JP2003091577A - 住宅等の検査データ処理システム - Google Patents

住宅等の検査データ処理システム

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JP2003091577A
JP2003091577A JP2001282443A JP2001282443A JP2003091577A JP 2003091577 A JP2003091577 A JP 2003091577A JP 2001282443 A JP2001282443 A JP 2001282443A JP 2001282443 A JP2001282443 A JP 2001282443A JP 2003091577 A JP2003091577 A JP 2003091577A
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JP2001282443A
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Masanobu Okada
正信 岡田
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JUTAKU KENSA KK
Original Assignee
JUTAKU KENSA KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 住宅等の検査データを含むデータを記憶蓄積
して、様々な用途のデータ処理に活用可能なシステムを
提供すること。 【解決手段】 顧客端末から接続が行われるサーバーシ
ステムであって、製品・サービスデータベースと、検査
項目データベースと、施工実績データベースと、顧客デ
ータベースと、サーバーと、管理者端末とによるシステ
ムを構成する。顧客端末からアクセスして、顧客登録を
行うと、製品・サービスデータベースおよび施工実績デ
ータベースに記憶されるデータを閲覧可能にし、見積依
頼または仮契約・契約・発注等のデータが送信された場
合には、施工実績データベースに、顧客が見積依頼また
は仮契約・契約・発注等を行った施工物件についての取
引・進捗状況・その他に関するデータ、および、地質・
基礎施工・材料・設備・仕上げ施工・その他の検査項目
に関する検査結果データが記憶蓄積され、データ閲覧・
検索・ランキング表示等に利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、施工物件について
の取引・進捗状況・その他に関するデータ、および、地
質・基礎施工・材料・設備・仕上げ施工・その他の検査
項目に関する検査結果データが記憶蓄積される処理とが
行い、様々なデータ処理に利用することのできる住宅等
の検査データ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅をはじめとする建築物の検査
において、コンピュータを用いる技術として下記のもの
が知られている。たとえば特開平11−7473号「工
事施工管理システム」においては、建築工事の各個別工
事毎に施工管理基準に従って行う点検項目のチェック、
検査の業務の重複や漏れを防止し効率的に管理を行える
ようにするための技術が公開されている。この発明の概
要は下記のとおりである。破格建築工事に標準となる個
別工事毎の点検項目及び検査基準を定めた施工管理基準
を登録する手段と、建築工事毎に個別工事の施工計画・
検討に基づき決定される重点管理項目より当該建築工事
の作業所施工管理基準を作成する手段と、作業所施工管
理基準の各個別工事の点検項目に基づき実施されたチェ
ックの結果を書き込む手段と、作業所施工管理基準の各
個別工事の検査基準に基づき実施された検査結果の検査
帳票を作成して出力する手段とを備える。点検項目にチ
ェックの結果を記録する点検記録欄を設けチェックの結
果を記録すると共に、検査帳票の情報を記録する。これ
により、検査項目をコンピュータにおいて入力し、帳票
を作成して出力することができる、というものである。
【0003】また、特開平9−88339号「デジタル
カメラによる建設工事の監理記録方法」においては、土
木工事や建築工事のような建設工事が、設計図書に定め
られた通り工事施工されていることを、容易に且つ経済
的に、確認、証明する工事監理記録の方法が公開されて
いる。この発明は、撮影の方法を定めた撮影仕様書に従
い、工事施工状況をデジタルカメラで撮影し、その写真
映像を、コンピューターに入力し、これを読みとりプロ
グラムで検査情報に変換する。別に入力した設計情報か
ら変換された検査箇所別設計情報と照合、判定し、必要
に応じて修正施工を行って、設計図書通りに工事施工を
行うための建設工事の監理記録方法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、今日ではイ
ンターネットに代表される通信手段を利用して、電子商
取引や、オンラインでのデータの検索・閲覧等を行い、
またデータの送受信によりビジネスを展開する手法・技
術が開発されている。住宅の建築や販売等に関しても、
たとえば不動産の検索サイトなどが登場し、活用されて
いる。あるいは建設会社、設計事務所、不動産会社、施
工管理会社設備会社等がそれぞれにインターネット上で
情報を提供する事例が増えている。しかしながら、住宅
等の建築物の施工に際しては、地質検査、新築総合検
査、新築検査、部分検査(仕上げ検査)、引渡し時の検
査、引渡し後の定期検査、など、様々な検査がそれぞれ
の検査基準により行われるが、ここで検査されたデータ
は、個々の建築物についてのデータとして利用されるの
みである。
