JP2002073743A - 工事状況提供装置および工事状況提供システム並びにそれらのプログラム記録媒体 - Google Patents

工事状況提供装置および工事状況提供システム並びにそれらのプログラム記録媒体

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JP2002073743A
JP2002073743A JP2000268087A JP2000268087A JP2002073743A JP 2002073743 A JP2002073743 A JP 2002073743A JP 2000268087 A JP2000268087 A JP 2000268087A JP 2000268087 A JP2000268087 A JP 2000268087A JP 2002073743 A JP2002073743 A JP 2002073743A
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Mieko Abe
美枝子 安倍
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】工事依頼主が工事現場に出向かなくても、過去
あるいは現在の工事状況を自宅等の端末からいつでも自
由に確認することができ、工事依頼主に対して木目細か
なサービスを提供できると共に、建設会社や工務店側に
おいても、工事依頼主からの問い合わせに対する応対か
ら開放されると共に、トラブルの発生を未然に防止する
ことができ、全体として円滑な工事を期待できるように
する。 【解決手段】現場端末2は、ネットワークを介して情報
管理サーバ1へ工事状況を送信する。情報管理サーバ1
は、現場端末2からの工事状況を画像ファイル、進捗管
理ファイル、使用材料ファイル等の各種ファイルに収集
管理する。工事依頼主側のユーザ端末3からネットワー
クを介して工事状況の確認要求があった際に、情報管理
サーバ1は、画像ファイル、進捗管理ファイル等の各種
ファイルを検索してその依頼主の工事状況を取得し、当
該ユーザ端末へネットワークを介して提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、工事現場におけ
る工事状況をその工事依頼主側へ提供する工事状況提供
装置および工事状況提供システム並びにそれらのプログ
ラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建設会社や工務店に対して新
築、増築等の工事を依頼した工事依頼主は、毎日のよう
に工事現場に出向いて工事の進行状況を確認することに
より、手抜き工事を監視したり、注文通りの工事が行な
われているかをチェックするようにしているが、頻繁に
工事現場に出向くことは、工事依頼主の負担が大きくな
る他、現場作業者に不快感を与えることにもなるため、
工事依頼主は、建設会社等の現場監督者に対して電話連
絡を行なって工事の進行状況を直接問い合わせたり、工
事の進行状況を記録した文書を電子メール装置やファク
シミリ装置によって受け取るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電話連
絡によって工事の進行状況を問い合わせる確認方法で
は、詳細部分まで正確に確認することは困難であり、ま
た、工事の進行状況を記録した文書を電子メール装置や
ファクシミリ装置によって受け取る確認方法では、その
文書作成に手間を要すると共に、その作成までの時間的
な遅れによってリアルタイムな確認が不可能であり、更
に、文書だけでは正確な確認は困難であると共に、信憑
性にかけるという問題もあった。一方、建設会社や工務
店側においても、下請け業者に工事を委託しているた
め、工事依頼主から進行状況を問い合わせがある度に、
現場監督者を現場に出向させるようにしていが、現場監
督者に負担をかけ、また、経費もかかりる等の理由によ
り、問い合わせに対して迅速に対応していないのが現状
であった。
【0004】第1の発明の課題は、新築、増築等の工事
を依頼した工事依頼主が工事現場に出向かなくても、工
事現場における過去あるいは現在の工事状況を自宅等の
端末からいつでも自由に確認することができ、工事依頼
主に対して木目細かなサービスを提供できると共に、建
設会社や工務店側においても、工事依頼主からの問い合
わせに対する応対から開放されると共に、トラブルの発
生を未然に防止することができ、全体として円滑な工事
を期待できるようにすることである。第2の発明の課題
は、新築、増築等の工事を依頼した工事依頼主が工事現
場に出向かなくても、工事現場で撮影された撮影画像を
自宅等の端末からリアルタイムに確認することができる
と共に、現場に出向くよりも工事状況を正確に確認する
ことができ、工事作業員は、工事依頼主の監視下で作業
を行なうことになり、手抜き工事等の介入の余地もな
く、また、建設会社や工務店側においても、工事依頼主
からの問い合わせに対する応対から開放されると共に、
トラブルの発生を未然に防止することができ、全体とし
て円滑な工事を期待できるようにすることである。
【0005】この発明の手段は、次の通りである。請求
項第1記載の発明(第1の発明)は、工事現場における
工事状況をその工事依頼主側へ提供する工事状況提供装
置であって、工事依頼主別に、その工事状況を記憶管理
する情報記憶手段と、工事依頼主側のユーザ端末からネ
ットワークを介して工事状況の確認要求があった際に、
前記情報記憶手段を検索して、当該依頼主の工事状況を
取得する情報取得手段と、この情報取得手段によって取
得した工事状況を当該ユーザ端末へネットワークを介し
て提供する情報提供手段とを具備するものである。ま
た、コンピュータに対して、上述した各機能を実行させ
るためのプログラムコードをそれぞれ記録した記録媒体
を提供するものである。
【0006】したがって、請求項1記載の発明において
は、工事依頼主側のユーザ端末から工事状況の確認要求
があった際に、当該依頼主の工事状況を取得してそのユ
ーザ端末へ提供することで、新築、増築等の工事を依頼
した工事依頼主が工事現場に出向かなくても、工事現場
における過去あるいは現在の工事状況を自宅等の端末か
らいつでも自由に確認することができ、工事依頼主に対
して木目細かなサービスを提供できると共に、建設会社
や工務店側においても、工事依頼主からの問い合わせに
対する応対から開放されると共に、トラブルの発生を未
然に防止することができ、全体として円滑な工事を期待
することができる。
【0007】なお、この発明は次のようなものであって
もよい。 (1)工事現場側の現場端末からネットワークを介して
送信されて来た工事状況を受信する受信手段と、この受
信手段によって受信した現場端末からの工事状況に基づ
いて前記情報記憶手段の内容を更新する更新手段とを設
ける。この場合、工事現場側の現場端末から一定時間毎
に送信されて来た工事状況に基づいて前記更新手段は、
前記情報記憶手段の内容を定期的に更新するようにして
もよい。 (2)前記工事状況は、工事現場で撮影された撮影画像
であり、工事状況の確認要求があった工事依頼主側のユ
ーザ端末に対して撮影画像を提供する際に、撮影画像と
