JP2002176834A - コンバイン - Google Patents

コンバイン

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JP2002176834A
JP2002176834A JP2000383152A JP2000383152A JP2002176834A JP 2002176834 A JP2002176834 A JP 2002176834A JP 2000383152 A JP2000383152 A JP 2000383152A JP 2000383152 A JP2000383152 A JP 2000383152A JP 2002176834 A JP2002176834 A JP 2002176834A
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Shigemi Hidaka
茂實 日高
Akihiro Nakahata
章博 中畠
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】穀稈の脱穀部への流し込み作業の処理速度を低
下させたり、また、流し込み作業を中断させたりするこ
となく、継続して効率良く穀稈流し込み作業を行え、な
おかつメンテナンスが容易な高機能のコンバインを安価
に提供する。 【解決手段】原動機部Eからの動力を刈取部4へ伝達す
る動力伝達経路30中にミッション部Mを介して動力を入
力し、走行速度に同調させて刈取部4の刈取処理速度を
変化させる刈取処理速度同調経路32と、原動機部Eから
動力を入力し、所定の刈取処理速度で刈取処理を行う定
速処理用経路34を設け、同定速処理用経路34を、フィー
ドチェン14側に配置するとともに、同定速処理用経路34
からの動力を刈取部4へ入力する入力部72を、フィード
チェン14の内側に配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンバインの一形態として、原動
機部からの出力をカウンターケースに入力させ、同カウ
ンターケースから作業駆動力を出力させるとともに、作
業駆動力として刈取部へ動力を伝達する際に、走行速度
に同調させて刈取部の刈取処理速度を変化させるように
して、同刈取部による刈取効率を良好に確保できるよう
にしたものがある。
【0003】上記したコンバインでは、機体が畦に近接
した場合や機体を方向転換する場合に、機体を低速走行
させたり、停止状態にしたり、又は、後退移動させる必
要性があるが、このような場合に刈取部の刈取処理速度
が走行速度に同調して低速制御されると、既に刈取部に
より刈り取っている穀稈や、フィードチェンにより搬送
されている穀稈の脱穀部への流し込み作業の速度が低下
したり、また、流し込み作業が中断されるために、かか
る穀稈流し込み作業能率が低下するという不具合があ
る。
【0004】そこで、上記カウンターケース内における
動力伝達経路中に、走行速度に同調させて刈取部の刈取
処理速度を変化させるための刈取処理速度同調経路に加
え、所定の刈取処理速度で刈取処理を行う定速処理用経
路を設け、機体を低速走行させたり、停止状態にする場
合は、前記刈取処理速度同調経路への動力伝達を切断し
て定速処理用経路へ動力を伝達するようにして、走行速
度にかかわらず、所定の刈取処理速度で刈取処理を行え
るようにしたコンバインが提案された。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カウン
ターケースを装備するとなると、コンバインの製造コス
トが著しく増加してしまう。
【0006】そのようなことから、市場からは、上記し
たような走行速度に同調させて刈取部の刈取処理速度を
変化させる刈取処理速度同調機能と、車速にかかわらず
所定の刈取処理速度で刈取処理を行える定速処理機能と
を備えながら、なおかつ低コストで入手できるコンバイ
ンが望まれている。
【0007】しかし、かかる高機能なコンバインを低コ
ストで製造する技術は未だ確立されておらず、しかも、
メンテナンス性を向上させるために、フィードチェンを
外方へ開放できるような構成は確保しなければ商品価値
