JP2006252125A - データベースシステム、サーバ、プログラム、及び、記録媒体 - Google Patents

Abstract

【課題】 ユーザ毎に設定した検索条件に合致する情報を検索することが可能なデータベースシステム等を提供する。
【解決手段】 ユーザ毎に、商品情報データベースを検索して抽出したレコード群を静的作業箱、データベースを検索するための検索条件を登録した動的作業箱に名前を設定し、階層構造で管理する。階層構造中の動的作業箱を選択すると、その動的作業箱に登録された検索条件で、最新の状態のデータベースから情報を検索する。
【選択図】 図８

Description

本発明は、ネットワークを利用したデータベースシステムにおける検索方法に関する。

近年、カタログ制作を行う際、コンピュータの普及に伴い、カタログに載せる商品データをデータベース化して利用している。データベースと連携し、デスクトップパブリッシング（ＤＴＰ）等でカタログ制作作業を行い、その効率化が図られてきている。例えば、商品情報を蓄積したデータベースと、データベースの情報を管理し、データベースの情報の入出力、検索、閲覧等の機能を提供するサーバと複数のユーザ端末装置等からなるデータベースシステムがある。（例えば、特許文献１参照）

特開２００１−３０６３７７号公報

しかしながら、上記の方法ではデータベース上の情報を検索する際、前回と同じ検索条件で検索を行う場合でも、データベースにアクセスするたびに、毎回同じ検索条件を入力して検索を行う必要がある。また、検索条件が複雑な場合、以前行った検索条件を再現することが困難である。

また、検索結果を効率的に保存する方法として、一度検索して抽出した情報または情報群をグループとして保存し、そのグループに名前を設定して階層構造で管理するという方法が考えられる。しかし、この方法ではグループ作成後、データベースに新しく情報を追加した時、その情報がグループの検索条件に合致するものであった場合に、手作業により新しい情報をグループに追加するか、あるいは、再度検索を行って新しい情報をグループに追加する必要がある上、データの整合性が保証できない。

本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは
ユーザ毎に設定した検索条件に合致する情報を検索することが可能なデータベースシステム等を提供することにある。

前述した目的を達成するために第１の発明は、登録利用者の端末装置と、サーバとがネットワークを介して接続されるシステムであって、前記サーバは、情報を保持するデータベースと、前記登録利用者毎に、情報グループを作成し、階層構造として保持する情報保持手段と、前記登録利用者毎に、情報グループに対応する条件設定画面を表示させる条件設定画面表示手段と、前記登録利用者毎に、前記条件設定画面上で入力された検索条件を前記情報グループの検索条件として登録する検索条件登録手段と、前記登録利用者毎に、前記情報グループに登録された前記検索条件を用いて前記データベースを検索するデータベース検索手段と、前記登録利用者毎に、前記データベースを検索した結果を前記端末装置上に表示する検索結果表示手段と、を具備することを特徴とするデータベースシステムである。

サーバの検索条件登録手段は、登録利用者毎に端末装置上の条件設定画面上で、階層構造で管理される情報グループの検索条件を設定したり、あるいは、変更したりすることが可能である。登録利用者が、端末装置からある情報グループを選択すると、サーバはその情報グループに登録された検索条件を用いてデータベースを検索し、検索結果を端末装置上に表示する。

また、登録利用者が検索条件を設定して検索した結果をグループ化し、情報グループとして保存することもできる。

第２の発明は、登録利用者の端末装置と、ネットワークを介して接続されるサーバであって、情報を保持するデータベースと、前記登録利用者毎に、情報グループを作成し、階層構造として保持する情報保持手段と、前記登録利用者毎に、情報グループに対応する条件設定画面を表示させる条件設定画面表示手段と、前記登録利用者毎に、前記条件設定画面上で入力された検索条件を前記情報グループの検索条件として登録する検索条件登録手段と、前記登録利用者毎に、前記情報グループに登録された前記検索条件を用いて前記データベースを検索するデータベース検索手段と、前記登録利用者毎に、前記データベースを検索した結果を前記端末装置上に表示する検索結果表示手段と、を具備することを特徴とするサーバである。

第３の発明は、コンピュータを第２の発明のサーバとして機能させるプログラムである。

第４の発明は、コンピュータを第２の発明のサーバとして機能させるプログラムを記録した記録媒体である。

本発明によれば、ユーザ毎に設定した検索条件に合致する情報を検索することが可能なデータベースシステム等を提供することにある。

以下、添付図面を参照しながら、本発明に係るデータベースシステム等の好適な実施形態について詳細に説明する。

最初に、図１を参照しながら、本発明の実施の形態に係るデータベースシステム１の構成について説明する。
図１は、データベースシステム１００の構成を示すブロック図である。

