JP2002174658A - ハンドラおよび電子部品試験装置 - Google Patents

ハンドラおよび電子部品試験装置

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JP2002174658A
JP2002174658A JP2000370790A JP2000370790A JP2002174658A JP 2002174658 A JP2002174658 A JP 2002174658A JP 2000370790 A JP2000370790 A JP 2000370790A JP 2000370790 A JP2000370790 A JP 2000370790A JP 2002174658 A JP2002174658 A JP 2002174658A
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Toshiyuki Kiyokawa
敏之 清川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品の試験および搬送を効率よく行う
ことができるとともに、装置の簡素化・小型化を図るこ
とのできるハンドラおよび電子部品試験装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 行列状の電子部品保持部314,323
を備えた第1のローダ部搬送装置310および第2のロ
ーダ部搬送装置320のそれぞれに、電子部品保持部3
14,323の列間隔可変機能または行間隔可変機能の
いずれか一方を付与する。また、行列状の電子部品保持
部422,433を備えたアンローダ部搬送装置42
0,430を2つ設け、第1のアンローダ部搬送装置4
20および第2のアンローダ部搬送装置430のそれぞ
れに、電子部品保持部422,433の列間隔可変機能
または行間隔可変機能のいずれか一方を付与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICチップなどの
電子部品を試験するための電子部品試験装置、およびそ
の電子部品試験装置において電子部品を取り廻すハンド
ラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ICチップなどの電子部品を試験するた
めの試験装置の一種として、カスタマトレイに収納され
たICチップをローダ部の搬送装置によりヒートプレー
トまで搬送して加熱した後、さらにテスト部側に搬送
し、次いでコンタクトアームによりICチップをテスト
ヘッドのソケットにコンタクトさせて試験を行い、そし
てアンローダ部の搬送装置により試験済のICチップを
テスト部から取り出してカスタマトレイに分類する電子
部品試験装置が知られている。
【0003】このような電子部品試験装置においては、
試験を短時間で効率よく行うために、テストヘッドにソ
ケットを複数配置し、一度に複数のICチップをソケッ
トにコンタクトさせて試験することが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】テストヘッドにソケッ
トを複数配置する場合の態様として、ソケットを、例え
ば2行×2列等の行列状に配置することが考えられる。
それとともに、ICチップの搬送も効率よく行うため
に、ローダ部の搬送装置およびアンローダ部の搬送装置
に設けるICチップ吸着装置を、上記ソケットの配置に
対応させて2行×2列等の行列状に複数配置することが
考えられる。
【0005】しかしながら、ソケット相互の行間隔およ
び列間隔は、各ソケットが固定されるソケットボードの
小型化に限界がある等の理由により、カスタマトレイの
ICチップ収納部相互の行間隔および列間隔よりも大き
くなることが多い。
【0006】したがって、カスタマトレイからピックア
ップした複数の行列状のICチップをテスト部に搬送す
るまでの間に、またテスト部からピックアップした複数
の行列状のICチップをカスタマトレイに分類収納する
までの間に、ICチップ相互の行間隔および列間隔を変
更する必要がある。
【0007】ICチップ相互の行間隔および列間隔を変
更する手段として、ローダ部の搬送装置およびアンロー
ダ部の搬送装置に配置されているICチップ吸着装置の
行間隔および列間隔を可変にすることが考えられる。し
かしながら、一つの搬送装置において、ICチップ吸着
装置の行間隔および列間隔のいずれをも可変とする構造
にすると、いきおい搬送装置が複雑化・大型化してしま
うという問題がある。
【0008】ところで、従来の電子部品試験装置におけ
るアンローダ部の搬送装置は、当該搬送装置だけで試験
済のICチップをテスト部から取り出してカスタマトレ
イに分類していた。しかし、このような構成では、テス
ト部から取り出した試験済のICチップをカスタマトレ
イに分類している間、次の試験済のICチップを取り出
すことができず、したがって、インデックスタイムが長
くなり、さらに搬送距離も長いため、単位時間あたりの
処理個数が少なくなるという問題があった。また、テス
ト部にはコンタクトアームが存在しているため、アンロ
ーダ部の搬送装置は、コンタクトアームとの干渉を回避
しながら試験済のICチップを取り出すことができるよ
うに設置しなくてはならず、その結果、電子部品試験装
置が横方向(前面から見て)に大型化していた。
【0009】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、電子部品の試験および搬送を効率よく行
うことができるとともに、装置の簡素化・小型化を図る
ことのできるハンドラおよび電子部品試験装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る第1のハンドラは、試験前の電子部品
を収納するトレイおよび試験済の電子部品を収納するト
レイを格納する電子部品格納部と、電子部品の試験を行
うテスト部と、試験前の電子部品を前記テスト部に送り
込むローダ部と、試験済の電子部品を前記テスト部から
取り出して分類するアンローダ部とを備えたハンドラで
あって、前記ローダ部には、試験前の電子部品を収納し
たトレイから電子部品をピックアップして第1の領域に
載置する第1のローダ部搬送装置と、前記第1の領域に
載置された電子部品をピックアップして第2の領域に載
置する第2のローダ部搬送装置とが設けられており、前
記第1のローダ部搬送装置には、複数の電子部品保持部
が行列状に配置されており、前記電子部品保持部の列間
隔または行間隔のいずれか一方は可変となっており、前
記第2のローダ部搬送装置には、複数の電子部品保持部
が行列状に配置されており、前記電子部品保持部の行間
隔または列間隔のいずれか一方(第1のローダ部搬送装
置における電子部品保持部の列間隔または行間隔とは
逆)は可変となっていることを特徴とする(請求項
1)。
【0011】上記発明(請求項1)によれば、トレイの
行間隔および列間隔で行列状にピックアップされた試験
前の電子部品は、ソケットの行間隔および/または列間
隔に合うように、その行間隔および/または列間隔が変
更され得る。このとき、電子部品相互の行間隔(または
列間隔)の変更は、第1のローダ部搬送装置によって行
い、電子部品相互の列間隔(または行間隔)の変更は、
第2のローダ部搬送装置によって行うことができる。こ
のように、第1のローダ部搬送装置および第2のローダ
部搬送装置のそれぞれに、電子部品保持部の列間隔可変
機能または行間隔可変機能のいずれか一方を付与した場
合、一つの搬送装置に電子部品保持部の列間隔可変機能
および行間隔可変機能のいずれをも付与した場合と比較
して、搬送装置を簡素化・小型化することができ、その
結果、ハンドラ自体の小型化を図ることができる。
【0012】上記発明(請求項1)における第1の領域
は、電子部品に温度ストレスを与えるための装置上に設
けられているのが好ましい(請求項2)。電子部品に温
度ストレスを与えるための装置としては、例えば、ヒー
トプレートや、ペルチェ素子等を利用したプレート等が
挙げられる。このような装置に第1の領域を設けること
により、電子部品が第1のローダ部搬送装置によって第
1の領域に載置されてから第2のローダ部搬送装置によ
ってピックアップされるまでの時間も電子部品に温度ス
トレスを与えることができるため、第1の領域以外で電
子部品に与える温度ストレスのための時間を短縮するこ
とができる。
【0013】上記発明(請求項1,2)において、前記
テスト部には、電子部品を載せて前記ローダ部とテスト
ヘッドのコンタクト部近傍とを往復移動可能なテスト部
搬送装置と、前記テスト部搬送装置に載せられた試験前
の電子部品をピックアップしてテストヘッドのコンタク
ト部にコンタクトさせるとともに、試験済の電子部品を
前記テスト部搬送装置に載置することのできるコンタク
ト装置とが設けられており、前記第2の領域は前記テス
ト部搬送装置上に設けられ、前記第2の領域に載置され
た電子部品は、前記コンタクト装置によってピックアッ
プされ得る位置まで搬送されるようにしてもよい(請求