が低下してしまうし、定速処理機能を具現化するための
構成要素などがフィードチェンを流れる穀稈と干渉しな
いように配設しなければならないなど、コストダウンを
図ることは容易ではない。
【0008】本発明は、上記課題を解決することのでき
るコンバインを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
本発明では、機体前側部に設けた刈取部により刈取った
穀稈をフィードチェンを介して脱穀部に搬送し、同脱穀
部により穀稈を脱穀するようにしたコンバインにおい
て、原動機部からの動力を前記刈取部へ伝達する動力伝
達経路中に、ミッション部を介して動力を入力し、走行
速度に同調させて刈取部の刈取処理速度を変化させる刈
取処理速度同調経路と、原動機部から動力を入力し、所
定の刈取処理速度で刈取処理を行う定速処理用経路を設
け、同定速処理用経路を、前記フィードチェン側に配置
するとともに、同定速処理用経路からの動力を刈取部へ
入力する入力部を、前記フィードチェンの内側に配設し
た。
【0010】また、請求項2記載の本発明では、上記動
力伝達経路は、原動機部からミッション部を介して走行
部に動力伝達する走行用経路と、原動機部からミッショ
ン部を介して刈取部に動力伝達する刈取処理速度同調経
路と、原動機部から脱穀部に動力伝達する脱穀用経路
と、同脱穀用経路を介して原動機部からの動力を刈取部
に伝達する定速処理用経路とを備え、刈取部に連動連結
した刈取駆動軸の一側端部に、前記刈取処理速度同調経
路からの動力を入力する第1の入力部を設ける一方、他
側端部に、前記脱穀用経路からの動力を入力する第2の
入力部を設けた。
【0011】さらに、請求項3記載の本発明では、上記
刈取駆動軸のフィードチェン側をなす端部にプーリを取
付けて第2の入力部となし、同プーリと脱穀用経路に設
けた脱穀軸のフィードチェン側をなす一端に設けたプー
リとをベルトにより連動連結した。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0013】本発明に係るコンバインは、基本的構造と
して、走行部上に、運転部を設けた機体フレームを載設
し、同機体フレームの前端部に穀桿を刈り取る刈取部を
取り付け、また、機体フレーム上に、刈取部により刈り
取った穀桿を脱穀する脱穀部を配設し、同脱穀部の下方
に脱穀した穀粒を選別する揺動選別部を配設し、同揺動
選別部の後方上部に排藁処理部を配設し、さらに、前記
脱穀部の上方位置には穀粒貯留部を配設している。な
お、刈取部によりより刈取られた穀稈は、フィードチェ
ンを介して脱穀部に搬送されるようにしている。
【0014】そして、特徴的構造としては、原動機部か
らの動力を前記刈取部へ伝達する動力伝達経路中に、ミ
ッション部を介して動力を入力し、走行速度に同調させ
て刈取部の刈取処理速度を変化させる刈取処理速度同調
経路と、原動機部から動力を入力し、所定の刈取処理速
度で刈取処理を行う定速処理用経路を設け、しかも、同
定速処理用経路を、前記フィードチェンに近接して配置
するとともに、同定速処理用経路からの動力を刈取部へ
入力する入力部を、前記フィードチェンの内側に配設し
ている。
【0015】すなわち、本実施形態におけるコンバイン
は、走行速度に同調させて刈取部の刈取処理速度を変化
させるようにして、同刈取部による刈取効率を良好に確
保することができるとともに、機体を低速走行させた
り、停止状態にする場合は、定速処理用経路へ動力を伝
達するようにして、走行速度にかかわらず、所定の刈取
処理速度で刈取処理を行うこともできる。しかも、従来
のように高価なカウンターケースを装備する必要がな
く、低コストで高機能のコンバインを提供することが可
能となっている。
【0016】さらに、定速処理用経路を、前記フィード
チェン側に配置するとともに、同定速処理用経路からの
動力を刈取部へ入力する入力部を、前記フィードチェン
の内側に配設したことにより、例えばフィードチェンそ
のものや、機体内部のメンテナンスを行う際に、前記入
力部が邪魔になることなくフィードチェンを外側に開放
することができ、定速処理用経路の構成要素を取外した
りする必要はない。
