JP2002178608A - プリンタ及びプリント方法 - Google Patents

プリンタ及びプリント方法

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JP2002178608A
JP2002178608A JP2000377579A JP2000377579A JP2002178608A JP 2002178608 A JP2002178608 A JP 2002178608A JP 2000377579 A JP2000377579 A JP 2000377579A JP 2000377579 A JP2000377579 A JP 2000377579A JP 2002178608 A JP2002178608 A JP 2002178608A
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circuit
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JP2000377579A
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Hiroaki Ando
洋章 安藤
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク環境下で高速に印刷ができるプ
リンタを提供する。 【解決手段】 ホストインタフェース回路2は、ホスト
装置から、CMYKの2値化されたイメージデータを含
んだプリンタ印刷コマンドを受けることもできるし、J
PEGイメージデータを含んだネットワーク印刷コマン
ドを受けることもできる。プリンタ本体回路4は、プリ
ンタ印刷コマンドだけを理解して印刷動作を行うことが
できる。前処理回路3は、ホストインタフェース回路2
から、プリンタ印刷コマンドを受け取ると、そのままプ
リンタ本体回路4に送り、ネットワーク印刷コマンドを
受け取ると、これをプリンタ印刷コマンドに変換してプ
リンタ本体回路4に送る。印刷コマンドを変換する際の
JPEGイメージデータをCMYK2値イメージデータ
への変換処理は、前処理回路3内の専用ハードウェア回
路で高速に行う。前処理回路3はオプション品であり、
前処理回路3を装着してないときは、ホストインタフェ
ース回路2とプリンタ本体回路4が直接接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホスト装置から印
刷コマンドを受信して印刷を行なうプリンタに関し、特
に高速印刷のための改良に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタは、一色又は複数色のインクを
用いて、各色インクの微小なドットを用紙面に打つこと
で、人の目には自然な色彩や連続階調をもったイメージ
に見える、ドットマトリックスイメージを印刷する。そ
のため、プリンタは、そのドットマトリックスイメージ
を表したビットマップイメージデータ、すなわち、使用
するインクの色に対応した表色系(以下、インク表色系
という)で表現され、各ピクセル値が、そのピクセル位
置に打つ各色ドットのサイズを表しているビットマップ
イメージデータ(以下、印刷型のビットマップイメージ
データという)を必要とする。インク表色系としては、
カラープリンタの場合、CMYK表色系が一般的である
が、その他にも、例えば5色や6色のインクを使うプリ
ンタでは5色や6色の表色系も使われる。印刷型のビッ
トマップイメージデータのもつ値分解能(各ピクセルの
各色成分値が取り得る値の数)も、プリンタによって異
なり、例えばドットを打つか空白にするかを表した2値
であったり、大ドットか中ドットか小ドットか空白かを
表した4値であったりするが、いずれにせよ、その値分
解能は低い。このように、プリンタが必要とする印刷型
のビットマップデータは、インク表色系の低い値分解能
をもつビットマップデータである。
【0003】これに対し、パーソナルコンピュータなど
のホスト装置側で印刷対象にされる元のイメージデータ
は、多くの場合、例えばRGBフルカラーイメージデー
タのように、インク表色系とは別の表色系で表現されて
おり、且つ、その値分解能は非常に高い(例えばフルカ
ラーであれば、各色256値である)。このようなイン
ク表色系とは別の表色系の高い値分解能をもつ元イメー
ジデータを印刷するためには、それをインク表色系の低
値分解能の印刷型ビットマップデータに変換する処理を
行なわなくてはならない。ここで、表色系を変換する処
理は色変換と呼ばれ、値分解能を低くする変換処理はハ
ーフトーニングと呼ばれている。
【0004】さて、高速に印刷を行なうために、従来の
例えばインクジェットプリンタは、ホスト装置に上記の
色変換やハーフトーニングを任せ、ホスト装置から印刷
型のビットマップデータ(以下、その代表であるCMY
K2値イメージデータを用いて説明する)を受信して印
刷を行なう。それにより、プリンタは色変換やハーフト
ーニングという負担の大きい処理から解放され、高速に
印刷が行なえる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した色変換やハー
フトーニングをホスト装置に任せることで高速に印刷が
できるという利点は、ホスト装置の処理能力が高く、か
つ、ホスト装置とプリンタとが高速なインタフェースで
結ばれている場合には成り立つ。しかし、ホスト装置の
処理能力が低い場合には、ホスト装置側のイメージ変換
に時間がかかり、印刷開始が遅くなってしまう。また、
例えば通信ネットワークのような低速なインタフェース
を介してホスト装置とプリンタとが接続されている場合
には、CMYK2値イメージデータはサイズが大きいた
め、通信ネットワークでの伝送に長い時間がかかり、か
えって印刷が遅くなるという問題がある。特にB0サイ
ズのような超大型のイメージを印刷する場合には、ホス
ト装置での処理やデータ伝送に非常に長い時間がかか
り、実用的でない。
【0006】この長い伝送時間という問題を改善するた
めに、例えばインターネット通信で一般的に行なわれて
いるように、例えばJPEGデータのような小サイズに
圧縮されたイメージデータをホスト装置からプリンタに
送るという方策が考えられる。しかし、そうすると、そ
のJPEGデータをCMYK2値イメージデータに変換
するという負担の大きい作業をプリンタが行なわねばな
らず、それによる速度低下が問題になる。
【0007】従来、デジタルカメラと直接接続して印刷
を行なう用途向けに開発されたプリンタがあり、それ
は、デジタルカメラからJPEGデータを取り込んでC
MYK2値イメージデータに変換する機能を持ってい
る。この種の従来のプリンタは、JPEGデータからC
MYK2値イメージデータへの変換をCPUのソフトウ
