JP4677295B2 - 現場調査報告作成支援システム - Google Patents

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本発明は、既存建物の修理・修繕を行うための現場調査の報告書作成を支援するシステムに係り、特に、不具合箇所、劣化状況を容易に入力でき、撮影したデジタル写真と容易に関連付けることができ、見積概算を容易に計算できる現場調査報告作成支援システムに関する。
昨今、マンションの建て直し、いわゆるスクラップアンドビルドから既存の建物を修理・修繕して長く活用するストックの時代になり、多くのマンションで定期的に大規模修繕工事が行われるようになってきた。
このような大規模修繕工事に当たって、既存建物の劣化状況を調査し、劣化部の改修方法の提案と改良設計の提案が為されている。とりわけ、既存建物の劣化状況の調査及びその後の報告書作成、見積概算の計算は時間と労力を要する作業となっていた。
従来の調査方法は、紙の竣工図からスキャナーで読み込んだりしてCADに図面を起こす。現場では、係員が目視又は器具を使用して、不具合部や劣化状況を手書きで図面に落とし込む。持ち帰った調査記録をパソコンの図面に整理しながら作図する。劣化の状況を項目毎に集計し、劣化の状況に応じて、改修案を提案する。更に、概算工事金額を見積もり、施主に報告書としてまとめ、報告・説明する。
尚、既存建物の品質評価を行うことができるシステムとして、平成17(2005)年5月12日公開の特開2005−122460号公報「中古共同住宅評価システム等」があり(特許文献1)、また、平成16(2004)年6月3日公開の特開2004−157788号公報「建物性能総合評価システム等」がある(特許文献2)。
特開2005−122460号公報 特開2004−157788号公報
しかしながら、上記従来の建物の劣化状況の調査及び報告書まとめの作業は、手間が掛かり、現場調査後のデータ及び写真の整理、それから修繕のための改修案及び工事見積概算をまとめ上げるのに甚大な手間が掛かるという問題点があった。
本発明は上記実状に鑑みて為されたもので、現場調査を確実に行うことができ、更に作業を共通化及び迅速化でき、調査及び報告書作成の労力を大幅に軽減できる現場調査報告作成支援システムを提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、建物の図面を表示させるコンピュータ装置と、サーバとを備える現場調査報告作成支援システムであって、コンピュータ装置が、建物の種々の不具合を複数のアイコンとして登録して記憶する記憶部と、アイコンが表示された建物の図面上に付与されると、アイコンと建物の図面位置を関連付けて記憶し、当該アイコンの起動によって調査カードを開くと、当該調査カードに調査日時のデータ、アイコンに対応した不具合内容を設定する制御部とを有し、サーバが、コンピュータ装置から複数の調査カードのデータと、現場で撮影されたデジタルカメラの複数の写真データとを取り込むインタフェース部と、取り込んだ調査カードの調査日時のデータと写真データの撮影日時のデータを基に、特定の調査カードの調査日時から次の調査カードの調査日時までの間に、撮影日時が含まれる写真データを特定の調査カードに関連付ける処理を行う制御部とを有することを特徴とする。
本発明は、上記現場調査報告作成支援システムにおいて、表示された建物の図面上に不具合のアイコンを付与するのに、当該アイコンのドラッグアンドドロップで行い、調査カードには、調査範囲、部位、不具合の状況、数量が登録されることを特徴とする。
本発明は、上記現場調査報告作成支援システムにおいて、サーバが、表示部を備え、サーバの制御部が、関連付けた調査カードと写真データとを表示部に並べて表示することを特徴とする。
本発明は、上記現場調査報告作成支援システムにおいて、サーバが、補修材料の単位数量の単価を記憶するテーブルを備える記憶部を備え、サーバにはデータベース接続され、サーバの制御部が、取り込んだ調査カードのデータと写真データをデータベースに記憶し、データベースに記憶された調査カードについて部位毎で不具合の種類毎に数量を集計し、前記テーブルを参照して改修案に基づく補修に使用する材料の単価を読み込み、集計した数量に単価を乗算して不具合の種類毎に補修金額を算出することを特徴とする。
