JP2003263455A - データベース検索装置およびデータベース検索方法 - Google Patents

データベース検索装置およびデータベース検索方法

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JP2003263455A
JP2003263455A JP2003018087A JP2003018087A JP2003263455A JP 2003263455 A JP2003263455 A JP 2003263455A JP 2003018087 A JP2003018087 A JP 2003018087A JP 2003018087 A JP2003018087 A JP 2003018087A JP 2003263455 A JP2003263455 A JP 2003263455A
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JP2003018087A
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Akihiro Sumikawa
章弘 隅川
Shuichi Ozawa
秀一 小沢
Takenori Matsuo
剛典 松尾
Yuriko Ooashi
由里子 大芦
Makoto Muramatsu
真 村松
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラムの記入ルール,デフォルト値,アクセ
ス権管理のデータ,自動ログオン機能の設定データなど
のデータを、論理的なデータベースの定義により予め与
えておき、それらを利用することにより、容易にデータ
ベース操作を行えるデータベース検索装置およびデータ
ベース検索方法を提供する。 【解決手段】複数のテーブルにデータが格納されている
データベースに対してデータの検索を行うデータベース
検索装置は、データベースのデータ構造を論理的に規定
する、データベース種別、データベース中のテーブル
名、カラム名、結合情報、データベースに自動ログオン
するか否かを指示する情報を含む論理定義情報を入力す
るための定義入力手段と、前記論理定義情報を格納する
定義記憶手段と、前記自動ログオンするか否かを指示す
る情報が自動ログオンを許す場合、前記データベースに
対するログオン情報を使用してログオンするログオン手
段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データベース検索装置
およびデータベース検索方法に関し、特に、データベー
ス(DB)の検索,およびデータベースへのアクセスを
行うアプリケーションプログラムに対して、論理的なデ
ータベースの定義を行い、リレーショナルデータベース
システムなどの検索対象のデータが複数のテーブルに格
納されている状態のデータベースに対して、データ検索
を容易に行えるデータベース検索装置およびデータベー
ス検索方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、リレーショナルデータベースシス
テムなど、検索すべき対象のデータが複数のテーブルに
分かれて格納されているデータベースシステムに対し
て、データ検索を行う場合には、結合条件などで関係す
る各々のデータテーブルを関連づけて検索することが行
われる。このようなデータベースに対するデータ検索の
ためには、検索を行うオペレータが検索コマンドの文法
を理解し、当該データベースシステムのテーブル構造に
基づいた検索コマンドを作成しなければならず、ある程
度、リレーショナルデータベースシステムについて熟知
していなければ、データ検索の作業を能率よく行えない
という問題がある。
【0003】これに対して、例えば、特開平2−144
671号公報に記載の「データベース検索コマンドの作
成装置」に示されるように、検索すベきデータが複数の
テーブルに分かれて格納されているデータベースシステ
ムに対してデータ検索する場合に、特に、異なる複数の
テーブル名,フィールド名の指定など、複雑となるデー
タベース検索コマンドを自動作成する装置の提案があ
る。
【0004】ここでは、データベース検索コマンドを作
成する検索コマンド作成部が、フィールド名(カラム
名)とそのフィールド(カラム)の属するテーブル名と
のテーブル名対応表と、複数のテーブルを結合して検索
するためのテーブル結合表とを持ち、その2つの表を参
照して、データベース検索コマンドを作成する。すなわ
ち、2つの表から、まず、検索フィールド名に基づい
て、テーブル名対応表からテーブル名を検索し、次に検
索したテーブル名に基づいて、結合条件をテーブル結合
表から検索する。そして、入力部から入力された検索条
件を加えて、検索コマンドの編集処理を行い、検索コマ
ンドを生成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、検索すべ
き対象のデータが複数のテーブルに分かれて格納されて
いるデータベースシステムに対して、データ検索を行う
データベース検索コマンドを生成するためには、テーブ
ル名対応表,テーブル結合表の2つのテーブルを検索し
なければならず、煩雑な作業を伴う。
【0006】また、ある制約条件でデータベースのデー
タを入力・更新する場合、データ入力・更新を行うため
の入力・更新コマンドを生成するために、前述の場合と
同様に、その都度、まず、前処理として制約条件により
検索し、その後に、データ入力・更新を行うことにな
る。このため、その入力・更新コマンドの作成およびそ
の利用が更に複雑となり、入力・更新コマンドを生成す
るためには、更に2つのテーブルを検索しなければなら
ないという問題がある。
【0007】また、検索結果を表示する際に、検索デー
タの属性として表示精度および表示幅に関するデータを
持っていないため、有効数値の桁数や日付けのフォーマ
ット指定などは、検索ツールのなどのデータベースアク
セスツールで、それぞれのツールごとに表示精度および
表示幅について設定しなければならない。
【0008】また、登録,更新を行う際に、データベー
スアクセスツールは、カラムの記入ルールを持っていな
いため、データベースをアクセスする場合に、入力され
たデータが正しいフォーマットのデータであるか否かを
チェックできない。
【0009】更に、データを登録・更新する場合に、カ
ラムのデフォルト値のデータを持っていないため、エン
トリツールなどのデータベースアクセスツールは、必ず
値を入力しなければならないか、または、それぞれのツ
ールごとにデフォルト値についての設定を行わなければ
ならない。
【0010】また、検索する条件を設定する際に、選択
値一覧で使用できるのか否かをデータとして持っていな
い場合には、データベースマネージメントシステム(D
BMS)の側で設定されているテーブルのアクセス権管
理によって、その条件が管理されることになる。したが
って、各々のデータベースに対して、細かいデータの機
密保持を行うことができない。
【0011】更に、データベースに対して自動ログオン
させるか否かの情報を有していないため、各データベー
スのアクセスツールがログオン情報を保持している場合
は、全てのログオンを許してしまい、ログオン情報を保
持していない場合には、その都度、データベースにログ
オンしなければならない。
【0012】本発明は、上述のような問題点を改良する
ためになされたものであり、本発明により、データベー
スの検索,およびデータベースへのアクセスを行うプロ
グラムに対して、論理的なデータベースの定義を与え、
データベースの操作を行う対象のデータベースの構造を
ユーザが考慮せずに、容易にデータベース操作を行える
データベース検索システムが提供される。
【0013】そのため、本発明の目的は、データベース
の検索,およびデータベースへのアクセスを行うアプリ
ケーションプログラムに対して、論理的なデータベース
の定義を与え、リレーショナルデータベースシステムな
どの検索対象のデータが複数のテーブルに格納されてい
る状態のデータベースの検索を行うデータベース検索シ
ステムにおいて、カラムの記入ルール,デフォルト値,
アクセス権管理のデータ,自動ログオン機能の設定デー
タなどのデータを、論理的なデータベースの定義により
予め与えておき、それらを利用することにより、容易に
データベース操作を行えるデータベース検索装置および
データベース検索方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するため、本発明によるデータベース検索装置は、複数
のテーブルにデータが格納されているデータベースに対
してデータの検索を行うデータベース検索システムにお
いて、データベースのデータ構造を論理的に規定する、
データベース種別、データベース中のテーブル名、カラ
ム名、結合情報、データベースに自動ログオンするか否
かを指示する情報を含む論理定義情報を入力するための
定義入力手段と、前記論理定義情報を格納する定義記憶
手段と、前記自動ログオンするか否かを指示する情報が
自動ログオンを許す場合、前記データベースに対するロ
グオン情報を使用してログオンするログオン手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0015】また、本発明によるデータベース検索方法
は、複数のテーブルにデータが格納されているデータベ
ースに対してデータの検索を行うデータベース検索方法
において、データベースのデータ構造を論理的に規定す
る、データベース種別、データベース中のテーブル名、
カラム名、結合情報、データベースに自動ログオンする
か否かを指示する情報を含む論理定義情報を入力し、前
記論理定義情報を格納し、前記自動ログオンするか否か
を指示する情報が自動ログオンを許す場合、前記データ
ベースに対するログオン情報を使用してログオンするこ
とを特徴とするものである。
【0016】本発明のデータベース検索装置およびデー
タベース検索方法によれば、論理定義情報が、データベ
ースのデータ構造を論理的に規定する、データベース種
別、データベース中のテーブル名、カラム名、結合情
報、データベースに自動ログオンするか否かを指示する
情報を含んでおり、このため、データベースアクセスツ
ールは、自動ログオンできるか否かの情報を保持する必
要がなくなる。この論理定義情報を用いて、各々のデー
