JP2002189647A - 情報収集提供システム - Google Patents

情報収集提供システム

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JP2002189647A
JP2002189647A JP2000389265A JP2000389265A JP2002189647A JP 2002189647 A JP2002189647 A JP 2002189647A JP 2000389265 A JP2000389265 A JP 2000389265A JP 2000389265 A JP2000389265 A JP 2000389265A JP 2002189647 A JP2002189647 A JP 2002189647A
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JP2000389265A
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Masaki Takeuchi
正樹 竹内
Junichi Shirakawa
淳一 白川
Hiroyuki Nakamura
宏之 中村
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークを介して、接続および未接続の
家庭内の機器の情報を情報センタに蓄積し、その情報を
第三者に漏らさず利用するシステムを提供する。 【解決手段】 利用者は家庭内の機器をネットワークに
接続し、通信環境を整備する(S1)。利用者はネット
ワークを介して情報センタにアクセスし(S2)、利用
者情報の認証を行ない(S3)、機器の登録を開始する
(S4)。登録される機器がネットワークに未接続の場
合(S5でno)、利用者は、接続されている他の機器
から、機器情報を入力する(S6)。ネットワークに接
続されている場合(S5でyes)は、情報センタは家
庭内の機器に機器情報の送信を命令し(S8,9)、家
庭内の機器から機器情報を得る(S10)。機器情報
は、情報センタに蓄積され、登録が完了する(S7)。
上記の方法で登録された機器の情報は、情報センタで管
理され、第三者に漏らさず利用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを利
用した情報収集提供システムに関し、特に家庭内の機器
の情報をネットワーク上の情報センタで蓄積し、その情
報を分類しておくとともに、その情報に基づき第三者に
対して家庭内の機器の情報の個別情報を漏らすことなく
提供したり、第三者からの情報を家庭内の機器もしくは
家庭内の機器の利用者に提供する情報収集提供方法、情
報収集提供の仲介サービスを行なう情報収集提供システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、インターネットなどのネットワー
クを利用したビジネスの拡大に伴い、ネットワークサー
ビスを利用するエンドユーザが活用できるサービスが拡
大しつつある。特にPC(Personal Computer)や携帯
電話、携帯情報端末などの、ネットワークを利用したイ
ンターネット接続機能や電子メール送受信機能を持った
機器を中心に、ネットワークを利用したサービスが広ま
りつつある。そうしたネットワークサービスの中には、
コミュニケーションや情報収集、エンターテイメントな
ど様々なサービスが提供されており、そのようなサービ
スがあるために、それら通信機能を持った機器が売れる
といった相乗効果をもたらしている。
【0003】また、家庭内にはそうしたネットワークに
直接もしくは間接的に接続可能な機器が増えつつあり、
それらに対するサービスも徐々に広がっていくものと考
えられる。
【0004】例えば、特開平11−120473号公報
では、機器使用実態診断システムが提案されている。家
庭内の機器の使用実態を集計し記録するもので、使用者
が機器をどのように使用しているかを使用者自身に知ら
せ、機器の使い方を見直すための情報を使用者に与える
ことを可能にしている。このシステムは、家庭内にある
機器と、その機器の使用時間、使用頻度、動作内容およ
び消費電力などの情報を集めて使用実態を記録し使用者
に効率的な使い方の情報を与える情報集計装置とで構成
される。情報集計装置が過去と現在と使用実態を比較し
診断することで、使用者に自身の機器の使い方を知らせ
る。それにより買替えの時などに使用者は使い方に基づ
いた機器を購入することが可能になり、必要のない機能
のついた機器を購入しなくてすむようになる。また、こ
のシステムでは各家庭の情報集計装置が通信網を介して
中央集計装置に接続されており、複数の家庭においての
集計と自分の家庭との利用状況とを比較して、使用者は
機器の使い方を把握できる。つまり、ネットワーク上の
中央集計装置のデータと各家庭の情報集積装置のデータ
を利用するサービスといえる。
【0005】また、特開平11−327868号公報で
は、顧客情報収集・配信システムが提案されている。そ
のシステムによって、新聞広告や雑誌広告などに対する
顧客からの資料請求、商品注文などの情報を収集して一
定期間経過ごとに集計分析し、その見込み顧客データ広
告主の本社や各支店などの指定のユーザに統一データを
デジタル化してインターネットを通じて送信するように
した顧客情報収集・配信システムを提供することを可能
にしている。顧客からの資料請求、商品注文などの情報
が電話やインターネット、郵便、FAXおよびオペレー
タなどを通じて収集され、キーボードなどのデータ入力
手段から手動で入力され、収集される。収集された顧客
情報を一定時間経過ごとに集計するとともに所定条件に
よって分析し、その分析結果を広告主の本社や各支店な
ど、予め設定されたユーザごとにまとめ、インターネッ
トサーバ上に用意された各ユーザ専用のディレクトリに
送信する。本社や支店の各ユーザは、それぞれのID
(identification)とパスワードを用いてインターネッ
ト経由でインターネットサーバにアクセスし、自分専用
のディレクトリに格納されている、分析された顧客デー
タを読出す。顧客データはデジタル化、統合化してみる
ことができ、営業活動のスピード化に役立てることがで
きる。また、顧客情報を利用して効果的な広告活動を展
開することが可能となる。
【0006】以上2つの例を示したが、これら家庭内の
機器における使用実態情報や新聞広告や資料請求から得
られる顧客情報は、様々な分野で必要とされている情報
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな使用実態情報や顧客情報は、利用者のプライバシに
関するようなデータを含んでおり、他人に知られたくな
い情報が多数含まれている。プライバシの保護という観
点からも、それらの情報が第三者などに漏れることには
問題がある。
【0008】特開平11−327868号公報で開示さ
れている発明においては、顧客が資料請求や商品注文を
行なっているために、システムは、顧客のクレジットカ
ードの番号などの情報や、顧客が気になっている情報な
どを容易に得ることができる。しかし、クレジットカー
ドの番号に関してはサービス会社の信用だけでしか保証
されていないという問題がある。また、顧客の気になっ
ている情報などは、その情報を取得した会社は、その個
人情報を保存し、別の商品を売りこむための手段として
用いたり、その個人情報をさらに別の会社に売ることも
考えられる。
【0009】また、特開平11−120473号公報で
開示されている発明において、システムは、各機器の使
用実態情報を計測し、情報集積装置において集計や過去
との分析などを行なう。さらにネットワーク越しの中央
集計装置より、他の家庭との比較などの情報を得ること
