JP2005222293A - データベース装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 データベースのレコードの属性を一括して変更可能なデータベース装置であって、データベースのレコードに含まれる属性のデフォルト値を組にして記憶するデフォルト値記憶部54と、前記デフォルト値記憶部54に記憶されたデフォルト値を更新し、前記デフォルト値の組に基づいて、前記データベースに含まれる所定のレコードの属性の値を更新するデータ更新部とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
また、従来の画面規定値設定方式では、1件のデータに対するデフォルト値の入力を省略するものであり、大量のデータに一度にデフォルト値を追加したり、一括変更したりすることができない。
本発明は上述の課題を解決するためになされたものであり、動的にデータベースレコードの属性のデフォルト値を変更することができるデータベース装置を提供することを目的とする。
さらに、処理ごとにデフォルト値を変更することが可能なデータベース装置を提供することも目的とする。
本発明の他の局面に係るデータベース装置は、データベースのレコードに含まれる属性のデフォルト値にして記憶するデフォルト値記憶手段と、前記デフォルト値に基づいて、前記データベースに含まれる所定の複数のレコードの属性の値を一括して更新するデータベース更新手段とを備える。好ましくは、上述のデータベース装置は、さらに、前記データベースに複数のレコードを追加するレコード追加手段を備え、前記データベース更新手段は、追加された前記複数のレコードの各々に、前記デフォルト値記憶手段に記憶されている前記デフォルト値を上書きする。または、前記データベース更新手段は、前記データベースに含まれる複数のレコードの選択を受付けるレコード選択部と、選択された前記複数のレコードの各々に、前記デフォルト値記憶手段に記憶されている前記デフォルト値を上書きするデフォルト値上書き部とを有するようにしてもよい。
本発明のさらに他の局面に係るデータベース装置は、データベースのレコードに含まれる属性のデフォルト値を複数記憶するデフォルト値記憶手段と、複数の前記デフォルト値のいずれかに基づいて、前記データベースに含まれる所定のレコードの属性の値を更新するデータベース更新手段とを備える。好ましくは、上述のデータベース装置は、さらに、複数の前記デフォルト値のいずれかの選択を受付けるデフォルト値選択受付け手段を備え、前記データベース更新手段は、選択された前記デフォルト値に基づいて、前記データベースに含まれる所定のレコードの属性を更新する。
また、大量のデータを一括して追加したり、変更したりすることができるデータベース装置を提供することができる。
さらに、処理ごとにデフォルト値を変更することが可能なデータベース装置を提供することができる。
[ハードウェア構成]
図1は、部品発注システムのハードウェア構成を示す外観図である。部品発注システム40は、製品の製造過程において製品を構成する部品を発注するためのシステムであり、部品発注サーバ42と複数の端末装置46とを備えている。部品発注サーバ42と複数の端末装置46とは、インターネットやイントラネット等のネットワーク44を介して相互に接続されている。
図3は、部品発注管理データベース記憶部56に記憶されている部品発注管理データベース70の一例を示す図である。部品発注管理データベース70は、2次元のデータであり、1行のデータ(レコード)が1つの部品発注処理に対応し、部品の発注処理ごとにデータID、品番、数量、指定納期、仕入先、発注処理状況区分、事業場コードおよび登録ユーザコードなどのデータが記憶されている。例えば、データID「1」で特定される部品の発注処理に関しては、品番が「H−1」、発注個数が「10個」、指定納期が「2004年3月20日」、仕入先が「A工業」、発注処理状況区分が「0」(未処理を表す)、発注処理を行った事業場コードが「12345」、発注処理を行ったユーザの登録ユーザコードが「930018」などであることを示している。
また、デフォルト値の組84は、機能名より「自動発注処理機能」用のデフォルト値の組であることがわかる。また、デフォルト値として、発注処理状況区分が「1」(発注済を表す)であることが予め登録されている。なお、デフォルト値の組は図示した2種類に限られず、それ以外にも機能ごとに多数用意されていてもよい。
図6は、部品発注サーバ42が実行する処理のフローチャートである。表示制御部57は、デフォルト値記憶部54よりデフォルト値の組を読み込む。表示制御部57は、デフォルト値の組に記載されている項目名より機能選択画面情報を作成し、外部I/F部64を介して端末装置46に送信する(S2)。また、表示制御部57は、部品発注管理データベース記憶部56より部品発注管理データベースを読み込み、部品発注管理画面情報を作成し、外部I/F部64を介して端末装置46に送信する(S4)。
