JP3439688B2 - データベースサーバ及び情報入力システム - Google Patents

データベースサーバ及び情報入力システム

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JP3439688B2
JP3439688B2 JP10386599A JP10386599A JP3439688B2 JP 3439688 B2 JP3439688 B2 JP 3439688B2 JP 10386599 A JP10386599 A JP 10386599A JP 10386599 A JP10386599 A JP 10386599A JP 3439688 B2 JP3439688 B2 JP 3439688B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データベースへ
の利用者からの情報入力を容易にするためのシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】企業等における情報共有の推進に伴い、
様々な業務情報のデータベース化が促進されている。ま
た、インターネットなどの通信環境の整備・低コスト化
に伴い、そのようなデータベースを通信回線を介して容
易に利用できるようになっており、データベースの価値
も高まっている。
【0003】近年では、インターネットのWWW(Worl
d Wide Web)の技術を用いて、中央のサーバ上のデータ
ベースに対して、遠隔の端末にてWWWブラウザを介し
てアクセスするシステムも普及している。このようなシ
ステムでは、サーバがHTMLやCGIなどを利用し
て、データベースへのデータ入力用の入力画面の情報を
生成し、端末に送信する。端末側では、ブラウザがその
情報から入力画面を生成・表示し、利用者がその入力画
面に対してデータ入力を行い、サーバのデータベースへ
の情報入力を行う。このような従来システムにおいて、
端末側で利用者に表示される入力画面は、ブラウザの種
類の相違によるわずかな相違を除いては、すべての利用
者で共通したものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】データベース化により
従来個別の台帳など別々の箇所に分散して保管されてい
た情報を統合して取り扱うことが可能になったのに伴
い、データベースが保持・管理するレコード項目は多岐
にわたるようになっている。しかしながら、個々のケー
スについてみれば、利用者がデータベースの全レコード
項目を入力しなければならないようなことはほとんどな
い。
【0005】例えば、システム開発部門等における保守
業務情報のデータベースでは、大まかにいえば、顧客ご
とにどのようなシステムを納入し、どのような障害が起
こり、どのような保守を行ったかなどを登録するのだ
が、詳細にはデータベースは、顧客コードや顧客名、電
話番号、システム名、分野コード、サービス部門名、障
害内容、保守内容など数十のレコード項目、場合によっ
ては百を超えるレコード項目を管理するよう設計され
る。これに対し、このような多くのレコード項目のう
ち、どの項目を利用するかは、各部門、あるいは各利用
者のニーズによって決まるものであり、全項目を利用す
る必要は必ずしも無い。
【0006】このような状況にもかかわらず、従来のデ
ータベースへの情報入力のためのシステムでは、端末の
ブラウザ等に表示される入力画面として、すべての利用
者に対して固定の画面が表示されていた。このような固
定画面では、個々の利用者にとって必要ない項目の入力
欄まで入力画面に表示され、利用者にとって入力しづら
いという問題があった。特に、レコード項目数が膨大な
データベースでは、固定の入力画面を作成した場合、入
力欄の数が非常に多くなり、必要な入力欄を探して入力
するのに手間がかかってしまう。
【0007】また、この種の情報入力システムには、利
用者の入力作業の支援のため、入力欄に入力するデータ
の候補群をリスト表示し、その候補群の中から利用者が
所望のものを選択して入力できるようにしたものもあ
る。例えば、顧客コードなどは、入力すべき値が予め登
録された顧客のものに限られているので、それらを列挙
して表示し、選択できるようにすれば、利用者の入力操
作が簡単になると共に入力ミスなどによる誤りも防げ
る。このため、サーバ側では、各入力欄に対応する入力
データの候補群の情報をマスタ情報として保持し、その
マスタ情報を端末側に送信するなどして、端末側での入
力支援を実現している。
【0008】ところが、データベースを多くの部門、利
用者で共用できる包括的なものにすると、候補群の数が
膨大なものとなって利用者からみて所望の候補を探しに
くくなるという問題があった。例えば、顧客コードの例
でいえば、一つの部門や一人の利用者が対象とする顧客
の数はそれほど多くないものと考えられるが、部門横断
的な大規模なデータベースではマスタ情報の顧客の数は
膨大なものとなり、顧客コードに対する入力値の候補の
数が膨大なものとなってしまう。情報共有や統合的な情
報処理という目的からすれば、データベースの包括化・
大規模化の趨勢は避けられないものであり、このような
状況からすれば、データベース全体で共通のマスタ情報
から入力値の候補群を提供するという従来の方式は、入
力支援の実効性の観点からみて不十分なものであった。
【0009】また、通信回線などを介して遠隔の端末か
らデータベースに入力を行う利用形態の場合、入力支援
のためにはマスタ情報をデータベース側から端末に送る
必要があり、マスタ情報が大きくなると通信負荷が増し
てしまうという問題もある。特に、WWWを利用する場
合、候補群のリスト表示のためには、マスタ情報をすべ
て端末のブラウザに送信する必要があり、データベース
入力画面を開く際の通信負荷が非常に大きなものにな
る。
【0010】この発明は、以上の課題を解決するために
なされたものであり、その第1の目的は、データベース
の入力画面の表示に関し、個々の利用者に使いやすい入
力画面を提供できるデータベースサーバ及び情報入力シ
ステムを得ることである。また第2の目的は、データベ
ースの入力支援のための入力値候補群の表示に関し、個
々の利用者にとって利用しやすい表示を提供できるデー
タベースサーバ及び情報入力システムを得ることであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、この発明に係るデータベースサーバは、
数の利用者が共用するデータベースを有し、通信回線で
接続された端末に対してそのデータベースに対するデー
タ入力サービスを提供するデータベースサーバであっ
て、利用者毎に、前記データベースのレコード項目につ
いて、当該利用者の入力画面に入力欄を表示するか否か
を示す表示有無情報及び入力欄を表示する場合の表示位
置を示す表示位置情報を含んだ利用者テンプレートを登
録する利用者テンプレート登録手段と、前記端末からの
利用者のアクセスに応じて、当該利用者の利用者テンプ
レートを前記利用者テンプレート登録手段から求め、こ
の利用者テンプレートに基づき表示が必要な入力欄を求
め、この入力欄を前記利用者テンプレートに設定された
表示位置に配置した入力画面を生成し、この入力画面を
前記端末に表示させる入力画面処理手段と、前記入力画
面処理手段により前記端末に表示された入力画面に対し
入力された入力データを取得し、この入力データに基づ
き前記データベースに対する処理を行うデータベース処
理手段と、を有するものである。
【0012】また、前記端末からアクセスしてきた利用
者の利用者テンプレートが前記利用者テンプレート登録
手段に複数登録されている場合に、それら複数の利用者
テンプレートのリストを前記端末に表示させ、この結果
前記端末に表示された前記リストにおいて利用者が選択
した利用者テンプレートを特定するテンプレート選択処
理手段、を更に有し、前記入力画面処理手段は、前記テ
ンプレート選択処理手段で特定された利用者テンプレー
トに基づき表示が必要な入力欄を求め、この入力欄を前