ェア処理によって行っているが、上述した速度低下の問
題を軽減するために、メインの印刷処理を行なうCPU
の他に、上記のイメージ変換処理を専用に行なう追加の
CPUを備えている。
【0008】しかし、専用のCPUを備えたとしても、
JPEGイメージをCMYK2値イメージにソフト処理
で変換することによる速度低下は存在する。また、追加
のCPUを備えた分だけ、プリンタの価格は高くなる。
しかし、全てのユーザがJPEGデータを受信して印刷
できる機能を欲しているわけではない。そのような機能
は要らないと考えているユーザにとっては、そのような
機能があることによるプリンタの価格の増加は嬉しくな
い。
【0009】従って、本発明の目的は、ネットワーク環
境下のように低速なインタフェースでホスト装置と結ば
れていても、高速に印刷ができるプリンタを提供するこ
とにある。
【0010】本発明の別の目的は、ネットワーク環境下
などでも高速印刷できるという機能をもつことができる
が、しかし、そのような機能は不用と考えるユーザに対
しては、無用な出費を強いることのないプリンタを提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点に従
うプリンタは、ホスト装置と接続し、イメージデータを
含んだ印刷コマンドをホスト装置からを受信するホスト
インタフェース回路と、インク表色系の低値分解能のビ
ットマップイメージデータである印刷型イメージデータ
を受けて、印刷動作を行うプリンタ本体回路と、ホスト
インタフェース回路とプリンタ本体回路の間に存在する
前処理回路とを備える。前処理回路は、ホストインタフ
ェース回路から印刷コマンドを受け取り、受け取った印
刷コマンドに含まれているイメージデータが、インク表
色系と異なる所定表色系の高値分解能のビットマップイ
メージを所定方法で圧縮してなる圧縮型イメージデータ
であるとき、その圧縮型イメージデータを印刷型イメー
ジデータに変換してプリンタ本体回路に送る機能をも
つ。ここで、圧縮型イメージデータを印刷型イメージデ
ータに変換する処理は、前処理回路に搭載された専用ハ
ードウェア回路によって行われる。
【0012】このプリンタは、ホスト装置から、上述し
た圧縮型イメージデータを含んだ印刷コマンドを受信
し、専用ハードウェア回路によって圧縮型イメージデー
タを印刷型イメージデータに変換して印刷動作を行うこ
とができる。好適な実施形態では、圧縮型イメージデー
タとしてJPEGイメージデータを用い、また、印刷型
イメージデータとしてCMYK2値イメージデータを用
いるが、必ずしもそうである必要は無く、他の形式のデ
ータであっても良い。いずれにせよ、ホスト装置からプ
リンタへ送るビットマップイメージデータは、圧縮型の
ものでよいため、従来のように印刷型イメージデータを
送る場合に比較し、伝送すべきデータの量は減少し、特
にネットワークで伝送するときに短時間で送り終える。
また、プリンタでは、専用ハードウェア回路によって圧
縮型イメージデータを印刷型イメージデータに変換する
ので、従来のソフト処理に比較し、高速に変換を行うこ
とができる。
【0013】好適な実施形態では、プリンタは、ホスト
装置から、次の2種類の印刷コマンドのいずれをも受信
できるようになっている。すなわち、その2種類の印刷
コマンドとは、印刷型イメージデータを含んだ第1種の
印刷コマンドと、第1種の印刷コマンドとは別の言語で
書かれた、圧縮型イメージデータを含んだ第2種の印刷
コマンドである。そして、プリンタの本体回路は、第2
種の印刷コマンドは理解できないが、第1種の印刷コマ
ンドはこれを解釈して印刷動作を行うことができるよう
になっている。そして、前処理回路は、第1種の印刷コ
マンドを受け取ったときには、その第1種の印刷コマン
ドをそのままプリンタ本体回路に送る。一方、第2種の
印刷コマンドを受け取ったときには、前処理回路は、そ
の第2種の印刷コマンドに含まれるコマンドヘッダを第
1種の印刷コマンド用のコマンドヘッダに変換するとと
もに、第2種の印刷コマンドに含まれている圧縮型イメ
ージデータを印刷型イメージデータに変換することによ
り、その第2種の印刷コマンドを第1種の印刷コマンド
に変換し、これをプリンタ本体回路に送る。このように
して、前処理回路は、第2種の印刷コマンドは理解でき
ないプリンタ本体回路をもったプリンタに対して、第2
種の印刷コマンドを理解する機能を追加する役目をも
つ。この前処理回路は、プリンタに対して着脱可能なオ
プション品になっている。プリンタは、前処理回路をま
だ装着していない標準的な状態では、プリンタ内ではホ
ストインタフェース回路とプリンタ本体回路とが接続さ
れて、第1種の印刷コマンドを受信したときにのみ印刷
が行えるようになっている。ユーザがオプション品の前
処理回路を購入してプリンタに装着することで、プリン
タは、第2種の印刷コマンドを理解できる機能、つま
り、ネットワーク環境下で高速印刷できる機能、をもつ
ようになる。そのような機能は不要と考えるユーザは、
前処理回路を購入しなければよいから、無駄な出費をす
ることはない。
【0014】本発明の第2の観点に従うプリント方法
は、ホスト装置から、イメージデータを含んだ印刷コマ
ンドを受信するステップと、受け取った印刷コマンドに
含まれているイメージデータが、上記の圧縮型イメージ
データであるとき、その圧縮型イメージデータをイメー
ジ処理専用ハードウェア回路に入力するステップと、そ
のイメージ処理専用ハードウェア回路において、入力さ
れた圧縮型イメージデータを、上記の印刷型イメージデ
ータに変換するステップと、変換された印刷型イメージ
データを用いて印刷動作を行うステップとを備える。
【0015】本発明の第3の観点に従うプリント方法
は、ホスト装置から、上記の印刷型イメージデータを含
んだ第1種の印刷コマンドか、又は、上記の圧縮型イメ
ージデータを含んだ第2種の印刷コマンドを受信するス
テップと、第1種の印刷コマンドを受信したとき、この
第1種の印刷コマンドを解釈して印刷動作を行うステッ
プと、第2種の印刷コマンドを受信したとき、その第2
種の印刷コマンドに含まれるコマンドヘッダを第1種の
印刷コマンド用のコマンドヘッダに変換するとともに、
第2種の印刷コマンドに含まれている圧縮型イメージデ
ータを印刷型イメージデータに変換することにより、第
2種の印刷コマンドを第1種の印刷コマンドに変換する
ステップと、変換された第1種の印刷コマンドを解釈し
て印刷動作を行うステップとを備える。
【0016】本発明の第4の観点に従う前処理回路は、
イメージデータを含んだ印刷コマンドをホスト装置から
を受信するホストインタフェース回路と、上記の印刷型
イメージデータを受けて、印刷動作を行うプリンタ本体
回路とを備えたプリンタにおいて、ホストインタフェー
ス回路と前記プリンタ本体回路の間に介装されるもので
