JP2002178755A - 車両の開閉体構造 - Google Patents

車両の開閉体構造

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JP2002178755A JP2000375530A JP2000375530A JP2002178755A JP 2002178755 A JP2002178755 A JP 2002178755A JP 2000375530 A JP2000375530 A JP 2000375530A JP 2000375530 A JP2000375530 A JP 2000375530A JP 2002178755 A JP2002178755 A JP 2002178755A
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    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/047Doors arranged at the vehicle sides characterised by the opening or closing movement
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    • B60J5/0479Doors arranged at the vehicle sides characterised by the opening or closing movement with two doors opening in opposite direction without B-pillar or releasable B-pillar, i.e. the pillar is moving with door

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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドア間の開閉順序が規制された観音式ドアを備
えたものにおいて、一方のドアが所定開度以上開放して
いる時、他方のドアの閉操作を制限することで、ドア間
の衝合および干渉が防止され、商品性および耐久性の向
上を図ることができ、特に車両から離れた位置でのドア
間の干渉が防止できて安全性の向上を図ることができる
車両の開閉体構造の提供を目的とする。 【解決手段】車両に設けられた開口15,16を、一側
端が車体に枢着された第1のドア2と、上記第1のドア
2より離れた他側端が車体に枢着された第2のドア3と
によって開閉する観音式ドアを備えた車両の開閉体構造
であって、上記第1のドア2および第2のドア3は、車
体への枢着側と対向する反枢着側の側辺が、一方のドア
3に重なって他方のドア2が接して上記開口15,16
を閉鎖すべく構成され、上記一方のドア3が所定開度以
上開放している時、他方のドア2の閉操作を制限する制
限手段66,67が設けられたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両に設けられ
た荷物出入用の開口または乗員乗降用の開口を2つのド
アによって開閉する観音式ドアを備えたような車両の開
閉体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の観音式ドアを備えような
車両の開閉体構造としては、例えば、特開平8−142
680号公報に記載の構造がある。すなわち、車両後部
に設けられた後部開口を、一側端が車体にヒンジを介し
て枢着された左ドアと、この左ドアと離れた他側端がヒ
ンジを介して車体に枢着された右ドアとによって開閉す
る観音式ドアを備えた車両の開閉体構造である。
【0003】この車体の開閉体構造は本来後部荷室に対
して荷物の出入れを行なうものであるが、上記開口を車
両の側部に設定すると乗員の乗降用のフロントドアとリ
ヤドアとの開閉に適用することができる。また上記構成
の観音式ドアは左ドアと右ドアとの閉時に、これら両ド
アがオーバラップしない所謂突き合わせタイプの観音式
ドアである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで2つのドアを
例えば一方のドアの外部一部に重なって他方のドアが接
して上記開口を閉鎖すべく構成し、ドア間の開閉順序が
規制された所謂ラップ構造の観音式ドアにおいては、一
方のドアが完全に閉成されていない所定開度以上の開放
時に、他方のドアを閉操作すると、これら両ドアの反枢
着側の遊端部が互に衝合および干渉する問題点があっ
