JP2002173947A - 掘削機 - Google Patents
掘削機Info
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- JP2002173947A JP2002173947A JP2000374709A JP2000374709A JP2002173947A JP 2002173947 A JP2002173947 A JP 2002173947A JP 2000374709 A JP2000374709 A JP 2000374709A JP 2000374709 A JP2000374709 A JP 2000374709A JP 2002173947 A JP2002173947 A JP 2002173947A
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- JP
- Japan
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- hydraulic
- boom
- outer cylinder
- excavator
- hose
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 地中深くまで効率良く縦坑を掘削することが
できるようにした掘削機を提供する。 【解決手段】 ロープウインチ23から延びるワイヤロ
ープ24に吊下げられたクラムシェルバケット34を、
2個のクラムシェル43,45と、これら各クラムシェ
ル43,45を地面に押込みつつ開位置から閉位置へと
移動させる油圧シリンダ35とにより構成する。これに
より、ロープウインチ23から巻出したワイヤロープ2
4の長さ分だけ、クラムシェルバケット34を地中深く
まで縦坑内に挿入することができ、油圧シリンダ35に
よって各クラムシェル43,45を縦坑の底面に押込み
つつ開位置から閉位置へと移動させることにより、効率
良く縦坑を掘下げることができる。
できるようにした掘削機を提供する。 【解決手段】 ロープウインチ23から延びるワイヤロ
ープ24に吊下げられたクラムシェルバケット34を、
2個のクラムシェル43,45と、これら各クラムシェ
ル43,45を地面に押込みつつ開位置から閉位置へと
移動させる油圧シリンダ35とにより構成する。これに
より、ロープウインチ23から巻出したワイヤロープ2
4の長さ分だけ、クラムシェルバケット34を地中深く
まで縦坑内に挿入することができ、油圧シリンダ35に
よって各クラムシェル43,45を縦坑の底面に押込み
つつ開位置から閉位置へと移動させることにより、効率
良く縦坑を掘下げることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば地中に縦坑
を掘削するのに好適に用いられる掘削機に関し、特にク
ラムシェルバケットを備えた掘削機に関する。
を掘削するのに好適に用いられる掘削機に関し、特にク
ラムシェルバケットを備えた掘削機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、下水道工事等の土木作業時にお
いて、地中に上,下方向に延びるマンホール等の縦坑を
掘削する場合には、クラムシェルバケットを備えた掘削
機が好適に用いられる。
いて、地中に上,下方向に延びるマンホール等の縦坑を
掘削する場合には、クラムシェルバケットを備えた掘削
機が好適に用いられる。
【0003】ところで、クラムシェルバケットを備えた
掘削機として、車体に俯仰動可能に設けられたブームの
先端側に、外筒と該外筒内に長さ方向に伸縮可能に収納
された複数段の内筒とからなる伸縮式のアーム(テレス
コピックアーム)を備え、各内筒のうち最も内側に設け
られた内筒の先端側にクラムシェルバケットを取付けた
掘削機が知られている。
掘削機として、車体に俯仰動可能に設けられたブームの
先端側に、外筒と該外筒内に長さ方向に伸縮可能に収納
された複数段の内筒とからなる伸縮式のアーム(テレス
コピックアーム)を備え、各内筒のうち最も内側に設け
られた内筒の先端側にクラムシェルバケットを取付けた
掘削機が知られている。
【0004】そして、上述の如きテレスコピックアーム
にクラムシェルバケットを取付けた掘削機は、外筒から
各内筒を繰出すことによりテレスコピックアームを伸長
させて縦坑内にクラムシェルバケットを挿入し、このク
ラムシェルバケットを縦坑内で開,閉させて縦坑を掘削
するものである。
にクラムシェルバケットを取付けた掘削機は、外筒から
各内筒を繰出すことによりテレスコピックアームを伸長
させて縦坑内にクラムシェルバケットを挿入し、このク
ラムシェルバケットを縦坑内で開,閉させて縦坑を掘削
するものである。
【0005】しかし、上述の掘削機においては、テレス
コピックアームを最大に伸長させた状態が掘削深さの限
度となるので、テレスコピックアームの最大長さ以上の
深さをもった縦坑を掘削することができないという問題
がある。
コピックアームを最大に伸長させた状態が掘削深さの限
度となるので、テレスコピックアームの最大長さ以上の
深さをもった縦坑を掘削することができないという問題
がある。
【0006】一方、他の従来技術による掘削機として、
ロープウインチを備えた自走可能な車体と、車体に俯仰
動可能に設けられたブームと、ロープウインチに巻回さ
れてブームから垂下したロープに吊下げられたクラムシ
ェルバケットとからなる掘削機が知られている。
ロープウインチを備えた自走可能な車体と、車体に俯仰
動可能に設けられたブームと、ロープウインチに巻回さ
れてブームから垂下したロープに吊下げられたクラムシ
ェルバケットとからなる掘削機が知られている。
【0007】そして、この他の従来技術による掘削機
は、ロープウインチからロープを巻出すことによりクラ
ムシェルバケットを地中深くまで挿入することができる
ので、テレスコピックアームにクラムシェルバケットを
取付けた掘削機に比較して、縦坑の掘削深さを大きくす
ることができる。
は、ロープウインチからロープを巻出すことによりクラ
ムシェルバケットを地中深くまで挿入することができる
ので、テレスコピックアームにクラムシェルバケットを
取付けた掘削機に比較して、縦坑の掘削深さを大きくす
ることができる。
【0008】ここで、他の従来技術の掘削機に用いられ
るクラムシェルバケットは、例えば特開昭49−808
05号公報等に記載されているように、ロープウインチ
から延びるロープ(吊下げ用ロープ)に吊下げられた基
台と、この基台に設けられた上側のシーブと、前記基台
にレバーを介して開,閉可能に取付けられた2個のクラ
ムシェルと、各クラムシェルが開,閉するときの中心と
なる位置に設けられた下側のシーブとにより大略構成さ
れ、上側のシーブと下側のシーブとの間には各クラムシ
