JP2004005380A - 情報管理方法、情報管理装置、情報管理方法をコンピュータに実行させるプログラム、このプログラムを記録した記録媒体、安全パトロール支援装置およびシステム - Google Patents

情報管理方法、情報管理装置、情報管理方法をコンピュータに実行させるプログラム、このプログラムを記録した記録媒体、安全パトロール支援装置およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】位置に関連つけられた各種情報を共通の図面上で管理できるようにする。また、安全パトロールを効率的に行えるようにする。
【解決手段】情報管理装置の表示画面30には、背景図面32上に写真オブジェクト36、イメージオブジェクト38、音声オブジェクト40、安全パトロールオブジェクト等の各種類のオブジェクトがアイコン表示される。これらのオブジェクトは、オブジェクト種類を指定して背景図面30上の該当位置をクリックすることで作成できる。オブジェクトデータの内容は、各アイコン上を右クリックすることで入力することができる。オブジェクトデータは、その位置情報を含めてオブジェクトデータベースに記録される。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、位置に関連付けられた情報を図面上で管理するための情報管理方法、情報管理装置、情報管理方法をコンピュータに実行させるプログラム、およびこのプログラムを記録した記録媒体に関する。また、本発明は安全パトロールを支援するための装置およびシステムにも関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、建設工事の施工現場等では、各担当者が現場を検査して不具合を確かめたり施工写真を撮影するなどして、施工状況に関する情報(以下、施工管理情報という)を収集し、それらの情報に基づいて施工管理が行なわれる。そして、施工管理情報は工事現場内での位置と密接に関連するものであるため、施工図面上に記録することなどにより、位置情報と関係付けて管理しなければならない。例えば、施工部位の不具合に関する情報は、その不具合発生箇所が特定されて初めて意味を持つものであるから、当該情報を位置と関係付けて管理することは必須である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、上記の施工管理情報は、担当者毎あるいは業務内容毎に個別の図面上で管理されていた。また、施工管理情報には、担当者が入力したコメントのほか、写真や音響等様々な種類のものがあるが、これらの情報はその種類に応じて別個に管理されることが一般的であった。このように、従来は、施工現場で採取された様々な情報を統一的に管理することは行われていなかった。そのために、採取された情報から施工状況の全体像を把握することは難しく、必ずしも有効的な施工管理が行われているとはいえなかった。
【0004】
また、施工管理の一環として現場の安全パトロールが行われるが、従前の安全パトロールにおいては、パトロール員が紙ベースの野帳を持って巡回し、不安全行動や不安全状況(本明細書において不安全事象という)を発見するとその場で不安全事象の内容を野帳に書き留め、現場事務所へ戻ると、野帳から転記して安全管理文書を作成していた。このため、従来の安全パトロールでは安全管理文書の作成は二度手間となり、効率が悪かった。また、不安全事象を発見した場合、現場作業者に対して改善を指示する必要があるが、その指示の内容はパトロール員の経験や知識に左右されやすいため指示内容の均質性を保つことは難しかった。さらに、安全パトロールでは、前回の安全パトロールで発見した不安全事象が是正されたことをチェックすることも重要であるが、そのようなチェックを行うために前回のパトロール結果を覚えておかねばならず、パトロール員の負担が大きかった。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、例えば施工現場で採取される情報のように、位置に関連つけられた各種情報を図面上で一元的に管理することが可能な情報管理方法および情報管理装置を提供することを目的とする。また、本発明は、そのような情報管理装置を工事現場等の安全パトロールに適用し、安全パトロールに係わる上記従来の問題点を緩和できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、位置に関連付けられた情報を図面上で管理するための情報管理方法であって、コンピュータにより、
管理対象情報について、当該管理対象情報に関連付けられた位置を表す位置データを取得する位置取得ステップと、
前記取得した位置データを含めて前記管理対象情報を表すオブジェクトをデータベースに記録する記録ステップと、
前記管理対象情報が管理されるべき管理図面を表す図面データを取得する図面取得ステップと、
前記データベースに記録されたオブジェクトの位置データと、前記取得した図面データとに基づいて、前記管理図面上での前記管理対象情報に関連つけられた位置を判別する位置判別ステップと、
前記取得した図面データと、前記判別した位置とに基づいて、当該オブジェクトを表すシンボルを前記管理図面上の前記判別した位置に表示した画像を表示する表示ステップと、を実行することを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、管理対象情報を表すオブジェクトを、当該管理対象情報の位置データを含めて記録して、管理図面上に表示する。このため、位置に関連付けられた管理対象情報を管理図面上で一元的に管理することが可能となる。
【0008】
この場合、前記位置取得ステップは、前記管理図面上で所定の操作が行われた場合にその操作が行われた位置を検知するステップと、該検知した位置に基づいて前記位置データを取得するステップとを含むこととしてもよい。このようにすれば、表示された管理図面で、例えばマウスをクリックする等の所定の操作を行うだけで簡単に位置データを入力できるようになる。
【0009】
また、前記コンピュータに、前記表示されたシンボルに対して所定の操作が行なわれた場合に、当該シンボルで表されるオブジェクトに係わるデータの入力を受け付けるステップと、該入力されたデータを、当該オブジェクトの一部として前記データベースに記録するステップとを更に実行させることとしてもよい。このようにすれば、表示されたアイコン等のシンボル上に所定の操作を行うことにより、オブジェクトの内容を入力できるようになる。
【0010】
また、前記管理対象情報はその内容に応じて複数のカテゴリーに分類されており、前記表示ステップでは、前記オブジェクトを、それが表す管理対象情報の該当するカテゴリーに応じたシンボルで表示することとしてもよい。このようにすれば、表示されたシンボルを見るだけで管理対象情報のカテゴリーを判別できるようになる。
【0011】
この場合、前記複数のカテゴリーは、画像情報、音声情報、およびテキスト情報の少なくとも何れかを含むこととしてもよい。
【0012】