た。
【0005】この発明は、ドア間の開閉順序が規制され
た観音式ドアを備えたものにおいて、一方のドアが所定
開度以上開放している時、他方のドアの閉操作を制限す
ることで、ドア間の衝合および干渉が防止され、商品性
および耐久性の向上を図ることができ、特に車両から離
れた位置でのドア間の干渉が防止できて安全性の向上を
図ることができる車両の開閉体構造の提供を目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による車両の開
閉体構造は、車両に設けられた開口を、一側端が車体に
枢着された第1のドアと、上記第1のドアより離れた他
側端が車体に枢着された第2のドアとによって開閉する
観音式ドアを備えた車両の開閉体構造であって、上記第
1のドアおよび第2のドアは、車体への枢着側と対向す
る反枢着側の側辺が、一方のドアに重なって他方のドア
が接して上記開口を閉鎖すべく構成され、上記一方のド
アが所定開度以上開放している時、他方のドアの閉操作
を制限する制限手段が設けられたものである。
【0007】上記構成の開口は、荷物出入れ用の開口ま
たは乗員乗降用の開口に設定することができる。また上
記第1のドアは優先的に開放されるフロントドアに、第
2のドアは先行閉成されるリヤドアに設定することがで
きる。上記構成の制限手段は、他方のドアの閉操作を規
制する手段、閉操作力を大きくする手段、閉操作禁止を
警報する手段に設定することができる。
【0008】上記構成によれば、一方のドアが所定開度
以上開放している時、上述の制限手段が他方のドアの閉
操作を制限するので、ドア間の衝合および干渉が防止さ
れ、商品性および耐久性の向上を図ることができ、特に
車両から離れた位置でのドア間の干渉を防止することが
でき、これにより安全性の向上を図ることができる。
【0009】この発明の一実施態様においては、上記制
限手段は一方のドアが所定開度以上開放している時、他
方のドアの閉操作を規制する規制手段で構成されたもの
である。
【0010】上記構成の規制手段は、ドアチェックリン
ク(メールプレート)のそれ以上のドア内への進入を阻止
するストッパにて構成することができる。上記構成によ
れば、一方のドアが所定開度以上開放している時、上述
の規制手段が他方のドアの閉操作を規制するので、該他
方のドアの閉成方向の動きを確実に止めることができ
る。
【0011】この発明の一実施態様においては、上記制
限手段は一方のドアが所定開度以上開放している時、他
方のドアの閉操作力を通常時の操作力より大と成す制動
手段で構成されたものである。上記構成によれば、一方
のドアが所定開度以上開放している時、上述の制動手段
(つまりブレーキ手段)が他方のドアの閉操作力を通常時
の操作力よりも大と成すので、両ドア間の干渉を防止す
ることができるのは勿論、制動(ブレーキング)により耐
久性が向上し、異音発生や反発力の発生がなくなる。
【0012】この発明の一実施態様においては、上記制
限手段は一方のドアが所定開度以上開放している時、他
方のドアの閉操作禁止の警報を行なう警報手段で構成さ
れたものである。上記構成によれば、一方のドアが所定
開度以上開放している時、上述の警報手段が他方のドア
の閉操作禁止の警報を行なうことができ、該他方のドア
の閉操作禁止を促すことができる。
【0013】この発明の一実施態様においては、上記警
報手段を警告灯に設定したものである。上記構成の警告
灯は、ランプまたはLED等の発光手段により構成する
ことができる。上記構成によれば、一方のドアが所定開
度以上開放している時、上述の警告灯が点灯または点滅
して他方のドアの閉操作禁止の警報を行なう。
【0014】この発明の一実施態様においては、上記警
報手段を警音器に設定したものである。
【0015】上記構成の警音器は、ブザー、アラーム、
電子音声発生器により構成することができる。上記構成
によれば、一方のドアが所定開度以上開放している時、
上述の警音器が作動して他方のドアの閉操作禁止の警報
を行なう。
【0016】この発明の一実施態様においては、上記開
口は車体の側部に設けられ、第1のドアは前部が車体に
枢着されたフロントドアに設定され、第2のドアは後部
が車体に枢着されたリヤドアに設定されたものである。
【0017】上記構成によれば、リヤドアが所定開度以
上開放している時、前述の制限手段がフロントドアの閉
操作を制限するので、ドア間の開閉順序が規制された観
音式ドアにおける乗員乗降の際により一層効果的とな
る。
【0018】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は車両の開閉体構造を示すが、以下の実施