タベースマネージメントシステムにログオンする際、論
理定義情報の中の自動ログオンするか否かを指示する情
報を参照して、自動ログオンを使用する設定になってい
れば、各々のデータべースアクセスツールが保持してい
るログオン情報に従って自動的にログオンを行う。
【0017】これにより、同一の論理定義情報を使用し
た各々のデータベースアクセスツールは、自動ログオン
の設定情報に関して同じ情報を共有することになり、ツ
ール間での整合性が保たれ、データベースへの登録およ
び更新の処理は、能率よく行うことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照して具体的に説明する。図1は本発明の第1の実施
例にかかるデータベース検索システムの要部の構成を示
すブロック図である。図1において、1はデータベース
検索処理を行うワークステーション、2は第1のデータ
ベース提供者のワークステーション、3は第2のデータ
ベース提供者のワークステーション、4はローカルエリ
アネットワークを構成するネットワークである。また、
10は論理定義情報入力部、11は第1の論理定義情報
ファイル、12は第2の論理定義情報ファイル、13
(13a,13b)はデータベースからデータ検索を行
う検索ツール、14はデータベースに対するデータ入力
処理を行うエントリツールである。また、15はベンダ
1のデータベース管理システム(DBMS1)、16は
ベンダ1のデータベース本体部、17はベンダ2のデー
タベース管理システム(DBMS2)、18はベンダ2
のデータベース本体部をそれぞれ表わしている。
【0019】この第1の実施例のデータベース検索シス
テムは、図1に示すように、各データベースに対する操
作(データ検索,データ入力)を行う操作部、データベ
ースの格納部などのシステム要素を提供する個々のワー
クステーション1,2,3がネットワーク4により相互
に接続されてネットワークシステムを構成し、全体とし
て1つのデータベース検索システムを実現している。す
なわち、データベースの検索を行う端末のワークステー
ション1と、データベース1およびデータベース2など
のデータベース本体部を提供するワークステーション
2,3がネットワーク4を介して接続されている分散型
のデータベースシステムとなっている。
【0020】論理定義情報入力部10では、データベー
スの論理定義情報を入力し、ベンダ1のデータベース本
体部16およびベンダ2のデータベース本体部18など
のデータ構造や、異種のDBMSにおけるデータ構造に
よらずに、統一的なアクセス方法でデータベース操作を
行えるようにするため、論理的なデータベース構造を規
定する。ここで入力されるデータベースの論理定義情報
は、ユーザに対応してその使い勝手が良いように、複数
の種類の論理定義情報が設定される。
【0021】例えば、第1の論理定義情報ファイル11
として論理的なデータベースの構造を格納し、また、第
2の論理定義情報ファイル12として、制約条件,表示
幅,表示精度などのその他のカラムの属性データなどを
含ませて登録することとし、これらの論理定義情報のカ
ラムの属性データが記憶される。この論理定義情報の中
には、データベース種別,データベース中のテーブル
名,カラム名,結合情報からなるデータ構造を論理的に
規定する定義情報が含まれる。具体的には、データベー
ス種別,データベース中のテーブル名,カラム名,およ
び結合情報の論理定義情報、更には、制約条件を持つか
否か持つ場合にはその制約条件,カラムの属性データと
して表示精度,表示幅の定義情報を規定して登録する。
【0022】ここでは、第1の論理定義情報ファイル1
1に制約条件を持たない論理定義情報を登録し、また、
第2の論理定義情報ファイル12に制約条件を持つ論理
定義情報を登録して、論理データベース定義ファイルを
作成する。これらの論理データベース定義ファイルの中
には、必要に応じて、制約条件に関する情報,表示精度
に関する情報,表示幅に関する情報を含ませておく。こ
れにより、各々のデータベースアクセスを行う検索ツー
ル13が同じ制約条件,表示精度,表示幅のデータを共
有して検索処理を行える。
【0023】このように入力された第1の論理定義情報
ファイル11および第2の論理定義情報ファイル12の
各々の論理定義情報を用いて、検索ツール13がそれぞ
れにデータ検索を行う。すなわち、データベースに対す
るデータ検索を行う検索ツール13(13a,13b)
が、第1の論理定義情報ファイル11および第2の論理
定義情報ファイル12の各々の論理定義情報に基づき、
例えば、データベース1,データベース2のデータに対
するそれぞれの検索処理を行う。検索結果を表示する
際、同じく論理定義情報ファイル(12)に定義してい
るカラムの表示精度,表示幅の属性データを用いて、統
一した表示形態で検索結果を表示する。
【0024】また、第2の論理定義情報ファイル12の
論理定義情報には、データベースのテーブルまたはカラ
ムの属性データに対する制約条件を含んでおり、この論
理定報情報を利用してデータ入力・更新処理の操作を行
う。この場合、制約条件により、データベースの操作対
象データに制約を加えた上で、複数のテーブルにデータ
が格納されているデータベースに対してデータの入力・
更新を行う。このようにしてテーブルまたはカラムに制
約を加えた上で、データの入力・更新を行うことができ
るので、データベースアクセスツールからデータ入力・
更新時におけるチェックを容易に行うことができる。
【0025】このように、第1の論理定義情報ファイル
11および第2の論理定義情報ファイル12の各々の論
理定義情報に基づき、例えば、データベース1,データ
ベース2のデータに対する検索処理,入力・更新処理な
ど同じ条件で処理を行うことができ、各ベンダーから供
給されるデータベースマネージメントシステム(DBM
S)の構造の相違にかかわらず、ユーザは統一したデー
タ操作手法により、検索,登録,更新,削除などの操作
処理を行うことができる。
【0026】次に、このように構成されるデータベース
検索システムにおけるデータベースのデータ操作処理の
流れについて、図2および図3を参照して説明する。図
2はデータベースを操作する各アクセスツールがデータ
ベースの論理定義情報ファイルを指定して起動された時
点の状態を示す図であり、図3は、各アクセスツールが
論理定義情報ファイルの参照によりデータベースの種別
およびデータ構造等を知り各々のデータベースに対して
アクセスする時点の状態を示す図である。
【0027】第1の実施例のデータベース検索システム
では、まず、図2に示すように、データベースに対する
処理を行う各アクセスツール(検索ツール13,エント
リツール14)は、それぞれに論理定義情報ファイル1
1,12を指定して起動される。例えば、予め与えられ
ている制約条件でデータベースにおけるデータを操作し
たい場合には、アクセスツール(検索ツール13,エン
トリツール14)は制約条件を含む論理定義情報ファイ
ル12を指定して起動される。
【0028】その後、図3に示すように、各アクセスツ
ール13,14は、指定した論理定義情報ファイルの論
理定義情報を参照することにより、アクセス対象のデー
タベースに対するデータベース種別、データベース構造
を知り、該当するデータベースに対してのみ、例えば、
制約条件に合うデータのみに関して、データベースにア
クセスする。そして、その後、各アクセスツールが、デ
ータベースの検索,登録,更新,削除などの処理に入
る。例えば、検索ツール13により検索の処理を行い、
更新,削除などの処理を行い、エントリツール14によ
りデータの入力,更新,削除などの処理を行う。
【0029】また、エントリツール14でデータを更新
する時も、同様に、制約条件に合うデータに対してのみ
更新する。例えば、テーブル種別,カラム種別などの制
約条件を与える場合には、制約条件に合うテーブル種別
またはカラム種別のデータに対してのみ更新が可能とな
る。なお、この論理定義情報ファイルは各々のアクセス
ツールから独立したものなので、論理定義情報ファイル
11,12における論理定義情報を変更しても、各アク
セスツールが意識することなく、ツール間での整合性も
保たれる。
【0030】次に、ここでの論理定義情報入力部により
論理的にデータベース構造等を規定する論理定義情報に
ついて図4〜図7を参照して説明する。図4はデータベ
ースの論理定義情報の種類情報を定義する入力ウィンド
ウの一例を示す図である。図4に示す入力ウィンドウで
は、各々のアクセスツールでアクセスする対象のデータ
ベース種別の情報を設定する。このデータベース種別情
報を設定入力する属性情報入力ウィンドウ41を、「ロ
グオン情報設定」ボタンで開き、まず、使用するDBM
Sを『ORACLE, Sybase, Informix』から選択し、そのデ
ータベースがインストールされているサーバー名,デー
タベース名,ユーザー名のデータベース種別情報42の
各定義情報を指定し、更に、データベースアクセスツー
ルのログオン時に、この情報を使用して自動的にログオ
ンさせるかどうかを指定する。
【0031】図5はデータベースの論理定義情報のテー
ブル属性情報を定義する入力ウィンドウの一例を示す図
である。図5に示すウィンドウ51は、データベースの
テーブル属性情報を設定する場合に用いる。物理テーブ
ル名または表示テーブル名により、データベース内のテ
ーブルを指定し、属性情報の設定を指示すると、テーブ
ル属性ウィンドウ51が表示されるので、テーブル属性
情報を定義する。テーブル属性ウィンドウ51で入力す
るテーブル属性にはテーブルの制約条件52も含まれ
る。
【0032】このテーブル属性情報の入力では、まず、
データベースアクセスツールに対する「アクセス権」を
設定し、「選択値一覧」では全データ表示指示の場合
に、このテーブル属性の情報を使用するか否かを指定す
る。そして「入力・更新時制約テスト」を行うか否かを
指定する。これは、入力・更新時にデータに対しての制
約を指定するか否かの指定であり、その制約の条件を、
次の「制約式」の欄で与える。「テーブルの説明」の欄
は、当該テーブルの注釈文を入力する欄である。図5に
示すテーブル属性の論理定義情報のように、ここでの制
約式として、例えば“Table 1.column 1 >Table 2.col
umn 2”と設定されていれば、テーブル1のカラム1の
値がテーブル2のカラム2の値以上である制約条件が規