また、前記表示ステップは、所定の表示条件に従って、前記データベースに記録されたオブジェクトのうち表示すべきオブジェクトを抽出するステップと、該抽出したオブジェクトを表示するステップとを含むこととしてもよい。このようにすれば、表示条件に応じて、必要なオブジェクトのみを表示させ、不要なオブジェクトは隠すようにすることができるので、多数のオブジェクトが記録されている場合等にも、効率的な情報管理を行うことが可能となる。
【0013】
また、本発明の情報管理方法において、前記オブジェクトが、安全パトロールにより発見された不安全事象に関する情報を現す安全パトロールオブジェクトを含むようにすることで、安全パトロールに係わる情報管理を行えるようになる。
【0014】
この場合、不安全事象は予め類型化されて各類型毎に不安全原因を示す不安全原因IDが割り当てられており、各不安全原因IDに対応して不安全事象に対する改善指示内容が予め記憶されており、前記データの入力を受け付けるステップでは、前記安全パトロールオブジェクトについて、安全パトロールで発見された不安全事象に該当する不安全原因IDの入力を受け付け、前記コンピュータにより、前記入力された不安全原因IDに対応して記憶された改善指示内容を表示するステップを更に実行することとしてもよい。このようにすれば、安全パトロールで発見された不安全事象について、該当する不安全原因IDを入力するだけでそれに対応した改善指示内容が表示されるので、パトロール員の入力負担が軽減されると共に、不安全事象に対する改善指示内容がパトロール員の経験や知識に左右されることがなくなる。
【0015】
また、前記不安全パトロールオブジェクトは、不安全事象が是正されたか否かを示す情報を含み、前記コンピュータにより、前記不安全パトロールオブジェクトのうち、不安全事象が未是正である不安全パトロールオブジェクトのみを表示させるステップを更に実行することとしてもよい。このようにすれば、未是正の不安全事象が表示されるので、過去の安全パトロールで発見された未是正の不安全事象の確認が容易となる。
【0016】
また、前記コンピュータは、前記安全パトロールオブジェクトについて入力されたデータを所定のサーバーコンピュータへ送信するステップを実行し、前記サーバーコンピュータは、前記送信されてきたデータに基づいて安全管理に係わる文書を作成するステップを実行することとしてもよい。このようにすれば、安全パトロール中に入力されたデータに基づいて安全管理文書を作成できるので、当該文書作成を効率的に行えるようになる。
【0017】
また、本発明に係る安全パトロール支援装置は、
予め複数の類型に分類された不安全事象の各類型について、不安全原因を示す不安全原因IDと、不安全事象に対する改善指示内容とが記憶された記憶部と、安全パトロールにより発見された不安全事象について、当該不安全事象の発生位置を表す位置データを取得する位置取得手段と、
前記取得した位置データを含めて前記不安全事象を表すオブジェクトをデータベースに記録する記録手段と、
前記安全パトロールの対象場所を含む管理図面を表す図面データを取得する図面取得手段と、
前記データベースに記録されたオブジェクトの位置データと、前記取得した図面データとに基づいて、前記管理図面上での不安全事象の発生位置を判別する位置判別手段と、
前記取得した図面データと、前記判別した位置とに基づいて、当該オブジェクトを表すシンボルを前記管理図面上の前記判別した位置に表示した画像を表示する表示手段と、
前記オブジェクトについて、発見された不安全事象に該当する不安全原因IDの入力を受け付けるデータ入力手段と、
前記入力された不安全原因IDに対応して前記記憶部に記憶された改善指示内容を出力する手段と、を備えることを特徴とする。
【0018】
また、このような安全パトロール支援装置と、この安全パトロールと通信可能なサーバーコンピュータとにより安全パトロール支援システムを構成することもできる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態である情報管理装置10の機能ブロック図である。情報管理装置10は、例えばパーソナルコンピュータやPDA端末等のコンピュータにより構成されており、コンピュータ上で所定の情報管理プログラム12が実行されることにより情報管理装置10としての機能が実現される。情報管理装置10は、位置に関係付けられたメモ、画像、音声等の各種情報を背景図面上にオブジェクトとして登録し、これらのオブジェクトを図面上で一元的に管理できるようにするものである。本実施形態では、例えば、施工現場等で採取される施工管理情報を図面上で管理する場合について説明する.
図1に示す如く、情報管理装置10は、コンピュータのCPUにより構成されるプログラム実行部14、ハードディスク装置等の記憶部16、および、ディスプレイ装置等の表示部18を備えている。情報管理プログラム12は、例えば、CD−ROMやDVD−ROM等の媒体を介して、あるいは、ネットワーク経由で外部サーバーからダウンロードされることにより、コンピュータが備える記憶部16にインストールされる。
【0020】
また、情報管理装置10は、ユーザデータベース20、背景図面データベース22、オブジェクトデータベース24、表示条件データベース26、および、画像音声データベース28等のデータベースを備えている。これらのデータベース20〜28は、記憶部16上に構築されている。ただし、データベース20〜28を、情報管理装置10からネットワーク経由でアクセス可能な外部のデータベースサーバー上に設け、複数の情報管理装置10で共有できるようにしてもよい。その場合、後述するように、背景図面データベース22およびオブジェクトデータベース24をネットワーク上に構築することで、複数の情報管理装置10で背景図面やオブジェクトを共有できるようにすることもできる。あるいは、記憶データ量が大きくなる画像音声データベース28のみを外部のデータベースサーバーに設けることとしてもよい。
【0021】
図2は、情報管理装置10の表示部18に表示された情報管理画面30の一例を示す。同図に示すように、情報管理画面30では、例えば、設計図面等の背景図面32の上に、オブジェクトが、その種類に応じた形態のアイコン36〜50等によって表示される。情報管理装置10において使用可能なオブジェクトとしては、例えば、写真オブジェクト(アイコン36)、イメージオブジェクト(アイコン38)、音声オブジェクト(アイコン40)、メモオブジェクト(アイコン42)、仕上検査オブジェクト(アイコン44)、RNCデジタル写真オブジェクト(アイコン46)、リンクオブジェクト(アイコン48)、Webブラウザオブジェクト(アイコン50)、安全パトロールオブジェクト(アイコン52)等のオブジェクトを使用することができる。なお、情報管理プログラム12の各種オブジェクトについて処理を行なうルーチンはDLLとしてモジュール化されており、DLLモジュールを追加することにより、処理が可能なオブジェクトの種類を追加できるようになっている。
【0022】
ここで、本実施形態において位置を表す座標系について説明する。情報管理装置10では、オブジェクト位置や背景図面32の表示範囲の位置等を表す座標系としてマップ座標系と論理座標系とが用いられる。マップ座標系は、各背景図面32を基準とした座標系であり、背景図面32上の一点(例えば左下コーナー)を原点とする座標値が(X,Y)の2次元で表される。また、論理座標系は、背景図面32が表す現実の空間を基準とする座標系であり現実空間内の所定点を原点とする座標が(x,y,z)の3次元で表される。