図9は、部品発注管理画面104の一例を示す図である。部品発注管理画面104には、部品発注管理データベース記憶部56に記憶されている部品発注管理データベース70の内容および当該データベースに各種処理を実行するためのボタンが含まれる。より具体的には、部品発注管理画面104には、検索ボタン132と、追加ボタン134と、削除ボタン136と、変更ボタン138と、実行ボタン140と、取消ボタン142と、閉じるボタン144と、部品発注管理データベース表示欄148とが含まれている。
例えば、図11に示す部品発注管理画面104が表示されている状態で、ユーザが図13に示す網掛けされたセルへの書き込みを行うものとする。すると、図14に示すように、その書き込みに対応する一時記憶部52の一時記憶データ92の各項目(網掛け部分)の値が更新される。
例えば、図14に示す一時記憶データ92に基づいて、図3に示す部品発注管理データベース70を更新する際には、一時記憶データ92の各レコードには追加フラグが付されている。このため、部品発注管理データベース70にレコードを追加し、一時記憶データ92の内容を上書きする。図15はそのようにして得られた部品発注管理データベース70の一例を示しており、データIDが「7」から「9」までの3つのレコードが新たに追加されている。
図16は、検索画面160の一例を示す図である。検索画面160には、検索条件入力欄162と、検索ボタン164と、キャンセルボタン166とが含まれる。検索条件入力欄162は、ユーザが検索条件を入力するために使用する入力欄である。検索ボタン164は、検索条件入力欄162に入力された検索条件に基づいて、検索処理を実行するためのボタンである。キャンセルボタン166は、検索処理を中止するためのボタンである。
一例として、追加処理の取消処理について説明する。例えば、部品発注管理画面104が図11に示すような場合には、一時記憶データ92は図12に示すような状態になっている。このため、データ更新部62は、「追加」フラグが付されているデータID「7」から「9」までのレコードを部品発注管理データベース70より削除する。それに伴い、部品発注管理画面104は図11に示されるものから図9に示されるものに変更される。すなわち、追加されたレコードが削除される。また、データ更新部62は、一時記憶データ92を一時記憶部52より削除する。
以上説明したように、本実施の形態によると、デフォルト値記憶部54には、予めデフォルト値の組が記憶されており、これらのデフォルト値の組は、ユーザからの入力により更新される。このため、納期のように常に変動するデフォルト値を更新することが可能である。
さらに、デフォルト値記憶部54には複数のデフォルト値の組が記憶されている。各デフォルト値の組は、所定の機能に対応している。このため、ユーザが機能モード選択画面より機能を選択することにより、その機能に対応したデフォルト値の組が選択される。ユーザは、当該組に基づいて、レコードのデータ更新等を行なうことができる。よって、処理ごとにデフォルト値を変更することが可能になる。
例えば、図7に示す機能モード選択画面102において自動発注処理機能選択ボタン108が選択されたとする(図6のS6でYES)。この場合には、図4に示すデフォルト値の組84に対応するデフォルト値設定画面が画面表示される(S8)。図26は、自動発注処理機能に対応するデフォルト値設定画面の一例を示す図である。デフォルト値設定画面190では、発注処理状況区分の値が「1」、すなわち「処理済」になっている。このため、発注処理状況区分の値を部品発注管理データベース70に反映させることにより、発注処理が完了することになる。例えば、図21に示すような部品発注管理画面104において、データID「3」、「6」、「8」および「9」のレコードに変更処理を行うと、図27に示されるように、それらのレコードの発注処理状況区分の値が「1」に変更される。このため、ユーザは、ここで実行ボタン140を選択するのみで、簡単に発注処理を実行することが可能になる。
42 部品発注サーバ
44 ネットワーク
46 端末装置
52 一時記憶部
54 デフォルト値記憶部
56 部品発注管理データベース記憶部
57 表示制御部
58 検索処理部
60 入力処理部
62 データ更新部
64 外部I/F部
70 部品発注管理データベース
82,84 デフォルト値の組
92 一時記憶データ
102 機能モード選択画面
104 部品発注管理画面
122,190 デフォルト値設定画面
132 検索ボタン
134 追加ボタン
136 削除ボタン
138 変更ボタン
140 実行ボタン
142 取消ボタン
144 閉じるボタン
148 部品発注管理データベース表示欄
150 フラグ欄
160 検索画面
162 検索条件入力欄
164 検索ボタン
166 キャンセルボタン
Claims (18)
- データベースのレコードに含まれる属性のデフォルト値を記憶するデフォルト値記憶手段と、
前記デフォルト値記憶手段に記憶されたデフォルト値を更新するデフォルト値更新手段と、
前記デフォルト値に基づいて、前記データベースに含まれる所定のレコードの属性の値を更新するデータベース更新手段とを備える