記利用者テンプレートに設定された表示位置に配置した
入力画面を生成し、この入力画面を前記端末表示させ
るものである。
【0013】また、前記利用者テンプレートには、前記
データベースの各レコード項目ごとに既定値を設定する
ことができ、前記入力画面処理手段は、当該利用者の利
用者テンプレートにおいて前記表示すべきレコード項目
に既定値が設定されている場合は、当該レコード項目に
対応する入力欄にその既定値を入力データとして設定し
た入力画面を前記端末に表示させるものである。
【0014】また、前記入力画面処理手段は、前記利用
者テンプレートにおいて、既定値の設定されたレコード
項目が前記入力画面に入力欄を表示すべきレコード項目
に該当しない場合、前記端末に対し、前記入力画面に対
する入力データに加え、当該既定値を当該レコード項目
の入力データとして前記データベース処理手段に送信さ
せるための指示を行うものである、また、前記データベ
ース処理手段は、前記利用者テンプレートにおいて、既
定値の設定されたレコード項目が前記入力画面に入力欄
を表示すべきレコード項目に該当しない場合、前記端末
から送られてきた入力データに加えてそのレコード項目
の既定値を入力データとして、前記データベースに対す
る処理を行うものである。
【0015】また、利用者毎に、前記データベースのレ
コード項目について、そのデータベースにおけるそのレ
コード項目についての標準の入力候補値群の中から当該
利用者が選択した入力候補値群とその入力候補値群の表
示順序とを含んだ利用者ヘルプ情報を登録した利用者ヘ
ルプ情報登録手段を有し、前記入力画面処理手段は、前
記端末への入力画面の表示の際に、当該利用者の利用者
ヘルプ情報を前記利用者ヘルプ情報登録手段から特定
し、この利用者ヘルプ情報に基づき、前記入力画面に表
示する各入力欄のうち入力候補値群が設定されたレコー
ド項目に対応する入力欄については、所定の利用者操作
に基づきそれら入力候補値群を入力データの選択肢とし
て示すヘルプ画面を前記端末に表示させるものである。
【0016】また、この発明に係るデータベースサーバ
は、複数の利用者が共用するデータベースを有し、通信
回線で接続された端末に対してそのデータベースに対す
るデータ入力サービスを提供するデータベースサーバで
あって、利用者毎に、前記データベースのレコード項目
について、そのデータベースにおけるそのレコード項目
についての標準の入力候補値群の中から当該利用者が
択した入力候補値群とその入力候補値群の表示順序とを
含んだ利用者ヘルプ情報を登録した利用者ヘルプ情報登
録手段を有し、前記端末からの利用者のアクセスに応じ
て、前記データベースのレコード項目についての入力欄
を含んだ入力画面を前記端末に表示させる入力画面処理
手段であって、当該利用者の利用者ヘルプ情報を前記利
用者ヘルプ情報登録手段から特定し、この利用者ヘルプ
情報に基づき、入力候補値群が設定されたレコード項目
に対応する入力欄については、所定の利用者操作に基づ
きそれら入力候補値群を入力データの選択肢として示す
ヘルプ画面を前記端末に表示させる入力画面処理手段
と、前記入力画面処理手段により前記端末に表示された
入力画面に対し入力された入力データを取得し、この入
力データに基づき前記データベースに対する処理を行う
データベース処理手段と、を有するものである。
【0017】また、前記入力画面処理手段は、入力候補
値群が設定された各入力欄ごとに、前記利用者ヘルプ情
報の当該入力欄の入力候補値群のうち先頭に登録された
ものを当該入力欄の入力データとして設定し、前記端末
に表示させるものである。
【0018】また、この発明に係る情報入力システム
は、複数の利用者が共用するデータベースに対する情報
入力のための情報入力システムであって、利用者毎に、
前記データベースのレコード項目について当該利用者の
入力画面に入力欄を表示するか否かを示す表示有無情報
及び入力欄を表示する場合の表示位置を示す表示位置情
を含んだ利用者テンプレートを登録する利用者テンプ
レート登録手段と、利用者の要求に応じて、当該利用者
の利用者テンプレートを前記利用者テンプレート登録手
段から特定し、この利用者テンプレートに基づき表示が
必要な入力欄を求め、この入力欄を前記利用者テンプレ
ートに設定された表示位置に配置した入力画面を生成
し、表示する入力画面処理手段と、前記入力画面の各入
力欄に入力された入力データを前記データベースに登録
するデータベース登録手段と、を含むものである。
【0019】また、前記利用者テンプレートには、前記
データベースの各レコード項目ごとに既定値を設定する
ことができ、前記入力画面処理手段は、当該利用者の利
用者テンプレートにおいて前記表示すべきレコード項目
に既定値が設定されている場合は、当該レコード項目に
対応する入力欄にその既定値を入力データとして設定し
た入力画面を表示するものである。
【0020】また、この発明に係る情報入力システム
は、複数の利用者が共用するデータベースに対する情報
入力のための情報入力システムであって、利用者毎に、
前記データベースのレコード項目について、そのデータ
ベースにおけるそのレコード項目についての標準の入力
候補値群の中から当該利用者が選択した入力候補値群
その入力候補値群の表示順序とを含んだ利用者ヘルプ情
報を登録した利用者ヘルプ情報登録手段と、利用者の要
求に応じて、前記データベースのレコード項目について
の入力欄を含んだ入力画面を表示する入力画面処理手段
であって、当該利用者の利用者ヘルプ情報を前記利用者
ヘルプ情報登録手段から特定し、この利用者ヘルプ情報
に基づき、入力候補値群が設定されたレコード項目に対
応する入力欄については、所定の利用者操作に基づきそ
れら入力候補値群を入力データの選択肢として示すヘル
プ画面を表示する入力画面処理手段と、前記入力画面の
各入力欄に入力された入力データを前記データベースに
登録するデータベース登録手段と、を有する。
【0021】また、前記入力画面処理手段は、入力候補
値群が設定された各入力欄ごとに、前記利用者ヘルプ情
報の当該入力欄の入力候補値群のうち先頭に登録された
ものを当該入力欄の入力データとして設定し、表示する
ものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。
【0023】図1は、この実施の形態に係る情報入力シ
ステムの概要を示す図である。図において、データベー
スサーバ10はLAN30に接続されており、LAN3
0はインターネット32に接続されている。データベー
スサーバ10はデータベース101を有しており、各所
にある端末20に対しLAN30やインターネット32
を介して、データベース101に対するデータ検索、デ
ータ登録などのサービスを提供する。遠隔の端末20に
対して通信回線を介してデータベースサービスを提供す
る方式としては様々なものが考えられるが、ここではW
WW(World Wide Web)の技術を利用した方式を例にと
って説明する。
【0024】この場合、データベースサーバ10は、h
ttpdなど、WWWサーバ機能を実現するためのプロ
グラムを有している。これに対し、端末20は、WWW
ブラウザ(以下単に「ブラウザ」と呼ぶ)のプログラム
を持っていればよい。端末20は、ブラウザを起動し、
httpプロトコルに従ってデータベースサーバ10の
有するデータベースサービス用のホームページにアクセ
スすることにより、各種データベースサービスの提供を
受けることができる。
【0025】図2は、データベースサーバ10の機能的
な構成を示した機能ブロック図である。データベースサ
ーバ10は、サービス対象の情報を保持したデータベー
ス101に加え、端末20のブラウザからこのデータベ
ース101を利用するためのデータベース利用アプリケ
ーション110を保持している。このデータベース利用
アプリケーション110は、コンポーネントとして、利
用者認証部111、メインメニュー処理部112、デー
タベース操作メニュー処理部113、テンプレート選択
処理部114、入力画面処理部115、データベース処