本発明に係るデータベースシステム１００は、ネットワークを介して接続されたサーバ１０１、端末装置１０３等で構成される。尚、データベースシステム１００は、ＷＷＷ(World Wide Web)技術を用いて実現した場合の構成図である。

ネットワーク１０９は、インターネット、ＬＡＮ(Local Area Network)等のネットワークであり、有線、無線を問わない。

サーバ１０１は、サーバコンピュータ等であり、ＷＷＷサーバ１１０、データベース操作手段１１１、データベースサーバ管理手段１１２、データベース管理手段１１３等を有する。
データベース操作手段１１１は、ＷＷＷサーバ１１０から呼び出され、商品情報データベース３０１の検索や、登録内容の参照、閲覧等を行う。
データベースサーバ管理手段１１２は、ユーザ１０４の登録や各種設定等のシステム運用・管理を行う。
データベース管理手段１１３は、データベースエンジン等であり、データベースへの検索、参照、登録、削除等の各種要求に対する処理を実行する。

ユーザ１０４は、商品情報データベース３０１を利用するため、予めサーバ１０１に登録された利用者であり、端末装置１０３を有する。
端末装置１０３には、ＷＷＷブラウザ１２０が実装されている。端末装置１０３は、ＷＷＷブラウザ１２０を介して、サーバ１０１のＷＷＷサーバ１１０にアクセスし、商品情報データベース３０１の操作要求、入力情報等を送信し、商品情報データベース３０１から取得した情報等を受信する。
端末装置１０３は、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末ＰＤＡ(Personal Digital Assistant)等である。

サーバ管理者１０５は、データベースシステム１００の運用・管理等を行う管理者であり、端末装置１０３を有する。

図２は、サーバ１０１のハードウエア構成の１例を示す図であって、サーバ１０１はバス２０９により相互接続された制御部２０１、記憶装置２０２、メディア入出力部２０３、通信制御部２０４、入力部２０５、印刷部２０６、表示部２０７を有する。

制御部２０１は、プログラムの実行を行うＣＰＵ(central
processing unit)と、プログラム命令あるいはデータ等を格納するためのＲＯＭ(read only memory)、ＲＡＭ(random access memory)等のメモリから構成される。制御部２０１は、記憶装置２０２に格納されたプログラムに従って、サーバ１０１全体の動作を制御する。

記憶装置２０２は、サーバ１０１の動作に必要となるプログラム、データ等を保存している

メディア入出力部２０３は、ＣＤ−ＲＯＭ(compact
disc read only memory)あるいはＣＤ−ＲＷ(CD-ReWritable)、フレキシブルディスク、ＭＯ(magneto optic disc)等の媒体のドライブで、媒体からのデータの読み出し、媒体へのデータの書き込みを行う。

通信制御部２０４は、通信制御装置、通信ポート等であり、ネットワーク１０９を介したサーバ１０１、端末装置１０３間の通信を制御する。

入力部２０５は、キーボード、マウス等の入力装置である。
印刷部２０６はプリンタで、ユーザからの要求により必要な情報等の印刷を行う。
表示部２０７は、ＣＲＴ(cathode-ray
tube)あるいはＬＣＤ(liquid crystal
display)等の表示装置である。

図３は、サーバ１０１の記憶装置２０２の詳細を示す図であって、記憶装置２０２は、商品情報データベース３０１、作業箱情報３１０、制御プログラム３１１、アプリケーションプログラム３１２等を有する。

商品情報データベース３０１は、商品情報等を保持する。尚、サーバ１０１が管理する商品情報データベース３０１は、必要に応じて複数存在してもよい。

作業箱情報３１０は、商品情報データベース３０１内の複数のレコードを、検索結果等によりグループ化した作業箱と呼ばれるグループに関する情報を保持する。作業箱情報３１０は、サーバ１０１に登録されたユーザ毎に保持する。

制御プログラム３１１は、サーバ１０１が実行する処理全体を制御するプログラムで、ＷＷＷサーバ、データベース操作、データベース管理、データベースサーバ管理等、さまざまなアプリケーションプログラム３１２の管理等を行う。

