JP2002024503A - 勤務管理システム - Google Patents

勤務管理システム

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JP2002024503A
JP2002024503A JP2000207633A JP2000207633A JP2002024503A JP 2002024503 A JP2002024503 A JP 2002024503A JP 2000207633 A JP2000207633 A JP 2000207633A JP 2000207633 A JP2000207633 A JP 2000207633A JP 2002024503 A JP2002024503 A JP 2002024503A
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Keiichi Okamoto
敬一 岡本
Giichi Takasaki
義一 高崎
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 希望シフトの入力、勤務シフトの可否チェッ
ク、照会等に携帯端末を活用し、管理者にとっても従業
者にとっても手軽で便利な勤務管理システムを提供す
る。 【解決手段】 勤務管理処理装置1は、携帯端末4を用
いてWWWサーバー3上で勤務シフト表の閲覧及び希望
勤務シフトの入力、シフト表の作成、閲覧等が可能な表
示データ及びプログラムをWWWサーバー3にアップロ
ードし、携帯端末4を用いて入力した希望勤務シフト等
の入力データがWWWサーバー3を介して勤務管理処理
装置1にダウンロードされる。また、勤務管理処理装置
1に備えられたタイムレコーダ機能の出退勤時の打刻
を、派遣先に設置された発呼者通知機能付電話機8から
音声応答サーバー6を介して遠隔操作で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてパートタ
イマーを従業者とする職場における勤務シフト表の作成
を含む勤務管理、及び、従業者の派遣先における勤務管
理を行うための勤務管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】学生アルバイトのようなパートタイマー
を主な従業者とする店舗等の職場において、勤務シフト
表の作成は管理者の重要な仕事の一つである。勤務シフ
ト表は例えば、次のような手順で作成される。まず、過
去の売上実績等に基づいて、各日の時間帯ごとの売上予
測を行い、必要と予測されるマンパワー(労働人数)を
時間帯ごとに定める。つぎに、各従業者の希望シフト
(勤務希望日時)に沿って、各日の時間帯ごとに従業者
を割り当てていく。
【0003】このようにして作成した勤務シフト表の案
は、各従業者の可否チェックを経て確定する。勤務シフ
ト表が希望シフト通りになっていない従業者は、勤務可
否の最終判断を管理者に伝える。それが勤務不可である
場合は、管理者はその時間帯に他の従業者を割り当てる
調整が必要となる。
【0004】本発明者らは、上記のような勤務シフトの
作成の支援を含む勤務管理用ソフトウェアをすでに開発
している。この勤務管理用ソフトウエアは、通常のパー
ソナルコンピュータ上で動作し、タイムレコーダ機能、
従業者の勤務シフト入力、時間帯ごとの売上予測の算
出、管理者を含む従業者間の電子メールによる連絡機能
等を含んでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような勤務管理用ソフトウェアがインストールされたコ
ンピュータ(勤務管理処理装置)の設置場所は限られて
おり、従業者がいつでも自由に操作するというわけには
いかないのが通常である。特に、職場を離れているとき
に、希望シフトの入力、勤務シフトの可否チェック、照
会等を行うことは困難である。
【0006】ところで、最近は、比較的安価な携帯電話
が広く普及し、特に、若者を中心とするパートタイム従
業者の多くが携帯電話を活用している。また、携帯電話
のような携帯端末を用いて移動体通信網を介してインタ
ーネットに接続することができるサービスが各移動体通
信会社によって開始され、その利用者が急速に増加して
いる。
【0007】そこで、本発明は携帯電話のような携帯端
末を用いて希望シフトの入力、勤務シフトの可否チェッ
ク、照会等を可能とし、管理者にとっても従業者にとっ
ても手軽で便利な勤務管理システムを提供することを目
的とする。
