆動をオフする(S50
6)。
【0093】上述の温調シーケンスを繰り返すことによ
り、オイル温度Toがオイル設定温度Tos以下の場合
には、オイルヒータサーミスタ203の温度信号に基づ
く温調制御が行われ、オイル温度Toがオイル設定温度
Tosを越えた場合にはオイルヒータがオフ(S50
6)され、オイル温度Toがオイル設定温度Tosとな
るように温度制御される。
【0094】よって、本実施形態によれば、
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、離型剤温度制御手段が、離型剤温度
検知手段及び加熱体温度検知手段の検知温度に基づき離
型剤加熱体の温度を所定温度条件に維持しながら離型剤
容器内の離型剤の温度が設定温度となるよう離型剤加熱
体の駆動を制御するようになっているので、装置の起動
時における消費電力を抑えつつ、離型剤の粘度を一定に
保ち離型剤の定着体又は加圧体に対する塗布量の安定化
を図ることができる。
【0096】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加熱体
温度検知手段の検知温度に基づき、離型剤温度検知手段
による検知離型剤温度が設定離型剤温度以下である場
合、加熱体温度検知手段による検知加熱体温度に基づき
離型剤加熱体の駆動を制御し、離型剤加熱体の温度を所
定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤の温度
が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御するよ
うになっているので、装置の起動時における消費電力を
抑えつつ、離型剤の粘度を一定に保ち離型剤の定着体又
は加圧体に対する塗布量の安定化を図ることができる。
【0097】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき、離型剤温度検知
手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以下である
場合、加熱体温度検知手段による検知加熱体温度が設定
加熱体温度になるよう離型剤加熱体の駆動を制御し、離
型剤加熱体の温度を所定温度条件に維持しながら離型剤
容器内の離型剤の温度が設定温度となるよう離型剤加熱
体の駆動を制御するようになっているので、装置の起動
時における消費電力を抑えつつ、離型剤の粘度を一定に
保ち離型剤の定着体又は加圧体に対する塗布量の安定化
を図ることができる。
【0098】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加熱体
温度検知手段の検知温度に基づき、離型剤温度検知手段
による検知離型剤温度が設定離型剤温度以上である場
合、離型剤加熱体の駆動を中断し、離型剤加熱体の温度
を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤の
温度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御す
るようになっているので、装置の起動時における消費電
力を抑えつつ、離型剤の粘度を一定に保ち離型剤の定着
体又は加圧体に対する塗布量の安定化を図ることができ
る。
【0099】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき離型剤加熱体の温
度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤
の温度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御
して、該離型剤加熱体が支持部材によって発熱体からの
熱を離型剤容器内の離型材に伝達して該離型剤を間接的
に加熱するようになっているので、装置の起動時におけ
る消費電力を抑えつつ、離型剤の粘度を一定に保ち離型
剤の定着体又は加圧体に対する塗布量の安定化を図るこ
とができる。
【0100】又、本出願にかかる第六の発明によれば、
離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加熱体
温度検知手段の検知温度に基づき面状の発熱ヒータの温
度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤
の温度が設定温度となるよう発熱ヒータの駆動を制御す
るようになっているので、装置の起動時における消費電
力を抑えつつ、離型剤の粘度を一定に保ち離型剤の定着
体又は加圧体に対する塗布量の安定化を図ることができ
る。
【0101】更に、本出願にかかる第七の発明によれ
ば、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき離型剤加熱体の温
度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤
の温度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御
するようになっているので、装置の起動時における消費
電力を抑えつつ、離型剤の粘度を一定に保ち離型剤の定
着体又は加圧体に対する塗布量の安定化を図ることがで
き、均一な光沢性の画像を常に安定して出力できる。
【0102】又、本出願にかかる第八の発明によれば、
離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加熱体
温度検知手段の検知温度に基づき、離型剤温度検知手段
による検知離型剤温度が設定離型剤温度以下である場
