JP2002182387A - 感光性樹脂組成物及びこれを用いた感光性エレメント - Google Patents

感光性樹脂組成物及びこれを用いた感光性エレメント

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JP2002182387A
JP2002182387A JP2001322638A JP2001322638A JP2002182387A JP 2002182387 A JP2002182387 A JP 2002182387A JP 2001322638 A JP2001322638 A JP 2001322638A JP 2001322638 A JP2001322638 A JP 2001322638A JP 2002182387 A JP2002182387 A JP 2002182387A
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meth
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Tatsuya Ichikawa
立也 市川
Yoshitaka Minami
好隆 南
Tsutomu Ishikawa
力 石川
Yuichi Kamakura
祐一 鎌倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レジストの線幅が太らず光感度が高く、しか
も光開始剤のめっき液への溶出がほとんどないため、め
っき液の汚染が少ない感光性樹脂組成物及び感光性エレ
メントを提供する。 【解決手段】 (A)カルボキシル基を有するポリマー
40〜80重量部、(B)少なくとも1つの不飽和結合
を有し、重合可能な化合物20〜60重量部((A)と
(B)との総量が100重量部となるようにする)、
(C)一般式(I) 【化1】 (式中、R1は炭素原子数6〜12のアルキレン基を示
す)で表される光開始剤を0.05〜1重量部(前記
(A)と(B)との総量100重量部に対して)及び(D)
ヘキサアリールビイミダゾールを0.1〜3.0重量部
(前記(A)と(B)との総量100重量部に対して)を含
有する感光性樹脂組成物並びに支持体フィルム上に前記
感光性樹脂組成物の層を積層してなる感光性エレメン
ト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感光性樹脂組成物及び
これを用いた感光性エレメントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、印刷配線板の製造、金属の精密加
工等の分野において、エッチング、めっきなどに用いら
れるレジスト材料としては、感光性樹脂組成物及び感光
性フィルムが広く用いられている。また、印刷配線板の
製造法としては、近年印刷配線板が高密度化し、パター
ンが細線化しているため、めっき法が主流になりつつあ
る。
【0003】このめっき法は、チップ搭載のためのスル
ーホール及び電気回路を除いてレジストを被覆し、電気
めっきによりスルーホール及び電気回路を作成し、その
後、レジスト剥離、エッチングによって電気回路の作製
を行う方法である。めっき法におけるめっき液として
は、ピロリン酸銅、硫酸銅、はんだ、ニッケル、パラジ
ウム、金などが用いられるが、電気回路の作製に硫酸銅
を用い、その保護のためはんだを用いることが一般的で
ある。
【0004】これらのめっきの際、感光性樹脂組成物及
び感光性エレメントからめっき液中へ溶け出す光開始剤
の種類によっては、硫酸銅めっきの析出が充分でなかっ
たり、保護層のはんだめっきの錫/鉛比率が目的比率か
ら大きく偏倚してくることが知られている。この合金比
率の偏倚によりレジスト剥離の際の半田溶解、エッチン
グ時の下地銅の線細りなどの問題が発生する。
【0005】従来のめっき法で用いていた感光性樹脂組
成物及び感光性エレメントは、めっき液中へ溶出する光
開始剤の量を少なくするために、感光性樹脂組成物に含
有させる光開始剤の量を少なくしたものであり、光感度
が低いものであった。
【0006】これらの問題を改善させるため、特公平6
−29285号公報にはヘキサアリールイミダゾールと
