JP2002179902A - 耐光性及び紫外線透過防止性に優れたポリカーボネート樹脂組成物 - Google Patents

耐光性及び紫外線透過防止性に優れたポリカーボネート樹脂組成物

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JP2002179902A
JP2002179902A JP2000381258A JP2000381258A JP2002179902A JP 2002179902 A JP2002179902 A JP 2002179902A JP 2000381258 A JP2000381258 A JP 2000381258A JP 2000381258 A JP2000381258 A JP 2000381258A JP 2002179902 A JP2002179902 A JP 2002179902A
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Japan
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group
polycarbonate resin
carbon atoms
ultraviolet
resin composition
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Application number
JP2000381258A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Yamamoto
隆一 山本
Saiji Sugimori
斉司 杉森
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Ipposha Oil Industries Co Ltd
Original Assignee
Ipposha Oil Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 耐久性及び透明性を保持しながら、相溶性が
良好であり、優れた耐光性と紫外線透過防止性(紫外線
吸収性特性)を発揮し、長期間にわたってブリードアウ
トや析出を抑制又は防止することができる樹脂組成物の
提供。 【解決手段】 ポリカーボネート樹脂と紫外線吸収ポリ
マーとを含有するポリカーボネート樹脂組成物であっ
て、上記紫外線吸収ポリマーは、下記式(1)のグルー
プから選ばれる少なくとも1種類の紫外線吸収モノマー
(A)と、下記式(2)のグループから選ばれる少なく
とも1種類の紫外線吸収モノマー(B)と、共重合可能
なビニルモノマー(C)とを構成単位とする。 (Xはエステル結合、アミド結合、エーテル結合又は
ウレタン結合を示す。) (Xはエステル結合、アミド結合、エーテル結合又は
ウレタン結合を示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用部品材
料、電気部品材料、建築材料、装飾材料など各種用途に
用いられる耐光性及び紫外線透過防止性に優れたポリカ
ーボーネート樹脂組成物、及びその組成物で構成される
ポリカーボネート樹脂製品に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリカーボネート樹脂は、耐熱性、耐衝
撃性等の耐久性に優れるが、紫外線等に曝露されると変
色する場合があることから、耐光性が改良されたポリカ
ーボネート樹脂組成物が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ポリカーボーネート樹
脂の耐光性及び紫外線透過防止性を改良するには、同樹
脂中に紫外線吸収剤を添加することが有望であるが、従
来の紫外線吸収剤は低分子であることから、この低分子
紫外線吸収剤を配合したポリカーボネート樹脂の成形品
では、ブリードアウトの問題がある。従って、ポリカー
ボーネート樹脂の耐光性及び紫外線透過防止性を改良す