【0008】本発明の別の目的は、従業者の派遣先等に
おける出退勤の管理をタイムレコーダの遠隔打刻によっ
て可能とし、従業者の派遣先での勤務管理を容易かつ確
かなものとする勤務管理システムを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による勤務管理シ
ステムの第1の構成は、主としてパートタイマーを従業
者とする職場における勤務シフト表の作成を含む勤務管
理を行うための勤務管理システムであって、店舗又は事
務所等の所定の管理場所に設置され、インターネットに
接続可能な勤務管理処理装置と、インターネットに接続
されたWWWサーバーと、移動体通信網(及びインター
ネット)を介してWWWサーバーに接続可能な携帯端末
とを構成手段として含み、勤務管理処理装置は、携帯端
末を用いてWWWサーバー上で勤務シフト表の閲覧及び
希望勤務シフトの入力が可能な表示データ及びプログラ
ムをWWWサーバーに転送し、携帯端末を用いて入力し
た希望勤務シフトの入力データがWWWサーバーを介し
て勤務管理処理装置に転送されることを特徴とする。
【0010】勤務管理処理装置は更に、携帯端末を用い
てWWWサーバー上で勤務シフト表の作成を行うための
データ及びプログラムをWWWサーバーに転送し、携帯
端末を用いて作成した勤務シフトがWWWサーバーを介
して勤務管理処理装置に転送されることが好ましい。
【0011】また、勤務管理処理装置は更に、携帯端末
を用いてWWWサーバーから取得した勤務シフト表に対
して、勤務単位ごとに可否チェックを行うためのデータ
及びプログラムをWWWサーバーに転送し、携帯端末を
用いて入力した勤務シフト表に対する可否チェックデー
タがWWWサーバーを介して勤務管理処理装置に転送さ
れることが好ましい。
【0012】上記のような構成によれば、希望シフトの
入力、勤務シフト表の作成、可否チェック等に携帯電話
等の携帯端末を活用することができるので、学生アルバ
イトのようなパートタイマーを主な従業者とする店舗等
の職場において、管理者にとっても従業者にとっても手
軽で便利な勤務管理システムとなる。
【0013】上記の構成において、WWWサーバーは、
インターネット接続業者(サービスプロバイダ)のサー
バーであってもよいし、店舗又は事務所等に設置された
自前のサーバーであってもよい。更に、勤務管理処理装
置とWWWサーバーが1台のコンピュータで構成されて
いてもよい。つまり、店舗又は事務所等に設置された1
台のコンピュータに、勤務管理処理装置のソフトウェア
とWWWサーバーのソフトウェアの両方がインストール
されている実施形態も可能である。
【0014】本発明による勤務管理システムの第2の構
成は、従業者の派遣先における勤務管理を行うための勤
務管理システムであって、事務所等の所定の管理場所に
設置されたタイムレコーダ機能を含む勤務管理処理装置
と、派遣先に設置された発呼者番号通知可能な電話機
と、勤務管理処理装置に通信で接続されると共に公衆回
線で派遣先の電話機に接続された音声応答サーバーとを
構成手段として含み、音声応答サーバーは、派遣先の電
話機の電話番号を含む派遣先の認証のための派遣先デー
タと、従業者の認証のための従業者データをマスタファ
イルとして記憶し、従業者が派遣先の電話機から音声応
答サーバーに発呼すると、音声応答サーバーは、受信し
た発呼者の電話番号が派遣先データに登録されている番
号であり、かつ、音声ガイドにしたがって送信されてき
た従業者の認証用のデータが従業者データに登録されて
いるデータと一致する場合は、タイムレコーダのための
有効な打刻データを勤務管理処理装置に送信することを
特徴とする。ここでいう発呼者番号通知可能な電話機と
は、NTTとの契約によってデフォルトで又はターミナ
ルアダプタの設定によって、若しくは相手先の電話番号
の前に「186」をダイアルすることによって、発呼者
の電話番号が相手先(着呼側)に通知されるサービスが
受けられる電話機を意味する。
【0015】上記のような構成によれば、派遣先に設置
されている発呼者番号通知可能な電話機を用いて出退勤
の際の打刻を遠隔操作で行うことができるので、従業者
の勤務管理が容易になると共に、管理者と従業者との信
頼関係の維持に寄与することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0017】図1は、本発明の第1実施形態に係る勤務
管理システムの概略構成を示す図である。この実施形態
の勤務管理システムでは、店舗、事務所等の職場又は所