下記一般式(II)
【化2】 (式中、R2及びR3はアルキル基を示し、nは1、2又
は3であり、環Aは含窒素芳香環を示す)で表される化
合物の使用が提案されているが、現像後のレジストのパ
ターン幅が太り、めっきで形成される回路幅が細くなる
という問題が発生する。また、露光量を低下させれば、
線幅は細くなるが、硬化が不充分なため、めっきもぐり
の問題が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した従
来の技術の問題点を解決し、レジストの線幅が太らず光
感度が高く、しかも光開始剤のめっき液への溶出がほと
んどないため、めっき液の汚染が少ない感光性樹脂組成
物及び感光性エレメントを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、(A)カルボ
キシル基を有するポリマー40〜80重量部、(B)少
なくとも1つの不飽和結合を有し、重合可能な化合物2
0〜60重量部((A)と(B)との総量が100重量部と
なるようにする)、(C)一般式(I)
【化3】 (式中、R1は炭素原子数6〜12のアルキレン基を示
す)で表される光開始剤を0.05〜1重量部(前記
(A)と(B)との総量100重量部に対して)及び(D)
ヘキサアリールビイミダゾールを0.1〜3.0重量部
(前記(A)と(B)との総量100重量部に対して)を含
有する感光性樹脂組成物並びに支持体フィルム上に前記
感光性樹脂組成物の層を積層してなる感光性エレメント
に関する。
【0009】次に本発明の感光性樹脂組成物に含まれる
成分について詳述する。本発明に(A)成分として用い
られるカルボキシル基を有するポリマーとしては、例え
ば、(メタ)アクリル酸アルキルエステル〔(メタ)ア
クリル酸とはメタクリル酸及びアクリル酸を意味する。
以下同じ〕と(メタ)アクリル酸とこれらと共重合しう
るビニルモノマーとの共重合体等が挙げられる。これら
の共重合体は、単独で又は2種類以上を組み合わせて使
用される。
【0010】(メタ)アクリル酸アルキルエステルとし
ては、例えば、(メタ)アクリル酸メチルエステル、
(メタ)アクリル酸エチルエステル、(メタ)アクリル
酸ブチルエステル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキ
シルエステル等が挙げられる。また、(メタ)アクリル
酸アルキルエステルや(メタ)アクリル酸と共重合しう
るビニルモノマーとしては、例えば、(メタ)アクリル
酸テトラヒドロフルフリルエステル、(メタ)アクリル
酸ジメチルアミノエチルエステル、(メタ)アクリル酸
ジエチルアミノエチルエステル、メタクリル酸グリシジ
ルエステル、2,2,2−トリフルオロエチル(メタ)
アクリレート、2,2,3,3−テトラフルオロプロピ
ル(メタ)アクリレートアクリルアミド、ジアセトンア
クリルアミド、スチレン、ビニルトルエン等が挙げられ
る。
【0011】本発明に(B)成分として用いられる少な
くとも1個の不飽和結合を有し、重合可能な化合物とし
ては、例えば、多価アルコール(ポリエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート(エチレン基の数が2〜14
のもの)、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパンエトキシトリ(メタ)アク
リレート、トリメチロールプロパンプロポキシトリ(メ
タ)アクリレート、テトラメチロールメタントリ(メ
タ)アクリレート、テトラメチロールメタンテトラ(メ
タ)アクリレート、ポリプロピレングリコールジ(メ
タ)アクリレート(プロピレン基の数が2〜14のも
の)、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレ
ート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレ
ート等)にα、β−不飽和カルボン酸を反応させて得ら
れる化合物、グリシジル基含有化合物(ビスフェノール
Aジオキシエチレンジ(メタ)アクリレート、ビスフェ
ノールAトリオキシエチレンジ(メタ)アクリレート、