【0005】たとえば、従来の不動産検索サイトなどで
は、サーバーに不動産に関する情報を記憶して、地域、
価格、間取りなどの条件により検索を行い、データの抽
出ができるという技術的側面を有するのみにとどまる。
また、建築会社、設計事務所当を検索しようとする場合
にも同様である。一方、前記のような、住宅をはじめと
する建築物の検査において、コンピュータを用いる技術
(特許出願)は、単独のコンピュータ端末において、検
査結果を帳票として出力したり、あるいは検査結果の確
認等をしたりするものである。したがって、ここで検査
されたデータは、個々の建築物についてのデータとして
利用されるのみである。住宅等の検査においては、様々
な検査ごとに、多岐にわたる検査項目についてのデータ
がとられているにもかかわらず、従来これらは個々の建
築物についてのデータとして利用されるだけで、それ以
上の有効利用はされていなかった。そのため、検査結果
データのデータ形式やデータ項目などもまちまちであ
り、検査を行ったそれぞれの事業者が保有するだけであ
った。
【0006】そこで、上記の様々な問題を解決し、本発
明においては、施工物件についての取引・進捗状況・そ
の他に関するデータ、および、地質・基礎施工・材料・
設備・仕上げ施工・その他の検査項目に関する検査結果
データが記憶蓄積される処理とが行い、様々なデータ処
理に利用することのできるシステムを提供することを目
的とする。このようなシステムを構築することにより、
これまではデータ形式やデータ項目などもまちまちであ
り、検査を行ったそれぞれの事業者が保有するだけであ
った検査結果データを活用して、データの閲覧・検索・
抽出といった多様な用途に利用することができる。住宅
等の検査の結果のデータを記憶蓄積することにより、検
査結果が優秀な事業者や、工法、材料などを検索した
り、データ処理を行ってリスト表示、ランキング表示な
どの多様なデータを得られるようにすることもできる。
具体的には、予算別プラン達成可能頻度、工法別施工ラ
ンキング、症状別欠陥頻度、パーソナル構造体チェック
リスト、部分発注品見積り代行、などのテーマを設け、
オンラインで提供するデータおよびアプリケーションと
して顧客が容易に情報収集できるようになる。また、顧
客の抱えるレアケースな問合せに関しては、データベー
スに記憶蓄積されたデータにダイレクトアクセスし、情
報収集を可能にすることもできる。
【0007】さらに、本発明においては、顧客サービス
及び業務のローコスト化を図るべく検査データの蓄積、
検査業務の完全情報システム化を行うことをも目的とす
る。検査業務で得た住宅施工の情報やノウハウを一般顧
客にシェアすること、および検査の標準化、画一化を行
うことにより、過去の検査データをデータの閲覧・検索
・抽出といった多様な用途に活用できる。検査の結果
や、過去の施工実績をデータベース化して、システムと
して提供することにより、これらの実績に基づいたデー
タの検索等をすることができ、顧客にとっては安心でき
るデータベースシステムとなる。欠陥住宅及び施主、業
者間トラブルの原因の一つである、施主側の建築知識不
足と契約時の認識不足も解消することができる。また、
建設会社、設計事務所、その他の事業者にとっても、検
査結果データ等が公開されることになるために、品質や
サービスの向上等を期待することができる。これにより
潜在顧客の掘り起しによる売上拡大と検査業務の管理体
制の強化を図ることができる。
【0008】さらに、本発明の目的とするところは、ア
クセスのあった顧客のデータを併せてデータベース化
し、問い合わせ、見積もり、設計、施工、検査、引渡
し、引渡し後などの段階に応じたデータを一元的に管理
することにより、web上におけるONE to ON
Eマーケティングを施し、顧客ニーズの収集と潜在顧客
の獲得を目指す。これらのデータは事業者が、アフター
ケアや立替・リフォーム時などに利用することもできる
ものとなる。さらに、今後は私文書のほか、公文書など
も電子化がされる方向になっている。見積書、契約書、
設計図面、保証書、検査結果、トラブルがあった時など
の裁判調停資料等をデータとして蓄積することができ、
必要に応じ電子署名・電子認証などを利用するようにす
れば、住宅等の建築に関わるあらゆるデータの保管庫を
実現することができる。さらにシステム管理者にとって
は、上記の住宅データマートを有料サイト(弊社検査ノ
ウハウのシェア、工法別施工ランキングなど)とした場
合には、有料サイト会員から得るエントリーフィーが新
たな収益として見込まれる。過去に蓄積された検査デー
タを、住宅に関して非定型な疑問や要望にも対応できる
データマートとこれにアクセスするためのアプリケーシ
ョン(操作及び課金システム)を構築するならば、住宅
の検査という従来業務だけでなく、住宅の情報ソリュー
ションベンダーとして展開することが可能になる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明においては、入力手段、制御
手段、表示手段、出力手段、記憶手段等を備えるコンピ
ュータや携帯情報端末等の顧客端末から、インターネッ
ト等の通信手段を介して接続が行われ、利用者の操作に
よりオンラインで情報処理が行われるサーバーシステム
であって、建築・施工会社、不動産会社、建築事務所、
その他の複数の事業者が提供する製品やサービスの内容
・仕様・価格等のデータを記憶する製品・サービスデー
タベースと、地質・基礎施工・材料・設備・仕上げ施工
・その他の検査項目および検査内容・基準等のデータを
記憶する検査項目データベースと、顧客からの見積依頼
・発注に基づき見積・設計・施工・引渡しが行われる個
別の施工物件に関するデータを記憶する施工実績データ