あって、ホストインタフェース回路から印刷コマンドを
受け取り、受け取った印刷コマンドに含まれているイメ
ージデータが、上記の圧縮型イメージデータであると
き、その圧縮型イメージデータを印刷型イメージデータ
に変換する専用ハードウェア回路と、変換された印刷型
イメージデータをプリンタ本体回路に送る出力回路とを
備える。
【0017】好適な実施形態では、プリンタのホストイ
ンタフェース回路は、上述した第1種の印刷コマンドと
第2種の印刷コマンドのいずれをも受信することがで
き、またプリンタ本体回路は、第1種の印刷コマンドを
解釈して印刷動作を行うことができるようになってい
る。そして、前処理回路は、第2種の印刷コマンドに含
まれるコマンドヘッダを第1種の印刷コマンド用のコマ
ンドヘッダに変換するヘッダ変換回路と、ホストインタ
フェース回路から第1種又は第2種の印刷コマンドを受
け取り、第1種の印刷コマンドを受け取ったときは、受
け取った第1種の印刷コマンドを前記出力回路に送り、
また第2種の印刷コマンドを受け取ったときは、受け取
った第2種の印刷コマンドに含まれているコマンドヘッ
ダを前記ヘッダ変換回路へ送り、かつ受け取った第2種
の印刷コマンドに含まれている圧縮型イメージデータを
前記専用ハードウェア回路に送る入力回路とを更に備え
ている。そして、前処理回路の出力回路は、第1種の印
刷コマンドが前記入力回路に受け取られたときは、その
入力回路から送られてくる第1種の印刷コマンドを前記
プリンタ本体回路に送り、また、第2種の印刷コマンド
が入力回路に受け取られたときは、ヘッダ変換回路から
出力される第1種の印刷コマンド用のコマンドヘッダ
と、専用ハードウェア回路から出力される印刷型イメー
ジデータとを受けとって第1種の印刷コマンドを生成し
てプリンタ本体回路に送るようになっている。この前処
理回路は、オプション品としてプリンタに後から装着で
きるようになっている。プリンタは、前処理回路を装着
していない標準的な構成において、ホストインタフェー
ス回路とプリンタ本体回路とが接続されていて、それに
より、第1種の印刷コマンドを受信したときにのみ印刷
が行えるようになっている。前処理回路を装着すると、
プリンタは、第2種の印刷コマンドを受信したときでも
印刷が行える機能を追加されることになる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態にか
かるプリンタの全体の概略的な構成を示す。
【0019】このプリンタ1は、図示しないホスト装置
からビットマップイメージデータを受信して印刷を行な
う種類のプリンタであり、それは例えばインクジェット
プリンタであるが、必ずしもそうでなければならないわ
けではなく、他の種類のプリンタであっても良い。この
プリンタ1は、ホストインタフェース回路2、前処理回
路3、プリンタ本体回路4及びプリントエンジン5を備
える。このうち、プリンタ本体回路4とプリントエンジ
ン5には、従来のプリンタのそれと同様のものを採用す
ることができ、この実施形態でもそうしている。従っ
て、プリンタ本体回路4は、所定のプリンタ制御言語で
記述された印刷コマンドを受信し、それを解釈し、その
解釈結果に従ってプリントエンジン5を駆動し制御して
正しく印刷を行わせることができる。このプリンタ本体
回路4が理解するプリンタ制御言語で記述された印刷コ
マンドを、以下、便宜上「プリンタ印刷コマンド」と呼
ぶことにする。このプリンタ印刷コマンドでは、そこに
コマンドデータとして含まれる印刷イメージは、(従来
のインクジェットプリンタ用の印刷コマンドもそうであ
るように)CMYK表色系の2値イメージデータの形式
になっている。
【0020】なお、プリンタ印刷コマンドと呼ばれるコ
マンド群には、当然、イメージデータ(つまり、CMY
K2値イメージデータ)をプリンタに送るコマンドだけ
でなく、他の各種のプリンタ制御命令をプリンタに伝え
る様々なコマンド(例えば、後述する初期化コマンドも
その一つである)がある。しかし、この明細書では、そ
うした他の制御命令のコマンドについては(後述する初
期化コマンドを除き)、本発明と直接的な関連がないの
で格別の説明は省略する。
【0021】ホストインタフェース回路2は、図示しな
いホスト装置と通信するための複数の入力ポート(例え
ば、シリアルポート、パラレルポート、USBポート、
ネットワークポートなど)を備え、また、1つの共通の
出力端子を備えている。それら複数の入力ポートのう
ち、シリアルポート、パラレルポート及びUSBポート
は、通常、それぞれ、そのポート専用のケーブルで1台
のホスト装置と接続される。また、ネットワークポート
は、LANなどの通信ネットワークのケーブルと接続さ
れ、その通信ネットワーク上の任意のホスト装置と通信
することができる。これら複数の入力ポート中のどれで
も1つの入力ポートに最先に印刷ジョブが到来すると、
ホストインタフェース回路2は、その入力ポートに到来
した印刷コマンドを取り込み共通の出力端子へ出力する
という動作をその印刷ジョブが終わるまで続け、その
間、他の入力ポートはビジー状態にして他の印刷ジョブ
が到来しないようにする。このようにして、ホストイン
タフェース回路2は、早い者勝ち式で複数の入力ポート
から印刷ジョブを受信して共通の出力端子へ出力する。
【0022】前処理回路3は、このプリンタ1にオプシ
ョン品として提供されるものである。つまり、前処理回
路3は、ユーザの任意で、プリンタ1に搭載することも
できるし、搭載しないこともできる。前処理回路3が搭
載されない場合、プリンタ1内では、ホストインタフェ
ース回路2の出力端子がプリンタ本体回路4の入力端子
に直接的に接続されることになる。この場合、プリンタ
1は、CMYK表色系の2値化されたイメージデータを
含んだプリンタ印刷コマンドをホスト装置から受信して
解釈し印刷を行なうという、従来のインクジェットプリ
ンタと基本的に同様な機能を奏する。一方、前処理回路
3が搭載されると、プリンタ1内では図示のように、前
処理回路3がホストインタフェース回路2とプリンタ本
体回路4との間に介装され、それにより、ネットワーク
環境下で高速に印刷を行なえるという新しい性能が追加
される。
【0023】すなわち、この実施形態では、ホスト装置
からプリンタ1に送り込むことができる印刷コマンドと
して、前述した「プリンタ印刷コマンド」の他に、「ネ
ットワーク印刷コマンド」とこの明細書で便宜上呼ばれ
る、別のプリンタ制御言語で記述された印刷コマンドも
採用される。このネットワーク印刷コマンドでは、その
データとしてのビットマップイメージは、RGB多値デ
ータをJPEGの方法で圧縮したJPEGデータになっ
ている。JPEGデータは、CMYK2値データに比較
すると、データ量がだいぶ少ないので、ネットワーク上
のホスト装置は、プリンタ1へ印刷ジョブを送るとき、
