JP2008009891A - 情報共有システム、情報管理装置、情報管理方法、及びプログラム - Google Patents

情報共有システム、情報管理装置、情報管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 建設業務に対する検査を効率化する情報共有システムを提供する。
【解決手段】 情報共有システム1は、建設業務の受発注者間で共有されたデータファイルを蓄積し、蓄積されたデータファイルの中から、建設業務に対する検査に用いるデータファイルを抽出し、抽出されたデータファイルを検査者に提供する。これにより、建設業務に伴うデータファイルの交換と建設業務の検査とをシームレスに実施可能になり、検査業務の円滑化、提出文書の適正化、及び、業務のペーパレス化が期待できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、建設業務に関する情報を共有する情報共有システムに関する。
例えば、非特許文献1には、建設工事に関する情報を電子文書化することが開示されている。
http://www.mlit.go.jp/tec/it/cals/index.html
本発明は、上述した背景からなされたものであり、建設業務に対する検査を効率化する情報共有システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明にかかる情報共有システムは、建設業務を発注した発注者又はこの発注者から管理業務を受託した者が利用する発注者端末、及び、この建設業務を受注した受注者が利用する受注者端末を含む情報共有システムであって、前記受注者端末と前記発注者端末との間で共有される建設業務のデータファイルを、この建設業務を識別する業務識別情報に対応付けて記憶する業務情報記憶手段と、前記業務情報記憶手段に記憶されているデータファイルの中から、前記業務識別情報に基づいて、前記建設業務に関する検査の対象となるデータファイルを選択する文書選択手段とを有する。
好適には、複数の検査段階それぞれに対して、それぞれの検査段階において検査対象とすべきデータファイルの種類を関連付ける関連付け手段をさらに有し、前記文書選択手段は、前記複数の検査段階のいずれかである場合に、前記関連付け手段によりこの検査段階に関連付けられたデータファイルの種類と、前記業務識別情報とに基づいて、検査対象となるデータファイルを選択する。
好適には、前記文書選択手段により選択されたデータファイルを閲覧するためのリンク情報を生成するリンク生成手段をさらに有し、前記業務情報格納手段により記憶されているデータファイルは、前記リンク生成手段により生成されたリンク情報を用いて閲覧できる。
好適には、検査結果の入力を業務識別情報に対応付けて受け付ける入力受付手段と、前記入力受付手段により受け付けられた検査結果を業務識別情報に対応付けて記憶する検査結果記憶手段とをさらに有する。
好適には、前記文書選択手段により選択された複数のデータファイルを、建設業務における工程の順序、データファイルが作成された時間の順序、データファイルが登録された順序、又は、データファイルに対して承認がなされた順序に対応付けて表示する文書表示手段をさらに有する。
好適には、複数の検査担当者それぞれの権限に対して、検査対象とすべきデータファイルの種類を関連付ける関連付け手段をさらに有し、前記文書選択手段は、検査担当者のいずれかが検査を行う場合に、前記関連付け手段によりこの検査担当者の権限に関連付けられたデータファイルの種類と、前記工事識別情報とに基づいて、検査対象となるデータファイルを選択する。
好適には、建設業務に関する評価項目に対して、検査結果の入力を受け付ける入力受付手段と、前記入力受付手段により受け付けられた検査結果に基づいて、暫定的な評価値を算出する評価値算出手段と、前記評価値算出手段により算出された評価値に対する確定操作を受け付ける確定受付手段とをさらに有し、前記検査結果記憶手段は、前記確定受付手段により登録操作が受け付けられたことを条件として、入力された前記検査結果及び前記評価値の少なくとも一方を登録する。
好適には、前記検査結果記憶手段は、前記検査結果又はこの検査結果に基づいて生成された評価値を、この検査結果又は評価値を入力した検査担当者に対応付けて記憶し、前記検査結果記憶手段により検査担当者に対応付けて記憶されている検査結果又は評価値に基づいて、各検査担当者の評価傾向を示す情報を生成する傾向情報生成手段をさらに有する。
好適には、前記受注者端末から、建設業務に関する評価項目に対して、検査結果の入力を受け付ける入力受付手段と、前記入力受け付け手段により受け付けられた検査結果に基づいて、暫定的な評価値を算出する評価値算出手段と、前記評価値算出手段により算出された評価値を前記受注者端末に提供する評価値提供手段とをさらに有する。
また、本発明にかかる情報管理装置は、建設業務を発注した発注者又はこの発注者から管理業務を受託した者の発注者端末、及び、この建設業務を受注した受注者の受注者端末と通信可能な情報管理装置であって、前記受注者端末と前記発注者端末との間で共有される建設業務のデータファイルを、この建設業務を識別する業務識別情報に対応付けて記憶する業務情報記憶手段と、前記業務情報記憶手段に記憶されているデータファイルの中から、前記業務識別情報に基づいて、前記建設業務に関する検査の対象となるデータファイルを選択する文書選択手段と、前記文書選択手段により選択されたデータファイルを、前記建設業務の検査を行う検査担当者に提供するファイル提供手段とを有する。
