JP2002180665A - 住宅工事の工程管理システム - Google Patents

住宅工事の工程管理システム

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JP2002180665A
JP2002180665A JP2001294400A JP2001294400A JP2002180665A JP 2002180665 A JP2002180665 A JP 2002180665A JP 2001294400 A JP2001294400 A JP 2001294400A JP 2001294400 A JP2001294400 A JP 2001294400A JP 2002180665 A JP2002180665 A JP 2002180665A
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Takeshi Ishibashi
健 石橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット仕様の携帯電話の
操作によって工事進捗データの入出力を容易に行えるよ
うにすることで、各建築工事の工程を簡便かつ迅速確実
に把握し工事進捗を円滑ならしめる管理システムを提供
する。 【解決手段】 管理センター装置2とインターネ
ット仕様の携帯電話端末1とをネットワーク4を介して
交信可能にするとともに、管理センター装置2の工事進
捗データ34、検査データ35、資材納入予定データ3
7等を、携帯電話端末1の操作により読み出し照会及び
データ入力可能にする手段を備え、更に、管理センター
装置2内に自動FAX装置110を備えて、施工会社1
20の携帯電話端末1’から送信される指示により、工
事進捗データ34の基本情報である工事計画データを、
前記自動FAX装置110から施工会社120のFAX
装置121へ自動的に送信するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一戸建や集合住宅
など比較的に工事規模の小さな住宅工事の工程管理シス
テムに関し、詳しくは建築中の住宅の工事進捗状況や資
材の納入状況、あるいは検査状況を管理する住宅工事の
工程管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、一戸建住宅の建築工事は、着工
から完成まで100〜120日と比較的短い上に受注契
約時に完成予定日が設定されるので、無駄な日程の消化
をなくすために工程ごとの進捗管理に綿密さが要求され
るが、その工事進捗の記録、把握に手数と時間を必要と
しており改善が望まれていた。そこで、上記従来不具合
を解消して工事進捗の記録、把握を迅速確実に管理する
ものとして、コンピュータを利用した進捗状況の入力・
管理するシステム、すなわち、各建設工事現場に端末装
置を設置し、この端末装置から各建設工事業者が工事開
始・終了情報、工事の進捗状況情報をセンタ装置へ送信
し、センター装置では、受信した情報に基づいて建設工
事現場毎に進捗状況情報を表示するシステムが提案され
ている(特許第2848553号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来システムは、端末装置が工事現場に設置された固定端
末であるとともに、この端末装置を使用するに先立っ
て、該装置をセンター装置へ登録する処理を行うととも
に、センター装置により識別コード等を記憶した専用の
磁気カードを作成する必要がある。しかも、前記端末登
録処理や、その後に端末装置から作業開始報告、作業終
了報告を入力処理する際には、必ず前記磁気カードを使
用しなければならない上に、端末装置のある場所で作業
データ、工事進捗データの入力作業を行う必要があり、
入力作業に時間を要するとともに入力場所が制限され
る。一般に、工事担当者は、同時期に10程度の建築工
事を担当しており、その各工事現場へ出向いて各工程の
進捗状況等を確認するが、入力作業に時間を要し、入力
場所が制限されると、現場を見ながら簡便に入力作業を
し、あるいは現場間を移動中に簡便に入力作業を行うこ
とができないので、一箇所にかかる所要時間が延びて作
業性の短縮化、進捗状況の報告の迅速化が必ずしも達成
されない。また、上記端末装置は工事現場毎に独立し、
専用の磁気カードを使用するために、工事担当者が同一
であっても現在居る工事現場の端末装置を使用して他の
工事現場の進捗状況を照会することができない。そのた
め、工事担当者は、記憶やメモを頼りに、あるいはセン
タ装置へ出向かない限り、複数箇所の現状を把握するこ
とができず、工事会社や資材の提供などの手配について
迅速、確実に対応することができない不具合がある。ま
た、各建設工事業者(施工業者)が自社のパソコンを上
記端末装置として事務所内で工事に必要な情報を入手し
ようとした場合、小規模な建設工事業者では、事務所内
に上記端末装置となるパソコンを備えていないことが多
いため、工事に必要な情報、特に上記工事進捗データの
基本情報である工事計画データを迅速に入手できない
上、現場状況に応じて前記工事計画データを修正するこ
とも困難であった。
【0004】本発明は、上記従来事情に鑑みその不具合
を解消して、工事担当者等がインターネット仕様の携帯
電話を使用して管理センター装置と交信可能にすること
により、管理センター装置のデータファイルから所定の
工事進捗データを読み出し照会可能にするとともに当該
進捗データに進捗状況を入力可能にし、それらの作業を
場所に制限されることなく且つ迅速に行わせるようにし
て、各建築工事の工程を簡便かつ迅速確実に把握し工事
進捗を円滑ならしめる管理システムを提供することを目
的とする。また、本発明は、上記工事進捗に合わせて各
工程に必要な資材を適切に納入させ、さらには、各建築
工事の検査日程を含めて管理し得る管理システムを提供
することを目的とする。また、本発明は、インターネッ
ト接続可能なパソコンが備えられていない施工会社であ
っても、比較的情報量の多い工事計画データを容易且つ
短時間に入手することができ、更には、その施工会社に
おいて、工事計画データの登録及び変更、削除を容易に
行えるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯る本発明は、管理セン
ター装置とインターネット仕様の携帯電話端末とをネッ
トワークを介して交信可能にした住宅工事の工程管理シ
ステムであって、前記管理センター装置は、前記携帯電
話端末から入力された端末使用者の情報を、予め登録さ
れた情報と比較して端末使用者の有効性を確認し接続す
る認証手段、各建築工事ごとに工事計画登録に基づいて
書き込まれた工程別の完了予定日欄と進捗状況入力欄と
を含む工事進捗データを記憶した工事進捗ファイル、前
記携帯電話端末からの要求により前記工事進捗データを
送信する手段を有し、前記携帯電話端末は、前記管理セ
ンター装置から送信される工事進捗データを表示する手
段、表示された前記進捗データの日程を必要に応じて修
正し、前記進捗状況入力欄に工程別工事の進捗状況を入
力して登録する手段を有することを特徴とする(請求項
1)。上記進捗状況は、客観的に判断できる表示であれ
ば数値、グラフ、文字等の何れであってもよいが、簡易
なものとして好ましくは25%、50%などの進捗率を
入力するようにする(請求項2)。さらに操作性を高め
るためには、前記進捗率を示す複数の数値をチェックボ
ックスに表示させ、そこから該当する進捗率を選択させ
るようにすればよい。
【0006】上記本発明によれば、工事担当者は、携帯
電話端末を操作して場所に制限されることなく、建築工
事現場であるいは現場間を移動する途中で、所定の工事
の進捗状況を入力して登録、変更し、また、所望の工事