るには、高分子紫外線吸収剤を配合することが望まし
く、特に紫外線吸収波長の特性からはベンゾトリアゾー
ル系の紫外線吸収剤が好適である。
【0004】しかし、ベンゾトリアゾール系の高分子紫
外線吸収剤は、ポリカーボネート樹脂に対する相溶性が
悪く、本ベンゾトリアゾール系の高分子紫外線吸収剤を
ポリカーボネート樹脂に添加すると、ポリカーボネート
樹脂の透明性が低下し、耐久性のみならず、商品価値と
しても好ましくない。
【0005】本発明の目的は、ポリカーボネート樹脂が
本来備わっている耐熱性、耐衝撃性等の耐久性や透明性
を保持しながら優れた耐光性と紫外線透過防止性(紫外
線吸収性特性)を発揮し、長期間にわたってブリードア
ウトや析出を抑制又は防止することができる耐光性ポリ
カーボネート樹脂組成物を提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ポリカー
ボネート樹脂との相溶性を改良するために鋭意検討した
結果、ベンゾフェノン系高分子紫外線吸収剤はポリカー
ボネート樹脂に対する相溶性が良好であり、しかも耐光
性もあり、またポリカーボネート樹脂の透明性等を損な
うことがないことを見出した。しかし、ポリカーボネー
ト樹脂に対する紫外線吸収特性としては、ベンゾトリア
ゾール系高分子吸収剤の方が優れており、紫外線吸収特
性を重視するならば、ベンゾトリアゾール系高分子紫外
線吸収剤に対して相溶性を付与するモノマーを共重合す
ることが望ましい。一方、通常のモノマーをベンゾトリ
アゾール系高分子紫外線吸収剤に共重合させると、相溶
性は改善されるものもあるが、これらのモノマーを共重
合すると、共重合組成中の紫外線吸収成分の割合が低下
する等の問題がある。
【0007】そこで、本発明は、相溶性及び耐光性の良
いベンゾフェノン型紫外線吸収モノマーと、耐光性及び
紫外線吸収特性の優れたベンゾトリアゾール型紫外線吸
収モノマーとを共重合の構成単位とする紫外線吸収ポリ
マーを、ポリカーボネート樹脂とともに配合する組成物
であれば、紫外線吸収性能を低下させることなく、上記
ポリカーボネート樹脂と紫外線吸収ポリマーとの相溶性
を改善でき、ポリカーボネート樹脂の透明性低下を妨げ
ることなく、耐光性及び紫外線透過防止性能を付与する
ことができることを見出した。
【0008】上記の点から、本発明は、ポリカーボネー
ト樹脂と紫外線吸収ポリマーとを含有するポリカーボネ
ート樹脂組成物であって、上記紫外線吸収ポリマーは、
下記式(1)のグループから選ばれる少なくとも1種類
の紫外線吸収モノマー(A)と、下記式(2)のグルー
プから選ばれる少なくとも1種類の紫外線吸収モノマー
(B)と、共重合可能なビニルモノマー(C)とを構成
単位とする耐光性及び紫外線透過防止性に優れたポリカ
ーボネート樹脂組成物である。
【0009】
【化3】 (式(1)中、R11は水素原子、炭素数1〜6のアル
キル基又は炭素数1〜6のオキシアルキル基を示す。R
12は炭素数1〜10のアルキレン基又は炭素数1〜1
0のオキシアルキレン基を示し、mは0又は1を示
す。R13は水素原子又は低級アルキル基を示す。X
はエステル結合、アミド結合、エーテル結合又はウレタ
ン結合を示す。)
【0010】
【化4】
【0011】(式(2)中、R21は水素原子、ハロゲ
ン原子、又はメチル基を示す。R22は水素原子又は炭
素数1〜6の炭化水素基を示す。R23は炭素数1〜1
0のアルキレン基又は炭素数1〜10のオキシアルキレ
ン基を示し、m21は0又は1を示す。R24は炭素数
1〜8のアルキレン基、アミノ基を有する炭素数1〜8
のアルキレン基又はヒドロキシル基を有する炭素数1〜
8のアルキレン基を示し、m22は0又は1を示す。R
25は水素原子又は低級アルキル基を示す。Xはエス
テル結合、アミド結合、エーテル結合又はウレタン結合
を示す。)
【0012】上記ポリカーボーネート樹脂組成物は、ポ
リカーボネート樹脂が本来備わっている耐熱性、耐衝撃
性等の耐久性を保持しながら、上記式(1)及び(2)
で表される化合物がもっている優れた耐光性と上記式
(2)で表される化合物がもっている優れた紫外線吸収