また、本発明にかかる情報管理方法は、建設業務を発注した発注者又はこの発注者から管理業務を受託した者と、この建設業務を受注した受注者との間で送受信されたデータファイルを、この建設業務を識別する業務識別情報に対応付けて記憶し、記憶されているデータファイルの中から、前記業務識別情報に基づいて、前記建設業務に関する検査の対象となるデータファイルを選択し、選択されたデータファイルを、前記建設業務の検査を行う検査担当者に提供する。
また、本発明にかかるプログラムは、建設業務を発注した発注者又はこの発注者から管理業務を受託した者と、この建設業務を受注した受注者との間で送受信されたデータファイルを、この建設業務を識別する業務識別情報に対応付けてデータベースに登録するステップと、前記データベースに登録されているデータファイルの中から、前記業務識別情報に基づいて、前記建設業務に関する検査の対象となるデータファイルを選択するステップと、選択されたデータファイルを、前記建設業務の検査を行う検査担当者に提供するステップとをコンピュータに実行させる。
本発明の情報共有システムによれば、建設業務に対する検査を効率的に行うことができる。
まず、本発明が適用される情報共有システム1の全体構成を説明する。
図1は、調査支援システム1の全体構成を例示する図である。
図1に例示するように、情報共有システム1は、発注者端末402、受注者端末404、検査者端末406、及び、これらの端末がアクセスする受発注者間情報共有システム2とを含む。
発注者端末402は、建設業務の発注者又はこの発注者から建設業務の管理業務を受託した受託者が利用するコンピュータ端末であり、発注者(又は受託者)の操作に応じて、建設業務に対する要求、及び、受注者からの発議に対して承認又は変更要求などを行う。なお、以下の説明では、発注者が発注者端末402を利用する形態を具体例として説明する。
受注者端末404は、建設業務の受注者が利用するコンピュータ端末であり、受注者の操作に応じて、建設業務に関する発議などを行う。本例では、建設業務を直接受注した元請け業者の受注者端末404Aと、下請け業者の受注者端末404Bとが設けられているが、受注者端末404の数はこれに限定されるものではない。以下の説明において、元請け業者及び下請け業者は、発注者との関係において、共に建設工事を請け負ったものであり、受注者として総称される場合がある。
検査者端末406は、建設業務の過程を検査する検査者が利用するコンピュータ端末であり、検査者の操作に応じて、建設業務に対する検査を行い、検査結果を入力する。本例では、複数の検査段階(第1の検査段階、第2の検査段階、及び第3の検査段階)それぞれの担当者のために、第1検査者端末406A、第2検査者端末406B及び第3検査者端末406Cが設けられている。なお、検査者端末406の数は本例に限定されるものではなく、また、発注者端末402が検査者端末406としての機能を併有してもよい。
受発注者間情報共有システム2は、受発注者間で共有されるデータファイル(建設業務に関するデータファイル)を管理する情報管理サーバ20と、受発注者間で共有されるデータファイル及び検査者による検査結果などを記憶する業務情報データベース(業務情報DB)22とを有する。ここで、データファイルには、HTMLファイル、CSVファイル、図面ファイル又は写真ファイルなどの文書ファイル、音声ファイル、動画像ファイルなどが含まれる。
情報管理サーバ20は、建設業務を一意に識別する業務ID(業務識別情報)を用いて、発注者端末402から入力された情報、受注者端末404から入力された情報、及び、検査者端末406から入力された情報を管理し、これらの情報を業務IDに対応付けて業務情報DB22に登録する。
また、情報管理サーバ20は、業務IDに対応付けて、発注者端末402、受注者端末404及び検査者端末406のアクセス権限を管理することにより、特定の建設業務に関する情報の共有を実現する。
また、情報管理サーバ20は、受発注者感で共有されるデータファイルの中から、検査対象となるデータファイルを抽出し、抽出されたデータファイルを検査者端末406に提供して、検査者による検査の支援を行う。
[業務情報管理プログラム]
図2は、情報管理サーバ20(図1)により実行され、本発明にかかる情報管理方法を実現する業務情報管理プログラム5の機能構成を例示する図である。
図2に例示するように、業務情報管理プログラム5は、権限管理部500、ファイル管理部510、検査文書提供部520、検査集計部530、及び傾向情報生成部540を有する。また、ファイル管理部510には、フロー管理部510、再発議補助部514及び代理承認部516が含まれており、検査文書提供部520には、検査文書選択部522、リンク生成部524及び文書表示部526が含まれており、検査集計部530には、結果入力受付部532、評価値算出部534及び評価値確定部536が含まれている。
また、図2の権限管理テーブル240及び検査範囲テーブル260は、業務情報管理プログラム5により参照されるデータテーブルであり、例えば、情報管理サーバ20の記憶領域に保持されている。権限管理テーブル240には、権限管理情報(業務ID、ユーザID及びパスワードなど)が登録されており、検査範囲テーブル260(関連付け手段)には、検査者のユーザID(又は、検査者の権限(職位))と、この検査者の検査範囲に関連するデータファイルの種類とが互いに関連付けられている。データファイルの種類とは、例えば、施工体制台帳、主任技術者選任届、品質証明書、写真、確認願、図面、報告書、又は、安全パトロール等記録などである。