ベースと、顧客に関するデータを記憶する顧客データベ
ースと、データをオンライン上に表示させるためのWE
Bコンテンツデータおよび、情報処理を行うためのアプ
リケーションプログラムを記憶するサーバーと、サーバ
ーおよび前記の各データベースに記憶されるデータの作
成・記憶・更新・削除等の処理を行うための管理者端末
と、が備えられ、顧客が顧客端末からサーバーにアクセ
スして、顧客登録を行い、前記の顧客データベースに顧
客データを記憶する処理と、前記の製品・サービスデー
タベースおよび施工実績データベースに記憶されるデー
タを閲覧可能にする処理と、顧客端末から見積依頼また
は仮契約・契約・発注等のデータが送信された場合に
は、前記の施工実績データベースに、顧客データに関連
付けられて、当該顧客が見積依頼または仮契約・契約・
発注等を行った施工物件についての記憶領域が設けられ
る処理と、当該施工物件についての取引・進捗状況・そ
の他に関するデータ、および、地質・基礎施工・材料・
設備・仕上げ施工・その他の検査項目に関する検査結果
データが記憶蓄積される処理とが行われることを特徴と
する、住宅等の検査データ処理システムであることを特
徴としている。
【0010】また、上記課題を解決するため、請求項2
に記載の発明においては、請求項1に記載の発明におい
て、前記の施工実績データベースに記憶されるデータに
は、図面や写真などの画像データ、文字データや数値デ
ータ、その他のデータを含むことが可能であって、当該
施工物件についての取引・進捗状況・その他に関するデ
ータを記憶する処理と、前記の検査項目データベースを
参照して、あらかじめ定める地質・基礎施工・材料・設
備・仕上げ施工・その他の検査項目ごとの検査結果デー
タを、前記の取引・進捗状況・その他に関するデータに
関連付けて記憶する処理とを行うことを特徴とする、請
求項1に記載の住宅等の検査データ処理システムである
ことを特徴としている。
【0011】また、上記課題を解決するため、請求項3
に記載の発明においては請求項2に記載の発明におい
て、あらかじめ定める検査項目は、建築確認申請、基礎
施工検査、引渡し検査などの、時系列に従い複数回行わ
れる検査ごとに、複数の検査項目を定めたものであるこ
とを特徴とする、請求項2に記載の住宅等の検査データ
処理システムであることを特徴としている。
【0012】また、上記課題を解決するため、請求項4
に記載の発明においては、請求項2または3に記載の発
明において、あらかじめ定める検査項目は、工法別、材
料別、地域別などの指定により、検査ごとに、必要な複
数の検査項目を定めたものであることを特徴とする、請
求項2または3のいずれかに記載の住宅等の検査データ
処理システムであることを特徴としている。
【0013】また、上記課題を解決するため、請求項5
に記載の発明においては、請求項3または4に記載の発
明において、複数回行われる検査ごとに、チェックリス
ト等の検査結果データを含む検査結果データファイルが
作成され、前記の施工実績データベースに記憶されるこ
とを特徴とする、請求項3または4のいずれかに記載の
住宅等の検査データ処理システムであることを特徴とし
ている。
【0014】また、上記課題を解決するため、請求項6
に記載の発明においては、請求項1〜5に記載の発明に
おいて、顧客登録を行い、前記の顧客データベースに顧
客データを記憶させた顧客が備える顧客端末から、前記
のサーバーシステムにアクセスして、前記の製品・サー
ビスデータベースに記憶されたデータを検索・閲覧する
際に、前記の検索・抽出処理またはランキング閲覧処理
において、顧客端末から一または複数の検査項目データ
を送信し、サーバーシステムにおいて受信する処理と、
前記の検査項目データベースおよび施工実績データベー
スに記憶された検査項目データおよび検査結果データに
基づき、検索・抽出処理またはランキング閲覧処理を可
能にする処理とを行うことを特徴とする、請求項1〜5
のいずれかに記載の住宅等の検査データ処理システムで
あることを特徴としている。
【0015】また、上記課題を解決するため、請求項7
に記載の発明においては、請求項6に記載の発明におい
て、前記の検索・抽出処理またはランキング閲覧処理に
より、建築・施工会社、不動産会社、建築事務所、その
他の事業者の検索・抽出またはランキング閲覧が可能な
ことを特徴とする、請求項6に記載の住宅等の検査デー
タ処理システムであることを特徴としている。
【0016】また、上記課題を解決するため、請求項8
に記載の発明においては、請求項6または7に記載の発
明において、前記の検索・抽出処理またはランキング閲
覧処理において、顧客端末から予算金額データを送信
し、サーバーシステムにおいて受信する処理と、前記の
施工実績データベースに記憶される実績金額データを参
照して、検索・抽出またはランキング閲覧を可能にする
処理とを行うことを特徴とする、請求項6または7のい
ずれかに記載の住宅等の検査データ処理システムである
ことを特徴としている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は、本発明の基本的な構成を示すシス
テム構成図である。
【0018】本発明のシステムは、入力手段、制御手
段、表示手段、出力手段、記憶手段等を備えるコンピュ
ータや携帯情報端末等の顧客端末から、インターネット
等の通信手段を介して接続が行われ、利用者の操作によ
りオンラインで情報処理が行われるサーバーシステムで
ある。図1において、顧客端末からインターネットに代
表される通信手段を介してアクセス可能なように、本発
明のサーバーシステムが備えられている。サーバーシス
テムは、オンライン上に表示されるWEBコンテンツな
どのコンテンツデータや、データの閲覧・検索・その他