の進捗状況を照会することができる。工事担当者が携帯
電話端末で入力した進捗状況は、管理センター装置ヘ送
信されてリアルタイムで工事進捗ファイルに登録、変更
され、その登録、変更された工事進捗データは、管理セ
ンター装置のコンピュータ端末を利用して社内の責任者
や工事部、デリバリーセンター(資材供給部)、営業部
門などで照会、確認することができる。
【0007】また、上記管理センター装置の工事進捗フ
ァイルには、建築工事の検査データを含めるようにす
る。すなわち、上記工事進捗ファイルに、さらに、各建
築工事ごとに検査項目別で予定日欄と実施日入力欄、合
否判定入力欄、不合格理由入力欄及び再検査実施日入力
欄とを含む検査データを記憶するようにする(請求項
3)。それにより、建築工事ごとに所定の検査を予定日
に確実に実施できるよう管理することができ、また、検
査結果を把握することができる。
【0008】さらに、本発明は、上記建築工事の進捗状
況に加えて資材の納入を管理するようにする。すなわ
ち、上記管理センター装置は、各建築工事ごとに資材発
注登録に基づいて書き込まれた工程別の初期納入予定日
欄と納入資材入力欄、納材会社入力欄、納入予定日入力
欄及び納入確定日入力欄とを含む資材納入予定データを
記憶する資材ファイル、前記携帯電話端末からの要求に
より前記資材納入予定データを送信する手段を有し、上
記携帯電話の端末は、前記管理装置から送信される資材
納入予定データを表示する手段、納入予定日入力欄に日
付けを入力し、対象となる資材、納材会社を指定して納
入を指示する手段を有し、また、前記管理センター装置
には、携帯電話端末からの前記納入指示を受けて納材会
社へ資材の納入依頼をする手段、納材会社からの納入回
答を受けて前記納入確定日入力欄に日付けを入力する手
段を有することを特徴とする(請求項4)。この発明に
よれば、工事担当者が携帯電話端末により所定の工程に
必要な資材の納入日、納材会社等を指定して納入指示を
することができ、それにより納材会社へ当該資材の納入
依頼がファクシミリやメール等によって自動的に行われ
るとともに、納材会社からの回答を受けて当該資材の納
入確定日を入力することで該確定日が資材納入予定デー
タに登録される。その資材の納入確定日は、工事担当者
が携帯電話端末で読み出すことにより照会することがで
きる。
【0009】上記管理センター装置から納材会社へ資材
の納入を依頼する手段は、好ましくは、携帯電話端末か
ら入力された納入予定日を基準とする所定日数前、例え
ば納入予定日の7日前、あるいは7日前と3日前の二回
など、に納材会社へ納入依頼がなされるようにする(請
求項5)。それによれば、納材会社との連絡ミスの発生
を防止して、納入確定日に確実に資材を納入することが
できる。
【0010】そして、上記管理センター装置には、工事
進捗ファイルに工事進捗データが記憶され、資材ファイ
ルに資材納入予定データが記憶され、検査ファイルに検
査データが記憶されるが、その各ファイルの工事進捗デ
ータ、資材納入予定データ、検査データを各建築工事別
と各工事担当者別とに検索可能に保存し、携帯電話端末
で選択された建築工事別又は工事担当者別の一覧を送信
して携帯電話端末に表示し、それらから選択された該当
データが管理センター装置から携帯電話端末へ送信され
るようにする(請求項6)。それによれば、工事担当者
が携帯電話端末を操作して、管理センター装置の各ファ
イル中の多数のデータから所望のデータを迅速簡便に選
択して読み出すことができ、一方、管理センター装置に
アクセスする社内コンピュータ端末を使用する場合も同
様に、迅速簡便な操作により工事進捗データなど所望の
データを照会することができる。また、施工会社の事務
所内で工事計画データを入手できるようにするために
は、上記管理センター装置は、施工会社のFAX装置に
電話回線接続された自動FAX装置を備えるとともに、
施工会社の上記携帯電話端末から送信される指示によ
り、上記工事進捗データの基本情報である工事計画デー
タを、前記自動FAX装置から前記施工会社のFAX装
置へ自動的に送信する手段を有する(請求項7)。ここ
で上記工事計画データとは、工事進捗データに含まれ該
工事進捗データの基本情報となっているデータを意味
し、例えば、高台荷揚の有/無、トラック進入路の有/
無等の現場状況データや、各工程の完了予定日データ等
である。更に、上記携帯電話端末に、上記工事計画デー
タを登録及び変更、削除するための指示を送信する手段
を備えれば、施工会社が携帯電話端末を用いることで容
易且つ迅速に工事計画データの登録及び変更、削除を行
える(請求項8)。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明すれば、図1は本発明のシステム概要図であ
り、工程管理システムは、管理センター装置2とそれに
交信可能な多数の携帯電話端末1からなり、その携帯電
話端末(以下、携帯端末という)1は、インターネット
仕様であって、例えば、NTTドコモのiモード端末で
ある。上記管理センター装置2は、グループウエア(サ
ーバー)2Aおよびオフコン2Bで構成される場合を例
示しており、そのグループウエア2Aがセキュリティシ
ステムとしてのファイヤーウォール3を介してインター
ネット4に接続され、このインターネット4を介して携
帯端末1と管理センター装置2が交信可能である。
【0012】上記システムにおける管理センター装置2
のさらに詳細を図2に例示すると、グループウエア2A
は、ロータス社製のノーツサーバー(ノーツドミノ)を
使用し、オフコン2Bは、IBM社製のAS400で構
築している。グループウエア2Aは、工事進捗・資材納
入・検査の各データを統合した工程管理DBを有し、携
帯端末1の画面を自動生成する標準のHTML5の他
に、画面の見栄えをよくするためにコンパクトHTML
(CHTML)6を備え、携帯端末1からの入力・変更
を前記工程管理DBへリアルタイムに書き込むとともに
該工程管理DBの内容をオフコン2Bのデータへリアル
タイムに連携させるために、リアルタイム・スクリプト
7及びそのインターフェース(DECS)8を備える。
また、グループウエア2Aは、定期的・自動的(例え
ば、5分〜10分間隔)に起動し、前記オフコン2Bに
登録又は削除されたデータの内容を取り込んで工程管理
DBの内容を追加・削除するために、バッチスクリプト
(LSDO)9及びそのインターフェース10を有す
る。そして、このグループウエア2Aは、コネクター
(DB2コネクター)11を介してオフコン2Bへ接続
されている。
【0013】オフコン2Bは、社内の各業務部門、例え
ば営業、原価管理、施工統括、工事部、デリバリーセン
ターなどにコンピュータ20をそれぞれ連携するよう構
築したものであり、各コンピュータ20は、CRTディ
スプレイ、キーボード等の入力部及びハードディスクや
光磁気ディスクなどの外部記憶装置21を備えて、所定
のプログラムに従ってデータ処理を行うようになってい
る。上記外部記憶装置21には、工事進捗ファイル2
2、資材ファイル23、工事進捗追加ファイル24及び
資材追加ファイル25などを有するものである。
【0014】上記各ファイル22〜25のデータ作成に
ついて図3により例示する。一戸建の建築工事を受注し
た場合に、営業部門で作成された契約データ31と施工
統括部門の受注登録により作成された受注データ32と
に基づいて原価管理部門において工事登録がなされ、そ
こで作成された工事データ33を基調として工事部門で
工事計画登録が行われる。この工事計画登録には、工事
コード、受注番号など建築工事を特定する項目が入力さ
れるとともに、工事の着工日及び完了日、その間におけ
る工事別(基礎、外部造作、内部造作など)の工程完了
日、検査日及び使用する資材等が登録されている。
【0015】上記工事計画登録に基づいて、工事進捗デ