項3)。
【0014】本発明に係る第2のハンドラは、試験前の
電子部品を収納するトレイおよび試験済の電子部品を収
納するトレイを格納する電子部品格納部と、電子部品の
試験を行うテスト部と、試験前の電子部品を前記テスト
部に送り込むローダ部と、試験済の電子部品を前記テス
ト部から取り出して分類するアンローダ部とを備えたハ
ンドラであって、前記アンローダ部には、試験済の電子
部品をピックアップしてバッファ領域に載置する第1の
アンローダ部搬送装置と、前記バッファ領域に載置され
た電子部品をピックアップしてトレイに分類収納する第
2のアンローダ部搬送装置とが設けられており、前記第
1のアンローダ部搬送装置には、複数の電子部品保持部
が行列状に配置されており、前記電子部品保持部の行間
隔または列間隔のいずれか一方は可変となっており、前
記第2のアンローダ部搬送装置には、複数の電子部品保
持部が行列状に配置されており、前記電子部品保持部の
列間隔または行間隔のいずれか一方(第1のアンローダ
部搬送装置における電子部品保持部の行間隔または列間
隔とは逆)は可変となっていることを特徴とする(請求
項4)。
【0015】上記発明(請求項4)によれば、ソケット
の行間隔および/または列間隔でピックアップされた試
験済の電子部品は、トレイの行間隔および列間隔に合う
ように、その行間隔および/または列間隔が変更され得
る。このとき、電子部品相互の列間隔(または行間隔)
の変更は、第1のアンローダ部搬送装置によって行い、
電子部品相互の行間隔(または列間隔)の変更は、第2
のアンローダ部搬送装置によって行うことができる。こ
のように、第1のアンローダ部搬送装置および第2のア
ンローダ部搬送装置のそれぞれに、電子部品保持部の行
間隔可変機能または列間隔可変機能のいずれか一方を付
与した場合、一つの搬送装置に電子部品保持部の行間隔
可変機能および列間隔可変機能のいずれをも付与した場
合と比較して、搬送装置を簡素化・小型化することがで
き、その結果、ハンドラ自体の小型化を図ることができ
る。また、アンローダ部搬送装置を2つ設け、テスト部
から試験済電子部品を取り出す作業を第1のアンローダ
部搬送装置に担当させ、試験済電子部品をトレイに分類
する作業を第2のアンローダ部搬送装置に担当させるこ
とにより、第2のアンローダ部搬送装置が試験済電子部
品をトレイに分類している間も、第1のアンローダ部搬
送装置は、次の試験済電子部品をテスト部から取り出す
ことができ、したがって、インデックスタイムを短縮す
ることができ、一方、各アンローダ部搬送装置の搬送距
離も短くなるため、単位時間あたりの処理個数を増やす
ことができる。
【0016】上記発明(請求項4)において、前記テス
ト部には、電子部品を載せて前記アンローダ部と前記テ
ストヘッドのコンタクト部近傍とを往復移動可能なテス
ト部搬送装置と、前記テスト部搬送装置に載せられた試
験前の電子部品をピックアップしてテストヘッドのコン
タクト部にコンタクトさせるとともに、試験済の電子部
品を前記テスト部搬送装置に載置することのできるコン
タクト装置とが設けられており、前記コンタクト装置に
よって前記テスト部搬送装置上に載置された試験済の電
子部品は、前記第1のアンローダ部搬送装置によってピ
ックアップされ得る位置まで搬送されるようにしてもよ
い(請求項5)。
【0017】試験済電子部品をトレイに分類するための
アンローダ部搬送装置は一般的に大きくなる傾向があ
り、このアンローダ部搬送装置にテスト部搬送装置から
の試験済電子部品の受取までも担当させると、コンタク
ト装置との干渉を回避する必要もあって、ハンドラ自体
が大きくなってしまう。しかしながら、上記発明(請求
項5)においては、アンローダ部搬送装置を2つ設ける
ことにより、第1のアンローダ部搬送装置にテスト部搬
送装置からの試験済電子部品の受取を担当させ、第2の
アンローダ部搬送装置に試験済電子部品のトレイへの分
類を担当させることができるため、ハンドラ自体の小型
化を図ることができる。
【0018】本発明に係る第3のハンドラは、試験前の
電子部品を収納するトレイおよび試験済の電子部品を収
納するトレイを格納する電子部品格納部と、電子部品の
試験を行うテスト部と、試験前の電子部品を前記テスト
部に送り込むローダ部と、試験済の電子部品を前記テス
ト部から取り出して分類するアンローダ部とを備えたハ
ンドラであって、前記テスト部には、電子部品を載せて
前記ローダ部とテストヘッドのコンタクト部近傍、テス
トヘッドのコンタクト部近傍と前記アンローダ部とを往
復移動可能なテスト部搬送装置と、前記テスト部搬送装
置に載せられた試験前の電子部品をピックアップしてテ
ストヘッドのコンタクト部にコンタクトさせるととも
に、試験済の電子部品を前記テスト部搬送装置に載置す
ることのできるコンタクト装置とが設けられており、前
記ローダ部には、試験前の電子部品を収納したトレイか
ら電子部品をピックアップしてローダ部バッファ領域に
載置する第1のローダ部搬送装置と、前記ローダ部バッ
ファ領域に載置された電子部品をピックアップして前記
テスト部搬送装置に載置する第2のローダ部搬送装置と
が設けられており、前記第1のローダ部搬送装置には、
複数の電子部品保持部が行列状に配置されており、前記
電子部品保持部の列間隔または行間隔のいずれか一方は
可変となっており、前記第2のローダ部搬送装置には、
複数の電子部品保持部が行列状に配置されており、前記
電子部品保持部の行間隔または列間隔のいずれか一方
(第1のローダ部搬送装置における電子部品保持部の列
間隔または行間隔とは逆)は可変となっており、前記ア
ンローダ部には、前記テスト部搬送装置に載せられた試
験済の電子部品をピックアップしてアンローダ部バッフ
ァ領域に載置する第1のアンローダ部搬送装置と、前記
アンローダ部バッファ領域に載置された電子部品をピッ
クアップしてトレイに分類収納する第2のアンローダ部
搬送装置とが設けられており、前記第1のアンローダ部
搬送装置には、複数の電子部品保持部が行列状に配置さ
れており、前記電子部品保持部の行間隔または列間隔の
いずれか一方は可変となっており、前記第2のアンロー
ダ部搬送装置には、複数の電子部品保持部が行列状に配
置されており、前記電子部品保持部の列間隔または行間
隔のいずれか一方(第1のアンローダ部搬送装置におけ
る電子部品保持部の行間隔または列間隔とは逆)は可変
となっていることを特徴とする(請求項6)。
【0019】上記発明(請求項6)によれば、トレイの
行間隔および列間隔で行列状にピックアップされた試験
前の電子部品は、ソケットの行間隔および/または列間
隔に合うように、その行間隔および/または列間隔が変
更され得る。このとき、電子部品相互の行間隔(または
列間隔)の変更は、第1のローダ部搬送装置によって行
い、電子部品相互の列間隔(または行間隔)の変更は、
第2のローダ部搬送装置によって行うことができる。こ
のように、第1のローダ部搬送装置および第2のローダ
部搬送装置のそれぞれに、電子部品保持部の列間隔可変
機能または行間隔可変機能のいずれか一方を付与した場
合、一つの搬送装置に電子部品保持部の列間隔可変機能
および行間隔可変機能のいずれをも付与した場合と比較
して、搬送装置を簡素化・小型化することができ、その
結果、ハンドラ自体の小型化を図ることができる。
【0020】また、上記発明(請求項6)によれば、ソ
ケットの行間隔および/または列間隔でピックアップさ
れた試験済の電子部品は、トレイの行間隔および列間隔
に合うように、その行間隔および/または列間隔が変更
され得る。このとき、電子部品相互の列間隔(または行
間隔)の変更は、第1のアンローダ部搬送装置によって
行い、電子部品相互の行間隔(または列間隔)の変更
は、第2のアンローダ部搬送装置によって行うことがで
きる。このように、第1のアンローダ部搬送装置および
第2のアンローダ部搬送装置のそれぞれに、電子部品保
持部の行間隔可変機能または列間隔可変機能のいずれか
一方を付与した場合、一つの搬送装置に電子部品保持部
の行間隔可変機能および列間隔可変機能のいずれをも付
与した場合と比較して、搬送装置を簡素化・小型化する
ことができ、その結果、ハンドラ自体の小型化を図るこ
とができる。
【0021】さらに、上記発明(請求項6)において
は、アンローダ部搬送装置を2つ設け、第1のアンロー
ダ部搬送装置にテスト部搬送装置からの試験済電子部品
の受取を担当させ、第2のアンローダ部搬送装置に試験
済電子部品のトレイへの分類を担当させることにより、
第2のアンローダ部搬送装置が試験済電子部品をトレイ
に分類している間も、第1のアンローダ部搬送装置は、
次の試験済電子部品をテスト部搬送装置から受け取るこ
とができ、したがって、インデックスタイムを短縮する
ことができ、一方、各アンローダ部搬送装置の搬送距離
も短くなるため、単位時間あたりの処理個数を増やすこ
とができる。また、一つのアンローダ部搬送装置に、テ
スト部搬送装置からの試験済電子部品の受取および試験
済電子部品のトレイへの分類を担当させた場合と比較し
て、ハンドラ自体の小型化を図ることもできる。