特性を発揮することができ、しかもポリカーボネート樹
脂との相溶性が良好であることから、透明性が低下する
こともなく、さらに長期間にわたってブリードアウトや
析出を抑制又は防止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】(紫外線吸収モノマー(A)及び
紫外線吸収モノマー(B))紫外線吸収モノマー(A)
としては、前記式(1)で示されるベンゾフェノン系紫
外線吸収モノマーが好適に用いられる。ベンゾフェノン
系紫外線吸収モノマーは前記式(1)で示されるグルー
プに含まれるものであれば、単独で又は二種類以上を組
み合わせて使用できる。また、紫外線吸収モノマー
(B)としては、前記式(2)で示されるベンゾトリア
ゾール系紫外線吸収モノマーが好適に用いられる。ベン
ゾトリアゾール系紫外線吸収は前記式(2)で示される
グループに含まれるものであれば、単独で又は二種類以
上を組み合わせて使用できる。なお、これらの紫外線吸
収のモノマーでは、ヒドロキシル基はベンゼン環の2位
に置換している。
【0014】式(1)において、炭素数1〜6のアルキ
ル基(R11)としては、例えば、メチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、s−ブチ
ル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基などが挙
げられ、好ましくは炭素数1〜4(さらに好ましくは1
〜2)のアルキル基が挙げられる。また、炭素数1〜6
のオキシアルキル基(R11)としては、例えば、メト
キシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基などが
挙げられ、好ましくは炭素数1〜4(さらに好ましくは
1〜2)のオキシアルキル基が挙げられる。
【0015】R11は、ヒドロキシル基が置換している
ベンゼン環において、どの部位に置換していてもよく、
好ましいR11の置換位置は3位又は5位である。
【0016】また、式(1)、式(2)において、炭素
数1〜10のアルキレン基(R12、R23)として
は、例えば、メチレン基、エチレン基、トリメチレン
基、プロピレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン
基、ヘキサメチレン基、オクタメチレン基、デカメチレ
ン基などが挙げられ、好ましくは炭素数1〜6のアルキ
レン基(さらに好ましくは炭素数1〜4のアルキレン
基)が挙げられる。炭素数1〜10のオキシアルキレン
基(R12、R23)としては、例えば、オキシメチレ
ン基、オキシエチレン基、オキシプロピレン基などが挙
げられる。
【0017】R12は、ヒドロキシル基が置換している
ベンゼン環において、どの部位に置換していてもよく、
好ましいR12の置換位置は4位又は5位であり、特に
4位が好ましい。また、R23は、ヒドロキシル基が置
換しているベンゼン環においてどの部位に置換していて
もよい。好ましいR23の置換位置は5位である。
【0018】低級アルキル基(R13、R25)として
は、例えば、炭素数1〜4のアルキル基が挙げられ、具
体的には、前記例示のアルキル基のうち炭素数が1〜4
のアルキル基が挙げられる。
【0019】ハロゲン原子(R21)としては、例え
ば、フッソ原子、塩素原子、臭素原子などが挙げられ、
好ましくは塩素原子である。R21がハロゲン原子又は
メチル基の場合、R21はベンゼン環において、どの部
位に置換していてもよい。好ましいR21としては水素
原子が挙げられる。
【0020】炭素数1〜6の炭化水素基(R22)にお
いて、炭化水素基としてはアルキル基が好適に用いられ
る。このようなアルキル基には、前記例示のアルキル基
のうち炭素数が1〜6のものが含まれる。R22は、ヒ
ドロキシル基が置換しているベンゼン環において、どの
部位に置換していてもよく、好ましいR22の置換位置
は3位である。
【0021】炭素数1〜8のアルキレン基(R24)と