も可能である。しかしながら、各機器に対して、使用実
態情報を調べ利用者に機器の使い方を見直させるため
に、情報集積装置を新たに追加するのは、コストがかか
りそれに対するメリットが少ない。また、使用実態情報
は、洗濯機を使った回数など予め各機器に持たせた集計
機能によって得られたものであり、情報を得るためには
製品開発時に機能をもたせておく必要がある。また、各
機器が機器情報を発信して情報集計装置に蓄積するた
め、その情報集計装置が故障した場合には利用できなく
なるという問題もある。
【0010】また、特開平11−327868号公報に
開示された発明の場合、顧客データをデジタル化、統合
化する以前に、データを作成するまでの手段が大変であ
り、サービスが広くなればなるほどデータ作成が困難に
なってしまうという欠点がある。
【0011】さらに、特開平11−120473号公報
で開示されている発明では、ネットワークに接続されて
いる機器の使用実態情報のみが利用され、ネットワーク
に接続されていない機器の情報は利用できない。
【0012】そこでこれらの問題を解決するために本発
明においては、これらの個人情報を第三者に漏らさずに
個人情報を最大限に利用できる情報収集提供システムを
提供することを第1の目的とする。
【0013】またこれらの問題を解決するために本発明
においては、各機器の調査データを変更可能にする情報
収集提供システムを提供することを第2の目的とする。
【0014】またこれらの問題を解決するために本発明
においては、自動的に情報の蓄積が可能になる情報収集
提供システムを提供することを第3の目的とする。
【0015】さらに、本発明においては、製品の利用者
はその製品について、今までであれば新聞やテレビ放送
などの情報からしか得られなかったリコール情報など
を、情報センタから得ることが可能とである情報収集提
供システムを提供することを第4の目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のある局面に従うと、情報収集提供システム
は、ネットワークに接続されている家庭内の機器と、家
庭内の機器に情報を提供したり家庭内の機器の情報を蓄
積するサーバを持った情報センタと、情報センタを介し
て家庭内の機器に情報を提供したり家庭内の機器の情報
を取得したりする複数のクライアントとから構成される
情報収集提供システムであって、家庭内の機器は、家庭
内の機器に固有の情報を蓄積する第1の蓄積手段と、家
庭内の機器の時間により変化する情報を蓄積する第2の
蓄積手段と、第1および第2の蓄積手段によって蓄積さ
れた情報の内容を変更する変更手段と、第1および第2
の蓄積手段によって蓄積された情報および変更手段によ
って変更された情報を情報センタとの間でやり取りする
通信手段とを備え、情報センタは、家庭内の機器から得
られた情報を収集する収集手段と、収集手段によって収
集された情報を蓄積する蓄積手段と、蓄積手段によって
蓄積された情報を分類する分類手段と、複数のクライア
ントから得られた情報を所定の家庭内の機器に提供する
第1の提供手段と、記家庭内の機器から得られた情報を
クライアントに提供する第2の提供手段とを備え、クラ
イアントは、家庭内の機器に提供する情報を情報センタ
に提供する提供手投と、情報センタから家庭内の機器の
情報を取得する取得手段とを備え、情報センタは家庭内
の機器の情報を漏らすことなく、情報源を必要としてい
るクライアントに対して必要としている情報源を提供
し、情報を必要としている家庭内の機器に必要としてい
る情報を提供することを特徴とする。
【0017】また情報収集提供システムは、上述の家庭
内の機器にかえて、ネットワークに接続されていない他
の家庭内の機器の情報を入力する入力手段と、入力手段
によって入力された情報を前記情報センタに提供する提
供手段とを備えた、ネットワークに接続されている家庭
内の機器を備えていることを特徴としてもよい。
【0018】また情報収集提供システムは、家庭内の機
器の第1および第2の蓄積手段によって蓄積される情報
が、内部にあるメモリ、もしくは取付け可能な外部機器
のメモリに蓄積され、情報センタからの指示により変更
されることが可能であることが望ましい。
【0019】また情報収集提供システムは、情報センタ
が、第1のテーブルで各家庭ごとの家庭内の機器の情報
を管理する第1の管理手段と、第2のテーブルですべて
の情報を管理する第2の管理手段と、第1および第2の
管理手段によって管理された情報を詳細に分類する分類
手段と、分類手段によって分類された情報の中から、ク
ライアントが必要とする情報を提供する提供手段とをさ
らに備えていることが望ましい。
【0020】また情報収集提供システムは、情報センタ
が、クライアントより、家庭内の機器に対して機能の追
加を要求された場合に、家庭内の機器および家庭内の機
器の利用者に対して、追加する機能に対する判断を尋ね
る手段と、家庭内の機器もしくは家庭内の機器の利用者
から機能の追加に許可があった場合に、家庭内の機器の
うち機能の追加の対象である機器に対して、機能の情報
を提供する提供手段とをさらに備え、家庭内の機器が、
情報センタから得た新たな機能の情報を実行する実行手
段をさらに備え、クライアントから情報センタに支払わ
れる費用の一部を、情報センタが家庭内の機器の利用者
に還元することを特徴とする課金方法を行なうことが望
ましい。
【0021】また情報収集提供システムは、情報センタ
が、得られた情報のランクを判断するランク判断手段
と、ランク判断手段によってランクが判断された情報を
家庭内の機器および家庭内の機器の利用者に提供するか
どうか判断する第1の提供判断手段と、ランク判断手段
によってランクが判断された情報をクライアントに提供
するかどうか判断する第2の提供判断手段とをさらに備
えていることが望ましい。
【0022】また情報収集提供システムは、情報センタ
が、家庭内の機器に提供したクライアントから提供され
た情報の内容や日付などを蓄積する情報を記憶する記憶
手段と、記憶手段によって記憶された情報に基づいて、
再度前記情報センタから提供された情報を家庭内の機器
に提供するかどうかなどを判断する判断手段とをさらに
備えていることが望ましい。
【0023】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図1に、本
発明の第1の実施の形態における情報収集提供システム
の構成を示す。
【0024】図1を参照して、情報収集提供システム
は、ネットワークに接続されている家庭内の機器A、家
庭内の機器Aに対して情報を提供したいクライアント
B、および家庭内の機器AとクライアントBの仲介を行
なう情報センタCより構成される。
【0025】家庭内の機器Aとは、複数の家庭より構成
される。また、家庭とは1つの単位であって、敷地など
が別のところにあっても1つの家庭と仮定することも可
能である。なお、家庭内の機器Aはネットワークに接続
されている機器A1、およびネットワークに接続されて
いなくても何らかの手段によって情報を入力することが
できる機器A2を含む。つまり、製造メーカーが製造し
ているものはすべて含まれる。
【0026】クライアントBとは、製品の製造メーカ
ー、調査会社、広告会社、およびその他情報を利用した
い人などを含む。
【0027】ネットワークとは、通信網を表わし、有
線、無線を問わず、通信機能を利用して情報のやり取り
が可能なしくみを意味する。
【0028】図2は、図1に示された家庭内の機器A
の、本実施の形態に関する部分の機能的構成を示すブロ
ック図である。
【0029】図2を参照して、家庭内の機器Aは、ネッ
トワークを介して情報のやり取りを行なう通信部1、通
信に関する各種制御を行なう通信制御部2、機器の製造
元、製品名および型番などの機器固有の情報が保存され