図４は、サーバ１０１の記憶装置２０２の商品情報データベース３０１の一例を示す図である。
商品情報データベース３０１は、複数のレコードを有し、各レコードは商品コード３０２、型番コード３０３、メーカー３０４、シリーズ名３０５、メモリ３０６、レンタル料金（1ヶ月）３０７等の項目を有する。

図５は、端末装置１０３のハードウエア構成の１例を示す図であって、端末装置１０３は、バス４０９により相互接続された制御部４０１、記憶装置４０２、メディア入出力部４０３、通信制御部４０４、入力部４０５、印刷部４０６、表示部４０７を有する。

制御部４０１は、プログラムの実行を行うＣＰＵと、プログラム命令あるいはデータ等を格納するためのＲＯＭ、ＲＡＭ等のメモリから構成される。制御部４０１は、記憶装置４０２に格納されたプログラムに従って、端末装置１０３全体の動作を制御する。

記憶装置４０２は、端末装置１０３の動作に必要となるプログラム、データ等を保存している

メディア入出力部４０３は、ＣＤ−ＲＯＭあるいはＣＤ−ＲＷ、フレキシブルディスク、ＭＯ等の媒体のドライブで、媒体からのデータの読み出し、媒体へのデータの書き込みを行う。

通信制御部４０４は、通信制御装置、通信ポート等であり、ネットワーク１０９を介した端末装置１０３、サーバ１０１間の通信を制御する。

入力部４０５は、キーボード、マウス等の入力装置である。
印刷部４０６はプリンタで、ユーザからの要求により必要な情報等の印刷を行う。
表示部４０７は、ＣＲＴあるいはＬＣＤ等の表示装置である。

次に、データベースシステム１００の情報検索処理のためのユーザログイン処理の流れを説明する。図６は、データベースシステム１００のユーザログイン時の動作のフローチャート、図７は、メイン画面７００の一例を示す図、図８は、メイン画面７００上の作業箱一覧７０２の一例を示す図、図９は、商品情報の作業箱ツリー９００の一例を示す図である。

図６に示すように、端末装置１０３のユーザ１０４は、ＷＷＷブラウザ１０２を介して指定したサーバ１０１のＵＲＬ(Uniform Resource Locators)を用いて、制御部４０１はサーバ１０１にアクセスする。そして、制御部４０１は表示部４０７上にサーバ１０１から受信したログイン画面を表示し、ユーザ１０４が端末装置１０３の入力部４０５を介して入力したユーザＩＤ、パスワードを、ネットワーク１０９を介してサーバ１０１に送信する（ステップ６０１）。

サーバ１０１の制御部２０１は、ＷＷＷサーバ１０１を介してユーザＩＤとパスワードを受信し、ユーザ認証を行う（ステップ６０２）。以降、端末１０３とサーバ１０１との間でのデータの送受信は、ＷＷＷブラウザ１２０、ネットワーク１０９及びＷＷＷサーバ１１０を介して行われる。

サーバ１０１の制御部２０１は、ユーザの認証が正しく行われた場合、ユーザ１０４に対応する作業箱情報３１０を含むメイン画面データを端末装置１０３に送信する（ステップ６０３）。メイン画面は、ユーザ１０４が商品情報データベース３０１の検索、閲覧等を行うための画面である。

端末装置１０３の制御部４０１は、受信したメイン画面７００を表示する（ステップ６０４）。

図７に示すように、メイン画面７００は、作業箱一覧７０２、データベース毎に保持する作業箱と同じ機能を有するグループ一覧７０４、情報一覧７０６、検索メニューボタン７０８、検索ボタン７１０等を有する。

作業箱一覧７０２は、ユーザ１０４が商品情報データベース３０１に保持される複数の商品のレコードを、ある検索条件でグループ化した作業箱の一覧を表示する。図８に示すように、作業箱一覧７０２は、作業箱タブ８０２、ユーザ名８０６を有し、ユーザ１０４が端末装置１０３のマウス等の入力部４０５で作業箱タブ８０２をクリックすると、作業箱一覧７０２が表示される。

作業箱一覧７０２内には、ユーザ１０４毎に作業箱情報３１０として保存された複数の作業箱８０８が階層構造で表示されている。作業箱一覧７０２の内容はユーザ毎に異なり、ユーザ名８０６はサーバ１０１に登録されたユーザ１０４の氏名、あるいは、ユーザＩＤ等が表示される。

