JP5175574B2 - コンテンツマネージメントサーバ、コンテンツマネージメントプログラム及びコンテンツマネージメント方法 - Google Patents

コンテンツマネージメントサーバ、コンテンツマネージメントプログラム及びコンテンツマネージメント方法 Download PDF

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Description

本発明は、デジタルコンテンツのマネージメントシステムにおいて更新履歴を管理するためのコンテンツマネージメントサーバ、コンテンツマネージメントプログラム及びコンテンツマネージメント方法に関するものである。
文書、画像、音声などWebで提供するデジタルコンテンツを管理するためのツールとして、CMS(コンテンツマネジメントシステム)が広く用いられるようになっている。CMSは、デジタルコンテンツの編集、保存、管理など様々な機能を備えており、コンテンツの更新履歴の管理機能を必要とされる場合もある。
CMSにおいては、コンテンツに関する情報はリレーショナルデータベースで管理されることが一般的である。例えば更新履歴を管理する場合であれば、更新履歴を記録するためのテーブル設けて、更新のタイミング毎にレコードを追加して更新情報が管理される(例えば、特許文献1の図6参照)。
一方、出願人は、リレーショナルデータベースに比べてより高速で扱いやすい「ZEEKエンジン」というデータベースドライバを開発して提供している(非特許文献1〜3参照)。
特開2005−11155号公報 清水亮,「オープンソースのオブジェクトデータベースドライバZEKE入門」,「WEB+DB PRESS」,技術評論社,平成18年2月,Vol.31,p.238−241 ワークフロー指向の次世代文章アプリケーションプラットフォーム(概要)、清水亮、IPA(情報処理推進機構)ホームページ・2004年度第2回未踏ソフトウェア創造事業 開発成果&PMの評価、[2008年1月10日検索]、インターネット<URL:http://www.ipa.go.jp/about/jigyoseika/04fy-pro/mito/2004-885a.pdf> ワークフロー指向の次世代文章アプリケーションプラットフォーム(詳細)、清水亮、IPA(情報処理推進機構)ホームページ・2004年度第2回未踏ソフトウェア創造事業 開発成果&PMの評価、[2008年1月10日検索]、インターネット<URL:http://www.ipa.go.jp/about/jigyoseika/04fy-pro/mito/2004-885d.pdf>
コンテンツの更新履歴をリレーショナルデータベースで管理する場合に、各々の更新時点におけるコンテンツを出力した際の状態を再現しようとすると、図1の例に示したように、コンテンツの出力に必要な項目を網羅したレコードを更新時点毎に設けることが必要になる。
このような方法で更新履歴に関する情報を管理すると、コンテンツに関する一部の情報を更新した場合にも新たなレコードが生成され、更新された項目以外のフィールドには他のレコードと共通の内容が記録されることとなってしまう。CMSでは管理するコンテンツの件数は累積的に増加することに加えて、各々のコンテンツが更新される毎に上記のような新たなレコードが生成されることとなると、消費されるシステムリソースが膨大となり、CMSの運用に過大な負荷がかかるおそれが生じる。
本発明は、このような課題に対応するためになされたものであり、デジタルコンテンツのマネージメントシステムにおいて、システムにかかる負荷を抑制しながら更新履歴を管理するコンテンツマネージメントサーバ、コンテンツマネージメントプログラム及びコンテンツマネージメント方法を提供することを目的とするものである。
このような課題を解決する本発明は、デジタルコンテンツのマネージメントシステムにおいて更新履歴の管理機能を備えたサーバであって、コンテンツを識別するコンテンツID、コンテンツの属性の名称、前記コンテンツの属性に対応する情報を一単位とするコンテンツの属性データを格納する属性データ格納手段と、コンテンツを識別するコンテンツIDと、前記コンテンツの更新前の状態を識別するために割り当てられたサブIDを関連付けて記憶するコンテンツID記憶手段と、コンテンツの属性が指定された更新要求を受け付けると、前記コンテンツを識別するコンテンツIDに新たなサブIDを割り当てて前記コンテンツID記憶手段に記憶させ、前記属性データ格納手段に格納された更新対象となる属性データのコンテンツIDを前記サブIDに更新するとともに、前記更新要求に指定された更新内容から前記コンテンツIDが指定された新たな属性データを生成して前記属性データ格納手段に格納させるコンテンツ更新手段と、コンテンツの更新履歴の出力要求を受け付けると、前記コンテンツを識別するコンテンツID及び前記コンテンツID記憶手段において前記コンテンツIDに関連付けられたサブIDが指定された属性データを前記属性データ格納手段から読み出して更新履歴の出力データを生成する更新履歴出力手段と、を備えることを特徴とするコンテンツマネージメントサーバである。
本発明では、更新対象となるコンテンツの属性に関する情報を属性単位の属性データとして管理し、コンテンツが更新される際には更新対象となった属性データのみを更新するので、リレーショナルデータベースを用いる場合に比べて更新履歴の管理のために保存するデータが削減される。また、更新された属性データにはコンテンツIDと関連付けられたサブIDが割り当てられるので、コンテンツIDとサブIDをキーに更新履歴の出力データを生成することが可能になる。