【0022】本発明に係る電子部品試験装置は、上記ハ
ンドラ(請求項1〜6)を備えたことを特徴とする(請
求項7)。
【0023】なお、上記電子部品としては、特に限定さ
れるものではないが、例えばメモリ素子などのICチッ
プが最も一般的である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1〜図7は、本発明の第1の実施
形態に関する図であり、図8〜図14は、本発明の第2
の実施形態に関する図である。最初に、本発明の第1の
実施形態について説明する。
【0025】〔第1の実施形態〕図1は本発明の第1の
実施形態に係るIC試験装置の全体平面図、図2は同I
C試験装置の全体側面図、図3(a)は同IC試験装置
で用いられるヒートプレートの斜視図、図3(b)は同
IC試験装置で用いられるテスト部搬送装置に設置され
るバッファステージの斜視図、図3(c)は同IC試験
装置で用いられるバッファプレートの斜視図、図4〜図
7は同IC試験装置における被試験ICチップの取り廻
しを模式的に示すフローチャート図である。
【0026】まず、本発明の第1の実施形態に係る電子
部品試験装置としてのIC試験装置の全体構成について
説明する。図1および図2に示すように、本実施形態に
係るIC試験装置Tは、ハンドラ10と、テストヘッド
20と、テスタ本体30とを備えている。
【0027】ハンドラ10は、試験すべきICチップ
(電子部品の一例)をテストヘッド20のコンタクト部
20aに設けたソケット21に順次搬送し、試験が終了
したICチップをテスト結果に従って分類しながら所定
のカスタマトレイに格納する動作を実行する。
【0028】テストヘッド20のコンタクト部20aに
設けたソケット21は、ケーブル40を通じてテスタ本
体30に電気的に接続されており、ソケット21に装着
されたICチップを、ケーブル40を通じてテスタ本体
30に接続し、テスタ本体30からの試験用電気信号に
よりICチップをテストする。本実施形態におけるソケ
ット21は、テストヘッド20のコンタクト部20aに
2行×2列で配置されており、ソケット21相互の行間
隔(Y軸方向の間隔:y2)および列間隔(X軸方向の
間隔:x2)は、いずれもカスタマトレイのICチップ
収納部相互の行間隔(y1)および列間隔(x1)より
大きくなっている。
【0029】テストヘッド20は、ハンドラ10の下部
に交換自在に配置されており、ハンドラ10に形成され
た開口部を通して、ICチップをテストヘッド20のコ
ンタクト部20a上のソケット21に装着することが可
能になっている。
【0030】図1および図2に示すように、ハンドラ1
0は、カスタマトレイ101〜107(およびカスタマ
トレイに収納されたICチップ)を格納するICチップ
格納部100(図2参照)と、テストヘッド20のコン
タクト部20aが臨出している部分およびそのY軸方向
の近傍を含むテスト部200と、試験前のICチップを
テスト部200に送り込むローダ部300と、試験済の
ICチップをテスト部200から取り出して分類するア
ンローダ部400とから構成されている。
【0031】ハンドラ10のICチップ格納部100に
は、試験前のICチップを収納するカスタマトレイ(供
給トレイ)101、空のカスタマトレイ(空トレイ)1
02、および試験済のICチップを分類・収納するカス
タマトレイ(分類トレイ)103〜105が、各々積層
されて格納される。各カスタマトレイ101〜105
は、ハンドラ10の基板110に設けられた開口部を通
じてハンドラ10の内部に臨出できるようになってい
る。一方、ハンドラ10の基板110上には、分類トレ
イ106,107がそれぞれ平積みされている。ただ
し、これら分類トレイ106,107についても、上記
分類トレイ103〜105と同様に、ICチップ格納部
100内に積層されて格納されてもよい。
【0032】本実施形態における分類トレイ103〜1
07は、試験結果に応じてICチップを5つの分類に仕
分けして収納できるように、5区分に構成してある。し
たがって、良品と不良品の別の外に、良品の中でも動作
速度が高速のもの、中速のもの、低速のもの、あるいは
不良品の中でも再試験が必要なもの等に仕分けできるよ
うになっている。なお、一つの分類トレイに複数の分類
の試験済ICチップを収納することもでき、その場合に
は、試験済ICチップを5分類以上に仕分けすることが
できる。
【0033】ハンドラ10のテスト部200には、2つ
のコンタクトアーム210a(リア側;図1中上側)お
よびコンタクトアーム210b(フロント側;図1中下
側)がY軸方向に並設されており、一体となってテスト
部200の領域をY軸方向に往復移動可能となってい
る。各コンタクトアーム210a,210bは、空気を
吸引しながらICチップを吸着保持し、テストヘッド2
0のソケット21に押し付けた後、ICチップを解放す
ることのできるICチップ吸着装置211を備えてい
る。各ICチップ吸着装置211は、ソケット21の配
置に合わせて2行×2列で配置されており(行間隔:y
2,列間隔:x2)、一度に4個のICチップを吸着保
持して試験に付すことができる。
【0034】ハンドラ10のローダ部300のフロント
側(図1中下側)には、第1のローダ部搬送装置310
が設けられており、ローダ部300のリア側(図1中上
側)には、第2のローダ部搬送装置320が設けられて
いる。
【0035】第1のローダ部搬送装置310は、ハンド
ラ10の基板110のY軸方向に沿って設置されたY軸
レール311と、X軸方向に沿ってY軸レール311に
取り付けられたX軸アーム312とを備え、X軸アーム
312は、Y軸レール311に沿ってY軸方向に往復移
動可能となっている。X軸アーム312の下側には、X
軸アーム312に沿ってX軸方向に往復移動可能となっ
ている可動ヘッド313が設けられている。可動ヘッド
313には、ICチップを吸着保持および解放すること
のできるICチップ吸着装置314が2行×2列の配置
で取り付けられている。このICチップ吸着装置314
のうちの1列は、ICチップ吸着装置314の列間隔
(X軸方向の間隔)が可変となるように(x1〜x
2)、可動ヘッド313においてX軸方向に往復移動可
能となっている。
【0036】一方、第2のローダ部搬送装置320は、
ハンドラ10の基板110のY軸方向に沿って設置され
たY軸レール321と、X軸方向に沿ってY軸レール3
21に取り付けられたX軸アーム322とを備え、X軸
アーム322は、Y軸レール321に沿ってY軸方向に
往復移動可能となっている。X軸アーム322の下側に
は、ICチップを吸着保持および解放することのできる
ICチップ吸着装置323が2行×2列の配置で取り付
けられている。このICチップ吸着装置323のうちの
1行は、ICチップ吸着装置323の行間隔(Y軸方向
の間隔)が可変となるように(y1〜y2)、X軸アー
ム322においてY軸方向に往復移動可能となってい
る。
【0037】また、ハンドラ10のローダ部300の略
中央部には、ICチップに所定の熱ストレスを印加する
ことのできるヒートプレート330が設けられている。
ヒートプレート330には、図1および図3(a)に示
すように、多数のICチップ収納凹部331がカスタマ
トレイのICチップ収納部と同じ行間隔(y1)および
列間隔(x1)で形成されているが、ヒートプレート3
30の一部(図中右上)には2行×2列のICチップ収
納凹部331aを有するバッファエリア332が設けら
れており、そのバッファエリア332に限って、ICチ
ップ収納凹部331aの列間隔(X軸方向の間隔)がテ
ストヘッド20のソケット21相互の列間隔(x2)と
同じになっており、すなわちバッファエリア332以外
のICチップ収納凹部331の列間隔(x1)よりも広
くなっている。ただし、バッファエリア332における
ICチップ収納凹部331aの行間隔(Y軸方向の間
隔)は、バッファエリア332以外のICチップ収納凹
部331の行間隔(y1)と同じになっている。
【0038】なお、ヒートプレート330のバッファエ
リア332は、上記第1のローダ部搬送装置310およ
び第2のローダ部搬送装置320のいずれの動作領域に
も属するように位置しており、ヒートプレート330の
バッファエリア332以外の部分は、第1のローダ部搬
送装置310の動作領域に属するように位置している。
【0039】本実施形態では、バッファエリア332
は、ヒートプレート330の一部に設けられているた
め、ICチップが第1のローダ部搬送装置310によっ
てバッファエリア332に載置されてから第2のローダ
部搬送装置320によってピックアップされるまでの時
間もICチップを加熱することができ、したがって、バ
ッファエリア332以外でICチップを加熱する時間を
短縮することができる。
【0040】ハンドラ10のアンローダ部400のリア
側(図1中上側)には、第1のアンローダ部搬送装置4
20が設けられており、アンローダ部400のフロント
側(図1中下側)には、第2のアンローダ部搬送装置4
30が設けられている。
【0041】第1のアンローダ部搬送装置420は、ハ