ている機器固有情報蓄積部3、機器の時間により変化す
る情報を蓄積する機器変化情報蓄積部4、情報センタC
からの指示により通信部1および通信制御部2を介し
て、機器変化情報蓄積部4で蓄積する情報を登録および
変更するプログラム登録変更部5、機器変化情報蓄積部
4に蓄積される情報を判断し、各制御を行なう制御部
6、制御部6の指示に従い計測を行なう計測部7、機器
固有情報、機器変化情報以外の情報が蓄積されるその他
情報蓄積部8などから構成される。なお、このブロック
図2に示される機能は、家庭内の機器Aに内部に予め組
込まれている場合、もしくはこれらの機能を実現する別
機器を各機器に接続する場合に発揮されるものとする。
【0030】機器固有情報蓄積部3および機器変化情報
蓄積部4の機器情報は、あらかじめ機器に記録されてい
る方法、キーボードなどの入力手段により入力される方
法、予め用意されているバーコードなどにより読取装置
を用いて入力される方法、およびネットワークより通信
網を介して情報をダウンロードされる方法などの方法で
蓄積されてもよい。また、その情報は、機器内部にある
メモリ、機器に取付け可能な外部機器のメモリのいずれ
に蓄積されてもよい。
【0031】計測部7は、家庭内の機器Aの各種情報を
計測する手段を備えており、その計測する手段は、機器
内部に予め用意されている計測する手段、何らかのプロ
グラムによって計測する手段、および別機器を接続する
ことによって計測する手段のいずれであってもよい。
【0032】図3は、図1に示される、本実施の形態に
おける情報センタCの、機能的構成を示すブロック図で
ある。
【0033】図3を参照して、情報センタCは、ネット
ワークを介して各家庭の家庭内の機器Aとの情報のやり
取りを行なう通信部11、通信の制御を行なう通信制御
部12、通信部11および通信制御部12を介して受信
したデータを一時的に蓄積解析する受信データ蓄積解析
部13、各種情報を蓄積するサーバであるデータ蓄積部
14、受信データ蓄積解析部13により解析されたデー
タよりデータ蓄積部14で管理される情報管理テーブル
を作成するテーブル作成部15、クライアントBからの
各種情報を受付け蓄積する依頼情報管理部16、依頼情
報管理部16で管理されている依頼情報に基づいてデー
タ蓄積部14の中の該当する情報を検索する情報検索部
17、依頼情報管理部16で管理されている依頼情報に
基づいて送信される情報を判断する送信情報判断部1
8、送信情報判断部18によって判断された送信される
情報を一時的に蓄積する送信データ蓄積部19、家庭内
の機器Aの利用者が個人情報の参照、登録および変更な
どを行なうための照会部21、照会部21において個人
情報の参照、登録および変更を行なう、利用者の利用者
情報を管理する利用者情報管理部20、およびシステム
全体の制御を行なう制御部22などから構成される。
【0034】図4は、家庭内の機器Aの機器情報を情報
センタCに登録する処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【0035】図4を参照して、新たな家庭内の機器Aが
増えると、利用者はその新たな家庭内の機器Aをネット
ワークに接続し、通信環境を整備する(S1)。ステッ
プS1にて通信環境が整備されると、利用者はネットワ
ークを介して情報センタCの照会部21にアクセスする
(S2)。ここで、利用者が情報センタCヘアクセスす
る機器は、新たに増えた家庭内の機器Aでも、すでにネ
ットワークに接続されている既存の機器A1でもよい。
また通信機能を持たない家庭内の機器A2を登録する場
合においては、すでにネットワークに接続されている既
存の家庭内の機器A1によってアクセスできる。
【0036】照会部21にて利用者の情報が得られる
と、情報センタCは利用者情報管理部20にて利用者情
報の認証を行なう(S3)。
【0037】ステップS3で情報センタCが利用者情報
の認証に失敗すると、このプログラムは終了され、新た
な家庭内の機器Aの登録は行なわれない。
【0038】ステップS3で情報センタCが利用者情報
の認証に成功すると、情報センタCは新たな家庭内の機
器Aの登録を開始する(S4)。ステップS4で登録が
開始されると、情報センタCは、登録される家庭内の機
器Aがネットワークに接続されているものかどうかを判
断する(S5)。
【0039】ネットワークに接続されていない場合(S
5でno)は、利用者は、現在接続されている家庭内の
機器A1から、新たな家庭内の機器Aの機器情報を入力
する(S6)。ステップS6で機器情報が入力される
と、入力された機器情報は制御部22を介して受信デー
タ蓄積解析部13に一時的に蓄積される。これによって
新たな家庭内の機器Aの登録が完了されたことになる
(S7)。
【0040】ネットワークに接続されている場合(S5
でyes)は、制御部22は通信制御部12に対して、
新たな家庭内の機器Aの機器情報を取得するように命令
する(S8)。ステップS8で新たな家庭内の機器Aの
機器情報を取得するように命令を受けた情報センタCの
通信制御部12は、通信部11を介して、新たな家庭内
の機器Aの通信制御部2に対して機器情報を送信するよ
うに命令をする(S9)。ステップS9で機器情報を送
信するように命令を受けた通信制御部2は、機器固有情
報蓄積部3の機器情報および機器変化情報蓄積部4に含
まれている機器情報を、通信部1を介して情報センタC
に対して送信する(S10)。ステップS10にて新た
な家庭内の機器Aから送信された機器情報は、情報セン
タCの通信制御部12を介して受信データ蓄積解析部1
3に一時的に蓄積される。これによって新たな家庭内の
機器Aの登録が完了されたことになる(S7)。
【0041】ステップS7で機器情報が一時的に蓄積さ
れると、テーブル作成部15にて情報管理テーブルが作
成され、作成された情報管理テーブルがデータ蓄積部1
4に蓄積される。情報管理テーブルについては後に説明
を行なう。
【0042】図5は、図4に示されるフローチャートの
ステップS10で、家庭内の機器Aから情報センタCに
送信される機器情報を示す図で、図2に示された家庭内
の機器Aの機器固有情報蓄積部3に蓄積されている機器
情報について示した図である。本実施の形態において
は、家庭内の機器Aをテレビ放送受信装置として説明を
行なう。
【0043】図5を参照して、この機器固有情報蓄積部
3には主に機器固有の情報が含まれている。機器固有の
情報とは、機器の種類、型番、製造元、製造年月日、部
品リスト番号および機器保証期間、などの機器自体の変
化しない情報や、その他テレビ放送のチャンネルごとの
設定などの、一度設定すれば変化しないような情報を。
各情報には付加情報として番号と更新情報が含まれてい
て、更新情報は、○:すでに情報センタCに登録されて
いるもの、×:登録されているが変更などで更新する情
報、△:利用者が情報センタCに登録をしないように設
定している情報、などがある。これらの更新情報は利用
者が設定することが可能なしくみであり、利用者は入力
装置などから入力および変更することができる。同様
に、保存情報についても新たに登録することが可能であ
る。例えば、その機器を定期点検に出した日時や購入し
た店の名前など、機器情報のメモ情報を入力しておくこ
とも考えられる。また、例えば家庭内に複数のテレビ放
送受信装置がある場合に、「居間のTV」とか「寝室の
TV」などのように、利用者ごとに分かりやすい名前を
つけ、機器固有の情報として登録しておくことも可能に
なる。また、利用者は、情報センタCの照会部21にア
クセスして、情報センタCで管理されている機器固有の
情報を変更することも可能である。登録されている情報
のうち、変更などで更新する情報のみが、情報センタC
に情報を提供する時に提供されるようになっている。な
