JP2002179937A - アゾ化合物又はその塩及びそれらを含有する染料系偏光膜 - Google Patents

アゾ化合物又はその塩及びそれらを含有する染料系偏光膜

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JP2002179937A
JP2002179937A JP2000373978A JP2000373978A JP2002179937A JP 2002179937 A JP2002179937 A JP 2002179937A JP 2000373978 A JP2000373978 A JP 2000373978A JP 2000373978 A JP2000373978 A JP 2000373978A JP 2002179937 A JP2002179937 A JP 2002179937A
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Yoshiteru Ota
義輝 太田
Shigetoshi Hayashi
成年 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 染色性、耐久性、耐光性に優れた液晶プロジ
ェクター用の偏光膜において、500〜580nmの範
囲の領域をカバーする染料等の提供。 【解決手段】 下式(I) 【化1】 (式中、Aは、スルホ及びカルボキシルから選ばれる1
若しくは2個の水溶性基を有し、低級アルキル又は低級
アルコキシを有していてもよいフェニルあるいは1〜3
個のスルホを有するナフチルを表し、R1及びR2は、同
一又は相異なり、水素又はスルホを表し、Dは−NHC
O−又は−N=N−を表し、Eはヒドロキシ、アミノ、
スルホ、低級アルキル及び低級アルコキシから選ばれる
1〜3個の基を有していてもよいフェニルを表す。)で
示されるアゾ化合物又はその塩。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アゾ化合物又はそ
の塩及びそれを含有してなる染料系偏光膜に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】偏光膜は、延伸配向したポリビニルアル
コール系のフィルム又は、ポリ塩化ビニルフィルムの脱
塩酸若しくはポリビニルアルコール系フィルムの脱水に
よりポリエンを生成して配向せしめたポリエン系のフィ
ルムなどの偏光膜基材に、偏光素子としてヨウ素や二色
性染料を含有させて製造される。これらのうち、ヨウ素
系偏光膜は、初期偏光性能には優れるものの、熱に対す
る耐久性や水に対する耐久性が劣るため、高温・高湿の
状態ではその性能が低下するという問題がある。このよ
うな耐久性を向上させるために、ホルムアルデヒド又は
ホウ酸を含む水溶液で処理する方法や、透湿度の低い高
分子フィルムを保護膜として用いる方法などが考えられ
ているが、未だ十分とはいえない。
【0003】一方、偏光素子として二色性染料を用いた
染料系偏光膜は、ヨウ素系偏光膜に比べて熱及び水に対
する耐久性に優れるものの、一般に初期偏光性能が劣る
傾向があり、特に初期偏光性能に優れた偏光膜用染料が
要望されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、偏光膜製
造時の染色性が良好であり、偏光性能や、高温、高湿条
件における耐久性及び耐光性に優れ、且つ、高分子フィ
ルムに2種類以上の二色性染料を吸着配向させてなる液
晶プロジェクター用途等の偏光膜において、500〜5
80nmの範囲の領域をカバーする染料を探索した結果、
特定のアゾ化合物又はその塩が上記目的を達成すること
を見出して、本発明を完成するに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
(イ)下式(I)
【0006】
【化3】
【0007】(式中、Aは、スルホ及びカルボキシルか
ら選ばれる1若しくは2個の水溶性基を有し、低級アル
キル又は低級アルコキシを有していてもよいフェニルあ
るいは1〜3個のスルホを有するナフチルを表し、R1
及びR2は、同一又は相異なり、水素又はスルホを表
し、Dは−NHCO−又は−N=N−を表し、Eはヒド
ロキシ、アミノ、スルホ、低級アルキル及び低級アルコ
キシから選ばれる1〜3個の基を有していてもよいフェ
ニルを表す。)で示されるアゾ化合物又はその塩、並び
に、(ロ)上記(イ)のアゾ化合物又はその塩を偏光膜
基材に含有してなる染料系偏光膜を提供するものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】上式(I)におけるAは、スルホ
及びカルボキシルから選ばれる1若しくは2個の水溶性