【0023】
次に、各データベース20〜28の内容について説明する。
ユーザデータベース20には、情報管理装置10の使用権限が与えられた各ユーザについて、ユーザID、氏名、所属会社名、アカウント、パスワード等が記録されている。
【0024】
背景図面データベース22には、背景図面を表すデータ(以下、図面データという)が記録されている。図3は、背景図面データベース22のデータ構成を示す。同図に示すように、背景図面データベース22には、各背景図面について、以下のデータ項目が記録される。
(1)図面ID:背景図面を特定するためのIDを表す。
(2)表示順序:背景図面を選択する画面での表示順序を整数値で表す。
(3)階層レベル:複数の背景図面に階層関係を設定することができるが、その階層レベルを整数値で表す。
(4)図面名称:背景図面の名称を表す。
(5)ファイル名:背景図面を表す画像データ(以下、マップイメージデータという)が格納されたデータファイル名を表す。
(6)マップ表示範囲:背景図面のうち画面上に表示すべき範囲を、その左下コーナーおよび右上コーナーのマップ座標系で表す。
(7)論理表示範囲:上記(6)の表示範囲を論理座標系で表す。なお、高さ(z)座標については表示対象の階数に応じた値に設定されるものとする。
(8)基準点座標:現実空間での所定の2つの基準点に対応する背景図面上の2点の座標をマップ座標系で表す。この基準点座標により論理座標系とマップ座標系との対応関係が定まるから、基準点座標に基づいて論理座標とマップ座標とを相互に変換することができる。
【0025】
オブジェクトデータベース24には、オブジェクトの内容に関するデータ(以下、オブジェクトデータという)が登録されている。オブジェクトデータは、全種類のオブジェクトに共通のデータ(以下、共通データという)とオブジェクトの種類毎に個別のデータ(以下、個別データという)とに区分されており、前者はオブジェクト共通テーブルに、また、後者はオブジェクト種類毎に設けられたオブジェクト個別テーブルに、夫々記録されている。
【0026】
図4は、オブジェクト共通テーブルのデータ構成を示す。同図に示すように、オブジェクト共通テーブルには、各オブジェクトについて、以下のデータ項目が記録されている。
(1)オブジェクトID:各オブジェクトを特定するためのIDを表す。
(2)オブジェクトコード:オブジェクトの種類を表す。
(3)所有者ID:オブジェクトの所有者のユーザIDであり、オブジェクト生成時には作成者のユーザIDとなる。
(4)アイコン番号:複数のアイコンから選択して使用可能なオブジェクト(本実施形態ではリンクオブジェクト、WEBブラウザオブジェクト、仕上げ検査オブジェクト等)の場合に、使用するアイコンを指定する番号である。ただし、仕上げ検査オブジェクトについては、後述するデータ項目「是正状況」に応じてアイコンが変化するようになっている。
(5)キャプション文字列:アイコンに隣接して表示するキャプション文字列を表す。
(6)オブジェクト領域:オブジェクトが存在する領域の左下コーナーおよび右上コーナーの座標を論理座標系で表す。
(7)アイコン表示位置:オブジェクトの表示位置と、オブジェクト領域の中心位置との位置ずれを論理座標系で表す。
(8)有効期間:オブジェクトの有効期間を開始日および終了日の日付で表す。
(9)表示図面:オブジェクトを特定の背景図面上にのみ表示させる場合に、その背景図面の図面IDを表す。
(10)表示ユーザ:オブジェクトを特定のユーザに対してのみ表示させる場合に、そのユーザのユーザIDを表す。
(11)オブジェクト変更者:オブジェクトの内容が変更された場合に、最後の変更者のユーザIDを表す。
(12)マーク位置:アイコンの何れかのコーナー部に表示された三角マークの位置、アイコンからオブジェクトを指す矢印表示の有無やその矢印の位置等を指定する。
(13)編集許可オプション:オブジェクトの削除、移動、変更等の編集操作の許可/禁止を表す。
【0027】
次に、オブジェクト個別テーブルの構成をオブジェクトの種類毎に説明する。なお、オブジェクト個別テーブルには各オブジェクトについてオブジェクトIDが記録され、このオブジェクトIDをキーとしてオブジェクト共通テーブルのデータと関係付けられる。
【0028】
(写真オブジェクト)
図5に示すように、データ項目として「オブジェクトID」、「データ種類」、および「説明文」を含む。「データ種類」は、写真イメージデータのデータ形式(JPEG,BMP,WMF,EMF等)を表す。なお、写真イメージデータ自体は、写真データベースにオブジェクトIDと関係付けて記録される。また、「説明文」は写真オブジェクトに付帯して表示する説明文をテキストデータで表す。
【0029】
(イメージオブジェクト)
図6に示すように、データ項目として「オブジェクトID」、「データ種類」、「表示オプション」、および「説明文」を含む。「データ種類」はイメージデータのデータ形式(JPEG,BMP,WMF,EMF等)を表す。なお、イメージデータ自体は、画像音声データベース28にオブジェクトIDと関係付けて記録される。「表示オプション」は、イメージ回転等の表示方法のオプションを表す。また、「説明文」はイメージオブジェクトに付帯して表示説明文をテキストデータで表す。
【0030】
(音声オブジェクト)
図7に示すように、データ項目として「オブジェクトID」、「データ種類」、および「説明文」を含む。「データ種類」は、音声データのデータ形式(WAV等)を表す。なお、音声データ自体は、画像音声データベース28にオブジェクトIDと関係付けて記録される。また、「説明文」は、音声オブジェクトに付帯して表示する説明文をテキストデータで表す。
【0031】
(メモオブジェクト)
図8に示すように、データ項目として「オブジェクトID」、「メモ本体」を含む。「メモ本体」は、メモの内容をテキストデータで表す。
【0032】
(仕上検査オブジェクト)
仕上検査オブジェクトは、建設現場等での仕上検査の結果を登録するためのものである。図9に示すように、データ項目として「オブジェクトID」、「検査部位」、「検査項目」、「施工会社」、および「是正状況」を含む。「検査部位」および「検査項目」は、夫々、仕上げ検査部位および検査対象を検査マスタファイルに登録された項目の中から項目IDで指定する。「施工会社」は、検査対象箇所を施工した会社を、会社マスタファイルに登録された会社の中から会社IDで指定する。また、「是正状況」は、検査対象の不具合が是正されたか否かを表す。
【0033】
(RNCデジタル写真オブジェクト)
RNCデジタル写真オブジェクトは、建設現場等でデジタルカメラで多数の写真を撮影する際に、その都度、写真イメージデータを登録するのではなく、後で一括して登録できるようにするためのオブジェクトである。図10に示すように、データ項目として「オブジェクトID」、「写真番号」、「データ種類」、「説明文」、および「印刷順序」を含む。「写真番号」は、何枚目に撮影された写真であるかを整数値で表す。「データ種類」は、写真イメージデータのデータ形式(JPEG,BMP,WMF,EMF等)を表す。なお、写真イメージデータはオブジェクト作成後に取り込まれ、写真データベースにオブジェクトIDおよび写真番号と関係付けて記録されることになるが、その際に「データ種類」も記録される。「説明文」は、写真オブジェクトに付帯して表示する説明文をテキストデータで表す。また、「印刷順序」は、撮影した一連の写真を一括印刷する場合の印刷順序を表す。印刷させない場合は値を例えば「−1」とする。