また、本発明は、コンテンツの本体となるコンテンツファイルを格納するコンテンツファイル格納手段を備えており、前記属性データ格納手段には、コンテンツの属性として前記コンテンツファイル格納手段におけるコンテンツファイルのアドレス情報が指定された属性データが少なくとも含まれていて、前記コンテンツ更新手段は、コンテンツファイルの更新要求を受け付けた場合には、前記コンテンツファイル格納手段に更新後の新たなコンテンツファイルを格納するとともに、前記属性データ格納手段に格納される新たな属性データにはコンテンツの属性に対応する情報として前記新たなコンテンツファイルのアドレス情報を指定することを特徴とすることもできる。
このように構成すると、画像ファイルや音声ファイルのように比較的サイズの大きなファイルについても、管理対象の属性データに加えることが可能になる。
さらに、本発明は、前記更新履歴出力手段は、前記コンテンツIDの指定された属性データから生成した最新のコンテンツ情報及び前記サブIDの指定された属性データから生成した更新前のコンテンツ情報から更新履歴の出力データを生成し、前記サブIDについて前記最新のコンテンツ情報に含まれる属性の名称に対応する属性データが前記属性データ格納手段に存在しない場合には、前記属性の名称に対応する属性データについて前記サブIDの直後に割り当てられたサブIDが指定されたものから前記コンテンツIDが指定されたものまでを順に検索し、最初に該当した属性データを用いて前記サブIDに対応する更新前のコンテンツ情報を生成することを特徴としてもよい。
このように構成することによって、更新された属性データに割り当てられたサブIDについては属性に関する情報をすべて属性データとして格納しておかなくても、最新のコンテンツと同様の属性に関する情報を含んだコンテンツ情報を出力することが可能になる。
本発明は、本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバ、又はコンテンツを管理する端末において動作するコンテンツマネージメントプログラムとして特定することもできる。
本発明にかかるコンテンツマネージメントプログラムは、デジタルコンテンツのマネージメントシステムにおいて更新履歴の管理を実行するプログラムであって、コンテンツを識別するコンテンツID、コンテンツの属性の名称、前記コンテンツの属性に対応する情報を一単位とするコンテンツの属性データを格納する属性データ格納手段と、コンテンツを識別するコンテンツIDと、前記コンテンツの更新前の状態を識別するために割り当てられたサブIDを関連付けて記憶するコンテンツID記憶手段とを備えたコンピュータに、コンテンツの属性が指定された更新要求を受け付けると、前記コンテンツを識別するコンテンツIDに新たなサブIDを割り当てて前記コンテンツID記憶手段に記憶させ、前記属性データ格納手段に格納された更新対象となる属性データのコンテンツIDを前記サブIDに更新するとともに、前記更新要求に指定された更新内容から前記コンテンツIDが指定された新たな属性データを生成して前記属性データ格納手段に格納させるコンテンツ更新ステップと、コンテンツの更新履歴の出力要求を受け付けると、前記コンテンツを識別するコンテンツID及び前記コンテンツID記憶手段において前記コンテンツIDに関連付けられたサブIDが指定された属性データを前記属性データ格納手段から読み出して更新履歴の出力データを生成する更新履歴出力ステップと、を実行させることを特徴とするコンテンツマネージメントプログラムである。
また、本発明にかかるコンテンツマネージメントプログラムは、前記コンピュータには、コンテンツの本体となるコンテンツファイルを格納するコンテンツファイル格納手段が備えられており、前記属性データ格納手段には、コンテンツの属性として前記コンテンツファイル格納手段におけるコンテンツファイルのアドレス情報が指定された属性データが少なくとも含まれていて、前記コンテンツ更新ステップでは、コンテンツファイルの更新要求を受け付けた場合には、前記コンテンツファイル格納手段に更新後の新たなコンテンツファイルを格納するとともに、前記属性データ格納手段に格納される新たな属性データにはコンテンツの属性に対応する情報として前記新たなコンテンツファイルのアドレス情報を指定することを特徴とすることもできる。
さらに、本発明にかかるコンテンツマネージメントプログラムは、前記更新履歴出力ステップでは、前記コンテンツIDの指定された属性データから生成した最新のコンテンツ情報及び前記サブIDの指定された属性データから生成した更新前のコンテンツ情報から更新履歴の出力データを生成し、前記サブIDについて前記最新のコンテンツ情報に含まれる属性の名称に対応する属性データが前記属性データ格納手段に存在しない場合には、前記属性の名称に対応する属性データについて前記サブIDの直後に割り当てられたサブIDが指定されたものから前記コンテンツIDが指定されたものまでを順に検索し、最初に該当した属性データを用いて前記サブIDに対応する更新前のコンテンツ情報を生成することを特徴としてもよい。
本発明は、本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバ、又はコンテンツマネージメントプログラムによって実行されるコンテンツマネージメント方法として特定することもできる。