ェルを開,閉操作するためのロープ(開,閉用ロープ)
が巻回されている。
るクラムシェルバケットは、例えば特開昭49−808
05号公報等に記載されているように、ロープウインチ
から延びるロープ(吊下げ用ロープ)に吊下げられた基
台と、この基台に設けられた上側のシーブと、前記基台
にレバーを介して開,閉可能に取付けられた2個のクラ
ムシェルと、各クラムシェルが開,閉するときの中心と
なる位置に設けられた下側のシーブとにより大略構成さ
れ、上側のシーブと下側のシーブとの間には各クラムシ
ェルを開,閉操作するためのロープ(開,閉用ロープ)
が巻回されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した他の
従来技術の掘削機に用いられるクラムシェルバケット
は、各クラムシェルが開,閉するときの中心となる位置
に下側のシーブが設けられ、開,閉用ロープを巻出して
下側のシーブを上側のシーブから離間するように下降さ
せることにより各クラムシェルが開き、開,閉用ロープ
を巻取って下側のシーブを上側のシーブに接近するよう
に上昇させることにより各クラムシェルが閉じる構成と
なっている。
従来技術の掘削機に用いられるクラムシェルバケット
は、各クラムシェルが開,閉するときの中心となる位置
に下側のシーブが設けられ、開,閉用ロープを巻出して
下側のシーブを上側のシーブから離間するように下降さ
せることにより各クラムシェルが開き、開,閉用ロープ
を巻取って下側のシーブを上側のシーブに接近するよう
に上昇させることにより各クラムシェルが閉じる構成と
なっている。
【0010】このため、例えば各クラムシェルを開いて
縦坑の底面に接地させたとしても、クラムシェルを閉じ
るときには該クラムシェルの開,閉中心が上方へ移動し
てしまい、各クラムシェルを地面(縦坑の底面)に押込
むことができず、地中深くまで効率良く縦坑を掘削する
のが困難であるという問題がある。
縦坑の底面に接地させたとしても、クラムシェルを閉じ
るときには該クラムシェルの開,閉中心が上方へ移動し
てしまい、各クラムシェルを地面(縦坑の底面)に押込
むことができず、地中深くまで効率良く縦坑を掘削する
のが困難であるという問題がある。
【0011】また、上側のシーブと下側のシーブとの間
に巻回された開,閉用ロープは、クラムシェルの開,閉
に応じて接近、離間する上,下のシーブ間で屈伸を繰返
すため摩耗、損傷等を生じやすく、このため、開,閉用
ロープの交換を頻繁に行う必要があるという問題があ
る。
に巻回された開,閉用ロープは、クラムシェルの開,閉
に応じて接近、離間する上,下のシーブ間で屈伸を繰返
すため摩耗、損傷等を生じやすく、このため、開,閉用
ロープの交換を頻繁に行う必要があるという問題があ
る。
【0012】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、地中深くまで効率良く縦坑を掘削するこ
とができるようにした掘削機を提供することを目的とし
ている。
されたもので、地中深くまで効率良く縦坑を掘削するこ
とができるようにした掘削機を提供することを目的とし
ている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため本発明は、ロープウインチを備えた自走可能な車体
と、前記車体に俯仰動可能に設けられたブームと、前記
ロープウインチに巻回されてブームから垂下したロープ
に吊下げられたクラムシェルバケットとからなる掘削機
に適用される。
ため本発明は、ロープウインチを備えた自走可能な車体
と、前記車体に俯仰動可能に設けられたブームと、前記
ロープウインチに巻回されてブームから垂下したロープ
に吊下げられたクラムシェルバケットとからなる掘削機
に適用される。
【0014】そして、請求項1の発明の特徴は、前記ク
ラムシェルバケットは、互いに離間する開位置と接近す
る閉位置との間で開,閉しつつ地面を掘削する2個のク
ラムシェルと、これら各クラムシェルを地面に押込みつ
つ開位置から閉位置へと移動させる油圧アクチュエータ
とにより構成したことにある。
ラムシェルバケットは、互いに離間する開位置と接近す
る閉位置との間で開,閉しつつ地面を掘削する2個のク
ラムシェルと、これら各クラムシェルを地面に押込みつ
つ開位置から閉位置へと移動させる油圧アクチュエータ
とにより構成したことにある。
【0015】このように構成したことにより、ロープウ
インチから巻出したロープの長さに応じてクラムシェル
バケットを地中深くまで挿入することができ、この状態
で油圧アクチュエータを作動させると、クラムシェルバ
ケットの各クラムシェルが、縦坑の底面(地面)に押込
まれつつ開位置から閉位置へと移動する。これにより、
クラムシェルバケットを用いて縦坑を効率良く掘削する
ことができ、地中深くまで縦坑を掘下げることができ
る。
インチから巻出したロープの長さに応じてクラムシェル
バケットを地中深くまで挿入することができ、この状態
で油圧アクチュエータを作動させると、クラムシェルバ
ケットの各クラムシェルが、縦坑の底面(地面)に押込
まれつつ開位置から閉位置へと移動する。これにより、
クラムシェルバケットを用いて縦坑を効率良く掘削する
ことができ、地中深くまで縦坑を掘下げることができ
る。
【0016】請求項2の発明は、ブームには、油圧アク
チュエータに圧油を給排するため該油圧アクチュエータ
に接続された油圧ホースを巻取るホースリールを回転可
能に設ける構成としたことにある。
チュエータに圧油を給排するため該油圧アクチュエータ
に接続された油圧ホースを巻取るホースリールを回転可
能に設ける構成としたことにある。
【0017】このように構成したことにより、クラムシ
ェルバケットを用いて縦坑を掘削する場合に、クラムシ
ェルバケットを下降させたときには、該クラムシェルバ
ケットに追従してホースリールから油圧ホースを円滑に
巻出すことができ、クラムシェルバケットを上昇させた
ときには、これに追従して油圧ホースをホースリールに
円滑に巻取ることができる。
ェルバケットを用いて縦坑を掘削する場合に、クラムシ
ェルバケットを下降させたときには、該クラムシェルバ
ケットに追従してホースリールから油圧ホースを円滑に
巻出すことができ、クラムシェルバケットを上昇させた
ときには、これに追従して油圧ホースをホースリールに
円滑に巻取ることができる。
【0018】請求項3の発明は、ホースリールには、油
圧ホースに巻取り方向への張力を常時付与する張力付与
手段を設ける構成としたことにある。
圧ホースに巻取り方向への張力を常時付与する張力付与
手段を設ける構成としたことにある。
【0019】このように構成したことにより、ホースリ
ールに巻回された油圧ホースには、張力付与手段によっ
て巻取り方向への張力が常時作用しているので、油圧ホ