【0034】
(リンクオブジェクト)
リンクオブジェクトは、他の背景図面へのリンクが設定されたオブジェクトであり、画面上でリンクオブジェクトがクリックされると、当該リンクオブジェクトにリンクされた背景図面に表示が切り替わる。図11に示すように、データ項目として、「オブジェクトID」、「リンク先背景図面」および「リンク先表示範囲」を含む。「リンク先背景図面」は、リンク先の背景図面を背景図面IDで表す。また、「リンク先表示範囲」は、リンク先背景図面を表示させる際の表示範囲の左下コーナーおよび右上コーナーの座標をマップ座標系で表す。
【0035】
(Webブラウザオブジェクト)
Webブラウザオブジェクトは、WEBサイトへのリンクが設定されたオブジェクトであり、画面上でWebブラウザオブジェクトがクリックされると、Webブラウザが起動され、リンクされたWebサイトへのアクセスが行なわれる。図12に示すように、データ項目として、「オブジェクトID」、および、リンク先WEBサイトのURLを表す「URL」を含む。
【0036】
(安全パトロールオブジェクト)
安全パトロールオブジェクトは、情報管理装置10を携帯して工事現場等の安全パトロールを行った際に、不安全事象の入力や是正チェックをするためのオブジェクトである。図13に示すように、データ項目として、「オブジェクトID」、「パトロール日付」、「時刻」、「パトロール人員」、「不安全箇所」、「不安全状態」、「職種」、「関連協力会社」、「不安全要因」、「対応改善指示」、「写真・音声情報」、「是正状況」、「報告書発行有無」を含む。
このうち、「不安全箇所」は不安全の発生箇所が例えば建物の階数と通りで表される。「不安全要因」は、例えば、人的要因、物的要因、環境要因、管理的要因等の要因区分毎に、予め定められた不安全原因項目のID番号(不安全原因ID)で表される(詳細は後述する)。「改善指示」は、安全パトロールにて不安全事象が発見された場合にパトロール員により出された対応改善の指示を表す。「写真・音声情報」は、不安全事象に係わる写真や音声情報の有無を表す。「是正状況」は不安全事象の是正の有無を表す。また、「報告書発行有無」は、安全パトロール報告書が発行されたかどうかを表す。
【0037】
また、表示条件データベース26には、登録された複数の背景図面のうち表示すべき背景図面、背景図面上に表示すべきオブジェクトを抽出するための抽出条件、および、オブジェクトのキャプション表示形式等の表示条件全般に係わる情報が記録されている。例えば、図14に示すように、表示すべき背景図面の図面ID、オブジェクト種類毎の表示の有無、表示期間(開始日・終了日)、キャプション表示形式(オブジェクトIDおよびキャプション文字の夫々の表示の有無)等が記録される。
さらに、画像音声データベース28には、上記したように、写真オブジェクト、イメージオブジェクト、および音声オブジェクトに係るイメージデータや音声データが記録される。
【0038】
次に、情報管理装置10において行なわれる処理の内容について詳細に説明する。
(表示画面の生成)
コンピュータ12で情報管理プログラム12が起動されると、アカウントおよびパスワードの入力によるユーザ認証が行なわれたうえで、情報管理画面30が表示される。上記したように、情報管理画面30では背景図面32上にオブジェクトのアイコン36〜52等が重ねて表示される。この情報管理画面30の生成にあたっては以下の処理が行なわれる。
【0039】
i)背景図面の表示
表示条件データベース26において表示図面として指定された背景図面32の図面データが背景図面データベース22から読み出され、更に図面データのデータ項目「ファイル名」で指定されるマップイメージデータが読み出される。そして、図面データのデータ項目「マップ表示範囲」で指定された表示範囲に該当するイメージデータがマップイメージデータから切り出されて表示される。
【0040】
ii)表示オブジェクトの抽出
次の条件a)〜d)を満足するオブジェクトが抽出される。
a)オブジェクト共通テーブルのデータ項目「オブジェクト領域」で指定される領域の少なくとも一部が、上記図面データのデータ項目「論理表示範囲」で指定される範囲内にある。
b)表示条件データベース26に記録された表示条件を充たす。すなわち、
イ)オブジェクト共通テーブルの「表示図面」で指定された背景図面が、表示条件データベース26で表示図面として指定された背景図面に一致し、
ロ)当該オブジェクトの種類についての表示が「表示する」に指定されており、
ハ)表示条件として表示開始日、表示終了日、表示日付の何れかが指定されている場合は、オブジェクト共通テーブルのデータ項目「有効期間」で指定される期間が、これら日付に関する指定と少なくとも部分的に一致する。
c)現在日がオブジェクトデータのデータ項目「有効期間」で指定される期間内にある。
d)「パトロール日付」が前日以前である安全パトロールオブジェクトについては、さらに、「是正状況」が未是正である。
【0041】
iii)オブジェクトの表示位置の決定
オブジェクトデータのデータ項目「オブジェクト領域」および「アイコン表示位置」で指定される座標値と、図面データのデータ項目「基準点座標」で指定される座標値とに基づいて、背景図面32上でのオブジェクト領域の位置およびアイコン表示位置が計算される。
【0042】
iv)アイコンの表示
オブジェクト種類に応じたアイコン画像を上記iii)で計算したアイコン表示位置に配置したアイコン画面が生成され、このアイコン画面が上記i)で表示された背景図面32上に重ねて表示される。その際、オブジェクトデータの「マーク指定」で指定されるアイコンのコーナー部に三角マークが付加されると共に、矢印表示が「有り」に指定されている場合は、アイコンからオブジェクト位置へ向かう矢印が付加される。また、表示条件データベース26に記録されたキャプション表示形式に応じてキャプション表示が付加される。
【0043】
なお、以上説明した情報管理画面30の生成処理は、背景図面32が変更され、または画面の拡大・縮小やスクロールにより背景図面の表示範囲が変更された場合にも行なわれる。また、オブジェクトが新たに登録され、あるいは、オブジェクトの編集によりオブジェクトの表示位置や表示形態が変更になった場合には、上記iv)のアイコン表示処理が行なわれることでアイコン表示が更新される。
【0044】
(オブジェクトの作成)
情報管理画面30において、操作メニュー選択ボタン52がクリックされると、図15に示すように、操作メニュー54が表示される。同図に示すように、操作メニュー54には、各オブジェクトに対応したオブジェクト作成アイコン60〜76が表示される。そして、何れかのオブジェクト作成アイコンが選択された状態で、背景図面32上でクリック操作が行なわれると、その位置にオブジェクトが作成される。なお、一点がクリックされた場合には、領域に広がりのない点のオブジェクトが生成され、また、クリックの間にドラッグ操作が行なわれた場合には、ドラッグ開始点とドラッグ終了点を対角頂点とする領域のオブジェクトが生成される。