共にその撮影内容を示す案内情報を提供する。 (3)前記工事状況は、工事現場で時系列的に順次撮影
された撮影画像であり、前記情報記憶手段は、工事依頼
主別に各撮影画像を保存し、その工事依頼主側のユーザ
端末からネットワークを介して工事状況の確認要求があ
った際に、工事状況を確認したい任意の時間帯が指定さ
れていれば、前記情報取得手段は、当該工事依頼主に対
応付けられている前記指定時間帯内で撮影された撮影画
像を取得し、前記情報提供手段は、前記指定時間帯内で
撮影された撮影画像を当該工事依頼主へ提供する。 (4)前記工事状況は、工事現場で撮影された撮影画像
の他、工事の進捗状態を示す進捗情報、工事に使用した
材料を示す材料情報、工事に要した費用を示す費用情報
のうち、少なくとも、そのいずれかである。 (5)工事依頼主側のユーザ端末から工事状況の確認要
求があった際に、全日程の予定工事期間に対する現時点
までの工事進捗状況を案内する案内情報を作成して、当
該ユーザ端末へ提供する。
【0008】請求項第8記載の発明(第2の発明)は、
工事現場における工事状況を入力する現場端末と、この
現場端末から送信されて来た工事状況を収集管理する情
報管理サーバと、工事依頼主側のユーザ端末とがネット
ワークを介して通信接続されている工事状況提供システ
ムであって、前記現場端末は、工事現場で撮影した撮影
画像を前記情報管理サーバへネットワークを介して送信
し、前記情報管理サーバは、現場端末から送信されて来
た撮影画像を該当する工事依頼主側のユーザ端末へネッ
トワークを介して提供するものである。また、コンピュ
ータに対して、上述した各機能を実行させるためのプロ
グラムコードをそれぞれ記録した記録媒体を提供するも
のである。
【0009】したがって、請求項8記載の発明において
は、現場端末から送信されて来た撮影画像をその工事依
頼主側のユーザ端末へ提供することで、新築、増築等の
工事を依頼した工事依頼主が工事現場に出向かなくて
も、工事現場で撮影した撮影画像を自宅等の端末からリ
アルタイムに確認することができると共に、現場に出向
くよりも工事状況を正確に確認することができ、工事作
業員は、工事依頼主の監視下で作業を行なうことにな
り、手抜き工事等の介入の余地もなく、また、建設会社
や工務店側においても、工事依頼主からの問い合わせに
対する応対から開放されると共に、トラブルの発生を未
然に防止することができ、全体として円滑な工事を期待
することができる。
【0010】なお、この発明は次のようなものであって
もよい。 (1)前記情報管理サーバは、ネットワーク上に工事状
況の確認ページを開設しておき、工事依頼主側のユーザ
端末から工事状況の確認要求があった際に、正規な工事
依頼主かの本人確認を行ない、この認証の結果、正規な
依頼主の場合には、その依頼主対応の確認ページを読み
出して閲覧可能な状態とする。 (2)前記情報管理サーバは、工事依頼主側のユーザ端
末から撮影画像のダウンロードが要求された場合には、
要求された撮影画像を当該ユーザ端末へ送信し、前記ユ
ーザ端末は、前記情報管理サーバからダウンロードされ
て来た撮影画像を受信して工事の進捗履歴として保存す
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図18を参照してこ
の発明の一実施形態を説明する。図1は、この実施形態
における工事状況提供システムの全体構成を示したブロ
ック図である。この工事状況提供システムは、建設会社
や工務店側において、工事現場における工事状況をその
工事依頼主側へ提供する広域通信システムであり、新
築、増築等の工事を依頼した工事依頼主が工事現場に出
向かなくても、工事現場における過去あるいは現在の工
事状況を自宅等からいつでも自由に確認できるようにし
たものである。すなわち、工事状況提供システムは、建
設会社や工務店側(会社側)に設置されている情報管理
サーバ1と、工事現場毎にその施工業者が所有、あるい
は施工業者に対して貸し出した端末装置(現場端末)2
と、工事依頼主が所有する端末装置(ユーザ端末)3と
がインターネットを介して接続されているシステム環境
となっている。
【0012】情報管理サーバ1は、工事依頼主別にその
工事状況を収集管理する為の各種のデータベースを有
し、現場端末2からインターネットを介して送信されて
来た工事状況を受信すると、受信した工事状況に基づい
て上述のデータベースの内容を更新するようにしてい
る。また、情報管理サーバ1は、工事依頼主側のユーザ
端末3からインターネットを介して工事状況の確認要求
があった際に、上述のデータベースを検索することによ
って当該依頼主の工事状況を取得して当該ユーザ端末3
へ提供するようにしている。この場合、情報管理サーバ
1は、ネットワーク上に工事状況の確認ページ(ホーム
ページ)を開設しておき、工事依頼主側のユーザ端末3
から工事状況の確認要求があった際に、正規な工事依頼
主かの本人確認を行ない、この認証の結果、正規な依頼
主の場合には、その依頼主対応の確認ページを読み出し
て閲覧可能としている。
【0013】図2は、情報管理サーバ1側で記憶管理さ
れている各種のデータベースを中心として、情報管理サ
ーバ1、現場端末2、ユーザ端末3との間で行なわれる
データの送受信を説明するための図である。すなわち、
情報管理サーバ1側で記憶管理されている各種のデータ
ベースとして、この実施形態においては、工事依頼主や
工事現場を識別する識別情報を記憶管理するIDファイ
ル11と、工事の進捗状態を工事分類に対応して記憶管
理する進捗管理ファイル12と、現場で撮影された撮影
画像を管理する為の管理情報を記憶する画像管理ファイ
ル13と、現場の撮影画像を記憶管理する画像ファイル
14とを有している他、特定画像を一時保存するテンポ
ラリファイルとしての保存画像ファイル15と、工事に
使用した材料を示す材料情報を記憶管理する使用材料フ
ァイル16と、工事に要した費用を示す費用情報を記憶
管理する費用管理ファイル17とを有している。
【0014】ここで、現場端末2側において、その施工
業者(オペレータ)は、現在の工事状況に応じて工事の
進捗管理情報、画像管理情報、使用材料情報、費用情報
を“工事管理情報”としてキー入力するようにしてお
り、入力された各種の工事管理情報は、インターネット
を経由して情報管理サーバ1へ送信される。情報管理サ
ーバ1は、現場端末2から送信されて来た各種の工事管
理情報を受信すると、この工事管理情報をその種類に応
じて対応する進捗管理ファイル12、画像管理ファイル
13、使用材料ファイル16、費用管理ファイル17内
に追加格納し、また、現場端末2から送信されて来た工
事現場の撮影画像を画像ファイル14内に追加格納する
ファイル更新処理を行なう。
【0015】すなわち、現場端末2から一定期間毎(例
えば、毎朝)に、あるいは作業発生毎に施工業者側のオ
ペレータが“工事管理情報”を入力して情報管理サーバ
1へ送信することにより、情報管理サーバ1は、この工
事管理情報に基づいて各種ファイルの更新を行い、ま
た、建設会社や工務店側のオペレータが現場から受領し
た工事報告書の記載内容を直接キー入力した場合にも、
その入力データに基づいて各種ファイルの更新が行なわ