お、ここでの番号n(nは自然数)は、保存されている
機器情報の数である。
【0044】図6は図2に示される、家庭内の機器Aの
機器変化情報蓄積部4で蓄積される機器情報について示
した図である。
【0045】図6を参照して、機器変化情報蓄積部4に
は、主にクライアントBが知りたい機器の利用情報など
であって、あらかじめ機器に組込まれているしくみで調
査される情報や、情報センタCから新たに調査手段プロ
グラムなどが送られてきて、後から機器に組込むことが
可能なしくみで調査される、比較的随時変化している機
器情報が蓄積されている。機器情報の調査手段は、機器
などに組込まれている手段でなくても、外部から何らか
の手段によって調査可能な手段であってもよい。例え
ば、冷蔵庫の扉の開閉の回数をカウントする場合に、機
器の内部のセンサなどによって扉の開閉の回数をカウン
トするなどの方法の他に、外部のカメラが扉の開閉の回
数をカウントする方法であってもよい。
【0046】機器変化情報蓄積部4には、テレビ放送視
聴トータル時間、6chの視聴記録、チャンネル変更回
数、テレビ放送受信装置電源OFF時間、消費電気量お
よび故障有無情報など、テレビ放送受信装置においてク
ライアントBが調査したい情報などが、図6に示される
保存情報内容ファイルに調査された保存情報ごとにまと
められ蓄積されている。同様に他の機器についても、ク
ライアントBが各機器ごとに調査したい情報が蓄積され
ている。各機器情報は、図6の保存情報内容ファイルの
ように保存情報ごとにまとめられ、各保存情報ごとの情
報に付加された更新情報に基づいて、更新された機器変
化情報のみを情報センタCに提供するようになってい
る。また、これら情報においても、図5の説明で行なっ
たように、利用者が情報センタCに対して情報を提供す
るかどうかなどの更新情報を入力装置などを用いて変更
することが可能である。すなわち、利用者の意志に応じ
て情報センタCに情報の提供が行なわれる。
【0047】ここで、図6に示された各保存情報に付加
されている番号のうち、nは機器固有情報蓄積部3に蓄
積されている情報数、k(kは自然数)は機器変化情報
蓄積部4に蓄積されている情報数で、両蓄積部に蓄積さ
れる情報数の合計はn+kになる。
【0048】なお、図6では保存情報内容ファイルはl
ogファイル形式で保存されているが、情報センタCで
解析できるような形であればどのような形式で保存され
ていてもよい。
【0049】図5および図6で説明した機器情報は、例
えば情報センタCでm個の機器が登録されている場合、
それらm個分の機器情報が、情報センタCのデータ蓄積
部14に蓄積されることになる。利用者ごと(各家庭ご
と)の機器情報は、家庭に複数の機器がある場合は、重
ならないように番号がつけられている。つまり、図5お
よび図6のように、テレビ放送受信装置の機器情報で1
〜n+k番までの番号が利用されている場合は、例え
ば、冷蔵庫ではn+k+1番から番号つけをしてもいい
し、後から保存情報の項目が追加された場合は、家庭内
の他の機器の情報に割当てられた番号と重ならないよう
に、機器にかかわらず、一つの情報に一つの固有の番号
を割当てる必要がある。
【0050】図7および8は、情報センタCのデータ蓄
積部14に保存されている機器情報を表わした図であ
る。
【0051】図7は、利用者ごとの番号と全体情報の番
号との対比表を示した図である。利用者ごとのデータで
あって、データ蓄積部14には利用者ごとに一つの対比
表が保存される。
【0052】図7を参照して、対比表は、利用者の機器
情報と全体情報の項目との対比を示してる。利用者の機
器情報は、図5および図6に示された番号に対応した利
用者の機器情報であり、全体情報は、図8に示された、
情報センタCのデータ蓄積部14に蓄積されている情報
全体の番号を示すものである。図8についてはこの後に
説明を行なう。
【0053】本対比表は、利用者ごとの機器情報によっ
て作成されているもので、利用者による機器情報の追
加、変更および削除によって更新される必要がある。ま
た、図5および図6に示される更新情報に応じて、利用
者が情報センタCに登録しないという更新情報を付加し
た情報については、対比表は作成されない。なお、本実
施の形態においては、1つの機器情報と情報センタCに
蓄積されている1つの全体情報とが対比している対比表
が図7に示されているが、1つの機器情報と複数の情報
センタCに蓄積されている全体情報とを対比するもの、
もしくは逆に複数の機器情報と1つの全体情報とを対比
するようなこともある。
【0054】次に図8に、情報センタCのデータ蓄積部
14に蓄積されている全体情報のテーブルを表わす図を
示す。この全体情報のテーブルは、各利用者の情報をま
とめるために利用するテーブルであり、利用者は特定せ
ず、情報の内容などで分類されて蓄積されている。
【0055】図8を参照して、全体情報のテーブルに
は、全体番号(No)とその番号に対応した情報の内容
および更新情報などが含まれている。更新情報は、本実
施の形態においては、○:有り、×:無し、と示されて
いるが、全体情報として扱っている総情報数に対する更
新された情報の数、何パーセントの利用者が前の状態か
ら変化したかなどの情報を更新情報としてもよい。
【0056】図9および図10は、情報センタCに蓄積
されている、家庭内の機器Aからの提供される情報を更
新する処理の流れを示したフローチャートである。
【0057】図9を参照して、家庭内の機器Aの情報を
情報センタCに更新するタイミングを感知すると(S1
5)、家庭内の機器Aの通信制御部2は、機器固有情報
蓄積部3および機器変化情報蓄積部4に更新する情報が
あるかどうか判断する(S16)。
【0058】ここでS15でいう情報センタCに情報を
更新するタイミングの感知とは、機器自体がタイマなど
を備え、所定間隔で機器自体が自動的に更新情報がある
かどうかを判断する場合や、情報センタCより更新情報
を提供するようにネットワークを介して指令を受けた場
合や、利用者が更新しようと判断して指示した場合など
に、情報を更新するタイミングであると判断することを
いう。判断する手段は、更新のタイミングを判断する手
段であればどのような手段でもよいものとする。
【0059】ステップS16で更新する情報が無ければ
このプログラムは終了する。ステップS16で更新する
情報がある場合は、家庭内の機器Aの通信制御部2は、
図5および図6で示された機器情報のうち、機器情報に
付加されている更新情報を参照して、更新する機器情報
のみを抽出する(S17)。ステップS17にて抽出さ
れた機器情報は、通信部1を介して情報センタCに送信
される(S18)。ステップS18で家庭内の機器Aか
ら送信された機器情報は、情報センタCの通信部11に
て受信される。通信部11にて受信された情報は、通信
制御部12にて判断される(S19)。ステップS19
における判断とは、受信した機器情報の機器、その利用
者および更新情報の種類などの判断をいう。
【0060】ステップS19にて判断された機器情報
は、受信データ蓄積解析部13に送られる(S20)。
ステップS19で判断された内容より、図7に示され
る、データ蓄積部14に蓄積されている、該当する利用
者の機器情報がテーブル作成部15に取出される(S2
1)。ステップS20で送られた家庭内の機器Aの更新
情報に基づき、該当する利用者の機器情報から更新する
項目の番号が抽出される。さらに、図8に示された、情
報センタCのデータ蓄積部14に蓄積されている全体情
報のテーブルから、上記の抽出された番号に対応する全
体情報の番号が抽出される。上記の抽出された全体情報
の番号に対応する情報の内容が、テーブル作成部15に
て更新される(S22)。全体情報のテーブルの情報の
内容の更新と同時に、それに付加されている更新情報も