ータ34及び検査データ35を作成し前記工事進捗ファ
イル22に登録する。工事進捗データ34は、約40の
小工程がある工程一覧データ(図4参照)であって、そ
の中工程及び一部の小工程の完了予定日欄(図中X印で
示す)に前記工事計画登録に基づいた完了予定日が登録
されるとともに該予定日に対応して完了実績日入力欄
(図中Y印で示す)及び各小工程ごとに対応する進捗状
況入力欄(図中Zで示す)が作成されている。上記完了
予定日欄Xに登録される完了予定日は、前記工事計画登
録に登録されている初期完了予定日の年月日が、例え
ば、「00/12/10」(西暦2000年12月10
日)のように書き込まれ、完了実績日入力欄Y及び進捗
状況入力欄Zには、後述するように携帯端末1からの入
力により登録される。完了実績日入力欄Yには完了予定
日と同様に年月日が入力されるようにし、進捗状況入力
欄Zには、進捗率(例えば、25%、50%、75%、
100%)が入力されるようにする。
【0016】検査データ35は、図5に例示するよう
に、役所中間検査、工程別の社内検査、消防検査など検
査項目別の予定日欄(図中A…で示す)が作成され、ま
た実施日入力欄(図中B…で示す)、合否判定入力欄
(図中C…で示す)、不合格報告日入力欄(図中D…で
示す)、不合格理由入力欄(図中E…で示す)及び再検
査実施日入力欄(図中F…で示す)が作成されている。
上記予定日欄Aには、前記工事計画登録に登録されてい
る初期予定日の年月日が書き込まれ、実施日入力欄B、
合否判定入力欄C、不合格報告日入力欄D、不合格理由
入力欄E及び再検査実施日入力欄Fには、携帯端末1か
らの入力により登録される。
【0017】上記工事進捗追加ファイル24及び資材追
加ファイル25は、前記グループウエア2Aのバッチス
クリプト9が読み取るデータ量を減らすために、工事計
画の登録・削除が行われた場合に、通常のファイルとは
別に追加・削除のデータ(追加分データ)のみ保存する
ものである。
【0018】一方、上記原価管理部門においては、工事
登録により前記工事データ33と共に建築資材に関する
資材データ36が作成され(図3参照)、その資材デー
タ36と前記工事進捗データ34に基づきデリバリーセ
ンターにおいて、資材の初期納入予定日が自動計算され
て、前記資材ファイル23に作成されている資材納入予
定データ37に登録される(図2及び図3参照)。資材
納入予定データ37は、図6に示すように、住宅工事の
工程別に必要な資材がくくりと共に登録され、その各資
材ごとに、自動計算された初期納入予定日欄(図中G…
で示す)が書き込まれるとともに、納材会社入力欄(図
中H…で示す)、納入予定日入力欄(図中I…で示す)
及び納入確定日入力欄(図中J…で示す)が作成されて
いる。また、上記資材にリンクして該当する複数の納材
会社を登録している。
【0019】上記納材会社入力欄H及び納入予定日入力
欄Iには、後述するように携帯端末1から年月日を入力
する納入指示により登録されるが、納入確定日入力欄J
には、納材会社入力欄Hに登録された納材会社及び納入
予定日入力欄Iに登録された年月日に基づき、デリバリ
ーセンターにおいて処理され入力される(図3参照)。
すなわち、納材会社入力欄Hに納材会社が登録され、納
入予定日入力欄Iに年月日が登録されると、その納入予
定日(年月日)を基準として所定日前(例えば7日前)
に、デリバリーセンターのコンピュータ20から登録さ
れた納材会社へ自動的に資材ごとの納入依頼書がファク
シミリ又はメールにより発信されて納入依頼がなされ
る。それに対する納材会社からの回答を受けたときに前
記納入確定日入力欄Jに納入確定日(年月日)が登録さ
れる。また、その後に追加の資材が必要となる場合もあ
るので、さらに短期日前(例えば3日前)までに携帯端
末1から追加の納入指示があったときにも同様に、デリ
バリーセンターで納入依頼書が発信され、その回答を受
けて納入確定日が登録されるようにする。
【0020】上述した工事進捗データ34、検査データ
35、資材納入予定データ37は、受注した各建築工事
ごとに作成されて工事進捗ファイル22、資材ファイル
23に保存されるとともに工事名(例えば、工事コード
や発注者名)及び工事担当者(例えば、部課員名)が付
され、前記各データを工事名又は工事担当者別に検索で
きるようにする。工事進捗追加ファイル24及び資材追
加ファイル25に記憶保存する追加・削除のデータにつ
いても同様である。また、各工事進捗データ34は、工
程一覧データ(図4参照)中における外構工程、基礎工
程、フレーミング工程などの中工程別にデータを検索可
能にし、各検査データ35は、検査項目別(図5参照)
にデータを検索可能にし、資材納入予定データ37も、
工程別及びくくり別(図6参照)に検索可能にしてい
る。
【0021】上記工事進捗ファイル22、資材ファイル
23、工事進捗追加ファイル24及び資材追加ファイル
25内の各データ34、35,37等は、上記グループ
ウエア(サーバー)2Aの工程管理DBに取り込まれて
保存される。そして、工事進捗データ34、検査データ
35及び資材納入予定データ37は、前記インターフェ
ース(DECS)8により、工程管理DBと工事進捗フ
ァイル22及び資材ファイル23との間でリアルタイム
に送受信され、グループウエア2Aは、携帯端末1との
交信において、該携帯端末1から要求された工事進捗デ
ータ34、検査データ35及び資材納入予定データ37
中の所定のデータを工程管理DBから所定のフォームで
携帯端末1へ送信する。
【0022】上記携帯端末1は、例えば、工事部門の工
事担当者にそれぞれ持参させるようにし、各工事担当者
が上記管理センター装置2、詳しくはグループウエア2
Aの工程管理DBに交信してアクセス可能とする。上記
携帯端末1とグループウエア2Aの工程管理DBとの交
信において、該工程管理DBのセキュリティ確保のため
に認証手段を設ける。すなわち、グループウエア2Aに
アドレス帳を備え、該アドレス帳に予め携帯端末1を使
用する工事担当者のユーザーID(例えば社員番号)及
びパスワードを登録しておき、携帯端末1から入力され
たID及びパスワードがアドレス帳に登録分と一致する
か否か確認するようにする。そして、そのID及びパス
ワードが登録分に一致した場合、すなわち有効性が認証
された場合のみ携帯端末1を工程管理DBに接続する。
【0023】次に、上記グループウエア2Aの工程管理
DB及び携帯端末1の処理動作を説明するために、携帯
端末1とグループウエア2Aとの交信操作について、図
7のシステムフロー図に基づき図8及び図9を参照する
ことにより説明する。 (ステップ1):[携帯端末からのアクセス操作] 図7のステップ1において、携帯端末1から、URLを
指定してグループウエア2Aの工程管理DBへアクセス
すると、携帯端末の画面でユーザーID及びパスワード
の入力が要求される(図8(a)及び図9(1)参
照)。工事担当者により登録されている所定のID及び
パスワードを入力しログオンすると、初期画面のページ
が工程管理DBから送信され表示される。
【0024】(ステップ2a,2b):[初期画面] この初期画面は、「工事選択」又は「部課員選択」の選
択ページであって(図8(b)及び図9(2)参照)、
文字で登録しそれぞれをホットスポットリンクと定義す
る。このホットスポットリンクはそれぞれにURLを指
定することができるので、「工事選択」又は「部課員選
択」を選択したときに該当するエージェントを開くよう
にしている。
【0025】(ステップ2a):[工事選択した場合] 上記初期画面から工事選択をした場合、工事選択用のエ
ージェントが実行される。このエージェントは、最初に
入力されたユーザーIDで文書を検索し選択する。文書
の選択にはビュー(データベース内の文書を一覧にした
ものであり、文書の内容に応じて、文書をカテゴリー分