【0017】また、上記動力伝達経路は、原動機部から
ミッション部を介して走行部に動力伝達する走行用経路
と、原動機部からミッション部を介して刈取部に動力伝
達する刈取処理速度同調経路と、原動機部から脱穀部に
動力伝達する脱穀用経路と、同脱穀用経路を介して原動
機部からの動力を刈取部に伝達する定速処理用経路とを
備える構成とし、刈取部に連動連結した刈取駆動軸の一
側端部に、前記刈取処理速度同調経路からの動力を入力
する第1の入力部を設ける一方、他側端部に、前記脱穀
用経路からの動力を入力する第2の入力部を設けた構成
とすることができる。
【0018】このように、定速処理用経路への動力伝達
を、脱穀用経路を介して行えることから、同定速処理用
経路をフィードチェン側に容易に配置することができ、
コンバインにおける動力伝達経路のレイアウトを簡素化
することができる。
【0019】さらに、定速処理用経路からの動力を刈取
部に入力する上記第2の入力部を、上記刈取駆動軸のフ
ィードチェン側をなす端部にプーリを取付けて構成し、
同プーリと脱穀用経路に設けた脱穀軸のフィードチェン
側をなす一端に設けたプーリとをベルトにより連動連結
することができる。
【0020】かかる構成とすることで、フィードチェン
を開放すれば、脱穀部や揺動選別部など機体内部のメン
テナンスも容易に行えるとともに、定速処理用経路につ
いても作業者の近くに位置することになるので、同定速
処理用経路のメンテナンスも極めて容易となる。
【0021】
【実施例】(第1実施例)以下、本発明の実施例を、図
面を参照しながら説明する。図1は本実施例に係るコン
バインの全体側面図、図2は同コンバインの運転部の平
面図、図3は同コンバインの動力伝達部の模式的説明
図、図4は刈取駆動軸に取付けた第2の入力部とフィー
ドチェンとの位置関係を示す説明図、図5は定速処理用
経路の説明図である。
【0022】図1に示すように、本実施例に係るコンバ
インAは、左右一対のクローラ式の走行部1,1上に機体
フレーム2を載設し、同機体フレーム2の前端部に刈取
部4を取り付け、機体フレーム2上の左側前部に脱穀部
6を配設し、同脱穀部6の直下方位置に揺動選別部7を
配設する一方、同揺動選別部7の後方上部であって、脱
穀部6の直後方位置に排藁処理部8を配設している。11
は、刈取部4に設けた穀稈搬送機構、12は刈刃、13は、
脱穀部6に設けた扱胴である。
【0023】また、コンバインAは、機体フレーム2上
の右側前部に運転部9を配設しており、さらに、同運転
部9の直後方位置であって、前記脱穀部6の直上方位置
に穀粒貯留部10を配設している。
【0024】また、脱穀部6に設けた扱胴13の左側方位
置には、前後方向に伸延するフィードチェン14を配設し
ており、同フィードチェン14の上方位置に狭やく桿15を
対向させて配置して、同狭やく桿15とフィードチェン14
とが協働して穀桿の株元部を狭持し、同穀桿の穂先部を
扱胴13の下側周面に沿わせて前方から後方へ向けて搬送
できるようにしている。
【0025】また、フィードチェン14は、図3に示すよ
うに、その後端部に設けた回動支点となる軸Dを中心に
側方へ回動して開放可能とし、例えばフィードチェン14
そのものや、機体内部の脱穀部6や揺動選別部7などの
メンテナンスを行えるようにしている。14aはフィード
チェン14の後端部に設けたブラケットであり、前記軸D
を回動自在に嵌装している。
【0026】また、運転部9は、図2に示すように、キ
ャビン20内の床部21の前部略中央位置に、上部にステア
リングホイール23を取り付けたステアリングコラム22を
操縦装置として立設し、また、ステアリングホイール23
の左側方位置に操作コラム24を配置するとともに、同ス
テアリングホイール23の後方位置に運転者用座席25を配
置している。28は操作コラム24に設けた変速レバーであ
る。
【0027】そして、床部21の左側前部位置に主クラッ
チペダル26を配置する一方、ステアリングコラム22を挟
むようにして、床部21の右側前部位置には、後述する定
速処理用経路経路34に配設した定速処理用クラッチ73の
操作手段となる定速処理用クラッチペダルSを配置して
いる。