ビスフェノールAデカオキシエチレンジ(メタ)アクリ
レート等のビスフェノールAジオキシエチレンジ(メ
タ)アクリレート、トリメチロールプロパントリグリシ
ジルエーテルトリアクリルレート、ビスフェノールAジ
グリシジルエーテルアクリレート等)にα、β−不飽和
カルボン酸を付加して得られる化合物、多価カルボン酸
(無水フタル酸等)と水酸基及びエチレン性不飽和基を
有する物質(β−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト等)とのエステル化物、(メタ)アクリル酸のアルキ
ルエステル((メタ)アクリル酸メチルエステル、(メ
タ)アクリル酸エチルエステル、(メタ)アクリル酸ブ
チルエステル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル
エステル等)、ウレタン(メタ)アクリレート(トリレ
ンジイソシアネートと2−ヒドロキシエチル(メタ)ア
クリル酸エステルとの反応物、トリメチルヘキサメチレ
ンジイソシアネートとシクロヘキサンジメタノールと2
−ヒドロキシエチル(メタ)アクリル酸エステルとの反
応物等)などが挙げられる。
【0012】本発明における(A)成分の配合量は、4
0〜80重量部((A)成分と(B)成分との総量が100
重量部となるようにする)とされ、55〜65重量部と
することが好ましい。この配合量が40重量部未満で
は、光硬化物が脆くなり、感光性フィルムとして用いた
場合に塗膜性が劣る。また、この配合量が80重量部を
超えると、充分な感度が得られない。
【0013】また、本発明における(B)成分の配合量
は、20〜60重量部((A)成分と(B)成分との総量が
100重量部となるようにする)とされ、35〜45重
量部とすることが好ましい。この配合量が20重量部未
満では、充分な感度が得られず、60重量部を超える
と、光硬化物が脆くなる。
【0014】また、(B)成分として、二個以上の不飽
和結合を有する化合物を用いることが、感度の向上の面
から好ましい。
【0015】本発明に(C)成分として用いられる一般
式(I)
【化4】 (式中、R1は炭素原子数6〜12のアルキレン基を示
す)で表される光開始剤としては、例えば、1,6−ビ
ス(9−アクリジニル)ヘキサン、1,7−ビス(9−
アクリジニル)ヘプタン、1,8−ビス(9−アクリジ
ニル)オクタン、1,9−ビス(9−アクリジニル)ノ
ナン、1,10−ビス(9−アクリジニル)デカン、
1,11−ビス(9−アクリジニル)ウンデカン、1,
12−ビス(9−アクリジニル)ドデカン等が挙げられ
る。
【0016】(C)成分である前記一般式(I)で表さ
れる光開始剤(アクリジン化合物)は、例えば、ジフェ
ニルアミンと二価カルボン酸を金属酸化物の存在下に反
応させることによって容易に製造することができる。
【0017】本発明における(C)成分の配合量は、
0.05〜1重量部(前記(A)成分と(B)成分との総量
100重量部に対して)とされ、0.1〜0.5重量部
とすることが好ましい。この配合量が0.05重量部未
満では、充分な光感度が得られず、1重量部を超える
と、それ以上感度は向上しないばかりか、めっき浴に対
する溶解量が増大し、めっき浴の汚染が著しくなる。
【0018】また、本発明に(D)成分として用いられ
るヘキサアリールビイミダゾールとしては、例えば、
2,2′−ビス(o−クロロフェニル)−4,4′,
5,5′−テトラフェニルビイミダゾール、2,2′−
ビス(o−ブロモフェニル)−4,4′,5,5′−テ
トラフェニルビイミダゾール、2,2′−ビス(o,p
−ジクロロフェニル)−4,4′,5,5′−テトラフ
ェニルビイミダゾール、2,2′−ビス(o−クロロフ
ェニル)−4,4′,5,5′−テトラ(m−メトキシ
フェニル)ビイミダゾール、2,2′−ビス(o,o′
−ジクロロフェニル)−4,4′,5,5′−テトラフ
ェニルビイミダゾール、2,2′−ビス(o−ニトロフ
ェニル)−4,4′,5,5′−テトラフェニルビイミ
ダゾール、2,2′−ビス(o−メチルフェニル)−
4,4′,5,5′−テトラフェニルビイミダゾール等
が挙げられる。これらのヘキサアリールビイミダゾール
は、例えば、Bull.Chem.Soc.Japan,33,565(1960)、J.or