更新される。ステップS22にて複数の機器の更新情報
がある場合は、各機器ごとに上述の処理が繰返される。
【0061】ステップS22にて機器情報の更新が終了
すると、その更新された情報がデータ蓄積部14に保存
される(S23)。
【0062】続いて図10を参照して、図9のステップ
S23においてデータ蓄積部14に更新された更新され
た情報が蓄積されると、データ蓄積部14は、図7に示
される対応表に変更はないか判断する。ここでの判断と
は、家庭内の機器Aにおいて図5および図6に示された
情報のうち、利用者によって新たに追加されたものがな
いかや、その機器を使って他の機器の情報が追加された
か、の判断を意味する(S24)。
【0063】ステップS24にて図7に示された対比表
に変更がない場合はステップS30にすすむ。
【0064】ステップS24にて図7に示される対比表
に変更がある場合は、まず更新された情報の機器情報で
追加された番号を、図7に示される対比表の利用者の機
器情報に追加する(S25)。ステップS25にて利用
者の機器情報が追加されると、その追加された番号に対
応する情報が、図8に示された全体情報の中にあるかど
うか判断する(S26)。
【0065】全体情報の中に追加された情報がある場合
は、全体情報にある該当する番号を図7に示す対比表に
追加する(S27)。ステップS27にて全体情報の該
当する番号が対比表に追加されるとステップS30にす
すむ。
【0066】ステップS26にて図8に示す全体情報の
中に追加された情報が含まれていない場合は、新たな番
号が図7に示す対比表の全体情報につけられる(S2
8)。ステップS28で新たな番号が図7に示す対比表
の全体情報につけられると、図8に示す全体情報テーブ
ルに、新たに番号と番号に対応する情報の内容が追加さ
れる(S29)。ステップS24、S27およびS29
が終了すると、図8に示す全体情報テーブルにある更新
情報が変更される(S30)。ステップS30での更新
情報は、本実施の形態では、図8の全体情報の更新の有
無を表わす情報である。
【0067】上記の処理によって、家庭内の機器Aは、
機器固有の情報や蓄積された情報などを情報センタCに
提供することでネットワーク上に蓄積でき、その情報の
更新を行なうことができる。
【0068】次にクライアントBから情報センタCに依
頼があった場合の、情報の収集提供方法について説明す
る。
【0069】図11は、クライアントBから情報センタ
Cに依頼があった場合の、情報の収集提供の処理の流れ
を示すフローチャートである。
【0070】図11を参照して、クライアントBは、あ
る情報を入手したい場合に、クライアントBのパーソナ
ルコンピュータなどの通信機能を持った機器でネットワ
ークを介して情報センタCの通信部11および照会部2
1を経由して利用者情報管理部20にアクセスする(S
35)。ステップS35で利用者情報管理部20にアク
セスすると、クライアントBはアクセスに必要なIDお
よびパスワードを入力し、認証作業を行なう(S3
6)。認証が終了すると、クライアントBは情報検索部
17にて入手したい情報について検索する(S37)。
ここで、データ蓄積部14の全体情報が図8に示される
ように分類されているため、全体番号による番号検索に
よって絞込んでいったり、情報の内容におけるキーワー
ド検索などの手段を用いて検索を行なうことができる。
続いて、ステップS37により検索した結果の有無を判
断する(S38)。
【0071】ステップS38で検索した情報が図8に示
される全体情報の中にある場合(S38で有)は、制御
部22は、検索した情報に該当する情報の内容を抽出す
るように指令する(S39)。ステップS39にて抽出
された情報は、依頼情報管理部16に蓄積される(S4
0)。ステップS40にて依頼情報管理部16に蓄積さ
れた情報は、情報検索部17および利用者情報管理部2
0を介してクライアントBに提供される(S41)。こ
のとき利用者情報管理部20には、クライアントBが抽
出したデータなどの管理情報が追加されることになる。
【0072】ステップS38で検索した情報がない場合
は、クライアントBが利用者に対して調査を依頼するか
どうかを判断する(S42)。調査しない場合(S42
でno)は、このプログラムは終了する。調査する場合
(S42でyes)は、調査を行なうためのプログラム
を用意し、依頼情報管理部16に保存し(S43)、利
用者に提供する(S44)。ここでのプログラムはクラ
イアントBまたは情報センタCなどが用意する。情報セ
ンタCの依頼情報管理部16にプログラムを保存する方
法は、ネットワークを介して送信、もしくは依頼情報管
理部16に対し、外部記憶装置(メモリカード、CD−
ROM、光磁気ディスクなど)により入力するなど、依
頼情報管理部16にデータが送信できるものであればよ
い。
【0073】ステップS44において、クライアントB
が利用者にプログラムなどの情報を提供する処理につい
ては、図12のフローチャートで示される。利用者に提
供する情報としては、機器の調査を行なうためのプログ
ラムデータ、広告、利用者の機器に対する情報、および
機器の故障に対する修正プログラムなどがあげられる。
またこれら以外にこのシステムを利用して提供できるコ
ンテンツなども含まれる。ここでコンテンツとは通信網
を介してやり取り可能な情報であり、映像、音楽、画像
などのデジタルアナログデータおよびそれに類似するデ
ータを含む。
【0074】図12を参照して、利用者に提供する情報
が情報センタCの依頼情報管理部16に保存されると
(S50)、制御部22は提供される情報の各種情報を
判断する(S51)。ここで判断する各種情報とは、提
供対象機器を示す全体情報番号などデータ蓄積部14に
蓄積されている、図10に示される全体情報の番号で管
理されているもの、および情報検察部17で検索するこ
とにより抽出可能なものである。それらは、クライアン
トBが提供する情報を依頼情報管理部16に保存する場
合に、提供情報のヘッダに情報として追加されている。
【0075】図13に、本実施の形態においてクライア
ントBが提供する情報を表わした図を示す。図13では
ヘッダ部分に、対象製品のエアコンの全体情報番号、対
象製品の製造年月日の全体情報番号などが含まれてい
る。これらがステップS51で判断する各種情報に該当
する。
【0076】また、ステップS51で判断する各種情報
として、その提供情報の重要度を示すランクを提供情報
のヘッダに情報として付加することも考えられる。本実
施の形態においては、図13に示すように、ヘッダ部分
に、ランク情報Aが含まれている場合を考える。ここで
のランク情報とは、例えばA、B、Cの3つのランクを
定め、A(重要)、B(通常)、C(非重要)などにラ
ンクわけすることをいう。図13に示されたように、リ
コール情報などであった場合は、その機器を持っている
人にすぐに情報を提供しなければならないような緊急性
が考慮されるなどの理由で、クライアントBの意向によ
りA(重要)のランクわけが行なわれている。またこの
ランクわけについては、情報センタCで任意に詳しくわ
けることも可能である。例えば10段階に分けてもよ
い。また例えば、情報センタCにある車の情報を情報セ
ンタCが提供しているページによくアクセスしている人
上位100人に流したい、などという情報をヘッダに与
えることで、クライアントBの希望する利用者に対して
情報を提供することが可能になる。ヘッダの全体情報番
号などは、あらかじめ情報検索部17で調べておくこと
によって容易にヘッダ情報として付加することが可能で
ある。また、情報検索部17にてキーワードで検索を行
なった場合、検索に用いたキーワードを、図8に示され
る全体情報のテーブルの全体情報番号に対応して付加す
れば、全体情報番号のみをヘッダに加えるだけでよい。
【0077】ステップS51にて制御部22が各種情報