作業箱８０８には、静的作業箱、動的作業箱の２種類があり、例えば、「ロゴマーク」、「パソコン」、「商品情報画像」、「データ確認用」、「「型式」間違い」、「ファイル入力済み画像」という名前の作業箱８０８は静的作業箱で、アイコンの色は黄色である。また、「レンタル料金未設定」、「−を含むもの」という名前の作業箱８０８は動的作業箱で、アイコンの色は緑色である。

静的作業箱は、任意のレコードを登録した作業箱である。例えば、メイン画面７００から希望する検索を実行し、端末装置１０３のマウス等の入力部４０５を用いて、その検索結果一覧から必要なレコードを選択し、ドラッグ＆ドロップにより希望する作業箱に入れたり、あるいは、検索結果一覧から必要なレコードを選択してコピーし、希望する作業箱にペーストすることにより、静的作業箱へのレコードショートカットの登録を行う。

動的作業箱は、商品情報データベース３０１内のレコードを検索するための検索条件を設定した作業箱で、作業箱８０８内にレコードは保持されておらず、レコードを検索するための検索条件を保持している。動的作業箱に設定された検索条件は、変更することも可能である。

図９は、作業箱８０８の階層構造である作業箱ツリー９００の一例を示している。四角形９０４〜９３２は作業箱を示しており、その右側は作業箱の名称である。各作業箱９０４〜９３２の関係は線で結ばれており、左側が上位階層で、右方向に下位の階層となっている。
例えば、「パーソナルコンピュータ」９０６の作業箱の下位の階層には、「ノートＰＣ」９１６、「デスクトップ」９１８の２つの作業箱があり、「ノートＰＣ」９１６の作業箱の下位の階層には「メモリ」９２０の作業箱が、その下位の階層には「メモリ１２８」９２４、「メモリ２５６」９２６の２つの作業箱がある。また、「デスクトップ」９１８の作業箱の下位の階層には「シリーズ・メモリ」９２２の作業箱が、その下位の階層には「ＰＣ０００＿メモリ１２８」９２８、「ＰＣ０００＿メモリ２５６」、「ＰＣ００１＿メモリ１２８」９３２等の作業箱がある。

これらの作業箱９０４〜９３２には、商品情報データベース３０１から検索した固定のレコードを保存して静的作業箱としてもよいし、各作業箱９０４〜９３２に対して検索条件を設定し動的作業箱としてもよい。

次に、作業箱ツリー９００に新しく作業箱を追加して動的作業箱を生成する処理の流れを説明する。図１０は、動的作業箱を生成する動作のフローチャート、
図１１は、作業箱ツリー９００への新しい作業箱の追加を示す図、図１２は、作業箱ツリー９００に新しい作業箱を追加した図、図１３は、作業箱の検索条件設定画面１３００の一例を示す図である。

図１１に示すように、作業箱ツリー９００の「デスクトップ」９１８の下位の「シリーズ・メモリ」９２２のさらに下位の階層に新しい動的作業箱９３４を追加しようとする場合、まず、ユーザ１０４は作業箱一覧７０２内の「シリーズ・メモリ」９２２の作業箱上で、端末装置１０３のマウス等の入力部４０５を右クリックしてメニューを表示する等の方法により、「シリーズ・メモリ」９２２の下位に「新しい作業箱」９３４を追加を選択し、端末装置１０３の制御部４０１は「新しい作業箱」９３４を作成する。
更に、「新しい作業箱」９３４上でマウス等の入力部４０５を右クリックしてメニューを表示させ、新しい作業箱の名前を入力すると、図１２に示すように、端末装置１０３の制御部４０１は、「新しい作業箱」９３４の名前を「ＰＣ００１＿メモリ２５６」に変更する（ステップ１００１）。

端末装置１０３の制御部４０１は、追加された作業箱「ＰＣ００１_メモリ２５６」９３４に関する情報を、サーバ１０１に送信する（ステップ１００２）。
サーバ１０１の制御部２０１は、ユーザ１０４に対応する作業箱情報３１０に、追加された作業箱「ＰＣ００１＿メモリ２５６」９３４に関する情報を追加する（ステップ１００３）。
この時点で、追加された作業箱「ＰＣ００１＿メモリ２５６」９３４は静的作業箱で、作業箱のアイコンの色は黄色である。

ユーザ１０４は、「ＰＣ００１＿メモリ２５６」９３４の作業箱上で、端末装置１０３のマウス等の入力部４０５を右クリックする等の操作によりメニューを表示させ、「ＰＣ００１＿メモリ２５６」９３４の検索条件の設定を要求すると、端末装置１０３の制御部４０１は、作業箱検索条件設定画面１３００を表示する。ユーザ１０４は、作業箱検索条件設定画面１３００上で希望する検索条件を入力する（ステップ１００４）。