れる。つまり、ファイルの更新は、現場端末2から送信
されて来た“工事管理情報”あるいは建設会社や工務店
側で入力した工事報告書に基づいて行なわれる。
【0016】また、工事現場に設置されたデジタルカメ
ラで一定時間毎(例えば、分単位毎、秒単位毎)に自動
撮影された撮影画像あるいは施工業者側のオペレータが
適宜撮影した撮影画像が現場端末2から送信されて来る
毎に、情報管理サーバ1は、その撮影画像に基づいて画
像ファイル14の更新を行なう。この場合、施工業者側
のオペレータは、撮影を開始する前に、予めその画像管
理情報を入力しておき、撮影画像の送信時にはその撮影
画像に対応する画像管理情報が付加されて送信されて来
る。その際、情報管理サーバ1は、その撮影画像に基づ
いて画像ファイル14の更新を行なうと同時に画像管理
ファイル13の更新を行なうようにしている。
【0017】一方、工事依頼主側のユーザ端末3は、イ
ンターネットを経由して情報管理サーバ1をアクセスす
ることにより、そのインターネットブラウザ18を介し
て情報管理サーバ1側の各種ファイル、つまり、IDフ
ァイル11を除く、進捗管理ファイル12、画像管理フ
ァイル13、画像ファイル14、保存画像ファイル1
5、使用材料ファイル16、費用管理ファイル17の内
容を任意に閲覧することができると共に、情報管理サー
バ1から必要なファイルを任意にダウンロードすること
により、当該ユーザ端末3内に工事の履歴情報として取
り組むことができるようになっている。
【0018】この場合、ユーザ端末3側では、予めユー
ザ別に発行された自己の識別情報(ユーザID)を入力
すると、情報管理サーバ1は、IDファイル11を参照
して本人確認を行ない、その結果、正規な工事依頼主で
あれば、各種ファイルの閲覧を許可したり、ダウンロー
ドを許可する。なお、工事依頼主であるユーザは、各種
ファイルを閲覧することによって全体の進捗状況を確認
したり、予めユーザが指定した指定時間帯内で撮影され
た画像を後で確認したり、工事に要した材料/費用を確
認することができるが、この場合、どのような確認を要
求するかをユーザ端末3から情報管理サーバ1に対して
指示するようにしている。
【0019】ユーザは、情報管理サーバ1をアクセスす
ることにより最新の撮影画像をリアルタイムに確認する
ことができるが、勤務時間や用事等によって最新の撮影
画像をリアルタイムで確認することができない場合があ
るため、任意の時間帯が指定された場合には、情報管理
サーバ1は、この指定時間帯内で撮影された各画像を保
存画像ファイル15に一時記憶した後、その画像を当該
ユーザに提供するようにしている。また、ユーザ端末3
側には、進捗履歴ファイル31、保存画像ファイル32
が設けられている。この進捗履歴ファイル31は、情報
管理サーバ1側の画像管理ファイル13の内容が進捗履
歴としてダウンロードされるファイルであり、また、保
存画像ファイル32は、情報管理サーバ1側の画像ファ
イル14、保存画像ファイル15の内容が履歴情報とし
て保存されるファイルである。
【0020】図3(A)は、IDファイル11の内容を
示し、(B)は、進捗管理ファイル12の内容を示した
図である。IDファイル11は、「ユーザ認証ID」、
「工事認証ID」とを対応付けて記憶管理するもので、
工事契約を行なった依頼主に対して発行通知された固有
の「ユーザ認証ID」、「工事認証ID」は、IDファ
イル11に記憶管理される。この場合、「ユーザ認証I
D」、「工事認証ID」は、郵便によって依頼主に対し
て通知する他、電子メールやファクシミリによって通知
するようにしてもよく、その通知手段は任意である。
【0021】進捗管理ファイル12の各レコードは、
「予実区分」、「工事認証ID」、「工事大分類」、
「工事小分類」、「工事開始日付」、「工事終了日
付」、「日付(年月日)」、「時刻(時分秒)」、「進
捗(%)」の各項目を有する構成となっている。「予実
区分」は、予定か実績かを区分する為の項目で、図示の
例では、1レコード目〜3レコード目には、その「予実
区分」として“1(予定)”がセットされているため、
この各レコードは、工事予定情報を示すレコードとなっ
ている。また、4レコード以降には、その「予実区分」
として“2(実績)”がセットされているため、この各
レコードは、実際に行なわれた工事の進捗情報を示すレ
コードとなっている。
【0022】「工事大分類」は、“全体工事”、“基礎
工事”、“外装工事”、“内装工事”のように大まかな
工事内容を示した分類項目であり、また、「工事小分
類」は、“屋根工事”、“タイル張り”、“壁塗り”、
“クロス張り” のように詳細な工事内容を示した分類
項目である。「工事開始日付」、「工事終了日付」は、
その「予実区分」として“予定”がセットされているレ
コードに対して、工事の開始予定・終了予定の日付がセ
ットされる項目である。「日付(年月日)」、「時刻
(時分秒)」、「進捗(%)」は、その「予実区分」が
“実績”のレコードに対してセットされる項目である。
この場合、施工業者が現場端末2から「工事大分類」で
示される工事内容の進行状況に応じて現在の「進捗
(%)」をキー入力すると、現在の日時情報と共に、
「進捗(%)」が情報管理サーバ1に送信されて進捗管
理ファイル12にセットされるが、その際、現在の日時
情報は「日付(年月日)」、「時刻(時分秒)」として
セットされる。
【0023】図4(A)は、画像管理ファイル13の内
容を示し、(B)は、使用材料ファイル16の内容を示
し、(C)は、費用管理ファイル17の内容を示した図
である。画像管理ファイル13は、画像ファイル14に
格納されている現場の撮影画像を管理する為の管理情報
を記憶するもので、その各レコードは、「画像No.」、
「ユーザ認証ID」、「工事認証ID」、「日付(年月
日)」、「時刻(時分秒)」、「工事大分類」、「工事
小分類」の項目を有している。
【0024】「画像No.」は、シーケンシャルNo.で、画
像ファイル14のリンク先を示す項目である。その他の
項目は、この「画像No.」で示される撮影画像がどの現
場のどこの工事内容を何時撮影した画像かを示す項目内
容となっている。この場合、「ユーザ認証ID」、「工
事認証ID」、「工事大分類」、「工事小分類」は、キ
ー入力された入力項目のデータであるが、「画像No.」
は、撮影毎に更新されることにより生成された生成項目
のデータであり、また、「日付(年月日)」、「時刻
(時分秒)」は、現在日時に基づいて生成された生成項
目のデータである。なお、画像ファイル14は、「画像
No.」に対応してその撮影画像(ビットマップイメー
ジ)を1画像1ファイル形式で記憶する構成となってい
る。
【0025】使用材料ファイル16は、工事で使用され
た材料を示す材料情報として、その各レコードは、「工
事認証ID」、「工事大分類」、「工事小分類」、「使
用材料」、「サイズ」、「色」、「メーカー」、「使用
量」、「単価」、「金額」の各項目を記憶する構成とな
っている。費用管理ファイル17は、工事に要した費用
を示す費用情報として、その各レコードは、「工事認証
ID」、「工事大分類」、「工事小分類」、「費用種
類」、「費用金額」の各項目を記憶する構成となってい
る。「費用種類」は、材料費、人件費等を示す種別情報