けしたりソートしたりすることができる)を使用する。
予め工事選択用のビューを作成しておき、最初の列に前
記ユーザーID(社員番号)を、次の列に工事コード、
そして工事名、最終更新日の順でデータをセットしてい
る。そして、ビューにセットしたIDはカテゴリー別に
ソートしておき、それにより、エージェントの中のスク
リプトを指定することで該当する工事選択ページを選択
して開く。また、ユーザーの文書が何件存在するのか文
書数をカウントし、プロファイル文書にセットしてセー
ブしておく。プロファイル文書は、そのユーザーが何を
するのかを予め記憶させておくための文書であって、ユ
ーザーごとに、フォームで作成され、保存するためのフ
ィールドが作成されている。
【0026】(ステップ2b):[部課員選択した場
合] 上記初期画面から部課員選択をした場合、部課員選択用
のエージェントが実行される(図8(c)参照)。この
エージェントは、工事選択用エージェントと同様にビュ
ーを使用し文書を選択する。ここで、ソートするために
部課コードを使用する。最初に入力したユーザーIDの
中の部課コードを使用し、予め部課コード、社員コー
ド、社員名の順でセットしたビューをソートし該当する
部課員を選択する。ソート対象となる部課コードはカテ
ゴリー別にソートしておき、エージェントの中のスクリ
プトを指定することにより該当する部課員選択ページを
選択し開くことができる(図9(4)参照)。そして、
上記部課員選択ページから工事担当者が選択されると、
社員コードに基づいて工事選択用のビューをソートし、
前述した工事選択エージェントと同様の処理により、ス
クリプトを指定することで選択された工事担当者の工事
選択ページを開く。
【0027】(ステップ3):[工事選択表示] 上記工事選択用のエージェントが所定のスクリプトを指
定して選択すると、該当する工事選択ページが開かれ表
示される(図8(d)及び図9(3)参照)。上記ステ
ップ2aにより直接に工事選択した場合は、建築工事が
工事コード順に配列された工事選択ページを表示し、上
記ステップ2bにより部課員選択した後で工事選択した
場合には、工事担当者別の建築工事が工事コード順に配
列された工事選択ページを表示する。上記工事選択ペー
ジから所望の建築工事を選択すると、選択された工事コ
ードに基づいた処理選択のステップ4ヘ移行する。
【0028】(ステップ4):[処理選択] 上記所定の工事選択により処理選択エージェントが実行
される。このエージェントは、選択された工事コードを
取得しプロファイル文書にセットしセーブを行う。この
工事コードのセーブは、この後で当該工事コードの各工
程の文書(工事進捗データや資材納入予定データ等)を
表示させるためである。そして、スクリプトの指定によ
り処理選択ページが開かれる(ステップ5)。
【0029】(ステップ5):[処理選択表示] 上記処理選択ページには、「進捗登録」「資材状況」
「検査登録」および「照会」の4つのメニューがありそ
れらが表示される(図8(e)及び図9(5)参照)。
それぞれのメニューはホットスポットリンクにし、各メ
ニューのエージェントを呼び出すようにURLが指定さ
れる。
【0030】(ステップ6):[各処理の選択] 上記処理選択表示のメニューから所定のメニューを選択
すると、選択されている工事コードにおける前述した工
事進捗データ34、検査データ35、資材納入予定デー
タ37の処理項目の一覧ページを呼び出す。この一覧ペ
ージは、「進捗登録」メニューでは工程一覧データ(図
4参照)中の外構工程、基礎工程、フレーミング工程、
屋根工程など中工程別のデータであり(図8(f)参
照)、「資材状況」メニューでは図6に示した資材納入
予定データ37中のフレーミング、外部造作、内部造作
など工程別データであり(図8(g)参照)、「検査登
録」メニューでは図5に示した検査項目別データである
(図8(h)参照)。なお、「照会」メニューでは、前
記各メニューから選択される何れかの一覧ページが呼び
出されるようにする(図8(i)参照)。
【0031】(ステップ7):[選択ページの表示] 上記各処理の一覧ページから所定の処理工程から一工程
を選択すると、該当するエージェントを実行して所定の
工程データを呼び出し表示する。すなわち、各工程のエ
ージェントでは、前述したプロファイル文書に保存した
工事コードを使用し、各工程に該当するビューをソート
し、選択された工事コードの文書IDを取得し、その文
書IDを開くスクリプトを指定することにより該当工事
コードの選択した工程のデータを表示させる。例えば、
上記ステップ6において「進捗登録」メニューを選択し
た場合、該メニューの工程(外構、基礎、フレーミング
等の工程)からを一工程、例えば「外構」を選択する
と、該当する「外構」の工程データを前記進捗データ3
4から呼び出し表示する。なお、上記「進捗登録」「資
材状況」及び「検査登録」においては、表示されたデー
タの内容を変更可能にし、「照会」メニューにおいては
読み出し専用として内容変更ができないようにしてい
る。
【0032】次に、工事担当者が携帯端末1を使用しメ
ニュー「進捗登録」「資材状況」「検査登録」及び「照
会」を選択して具体的な作業を行う操作について説明す
る。なお、各メニューの選択までの操作は、上述したよ
うに各メニュー共通であって、携帯端末1から管理セン
ター装置2へアクセスすると、ユーザーID及びパスワ
ードの入力画面が表示されるので(図8(a))、そこ
に入力することにより「工事選択」「部課員選択」の選
択画面が表示され(同(b))、その画面から直接に工
事選択を、あるいは部課員選択を経由し(同(c))し
て工事選択をすると所定の工事選択画面が表示される
(同(d))。そして、工事担当者が工事選択画面から
所望の建築工事を選択すると、4つのメニュー「進捗登
録」「資材状況」「検査登録」および「照会」の処理選
択画面が表示されるものである(同(e))。
【0033】(1)「進捗登録」操作について 進捗登録操作は、前記処理選択画面から「進捗登録」メ
ニューを選択した場合である。この場合には、図4に例
示した工程一覧データ中の中工程別データが進捗メニュ
ーとして表示されるが(図8(f)参照)、具体的に
は、図10に示すように着工、外構、基礎、フレーミン
グなど中工程を表わす文字が携帯端末1に進捗メニュー
として表示される。工事担当者が携帯端末1をキー操作
して、前記進捗メニューから必要な1つを選択すること
により該当する工程データが工程管理DBから読み出さ
れ表示されるが、この説明においては、前記進捗メニュ
ーから「外構」及び「フレーミング」を選択する場合を
図10、図11により例示する。
【0034】[外構工程の進捗登録]工事担当者は、工
事現場の外構工程作業を確認した上で、その進捗状況を
入力するため前記「外構」工程を選択すると、図10に
例示するように、2画面にわたる外構工程データが携帯
端末1のディスプレイに一画面ごとスクロール可能に表
示される。この外構工程データは、図4に示した小工程
「先行外構」と「外構」「特殊」であり、その「先行外
構」工程には完了予定日欄51、完了実績日入力欄52
及び進捗状況入力欄53が表示される。上記完了予定日
欄51には、当初から、前記工事進捗データ34(図4
参照)の完了予定日欄Xに登録されている年月日(例え
ば「00/10/10」)が表示され、完了実績日入力
欄52は空欄であり、進捗状況入力欄53は、空欄又は
前回入力した進捗率がそのまま表示されている。また、
上記「外構」及び「特殊」は、完了予定日欄54と完了
実績日入力欄55が1つに括られて表示され、進捗状況
入力欄56,57が個別に表示され、完了予定日欄54
には、同様に前記工事進捗データ34の完了予定日欄X
に登録されている年月日が当初から表示されており、完
了実績日入力欄55は空欄、進捗状況入力欄56,57