本発明にかかるコンテンツマネージメント方法は、デジタルコンテンツのマネージメントシステムにおいて更新履歴を管理する方法であって、コンテンツを識別するコンテンツID、コンテンツの属性の名称、前記コンテンツの属性に対応する情報を一単位とするコンテンツの属性データを格納する属性データ格納手段と、コンテンツを識別するコンテンツIDと、前記コンテンツの更新前の状態を識別するために割り当てられたサブIDを関連付けて記憶するコンテンツID記憶手段とを備えたコンピュータが、コンテンツの属性が指定された更新要求を受け付けると、前記コンテンツを識別するコンテンツIDに新たなサブIDを割り当てて前記コンテンツID記憶手段に記憶させ、前記属性データ格納手段に格納された更新対象となる属性データのコンテンツIDを前記サブIDに更新するとともに、前記更新要求に指定された更新内容から前記コンテンツIDが指定された新たな属性データを生成して前記属性データ格納手段に格納させるコンテンツ更新ステップと、前記コンピュータが、コンテンツの更新履歴の出力要求を受け付けると、前記コンテンツを識別するコンテンツID及び前記コンテンツID記憶手段において前記コンテンツIDに関連付けられたサブIDが指定された属性データを前記属性データ格納手段から読み出して更新履歴の出力データを生成する更新履歴出力ステップと、を有することを特徴とするコンテンツマネージメント方法である。
また、本発明にかかるコンテンツマネージメント方法は、前記コンピュータには、コンテンツの本体となるコンテンツファイルを格納するコンテンツファイル格納手段が備えられており、前記属性データ格納手段には、コンテンツの属性として前記コンテンツファイル格納手段におけるコンテンツファイルのアドレス情報が指定された属性データが少なくとも含まれていて、前記コンテンツ更新ステップでは、前記コンピュータは、コンテンツファイルの更新要求を受け付けた場合には、前記コンテンツファイル格納手段に更新後の新たなコンテンツファイルを格納するとともに、前記属性データ格納手段に格納される新たな属性データにはコンテンツの属性に対応する情報として前記新たなコンテンツファイルのアドレス情報を指定することを特徴とすることもできる。
さらに、本発明にかかるコンテンツマネージメント方法は、前記更新履歴出力ステップでは、前記コンピュータは、前記コンテンツIDの指定された属性データから生成した最新のコンテンツ情報及び前記サブIDの指定された属性データから生成した更新前のコンテンツ情報から更新履歴の出力データを生成し、前記サブIDについて前記最新のコンテンツ情報に含まれる属性の名称に対応する属性データが前記属性データ格納手段に存在しない場合には、前記属性の名称に対応する属性データについて前記サブIDの直後に割り当てられたサブIDが指定されたものから前記コンテンツIDが指定されたものまでを順に検索し、最初に該当した属性データを用いて前記サブIDに対応する更新前のコンテンツ情報を生成することを特徴としてもよい。
本発明によって、デジタルコンテンツのマネージメントシステムにおいて更新履歴を管理するために、リレーショナルデータベースを用いる場合のように更新対象でない属性データを共通して保存する必要がなくなるため、システムにかかる負荷を抑制することが可能になる。
本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて以下に詳細に説明する。尚、以下の説明は本発明の実施形態の一例を示したものであって、管理対象となるコンテンツのファイル形式、属性などの具体例は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
図2は、本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバの実施形態の一例を示す図である。図3は、本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバの構成を示すブロック図である。図4は、本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバにおけるコンテンツの属性データの管理の考え方を示す図である。図5〜図9は、本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバによる更新履歴管理の一例を示す、それぞれ第1〜第3の図である。図10は、本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバによるコンテンツの出力画面の一例を示す図である。図11は、本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバによる更新履歴の出力画面の一例を示す図である。図12は、本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバによるコンテンツの出力処理のフローを示すフローチャートである。図13は、本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバによるコンテンツの更新処理のフローを示すフローチャートである。図14は、本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバによるコンテンツの更新履歴の出力処理のフローを示すフローチャートである。
本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバは、図2に示したように、CMS(コンテンツマネジメントシステム)を備えたWebサーバとして構成されており、インターネットに接続されたPC、携帯電話等のユーザ端末からのリクエストに応じて、文書、画像、音声等のデジタルコンテンツを提供する。コンテンツマネージメントサーバは、コンテンツを提供する管理者の管理者端末からコンテンツの登録、更新が可能であるとともに、コンテンツの更新履歴を管理して管理者端末から確認できるよう構成されている。