プリンタ印刷コマンドではなく、ネットワーク印刷コマ
ンドを用いることにより、印刷ジョブをネットワークを
通じて高速にプリンタ1に伝送できることになる。勿
論、ネットワーク上のホスト装置だけでなく、シリアル
ポートやパラレルポートやUSBポートを介してプリン
タ1と接続されたホスト装置も、プリンタ印刷コマンド
に代えて、ネットワーク印刷コマンドを用いても良い。
【0024】なお、ネットワーク印刷コマンドと呼ばれ
るコマンド群には、当然、イメージデータ(つまり、J
PEGデータ)をプリンタに送るコマンドだけでなく、
他の各種のプリンタ制御命令をプリンタに伝える様々な
コマンド(例えば、後述する初期化コマンドもその一つ
である)がある。しかし、この明細書では、そうした他
の制御命令のコマンドについては(後述する初期化コマ
ンドを除き)、本発明と直接的な関連がないので格別の
説明は省略する。
【0025】プリンタ本体回路4は、プリンタ印刷コマ
ンドを理解することはできるが、ネットワーク印刷コマ
ンドを理解することはできない。つまり、このプリンタ
1の基本部分は、ネットワーク環境下で高速印刷を行な
えるようには作られていない。オプション品である前処
理回路3を搭載することにより、プリンタ1は、ネット
ワーク印刷コマンドを理解できるようになり、ネットワ
ーク環境下での高速印刷を持つことになる(故に、ネッ
トワーク環境下での高速印刷機能を必要としないユーザ
は、前処理回路3を購入せずに済むので、無駄な出費を
強要されない)。
【0026】前処理回路3は、ホスト装置からの印刷コ
マンドをホストインタフェース回路2を通じて入力し、
それがプリンタ印刷コマンドなのかネットワーク印刷コ
マンドなのか識別し、プリンタ印刷コマンドであればそ
のまま通過させてプリンタ本体回路4へ渡し、一方、ネ
ットワーク印刷コマンドであれば、それをプリンタ印刷
コマンドに変換してプリンタ本体回路4へ渡す機能をも
つものである。ネットワーク印刷コマンドをプリンタ印
刷コマンドに変換するために、前処理回路3は、受信し
たネットワーク印刷コマンドにコマンドデータとして含
まれているJPEGデータを、解凍してRGB多値イメ
ージデータに戻し、更にそれを、プリンタ印刷コマンド
に含ませるべきCMYK2値イメージデータに変換する
機能を有している。また、前処理回路3は、ネットワー
ク印刷コマンドのコマンドヘッダ(コマンドコードとパ
ラメータ)をプリンタ印刷コマンドに変換する機能を有
している。
【0027】前処理回路3は、上述したJPEGイメー
ジデータをCMYK2値イメージデータに変換するとい
うイメージ処理を行うために、それ専用のハードウェア
回路を搭載している。この作業量の大きいイメージ処理
を、従来のようにCPUによるソフトウェア処理ではな
しに、専用ハードウェア回路で行なうことにより、JP
EGデータの形でイメージデータを受信しても、高速に
印刷を行なうことが可能なのである。
【0028】また、前処理回路3は、上述したネットワ
ーク印刷コマンドのコマンドヘッダをプリンタ印刷コマ
ンドのそれに変換するという処理を行なうために、プリ
ンタ本体回路4のCPUとは別のCPUを搭載してい
る。勿論、このコマンドヘッダの処理も、上記のイメー
ジ処理と同様に、CPUではなしに、それ専用のハード
ウェア回路で行なうようにすることもできる。しかし、
この実施形態では、このコマンドヘッダの変換はCPU
のソフトウェア処理で行なう。その理由は、コマンドヘ
ッダには様々な種類があってそれを識別する必要がある
が、それはCPUで行うのに適した作業である(つま
り、専用のハードウェア回路を開発するより安上がりで
ある)とともに、コマンドヘッダの変換の作業量は大変
に小さいものであるため、CPUで行なっても極めて短
時間で終えることができるからである。
【0029】この前処理回路3について、以下で更に詳
細に説明する。図2は、前処理回路3の構成を示す。
【0030】前処理回路3は、ASICモジュール1
0、JPEG解凍器11、SDRAM12、色変換・2
値化器13及びCPU14の5つのICを有している。
【0031】CPU14は、前述したように、ネットワ
ーク印刷コマンドのコマンドヘッダをプリンタ印刷コマ
ンドのそれに変換する処理を行う。また、CPU14
は、後に詳述するように、ASICモジュール10に入
力された印刷コマンドがネットワーク印刷コマンドかプ
リンタ印刷コマンドかに応じてASICモジュール10
のモードを切り換える制御などを行なうようプログラム
されている。
【0032】ASICモジュール10は、次のような処
理を行うようにカスタマイズされたASICである。す
なわち、ASICモジュール10は、ホストインタフェ
ース回路2から印刷コマンドを受け取り、それがネット
ワーク印刷コマンドかプリンタ印刷コマンドか識別す
る。その結果、プリンタ印刷コマンドならば、ASIC
モジュール10は、そのプリンタ印刷コマンドをそのま
ま通過させてプリンタ本体回路4へ渡す。一方、ネット
ワーク印刷コマンドならば、ASICモジュール10
は、JPEG解凍器11、SDRAM12、色変換・2
値化器13及びCPU14と協働して、そのネットワー
ク印刷コマンドをプリンタ印刷コマンドに変換してプリ
ンタ本体回路4へ渡す。
【0033】JPEG解凍器11は、ネットワーク印刷
コマンドにコマンドデータとして含まれているJPEG
イメージデータを解凍してYUVイメージデータに変換
するICである。SDRAM12は、前記YUVイメー
ジデータから変換されたRGB多値イメージデータを一
時的に保存するためのバッファとして使われる。色変換
・2値化器13は、前記RGB多値イメージデータをC
MYK多値イメージデータに色変換し、さらに、そのC
MYK多値イメージデータをCMYK2値イメージデー
タに2値化するICである。
【0034】以下では、ASICモジュール10につい
て、更に詳細に説明する。
【0035】図2に示すように、ASICモジュール1
0は、システムコントローラ20、入力インタフェース
21、コマンドデコーダ22、YUV/RGBコンバー
タ23、メモリコントローラ24、RAMインタフェー
ス25、色変換・2値化器インタフェース26、コマン
ドエンコーダ27、出力インタフェース28及びCPU
インタフェース29を有する。ASICモジュール10
内の上述した要素は全て、CPUインタフェース29を
介してCPU14とバス30を介して通信可能に接続さ
れている。
【0036】これらの要素のうち、入力インタフェース
21、RAMインタフェース25、色変換・2値化器イ
ンタフェース26、出力インタフェース28及びCPU
インタフェース29は、それぞれ、ホストインタフェー
ス回路2、SDRAM12、色変換・2値化器13、プ
リンタ本体回路4及びCPU14と通信するためのイン
タフェースである。