であり、「費用金額」は、「費用種類」毎に実際に要し
た金額である。
【0026】図5は、ユーザ端末3側の進捗履歴ファイ
ル31を示した図である。進捗履歴ファイル31は、保
存画像ファイル32内の保存画像を管理する管理情報を
記憶するもので、その各レコードは、「画像No.」、
「工事認証ID」、「日付(年月日)」、「時刻(時分
秒)」、「工事大分類」、「工事小分類」の項目を有し
ている。「画像No.」は、保存画像ファイル32のリン
ク先を示す項目であり、その他の項目は、この「画像N
o.」で示される撮影画像がどの現場のどこの工事内容を
何時撮影した画像かを示す項目内容となっている。な
お、保存画像ファイル32は、「画像No.」に対応して
その撮影画像を1画像1ファイル形式で記憶する構成と
なっている。
【0027】図6は、情報管理サーバ1の全体構成を示
したブロック図である。CPU101は、記憶装置10
2内のオペレーティングシステムや各種アプリケーショ
ンソフトにしたがってこの情報管理サーバ1の全体動作
を制御する中央演算処理装置である。記憶装置102
は、オペレーティングシステムや各種アプリケーション
ソフトの他、データベース等が格納され、磁気的、光学
的、半導体メモリ等によって構成されている記録媒体1
03やその駆動系を有している。この記録媒体103は
ハードディスク等の固定的な媒体若しくは着脱自在に装
着可能なCD−ROM、フロッピィデスク、RAMカー
ド、磁気カード等の可搬型の媒体である。また、この記
録媒体103内のプログラムやデータは、必要に応じて
CPU101の制御によりRAM(例えば、スタティク
RAM)104にロードされたり、RAM104内のデ
ータが記録媒体103にセーブされる。更に、記録媒体
はサーバ等の外部機器側に設けられているものであって
もよく、CPU101は伝送媒体を介してこの記録媒体
内のプログラム/データを直接アクセスして使用するこ
ともできる。
【0028】また、CPU101は記録媒体103内に
格納されるその一部あるいは全部を他の機器側から伝送
媒体を介して取り込み、記録媒体103に新規登録ある
いは追加登録することもできる。更に、プログラム/デ
ータはサーバ等の外部機器側で記憶管理されているもの
であってもよく、CPU101は伝送媒体を介して外部
機器側のプログラム/データを直接アクセスして使用す
ることもできる。一方、CPU101にはその入出力周
辺デバイスである伝送制御部105、入力部106、表
示部107がバスラインを介して接続されており、入出
力プログラムにしたがってCPU101はそれらの動作
を制御する。
【0029】図7は、現場端末2の全体構成を示したブ
ロック図である。なお、この現場端末2の構成要素は、
上述した情報管理サーバ1と基本的に同様であるため、
その詳細な説明は省略するが、CPU201、記憶装置
202、記録媒体203、RAM204、伝送制御部2
05、入力部206、表示部207を有している他、特に
現場端末2には、デジタルカメラ208、無線通信装置
209を有している。すなわち、この現場端末2は、例
えば、ノート型パソコンや携帯端末等であり、無線通信
装置209、移動体通信システムを経由して情報管理サ
ーバ1との間でデータ通信が可能となっている。なお、
デジタルカメラ208は、電子スチールカメラであり、
工事現場に設置されていて一定時間毎に自動撮影を行な
うようにしている。この場合、工事内容を正確に撮影で
きるように、カメラの設置位置を適宜変更するようにし
ている。また、デジタルカメラ208は、現場端末2に
着脱可能に装着されており、現場端末2からカメラを外
して施工業者側のオペレータが適宜撮影することも可能
となっている。
【0030】図8は、ユーザ端末3の全体構成を示した
ブロック図である。ユーザ端末3の構成要素も、上述し
た情報管理サーバ1と基本的に同様であるため、その詳
細な説明は省略するが、CPU301、記憶装置30
2、記録媒体303、RAM304、伝送制御部30
5、入力部306、表示部307を有している他、無線通
信装置308を有している。ユーザ端末3は、例えば、
ノート型パソコンや携帯端末等であり、無線通信装置3
08、移動体通信システムを経由して情報管理サーバ1
との間でデータ通信が可能となっている。なお、ユーザ
端末3は、デスクトップ型のパソコン等であってもよ
い。
【0031】次に、この一実施形態における情報管理サ
ーバ1の動作を図9〜図14に示すフローチャートを参
照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記
述されている各機能を実現するためのプログラムは、読
み取り可能なプログラムコードの形態で記録媒体103
に格納されており、CPU101はこのプログラムコー
ドにしたがった動作を逐次実行する。また、CPU10
1は伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラム
コードにしたがった動作を逐次実行することもできる。
すなわち、記録媒体の他、伝送媒体を介して外部供給さ
れたプログラム/データを利用してこの実施形態特有の
動作を実行することもできる。
【0032】図9は、情報管理サーバ1が現場端末2か
ら送信されて来た撮影画像や工事管理情報に基づいて各
種のファイルを更新するファイル更新処理を示したフロ
ーチャートである。ここで、工事現場ではデジタルカメ
ラ付きの現場端末2を撮影場所に設置しておくと共に、
撮影対象に基づいてその画像管理情報を予め入力してお
く。すなわち、上述したように、画像管理情報を構成す
る各項目のうち、「ユーザ認証ID」、「工事認証I
D」、「工事大分類」、「工事小分類」の項目に対応し
てその項目データをキー入力しておく。この状態におい
て、現場端末2では、デジタルカメラ208によって工
事現場が撮影される毎に、その撮影画像に画像管理情報
が付加されて情報管理サーバ1へ送信されるが、その
際、キー入力された「ユーザ認証ID」、「工事認証I
D」、「工事大分類」、「工事小分類」の他、撮影毎に
自動更新された「画像No.」、現在日時に基づいて自動
生成された「日付(年月日)」、「時刻(時分秒)」が
画像管理情報として撮影画像が送信される毎に付加され
る。
【0033】先ず、情報管理サーバ1は、現場端末2か
らのアクセス要求待ち状態において(ステップA1)、
現場端末2からアクセス要求を受信すると、その受信デ
ータが画像データであれば(ステップA2)、画像デー
タを取り込み(ステップA3)、画像ファイル14に追
加格納する画像ファイル更新処理を行なう(ステップA
4)。このような画像ファイル更新処理は、上述したよ
うに工事現場に設置されたデジタルカメラ208で一定
時間毎に自動撮影された撮影画像あるいは施工業者側の
オペレータが適宜撮影した撮影画像が現場端末2から送
信されて来る毎に実行される。また、現場端末2から送
信されて来た撮影画像毎には画像管理情報が付加されて
いるのて、この画像管理情報を抽出し(ステップA
5)、抽出した画像管理情報に基づいて画像管理ファイ
ル13を更新する(ステップA6)。すなわち、「画像
No.」、「ユーザ認証ID」、「工事認証ID」、「日