ースは弛みを生じることがなく、クラムシェルバケット
の昇降に追従して円滑に巻取り、巻出しすることがで
き、ブーム等に引掛かるのを抑えることができる。
ールに巻回された油圧ホースには、張力付与手段によっ
て巻取り方向への張力が常時作用しているので、油圧ホ
ースは弛みを生じることがなく、クラムシェルバケット
の昇降に追従して円滑に巻取り、巻出しすることがで
き、ブーム等に引掛かるのを抑えることができる。
【0020】請求項4の発明は、ブームは、車体に俯仰
動可能に設けられた中空の外筒と、外筒内に長さ方向に
伸縮可能に収納された1段または複数段の内筒とからな
る伸縮式ブームにより構成したことにある。
動可能に設けられた中空の外筒と、外筒内に長さ方向に
伸縮可能に収納された1段または複数段の内筒とからな
る伸縮式ブームにより構成したことにある。
【0021】このように構成したことにより、クラムシ
ェルバケットによって掘削した土砂を排土するための排
土場所が、例えば車体から水平方向に離れた位置にあっ
ても、また、大型ダンプカーの荷台等の比較的高い位置
にある場合でも、伸縮式ブームの外筒を俯仰動させた
り、外筒から適宜に内筒を伸長させたりするだけで、ク
ラムシェルバケットを所望の排土場所まで移動させるこ
とができる。
ェルバケットによって掘削した土砂を排土するための排
土場所が、例えば車体から水平方向に離れた位置にあっ
ても、また、大型ダンプカーの荷台等の比較的高い位置
にある場合でも、伸縮式ブームの外筒を俯仰動させた
り、外筒から適宜に内筒を伸長させたりするだけで、ク
ラムシェルバケットを所望の排土場所まで移動させるこ
とができる。
【0022】請求項5の発明は、ブームは、中空をなし
て長さ方向に延びた外筒と、外筒内に長さ方向に伸縮可
能に収納された1段または複数段の内筒とからなる伸縮
式ブームにより構成し、ホースリールは外筒の側面部近
傍に設ける構成としたことにある。
て長さ方向に延びた外筒と、外筒内に長さ方向に伸縮可
能に収納された1段または複数段の内筒とからなる伸縮
式ブームにより構成し、ホースリールは外筒の側面部近
傍に設ける構成としたことにある。
【0023】このように構成したことにより、ホースリ
ールが外筒の上面から大きく突出するのを抑えることが
でき、掘削機の作業時、走行時においてホースリールが
掘削機の周囲に存在する電線等の障害物と干渉するのを
抑えることができ、掘削作業時や走行時の安全性を向上
することができる。
ールが外筒の上面から大きく突出するのを抑えることが
でき、掘削機の作業時、走行時においてホースリールが
掘削機の周囲に存在する電線等の障害物と干渉するのを
抑えることができ、掘削作業時や走行時の安全性を向上
することができる。
【0024】請求項6の発明は、ブームは、中空をなし
て長さ方向に延びた外筒と、外筒内に長さ方向に伸縮可
能に収納された1段または複数段の内筒とからなる伸縮
式ブームにより構成し、外筒の下面部には左,右方向に
突出するブラケットを固着して設け、ホースリールはブ
ラケットに取付ける構成としたことにある。
て長さ方向に延びた外筒と、外筒内に長さ方向に伸縮可
能に収納された1段または複数段の内筒とからなる伸縮
式ブームにより構成し、外筒の下面部には左,右方向に
突出するブラケットを固着して設け、ホースリールはブ
ラケットに取付ける構成としたことにある。
【0025】このように構成したことにより、ホースリ
ールは外筒の下面部に固着されたブラケットに支持され
るので、該ホースリールが外筒の上面側に大きく突出す
るのを抑えることができる。
ールは外筒の下面部に固着されたブラケットに支持され
るので、該ホースリールが外筒の上面側に大きく突出す
るのを抑えることができる。
【0026】請求項7の発明は、車体は、自走可能な下
部走行体と、下部走行体上に旋回可能に搭載されブーム
が設けられた上部旋回体とにより構成し、下部走行体に
は、クラムシェルバケットを用いた掘削作業時の安定性
を確保するアウトリガを設ける構成としたことにある。
部走行体と、下部走行体上に旋回可能に搭載されブーム
が設けられた上部旋回体とにより構成し、下部走行体に
は、クラムシェルバケットを用いた掘削作業時の安定性
を確保するアウトリガを設ける構成としたことにある。
【0027】このように構成したことにより、掘削作業
時に車体に作用する掘削反力を、地面に接地させたアウ
トリガによって受けることができるので、掘削反力によ
って車体が傾き等を生じるのを抑えることができ、車体
を安定させた状態で掘削作業を安全に行うことができ
る。
時に車体に作用する掘削反力を、地面に接地させたアウ
トリガによって受けることができるので、掘削反力によ
って車体が傾き等を生じるのを抑えることができ、車体
を安定させた状態で掘削作業を安全に行うことができ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る掘削機の実施
の形態を、図1ないし図8を参照しつつ詳細に説明す
る。
の形態を、図1ないし図8を参照しつつ詳細に説明す
る。
【0029】図中、1は自走可能な掘削機の車体で、該
車体1は、クローラ式の下部走行体2と、該下部走行体
2上に旋回可能に搭載された後述の上部旋回体18とに
より大略構成されている。
車体1は、クローラ式の下部走行体2と、該下部走行体
2上に旋回可能に搭載された後述の上部旋回体18とに
より大略構成されている。
【0030】ここで、下部走行体2は、図2及び図3に
示すように、上方からみて略X型に形成されたセンタフ
レーム3と、該センタフレーム3の左,右両側に位置し
て前,後方向に延びた左,右のサイドフレーム4,5
と、該各サイドフレーム4,5の前,後に設けられた遊
動輪6及び駆動輪7と、これら遊動輪6と駆動輪7とに
巻回して設けられた履帯8とにより大略構成されてい
る。
示すように、上方からみて略X型に形成されたセンタフ
レーム3と、該センタフレーム3の左,右両側に位置し
て前,後方向に延びた左,右のサイドフレーム4,5
と、該各サイドフレーム4,5の前,後に設けられた遊
動輪6及び駆動輪7と、これら遊動輪6と駆動輪7とに
巻回して設けられた履帯8とにより大略構成されてい
る。
【0031】また、センタフレーム3の前端側には、サ
イドフレーム4,5間に位置して排土板(図示せず)を
取付けるための左,右のブラケット9,9が固着して設
けられ、このブラケット9には排土板に代えて後述のア
ウトリガ11が取付けられている。一方、サイドフレー
ム4の側面には、左,右方向に突出する前,後のブラケ
ット10,10が固着して設けられ、このブラケット1
0には後述のアウトリガ15が取付けられている。
イドフレーム4,5間に位置して排土板(図示せず)を
取付けるための左,右のブラケット9,9が固着して設
けられ、このブラケット9には排土板に代えて後述のア