基を有し、低級アルキル又は低級アルコキシを有してい
てもよいフェニルあるいは1〜3個のスルホを有するナ
フチルである。該低級アルキル及び該低級アルコキシと
しては、炭素数1〜4の直鎖もしくは分岐状のものが好
ましい。低級アルキルの具体例としては、メチル、エチ
ル及びプロピルなどが挙げられる。低級アルコキシの具
体例としてはメトキシ、エトキシ、及びプロポキシなど
が挙げられる。上記Aで示されるフェニルとしては、例
えば、2−、3−又は4−スルホフェニル、2−、3−
又は4−カルボキシフェニル、2,4−又は2,5−ジ
スルホフェニル、3,5−ジカルボキシフェニル、2−
カルボキシ−4−又は−5−スルホフェニル、2−又は
3−メチル−4−スルホフェニルなどが挙げられる。上
記Aで示されるナフチルとしては、スルホを2個有する
ナフチル、とりわけジスルホ−2−ナフチルであるのが
適当である。 Aとなりうるナフチルとしては、例え
ば、5−、6−、7−又は8−スルホ−2−ナフチル、
4−、5−、6−又は7−スルホ−1−ナフチル、1,
5−、6,8−、4,8−、5,7−又は3,6−ジス
ルホ−2−ナフチル、3,6−又は4,6−ジスルホ−
1−ナフチル、1,5,7−、3,6,8−又は4,
6,8−トリスルホ−2−ナフチル等が挙げられる。
【0009】Eはヒドロキシ、アミノ、スルホ、低級ア
ルキル及び低級アルコキシから選ばれる1〜3個の基を
有していてもよいフェニルである。該低級アルキル及び
該低級アルコキシとしては、先にAにおける置換基とし
て例示した基が挙げられる。
【0010】アゾ化合物(I)又はその塩は、例えば、
以下に述べる方法によって製造することができる。即
ち、先ず、下式(IV) A−NH2 (IV) (式中、Aは前記の意味を表す。)で示される化合物
を、酸性の水性媒体中、5〜40℃の条件下で亜硝酸ナ
トリウムと反応させて、ジアゾ化する。得られたジアゾ
化物を、下式(V)
【0011】
【化4】
【0012】(式中、R1は前記の意味を表す。)で示
される化合物と、水性媒体中、5〜40℃、pH6〜1
1の条件下でカップリング反応させることにより、下式
(VI)で示されるモノアゾ化合物又はその塩を得るこ
とができる。
【0013】
【化5】
【0014】(式中、A及びR1は前記の意味を表
す。) R1が水素である場合、式(V)で示される化合物のア
ミノ基を予めアシル化後、得られたアシル化物と上式
(IV)で示される化合物のジアゾ化物をカップリング反
応させ、得られたカップリング反応生成物のアシル基を
アルカリ加水分解して除去することにより、式(VI)
で示されるモノアゾ化合物を得ることもできる。
【0015】このようにして得た式(VI)で示される
化合物を、酸性の水性媒体中、5〜40℃の条件下で亜
硝酸ナトリウムと反応させ、ジアゾ化する。得られたジ
アゾ化物を、下式(VII)
【0016】
【化6】
【0017】(式中、R2、D及びEは前記の意味を表
す。)で示される化合物と、水性媒体中、5〜40℃、
pH6〜11の条件下でカップリング反応させることに
より、式(I)で示されるアゾ化合物又はその塩を得る
ことができる。
【0018】式(VII)で示される化合物としては、
下式(VIII)又は(IX)
【0019】
【0020】(式中、R2は前記の意味を表し、R3はヒ
ドロキシ又はアミノを表し、R4は水素、ヒドロキシ、
アミノ、低級アルキル又は低級アルコキシを表す。)の
化合物が好ましい。
【0021】式(VII)で示される化合物の具体例と
しては、例えば
【0022】
【化7】
【0023】等が挙げられる。上記アゾ化合物(I)が
塩の形で存在する場合、その塩としては、リチウム塩、
ナトリウム塩やカリウム塩のようなアルカリ金属塩、ア
ンモニウム塩、及び、エタノールアミン塩やアルキルア
ミン塩のような有機アミン塩等が挙げられる。アゾ化合
物(I)を偏光膜基材に含有させる場合は、ナトリウム
塩の形で用いることが好ましい。
【0024】アゾ化合物(I)又はその塩を偏光膜基材
に含有させて偏光膜とする場合は、他の有機染料と併用
することにより、色相を補正し、偏光性能を向上させる
ことができる。この場合に用いられる有機染料として
は、二色性の高いものであればいかなる染料でもよい
が、特に耐光性に優れる染料を選択することにより、液
晶プロジェクター用途に適した偏光膜とすることができ
る。
【0025】かかる有機染料の具体例としては、カラー
・インデックス・ジェネリック・ネーム (Color Index
Generic Name)で表して、以下のものが例示される。