付(年月日)」、「時刻(時分秒)」、「工事大分
類」、「工事小分類」の各項目からなる新規なレコード
を生成して画像管理ファイル13に追加登録する。
【0034】一方、現場端末2から工事管理情報が送信
されて来た場合において(ステップA7)、情報管理サ
ーバ1は、この工事管理情報を取り込み(ステップA
8)、その中に進捗管理情報が存在していれば、この進
捗管理情報を抽出し(ステップA9)、抽出した進捗管
理情報に基づいて進捗管理ファイル12を更新する(ス
テップA10)。すなわち、「予実区分」、「工事認証
ID」、「工事大分類」、「工事小分類」、「工事開始
日付」、「工事終了日付」、「日付(年月日)」、「時
刻(時分秒)」、「進捗(%)」の各項目からなる新規
なレコードを生成して進捗管理ファイル12に追加登録
する。
【0035】また、情報管理サーバ1は、工事管理情報
の中に使用材料情報が存在していれば、この使用材料情
報を抽出し(ステップA11)、抽出した使用材料情報
に基づいて使用材料ファイル16を更新する(ステップ
A12)。すなわち、「工事認証ID」、「工事大分
類」、「工事小分類」、「使用材料」、「サイズ」、
「色」、「メーカー」、「使用量」、「単価」、「金
額」の各項目からなる新規なレコードを生成して使用材
料ファイル16に追加登録する。更に、工事管理情報の
中に費用管理情報が存在していれば、この費用管理情報
を抽出し(ステップA13)、抽出した費用管理情報に
基づいて費用管理ファイル17を更新する(ステップA
14)。すなわち、「工事認証ID」、「工事大分
類」、「工事小分類」、「費用種類」、「費用金額」の
各項目からなる新規なレコードを生成して使用材料ファ
イル16に追加登録する。
【0036】図10は、情報管理サーバ1がユーザ端末
3からの工事状況確認要求に応じて実行する工事状況確
認サービス処理を示したフローチャートである。先ず、
情報管理サーバ1は、ユーザ端末3からの工事状況確認
要求を受信すると(ステップB1)、ID入力を受付け
る為の入力画面を要求元のユーザ端末3へ送信し(ステ
ップB2)、その応答待ちとなる(ステップB3)。こ
こで、ユーザ端末3側では当該入力画面内に自己のユー
ザ認証ID、工事認証IDを入力して返送すると、情報
管理サーバ1は、受信したユーザ認証ID、工事認証I
Dを取りこむと共に(ステップB4)、このユーザ認証
ID、工事認証IDに基づいてIDファイル11を検索
して(ステップB5)、ID照合を行ない(ステップB
6)、その結果、正規なユーザからの要求かを判別する
(ステップB7)。
【0037】いま、認証の結果、ユーザ認証ID、工事
認証IDの不適合が検出された場合には、一定回数まで
の再入力を許可すためにステップB2に戻るが、正規な
ユーザであることを確認した場合には、当該ユーザへ撮
影画像と共に、その画像管理情報を付加して送信する
(ステップB8)。すなわち、受信したユーザ認証I
D、工事認証IDに基づいて画像管理ファイル13を検
索し、該当レコードのうち、最新の画像管理情報を取得
すると共に、この画像管理情報の中から「画像No.」を
抽出し、この「画像No.」に基づいて画像ファイル14
を検索して該当する画像データを取得する。そして、こ
の画像データと共に、画像管理ファイル13から取得し
た「工事認証ID」、「日付(年月日)」、「時刻(時
分秒)」、「工事大分類」、「工事小分類」の各項目デ
ータを要求元のユーザ端末3へ送信する。この場合、ユ
ーザ端末3側では、図16に示すような表示画面とな
り、最新の撮影画像と共に、その撮影内容を説明するた
めの案内情報が表示される。すなわち、「工事認証I
D」、「日付(年月日)」、「時刻(時分秒)」、「工
事大分類」、「工事小分類」が撮影内容を説明するため
の案内情報として表示される。
【0038】そして、情報管理サーバ1側では、ホーム
ページ上にメニュー画面を表示した後、ユーザからの操
作を受付ける入力待ち状態となる(ステップB9)。こ
のメニュー画面は、「全体進捗の確認」、「指定時間帯
の画像確認」、「材料/費用の確認」、「ダウンロー
ド」のメニュー項目を有し、この画面内のどのメニュー
項目がユーザ指定されたかを判別した後(ステップB1
0)、指定項目対応の処理を行なう(ステップB11〜
B14)。すなわち、指定されたメニュー項目に対応し
て全体進捗の確認処理(ステップB11)、指定時間帯
の画像確認処理(ステップB12)、材料/費用の確認
処理(ステップB13)、ダウンロード処理(ステップ
B14)を行なう。
【0039】図11は、上述の全体進捗の確認処理(ス
テップB11)を詳述したフローチャートである。先
ず、情報管理サーバ1は、受信した工事認証IDに基づ
いて進捗管理ファイル12を検索して、必要項目を抽出
すると共に(ステップC1)、各抽出項目に基づいて全
体進捗の表示情報を生成する(ステップC2)。そし
て、生成した全体進捗表示情報をユーザ端末3へ送信し
(ステップC3)、以下、処理終了までステップC1に
戻り、上述の動作を繰り返す(ステップC1〜C4)。
すなわち、進捗管理ファイル12から「予実区分」、
「工事開始日付」、「工事終了日付」を抽出し、その抽
出項目に基づいて「工事予定期間の開始日から終了日」
示す表示情報を生成する。また、進捗管理ファイル12
から「予実区分」、「工事大分類」、「日付(年月
日)」、「時刻(時分秒)」、「進捗(%)」を抽出
し、その各項目に基づいて「工事大分類」別に予定に対
する現時点までの実績上の進捗率を示すグラフ表示情報
を生成する。そして、生成した表示情報は、進捗確認用
の案内情報としてユーザへ提供される。図15は、全体
の工事進捗表示画面を示し、この表示画面には、「工事
予定期間の開始日から終了日」の他、「工事大分類別に
予定に対する現時点までの実績上の進捗率」がグラフ表
示される。
【0040】図12は、上述の指定時間帯の画像確認処
理(ステップB12)を詳述したフローチャートであ
る。先ず、情報管理サーバ1は、受信したユーザ認証I
D、工事認証IDに基づいて画像管理ファイル13を検
索して、該当する各レコードを読み出す(ステップD
1)。そして、読み出した各レコードの中から、その
「日付(年月日)」、「時刻(時分秒)」の各項目を抽
出すると共に、「日付(年月日)」、「時刻(時分
秒)」に基づいて各レコードを時間帯別に区分する。つ
まり、時間帯に応じた進捗区分を生成する(ステップD
2)。このようにして進捗区分された各レコードをプル
ダウンメニュとして要求元のユーザ端末3へ送信した後
(ステップD3)、ユーザ端末3からの指示待ちとなる
(ステップD4)。
【0041】ここで、ユーザは勤務時間や用事等によっ
て確認することができない画像データを閲覧するため
に、プルダウンメニュ画面の中から任意の時間帯を指定
すると、指定された時間帯情報は、情報管理サーバ1へ
送信されるので、情報管理サーバ1は、当該指定時間帯
に含まれているレコードを特定すると共に、その「画像
No.」を抽出し、この「画像No.」に基づいて画像ファイ
ル14を検索して該当する画像データを取得し、保存画
像ファイル15に一時記憶する画像処理を該当するレコ
ード数分繰り返す。これによって情報管理サーバ1は、
保存画像ファイル15内に一時保存しておいた各画像デ