なお、本例の業務情報管理プログラム5は、上記機能構成を有するソフトウェアであるが、これに限定されるものではなく、例えば、業務情報管理プログラム5の全部又は一部が、ASICなどのハードウェアで実現されてもよいし、機能構成の一部が発注者端末402、受注者端末404又は検査者端末406などに設けられてもよい。
業務情報管理プログラム5において、権限管理部500は、権限管理テーブル240に予め登録された権限管理情報(例えば、業務ID、ユーザID及びパスワード)に基づいて、業務情報DB22に記憶された情報へのアクセスを許可又は禁止する。また、権限管理部500は、各ユーザの職位(建設業務における社会的地位)をユーザIDに対応付けて管理しており、ユーザIDに対応する職位を特定し、特定された職位をファイル管理部510及び検査文書選択部522などに通知する。本例の権限管理部500は、発注者端末402、受注者端末404又は検査者端末406が業務IDを指定してユーザID及びパスワードを入力してログインを要求すると、この業務ID、ユーザID及びパスワードに基づいて認証を行い、ログインが許可されると、業務情報DB22に記憶された情報のうち、この業務IDに対応する情報へのアクセスを許可し、さらに、このユーザIDに対応する職位をファイル管理部510及び検査文書選択部522に通知する。
ファイル管理部510は、業務情報DB22に登録されるデータファイル(すなわち、発注者端末402又は受注者端末404から入力されるデータファイル)を管理する。より具体的には、ファイル管理部510のフロー管理部512は、受発注者間における建設業務のフローを管理する。建設業務では、発注者及び受注者等の関係者のいずれか(例えば、現場の監督員)から建設業務に関する発議がなされ、この発議に対して他の関係者(例えば、発注担当者)が承認を行うという流れ(フロー)が複数存在する。本例のファイル管理部510は、複数のフロー(文書の送受信先など)を予め設定しておき、ユーザにより選択されたフローに従って、データファイルの送信先あるいは転送先を自動的に設定する。本例では、フロー管理部512は、各フローで承認又は確認を要する職位と、この職位に対して要求される処理内容とを互いに対応付けた業務フローテーブル512A(後述)を有しており、権限管理部500から各職位に対応する送信先を取得し、取得された送信先を宛先に設定し、処理内容を指定したデータファイルの雛形を生成する。なお、ファイル管理部510は、ユーザにより任意に設定された業務フローテーブルに応じて、データファイルの送信先等を設定することもできる。これにより、ユーザは、データファイルの転送先及び転送順序、並びに、転送先における処理(承認等)を容易に指定でき、例えば、同一のデータファイルに対して複数の承認を要する場合(すなわち、同一のデータファイルが回覧される場合)などに好適である。
再発議補助部514は、発議が却下された場合に、却下された発議のデータファイルを複製し、複製されたデータファイルを、発議したユーザ(例えば、受注者端末404B)に提供する。本例の再発議補助部514は、発議が却下され、かつ、この却下についてコメントが付されていることを条件として、却下された発議のデータファイルを複製し、発議したユーザに提供する。これにより、発議したユーザは、複製されたデータファイルを、コメントに沿って修正することにより、再発議を行うためのデータファイルを作成することができる。
代理承認部516は、データファイルに対する承認又は確認の権限が与えられた第1権限者と、この第1権限者の代理として承認又は確認の権限が与えられた第2権限者とを互いに対応付ける代理管理テーブルを有し、第1権限者又は第2権限者によりいずれかのデータファイルに対して承認処理又は確認処理がなされた場合に、第1権限者による承認処理又は確認処理と、第2権限者による承認処理又は確認処理とを区別するために情報を、このデータファイルに付与する。本例の代理承認部516は、第1権限者と第2権限者とで、承認印との色を異ならせる。このように代理承認等を許容することにより、業務フローの遂行を円滑化でき、また代理で承認又は確認されたのか否かを明確化することにより、フローの後段において承認の適切性を判断することができる。
検査文書提供部520は、検査者端末406からの要求に応じて、建設業務の検査に用いるデータファイルを抽出し、抽出されたデータファイルを検査者端末406に提供する。より具体的には、検査文書選択部522(文書選択手段)は、業務情報DB22に記憶されているデータファイルの中から、検査対象となる建設業務の業務IDに基づいて、データファイルを選択し、選択されたデータファイルの識別情報をリンク生成部524に通知する。本例では、検査範囲テーブル260(関連付け手段)により検査者の職位と検査対象となるデータファイルの種類とが互いに対応付けられており、検査文書選択部522は、権限管理部500から提供される各ユーザの職位に基づいて、検査範囲テーブル260から、職位に関連付けられたデータファイルの種類を特定し、特定されたデータファイルの種類と、業務IDとに基づいて、業務情報DB22に記憶されているデータファイルの中から、種類及び業務IDが一致するデータファイルを選択し、選択されたデータファイルの識別情報をリンク生成部524に通知する。なお、データファイルには写真ファイルも含まれており、検査文書選択部522は、業務情報DB22に写真ファイルが登録されている場合には、この写真ファイルを選択することもある。