を判断すると、そこに含まれている情報から、クライア
ントBが提供する情報を提供したい利用者が割出され
る。ステップS51にて各種情報を判断すると、制御部
22は利用者情報管理部20で管理されている、該当す
る利用者の利用者ランクテーブルの情報を読出す(S5
2)。
【0078】図14は、利用者ランクテーブルを示した
図である。利用者ランクテーブルとは、家庭内の機器A
の利用者が、クライアントBから提供される情報に対し
てランクをつけているものである。このランクテーブル
は各登録機器ごとに詳細に項目を定められ、それに対し
て利用者がランクを設定している。この項目およびラン
クの内容に対しては、利用者ごとに詳細に設定すること
が可能である。また利用者は、家庭内の機器Aから通信
部11および照会部21を介して、利用者情報管理部2
0に管理されている利用者ランクテーブルのこれらの情
報を変更することが可能である。なお、本実施の形態に
おいては、図14に示すように6ランクに分ける。F
(未設定)の場合、情報センタCは、利用者から吸上げ
ている情報をもとに情報を提供する。また、利用者情報
に基づき、送信するかどうか判断する。本実施の形態に
おいては、利用者情報の機器の購入情報(購入年月日)
などをもとに送信するかどうか判断する。例えば、冷蔵
庫を買ったばかりの利用者に冷蔵庫情報は必要ないし、
また製品耐久期間を超えた製品を利用している利用者に
対して冷蔵庫情報を送るなど、期間によって情報を送信
するかどうかを制御部22は送信の際に判断している。
【0079】ステップS52にて送信情報判断部18
は、利用者ランクテーブルの情報をもとにクライアント
Bからの情報を提供するかどうか判断する(S53)。
ここでの判断とは、ステップS51にてクライアントB
側が各種情報を提供したい利用者に対して、その利用者
がその情報を必要としているか判断することである。
【0080】ステップS53でクライアントBからの情
報を提供する利用者が決定すると、依頼情報管理部16
に利用者リストおよびクライアントBからの提供情報が
送られる(S54)。このときには図13に示されるヘ
ッダ情報は消去される。利用者リストとは、ステップS
53で情報を提供すると判断された利用者もしくは利用
者の機器の送信先のリストである。
【0081】ステップS53で、送信情報判断部18に
おいて判断された利用者リストおよび提供情報は、送信
データ蓄積部19に一時的に蓄積される(S55)。ス
テップS55で送信データ蓄積部19に一時的に蓄積さ
れた利用者リストおよび提供情報は、送信情報判断部1
8により送信するように判断されたときに、通信制御部
12にて各利用者に対して送信される(S56)。ここ
での送信の判断とは、情報センタC側で定期的に情報を
提供するタイミング、利用者が情報センタCにアクセス
したタイミングなどによって情報提供の送信の判断を行
なうことをいう。
【0082】ステップS56で各利用者の機器に送信さ
れた提供情報は、家庭内の機器Aの通信部1によって受
信される(S57)。ステップS57で受信された提供
情報は、通信制御部2にて情報かプログラムかが判断さ
れる(S58)。
【0083】ステップS58で送信された提供情報が情
報の場合は、その他情報蓄積部8に蓄積され(S5
9)、その情報は各家庭内機器の出力装置(表示部、ス
ピーカなど)で出力され、その情報が利用者に認識され
る(S60)。
【0084】ステップS58で送信された提供情報がプ
ログラムの場合は、通信制御部2はそのデータをプログ
ラム登録変更部5に蓄積する(S61)。プログラム登
録変更部5に蓄積されたプログラムは、実行されて、図
6に示された家庭内の機器Aの機器変化情報蓄積部4の
項目が変更されることになる(S62)。
【0085】以上にクライアントBが、情報センタCを
通じて、情報センタCに情報を提供している各家庭内の
機器Aに対して行なう情報収集提供方法の説明を行なっ
たが、次に、家庭内の機器Aが、情報センタCを通じて
クライアントBなどに情報を要求する情報収集提供方法
の説明を行なう。その場合には、主に以下の二つの場合
が考えられる。
【0086】第1の場合は利用者が何らかの情報を入手
したい場合であり、利用者が要求情報を情報センタCに
対して送る場合である。
【0087】第2の場合は、家庭内の機器Aの計測部7
が何らかの異常などを判断して、自動的に情報センタC
に対して情報を要求する場合である。
【0088】図15は、第1の場合における処理を示す
フローチャートである。図15を参照して、家庭内の機
器Aの利用者は、何らかの情報が必要な時に、その機器
あるいはネットワークに接続されている他の機器を用い
て情報センタCにアクセスする(S65)。
【0089】家庭内の機器Aの利用者がステップS65
にて情報センタCにアクセスすると、利用者情報管理部
20にてIDおよびパスワードなどの認証が行なわれる
(S66)。
【0090】ステップS66で認証に失敗すればこのプ
ログラムは終了する。ステップS66で認証に成功した
場合は、利用者が必要としている情報を示す情報を情報
センタCに提供する(S67)。ここでの提供する情報
は図16に示す情報であり、重要度を示すランク情報、
および必要な情報を意味するキーワードである。本実施
の形態においては、利用者はビデオの情報を要求するも
のとし、キーワードとして製造元の会社(○○会社)、
ビデオ、S−VHSの情報と、ランク情報としてランク
A(重要)の情報を情報センタCに提供する。
【0091】ステップS67で情報センタCに提供され
た上記の必要情報は、制御部22にて図14に示す利用
者テーブルに追加および更新される(S68)。制御部
22は、利用者情報管理部20に管理されている利用者
テーブルに追加および更新された情報によって、クライ
アントBから提供された情報の中から利用者に要求され
た情報を利用者に提供する(S69)。その提供方法
は、図12のフローチャートに示されている。本実施の
形態においては、利用者は○○会社製のS−VHSのビ
デオの情報を要求しているので、複数のクライアントB
より提供されているさまざまな情報の中から、該当する
ビデオの広告などを送る。また利用者は、以上により情
報センタCに必要情報を要求できるようになる。
【0092】上述のように、家庭内の機器Aのサービス
を一括して情報センタCが統括する情報収集提供システ
ムを提供することにより、各機器の利用者は機器ごとの
サービスに加入する必要がなくなる。また、情報センタ
Cが各家庭の各機器の情報を収集するため、情報センタ
Cはその情報をビジネスに利用することもできる。さら
に、情報センタCはその個人情報をクライアントBなど
の第三者に対して漏らすことなく提供できるために、有
効な情報提供手段となる。
【0093】例えば、クライアントBはテレビ放送受信
機を購入して10年経つ家庭に対して広告を提供したい
と思うと、情報センタCに対してその意を告げて広告を
情報センタCに提供する。情報センタCは、収集して分
類された情報の中から、該当する家庭に対して新製品の
広告を提供できることになる。
【0094】このように機器情報を取得できるシステム
により、クライアントBである広告主は、より精度の高
い広告を提供することも可能である。例えば、テレビ放
送受信装置をつける時間の統計により、一番テレビ放送
受信装置をつける時間に広告を提供することも可能にな
る。また、各機器に対して利用時に有効な広告を提供す
ることも可能になる。
【0095】また、例えば、クライアントBは冷蔵庫の
扉の開閉の回数や設置場所などを知りたい場合に、その
情報が予め情報センタCや各家庭の冷蔵庫に蓄積されて
いるのであれば取得することが可能であるし、蓄積され
ていない場合は、その情報を蓄積するソフトを情報セン