定の管理場所に設置されたコンピュータ1が、インター
ネット2を介してサービスプロバイダのWWW(ワール
ドワイドウェブ)サーバー3に接続される。また、各従
業者が携帯する携帯電話、携帯端末等(以下、単に携帯
端末という)4が、移動通信網5、ゲートウェイサーバ
ー5a、及びインターネット2を介して上記のWWWサ
ーバー3に接続される。
【0018】コンピュータ1は、インターネット接続機
能を有する通常のコンピュータシステムでよいが、従業
者の勤務管理を行うための専用ソフトウェア(以下、勤
務管理ソフトウェアという)がインストールされてい
る。この勤務管理ソフトウェアは、CDROM等の記憶
媒体に記憶された状態で提供される。あるいは、インタ
ーネット等のネットワークを介して提供することもでき
る。勤務管理ソフトウェアは、通常はコンピュータ1の
補助記憶装置(ハードディスク)にインストールされ、
主記憶装置にロードされて実行される。
【0019】勤務管理ソフトウェアは、勤務シフト表作
成機能、タイムレコーダ機能、電子メール機能等を含ん
でいる。勤務シフト表作成機能は、従業者の勤務希望日
時と、売上予測等に基づく必要な労働人員(マンパワ
ー)とを調整しつつ適切な勤務シフト表の作成を支援す
る機能である。学生アルバイトのようなパートタイマー
を主な従業者とする店舗等の職場において、勤務シフト
表の作成は、管理者の重要な仕事の一つである。
【0020】タイムレコーダ機能は、従業者の出勤時
刻、退出時刻等を従業者の識別コード(ID)に関連付
けて入力(打刻)し、各従業者の勤務時間の集計、総労
働時間の集計等を行う機能である。電子メール機能は、
管理者を含む従業者間の業務連絡をコンピュータの画面
上で行う機能である。各従業者が携帯する携帯端末とコ
ンピュータとの間で電子メール交換を行うこともでき
る。
【0021】本実施形態の勤務管理システムでは、イン
ターネット2のサービスプロバイダのWWWサーバー3
上に特定のサイト(ホームページ)を設けて従業者の勤
務管理のために活用する。このサイトは、職場に設置さ
れたコンピュータ1からインターネット2を介してアク
セスできることはもちろんであるが、各従業者が携帯す
る携帯電話等の携帯端末4からもアクセスできる。
【0022】このような携帯端末4からインターネット
上のWWWサーバーへの接続には、移動通信会社が最近
始めたインターネット接続サービスを利用する。例え
ば、NTT移動通信網(NTTドコモ)が提供する「i
モード」サービスを利用することができる。図1に示す
ように、移動通信会社のゲートウェイサーバー5aが、
インターネット2と移動通信網5との間のプロトコル変
換やアドレス変換を行う。
【0023】図2は、コンピュータ1、WWWサーバー
3、及び携帯端末4の間で行われるデータ(及びプログ
ラム)の授受を示す図である。
【0024】コンピュータ1からWWWサーバー3への
データ&プログラムのアップロードは、スケジューラに
よって定期的に行われる。例えば1日1回、所定の時刻
に自動的にアップロードが行われる。これにより、WW
Wサーバー3に蓄積され、ホームページとして表示され
る内容(コンテンツ)が更新される。もちろん、勤務シ
フト表等のデータの更新が生じるたびに手動でアップロ
ードを行うことも可能である。
【0025】ここでいうプログラムは、ホームページに
組み込まれ、WWWブラウザ(閲覧ソフトウェア)から
の指令にしたがって簡単な処理を行うためのCGIスク
リプトと呼称されるプログラムである。このプログラム
は、コンピュータ1にインストールされた勤務管理ソフ
トウエアが自動的に生成する。
【0026】これによって、例えば携帯端末4から入力
したデータの集計処理をホームページの画面上で行うこ
とが可能となる。通常、Perl等のインタープリタ言
語でCGIスクリプトが記述され、ホームページの表示
データに組み込まれる。将来普及すると予想されるJa
va言語でのプログラム記述が一般的になると、プログ
ラムを携帯端末にダウンロードして、データ集計等のプ
ログラムの実行を携帯端末上で行うことができるように
なる。
【0027】いずれにせよ、従業者は携帯端末4を用い
てWWWサーバー3にアクセスし、この勤務管理のため
のホームページを閲覧する。つまり、携帯端末4の表示
画面にホームページを表示するための表示データを取得
する。なお、このホームページのコンテンツは、移動通
信会社が提供するインターネット接続サービス(例えば
iモード)に対応するように作成されている。つまり、
携帯端末4の限られた表示画面での表示が可能なよう