図１３に示すように、検索条件設定画面１３００は、構造１３０２、検索条件１３０３−１、１３０３−２、条件追加ボタン１３０４、条件削除ボタン１３０６、項目分類１３０６、項目１３０８、値１３１０、比較指示１３１２、検索方式１３１４、ＯＫボタン１３２４、キャンセルボタン１３２６を有する。

構造１３０２は、対象となる商品情報の構造を表す。
検索条件１３０３−１、１３０３−２は、それぞれ項目分類１３０６、項目１３０８、値１３１０、比較指示１３１２等からなる。ユーザ１０４は、まず項目分類を項目分類１３０６のプルダウンメニューから選択すると、項目１３０８のプルダウンメニューには選択した項目分類１３０６に対応した項目が表示される。
値１３１０は、ユーザが端末装置１０３のキーボード等の入力部４０５を用いて入力してもよいし、参照ボタン等を用いて値一覧から選択してもよい。
ユーザ１０４は、比較指示１３１２をプルダウンメニューから選択することにより、項目１３０８が値１３１０に対して「と一致する」、「から始まる」、「を含む」等の比較指示を設定する。

複数の検索条件１３０３を設定したい場合、ユーザ１０４は条件追加ボタン１３０４をマウス等の入力部４０５を用いてクリックする。端末装置１０３の制御部４０１は、検索条件設定画面１３００上に項目分類１３０６、項目１３０８、値１３１０、比較指示１３１２からなる新しい検索条件１３０３を表示する。

検索条件１３０３間には、検索条件の関係を設定する「かつ」「または」のラジオボタン形式の検索方式１３１４がある。端末装置１０３のマウスのような入力部４０５を用いて、「かつ」を選択すると、その検索方式１３１４の上下２つの検索条件１３０３をＡＮＤ処理し、「または」を選択すると、その検索方式１３１４の上下２つの検索条件１３０３をＯＲ処理する。
検索条件１３０３の任意の数だけ増やすことができる。

ユーザは、新しく追加した検索条件１３０３を入力し、「かつ」あるいは「または」という検索方式１３１４の一方を設定する。
例えば、図１３の例では、「シリーズ名」という項目１３０８の値１３１０が「ＰＣ」「から始まる」と比較指示１３１２を設定した検索条件１３０３−１と、「メモリ」という項目１３０８の値１３１０が「２５６」「と一致する」と比較指示１３１２を設定した検索条件１３０３−２のＡＮＤ処理による、商品情報データベース３０１の検索条件を設定する。

端末装置１０３の制御部４０１は、ユーザがＯＫボタン１３２４を端末装置１０３のマウス等の入力部４０５でクリックすると、作業箱検索条件設定画面１３００上で入力した検索条件を、サーバ１０１に送信する（ステップ１００５）。
サーバ１０１の制御部２０１は、ユーザ１０４に対応する作業箱情報３１０に、指定された作業箱の検索条件を登録する。
この時点で、検索条件を登録した「ＰＣ００１＿メモリ２５６」９３４という作業箱は動的作業箱となり、端末装置１０３上で表示される作業箱ツリー９００内の「ＰＣ００１＿メモリ２５６」９３４の作業箱のアイコンの色は緑色となる。

次に、商品情報データベース３０１の検索結果表示の処理の流れを説明する。図１４は、作業箱８０８選択時の情報一覧７０６表示の動作のフローチャートである。

ユーザ１０４が、端末装置１０３のマウス等の入力部４０５を用いて、作業箱一覧７０２内の希望する作業箱８０８を選択する（ステップ１４０１）。
端末装置１０３の制御部４０１は、選択された作業箱８０８に関する情報をサーバ１０１に送信する（ステップ１４０２）。

サーバ１０１の制御部２０１は、端末装置１０３で選択された作業箱８０８が静的作業箱か、あるいは動的作業箱かを判別し（ステップ１４０３）、静的作業箱ならば、指定された作業箱８０８に登録されているレコードを検索結果として端末装置１０３に送信する（ステップ１４０４）。

一方、端末装置１０３で選択された作業箱８０８が動的作業箱の場合、サーバ１０１の制御部２０１は、指定された作業箱８０８に登録されている検索条件を用いて商品情報データベース３０１を検索し（ステップ１４０５）、検索結果を端末装置１０３に送信する（ステップ１４０６）。