【0026】 シー・アイ・ダイレクト・イエロー 12 シー・アイ・ダイレクト・イエロー 28 シー・アイ・ダイレクト・イエロー 44 シー・アイ・ダイレクト・オレンジ 26 シー・アイ・ダイレクト・オレンジ 39 シー・アイ・ダイレクト・オレンジ 107 シー・アイ・ダイレクト・レッド 2 シー・アイ・ダイレクト・レッド 31 シー・アイ・ダイレクト・レッド 79 シー・アイ・ダイレクト・レッド 81 シー・アイ・ダイレクト・レッド 247
【0027】本発明の染料系偏光膜は、アゾ化合物
(I)又はその塩からなる、あるいは、さらに他の有機
染料を含んでなる二色性染料を、偏光膜基材である高分
子フィルムに公知の方法で含有させることによって、製
造することができる。この高分子フィルムとしては、例
えば、ポリビニルアルコール系の樹脂、ポリ酢酸ビニル
樹脂、エチレン/酢酸ビニル(EVA)樹脂、ナイロン
樹脂、ポリエステル樹脂などからなるものが利用され
る。ここでいうポリビニルアルコール系の樹脂には、ポ
リ酢酸ビニルの部分又は完全ケン化物であるポリビニル
アルコール自体のほか、ケン化EVA樹脂のような、酢
酸ビニルと他の共重合可能な単量体、例えば、エチレン
やプロピレンのようなオレフィン類、クロトン酸やアク
リル酸、メタクリル酸、マレイン酸のような不飽和カル
ボン酸類、不飽和スルホン酸類、ビニルエーテル類など
との共重合体のケン化物、さらにはポリビニルアルコー
ルをアルデヒドで変性したポリビニルホルマールやポリ
ビニルアセタールなども包含される。偏光膜基材として
は、ポリビニルアルコール系のフィルム、特にポリビニ
ルアルコールフィルムが、染料の吸着性及び配向性の点
から、好適に用いられる。
【0028】このような高分子フィルムに二色性染料を
含有させるにあたっては、通常、高分子フィルムを染色
する方法が採用される。染色は、例えば次のようにして
行うことができる。まず、二色性染料を水に溶解して染
浴を調製する。染浴中の染料濃度は特に制限されない
が、通常は0.0001〜10重量%の範囲から選択さ
れる。また、必要により染色助剤を用いてもよく、例え
ば、芒硝を染浴中で1〜10重量%用いるのが好適であ
る。このようにして調製した染浴に高分子フィルムを浸
漬し、染色を行う。染色温度は、好ましくは40〜80
℃である。二色性染料の配向は、高分子フィルムを延伸
することによって行われる。延伸する方法としては、例
えば湿式法や乾式法など、公知のいずれの方法を採用し
てもよい。高分子フィルムの延伸は、染色の前に行って
も、染色の後に行ってもよい。
【0029】二色性染料を含有させ、配向させた高分子
フィルムは、必要に応じて、公知の方法によりホウ酸処
理などの後処理が施される。このような後処理は、偏光
膜の光線透過率、偏光度及び耐久性を向上させる目的で
行われる。ホウ酸処理の条件は、用いる高分子フィルム
の種類や用いる染料の種類によって異なるが、一般的に
は、ホウ酸水溶液のホウ酸濃度を1〜15重量%、好ま
しくは5〜10重量%の範囲とし、処理は30〜80
℃、好ましくは50〜80℃の温度範囲で行われる。さ
らには必要に応じて、カチオン系高分子化合物を含む水
溶液でフィックス処理を併せて行ってもよい。
【0030】このようにして得られる染料系偏光膜は、
その片面又は両面に、光学的透明性及び機械的強度に優
れる保護膜を貼合して、偏光板とすることができる。保
護膜を形成する材料は、従来から使用されているもので
よく、例えば、セルロースアセテート系フィルムやアク
リル系フィルムのほか、四フッ化エチレン/六フッ化プ
ロピレン共重合体のようなフッ素樹脂系フィルム、ポリ
エステル系フィルム、ポリオレフィン系フィルム、ポリ
アミド系フィルムなどが用いられる。
【0031】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例により、何ら限定される
ものではない。例中の「%」及び「部」は、特記ない限
り、重量%及び重量部である。
【0032】実施例1 4−アミノベンゼンスルホン酸10部を水38部に加
え、次いで35%塩酸8.6部を加えた。この液を0−
5℃に冷却後、35%亜硝酸ナトリウム水溶液10.8
部を加えて1時間保温しジアゾ化合物を得た。別途、7
−アミノ−4−ヒドロキシ−2−ナフタレンスルホン酸
13部を水52部に加え、常温、pH7を維持しつつ、
無水マレイン酸5.8部を徐々に加えた。その後1時間
保温し、アミド化合物を得た。このアミド化合物のマス
を0−5℃に冷却し、pH8を維持しつつ、先程のジア
ゾ化合物のマスを約1時間かけて加え、その後1時間保温
し、アシル化モノアゾ化合物を得た。このアシル化モノ
アゾ化合物のマスに28%苛性液14.7部を加え、7
0℃で6時間保温し、下式(1)で示されるモノアゾ化
合物を得た。
【0033】
【化8】
【0034】式(1)で示される化合物4部と亜硝酸ナ
トリウム2部を水21部に加え、常温で攪拌しながら、