g.Chem.,36〔16〕2262(1971)等に開示されている方法に
より容易に合成することができる。
【0019】本発明における(D)成分の配合量は、
0.1〜3.0重量部(前記(A)成分と(B)成分との総
量100重量部に対して)とされ、0.5〜2.5重量
部とされることが好ましい。この配合量が0.1重量部
未満では、充分な光感度が得られず、3.0重量部を超
えると、レジストの線幅が太くなる。
【0020】本発明の感光性樹脂組成物は、必要に応じ
て前記以外のビニル化合物、光開始剤、可塑剤、染料、
顔料、イメージング剤、充填剤、密着性付与剤等を配合
して使用することができる。
【0021】本発明の感光性樹脂組成物は、金属面、例
えば、銅、ニッケル、クロム等の表面、好ましくは銅表
面上に、液状レジストとして塗布して乾燥後、保護フィ
ルムを被覆して用いるか、感光性エレメントとして用い
られる。感光性樹脂組成物層の厚さは、用途により異な
るが、乾燥後の厚みで10〜100μmであることが好
ましい。また、液状レジストとしての場合は、保護フィ
ルムとして、ポリエチレン、ポリプロピレン等の不活性
なポリオレフィンフィルムなどが用いられる。
【0022】感光性エレメントは、ポリエステル等の支
持体フィルム上に感光性樹脂組成物を塗布乾燥すること
により積層し、必要に応じてポリオレフィン等の保護フ
ィルムを積層して得られる。感光性樹脂組成物は、必要
に応じて、アセトン、メチルエチルケトン、塩化メチレ
ン、トルエン、メタノール、エタノール、プロパノー
ル、ブタノール、メチルグリコール、エチルグリコー
ル、プロピレングリコール、モノメチルエーテル等の溶
剤又はこれらの混合溶剤と混合して溶液として塗布して
もよい。
【0023】前記の感光性樹脂組成物層は、アートワー
クと呼ばれるネガ又はポジマスクパターンを通して活性
光線がパターン状に照射された後、現像液で現像され、
レジストパターンとされる。この際用いられる活性光線
の光源としては、例えば、カーボンアーク灯、超高圧水
銀灯、高圧水銀灯、キセノンランプ等の紫外線を有効に
放射するものが用いられる。
【0024】現像液としては、安全かつ安定であり、操
作性が良好なものが用いられ、アルカリ現像型のフォト
レジストでは炭酸ナトリウムの希薄溶液等が用いられ
る。現像の方式には、ディップ方式、スプレー方式等が
あり、高圧スプレー方式が解像度向上のためには最も適
している。
【0025】現像後に行われる電気めっきには、銅めっ
き(硫酸銅めっき、ピロリン酸銅めっき等)、はんだめ
っき(ハイスローはんだめっき等)、ワット浴(硫酸ニ
ッケル−塩化ニッケル)めっき、ニッケルめっき(スル
ファミン酸ニッケルめっき等)、金めっき(ハード金め
っき、ソフト金めっき等)などがある。
【0026】
【実施例】次に、本発明を実施例により説明する。 実施例1〜2及び比較例1〜3 表1及び表2に示す材料を配合し、溶液を得た。
【表1】
【表2】
【0027】この溶液に表3に示す(C)成分及び
(D)成分を溶解させて感光性樹脂組成物の溶液を得
た。
【表3】
【0028】次いで、この感光性樹脂組成物の溶液を2
5μm厚のポリエチレンテレフタレートフィルム上に均
一に塗布し、100℃の熱風対流式乾燥機で10分間乾
燥して感光性エレメントを得た。感光性樹脂組成物層の
乾燥後の膜厚は、50μmであった。一方、銅箔(厚さ
35μm)を両面に積層したガラスエポキシ材である銅
張り積層板(日立化成工業社製、商品名MCL−E−6
1)の銅表面を#600相当のブラシを持つ研磨機(三
啓社製)を用いて研磨し、水洗後、空気流で乾燥し、得
られた銅張り積層板を80℃に加温し、その銅表面上に
前記感光性樹脂組成物層を120℃に加熱しながらラミ
ネートした。
【0029】次いで、このようにして得られた基板に、
ネガフィルムを使用し、3kW高圧水銀灯(オーク製作所
社製、HMW−201B)で60mJ/cm2の露光を行っ
た。この際、光感度及び線幅を評価できるように、光透
過量が段階的に少なくなるように作られたネガフィルム
(光学密度0.05を1段目とし、1段ごとに光学密度
0.15ずつ増加する21段ステップタブレット)を用