タCを介して各家庭の冷蔵庫にインストールしてもらう
ことにより取得可能になる。
【0096】クライアントBはそのような情報の各家庭
ごとの統計を得られるために、そのような情報を次機種
の開発に利用することが可能になる。
【0097】なお、家庭内の機器Aが、情報センタCを
通じてクライアントBなどに情報を要求する、上記以外
の第2の場合について、以下に説明を行なう。
【0098】図17は、第2の場合の異常時などにおけ
る処理を示すフローチャートである。
【0099】家庭内の機器Aは、通常、計測部7におい
て機器変化情報蓄積部4の計測内容に対して制御部6の
指示に従い計測をしている。図17を参照して、計測部
7において計測された結果は、制御部6で判断される
(S71)。
【0100】ステップS71にて通常の計測結果の場合
は、機器変化情報蓄積部4に図6に示す保存情報内容フ
ァイルが作成される(S72)。以降は通常動作が行な
われ、異常時などにおけるプログラムは終了する。
【0101】ステップS71にて制御部6が異常有りと
判断したときは、緊急送信ファイルが作成される(S7
3)。
【0102】図18に緊急送信ファイルを表わす図を示
す。図18は、本実施の形態において、ある機器のチェ
ックを行なった結果を示している。図18を参照して、
緊急送信ファイルは、緊急性を示すランク、製品型番、
その他機器ごとの必要な情報、および図6に示す保存情
報内容ファイルで構成される。
【0103】作成された緊急送信ファイルは、通信部制
御部2において、緊急性ランクに基づき、すぐに送信す
るファイルかどうか判断され(S74)、送信すると判
断されるとただちに情報センタCに送信される(S7
5)。
【0104】ステップS74で緊急性ランクに基づいて
すぐには送信しないと判断され、待機する場合は、利用
者に知らせ、利用者の指示に従う(S76)。
【0105】ステップS75で情報センタCに送信され
た緊急送信ファイルは、情報センタCの通信制御部12
で緊急性が判断される。情報センタCは、制御部22、
通信制御部12、および通信部11を介して、その機器
の製造元(クライアントB)に対して、緊急送信ファイ
ルを送る(S77)。
【0106】ステップS77で緊急送信ファイルを送付
されると、クライアントBは適切な処置を情報センタC
を介して利用者に提供する(S78)。ステップS78
での適切な処置を利用者に提供する手段についてはここ
では述べないが、利用者に対して点検をするように通知
する、危険がある場合は情報センタCを介して機器を停
止して、利用者に状況を伝える、および異常箇所を修正
するプログラムを提供するなどが考えられる。
【0107】このようなしくみがあれば、ネットワーク
越しに機器の不良状態などをチェックおよび修正するこ
とも可能になる。機器が緊急状態を告知すれば、その情
報をクライアントBに提供することも可能になる。ま
た、リコール情報などを、クライアントB側が情報セン
タCにその情報を提供することで確実にその機器の利用
者に対して伝えることが可能になる。さらに、そのよう
なときに、情報センタCは利用者が故障して新たな機器
を購入したいなどの情報を入手できるので、クライアン
トBは利用者のニーズにあった広告を提供することがで
きる。
【0108】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態においては、第1に実施の形態に述べた情報収集
提供システムが行なう課金方法について説明する。本実
施の形態においては、情報を要求しているクライアント
Bは、その情報の調査費用として一定額を情報センタC
に支払っている。
【0109】第2の実施の形態における情報収集提供シ
ステムの構成およびその処理は、第1の実施の形態にお
ける情報収集提供システムの構成およびその処理と同様
であるため、ここでの説明は繰返さない。
【0110】本実施の形態においては、情報収集提供シ
ステムを用いて、クライアントBは、例えば、冷蔵庫の
扉の開閉の回数とテレビ放送受信装置の視聴時間との関
係を調べるものとする。
【0111】図19に、本実施の形態における課金方法
における処理の流れを表わすフローチャートを示す。
【0112】図19を参照して、クライアントBが上述
の調査を行ないたいとき、クライアントBは、情報セン
タCに対して調査を依頼する(S81)。
【0113】クライアントBより上述の依頼を受けた情
報センタCは、利用者が、すでに冷蔵庫の扉の開閉回数
とテレビ放送受信装置の視聴履歴を情報センタCに蓄積
している場合は(S82でyes)、その利用者に対し
て、クライアントBに対して該当する情報を提供してい
いかどうかを尋ねる通知をする(S83)。もしくは蓄
積する手段を持っていない利用者に対して、新しく蓄積
する機能を追加していいかどうかを尋ねる通知をする
(S84)。
【0114】利用者が上述の通知に対して承諾した場合
において(S83でyesまたはS84でyes)、情
報センタCは、利用者に対する情報をクライアントBに
提供する(S85)。さらに情報を提供してくれる利用
者に対して、情報センタCは、クライアントBが情報セ
ンタCに支払った調査費用から、費用および利益を情報
センタCの費用として計上した残りの金額を提供する
(S86)。つまり、利用者が家庭内の機器Aの情報を
提供することで、調査会社からの調査費用の一部が利用
者に還元されるようになる。
【0115】従来、各家庭が本発明のような情報収集提
供システムに加入する場合、情報センタCに対して支払
う費用は通常高額であり、利用者はなかなか加入しづら
いものであった。しかし、本発明の情報収集提供システ
ムは、このような利益還元型サービスを提供すること
で、クライアントBからの広告費用および調査費用の一
部が利用者に直接還元されるようになる。この結果、ク
ライアントBおよび利用者は低投資でこのようなサービ
スを享受できるようになる。さらに、クライアントBか
ら情報収集を承諾した利用者には、家庭内の機器Aの情
報をクライアントBに提供することで代価を得られると
いうメリットが発生する。
【0116】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における情報収集
提供システムの構成を示す図である。
【図2】 図1に示された家庭内の機器Aの、本実施の
形態に関する部分の機能的構成を示すブロック図であ
る。
【図3】 図1に示される、本実施の形態における情報
センタCの、機能的構成を示すブロック図である。
【図4】 家庭内の機器Aを情報センタCに登録する処
理の流れを示すフローチャートである。
【図5】 図2に示された家庭内の機器Aの機器固有情
報蓄積部3に蓄積されている機器情報について示した図
である。
【図6】 図2に示される、家庭内の機器Aの機器変化
情報蓄積部4で蓄積される機器情報について示した図で
ある。
【図7】 情報センタCのデータ蓄積部14に保存され
ている、利用者ごとの番号と全体情報の番号との対比表
を示した図である。
【図8】 情報センタCのデータ蓄積部14に蓄積され
ている全体情報のテーブルを表わす図である。
【図9】 情報センタCに蓄積されている、家庭内の機
器Aからの提供される情報を更新する処理の流れを示し
たフローチャートである。
【図10】 情報センタCに蓄積されている、家庭内の
機器Aからの提供される情報を更新する処理の流れを示
したフローチャートである。
【図11】 クライアントBから情報センタCに依頼が
あった場合の、情報の収集提供の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図12】 クライアントBが利用者にプログラムなど
の情報を提供する処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図13】 本実施の形態においてクライアントBが提