【0045】
すなわち、背景図面32上の点がクリックまたはドラッグされると、情報管理装置10はクリック位置またはドラッグ開始・終了位置からそのマップ座標を求め、さらに、図面データのデータ項目「基準点座標」の値に基づいて上記マップ座標からオブジェクト領域の論理座標を計算する。そして、新たなオブジェクトIDを生成し、オブジェクト共通テーブルのデータ項目「オブジェクトID」に生成したオブジェクトIDを、データ項目「オブジェクトコード」にオブジェクト種類を表すコードを、データ項目「表示ユーザ」にユーザIDを、データ項目「オブジェクト領域」に計算したオブジェクト領域の論理座標を、夫々記録する。なお、点のオブジェクトの場合には、オブジェクト領域を定義する2点の座標として同じ座標値が記録される。
こうして新たに作成されたオブジェクトは、その種類に応じたアイコンにより背景図面32の該当位置に表示される。
【0046】
(オブジェクトの移動等)
画面に表示されたアイコンをドラッグすることにより、アイコンの位置を移動させることができる。また、シフトキーを押下しながらアイコンをドラッグした場合はアイコンからオブジェクト位置へ向かう矢印が表示される。すなわち、アイコンがドラッグされると、ドラッグ終了位置に基づいて、当該オブジェクトについてのオブジェクト共通テーブルのデータ項目「アイコン表示位置」の座標値が更新され、また、ドラッグの際にシフトキーが押下されている場合は、データ項目「マーク指定」の値が矢印表示「有り」となるように更新される。
【0047】
また、キーボードのシフトキーを押下しながらアイコンコーナー部の三角マークをドラッグすることにより、図16に示すように、三角マークの位置を変化させることができる。すなわち、シフトキーが押下された状態で三角マークがドラッグされた場合、ドラッグ終了位置に基づいて、当該オブジェクトについてのオブジェクト共通テーブルのデータ項目「マーク指定」の値が更新される。
【0048】
また、何れかのオブジェクトを選択した状態で、操作メニューの領域アイコン76を選択すると、図17に示すようにオブジェクト領域の周囲にハンドルが表示され、このハンドルをドラッグすることによりオブジェクト領域を変更することができる。オブジェクト領域が変更されると、それに応じて、当該オブジェクトについてのオブジェクト共通テーブルのデータ項目「オブジェクト領域」の座標値が更新される。
【0049】
(オブジェクトの編集)
表示されたアイコンを画面上で選択して右クリックすると、図18に示すオブジェクト操作メニューが表示され、このオブジェクト操作メニューから、オブジェクトの内容を表す情報(以下、オブジェクト情報という)の表示や設定、および、オブジェクトの切り取り・コピー等の編集操作を行なうことができる。上記のようにオブジェクトデータは各種類のオブジェクトに共通の共通データとオブジェクトの種類毎に個別の個別データとに区分されているが、夫々、操作メニューの「共通情報」および「詳細情報」を選択することにより編集操作を行なうことができる。
【0050】
オブジェクト操作メニューにおいて「共通情報」が選択されると、共通データの表示・編集画面(図19(a)、(b))が表示される。共通データは全ユーザが閲覧可能な一般情報と、オブジェクト所有者(デフォルトでは作成者)のみが閲覧・編集可能な所有者情報とに区分されており、「一般」および「所有者」のタブをクリックすることにより、表示内容が切り替わるようになっている。図19(b)に示すように、所有者情報の表示画面では、表示開始・終了日等の表示許可条件に関する項目や、変更・移動・削除等のオブジェクト編集の許可・不許可に関する項目等を含んでおり、各項目に対応して設けられたチェックボックスをクリックすることにより設定することができる。そして、その設定内容は、オブジェクト共通テーブルのデータ項目「有効期間」や「編集許可オプション」に記録される。
【0051】
また、操作メニューで「詳細情報」が選択された場合、オブジェクトの種類に応じて例えば図20〜図28に示すような入力画面が表示される。
すなわち、写真オブジェクトについては、図20に示すような写真入力画面が表示される。写真入力画面上で右クリックが行なわれると、写真の入力元としてスキャナーやデジタルカメラ等の外部機器あるいは写真イメージファイル名の指定欄を含む指定画面が表示され、この画面で指定された入力元から写真データが取り込まれる。また、写真入力画面には、説明文入力欄が設けられており、ここに写真オブジェクトについての説明文を入力することができる。取り込まれた写真イメージファイルはオブジェクトIDに関係付けて画像音声データベース28に記録され、また、イメージデータ形式および入力された説明文は当該写真オブジェクトについてのオブジェクト個別テーブルのデータ項目「データ種類」および「説明文」に記録される。
【0052】
イメージオブジェクトについても、写真オブジェクトの場合と同様の入力画面(図21)が表示され、この画面で入力元を指定したイメージデータの取り込みや、説明文の入力を行なうことができる。
メモオブジェクトについては、図22に示すメモ入力画面が表示され、この入力画面で入力されたメモ文が当該メモオブジェクトについてのオブジェクト個別テーブルのデータ項目「メモ本体」に記録される。
音声オブジェクトについては、図23(a),(b)に示すような音声入力画面が表示され、この画面上でマイクからの音声入力、ファイルからの音声入力、音声の再生、説明文の入力等の操作を行なうことができる。そして、入力された音声データはオブジェクトIDに関係付けて画像音声データベース28に記録され、また、音声データ形式および入力された説明文が当該音声オブジェクトについてのオブジェクト個別テーブルのデータ項目「データ種類」および「説明文」に記録される。
【0053】
仕上げ検査オブジェクトについては、図24に示す仕上げ検査入力画面が表示される。この画面には、検査対象部位、検査項目、会社名の各入力欄が設けられている。各欄右側の「▼」マークがクリックされると、マスタファイルに登録された各項目の入力候補が一覧表示され、この中から選択入力することができるようになっている。また、仕上げ検査入力画面では、検査対象部位の不具合についての是正完了の有無を「是正完了」チェックボックスで指定することができる。各入力欄で選択入力された内容および是正完了の有無は、当該仕上げ検査オブジェクトについてのオブジェクト個別テーブルのデータ項目「検査部位」、「検査項目」、「施工会社」、「是正状況」に記録される。
【0054】
リンクオブジェクトについては、図25に示すリンク入力画面が表示され、リンク先図面およびアイコンを選択できるようになっている。選択されたリンク先図面およびアイコンは、夫々、当該リンクオブジェクトについてのオブジェクト個別テーブルのデータ項目「リンク先」およびオブジェクト共通テーブルのデータ項目「アイコン番号」に記録される。
【0055】
RNCデジタル写真オブジェクトについては、図26に示すRNCデジタル写真入力画面が表示され、写真番号および説明文の入力、および、一覧印刷に含めるかどうかの指定を行なうことができる。なお、すでに写真番号と写真イメージファイル名との関連付けが行なわれている場合には、関連付けられたイメージファイルが読み出されて、同画面に表示される。入力された写真番号および説明文および一覧印刷の指定は、当該RNC写真オブジェクトについてのオブジェクト個別テーブルのデータ項目「写真番号」、「説明文」、および、「印刷順序」に記録される。