ウトリガ11が取付けられている。一方、サイドフレー
ム4の側面には、左,右方向に突出する前,後のブラケ
ット10,10が固着して設けられ、このブラケット1
0には後述のアウトリガ15が取付けられている。
【0032】11はセンタフレーム3の前端側に配設さ
れたアウトリガで、該アウトリガ11は、センタフレー
ム3に固着された各ブラケット9にピン12を用いて着
脱可能に取付けられた略長方形状の支持フレーム13
と、該支持フレーム13の先端部に固着され上,下方向
に延びた左,右のジャッキ14,14とにより構成され
ている。
れたアウトリガで、該アウトリガ11は、センタフレー
ム3に固着された各ブラケット9にピン12を用いて着
脱可能に取付けられた略長方形状の支持フレーム13
と、該支持フレーム13の先端部に固着され上,下方向
に延びた左,右のジャッキ14,14とにより構成され
ている。
【0033】ここで、ジャッキ14は、支持フレーム1
3の先端部に固着され内周側に雌ねじ(図示せず)が形
成された円筒体14Aと、該円筒体14Aの雌ねじに螺
合し上,下方向に移動可能となったねじ軸14Bとから
なり、ねじ軸14Bの上端側には環状のハンドル14C
が設けられ、ねじ軸14Bの下端側には円板状の接地板
14Dが設けられている。
3の先端部に固着され内周側に雌ねじ(図示せず)が形
成された円筒体14Aと、該円筒体14Aの雌ねじに螺
合し上,下方向に移動可能となったねじ軸14Bとから
なり、ねじ軸14Bの上端側には環状のハンドル14C
が設けられ、ねじ軸14Bの下端側には円板状の接地板
14Dが設けられている。
【0034】そして、アウトリガ11は、車体1の走行
時にはジャッキ14の接地板14Dを地面から離間さ
せ、後述のクラムシェルバケット34を用いた掘削作業
時には、ハンドル14Cを回転させてねじ軸14Bを下
方に移動させ、接地板14Dを地面に当接させることに
より、車体1の安定性を確保するものである。
時にはジャッキ14の接地板14Dを地面から離間さ
せ、後述のクラムシェルバケット34を用いた掘削作業
時には、ハンドル14Cを回転させてねじ軸14Bを下
方に移動させ、接地板14Dを地面に当接させることに
より、車体1の安定性を確保するものである。
【0035】15,15はサイドフレーム4の側面に配
設されたアウトリガで、該各アウトリガ15は、サイド
フレーム4に固着されたブラケット10にピン16を用
いて着脱可能に取付けられ、左,右方向に延びた前,後
の支持アーム17と、該支持アーム17の先端部に固着
され上,下方向に延びたジャッキ14とにより構成され
ている。そして、アウトリガ15もアウトリガ11と同
様に、車体1の走行時にはジャッキ14の接地板14D
を地面から離間させ、掘削作業時にはジャッキ14の接
地板14Dを地面に当接させることにより、車体1の安
定性を確保するものである。
設されたアウトリガで、該各アウトリガ15は、サイド
フレーム4に固着されたブラケット10にピン16を用
いて着脱可能に取付けられ、左,右方向に延びた前,後
の支持アーム17と、該支持アーム17の先端部に固着
され上,下方向に延びたジャッキ14とにより構成され
ている。そして、アウトリガ15もアウトリガ11と同
様に、車体1の走行時にはジャッキ14の接地板14D
を地面から離間させ、掘削作業時にはジャッキ14の接
地板14Dを地面に当接させることにより、車体1の安
定性を確保するものである。
【0036】18は下部走行体2上に旋回可能に搭載さ
れた上部旋回体で、該上部旋回体18は、旋回フレーム
19と、旋回フレーム19の前部左側に設けられたキャ
ブ20と、キャブ20の後側に設けられた建屋カバー2
1と、建屋カバー21の後側に設けられたカウンタウエ
イト22とにより大略構成されている。
れた上部旋回体で、該上部旋回体18は、旋回フレーム
19と、旋回フレーム19の前部左側に設けられたキャ
ブ20と、キャブ20の後側に設けられた建屋カバー2
1と、建屋カバー21の後側に設けられたカウンタウエ
イト22とにより大略構成されている。
【0037】23は建屋カバー21内に位置して旋回フ
レーム19上に配設されたロープウインチで、該ロープ
ウインチ23は、油圧モータ(図示せず)によって回転
駆動されるドラム23Aを有し、ドラム23Aには後述
のクラムシェルバケット34を吊下げるためのワイヤロ
ープ24が巻回されている。
レーム19上に配設されたロープウインチで、該ロープ
ウインチ23は、油圧モータ(図示せず)によって回転
駆動されるドラム23Aを有し、ドラム23Aには後述
のクラムシェルバケット34を吊下げるためのワイヤロ
ープ24が巻回されている。
【0038】25は上部旋回体18の前部側に俯仰動可
能に設けられたブームで、該ブーム25は、上面部26
A、下面部26B、左側面部26C、右側面部26Dに
よって囲まれ長さ方向に延びた中空角筒状の外筒26
と、同じく中空角筒状に形成され外筒26内に長さ方向
に伸縮可能に収納された内筒27とを備えた伸縮式(テ
レスコピック式)ブームとして構成されている。
能に設けられたブームで、該ブーム25は、上面部26
A、下面部26B、左側面部26C、右側面部26Dに
よって囲まれ長さ方向に延びた中空角筒状の外筒26
と、同じく中空角筒状に形成され外筒26内に長さ方向
に伸縮可能に収納された内筒27とを備えた伸縮式(テ
レスコピック式)ブームとして構成されている。
【0039】ここで、外筒26の基端側は旋回フレーム
19の前部中央に回動可能にピン結合され、外筒26の
下面部26Bと旋回フレーム19との間には、外筒26
を俯仰動させるブームシリンダ28が設けられている。
また、外筒26と内筒27との間には油圧シリンダ等の
伸縮機構(図示せず)が設けられ、この伸縮機構により
内筒27が外筒26に対して伸縮する構成となってい
る。
19の前部中央に回動可能にピン結合され、外筒26の
下面部26Bと旋回フレーム19との間には、外筒26
を俯仰動させるブームシリンダ28が設けられている。
また、外筒26と内筒27との間には油圧シリンダ等の
伸縮機構(図示せず)が設けられ、この伸縮機構により
内筒27が外筒26に対して伸縮する構成となってい
る。
【0040】29は内筒27の先端部に固定して設けら
れた固定シーブケースで、該固定シーブケース29内に
はワイヤロープ24用のシーブ30,30が回転可能に
設けられ、固定シーブケース29の右側面には後述する
油圧ホース54用のシーブ31が回転可能に取付けられ
ている。そして、各シーブ30にはロープウインチ23
からのワイヤロープ24が巻回され、該ワイヤロープ2
4の先端側はシーブ30から下方に垂下し、可動シーブ
ケース32に回転可能に取付けられたシーブ33に巻回
された後、固定シーブケース29に掛止めされている。