【0028】上記構成により、本コンバインAは、走行
しながら刈取部4に設けた刈刃12により圃場に植生して
いる穀稈を刈り取り、この刈り取った穀稈を刈取部4に
設けた穀稈搬送機構11により後上方へ搬送してフィード
チェン14に受け渡し、同フィードチェン14と狭やく桿15
とにより穀桿の株元部を狭持するとともに、穀桿の穂先
部を扱胴13の下側周面に沿わせて前方から後方へ向けて
搬送して、同扱胴13により脱穀することができる。そし
て、この脱穀した穀粒を揺動選別部7により選別して、
選別した清粒を穀粒貯留部10に搬送して貯留する一方、
排藁を排藁処理するようにしている。
【0029】ところで、前記した走行部1,1と刈取部4
と脱穀部6とフィードチェン14は、図3に示すように、
原動機部Eからの出力を動力伝達部30を介して伝達して
作動させるようにしている。
【0030】動力伝達部30には、原動機部Eからミッシ
ョン部Mを介して走行部1,1に動力を伝達する走行用経
路31と、原動機部Eからミッション部Mを介して刈取部
4とフィードチェン14とにそれぞれ動力を伝達する刈取
用経路として、走行速度に同調させて刈取部4の刈取処
理速度を変化させる同調制御機能をもたせた刈取処理速
度同調経路32と、原動機部Eから脱穀部6と揺動選別部
7とにそれぞれ動力を伝達する脱穀用経路33とを設け、
さらに、原動機部Eから前記脱穀用経路33を介して刈取
部4とフィードチェン14とにそれぞれ動力を伝達し、所
定の刈取処理速度で刈取処理を行わせる定速処理用経路
34を設けている。
【0031】すなわち、原動機部Eより突出させた駆動
軸40に、主クラッチCを介してミッション部Mを連動連
結し、同ミッション部Mに前記走行用経路31を介して走
行部1,1の駆動輪1a,1aを連動連結している。
【0032】また、刈取処理速度同調経路32は、ミッシ
ョン部Mに突設した出力軸41に取付けたプーリ44と、刈
取部4の後方位置に、機体を横断するように伸延させて
配置した刈取駆動軸42のフィードチェン14と反対側をな
す端部に取付けた第1のプーリ45との間に刈取伝動ベル
ト43を巻回し、同刈取伝動ベルト43を刈取クラッチ35に
より緊張・弛緩自在として動力の伝達を接続・切断可能
として、走行速度に同調させて刈取部4の刈取処理速度
を変化させることができるようにしている。また、上記
プーリ44、第1のプーリ45には、ワンウェイクラッチC1
を設けている。
【0033】また、脱穀用経路33は、原動機部Eより突
出させた駆動軸40と、原動機部E側からフィードチェン
1 4側へ伸延させた脱穀駆動軸50との間に脱穀伝動ベル
ト51をプーリ52,53を介して巻回し、同脱穀伝動ベルト5
1を脱穀クラッチ54により緊張・弛緩自在となして、動
力の伝達を接続・切断可能としている。
【0034】そして、脱穀駆動軸50に脱穀部6の扱胴13
(図1参照)を連動連結するとともに、同脱穀駆動軸50
に揺動選別部7の駆動部(図示せず)を連動連結してい
る。55は脱穀部伝動用プーリ、56は選別部伝動用プーリ
である。
【0035】さらに、定速処理用経路34は、前記刈取駆
動軸42のフィードチェン14側をなす端部に第2のプーリ
72を取付け、同プーリ72と前記脱穀駆動軸50のフィード
チェン14側をなす端部に取付けたプーリ71との間に定速
処理用伝動ベルト70を巻回して、同定速処理用伝動ベル
ト70を、定速処理用クラッチ73により緊張・弛緩自在と
して動力の伝達を接続・切断可能としている。なお、第
2のプーリ72にはワンウェイクラッチC1を設けている。
【0036】このように、本実施例では、前記脱穀駆動
軸50と刈取駆動軸42との間に設けた上記定速処理用経路
34をフィードチェン14側に配置して、同定速処理用経路
34からの動力を、刈取部4への入力部として設けた第2
のプーリ72を、前記フィードチェン14の内側に配設した
ことに特徴がある。
【0037】すなわち、本実施例に係るコンバインA
は、前記刈取クラッチ35により、刈取処理速度同調経路
32の刈取伝動ベルト43を緊張させて動力伝達を行えば、
走行速度に同調させて刈取部4の刈取処理速度を変化さ
せることができ、刈取部4による刈取効率を良好に確保