ンドラ10の基板110のY軸方向に沿って設置された
Y軸レール410に、X軸方向に沿って取り付けられた
X軸アーム421を備えており、X軸アーム421は、
Y軸レール410に沿ってY軸方向に往復移動可能とな
っている。X軸アーム421の下側には、ICチップを
吸着保持および解放することのできるICチップ吸着装
置422が2行×2列の配置で取り付けられている。こ
のICチップ吸着装置422のうちの1行は、ICチッ
プ吸着装置422の行間隔(Y軸方向の間隔)が可変と
なるように(y2〜y1)、X軸アーム421において
Y軸方向に往復移動可能となっている。
【0042】一方、第2のアンローダ部搬送装置430
は、X軸方向に沿って上記Y軸レール410に取り付け
られたX軸アーム431を備えており、X軸アーム43
1は、Y軸レール410に沿ってY軸方向に往復移動可
能となっている。X軸アーム431の下側には、X軸ア
ーム431に沿ってX軸方向に往復移動可能となってい
る可動ヘッド432が設けられている。可動ヘッド43
2には、ICチップを吸着保持および解放することので
きるICチップ吸着装置433が2行×2列の配置で取
り付けられている。このICチップ吸着装置433のう
ちの1列は、ICチップ吸着装置433の列間隔(X軸
方向の間隔)が可変となるように(x2〜x1)、可動
ヘッド432においてX軸方向に往復移動可能となって
いる。
【0043】また、ハンドラ10のアンローダ部400
の略中央部には、バッファプレート440が設けられて
いる。バッファプレート440には、図1および図3
(c)に示すように、2行×2列のICチップ収納凹部
441が形成されている。ICチップ収納凹部441の
列間隔(X軸方向の間隔)は、テストヘッド20のソケ
ット21相互の列間隔(x2)と同じになっており、I
Cチップ収納凹部441の行間隔(Y軸方向の間隔)
は、カスタマトレイのICチップ収納部の行間隔(y
1)と同じになっている。なお、バッファプレート44
0は、上記第1のアンローダ部搬送装置420および第
2のアンローダ部搬送装置430のいずれの動作領域に
も属するように位置している。
【0044】図1に示すように、ハンドラ10の基板1
10上、ローダ部300のリア側〜テスト部200〜ア
ンローダ部400のリア側にかけては、テストヘッド2
0のコンタクト部20aを挟んで2つのテスト部搬送装
置510,520が設けられている。
【0045】リア側のテスト部搬送装置510およびフ
ロント側のテスト部搬送装置520はいずれも、X軸方
向に長手となっている搬送板511,521と、搬送板
511,521の長手方向両端部に設けられたバッファ
ステージ512a,512b,522a,522bとか
ら構成されている。図3(b)に示すように、各バッフ
ァステージ512a,512b,522a,522bに
は、2行×2列のICチップ収納凹部513,523が
形成されている。ICチップ収納凹部513,523の
行間隔および列間隔は、テストヘッド20におけるソケ
ット21の行間隔(y2)および列間隔(x2)(=各
コンタクトアーム210a,210bにおけるICチッ
プ吸着装置211の行間隔(y2)および列間隔(x
2))と同じになっている。
【0046】テスト部搬送装置510,520は、X軸
方向に沿って往復移動可能となっており、ローダ部30
0側に移動したときには、図1中左側のバッファステー
ジ512a,522aが上記第2のローダ部搬送装置3
20の動作領域に属し、かつ、図1中右側のバッファス
テージ512b,522bが上記コンタクトアーム21
0a,210bの動作領域に属するようになる。一方、
テスト部搬送装置510,520がアンローダ部400
側に移動したときには、図1中右側のバッファステージ
512b,522bが上記第1のアンローダ部搬送装置
420の動作領域に属し、かつ、図1中左側のバッファ
ステージ512a,522aが上記コンタクトアーム2
10a,210bの動作領域に属するようになる。
【0047】以上説明したような構成を有するIC試験
装置Tにおいて、2行×2列の配置、カスタマトレイの
行間隔(y1)および列間隔(x1)でピックアップさ
れた試験前のICチップは、ソケット21の行間隔(y
2)および列間隔(x2)に合うように、その行間隔お
よび列間隔が変更される。このとき、ICチップの行間
隔の変更は、第1のローダ部搬送装置310により行わ
れ、ICチップの列間隔の変更は、第2のローダ部搬送
装置320により行われる。このように、第1のローダ
部搬送装置310および第2のローダ部搬送装置320
のそれぞれに、電子部品保持部314,323の列間隔
可変機能または行間隔可変機能のいずれか一方を付与し
た場合、一つの搬送装置に電子部品保持部の列間隔可変
機能および行間隔可変機能のいずれをも付与した場合と
比較して、搬送装置を簡素化・小型化することができ、
その結果、ハンドラ10自体の小型化を図ることができ
る。
【0048】また、2行×2列の配置、ソケット21の
行間隔(y2)および列間隔(x2)でピックアップさ
れた試験済のICチップは、カスタマトレイの行間隔
(y1)および列間隔(x1)に合うように、その行間
隔および列間隔が変更される。このとき、ICチップの
列間隔の変更は、第1のアンローダ部搬送装置420に
より行われ、ICチップの行間隔の変更は、第2のアン
ローダ部搬送装置430により行われる。このように、
第1のアンローダ部搬送装置420および第2のアンロ
ーダ部搬送装置430のそれぞれに、ICチップの行間
隔可変機能または列間隔可変機能のいずれか一方を付与
した場合、一つの搬送装置に電子部品保持部の行間隔可
変機能および列間隔可変機能のいずれをも付与した場合
と比較して、搬送装置を簡素化・小型化することがで
き、その結果、ハンドラ10自体の小型化を図ることが
できる。
【0049】さらに、上記IC試験装置Tにおいては、
アンローダ部搬送装置を2つ設け、第1のアンローダ部
搬送装置420にテスト部搬送装置510,520から
の試験済ICチップの受取を担当させ、第2のアンロー
ダ部搬送装置430に試験済ICチップのカスタマトレ
イへの分類を担当させるため、第2のアンローダ部搬送
装置430が試験済ICチップをカスタマトレイに分類
している間も、第1のアンローダ部搬送装置420は、
次の試験済ICチップをテスト部搬送装置510,52
0から受け取ることができ、インデックスタイムを短縮
することができるとともに、各アンローダ部搬送装置5
10,520の搬送距離も短くなり、その結果、単位時
間あたりの処理個数を増やすことができる。また、一つ
の搬送装置に、テスト部搬送装置510,520からの
試験済ICチップの受取および試験済ICチップのカス
タマトレイへの分類を担当させた場合と比較して、ハン
ドラ10自体の小型化を図ることもできる。
【0050】次に、本実施形態に係るIC試験装置Tの
動作について、図4〜図7を参照しながら説明する。
【0051】ICチップ1〜5をそれぞれ4個づつ収納
した供給トレイ101をハンドラ10のICチップ格納
部100にセットしてIC試験装置Tをスタートさせる
と、第1のローダ部搬送装置310は、4個のICチッ
プ1を供給トレイ101からピックアップしてヒートプ
レート330まで搬送し、ヒートプレート330のバッ
ファエリア332以外のICチップ収納凹部331にそ
れら4個のICチップ1を載置する。
【0052】第1のローダ部搬送装置310は、供給ト
レイ101に戻り、今度は4個のICチップ2を供給ト
レイ101からヒートプレート330のICチップ収納
凹部331に積み替える。同様にして、ICチップ3〜
5を供給トレイ101からヒートプレート330のIC
チップ収納凹部331に積み替える(ここまでは図示せ
ず)。このとき、ICチップ1〜5は、それぞれヒート
プレート330によって加熱される。
【0053】ステップS101において、第1のローダ
部搬送装置310は、ヒートプレート330のICチッ
プ収納凹部331に収納された4個のICチップ1をピ
ックアップして、ヒートプレート330のバッファエリ
ア332まで搬送し、図4(a)に示すように、バッフ
ァエリア332のICチップ収納凹部331aにそれら
4個のICチップ1を載置する。
【0054】第1のローダ部搬送装置310がICチッ
プ1を搬送している間、第1のローダ部搬送装置310
のICチップ吸着装置314のうちの1列はX軸方向に
移動し、バッファエリア332以外におけるICチップ
収納凹部331の列間隔(x1)になっているICチッ
プ1の列間隔を、バッファエリア332におけるICチ
ップ収納凹部331aの列間隔(x2)に変更する。そ
れによって、4個のICチップ1は、バッファエリア3
32のICチップ収納凹部331aに収納されることと
なる。
【0055】図4(a)に示すように、ステップS10
1において、テスト部搬送装置520はローダ部300
側にあり、テスト部搬送装置510はアンローダ部40
0側にあり、コンタクトアーム210a,210bはフ
ロント側にある。
【0056】ステップS102において、第2のローダ