例においては車両に設けられた開口を乗員乗降用の開口
に設定し、第1のドアをフロントドアに設定し、第2の
ドアをリヤドアに設定した構成を例示して説明する。
【0019】図1は車両の全体斜視図、図2は車両の全
体側面図、図3はフロントドアとリヤドアを取り外した
状態の車両の全体側面図である。車両1の車体側部に
は、図1、図2に示すようにフロントドア2とリヤドア
3とで構成されるサイドドア(開閉体)が設けられ、フロ
ントドア2の前端部とリヤドア3の後端部とに、それぞ
れヒンジ部としてのフロントドアヒンジ4とリヤドアヒ
ンジ5が設けられて観音開き構造のサイドドアが構成さ
れる。
【0020】これらサイドドアを構成するフロントドア
2とリヤドア3は、それぞれ、ドアパネル6,7とサッ
シュ8,9とウインドガラス10,11とで構成され、
このうちドアパネル6,7内部には車両前後方向に延び
るサイドインパクトバー(図示せず)が設けられる。
【0021】さらに、フロントドア2には、車外から該
フロントドア2の開閉操作を行うドアアウタハンドル1
3と、車両後方を視認するドアミラー14が設けられ
る。
【0022】この実施例の観音開き構造のドアはフロン
トドア2が優先して開放され、リヤドア3はフロントド
ア2の開放後において、その開成が許容されるように構
成しており、これら両ドア2,3により車体側部のセン
ターピラーレスの前席乗員の乗降口15(開口)および後
席乗員用の乗降口16(開口)が開閉されるように構成し
ている。
【0023】図4はフロントドア2およびリヤドア3を
閉成した状態で示す断面図であって、フロントドア2は
ドアアウタパネル17とドアインナパネル18とで上述
のドアパネル6を構成し、このフロントドア2の前端部
はフロントドアヒンジ4を介してヒンジピラー19に開
閉可能に枢着されている。ここで、上述のフロントドア
ヒンジ4はボディ側のフィメールヒンジ20とドア側の
メールヒンジ21とヒンジピン22とを備えている。
【0024】またリヤドア3はドアアウタパネル23と
ドアインナパネル24とで上述のドアパネル7を構成
し、このリヤドア3の後端部はリヤドアヒンジ5を介し
てリヤボディ25に開閉可能に枢着されている。
【0025】ここで、上述のリヤドアヒンジ5はボディ
側のフィメールヒンジ26とドア側のメールヒンジ27
とヒンジピン28とを備えている。
【0026】上述のフロントドア2とリヤドア3とから
成る観音式ドアは、図4に示すように車体への枢着側
(つまり基端側)と対向する反枢着側(つまり遊端側)の側
辺が一方のリヤドア3の外側一部に重なって他方のフロ
ントドア2が接して上述の乗降口15,16を閉鎖する
ように構成されている。
【0027】このため、図5に示すようにフロントドア
2の反枢着側がその開閉時に描く仮想円弧αに対して、
リヤドア3が所定開度以上開放(リヤドア3の全閉を除
き、全閉からリヤドア3の反枢着側が仮想円弧α上に位
置する範囲の開放)している時、フロントドア2を閉操
作すると、両ドア2,3が干渉する干渉角θを有する。
【0028】この実施例はリヤドア3が図5に干渉角θ
で示す範囲にある状態下ではフロントドア2の閉操作を
制限するもので、まず図6を参照してリヤドア3が上記
干渉角θの範囲にあることを検出する検出手段の構成に
ついて説明する。
【0029】図6に示すようにドアインナパネル24に
は開口部24aが形成される一方、リヤボディ25には
ブラケット29および支軸30を介してドアチェックリ
ンク31(いわゆるメールプレート)が揺動可能に取付け
られ、このドアチェックリング31は上記開口部24a
を介してドアインナパネル24の内部に挿入されてい
る。
【0030】このドアチェックリンク31は本来リヤド
ア3の開放角度を規制するもので、該ドアチェックリン
ク31の遊端部にはオープンストッパ32が取付けられ
ている。
【0031】しかも、上述の干渉角θに対応するように
ドアチェックリンク31の長手方向には所定範囲にわた
って長孔33が穿設形成され、ドアインナパネル24の
内部において、この長孔33を隔てて上下に対向すべく
発光手段としての光源34と、受光手段としてのフォト
トランジスタ35を設け、光源34からの光をフォトト
ランジスタ35が受光した時、リヤドア3が開放してい
ることを検出してONスイッチングする検出スイッチ3
6(図10参照)を構成している。なお、図6においては
リヤドア3の開閉時にフリクション機能を付加する摩擦
部座の図示は省略している。
【0032】次に図7、図8、図9を参照して上述の検
出スイッチ36出力を受けてフロントドア2の閉操作を
規制する規制手段の構成について説明する。図7、図8