に、HTML(ハイパーテキストマークアップランゲー
ジ)ベースの所定のタグ言語で記述されている。
【0028】図3(a)〜(d)は、従業者が携帯端末
4を用いて希望シフト(希望勤務日時)の入力や確定等
を行う際の携帯端末4の画面表示の一例を示す図であ
る。まず、勤務管理のためのホームページにアクセスす
ると、図3(a)に示すメニュー画面が表示される。メ
ニュー番号4の「希望シフト」を選択すると、図3
(b)の希望シフト入力画面が表示される。この画面上
で、各日の勤務希望時間を入力する。通常は、1ヶ月単
位で希望シフトを入力する。画面のスクロールによって
1ヶ月分の勤務希望時間を入力することができる。
【0029】この入力データは、移動通信網5及びイン
ターネット2を介してWWWサーバー3に送信され、必
要に応じてWWWサーバー3上でデータ集計等の処理が
行われる。前述のように、将来は、携帯端末4上で集計
等の加工を行った後のデータをWWWサーバー3に送信
することも可能になる。
【0030】各従業者の携帯端末4から送信され、WW
Wサーバー3上に蓄積された希望シフト等のデータは、
コンピュータ1にダウンロードされる。そして、コンピ
ュータ1を用いて管理者が勤務シフト表を作成する。こ
の際、WWWサーバー3からダウンロードした各従業者
の希望シフトの他に、標準労働時間及び時間別売上予測
を参照し、日ごと、時間帯ごとに適切なマンパワーを割
り振るように、勤務シフト表を作成する。標準労働時間
は、日別予算を入力すると、日売上別標準生産性に基づ
いて算出される。そして、最近の実績又は前年度の同曜
日実績に基づいて時間別売上予測が算出される。
【0031】図4は、コンピュータ1で勤務管理ソフト
ウェアを起動したときの初期画面の一例を示す図であ
る。この初期画面は、タイムレコーダ機能の画面と各管
理処理の選択メニュー画面を兼ねている。また、上部中
央には、未読電子メールの表示欄もある。未読電子メー
ルは、業務上の指示が目的の未読指示と他の未読メール
とに分類されている。
【0032】図4のメニュー画面からメニュー番号11
の「希望シフト入力」を選択すると、図5に例示するよ
うな希望シフト入力画面になり、コンピュータ1でも希
望シフト入力を行うことができる。
【0033】図4のメニュー画面からメニュー番号12
の「シフト表作成」を選択すると、図6に例示するよう
なシフト表作成画面になる。このとき、携帯端末4から
入力されてWWWサーバー3を介してコンピュータ1へ
ダウンロードされた、又は、コンピュータ1から直接入
力された各従業者の希望シフトが細線で表示されてい
る。この画面上で、表示されている予算に対する標準労
働時間や時間別売上予測を参酌しながら、勤務シフト表
を作成していく。
【0034】図7は、勤務シフト表作成の途中段階の表
示例を示す図である。4人の従業者の勤務シフトが決定
され、太線で表示されている。現在、上から5番目の従
業者「吉岡晶子」の勤務シフトを決定しようとしてい
る。
【0035】図8は、勤務シフト表(案)の作成がひと
まず終了した状態の表示例を示している。このようにし
て作成された勤務シフト表(案)は、前述のように、コ
ンピュータ1からWWWサーバー3へアップロードさ
れ、ホームページのコンテンツが更新される。各従業者
は、携帯端末4を用いてホームページにアクセスし、自
分の勤務シフト(案)を参照し、問題ないか否かをチェ
ックする。
【0036】図3(a)に示した携帯端末4のメニュー
画面において、メニュー番号3の「シフト照会」を選択
し、サブメニューで自分の勤務シフトを選択すると、図
3(c)に示すような自分の勤務シフト(案)が表示さ
れる。この画面で、各日の勤務時間をチェックし、可で
あればチェック欄に○を入力し、不可であればチェック
欄に×を入力する。なお、「シフト照会」のサブメニュ
ーで作成シフト一覧を選択すると、図3(d)に示すよ
うな全体の勤務シフト作成(確定)状況が表示される。
○印のチェックがある日は勤務シフトが確定しており、
△印のチェックがある日は勤務シフトを作成中であるこ
とを示している。○印のチェックがある日は、詳細勤務
シフトを参照することができる。また、各日の予測売上
及び作業時間(予測所要労働時間)も表示されている。
【0037】上記のようにして入力された各従業者の勤
務シフト(案)に対する可否チェックデータは、携帯端
末4からWWWサーバー3に送信され、WWWサーバー
3からコンピュータ1にダウンロードされる。各従業者
の勤務シフト(案)に対する可否チェック結果は、コン