することができる。
【0038】他方、機体を低速走行させたり、停止状態
にする場合は、前記した定速処理用クラッチ73により、
定速処理用経路34の定速回転系伝動ベルト70を緊張させ
て動力伝達を行えば、走行速度にかかわらず、所定の刈
取処理速度で刈取処理を行うことができる。
【0039】しかも、従来のように高価なカウンターケ
ースを装備する必要がなく、低コストで高機能のコンバ
インを提供することが可能である。
【0040】さらに、定速処理用経路34を、上述したよ
うに、フィードチェン14側に配置するとともに、同定速
処理用経路34からの動力を刈取部4へ入力する第2のプ
ーリ72を、図3及び図4に示すように、前記フィードチ
ェン14の内側に配設したことにより、例えばフィードチ
ェン14そのものや、機体内部の脱穀部6や揺動選別部7
などのメンテナンス時にフィードチェン14を外側に開放
する場合、前記第2のプーリ72が邪魔になることなく、
同プーリ72などを含め、定速処理用経路34の構成要素を
取外したりする必要がなくなる。しかも、第2のプーリ
72がフィードチェン14を流れる穀稈と干渉することもな
い。なお、図4中、Eは刈取部4からフィードチェン14
へ穀稈を搬送するための補助搬送路である。
【0041】また、定速処理用経路34への動力伝達は、
原動機部E側からフィードチェン14側へ機体を横断する
ように伸延させた脱穀駆動軸50を介して行っているの
で、同定速処理用経路34をフィードチェン14側に容易に
配置することができ、コンバインAにおける動力伝達経
路のレイアウトを簡素化することができる。
【0042】図3中、47は刈取駆動軸42の中途部に取付
けた出力用ベベルギヤであり、同出力用ベベルギヤ47に
刈取部4の入力軸48に取り付けた入力用ベベルギヤ49を
噛合させて、刈取処理速度同調経路32あるいは定速処理
用経路34を介して、刈取駆動軸42より刈取部4に動力を
伝達することができる。
【0043】また、60は刈取駆動軸42の機体進行方向左
側端部に設けた減速ケースであり、同減速ケース60より
出力軸61を突設し、同出力軸61とフィードチェン14に設
けた入力軸62との間に伝動チェン63をスプロケット64,6
5を介して巻回して、刈取駆動軸42より減速ケース60を
介してフィードチェン14に減速した動力を伝達すること
ができるようにしている。なお、フィードチェン14を外
側へ開放したときに、前記入力軸62は機体側に固定さ
れ、フィードチェン14の前端部に設けた駆動用スプロケ
ット66と離脱可能としている。66aは駆動用スプロケッ
ト66に設けた前記入力軸61との連結機構部、67はフィー
ドチェン14の従動スプロケット、68は同従動スプロケッ
ト67の従動軸である。
【0044】ところで、前記した定速処理用クラッチ73
は、図5に示すクラッチ作動機構36を介して、クラッチ
操作スイッチとして機能する前記定速処理用クラッチペ
ダルSに連動連結している。
【0045】すなわち、定速処理用クラッチ73は、図5
に示すように、アーム支持台74にテンションアーム75の
基端部を枢支ピン76により枢支し、同テンションアーム
75の中途部と機体フレーム2に設けたスプリングステー
76との間に引張スプリング77を介設して、同テンション
アーム75の先端部に設けたテンションローラ75aを定速
回転系伝動ベルト70の上側回動側部70aより離隔する方
向に弾性付勢している。
【0046】そして、クラッチ作動機構36は、テンショ
ンアーム75の中途部と運転部9に設けた定速処理用クラ
ッチペダルSとの間に押し引きワイヤ78を介設してい
る。
【0047】本実施例に係るクラッチ作動機構36は、運
転部9の前側部略中央位置に突設したステアリングコラ
ム22の右側床部21上にペダル枢支体79を設け、同ペダル
枢支体79にペダル支持アーム80を介して前記定速処理用
クラッチペダルSの後部を枢軸81により枢支し、同枢軸
81よりも下方にペダル支持アーム8 0より延設したワイ
ヤ作動アーム82に、前記押し引きワイヤ78の一側端部を
連結して構成している。83はペダル復元用スプリングで
ある。
【0048】このようにして、定速処理用クラッチペダ