は、空欄又は前回入力分の進捗率が表示されている。
【0035】そこで、工事担当者は、何らかの理由で完
了予定日を早い日又は遅い日に変更する必要が生じた場
合には、前記完了予定日欄51,54に変更する新たな
年月日を携帯端末1の数値キーにより上書きして入力
し、変更の必要がない場合は、前記前記完了予定日欄5
1,54をそのままにしておく。そして、「先行外構」
工程の進捗状況入力欄53にその日確認した進捗率(例
えば、「50%」)を入力し、前記「外構」及び「特
殊」工程についても、進捗状況に進展があればその進捗
状況を進捗状況入力欄56,57へ同様に入力し、進展
がなければそのままにしておく。なお、進捗率の入力に
は、携帯端末1の数値キーにより入力することもよい
が、好ましくは図示のように、各進捗状況入力欄53,
56,57に設けたリストボタン53a,56a,57
aをクリックすることにより、一定の進捗率(例えば、
25%、50%、75%、100%)が表示されたリス
トボックス58を開くようにし、そこから該当する進捗
率を選択して入力するようにする。
【0036】上記完了実績日入力欄52,55には、該
当する各工程の進捗状況入力欄に進捗率「100%」を
入力したときに完了年月日を入力し、その入力データ
は、進捗率「100%」の入力があった場合のみ有効と
なるようにしている。上記「外構」及び「特殊」工程の
完了実績日入力欄55のように、複数の小工程が1つに
括られている場合には、それら進捗状況入力欄56,5
7の全部に「100%」の入力があった場合のみ入力デ
ータが有効となる。
【0037】工事担当者は、必要な入力操作を終えた後
にディスプレイの送信ボタン59をクリックする。それ
により、上記入力データがグループウエア2Aの工程管
理DBへ送信され、リアルタイムにオフコン2Bの工事
進捗データ34、詳しくは「外構」工程データの完了予
定日欄X、完了実績日入力欄Y、進捗状況入力欄Zに書
き込み登録(更新)される。この送信処理においては、
送信日が携帯端末1のカレンダー機能から送信されるよ
うにし、それにより上記データ内容と共に登録日(更新
日)が工事進捗データ34に記録されるようにする。
【0038】[フレーミング工程の進捗登録]工事担当
者が携帯端末1で「フレーミング」工程を選択すると、
図11に例示するように3画面からなるフレーミング工
程データがデータベースから読み出される。このフレー
ミング工程データは、1F床(土台敷床根太)、1F
壁、2F床、2F壁、小屋組など13の小工程を1括り
にしたもので、それら全体の完了予定日欄61及び完了
実績日入力欄62と各小工程別の進捗状況入力欄63〜
75が表示される。この場合も、工事担当者は、必要に
応じて完了予定日欄61の予定日を変更する入力操作を
し、工事現場で確認した小工程の進捗率を前述したリス
トボックス58から選択して所定の進捗状況入力欄に入
力した後に、送信ボタン76をクリックすることによ
り、グループウエア2Aの工程管理DBへ送信する。全
ての進捗状況入力欄63〜75が「100%」となった
場合には、完了実績日入力欄62に年月日を入力した後
に送信する。それにより、工事進捗データ34の「フレ
ーミング」工程における各小工程の完了予定日欄X、完
了実績日入力欄Y、進捗状況入力欄Z…に書き込み登録
(更新)される。
【0039】(2)「資材状況」操作について 資材状況操作は、前記処理選択画面(図8(e)参照)
から「資材状況」メニューを選択した場合である。この
場合に、工事担当者は図8(g)に示す携帯端末1の展
開画面により操作するが、詳細を図12により説明す
る。携帯端末1のディスプレイには、最初の画面に、上
述した資材納入予定データ(図6参照)の工程メニュー
に対応する資材状況メニューが表示され、該メニューは
フレーミング、外部造作、内部造作等である(図12
(1)参照)。
【0040】工事担当者は、前記資材状況メニューから
資材の納入を指示しようとする資材のメニューを選択す
る。図12においては、前記メニューから「外部造作」
を選択した場合を例示しており、その場合には、外部造
作においてくくりとなっている資材(図6のくくり<3
>)の一覧が表示される(図12(2)参照)。そこ
で、工事担当者が前記くくり一覧からくくり資材の1つ
(例えば「外部化粧材」)を選択すると、くくり一覧に
登録されている納材会社の一覧が表示されるので(図1
2(3)参照)、工事担当者は、選択したくくり資材
「外部化粧材」の納材会社(既に発注書が送付されてい
る)を選択する。
【0041】次いで、選択したくくり資材「外部化粧
材」の具体的な資材名称が表示されるので(図12
(4)参照)、その中から必要な資材を選択すると納入
予定日入力画面が表示される(図12(5)参照)。こ
の納入予定日入力画面は、初期納入予定日欄81、納入
予定日入力欄82、納入確定日入力欄83及び数量欄8
4が表示されるものであるが、その初期納入予定日欄8
1には、自動計算され前述した資材納入予定データ37
(図6参照)の初期納入予定日欄Gに登録されている初
期納入予定日が当初から表示され、また、数量欄84に
も前述した資材データ36に基づいた数量が当初から表
示されている。
【0042】上記初期納入予定日欄81及び数量欄84
は、工事担当者が見て確認するだけであり、工事担当者
は、工事の進捗状況に応じて該当資材の納入を希望する
日より少なくとも7日以上前に、納入予定日入力欄83
に納入予定日(年月日)を入力し、そして送信ボタン8
5をクリックすることれにより、その入力データがグル
ープウエア2Aの工程管理DBへ送信される。それによ
り、前記資材納入予定データ37の納入予定日入力欄I
に該当資材の納入予定日が登録され納入指示がなされる
ので、前述したように、デリバリーセンターにおいて資
材の納入依頼をし、納材会社からの回答を受けて納入確
定日入力欄Jに納入確定日が入力され登録される。な
お、この納入確定日は、後日に工事担当者が該当画面を
照会することにより確認することができる。
【0043】さらに、工事担当者が前記くくり資材の一
覧(図12(2)参照)からたの資材を必要とする場合
には、前述したと同様の操作をすればよく、また、資材
状況メニュー(図12(1)参照)へ戻れば、他のメニ
ュー資材(例えば、フレーミングや内部造作等)の納入
指示を送信することができる。
【0044】(3)「検査登録」操作について 検査登録操作は、前記処理選択画面(図8(e)参照)
から「検査登録」メニューを選択した場合であり(図8
(h)参照)、詳細を図13により説明する。携帯端末
1のディスプレイには、最初の画面に、上述した検査デ
ータ(図5参照)の検査項目メニューが表示される。工
事担当者が前記項目メニューから1つを選択すると、該
当する検査項目データが表示されるが、図13において
は、役所中間検査(1)を選択して役所中間検査(1)
データを読み出した場合を例示して説明する。
【0045】上記データの表示画面は、検査の予定日欄
91、実施日入力欄92、合否判定入力欄93、不合格
報告日入力欄94、不合格理由入力欄95及び再検査実
施日入力欄96が表示されるが、その予定日欄91に
は、検査データ35(図5参照)の予定日欄Aに登録さ
れている初期予定日の年月日が当初から表示されてお
り、工事担当者はそれを見て確認するだけである。工事
担当者は、工事の進捗状況に応じて実際に検査が実施さ
れた段階で、携帯端末1のディスプレイに前記表示画面
を読み出し、その検査結果を所定のデータ入力欄に入力
する。
【0046】実施日入力欄92には、実際に役所中間検
査(1)が実施された年月日を入力し、合否判定入力欄
93には検査結果が合格か否かを入力するもので、具体
的には、リストボタン93aをクリックすることによ
り、所定の文字や記号、例えば、「合格」「不合格」あ
るいは「OK」「NO」等が表示されるリストボックス