ピュータ1の画面上に一覧表示することができる。図4
のメニュー画面からメニュー番号26の「シフト表」を
選択すると、図8に示したのと同様の勤務シフト表が表
示され、氏名欄の右側のチェック欄(CK)に、各従業
者のチェック結果がO又は×で表示される。前述のよう
に、○印は勤務可を意味し、×印は勤務不可を意味す
る。
【0038】管理者は、この可否チェック結果に基づい
て、勤務シフト(案)の再調整を行う。勤務予定の従業
者すべてが可とした勤務シフト単位はひとまず確定し、
不可とした勤務予定の従業者がある場合は、他の従業者
を割り当てる必要がある。この際、各従業者宛の電子メ
ールを活用する。
【0039】以上の説明では、各従業者が希望勤務シフ
トの入力と、作成された勤務シフト(案)の確認を行う
際に携帯端末4を用いている。そして、管理者が行う勤
務シフト(案)の作成はコンピュータ1を用いて行う。
しかし、勤務シフト(案)の作成作業を携帯端末4を用
いて行うことも可能である。
【0040】図9(a)〜(d)は、管理者が携帯端末
4を用いて勤務シフト表を作成する際の携帯端末4の画
面表示の一例を示す図である。まず、図3(a)に示し
た携帯端末4のメニュー画面において、メニュー番号2
の「シフト作成」を選択すると、図9(a)の勤務シフ
ト表作成画面が表示される。予測売上を入力すると、標
準労働時間が表示される。更に、時間別売上が計算さ
れ、時間別のシフト時間が集計される。画面をスクロー
ルすれば、図9(b)及び(c)に示すように、すべて
の時間別売上及びシフト時間集計値を参照できる。更に
画面のスクロールを行うと、図9(d),(e),
(f)に示すように、各従業者の希望シフトが表示され
ると共に決定シフト入力を行うことができる。従業者ご
とに、スラッシュ(/)の左側に希望シフトが表示さ
れ、右側の枠内に決定シフト入力を行うことができる。
【0041】図9(f)の画面において、「1.送信」
を選択すると、入力した勤務シフト等のデータがWWW
サーバー3へ送信される。「5.日付選択」を選択する
と、他の日の勤務シフト表を作成画面に移行することが
できる。「2.指示連絡」を選択すると、この日の指示
(電子メール)を入力する画面に移行する。
【0042】図10(a)〜(e)は、携帯端末4を用
いて電子メールを作成する際の表示例を示す図である。
図10(a),(b)は、管理者が勤務シフト表を作成
する画面から指示連絡の電子メールを作成する際の表示
例を示している。図10(a)の画面において、宛先の
従業者を選択すると、図10(b)の表示に移行するの
で、報告の要否を選択し、メッセージを入力する。図1
0(c),(d),(e)は、図3(a)に示したメニ
ュー画面からメニュー番号6の「メール書く」を選択し
たときの表示例を示している。図10(c)の画面で番
号2の「個人宛」を選択すると、図10(d)の表示に
移行し、個人宛メールを作成することができる。図10
(c)の画面で番号1の「全員宛」を選択すると、図1
0(e)の表示に移行し、全員宛メールを作成すること
ができる。このとき、電子メールの有効表示期間(開始
日及び終了日)を指定することができる。
【0043】上記のような電子メールは、もちろんコン
ピュータ1の画面上で作成し、送信することもできる。
そして、コンピュータ1上に構成されたタイムレコーダ
(図4の表示画面)で従業者が打刻を行ったときに、図
11に示すように、その内容が重畳表示される。図11
の表示例は全員宛メールであり、各従業員が打刻を行う
たびに電子メールの内容が重畳表示される。個人宛メー
ルの場合は、該当する従業者が(自分のIDと共に)打
刻を行ったときにのみ電子メールの内容が重畳表示され
る。
【0044】図12は、本発明の第2実施形態に係る勤
務管理システムの概略構成を示す図である。この実施形
態の勤務管理システムは、第1実施形態のシステム構成
に加えて、発呼者通知機能(ナンバーディスプレイ機
能)を利用したタイムレコーダの遠隔打刻操作を可能に
したものである。すなわち、図12のシステム構成で
は、図1に示したシステム構成に、音声応答サーバー
6、公衆回線網7及びナンバーディスプレイ対応電話機
(以下、単に電話機ということもある)8が付加されて
いる。
【0045】電話機8は、従業者の派遣先、出張先等に
設置された電話機であり、NTTとの契約により、発呼
時に自分の電話番号を通知することができる。本実施形
態では、後者の発呼者通知機能を利用して、従業者の派
遣先等の遠隔地からタイムレコーダの打刻を行う。