本発明は、上記現場調査報告作成支援システムにおいて、サーバの制御部が、不具合の種類毎に算出された補修金額を部位毎に集計し、これらを合計して工事見積概算を算出することを特徴とする。
本発明によれば、物の図面を表示させるコンピュータ装置と、サーバとを備える現場調査報告作成支援システムであって、コンピュータ装置が、建物の種々の不具合を複数のアイコンとして登録して記憶する記憶部と、アイコンが表示された建物の図面上に付与されると、アイコンと建物の図面位置を関連付けて記憶し、当該アイコンの起動によって調査カードを開くと、当該調査カードに調査日時のデータ、アイコンに対応した不具合内容を設定する制御部とを有し、サーバが、コンピュータ装置から複数の調査カードのデータと、現場で撮影されたデジタルカメラの複数の写真データとを取り込むインタフェース部と、取り込んだ調査カードの調査日時のデータと写真データの撮影日時のデータを基に、特定の調査カードの調査日時から次の調査カードの調査日時までの間に、撮影日時が含まれる写真データを特定の調査カードに関連付ける処理を行う制御部とを有する現場調査報告作成支援システムとしているので、現場において調査報告のデータ入力を正確且つ容易に行うことができ、調査報告書を容易に作成できる効果がある。
本発明によれば、サーバが、表示部を備え、サーバの制御部が、関連付けた調査カードと写真データとを表示部に並べて表示する上記現場調査報告作成支援システムとしているので、調査報告書を容易に作成できる効果がある。
本発明によれば、サーバが、補修材料の単位数量の単価を記憶するテーブルを備える記憶部を備え、サーバにはデータベース接続され、サーバの制御部が、取り込んだ調査カードのデータと写真データをデータベースに記憶し、データベースに記憶された調査カードについて部位毎で不具合の種類毎に数量を集計し、前記テーブルを参照して改修案に基づく補修に使用する材料の単価を読み込み、集計した数量に単価を乗算して不具合の種類毎に補修金額を算出する上記現場調査報告作成支援システムとしているので、部位毎で不具合の種類毎に補修金額を容易に算出できる効果がある。
本発明によれば、サーバの制御部が、不具合の種類毎に算出された補修金額を部位毎に集計し、これらを合計して工事見積概算を算出する上記現場調査報告作成支援システムとしているので、工事見積概算を容易に算出できる効果がある。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態に係る現場調査報告作成支援システムは、調査現場ではモバイルPCでCAD図面上に不具合アイコンを付与してそれを開いて調査カードに不具合内容を記述し、デジタルカメラで不具合を撮影し、調査カードの内容とデジタル写真のデータをサーバで取り込むと、調査カードにデジタル写真のデータを関連付け、調査報告を生成し、調査カードから部位毎の不具合の種類又は内容毎に不具合の数量を算出し、当該不具合に対応する改修案に基づき使用する材料の単価に数量を掛け合わせて、部位における不具合の種類又は内容毎に補修金額を算出し、それらを合計して見積概算を算出するものであり、現場での入力作業を正確且つ容易にし、調査報告書を容易に作成でき、見積概算を容易に算出できるものである。
[システムの全体構成]
本発明の実施の形態に係る現場調査報告作成支援システムについて図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る現場調査報告作成支援システムの全体構成図である。
本発明の実施の形態に係る現場調査報告作成支援システム(本システム)は、図1に示すように、全体の主要な制御を行うサーバ1と、サーバ1に接続する表示部2と、CAD図面のデータ、現場調査関連のデータ、工事見積概算のデータを記憶する調査関連DB3と、更に現場に持ち込むモバイルPC4と、デジタルカメラ5とを基本的に備えている。
尚、図示していないが、サーバ1にはキーボード、マウス等の入力部が備えられている。
次に、本システムの各部について具体的に説明する。
[サーバ]
サーバ1は、図1に示すように、制御部11と、メインメモリ12と、記憶部13と、インタフェース14とを備えている。記憶部13には、本発明の特徴部分である処理プログラムが記憶されている。処理プログラムの処理内容については後述する。