端末装置１０３の制御部４０１は、受信した検索結果をメイン画面７００の情報一覧７０６に表示する（ステップ１４０７）。

以上、説明したように本実施によれば、ユーザ毎に設定した検索条件に合致する情報を検索することが可能なデータベースシステム等を提供できる。

ユーザ毎に、データベースの検索結果を静的作業箱として保存したり、あるいは、動的作業箱として検索条件を保存し、また、作業箱を階層構造で管理することができるため、各ユーザのデータベースのメンテナンス作業、操作作業の効率を向上させることができる。

また、ユーザ毎に動的作業箱として検索条件を登録することにより、検索条件を毎回入力する必要がなくなり、検索の再現性が高まり、作業も容易となる。

さらに、登録した検索条件を用いて最新の状態のデータベースを検索することにより、新しく追加したレコードも検索条件に合致すれば抽出することができ、手作業による検索結果の追加、確認等が不要となる。

以上、添付図面を参照しながら本発明に係るデータベースシステムの好適な実施形態について説明したが、前述した実施の形態に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。

データベースシステム１００の構成を示すブロック図 サーバ１０１のハードウエア構成の１例を示す図 サーバ１０１の記憶装置２０２の詳細を示す図 サーバ１０１の記憶装置２０２の商品情報データベース３０１の一例を示す図 端末装置１０３のハードウエア構成の１例を示す図 データベースシステム１００のユーザログイン時の動作のフローチャート メイン画面７００の一例を示す図 メイン画面７００上の作業箱一覧７０２の一例を示す図 商品情報の作業箱ツリー９００の一例を示す図 動的作業箱を生成する動作のフローチャート 作業箱ツリー９００への新しい作業箱の追加を示す図 作業箱ツリー９００に新しい作業箱を追加した図 作業箱の検索条件設定画面１３００の一例を示す図 作業箱８０８選択時の情報一覧７０６表示の動作のフローチャート

符号の説明

１００………データベースシステム
１０１………サーバ
１０３………端末装置
１０４………ユーザ
１０５………サーバ管理者
１０９………ネットワーク
１１０………ＷＷＷサーバ
１１１………データベース操作手段
１１２………データベースサーバ管理手段
１１３………データベース管理手段
１２０………ＷＷＷブラウザ
２０１、４０１………制御部
２０２、４０２………記憶装置
３０１………商品情報データベース
３１０………作業箱情報

Claims (6)

1. 登録利用者の端末装置と、サーバとがネットワークを介して接続されるシステムであって、
   前記サーバは、
   情報を保持するデータベースと、
   前記登録利用者毎に、情報グループを作成し、階層構造として保持する情報保持手段と、
   前記登録利用者毎に、情報グループに対応する条件設定画面を表示させる条件設定画面表示手段と、
   前記登録利用者毎に、前記条件設定画面上で入力された検索条件を前記情報グループの検索条件として登録する検索条件登録手段と、
   前記登録利用者毎に、前記情報グループに登録された前記検索条件を用いて前記データベースを検索するデータベース検索手段と、
   前記登録利用者毎に、前記データベースを検索した結果を前記端末装置上に表示する検索結果表示手段と、
   を具備することを特徴とするデータベースシステム。
2. 前記検索条件登録手段は、前記登録利用者による前記端末装置からの要求に応じて、前記検索条件を設定、変更することを特徴とする請求項１記載のデータベースシステム。
3. 登録利用者の端末装置と、ネットワークを介して接続されるサーバであって、
   情報を保持するデータベースと、
   前記登録利用者毎に、情報グループを作成し、階層構造として保持する情報保持手段と、
   前記登録利用者毎に、情報グループに対応する条件設定画面を表示させる条件設定画面表示手段と、
   前記登録利用者毎に、前記条件設定画面上で入力された検索条件を前記情報グループの検索条件として登録する検索条件登録手段と、
   前記登録利用者毎に、前記情報グループに登録された前記検索条件を用いて前記データベースを検索するデータベース検索手段と、
   前記登録利用者毎に、前記データベースを検索した結果を前記端末装置上に表示する検索結果表示手段と、
   を具備することを特徴とするサーバ。
4. 前記検索条件登録手段は、前記登録利用者による前記端末装置からの要求に応じて、前記検索条件を設定、変更することを特徴とする請求項３記載のサーバ。
5. コンピュータを請求項５記載のサーバとして機能させるプログラム。
6. コンピュータを請求項５記載のサーバとして機能させるプログラムを記録した記録媒体。

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