ータを読み出してユーザ端末3へ画像管理情報と共に送
信する(ステップD5、D6)。以下、ユーザから処理
終了が指示されるまで(ステップD7)、以下、上述の
動作を繰り返す(ステップD4〜D7)。図17は、こ
の場合の画像確認画面を示し、指定時間帯に該当する撮
影画像と共に、「工事認証ID」、「日付(年月
日)」、「時刻(時分秒)」、「工事大分類」、「工事
小分類」が撮影内容を説明するための案内情報として表
示される。
【0042】図13は、上述の材料/費用の確認処理を
詳述したフローチャートである。先ず、情報管理サーバ
1は、受信した工事認証IDに基づいて使用材料ファイ
ル16を検索して、該当する各レコードを読み出す(ス
テップE1)。同様に、受信した工事認証IDに基づい
て費用管理ファイル17を検索して、該当する各レコー
ドを読み出す(ステップE2)。そして、使用材料ファ
イル16、費用管理ファイル17から読み出した各レコ
ードを要求元のユーザ端末3へ送信する(ステップE
3)。以下、上述の動作を繰り返す(ステップE1〜E
4)。図18は、材料/費用の確認画面を示し、「工事
認証ID」の他、使用材料に対応して、「工事大分
類」、「工事小分類」、「使用材料」、「サイズ」、
「色」、「メーカー」、「使用量」、「単価」、「金
額」の各項目が表示され、費用に対応して「工事大分
類」、「工事小分類」、「費用種類」、「費用金額」の
各項目が表示される。
【0043】図14は、上述のダウンロード処理を詳述
したフローチャートである。先ず、情報管理サーバ1
は、受信した工事認証IDに基づいて画像管理ファイル
13を検索して、該当するレコードを読み出して送信す
ると共に(ステップF1)、このレコードから「画像N
o.」を抽出し、この「画像No.」に基づいて画像ファイ
ル14を検索して該当する画像データを読み出して送信
する(ステップF2)。以下、上述の動作を繰り返す
(ステップF1〜F3)。この場合、ユーザ端末3側に
おいて、画像管理ファイル13から読み出されたレコー
ドは、進捗履歴ファイル31に格納され、また、画像フ
ァイル14から読み出された画像データは、保存画像フ
ァイル32に格納される。なお、情報管理サーバ1側の
保存画像ファイル15に一時記憶されている保存画像も
ユーザ端末3側へダウンロードすることができ、この場
合においても、その保存画像は、ユーザ端末3側の保存
画像ファイル32に格納される。
【0044】以上のように、この実施形態において、情
報管理サーバ1は、工事依頼主側のユーザ端末3からネ
ットワークを介して工事状況の確認要求があった際に、
進捗管理ファイル12、使用材料ファイル16等の各種
ファイルを検索してその依頼主の工事状況を取得し、当
該ユーザ端末へネットワークを介して提供するようにし
たから、新築、増築等の工事を依頼した工事依頼主が工
事現場に出向かなくても、工事現場における過去あるい
は現在の工事状況を自宅等の端末からいつでも自由に確
認することができ、工事依頼主に対して木目細かなサー
ビスを提供できると共に、建設会社や工務店側において
も、工事依頼主からの問い合わせに対する応対から開放
されると共に、トラブルの発生を未然に防止することが
でき、全体として円滑な工事を期待することができる。
【0045】また、情報管理サーバ1は、工事現場側の
現場端末2からネットワークを介して送信されて来た工
事状況を受信し、この工事状況に基づいて各種ファイル
の内容を更新するようにしたから、工事状況をリアルタ
イムに収集することが可能となる。この場合、情報管理
サーバ1は、工事現場側の現場端末から一定時間毎に送
信されて来た工事状況に基づいては、各種ファイルの内
容を定期的に更新することができる。なお、作業発生毎
に施工業者側のオペレータが現場端末2から“工事管理
情報”を適宜入力して情報管理サーバ1へ送信すること
により、各種ファイルを更新することができ、また、建
設会社や工務店側のオペレータが現場からの工事報告書
の記載内容を情報管理サーバ1から直接キー入力するこ
とによっも各種ファイルを更新することができる。
【0046】また、現場端末2は、工事現場で撮影した
撮影画像を工事状況として送信し、情報管理サーバ1
は、工事状況の確認要求があった工事依頼主側のユーザ
端末3に対して撮影画像を提供する際に、撮影画像と共
にその撮影内容を示す案内情報を提供するようにしたか
ら、現場に出向かなくてもリアルタイムに確認すること
が可能となると共に、現場に出向くよりも工事状況を正
確に確認することが可能となる。特に、工事作業員は、
工事依頼主の監視下で作業を行なうことになり、手抜き
工事等の介入の余地もなく、要望通りの工事を期待する
ことができる。
【0047】また、工事依頼主側のユーザ端末3から工
事状況の確認要求があった際に、その依頼主から工事状
況を確認したい任意の時間帯が指定されていれば、指定
時間帯内で撮影された撮影画像を取得して当該依頼主へ
提供するようにしたから、勤務時間や用事等によって最
新の撮影画像をリアルタイムで確認することができない
場合にも、後でその確認をすることができる。例えば、
一日分の工事内容を夜間等の自由な時間にまとめて確認
することができるので、依頼主は、全日程分の工事状況
を全て把握することもできる。
【0048】また、工事依頼主が情報管理サーバ1をア
クセスすることによって確認可能な工事状況としては、
撮影画像の他、工事の進捗状態を示す進捗情報、つま
り、全日程の予定工事期間に対する現時点までの工事進
捗状況、工事に使用した材料を示す材料情報、工事に要
した費用を示す費用情報であり、これらの情報を必要に
応じていつでも自由に閲覧することができ、現場に出向
いて確認するよりも、多くの情報を素早く得ることがで
きる。この場合、情報管理サーバ1は、ネットワーク上
に工事状況の確認ページを開設しておき、工事依頼主側
のユーザ端末3から工事状況の確認要求があった際に、
正規な工事依頼主かの本人確認を行ない、この認証の結
果、正規な依頼主の場合には、その依頼主対応の確認ペ
ージを読み出して閲覧可能な状態とすることができるの
で、第三者の閲覧を防ぐことができる。
【0049】更に、情報管理サーバ1は、工事依頼主側
のユーザ端末3から撮影画像のダウンロードが要求され
た場合には、要求された撮影画像を当該ユーザ端末3へ
送信し、ユーザ端末3は、情報管理サーバ1からダウン
ロードされて来た撮影画像を受信して工事の進捗履歴と
して保存するようにしたから、工事途中や工事完成後に
おいて、不具合が生じたような場合でも、工事の進捗履
歴に基づいて不具合発生部分の工事内容を確認すること
ができ、手抜き工事の防止やトラブル解消の資料として
工事の進捗履歴を有効に活用することができる。
【0050】なお、この発明は、上述した実施形態に限
らず、以下に示すような変形応用例であってもよい。す
なわち、工事現場側で電子スチールカメラによって撮影
された撮影画像を情報管理サーバ1へ送信するようにし
たが、特に工事依頼主から要望されたような場合には、
静止画像から動画撮影に切り替え送信するようにしても
よい。つまり、撮影画像は、静止画像に限らず、ビデオ
カメラによって撮影された動画であってもよく、電子ス
チールカメラおよびビデオカメラを備えておけばよい。