定されていることを意味している。このような属性を定
義したテーブルのカラムにデータ入力を行う場合に、こ
の制約条件を満足しないデータの入力を行うとエラーメ
ッセージが出力される。
【0033】図6はデータベースの論理定義情報のカラ
ム属性情報を定義する入力ウィンドウの一例を示す図で
ある。図6に示すウィンドウ61は、データベースのテ
ーブルにおけるカラム属性情報の各項目情報を設定する
場合に用いる。ここではカラム属性情報の設定する項目
を「入力・更新時設定項目」としてカラム属性情報を設
定する。テーブル指定の後、物理カラム名または表示カ
ラム名により、データベース内のテーブルにおけるカラ
ムを指定し、属性情報の設定を指示すると、カラム属性
ウィンドウ61が表示されるので、カラム属性情報を定
義する。このカラム属性ウィンドウで入力するカラム属
性情報62にはカラムに設定する制約条件も含まれる。
【0034】ここでのカラム属性情報62の「入力・更
新時参照整合性テスト」の選択項目では、入力・更新時
に、このカラムで参照整合性テストをするかしないかを
指定する。参照整合性テストをする場合、テスト対象を
指定するために「物理テーブル名」および「物理カラム
名」を入力する。
【0035】また、「入力・更新時制約テスト」の選択
項目では、入力・更新時にデータに対しての制約を指定
するかどうかを指定する。制約を指定する「する」を選
択すると、「演算子」を選択する項目がアクティブにな
り、値を入力するフィールドが表示されるので演算子お
よび値を入力する。ここで使用できる演算子の種類は
『=,!=,>,<,>=,<=,between,n
ot between』の8種類が指定できる。「be
tween」または「not between」を選択
すると、値を入力するフィールドが2つ表示される。こ
こでは定数との2項演算のみが行える。ここで指定する
値のタイプは、データタイプと一致していなければなら
ない。また、図6に示すカラム属性の論理定義情報のよ
うに、ここでの制約式として、例えば演算子を「bet
ween」とし、その演算子の間の2つの値として“1
00”と“200”とを設定すると、「100と200
との間」という制約条件が設定される。このような属性
を定義したカラムにデータ入力を行う場合に、この制約
条件を満足しないデータの入力を行うとエラーメッセー
ジが出力される。
【0036】「記入ルール」の選択項目では、入力・更
新時にデータのフォーマットを記入ルールとして規定し
て、それを使用するか否かを指定する。「使用する」を
選択するとフォーマットを入力するフィールドが表示さ
れる。ここではデータタイプが文字の場合のみ指定が可
能である。「カラムのデフォルト値」の選択項目では入
力・更新時にカラムのデフォルト値を設定するかどうか
を指定する。「ユーザー定義値」を選択した場合、カラ
ムのデフォルト値をユーザーが定義できる。エントリー
ツールで値をユーザが与えなかった場合に、この値が使
用される。ここで指定するデフォルト値のタイプは、デ
ータタイプと一致していなければならない。「NULL」を
選択した場合には、エントリーツールで値をユーザーが
与えなかった場合に“NULL”が使用される。
【0037】図7はデータベースの論理定義情報の結合
情報を定義する入力ウィンドウの一例を示す図である。
図7に示す結合情報ウィンドウ71は、データベースに
おけるテーブルまたはカラムの間の結合情報72を設定
する場合に用いる。この入力ウィンドウにより、結合情
報72におけるテーブル間またはカラム間の結合条件を
定義する。結合情報72の指定では、結合する対象の2
つのテーブル名およびカラム名を指定し、更に、その間
の結合条件を「演算子」で指定する。このjoin属性の演
算子としては『=,!=,>,<,>=,<=』の6種
類の演算子が使用できる。
【0038】図8はデータベースの論理定義情報の表示
属性をカラム属性情報の基本設定項目として定義する場
合の入力ウィンドウの一例を示す図である。図8に示す
ウィンドウ81は、図6で説明した入力ウィンドウと同
様に、データベースのテーブルにおけるカラム属性情報
の各項目情報を設定する場合に用いられる。ここではカ
ラム属性情報の設定する項目を「基本設定項目」とし
て、カラム属性情報を設定する。物理テーブル名または
表示テーブル名によるテーブル指定の後、設定するカラ
ム属性情報の設定項目を基本設定項目とする。
【0039】次に、物理カラム名または表示カラム名に
より、データベース内のテーブルにおけるカラムを指定
する。属性情報の設定を指示すると、図8に示すよう
に、カラム属性ウィンドウ81が表示内容が変化し、設
定入力の受け付け状態となるので、カラム属性情報を定
義する。このカラム属性ウィンドウで入力するカラム属
性情報82において、表示幅および表示精度のデータを
設定する。
【0040】カラム属性情報82を設定する対象のカラ
ムは、物理カラム名および表示カラム名により指定され
ており、当該カラムがキーカラムであるか否かを指定す
る。このキーカラムの指定情報は、エントリツールによ
り挿入か更新かの判断を行うために必要とされる情報で
ある。次に、属性情報として、カラムデータのデータタ
イプを指定する。“整数”,“実数”,“文字列”,
“日付”または“倍数”のうちのいずれかを指定する。
指定が省略された場合には暗黙に“整数”が指定され
る。
【0041】次に、表示精度の属性データを入力する。
表示精度の属性データは、データタイプとして“実
数”,“日付”または“倍数”が指定された場合に有効
となる。“実数”および“倍数”では、小数点以下の桁
数を設定する。例えば、図8に示す設定例のように、表
示精度として値“5”が設定されている場合、小数点以
下5桁までの表示とするように属性が設定される。ま
た、“日付”の場合には、この表示精度の設定では、表
示フォーマットを指定する。次に、カラム属性情報とし
て表示幅の項目を指定する。同じく図8に示す設定例の
ように、表示幅として値“10”が設定されている場合
には、カラムの表示幅が10バイト分に設定されたこと
を意味している。この表示幅の設定データは、検索ツー
ルでデータを表示する際のカラムの表示幅となる。
【0042】以上、説明したように、この第1の実施例
のデータベース検索システムによれば、データベースに
対して、論理定義情報ファイルにより、そのデータベー
スの種別,データ構造,テーブル属性,カラム属性,結
合情報などを論理的に別に定義情報として設定しておく
ので、データベースアクセスツールを利用する上で物理
的な煩雑な定義情報の設定が不要となる。このため、予
め論理定義情報ファイルに使用する個々のデータベース
に対するそれぞれの論理定義情報を設定しておくことに
より、ユーザーはデータベースの使い勝手が格段によく
なる。このような第1の実施例による効果をまとめると
次のようになる。
【0043】(1)論理的に規定したデータベースの定
義情報を1つのファイルとして保存しておくことによ
り、複数の関連するテーブルの1つの業務として、捉え
ることができる。また、ある1つの論理定義情報を変更
し、別の論理定義情報のファイルとすることで同一のデ
ータベースアクセスツールが別の業務として使用するこ
とができる。更に、使用する複数のデータベースアクセ
スツールの間で、データの整合性を確保することができ
る。
【0044】(2)検索ツール,エントリツールなどの
各データベースアクセスツールは、データベースの物理
的な構造を知る必要はない。データベースの定義を変更
する場合も、論理定義情報ファイルの論理定義情報に対
して行えばよく、各データベースアクセスツールに依頼
することはない。
【0045】(3)データベースのデータを利用する上
でのデータを制約する条件を、論理的なデータベースの
定義情報の1つとして、論理定義情報ファイルの論理定
義情報により保存しておける。これにより、データベー
スのデータを利用する上でのデータを制約して、複数の
関連するテーブルを1つの業務としてとらえることがで
きる。
【0046】(4)このため、各データベースアクセス
ツールはデータの制約条件に関して関知する必要がな
く、制約条件にあったものがフィルタリングされて検索
され、制約条件にあったもののみ、データの追加,変更
することになる。データの制約条件を変更する場合も、
論理定義情報ファイルの論理定義情報に対して行えば良
く、各データベースアクセスツールに依存することはな
い。この制約条件はデータベースアクセスツールに依存
することはないので、どのツールからも常に一定したデ
ータの制約条件でアクセス可能となり、このため、ツー
ルによって、アクセスメソッドなどが異なることはな
く、整合性が保たれる。
【0047】(5)検索結果データの表示精度および表
示幅に関しても、各々のデータベースアクセスツールは
関知する必要がなく、検索結果を表示する場合、論理デ
ータベース定義ファイルで定義されている表示精度およ
び表示幅のデータに従って、結果表示を行えば良い。検
索した結果データの表示精度または表示幅を変更する場
合にも、論理定義情報ファイルの論理定義情報に対して
行えば良く、各データペースアクセスツールに依存する
ことはない。これにより、データベースアクセスツール
に依存することはないので、どのツールからも常に一定
した表示精度および表示幅での結果表示となる。このた
め、ツールにより異なることなく整合性が保たれる。
【0048】(6)各データベースアクセスツールは、
論理定義情報ファイルにおける論理定義情報に含まれる
記入ルール,デフォルト値を参照することにより、各々
のデータベースの種別およびデータベース構造に応じて
のアクセス処理を行うことができる。この結果、各々の
データベースアクセスツールは、データの記入ルールに
関して関知する必要がなく、登録・更新時に、論理定義
情報ファイルで定義されている論理定義情報の記入ルー
ルに従って、データ入力を行えば良いことになる。ま
た、各データベースアクセスツールは、データのデフォ
ルト値に関しても関知する必要がなく、データベースの
データを登録・更新する場合、論理定義情報ファイルに
定義されている各々のデフォルト値にしたがって行えば
良いことになる。したがって、各データベースアクセス
ツールは、全てのカラムに対するデータを入力する必要
がなくなる。
【0049】(7)データの記入ルールを変更する場合
にも、論理定義情報ファイルに対して行えば良く、デー