に示すようにフロントドア2のドアインナパネル18に
は開口部18aを形成する一方、ピラーアウタ37とピ
ラーインナ38とから成る上述のヒンジピラー19にお
いて、そのピラーアウタ37にはブラケット39および
支軸40を介してドアチェックリンク41(いわゆるメ
ールプレート)が揺動可能に取付けられ、このドアチェ
ックリンク41は上記開口部18aを介してドアインナ
パネル18の内部に挿入されている。
【0033】このドアチェックリンク41は本来フロン
トドア2の開放角度を規制するもので、該ドアチェック
リンク41の遊端部にはオープンストッパ42が取付け
られている。
【0034】またドアインナパネル18の内壁面には開
口部18aと連通する開口部43aをもったブラケット
43が固定され、このブラケット43に対してホルダ4
4が揺動可能に取付けられると共に、このホルダ44の
内部にはドアチェックリンク41に摩擦抵抗を与えるこ
とで、フロントドア2の開閉時にフリクション機能を付
加する合成樹脂などから成る摩擦部材45を設け、上述
のドアチェックリンク41は該摩擦部材45の内部に挿
通配置されている。
【0035】さらに上述のドアチェックリンク41には
その長手方向に沿って長孔46が穿設形成され、この長
孔46のホルダ44側のポイント46Pはドア干渉手前
の開度位置に設定されている。
【0036】しかも、上述のホルダ44の上下何れかの
一片(この実施例では上片)には延出部44aが一体形成
され、この延出部44aにソレノイド47を固定し、こ
のソレノイド47のプランジャ48が突出された時、該
プランジャ48を上記長孔46内に挿入して、ドアチェ
ックリンク41のドア内部へ進入を規制し、これにより
フロントドア2の閉操作を規制(ロック)すべく構成して
いる。
【0037】なお、図7はプランジャ48が突出してい
ないフロントドア2の全閉状態を示し、図8、図9はプ
ランジャ48が突出してフロントドア2の閉操作を規制
した状態を示すものである。
【0038】また図7において49はフロントフェン
ダ、50はドアインナパネル18側に設けられたウエザ
ストリップ、51はドアトリム、52はヒンジピラー1
9側に設けられたウエザストリップである。
【0039】図10はソレノイド47に対する通電回路
を示し、リヤドア3が図5の干渉角θの範囲内にあるこ
とを検出する検出スイッチ36(干渉範囲を検出する検
出手段)の次段には制御ユニット53を介して上記ソレ
ノイド47を接続している。なお、図中、54はバッテ
リである。
【0040】このように構成した車両の開閉体構造の作
用を、以下に詳述する。車体側部の開口としての乗降口
15,16を開閉する2つのドア2,3は、その開放時
にあってはフロントドア2が優先して開放され、このフ
ロントドア2の開放後にリヤドア3が開放される。一
方、閉成時にあってはリヤドア3が先行して閉成され、
その後、フロントドア2が閉成されるようにドア間の開
閉順序が規制されている。
【0041】上述のドア2,3の閉成時において図5に
示すようにリヤドア3が完全に閉成されていない状態下
で、特にリヤドア3が同図に示す干渉角θの範囲にある
時には、図10に示す検出スイッチ36がONになるの
で、制御ユニット53を介してソレノイド47への通電
が実行される。
【0042】ソレノイド47が通電されると、図8、図
9に示すように該ソレノイド47のプランジャ48が突
出して、フロントドア2内部のドアチェクリンク41の
長孔46内に該プランジャ48が挿入されるので、この
フロントドア2はドア干渉手前の開度位置までは閉成許
容されるが、プランジャ48が図7のポイント46Pに
達すると、それ以上の閉成操作は機械的に規制される。
【0043】つまり上述のポイント46Pにおいてソレ
ノイド47のプランジャ48によりドアチェックリンク
41のドア内部への進入が規制(ロック)されるので、フ
ロントドア2はリヤドア3と干渉する以前の閉位置にお
いてその閉操作が規制されることになる。
【0044】なお、リヤドア3を図5に実線で示す干渉
角θの位置から完全に閉操作すると、検出スイッチ36
がOFFになって、ソレノイド47に対する通電がしゃ
断されるので、該ソレノイド47のプランジャ48は長
孔46から外れた元位置に復動するので、フロントドア
2の閉成が許容される。
【0045】このように、図1〜図10で示した実施例
の車両の開閉体構造は、車両に設けられた開口(乗降口
15,16参照)を、一側端が車体に枢着された第1の
ドア(フロントドア2参照)と、上記第1のドアより離れ
た他側端が車体に枢着された第2のドア(リヤドア3参