後述する各種データ処理を行うためのアプリケーション
プログラムを記憶するサーバーと、データの入力やデー
タ処理・メンテナンス等を行うための管理者端末、およ
び後述する各種のデータベースを少なくとも含み構成さ
れている。
【0019】通信手段には、インターネットをはじめと
して、専用線により接続されたネットワーク形態や、企
業内LAN、企業間LAN、WANなどの形態を広く含
む。またここで用いられる通信回線の形態には、有線通
信、無線通信の形態を広く含み、衛星通信や、Blue
toothなどを用いた形態を含む。
【0020】また、本発明のサーバーシステムに接続す
るための顧客端末としては、通常、パーソナルコンピュ
ータやワークステーションなどのコンピュータ端末が用
いられる。コンピュータ端末は、制御手段、記憶手段、
入力手段、出力手段、表示手段などを備える。またイン
ターネットに代表されるコンピュータネットワークに接
続詞、データの送受信を行う機能を備え、ブラウザや電
子メールソフトウェア、ワードプロセッサなどのアプリ
ケーションプログラムや、オペレーティングシステム
(OS)を備えることが通常の形態である。この他、顧
客端末には、インターネット等に接続可能なブラウザ機
能を搭載した携帯電話をはじめとする無線通信端末、携
帯情報端末や、インターネットTV、ゲーム機器、テレ
ビ会議システム、その他のネットワーク接続機能を備え
た家電製品などの機器を広く含む。
【0021】サーバーシステムは、一般的な実施形態と
しては、アプリケーションサーバー、データベースサー
バー、認証サーバー、WEBサーバー、その他必要に応
じメールサーバー、その他の各種装置により構成され
る。これらの各サーバーは、物理的に同一の装置に設け
られる形態や、物理的に複数の装置からなる形態、ある
いはネットワークを介して接続される物理的に複数の装
置からなる形態などを含み、機能的に同様の機能が実現
されるならば、様々な形態を含む。
【0022】次に、本発明のサーバーシステムは、少な
くとも下記のデータベースを備えている。製品・サービ
スデータベースは、建築・施工会社、不動産会社、建築
事務所、その他の複数の事業者が提供する製品やサービ
スの内容・仕様・価格等のデータを記憶するデータベー
スである。記憶されるデータのデータ形式には、文字デ
ータや、土地などの図面、契約書、設計図、土地の画
像、材料・部材や施工例等の画像、その他の画像デー
タ、動画像データ、音声データ、プレゼンテーションデ
ータ、アニメーションデータ、スライドショーデータ、
その他のデータ形式の様々なものを含むことができる。
これらのデータは、インターネット等を介してアクセス
するために各事業者が備える事業者端末、あるいは管理
者端末から入力され記憶される。
【0023】次に、検査項目データベースは、地質・基
礎施工・材料・設備・仕上げ施工・その他の検査項目お
よび検査内容・基準等のデータを記憶するデータベース
である。検査項目データは、たとえば建築基準法に定め
られる必要な検査項目および、各検査項目ごとの基準な
どのデータである。検査項目データベースに記憶され
る、あらかじめ定める検査項目は、建築確認申請、基礎
施工検査、引渡し検査などの、時系列に従い行われる一
つの検査ごとに、複数の検査項目を関連付けて記憶させ
ることができる。たとえば住宅金融公庫の融資を受ける
ために適合する検査項目などである。また、あらかじめ
定める検査項目は、工法別、材料別、地域別などの指定
により、検査ごとに、必要な複数の検査項目を定めて記
憶させることができる。たとえば木造建築か、鉄筋コン
クリート建築か、あるいはツーバイフォー工法かなどの
工法別の検査項目・検査基準や、あるいは地方自治体が
定める基準など地域別の検査項目・検査基準などであ
る。
【0024】検査項目データベースに記憶されるデータ
は、一つの検査ごとに、チェックリスト等の検査結果デ
ータを含む検査結果データファイルとして、前記の施工
実績データベースに記憶させておくことができる。たと
えば、HTMLファイル、XMLファイル、PDFファ
イルなどに各検査の複数の検査項目データを含み記憶さ
せておく。HTMLファイル、XMLファイル、PDF
ファイルなどには、検査項目ごとに、入力欄や入力フォ
ーム、チャック欄や選択肢などの入力フォームを設けた
データファイルとすることができるので、検査項目デー
タベースからこれらのデータファイルを呼び出して、個
別の施工物件について検査をした結果を、入力欄や入力
フォーム、チャック欄や選択肢などの入力フォーム等を
用いて入力し、検査結果データとして施工実績データベ
ースにそのまま記憶させることができる。
【0025】次に、施工実績データベースは、顧客から
の見積依頼・発注に基づき見積・設計・施工・引渡しが
行われる個別の施工物件に関するデータを記憶するデー
タベースである。施工実績データベースに記憶されるデ
ータには、文字データや、土地などの図面、契約書、設
計図、土地の画像、材料・部材や施工例等の画像、その
他の画像データ、動画像データ、音声データ、プレゼン
テーションデータ、アニメーションデータ、スライドシ
ョーデータ、その他のデータ形式の様々なものを含むこ
とができる。これらのデータは、見積依頼・発注に基づ
き見積・設計・施工・引渡しなどの各段階において、顧
客端末、あるいはインターネット等を介してアクセスす
るために各事業者が備える事業者端末、あるいは管理者
端末から入力され記憶される。また、施工現場の写真な
どを、デジタルカメラなどの撮影手段を備えたコンピュ
ータ端末や、携帯電話、携帯情報端末などの端末から入
力・送信して記憶させることもできる。
【0026】また、検査結果データは、各事業者が備え