しては、例えば、前記例示のアルキレン基のうち炭素数
が1〜8のアルキレン基が挙げられ、好ましくは炭素数
1〜4(さらに好ましくは1〜2)のアルキレン基が挙
げられる。また、アミノ基を有する炭素数1〜8のアル
キレン基又はヒドロキシル基を有する炭素数1〜8のア
ルキレン基としては、前記例示のアルキレン基に、アミ
ノ基又はヒドロキシル基が置換しているものが挙げられ
る。
【0022】X、Xはエステル結合、アミド結合、
エーテル結合、又はウレタン結合を示しており、具体的
には、−COO−、−OCO−、−NHCO−、−CO
NH−、−O−、−NHCOO−、−COONH−など
である。
【0023】m、m21、m22は0又は1を示して
おり、例えば、mが0の場合は、Xが、ヒドロキシ
ル基が置換しているベンゼン環に、R12を介さず、直
接結合していることを意味している。また、m21が0
の場合は、Xが、ヒドロキシル基が置換しているベン
ゼン環に、R23を介さず、直接結合していることを意
味しており、m22が0の場合は、Xが、R25が結
合している炭素原子に、R24を介さず、直接結合して
いることを意味している。すなわち、m、m 21又は
22が0の場合は、R12、R23又はR24が存在
していないことを意味している。一方、m、m21
はm22が1の場合は、R12、R23又はR24が存
在していることを意味し、例えば、XがR12と結合
していることを意味している。
【0024】より具体的には、前記式(1)で示される
ベンゾフェノン系紫外線吸収モノマー(A)としては、
例えば、2−ヒドロキシ−4−アクリロイルオキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メタクリロイルオキ
シベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−(2−アクリ
ロイルオキシ)エトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−(2−メタクリロイルオキシ)エトキシベンゾ
フェノン、2−ヒドロキシ−4−(2−メチル−2−ア
クリロイルオキシ)エトキシベンゾフェノンなどが挙げ
られる。
【0025】前記式(2)で示されるベンゾトリアゾー
ル系紫外線吸収モノマー(B)としては、例えば、2−
[2´−ヒドロキシ−5´−(メタクリロイルオキシ)
フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2´−ヒドロキ
シ−5´−(アクリロイルオキシ)フェニル]ベンゾト
リアゾール、2−[2´−ヒドロキシ−3´−t−ブチ
ル−5´−(メタクリロイルオキシ)フェニル]ベンゾ
トリアゾール、2−[2´−ヒドロキシ−3´−メチル
−5´−(アクリロイルオキシ)フェニル]ベンゾトリ
アゾール、2−[2´−ヒドロキシ−5´−(メタクリ
ロイルオキシプロピル)フェニル]−5−クロロベンゾ
トリアゾール、2−[2´−ヒドロキシ−5´−(メタ
クリロイルオキシエチル)フェニル]ベンゾトリアゾー
ル、2−[2´−ヒドロキシ−5´−(アクリロイルオ
キシエチル)フェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2
´−ヒドロキシ−3´−t−ブチル−5´−(メタクリ
ロイルオキシエチル)フェニル]ベンゾトリアゾール、
2−[2´−ヒドロキシ−3´−メチル−5´−(アク
リロイルオキシエチル)フェニル]ベンゾトリアゾー
ル、2−[2´−ヒドロキシ−5´−(アクリロイルオ
キシブチル)フェニル]−5−メチルベンゾトリアゾー
ル、[2−ヒドロキシ−3−t−ブチル−5−(アクリ
ロイルオキシエトキシカルボニルエチル)フェニル]ベ
ンゾトリアゾールなどが挙げられる。
【0026】紫外線吸収モノマーは、2−ヒドロキシベ
ンゾフェノン骨格又は2−ヒドロキシベンゾトリアゾー
ル骨格、および官能基(ヒドロキシル基、カルボキシル
基、アミノ基など)を有する紫外線吸収性化合物と、官
能基(ヒドロキシル基、カルボキシル基、アミノ基な