尚、本発明は、管理者端末からインターネットを介して操作される図2に示した実施形態に限定されるものではなく、例えば、管理者端末がコンテンツマネージメントサーバと同一のコンピュータで構成されるものであってもよいし、管理者端末とコンテンツマネージメントサーバはLAN等のクローズなネットワークで接続されるものであってもよい。また、本発明は、スタンドアローンで利用されるコンピュータにおいて、該コンピュータで管理するデジタルコンテンツに用いられるコンテンツマネージメントプログラムであってもよい。
図3は、本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバの構成を示している。コンテンツマネージメントサーバ10は、インターネットを介してユーザ端末20及び管理者端末30からアクセス可能なWebサーバであって、文書、画像、音声等のデジタルコンテンツを管理している。
コンテンツマネージメントサーバ10に備えられるコンテンツ出力部11、更新処理部12、更新履歴出力部13は、いずれも機能的に特定されるものであって、各々の機能を実現するためのアプリケーションプログラムがWebサーバを構成するコンピュータのメインメモリ等のメモリ領域に読み出され、CPUによって演算処理が実行されて各々の機能が実現される。
更新履歴記憶部14、アーティクル格納部15、コンテンツファイル格納部16には、Webサーバを構成するコンピュータのHDD等記憶装置の所定の記憶領域が割り当てられるが、これらの一部又は全部がアプリケーションプログラムを実行するコンピュータとは異なるデータベースサーバ等に設けられるものであってもよい。
本発明において、コンテンツマネージメントサーバ10において管理され、ユーザ端末30に提供されるデジタルコンテンツに関する属性データは、図4の例に示したような考え方で管理されている。本発明では、コンテンツに関する属性を示すメタデータを、リレーショナルデータベースにおけるテーブルや、オブジェクトデータベースにおけるクラスやオブジェクトとして管理するのではなく、コンテンツに関する属性をひとまとめにしたアーティクル(記事)として取扱う。
アーティクルは、各々のコンテンツの属性に関する属性をひとまとまりとする単位であり、アトリビュート(属性データ)の集まりで構成されている。アトリビュートは、コンテンツを識別するコンテンツIDと、そのアトリビュートによって示される属性の名称であるセマンティック、その属性に対応する情報を記述したデータの3つの要素からなるコンテンツの属性データである。同一のアーティクルに含まれるアトリビュートは、コンテンツIDによって紐付けられている。
例えば図4であれば、コンテンツID「100」のコンテンツに関するアーティクルは、セマンティックにはコンテンツの更新日、タイトル、提供者、サムネイル、本文が指定され、それぞれに対応する情報が記述された5つのアトリビュートから構成されている。サムネイルや本文など、属性に対応するデータのデータ量が比較的大きくなるものについては、別ファイルとして格納し、アトリビュートにはそのファイルパスなどのアドレス情報を指定することとしてもよい。
アトリビュートは、テーブルにおけるフィールドやオブジェクトにおけるプロパティ(メンバ)に類するものであるが、全てのアーティクルに共通の固定的な項目を含むものではなく、各々のアーティクルに応じて自由に設定することができる。例えば図4では、コンテンツID「200」のアーティクルには、コンテンツID「100」のアーティクルに含まれているサムネイルに関するアトリビュートが含まれていない。このように、各々のコンテンツに関するアーティクルが、必要な属性に関するアトリビュートのみから構成されるようにすることによって、項目の追加や検索等における柔軟性が高められている。
図3においては、以上に説明したアトリビュートから構成されるアーティクルが、アーティクル格納部15に格納されている。また、コンテンツファイル格納部16には、アトリビュートにおいてファイルパス等のアドレス情報が指定された文書ファイル、画像ファイル、音声ファイル等が格納されている。
ユーザがコンテンツマネージメントサーバ10において管理されているデジタルコンテンツを出力したい場合には、ユーザ端末20からコンテンツマネージメントサーバ10に対して、コンテンツIDを指定した出力のリクエストを送信する。ユーザ端末20におけるコンテンツIDの指定方法は特に限定されるものではないが、例えば、出力したいコンテンツの選択画面における各々のコンテンツの選択部に対応するコンテンツIDを埋め込んでおいて、該選択部が選択されると埋め込まれたコンテンツIDを自動送信するように設定すればよい。
コンテンツ出力のリクエストを受け付けたコンテンツマネージメントサーバ10では、コンテンツ出力部11のプログラムが起動されて、図12のフローチャートに示したように、以下のとおりコンテンツの出力処理が行われる。
コンテンツIDが指定されたコンテンツ出力のリクエストを受け付けると(S01)、指定されたコンテンツIDに対応するアーティクルをアーティクル格納部15から読み出す(S02)。読み出したアーティクルを構成するアトリビュートの中に、ファイルパス等のアドレス情報が指定されている場合には、指定されたアドレスからコンテンツファイルをコンテンツファイル格納部16から読み出す(S03)。このようにして読み出した、アトリビュートに含まれる各々の属性に対応するデータやコンテンツファイル等のコンテンツを出力するためのデータを、ユーザ端末20に送信する(S04)。