部搬送装置320は、ヒートプレート330のバッファ
エリア332のICチップ収納凹部331aに収納され
た4個のICチップ1をピックアップして、テスト部搬
送装置520のバッファステージ522aまで搬送し、
図4(b)に示すように、バッファステージ522aの
ICチップ収納凹部523にそれら4個のICチップ1
を載置する。
【0057】第2のローダ部搬送装置320がICチッ
プ1を搬送している間、第2のローダ部搬送装置320
のICチップ吸着装置323のうちの1行はY軸方向に
移動し、バッファエリア332におけるICチップ収納
凹部331aの行間隔(y1)になっているICチップ
1の行間隔を、バッファステージ522aにおけるIC
チップ収納凹部523の行間隔(y2)に変更する。そ
れによって、4個のICチップ1は、バッファステージ
522aのICチップ収納凹部523に収納されること
となる。
【0058】それと同時に、第1のローダ部搬送装置3
10は、ヒートプレート330のICチップ収納凹部3
31に収納された4個のICチップ2を、図4(b)に
示すように、バッファエリア332のICチップ収納凹
部331aに積み替える。
【0059】ステップS103において、4個のICチ
ップ1をバッファステージ522aに載せたテスト部搬
送装置520は、図5(c)に示すように、アンローダ
部400側に移動し、バッファステージ522aをコン
タクトアーム210bの真下に位置させる。そして、コ
ンタクトアーム210bの各ICチップ吸着装置211
は、その真下に移動してきたバッファステージ522a
に載せられた4個のICチップ1を吸着保持する。
【0060】このとき、テスト部搬送装置510は、図
5(c)に示すように、ローダ部300側に移動し、ま
た、第2のローダ部搬送装置320は、バッファエリア
332のICチップ収納凹部331aに収納された4個
のICチップ2を、図5(c)に示すように、ローダ部
300側に移動してきたテスト部搬送装置510のバッ
ファステージ512aにおけるICチップ収納凹部51
3に積み替える。
【0061】ステップS104において、4個のICチ
ップ1を吸着保持したコンタクトアーム210bは、図
5(d)に示すようにリア側に移動して、各ICチップ
1をコンタクト部20aのソケット21にコンタクトさ
せ、電気特性の試験を行う。
【0062】それと同時に、第1のローダ部搬送装置3
10は、ヒートプレート330のICチップ収納凹部3
31に収納された4個のICチップ3を、図5(d)に
示すように、バッファエリア332のICチップ収納凹
部331aに積み替える。
【0063】ステップS105において、4個のICチ
ップ2をバッファステージ512aに載せたテスト部搬
送装置510は、図6(e)に示すように、アンローダ
部400側に移動し、バッファステージ512aをコン
タクトアーム210aの真下に位置させる。そして、コ
ンタクトアーム210aの各ICチップ吸着装置211
は、その真下に移動してきたバッファステージ512a
に載せられた4個のICチップ2を吸着保持する。
【0064】このとき、テスト部搬送装置520は、図
6(e)に示すように、ローダ部300側に移動し、ま
た、第2のローダ部搬送装置320は、バッファエリア
332のICチップ収納凹部331aに収納された4個
のICチップ3を、図6(e)に示すように、ローダ部
300側に移動してきたテスト部搬送装置520のバッ
ファステージ522aにおけるICチップ収納凹部52
3に積み替える。
【0065】ステップS106において、コンタクトア
ーム210a,210bは、図6(f)に示すようにフ
ロント側に移動し、4個のICチップ1を吸着保持して
いたコンタクトアーム210bは、各ICチップ1を解
放し、テスト部搬送装置520のバッファステージ52
2bにおけるICチップ収納凹部523に載置する。一
方、4個のICチップ2を吸着保持していたコンタクト
アーム210aは、各ICチップ2をコンタクト部20
aのソケット21にコンタクトさせ、そして電気特性の
試験を行う。
【0066】それと同時に、第1のローダ部搬送装置3
10は、ヒートプレート330のICチップ収納凹部3
31に収納された4個のICチップ4を、図6(f)に
示すように、バッファエリア332のICチップ収納凹
部331aに積み替える。
【0067】ステップS107において、4個のICチ
ップ1をバッファステージ522bに積み、4個のIC
チップ3をバッファステージ522aに載せたテスト部
搬送装置520は、図7(g)に示すように、アンロー
ダ部400側に移動し、バッファステージ522aをコ
ンタクトアーム210aの真下に位置させるとともに、
バッファステージ522bを第1のアンローダ部搬送装
置420の動作領域内に位置させる。そして、コンタク
トアーム210bの各ICチップ吸着装置211は、そ
の真下に移動してきたバッファステージ522aに載せ
られた4個のICチップ3を吸着保持する。一方、第1
のアンローダ部搬送装置420のICチップ吸着装置4
22は、Y軸レール410に沿ってバッファステージ5
22bの真上まで移動して、バッファステージ522b
に載せられた4個のICチップ1を吸着保持する。
【0068】このとき、テスト部搬送装置510は、図
7(g)に示すように、ローダ部300側に移動し、ま
た、第2のローダ部搬送装置320は、バッファエリア
332のICチップ収納凹部331aに収納された4個
のICチップ4を、図7(g)に示すように、ローダ部
300側に移動してきたテスト部搬送装置510のバッ
ファステージ512aにおけるICチップ収納凹部51
3に積み替える。
【0069】ステップS108において、4個のICチ
ップ1を吸着保持した第1のアンローダ部搬送装置42
0は、図7(h)に示すように、各ICチップ1をバッ
ファプレート440まで搬送し、バッファプレート44
0のICチップ収納凹部441にそれら4個のICチッ
プ1を載置する。
【0070】第1のアンローダ部搬送装置420がIC
チップ1を搬送している間、第1のアンローダ部搬送装
置420のICチップ吸着装置422のうちの1行はY
軸方向に移動し、テストヘッド20におけるソケット2
1の行間隔(y2)になっているICチップ1の行間隔
を、バッファプレート440におけるICチップ収納凹
部441の行間隔(y1)に変更する。それによって、
4個のICチップ1は、バッファプレート440のIC
チップ収納凹部441に収納されることとなる。
【0071】このとき、コンタクトアーム210a,2
10bは、図7(h)に示すようにリア側に移動し、4
個のICチップ2を吸着保持していたコンタクトアーム
210aは、各ICチップ2を解放し、テスト部搬送装
置510のバッファステージ512bにおけるICチッ
プ収納凹部513に載置する。一方、4個のICチップ
3を吸着保持していたコンタクトアーム210bは、各
ICチップ3をコンタクト部20aのソケット21にコ
ンタクトさせ、そして電気特性の試験を行う。
【0072】それと同時に、第1のローダ部搬送装置3
10は、ヒートプレート330のICチップ収納凹部3
31に収納された4個のICチップ5を、図7(h)に
示すように、バッファエリア332のICチップ収納凹
部331aに積み替える。
【0073】以下、図示しないが、第2のアンローダ部
搬送装置430は、バッファプレート440のICチッ
プ収納凹部441に収納された各ICチップ1をピック
アップして、分類トレイ103〜107のICチップ収
納部に分類しながら載置する。
【0074】第2のアンローダ部搬送装置430がIC
チップ1を搬送している間、第2のアンローダ部搬送装
置430のICチップ吸着装置433のうちの1列はX
軸方向に移動し、バッファプレート440におけるIC
チップ収納凹部441の列間隔(x2)になっているI
Cチップ1の列間隔を、分類トレイ103〜107にお
けるICチップ収納部の列間隔(x1)に変更する。こ
のような列間隔の変更によって、4個のICチップ1が
同時に同じ分類トレイに分類されるとき、各ICチップ
1は、その分類トレイのICチップ収納部に確実に収納
されることとなる。
【0075】以上の動作を繰り返すことにより、本実施
形態に係るIC試験装置Tは、順次効率よく複数のIC
チップの試験を行うことができる。
【0076】〔第2の実施形態〕次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。図8〜図14は、本発明の
第2の実施形態に係るIC試験装置における被試験IC
チップの取り廻しを模式的に示すフローチャート図であ
る。なお、実施形態の異同にかかわらず、図中、同一の
名称で表現される部材等には、同一の番号を付すものと
する。
【0077】前述した第1の実施形態に係るIC試験装
置は、図1に示すように、テストヘッド20のコンタク
ト部20a上に2行×2列のソケット21を有し、その
ソケット21の配置に合わせて、コンタクトアーム21
0a,210bが2行×2列のICチップ吸着装置21
1を有するとともに、テスト部搬送装置510,520