【0056】
Webブラウザオブジェクトについては、図27に示すWebブラウザ入力画面が表示され、名称およびURLの入力、および、アイコンの選択を行なうことができる。入力された名称および選択されたアイコンは夫々オブジェクト共通テーブルのデータ項目「キャプション文字列」および「アイコン番号」に記録され、また、入力されたURLはオブジェクト個別テーブルのデータ項目「URL」に記録される。
【0057】
安全パトロールオブジェクトについては、図28に示す安全パトロール入力画面が表示され、この画面上でオブジェクト個別テーブルのデータ項目に対応した各項目の入力を行うことができる。ただし、「対応改善指示」の欄には、不安全原因の入力欄で入力された不安全原因IDに対応した内容が自動的に表示される。図29は、不安全要因の各区分(人的要因、物的要因、環境要因、管理的要因の各区分)に属する不安全事象の各類型について、不安全原因ID、不安全原因項目、および、改善指示項目の対応関係を示すテーブルである。このテーブルは情報管理装置10の記憶部16に格納されており、不安全原因IDが入力されると、それに対応した改善指示がテーブルから読み出されて、改善指示欄に表示されるのである。安全パトロール員は表示された改善指示を参照して、現場作業員に対して指示を出すことができる。なお、不安全原因IDの入力欄では、「▼」マークがクリックされると、該当する要因類型の各不安全原因IDとその内容とを示すリストがプルダウン表示され、そのリストの中から選択入力できるようになっている。このように、不安全原因IDを選択するだけで不安全事象の入力が行えるので、パトロール員の入力負担も軽減される。
【0058】
なお、上述したように、各オブジェクトの作成・編集処理は、オブジェクトの種類毎に設けられたDLLモジュールにより行なわれる。情報管理プログラム12の起動時には、これらDLLモジュールが読み込まれ、読み込まれたDLLモジュールに該当するオブジェクト種類が図15に示す操作メニュー54に表示されるようになっている。したがって、上記したDLLモジュールを新たに作成して追加することで、上記した8種類以外のオブジェクトを使用することが可能になる。このように、本実施形態の情報管理装置10は、オブジェクト処理をDLLモジュールで構成することにより、拡張性に富んだシステムとなっている。
【0059】
(オブジェクト表示条件の指定)
図2に示す情報管理画面30において、条件指定ボタン84がクリックされると、画面に表示すべきオブジェクトの抽出条件を指定するための画面(図30や図31)が表示される。図30の画面では、オブジェクトの種類毎に表示の有無を指定でき、また、図31の画面では、オブジェクトの有効期間に基づく表示期間を指定できる。これらの画面で入力された抽出条件は、表示条件データベース26に記録される。
【0060】
(背景図面の選択)
情報管理画面30において、背景選択ボタン86がクリックされると、図32に示すような図面選択画面が表示される。同図に示すように、背景図面データベース22のデータ項目「表示順序」および「階層レベル」に応じた階層構造に従って、背景図面の一覧が表示され、この中から背景画面を選択できる。そして、図面選択画面で選択された背景図面の図面IDは、背景図面データベース22に表示図面として記録される。
【0061】
(表示範囲等の指定)
情報管理画面30において、拡大縮小ボタン88,89をクリックすることにより、表示の拡大・縮小を行なうことができる。そして、背景図面32全体を画面で表示できない場合には、スクロールバーが表示され、このスクロールバーにより表示範囲をスクロールすることができる。表示の拡大・縮小またはスクロールにより、背景図面32の表示範囲が変更された場合は、変更後の表示範囲に基づいて、背景図面データベース22のデータ項目「マップ表示範囲」および「論理表示範囲」更新される。そして、情報管理画面30の表示処理に関して説明したように、表示すべきオブジェクトおよびその表示位置等が計算し直されて、背景画面32上に表示される。
【0062】
また、キャプション表示設定ボタン90をクリックすることにより、オブジェクトのキャプション表示形式を選択することができる。キャプション表示形式は、キャプション表示無し、ID表示のみ、キャプションのみ、および、ID・キャプション双方表示から選択することができ、選択された表示形式は、表示条件データベース26に記録される。さらに、情報管理画面30の濃度調整ボタン92により背景図面の表示濃度およびカラー/モノクロ表示の切り替えを行なうことができる。
【0063】
以上説明したように、本実施形態の情報管理装置10によれば、図面上での位置を指定して管理対象である情報をオブジェクトとして登録し、その内容の編集や閲覧を行なうことができる。そして、オブジェクトとして、テキスト情報、音声情報、イメージ情報等に対応した各種類のオブジェクトを用いることができる。したがって、情報管理装置10によれば、位置に関係付けられた様々な種類の情報を図面上で一元的に管理することが可能となり、効率的な情報管理を実現できる。
【0064】
例えば、情報管理装置10を工事現場の施工管理に用いた場合、工事現場等において各位置で採取された各種情報を、現場図面上で一括して管理することが可能となり、施工管理の過程における情報管理を効率化できる。そして、情報管理装置10をノートパソコンやPDA等の携帯端末で構成すれば、各担当者は現場内の検査等を行いながらその場で情報を、直接、情報管理装置10に入力することができる。このため、現場でメモ等した内容を事務所に戻ってコンピュータに入力し直すといった作業を不要にできる。
【0065】
また、背景図面データベース22やオブジェクトデータベース26をネットワーク上に配置して複数の情報管理装置10からアクセスできるように構成することで、各担当者間で図面上の情報を共有することも可能となる。
例えば、図33に示すように、LAN100に接続されたデータベースサーバー102を設け、PDAなどの携帯端末で構成された各情報管理装置10とデータベースサーバー102との間でデータの送受を行えるようにする。そして、LAN100に接続された各コンピュータ端末104にデータ閲覧用やデータ管理用のプログラムをインストールして、情報管理装置10からデータベースサーバー102へアップロードされて登録されたデータの閲覧や管理を行えるようにする。また、データベースサーバー102から情報管理装置10へデータをダウンロードすることで、各情報管理装置10において他の情報管理装置10で入力されたデータを確認することが可能となる。
【0066】
また、オブジェクトの表示/非表示の条件を、所有者、日付、オブジェクト種類等によって指定できる。また、多数の情報が登録されている場合であっても、不要な情報は隠して必要な情報のみを表示させることができるので、より効率的な情報管理が可能となる。
【0067】
さらに、情報管理装置10では安全パトロールに関するオブジェクトを登録できるようにしているので、情報管理装置10を安全パトロールに利用することも可能である。以下、情報管理装置10の具体的な利用例として、情報管理装置10を用いて工事現場の安全パトロールのデータ管理を行う場合の実施形態について説明する。