以上のようにしてユーザ端末20にコンテンツの出力に必要なデータが送信されると、図10の例に示したような画面がユーザ端末20のディスプレイに表示される。このような情報がユーザ端末20に接続されたプリンタに出力されるものであってもよい。
コンテンツマネージメントサーバ10において管理されているデジタルコンテンツの更新は、管理者端末30を操作して行われる。コンテンツを更新する際には、管理者端末30からコンテンツマネージメントサーバ10に対して、コンテンツIDを指定した更新のリクエストを送信する。管理者端末30におけるコンテンツIDの指定方法は特に限定されるものではないが、例えば、更新したいコンテンツの選択画面における各々のコンテンツの選択部に対応するコンテンツIDを埋め込んでおいて、該選択部が選択されると埋め込まれたコンテンツIDを自動送信するように設定すればよい。
コンテンツ更新のリクエストを受け付けたコンテンツマネージメントサーバ10では、更新処理部12のプログラムが起動されて、図13のフローチャートに示したように、以下のとおりコンテンツの更新処理が行われる。
コンテンツIDが指定されたコンテンツ更新のリクエストを受け付けると(S11)、指定されたコンテンツIDに対応するアーティクルをアーティクル格納部15から読み出す(S12)。続いて、読み出したアーティクルを構成するアトリビュートの一覧を管理者端末30に送信する(S13)。管理者端末30では、この一覧から更新対象となるアトリビュートを選択して、更新するデータをコンテンツマネージメントサーバ10に送信する。
管理者端末30から更新データを受け付けると(S14)、更新対象となっているアーティクルのコンテンツIDについて、更新前のデータを識別するために用いるサブIDを割り当てて、コンテンツIDと関連付けて更新履歴記憶部14に記憶させる(S15)。
更新対象となったアトリビュートについては、更新前のアトリビュートのコンテンツIDを新たに割り当てたサブIDに書き換えて、アーティクル格納部15に保存する(S16)。更新データについては、コンテンツIDを指定した新たなアトリビュートを生成し、アーティクル格納部15に保存する(S17)。コンテンツファイルが更新された場合には、更新前のコンテンツファイルをそのまま保存するとともに、更新後のコンテンツファイルを保存して新たに生成したアトリビュートにそのアドレス情報が指定される。
以上のうちS15〜S17に示した処理フローについて、図5〜図9の例を用いて、具体的に説明する。
図5は、コンテンツID「100」によって特定されるコンテンツが、コンテンツマネージメントサーバ10に初めて登録された状態を示している。タイトル、提供者、本文に関するアトリビュートは、それぞれコンテンツID「100」が指定されることによって関連付けられている。
ここで、図6に示すように、コンテンツの「提供者」に関するデータが更新されたとする。この更新に対してはサブID「101」が割り当てられ、コンテンツID「100」と関連付けて更新履歴記憶部14に記憶される。図6の最も左側が更新履歴記憶部14に対応するものであるが、ここに更新日(時)をあわせて記録することとしてもよいし、コンテンツIDとサブIDの関連付けのみを記憶して、更新日(時)もアトリビュートの一つとして扱うこととしてもよい(図9参照)。
図6では、「提供者」に関するデータが更新されているので、「提供者」に関する更新前のアトリビュートは、IDが「100」からサブIDの「101」に更新して保存される。あわせて、更新データに指定された更新後の「提供者」に関する情報から新たなアトリビュートが生成され、IDにはコンテンツIDの「100」が指定されてアーティクル格納部15に保存される。
次に、図7に示すように、コンテンツの「タイトル」に関するデータと、「本文」となるコンテンツファイルが更新されたとする。この更新に対してはサブID「102」が割り当てられ、コンテンツID「100」と関連付けて更新履歴記憶部14に記憶される。この場合、「タイトル」に関する更新前のアトリビュートは、IDが「100」からサブIDの「102」に更新して保存される。あわせて、更新データに指定された更新後の「タイトル」に関する情報から新たなアトリビュートが生成され、IDにはコンテンツIDの「100」が指定されてアーティクル格納部15に保存される。
一方、「本文」に関する更新前のアトリビュートについても、IDが「100」からサブIDの「102」に更新して保存される。あわせて、更新後の新たなコンテンツファイルをコンテンツファイル格納部16に格納するとともに、新たなコンテンツファイルを格納したファイル名とファイルパス等のアドレス情報を指定した「本文」に関する新たなアトリビュートが生成され、IDにはコンテンツIDの「100」が指定されてアーティクル格納部15に保存される。
続いて、図8に示すように、コンテンツの「本文」となるコンテンツファイルがさらに更新されたとする。この更新に対してはサブID「103」が割り当てられ、コンテンツID「100」と関連付けて更新履歴記憶部14に記憶される。この場合も、「本文」に関する更新前のアトリビュートについて、IDが「100」からサブIDの「103」に更新して保存される。あわせて、更新後の新たなコンテンツファイルをコンテンツファイル格納部16に格納するとともに、新たなコンテンツファイルを格納したファイル名とファイルパス等のアドレス情報を指定した「本文」に関する新たなアトリビュートが生成され、IDにはコンテンツIDの「100」が指定されてアーティクル格納部15に保存される。