いた。また、線幅については、21段ステップタブレッ
トで8段を示す露光量をライン/スペース=100μm
/100μmのネガフィルムを用い露光した。
【0030】次いで、ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムを除去し、30℃で1重量%炭酸ナトリウム水溶液
を50〜150秒間スプレーすることにより、未露光部
分を現像し、銅張り積層板上に形成された光硬化膜のス
テップタブレットの段数を測定することにより、感光性
樹脂組成物の光感度を評価した。その結果を表4として
示した。光感度は、ステップタブレットの段数で示さ
れ、このステップタブレットの段数が高いほど、光感度
が高いことを示す。また、線幅については、ネガフィル
ムのパターン幅との差を示す。+側で大きい程レジスト
の線幅が太いことを示す。
【0031】次に、別に作った感光性エレメントを各エ
レメントを使用し、21段ステップタブレットで8段の
値を示す露光量を露光後、ポリエチレンフィルムとポリ
エチレンテレフタレートフィルムを除去し、露光されて
光硬化した感光性樹脂組成物層(フィルム硬化物)を得
た。続いてフィルム硬化物を半田めっき液〔45重量%
ホウフッ化錫64ml/リットル、45重量%ホウフッ化
鉛22ml/リットル、42重量%ホウフッ化水素酸20
0ml/リットル、プルテインLAコンダクティビティソ
ルト(メルテックス社製、商品名)20g/リットル、プ
ルテインLAスターター(メルテックス社製商品名)4
0ml/リットル〕に0.1m2/リットルの割合で浸漬し
た。フィルム硬化物を浸漬したまま室温下で7日間放置
した後、フィルム硬化物を取り除いた半田めっき液を、
ハルセルめっき装置に投入し、同装置で1Aで5分間め
っきした。
【0032】めっき後、蛍光X線膜厚計(セイコー電子
社製、商品名STF−158V)を用いて、電流密度3
A/dm2の部分のめっき膜の錫/鉛比率(A1)を測定し
た。その際、フィルム硬化物を浸漬しなかったものの錫
/鉛比率(A2)をブランクとし、A1/A2を合金比率
とした。この値が1に近いほどめっき浴汚染性は少ない
ことになる。
【0033】
【表4】
【0034】表4から成分(C)と成分(D)を所定量
配合した実施例1及び実施例2では、レジストの線幅が
太らず光感度が高く、めっき浴汚染のほとんどないこと
が確認された。
【0035】
【発明の効果】本発明の感光性樹脂組成物及びこれを用
いた感光性エレメントは、レジストの線幅が太らず、め
っき浴汚染がほとんどなく、光感度が高い優れたもので
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 力 茨城県日立市東町四丁目13番1号 日立化 成工業株式会社山崎事業所内 (72)発明者 鎌倉 祐一 茨城県日立市東町四丁目13番1号 日立化 成工業株式会社山崎事業所内 Fターム(参考) 2H025 AB11 AB15 AC01 AD01 BC13 BC42 CA28 CB43 5E343 AA15 AA17 BB24 BB54 BB67 CC61 DD33 ER16 ER18 GG08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)カルボキシル基を有するポリマー
    40〜80重量部、(B)少なくとも1つの不飽和結合
    を有し、重合可能な化合物20〜60重量部((A)と
    (B)との総量が100重量部となるようにする)、
    (C)一般式(I) 【化1】 (式中、R1は炭素原子数6〜12のアルキレン基を示
    す)で表される光開始剤を0.05〜1重量部(前記
    (A)と(B)との総量100重量部に対して)及び(D)
    ヘキサアリールビイミダゾールを0.1〜3.0重量部
    (前記(A)と(B)との総量100重量部に対して)を含
    有する感光性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 支持体フィルム上に請求項1記載の感光
    性樹脂組成物の層を積層してなる感光性エレメント。
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