ことを特徴とするデータベース装置。 - 前記デフォルト値更新手段は、入力装置により受付けた値に基づいて、前記デフォルト値を更新する
ことを特徴とする請求項1に記載のデータベース装置。 - さらに、前記データベースにレコードを追加するレコード追加手段を備え、
前記データベース更新手段は、追加されたレコードに、前記デフォルト値記憶手段に記憶されている前記デフォルト値を上書きする
ことを特徴とする請求項1または2に記載のデータベース装置。 - 前記データベース更新手段は、
前記データベースに含まれるレコードの選択を受付けるレコード選択部と、
選択された前記レコードに、前記デフォルト値記憶手段に記憶されている前記デフォルト値を上書きするデフォルト値上書き部とを有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のデータベース装置。 - 前記デフォルト値記憶手段は、前記デフォルト値を複数記憶し、
さらに、複数の前記デフォルト値のいずれかの選択を受付けるデフォルト値選択受付け手段を備え、
前記データベース更新手段は、選択された前記デフォルト値に基づいて、前記データベースに含まれる所定のレコードの属性の値を更新する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のデータベース装置。 - データベースのレコードに含まれる属性のデフォルト値にして記憶するデフォルト値記憶手段と、
前記デフォルト値に基づいて、前記データベースに含まれる所定の複数のレコードの属性の値を一括して更新するデータベース更新手段とを備える
ことを特徴とするデータベース装置。 - さらに、前記データベースに複数のレコードを追加するレコード追加手段を備え、
前記データベース更新手段は、追加された前記複数のレコードの各々に、前記デフォルト値記憶手段に記憶されている前記デフォルト値を上書きする
ことを特徴とする請求項6に記載のデータベース装置。 - 前記データベース更新手段は、
前記データベースに含まれる複数のレコードの選択を受付けるレコード選択部と、
選択された前記複数のレコードの各々に、前記デフォルト値記憶手段に記憶されている前記デフォルト値を上書きするデフォルト値上書き部とを有する
ことを特徴とする請求項6に記載のデータベース装置。 - データベースのレコードに含まれる属性のデフォルト値を複数記憶するデフォルト値記憶手段と、
複数の前記デフォルト値のいずれかに基づいて、前記データベースに含まれる所定のレコードの属性の値を更新するデータベース更新手段とを備える
ことを特徴とするデータベース装置。 - さらに、複数の前記デフォルト値のいずれかの選択を受付けるデフォルト値選択受付け手段を備え、
前記データベース更新手段は、選択された前記デフォルト値に基づいて、前記データベースに含まれる所定のレコードの属性を更新する
ことを特徴とする請求項9に記載のデータベース装置。 - 前記データベース更新手段は、選択された前記デフォルト値に基づいて、所定の複数のレコードの属性の値を一括して更新する
ことを特徴とする請求項9または10に記載のデータベース装置。 - さらに、前記データベースに複数のレコードを追加するレコード追加手段を備え、
前記データベース更新手段は、追加された前記複数のレコードの各々に、選択された前記デフォルト値を上書きする
ことを特徴とする請求項11に記載のデータベース装置。 - 前記データベース更新手段は、
前記データベースに含まれる複数のレコードの選択を受付けるレコード選択部と、
選択された前記複数のレコードの各々に、選択された前記デフォルト値を上書きするデフォルト値上書き部とを有する
ことを特徴とする請求項11に記載のデータベース装置。 - データベースのレコードに含まれる属性のデフォルト値を更新するデフォルト値更新ステップと、
前記デフォルト値に基づいて、前記データベースに含まれる所定のレコードの属性の値を更新するデータベース更新ステップとを含む
ことを特徴とするデータベース管理方法。 - データベースのレコードに含まれる属性のデフォルト値に基づいて、前記データベースに含まれる所定の複数のレコードの属性の値を一括して更新するデータベース更新ステップを含む
ことを特徴とするデータベース管理方法。 - データベースのレコードに含まれる属性の複数のデフォルト値のいずれかに基づいて、前記データベースに含まれる所定のレコードの属性の値を更新するデータベース更新ステップを含む
ことを特徴とするデータベース管理方法。 - 請求項14〜16のいずれか1項に記載のデータベース管理方法に含まれるステップをコンピュータに実行させる
ことを特徴とするデータベース管理プログラム。 - 請求項17に記載のデータベース管理プログラムを記録した
ことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
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