また、現場端末2に付属されているデジタルカメラ20
8とは別のデジタルカメラを使用して現場撮影を行って
もよい。この場合、そのカメラと現場端末2とをコード
接続したり、そのカメラから記録媒体を抜き取り、この
記録媒体を現場端末2に差し込むことによって画像送信
するようにしてもよい。
【0051】現場端末2側において、施工業者は進捗管
理情報、画像管理情報、使用材料情報、費用情報を“工
事管理情報”としてキー入力するようにしたが、「ユー
ザ認証ID」、「工事認証ID」、「工事大分類」を予
め現場端末2側にプリセットしておき、工事管理情報を
送信する都度、プリセットされている「ユーザ認証I
D」、「工事認証ID」、「工事大分類」を読み出して
送信するようにすれば、入力する情報を少なくすること
ができ、また、「工事小分類」、「進捗率」、「使用材
料」、「サイズ」、「費用種類」等を入力する場合に
も、そのメニュー画面から所望項目を選択するメニュー
選択方式を採用するようにすれば、オペレータの負担を
更に軽減することができる。しかも、情報管理サーバ1
側で工事分類別進捗率の概要を算出するようにしてもよ
い。このように現場におけるオペレータの負担を最小限
に留める為に各種の措置を講じることにより、現場での
入力作業を極力簡素化するようにしてもよい。
【0052】一方、工事依頼主から工事状況の確認要求
がある毎に、工事状況を送信する他に、情報管理サーバ
1は、一定期間を過ぎても工事依頼主から確認要求がな
かった場合には、それまでの工事状況を当該ユーザ端末
3へ電子メールで自動送信するようにしてもよい。この
場合、情報管理サーバ1は、工事依頼主別に確認要求の
有無を監視し、一定期間を過ぎても工事依頼主から確認
要求がなかった場合には、その依頼主の工事状況を工事
分類別に編集して自動送信すればよい。更に、工事完了
後に依頼主に渡される一覧資料を工事管理情報から抽出
した情報に基づいて自動作成するようにしてもよい。
【0053】また、上述した実施形態においては、工事
依頼主側のユーザ端末3からネットワークを介して工事
状況の確認要求があった際に、その依頼主から工事状況
を確認したい任意の時間帯が指定されていれば、指定時
間帯内で撮影された撮影画像を取得して当該依頼主へ提
供するようにしたが、依頼主によって任意の時間帯が事
前に指定されている場合(予約確認が指定されている場
合)には、この指定時間帯内で撮影された各撮影画像を
保存しておき、その指定時間帯が過ぎた際に各保存画像
を一括してその工事依頼主へ電子メールで自動送信して
おいてもよい。なお、指定時間帯は、日単位、曜日単位
の指定であってもよい。
【0054】更に、上述した実施形態においては、工事
現場に設置されたデジタルカメラで一定時間毎(例え
ば、分単位毎、秒単位毎)に自動撮影された撮影画像あ
るいは施工業者側のオペレータが適宜撮影した撮影画像
を現場端末2から情報管理サーバ1へ送信するようにし
たが、情報管理サーバ1が現場端末2に対して画像送信
の要求を行ない、その要求に応答して現場端末2側で自
動撮影された画像、適宜撮影された画像を情報管理サー
バ1へ送信するようにしてもよい。このように現場端末
2側で一方的に画像を送信するのではなく、情報管理サ
ーバ1からの要求に応答して画像送信してもよく、ま
た、画像に限らず、その他の工事管理情報も情報管理サ
ーバ1から要求があった際に、施工業者側のオペレータ
が工事管理情報を入力して送信するようにしてもよい。
その際、情報管理サーバ1は、ユーザ端末3から確認要
求がある毎に、現場端末2に対して画像送信や工事管理
情報の送信要求を行なうようにしてもよい。
【0055】一方、工事依頼主側では画像や工事管理情
報を確認した際に、その不具合を発見したり、疑問を生
じたときに、そのユーザ端末3からネットワークを介し
て情報管理サーバ1に対してその問い合わせを行ない、
その問い合わせに対して建設会社や工務店は、工事内容
を調べ直し、必要に応じで現場端末2へ工事内容の確認
や変更を指示するようにしてもよい。このような問い合
わせや指示をネットワーク経由で行なうことにより、工
事依頼主からの要望に対して正確かつ迅速な対応が可能
となり、トラブルの発生を未然に防止することができ、
全体として円滑な工事を期待することができる。
【0056】
【発明の効果】第1の発明によれば、工事依頼主側のユ
ーザ端末から工事状況の確認要求があった際に、当該依
頼主の工事状況を取得してそのユーザ端末へ提供するこ
とで、新築、増築等の工事を依頼した工事依頼主が工事
現場に出向かなくても、工事現場における過去あるいは
現在の工事状況を自宅等の端末からいつでも自由に確認
することができ、工事依頼主に対して木目細かなサービ
スを提供できると共に、建設会社や工務店側において
も、工事依頼主からの問い合わせに対する応対から開放
されると共に、トラブルの発生を未然に防止することが
でき、全体として円滑な工事を期待することができる。
第2の発明によれば、現場端末から送信されて来た撮影
画像をその工事依頼主側のユーザ端末へ提供すること
で、新築、増築等の工事を依頼した工事依頼主が工事現
場に出向かなくても、工事現場で撮影された撮影画像を
自宅等の端末からリアルタイムに確認することができる
と共に、現場に出向くよりも工事状況を正確に確認する
ことができ、工事作業員は、工事依頼主の監視下で作業
を行なうことになり、手抜き工事等の介入の余地もな
く、また、建設会社や工務店側においても、工事依頼主
からの問い合わせに対する応対から開放されると共に、
トラブルの発生を未然に防止することができ、全体とし
て円滑な工事を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】工事状況提供システムの全体構成を示したブロ
ック図。
【図2】情報管理サーバ1側で記憶管理されている各種
のデータベースを中心として、情報管理サーバ1、現場
端末2、ユーザ端末3との間で行なわれるデータの送受
信状態を説明するための図。
【図3】(A)は、IDファイル11の内容を示し、
(B)は、進捗管理ファイル12の内容を示した図。
【図4】(A)は、画像管理ファイル13の内容を示
し、(B)は、使用材料ファイル16の内容を示し、
(C)は、費用管理ファイル17の内容を示した図。
【図5】ユーザ端末3側の進捗履歴ファイル31を示し
た図。
【図6】情報管理サーバ1の全体構成を示したブロック
図。
【図7】現場端末2の全体構成を示したブロック図。
【図8】ユーザ端末3の全体構成を示したブロック図。
【図9】情報管理サーバ1が現場端末2から送信されて
来た撮影画像や工事管理情報に基づいて各種のファイル
を更新する際のファイル更新処理を示したフローチャー
ト。
【図10】情報管理サーバ1がユーザ端末3からの工事
状況確認要求に応じて実行する工事状況確認サービス処
理を示したフローチャート。
【図11】図10で示した全体進捗の確認処理を詳述し
たフローチャート
【図12】図10で示した指定時間帯の画像確認処理を
詳述したフローチャート。
【図13】図10で示した材料/費用の確認処理を詳述
したフローチャート。
【図14】図10で示したダウンロード処理を詳述した
フローチャート。
【図15】全体の工事進捗表示画面を示した図。