【0068】
発明が解決しようとする課題の項で述べたように、従前の安全パトロールにおいては、安全管理文書の作成に野帳からの転記が必要であって効率が悪く、また、不安全事象に対する指示内容はパトロール員の経験や知識に左右されやすく、さらに、前回の安全パトロールで発見された不安全事象が是正されたかどうかをチェックするために前回のパトロール結果を覚えておかねばならずパトロール員の負担が重いなどの問題点があった。これに対して、本実施形態において実施される安全パトロールでは、情報管理装置10を用いて安全パトロールを行うことで、安全パトロールに係わる上記従来の問題点を緩和できるようにしている。
【0069】
図34は、本実施形態における情報管理装置10を用いた安全パトロールのフロー図である。先ず、安全パトロール開始前に、情報管理装置10内に記憶されているデータをいったんクリアしたうえで、データベースサーバー102から、前日の安全パトロールで不安全事象が未是正である安全パトロールオブジェクトのデータをダウンロードする(S100)。このデータに基づいて、情報管理装置10の管理図面32の該当位置に未是正の不安全事象を示す安全パトロールオブジェクトのアイコンが表示される。
【0070】
安全パトロール員は情報管理端末10を携帯して受け持ち範囲を巡回し、不安全事象がないかどうかチェックする(S102)。不安全事象を発見すると、情報管理装置10の管理図面32上の該当位置を選択して安全パトロールオブジェクトを作成し(S104)、不安全事象の内容に応じて不安全原因ID等を上記図28に示す安全パトロール入力画面から入力する(S106)。そして、不安全原因IDの入力に応じて画面に表示される改善指示に基づいて現場作業員に指示を行い、不安全事象がその場で是正された場合は、安全パトロール入力画面の「是正」欄にて是正された旨の入力を行う(S108)。また、上述のように、前日までの安全パトロールで発見された不安全事象のうち未是正のものは管理図面32上に安全パトロールオブジェクトとしてアイコン表示されているので、この未是正であった不安全事象が是正されたかどうかもチェックし、是正されていれば、当該安全パトロールオブジェクトについて、是正済みの入力を行う(S108)。以上のようなS102〜S108の処理を、安全パトロールが終了するまで繰り返す(S110)。安全パトロールが終了すると、事務所に戻って、入力したデータをデータベースサーバー102へアップロードする(S112)。
【0071】
データベースサーバー102は、各情報管理端末10からアップロードされたデータを取りまとめ、安全パトロール範囲の重複等により同一の不安全箇所を示すデータを統合するなどの処理を行う。安全パトロール員はコンピュータ端末104からデータベースサーバー102にアクセスし、自分の担当した不安全事象についてのデータをコンピュータ端末104に取り込んで、適宜必要なコメントを加えるなどしたうえで、安全管理文書(パトロール結果報告書)の作成処理を行う(S114)。
【0072】
このように、本実施形態では、安全パトロールにおいて不安全事象を発見した場合、該当する不安全原因IDを入力するだけで不安全事象の内容を入力できるので、パトロール員の入力負担が軽減される。その際、入力した不安全原因IDに該当する改善指示が画面に表示されるので、パトロール員はその表示に従って指示を行うことができる。これにより、改善指示の内容がパトロール員の経験や知識によって左右されることがなくなり、指示内容の均質化を図ることができる。また、情報管理装置10に入力した不安全事象に関するデータをサーバーコンピュータ102にアップロードし、それをコンピュータ端末104に取り込んで安全管理文書の作成を行えるため、従前のようにデータの転記の手間もなくなり、安全管理文書作成を効率的に行うことができる。さらに、前日までの安全パトロールで発見された不安全事象のうち未是正のものについて安全パトロールオブジェクトのアイコンが画面の該当位置に表示されるので、パトロール員はこのアイコンを参照して、不安全事象が是正されたかどうかを確認できる。すなわち、パトロール員は前回まで未是正の不安全事象を覚えておく必要がなく、負担が軽減される。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、位置に関連つけられた各種情報を共通の図面上で管理することができる(請求項1〜9)。
【0074】
また、本発明によれば、安全パトロールを効率的に行うことができる(請求項10〜16)
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態である情報管理装置の機能ブロック図である。
【図2】情報管理装置の表示部に表示された情報管理画面の一例を示す図である。
【図3】背景図面データベースのデータ構成を示す図である。
【図4】オブジェクト共通テーブルのデータ構成を示す図である。
【図5】写真オブジェクトについてのオブジェクト個別テーブルのデータ構成を示す図である。
【図6】イメージオブジェクトについてのオブジェクト個別テーブルのデータ構成を示す図である。
【図7】音声オブジェクトについてのオブジェクト個別テーブルのデータ構成を示す図である。
【図8】メモオブジェクトについてのオブジェクト個別テーブルのデータ構成を示す図である。
【図9】仕上げ検査オブジェクトについてのオブジェクト個別テーブルのデータ構成を示す図である。
【図10】RNCデジタル写真オブジェクトについてのオブジェクト個別テーブルのデータ構成を示す図である。
【図11】リンクオブジェクトについてのオブジェクト個別テーブルのデータ構成を示す図である。
【図12】Webブラウザオブジェクトについてのオブジェクト個別テーブルのデータ構成を示す図である。
【図13】安全パトロールオブジェクトについてのオブジェクト個別テーブルのデータ構成を示す図である。
【図14】表示条件データベースのデータ構成を示す図である。
【図15】操作メニューが表示された情報管理画面を示す図である。
【図16】アイコンのマーク表示位置の変化を示す図である。
【図17】オブジェクトの領域を変化させるためのハンドルを示す図である。
【図18】オブジェクト操作メニューを示す図である。
【図19】共通データの表示・編集画面を示す図である。
【図20】写真入力画面を示す図である。
【図21】イメージ入力画面を示す図である。
【図22】メモ入力画面を示す図である。
【図23】音声入力画面を示す図である。
【図24】仕上げ検査入力画面を示す図である。
【図25】リンク入力画面を示す図である。
【図26】RNCデジタル写真入力画面を示す図である。
【図27】Webブラウザ入力画面を示す図である。
【図28】安全パトロール入力画面を示す図である。
【図29】不安全要因の各類型について不安全原因ID、不安全原因項目、および、改善指示項目の対応関係を示すテーブルである。
【図30】オブジェクトの抽出条件を指定するための第1の画面を示す図である。
【図31】オブジェクトの抽出条件を指定するための第2の画面を示す図である。
【図32】図面選択画面を示す図である。