れた固定シーブケースで、該固定シーブケース29内に
はワイヤロープ24用のシーブ30,30が回転可能に
設けられ、固定シーブケース29の右側面には後述する
油圧ホース54用のシーブ31が回転可能に取付けられ
ている。そして、各シーブ30にはロープウインチ23
からのワイヤロープ24が巻回され、該ワイヤロープ2
4の先端側はシーブ30から下方に垂下し、可動シーブ
ケース32に回転可能に取付けられたシーブ33に巻回
された後、固定シーブケース29に掛止めされている。
【0041】34は可動シーブケース32を介してワイ
ヤロープ24に吊下げられたクラムシェルバケットで、
該クラムシェルバケット34は、図4及び図5に示すよ
うに、後述の油圧シリンダ35、各クラムシェル43,
45等からなり、これらクラムシェル43,45を地面
に押込みつつ地面を掘削するシェルプッシュ式のクラム
シェルバケットとして構成されている。
ヤロープ24に吊下げられたクラムシェルバケットで、
該クラムシェルバケット34は、図4及び図5に示すよ
うに、後述の油圧シリンダ35、各クラムシェル43,
45等からなり、これらクラムシェル43,45を地面
に押込みつつ地面を掘削するシェルプッシュ式のクラム
シェルバケットとして構成されている。
【0042】35は可動シーブケース32の下端側に取
付けられた油圧アクチュエータとしての油圧シリンダ
で、該油圧シリンダ35は、図8に示すように、チュー
ブ36と、チューブ36内に摺動可能に設けられ該チュ
ーブ36内を上,下の油室36A,36Bに画成するピ
ストン37と、軸方向の中間部がピストン37の中心部
に固着され軸方向の両端側がチューブ36の外部に突出
したロッド38とにより構成されている。
付けられた油圧アクチュエータとしての油圧シリンダ
で、該油圧シリンダ35は、図8に示すように、チュー
ブ36と、チューブ36内に摺動可能に設けられ該チュ
ーブ36内を上,下の油室36A,36Bに画成するピ
ストン37と、軸方向の中間部がピストン37の中心部
に固着され軸方向の両端側がチューブ36の外部に突出
したロッド38とにより構成されている。
【0043】また、チューブ36の外周面には該チュー
ブ36を径方向から挟む2個の取付アイ39A,39B
を有するブラケット39が固着され、ブラケット39の
取付アイ39Aにはリンク40の上端部がピン結合さ
れ、取付アイ39Bにはリンク41の上端部がピン結合
されている。
ブ36を径方向から挟む2個の取付アイ39A,39B
を有するブラケット39が固着され、ブラケット39の
取付アイ39Aにはリンク40の上端部がピン結合さ
れ、取付アイ39Bにはリンク41の上端部がピン結合
されている。
【0044】そして、油圧シリンダ35は、ロッド38
の上端部が可動シーブケース32にピン42等を用いて
回動可能に取付けられることにより、可動シーブケース
32を介してワイヤロープ24に吊下げられ、チューブ
36の油室36Aに圧油を供給したときにはチューブ3
6がロッド38に沿って上方に移動し、チューブ36の
油室36Bに圧油を供給したときにはチューブ36がロ
ッド38に沿って下方に移動する構成となっている。
の上端部が可動シーブケース32にピン42等を用いて
回動可能に取付けられることにより、可動シーブケース
32を介してワイヤロープ24に吊下げられ、チューブ
36の油室36Aに圧油を供給したときにはチューブ3
6がロッド38に沿って上方に移動し、チューブ36の
油室36Bに圧油を供給したときにはチューブ36がロ
ッド38に沿って下方に移動する構成となっている。
【0045】43は油圧シリンダ35のロッド38下端
側にピン44を用いて回動可能に取付けられた一方のク
ラムシェルで、該クラムシェル43にはリンク40の下
端部がピン結合されている。45は同じくロッド38の
下端側にピン46を用いて回動可能に取付けられた他方
のクラムシェルで、該クラムシェル45にはリンク41
の下端部がピン結合されている。
側にピン44を用いて回動可能に取付けられた一方のク
ラムシェルで、該クラムシェル43にはリンク40の下
端部がピン結合されている。45は同じくロッド38の
下端側にピン46を用いて回動可能に取付けられた他方
のクラムシェルで、該クラムシェル45にはリンク41
の下端部がピン結合されている。
【0046】そして、これらクラムシェル43,45
は、油圧シリンダ35のチューブ36がロッド38に沿
って上方に移動したときには、ピン44,46を中心と
して互いに離間する開位置(図4の位置)へと移動し、
チューブ36がロッド38に沿って下方に移動したとき
には、ピン44,46を中心として互いに接近(衝合)
する閉位置(図5の位置)へと移動するものである。
は、油圧シリンダ35のチューブ36がロッド38に沿
って上方に移動したときには、ピン44,46を中心と
して互いに離間する開位置(図4の位置)へと移動し、
チューブ36がロッド38に沿って下方に移動したとき
には、ピン44,46を中心として互いに接近(衝合)
する閉位置(図5の位置)へと移動するものである。
【0047】ここで、油圧シリンダ35のロッド38を
可動シーブケース32に取付けるピン42と、各クラム
シェル43,45が開,閉するときの中心(支点)とな
るピン44,46との間は、クラムシェル43,45が
開位置と閉位置との間で移動するときに一定の寸法Aを
保つ。このため、油圧シリンダ35により各クラムシェ
ル43,45を開位置から閉位置へと移動させたとき
に、各クラムシェル43,45を縦坑の底面(地面)に
押込むことができ、図5に示すように、各クラムシェル
43,45によって地面を大きく掘下げることができる
構成となっている。
可動シーブケース32に取付けるピン42と、各クラム
シェル43,45が開,閉するときの中心(支点)とな
るピン44,46との間は、クラムシェル43,45が
開位置と閉位置との間で移動するときに一定の寸法Aを
保つ。このため、油圧シリンダ35により各クラムシェ
ル43,45を開位置から閉位置へと移動させたとき
に、各クラムシェル43,45を縦坑の底面(地面)に
押込むことができ、図5に示すように、各クラムシェル
43,45によって地面を大きく掘下げることができる
構成となっている。
【0048】次に、図8は油圧シリンダ35、及び後述
の油圧モータ67を駆動するための油圧回路を示し、図
中、47は油圧ポンプ、48は油圧ポンプ47と共に油
圧源を構成するタンクで、油圧ポンプ47は、例えば上
部旋回体18に設けられた原動機(図示せず)によって
駆動されるものである。また、油圧シリンダ35を構成
するチューブ36の各油室36A,36Bは、主管路4
9,50を介して油圧ポンプ47,タンク48に接続さ
れている。
の油圧モータ67を駆動するための油圧回路を示し、図
中、47は油圧ポンプ、48は油圧ポンプ47と共に油