のバッファステージ512a,512b,522a,5
22bに2行×2列のICチップ収納凹部513,52
3が形成されているものであったが、第2の実施形態に
係るIC試験装置は、図8〜図14に示すように、テス
トヘッド20のコンタクト部20a上に1行×4列のソ
ケット21を有し、そのソケット21の配置に合わせ
て、コンタクトアーム210a,210bが1行×4列
のICチップ吸着装置211を有するとともに、テスト
部搬送装置510,520のバッファステージ512
a,512b,522a,522bに1行×4列のIC
チップ収納凹部513,523が形成されているもので
あり、それ以外は、第1の実施形態に係るIC試験装置
と同様の構成を有する。
【0078】2行×2列(行列状)のソケットは、装着
するICチップが大きい場合に好ましく用いられ、1行
×4列の(1行のみからなる)ソケットは、装着するI
Cチップが小さい場合に好ましく用いられるが、後者の
場合には、バッファステージのY軸方向の幅を狭くする
ことができるため、コンタクトアームの移動経路を放物
線状にとったとしても、コンタクトアームが他の部材等
に干渉することがなく、したがって、インデックスタイ
ムを短くすることができる。
【0079】以下、第2の実施形態に係るIC試験装置
の動作について、図8〜図14図を参照しながら説明す
る。
【0080】ここで、本実施形態におけるカスタマトレ
イのICチップ収納部の列間隔およびヒートプレート3
30のバッファエリア332以外のICチップ収納凹部
331の列間隔をx1とし、テストヘッド20のソケッ
ト21の列間隔、コンタクトアーム210a,210b
のICチップ吸着装置211の列間隔およびテスト部搬
送装置510,520のバッファステージ512a,5
12b,522a,522bにおけるICチップ収納凹
部513,523の列間隔をx2とし、第2のローダ部
搬送装置320のICチップ吸着装置323の列間隔、
第1のアンローダ部搬送装置420のICチップ吸着装
置422の列間隔、ヒートプレート330のバッファエ
リア332におけるICチップ収納凹部331aの列間
隔およびバッファプレート440のICチップ収納凹部
441の列間隔を2×x2(すなわち、x2の2倍)と
する。
【0081】図示するまでの段階は、ICチップの個数
以外、第1の実施形態と同じであるため、ここでは説明
を省略する。なお、ICチップ1〜6は、それぞれ2個
づつヒートプレート330のICチップ収納凹部331
に載置されるものとする。
【0082】ステップS201において、第1のローダ
部搬送装置310は、ヒートプレート330のICチッ
プ収納凹部331に収納された2個のICチップ1およ
び2個のICチップ2をピックアップして、ヒートプレ
ート330のバッファエリア332まで搬送し、図8
(a)に示すように、バッファエリア332のフロント
側の行のICチップ収納凹部331aに2個のICチッ
プ1を収納し、バッファエリア332のリア側の行のI
Cチップ収納凹部331aに2個のICチップ2を載置
する。
【0083】第1のローダ部搬送装置310がICチッ
プ1,2を搬送している間、第1のローダ部搬送装置3
10のICチップ吸着装置314のうちの1列はX軸方
向に移動し、バッファエリア332以外におけるICチ
ップ収納凹部331の列間隔(x1)になっているIC
チップ1の列間隔を、バッファエリア332におけるI
Cチップ収納凹部331aの列間隔(2×x2)に変更
する。
【0084】図8(a)に示すように、ステップS20
1において、テスト部搬送装置520はローダ部300
側にあり、テスト部搬送装置510はアンローダ部40
0側にあり、コンタクトアーム210a,210bはフ
ロント側にある。
【0085】ステップS202において、第2のローダ
部搬送装置320は、ヒートプレート330のバッファ
エリア332のICチップ収納凹部331aに収納され
た2個のICチップ1および2個のICチップ2を同時
にピックアップした後、図8(b)に示すように、テス
ト部搬送装置520のバッファステージ522aにおけ
る左から2番目と4番目のICチップ収納凹部523に
2個のICチップ1を載置する。
【0086】それと同時に、第1のローダ部搬送装置3
10は、ヒートプレート330のICチップ収納凹部3
31に収納された2個のICチップ3および2個のIC
チップ4をピックアップして、図8(b)に示すよう
に、バッファエリア332のフロント側の行のICチッ
プ収納凹部331aに2個のICチップ3を収納し、バ
ッファエリア332のリア側の行のICチップ収納凹部
331aに2個のICチップ4を載置する。
【0087】ステップS203において、テスト部搬送
装置520は、図9(c)に示すように、x2の距離だ
けアンローダ部400側に移動する。そして、第2のロ
ーダ部搬送装置320は、吸着保持している2個のIC
チップ2を解放して、テスト部搬送装置520のバッフ
ァステージ522aにおける左から1番目と3番目のI
Cチップ収納凹部523に載置する。
【0088】ステップS204において、2個のICチ
ップ1および2個のICチップ2をバッファステージ5
22aに載せたテスト部搬送装置520は、図9(d)
に示すように、アンローダ部400側に移動し、バッフ
ァステージ522aをコンタクトアーム210bの真下
に位置させる。そして、コンタクトアーム210bの各
ICチップ吸着装置211は、その真下に移動してきた
バッファステージ522aに載せられた2個のICチッ
プ1および2個のICチップ2を吸着保持する。
【0089】このとき、テスト部搬送装置510は、図
9(d)に示すように、ローダ部300側に移動し、ま
た、第2のローダ部搬送装置320は、図9(d)に示
すように、バッファエリア332のICチップ収納凹部
331aに収納された2個のICチップ3および2個の
ICチップ4を吸着保持する。
【0090】ステップS205において、2個のICチ
ップ1および2個のICチップ2を吸着保持したコンタ
クトアーム210bは、図10(e)に示すようにリア
側に移動して、各ICチップ1,2をコンタクト部20
aのソケット21にコンタクトさせ、電気特性の試験を
行う。
【0091】ステップS206において、第2のローダ
部搬送装置320は、吸着保持している2個のICチッ
プ3を解放して、図10(f)に示すように、テスト部
搬送装置510のバッファステージ512aにおける左
から2番目と4番目のICチップ収納凹部513に載置
する。
【0092】ステップS207において、テスト部搬送
装置510は、図11(g)に示すように、x2の距離
だけアンローダ部400側に移動する。そして、第2の
ローダ部搬送装置320は、吸着保持している2個のI
Cチップ4を解放して、テスト部搬送装置510のバッ
ファステージ512aにおける左から1番目と3番目の
ICチップ収納凹部513に載置する。
【0093】それと同時に、第1のローダ部搬送装置3
10は、ヒートプレート330のICチップ収納凹部3
31に収納された2個のICチップ5および2個のIC
チップ6をピックアップして、図11(g)に示すよう
に、バッファエリア332のフロント側の行のICチッ
プ収納凹部331aに2個のICチップ5を収納し、バ
ッファエリア332のリア側の行のICチップ収納凹部
331aに2個のICチップ6を載置する。
【0094】ステップS208において、2個のICチ
ップ3および2個のICチップ4をバッファステージ5
12aに載せたテスト部搬送装置510は、図11
(h)に示すように、アンローダ部400側に移動し、
バッファステージ512aをコンタクトアーム210a
の真下に位置させる。そして、コンタクトアーム210
aの各ICチップ吸着装置211は、その真下に移動し
てきたバッファステージ512aに載せられた2個のI
Cチップ3および2個のICチップ4を吸着保持する。
【0095】このとき、テスト部搬送装置520は、図
11(h)に示すように、ローダ部300側に移動す
る。また、第2のローダ部搬送装置320は、バッファ
エリア332のICチップ収納凹部331aに収納され
た2個のICチップ5および2個のICチップ6をピッ
クアップした後、図11(h)に示すように、2個のI
Cチップ5を、ローダ部300側に移動してきたテスト
部搬送装置520のバッファステージ522aにおける
左から2番目と4番目のICチップ収納凹部523に載
置する。
【0096】ステップS209において、テスト部搬送
装置520は、図12(i)に示すように、x2の距離
だけアンローダ部400側に移動する。そして、第2の
ローダ部搬送装置320は、吸着保持している2個のI
Cチップ6を解放して、テスト部搬送装置520のバッ
ファステージ522aにおける左から1番目と3番目の
ICチップ収納凹部523に載置する。
【0097】ステップS210において、コンタクトア
ーム210a,210bは、図12(j)に示すように
フロント側に移動し、2個のICチップ1および2個の
ICチップ2を吸着保持していたコンタクトアーム21