(図示せず)を開くようにし、そこから該当する文字、
記号等を選択して入力するようにする。
【0047】不合格報告日入力欄94、不合格理由入力
欄95及び再検査実施日入力欄96は、合否判定が不合
格の場合のみ入力するもので、その不合格報告日入力欄
94には、この入力データを送信する日付け(年月日)
を入力し、不合格理由入力欄95には、不合格の理由を
簡潔な文字、あるいは数字等、例えば、「配線不備」や
「タイル剥がれ」、数字の「1,2,3…」等であり、
数字を入力するときは、それに対応する不備項目のリス
トを予め用意しておく場合である。また、入力操作を簡
易にするため合否判定入力欄93のように、不備項目の
リストをリストボックスに表示するようにし、そこから
所定事項を選択して入力するようにしてもよい。再検査
実施日入力欄96には、その日付けを年月日で入力す
る。
【0048】工事担当者は、必要な入力操作を終えた後
にディスプレイの送信ボタン97をクリックして、上記
入力データをグループウエア2Aの工程管理DBへ送信
する。それにより、上記入力データがリアルタイムにオ
フコン2Bの検査データ35の所定入力欄B〜Fに書き
込み登録される。この送信処理においても、送信日が携
帯端末1のカレンダー機能から送信されるようにし、そ
れにより上記データ内容と共に登録日が検査データ35
に記録されるようにする。
【0049】(4)「照会」操作について 照会操作は、前記処理選択画面(図8(e)から「照
会」メニューを選択した場合である(図8(i)参
照)。この「照会」メニューは、上記工事進捗データ3
4、検査データ35、資材納入予定データ37の上述し
た各データを読み出し専用としたものであり、その操作
は、「進捗登録」、「資材状況」及び「検査登録」の各
操作で携帯端末1のディスプレイに読み出し表示させる
場合と同様である。照会操作で読み出したデータ表示
を、上記「進捗登録」メニューにおける「外構」工程デ
ータ(図10参照)の場合で例示すれば、図14の如く
である。なお、図14から明らかなように、「照会」メ
ニューの表示画面においては読み取り専用であるため送
信ボタン(図10の符号59参照)が表示されない。
【0050】而して、上記管理センター装置2の外部記
憶装置21に保存された工事進捗データ34、検査デー
タ35及び資材納入予定データ37は、工事担当者が携
帯端末1を使用し所定のデータを送信することによって
リアルタイムに登録、変更、更新される。したがって、
オフコン2Bにおける他部門、例えば施行統括部門のコ
ンピュータ20により前記データ34,35,37をを
読み出し、あるいは報告書などにして出力することによ
り(図3参照)、各建築工事の進捗状況、検査状況及び
資材の手配状況あるいは工事担当者別のそれらを総合的
に把握することができ、それに基づいて必要な指示を発
することができる。
【0051】なお、上記実施の形態においては、工事の
進捗登録で工事の進捗率をリストボックス58を利用し
て入力するようにしたので、日付け(年月日)の入力を
携帯端末1の数値キーにより入力することと相俟って、
工事担当者のデータ入力操作を著しく簡潔にして操作
性、作業性をたかめることができ、また検査データの入
力においても前述のようにリストボックスを利用すれ
ば、さらに操作性、作業性を高めることが可能である。
また、実施の形態においては、工事担当者のみが携帯端
末を使用する説明をしたが、上記「照会」メニューにお
いては、特定のユーザーID及びパスワードを使用する
ことにより、工事関連会社や発注者(顧客)に使用させ
て進捗状況を照会させるようにすることも自由である。
【0052】次に、図15に示す本発明住宅工事の工程
管理システムの他例について説明する。この工程管理シ
ステムは、上述した工程管理システムの管理センター装
置2の構成に、自動FAX装置110等の構成を付加し
た構成となっているため、上記同様の構成部分について
は、重複する詳細説明を省略するとともに同一の符号を
付けることにする。
【0053】管理センター装置2は、図15に示すよう
に、施工会社120のFAX装置121に電話回線接続
された自動FAX装置110を備えるとともに、施工会
社120の携帯電話端末1’から送信される指示によ
り、上記工事進捗データ34の基本情報である工事計画
データを、前記自動FAX装置110から前記施工会社
120のFAX装置121へ自動的に送信する手段を有
する。そして、施工会社120の上記携帯電話端末1’
には、上記工事計画データを登録及び変更、削除するた
めの指示を送信する手段を備えている。
【0054】自動FAX装置110は、オフコン2Bか
らの指示によってオフコン2B内のデータを予め設定さ
れた送信先へ自動送信する周知機構の装置である。ま
た、施工会社120のFAX装置121は、文字や図表
等を送受信する一般的なファクシミリ装置であり、本実
施の形態では、自動FAX装置110から送信される工
事進捗表130(図20参照)を出力する。
【0055】上記工事計画データは、工事進捗データ3
4に含まれ、且つ該工事進捗データ34の基本情報とな
っているデータであり、具体的には、図20に示す工事
進捗表130に印刷されるデータの内、高台荷揚の有/
無、トラック進入路の有/無等の現場状況欄131や、
各工程の完了予定日欄132等である。
【0056】工事進捗表130は、工事進捗データ34
をオフコン2B内の計算機能によって作表化したもので
あり、上記した現場状況欄131及び完了予定日欄13
2以外に、工事番号や、工事名称、担当者名、各工程毎
の進捗率欄(図中%表示された欄)等、工事進捗データ
34に基づくデータが印刷されている。
【0057】携帯電話端末1’は、上述した工程管理シ
ステムの携帯電話端末1と同様のiモード端末を施工会
社120に備えたものであり、工事計画専用のURLを
指定してグループウエア2Aへアクセスすることで、施
工会社120のFAX装置121から上記工事進捗表1
30を出力するための指示や、工事進捗データ34内の
工事計画データを登録、及び変更、削除するための指示
等を送信可能である。
【0058】次に、自動FAX装置110を含む管理セ
ンター装置2の処理動作を説明するために、携帯電話端
末1’の操作について詳細に説明する。 (ステップ1)[携帯電話端末1’からのアクセス操
作] 先ず、携帯電話端末1’から、工事計画専用のURLを
指定してグループウエア2Aの工程管理DBへアクセス
すると、携帯端末の画面でユーザーID及びパスワード
の入力が要求され、所定のID及びパスワードを入力し
ログオンすると、初期画面のページが工程管理DBから
送信され表示される。尚、このアクセス操作について
は、上述した実施の形態で説明したのと略同様であるた
め、図示を省略する。
【0059】(ステップ2)[(1)処理選択画面] この初期画面は、工事計画又は工事進捗表FAXの何れ
かを選択する画面(図16(1)処理選択画面参照)で
あって、図示例では、2.工事進捗表FAXが選択され
ている。
【0060】(ステップ3)[(2)FAX出力データ
選択画面] この画面は、施工会社120のFAX装置121で出力
する工事進捗表130が、工事計画済のものであるか未
計画工事のものであるかを選択する画面である。ここ
で、工事計画済とは、上記工事計画データの登録が完了
している場合である。また、未計画工事とは、上記工事
計画データの登録が完了していない場合である(但し、
工事番号や工事名称等の基本情報(例えば、図20にお
いて現場状況欄131よりも上側に印刷された情報)は
予め登録されている)。
【0061】(ステップ4)[(3)工事コード選択画
面] 前記操作で1.工事計画済が選択された場合、複数の工
事コードがそれに対応する工事名称とともに表示され
る。そして、工事コードが選択されて、送信ボタンがク