【0037】以下、ASICモジュール10の主要な要
素がもつ機能を詳細に説明する。
【0038】コマンドデコーダ22は、ホスト装置から
受信した印刷コマンドがプリンタ印刷コマンドかネット
ワーク印刷コマンドかを識別してCPU14に通知し、
そして、プリンタ印刷コマンドかネットワーク印刷コマ
ンドかに応じて動作モードを切替えることで、プリンタ
印刷コマンドはそのままASICモジュール10を通過
させ、ネットワーク印刷コマンドはプリンタ印刷コマン
ドに変換されるように制御する機能を有している。
【0039】ここで、プリンタ印刷コマンドかネットワ
ーク印刷コマンドかをコマンドデコーダ22が識別する
ための本実施形態で採用する仕組みをより具体的に説明
すると次の通りである。
【0040】すなわち、ホスト装置は、ネットワーク印
刷コマンドで構成された印刷ジョブをプリンタ1に送る
際には、まず、所定コードである切替コマンドを送出
し、その後にその印刷ジョブを構成する印刷コマンドを
送出し、そして、その印刷ジョブの最後に、プリンタに
初期化を命じる初期化コマンド(これは、コマンドヘッ
ダだけから成り、例えば「ESC@」のようなコート゛で
ある)を送出することになっている。一方、プリンタ印
刷コマンドで構成された印刷ジョブをプリンタ1に送る
際には、ホスト装置は、切替コマンドを先行させずに、
その印刷ジョブを構成するプリンタ印刷コマンドを送出
し、そして、その印刷ジョブの最後に、所定の初期化コ
マンド(これは、コマンドヘッダだけから成り、例えば
「ESC@」のようなコート゛である)を送る決まりにな
っている。このように、切替コマンドが印刷ジョブデー
タに先行するか否かで、その印刷ジョブデータがネット
ワーク印刷コマンドで構成されたものなのか、プリンタ
印刷コマンドで構成されたものかのかが分るようになっ
ている。また、どの印刷ジョブも、初期化コマンドで終
了することになっている。
【0041】プリンタ1側の前処理回路3では、コマン
ドデコーダ22が、ホスト装置から送り込まれるデータ
列を、コマンドデコーダ22内のレジスタ(図示せず)
に予め設定されている切替コマンドと照合することで、
切替コマンドを検出しようとしている。従って、コマン
ドデコーダ22は、ホスト装置からネットワーク印刷コ
マンドの印刷ジョブが入って来るときにのみ、その印刷
ジョブの入力が開始する直前に切替コマンドを検出する
ことになる。そして、コマンドデコーダ22は、切替コ
マンドを検出すると、その旨をCPU14に通知する。
その後、コマンドデコーダ22は、印刷ジョブを構成す
る印刷コマンドが入力されると、その印刷コマンドから
コマンドヘッダを捕らえてCPU14に送る。印刷ジョ
ブの最後に来る初期化コマンドも同様に、コマンドデコ
ーダ22に捕らえられてCPU14に送られる。
【0042】コマンドデコーダ22は、プリンタ印刷コ
マンド用とネットワーク印刷コマンド用の2種類の動作
モードを有しており、初期状態ではプリンタ印刷コマン
ド用モードになっている。上述したように、ネットワー
ク印刷コマンドの印刷ジョブが入る直前に、コマンドデ
コーダ22は切替コマンドを検出してCPU14に通知
する。すると、CPU14は、コマンドデコーダ22に
指示を出して、その動作モードをプリンタ印刷コマンド
用モードからネットワーク印刷コマンド用モードに切替
える。よって、ネットワーク印刷コマンドの印刷ジョブ
を受けている間は、コマンドデコーダ22は、ネットワ
ーク印刷コマンド用モードになっている。そして、その
印刷ジョブの最後に、コマンドデコーダ22は上述した
ように、初期化コマンドを捕らえてCPU14に送る。
すると、CPU14は、コマンドデコーダ22に指示を
出して、その動作モードを初期状態のプリンタ印刷コマ
ンド用モードに戻す。従って、コマンドデコーダ22
は、プリンタ印刷コマンドの印刷ジョブを受けるときに
は、プリンタ印刷コマンド用モードになっている。
【0043】プリンタ印刷コマンド用モードでは、コマ
ンドデコーダ22は、印刷ジョブを構成するをプリンタ
印刷コマンド受け取ると、その受け取ったプリンタ印刷
コマンドからコマンドヘッダを抽出してCPU14に送
るとともに、受け取ったプリンタ印刷コマンドをそのま
ま、スルー経路32を通じて、コマンドエンコーダ27
に送る。コマンドエンコーダ27に送られたプリンタ印
刷コマンドは、そのまま出力インタフェース28を通じ
てプリンタ本体回路4へ送られることになる。
【0044】一方、ネットワーク印刷コマンド用モード
では、コマンドデコーダ22は、印刷ジョブを構成する
ネットワーク印刷コマンドを受け取ると、その受け取っ
たネットワーク印刷コマンドからコマンドヘッダを抽出
してCPU14に送るとともに、入力したプリンタ印刷
コマンドのコマンドデータであるJPEGイメージデー
タを、経路31を通じてYUV/RGBコンバータ23
に送る。CPU14に送られたネットワーク印刷コマン
ドのコマンドヘッダは、CPU14によって、対応する
プリンタ印刷コマンドのコマンドヘッダに変換されて、
コマンドエンコーダ27に送られることになる。また、
YUV/RGBコンバータ23に送られたJPEGイメ
ージデータは、後述するように、CMYK2値イメージ
データに変換されてから、コマンドエンコーダ27に送
られることになる。
【0045】コマンドエンコーダ27は、プリンタ印刷
コマンドを作成して、それを出力インタフェース28を
通じてプリンタ本体回路4に送る機能をもつ。コマンド
エンコーダ27は、コマンドデコーダ22と同様、プリ
ンタ印刷コマンド用とネットワーク印刷コマンド用の2
種類の動作モードをもっており、CPU14からの指示
で、コマンドデコーダ22の動作モードと一致した動作
モードになる。
【0046】従って、プリンタ印刷コマンドが入って来
ているときには、コマンドエンコーダ27は、プリンタ
印刷コマンド用の動作モードになっている。このモード
では、コマンドエンコーダ27は、コマンドデコーダ2
2からスルー経路32を通じて送られてきたプリンタ印
刷コマンドを、そのまま、出力インタフェース28を通
じてプリンタ本体回路4に送る。
【0047】一方、ネットワーク印刷コマンドが入って
来ているときには、コマンドエンコーダ27は、ネット
ワーク印刷コマンド用の動作モードになっている。この
モードでは、コマンドエンコーダ27は、前述したよう
に、CPU14からプリンタ印刷コマンドのコマンドヘ
ッダを受け取り、色変換・2値化器インタフェース26
からCMYK2値イメージデータを受け取ることにな
る。そして、コマンドエンコーダ27は、CPU14か
ら受け取ったプリンタ印刷コマンドのコマンドヘッダの
後に、色変換・2値化器インタフェース26から受け取
ったCMYK2値イメージデータを配置することで、完
全なプリンタ印刷コマンドを生成し、それを出力インタ