0bは、各ICチップ1,2を解放し、テスト部搬送装
置520のバッファステージ522bにおけるICチッ
プ収納凹部523に載置する。一方、2個のICチップ
3および2個のICチップ4を吸着保持していたコンタ
クトアーム210aは、各ICチップ3,4をコンタク
ト部20aのソケット21にコンタクトさせ、そして電
気特性の試験を行う。
【0098】ステップS211において、2個のICチ
ップ1および2個のICチップ2をバッファステージ5
22bに積み、2個のICチップ5および2個のICチ
ップ6をバッファステージ522aに載せたテスト部搬
送装置520は、図13(k)に示すように、アンロー
ダ部400側に移動し、バッファステージ522aをコ
ンタクトアーム210aの真下に位置させるとともに、
バッファステージ522bを第1のアンローダ部搬送装
置420の動作領域内に位置させる。
【0099】そして、コンタクトアーム210bの各I
Cチップ吸着装置211は、その真下に移動してきたバ
ッファステージ522aに載せられた2個のICチップ
5および2個のICチップ6を吸着保持する。一方、第
1のアンローダ部搬送装置420のフロント側の行のI
Cチップ吸着装置422は、Y軸レール410に沿って
バッファステージ522bの真上まで移動して、バッフ
ァステージ522bに載せられた2個のICチップ1を
吸着保持する。このとき、テスト部搬送装置510は、
図13(k)に示すように、ローダ部300側に移動す
る。
【0100】ステップS212において、テスト部搬送
装置520は、図13(l)に示すように、x2の距離
だけアンローダ部400側に移動する。そして、第1の
アンローダ部搬送装置420は、バッファステージ52
2bに載せられた2個のICチップ2を吸着保持する。
【0101】ステップS213において、2個のICチ
ップ1および2個のICチップ2を吸着保持したテスト
部搬送装置520は、図14(m)に示すように、各I
Cチップ1,2をバッファプレート440まで搬送し、
バッファプレート440のICチップ収納凹部441に
2個のICチップ1および2個のICチップ2を載置す
る。
【0102】ステップS214において、コンタクトア
ーム210a,210bは、図14(n)に示すように
リア側に移動し、2個のICチップ3および2個のIC
チップ4を吸着保持していたコンタクトアーム210a
は、各ICチップ3,4を解放し、テスト部搬送装置5
10のバッファステージ512bにおけるICチップ収
納凹部513に載置する。一方、2個のICチップ5お
よび2個のICチップ6を吸着保持していたコンタクト
アーム210bは、各ICチップ5,6をコンタクト部
20aのソケット21にコンタクトさせ、そして電気特
性の試験を行う。
【0103】以下、図示しないが、第2のアンローダ部
搬送装置430は、バッファプレート440のICチッ
プ収納凹部441に収納された2個のICチップ1およ
び2個のICチップ2をピックアップして、分類トレイ
103〜107のICチップ収納部に分類しながら載置
する。
【0104】第2のアンローダ部搬送装置430がIC
チップ1,2を搬送している間、第2のアンローダ部搬
送装置430のICチップ吸着装置433のうちの1列
はX軸方向に移動し、バッファプレート440における
ICチップ収納凹部441の列間隔(2×x2)になっ
ているICチップ1,2の列間隔を、分類トレイ103
〜107におけるICチップ収納部の列間隔(x1)に
変更する。このような列間隔の変更によって、2個のI
Cチップ1および2個のICチップ2が同時に同じ分類
トレイに分類されるとき、各ICチップ1,2は、その
分類トレイのICチップ収納部に確実に収納されること
となる。
【0105】以上の動作を繰り返すことにより、本実施
形態に係るIC試験装置は、順次効率よく複数のICチ
ップの試験を行うことができる。
【0106】以上説明した第1の実施形態および第2の
実施形態から分かるように、各実施形態に係るIC試験
装置は、コンタクトアーム210a,210bおよびテ
スト部搬送装置510,520のバッファステージ51
2a,512b,522a,522bを適宜交換するこ
とにより、行列状に配置されたソケット21を有するテ
ストヘッド20だけでなく、1行に配置されたソケット
21を有するテストヘッド20にも対応することができ
る。
【0107】〔その他の実施形態〕以上説明した実施形
態は、本発明の理解を容易にするために記載されたもの
であって、本発明を限定するために記載されたものでは
ない。したがって、上記実施形態に開示された各要素
は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等
物をも含む趣旨である。
【0108】例えば、上記第1の実施形態に係るIC試
験装置Tでは、第1のローダ部搬送装置310および第
2のアンローダ部搬送装置430において、ICチップ
の列間隔だけを変更し、第2のローダ部搬送装置320
および第1のアンローダ部搬送装置420において、I
Cチップの行間隔だけを変更していたが、逆に、第1の
ローダ部搬送装置310および第2のアンローダ部搬送
装置430において、ICチップの行間隔だけを変更
し、第2のローダ部搬送装置320および第1のアンロ
ーダ部搬送装置420において、ICチップの列間隔だ
けを変更してもよい。
【0109】ただし、上記実施形態に係るIC試験装置
Tでは、第1のローダ部搬送装置310においてICチ
ップの列間隔だけを変更することにより、ヒートプレー
ト330におけるバッファエリア332の大きさがY軸
方向に大きくなることを回避することができ、その結
果、第1のローダ部搬送装置310のトラベル量を少な
くし、インデックスタイムを短くすることができるとい
う利点がある。
【0110】また、上記実施形態に係るIC試験装置の
動作では、ICチップをヒートプレート330で加熱し
てから試験に付していたが、ICチップに温度ストレス
を印加することなく試験を行うこともできる。この場
合、ICチップは、カスタマトレイから直接ヒートプレ
ート330(加熱はしない)のバッファエリア332に
積み替えてもよい。
【0111】さらに、上記第2の実施形態に係るIC試
験装置の動作では、1行×4列のICチップ収納凹部5
13,523が形成されたテスト部搬送装置510,5
20のバッファステージ512a,512b,522
a,522bにICチップを載置するとき、一つおきの
ICチップ収納凹部513,523にICチップを2個
ずつ順次載置するようにしたが、隣接するICチップ収
納凹部513,523にICチップを2個ずつ順次載置
するようにしてもよい。この場合、第2のローダ部搬送
装置320のICチップ吸着装置323の列間隔、第1
のアンローダ部搬送装置420のICチップ吸着装置4
22の列間隔、ヒートプレート330のバッファエリア
332におけるICチップ収納凹部331aの列間隔お
よびバッファプレート440のICチップ収納凹部44
1の列間隔は、2×x2ではなく、x2となる。
【0112】さらにまた、第1の実施形態に係るIC試
験装置のテストヘッド20、コンタクトアーム210
a,210b、バッファステージ512a,512b,
522a,522b、バッファエリア332、バッファ
プレート440および各搬送装置310,320,42
0,430は、それぞれ2行×2列のソケット21、I
Cチップ吸着装置211,314,323,422,4
33またはICチップ収納凹部513,523,331
a,441を有するものであるが、2行×2列の配置
は、2行×4列、3行×3列等、任意の行列に変更する
ことができる。同様に、第2の実施形態に係るIC試験
装置のテストヘッド20、コンタクトアーム210a,
210b、バッファステージ512a,512b,52
2a,522b、バッファエリア332、バッファプレ
ート440および各搬送装置310,320,420,
430は、それぞれ1行×4列のソケット21、ICチ
ップ吸着装置211,314,323,422,433
またはICチップ収納凹部513,523,331a,
441を有するものであるが、1行×4列の配置は、1
行×1列、1行×2列、1行×6列等に変更することが
できる。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のハンドラ
または電子部品試験装置によれば、電子部品の試験およ
び搬送を効率よく行うことができる。また、それらハン
ドラおよび電子部品試験装置は、簡素化・小型化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るIC試験装置の
全体平面図である。
【図2】同IC試験装置の全体側面図である。
【図3】(a)は同IC試験装置で用いられるヒートプ
レートの斜視図、(b)は同IC試験装置で用いられる
テスト部搬送装置に設置されるバッファステージの斜視
図、(c)は同IC試験装置で用いられるバッファプレ
ートの斜視図である。
【図4】同IC試験装置における被試験ICチップの取