供する情報を表わした図である。
【図14】 利用者ランクテーブルを示した図である。
【図15】 家庭内の機器Aが、情報センタCを通じて
クライアントBなどに情報を要求する情報収集提供方法
において、利用者が何らかの情報を入手したい場合にお
ける処理を示すフローチャートである。
【図16】 情報センタCに提供する、利用者が必要と
している情報を示す図である。
【図17】 家庭内の機器Aが、情報センタCを通じて
クライアントBなどに情報を要求する情報収集提供方法
において、異常時などにおける処理を示すフローチャー
トである。
【図18】 緊急送信ファイルを表わす図である。
【図19】 本実施の形態における課金方法における処
理の流れを表わすフローチャートである。
【符号の説明】
A 家庭内の機器、A1 ネットワークに接続された家
庭内の機器、A2 ネットワークに接続されていない家
庭内の機器、B クライアント、C 情報センタ、n,
k 保存情報に付加されている番号、1 家庭内の機器
Aの通信部、2家庭内の機器Aの通信制御部、3 機器
固有情報蓄積部、4 機器変化情報蓄積部、5 プログ
ラム登録変更部、6 家庭内の機器Aの制御部、7 計
測部、8 その他情報蓄積部、11 情報センタCの通
信部、12 情報センタCの通信制御部、13 受信デ
ータ蓄積部、14 データ蓄積部、15 テーブル作成
部、16 依頼情報管理部、17 情報検索部、18
送信情報判断部、19送信データ蓄積部、20 利用者
情報管理部、21 照会部、22 情報センタCの制御
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 宏之 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3E038 AA03 BA09 CA01 CA02 CB03 GA03 5B089 GA11 GA23 HA10 JA33 JA36 JB14 JB15 JB16 KA17 KC32 KC58 5K048 BA12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続されている家庭内の
    機器と、 前記家庭内の機器に情報を提供したり前記家庭内の機器
    の情報を蓄積するサーバを持った情報センタと、 前記情報センタを介して前記家庭内の機器に情報を提供
    したり前記家庭内の機器の情報を取得したりする複数の
    クライアントとから構成される情報収集提供システムで
    あって、 前記家庭内の機器は、 前記家庭内の機器に固有の情報を蓄積する第1の蓄積手
    段と、 前記家庭内の機器の時間により変化する情報を蓄積する
    第2の蓄積手段と、 前記第1および第2の蓄積手段によって蓄積された情報
    の内容を変更する変更手段と、 前記第1および第2の蓄積手段によって蓄積された情報
    および前記変更手段によって変更された情報を情報セン
    タとの間でやり取りする通信手段とを備え、 前記情報センタは、 前記家庭内の機器から得られた情報を収集する収集手段
    と、 前記収集手段によって収集された情報を蓄積する蓄積手
    段と、 前記蓄積手段によって蓄積された情報を分類する分類手
    段と、 複数の前記クライアントから得られた情報を所定の家庭
    内の機器に提供する第1の提供手段と、 前記家庭内の機器から得られた情報を前記クライアント
    に提供する第2の提供手段とを備え、 前記クライアントは、 前記家庭内の機器に提供する情報を前記情報センタに提
    供する提供手投と、 前記情報センタから前記家庭内の機器の情報を取得する
    取得手段とを備え、 前記情報センタは前記家庭内の機器の情報を漏らすこと
    なく、情報源を必要としている前記クライアントに対し
    て必要としている情報源を提供し、情報を必要としてい
    る前記家庭内の機器に必要としている情報を提供するこ
    とを特徴とする、情報収集提供システム。
  2. 【請求項2】 前記家庭内の機器にかえて、 ネットワークに接続されていない他の家庭内の機器の情
    報を入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された情報を前記情報センタ
    に提供する提供手段とを備えた、 ネットワークに接続されている家庭内の機器を備えてい
    ることを特徴とする、請求項1に記載の情報収集提供シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記家庭内の機器の前記第1および第2
    の蓄積手段によって蓄積される情報が、内部にあるメモ
    リ、もしくは取付け可能な外部機器のメモリに蓄積さ
    れ、前記情報センタからの指示により変更されることが
    可能であることを特徴とする、請求項1に記載の情報収
    集提供システム。
  4. 【請求項4】 前記情報センタが、 第1のテーブルで各家庭ごとの家庭内の機器の情報を管
    理する第1の管理手段と、 第2のテーブルですべての情報を管理する第2の管理手
    段と、 前記第1および第2の管理手段によって管理された情報
    を詳細に分類する分類手段と、 前記分類手段によって分類された情報の中から、前記ク
    ライアントが必要とする情報を提供する提供手段とをさ
    らに備えたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか
    に記載の情報収集提供システム。
  5. 【請求項5】 前記情報センタが、 前記クライアントより、前記家庭内の機器に対して機能
    の追加を要求された場合に、前記家庭内の機器および前
    記家庭内の機器の利用者に対して、追加する前記機能に
    対する判断を尋ねる手段と、 前記家庭内の機器もしくは前記家庭内の機器の利用者か
    ら前記機能の追加に許可があった場合に、前記家庭内の
    機器のうち前記機能の追加の対象である機器に対して、
    前記機能の情報を提供する提供手段とをさらに備え、 前記家庭内の機器が、 前記情報センタから得た新たな前記機能の情報を実行す
    る実行手段をさらに備え、 前記クライアントから前記情報センタに支払われる費用
    の一部を、前記情報センタが前記家庭内の機器の利用者
    に還元することを特徴とする課金方法を行なう、請求項
    1〜4のいずれかに記載の情報収集提供システム。
  6. 【請求項6】 前記情報センタが、 得られた情報のランクを判断するランク判断手段と、 前記ランク判断手段によってランクが判断された情報を
    前記家庭内の機器および前記家庭内の機器の利用者に提
    供するかどうか判断する第1の提供判断手段と、 前記ランク判断手段によってランクが判断された情報を
    前記クライアントに提供するかどうか判断する第2の提
    供判断手段とをさらに備えたことを特徴とする、請求項
    1〜5のいずれかに記載の情報収集提供システム。
  7. 【請求項7】 前記情報センタが、 前記家庭内の機器に提供した前記クライアントから提供
    された情報の内容や日付などを蓄積する情報を記憶する
    記憶手段と、 前記記憶手段によって記憶された情報に基づいて、再度
    前記情報センタから提供された情報を家庭内の機器に提
    供するかどうかなどを判断する判断手段とをさらに備え
    たことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の
    情報収集提供システム。
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