理部116、環境設定メニュー処理部117、テンプレ
ート編集処理部118、利用者ヘルプ編集処理部119
を含む。これら各コンポーネントは、HTMLやCGI
プログラムなどを用いてWebページとして構築するこ
とができる。端末応答処理部102は、端末20からの
要求に応じてデータベース利用アプリケーション110
の各コンポーネントを動作させるユニットである。すな
わち、端末応答処理部102は、httpdなどで構成
され、端末20のブラウザからのhttpプロトコルに
よる要求に応じて、データベース利用アプリケーション
110の各コンポーネントのWebページを取得し、そ
のブラウザに送信する。
【0026】標準テンプレート登録部103及び利用者
テンプレート登録部105は、データベース101の検
索、登録などの各種操作のためのデータ入力用のテンプ
レート情報を保持している。このテンプレートは、デー
タベースに対するデータ登録やデータ検索などのひな型
となる書式であり、入力が必要なデータ項目やそれら各
項目の入力画面上での入力欄の位置などを規定する。端
末20からデータベースサーバ10のデータベース10
1への各種操作が行われる場合、このテンプレートに従
って入力画面が生成され、利用者はこの入力画面上で必
要な入力項目を入力することになる。
【0027】標準テンプレート登録部103には、すべ
ての利用者が利用できる標準テンプレート情報が登録さ
れている。標準テンプレート情報は、例えば、データ登
録用、検索用などの用途別に作成され、登録されてい
る。図13に示したのが、データ登録用の標準テンプレ
ート情報から生成された入力画面410の一例を示す図
である。この例は、システム保守業務のデータベースに
対するデータ登録のための標準テンプレート情報から生
成された入力画面の一例である。この画面では、データ
ベースのレコード項目のうちデータ登録の可能性がある
ものすべてについて、入力欄410が表示されるため、
すべての入力欄を見るにはスクロールバー413により
スクロールする必要がある。標準テンプレート情報で
は、個々のケースでは必要のない入力欄も多く表示さ
れ、また各入力欄の表示順序も固定であるため、個々の
利用者の個々のケースでは必ずしも使いやすい入力画面
とは言えない。
【0028】一方、利用者テンプレート登録部105に
は、個々の利用者ごとに、その利用者専用のテンプレー
トが登録される。これを利用者テンプレート情報と呼
ぶ。なお、ここでいう利用者の概念には、複数人のグル
ープも含むものとする。利用者テンプレート情報は、個
々の利用者ごとに、必要に応じて複数登録することがで
きる。例えば、顧客サービス情報のデータベースの場
合、各人ごとに、自分の主要な顧客ごとに専用のテンプ
レートを作成し、それを利用者テンプレート情報として
登録できる。この利用者テンプレート情報には、個々の
利用者の個々のケースでどの項目についての入力欄をど
のような順序で表示するかを設定することができる。ま
た利用者テンプレート情報には、利用者の入力作業の労
力軽減のため、当該ケースで入力される値が定まってい
るレコード項目には、その値を既定値として登録するこ
とができる。このような利用者テンプレート情報を用い
た場合、利用者にとって必要な項目の入力欄が入力しや
すい順序で表示され、更に既定値のある項目については
それが予め設定された入力画面が得られる。図12は、
利用者テンプレート情報に基づき生成された入力画面4
10の一例を示す図である。この入力画面は、図13の
標準テンプレート情報の入力画面と比較すると、入力欄
411の項目数が少なく、その順序も利用者に合わせて
変更されており、更には「担当者名」の入力欄に当該利
用者の名前が既定値として設定されている。
【0029】利用者テンプレート情報のデータ構造の一
例を図3に示す。図3に示すように、利用者テンプレー
ト情報200は、利用者ID201、テンプレートID
202、タイトル203及びテンプレート内容204を
含む。利用者ID201は、当該利用者テンプレート情
報200の所有者である利用者の一意的な識別情報であ
る。テンプレートID202は、当該利用者テンプレー
ト情報200の一意的な識別情報である。1利用者が複
数の利用者テンプレート情報200を持つ場合、利用者
ID201が同じでテンプレートID202が異なる利
用者テンプレート情報200が複数存在することにな
る。タイトル203は、当該利用者テンプレート情報の
題名を示す文字列であり、利用者が個々の利用者テンプ
レート情報を識別するために用いる。例えば1利用者が
複数の利用者テンプレート情報を登録している場合、各
利用者テンプレート情報200のタイトル203を一覧
表示して、その中から利用者に所望のものを選択させ
る。テンプレート内容204は、利用者テンプレート情
報200の実体的な内容を規定する部分であり、データ
ベース101の各レコード項目ごとに項目情報205を
有する。データベース101にがN個のレコード項目を
持つ場合、項目情報205は、当該データベースにおけ
る各レコード項目の所定の順序に従って、項目1から項
目NまでのN個設定される。個々の項目情報205は、
当該レコード項目についての既定値210、当該レコー
ド項目についての入力欄を入力画面に表示するか否かを
示す表示有無情報211、当該レコード項目についての
入力欄を入力画面に表示する場合の表示位置を示す表示
位置情報212を有する。既定値210には、既定値が
ある場合はその値(数値、文字列など)が設定され、既
定値がない場合はその旨を示す所定の値が設定される。
表示有無情報211は、表示するか否かを示すだけなの
で、1ビットでよい。表示位置情報212には、例え
ば、当該レコード項目の入力欄の相対的な表示順序や、
入力画面の基準座標に対する当該項目の入力欄の位置座
標などが設定される。以上利用者テンプレート情報20
0の内容について説明したが、利用者テンプレート情報
200には以上の他に付加的情報を含ませることももち
ろん可能である。ここに示した利用者テンプレート情報
200のデータ構造はあくまで一例であり、この実施の
形態で説明する機能を実現できるようなデータ構造であ
ればどのようなものでも採用することができる。
【0030】標準ヘルプ登録部104及び利用者ヘルプ
登録部106は、各項目に対応する入力候補値群をヘル
プ情報として登録している。このヘルプ情報は、利用者
が入力画面上から呼び出すことができ、この結果呼び出
された入力候補値のリスト表示から所望のものを選択し
て入力欄に設定することができる。
【0031】標準ヘルプ登録部104は、全利用者に共
通した標準ヘルプ情報を保持する。標準ヘルプ情報は、
マスタ情報とも呼ばれる。例えば、標準ヘルプ情報に
は、顧客コードなら顧客コードで、すべての顧客の顧客
コードのリストが登録される。標準ヘルプ情報には、こ
のようなリストが各レコード項目ごとに登録されてい
る。ただし、備考欄など、自由記述が行われるレコード
項目についてはそのようなリストがないのはいうまでも
ない。
【0032】利用者ヘルプ登録部106には、個々の利
用者ごとにその利用者専用の利用者ヘルプ情報が登録さ
れる。利用者ヘルプ情報も、標準ヘルプ情報と同様、各
レコード項目ごとにその項目に対する入力候補値のリス
トを登録したものである。ただし、利用者ヘルプ情報
は、標準ヘルプ情報のなかから個々の利用者が自分に必
要なものを選択して登録したものである。図4に利用者
ヘルプ情報300のデータ構造の一例を示す。利用者ヘ
ルプ情報300は、データベース101の各レコード項
目ごとに項目ヘルプ301を有する。データベース10
1がN個のレコード項目を持つ場合、項目ヘルプ301
は、当該データベースにおける各レコード項目の所定の
順序に従って、項目1から項目NまでのN個設定され
る。個々の項目ヘルプ301には、利用者の選んだ入力
候補値302が順番に設定されている。なお、レコード
項目の中には、利用者が入力候補値を設定しなかったも
のや、自由記述欄のようにそもそも入力候補値が存在し