照)とによって開閉する観音式ドアを備えた車両の開閉
体構造であって、上記第1のドア(フロントドア2参照)
および第2のドア(リヤドア3参照)は、車体への枢着側
と対向する反枢着側の側辺が、一方のドア(リヤドア3
参照)に重なって他方のドア(フロントドア2参照)が接
して上記開口(乗降口15,16参照)を閉鎖すべく構成
され、上記一方のドア(リヤドア3参照)が所定開度以上
開放している時、他方のドア(フロントドア2参照)の閉
操作を制限する制限手段(ソレノイド47参照)が設けら
れたものである。
【0046】この構成によれば、一方のドア(リヤドア
3参照)が所定開度以上開放している時、上述の制限手
段(ソレノイド47参照)が他方のドア(フロントドア2
参照)の閉操作を制限するので、ドア2,3間の衝合お
よび干渉が防止され、商品性および耐久性の向上を図る
ことができ、特に車両から離れた位置でのドア2,3間
の干渉を防止することができ、これにより安全性の向上
を図ることができる。
【0047】また、上記制限手段を、一方のドア(リヤ
ドア3参照)が所定開度以上開放している時、他方のド
ア(フロントドア2参照)の閉操作を規制する規制手段
(ソレノイド47参照)で構成されたものである。
【0048】この構成によれば、一方のドア(リヤドア
3参照)が所定開度以上開放している時、上述の規制手
段(ソレノイド47のプランジャ48参照)が他方のドア
(フロントドア2参照)の閉操作を規制するストッパとし
て作用するので、該他方のドア(フロントドア2参照)の
閉成方向の動きを確実に止めることができる。
【0049】図11は図10に示す検出スイッチ36の
他の実施例を示し、リヤボディ25に固定したブラケッ
ト29とドアチェクリンク31とを枢着する支軸30
(但し、該支軸30はドアチェックリンク31と連動す
るように構成されている)に突部30aを一体形成し、
この突部30aにてリヤドア3の開閉位置または開閉角
度を検出するポテンショメータ55を駆動すべく構成し
たものである。
【0050】このポテンショメータ55は突部30aの
回動を電気抵抗の変化および電圧変化に変えて出力する
ものであるから、このポテンショメータ55を用いてリ
ヤドア3が図5の干渉角θの範囲にある時にONスイッ
チングする検出スイッチ36を構成することができる。
なお、図11において56はポテンショメータ取付けブ
ラケット、57はホルダ枢支用のブラケット、58はそ
の内部に摩擦部材59を有するホルダである。
【0051】このように、上述のポテンショメータ55
を用いて検出スイッチ36(図10)を構成しても、先の
実施例とほぼ同様の作用、効果を奏するので、図11に
おいて前図と同一の部分には同一符号を付して、その詳
しい説明を省略するが、ポテンショメータに代えてロー
タリエンコーダを用いてもよい。
【0052】図12、図13は車両の開閉体構造の他の
実施例を示し、この実施例では一方のドア(リヤドア3
参照)が所定開度以上開放している時、他方のドア(フロ
ントドア2参照)の閉操作を制限する制限手段として制
動手段(ブレーキ手段)を用い、他方のドア(フロントド
ア2参照)の閉操作力を通常時の操作力よりも大きくす
るように構成したものである。
【0053】すなわち、ヒンジピラー19にはブラケッ
ト39および支軸40を介してドアチェクリンク41を
揺動可能に取付け、このドアチェックリンク41をドア
パネル6の開口部6aを介してドアパネル6の内部に挿
入している。
【0054】またドアパネル6の内壁面には摩擦部材4
5を有するホルダ44を設け、このホルダ44の突片4
4aには支軸60を介してブレーキアーム61を枢着し
ている。
【0055】このブレーキアーム61の一端部には折曲
げ部61aを一体形成して、この折曲げ部61aにブレ
ーキパッド62を取付ける一方、ブレーキアーム61の
他端部にはアタッチメント63を介してソレノイド等か
ら成るブレーキ用のアクチュエータ64を取付けてい
る。
【0056】図13は図12で示したアクチュエータ6
4に対する通電回路を示し、リヤドア3が図5の干渉角
θの範囲内にあることを検出する検出スイッチ36の次
段には制御ユニット53を介して上記アクチュエータ6
4を接続している。
【0057】このように構成すると、リヤドア3が図5
の干渉角θの範囲内にあることが検出スイッチ36で検
出されると、このスイッチ36がONになるので、制御
ユニット53を介してアクチュエータ64への通電が実
行される。
【0058】アクチュエータ64が通電されると、図1
2に示すようにその作動ロッド65がブレーキアーム6
1の他端部を吸引動作するので、このブレーキアーム6
1は支軸60を支点として回動し、該ブレーキアーム6