フェース28を通じてプリンタ本体回路4に送る。
【0048】YUV/RGBコンバータ23、メモリコ
ントローラ24、RAMインタフェース25及び色変換
・2値化器インタフェース26は、ネットワーク印刷コ
マンドが入って来ているときに、そのネットワーク印刷
コマンドにコマンドデータとしてい含まれているJPE
GイメージデータをCMYK2値イメージデータに変換
するために、JPEG解凍器11、SDRAM12及び
色変換・2値化器13と協働して動作するものである。
その具体的な機能は以下の通りである。
【0049】YUV/RGBコンバータ23は、コマン
ドデコーダ22からJPEGイメージデータを受けと
り、それをJPEG解凍器11に送る。JPEG解凍器
11は、受け取ったJPEGイメージデータを解凍して
YUV表色系の多値イメージデータにし、それをYUV
/RGBコンバータ23に返す。YUV/RGBコンバ
ータ23は、返されたYUV表色系の多値イメージデー
タを、YUV表色系からRGB表色系に色変換して、R
GB多値イメージデータにし、それをメモリコントロー
ラ24に送る。
【0050】メモリコントローラ24は、YUV/RG
Bコンバータ23から受け取ったRGB多値イメージデ
ータの画素順序を、ラスタスキャンの順序に並べ替え
る。すなわち、JPEGの圧縮処理では、元画像は8画
素×8画素のブロック領域に分割され、ブロック領域単
位で所定の演算処理がなされる。そのため、YUV/R
GBコンバータ23からメモリコントローラ24に渡さ
れる、JPEGデータから変換された当初のRGB多値
データも、8画素×8画素のブロック領域に分割した形
で画素データが並んでいる。メモリコントローラ24
は、その8画素×8画素のブロック領域に仕分けられて
いる画素データの配列を、印刷処理に適したラスタスキ
ャン(つまり、例えば、画像の左端から右端までの行方
向の水平スキャンを、最上行から1行づつ下へ向って繰
り返していくスキャン)の順序の配列に変換する。メモ
リコントローラ24は、YUV/RGBコンバータ23
から受け取ったRGB多値イメージの各画素データを、
RAMインタフェース25を介してSDRAM12内の
ラスタスキャン順序に従った記憶場所に書き込んでいく
ことで、この並べ替えを行う。これにより、SDRAM
12上には、ラスタスキャンの順序で画素が並んだRG
B多値イメージデータが展開されることになる。続い
て、メモリコントローラ24は、SDRAM12からR
GB多値イメージデータを読み出して、色変換・2値化
器インタフェース26へ送る。
【0051】色変換・2値化器インタフェース26は、
メモリコントローラ24から受け取ったRGB多値イメ
ージデータを色変換・2値化器13へ送る。色変換・2
値化器13は、受け取ったRGB多値イメージデータ
に、RGB表色系からCMYK表色系への色変換を施し
て、これをCMYK多値イメージデータに変換する。次
いで、色変換・2値化器13は、そのCMYK多値イメ
ージデータに2値化処理(例えば、誤差拡散処理又はデ
ィザ処理など)を施して、これをCMYK2値イメージ
データに変換し、そのCMYK2値イメージデータを色
変換・2値化器インタフェース26に返す。色変換・2
値化器インタフェース26は、色変換・2値化器13か
ら受け取ったCMYK2値イメージデータをコマンドエ
ンコーダ27に送る。コマンドエンコーダ27に送られ
たCMYK2値イメージデータは、コマンドエンコーダ
27により、前述したように、CPU14からのプリン
タ印刷コマンドのコマンドヘッダとセットにされてプリ
ンタ印刷コマンドに仕立てられ、出力インタフェース2
8を通じてプリンタ本体回路4へ送られる。
【0052】ASICモジュール10内のシステムコン
トローラ20は、CPU14からの指示で、ASICモ
ジュール10内の各部を初期状態にリセットするための
ユニットである。特に、上述したJPEGイメージデー
タをCMYK2値イメージデータに変換するイメージ処
理に関してエラーが発生した場合(例えば、JPEGデ
ータのビットエラーなどのためにJPEGデータの解凍
が出来なくなったり、或いは、RGB多値データのの色
変換や2値化ができなくなったりした場合)には、シス
テムコントローラ20は、CPU14からの指示で、A
SICモジュール10内のその発生したエラーに直接関
与するイメージ処理のための要素だけを選択的に個別に
リセットする機能をもつ。すなわち、JPEGイメージ
の処理に関してエラーが生じた場合、システムコントロ
ーラ20は、そのイメージ処理に直接関与しないユニッ
ト、特にコマンドヘッダの処理に関与するユニット、す
なわち、入力インタフェース21、コマンドデコーダ2
2、コマンドエンコーダ27、出力インタフェース28
及びCPUインタフェース29はリセットしない。
【0053】これにより、ある特定の印刷コマンドのJ
PEGイメージ処理でエラーが発生しても、ASICモ
ジュール10は、その後から別の印刷コマンドが入って
くれば、その印刷コマンドから正常なJPEGイメージ
処理を再開することが可能である。このことは、例えば
試し印刷を行う時などに次のような利点をもたらす。す
なわち、或る画像の印刷ジョブをホスト装置が作成する
際、その画像の全体を一纏まりでJPEG圧縮するので
はなく、その画像を複数のブロック領域に分割し、各ブ
ロック領域毎にJPEG圧縮して各ブロック領域毎の複
数の印刷コマンドを作成し、それら複数の印刷コマンド
を順次にプリンタ1へ送るようにすることができる。そ
うすると、上記複数のブロック領域の中の或る特定のブ
ロック領域に関し、プリンタ1のJPEGイメージ処理
でエラーが発生したとしても、他のブロック領域のJP
EGイメージ処理は正常に行われるので、エラーの生じ
たブロック領域を除いて、他の領域は正常に印刷される
ことになる。ユーザは、その印刷結果を見て、エラーの
生じたブロック領域以外の領域の画像が、自分にとって
満足の行くものかどうかを確認することができる。この
ことは、特に、例えばB0サイズのような特大サイズの
画像を試し印刷するような場合に、画像の一部分でエラ
ーが発生したとしても、他の部分の良し悪しは確認でき
るという点で便利である。
【0054】次に、以上の構成をもつ前処理回路3の動
作について、図3及び図4を参照して説明する。
【0055】図3は、プリンタ印刷コマンドが前処理回
路3に入ったときの処理の流れを示している。図中、太
い実線矢印はプリンタ印刷コマンドの流れを示し、太い
点線矢印はコマンドヘッダの流れを示している。
【0056】図3において、プリンタ印刷コマンド70
はまず矢印43のようにコマンドデコーダ22に入る。
このとき、コマンドデコーダ22とコマンドエンコーダ
27は共に、初期状態であるプリンタ印刷コマンド用モ
ードになっている。コマンドデコーダ22は、入力した
プリンタ印刷コマンド70からコマンドヘッダ71を抽