【図16】最新の画像確認画面を示した図。
【図17】指定時間帯の画像確認画面を示した図。
【図18】材料/費用の確認画面を示した図。
【符号の説明】
1 情報管理サーバ 2 現場端末 3 ユーザ端末 11 IDファイル 12 進捗管理ファイル 13 画像管理ファイル 14 画像ファイル 15 保存画像ファイル 16 使用材料ファイル 17 費用管理ファイル 18 インターネットブラウザ 31 進捗履歴ファイル 32 保存画像ファイル 101 CPU 102 記憶装置 103 記録媒体 105 伝送制御部 106 入力部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工事現場における工事状況をその工事依頼
    主側へ提供する工事状況提供装置であって、工事依頼主
    別に、その工事状況を記憶管理する情報記憶手段と、工
    事依頼主側のユーザ端末からネットワークを介して工事
    状況の確認要求があった際に、前記情報記憶手段を検索
    して、当該依頼主の工事状況を取得する情報取得手段
    と、この情報取得手段によって取得した工事状況を当該
    ユーザ端末へネットワークを介して提供する情報提供手
    段と、を具備したことを特徴とする工事状況提供装置。
  2. 【請求項2】工事現場側の現場端末からネットワークを
    介して送信されて来た工事状況を受信する受信手段と、
    この受信手段によって受信した現場端末からの工事状況
    に基づいて前記情報記憶手段の内容を更新する更新手段
    と、を具備したことを特徴とする請求項1記載の工事状
    況提供装置。
  3. 【請求項3】工事現場側の現場端末から一定時間毎に送
    信されて来た工事状況に基づいて前記更新手段は、前記
    情報記憶手段の内容を定期的に更新する、ようにしたこ
    とを特徴とする請求項2記載の工事状況提供装置。
  4. 【請求項4】前記工事状況は、工事現場で撮影された撮
    影画像であり、工事状況の確認要求があった工事依頼主
    側のユーザ端末に対して撮影画像を提供する際に、撮影
    画像と共にその撮影内容を示す案内情報を提供する、よ
    うにしたことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載
    の工事状況提供装置。
  5. 【請求項5】前記工事状況は、工事現場で時系列的に順
    次撮影された撮影画像であり、前記情報記憶手段は、工
    事依頼主別に各撮影画像を保存し、その工事依頼主側の
    ユーザ端末からネットワークを介して工事状況の確認要
    求があった際に、工事状況を確認したい任意の時間帯が
    指定されていれば、前記情報取得手段は、当該工事依頼
    主に対応付けられている前記指定時間帯内で撮影された
    撮影画像を取得し、前記情報提供手段は、前記指定時間
    帯内で撮影された撮影画像を当該工事依頼主へ提供す
    る、ようにしたことを特徴とする請求項1乃至4いずれ
    か記載の工事状況提供装置。
  6. 【請求項6】前記工事状況は、工事現場で撮影された撮
    影画像の他、工事の進捗状態を示す進捗情報、工事に使
    用した材料を示す材料情報、工事に要した費用を示す費
    用情報のうち、少なくとも、そのいずれかである、こと
    を特徴とする請求項1あるいは2記載の工事状況提供装
    置。
  7. 【請求項7】工事依頼主側のユーザ端末から工事状況の
    確認要求があった際に、全日程の予定工事期間に対する
    現時点までの工事進捗状況を案内する案内情報を作成し
    て、当該ユーザ端末へ提供する、ようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の工事状況提供装置。
  8. 【請求項8】工事現場における工事状況を入力する現場
    端末と、この現場端末から送信されて来た工事状況を収
    集管理する情報管理サーバと、工事依頼主側のユーザ端
    末とがネットワークを介して通信接続されている工事状
    況提供システムであって、前記現場端末は、工事現場で
    撮影した撮影画像を前記情報管理サーバへネットワーク
    を介して送信し、前記情報管理サーバは、現場端末から
    送信されて来た撮影画像を該当する工事依頼主側のユー
    ザ端末へネットワークを介して提供する、ようにしたこ
    とを特徴とする工事状況提供システム。
  9. 【請求項9】前記情報管理サーバは、ネットワーク上に
    工事状況の確認ページを開設しておき、工事依頼主側の
    ユーザ端末から工事状況の確認要求があった際に、正規
    な工事依頼主かの本人確認を行ない、この認証の結果、
    正規な依頼主の場合には、その依頼主対応の確認ページ
    を読み出して閲覧可能な状態とする、ようにしたことを
    特徴とする請求項8記載の工事状況提供システム。
  10. 【請求項10】前記情報管理サーバは、工事依頼主側の
    ユーザ端末から撮影画像のダウンロードが要求された場
    合には、要求された撮影画像を当該ユーザ端末へ送信
    し、前記ユーザ端末は、前記情報管理サーバからダウン
    ロードされて来た撮影画像を受信して工事の進捗履歴と
    して保存する、ようにしたことを特徴とする請求項8記
    載の工事状況提供システム。
  11. 【請求項11】コンピュータが読み取り可能なプログラ
    ムコードを有する記録媒体であって、工事依頼主別に、
    その工事状況を記憶管理させる為のコンピュータが読み
    取り可能なプログラムコードと、工事依頼主側のユーザ
    端末からネットワークを介して工事状況の確認要求があ
    った際に、当該依頼主の工事状況を取得させる為のコン
    ピュータが読み取り可能なプログラムコードと、取得し
    た工事状況を当該ユーザ端末へネットワークを介して送
    信させる為のコンピュータが読み取り可能なプログラム
    コードと、を有する記録媒体。
  12. 【請求項12】コンピュータが読み取り可能なプログラ
    ムコードを有する記録媒体であって、工事現場における
    工事状況を入力する現場端末に対して、工事現場で撮影
    した撮影画像を情報管理サーバへネットワークを介して
    送信させる為のコンピュータが読み取り可能なプログラ
    ムコードと、前記現場端末から送信されて来た工事状況
    を収集管理する前記情報管理サーバに対して、現場端末
    から送信されて来た撮影画像を該当する工事依頼主側の
    ユーザ端末へネットワークを介して提供させる為のコン
    ピュータが読み取り可能なプログラムコードと、を有す
    る記録媒体。
JP2000268087A 2000-09-05 2000-09-05 工事状況提供装置および工事状況提供システム並びにそれらのプログラム記録媒体 Pending JP2002073743A (ja)

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