1の一端部のブレーキパレット62をドアチェックリン
ク41に押し付け、フロントドア2閉操作力を通常時の
操作力よりも大きくして、該フロントドア2の閉操作を
制限する。
【0059】このように図12、図13に示す実施例に
おいては、上記制限手段は一方のドア(リヤドア3参照)
が所定開度以上開放している時、他方のドア(フロント
ドア2参照)の閉操作力を通常時の操作力より大と成す
制動手段(アクチュエータ64参照)で構成されたもので
ある。
【0060】上記構成によれば、一方のドア(リヤドア
3参照)が所定開度以上開放している時、上述の制動手
段(アクチュエータ64参照)が他方のドア(フロントド
ア2参照)の閉操作力を通常時の操作力よりも大と成す
ので、つまり制動力を付加することでフロントドア2の
閉操作力を大きくするので、両ドア2,3間の干渉を防
止することができるのは勿論、制動(ブレーキング)によ
り耐久性が向上し、異音発生や反発力の発生がなくな
り、これによりドア操作性の向上を図ることができる。
【0061】図14は車両の開閉体構造のさらに他の実
施例を示す回路図であって、リヤドア3が図5の干渉角
θの範囲内にあることを検出する検出スイッチ36の次
段には制御ユニット53を介して警告灯の一例としての
ワーニングランプ66(警報手段)と、警音器の一例とし
てのアラーム67(警報手段)とを並列接続している。
【0062】ここで、上述のワーニングランプ66は図
1に示すようにフロントドア2におけるサッシュ8の後
端辺に設けられ、上述のアラーム67はフロントドア2
におけるドアパネル6の後端辺に設けられている。
【0063】なお、上記ワーニングランプ66としては
パイロットランプやLID等の半導体発光要素を用いる
ことができ、上記アラーム67としてはブザー、アラー
ム、電子音声発生器などを用いることができる。
【0064】このように構成すると、リヤドア3が図5
の干渉角θの範囲内にあることが検出スイッチ36で検
出されると、このスイッチ36がONになるので、制御
ユニット53を介してワーニングランプ66とアラーム
67との双方に通電が実行される。
【0065】このため、上述のワーニングランプ66の
点灯または点滅により、乗員に対してフロントドア2の
閉操作禁止を報知すると共に、アラーム67の駆動によ
り乗員に対してフロントドア2の閉操作禁止を警報し
て、該フロントドア2の閉操作を通報により制限する。
【0066】このように図14および図1に示す実施例
においては、上記制限手段は一方のドア(リヤドア3参
照)が所定開度以上開放している時、他方のドア(フロン
トドア2参照)の閉操作禁止の警報を行なう警報手段(ワ
ーニングランプ66、アラーム67の少なくとも一方参
照)で構成されたものである。
【0067】この構成によれば、一方のドア(リヤドア
3参照)が所定開度以上開放している時、上述の警報手
段が他方のドア(フロントドア2参照)の閉操作禁止の警
報を行なうことができ、該他方のドア(フロントドア2
参照)の閉操作禁止を促すことができる。
【0068】ここで、上述の警報手段を警告灯(ワーニ
ングランプ66参照)に設定すると、一方のドア(リヤド
ア3参照)が所定開度以上開放している時、上述の警告
灯(ワーニングランプ66参照)が点灯または点滅して他
方のドア(フロントドア2参照)の閉操作禁止の警報を行
なうことができる。
【0069】また、上述の上記警報手段を警音器(アラ
ーム67参照)に設定すると、一方のドア(リヤドア3参
照)が所定開度以上開放している時、上述の警音器(アラ
ーム67参照)が作動して他方のドア(フロントドア2参
照)の閉操作禁止の警報を行なうことができる。
【0070】しかも、上記各実施例においては、上記開
口(乗降口15,16参照)は車体の側部に設けられ、第
1のドアはその前部が車体に枢着されたフロントドア2
に設定され、第2のドアはその後部が車体に枢着された
リヤドア3に設定されたものであるから、リヤドア3が
所定開度以上開放している時、前述の各制限手段がフロ
ントドア2の閉操作を制限するので、ドア2,3間の開
閉順序が規制された観音式ドアにおける乗員乗降の際に
より一層効果的となる。
【0071】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の車両に設けられた開口は、実施例
の乗降口15,16に対応し、以下同様に、第1のド
ア、他方のドアは、フロントドア2に対応し、第2のド
ア、一方のドアは、リヤドア3に対応し、制限手段は、
規制手段、制動手段、警報手段(警告灯または/および
警音器)に対応し、規制手段は、ソレノイド47に対応