得ないようなものがあるが、そのような項目の項目ヘル
プ301には、入力候補値がない旨の所定の値が設定さ
れる。なお、ここに示した利用者ヘルプ情報300のデ
ータ構造はあくまで一例であり、この実施の形態で説明
する機能を実現できるようなデータ構造であればどのよ
うなものでも採用することができる。
【0033】次に、データベース利用アプリケーション
110の各コンポーネントについて説明する。まず利用
者認証部111は、端末20からデータベースサーバ1
0にアクセスしてきた利用者の利用者認証を行う。メイ
ンメニュー処理部112は、端末20に対して図9に示
すようなメインメニュー画面を提供し、利用者から処理
内容の選択を受け付ける。データベースサーバ10は、
データベース操作と、このための環境設定、という2つ
のサービスを提供するように構成されており、メインメ
ニュー画面ではこのいずれを選択するかの指定を受け付
ける。
【0034】データベース操作メニュー処理部113
は、データベース操作に関するメニュー画面を提供し、
利用者からの操作入力を受け付ける。テンプレート選択
処理部114は、端末20の利用者に対して当該利用者
が使用可能なテンプレート情報の一覧を提供し、利用者
の選択を受け付ける。入力画面処理部115は、利用者
が選択したテンプレート情報に基づきデータベース操作
用の入力画面を生成し、端末20に送って表示させる。
データベース処理部116は、その入力画面に対する利
用者の入力結果のデータを受け取り、この入力データに
基づき、データ登録や検索など、データベースに対する
処理を行う。
【0035】環境設定メニュー処理部117は、環境設
定の対象項目を受け付けるための環境設定メニューを提
供する。この実施の形態では、各利用者は、環境設定と
して、自分の利用者テンプレート情報と利用者ヘルプ情
報についての設定・変更することができる。利用者テン
プレート編集処理部118は、利用者テンプレート情報
の登録・編集のための画面を提供し、この画面に対する
利用者の編集内容に応じて利用者テンプレート情報の登
録や更新を行う。利用者ヘルプ編集処理部119は、利
用者ヘルプ情報の登録・編集のための画面を提供し、こ
の画面に対する利用者の編集内容に応じて利用者ヘルプ
情報の登録や更新を行う。
【0036】次に、フローチャート及び画面表示例を用
いて、この実施の形態の処理手順を説明する。この実施
の形態における処理は、図5に示すように、利用者が端
末20からデータベースサーバ10へアクセスすること
から始まる(S100)。具体的には、利用者は端末2
0でブラウザを起動し、データベースサーバ10のログ
イン画面のページのURL(Uniform Resource Locato
r)を指定することにより、データベースサーバ10へ
アクセスする。データベースサーバ10では、端末応答
処理部102がそのURLをもとに、ログイン画面のペ
ージのファイルをファイルシステムから取得し、端末2
0のブラウザに送信する(S200)。このファイルは
HTML等で記述されているものであり、端末20のブ
ラウザは、このファイルをもとにログイン画面を生成
し、ディスプレイ装置に表示する(S101)。図8に
このようなログイン画面の表示の一例を示す。図8で
は、ブラウザウインドウ400の中にログイン画面40
1が表示されている。ログイン画面401には、利用者
IDとパスワードの入力のために、CGI機能などを利
用した入力欄402がそれぞれ設けられている。利用者
がマウスやキーボードなどを利用してそれら入力欄40
2に必要事項を入力し、ログインボタン403をクリッ
クすると(S102)、利用者ID及びパスワードの入
力結果がCGI機能などによりデータベースサーバ10
に送られる。これを受け取ったデータベースサーバ10
では、利用者認証部111が起動される(S201)。
利用者認証部111は、各利用者の利用者IDとパスワ
ードを登録した利用者情報ファイル(図示省略)を参照
し、入力されたパスワードが正しいかどうか照合が行わ
れる(S202)。ここで、パスワードが誤っていた場
合は、データベースサーバ10は、ログイン画面の情報
を再度端末20に送り(S200)、利用者に対して利
用者ID及びパスワードの再入力を促す。
【0037】入力されたパスワードが当該利用者IDに
対応する正当なものであった場合、メインメニュー処理
部112によりメインメニュー画面の情報が端末20に
送られる(S204)。端末20のブラウザは、この情
報から、例えば図9に示すようなメインメニュー画面4
04を表示する(S103)。図示例のメインメニュー
画面404には、「1.データベース操作」と「2.利
用者環境設定」という2つの処理選択肢が表示されてい
る。各処理選択肢はHTMLのリンクとして設定されて
おり、図9の例ではアンダーラインによってリンクの存
在が示されている。利用者がマウス等でそれら選択肢の
一方をクリックすることにより、選択指示がなされる
(S104)。この選択結果はhttpプロトコルに従
ってデータベースサーバ10に送られ、データベース
(DB)操作及び利用者環境設定のいずれが選択された
かに応じて、それぞれ対応する処理が行われる(S20
5)。なお、この例では、リンクの選択により処理内容
が決定されるので、データベースサーバ10は、選択さ
れた処理内容がいずれかであるかを実際に判定するわけ
ではなく、選択されたリンクに対応するURLのファイ
ルを単に端末20に送ることになる。
【0038】図6に示すように、メインメニュー画面に
て「データベース操作」処理が選択された場合、データ
ベース操作メニュー処理部113が図10に示すような
データベース操作メニュー画面405のファイルを端末
20に返す(S206)。端末20のブラウザは、この
ファイルをもとにデータベース操作メニュー画面を表示
する(S105)。データベース操作メニュー画面40
5には、「データ登録」や「データ参照」(すなわち検
索)など、データベースサーバ10が端末20に提供す
るデータベース操作処理の名称がリスト表示される。各
操作名称にはメインメニュー画面と同様のリンクが設定
され、利用者は画面上で所望の操作処理の名称をクリッ
クして選択することにより(S106)、データベース
サーバその操作処理に対応した画面(ページ)を得るこ
とができる。S106で利用者が所望の操作処理を選択
すると、データベースサーバ10では、テンプレート選
択処理部114が、選択された操作処理に対応するテン
プレート情報を求め、これらのリストを示すテンプレー
トリスト画面の情報を生成して端末20に送信する(S
207)。このとき、テンプレート選択処理部114
は、当該利用者の利用者IDをキーとして利用者テンプ
レート登録部105を検索して当該利用者の利用者テン
プレート情報を求め、これらのタイトル203と標準テ
ンプレート情報を表すタイトルとを一覧としたテンプレ
ートリストを生成し、端末20に送る。端末20では、
この情報に基づき、テンプレートリスト画面を表示する
(S107)。図11は、テンプレートリスト画面40
6の一例を示している。テンプレートリスト画面406
には、当該利用者が利用可能なテンプレート情報を一覧
表示したリスト部407が表示される。入力支援のため
のヘルプとして利用者ヘルプ情報と標準ヘルプ情報のい
ずれを選択するかを入力するチェックボックス408が
表示される。図示例では、リスト部407には、データ
ベース登録操作時に当該利用者に利用可能なテンプレー
ト情報として、標準テンプレートの他に、当該利用者が
登録した利用者テンプレート情報である「顧客A用」
「障害速報用」などのテンプレート情報が表示されてい
る。利用者がマウス等でリスト部407のリストの中か
ら1つを選択すると、それが例えば反転表示などの形態
で識別表示される。また、利用者は、利用者ヘルプ情報
と標準ヘルプ情報のうち入力支援のためのヘルプとして
使用したいものを、いずれかのチェックボックス408
をクリックすることにより選択することができる。この
ようにして、使用したいテンプレート情報及びヘルプ情