制御部11は、サーバ1内の全体の制御を行うものであり、特に、記憶部13に記憶されている処理プログラムをメインメモリ12にロードして展開し、当該処理プログラムを実行させる。
メインメモリ12は、データ、パラメータ等を一時的に記憶するメモリであり、処理プログラムがロードされて展開される。
記憶部13は、データ、プログラム、テーブル等が記憶される。
インタフェース14は、サーバ1と外部装置とを接続するためのインタフェース部であり、具体的には、表示部2に接続するインタフェース部と、調査関連DB3に接続するインタフェース部と、モバイルPC4に接続(無線接続)するインタフェース部と、デジタルカメラに接続するインタフェース部とを備えている。
[調査関連DB]
調査関連DB3には、上記CAD図面のデータ、現場調査関連のデータ、工事見積概算のデータを記憶し、その中で現場調査関連データには、不具合アイコンのデータと、劣化箇所毎の劣化状況のデータと、対応する写真データとが含まれ、工事見積概算のデータには改修案のデータ等が含まれる。
[モバイルPC]
モバイルPC4は、作業員が現場に持ち込み、内部の記憶部にCAD図面が記憶され、更に当該CAD図面に付与する複数の不具合アイコン(図2参照)が予め登録されて記憶されている。図2は、不具合アイコンの一例を示す図である。
調査員が不具合箇所を発見すると、モバイルPC4で画面上の不具合アイコンをドラッグアンドドロップでCAD図面上の不具合箇所に付与し、そのアイコンを開くと定型フォーマットの調査カード(図3参照)に記入可能となる。図3は、調査カードの一例を示す図である。
[不具合アイコン]
ここで、不具合アイコンについて図2を参照しながら説明する。
不具合アイコンは、図2に示すように、調査現場における不具合、例えば、「クラック」「クラック補修跡」「曝裂、欠損」「タイル浮き・割れ」「吹付面浮き・割れ」「エフロレッセンス」「長尺の劣化(縮み)」「長尺の浮き」等を特徴的な図柄で表したものである。
図2では、左側にアイコンを示し、右側に不具合の簡単な内容を示しており、左側のアイコンのいずれかを選択して不具合箇所にドラッグ&ドロップでCAD図面に貼り付ける。
不具合アイコンがCAD図面に貼り付けられると、不具合アイコンの情報とCAD図面での位置の情報とを関連付けして記憶部13に記憶する。
図面貼り付けられた不具合アイコンについてマウスの右ボタンクリックを行い、メニュー一覧から調査カードを開くことができるようになっている。つまり、メニュー一覧に調査カードを開くためのアプリケーションが組み込まれている。
また、マウスの左ボタンのダブルクリックによって調査カードを開くことができるようプログラム制御するようにしてもよい。
[調査カード]
調査カードは、図3に示すように、上記動作によって起動して開かれると、自動的に「識別番号」「調査日時」「不具合」の内容が書き込まれる。不具合アイコンは、不具合の内容毎に定められているため、そのアイコンから調査カードが開かれると不具合の内容が特定される。
調査カードの記載項目としては、その他、「調査範囲」「部位」「不具合の幅」「不具合の長さ」「不具合の現状」があり、調査員が現場にてそれらを書き込むものである。
調査カードは、調査終了後に、不具合の内容毎に分類されて集計され、見積概算のデータとして用いられる。見積概算算出処理については後述する。
[処理動作]
次に、本システムの処理動作について、調査処理、調査報告作成支援処理、見積概算算出処理を順に説明する。
調査処理は、調査員による現場の調査を支援するためにモバイルPC4で為される処理であり、調査報告作成支援処理は、調査結果に基づいて調査報告書の作成を支援するためにサーバ1で為される処理であり、見積概算算出処理は、作成された調査報告書に対する改修案等に従って見積概算を算出するためサーバ1で為される処理である。
[調査処理]
作業員は、モバイルPC4とデジタルカメラ5を持参して調査現場に出向き、不具合箇所を発見するとモバイルPC4を動作させて調査処理プログラムを起動させる。調査処理プログラムの起動によって表示部の表示画面に該当のCAD図面を表示させると共に複数の不具合アイコンが画面の一部に表示される。