【0046】タイムレコーダ機能を有するコンピュータ
1は、通信によって音声応答サーバー6に接続され、音
声応答サーバー6は公衆回線を介して派遣先に設置され
た電話機に接続されている。音声応答サーバー6には、
派遣先の認証のための派遣先データと、従業者の認証の
ための従業者データがマスタファイルとして記憶されて
いる。
【0047】派遣先データは、少なくとも派遣先に設置
された電話機の電話番号を含む。通常は派遣場所の名
称、住所等の管理データも含む。従業者データは、従業
者のID番号、暗証番号、氏名、生年月日等の個人デー
タを含む。
【0048】従業者は、派遣先に到着すると、派遣先に
設置されている電話機(派遣先データに電話番号が登録
されている電話機)を用いて、音声応答サーバー6の所
定の電話番号に発呼する。この際、その電話回線がNT
Tとの契約又はターミナルアダプタ(TA)の設定によ
り「通常通知」の設定になっている場合はそのまま電話
番号をダイアルすればよいが、「通常非通知」の設定に
なっている場合は「186」をダイアルした後に電話番
号をダイアルする必要がある。
【0049】音声応答サーバー6は、ナンバーディスプ
レイ機能によって送信されてきた発呼者の電話番号をチ
ェックし、派遣先として登録されている電話番号であれ
ば、音声ガイドによって発呼者のID及び暗証番号の入
力を促す。従業者の認証のために、従業者の生年月日等
の個人データの入力を行わせてもよい。更に高度の認証
のためには、個人情報を言わせて、自動音声認識技術に
より本人であるか否かを判別するようにしてもよい。
【0050】上記のようにして、派遣先の電話番号及び
従業者の認証が成功すると、音声応答サーバー6からコ
ンピュータ1に打刻データが送信され、コンピュータ1
のタイムレコーダ機能における打刻が自動的に行われ
る。
【0051】本実施形態のシステムは、家庭教師、介護
ヘルパー、ガードマンのように通常の職場が派遣先であ
るような場合の勤務管理に特に適している。従業者は、
前述のように、携帯端末で自分の勤務シフトを確認し、
直接派遣先に出勤することができる。この際、本実施形
態によれば、出勤時刻を派遣先から打刻することができ
るので、管理者にとって従業者の勤務管理が容易になる
と共に、管理者と従業者との信頼関係の維持にも寄与す
ることができる。派遣先での仕事が終了したとき(退勤
時)の打刻も出勤時と同様に行われる。
【0052】なお、上記の実施形態の説明において、考
えられる変形例についても適宜説明したが、本発明は、
その他にも、種々の変形例又は形態による実施が可能で
ある。
【0053】例えば、上記実施形態ではWWWサーバー
がサービスプロバイダに置かれているが、本発明はこの
ような構成に限るわけではない。店舗又は事務所等に自
前のWWWサーバーを設置してインターネットに常時接
続してもよい。更に、店舗又は事務所等に設置した1台
のコンピュータに、勤務管理処理装置のソフトウェアと
WWWサーバーのソフトウェアの両方をインストールし
て、1台のコンピュータに勤務管理装置とWWWサーバ
ーの両方の機能を持たせてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、希望シフトの入力、勤務シフト表の作成、照会等に
携帯電話等の携帯端末を活用することにより、学生アル
バイトのようなパートタイマーを主な従業者とする店舗
等の職場において、管理者にとっても従業者にとっても
手軽で便利な勤務管理システムを提供することができ
る。
【0055】また、派遣先に設置されているナンバーデ
ィスプレイ対応電話機を用いて出退勤の際の打刻を遠隔
操作で行うことにより、従業者の勤務管理が容易になる
と共に、管理者と従業者との信頼関係の維持に寄与する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る勤務管理システム
の概略構成を示す図である。
【図2】図1の勤務管理システムにおけるコンピュー
タ、WWWサーバー、携帯端末間のデータの授受を示す
図である。
【図3】従業者が携帯端末を用いて希望シフトの入力や
確定等を行う際の携帯端末の画面表示の一例を示す図で
ある。
【図4】コンピュータで勤務管理ソフトウェアを起動し
たときの初期画面の一例を示す図である。
【図5】コンピュータ上での希望シフト入力画面を示す
図である。
【図6】コンピュータ上での勤務シフト表作成画面を示
す図である。
【図7】勤務シフト表作成の途中段階の表示例を示す図
である。
【図8】勤務シフト表(案)の作成がひとまず終了した