ど)を有する共重合性ビニル化合物(アクリル酸やメタ
クリル酸など)とを、反応させて結合させること(エス
テル結合、アミド結合、エーテル結合、ウレタン結合な
ど)により調製することができる。
【0027】(共重合性ビニルモノマー(C))本発明
では、紫外線吸収ポリマーとしては、式(1)で示され
る紫外線吸収モノマー(A)と、式(2)で示される紫
外線吸収モノマー(B)と、共重合性ビニルモノマー
(C)との共重合体を好適に用いることができる。上記
紫外線吸収モノマー(A)及び(B)を共重合性ビニル
モノマー(C)と共重合させることによりその生成物て
ある紫外線吸収ポリマーは、ポリカーボネート樹脂との
相溶性がさらに良好となる。また、紫外線吸収ポリマー
の中に、共重合の構成単位として第三成分であるこの共
重合性ビニルモノマー(C)を含ませることにより、ポ
リマーの重合性(分子量、共重合性等)を調整すること
が容易となる。また、式(1)で示される紫外線吸収モ
ノマー(A)と、式(2)で示される紫外線吸収モノマ
ー(B)だけで紫外線吸収ポリマーを構成した場合は、
そのポリマーのガラス転移点(Tg)などの調整範囲が
狭くなるが、この共重合性ビニルモノマー(C)を共重
合の構成単位として含ませることにより、ポリマーとし
ての調整範囲の自由度が高くなる。
【0028】共重合性ビニルモノマー(C)としては、
特に制限されず、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、
無水マレイン酸、2−ヒドロキシエチルアクリレート、
2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ジエチレングリ
コールモノメタクリレートなどの官能基(カルボキシル
基やヒドロキシル基など)を含有しているビニル化合物
(官能基含有共重合性ビニルモノマー)、官能基を含有
していないビニル化合物(官能基非含有共重合性ビニル
モノマー)などが挙げられる。官能基非含有共重合性ビ
ニルモノマーとしては、特に制限されず、例えば、アク
リル酸エステル、メタクリル酸エステル、アルキルビニ
ルエーテル、アルキルビニルエステル、スチレンなどが
挙げられる。
【0029】より具体的には、アクリル酸エステル又は
メタアクリル酸エステルには、例えば、メチルアクリレ
ート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、2−
エチルヘキシルアクリレート、オクチルアクリレート、
ラウリルアクリレート、ステアリルアクリレートなどの
アクリル酸−C1−18アルキルエステル、メチルメタ
クリレート、エチルメタクリレート、ブチルメタクリレ
ート、t−ブチルメタクリレート、2−エチルヘキシル
メタクリレートなどのメタクリル酸−C1−1 アルキ
ルエステルなどが含まれる。
【0030】アルキルビニルエーテルには、例えば、メ
チルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、プロピル
ビニルエーテル、ステアリルビニルエーテルなどのC
1−1 アルキルビニルエーテルが含まれる。アルキル
ビニルエステルには、例えば、酢酸ビニルエステル、プ
ロピオン酸ビニルエステル、酪酸ビニルエステルなどの
1−18アルキルビニルエステルが含まれる。
【0031】共重合性ビニルモノマー(C)は単独で又
は二種以上組み合わせて用いることができる。
【0032】(紫外線吸収ポリマー)また、前記式
(1)及び式(2)の各グループから選ばれる少なくと
も1種類の紫外線吸収モノマーとして特定される化合物
が、その共重合性生成物である前記紫外線吸収ポリマー
全量に対して20〜80重量%含まれることが望まし
い。紫外線吸収ポリマー全量に対する紫外線吸収モノマ
ーの含有率が20重量%未満の場合は、紫外線吸収特性
を発現するためには当該紫外線吸収ポリマーを多く添加
しなければならなくなり、その結果、ポリカーボネート
樹脂の本来の物性が低下し、好ましくない。一方、紫外
線吸収ポリマー全量に対する紫外線吸収モノマーの含有