35%塩酸2.7部を加えて、2時間攪拌し、第二ジア
ゾ化物を得た。他方、下式(2)
【0035】
【化9】
【0036】で示される化合物3.8部を水49部に加
えて、0−5℃でpH7.5に調整し、攪拌しながら先
の第二ジアゾ化物を2時間かけて仕込み、2時間保温し
て、下式(3)
【0037】
【化10】
【0038】で示される化合物を得た。この化合物は、
水性媒体中でλmax550nmを示した。
【0039】実施例2 原料化合物を変更する以外は、実施例1に準拠すること
により、下式(4)で示されるアゾ化合物の塩を得た。
この化合物は、水性媒体中でλmax561nmを示した。
【0040】
【化11】
【0041】合成例1 原料化合物を変更する以外は、実施例1に準拠すること
により、それぞれ、下式(5)、(6)、(7)及び
(8)で示されるアゾ化合物の塩を得ることができる。
【0042】
【化12】
【0043】実施例3 厚さ75μmのポリビニルアルコールフィルム[クラレ
ビニロン#7500、(株)クラレ製品]を縦一軸に5
倍延伸して、偏光膜基材とした。このポリビニルアルコ
ールフィルムを緊張状態に保ったまま、実施例1で得ら
れた式(3)で示されるアゾ化合物の塩を0.025
%、染色助剤である芒硝を2.0%の濃度とした70℃
の水溶液に浸漬した。次に78℃の7.5%ホウ酸水溶
液に5分間浸漬したのち取り出して、20℃の水で20
秒間洗浄し、50℃で乾燥することにより、偏光膜を得
た。得られた偏光膜のλmax (膜の延伸方向の透過率が
最小となる波長)は560nmであり、この偏光膜は高い
偏光度を有し、高温・高湿の状態でも長時間にわたる耐
久性を示した。また、長時間暴露に対する耐光性にも優
れていた。
【0044】実施例4 染色浴の温度を65℃に、またホウ酸処理の温度を73
℃に変更して、実施例3と同様の処理を施すことにより
偏光膜を得た。得られた偏光膜のλmaxは560nmであ
った。この偏光膜は高い偏光度を有し、高温・高湿の状
態でも長時間にわたる耐久性を示した。また、長時間暴
露に対する耐光性にも優れていた。
【0045】実施例5 実施例1で得た式(3)で示されるアゾ化合物の塩を実
施例2で得た式(4)で示されるアゾ化合物の塩に変更
した他は実施例3と同様に処理し、偏光膜を得た。得ら
れた偏光膜のλmaxは570nmであった。この偏光膜は
高い偏光度を有し、高温・高湿の状態でも長時間にわた
る耐久性を示した。また、長時間暴露に対する耐光性に
も優れていた。
【0046】
【発明の効果】本発明の染料系偏光膜は、ヨウ素を用い
た偏光膜に匹敵する高い偏光性能を示し、又、耐久性と
長時間暴露に対する耐光性に優れるので、各種液晶表示
体、殊に高い偏光性能と耐光性を必要とする液晶プロジ
ェクター用途に好適である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下式(I) 【化1】 (式中、Aは、スルホ及びカルボキシルから選ばれる1
    若しくは2個の水溶性基を有し、低級アルキル又は低級
    アルコキシを有していてもよいフェニルあるいは1〜3
    個のスルホを有するナフチルを表し、R1及びR2は、同
    一又は相異なり、水素又はスルホを表し、Dは−NHC
    O−又は−N=N−を表し、Eはヒドロキシ、アミノ、
    スルホ、低級アルキル及び低級アルコキシから選ばれる
    1〜3個の基を有していてもよいフェニルを表す。)で
    示されるアゾ化合物又はその塩。
  2. 【請求項2】Aが、スルホ及びカルボキシルから選ばれ
    る1若しくは2個の水溶性基を有するフェニル又は2〜
    3個のスルホを有する2−ナフチルである請求項1に記
    載のアゾ化合物又はその塩。
  3. 【請求項3】下式(II)又は(III) 【化2】 (式中、A、R1及びR2は、請求項1に記載の意味を表
    し、R3は、ヒドロキシ基又はアミノ基を表し、R4は水
    素、ヒドロキシ、アミノ、低級アルキル又は低級アルコ
    キシを表す。)で示される請求項1又は2に記載のアゾ
    化合物又はその塩。
  4. 【請求項4】請求項1〜3に記載のアゾ化合物又はその
    塩を偏光膜基材に含有してなる染料系偏光膜。
  5. 【請求項5】偏光膜基材が、ポリビニルアルコール系の
    樹脂からなるフィルムである請求項4に記載の染料系偏
    光膜。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102408746A (zh) * 2011-10-13 2012-04-11 褚平忠 一种高温型活性红色染料的制备方法

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