報を選択した(S108)上で、ボタン409をクリッ
クすると、その選択結果がデータベースサーバ10へ送
られる。データベースサーバ10のテンプレートリスト
選択処理部114は、この選択結果を受け取り、入力画
面処理部115に渡す。
【0039】入力画面処理部115は、利用者が選択し
たテンプレート情報及びヘルプ情報を標準テンプレート
登録部103、利用者テンプレート登録部105、標準
ヘルプ登録部104、利用者ヘルプ登録部106から求
め(S208)、それらに基づき入力画面の情報を生成
し、端末20へ返す(S209)。ここで入力画面処理
部115は、選択されたテンプレート情報に基づき、表
示が必要な入力欄を求め、それら各入力欄をそのテンプ
レート情報に設定された表示位置に配置し、既定値の設
定がある場合はその値を当該入力欄の入力値として設定
した状態にした入力画面を表す情報を生成する。そし
て、利用者ヘルプ情報あるいは標準ヘルプ情報の使用が
選択されている場合は、選択されたヘルプ情報を入力画
面の情報に組み込む。すなわち、入力画面処理部115
は、入力欄が表示されるレコード項目に入力候補値群が
設定されている場合は、それら入力候補値群を選択メニ
ューとしてその入力欄に対応づけて設定する。このよう
にしてできた入力画面の情報が端末20に送られる。端
末20では、この情報に基づき入力画面が表示される
(S109)。
【0040】図13は、利用者テンプレート情報が選択
された場合の入力画面410の一例を示している。この
例では、「顧客コード」や「顧客名」など、利用者が要
表示項目として選択したレコード項目の入力欄411
が、利用者の設定した順序(この順序は表示位置の一種
である)で表示されており、「担当者」の入力欄411
には利用者が設定した既定値として、当該利用者自身の
名前が設定されている。利用者は、この入力画面410
の各入力欄411に対して、マウスやキーボードを用い
てデータを入力していく(S110)。この表示例で
は、項目「顧客コード」にはヘルプ情報の登録があり、
矢印ボタン412をクリックすると、図14に示すよう
に顧客コードについての入力候補値リスト414が表示
される。この入力候補値リスト414の中から所望のア
イテムをダブルクリックの操作で選択すれば、そのアイ
テムが入力欄411に設定される。このように、入力候
補値リストが設定されている入力欄411についてはそ
のリストから選択することにより、そうでない入力欄4
11についてはキーボードなどから文字を入力すること
により、各入力欄411にデータを入力することができ
る。なお、既定値が設定されていたとしても、その既定
値を削除して別の値を入力することができる。このよう
にして利用者が入力画面410の各入力欄411にデー
タ入力を行い(S110)、登録ボタン415をクリッ
クすると、それら各入力欄411に設定された入力デー
タがデータベースサーバ10に送られる。
【0041】これを受けたデータベースサーバ10で
は、データベース処理部116がそれら各入力欄の入力
データに基づき、データベース101に対する所定の処
理を行う(S210)。図12のようなデータベース登
録用の入力画面410からの入力の場合、データベース
処理部116はそれら各入力データを、データベース1
01の対応レコード項目に登録する処理を行う。そし
て、この処理が完了すると、データベース処理部116
は処理結果を示す処理結果通知画面の情報を生成し、端
末20に送信する(S211)。処理結果通知画面とし
ては、処理内容がデータ登録の場合は登録完了を示す画
面、データ参照(検索)の場合は検索結果を表示する画
面となる。端末20では、この処理結果通知画面を表示
したのち(S111)、利用者の指示に応じて一連の処
理を終了するか、あるいはメインメニュー画面に戻るな
どの処理を行う。
【0042】以上、利用者テンプレート情報の入力画面
(図12)によるデータ入力の流れを説明したが、標準
テンプレート情報の入力画面(図13)からのデータ入
力もこれと同じである。
【0043】また以上では、データベース操作メニュー
画面で「データ登録」が選択された場合を説明したが、
他の操作処理が選択された場合の処理もこれと同様であ
る。
【0044】次に、データベースサーバ10における利
用者環境設定サービスについて説明する。図9に例示し
たようなメインメニュー画面404で利用者環境設定操
作が選択された場合、図7に示すように、データベース
サーバ10の環境設定メニュー処理部117は、図15
に示すような環境設定メニュー画面416の情報を端末
20に送る(S220)。端末20は、受け取った情報
に基づき環境設定メニュー画面416を表示する(S1
20)。図示例の環境設定メニュー画面416では、環
境設定の内容として、「利用者ヘルプ編集」、「利用者
テンプレート新規作成」、「利用者テンプレート編集」
及び「利用者テンプレート参照」の各処理メニューが表
示されている。「利用者ヘルプ編集」は、当該利用者の
利用者ヘルプ情報の編集を行うための処理メニューであ
る。「利用者テンプレート新規作成」は当該利用者の新
たな利用者テンプレート情報を作成するための処理メニ
ュー、「利用者テンプレート編集」は当該利用者の既登
録の利用者テンプレート情報の内容を変更するための処
理メニュー、「利用者テンプレート参照」は当該利用者
の既登録の利用者テンプレート情報の内容を参照するた
めの処理メニューである。利用者は、この環境設定メニ
ュー画面416で所望のメニューを選択する(S12
1)。データベースサーバ10ではこの選択結果を受け
取り、この選択結果に応じた環境設定画面の情報を端末
20に返す(S221)。この場合、選択されたメニュ
ーが「利用者ヘルプ編集」の場合は利用者ヘルプ編集処
理部119が利用者ヘルプ情報編集用の環境設定画面
を、それ以外の場合は利用者テンプレート編集処理部1
18が利用者テンプレートの作成・編集用又は参照用の
画面を提供する。端末20はこの画面を表示し、利用者
の操作を受け付ける(S122)。
【0045】「利用者ヘルプ編集」のメニューが選ばれ
た場合、利用者ヘルプ編集処理部119は、まず端末2
0に図16に示すようなヘルプ編集項目メニュー417
を表示させる。このメニュー417には、利用者ヘルプ
情報に入力候補値が登録可能な各レコード項目(図示例
では顧客コードや部門コードなど)がリスト表示され
る。利用者がこの中で一つを選ぶと、データベースサー
バ10はその項目に対応するヘルプ情報編集画面を端末
20に送る。例えば「顧客コード」が選ばれた場合、図
17に示す顧客コードヘルプ用の編集画面418が端末
20に送られ、表示される。この編集画面418には、
標準ヘルプ情報に登録された全顧客コードのリスト41
9と、利用者ヘルプ情報に登録する顧客コードのリスト
420が表示される。この場合、利用者ヘルプ編集処理
部119は、利用者ヘルプ登録部106に当該利用者の
利用者ヘルプ情報が登録されているか否かを調べ、登録
されている場合は、その登録内容をリスト420に表示
する。利用者は、全顧客コードのリスト419の中で自
分が必要とするものをマウス等で選択し、矢印ボタン4
21をクリックすることにより、それを利用者ヘルプ情
報のリスト420に追加することができる。逆に、利用
者ヘルプ情報のリスト420の中から不要なものを選択
し、矢印ボタン422をクリックすれば、それをリスト
420から削除することができる。このような追加・削
除の操作は、マウスのドラッグ・アンド・ドロップ操作
でも行うことができる。また、リスト420における各
顧客コードの順序は、ドラッグ・アンド・ドロップなど
の操作で自由に変更することができる。このようにして
設定(S123)が完了し、「登録」ボタン423がク
リックされると、その時点でのリスト420の設定内容
がデータベースサーバ10に送られ、利用者ヘルプ編集
処理部119がその設定内容を利用者ヘルプ登録部10
6に登録する(S222)。登録が完了すると、利用者
ヘルプ編集処理部119は、登録が完了した旨を示す画
面を端末20に送る(S223)。端末20では、この