出して矢印44で示すようにCPU14に送るととも
に、入力したプリンタ印刷コマンド70をそのまま矢印
45で示すようにコマンドエンコーダ27に送る。コマ
ンドエンコーダ27は、そのプリンタ印刷コマンド70
をそのまま出力インタフェース28を通じてプリンタ本
体回路4へ送る。プリンタ本体回路4は、そのプリンタ
印刷コマンド70を解釈して印刷を行う。
【0057】図4は、ネットワーク印刷コマンドが前処
理回路3に入ったときの処理の流れを示している。図
中、太い実線矢印はネットワーク印刷コマンド又はプリ
ンタ印刷コマンドの流れを示し、太い点線矢印はコマン
ドヘッダの流れを示し、太い一点鎖線矢印は、イメージ
データの流れを示している。
【0058】図4において、ネットワーク印刷コマンド
80はまず矢印53のようにコマンドデコーダ22に入
る。このとき、コマンドデコーダ22とコマンドエンコ
ーダ27は共に、ネットワーク印刷コマンド用モードに
切り替わっている。コマンドデコーダ22は、入力した
ネットワーク印刷コマンド80からコマンドヘッダ81
を抽出して矢印54で示すようにCPU14に送る。C
PU14は、受け取ったネットワーク印刷コマンド80
のコマンドヘッダ81を、対応するネットワーク印刷コ
マンドのコマンドヘッダ91に変換して、矢印55で示
すようにコマンドエンコーダ27に送る。
【0059】コマンドデコーダ22はまた、受け取った
コマンドヘッダ81に後続するJPEGイメージデータ
82を矢印56で示すようにYUV/RGBコンバータ
23に送り、YUV/RGBコンバータ23はそれをJ
PEG解凍器11に送る。JPEG解凍器11は、受け
取ったJPEGイメージデータ52をYUVイメージデ
ータに解凍して、矢印57で示すようにYUV/RGB
コンバータ23に返す。YUV/RGBコンバータ23
は、そのYUVイメージデータをRGB多値イメージデ
ータに変換して、矢印58で示すようにメモリコントロ
ーラ24に送り、メモリコントローラ24はそれをSD
RAM12上でラスタスキャン順序の画素配列に並び替
える。次に、メモリコントローラ24は、矢印59で示
すようにSDRAM12からRGB多値イメージデータ
を読み出して色変換・2値化器インタフェース26へ送
り、色変換・2値化器インタフェース26はそれを色変
換・2値化器13へ送る。色変換・2値化器13は、R
GB多値イメージデータに、RGBからCMYKへの色
変換と、2値化処理とを施して、CMYK2値イメージ
データに変換し、それを矢印60で示すように色変換・
2値化器インタフェース26に返し、色変換・2値化器
インタフェース26はそれをコマンドエンコーダ27に
送る。
【0060】コマンドエンコーダ27は、まずCPU1
4から受け取ったプリンタ印刷コマンドのコマンドヘッ
ダ91を、矢印61で示すように出力インタフェース2
8へ送り、次に、色変換・2値化器インタフェース26
から受け取ったCMYK2値イメージデータ92を、矢
印61で示すように出力インタフェース28へ送る。従
って、そのコマンドヘッダ91とCMYK2値イメージ
データ92からなるプリンタ印刷コマンド90が、出力
インタフェース28からプリンタ本体回路4に送られる
ことになる。プリンタ本体回路4は、そのプリンタ印刷
コマンド90を解釈して印刷を行う。
【0061】以上、本発明の一実施形態を説明したが、
上記の実施形態はあくまで本発明の説明のための例示で
あり、本発明を上記実施形態にのみ限定する趣旨ではな
い。従って、本発明は、上記実施形態以外の様々な形態
でも実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるプリンタの全体の
概略的な構成を示すブロック図。
【図2】前処理回路3の構成を示すブロック図。
【図3】プリンタ印刷コマンドが前処理回路3に入った
ときの処理の流れを示した流れ図。
【図4】ネットワーク印刷コマンドが前処理回路3に入
ったときの処理の流れを示した流れ図。
【符号の説明】
1 プリンタ 2 ホストインタフェース回路 3 前処理回路 4 プリンタ本体回路 5 プリントエンジン 10 ASICモジュール 11 JPEG解凍器 12 SDRAM 13 色変換・2値化器インタフェース 14 CPU 22 コマンドデコーダ 23 YUV/RGBコンバータ 24 メモリコントローラ 26 色変換・2値化器インタフェース 27 コマンドエンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AQ05 AR01 HH03 HH06 HJ06 HK03 HK04 HK08 HK11 HM07 HN02 HN06 HN15 2C087 AA15 AB05 AC07 BA03 BB10 BC05 BD01 BD13 BD24 BD31 BD40 BD42 BD46 2C187 AC08 5B021 AA01 BB01 BB02 BB12 DD07 LG07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置と接続し、イメージデータを
    含んだ印刷コマンドを前記ホスト装置からを受信するホ
    ストインタフェース回路と、 インク表色系の低値分解能のビットマップイメージデー
    タである印刷型イメージデータを受けて、印刷動作を行
    うプリンタ本体回路と、 前記ホストインタフェース回路と前記プリンタ本体回路
    の間に存在し、前記ホストインタフェース回路から前記
    印刷コマンドを受け取り、受け取った前記印刷コマンド
    に含まれているイメージデータが、前記インク表色系と
    異なる所定表色系の高値分解能のイメージデータを所定
    方法で圧縮してなる圧縮型イメージデータであるとき、
    前記印刷コマンドに含まれている前記圧縮型イメージデ
    ータを、前記印刷型イメージデータに変換して、前記プ
    リンタ本体回路に送る前処理回路とを備え、 前記前処理回路が、前記圧縮型イメージデータを前記印
    刷型イメージデータに変換するための専用ハードウェア
    回路を備えているプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記ホストインタフェース回路が、前記
    印刷型イメージデータを含んだ第1種の印刷コマンド
    と、前記第1種の印刷コマンドとは別の言語で書かれ、
    前記圧縮型イメージデータを含んだ第2種の印刷コマン
    ドとを受信することができ、 前記プリンタ本体回路が、前記第1種の印刷コマンドを
    解釈して印刷動作を行うことができ、 前記前処理回路が、前記第1種の印刷コマンドを受け取
    ったとき、受け取った前記第1種の印刷コマンドを前記
    プリンタ本体回路に送り、前記第2種の印刷コマンドを