合、加熱体温度検知手段による検知加熱体温度に基づき
離型剤加熱体の駆動を制御し、離型剤加熱体の温度を所
定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤の温度
が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御するよ
うになっているので、装置の起動時における消費電力を
抑えつつ、離型剤の粘度を一定に保ち離型剤の定着体又
は加圧体に対する塗布量の安定化を図ることができ、均
一な光沢性の画像を常に安定して出力できる。
【0103】更に、本出願にかかる第九の発明によれ
ば、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき、離型剤温度検知
手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以下である
場合、加熱体温度検知手段による検知加熱体温度が設定
加熱体温度になるよう離型剤加熱体の駆動を制御し、離
型剤加熱体の温度を所定温度条件に維持しながら離型剤
容器内の離型剤の温度が設定温度となるよう離型剤加熱
体の駆動を制御するようになっているので、装置の起動
時における消費電力を抑えつつ、離型剤の粘度を一定に
保ち離型剤の定着体又は加圧体に対する塗布量の安定化
を図ることができ、均一な光沢性の画像を常に安定して
出力できる。
【0104】又、本出願にかかる第十の発明によれば、
離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加熱体
温度検知手段の検知温度に基づき、離型剤温度検知手段
による検知離型剤温度が設定離型剤温度以上である場
合、離型剤加熱体の駆動を中断し、離型剤加熱体の温度
を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤の
温度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御す
るようになっているので、装置の起動時における消費電
力を抑えつつ、離型剤の粘度を一定に保ち離型剤の定着
体又は加圧体に対する塗布量の安定化を図ることがで
き、均一な光沢性の画像を常に安定して出力できる。
【0105】更に、本出願にかかる第十一の発明によれ
ば、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき離型剤加熱体の温
度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤
の温度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御
して、該離型剤加熱体が支持部材によって発熱体からの
熱を離型剤容器内の離型材に伝達して該離型剤を間接的
に加熱するようになっているので、装置の起動時におけ
る消費電力を抑えつつ、離型剤の粘度を一定に保ち離型
剤の定着体又は加圧体に対する塗布量の安定化を図るこ
とができ、均一な光沢性の画像を常に安定して出力でき
る。
【0106】又、本出願にかかる第十二の発明によれ
ば、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき面状の発熱ヒータ
の温度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離
型剤の温度が設定温度となるよう発熱ヒータの駆動を制
御するようになっているので、装置の起動時における消
費電力を抑えつつ、離型剤の粘度を一定に保ち離型剤の
定着体又は加圧体に対する塗布量の安定化を図ることが
でき、均一な光沢性の画像を常に安定して出力できる。
【0107】更に、本出願にかかる第十三の発明によれ
ば、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき離型剤加熱体の温
度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤
の温度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御
するようになっているので、装置の起動時における消費
電力を抑えつつ、離型剤の粘度を一定に保ち離型剤の定
着体又は加圧体に対する塗布量の安定化を図ることがで
き、均一な光沢性の画像を常に安定して出力できる。
【0108】又、本出願にかかる第十四の発明によれ
ば、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき、離型剤温度検知
手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以下である
場合、加熱体温度検知手段による検知加熱体温度に基づ
き離型剤加熱体の駆動を制御し、離型剤加熱体の温度を
所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤の温
度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御する
ようになっているので、装置の起動時における消費電力
を抑えつつ、離型剤の粘度を一定に保ち離型剤の定着体
又は加圧体に対する塗布量の安定化を図ることができ、
均一な光沢性の画像を常に安定して出力できる。
【0109】更に、本出願にかかる第十五の発明によれ
ば、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき、離型剤温度検知