リンク生成部524は、検査文書選択部522により選択されたデータファイルを閲覧するためのリンク情報を生成する。本例のリンク生成部524は、業務情報DB22に記憶されているデータファイルのうち、検査文書選択部522により選択されたデータファイルにアクセスするためのリンクコードを生成し、生成されたリンクコードを文書表示部526に出力する。
文書表示部526は、検査文書選択部522により複数のデータファイルが選択された場合(すなわち、検査対象となるデータファイルが複数存在する場合)に、選択されたデータファイルを、このデータファイルに関連する工程(例えば、データファイルが生成又は承認された工程)に対応付けて表示させる。例えば、文書表示部526は、検査文書選択部522により選択されたデータファイルを、このデータファイルが生成又は承認された工程の識別情報に対応付けて表示させてもよいし、これらのデータファイルを、それぞれのデータファイルが生成、登録又は承認された順序に並べて表示させてもよい。本例の文書表示部526は、リンク生成部524により生成されたデータファイルのリンクコードを、それぞれのデータファイルが生成された工程の順序に配列し、リンクコードが工程順に配列された表示画面のデータを生成し、検査者端末406に送信する。
検査集計部530は、検査者端末406から、検査結果の入力を受け付け、入力された検査結果に基づいて、建設業務に対する評価値を生成し、生成された評価値を、ファイル管理部510を介して、業務情報DB22に登録する。より具体的には、結果入力受付部532は、検査者が検査者端末406に対して建設業務を指定して検査結果を入力すると、指定された建設業務の業務ID、及び、入力された検査結果を検査者端末406から取得し、取得された業務ID及び検査結果を業務情報DB22に登録する。本例の結果入力受付部532は、検査結果及び評価値を確定させる操作を受け付けるまで、検査結果の変更を受け付け、入力又は変更された検査結果及び業務IDをその都度、評価値算出部534に出力する。
評価値算出部534は、検査集計部530から入力された検査結果に基づいて、暫定的な評価値を算出し、算出された暫定的な評価値を検査者端末406に提供する。本例の評価値算出部534は、検査結果が入力又は変更されたことを条件として、暫定的な評価値を算出し、算出された暫定的な評価値を検査者端末406に表示させる。
評価値確定部536(登録受付手段)は、評価値算出部534により算出された評価値を登録する操作を、検査者端末406を介して受け付け、登録操作がなされたことを条件として、評価値算出部534により算出される評価値を確定させ、確定された評価値を業務ID及びこの検査者のユーザIDに対応付けて業務情報DB22に登録する。本例の評価値確定部536は、検査者により登録操作がなされると、そのときに評価値算出部534により算出されている評価値、及び、この評価値の算出の基礎となった検査結果を業務ID及び検査者のユーザIDに対応付けて、ファイル管理部510を介して業務情報DB22に格納する。
傾向情報集計部540は、ユーザからの要求に応じて、業務情報DB22に記憶されている検査結果又は評価値に基づいて、各検査者(検査担当者)の評価傾向を示す情報を生成し、ユーザに提供する。評価傾向を示す情報(以下、評価傾向情報)とは、例えば、各検査者による検査結果又は評価値の頻度分布、分散、最頻値又は平均値、あるいは、複数の検査者による検査結果又は評価値に対する、各検査者による検査結果又は評価値の偏差値などである。本例の傾向情報集計部540は、発注者端末402、受注者端末404又は検査者端末406から、検査者のユーザIDを指定して評価傾向情報が要求されると、指定されたユーザIDに対応付けられた評価値を業務情報DB22から読み出し、読み出された評価値の頻度分布図を作成し、さらに、読み出された評価値の平均及び分散を算出し、作成された頻度分布図と、算出された平均及び分散とを発注者端末402、受注者端末404又は検査者端末406に表示させる。
図3(A)及び(B)は、業務情報DB22に格納される情報を例示し、図3(C)は、フロー管理部512により利用される業務フローテーブル512Aを例示する図である。
図3(A)に例示するように、ファイル管理部510は、発注者端末402又は受注者端末404からの指示に応じて、業務情報DB22内に、複数の業務フォルダ(本例では、発注図フォルダ、打合せ簿フォルダ、及び完成図フォルダなど)を作成し、作成された業務フォルダを業務IDに対応付けて管理する。発注図フォルダには、例えば、建造物の設計段階のCAD製図が登録され、打合せ簿フォルダには、例えば、発注者及び受注者の間の打合せで用いたデータファイルなどが登録され、完成図フォルダには、例えば、建造物の完成後のCAD製図などが登録される。