タのデフォルト値を変更する場合にも、論理定義情報フ
ァイルに対して行えば良い。このような変更は、各々の
データベースアクセスツールに依存することなく行え
る。また、論理定義情報により、例えば、データベース
のデータのカラムにおける個々の記入ルール,デフォル
ト値は、各データベースアクセスツールに依存しないの
で、どのツールからも常に一定した記入ルール、デフォ
ルト値でのデータ登録・更新となるので、ツールによっ
て異なることなく整合性が保たれる。
【0050】(8)また、論理定義情報ファイルには、
選択値一覧で使用できるか否かの情報,自動ログオンを
許すか否かの情報が各々のデータベースに応じて定義さ
れているので、各データベースアクセスツールは、選択
値一覧で使用できるか否かに関して関知する必要はな
く、論理定義情報ファイルで定義されている情報に従っ
て、選択値一覧表示のボタンの動作を行えば良いことに
なる。また、同じく、自動ログオンを許すか否かに関し
て関知する必要はなく、論理定義情報ファイルで定義さ
れている情報に従って、自動ログオンを許す設定になっ
ていれば、各データベースアクセスツールが保持してい
るログオン情報を使用してデータベースにアクセスする
ことができる。
【0051】(8)選択値一覧で使用できるか否か、お
よび自動ログオンを許すか否かを変更する場合も、論理
定義情報ファイルに対して行えば良く、各々のデータベ
ースアクセスツールに依存することはない。データベー
スアクセスツールに依存することはないので、どのツー
ルからも常に一定した動作となる。このため、ツールに
よって異なることなく整合性が保たれる。各々のデータ
ベースアクセスツールにおいて、これらの選択値一覧の
指定情報は統一的に使用できるので、各々のDBMSの
テーブルのアクセス権とは、別のアクセス権として使用
できる。
【0052】このように、前述した第1の実施例のデー
タベース検索システムにおいては、論理的にデータ構造
などを規定して、データベースの論理テーブル名,論理
カラム名,その属性データなどの論理定義情報の設定を
行い、データベースの操作を行う対象のデータベースの
構造をユーザが考慮せず、容易にデータベースの操作を
行えるように、システムが構成されている。このため、
この第1の実施例のデータ検索システムの構成では、デ
ータベース側のテーブルおよびカラムについての構造に
関してのみ、論理的に定義を行い、この論理定義情報に
よりデータベースの構造が参照できるので、データベー
ス操作が容易になっている。
【0053】ところで、データベースにアクセスして、
データの登録,更新,検索などを行う場合、帳票の形式
や一覧表形式による入出力用フォームを作成して、デー
タの登録,更新,検索などを行うことが所望される。こ
のような入出力用フォームを作成して、データの登録,
更新,検索を行うことにより、更に、ユーザがデータベ
ース操作を行う場合の使い勝手が格段が向上する。しか
し、この場合には、入出力用フォームのデータ入出力部
分と論理定義情報の各定義部分との対応の設定を行って
おかなければならない。
【0054】次に説明する本発明の第2の実施例におい
ては、論理的なデータベースの定義(論理定義情報ファ
イルの定義情報)のうち、テーブルおよびカラムの関係
について、その関係を図式化した図形で表わし、この図
形をデータの登録,更新,検索用の枠内(データベース
フォームアクセスツール)に転記することにより、帳票
の形式や一覧表の形式をした入出力フォームを容易に作
成できるようにしたシステムを構成する。
【0055】次に、本発明の第2の実施例にかかるデー
タベース検索システムを具体的に説明する。まず、シス
テム構成の説明を行う前に、ここで用いる論理定義情報
ファイルについて、具体的に1つのDBMSのデータベ
ースに対して、その論理的なデータベースのデータ構造
の定義を行った例を、具体的な論理定義情報ファイルの
構成例として説明する。
【0056】図9は論理定義情報ファイルの全体の構成
例を説明する説明図であり、図10は論理定義情報ファ
イルにおけるテーブル情報リストとカラム情報リストの
関係を説明する図である。図9に示すように、ここで例
として説明する論理的にデータ構造を規定するデータベ
ースは、図9(A)のデータベース情報テーブル91に
その属性を定義している第1番目のデータベースであ
る。このデータベースはそのDBMSが「ORACL
E」であり、所在場所のサーバーはそのサーバーの名前
が「PEKO」であり、そのデータベースの名前は「R
EL」で、ユーザは「SUMI」となっている。また、
自動ログオンを「許す」と設定されている。このデータ
ベースに対する論理定義情報の種別情報の定義は、前述
した図4に示すような入力ウィンドウ41で定義され
る。
【0057】また、ここでのデータベースを論理的に規
定するデータ構造の要素とする各データのカラムは、そ
のカラムを有するテーブルが、図9(B)に示すよう
に、テーブル情報リスト92に登録される。この例の場
合、テーブル情報リスト92には、論理テーブル名をそ
れぞれ「商品リスト」,「販売情報」,「販売エリアリ
スト」,「月度」とする4つのテーブルが登録されてい
る。また、テーブル情報リスト92には、各テーブルの
論理定義情報として定義するテーブルの属性データの論
理テーブル名に対する物理テーブル名,選択値一覧の使
用を許か否かの情報,および制約テストの情報を登録す
る。これらの情報の定義は、前述した図5に示すような
入力ウィンドウ51で定義される。
【0058】更に、テーブル情報リスト92において
は、図10に示すように、テーブル情報リスト92にお
ける各テーブル情報のカラム情報フィールド92aのポ
インタにより、各テーブルのそれぞれのカラム情報リス
ト95〜98とリンクされる。これらのカラム情報リス
ト95〜98において、各々のカラムに対して、その論
理定義情報として定義するカラムの属性データの論理カ
ラム名に対する物理カラム名,表示幅,表示精度などの
論理定義情報の登録を行う。
【0059】また、各テーブルのカラムの間のリンク関
係は、図9(C)に示すように、論理定義情報の結合情
報リスト93により定義される。この例の場合のカラム
の間のリンク関係は、例えば結合条件「=」により物理
テーブル名“Syouhin”のテーブルの物理カラム名“M-
Code”のカラムと、物理テーブル名“Hanbai-Info”の
テーブルの物理カラム名“M-Code”とを結合している
ことを定義している。同様に、他に2つの結合条件
「=」によるカラムの間のリンク関係を定義している。
したがって、図9に示される論理定義情報によると、4
つのテーブルにおける特定のカラムが3つの結合情報に
より結合されたデータ構造の論理的なデータベースの構
成が規定されていることになる。
【0060】図11は第1のテーブルの「商品リスト」
テーブルのカラム情報リストの構成を詳細に説明する図
である。図11に示すように、このカラム情報リスト9
5には、「商品リスト」テーブルのカラムである機種コ
ード,商品名,商品分類,機種固有情報A,機種固有情
報B,機種固有情報Cの各カラムの属性データが、論理
定義情報の定義として、論理カラム名,物理カラム名,
表示幅,表示精度,制約テスト,記入ルール,デフォル
ト値の各フィールドに、各々の属性の情報が設定されて
いる。これらの各々のカラムに関する論理定義情報は、
前述した図6に示すような入力ウィンドウ61で定義さ
れる。
【0061】図12は第2のテーブルの「販売情報」テ
ーブルのカラム情報リストの構成を詳細に説明する図で
ある。前述の場合と同様に、図12に示すように、この
カラム情報リスト96には、「販売情報」テーブルにお
ける機種コード,エリアコード,月度,販売台数,売上
げ金額の各カラムの属性データが、論理定義情報の定義
として、論理カラム名,物理カラム名,表示幅,表示精
度,制約テスト,記入ルール,デフォルト値の各フィー
ルドに、各々の情報が設定されている。これらの各々の
カラムに関する論理定義情報は、前述した図6に示すよ
うな入力ウィンドウ61で定義される。
【0062】図13は第3のテーブルの「販売エリアリ
スト」テーブルのカラム情報リストの構成を詳細に説明
する図である。前述の場合と同様に、図13に示すよう
に、このカラム情報リスト97には、「販売情報」テー
ブルにおけるカラムのエリアコード,エリア名,エリア
情報A,エリア情報Bの各カラムの属性データが、論理
定義情報の定義として、論理カラム名,物理カラム名,
表示幅,表示精度,制約テスト,記入ルール,デフォル
ト値の各フィールドに、各々の情報が設定されている。
これらの各々のカラムに関する論理定義情報は、前述し
た図6に示すような入力ウィンドウ61で定義される。
【0063】図14は第4のテーブルの「月度」テーブ
ルのカラム情報リストの構成を詳細に説明する図であ
る。前述の場合と同様に、このカラム情報リスト98に
は、図14に示すように、「月度」テーブルにおけるカ
ラムの月度,予算年度,月度順序の各カラムの属性デー
タが、その論理定義情報の定義として、論理カラム名,
物理カラム名,表示幅,表示精度,制約テスト,記入ル
ール,デフォルト値の各フィールドに、各々の情報が設
定されている。これらの各々のカラムに関する論理定義
情報は、前述した図6に示すような入力ウィンドウ61
で定義される。
【0064】図15は、本発明の第2の実施例にかかる
データベース検索システムの要部の構成を示すブロック
図である。図15において、1はデータベース検索処理
を行うワークステーション、2は第1のデータベース提
供者のワークステーション、3は第2のデータベース提
供者のワークステーション、4はローカルエリアネット
ワークを構成するネットワークである。10は論理定義
情報入力部、13はデータ検索を行う検索ツール、15
はベンダ1のデータベース管理システム(DBMS
1)、16はベンダ1のデータベース本体部、17はベ
ンダ2のデータベース管理システム(DBMS2)、1
8はベンダ2のデータベース本体部をそれぞれ表わして
いる。これらのシステムの要素は、図1で説明した要素
と同様の要素である。また、20は論理定義情報ファイ
ル、21はデータ検索処理部、150はフォームアクセ
ス処理部である。151は結合図表示部、152はレイ
アウト表示部、153は機能ボタン表示部である。
【0065】この第2の実施例のデータベース検索シス