圧源を構成するタンクで、油圧ポンプ47は、例えば上
部旋回体18に設けられた原動機(図示せず)によって
駆動されるものである。また、油圧シリンダ35を構成
するチューブ36の各油室36A,36Bは、主管路4
9,50を介して油圧ポンプ47,タンク48に接続さ
れている。
【0049】そして、主管路49,50の途中には方向
制御弁51が設けられ、該方向制御弁51は、例えばキ
ャブ20内に配設された操作レバー(図示せず)の操作
に応じて中立位置(イ)から切換位置(ロ)または
(ハ)に切換わることにより、油圧ポンプ47からの圧
油をチューブ36の各油室36A,36Bに給排するも
のである。
制御弁51が設けられ、該方向制御弁51は、例えばキ
ャブ20内に配設された操作レバー(図示せず)の操作
に応じて中立位置(イ)から切換位置(ロ)または
(ハ)に切換わることにより、油圧ポンプ47からの圧
油をチューブ36の各油室36A,36Bに給排するも
のである。
【0050】52,53は主管路49,50の一部をな
す2本の油圧配管で、これら油圧配管52,53は、図
6に示すように、外筒26の上面部26Aに長さ方向に
沿って延びるように固着されている。そして、油圧配管
52は後述する油圧ホース54の油路54A等と共に主
管路49を構成し、油圧配管53は油圧ホース54の油
路54Bと共に主管路50を構成している。
す2本の油圧配管で、これら油圧配管52,53は、図
6に示すように、外筒26の上面部26Aに長さ方向に
沿って延びるように固着されている。そして、油圧配管
52は後述する油圧ホース54の油路54A等と共に主
管路49を構成し、油圧配管53は油圧ホース54の油
路54Bと共に主管路50を構成している。
【0051】54はクラムシェルバケット34の油圧シ
リンダ35に接続された油圧ホースで、該油圧ホース5
4は、例えば図6及び図7に示すように、互いに平行す
る2個の油路54A,54Bが形成された1本のゴムホ
ースからなり、後述のホースリール59からブーム25
(内筒27)先端側のシーブ31を介して油圧シリンダ
35へと延びている。そして、油圧ホース54の基端側
は、ホースリール59等を介して油圧配管52,53に
接続されている。一方、油圧ホース54の先端側は、油
路54A,54Bに対応した2本のホースに分岐して油
圧シリンダ35のロッド38上端側に接続され、図8に
示すように、油路54Aはロッド38内に形成された油
孔38Aを通じてチューブ36の油室36Aに連通し、
油路54Bはロッド38内に形成された油孔38Bを通
じてチューブ36の油室36Bに連通している。
リンダ35に接続された油圧ホースで、該油圧ホース5
4は、例えば図6及び図7に示すように、互いに平行す
る2個の油路54A,54Bが形成された1本のゴムホ
ースからなり、後述のホースリール59からブーム25
(内筒27)先端側のシーブ31を介して油圧シリンダ
35へと延びている。そして、油圧ホース54の基端側
は、ホースリール59等を介して油圧配管52,53に
接続されている。一方、油圧ホース54の先端側は、油
路54A,54Bに対応した2本のホースに分岐して油
圧シリンダ35のロッド38上端側に接続され、図8に
示すように、油路54Aはロッド38内に形成された油
孔38Aを通じてチューブ36の油室36Aに連通し、
油路54Bはロッド38内に形成された油孔38Bを通
じてチューブ36の油室36Bに連通している。
【0052】55は外筒26の先端側に設けられたブラ
ケットで、該ブラケット55はホースリール59を回転
可能に支持するものである。そして、ブラケット55
は、外筒26の下面部26Bにボルト等を用いて固着さ
れた基板56と、左,右方向に一定の間隔をもって基板
56上に立設された左,右の軸支持板57,57とから
なり、各軸支持板57には軸受58がそれぞれ取付けら
れている。
ケットで、該ブラケット55はホースリール59を回転
可能に支持するものである。そして、ブラケット55
は、外筒26の下面部26Bにボルト等を用いて固着さ
れた基板56と、左,右方向に一定の間隔をもって基板
56上に立設された左,右の軸支持板57,57とから
なり、各軸支持板57には軸受58がそれぞれ取付けら
れている。
【0053】59はブラケット55を介して外筒26の
右側面部26D近傍に回転可能に設けられたホースリー
ルで、該ホースリール59は油圧ホース54を巻取るた
めのものである。ここで、ホースリール59は、図6及
び図7に示すように、ブラケット55の各軸支持板57
間に配置され油圧ホース54が巻回されたドラム60
と、該ドラム60にこれを左,右方向から挟むように固
着され油圧ホース54を外れ止めする大径円板状のフラ
ンジ板61,61とにより大略構成されている。そし
て、ドラム60の中心部には左,右方向に延びる軸60
A,60Bが同軸に突設され、これら軸60A,60B
は、軸支持板57の軸受58に回転可能に支持されてい
る。
右側面部26D近傍に回転可能に設けられたホースリー
ルで、該ホースリール59は油圧ホース54を巻取るた
めのものである。ここで、ホースリール59は、図6及
び図7に示すように、ブラケット55の各軸支持板57
間に配置され油圧ホース54が巻回されたドラム60
と、該ドラム60にこれを左,右方向から挟むように固
着され油圧ホース54を外れ止めする大径円板状のフラ
ンジ板61,61とにより大略構成されている。そし
て、ドラム60の中心部には左,右方向に延びる軸60
A,60Bが同軸に突設され、これら軸60A,60B
は、軸支持板57の軸受58に回転可能に支持されてい
る。
【0054】ここで、ドラム60内には、基端側が軸6
0Aの端面部に開口すると共に先端側がドラム60の外
周面に開口する油路60Cと、基端側が軸60Bの端面
部に開口すると共に先端側がドラム60の外周面に開口
する油路60Dとが形成され、各油路60C,60Dの
先端側には油圧ホース54の油路54A,54Bがそれ
ぞれ接続されている。
0Aの端面部に開口すると共に先端側がドラム60の外
周面に開口する油路60Cと、基端側が軸60Bの端面
部に開口すると共に先端側がドラム60の外周面に開口
する油路60Dとが形成され、各油路60C,60Dの
先端側には油圧ホース54の油路54A,54Bがそれ
ぞれ接続されている。
【0055】また、油路60Cの基端側にはスイベルジ
ョイント62を介して油圧ホース63が接続され、該油
圧ホース63は油圧配管52に接続されている。一方、
油路60Dの基端側にはスイベルジョイント64を介し
て油圧ホース65が接続され、該油圧ホース65は油圧
配管53に接続されている。従って、油圧ポンプ47か
らの圧油は、油圧配管52,53、油圧ホース63,6
5、ドラム60の油路60C,60D、油圧ホース54
の油路54A,54B等を通じて油圧シリンダ35を構