また、図3(B)に例示するように、ファイル管理部510は、発注者端末402又は受注者端末404からの指示に応じて、図3(A)の打合せ簿フォルダ222の中に、複数のデータファイル(本例では、発議ファイル1、承認ファイル1、及び発議ファイル2など)を作成し、作成されたデータファイルへの閲覧及び編集などを行う。例えば、受注者端末404は、ファイル管理部510(図2)に対して指示を送り、資材の発議を行うための発議ファイル2を作成し、打合せ簿フォルダ222Aに登録させる。発注者端末402は、この発議ファイル2にアクセスして、建設工事に用いられる建設資材の規格などを確認し、資材の承認を行う。また、ファイル管理部510は、打合せ簿フォルダ222Aに登録される各ファイルに対して、それぞれのファイルが利用される工程の識別情報を対応付けて登録する。
図3(C)に例示するように、フロー管理部512は、業務フローでデータファイルが回覧される職位(フロー1では、監督員、発注第2責任者、及び現場代理人)と、この業務フローにおける文書回覧順序(例えば、発議承認の順序)とを互いに対応付ける業務フローテーブル512Aを有し、ユーザにより選択された業務フローに従って、データファイルの転送先を設定する。
図4(A)は、権限管理テーブル240に登録されている情報を例示し、図4(B)は、検査範囲テーブル260に登録されている情報を例示する図である。
図4(A)に例示するように、権限管理テーブル240には、各ユーザの職位、ユーザID及びパスワードが互いに対応付けられて登録されている。発注者端末402、受注者端末404又は検査者端末406が業務IDを指定して、受発注者間情報共有システム2へのログインを要求すると、権限管理部500は、この権限管理テーブル240を参照して、発注者端末402、受注者端末404又は検査者端末406のユーザを認証し、業務IDに対応する業務フォルダ(打合せ簿フォルダ等)へのアクセスを許可又は禁止し、さらに、ユーザIDに対応する職位をファイル管理部510及び検査文書選択部522に通知する。
図4(B)に例示するように、検査範囲テーブル260には、検査者の職位と、検査対象となるデータファイルの種類とが互いに対応付けられて登録されている。検査文書選択部522は、権限管理部500から提供される各ユーザの職位に基づいて、検査範囲テーブル260から、職位に関連付けられたデータファイルの種類を特定し、特定されたデータファイルの種類に基づいて、業務情報DB22に記憶されているデータファイルの中から、検査に用いるデータファイルを選択する。本例では、3つの検査段階(一次検査、二次検査、及び三次検査)が義務付けられている場合を具体例として説明するため、検査段階毎に検査範囲テーブル260が設けられている。また、各検査段階は、検査者の職位に対応付けられており、各検査段階に対する権限を有する検査者のみが、その検査段階の検査を行いうる。
[全体動作]
図5は、情報共有システム1における全体動作(S10)のシーケンス図である。
図5に示すように、ステップ100(S100)において、情報共有サーバ20は、発注者端末402と受注者端末404との間で、建設業務の電子入札を実施し、建設業務の発注先が決定すると、この建設業務の業務IDを生成する。
ステップ105(S105)において、情報共有サーバ20は、発注者端末402又は受注者端末404からの要求に応じて、図3(A)に例示する種々のフォルダを作成し、作成されたフォルダを業務IDに対応付けて管理する。
発注者端末402及び受注者端末404は、これらのフォルダにデータファイルを登録し、閲覧及び編集を行うことで、互いに建設業務に関する情報を交換し共有する。例えば、データファイルは、図3(C)に例示する業務フローに従って転送され、承認等を受け、このときに生成されたデータファイルは、図3(B)に例示するように、工程に対応付けて業務フォルダ内で管理される。
ステップ110(S110)において、建設業務が検査の段階になると、例えば、受注者は、受注した建設業務に対する検査を依頼するデータファイルを情報管理サーバ20に送信する。情報管理サーバ20は、図4(A)に例示する権限管理テーブル532Aを参照して、各検査段階の権限を有する職位の検査者(本例では、検査官A、検査官B及び検査官C)の検査者端末406に対して、検査依頼を送信する。
ステップ115(S115)において、各検査者は、自己の検査者端末406を操作して、受発注者間情報共有システム2にログインすべく、ユーザID及びパスワードを情報管理サーバ20に送信する。
ステップ120(S120)において、情報管理サーバ20(権限管理部500)は、検査者端末406から受信したユーザID及びパスワードを用いて、検査者の認証を行い、認証できた場合に、この検査者のユーザIDに対応する職位(図4(A)の検査第1責任者、検査第2責任者及び検査第3責任者)を特定する。
そして、情報管理サーバ20(検査文書選択部522)は、図4(B)の検査範囲テーブル260を参照して、特定された検査者の職位に対応するデータファイルの種類(施工体制台帳など)を特定し、特定されたデータファイルの種類と、業務IDとに基づいて、業務情報DB22に登録されているデータファイルの中から、検査に用いるデータファイルを選択する。情報管理サーバ20(リンク生成部524)は、選択されたデータファイルにアクセスするためのリンクコードを生成する。
ステップ125(S125)において、情報管理サーバ20(文書表示部526)は、生成されたリンクコードを工程の順序に配列した検査画面のデータを生成し、生成された検査画面のデータを検査者端末406に送信する。
ステップ130(S130)において、検査者端末406は、受信した検査画面のデータに基づいて、リンクコードが表示された検査画面を表示し、表示されたリンクを選択することにより、データファイルへのアクセスを情報管理サーバ20に要求する。