リックされると、その工事コードに対応する工事進捗表
130の出力指示命令が、インターネット4を介して管
理センター装置2へ送信される。そして、管理センター
装置2では、オフコン2Bが、前記工事コードに対応す
る工事進捗データ34から工事進捗表130を作表し、
その工事進捗表130を、自動FAX装置110によっ
て施工会社120のFAX装置121へ送信する。尚、
この際の工事進捗表130は、予め登録されたデータが
現場状況欄131及び完了予定日欄132に印刷された
状態で出力される。
【0062】(ステップ4’)[(3)’工事コード入
力画面] 前記操作で2.未計画工事が選択された場合、表示され
た工事コード入力欄に工事コードが入力されて、送信ボ
タンがクリックされることにより、その工事コードに対
応する工事進捗表130の出力指示命令が、インターネ
ット4を介して管理センター装置2へ送信される。そし
て、管理センター装置2では、オフコン2Bが、前記工
事コードに対応する工事進捗データ34から工事進捗表
130を作表し、その工事進捗表130を、自動FAX
装置110によって施工会社120のFAX装置121
へ送信する。尚、この際の工事進捗表130は、現場状
況欄131及び完了予定日欄132が、項目部分を除い
て空欄の状態で出力される(図20に例示するように出
力される)。
【0063】そして、施工会社120の担当者は、出力
された前記工事進捗表130を見ながら図17乃至19
に示す登録操作、又は変更操作、削除操作を行うことに
なる。
【0064】(ステップ5)[(2)処理選択画面(図
17参照)] 上記ステップ2で1.工事計画が選択された場合、図1
7(2)に示すように、1.登録、2.変更、3.削除
を選択するための画面が表示される。この際に、登録、
変更、削除の対象となるデータは、工事進捗データ34
に含まれる工事計画データである。
【0065】(ステップ6)[(3)工事コード入力画
面,(3)’工事コード選択画面,(3)”工事コード
選択画面] 前記画面で1.登録が選択された場合、工事コードが空
欄の画面が表示される。そして、その空欄の箇所に工事
コードが入力され、送信ボタンがクリックされることに
より、図18に示す登録内容入力画面へ進むことにな
る。また、前記画面で変更が選択された場合、1.前/
2.次の選択により順次に工事コードが表示される。そ
して、所望とする工事コードが選択され送信ボタンがク
リックされることにより、図19に示す変更内容入力画
面へ進むことになる。また、前記画面で削除が選択され
た場合には、1.前/2.次の選択により順次に工事コ
ードが表示され、所望とする工事コードが選択され送信
ボタンがクリックされることにより、その工事コードに
対応する工事進捗データ34が削除される処理が行われ
ることになる。
【0066】(ステップ7)[登録内容入力画面(図1
8参照)] 登録内容入力画面では、送信ボタンがクリックされるご
とに、図18の登録内容表に示す項目が順次に表示さ
れ、各項目について選択又は数値入力によりデータが入
力される。前記登録内容表に示すグループAは、主に現
場状況の情報を入力するための項目である。また、グル
ープBは、多数ある各工程の有無を入力するための項目
であり、例えば、不要な工事または検査がある場合に
は、その不要な工事または検査の欄に「無」が入力され
る。そして、グループCは、地縄立会日や引渡予定日
等、工事前に予定される基本的な予定日データを入力す
るための項目である。尚、グループBの入力画面は、中
工程(例えば、外溝、基礎、フレーミン等)を選択後
に、その中工程毎の小工程(例えば、基礎小工程での割
栗、型枠・配筋等)が表示されるようになっている。ま
た、前記小工程が全て「有り」の場合には、画面上の操
作によりグループCの入力画面へスキップできるように
してある。
【0067】そして、上記登録操作完了後、送信ボタン
がクリックされると、管理センター装置2では、携帯電
話端末1’から送信されたデータに基づいて、工事計画
データの登録が行われ、その工事計画データに基づいて
工事進捗データ34が作成される。更に、その工事進捗
データ34に基づいて工事進捗表130が作表化され、
その工事進捗表130は、自動FAX装置110からF
AX装置121に自動的に送信されて、施工会社120
のFAX装置121から出力される。この際に出力され
る工事進捗表130には、図20における現場状況欄1
31及び完了予定日欄132の各枠内に、上記操作によ
って登録された文字または数値が印刷される。
【0068】(ステップ8)[変更内容入力画面(図1
9参照)] この画面は、上記ステップ7の操作等により既に登録済
みの工事計画データの内容を変更(書換え)するための
画面であり、上記ステップ7と略同様の操作で、図19
の変更内容表に示す各項目について選択又は数値入力に
よりデータが入力される。
【0069】そして、その変更操作完了後、送信ボタン
がクリックされると、管理センター装置2では、携帯電
話端末1’から送信されたデータに基づいて、工事計画
データの書換えが行われ、その工事計画データに基づい
て工事進捗データ34が書換えられる。更に、その書換
えられた工事進捗データ34に基づいて工事進捗表13
0が作表化され、その工事進捗表130は、自動FAX
装置110からFAX装置121に自動的に送信され
て、施工会社120のFAX装置121から出力され
る。この際に出力される工事進捗表130には、図20
における現場状況欄131及び完了予定日欄132の各
枠内に、上記操作によって変更された文字または数値が
印刷される。
【0070】尚、図20中の各工程毎の進捗率欄(図中
%表示された欄)には、工事進捗データ34に進捗率が
登録されている場合にはその進捗率が印刷され、工事進
捗データ34に進捗率が登録されていない場合には、進
捗率が空欄のまま各小工程の項目及び単位(%)のみが
印刷される。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、工事担当者は、携帯電
話端末を使用して場所に制限されることなく所定の工事
の進捗状況を迅速に入力して、管理センター装置の工事
進捗データに登録、変更あるいは照会することができ、
その工事の統括責任者等は、前記登録、変更されたデー
タを照会して確認することにより当該工事を迅速確実に
把握することができるとともに、管理センター装置内の
各データを照会することにより複数の建築工事の進捗状
況も迅速に把握して必要な指示を発することができる
(請求項1)。そして、上記工事の進捗状況を進捗率で
入力し登録するようにしたので、その入力操作が簡易で
あるとともに進捗状況の把握が容易である(請求項
2)。
【0072】また、請求項3によれば、上記工事の進捗
状況に加えて各建築工事ごとの検査データを携帯電話端
末で照会、登録することができるので、工事現場におけ
る所定の検査を予定日に確実に実施可能ならしめ、その
検査結果を統括責任者等が迅速かつ容易に把握すること
ができる。さらに、請求項4及び5によれば、上記工事
の進捗状況に加えて資材納入予定データを入力して管理
するようにしたので、工事担当者が携帯電話端末を使用
して進捗工程に合わせて必要な資材の納入日を指定する
指示を発することができるとともに、当該資材の納入依
頼及び納入確定日の登録が管理センター装置により行わ
れるので、納材会社との連絡ミスをなくし必要な資材を
納入確定日に確実に工事現場へ納入することができる。
したがって、工事担当者による資材の納入指示を簡易確
実にするとともに、資材納入の管理が確実に行われて必
要資材の未着による工事現場の作業遅れをなくし工事の
進捗を円滑ならしめる。
【0073】そして、請求項6によれば、多数の工事進
捗データ、資材納入予定データ、検査データから各建築
工事別又は各工事担当者別に検索して、所望のデータを