率が80重量%を超える場合では、ポリカーボネート樹
脂への紫外線吸収ポリマーの相溶性が低下し、製品の外
観を損ねる。
【0033】また、前記式(1)及び式(2)の各グル
ープから選ばれる少なくとも1種類の紫外線吸収モノマ
ー(A)及び紫外線吸収モノマー(B)として特定され
る化合物において、前記式(1)で示される紫外線吸収
モノマー(A)と前記式(2)で示される紫外線吸収モ
ノマー(B)の割合が30:70〜70:30(重量
比)であることが好ましい。前記式(1)で示される紫
外線吸収モノマー(A)と前記式(2)で示される紫外
線吸収モノマー(B)の割合が30:70(重量比)よ
り少なければ、紫外線吸収ポリマー中の紫外線吸収モノ
マー(B)の割合が多くなり、ポリカーボネート樹脂へ
の紫外線吸収ポリマーの相溶性が低下する。一方、前記
式(1)で示される紫外線吸収モノマー(A)と前記式
(2)で示される紫外線吸収モノマー(B)の割合が7
0:30(重量比)より大きいと、ポリカーボネート樹
脂への紫外線吸収ポリマーの相溶性及び耐光性は良好で
あるが、紫外線吸収特性(紫外線透過防止特性)は低減
する。
【0034】また、紫外線吸収ポリマーの重量平均分子
量は、特に制限されないが、例えば、10,000〜1
50,000が好ましい。紫外線吸収ポリマーの重量平
均分子量が、10,000より少ないと紫外線吸収ポリ
マーがポリカーボネート樹脂からブリードし易くなり、
耐久性が低下する。一方、150,000より多いと、
紫外線吸収ポリマーとポリカーボネート樹脂との相溶性
が低下し、乾燥皮膜が濁ってしまい、外観を損ねる。な
お、官能基含有共重合性ビニルモノマーを用いることに
より、紫外線吸収ポリマーの親水性を高めることができ
る。
【0035】紫外線吸収ポリマーは、慣用の重合方法
(例えば、溶液重合方法、懸濁重合方法、乳化重合方法
など)により調製することができる。例えば、溶液重合
方法により調製する場合、有機溶剤にモノマー成分(紫
外線吸収モノマー(A)、(B)、共重合性ビニルモノ
マー(C))を加え、重合開始剤の存在下、重合を行う
ことにより調製することができる。当該溶液重合で用い
られる有機溶剤や重合開始剤などは、特に制限されず、
公知のものを広く用いることができる。
【0036】また、乳化重合方法により調製する場合
は、必要に応じて乳化剤を用いて、モノマー成分を乳化
させて、重合開始剤の存在下、乳化重合を行うことによ
り調製することができる。当該乳化重合で用いられる乳
化剤や重合開始剤などは、特に制限されず、公知のもの
を広く用いることができる。
【0037】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例に基づいて
より詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定され
るものではない。なお、表1中の配合組成の単位(量)
はグラム(g)である。
【0038】(実施例1)ジムロート、滴下ロート、温
度計、窒素導入管、撹拌装置を備えた1Lのセパラブル
フラスコに、表1に示す様に、紫外線吸収モノマー
(A)として2−ヒドロキシ−4−メタクリロイルオキ
シベンゾフェノン150gと、紫外線吸収モノマー
(B)として2−[2’−ヒドロキシ−5’−(メタク
リロイルオキシ)フェニル]ベンゾトリアゾール100
g及び共重合性ビニルモノマー(C)としてメタクリル
酸メチル250g、連鎖移動剤としてn−ドデシルメル
カプタン8g、重合溶剤として酢酸エチル500gを加
え、窒素導入管から窒素を吹き込みながら50℃まで昇
温した。その後、アゾビスイソブチロニトリル(AIB
N)1.5gを、200gの酢酸エチルに溶解し、それ
を上記反応容器中に加えた。その後、30分間攪拌し、
70℃まで昇温し、8時間重合を行った。重合終了後、
これを3Lのメタノール中に投入し撹拌して、析出した
紫外線吸収ポリマーを回収した。この紫外線吸収ポリマ
ーの重量平均分子量は、21,000であった。
【0039】次に、ポリカーボネート樹脂(商品名「ユ