ルSの踏み込み操作に連動して押し引きワイヤ78を引張
動作させて、テンションアーム75の先端部に設けたテン
ションローラ75aを定速処理用伝動ベルト70の上側回動
側部70aに押圧させて、同定速処理用伝動ベルト70を緊
張状態となすことができるようにして、所定の回転速度
を第2のプーリ72を介して刈取駆動軸42に伝達すること
ができる。
【0049】すなわち、運転部9の座席25に着座した作
業者は、定速処理用クラッチペダルSを足で踏み込み操
作することができ、操作中のステアリングハンドル23や
その他のレバー類などから手を話す必要がなく、穀稈の
脱穀部4への流し込み操作を容易に行うことができる。
【0050】そして、定速処理用クラッチペダルSの踏
み込み操作により、定速処理用クラッチ73を接続動作さ
せると、原動機部E→脱穀用経路33→定速処理用経路34
→刈取駆動軸42→刈取部4及びフィードチェン14に動力
を伝達して、刈取部4とフィードチェン14を、走行速度
に同調することなく、脱穀部7に同調させて作動させる
ことができる。
【0051】したがって、機体が減速走行、停止、又は
後退移動している場合にも、既に刈取部4により刈り取
っている穀稈や、フィードチェン14により搬送されてい
る穀稈の脱穀部7への流し込み作業の処理速度を低下さ
せたり、また、流し込み作業を中断させたりすることな
く、継続してかかる穀稈流し込み作業を効率良く行うこ
とができる。
【0052】また、走行速度に刈取処理速度を同調させ
た通常の刈取作業を行う際には、定速処理用クラッチペ
ダルSの踏み込み操作を解除した状態としておくことに
より、刈取クラッチ35を接続状態に保持させることがで
き、その結果、原動機部E→ミッション部M→刈取処理
速度同調経路32→刈取部4及びフィードチェン14に動力
を伝達して、刈取部4とフィードチェン14を走行部1,1
に同調させて作動させることができる。
【0053】なお、定速処理用クラッチペダルSの操作
により、走行速度に刈取処理速度を同調させた通常の刈
取作業を行う場合や、車速と同調させることなく刈り取
り動作させる場合において、刈取駆動軸42の両端に取付
けた刈取処理速度同調経路32の入力部となる第1のプー
リ45、及び定速処理用経路34の入力部となる第2のプー
リ72にはワンウェイクラッチC1を設けているので、刈取
処理速度同調経路32と定速処理用経路34のいずれか一方
の回転数が大きい方の動力が刈取部4に入力されること
になる。
【0054】上記構成において、定速処理用経路34から
動力を刈取部4へ伝達する場合、刈取駆動軸42の回転数
を、本実施例では図6に示すように、最大回転数の1/
2〜最大回転数までの間に設定している。
【0055】すなわち、図6において、通常の作業で
は、刈取駆動軸42の回転数は車速と同調してリニアに変
化するが(図5のO−A)、例えばB−C間において
は、車速が低速であっても高速回転が可能で、このよう
に、車速にかかわらず刈取部4の処理速度を高速で行う
ことができる。
【0056】したがって、機体停止時や低速走行に穀稈
の流し込みが必要な場合においても刈取部4は高速処理
が可能となって、刈取作業能率をいつも良好に維持する
ことができる。
【0057】(第2実施例)図7は、第2実施例として
の動力伝達部30を示している。
【0058】動力伝達部30は、基本的構造を先に説明し
た第1実施例における動力伝達部30と同じくしている
が、フィードチェン14の駆動を揺動選別部7より伝動機
構85と変速機構86とを介して行うようにするとともに、
フィードチェン14の回動支点が前端部側にある点で異な
る。
【0059】すなわち、フィードチェン14は、前端部側
に従動用スプロケット67を配置するとともに、後端部側
に駆動用スプロケット66を配置して、同駆動用スプロケ
ット66を有段式の変速機構86に設けたフィードチェン駆
動軸88により支持している。
【0060】そして、伝動機構85は、選別部7に設けた
出力軸89と、変速機構86に設けた入力軸90との間に、伝
動ベルト91をプーリ92,93を介して巻回して構成してい
る。
【0061】また、変速機構86は、前記入力軸90とフィ