ステップ135(S135)において、情報管理サーバ20(ファイル管理部510)は、検査者端末406においていずれかのリンクが選択されると、選択されたリンクコードに対応するデータファイルを業務情報DB22から読み出し、読み出されたデータファイルを検査者端末406に送信する。
ステップ140(S140)において、検査者端末406は、情報管理サーバ20から受信したデータファイルを表示する。検査者は、表示されたデータファイルを確認しながら、建設業務の各工程に対する検査結果を検査者端末406に入力する。検査者端末406は、入力された検査結果を情報管理サーバ20に送信し、情報管理サーバ20(検査集計部530)は、受信した検査結果に基づいて、暫定的な評価値を算出し、算出された評価値を検査者端末406の検査画面に表示させる。
ステップ145(S145)において、検査者は、検査者端末406に対して、検査結果を確定させる操作を行うと、検査者端末406は、検査結果及び評価値を確定させる旨を情報管理サーバ20に送信する。
ステップ150(S150)において、情報管理サーバ20(評価値確定部536)は、検査者端末406から確定させる旨を受信すると、現時点で登録されている検査結果、及び、これらの検査結果に基づいて算出された評価値を、確定された検査結果及び評価値とし、確定された検査結果及び評価値を業務ID及び検査者のユーザIDに対応付けて業務情報DB22に格納する。情報管理サーバ20(傾向情報生成部540)は、このように格納された検査結果及び評価値に基づいて、各検査者による評価値の頻度分布図、平均値及び分散を生成し、ユーザに提供する。各検査者による評価値の頻度分布図、平均値及び分散は、例えば、図8に例示する表示画面542に表示される。検査傾向の表示画面542には、評価値の頻度分布図、平均値及び分散に加えて、これらの元となった評価値が生成された期間(対象期間)なども表示される。
次に、検査文書提供処理(図5のS115〜S135における情報管理サーバ20の処理)をより詳細に説明する。
図6は、検査文書提供処理(S20)のフローチャートである。
図6に示すように、ステップ200(S200)において、各検査者は、業務ID、ユーザID及びパスワードを入力して、情報管理サーバ20へのログインを要求する。
情報管理サーバ20の権限管理部500は、検査者のユーザID、パスワード及び業務IDを用いて、検査者の認証を行い、認証できた場合に、この検査者のユーザIDに対応する職位(検査第1責任者、検査第2責任者及び検査第3責任者)を特定する。
ステップ210(S210)において、権限管理部500は、特定された検査者の職位を業務IDと共に検査文書選択部522に出力する。
検査文書選択部522は、図4(B)の検査範囲テーブル260を参照して、権限管理部500から入力された職位に対応するデータファイルの種類(施工体制台帳など)を特定し、特定されたデータファイルの種類と、入力された業務IDとに基づいて、業務情報DB22に登録されているデータファイルの中から、検査に用いるデータファイルを選択し、選択されたデータファイルの識別情報をリンク生成部524に出力する。
ステップ220(S220)において、リンク生成部524は、選択されたデータファイルにアクセスするためのリンクコードを生成する。本例では、データファイルが業務情報DB22に格納されると、このデータファイルにアクセスするためのリンクコードを作成しておき、リンク生成部524は、検査文書選択部522によりデータファイルが選択されると、選択されたデータファイルのリンクコードを収集し、収集されたリンクコードを文書表示部526に出力する。
ステップ230(S230)において、文書表示部526は、図3(B)に例示するように、検査文書選択部522により選択されたデータファイルに対応付けられた工程を特定し、リンク生成部524から入力されたリンクコードを、特定された工程の順序に配列した検査画面のデータを生成する。
ステップ240(S240)において、検査文書提供部520は、文書表示部526により生成された検査画面のデータを検査者端末406に送信する。
ステップ250(S250)において、検査者端末406は、受信した検査画面のデータに基づいて、リンクコードが配列された検査画面を表示する。検査者は、検査画面に配列されたリンクを選択することにより、リンク先のデータファイルを要求することができる。
業務情報管理プログラム5は、いずれかのリンクが選択されるまで待機し、検査者がいずれかのリンクを選択した場合に、S260の処理に移行する。
ステップ260(S260)において、検査者端末406は、検査者がリンクを選択すると、選択されたリンクのリンクコードに従って、情報管理サーバ20にアクセスする。
情報管理サーバ20のファイル管理部510は、検査者により選択されたリンクに対応するデータファイルを業務情報DB22から読み出し、読み出されたデータファイルを検査者端末406に送信する。
検査者端末406は、ファイル管理部510から受信したデータファイルを表示する。
ステップ270(S270)において、検査者は、検査者端末406に表示されたデータファイル、及び、検査画面に表示された検査項目などを見ながら、検査結果を入力し、検査結果の入力が終了すると、ログアウトを要求する。
業務情報管理プログラム5は、検査者からログアウトを要求されると、処理を終了する。