そして、画面に表示させたCAD図面上に該当する不具合アイコンをドラッグアンドドロップで付与し、そのアイコンを開いて調査カードに必要事項を記入する。そして、不具合箇所をデジタルカメラ5で撮影する。撮影されたデジタル写真には撮影日時のデータ(写真ファイル作成の日時データ)が属性として付与される。
CAD図面上に不具合アイコンが付与された状態を図4に示す。図4は、CAD図面に不具合アイコンが付与された概略図である。
図4において、マンションの見取図のCAD図面上で、a部分では、廊下でタイル浮き・割れの不具合が生じており、b部分では、クラックの不具合が生じていることが、アイコンによって認識できる。
調査カードは、起動されて開かれると、識別番号、調査日時(調査カード作成日時)、不具合アイコンに応じた不具合内容が自動的に記述され、それ以外は、作業員が調査範囲、部位、不具合の幅、長さ、現状が記入される。
[調査報告作成支援処理]
現場作業終了後、作業員がモバイルPC4とデジタルカメラ5を事務所に持ち帰って、サーバ1は調査報告作成支援処理プログラムを動作させ、モバイルPC4とデジタルカメラ5のデータをサーバ1に送信すると、調査カードにおける調査日時とデジタル写真の撮影日時のデータとの関連付けを行い、報告書の左側に写真を右側に調査カードが並ぶように時系列に配列する。
関連付けは、調査カードを記入した後に写真撮影をすることとすれば、n番目の調査カードの調査日時から時間的に次(n+1番目)の調査カードの調査日時の間に撮影された写真データは、全てn番目の調査カードに関連する写真として関連付け処理する。調査カードに対して写真が複数枚ある場合には、1枚目の写真に記入済みの調査カードを対応付け、他の写真には空白の調査カードを割り当てる。
そして、作業者又は監督者は、報告書作成に必要な写真の取捨選択を行い、選択された写真と調査カードとの対応付けを行う。このようにして、調査報告書が作成される。
調査カードと写真データの関連付けの処理について図5を参照しながら説明する。図5は、調査カードと写真データの関連付けの処理を示すフローチャートである。
サーバ1の制御部11は、対象の調査カード(n番目)の調査日時を取得する(S1)。次に、n+1番目の調査カードの調査日時を取得する(S2)。
次に、n番目の調査カードの調査日時からn+1番目の調査日時までに撮影された写真データを取得する(S3)。具体的には、n番目からn+1番目の調査日時の時間帯に含まれる撮影時刻の写真データを抽出することになる。
そして、取得した写真データをn番目の調査カードに関連付ける処理を行う(S4)。具体的な関連付けは、調査カードの属性データに関連する写真データのファイル名を書き込むようにすることで実現できる。
尚、写真と調査カードが対応付けられた状態を図6に示す。図6は、写真と調査カードを対応付けた概略図である。
[見積概算算出処理]
更に、サーバ1の見積概算算出処理プログラムは、調査カードを不具合の種類又は内容毎に分類し、種類又は内容毎の不具合の合計を算出する。例えば、廊下のクラック幅0.3mmが23.4mのような集計を行う。それら不具合に対する具体的改修案と修理・修繕に使用する材料を特定すると、材料の単価、不具合の単位長さ当たりに応じた使用材料の量をテーブルとして保持し、当該テーブルから不具合の種類又は内容毎に修理・修繕の費用を計算し、それらをまとめ上げて工事見積の概算を算出する。
工事見積の概算を図7に示す。図7は、工事見積の概算の概略図である。
図7では、塗装面下地補修の部位についての見積となっている。見積内容としては、補修の種類又は内容(名称)、当該補修に対する仕様・形状等、補修の数量、補修の単位、補修材料等の単価、補修の金額となっている。
補修の内容は、不具合の種類を示しており、仕様・形状等は、当該補修に対する改修案及び修理等の材料を示しており、数量は、調査カードにおける不具合の長さを示したものであり、単価は、仕様・形状等により特定された単位当たりの費用であり、金額は、数量に単価を掛け合わせたものである。当該金額を部位毎に合計すると、部位毎の見積概算が算出され、更にそれらを合計すると、工事全体の見積概算が算出される。