る事業者端末、あるいは管理者端末等から入力され記憶
される。検査結果データを記憶する検査結果データファ
イルを、サーバーから顧客端末に送信し、または顧客端
末においてダウンロードし、内容を確認し、これを確認
または承認する場合には顧客端末において電子認証・電
子署名等のデータを付加してサーバーシステムに返信
し、記憶させることもできる。
【0027】検査結果データのデータ項目の一例とし
て、「新築物件チェックリスト」を下記に示す。 1 新築書類(図面、見積書内容チェック) 住公、(住宅金融公庫仕様) その他(建築基準法) 2 地質検査書類(存在しない場合 施工者、設計者の保
証及び裏付けを必要) 3 現場施工図の要請 構造部分、基礎伏図、基礎断面
図、工程表他(設計者承認のこと) 4 地質改良を行った場合(報告書の内容が確認申請図
面に反映されているか、現場施工立会い) 5 基礎施工検査 掘り方(深さ、巾) 採石(骨材、転圧) コンクリートベースの厚み(配筋、つなぎ、結束、防
水シートの厚み及びつなぎ) コンクリート配合(報告書)打ち込み時現場立会い 養生期間の確認 打ち上げ、仕上げ面確認(気泡、コンクリート注入不
足他)
【0028】6 構造材材料検査 柱、梁、主要構造材における含水率についてメーカー
検査報告書提出要請 構造材寸法チェック(柱、梁、土台、筋かい他) 接合金物チェック 接合金物取り付け状態現場検査 構造材取り付け後、現場検査 7 屋根及び外壁、施工状態検査(防水紙のつなぎ目、
水切り他の寸法チェック) 8 造作材施工検査 床組み、材料(頻度) 束の施工(水平検査) 開口部における補強 仕上げ材取り付け状態 9 防水処理検査 ベランダ立ち上げ部分、外壁ジョイント部分 10 仕上げ材料検 タイル(下地現場検査) クロス(下地現場検査)
【0029】11 給排水設備検査 コンクリート貫通個所(補強、設計者の承認必要) 埋設配水管こう配検査、接続個所の取り付け方法 排水升水漏れ検査 給水、給湯管保温チェック 給排水器具取り付け補強チェック 水圧検査後の報告 配管図提出 12 電気設備検査 コンセント、スイッチ取り付け位置確認 器具取り付け補強検査 配線図提出 13 完成仕上げ検査 床、壁、天井、外部の傷、破損等チェック 14 施工者よりの提出書類検査 官庁の検査済証 施工者からの提出書類 建築確認申請書 地質調査報告書 コンクリート配合表 構造材含水率報告書 竣工図(設備) 防水、他保証書 器具類取り扱い説明書 施工者保証書
【0030】次に、サーバーシステムは、顧客に関する
データを記憶する顧客データベースを備えている。顧客
が顧客端末からアクセスして、氏名、生年月日、年齢、
電子メールアドレスなどの個人情報や、ID、パスワー
ドなどの認証情報を登録して会員登録等をすることによ
り、これらの情報を記憶する。あるいは管理者端末にお
いて入力し記憶させることもできる。顧客情報は、認証
時に用いられるほか、後述する様々なデータ処理に利用
される。
【0031】次に、サーバーシステムは、データをオン
ライン上に表示させるためのWEBコンテンツデータお
よび、情報処理を行うためのアプリケーションプログラ
ムを記憶するサーバーを備えている。コンテンツデータ
には、HTMLファイル、XMLファイルなどのWEB
上に表示されるデータファイルや、C−HTMLファイ
ルなどのWEBサイトにアクセス可能な携帯電話等に表
示されるデータファイルなどが含まれる。また、これら
のファイルに挿入されるなどして表示又は出力される、
文字データファイル、音声データファイル、画像データ
ファイル、動画像データファイル、アニメーションデー
タファイル,その他の様々なコンテンツデータを記憶す
ることができる。プログラムは、顧客端末からの検索要
求に応答してデータベース等に記憶されたデータを検索
・抽出するプログラムや、抽出されたデータをWEB上
に表示可能なHTMLファイル等として生成するプログ
ラム、顧客端末から送信されたデータをデータベース等
に記憶させるプログラム、サーバーシステムに接続され
た入力手段やコンピュータネットワークを経由して入出
力されるデータを送受信・記憶等させるプログラム、電
子掲示板等によりデータの書き込み・記憶・ファイル生
成等を行うプログラム、WEB上のファイルから電子メ
ールを送信等するためのプログラム、その他のプログラ
ムを含むことができる。なお、プログラムの処理につい
ては後述する。
【0032】次に、サーバーおよび前記の各データベー
スに記憶されるデータの作成・記憶・更新・削除等の処
理を行うための管理者端末が備えられている。管理者端
末は、記憶手段、制御手段、入力手段、出力手段、表示
手段などが備えられる。CPU、RAM、ROMなどの
システムの制御手段等を有し、クライアントコンピュー
タとの間でデータを送受信するデータ送受信手段、クラ
イアントコンピュータからのリクエストによりデータベ
ース上のデータを検索する検索手段、データを保存する
ためのHDDなどの記憶手段、データを出力する出力手
段、サーバコンピュータやデータベースのメンテナンス
等を行うため必要なCRTや液晶ディスプレイなどの表
示手段、キーボードなどの入力手段などにより構成され
る。
【0033】以下、本発明の基本的な処理の流れについ
て説明する。図2から図6は、本発明の基本的な処理の
流れの一例を示すフローチャートである。なおここに示
す処理の流れは一例であって、これに限定されるもので
はない。
【0034】はじめに、顧客が顧客端末からサーバーに
アクセスして、顧客登録を行い、前記の顧客データベー
スに顧客データを記憶する処理について、図2を参照し
て説明する。顧客端末からインターネット等に接続し
(S100)、所定のURLの入力などによりサーバー