処理結果通知画面を表示したのち(S124)、利用者
の指示に応じて一連の処理を終了するか、あるいはメイ
ンメニュー画面に戻るなどの処理を行う。図16のメニ
ューで「顧客コード」以外が選択された場合も、以上と
同様の処理が行われる。
【0046】図15の環境設定メニューで「利用者テン
プレート編集」が選択された場合は、利用者テンプレー
ト編集処理部118は、利用者テンプレート登録部10
5に登録された当該利用者の利用者テンプレート情報の
タイトルの一覧を端末20に表示させ、利用者に編集対
象の利用者テンプレート情報を選択させる。そして、そ
の選択結果を端末20から受け取り、図18に示すよう
な利用者テンプレート編集・作成画面424を生成して
端末20に送る。この画面424は既定値設定用の画面
であり、「タイトル」の欄425には利用者が決めた当
該利用者テンプレートの名称が設定されている。この画
面424には、データベース101の全レコード項目に
ついての既定値設定欄426が表示され、選択した利用
者テンプレート情報に既に既定値の設定のあるレコード
項目については、その欄426にその値が表示されてい
る。利用者は、この画面424で、既に設定済みの既定
値を変更したり、あるいは既定値未設定のレコード項目
に対して既定値を設定したりすることができる(S12
3)。画面424上で設定された各既定値は、利用者に
よる設定終了指示の入力に応じてデータベースサーバ1
0に送信される。すると、次に利用者テンプレート編集
処理部118は、図19に示すようなテンプレート画面
レイアウト編集画面427を端末20に送り、表示させ
る。この画面427は、入力画面に表示する表示項目と
その順序を設定するための画面である。この画面427
には、データベース101の全レコード項目のリスト4
28と、表示項目のリスト429とが表示される。ここ
で利用者テンプレート編集処理部118は、この画面4
27を生成する際、編集対象の利用者テンプレート情報
を調べて各レコード項目の表示の有無及びその表示位置
(この例では表示順序)を求め、これに応じてリスト4
29に各表示項目のタイトルをその表示順序に従って配
列する。この画面427では、図17に示した顧客コー
ドヘルプ用の編集画面418と同様にして、全レコード
項目のリスト428から選んだ項目を表示項目のリスト
429に追加したり、表示項目を削除したり、表示項目
の順序を変更したりすることができる。このようにして
画面レイアウトの設定(S123)が完了し、「登録」
ボタンがクリックされると、その時点でのリスト429
の設定内容がデータベースサーバ10に送られ、利用者
テンプレート編集処理部118は、その設定内容を既定
値の情報と共に利用者テンプレート情報登録部105に
登録する(S222)。登録が完了すると、利用者テン
プレート編集処理部118は、登録が完了した旨を示す
画面を端末20に送る(S223)。端末20では、こ
の処理結果通知画面を表示したのち(S124)、利用
者の指示に応じて一連の処理を終了するか、あるいはメ
インメニュー画面に戻るなどの処理を行う。
【0047】なお、図15の環境設定メニューで「利用
者テンプレート新規作成」が選択された場合は、最初に
すべての設定が空白の利用者テンプレート情報を用意
し、これに対して設定を行っていくという点が異なるだ
けで、基本的な処理手順は「利用者テンプレート編集」
が選択された場合と全く同じである。
【0048】このようにして、各利用者は自分の利用者
テンプレート情報や利用者ヘルプ情報を作成・編集する
ことができる。このようにして作成・編集した利用者テ
ンプレート情報や利用者ヘルプ情報を用いることによ
り、各利用者は自分にとって使いやすい入力画面を得る
ことができる。
【0049】この実施の形態のデータベースサーバ10
は、このようにして作成・編集した利用者テンプレート
情報や利用者ヘルプ情報をコピーして他の利用者に与え
る機能を持ち、この機能により同じグループに属する利
用者などで同じテンプレート情報やヘルプ情報を共用す
ることが可能になる。
【0050】以上、この発明の好適な実施の形態の構成
及び処理手順を説明した。以上の説明から分かるよう
に、この実施の形態によれば、利用者は、利用者テンプ
レート情報及び利用者ヘルプ情報を用いることにより、
各々自分にとって使いやすいデータベース操作用の入力
画面を得ることができ、入力作業の効率化を図ることが
できる。また、この実施の形態では、利用者の入力支援
のためには、データサイズの大きいマスタ情報(標準ヘ
ルプ情報)の代わりに、各利用者の必要に応じて作成し
た比較的サイズの小さい利用者ヘルプ情報を端末に送る
だけでよいので、データベースサーバと端末との間のデ
ータ通信量を低減することができる。また、この実施の
形態では、利用者テンプレート情報や利用者ヘルプ情報
はデータベースサーバ10に登録されるので、各利用者
は作業場所や端末を変えても同じ自分の利用環境で作業
を行うことができる。また、この実施の形態では、デー
タベースサービスのためのアプリケーションはデータベ
ースサーバ10のみに存在し、端末20はブラウザでそ
のサービスを受けるという構成を採ったので、メンテナ
ンスはデータベースサーバ10についてのみ行えばよ
い。
【0051】なお、以上に説明したデータベースサーバ
10では、利用者テンプレート情報において、既定値
と、入力欄の表示の有無とを独立して設定できる。これ
によれば、既定値を入力画面上に表示しないようにする
こともできる。すなわち、決まり切っているため表示し
なくても分かり、しかも変更する必要のないデータにつ
いては、それを既定値として登録しておき入力欄の表示
を省略することにより、入力画面のスリム化を図ること
ができる。例えば、自分が報告に使うテンプレートで
は、担当者名として自分の名前が入るのは分かり切って
おり、別の名前に変更することは考えられないので、そ
のような場合には自分の名前を既定値として設定してお
き、入力欄を表示しないように設定することができる。
【0052】ただし、この場合、表示を行わなくてもデ
ータベース101には既定値を登録する必要がある。こ
のための仕組みとしては次の2つが考えられる。第一
は、CGIの隠しフィールド機能を用いて既定値を非表
示の設定で端末20に送り、端末20からその隠しフィ
ールドの既定値を入力データとしてデータベースサーバ
10に返させるという方法である。第二は、入力欄を表
示しない項目の既定値は端末20に送らず、端末20か
ら入力データが送られてくるとデータベース処理部11
6にてその入力データにその既定値を付加した上でデー
タベース101に登録するという方法である。いずれの
方法でも、上記目的を達成することができる。
【0053】また、データベースサーバ10では、利用
者ヘルプ情報に、各レコード項目ごとに入力候補値を順
序づけてリストとして登録することができるが、このリ
ストの先頭に設定された入力候補値を入力画面の入力欄
に表示するようにすることも可能である。ただしこの場
合、当該項目に既定値が設定されている場合は、既定値
を優先して表示する。この仕組みによれば、利用頻度が
高いと思われる入力候補値をリストの先頭に設定するこ
とにより、入力画面での入力の手間を軽減することがで
きる。
【0054】また、以上では、WWW技術を利用した例
を説明したが、利用者テンプレート情報や利用者ヘルプ
情報を用いる上記実施の形態の仕組みは、他の方式で構
築されたサーバ・クライアントシステムやオンラインシ
ステムなどにも当然適用可能である。また、利用者テン
プレート情報や利用者ヘルプ情報は、サーバ又はホスト
のデータベースに対して端末からアクセスするようなシ
ステムに限らず、1台のコンピュータで構成したスタン
ドアローンの情報入力システムにも適用できる。
【0055】
【発明の効果】この発明は、以上に示したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0056】この発明にかかるデータベースサーバによ
れば、データベース操作のための入力画面において、ど