テムの全体構成は、図1で説明したシステムと同様のシ
ステム構成となっている。すなわち、図15に示すよう
に、各データベースに対する操作(データ検索,データ
入力)を行う操作部およびデータベースの格納部などの
システム要素を提供している個々のワークステーション
1,2,3がネットワーク4により相互に接続されてネ
ットワークシステムを構成し、全体として1つのデータ
ベース検索システムを実現している。具体的には、デー
タベースの検索を行う端末のワークステーション1と、
データベース1およびデータベース2などのデータベー
ス本体部を提供するワークステーション2,3がネット
ワーク4を介して接続されている分散型のデータベース
システムとなっている。
【0066】論理定義情報入力部10は、データベース
の論理定義情報を入力し、ベンダ1のデータベース本体
部16およびベンダ2のデータベース本体部18などの
データ構造や、異種のDBMSにおけるデータ構造によ
らずに、統一的なアクセス方法でデータベース操作が行
えるようにするため、論理的なデータベース構造を規定
する。ここで入力されるデータベースの論理定義情報
は、ユーザに対応してその使い勝手が良いように、複数
の種類の論理定義情報が設定される。設定された論理定
義情報は、論理定義情報ファイル20に格納される。こ
の第2の実施例の場合、論理定義情報ファイル20に
は、前述した図9〜図14により説明したような論理定
義情報が格納されているものとする。
【0067】フォームアクセス処理部150は、予め定
義されて論理定義情報ファイル20に格納されている論
理定義情報のデータ構造を表示し、表示したデータ構造
の図形要素を転記して、データベースに対するデータの
入出力を行う入出力画面を作成する。フォームアクセス
処理部150では、このようして作成した入出力画面に
より、データベースに対するデータ入出力処理を行い、
データ検索処理部21を起動する。これにより、データ
検索処理部21がその入出力画面によってデータ入出力
を行ったデータにより、データベースに対する検索処理
を行う。
【0068】また、フォームアクセス処理部150は、
結合図表示部151,レイアウト処理部152,機能ボ
タン表示部153から構成されている。結合図表示部1
51が、論理定義情報ファイルの論理定義情報から論理
的に定義されたデータベースのデータ構造を画面表示す
るが、この場合、データベースのテーブル名およびカラ
ム名の要素情報をテキストと枠で表示し、結合情報をそ
の枠を結ぶ線および関係の演算子で表示する。また、機
能ボタン表示部153は、データベースをアクセスする
入出力操作コマンドをユーザインタフェース部品の機能
ボタンで表示する。
【0069】これらの結合図表示部151の結合図表示
および機能ボタン表示部153による画面表示がなされ
た状態において、レイアウト処理部152が起動され、
レイアウト処理部152における定形の帳標形式の入出
力画面または一覧表形式の入出力画面の枠内に、これら
の要素情報におけるテーブル名および機能ボタンを転記
して、各々のユーザの特有のデータ入出力画面を形成す
る。このように、論理定義情報の要素情報およびユーザ
インタフェース部品の機能ボタンを転記する操作のみ
で、容易にデータベースのデータ入出力を行うためのデ
ータ入出力画面を形成することができる。
【0070】次に、図16〜図27を用いて、この第2
の実施例におけるフォームアクセス処理部を中心にし
て、データベースに対してデータ検索処理を行うための
データ入出力画面を形成して、データ検索を行う場合の
動作例を説明する。
【0071】図16は結合図表示部により表示された論
理定義情報のデータ構造の表示例を説明する図である。
前述した結合図表示部152が、図16に示すように、
結合図表示ウィンドウ160を開き、論理定義情報ファ
イル20に格納された論理定義情報のテーブル情報リス
ト92,カラム情報リスト95〜98,および結合情報
リスト93に従って、ここでの論理的に規定されたデー
タベースのデータ構造をウィンドウ160に表示する。
このウィンドウ160の画面表示では、4つのテーブル
のテーブル名および各々のテーブルのカラムのカラム名
がテキストと枠で表示される。
【0072】この例では、例えば、枠161に「商品リ
スト」テーブルのテーブル名およびそのテーブル中のカ
ラムのカラム名が表示され、枠162に「販売情報」テ
ーブルのテーブル名およびそのテーブル中のカラムのカ
ラム名が表示される。枠163には「販売エリアリス
ト」テーブルのテーブル名およびそのテーブル中のカラ
ムのカラム名が表示され、枠164には「月度」テーブ
ルのテーブル名およびそのテーブル中のカラムのカラム
名が表示される。そして、結合情報リスト93の結合情
報が、これらの枠161〜164の間を結ぶ線166で
表示され、その線の近傍にその関係の演算子165が表
示される。
【0073】また、図17は結合図表示部により画面に
表示した図形の座標情報とそのデータ構造の関係を説明
する図である。このように、結合図表示部152による
ウィンドウ160の画面表示では、4つのテーブルのテ
ーブル名および各々のテーブルのカラムのカラム名がテ
キストと枠の図形で表示され、そのリンク関係が線の図
形で表示されるが、この関係は、結合図表示部のウィン
ドウ表示制御を行う表示管理部(図示せず)が、図17
に示すように、図形管理情報171により、その表示画
面における表示位置と、論理定議情報におけるテーブル
データ173およびカラムデータ172との間のリンク
情報を保持している。このような図形管理情報171
は、後述するレイアウト処理部による転記操作によりデ
ータ入出力画面作成の処理で利用される。
【0074】図18は機能ボタン表示部により表示され
たユーザインタフェース部品の機能ボタンの表示例を示
す図である、レイアウト処理部による転記操作によりデ
ータ入出力画面作成の処理を行う場合、設定するデータ
ベース操作を行うための入出力操作コマンドは、図18
に示すように、機能ボタン表示部による開かれるウィン
ドウ180において、ユーザインタフェース部品の機能
ボタン181の形態で提供される。この機能ボタン表示
部においては、検索処理,更新処理などコマンドにより
データベース操作を行うための典型的な入出力操作コマ
ンドにかかるプログラムが、ユーザインタフェース部品
の機能ボタン181として、予めプログラムされて提供
される。したがって、ユーザは後述するレイアウト処理
部の処理において、必要に応じて機能ボタン表示部のウ
ィンドウ180に表示された機能ボタン181を転記す
るのみで、データベース操作に必要な複雑なプログラム
を、データ入出力画面に組込むことが可能となる。
【0075】図19はレイアウト処理部が起動された状
態のデータ入出力画面の例を示す図であり、図20はレ
イアウト処理部の処理により帳票形式のデータ入出力画
面の作成操作を行う場合の操作例を説明する図である。
ここで、ユーザがデータベースに対するデータ入出力操
作を行うために、そのデータ入出力画面の作成操作を行
う場合、レイアウト処理部を起動し、図19に示すよう
に、その作業ウィンドウ190を開く、開かれた直後の
状態の作業ウィンドウ190は、データ入出力画面のレ
イアウト作成のための編集コマンドのプルダウンメニュ
ーボタンが、その作業ウィンドウ190の上部側に表示
されているだけである。
【0076】このような状態において、次に、図20に
示すように、前述した結合図表示部によるウィンドウ1
60を開き、同様にして、更に機能ボタン表示部による
ウィンドウ180を開く。そして、これらのウィンドウ
160に表示されたデータベースのデータ構造を示す結
合図表示から、枠161〜164の図形要素で表示され
ているデータベースのデータ要素の情報であるカラム名
を転記し、また、必要に応じて、データベース操作のた
めに必要な機能ボタン181を転記する操作を行う。こ
れにより、帳標形式のデータ入出力画面191が形成さ
れる。
【0077】図20に示す操作例では、ウィンドウ16
0の結合図表示から、月度,エリア名,商品名,販売台
数,売り上げ金額の各カラ名を転記し、更に、データベ
ース操作を行うためのユーザインタフェース部品の機能
ボタンとして、検索ボタン,次項ボタン,前項ボタンを
転記して、データ入出力画面191を形成する。この結
果、ここで作成されるデータ入出力画面は、各カラムの
データが個別に指定された帳標形式のデータ入出力画面
191が形成される。なお、後述するが、ここで、ウィ
ンドウ160の結合図表示から、テーブル名を転記する
と、転記したテーブルの一覧表形式のデータ入出力画面
(192:図24)が形成される。
【0078】転記された枠の各カラム名のカラムを指定
するデータまたはテーブル名のテーブルを指示するデー
タは、コピーバッファに順次に格納されて、データ入出
力画面におけるカラム作成処理またはテーブル作成処理
が行われる。
【0079】図21は転記操作を行った場合のコピーバ
ッファの保管情報を説明する図であり、また、図22は
カラム指定またはテーブル指定により転記操作が行われ
た場合のレイアウト処理におけるペースト処理を説明す
る図である。データ入出力画面の作成処理においては、
画面操作により、データベースのデータ要素を指定する
転記操作が行われると、ここでの転記されたデータ要素
がカラム名を指示するデータの場合には、図21(a)
に示すように、カラムデータのコピーバッファ211に
順次に格納される。また、転記されたデータ要素がテー
ブル名を指示するデータの場合には、図21(b)に示
すように、テーブルデータのコピーバッファ212に順
次に格納される。
【0080】これらのコピーバッファ211,212に
データが格納された場合、続いて、ペースト処理の指示
が行われると、ペースト処理が開始される。この処理に
おいては、図22に示すように、まず、ステップ221
において、コピーバッファのデータ形式が処理すベきも
のか否かを判定し、データ形式が適合していない場合に
は、エラー処理とする。また、コピーバッファのデータ
形式が処理すベきものである場合、次のステップ222
において、コピーバッファの内容の種別がカラムである
か否かを判定する。この判定で種別がカラムである場合
には、次のステップ223においてカラムの作成処理を
行い、処理を終了する。また、ステップ222の判定に
おいて、コピーバッファの内容の種別がカラムでない場