手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以下である
場合、加熱体温度検知手段による検知加熱体温度が設定
加熱体温度になるよう離型剤加熱体の駆動を制御し、離
型剤加熱体の温度を所定温度条件に維持しながら離型剤
容器内の離型剤の温度が設定温度となるよう離型剤加熱
体の駆動を制御するようになっているので、装置の起動
時における消費電力を抑えつつ、離型剤の粘度を一定に
保ち離型剤の定着体又は加圧体に対する塗布量の安定化
を図ることができ、均一な光沢性の画像を常に安定して
出力できる。
【0110】又、本出願にかかる第十六の発明によれ
ば、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき、離型剤温度検知
手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以上である
場合、離型剤加熱体の駆動を中断し、離型剤加熱体の温
度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤
の温度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御
するようになっているので、装置の起動時における消費
電力を抑えつつ、離型剤の粘度を一定に保ち離型剤の定
着体又は加圧体に対する塗布量の安定化を図ることがで
き、均一な光沢性の画像を常に安定して出力できる。
【0111】更に、本出願にかかる第十七の発明によれ
ば、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき離型剤加熱体の温
度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離型剤
の温度が設定温度となるよう離型剤加熱体の駆動を制御
して、該離型剤加熱体が支持部材によって発熱体からの
熱を離型剤容器内の離型材に伝達して該離型剤を間接的
に加熱するようになっているので、装置の起動時におけ
る消費電力を抑えつつ、離型剤の粘度を一定に保ち離型
剤の定着体又は加圧体に対する塗布量の安定化を図るこ
とができ、均一な光沢性の画像を常に安定して出力でき
る。
【0112】又、本出願にかかる第十八の発明によれ
ば、離型剤温度制御手段が、離型剤温度検知手段及び加
熱体温度検知手段の検知温度に基づき面状の発熱ヒータ
の温度を所定温度条件に維持しながら離型剤容器内の離
型剤の温度が設定温度となるよう発熱ヒータの駆動を制
御するようになっているので、装置の起動時における消
費電力を抑えつつ、離型剤の粘度を一定に保ち離型剤の
定着体又は加圧体に対する塗布量の安定化を図ることが
でき、均一な光沢性の画像を常に安定して出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる画像形成装置の概略
構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の画像形成装置の制御系の概略構成を示す
ブロック図である。
【図3】図1の画像形成装置に備えられた定着装置の概
略構成を示す模式的断面図である。
【図4】図3の定着装置に備えられた離型剤塗布装置に
おける離型剤温度検知手段及び加熱体温度検知手段の検
知温度と離型剤温度制御手段による離型剤加熱体の駆動
タイミングとの関係を示すグラフである。
【図5】本発明の実施形態にかかる離型剤塗布装置に備
えられた離型剤温度制御手段の動作を説明するためのフ
ローチャートである。
【図6】本発明の実施形態にかかる離型剤塗布装置に備
えられた離型剤温度制御手段の概略構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
120 定着ユニット(定着装置) 121,122 定着ローラ(定着体,加圧体) 124 オイル塗布ユニット(離型剤塗布装置) 201 オイルヒータ(離型剤加熱体) 202 ヒータ板金(支持部材) 203 オイルヒータサーミスタ(加熱体温度検知手
段) 204 オイルサーミスタ(離型剤温度検知手段) 205 オイルパン(離型剤容器) 206,207 オイル塗布ローラ(離型剤供給手段) 209 シリコンオイル(離型剤) 319 オイルヒータ制御部(離型剤温度制御手段)

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離型剤を収容する離型剤容器と、互いに
    圧接回転する定着体及び加圧体の少なくとも一方の表面
    に該離型剤容器内からの離型剤を供給する離型剤供給手
    段とを備え、上記定着体及び上記加圧体の少なくとも一
    方の表面に離型剤を塗布する離型剤塗布装置において、
    離型剤容器内の離型剤を加熱する離型剤加熱体と、離型
    剤容器内の離型剤の温度を検知する離型剤温度検知手段
    と、離型剤加熱体の温度を検知する加熱体温度検知手段
    と、離型剤温度検知手段及び加熱体温度検知手段の検知
    温度に基づき離型剤加熱体の温度を所定温度条件に維持
    しながら離型剤容器内の離型剤の温度が設定温度となる
    よう離型剤加熱体の駆動を制御する離型剤温度制御手段
    とを備えることを特徴とする離型剤塗布装置。
  2. 【請求項2】 離型剤温度制御手段は、離型剤温度検知
    手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以下である
    場合、加熱体温度検知手段による検知加熱体温度に基づ
    き離型剤加熱体の駆動を制御可能であることとする請求