図9は、先に説明したように、更新履歴記憶部14にはコンテンツIDとサブIDの関連付けのみを記憶し、更新日(時)をアトリビュートの一つとして扱う場合の例を示している。この場合、「更新日」に関するアトリビュートは、更新毎に新たなアトリビュートに置換され、更新された回数分のアトリビュートにそれぞれサブIDが指定されて保存されることになる。尚、この場合には、更新履歴記憶部14にもあわせて更新日(時)をIDと関連付けて記憶することとしてもよい。
コンテンツマネージメントサーバ10において管理されているデジタルコンテンツの更新履歴は、管理者端末30から確認することができる。コンテンツの更新履歴を確認する際には、管理者端末30からコンテンツマネージメントサーバ10に対して、コンテンツIDを指定した更新履歴出力のリクエストを送信する。管理者端末30におけるコンテンツIDの指定方法は特に限定されるものではないが、例えば、更新履歴を出力したいコンテンツの選択画面における各々のコンテンツの選択部に対応するコンテンツIDを埋め込んでおいて、該選択部が選択されると埋め込まれたコンテンツIDを自動送信するように設定すればよい。
コンテンツ更新履歴出力のリクエストを受け付けたコンテンツマネージメントサーバ10では、更新履歴出力部13のプログラムが起動されて、図14のフローチャートに示したように、以下のとおりコンテンツの更新履歴の出力処理が行われる。
コンテンツIDが指定されたコンテンツ更新履歴出力のリクエストを受け付けると(S21)、指定されたコンテンツIDに対応するアーティクルをアーティクル格納部15から読み出し(S22)、アーティクルに含まれるアトリビュートのデータやアトリビュートに指定されたコンテンツファイルから、最新のコンテンツの状態を示すコンテンツ情報を生成する(S23)。
続いて、指定されたコンテンツIDに関連付けられた一のサブIDを更新履歴記憶部14から読み出して(S24)、そのサブIDが指定されたアトリビュートをアーティクル格納部15から読み出す(S25)。ここで、コンテンツIDに対応するアーティクルに含まれるアトリビュートが全て含まれていない場合には(S26)、対応するアトリビュートが保存されていないものについて、同じセマンティック(属性の名称)が指定されたアトリビュートを、対象となるサブIDの直後に割り当てられたサブIDが指定されたものから前記コンテンツIDが指定されたものまでを順に検索し、最初に該当したアトリビュートを特定する(S27)。
その上で、特定されたアトリビュートのデータやアトリビュートに指定されたコンテンツファイルと、サブIDの指定されたアトリビュートのデータやアトリビュートに指定されたコンテンツファイルから、更新前のコンテンツの状態を示すコンテンツ情報を生成する(S28)。このように更新前のコンテンツ情報を生成する処理を、コンテンツIDと関連付けられた全てのサブIDについて繰り返す。
以上のように生成した最新のコンテンツ情報と更新前のコンテンツ情報から、更新履歴出力用のファイルを生成して(S29)、管理者端末30に送信する(S30)。そして、図11の例に示したような画面が管理者端末30のディスプレイに表示される。この例では、1行目が最新のコンテンツ情報であり、2~4行目が更新前のコンテンツ情報に該当する。このような更新履歴に関する情報は、管理者端末30に接続されたプリンタに出力されるものであってもよい。
以上のうちS26〜S27に示した処理フローについて、図8を例にして具体的に説明する。
サブID「103」については、「本文」以外にはIDに「103」が指定されたアトリビュートが格納されていない。コンテンツID「100」には、この他に「タイトル」と「提供者」に関するアトリビュートが存在しているが、「103」の後にはサブIDは割り当てられていないので、「タイトル」と「提供者」についてはIDに「100」が指定されたアトリビュートを用いて1月21日時点でのコンテンツ情報(図11の2行目に対応)が生成される。
サブID「102」については、「タイトル」と「本文」にID「102」が指定されたアトリビュートが格納されている。コンテンツID「100」には、この他に「提供者」に関するアトリビュートが存在しているため、「102」の後に割り当てられた「103」のサブIDが指定された「提供者」に関するアトリビュートを検索するが、対応するアトリビュートは格納されていないので、「提供者」についてはIDに「100」が指定されたアトリビュートを用いて1月15日時点でのコンテンツ情報(図11の3行目に対応)が生成される。
サブID「101」については、「提供者」以外にはIDに「101」が指定されたアトリビュートが格納されていない。コンテンツID「100」には、この他に「タイトル」と「本文」に関するアトリビュートが存在しているため、「101」の後に割り当てられたサブIDを「102」、「103」の順に検索すると、「タイトル」、「本文」ともにサブID「102」が指定されたアトリビュートが格納されている。そこで、「タイトル」と「本文」についてはIDに「102」が指定されたアトリビュートを用いて1月10日時点でのコンテンツ情報(図11の4行目に対応)が生成される。