合には、その種別がテーブルであるので、ステップ22
4においてテーブルの作成処理を行って、処理を終了す
る。ここで最初の操作の処理において、カラムの作成処
理が行われた場合には、帳票形式によるデータ入出力画
面を作成する処理が行われ、また、テーブルの作成処理
が行われた場合には、一覧表形式によるデータ入出力画
面を作成する処理が行われる。
【0081】図23はレイアウト処理部で作成された帳
票形式のデータ入出力画面の一例を示す図である。上述
のような処理により、帳票形式によるデータ入出力画面
の作成処理が行われた場合、図23に示すように、レイ
アウト処理部のウィンドウ230は、帳票形式によるデ
ータ入出力画面231となる。このデータ入出力画面2
31に配置された検索ボタン232をクリックすると、
この機能ボタンに組込まれているプログラムが起動さ
れ、データベースに対するデータ検索処理を行い、その
検索結果の各々のデータを、データ入出力画面231に
配置された各カラムの位置に表示する。
【0082】図24はレイアウト処理部における一覧表
形式のデータ入出力画面の作成操作の例を説明する図で
ある。また、図25はレイアウト処理部で作成された帳
票形式のデータ入出力画面の一例を示す図である。図2
4に示す一覧表形式のデータ入出力画面の操作例の場合
においても、前述と同様な操作により、結合図表示部に
よるウィンドウ160を開き、同様にして、更に機能ボ
タン表示部によるウィンドウ180を開く。そして、こ
れらのウィンドウ160に表示されたデータベースのデ
ータ構造を示す結合図表示から、枠161〜164の図
形要素で表示されているデータベースのデータ要素の情
報であるテーブル名を転記し、また、必要に応じて、デ
ータベース操作のために必要な機能ボタン181を転記
する操作を行う。これにより、一覧表形式のデータ入出
力画面192が形成される。
【0083】図24に示す操作例の場合、ウィンドウ1
60の結合図表示から、枠162における販売情報のテ
ーブル名を指定して、転記操作を行っている。更に、デ
ータベース操作を行うためのユーザインタフェース部品
の機能ボタンとして、検索ボタンを転記して、データ入
出力画面192を形成する。この結果、ここで作成され
るデータ入出力画面は、販売情報のテーブルが個別に指
定された一覧表形式のデータ入出力画面192が形成さ
れ、このデータ入出力画面192により、データベース
の検索操作を行った場合、図25に示すように、データ
ベースの販売情報テーブルにかかるデータが検索され、
それ検索結果の各データが一覧表形式の結果データ表示
画面251で表示される。なお、このような結果データ
表示画面251を得る場合、前述の場合と同様に、同じ
くこの画面上に配置されているユーザインタフェース部
品の機能ボタンである検索ボタン252をクリックし
て、データ検索が指示された場合である。
【0084】上述のような操作により作成されたデータ
入出力画面には、その機能ボタンによって、データベー
スのテーブルまたはカラムに対応してデータベース操作
を行うプログラムが組込まれているが、次に、このよう
なデータベース操作を行うプログラムについて説明す
る。
【0085】図26はデータ入出力画面にリンクされた
データベース検索コマンドによるプログラム例を説明す
る図である。また、図27はデータベース検索コマンド
によるプログラムの作成過程の各々の処理を説明する図
である。前述のような画面操作によって、データベース
操作を行うデータ入出力画面が作成された場合、そのデ
ータ入出力画面に配置されたデータベースのテーブルま
たはカラムに対応してデータベース操作を行うプログラ
ムが組込まれる。図26に示すように、この例では、デ
ータ入出力画面260に配置された検索ボタン261に
対応して、その下部側に示すようなデータベース検索コ
マンド(SQLコマンド)によるデータ検索プログラム
262が組込まれている。このデータ検索プログラム2
62は、データ検索を行う対象のテーブルの各々のカラ
ム(データ入出力画面に転記により配置されているカラ
ム)に対応して、検索を行うカラム名の記述部分263
と、検索を行うテーブル名の記述部分264と、各々の
カラムの結合情報による記述部分265とから構成さ
れ、これらがSQLコマンドの予約語のSELECT,
FROM,WHEREにより結合されたものとなってい
る。
【0086】ここでは、このようなSQLコマンドによ
るSQL文が、データ入出力画面を作成する過程で自動
生成される。次に、この例のSQL文の自動作成処理に
ついて説明する。この処理は、図27(a)に示すよう
に、SELECT句の作成処理,FROM句の作成処
理,WHERE句の作成処理,およびSELECT文の
作成処理が順次に行われて、最終的なSQLコマンドに
よるSQL文が作成される。SELECT句の作成処理
では、図27(b)に示すように、まず、レイアウト部
のカラムの抽出が行われ、次に論理カラム名から物理カ
ラム名への変換が行われ、更に、物理カラム名をカンマ
で結合する処理が行われる。これにより、検索を行うベ
きカラム名の記述部分が生成される。
【0087】FROM句の作成処理では、図27(c)
に示すように、まず、SELECT句から物理テーブル
名だけを抽出し、次に、重複するテーブル名を削除す
る。そして、物理テーブル名をカンマで結合する処理を
行う。これにより、検索を行うベきテーブル名の記述部
分が生成される。また、WHERE句の作成処理では、
図27(d)に示すように、まず、FROM句の物理テ
ーブル名が結合情報リストに存在する場合、カラム1と
結合条件とカラム2とを結合した文字列を生成する。次
に、それぞれの結合した文字列をANDで結合する。そ
して、次のSELECT文の作成処理では、図27
(e)に示すように、SELECT句の作成処理,FR
OM句の作成処理,WHERE句の作成処理で作成され
たSELECT句,FROM句,およびWHERE句の
文字列を、SQLコマンドの予約語の予約語のSELE
CT,FROM,WHEREにより結合する。
【0088】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。ここでは、データベースを論理的なデータ構造と
して論理定義情報により規定し、各々の個有のデータベ
ースの構成にかかわらずに、データベースの検索を行え
るようにしているので、この論理定義情報を格納した論
理定義情報ファイルを、リモート側のワークステーショ
ンに設けることにより、この論理定義情報ファイルの論
理定義情報によりデータ検索条件を容易に、リモート側
のワークステーションにおいて作成することができる。
次に、このような実施例について説明する。
【0089】図28は、本発明の第3の実施例にかかる
データベース検索システムの要部の構成を示すブロック
図である。図28において、1はデータベース検索処理
を行うワークステーション、2は第1のデータベース提
供者のワークステーション、3は第2のデータベース提
供者のワークステーション、4はローカルエリアネット
ワークを構成するネットワークである。10は論理定義
情報入力部、13はデータ検索を行う検索ツール、15
はベンダ1のデータベース管理システム(DBMS
1)、16はベンダ1のデータベース本体部、17はベ
ンダ2のデータベース管理システム(DBMS2)、1
8はベンダ2のデータベース本体部をそれぞれ表わして
いる。これらの要素は、図1で説明した要素と同様の要
素である。また、20は論理定義情報ファイル、22は
データ検索処理部、280はリモート側のワークスーシ
ョン、281は第1の電子メール通信処理部、282は
第2の電子メール通信処理部、283はリモート論理定
義情報ファイル、284は検索条件入力処理部である。
【0090】この第3の実施例のデータベース検索シス
テムにおいては、リモート側のワークスーションが設け
られているが、その基本構成は、図1で説明したシステ
ムと同様のシステムである。すなわち、図28に示すよ
うに、各データベースに対する操作(データ検索,デー
タ入力)を行う操作部、データベースの格納部などのシ
ステム要素を提供する個々のワークステーション1,
2,3がネットワーク4により相互に接続されてネット
ワークシステムを構成し、全体として1つのデータベー
ス検索システムを実現している。データベースの検索を
行う端末のワークステーション1と、データベース1お
よびデータベース2などのデータベース本体部を提供す
るワークステーション2,3がネットワーク4を介して
接続されている分散型のデータベースシステムとなって
いる。
【0091】前述した例と同様に、論理定義情報入力部
10では、データベースの論理定義情報を入力し、ベン
ダ1のデータベース本体部16およびベンダ2のデータ
ベース本体部18などのデータ構造や、異種のDBMS
におけるデータ構造によらずに、統一的なアクセス方法
でデータベース操作が行えるようにするため、論理的な
データベース構造を規定する。ここで入力されるデータ
ベースの論理定義情報は、ユーザに対応してその使い勝
手が良いように、例えば、複数の種類の論理定義情報が
設定される。設定された論理定義情報は、論理定義情報
ファイル20に格納される。
【0092】この第3の実施例によるデータベース検索
システムにおいては、データベースに対してデータの検
索を行う場合、ホスト側のワークステーション1におい
て、論理定義情報入力部10により入力されたデータベ
ースのデータ構造を論理的に規定する論理定義情報を格
納した論理定義情報ファイル20の論理定義情報を用い
る。第1の電子メール通信処理部281が、リモート側
のワークステーション280からの電子メール通信によ
りデータ検索依頼を受け付けると、データ検索処理部2
2が、受け付けたデータ検索依頼に対して、論理定義情
報ファイル20の論理定義情報を用いたデータの検索処
理を行う。
【0093】この場合、リモート側のワークステーショ
ン280においては、リモート論理定義情報ファイル2
83に、ホスト側のワークステーション1から既に電子
メール通信により送信された論理定義情報を格納してい
るので、検索条件入力処理部284が、リモート論理定
義情報ファイル283に格納された論理定義情報によ
り、データ検索依頼を設定して、第2の電子メール通信
処理部282による電子メール通信によりホスト側のワ
ークステーション1に送出する。そして、同じく第2の
電子メール通信処理部282が、ホスト側のワークステ