    項1に記載の離型剤塗布装置。
  3. 【請求項3】 離型剤温度制御手段は、加熱体温度検知
    手段による検知加熱体温度が設定加熱体温度になるよう
    離型剤加熱体の駆動を制御可能であることとする請求項
    2に記載の離型剤塗布装置。
  4. 【請求項4】 離型剤温度制御手段は、離型剤温度検知
    手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以上である
    場合、離型剤加熱体の駆動を中断可能であることとする
    請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の離型剤塗
    布装置。
  5. 【請求項5】 離型剤加熱体は、該離型剤加熱体を支持
    するための支持部材によって装置本体に支持され、該支
    持部材によって該発熱体からの熱を離型剤容器内の離型
    材に伝達して該離型剤を間接的に加熱するよう構成され
    ていることとする請求項1乃至請求項4のいずれか一項
    に記載の離型剤塗布装置。
  6. 【請求項6】 離型剤加熱体は、発熱する面状の発熱体
    と、該発熱体を挟み込むよう配設される絶縁体とを有す
    る面状の発熱ヒータであることとする請求項1乃至請求
    項5のいずれか一項に記載の離型剤塗布装置。
  7. 【請求項7】 互いに圧接回転する定着体及び加圧体
    と、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の離型
    剤塗布装置とを備えることを特徴とする定着装置。
  8. 【請求項8】 離型剤温度制御手段は、離型剤温度検知
    手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以下である
    場合、加熱体温度検知手段による検知加熱体温度に基づ
    き離型剤加熱体の駆動を制御可能であることとする請求
    項7に記載の定着装置。
  9. 【請求項9】 離型剤温度制御手段は、加熱体温度検知
    手段による検知加熱体温度が設定加熱体温度になるよう
    離型剤加熱体の駆動を制御可能であることとする請求項
    8に記載の定着装置。
  10. 【請求項10】 離型剤温度制御手段は、離型剤温度検
    知手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以上であ
    る場合、離型剤加熱体の駆動を中断可能であることとす
    る請求項7乃至請求項9のいずれか一項に記載の定着装
    置。
  11. 【請求項11】 離型剤加熱体は、該離型剤加熱体を支
    持するための支持部材によって装置本体に支持され、該
    支持部材によって該発熱体からの熱を離型剤容器内の離
    型材に伝達して該離型剤を間接的に加熱するよう構成さ
    れていることとする請求項7乃至請求項10のいずれか
    一項に記載の定着装置。
  12. 【請求項12】 離型剤加熱体は、発熱する面状の発熱
    体と、該発熱体を挟み込むよう配設される絶縁体とを有
    する面状の発熱ヒータであることとする請求項7乃至請
    求項11のいずれか一項に記載の定着装置。
  13. 【請求項13】 一連の画像形成プロセスによって形成
    された画像を記録する画像形成装置であって、請求項7
    乃至請求項12のいずれか一項に記載の定着装置を備え
    ることを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 離型剤温度制御手段は、離型剤温度検
    知手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以下であ
    る場合、加熱体温度検知手段による検知加熱体温度に基
    づき離型剤加熱体の駆動を制御可能であることとする請
    求項13に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 離型剤温度制御手段は、加熱体温度検
    知手段による検知加熱体温度が設定加熱体温度になるよ
    う離型剤加熱体の駆動を制御可能であることとする請求
    項14に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 離型剤温度制御手段は、離型剤温度検
    知手段による検知離型剤温度が設定離型剤温度以上であ
    る場合、離型剤加熱体の駆動を中断可能であることとす
    る請求項13乃至請求項15のいずれか一項に記載の画
    像形成装置。
  17. 【請求項17】 離型剤加熱体は、該離型剤加熱体を支
    持するための支持部材によって装置本体に支持され、該
    支持部材によって該発熱体からの熱を離型剤容器内の離
    型材に伝達して該離型剤を間接的に加熱するよう構成さ
    れていることとする請求項13乃至請求項16のいずれ
    か一項に記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 離型剤加熱体は、発熱する面状の発熱
    体と、該発熱体を挟み込むよう配設される絶縁体とを有
    する面状の発熱ヒータであることとする請求項13乃至
    請求項17のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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