リレーショナルデータベースを用いたコンテンツの更新履歴管理の一例を示す図である。 本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバの実施形態の一例を示す図である。 本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバの構成を示すブロック図である。 本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバにおけるコンテンツの属性データの管理の考え方を示す図である。 本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバによる更新履歴管理の一例を示す第1の図である。 本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバによる更新履歴管理の一例を示す第2の図である。 本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバによる更新履歴管理の一例を示す第3の図である。 本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバによる更新履歴管理の一例を示す第4の図である。 本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバによる更新履歴管理の一例を示す第5の図である。 本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバによるコンテンツの出力画面の一例を示す図である。 本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバによる更新履歴の出力画面の一例を示す図である。 本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバによるコンテンツの出力処理のフローを示すフローチャートである。 本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバによるコンテンツの更新処理のフローを示すフローチャートである。 本発明にかかるコンテンツマネージメントサーバによるコンテンツの更新履歴の出力処理のフローを示すフローチャートである。
符号の説明
10 コンテンツマネージメントサーバ
11 コンテンツ出力部
12 更新処理部
13 更新履歴出力部
14 更新履歴記憶部
15 アーティクル格納部
16 コンテンツファイル格納部
20 ユーザ端末
30 管理者端末

Claims (9)

  1. デジタルコンテンツのマネージメントシステムにおいて更新履歴の管理機能を備えたサーバであって、
    コンテンツを識別するコンテンツID、コンテンツの属性の名称、前記コンテンツの属性に対応する情報を一単位とするコンテンツの属性データを格納する属性データ格納手段と、
    コンテンツを識別するコンテンツIDと、前記コンテンツの更新前の状態を識別するために割り当てられたサブIDを関連付けて記憶するコンテンツID記憶手段と、
    コンテンツの属性が指定された更新要求を受け付けると、前記コンテンツを識別するコンテンツIDに新たなサブIDを割り当てて前記コンテンツID記憶手段に記憶させ、前記属性データ格納手段に格納された更新対象となる属性データのコンテンツIDを前記サブIDに更新するとともに、前記更新要求に指定された更新内容から前記コンテンツIDが指定された新たな属性データを生成して前記属性データ格納手段に格納させるコンテンツ更新手段と、
    コンテンツの更新履歴の出力要求を受け付けると、前記コンテンツを識別するコンテンツID及び前記コンテンツID記憶手段において前記コンテンツIDに関連付けられたサブIDが指定された属性データを前記属性データ格納手段から読み出して更新履歴の出力データを生成する更新履歴出力手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツマネージメントサーバ。
  2. コンテンツの本体となるコンテンツファイルを格納するコンテンツファイル格納手段を備えており、
    前記属性データ格納手段には、コンテンツの属性として前記コンテンツファイル格納手段におけるコンテンツファイルのアドレス情報が指定された属性データが少なくとも含まれていて、
    前記コンテンツ更新手段は、コンテンツファイルの更新要求を受け付けた場合には、前記コンテンツファイル格納手段に更新後の新たなコンテンツファイルを格納するとともに、前記属性データ格納手段に格納される新たな属性データにはコンテンツの属性に対応する情報として前記新たなコンテンツファイルのアドレス情報を指定すること
    を特徴とする請求項1記載のコンテンツマネージメントサーバ。
  3. 前記更新履歴出力手段は、前記コンテンツIDの指定された属性データから生成した最新のコンテンツ情報及び前記サブIDの指定された属性データから生成した更新前のコンテンツ情報から更新履歴の出力データを生成し、前記サブIDについて前記最新のコンテンツ情報に含まれる属性の名称に対応する属性データが前記属性データ格納手段に存在しない場合には、前記属性の名称に対応する属性データについて前記サブIDの直後に割り当てられたサブIDが指定されたものから前記コンテンツIDが指定されたものまでを順に検索し、最初に該当した属性データを用いて前記サブIDに対応する更新前のコンテンツ情報を生成すること
    を特徴とする請求項1又は2記載のコンテンツマネージメントサーバ。
  4. デジタルコンテンツのマネージメントシステムにおいて更新履歴の管理を実行するプログラムであって、コンテンツを識別するコンテンツID、コンテンツの属性の名称、前記コンテンツの属性に対応する情報を一単位とするコンテンツの属性データを格納する属性データ格納手段と、コンテンツを識別するコンテンツIDと、前記コンテンツの更新前の状態を識別するために割り当てられたサブIDを関連付けて記憶するコンテンツID記憶手段とを備えたコンピュータに、