ーピロンE2000F」、三菱瓦斯化学社製)100重
量部に対して、上記紫外線吸収ポリマー3重量部を配合
し、タンブラーにて20分混合後、30mm二軸押出機
にてシリンダー温度270℃でペレット化し、射出成形
機にて、シリンダー温度280℃にて0.8mm厚みの
ポリカーボネート樹脂組成物に係る実施例1の試験片を
作製した。
【0040】(実施例2〜6)紫外線吸収ポリマーのモ
ノマー成分として、表1に示すモノマー成分を用いるこ
と以外は、実施例1と同様にして、実施例2〜6に係る
ポリカーボネート樹脂組成物の試験片を作製した。
【0041】(比較例1〜5)また、紫外線吸収ポリマ
ーのモノマー成分として、表1に示すモノマー成分を用
いること以外は、実施例1と同様にして、比較例1〜5
に係るポリカーボネート樹脂組成物の試験片を作製し
た。
【0042】
【表1】
【0043】[表1/註記] (1)紫外線吸収モノマー(A) 1: 2−ヒドロキシ−4−メタクリロイルオキシベン
ゾフェノン 2: 2−ヒドロキシ−4−アクリロイルオキシベンゾ
フェノン 3: 2−[2’−ヒドロキシ−5’−(メタクリロイ
ルオキシ)フェニル]ベンゾトリアゾール 4: 2−[2’−ヒドロキシ−5’−(アクリロイル
オキシ)フェニル]ベンゾトリアゾール 5: 2−(3,5−ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシ
フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール(商品名
「チヌビン326」、チバガイギー社製) (2)共重合性ビニルモノマー(C) 1:メタクリル酸メチル 2:アクリル酸メチル 3:メタクリル酸ブチル
【0044】(評価) (相溶性試験)これらの実施例及び比較例に係る試験片
を、日本電色工業株式会社製ヘイズ計にて「濁り」を観
察した。数値が小さいほど「濁り」が小さく、相溶性が
良好であることを示している。その結果を表2に示す。
【0045】(耐光性試験)また、これらの試験片を、
キセノンフェードメータ(スガ試験器社製)を用いて4
000時間照射後、色差計(日本電色工業社製)にてb
値を測定して耐光性を評価した。数値が小さいほど紫外
線による変色が押さえられており、耐光性が良好である
ことを示している。その結果を表2に示す。
【0046】(耐久性試験)また、これらの試験片を、
60℃熱風循環乾燥機に2週間放置した。この試験前後
の試験片の紫外吸収特性を分光光度計(商品名「U−3
300」、日立製作所製)にて測定した。紫外線吸収特
性については、330nmの透過率を測定した。その結
果を表2に示す。
【0047】(紫外線吸収性能)これらの試験片の紫外
線吸収性能を分光光度計(商品名「U−3000」、日
立製作所製)にて360nmにおける透過率を測定し
た。透過率の数値が小さいほど、紫外線吸収性能が優れ
ていることを示す。その結果を表2に示す。
【0048】
【表2】
【0049】(結果)表2より、紫外線吸収モノマー
(A)と(B)を共重合の構成単位とする紫外線吸収ポ
リマーが含まれた実施例に係るポリカーボーネート樹脂
組成物は、ペンゾトリアゾール系紫外線吸収ポリマーを
含有する比較例3及び比較例5に係るポリカーボーネー
ト樹脂組成物の試験片と比べて、濁りが小さく相溶性が
格別良好であることが認められる。しかも、上記実施例
のポリカーボーネート樹脂組成物は、ベンゾフェノン系
紫外線吸収ポリマーを含有する比較例4と比較しても、
相溶性がほとんど変わらないことが認められる。さら
に、上記実施例のポリカーボーネート樹脂組成物は、前
記紫外線吸収ポリマーの重量平均分子量が10,000
〜150,000の範囲が好ましいことが認められる。
【0050】
【発明の効果】本発明のポリカーボーネート樹脂組成物
は、上記の通りであるので、ポリカーボネート樹脂が本
来備わっている耐熱性、耐衝撃性等の耐久性及び透明性
を保持しながら、相溶性が良好であり、また優れた耐光
性と紫外線透過防止性(紫外線吸収性特性)を発揮し、