ーション1に対して行った電子メール通信によるデータ
検索依頼に対して、そのデータ検索結果を受け取る。
【0094】このように、ホスト側のワークステーショ
ン1において、データベースのデータ構造を論理的に規
定する論理定義情報を論理定義情報ファイル20に保持
し、この論理定義情報によりデータベースに対するアク
セス処理を行う場合に、リモート側のワークステーショ
ン280においても、ホスト側のワークステーション1
で保持しているデータベースのデータ構造を論理的に規
定する論理定義情報と同じ論理定義情報をリモート論理
定義情報ファイル283に保持することによって、リモ
ート側のワークステーション280における論理定義情
報を用いて、電子メール通信によりデータベース検索依
頼を発行できる。
【0095】ここでは、リモート側のワークスーション
280において、データベース検索処理を行う場合に
も、リモート論理定義情報ファイル283の論理定義情
報を用い、データベース検索依頼を発行するので、各々
のベンダーから供給されるDBMSの構造の相違にかか
わらず、論理的にデータベースの構造を規定し、検索,
登録,更新,削除などの処理を行う。このため、データ
が複数のテーブルに格納されて管理されているDBMS
に対しても、特に、DBMSの構造を意識させずに、同
じ条件でアクセスできる。また、検索結果の表示の形態
を統一した態様で表示できる。
【0096】図29はホスト側のワークステーションと
リモート側のワークスーションの間で行われるデータ検
索処理の一連の流れを説明するフローチャートである。
図29を参照して、ここでの処理を説明すると、まず、
ホスト側のワークスーションでは、ステップ291にお
いて、データ操作を行うデータベースの作成処理を行
う。次に、ステップ292において、作成したデータベ
ースに対しする論理スキーマの記述処理を行う。そし
て、ステップ293において、論理スキーマのファイル
格納処理を行う。これにより、ここでのデータベース処
理を行う基準となる論理定義情報ファイル(論理スキー
マファイル)が作成される。次に、ステップ294にお
いて、論理スキーマファイルのメール送信処理を行う。
【0097】リモート側のワークステーションでは、次
に、ステップ295において、論理スキーマファイルの
メール受信処理を行い、次に、ステップ296におい
て、論理スキーマファイルのファイル格納処理を行う。
この結果、リモート側のワークステーションにおいて、
リモート論理定義情報ファイル(論理スキーマファイ
ル)が作成される。次に、ステップ297において、論
理スキーマの参照による検索条件の記述の処理を行う。
ここでの検索条件の記述により作成された検索条件ファ
イルは、次のステップ298において、リモート側のワ
ークステーションから検索条件ファイルのメール送信処
理を行う。
【0098】ホスト側のワークスーションでは、ステッ
プ299において、メール送信された検索条件ファイル
の受信処理を行う。次に、ステップ300において、こ
の検索条件ファイルに対して論理スキーマ参照による検
索条件の解析処理を行う。そして、解析された結果によ
り、次のステップ301において、論理スキーマ参照に
よるデータベース検索処理を行う。データ検索を行った
結果のデータは、検索結果ファイルに作成されて、次の
ステップ302において、検索結果ファイルの送信処理
を行う。リモート側のワークステーションでは、次のス
テップ303において、検索結果ファイルのメール受信
処理を行って、そのデータ検索結果を得ることになる。
【0099】図30は、論理スキーマファイル,検索条
件ファイル,および検索結果ファイルの具体的なデータ
例を説明する図である。ここでのデータベースに対応し
て作成された論理スキーマファイルは、図30(a)に
示すように、第1のテーブル311および第2のテーブ
ル311が存在し、それがIDのカラムデータにより関
連づけられているデータ構造を規定している。このよう
な論理スキーマファイルのデータに対して、リモート側
のワークスーションでは、図30(b)に示すように、
その検索条件ファイル313を論理スキーマファイルの
データに対応して作成する。このように作成された検索
条件ファイル313を、ホスト側のワークスーションに
送信することにより、前述のようにデータ検索処理が行
われ、その結果として、図30(c)に示すような検索
結果ファイル314が返されることになる。
【0100】このように、ホスト側のワークステーショ
ンとリモート側のワークスーションの間で行われるデー
タ検索処理では、同じ検索条件により一定期間毎にデー
タ検索処理を繰り返し行うことが多い。このような場合
に対して、ホスト側のワークステーションにおいて検索
条件ファイルを登録しておくことにより、同じ検索条件
でデータ検索処理を行う場合には、登録した検索条件フ
ァイルを用いてデータ検索処理を繰り返し行うことがで
きる。次に、このような場合の処理について説明する。
【0101】図31はホスト側のワークステーションと
リモート側のワークスーションの間で行われるデータ検
索処理の他の例の一連の流れを説明するフローチャート
である。図31を参照して、ここでの処理を説明する
と、まず、ホスト側のワークスーションでは、前述した
処理と同様に、データ操作を行うデータベースの作成処
理を行い、作成したデータベースに対しする論理スキー
マの記述処理を行い、そして、ステップ321におい
て、論理スキーマのファイル格納処理を行う。これによ
り、ここでのデータベース処理を行う基準となる論理定
義情報ファイル(論理スキーマファイル)が作成され
る。次に、ステップ322において、論理スキーマファ
イルのメール送信処理を行う。
【0102】リモート側のワークステーションでは、次
に、ステップ323において、論理スキーマファイルの
メール受信処理を行い、次に、ステップ324におい
て、論理スキーマファイルのファイル格納処理を行う。
この結果、リモート側のワークステーションにおいてリ
モート論理定義情報ファイル(論理スキーマファイル)
が作成される。次に、ステップ325において、論理ス
キーマの参照による検索条件の記述の処理を行う。ここ
での検索条件の記述により作成された検索条件ファイル
は、次のステップ326において、リモート側のワーク
ステーションから検索条件ファイルのメール送信処理を
行う。
【0103】ホスト側のワークスーションでは、ステッ
プ327において、メール送信された検索条件ファイル
の受信処理を行う。次に、ステップ328において、こ
の検索条件ファイルに対して論理スキーマ参照による検
索条件の解析処理を行う。そして、解析された結果によ
り、次のステップ329において、論理スキーマ参照に
よるデータベース検索処理を行う。データ検索を行った
結果のデータは、検索結果ファイルに作成されて、次の
ステップ330において、検索結果ファイルの送信処理
が行われる。
【0104】これに対して、リモート側のワークステー
ションでは、次のステップ331において、検索結果フ
ァイルのメール受信処理を行って、そのデータ検索結果
を得ることになる。また、このとき、ホスト側のワーク
ステーションでは、続いてステップ332において、検
条条件ファイルの検索条件登録処理を行い、登録が完了
した場合に検索条件登録番号をリモート側のワークステ
ーションに送信する。リモート側のワークステーション
では、ステップ333において、検索条件登録番号のフ
ァイル登録処理を行い、次回からは検索条件登録番号を
送信することにより、前回と同じ検索条件によりデータ
検索処理を行う。
【0105】リモート側のワークステーションから、再
度、前回と同じ検索条件によりデータ検索処理を行う場
合、ステップ324において、検索条件登録番号の指定
による検索条件の指定を行い、この検索条件登録番号を
ホスト側のワークステーションに送信する。これによ
り、ホスト側のワークステーションでは、ステップ33
5において、検索条件登録番号により検索条件ファイル
の読み出し処理を行い、次のステップ336において、
読み出した検索条件ファイルに対して論理スキーマ参照
による検索条件の解析処理を行う。そして、解析された
結果により、次のステップ337において、論理スキー
マ参照によるデータベース検索処理を行う。データ検索
を行った結果のデータは、検索結果ファイルに作成され
て、次のステップ338において、検索結果ファイルの
送信処理が行われる。リモート側のワークステーション
では、次のステップ339において、検索結果ファイル
のメール受信処理を行って、そのデータ検索結果を得る
ことになる。
【0106】このように、ホスト側のワークステーショ
ンにおいて、検条条件ファイルの検索条件を登録してお
くことにより、次回からは検索条件登録番号を送信する
ことにより、前回と同じ検索条件によりデータ検索処理
が行える。
【0107】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のデータ
ベース検索装置およびデータベース検索方法によれば、
論理的なデータベースの定義を与えることで、データベ
ースの操作を行う対象のデータベースの構造をユーザが
考慮せずに、容易にデータベース操作を行えるデータベ
ース検索システムが提供される。特に、論理定義情報で
論理的にデータベースの構造を規定するので、データが
複数のテーブルに格納されて管理されているリレーショ
ナルデータベースに対しても、検索ツールを利用するユ
ーザは、そのデータ構造,DBMSなどの相違を意識す
ることなく、データを制約条件でフィルタリングして検
索対象データとすることができる。
【0108】また、データベースによっては、その単数
または複数のテーブルからデータをアクセスする際、デ
ータの特性によって常にある条件のもののみをフィルタ
リングをかけてアクセスしたい場合、テーブルやカラム
の属性としてデータに対して制約を行うかどうかの指定
して、制約を行うことができる。これにより、ユーザは
制約条件などを意識することなく、常に指定した条件設
定に合うもののみがフィルタリングされて、データ検索
が行える。検索結果の表示に関しても、ツールにより異
なることなく整合性が保たれて、結果表示がなされる。
【0109】また、論理定義情報を用いることにより、
リモート側のワークスーションにおいて、データベース
検索処理を行う場合にも、その論理定義情報を用いて、