システムにアクセスする(S101)。顧客端末にWE
Bコンテンツデータが表示され、会員登録メニューを選
択することにより(S102)、顧客端末に会員登録の
ための画面が表示される。顧客端末において、顧客情報
を入力し送信することにより(S103)、送信された
データをサーバーシステムにおいて受信し、顧客データ
ベースに記憶する(S104)。サーバーにおいては、
顧客ID、パスワードなどの認証情報を発行し(S10
5)、顧客端末に送信して、これを用いて顧客端末から
閲覧・検索・ランキング処理等を行えるようになる。
【0035】次に、前記の製品・サービスデータベース
および施工実績データベースに記憶されるデータを閲覧
する処理について説明する。顧客端末からインターネッ
ト等に接続し(S200)、サーバーシステムにアクセ
スする(S201)。顧客IDやパスワードなどの認証
情報を入力し(S202)、送信することにより(S2
03)、サーバーにおいて認証処理を行い(S20
4)、閲覧・検索・ランキング処理等を行う(S20
5)。なおこの処理の実施形態については後述する。
【0036】次に、顧客端末から見積依頼または仮契約
・契約・発注等のデータが送信された場合には、前記の
施工実績データベースに、顧客データに関連付けられ
て、当該顧客が見積依頼または仮契約・契約・発注等を
行った施工物件についての記憶領域が設けられる。顧客
端末において閲覧・検索等をした結果、事業者等を選択
し(S206)、工法等を選択して(S207)、見積
依頼をする場合には(S208)、見積依頼データを送
信する(S209)。送信されたデータはいったんサー
バーにおいて受信され、施工実績データベースに当該顧
客・物件の記憶領域を確保する(S210)。見積依頼
データは、サーバーシステムを介して、事業者端末に送
信される(S211)。事業者端末において見積もりデ
ータの入力等を行い、返信し、サーバーシステムにおい
て、見積データを受信し、施工物件データベースの、当
該顧客・物件の記憶領域に記憶する(S212)。
【0037】次いで、当該施工物件についての取引・進
捗状況・その他に関するデータ、および、地質・基礎施
工・材料・設備・仕上げ施工・その他の検査項目に関す
る検査結果データが記憶蓄積される処理とが行われる。
さらに商談等をする場合には(S213)、たとえば契
約書を交わす場合には、契約書データ(契約書のデータ
ファイル)等を事業者端末からサーバーシステムが受信
して(S214)、契約書データ等を施工実績データベ
ースの、当該顧客・物件の記憶領域に記憶する(S21
5)。オンラインで契約をしない場合には(S21
6)、記入された契約書を入手した管理者端末において
契約書データ等を読み取り、入力を行う(S217)。
オンラインで契約を完結する場合には(S216)、契
約書データ等を顧客端末に送信、または顧客端末におい
てダウンロードする(S218)。契約書のデータファ
イルに、顧客端末において電子署名等を付加してサーバ
ーシステムに返信し(S219)、契約書データ等を施
工実績データベースに記憶する(S220)。同様の処
理により、以後、様々なデータを記憶蓄積することがで
きる。管理者端末において、適宜、データ入力、記憶蓄
積処理等を行い(S221)、また適宜、サーバーシス
テムと事業者端末または顧客端末との間でデータ送受信
を行い、記憶蓄積処理等をする(S222)。
【0038】次に、検査結果データの記憶蓄積処理につ
いて説明する。検査が必要な段階になった場合には(S
223)、事業者端末または管理者端末等において、工
法、材料、地域等の条件を入力・選択するなどして指定
し(S224)、検査項目データベースを参照すること
により(S225)、必要な検査項目データを抽出す
る。また前記のように、1回の検査において必要な検査
項目が、入力フォームなどを備えたデータファイルとし
て記憶されている場合には、該当するデータファイルを
呼び出して、施工実績データベースの当該顧客・物件の
記憶領域に記憶する(S226)。次いで、検査をした
結果の検査結果データを、施工実績データベースのデー
タファイルに入力し記憶する(S227)。必要に応じ
検査結果データを顧客端末において閲覧またはダウンロ
ードして、データファイルに電子認証等を付加し(S2
28)、施工実績データベースに記憶する。以上のよう
にして、管理者端末において、適宜、データ入力、記憶
蓄積処理等を行い(S229)、また適宜、サーバーシ
ステムと事業者端末または顧客端末との間でデータ送受
信を行い、記憶蓄積処理等をする(S230)。さらに
別の検査が必要な段階になった場合には(S231)、
前記と同様に検査結果データの記憶蓄積処理を行う。
【0039】次に、顧客端末において閲覧・検索・ラン
キング処理等を行う際の実施形態の例について説明す
る。製品・サービスデータベースまたは施工実績データ
ベースに記憶されたデータを閲覧等する場合に、たとえ
ば工法、材料、地域等の検索条件を顧客端末において入
力し指定する(S300)。予算金額を指定してデータ
を絞り込む場合には(S301)、顧客端末において予
算金額データを入力し送信し(S302)、サーバーに
おいて受信する(S303)。また、検査結果データを
参照して検索等をする場合には(S304)、検査項目
を顧客端末において入力し送信し(S305)、サーバ
ーにおいて受信する(S306)。検査結果データを参
照して検索等をする場合とは、たとえば、建築基準法そ
の他の基準に従い適正に施工実績が記憶蓄積されている
事業者の検索や、ある工法において適正に施工実績が記
憶蓄積されている事業者の検索、物件引渡し後の定期検
査において、検査基準に対する合格率の高い事業者や合
格率の高い工法・材料等の検索、などが一例としてあげ