    受け取ったとき、前記第2種の印刷コマンドに含まれる
    コマンドヘッダを前記第1種の印刷コマンド用のコマン
    ドヘッダに変換するとともに前記第2種の印刷コマンド
    に含まれている前記圧縮型イメージデータを前記印刷型
    イメージデータに変換することにより、前記第2種の印
    刷コマンドを前記第1種の印刷コマンドに変換して前記
    プリンタ本体回路に送る、請求項1記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記前処理回路が前記プリンタに対して
    着脱可能であり、 前記前処理回路が装着されていないとき、前記ホストイ
    ンタフェース回路と前記プリンタ本体回路とが接続さ
    れ、それにより、前記印刷型イメージデータを含んだ印
    刷コマンドを受信したときにのみ印刷が行えるようにな
    っている請求項1又は2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 ホスト装置から、イメージデータを含ん
    だ印刷コマンドを受信するステップと、 受け取った前記印刷コマンドに含まれているイメージデ
    ータが、インク表色系と異なる所定表色系の高値分解能
    のイメージデータを所定方法で圧縮してなる圧縮型イメ
    ージデータであるとき、前記印刷コマンドに含まれてい
    る前記圧縮型イメージデータをイメージ処理専用ハード
    ウェア回路に入力するステップと、 前記イメージ処理専用ハードウェア回路において、入力
    された前記圧縮型イメージデータを、インク表色系の低
    値分解能のビットマップイメージデータである印刷型イ
    メージデータに変換するステップと、 変換された前記印刷型イメージデータを用いて印刷動作
    を行うステップとを備えたプリント方法。
  5. 【請求項5】 ホスト装置から、インク表色系の低値分
    解能のビットマップイメージデータである印刷型イメー
    ジデータを含んだ第1種の印刷コマンドか、又は、前記
    第1種の印刷コマンドとは別の言語で書かれ、前記イン
    ク表色系と異なる所定表色系の高値分解能のイメージデ
    ータを所定方法で圧縮してなる圧縮型イメージデータを
    含んだ第2種の印刷コマンドを受信するステップと、 前記第1種の印刷コマンドを受信したとき、この第1種
    の印刷コマンドを解釈して印刷動作を行うステップと、 前記第2種の印刷コマンドを受信したとき、前記第2種
    の印刷コマンドに含まれるコマンドヘッダを前記第1種
    の印刷コマンド用のコマンドヘッダに変換するとともに
    前記第2種の印刷コマンドに含まれている前記圧縮型イ
    メージデータを前記印刷型イメージデータに変換するこ
    とにより、前記第2種の印刷コマンドを前記第1種の印
    刷コマンドに変換するステップと、 変換された前記第1種の印刷コマンドを解釈して印刷動
    作を行うステップとを備えたプリント方法。
  6. 【請求項6】 ホスト装置と接続し、イメージデータを
    含んだ印刷コマンドを前記ホスト装置からを受信するホ
    ストインタフェース回路と、インク表色系の低値分解能
    のビットマップイメージデータである印刷型イメージデ
    ータを受けて、印刷動作を行うプリンタ本体回路とを備
    えたプリンタにおける、前記ホストインタフェース回路
    と前記プリンタ本体回路の間に設けられる前処理回路で
    あって、 前記ホストインタフェース回路から前記印刷コマンドを
    受け取り、受け取った前記印刷コマンドに含まれている
    イメージデータが、前記インク表色系と異なる所定表色
    系の高値分解能のビットマップイメージを所定方法で圧
    縮してなる圧縮型イメージデータであるとき、前記印刷
    コマンドに含まれている前記圧縮型イメージデータを、
    前記印刷型イメージデータに変換する専用ハードウェア
    回路と、 変換された前記印刷型イメージデータを前記プリンタ本
    体回路に送る出力回路とを備えた前処理回路。
  7. 【請求項7】 前記プリンタにおいて、前記ホストイン
    タフェース回路が、前記印刷型イメージデータを含んだ
    第1種の印刷コマンドと、前記第1種の印刷コマンドと
    は別の言語で書かれ、前記圧縮型イメージデータを含ん
    だ第2種の印刷コマンドとを受信することができ、また
    前記プリンタ本体回路が、前記第1種の印刷コマンドを
    解釈して印刷動作を行うことができるようになっている
    場合において、 前記第2種の印刷コマンドに含まれるコマンドヘッダを
    前記第1種の印刷コマンド用のコマンドヘッダに変換す
    るヘッダ変換回路と、 前記ホストインタフェース回路から前記第1種又は第2
    種の印刷コマンドを受け取り、前記第1種の印刷コマン
    ドを受け取ったときは、受け取った前記第1種の印刷コ
    マンドを前記出力回路に送り、前記第2種の印刷コマン
    ドを受け取ったときは、受け取った前記第2種の印刷コ
    マンドに含まれているコマンドヘッダを前記ヘッダ変換
    回路へ送り、かつ受け取った前記第2種の印刷コマンド
    に含まれている前記圧縮型イメージデータを前記専用ハ
    ードウェア回路に送る入力回路とを更に備え、 前記出力回路は、前記第1種の印刷コマンドが前記入力
    回路に受け取られたときは、前記入力回路から送られて
    くる前記第1種の印刷コマンドを前記プリンタ本体回路
    に送り、前記第2種の印刷コマンドが前記入力回路に受
    け取られたときは、前記ヘッダ変換回路から出力される
    前記第1種の印刷コマンド用のコマンドヘッダと、前記
    専用ハードウェア回路から出力される前記印刷型イメー
    ジデータとを受けとって前記第1種の印刷コマンドを生
    成して前記プリンタ本体回路に送る請求項6記載の前処
    理回路。
  8. 【請求項8】 前記プリンタが、その標準的な構成にお
    いて、前記ホストインタフェース回路と前記プリンタ本
    体回路とが接続されていて、それにより、前記印刷型イ
    メージデータを含んだ印刷コマンドを受信したときにの
    み印刷が行えるようになっている場合において、 前記プリンタに、オプション品として後から装着できる
    ようになっており、装着されることで、前記圧縮型イメ
    ージデータを含んだ印刷コマンドを受信したときでも印
    刷が行える機能を前記プリンタに追加するようになった
    請求項6又は7記載の前処理回路。
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