図7は、検査者端末406に表示される画面を例示する図である。
検査者端末406は、文書表示部526から提供されたデータに基づいて、図7(A)に例示する検査画面8を表示する。検査画面8には、検査項目の候補として評価対象が表示される項目領域800と、検査結果を入力するためのチェックボックスが設けられた結果入力領域810と、データファイルのリストを要求するためのリスト要求ボタン820と、評価値算出部534により算出される評価値が表示される評価値表示領域830と、検査結果及び評価値を登録するための確定ボタン840とが含まれている。項目領域810には、複数の評価対象が表示されており、各評価対象に対応するチェックボックスがチェックされると、チェックされた評価対象が検査項目となる。結果入力領域810のチェックボックスそれぞれは、評価対象に関連付けられており、対応する評価対象が検査項目となった場合に、チェックが可能になる。リスト要求ボタン820がクリックされると、検査者端末406は、図7(B)に例示する文書一覧画面86を別ウインドウで表示する。文書一覧画面86には、検査文書選択部522により選択されたデータファイルにアクセスするためのリンク862〜866が設けられている。これらのリンク862〜866のいずれかがクリックされると、検査者端末406は、図7(C)に例示する文書表示画面88を別ウインドウで表示する。文書表示画面88には、リンク先のデータファイルが表示される。検査者は、このように表示された文書表示画面88を見ながら、検査画面8に検査結果を入力していく。
以上説明したように、本実施形態における情報共有システム1は、建設業務の受発注者間で共有されたデータファイルを蓄積し、蓄積されたデータファイルの中から、建設業務に対する検査に用いるデータファイルを抽出し、抽出されたデータファイルを検査者に提供する。
これにより、建設業務に伴うデータファイルの交換と建設業務の検査とをシームレスに実施可能になり、検査業務の円滑化、提出データファイルの適正化、及び、業務のペーパレス化が期待できる。特に、本例の情報共有システム1は、検査者の権限(又は、検査段階)に応じて、検査に用いるべきデータファイルの種類を絞り込むため、検査者は、検査に用いるデータファイルを容易にみつけることができる。
また、本例の情報共有システム1は、検査に用いるデータファイルのリンクコードを検査者に提供するため、送受信するデータ量を小さくできると共に、データファイルの原本性を確保することができる。
また、本例の情報共有システム1は、建設業務において生成及び承認等されたデータファイルを工程に対応付けて管理し、工程の順序に対応付けてデータファイルを提供するため、検査者は、検査に用いるデータファイルを容易に捜すことができる。特に、同じ種類のデータファイルが複数の工程で交換される場合に好適である。
また、本例の情報共有システム1は、暫定的な検査結果に基づいて評価値を算出し、算出された評価値を検査者に提示することにより、偏った検査を防止することができる。さらに、本例の情報共有システム1は、各検査者の検査傾向を示す情報を提供するため、検査者個人の偏りを評価することができる。
なお、上記実施形態では、検査者が検査者端末406を操作して建設業務に対する検査を行う形態を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、受注者が、受注者端末404を操作して、自己が関与した建設業務に対する検査を行い、検査結果を情報管理サーバ20に送信してもよい。この場合、情報管理サーバ20は、受注者端末404から受信した検査結果に基づいて、評価値を算出し、算出された評価値を受注者端末404に返信する。これにより、受注者は、自己が関与した建設業務がどのように評価されうるかを自己評価することができる。
調査支援システム1の全体構成を例示する図である。 情報管理サーバ20(図1)により実行され、本発明にかかる情報管理方法を実現する業務情報管理プログラム5の機能構成を例示する図である。 (A)及び(B)は、業務情報DB22に格納される情報を例示し、(C)は、フロー管理部512により利用される業務フローテーブル512Aを例示する図である。 (A)は、権限管理テーブル240に登録されている情報を例示し、(B)は、検査範囲テーブル260に登録されている情報を例示する図である。 情報共有システム1における全体動作(S10)のシーケンス図である。 検査文書提供処理(S20)のフローチャートである。 検査に用いる画面を例示する図である。 検査傾向の表示画面を例示する図である。
符号の説明
1・・・情報共有システム
2・・・受発注者間情報共有システム
5・・・業務情報管理プログラム

Claims (12)

  1. 建設業務を発注した発注者又はこの発注者から管理業務を受託した者が利用する発注者端末、及び、この建設業務を受注した受注者が利用する受注者端末を含む情報共有システムであって、
    前記受注者端末と前記発注者端末との間で共有される建設業務のデータファイルを、この建設業務を識別する業務識別情報に対応付けて記憶する業務情報記憶手段と、
    前記業務情報記憶手段に記憶されているデータファイルの中から、前記業務識別情報に基づいて、前記建設業務に関する検査の対象となるデータファイルを選択する文書選択手段と
    を有する情報共有システム。
  2. 複数の検査段階それぞれに対して、それぞれの検査段階において検査対象とすべきデータファイルの種類を関連付ける関連付け手段