のレコード項目について入力欄を表示するかを個々の利
用者ごとに利用者テンプレート情報として登録すること
ができるので、利用者にとって入力のしやすい入力画面
を得ることができる。
【0057】また、利用者テンプレート情報を1利用者
に対して複数登録し、選択して利用できるようにしたの
で、各利用者は個々の用途ごとに適切な入力画面を得る
ことができる。
【0058】また、利用者テンプレート情報にレコード
項目の既定値を登録できるようにしたことにより、利用
者は既定値については入力画面上で入力する必要がない
ので、入力作業が効率化できる。
【0059】また、利用者テンプレート情報において、
既定値が設定されており、かつ入力欄を表示しないと設
定されているレコード項目については、端末に対し、実
際に利用者が入力した入力データに加え、そのレコード
項目の既定値を入力データとして返すように指示するこ
とにより、入力欄表示を行わない項目の既定値もデータ
ベースへの入力データとすることができる。
【0060】また、利用者テンプレート情報において、
既定値が設定されており、かつ入力欄を表示しないと設
定されているレコード項目について、端末から送られて
きた入力データに加えてそのレコード項目の既定値を入
力データとしてデータベースに対する処理を行うように
構成したことにより、入力欄表示を行わない項目の既定
値もデータベースへの入力データとすることができる。
【0061】また、レコード項目への入力候補値群を含
んだ利用者ヘルプ情報を登録し、この利用者ヘルプ情報
に応じて当該レコード項目の入力欄への入力値の選択肢
を示すヘルプ画面を表示するようにしたので、利用者の
入力作業の負担を軽減できる。
【0062】また、この発明に係るデータベースサーバ
は、各利用者ごとに、当該利用者の定めた各レコード項
目への入力候補値群を含んだ利用者ヘルプ情報を登録
し、この利用者ヘルプ情報に応じて当該レコード項目の
入力欄への入力値の選択肢を示すヘルプ画面を表示する
ようにしたので、利用者による入力作業の負担が軽減さ
れ、誤入力も少なくできる。
【0063】ここで、入力候補値群のうち先頭に登録さ
れたものを当該入力欄の入力データとして設定し、端末
に表示させるようにすれば、利用者の入力の手間を軽減
することができる。
【0064】また、この発明に係る情報入力システムに
よれば、どのレコード項目について入力欄を表示するか
を個々の利用者ごとに利用者テンプレート情報として登
録することができるので、利用者にとって入力のしやす
い入力画面を得ることができる。
【0065】また、このシステムにおいて、利用者テン
プレート情報にレコード項目の既定値を登録できるよう
にしたことにより、利用者の入力作業を効率化できる。
【0066】また、この発明に係る情報入力システムに
よれば、利用者ヘルプ情報に応じて当該レコード項目の
入力欄への入力値の選択肢を示すヘルプ画面を表示する
ようにしたので、利用者による入力作業の負担を軽減
し、誤入力も少なくできる。
【0067】また、このシステムにおいて入力候補値群
のうち先頭に登録されたものを当該入力欄の入力データ
として設定し、端末に表示させるようにすれば、利用者
の入力の手間を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係る情報入力システムの概要を
示す図である。
【図2】 データベースサーバの機能的な構成を示した
機能ブロック図である。
【図3】 利用者テンプレート情報のデータ構造の一例
を示す図である。
【図4】 利用者ヘルプ情報のデータ構造の一例を示す
図である。
【図5】 実施の形態の処理におけるデータベースサー
バへのログイン時の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】 実施の形態の処理におけるデータベース操作
時の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】 実施の形態の処理における利用者環境設定時
の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】 ログイン画面の表示例を示す図である。
【図9】 メインメニュー画面の表示例を示す図であ
る。
【図10】 データベース操作メニュー画面の表示例を
示す図である。
【図11】 データベース登録操作についての、ある利
用者のテンプレートリスト画面の表示例を示す図であ
る。
【図12】 利用者テンプレート情報に基づき生成した
入力画面の表示例を示す図である。
【図13】 標準テンプレート情報に基づき生成した入
力画面の表示例を示す図である。
【図14】 利用者テンプレート情報に基づき生成した
入力画面において、ヘルプ情報を表示した表示例を示す
図である。
【図15】 利用者環境設定メニュー画面の表示例を示
す図である。
【図16】 利用者ヘルプ編集画面の表示例を示す図で
ある。
【図17】 顧客コードヘルプ用の編集画面の表示例を
示す図である。
【図18】 利用者テンプレート作成・編集画面の表示
例を示す図である。
【図19】 テンプレート画面レイアウトの編集画面の
表示例を示す図である。
【符号の説明】
10 データベースサーバ、20 端末、30 LA
N、32 インターネット、101 データベース、1
02 端末応答処理部、103 標準テンプレート登録
部、104 標準ヘルプ登録部、105 利用者テンプ
レート登録部、106 利用者ヘルプ登録部、110
データベース利用アプリケーション、111 利用者認
証部、112 メインメニュー処理部、113 データ
ベース操作メニュー処理部、114 テンプレート選択
処理部、115 入力画面処理部、116 データベー
ス処理部、117 環境設定メニュー処理部、118
利用者テンプレート編集処理部、119 利用者ヘルプ
編集処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−254979(JP,A) 特開 平3−43814(JP,A) 特開 昭64−38870(JP,A) 特開 平8−315050(JP,A) 特開 平5−303519(JP,A) 特開 平3−116318(JP,A) 特開 平11−102318(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 651 G06F 3/02 - 3/023 G06F 17/30

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の利用者が共用するデータベースを
    有し、通信回線で接続された端末に対してそのデータベ
    ースに対するデータ入力サービスを提供するデータベー
    スサーバであって、 利用者毎に、前記データベースのレコード項目につい
    て、当該利用者の入力画面に入力欄を表示するか否かを
    示す表示有無情報及び入力欄を表示する場合の表示位置
    を示す表示位置情報を含んだ利用者テンプレートを登録
    する利用者テンプレート登録手段と、 前記端末からの利用者のアクセスに応じて、当該利用者
    の利用者テンプレートを前記利用者テンプレート登録手
    段から求め、この利用者テンプレートに基づき表示が必
    要な入力欄を求め、この入力欄を前記利用者テンプレー
    トに設定された表示位置に配置した入力画面を生成し、
    この入力画面を前記端末に表示させる入力画面処理手段
    と、 前記入力画面処理手段により前記端末に表示された入力
    画面に対し入力された入力データを取得し、この入力デ
    ータに基づき前記データベースに対する処理を行うデー
    タベース処理手段と、 を有することを特徴とするデータベースサーバ。
  2. 【請求項2】 前記端末からアクセスしてきた利用者の
    利用者テンプレートが前記利用者テンプレート登録手段
    に複数登録されている場合に、それら複数の利用者テン
    プレートのリストを前記端末に表示させ、この結果前記