られる。必要な検査項目を検索キーとして、検査項目デ
ータベースを参照し(S37)、以上で述べたサーバー
において受信されたデータに基づき、製品・サービスデ
ータベースまたは(および)施工実績データベースを検
索する(S308)。次いで、出力方法(リスト表示、
ランキング表示等)を指定して(S309)、検索等の
結果をファイル生成し、顧客端末に送信することによ
り、顧客端末において出力結果が表示される(S31
0)。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、施工物件についての取引・進捗状況・その他に関
するデータ、および、地質・基礎施工・材料・設備・仕
上げ施工・その他の検査項目に関する検査結果データが
記憶蓄積される処理とが行い、様々なデータ処理に利用
することのできるシステムを提供することを目的とす
る。このようなシステムを構築することにより、これま
ではデータ形式やデータ項目などもまちまちであり、検
査を行ったそれぞれの事業者が保有するだけであった検
査結果データを活用して、データの閲覧・検索・抽出と
いった多様な用途に利用することができる。住宅等の検
査の結果のデータを記憶蓄積することにより、検査結果
が優秀な事業者や、工法、材料などを検索したり、デー
タ処理を行ってリスト表示、ランキング表示などの多様
なデータを得られるようにすることもできる。具体的に
は、予算別プラン達成可能頻度、工法別施工ランキン
グ、症状別欠陥頻度、パーソナル構造体チェックリス
ト、部分発注品見積り代行、などのテーマを設け、オン
ラインで提供するデータおよびアプリケーションとして
顧客が容易に情報収集できるようになる。また、顧客の
抱えるレアケースな問合せに関しては、データベースに
記憶蓄積されたデータにダイレクトアクセスし、情報収
集を可能にすることもできる。
【0041】さらに、本発明においては、顧客サービス
及び業務のローコスト化を図るべく検査データの蓄積、
検査業務の完全情報システム化を行い、検査業務で得た
住宅施工の情報やノウハウを一般顧客にシェアするこ
と、および検査の標準化、画一化を行うことにより、過
去の検査データをデータの閲覧・検索・抽出といった多
様な用途に活用することができる。検査の結果や、過去
の施工実績をデータベース化して、システムとして提供
することにより、これらの実績に基づいたデータの検索
等をすることができ、顧客にとっては安心できるデータ
ベースシステムとなる。欠陥住宅及び施主、業者間トラ
ブルの原因の一つである、施主側の建築知識不足と契約
時の認識不足も解消することができる。また、建設会
社、設計事務所、その他の事業者にとっても、検査結果
データ等が公開されることになるために、品質やサービ
スの向上等を期待することができる。これにより潜在顧
客の掘り起しによる売上拡大と検査業務の管理体制の強
化を図ることができる。
【0042】さらに、本発明によれば、アクセスのあっ
た顧客のデータを併せてデータベース化し、問い合わ
せ、見積もり、設計、施工、検査、引渡し、引渡し後な
どの段階に応じたデータを一元的に管理することによ
り、web上におけるONE to ONEマーケティ
ングを施し、顧客ニーズの収集と潜在顧客の獲得を目指
す。これらのデータは事業者が、アフターケアや立替・
リフォーム時などに利用することもできる。さらに、見
積書、契約書、設計図面、保証書、検査結果、トラブル
があった時などの裁判調停資料等をデータとして蓄積す
ることができ、必要に応じ電子署名・電子認証などを利
用して、住宅等の建築に関わるあらゆるデータの保管庫
を実現することができる。さらにシステム管理者にとっ
ては、住宅データマートを有料サイト(弊社検査ノウハ
ウのシェア、工法別施工ランキングなど)とした場合に
は、有料サイト会員から得るエントリーフィーが新たな
収益として見込まれる。過去に蓄積された検査データ
を、住宅に関して非定型な疑問や要望にも対応できるデ
ータマートとこれにアクセスするためのアプリケーショ
ン(操作及び課金システム)を構築するならば、住宅の
検査という従来業務だけでなく、住宅の情報ソリューシ
ョンベンダーとして展開することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を示すシステム構成図で
ある。
【図2】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフロ
ーチャートである。
【図4】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の基本的な処理の流れの一例を示すフロ
ーチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 170 G06F 17/30 170Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段、制御手段、表示手段、出力手
    段、記憶手段等を備えるコンピュータや携帯情報端末等
    の顧客端末から、インターネット等の通信手段を介して
    接続が行われ、利用者の操作によりオンラインで情報処
    理が行われるサーバーシステムであって、建築・施工会
    社、不動産会社、建築事務所、その他の複数の事業者が
    提供する製品やサービスの内容・仕様・価格等のデータ
    を記憶する製品・サービスデータベースと、地質・基礎
    施工・材料・設備・仕上げ施工・その他の検査項目およ
    び検査内容・基準等のデータを記憶する検査項目データ
    ベースと、顧客からの見積依頼・発注に基づき見積・設
    計・施工・引渡しが行われる個別の施工物件に関するデ