し、制動手段(ブレーキ手段)は、アクチュエータ64に
対応し、警告灯は、ワーニングランプ66に対応し、警
音器は、アラーム67に対応するも、この発明は、上述
の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0072】例えば、上記ドアはリヤ荷室に対して荷物
の出し入れを行おうような観音式ドアであってもよい。
またリヤドア3が完全に閉成されたことを検出するリヤ
ドアスイッチを設け、このリヤドアスイッチによってリ
ヤドア3の非閉成が検出された際には、フロントドア2
の閉操作を制限するように構成してもよい。
【0073】
【発明の効果】この発明によれば、ドア間の開閉順序が
規制された観音式ドアを備えたものにおいて、一方のド
アが所定開度以上開放している時、他方のドアの閉操作
を制限することで、ドア間の衝合および干渉が防止さ
れ、商品性および耐久性の向上を図ることができ、特に
車両から離れた位置でのドア間の干渉が防止できて安全
性の向上を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の開閉体構造を備えた車両の斜視図。
【図2】 同車両の側面図。
【図3】 フロントドアおよびリヤドアを取外して示す
車両の側面図。
【図4】 フロントドアおよびリヤドアの閉成状態を示
す断面図。
【図5】 両ドアによる干渉角を示す説明図。
【図6】 リヤドアの干渉範囲検出手段を示す説明図。
【図7】 規制手段の取付け構造を示す断面図。
【図8】 規制手段によるフロントドア閉操作の規制を
示す断面図。
【図9】 ドアチェックリンクおよびその周辺構造を示
す斜視図。
【図10】 ソレノイドに対する通電回路図。
【図11】 リヤドアの干渉範囲検出手段の他の実施例
を示す断面図。
【図12】 制動手段の取付け構造を示す断面図。
【図13】 アクチュエータに対する通電回路図。
【図14】 警告手段に対する通電回路図。
【符号の説明】
1…車両 2…フロントドア(第1のドア) 3…リヤドア(第2のドア) 15,16…乗降口(開口) 47…ソレノイド(規制手段) 64…アクチュエータ(制動手段) 66…ワーニングランプ(警告灯) 67…アラーム(警告器)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 敏則 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 2E052 AA09 DA01 DB01 EA03 EC04 GA06 GA08 GA10 GB12 GC10 GD08 GD09 KA27

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に設けられた開口を、一側端が車体に
    枢着された第1のドアと、上記第1のドアより離れた他
    側端が車体に枢着された第2のドアとによって開閉する
    観音式ドアを備えた車両の開閉体構造であって、上記第
    1のドアおよび第2のドアは、車体への枢着側と対向す
    る反枢着側の側辺が、一方のドアに重なって他方のドア
    が接して上記開口を閉鎖すべく構成され、上記一方のド
    アが所定開度以上開放している時、他方のドアの閉操作
    を制限する制限手段が設けられた車両の開閉体構造。
  2. 【請求項2】上記制限手段は一方のドアが所定開度以上
    開放している時、他方のドアの閉操作を規制する規制手
    段で構成された請求項1記載の車両の開閉体構造。
  3. 【請求項3】上記制限手段は一方のドアが所定開度以上
    開放している時、他方のドアの閉操作力を通常時の操作
    力より大と成す制動手段で構成された請求項1記載の車
    両の開閉体構造。
  4. 【請求項4】上記制限手段は一方のドアが所定開度以上
    開放している時、他方のドアの閉操作禁止の警報を行な
    う警報手段で構成された請求項1記載の車両の開閉体構
    造。
  5. 【請求項5】上記警報手段を警告灯に設定した請求項4
    記載の車両の開閉体構造。
  6. 【請求項6】上記警報手段を警音器に設定した請求項4
    記載の車両の開閉体構造。
  7. 【請求項7】上記開口は車体の側部に設けられ、第1の
    ドアは前部が車体に枢着されたフロントドアに設定さ
    れ、第2のドアは後部が車体に枢着されたリヤドアに設
    定された請求項1,2,3,4,5または6記載の車両
    の開閉体構造。
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