    端末に表示された前記リストにおいて利用者が選択した
    利用者テンプレートを特定するテンプレート選択処理手
    段、 を更に有し、前記入力画面処理手段は、前記テンプレー
    ト選択処理手段で特定された利用者テンプレートに基づ
    表示が必要な入力欄を求め、この入力欄を前記利用者
    テンプレートに設定された表示位置に配置した入力画面
    生成し、この入力画面を前記端末表示させることを
    特徴とする請求項1記載のデータベースサーバ。
  3. 【請求項3】 前記利用者テンプレートには、前記デー
    タベースの各レコード項目ごとに既定値を設定すること
    ができ、 前記入力画面処理手段は、当該利用者の利用者テンプレ
    ートにおいて前記表示すべきレコード項目に既定値が設
    定されている場合は、当該レコード項目に対応する入力
    欄にその既定値を入力データとして設定した入力画面を
    前記端末に表示させることを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載のデータベースサーバ。
  4. 【請求項4】 前記入力画面処理手段は、前記利用者テ
    ンプレートにおいて、既定値の設定されたレコード項目
    が前記入力画面に入力欄を表示すべきレコード項目に該
    当しない場合、前記端末に対し、前記入力画面に対する
    入力データに加え、当該既定値を当該レコード項目の入
    力データとして前記データベース処理手段に送信させる
    ための指示を行うことを特徴とする請求項3記載のデー
    タベースサーバ。
  5. 【請求項5】 前記データベース処理手段は、前記利用
    者テンプレートにおいて、既定値の設定されたレコード
    項目が前記入力画面に入力欄を表示すべきレコード項目
    に該当しない場合、前記端末から送られてきた入力デー
    タに加えてそのレコード項目の既定値を入力データとし
    て、前記データベースに対する処理を行うことを特徴と
    する請求項3記載のデータベースサーバ。
  6. 【請求項6】 利用者毎に、前記データベースのレコー
    ド項目について、そのデータベースにおけるそのレコー
    ド項目についての標準の入力候補値群の中から当該利用
    者が選択した入力候補値群とその入力候補値群の表示順
    序とを含んだ利用者ヘルプ情報を登録した利用者ヘルプ
    情報登録手段を有し、 前記入力画面処理手段は、前記端末への入力画面の表示
    の際に、当該利用者の利用者ヘルプ情報を前記利用者ヘ
    ルプ情報登録手段から特定し、この利用者ヘルプ情報に
    基づき、前記入力画面に表示する各入力欄のうち入力候
    補値群が設定されたレコード項目に対応する入力欄につ
    いては、所定の利用者操作に基づきそれら入力候補値群
    を入力データの選択肢として示すヘルプ画面を前記端末
    に表示させることを特徴とする請求項1〜請求項5のい
    ずれかに記載のデータベースサーバ。
  7. 【請求項7】 複数の利用者が共用するデータベースを
    有し、通信回線で接続された端末に対してそのデータベ
    ースに対するデータ入力サービスを提供するデータベー
    スサーバであって、利用者毎に、前記データベースのレ
    コード項目について、そのデータベースにおけるそのレ
    コード項目についての標準の入力候補値群の中から当該
    利用者が選択した入力候補値群とその入力候補値群の表
    示順序とを含んだ利用者ヘルプ情報を登録した利用者ヘ
    ルプ情報登録手段を有し、 前記端末からの利用者のアクセスに応じて、前記データ
    ベースのレコード項目についての入力欄を含んだ入力画
    面を前記端末に表示させる入力画面処理手段であって、
    当該利用者の利用者ヘルプ情報を前記利用者ヘルプ情報
    登録手段から特定し、この利用者ヘルプ情報に基づき、
    入力候補値群が設定されたレコード項目に対応する入力
    欄については、所定の利用者操作に基づきそれら入力候
    補値群を入力データの選択肢として示すヘルプ画面を前
    記端末に表示させる入力画面処理手段と、 前記入力画面処理手段により前記端末に表示された入力
    画面に対し入力された入力データを取得し、この入力デ
    ータに基づき前記データベースに対する処理を行うデー
    タベース処理手段と、 を有することを特徴とするデータベースサーバ。
  8. 【請求項8】 前記入力画面処理手段は、入力候補値群
    が設定された各入力欄ごとに、前記利用者ヘルプ情報の
    当該入力欄の入力候補値群のうち先頭に登録されたもの
    を当該入力欄の入力データとして設定し、前記端末に表
    示させることを特徴とする請求項7記載のデータベース
    サーバ。
  9. 【請求項9】 複数の利用者が共用するデータベースに
    対する情報入力のための情報入力システムであって、 利用者毎に、前記データベースのレコード項目につい
    て、当該利用者の入力画面に入力欄を表示するか否かを
    示す表示有無情報及び入力欄を表示する場合の表示位置
    を示す表示位置情報を含んだ利用者テンプレートを登録
    する利用者テンプレート登録手段と、 利用者の要求に応じて、当該利用者の利用者テンプレー
    トを前記利用者テンプレート登録手段から特定し、この
    利用者テンプレートに基づき表示が必要な入力欄を求
    め、この入力欄を前記利用者テンプレートに設定された
    表示位置に配置した入力画面を生成し、表示する入力画
    面処理手段と、 前記入力画面の各入力欄に入力された入力データを前記
    データベースに登録するデータベース登録手段と、 を含む情報入力システム。
  10. 【請求項10】 前記利用者テンプレートには、前記デ
    ータベースの各レコード項目ごとに既定値を設定するこ
    とができ、 前記入力画面処理手段は、当該利用者の利用者テンプレ
    ートにおいて前記表示すべきレコード項目に既定値が設
    定されている場合は、当該レコード項目に対応する入力
    欄にその既定値を入力データとして設定した入力画面を
    表示することを特徴とする請求項9記載の情報入力シス
    テム。
  11. 【請求項11】 複数の利用者が共用するデータベース
    に対する情報入力のための情報入力システムであって、 利用者毎に、前記データベースのレコード項目につい
    て、そのデータベースにおけるそのレコード項目につい
    ての標準の入力候補値群の中から当該利用者が選択した
    力候補値群とその入力候補値群の表示順序とを含んだ
    利用者ヘルプ情報を登録した利用者ヘルプ情報登録手段
    と、 利用者の要求に応じて、前記データベースのレコード項
    目についての入力欄を含んだ入力画面を表示する入力画
    面処理手段であって、当該利用者の利用者ヘルプ情報を
    前記利用者ヘルプ情報登録手段から特定し、この利用者
    ヘルプ情報に基づき、入力候補値群が設定されたレコー
    ド項目に対応する入力欄については、所定の利用者操作
    に基づきそれら入力候補値群を入力データの選択肢とし
    て示すヘルプ画面を表示する入力画面処理手段と、 前記入力画面の各入力欄に入力された入力データを前記
    データベースに登録するデータベース登録手段と、 を有する情報入力システム。
  12. 【請求項12】 前記入力画面処理手段は、入力候補値
    群が設定された各入力欄ごとに、前記利用者ヘルプ情報
    の当該入力欄の入力候補値群のうち先頭に登録されたも
    のを当該入力欄の入力データとして設定し、表示するこ
    とを特徴とする請求項11記載の情報入力システム。
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