ードチェン駆動軸88とをファン軸94と中間軸95とを介し
て連動連結しており、中間軸95に設けた大・小径ギヤ9
6,97に、フィードチェン駆動軸88にスライド自在に設け
た高・低速変速ギヤ98,99を選択的に噛合させて、フィ
ードチェン14の駆動を二段変速可能としている。100は
出力ギヤ、101は排塵ファン、102はファン入力兼伝達用
ギヤである。
【0062】そして、フィードチェン14の前端部側に設
けたブラケット14aを、回動支点である軸Dに嵌装し
て、前側を回動支点として側方へ開放可能としている。
なお、フィードチェン14の開放時には、この場合でもフ
ィードチェン駆動軸88は機体側に固定されている。
【0063】このように、本実施例においても、先の実
施例同様に、フィードチェン14の開放時には、第2のプ
ーリ72は邪魔になることがなく、同プーリ72などを含
め、定速処理用経路34の構成要素を取外したりする必要
はない。
【0064】(第3実施例)図8は、第3実施例として
の動力伝達部30を示しており、同動力伝達部30は、前記
した第2実施例としての動力伝達部30と基本的構造を同
じくしているが、変速機構86を無段式に構成している点
で異なる。
【0065】すなわち、変速機構8 6は、ファン軸94に
出力側割プーリ103を設ける一方、フィードチェン駆動
軸88に入力側割プーリ104を設け、両プーリ103,104間に
伝動ベルト105を巻回して、両プーリ103,104の径を無段
階に変更調節することにより、フィードチェン14の駆動
を無段変速可能としている。106はクラッチである。
【0066】なお、上記してきた第2、第3実施例で
は、刈取クラッチ35と定速処理用クラッチ73とを連動さ
せて、定速処理用クラッチペダルSを操作すれば、定速
処理用クラッチ73の接続・切断に連動して刈取クラッチ
35が切断・接続するようにしており、第1実施例(図
3)のように、ミッション部Mに突設した出力軸41に取
付けたプーリ44と、刈取駆動軸42のフィードチェン14と
反対側をなす端部に取付けた第1のプーリ45と、同刈取
駆動軸42のフィードチェン14側をなす端部に取付けた第
2のプーリ72とにそれぞれ設けたワンウェイクラッチC1
を廃止している。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0068】(1)請求項1記載の本発明では、機体前側
部に設けた刈取部により刈取った穀稈をフィードチェン
を介して脱穀部に搬送し、同脱穀部により穀稈を脱穀す
るようにしたコンバインにおいて、原動機部からの動力
を前記刈取部へ伝達する動力伝達経路中に、ミッション
部を介して動力を入力し、走行速度に同調させて刈取部
の刈取処理速度を変化させる刈取処理速度同調経路と、
原動機部から動力を入力し、所定の刈取処理速度で刈取
処理を行う定速処理用経路を設け、同定速処理用経路
を、前記フィードチェン側に配置するとともに、同定速
処理用経路からの動力を刈取部へ入力する入力部を、前
記フィードチェンの内側に配設したことにより、走行速
度に同調させて刈取部の刈取処理速度を変化させて、同
刈取部による刈取効率を良好に確保することができると
ともに、機体を低速走行させたり、停止状態にする場合
は、定速処理用経路へ動力を伝達するようにして、走行
速度にかかわらず、所定の刈取処理速度で効率的に刈取
処理を行うことができる。
【0069】しかも、定速処理用経路を、前記フィード
チェン側に配置するとともに、同定速処理用経路からの
動力を刈取部へ入力する入力部を、前記フィードチェン
の内側に配設したことにより、例えばフィードチェンそ
のものや、機体内部のメンテナンスを行う際に、前記入
力部が邪魔になることなくフィードチェンを外側に開放
することができ、定速処理用経路の構成要素を取外した
りする必要がない。
【0070】このように、高機能のコンバインを、従来
のように高価なカウンターケースを装備する必要がない
ために、低コストで提供することができる。
【0071】(2)請求項2記載の本発明では、上記動力
伝達経路は、原動機部からミッション部を介して走行部
に動力伝達する走行用経路と、原動機部からミッション