    をさらに有し、
    前記文書選択手段は、前記複数の検査段階のいずれかである場合に、前記関連付け手段によりこの検査段階に関連付けられたデータファイルの種類と、前記業務識別情報とに基づいて、検査対象となるデータファイルを選択する
    請求項1に記載の情報共有システム。
  3. 前記文書選択手段により選択されたデータファイルを閲覧するためのリンク情報を生成するリンク生成手段
    をさらに有し、
    前記業務情報格納手段により記憶されているデータファイルは、前記リンク生成手段により生成されたリンク情報を用いて閲覧できる
    請求項1に記載の情報共有システム。
  4. 検査結果の入力を業務識別情報に対応付けて受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段により受け付けられた検査結果を業務識別情報に対応付けて記憶する検査結果記憶手段と
    をさらに有する請求項1に記載の情報共有システム。
  5. 前記文書選択手段により選択された複数のデータファイルを、建設業務における工程の順序、データファイルが作成された時間の順序、データファイルが登録された順序、又は、データファイルに対して承認がなされた順序に対応付けて表示する文書表示手段
    をさらに有する請求項1に記載の情報共有システム。
  6. 複数の検査担当者それぞれの権限に対して、検査対象とすべきデータファイルの種類を関連付ける関連付け手段
    をさらに有し、
    前記文書選択手段は、検査担当者のいずれかが検査を行う場合に、前記関連付け手段によりこの検査担当者の権限に関連付けられたデータファイルの種類と、前記工事識別情報とに基づいて、検査対象となるデータファイルを選択する
    請求項1に記載の情報共有システム。
  7. 建設業務に関する評価項目に対して、検査結果の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段により受け付けられた検査結果に基づいて、暫定的な評価値を算出する評価値算出手段と、
    前記評価値算出手段により算出された評価値に対する確定操作を受け付ける確定受付手段と
    をさらに有し、
    前記検査結果記憶手段は、前記確定受付手段により登録操作が受け付けられたことを条件として、入力された前記検査結果及び前記評価値の少なくとも一方を登録する
    請求項4に記載の情報共有システム。
  8. 前記検査結果記憶手段は、前記検査結果又はこの検査結果に基づいて生成された評価値を、この検査結果又は評価値を入力した検査担当者に対応付けて記憶し、
    前記検査結果記憶手段により検査担当者に対応付けて記憶されている検査結果又は評価値に基づいて、各検査担当者の評価傾向を示す情報を生成する傾向情報生成手段
    をさらに有する情報共有システム。
  9. 前記受注者端末から、建設業務に関する評価項目に対して、検査結果の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受け付け手段により受け付けられた検査結果に基づいて、暫定的な評価値を算出する評価値算出手段と、
    前記評価値算出手段により算出された評価値を前記受注者端末に提供する評価値提供手段と
    をさらに有する請求項1に記載の情報共有システム。
  10. 建設業務を発注した発注者又はこの発注者から管理業務を受託した者の発注者端末、及び、この建設業務を受注した受注者の受注者端末と通信可能な情報管理装置であって、
    前記受注者端末と前記発注者端末との間で共有される建設業務のデータファイルを、この建設業務を識別する業務識別情報に対応付けて記憶する業務情報記憶手段と、
    前記業務情報記憶手段に記憶されているデータファイルの中から、前記業務識別情報に基づいて、前記建設業務に関する検査の対象となるデータファイルを選択する文書選択手段と、
    前記文書選択手段により選択されたデータファイルを、前記建設業務の検査を行う検査担当者に提供するファイル提供手段と
    を有する情報管理装置。
  11. 建設業務を発注した発注者又はこの発注者から管理業務を受託した者と、この建設業務を受注した受注者との間で送受信されたデータファイルを、この建設業務を識別する業務識別情報に対応付けて記憶し、
    記憶されているデータファイルの中から、前記業務識別情報に基づいて、前記建設業務に関する検査の対象となるデータファイルを選択し、
    選択されたデータファイルを、前記建設業務の検査を行う検査担当者に提供する
    情報管理方法。
  12. 建設業務を発注した発注者又はこの発注者から管理業務を受託した者と、この建設業務を受注した受注者との間で送受信されたデータファイルを、この建設業務を識別する業務識別情報に対応付けてデータベースに登録するステップと、
    前記データベースに登録されているデータファイルの中から、前記業務識別情報に基づいて、前記建設業務に関する検査の対象となるデータファイルを選択するステップと、
    選択されたデータファイルを、前記建設業務の検査を行う検査担当者に提供するステップと
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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