成するチューブ36の各油室36A,36Bに給排され
る構成となっている。
ョイント62を介して油圧ホース63が接続され、該油
圧ホース63は油圧配管52に接続されている。一方、
油路60Dの基端側にはスイベルジョイント64を介し
て油圧ホース65が接続され、該油圧ホース65は油圧
配管53に接続されている。従って、油圧ポンプ47か
らの圧油は、油圧配管52,53、油圧ホース63,6
5、ドラム60の油路60C,60D、油圧ホース54
の油路54A,54B等を通じて油圧シリンダ35を構
成するチューブ36の各油室36A,36Bに給排され
る構成となっている。
【0056】ここで、ホースリール59は、外筒26の
右側面部26Dと軸方向で対向するように配置されるこ
とにより、外筒26の上面部26Aからの突出長さBを
小さくすることができ、例えば掘削作業時、走行時等に
おいてホースリール59が電線等の障害物と干渉するの
を抑えることができる。また、油圧ホース54は、外筒
26の右側面部26D側でホースリール59からシーブ
31に巻回されるので、該油圧ホース54が外筒26の
上面部26A上を通過するワイヤロープ24と干渉する
のを確実に抑えることができる構成となっている。
右側面部26Dと軸方向で対向するように配置されるこ
とにより、外筒26の上面部26Aからの突出長さBを
小さくすることができ、例えば掘削作業時、走行時等に
おいてホースリール59が電線等の障害物と干渉するの
を抑えることができる。また、油圧ホース54は、外筒
26の右側面部26D側でホースリール59からシーブ
31に巻回されるので、該油圧ホース54が外筒26の
上面部26A上を通過するワイヤロープ24と干渉する
のを確実に抑えることができる構成となっている。
【0057】66はホースリール59に巻回された油圧
ホース54に巻取り方向への張力を常時付与する張力付
与装置で、この張力付与装置66は、図6に示すように
後述の油圧モータ67、スプロケット68,69、チェ
ーン70等により構成されている。
ホース54に巻取り方向への張力を常時付与する張力付
与装置で、この張力付与装置66は、図6に示すように
後述の油圧モータ67、スプロケット68,69、チェ
ーン70等により構成されている。
【0058】67はホースリール59の近傍に位置して
外筒26の上面部26Aに配設された油圧モータで、該
油圧モータ67の出力軸にはスプロケット68が固定さ
れている。一方、ホースリール59を構成するドラム6
0の軸60Aにはスプロケット69が固定され、各スプ
ロケット68,69間にはチェーン70が巻回されてい
る。
外筒26の上面部26Aに配設された油圧モータで、該
油圧モータ67の出力軸にはスプロケット68が固定さ
れている。一方、ホースリール59を構成するドラム6
0の軸60Aにはスプロケット69が固定され、各スプ
ロケット68,69間にはチェーン70が巻回されてい
る。
【0059】ここで、油圧モータ67には、例えば図8
に示すように、方向制御弁51よりも上流側で主管路4
9,50から分岐した分岐管路71,72が接続され、
これら分岐管路71,72の途中にはリリーフ弁73が
設けられている。そして、油圧モータ67には、分岐管
路71,72を通じて油圧ポンプ47から給排される圧
油により、図6中の矢示C方向への回転力が常時付与さ
れている。また、分岐管路71の途中には、油圧ポンプ
47から吐出した圧油を油圧シリンダ35に優先して供
給するための可変絞り弁74が設けられ、分岐管路72
の途中には、タンク48内の作動油が油圧モータ67へ
と逆流するのを防止する逆止弁75が設けられている。
に示すように、方向制御弁51よりも上流側で主管路4
9,50から分岐した分岐管路71,72が接続され、
これら分岐管路71,72の途中にはリリーフ弁73が
設けられている。そして、油圧モータ67には、分岐管
路71,72を通じて油圧ポンプ47から給排される圧
油により、図6中の矢示C方向への回転力が常時付与さ
れている。また、分岐管路71の途中には、油圧ポンプ
47から吐出した圧油を油圧シリンダ35に優先して供
給するための可変絞り弁74が設けられ、分岐管路72
の途中には、タンク48内の作動油が油圧モータ67へ
と逆流するのを防止する逆止弁75が設けられている。
【0060】従って、油圧モータ67の回転力がチェー
ン70、スプロケット69等を介してホースリール59
に伝達されることにより、ホースリール59には油圧ホ
ース54を巻取る方向への回転力が常時作用する。これ
により、ホースリール59に巻回された油圧ホース54
に対し巻取り方向への張力を常時付与することができる
構成となっている。
ン70、スプロケット69等を介してホースリール59
に伝達されることにより、ホースリール59には油圧ホ
ース54を巻取る方向への回転力が常時作用する。これ
により、ホースリール59に巻回された油圧ホース54
に対し巻取り方向への張力を常時付与することができる
構成となっている。
【0061】なお、張力付与装置66により油圧ホース
54に付与される巻取り方向の張力は、ロープウインチ
23からワイヤロープ24を巻出してクラムシェルバケ
ット34を下降させたときに、ホースリール59から巻
出されていく油圧ホース54に作用する巻出し方向の張
力よりも充分に小さく設定されている。
54に付与される巻取り方向の張力は、ロープウインチ
23からワイヤロープ24を巻出してクラムシェルバケ
ット34を下降させたときに、ホースリール59から巻
出されていく油圧ホース54に作用する巻出し方向の張
力よりも充分に小さく設定されている。
【0062】このため、ロープウインチ23からワイヤ
ロープ24を巻出し、クラムシェルバケット34を下降
させたときには、クラムシェルバケット34に追従して
油圧ホース54をホースリール59から円滑に巻出すこ
とができる。一方、ロープウインチ23によってワイヤ
ロープ24を巻取り、クラムシェルバケット34を上昇
させたときには、油圧ホース54を確実にホースリール
59に巻取ることができ、該油圧ホース54が弛みを生
じてブーム25等に引掛かるのを抑えることができる構
成となっている。
ロープ24を巻出し、クラムシェルバケット34を下降
させたときには、クラムシェルバケット34に追従して
油圧ホース54をホースリール59から円滑に巻出すこ
とができる。一方、ロープウインチ23によってワイヤ
ロープ24を巻取り、クラムシェルバケット34を上昇
させたときには、油圧ホース54を確実にホースリール
59に巻取ることができ、該油圧ホース54が弛みを生
じてブーム25等に引掛かるのを抑えることができる構
成となっている。
【0063】本実施の形態による掘削機は上述の如き構
成を有するもので、以下、この掘削機を用いて地中に縦