部を介して刈取部に動力伝達する刈取処理速度同調経路
と、原動機部から脱穀部に動力伝達する脱穀用経路と、
同脱穀用経路を介して原動機部からの動力を刈取部に伝
達する定速処理用経路とを備え、刈取部に連動連結した
刈取駆動軸の一側端部に、前記刈取処理速度同調経路か
らの動力を入力する第1の入力部を設ける一方、他側端
部に、前記脱穀用経路からの動力を入力する第2の入力
部を設けたことにより、定速処理用経路をフィードチェ
ン側に容易に配置することができ、コンバインにおける
動力伝達経路のレイアウトを簡素化することができる。
【0072】(3)請求項3記載の本発明では、上記刈取
駆動軸のフィードチェン側をなす端部にプーリを取付け
て第2の入力部となし、同プーリと脱穀用経路に設けた
脱穀軸のフィードチェン側をなす一端に設けたプーリと
をベルトにより連動連結したことにより、フィードチェ
ンを開放すれば、脱穀部や揺動選別部など機体内部のメ
ンテナンスを容易に行えるとともに、定速処理用経路に
ついても作業者の近くに位置することになるので、メン
テナンスが極めて容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るコンバインの全体側面図であ
る。
【図2】同コンバインの運転部の平面図である。
【図3】同コンバインの動力伝達部の模式的説明図であ
る。
【図4】刈取駆動軸に取付けた第2の入力部とフィード
チェンとの位置関係を示す説明図である。
【図5】定速処理用経路の説明図である。
【図6】刈取駆動軸の回転数と車速との関係を示すグラ
フである。
【図7】第2実施例に係るコンバインの動力伝達部の模
式的説明図である。
【図8】第3実施例に係るコンバインの動力伝達部の模
式的説明図である。
【符号の説明】
A コンバイン E 原動機部 M ミッション部 4 刈取部 6 脱穀部 14 フィードチェン 30 動力伝達経路 31 走行用経路 32 刈取処理速度同調経路 3 3 脱穀用経路 42 刈取駆動軸 45 第1のプーリ(第1の入力部) 50 脱穀駆動軸 72 第2のプーリ(第2の入力部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体前側部に設けた刈取部により刈取った
    穀稈をフィードチェンを介して脱穀部に搬送し、同脱穀
    部により穀稈を脱穀するようにしたコンバインにおい
    て、 原動機部からの動力を前記刈取部へ伝達する動力伝達経
    路中に、ミッション部を介して動力を入力し、走行速度
    に同調させて刈取部の刈取処理速度を変化させる刈取処
    理速度同調経路と、原動機部から動力を入力し、所定の
    刈取処理速度で刈取処理を行う定速処理用経路を設け、 同定速処理用経路を、前記フィードチェン側に配置する
    とともに、同定速処理用経路からの動力を刈取部へ入力
    する入力部を、前記フィードチェンの内側に配設したこ
    とを特徴とするコンバイン。
  2. 【請求項2】動力伝達経路は、原動機部からミッション
    部を介して走行部に動力伝達する走行用経路と、原動機
    部からミッション部を介して刈取部に動力伝達する刈取
    処理速度同調経路と、原動機部から脱穀部に動力伝達す
    る脱穀用経路と、同脱穀用経路を介して原動機部からの
    動力を刈取部に伝達する定速処理用経路とを備え、刈取
    部に連動連結した刈取駆動軸の一側端部に、前記刈取処
    理速度同調経路からの動力を入力する第1の入力部を設
    ける一方、他側端部に、前記脱穀用経路からの動力を入
    力する第2の入力部を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のコンバイン。
  3. 【請求項3】刈取駆動軸のフィードチェン側をなす端部
    にプーリを取付けて第2の入力部となし、同プーリと脱
    穀用経路に設けた脱穀軸のフィードチェン側をなす一端
    に設けたプーリとをベルトにより連動連結したことを特
    徴とする請求項2記載のコンバイン。
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