    ータを記憶する施工実績データベースと、顧客に関する
    データを記憶する顧客データベースと、データをオンラ
    イン上に表示させるためのWEBコンテンツデータおよ
    び、情報処理を行うためのアプリケーションプログラム
    を記憶するサーバーと、サーバーおよび前記の各データ
    ベースに記憶されるデータの作成・記憶・更新・削除等
    の処理を行うための管理者端末と、が備えられ、顧客が
    顧客端末からサーバーにアクセスして、顧客登録を行
    い、前記の顧客データベースに顧客データを記憶する処
    理と、前記の製品・サービスデータベースおよび施工実
    績データベースに記憶されるデータを閲覧可能にする処
    理と、顧客端末から見積依頼または仮契約・契約・発注
    等のデータが送信された場合には、前記の施工実績デー
    タベースに、顧客データに関連付けられて、当該顧客が
    見積依頼または仮契約・契約・発注等を行った施工物件
    についての記憶領域が設けられる処理と、当該施工物件
    についての取引・進捗状況・その他に関するデータ、お
    よび、地質・基礎施工・材料・設備・仕上げ施工・その
    他の検査項目に関する検査結果データが記憶蓄積される
    処理とが行われることを特徴とする、住宅等の検査デー
    タ処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、前記の
    施工実績データベースに記憶されるデータには、図面や
    写真などの画像データ、文字データや数値データ、その
    他のデータを含むことが可能であって、当該施工物件に
    ついての取引・進捗状況・その他に関するデータを記憶
    する処理と、前記の検査項目データベースを参照して、
    あらかじめ定める地質・基礎施工・材料・設備・仕上げ
    施工・その他の検査項目ごとの検査結果データを、前記
    の取引・進捗状況・その他に関するデータに関連付けて
    記憶する処理とを行うことを特徴とする、請求項1に記
    載の住宅等の検査データ処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の発明において、あらか
    じめ定める検査項目は、建築確認申請、基礎施工検査、
    引渡し検査などの、時系列に従い複数回行われる検査ご
    とに、複数の検査項目を定めたものであることを特徴と
    する、請求項2に記載の住宅等の検査データ処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の発明におい
    て、あらかじめ定める検査項目は、工法別、材料別、地
    域別などの指定により、検査ごとに、必要な複数の検査
    項目を定めたものであることを特徴とする、請求項2ま
    たは3のいずれかに記載の住宅等の検査データ処理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 請求項3または4に記載の発明におい
    て、複数回行われる検査ごとに、チェックリスト等の検
    査結果データを含む検査結果データファイルが作成さ
    れ、前記の施工実績データベースに記憶されることを特
    徴とする、請求項3または4のいずれかに記載の住宅等
    の検査データ処理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5に記載の発明において、顧
    客登録を行い、前記の顧客データベースに顧客データを
    記憶させた顧客が備える顧客端末から、前記のサーバー
    システムにアクセスして、前記の製品・サービスデータ
    ベースに記憶されたデータを検索・閲覧する際に、前記
    の検索・抽出処理またはランキング閲覧処理において、
    顧客端末から一または複数の検査項目データを送信し、
    サーバーシステムにおいて受信する処理と、前記の検査
    項目データベースおよび施工実績データベースに記憶さ
    れた検査項目データおよび検査結果データに基づき、検
    索・抽出処理またはランキング閲覧処理を可能にする処
    理とを行うことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか
    に記載の住宅等の検査データ処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の発明において、前記の
    検索・抽出処理またはランキング閲覧処理により、建築
    ・施工会社、不動産会社、建築事務所、その他の事業者
    の検索・抽出またはランキング閲覧が可能なことを特徴
    とする、請求項6に記載の住宅等の検査データ処理シス
    テム。
  8. 【請求項8】 請求項6または7に記載の発明におい
    て、前記の検索・抽出処理またはランキング閲覧処理に
    おいて、顧客端末から予算金額データを送信し、サーバ
    ーシステムにおいて受信する処理と、前記の施工実績デ
    ータベースに記憶される実績金額データを参照して、検
    索・抽出またはランキング閲覧を可能にする処理とを行
    うことを特徴とする、請求項6または7のいずれかに記
    載の住宅等の検査データ処理システム。
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Cited By (4)

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