データベース検索依頼を発行するので、各々のベンダー
から供給されるDBMSの構造の相違にかかわらず、論
理的にデータベースの構造を規定し、検索,登録,更
新,削除などの処理を行える。このため、データが複数
のテーブルに格納されて管理されているDBMSに対し
ても、特に、DBMSの構造を意識させずに、同じ条件
でアクセスできる。また、検索結果の表示の形態を統一
した態様で表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例にかかるデータベース検索
システムの要部の構成を示すブロック図、
【図2】 データベースを操作する各アクセスツールが
データベースの論理定義情報ファイルを指定して起動さ
れた時点の状態を示す図、
【図3】 各アクセスツールが論理定義情報ファイルの
参照によりデータベースの種別およびデータ構造等を知
り各々のデータベースに対してアクセスする時点の状態
を示す図、
【図4】 データベースの論理定義情報の種類情報を定
義する入力ウィンドウの一例を示す図、
【図5】 データベースの論理定義情報のテーブル属性
情報を定義する入力ウィンドウの一例を示す図、
【図6】 データベースの論理定義情報のカラム属性情
報を定義する入力ウィンドウの一例を示す図、
【図7】 データベースの論理定義情報の結合情報を定
義する入力ウィンドウの一例を示す図、
【図8】 データベースの論理定義情報の表示属性をカ
ラム属性情報の基本設定項目として定義する場合の入力
ウィンドウの一例を示す図、
【図9】 論理定義情報ファイルの全体の構成例を説明
する説明図、
【図10】 論理定義情報ファイルにおけるテーブル情
報リストとカラム情報リストの関係を説明する図、
【図11】 第1のテーブルの「商品リスト」テーブル
のカラム情報リストの構成を詳細に説明する図、
【図12】 第2のテーブルの「販売情報」テーブルの
カラム情報リストの構成を詳細に説明する図、
【図13】 第3のテーブルの「販売エリアリスト」テ
ーブルのカラム情報リストの構成を詳細に説明する図、
【図14】 第4のテーブルの「月度」テーブルのカラ
ム情報リストの構成を詳細に説明する図、
【図15】 本発明の第2の実施例にかかるデータベー
ス検索システムの要部の構成を示すブロック図、
【図16】 結合図表示部により表示された論理定義情
報のデータ構造の表示例を説明する図、
【図17】 結合図表示部により画面に表示した図形の
座標情報とそのデータ構造の関係を説明する図、
【図18】 機能ボタン表示部により表示されたユーザ
インタフェース部品の機能ボタンの表示例を示す図、
【図19】 レイアウト処理部が起動された状態のデー
タ入出力画面の例を示す図、
【図20】 レイアウト処理部の処理により帳票形式の
データ入出力画面の作成操作を行う場合の操作例を説明
する図、
【図21】 転記操作を行った場合のコピーバッファの
保管情報を説明する図、
【図22】 カラム指定またはテーブル指定により転記
操作が行われた場合のレイアウト処理におけるペースト
処理を説明する図、
【図23】 レイアウト処理部で作成された帳票形式の
データ入出力画面の一例を示す図、
【図24】 レイアウト処理部における一覧表形式のデ
ータ入出力画面の作成操作の例を説明する図、
【図25】 レイアウト処理部で作成された帳票形式の
データ入出力画面の一例を示す図、
【図26】 データ入出力画面にリンクされたデータベ
ース検索コマンドによるプログラム例を説明する図、
【図27】 データベース検索コマンドによるプログラ
ムの作成過程の各々の処理を説明する図、
【図28】 本発明の第3の実施例にかかるデータベー
ス検索システムの要部の構成を示すブロック図、
【図29】 ホスト側のワークステーションとリモート
側のワークスーションの間で行われるデータ検索処理の
一連の流れを説明するフローチャート、
【図30】 論理スキーマファイル,検索条件ファイ
ル,および検索結果ファイルの具体的なデータ例を説明
する図、
【図31】 ホスト側のワークステーションとリモート
側のワークスーションの間で行われるデータ検索処理の
他の例の一連の流れを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…ワークステーション(データベース端末)、2…ワ
ークステーション(データベース本体)、3…ワークス
テーション(データベース本体)、4…ネットワーク、
10…論理定義情報入力部、11…第1の論理定義情報
ファイル、12…第2の論理定義情報ファイル、13
(13a,13b)…検索ツール、14…エントリツー
ル、15…データベース管理システム(DBMS1)、
16…データベース本体部、17…データベース管理シ
ステム(DBMS2)、18…データベース本体部、2
0…論理定義情報ファイル、21…データ検索処理部、
22…データ検索処理部、41…属性情報入力ウィンド
ウ、42データベース種別情報、51…テーブル属性ウ
ィンドウ、52…制約条件、61…カラム属性ウィンド
ウ(制約条件)、62…カラム属性情報(制約条件)、
71…結合情報ウィンドウ、72…結合情報、81…カ
ラム属性ウィンドウ(表示精度および表示幅)、82…
カラム属性情報(表示精度および表示幅)、91…デー
タベース情報テーブル、92…テーブル情報リスト、9
3…結合情報リスト、95…カラム情報リスト、96…
カラム情報リスト、97…カラム情報リスト、98…カ
ラム情報リスト、150…フォームアクセス処理部、1
51…結合図表示処理部、152…レイアウト処理部、
153…機能ボタン表示部、160…ウィンドウ(結合
図表示部)、161〜164…枠、165…演算子の表
示、166…線の表示、171…図形管理情報、172
…カラムデータ、173…テーブルデータ、180…ウ
ィンドウ(機能ボタン表示部)、181…機能ボタン、
190…ウィンドウ(レイアウト処理部)、191…帳
票形式のデータ入出力画面、192…一覧表形式のデー
タ入出力画面、211…コピーバッファ(カラムデー
タ)、212…コピーバッファ(テーブルデータ)、2
30…ウィンドウ(レイアウト処理部)、231…帳票
形式のデータ入出力画面、232…検索ボタン、251
…結果データ表示画面、252…検索ボタン、260…
データ入出力画面、261…検索ボタン、262…検索
プログラム(SQL文)、263…カラム名の記述部
分、264…テーブル名の記述部分、265…結合情報
の記述部分、280…リモート側ワークステーション、
281…第1の電子メール通信処理部、282…第2の
電子メール通信処理部、283…リモート論理定義情報
ファイル、284…検索条件入力処理部、311…第1
のテーブル、312…第2のテーブル、313…検索条
件ファイル、314…検索結果ファイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小沢 秀一 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&Dビジネスパークビル 富 士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 松尾 剛典 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&Dビジネスパークビル 富 士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 大芦 由里子 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&Dビジネスパークビル 富 士ゼロックス株式会社内 (72)発明者 村松 真 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 KSP R&Dビジネスパークビル 富 士ゼロックス株式会社内 Fターム(参考) 5B075 NR10 NR20 PP26 QT06 5B082 GA08 GA11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のテーブルにデータが格納されている
    データベースに対してデータの検索を行うデータベース
    検索装置において、 データベースのデータ構造を論理的に規定する、データ
    ベース種別、データベース中のテーブル名、カラム名、
    結合情報、データベースに自動ログオンするか否かを指
    示する情報を含む論理定義情報を入力するための定義入
    力手段と、 前記論理定義情報を格納する定義記憶手段と、 前記自動ログオンするか否かを指示する情報が自動ログ
    オンを許す場合、前記データベースに対するログオン情
    報を使用してログオンするログオン手段とを備えたこと
    を特徴とするデータベース検索装置。
  2. 【請求項2】複数のテーブルにデータが格納されている
    データベースに対してデータの検索を行うデータベース
    検索方法において、 データベースのデータ構造を論理的に規定する、データ
    ベース種別、データベース中のテーブル名、カラム名、
    結合情報、データベースに自動ログオンするか否かを指
    示する情報を含む論理定義情報を入力し、 前記論理定義情報を格納し、 前記自動ログオンするか否かを指示する情報が自動ログ
    オンを許す場合、前記データベースに対するログオン情
    報を使用してログオンすることを特徴とするデータベー
    ス検索方法。
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JP17886092 1992-06-15
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005222293A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd データベース装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005222293A (ja) * 2004-02-05 2005-08-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd データベース装置

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