長期間にわたってブリードアウトや析出を抑制又は防止
することができる。従って、本発明のポリカーボーネー
ト樹脂組成物は、自動車のサンルーフ等の各種の自動車
用部品をはじめ、電気部品、建築材料、装飾材料などの
用途、特にそれらの成形品、成形シート又はフィルムな
どのポリカーボーネート樹脂製品に最適である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F071 AA30X AA32X AA33X AA35X AA39X AA50 AF30 AF53 AF57 AH07 AH12 AH19 BA01 BB05 BC01 BC03 BC07 4J002 BE04X BF01X BF02X BG01X BG07X BG12X BG132 BH02X BQ00X CG00W

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリカーボネート樹脂と紫外線吸収ポリ
    マーとを含有するポリカーボネート樹脂組成物であっ
    て、 上記紫外線吸収ポリマーは、下記式(1)のグループか
    ら選ばれる少なくとも1種類の紫外線吸収モノマー
    (A)と、下記式(2)のグループから選ばれる少なく
    とも1種類の紫外線吸収モノマー(B)と、共重合可能
    なビニルモノマー(C)とを構成単位とする耐光性及び
    紫外線透過防止性に優れたポリカーボネート樹脂組成
    物。 【化1】 (式(1)中、R11は水素原子、炭素数1〜6のアル
    キル基又は炭素数1〜6のオキシアルキル基を示す。R
    12は炭素数1〜10のアルキレン基又は炭素数1〜1
    0のオキシアルキレン基を示し、mは0又は1を示
    す。R13は水素原子又は低級アルキル基を示す。X
    はエステル結合、アミド結合、エーテル結合又はウレタ
    ン結合を示す。) 【化2】 (式(2)中、R21は水素原子、ハロゲン原子、又は
    メチル基を示す。R22は水素原子又は炭素数1〜6の
    炭化水素基を示す。R23は炭素数1〜10のアルキレ
    ン基又は炭素数1〜10のオキシアルキレン基を示し、
    21は0又は1を示す。R24は炭素数1〜8のアル
    キレン基、アミノ基を有する炭素数1〜8のアルキレン
    基又はヒドロキシル基を有する炭素数1〜8のアルキレ
    ン基を示し、m22は0又は1を示す。R25は水素原
    子又は低級アルキル基を示す。Xはエステル結合、ア
    ミド結合、エーテル結合又はウレタン結合を示す。)
  2. 【請求項2】 前記式(1)及び式(2)の各グループ
    から選ばれる少なくとも1種類の紫外線吸収モノマーと
    して特定される化合物が、その共重合性生成物である前
    記紫外線吸収ポリマー全量に対して20〜80重量%含
    まれており、かつ前記式(1)と(2)の割合が30:
    70〜70:30(重量比)である請求項1記載の耐光
    性及び紫外線透過防止性に優れたポリカーボネート樹脂
    組成物。
  3. 【請求項3】 前記式(1)及び式(2)の各グループ
    から選ばれる少なくとも1種類の紫外線吸収モノマーと
    して特定される化合物が、その共重合性生成物である前
    記紫外線吸収ポリマー全量に対して20〜80重量%含
    まれており、かつ前記式(1)と(2)の割合が30:
    70〜70:30(重量比)であり、更に前記紫外線吸
    収ポリマーの重量平均分子量が10,000〜150,
    000である請求項1記載の耐光性及び紫外線透過防止
    性に優れたポリカーボネート樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の耐光性ポリカ
    ーボネート樹脂組成物で構成された耐光性及び紫外線透
    過防止性に優れたポリカーボネート樹脂製品。
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