図7では、例えば、No.1として、0.3mm未満のクラック(ひび割れ)の補修について、樹脂モルタル擦り込みを行うよう材料及び改修案が示されており、調査カードを集計して、0.3mm未満のひび割れの総合距離を数量として算出し、補修に要する単価を数量に掛け合わせて、当該補修の内容に対応する補修の金額を算出する。そして、部位毎に見積概算を算出し、更に工事全体の見積概算を算出する。
このようにして、不具合の種類又は内容に応じた補修の金額が計算されるようになっている。
[効果]
本発明の実施の形態によれば、調査現場での入力を容易にするために不具合アイコンを用意し、更にその後の報告書作成及び概算集計を容易にする調査カードを用意して、作業効率の向上を図ったものである。
また、調査カードと撮影されたデジタル写真とを時間的に関連付けて調査報告書に自動的に配置するようにしているので、調査報告の作業効率を大幅に向上できる。
また、調査カードは、不具合の種類又は内容毎に集計されて、費用算出のテーブルから材料の単価、単位長さ当たりの使用材料の量から不具合の種類毎の費用を算出し、それらを表形式にまとめ上げて総計を計算することで工事見積概算を容易に算出できる。
本発明は、現場調査を確実に行うことができ、更に作業を共通化及び迅速化でき、調査及び報告書作成の労力を大幅に軽減できる現場調査報告作成支援システムに好適である。
本発明の実施の形態に係る現場調査報告作成支援システムの全体構成図である。 不具合アイコンの一例を示す図である。 調査カードの一例を示す図である。 CAD図面に不具合アイコンが付与された概略図である。 調査カードと写真データの関連付けの処理を示すフローチャートである。 写真と調査カードを対応付けた概略図である。 工事見積の概算の概略図である。
符号の説明
1…サーバ、 2…表示部、 3…調査関連DB、 4…モバイルPC、 5…デジタルカメラ、 11…制御部、 12…メインメモリ、 13…記憶部、 14…インタフェース

Claims (5)

  1. 建物の図面を表示させるコンピュータ装置と、サーバとを備える現場調査報告作成支援システムであって、
    前記コンピュータ装置が、
    建物の種々の不具合を複数のアイコンとして登録して記憶する記憶部と、
    前記アイコンが表示された建物の図面上に付与されると、前記アイコンと建物の図面位置を関連付けて記憶し、当該アイコンの起動によって調査カードを開くと、当該調査カードに調査日時のデータ、前記アイコンに対応した不具合内容を設定する制御部とを有し、
    前記サーバが、
    前記コンピュータ装置から複数の調査カードのデータと、現場で撮影されたデジタルカメラの複数の写真データとを取り込むインタフェース部と、
    取り込んだ調査カードの調査日時のデータと写真データの撮影日時のデータを基に、特定の調査カードの調査日時から次の調査カードの調査日時までの間に、撮影日時が含まれる写真データを前記特定の調査カードに関連付ける処理を行う制御部とを有することを特徴とする現場調査報告作成支援システム。
  2. 表示された建物の図面上に不具合のアイコンを付与するのに、当該アイコンのドラッグアンドドロップで行い、調査カードには、調査範囲、部位、不具合の状況、数量が登録されることを特徴とする請求項1記載の現場調査報告作成支援システム。
  3. サーバが、表示部を備え、
    前記サーバの制御部が、関連付けた調査カードと写真データとを前記表示部に並べて表示することを特徴とする請求項1又は2記載の現場調査報告作成支援システム。
  4. サーバが、補修材料の単位数量の単価を記憶するテーブルを備える記憶部を備え、
    前記サーバにはデータベース接続され、
    前記サーバの制御部が、取り込んだ調査カードのデータと写真データを前記データベースに記憶し、前記データベースに記憶された調査カードについて部位毎で不具合の種類毎に数量を集計し、前記テーブルを参照して改修案に基づく補修に使用する材料の単価を読み込み、集計した数量に単価を乗算して不具合の種類毎に補修金額を算出することを特徴とする請求項記載の現場調査報告作成支援システム。
  5. サーバの制御部が、不具合の種類毎に算出された補修金額を部位毎に集計し、これらを合計して工事見積概算を算出することを特徴とする請求項4記載の現場調査報告作成支援システム。
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