工事担当者又は統括責任者等が迅速簡便に選択して読み
出すことができ、特に、工事担当者が携帯電話端末を使
用して進捗状況を入力する際に、その操作性を高める便
益大である。
【0074】また、請求項7によれば、工事計画データ
を携帯電話端末から送信される指示によって管理センタ
ー装置の自動FAX装置から施工会社のFAX装置へ自
動的に送信することができる。したがって、インターネ
ット接続可能なパソコンが備えられていない施工会社で
あっても、比較的情報量の多い工事計画データを紙面情
報として容易且つ短時間に入手することができる。しか
も、請求項8によれば、インターネット接続可能なパソ
コンが備えられていない施工会社であっても、携帯電話
端末から工事計画データの登録及び変更、削除を容易に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明住宅工事の工程管理システムの概要ブ
ロック図である。
【図2】 本発明システムの管理センター装置の詳細を
示す構成図である。
【図3】 本発明システムを構築した工程管理業務のフ
ローチャートである。
【図4】 工事進捗データ(工程一覧データ)である。
【図5】 検査データである。
【図6】 資材納入予定データである。
【図7】 本発明システムのフローチャートである。
【図8】 本発明システム中の携帯端末の画面展開図で
ある。
【図9】 図8におけるアクセスから処理選択までの詳
細図である。
【図10】 進捗登録メニューにおける一例(外構工程)
の操作を示す携帯端末の画面展開図である。
【図11】 進捗登録メニューにおける他例(フレーミン
グ工程)の操作を示す携帯端末の画面展開図である。
【図12】 資材状況メニューの操作を例示する携帯端末
の画面展開図である。
【図13】 検査登録メニューの操作を例示する携帯端末
の画面展開図である。
【図14】 照会メニューにおける操作を例示する携帯端
末の画面展開図である。
【図15】 本発明住宅工事の工程管理システムの他例を
示す概要ブロック図である。
【図16】 工事進捗表をFAXする場合の操作を例示す
る画面展開図である。
【図17】 工事計画を登録,変更,削除する場合の操作
を例示する画面展開図である。
【図18】 登録操作を例示する画面展開図であり、画面
上に表示される内容を同図中の登録内容表に示してい
る。
【図19】 変更操作を例示する画面展開図であり、画面
上に表示される内容を同図中の変更内容表に示してい
る。
【図20】 FAX出力される工事進捗表を例示する平面
図である。
【符号の説明】
1,1’:携帯電話端末 2:管理センター装置 2
A:グループウエア 2B:オフコン 22:工事進捗ファイル 2
3:資材ファイル 34:工事進捗データ 35:検査データ 3
7:資材納入予定データ X:完了予定日欄 Y:完了実績日入力欄
Z:進捗状況入力欄 A:予定日欄 B:実施日欄
C:合否判定入力欄 D:不法各報告日入力欄 E:不合格理由入力欄
F:再検査日入力欄 G:初期納入予定日欄 H:納材会社入力欄
I:納入予定日入力欄 J:納入確定日入力欄 110:自動FAX装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管理センター装置とインターネット仕様
    の携帯電話端末とをネットワークを介して交信可能にし
    た住宅工事の工程管理システムであって、 前記管理センター装置は、前記携帯電話端末から入力さ
    れた端末使用者の情報を、予め登録された情報と比較し
    て端末使用者の有効性を確認し接続する認証手段、各建
    築工事ごとに工事計画登録に基づいて書き込まれた工程
    別の完了予定日欄と進捗状況入力欄とを含む工事進捗デ
    ータを記憶した工事進捗ファイル、前記携帯電話端末か
    らの要求により前記工事進捗データを送信する手段を有
    し、 前記携帯電話端末は、前記管理センター装置から送信さ
    れる工事進捗データを表示する手段、表示された前記進
    捗データの日程を必要に応じて修正し、前記進捗状況入
    力欄に工程別工事の進捗状況を入力して登録する手段を
    有する、 ことを特徴とする住宅工事の工程管理システム。
  2. 【請求項2】 上記工程別工事の進捗状況が、進捗率を
    示す数値を選択して前記進捗状況入力欄に登録されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の住宅工事の工程管理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 上記工事進捗ファイルが、さらに、各建
    築工事ごとに検査項目別で予定日欄と実施日入力欄、合
    否判定入力欄、不合格理由入力欄及び再検査実施日入力
    欄とを含む検査データを記憶することを特徴とする請求
    項1又は2記載の住宅工事の工程管理システム。
  4. 【請求項4】 上記管理センター装置は、各建築工事ご
    とに資材発注登録に基づいて書き込まれた工程別の初期
    納入予定日欄と納入資材入力欄、納材会社入力欄、納入
    予定日入力欄及び納入確定日入力欄とを含む資材納入予
    定データを記憶する資材ファイル、前記携帯電話端末か
    らの要求により前記資材納入予定データを送信する手段
    を有し、 上記携帯電話の端末は、前記管理装置から送信される資
    材納入予定データを表示する手段、納入予定日入力欄に
    日付けを入力し、対象となる資材、納材会社を指定して
    納入を指示する手段を有し、 また、前記管理センター装置には、携帯電話端末からの
    前記納入指示を受けて納材会社へ資材の納入依頼をする
    手段、納材会社からの納入回答を受けて前記納入確定日
    入力欄に日付けを入力する手段を有する、 ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1記載の住宅工
    事の工程管理システム。
  5. 【請求項5】 上記管理センター装置の資材の納入依頼
    手段は、携帯電話端末から入力された納入予定日を基準
    とする所定日数前に納材会社へ納入依頼がなされること
    を特徴とする請求項4記載の住宅工事の工程管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 上記管理センター装置は、各ファイルの
    工事進捗データ、資材納入予定データ、検査データを各
    建築工事別と各工事担当者別とに検索可能に保存し、携
    帯電話端末で選択された建築工事別又は工事担当者別の
    一覧を送信して携帯電話端末に表示し、それらから選択
    された該当データが管理センター装置から携帯電話端末
    へ送信されることを特徴とする請求項1〜5の何れか1
    項記載の住宅工事の工程管理システム。
  7. 【請求項7】 上記管理センター装置は、施工会社のF
    AX装置に電話回線接続された自動FAX装置を備える
    とともに、 施工会社の上記携帯電話端末から送信される指示によ
    り、上記工事進捗データの基本情報である工事計画デー
    タを、前記自動FAX装置から前記施工会社のFAX装
    置へ自動的に送信する手段を有することを特徴とする請
    求項1〜6の何れか1項記載の住宅工事の工程管理シス
    テム。
  8. 【請求項8】 上記携帯電話端末には、上記工事計画デ
    ータを登録及び変更、削除するための指示を送信する手
    段が備えられていることを特徴とする請求項7記載の住
    宅工事の工程管理システム。
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