【図33】情報管理装置とデータベースサーバーとの間でデータのやり取りが行えるようにしたシステムの構成図である。
【図34】情報管理装置を用いた安全パトロールの流れを示す図である。
【符号の説明】
10 情報管理装置
12 情報管理プログラム
14 プログラム実行部
16 記憶部
22 背景図面データベース
24 オブジェクトデータベース
52 安全パトロールオブジェクト
102 データベースサーバー

Claims (16)

  1. 位置に関連付けられた情報を図面上で管理するための情報管理方法であって、コンピュータにより、
    管理対象情報について、当該管理対象情報に関連付けられた位置を表す位置データを取得する位置取得ステップと、
    前記取得した位置データを含めて前記管理対象情報を表すオブジェクトをデータベースに記録する記録ステップと、
    前記管理対象情報が管理されるべき管理図面を表す図面データを取得する図面取得ステップと、
    前記データベースに記録されたオブジェクトの位置データと、前記取得した図面データとに基づいて、前記管理図面上での前記管理対象情報に関連つけられた位置を判別する位置判別ステップと、
    前記取得した図面データと、前記判別した位置とに基づいて、当該オブジェクトを表すシンボルを前記管理図面上の前記判別した位置に表示した画像を表示する表示ステップと、を実行することを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の情報管理方法において、
    前記位置取得ステップは、前記管理図面上で所定の操作が行われた場合にその操作が行われた位置を検知するステップと、該検知した位置に基づいて前記位置データを取得するステップとを含むことを特徴とする方法。
  3. 請求項1または2記載の情報管理方法において、前記コンピュータに、
    前記表示されたシンボルに対して所定の操作が行なわれた場合に、当該シンボルで表されるオブジェクトに係わるデータの入力を受け付けるステップと、該入力されたデータを、当該オブジェクトの一部として前記データベースに記録するステップとを更に実行させることを特徴とする方法。
  4. 請求項1乃至3のうち何れか1項記載の情報管理方法において、
    前記管理対象情報はその内容に応じて複数のカテゴリーに分類されており、
    前記表示ステップでは、前記オブジェクトを、それが表す管理対象情報の該当するカテゴリーに応じたシンボルで表示することを特徴とする情報管理装置。
  5. 請求項4記載の情報管理方法において、前記複数のカテゴリーは、画像情報、音声情報、およびテキスト情報の少なくとも何れかを含むことを特徴とする方法。
  6. 請求項1乃至5のうち何れか1項記載の情報管理方法において,
    前記表示ステップは、
    所定の表示条件に従って、前記データベースに記録されたオブジェクトのうち表示すべきオブジェクトを抽出するステップと、
    該抽出したオブジェクトを表示するステップとを含むことを特徴とする方法。
  7. 請求項1乃至6記載の方法をコンピュータが実行することにより構成される情報管理装置。
  8. 請求項1乃至6記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  9. 請求項8記載のプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
  10. 請求項3記載の情報管理方法において、
    前記オブジェクトは、安全パトロールにより発見された不安全事象に関する情報を現す安全パトロールオブジェクトを含むことを特徴とする方法。
  11. 請求項10記載の情報管理方法において、
    不安全事象は予め複数の類型に類型化されて各類型毎にその不安全原因を示す不安全原因IDが割り当てられており、
    各不安全原因IDに対応して不安全事象に対する改善指示内容が予め記憶されており、
    前記データの入力を受け付けるステップでは、前記安全パトロールオブジェクトについて、安全パトロールで発見された不安全事象に該当する不安全原因IDの入力を受け付け、
    前記コンピュータにより、前記入力された不安全原因IDに対応して記憶された改善指示内容を表示するステップを更に実行することを特徴とする方法。
  12. 請求項11記載の情報管理方法において、
    前記不安全パトロールオブジェクトは、不安全事象が是正されたか否かを示す情報を含み、
    前記コンピュータにより、前記不安全パトロールオブジェクトのうち、不安全事象が未是正である不安全パトロールオブジェクトのみを表示させるステップを更に実行することを特徴とする方法。
  13. 請求項11または12記載の情報管理方法において、前記コンピュータは、前記安全パトロールオブジェクトについて入力されたデータを所定のサーバーコンピュータへ送信するステップを実行し、
    前記サーバーコンピュータは、前記送信されてきたデータに基づいて安全管理に係わる文書を作成するステップを実行することを特徴とする方法。
  14. 安全パトロールを支援するための装置であって、
    予め複数の類型に分類された不安全事象の各類型について、不安全原因を示す不安全原因IDと、不安全事象に対する改善指示内容とが記憶された記憶部と、
    安全パトロールにより発見された不安全事象について、当該不安全事象の発生位置を表す位置データを取得する位置取得手段と、
    前記取得した位置データを含めて前記不安全事象を表すオブジェクトをデータベースに記録する記録手段と、
    前記安全パトロールの対象場所を含む管理図面を表す図面データを取得する図面取得手段と、
    前記データベースに記録されたオブジェクトの位置データと、前記取得した図面データとに基づいて、前記管理図面上での不安全事象の発生場所を判別する位置判別手段と、
    前記取得した図面データと、前記判別した位置とに基づいて、当該オブジェクトを表すシンボルを前記管理図面上の前記判別した位置に表示した画像を表示する表示手段と、
    前記データベースに記録されたオブジェクトについて、発見された不安全事象に該当する不安全原因IDの入力を受け付けるデータ入力手段と、
    前記入力された不安全原因IDに対応して前記記憶部に記憶された改善指示内容を表示する手段と、を備えることを特徴とする安全パトロール支援装置。
  15. 請求項14記載の安全パトロール支援装置において、
    前記オブジェクトは、不安全事象が是正されたか否かを示す情報を含み、
    前記オブジェクトのうち、不安全事象が未是正であるオブジェクトのみを表示させる手段を更に備えることを特徴とする装置。
  16. 請求項14または15記載の安全パトロール支援装置と、該安全パトロールと通信可能なサーバーコンピュータとにより構成された安全パトロール支援システムであって、
    前記安全パトロール支援装置は、前記オブジェクトについて入力されたデータを前記サーバーコンピュータへ送信する手段を更に備え、
    前記サーバーコンピュータは、前記送信されてきたデータに基づいて安全管理に係わる文書を作成する手段を備えることを特徴とするシステム。
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