    コンテンツの属性が指定された更新要求を受け付けると、前記コンテンツを識別するコンテンツIDに新たなサブIDを割り当てて前記コンテンツID記憶手段に記憶させ、前記属性データ格納手段に格納された更新対象となる属性データのコンテンツIDを前記サブIDに更新するとともに、前記更新要求に指定された更新内容から前記コンテンツIDが指定された新たな属性データを生成して前記属性データ格納手段に格納させるコンテンツ更新ステップと、
    コンテンツの更新履歴の出力要求を受け付けると、前記コンテンツを識別するコンテンツID及び前記コンテンツID記憶手段において前記コンテンツIDに関連付けられたサブIDが指定された属性データを前記属性データ格納手段から読み出して更新履歴の出力データを生成する更新履歴出力ステップと、
    を実行させることを特徴とするコンテンツマネージメントプログラム。
  5. 前記コンピュータには、コンテンツの本体となるコンテンツファイルを格納するコンテンツファイル格納手段が備えられており、
    前記属性データ格納手段には、コンテンツの属性として前記コンテンツファイル格納手段におけるコンテンツファイルのアドレス情報が指定された属性データが少なくとも含まれていて、
    前記コンテンツ更新ステップでは、コンテンツファイルの更新要求を受け付けた場合には、前記コンテンツファイル格納手段に更新後の新たなコンテンツファイルを格納するとともに、前記属性データ格納手段に格納される新たな属性データにはコンテンツの属性に対応する情報として前記新たなコンテンツファイルのアドレス情報を指定すること
    を特徴とする請求項4記載のコンテンツマネージメントプログラム。
  6. 前記更新履歴出力ステップでは、前記コンテンツIDの指定された属性データから生成した最新のコンテンツ情報及び前記サブIDの指定された属性データから生成した更新前のコンテンツ情報から更新履歴の出力データを生成し、前記サブIDについて前記最新のコンテンツ情報に含まれる属性の名称に対応する属性データが前記属性データ格納手段に存在しない場合には、前記属性の名称に対応する属性データについて前記サブIDの直後に割り当てられたサブIDが指定されたものから前記コンテンツIDが指定されたものまでを順に検索し、最初に該当した属性データを用いて前記サブIDに対応する更新前のコンテンツ情報を生成すること
    を特徴とする請求項4又は5記載のコンテンツマネージメントプログラム。
  7. デジタルコンテンツのマネージメントシステムにおいて更新履歴を管理する方法であって、コンテンツを識別するコンテンツID、コンテンツの属性の名称、前記コンテンツの属性に対応する情報を一単位とするコンテンツの属性データを格納する属性データ格納手段と、コンテンツを識別するコンテンツIDと、前記コンテンツの更新前の状態を識別するために割り当てられたサブIDを関連付けて記憶するコンテンツID記憶手段とを備えたコンピュータが、コンテンツの属性が指定された更新要求を受け付けると、前記コンテンツを識別するコンテンツIDに新たなサブIDを割り当てて前記コンテンツID記憶手段に記憶させ、前記属性データ格納手段に格納された更新対象となる属性データのコンテンツIDを前記サブIDに更新するとともに、前記更新要求に指定された更新内容から前記コンテンツIDが指定された新たな属性データを生成して前記属性データ格納手段に格納させるコンテンツ更新ステップと、
    前記コンピュータが、コンテンツの更新履歴の出力要求を受け付けると、前記コンテンツを識別するコンテンツID及び前記コンテンツID記憶手段において前記コンテンツIDに関連付けられたサブIDが指定された属性データを前記属性データ格納手段から読み出して更新履歴の出力データを生成する更新履歴出力ステップと、
    を有することを特徴とするコンテンツマネージメント方法。
  8. 前記コンピュータには、コンテンツの本体となるコンテンツファイルを格納するコンテンツファイル格納手段が備えられており、
    前記属性データ格納手段には、コンテンツの属性として前記コンテンツファイル格納手段におけるコンテンツファイルのアドレス情報が指定された属性データが少なくとも含まれていて、
    前記コンテンツ更新ステップでは、前記コンピュータは、コンテンツファイルの更新要求を受け付けた場合には、前記コンテンツファイル格納手段に更新後の新たなコンテンツファイルを格納するとともに、前記属性データ格納手段に格納される新たな属性データにはコンテンツの属性に対応する情報として前記新たなコンテンツファイルのアドレス情報を指定すること
    を特徴とする請求項7記載のコンテンツマネージメント方法。
  9. 前記更新履歴出力ステップでは、前記コンピュータは、前記コンテンツIDの指定された属性データから生成した最新のコンテンツ情報及び前記サブIDの指定された属性データから生成した更新前のコンテンツ情報から更新履歴の出力データを生成し、前記サブIDについて前記最新のコンテンツ情報に含まれる属性の名称に対応する属性データが前記属性データ格納手段に存在しない場合には、前記属性の名称に対応する属性データについて前記サブIDの直後に割り当てられたサブIDが指定されたものから前記コンテンツIDが指定されたものまでを順に検索し、最初に該当した属性データを用いて前記サブIDに対応する更新前のコンテンツ情報を生成すること
    を特徴とする請求項7又は8記載のコンテンツマネージメント方法。
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