状態の表示例を示す図である。
【図9】管理者が携帯端末を用いて勤務シフト表を作成
する際の携帯端末の画面表示の一例を示す図である。
【図10】携帯端末を用いて電子メールを作成する際の
表示例を示す図である。
【図11】コンピュータ上での電子メールの表示例を示
す図である。
【図12】本発明の第2実施形態に係る勤務管理システ
ムの概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1 勤務管理処理装置 2 インターネット 3 WWWサーバー 4 携帯端末 5 移動通信網 6 音声応答サーバー 7 公衆回線網 8 発呼者通知機能付電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E038 AA01 BA06 CA02 CA05 CA06 CA07 CB02 CB04 CB10 FA10 GA02 5B049 AA06 CC32 CC33 GG06 GG07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主としてパートタイマーを従業者とする職
    場における勤務シフト表の作成を含む勤務管理を行うた
    めの勤務管理システムであって、 店舗又は事務所等の所定の管理場所に設置され、インタ
    ーネットに接続可能な勤務管理処理装置と、インターネ
    ットに接続されたWWWサーバーと、移動体通信網を介
    して前記WWWサーバーに接続可能な携帯端末とを構成
    手段として含み、 前記勤務管理処理装置は、前記携帯端末を用いて前記W
    WWサーバー上で勤務シフト表の閲覧及び希望勤務シフ
    トの入力が可能な表示データ及びプログラムを前記WW
    Wサーバーに転送し、 前記携帯端末を用いて入力した希望勤務シフトの入力デ
    ータが前記WWWサーバーを介して前記勤務管理処理装
    置に転送されることを特徴とする勤務管理システム。
  2. 【請求項2】前記勤務管理処理装置は更に、前記携帯端
    末を用いて前記WWWサーバー上で勤務シフト表の作成
    を行うためのデータ及びプログラムを前記WWWサーバ
    ーに転送し、 前記携帯端末を用いて作成した勤務シフトが前記WWW
    サーバーを介して前記勤務管理処理装置に転送されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の勤務管理システム。
  3. 【請求項3】前記勤務管理処理装置は更に、前記携帯端
    末を用いて前記WWWサーバーから取得した勤務シフト
    表に対して、勤務単位ごとに可否チェックを行うための
    データ及びプログラムを前記WWWサーバーに転送し、 前記携帯端末を用いて入力した勤務シフト表に対する可
    否チェックデータが前記WWWサーバーを介して前記勤
    務管理処理装置に転送されることを特徴とする請求項1
    又は2記載の勤務管理システム。
  4. 【請求項4】前記勤務管理処理装置と前記WWWサーバ
    ーが1台のコンピュータで構成されていることを特徴と
    する請求項1、2又は3記載の勤務管理システム。
  5. 【請求項5】従業者の派遣先における勤務管理を行うた
    めの勤務管理システムであって、 事務所等の所定の管理場所に設置されたタイムレコーダ
    機能を含む勤務管理処理装置と、派遣先に設置された発
    呼者番号通知可能な電話機と、前記勤務管理処理装置に
    通信で接続されると共に公衆回線で前記派遣先の電話機
    に接続された音声応答サーバーとを構成手段として含
    み、 前記音声応答サーバーは、前記派遣先の電話機の電話番
    号を含む派遣先の認証のための派遣先データと、従業者
    の認証のための従業者データをマスタファイルとして記
    憶し、 従業者が前記派遣先の電話機から前記音声応答サーバー
    に発呼すると、前記音声応答サーバーは、受信した発呼
    者の電話番号が派遣先データに登録されている番号であ
    り、かつ、音声ガイドにしたがって送信されてきた従業
    者の認証用のデータが従業者データに登録されているデ
    ータと一致する場合は、タイムレコーダのための有効な
    打刻データを前記勤務管理処理装置に送信することを特
    徴とする勤務管理システム。
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