り廻しを模式的に示すフローチャート図である。
【図5】同IC試験装置における被試験ICチップの取
り廻しを模式的に示すフローチャート図である。
【図6】同IC試験装置における被試験ICチップの取
り廻しを模式的に示すフローチャート図である。
【図7】同IC試験装置における被試験ICチップの取
り廻しを模式的に示すフローチャート図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係るIC試験装置に
おける被試験ICチップの取り廻しを模式的に示すフロ
ーチャート図である。
【図9】同IC試験装置における被試験ICチップの取
り廻しを模式的に示すフローチャート図である。
【図10】同IC試験装置における被試験ICチップの
取り廻しを模式的に示すフローチャート図である。
【図11】同IC試験装置における被試験ICチップの
取り廻しを模式的に示すフローチャート図である。
【図12】同IC試験装置における被試験ICチップの
取り廻しを模式的に示すフローチャート図である。
【図13】同IC試験装置における被試験ICチップの
取り廻しを模式的に示すフローチャート図である。
【図14】同IC試験装置における被試験ICチップの
取り廻しを模式的に示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1…ICチップ試験装置(電子部品試験装置) 10…ハンドラ 100…ICチップ格納部(電子部品格納部) 200…テスト部 210a,210b…コンタクトアーム(コンタクト装
置) 300…ローダ部 310…第1のローダ部搬送装置 320…第2のローダ部搬送装置 314,323…ICチップ吸着装置(電子部品保持
部) 330…ヒートプレート 332…バッファエリア(ローダ部バッファ領域) 400…アンローダ部 420…第1のアンローダ部搬送装置 430…第2のアンローダ部搬送装置 422,433…ICチップ吸着装置(電子部品保持
部) 440…バッファプレート(アンローダ部バッファ領
域) 510,520…テスト部搬送装置 20…テストヘッド 20a…コンタクト部 21…ソケット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試験前の電子部品を収納するトレイおよ
    び試験済の電子部品を収納するトレイを格納する電子部
    品格納部と、電子部品の試験を行うテスト部と、試験前
    の電子部品を前記テスト部に送り込むローダ部と、試験
    済の電子部品を前記テスト部から取り出して分類するア
    ンローダ部とを備えたハンドラであって、 前記ローダ部には、試験前の電子部品を収納したトレイ
    から電子部品をピックアップして第1の領域に載置する
    第1のローダ部搬送装置と、前記第1の領域に載置され
    た電子部品をピックアップして第2の領域に載置する第
    2のローダ部搬送装置とが設けられており、 前記第1のローダ部搬送装置には、複数の電子部品保持
    部が行列状に配置されており、前記電子部品保持部の列
    間隔または行間隔のいずれか一方は可変となっており、 前記第2のローダ部搬送装置には、複数の電子部品保持
    部が行列状に配置されており、前記電子部品保持部の行
    間隔または列間隔のいずれか一方は可変となっているこ
    とを特徴とするハンドラ。
  2. 【請求項2】 前記第1の領域は、電子部品に温度スト
    レスを与えるための装置上に設けられていることを特徴
    とする請求項1に記載のハンドラ。
  3. 【請求項3】 前記テスト部には、電子部品を載せて前
    記ローダ部とテストヘッドのコンタクト部近傍とを往復
    移動可能なテスト部搬送装置と、前記テスト部搬送装置
    に載せられた試験前の電子部品をピックアップしてテス
    トヘッドのコンタクト部にコンタクトさせるとともに、
    試験済の電子部品を前記テスト部搬送装置に載置するこ
    とのできるコンタクト装置とが設けられており、 前記第2の領域は前記テスト部搬送装置上に設けられ、
    前記第2の領域に載置された電子部品は、前記コンタク
    ト装置によってピックアップされ得る位置まで搬送され
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のハンド
    ラ。
  4. 【請求項4】 試験前の電子部品を収納するトレイおよ
    び試験済の電子部品を収納するトレイを格納する電子部
    品格納部と、電子部品の試験を行うテスト部と、試験前
    の電子部品を前記テスト部に送り込むローダ部と、試験
    済の電子部品を前記テスト部から取り出して分類するア
    ンローダ部とを備えたハンドラであって、 前記アンローダ部には、試験済の電子部品をピックアッ
    プしてバッファ領域に載置する第1のアンローダ部搬送
    装置と、前記バッファ領域に載置された電子部品をピッ
    クアップしてトレイに分類収納する第2のアンローダ部
    搬送装置とが設けられており、 前記第1のアンローダ部搬送装置には、複数の電子部品
    保持部が行列状に配置されており、前記電子部品保持部
    の行間隔または列間隔のいずれか一方は可変となってお
    り、 前記第2のアンローダ部搬送装置には、複数の電子部品
    保持部が行列状に配置されており、前記電子部品保持部
    の列間隔または行間隔のいずれか一方は可変となってい
    ることを特徴とするハンドラ。
  5. 【請求項5】 前記テスト部には、電子部品を載せて前
    記アンローダ部と前記テストヘッドのコンタクト部近傍
    とを往復移動可能なテスト部搬送装置と、前記テスト部
    搬送装置に載せられた試験前の電子部品をピックアップ
    してテストヘッドのコンタクト部にコンタクトさせると
    ともに、試験済の電子部品を前記テスト部搬送装置に載
    置することのできるコンタクト装置とが設けられてお
    り、 前記コンタクト装置によって前記テスト部搬送装置上に
    載置された試験済の電子部品は、前記第1のアンローダ
    部搬送装置によってピックアップされ得る位置まで搬送
    されることを特徴とする請求項4に記載のハンドラ。
  6. 【請求項6】 試験前の電子部品を収納するトレイおよ
    び試験済の電子部品を収納するトレイを格納する電子部
    品格納部と、電子部品の試験を行うテスト部と、試験前
    の電子部品を前記テスト部に送り込むローダ部と、試験
    済の電子部品を前記テスト部から取り出して分類するア
    ンローダ部とを備えたハンドラであって、 前記テスト部には、電子部品を載せて前記ローダ部とテ
    ストヘッドのコンタクト部近傍、テストヘッドのコンタ
    クト部近傍と前記アンローダ部とを往復移動可能なテス
    ト部搬送装置と、前記テスト部搬送装置に載せられた試
    験前の電子部品をピックアップしてテストヘッドのコン
    タクト部にコンタクトさせるとともに、試験済の電子部
    品を前記テスト部搬送装置に載置することのできるコン
    タクト装置とが設けられており、 前記ローダ部には、試験前の電子部品を収納したトレイ
    から電子部品をピックアップしてローダ部バッファ領域
    に載置する第1のローダ部搬送装置と、前記ローダ部バ
    ッファ領域に載置された電子部品をピックアップして前
    記テスト部搬送装置に載置する第2のローダ部搬送装置
    とが設けられており、 前記第1のローダ部搬送装置には、複数の電子部品保持
    部が行列状に配置されており、前記電子部品保持部の列
    間隔または行間隔のいずれか一方は可変となっており、 前記第2のローダ部搬送装置には、複数の電子部品保持
    部が行列状に配置されており、前記電子部品保持部の行
    間隔または列間隔のいずれか一方は可変となっており、 前記アンローダ部には、前記テスト部搬送装置に載せら
    れた試験済の電子部品をピックアップしてアンローダ部
    バッファ領域に載置する第1のアンローダ部搬送装置
    と、前記アンローダ部バッファ領域に載置された電子部
    品をピックアップしてトレイに分類収納する第2のアン
    ローダ部搬送装置とが設けられており、 前記第1のアンローダ部搬送装置には、複数の電子部品
    保持部が行列状に配置されており、前記電子部品保持部
    の行間隔または列間隔のいずれか一方は可変となってお
    り、 前記第2のアンローダ部搬送装置には、複数の電子部品
    保持部が行列状に配置されており、前記電子部品保持部
    の列間隔または行間隔のいずれか一方は可変となってい
    ることを特徴とするハンドラ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のハンド
    ラを備えたことを特徴とする電子部品試験装置。
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