坑を掘削する作業について説明する。
成を有するもので、以下、この掘削機を用いて地中に縦
坑を掘削する作業について説明する。
【0064】まず、図1に示すように、掘削すべき縦坑
の近傍で車体1を停止させた後、アウトリガ11,15
を構成する各ジャッキ14のハンドル14Cを作業者等
が回転させることにより、該ジャッキ14の接地板14
Dを地面に当接させる。
の近傍で車体1を停止させた後、アウトリガ11,15
を構成する各ジャッキ14のハンドル14Cを作業者等
が回転させることにより、該ジャッキ14の接地板14
Dを地面に当接させる。
【0065】次に、キャブ20内の操作レバー等(図示
せず)を操作して方向制御弁51を切換位置(ロ)に切
換えることにより、油圧シリンダ35を構成するチュー
ブ36の油室36Aに油圧ポンプ47からの圧油を供給
し、クラムシェルバケット34の各クラムシェル43,
45を開位置に移動させる。この状態で、ロープウイン
チ23からワイヤロープ24を巻出すことによりクラム
シェルバケット34を下降させ、図4に示すように各ク
ラムシェル43,45の下端部を縦坑の底面に接地させ
る。
せず)を操作して方向制御弁51を切換位置(ロ)に切
換えることにより、油圧シリンダ35を構成するチュー
ブ36の油室36Aに油圧ポンプ47からの圧油を供給
し、クラムシェルバケット34の各クラムシェル43,
45を開位置に移動させる。この状態で、ロープウイン
チ23からワイヤロープ24を巻出すことによりクラム
シェルバケット34を下降させ、図4に示すように各ク
ラムシェル43,45の下端部を縦坑の底面に接地させ
る。
【0066】このとき、クラムシェルバケット34の油
圧シリンダ35に接続された油圧ホース54は、クラム
シェルバケット34の下降動作に追従してホースリール
59から円滑に巻出される。
圧シリンダ35に接続された油圧ホース54は、クラム
シェルバケット34の下降動作に追従してホースリール
59から円滑に巻出される。
【0067】次に、操作レバーを操作して方向制御弁5
1を切換位置(ハ)に切換えることにより、チューブ3
6の油室36Bに油圧ポンプ47からの圧油を供給し、
各クラムシェル43,45を開位置から閉位置へと移動
させる。この場合、油圧シリンダ35のロッド38と可
動シーブケース32との間を連結するピン42と、ロッ
ド38とクラムシェル43,45との間を連結するピン
44,46とは一定の寸法Aを保っている。このため、
クラムシェル43,45を縦坑の底面に押込みつつ開位
置から閉位置へと移動させることができ、図5に示すよ
うに、クラムシェル43,45によって底面を大きく掘
下げることができる。
1を切換位置(ハ)に切換えることにより、チューブ3
6の油室36Bに油圧ポンプ47からの圧油を供給し、
各クラムシェル43,45を開位置から閉位置へと移動
させる。この場合、油圧シリンダ35のロッド38と可
動シーブケース32との間を連結するピン42と、ロッ
ド38とクラムシェル43,45との間を連結するピン
44,46とは一定の寸法Aを保っている。このため、
クラムシェル43,45を縦坑の底面に押込みつつ開位
置から閉位置へと移動させることができ、図5に示すよ
うに、クラムシェル43,45によって底面を大きく掘
下げることができる。
【0068】そして、クラムシェル43,45によって
縦坑の底面を掘削した後、クラムシェル43,45を閉
位置に保持した状態で、ロープウインチ23によってワ
イヤロープ24を巻取ることにより、クラムシェルバケ
ット34を上昇させて縦坑から抜出す。このクラムシェ
ルバケット34により掘削した土砂を引上げる際、クラ
ムシェルバケット34の重量増加により車体1には転倒
荷重が作用するが、下部走行体2にはアウトリガ11,
15を設けているので、これらアウトリガ11,15に
よって車体1を安定に支持し、安定性を確保することが
できる。
縦坑の底面を掘削した後、クラムシェル43,45を閉
位置に保持した状態で、ロープウインチ23によってワ
イヤロープ24を巻取ることにより、クラムシェルバケ
ット34を上昇させて縦坑から抜出す。このクラムシェ
ルバケット34により掘削した土砂を引上げる際、クラ
ムシェルバケット34の重量増加により車体1には転倒
荷重が作用するが、下部走行体2にはアウトリガ11,
15を設けているので、これらアウトリガ11,15に
よって車体1を安定に支持し、安定性を確保することが
できる。
【0069】このとき、ホースリール59に巻回された
油圧ホース54には、張力付与装置66によって巻取り
方向への張力が常時作用しているので、油圧ホース54
をクラムシェルバケット34の上昇動作に追従して確実
にホースリール59に巻取ることができる。これによ
り、クラムシェルバケット34の昇降動作に応じてホー
スリール59から必要な長さ分だけの油圧ホース54を
巻出すことができるので、クラムシェルバケット34の
昇降時に油圧ホース54が弛んでブーム25等に引掛か
るのを確実に抑えることができ、油圧ホース54の損傷
を抑え、掘削作業を安全に行うことができる。
油圧ホース54には、張力付与装置66によって巻取り
方向への張力が常時作用しているので、油圧ホース54
をクラムシェルバケット34の上昇動作に追従して確実
にホースリール59に巻取ることができる。これによ
り、クラムシェルバケット34の昇降動作に応じてホー
スリール59から必要な長さ分だけの油圧ホース54を
巻出すことができるので、クラムシェルバケット34の
昇降時に油圧ホース54が弛んでブーム25等に引掛か
るのを確実に抑えることができ、油圧ホース54の損傷
を抑え、掘削作業を安全に行うことができる。
【0070】次に、クラムシェルバケット34を縦坑か
ら抜出した後には、例えば上部旋回体18を旋回させ、
クラムシェルバケット34を所望の排土場所へと移動さ
せ、クラムシェル43,45を閉位置から開位置へと移
動させることにより、掘削した土砂を排出する。
ら抜出した後には、例えば上部旋回体18を旋回させ、
クラムシェルバケット34を所望の排土場所へと移動さ
せ、クラムシェル43,45を閉位置から開位置へと移
動させることにより、掘削した土砂を排出する。
【0071】ここで、クラムシェルバケット34によっ
て掘削した土砂を、例えば大型ダンプカーの荷台(図示
せず)等の比較的高い排土場所に排出する場合には、ブ
ーム25の外筒26から内筒27を適宜に伸長させてク
ラムシェルバケット34を持上げることができ、クラム
シェルバケット34によって掘削した土砂を高い排土場
所に排出することができる。
て掘削した土砂を、例えば大型ダンプカーの荷台(図示
せず)等の比較的高い排土場所に排出する場合には、ブ
ーム25の外筒26から内筒27を適宜に伸長させてク
ラムシェルバケット34を持上げることができ、クラム
シェルバケット34によって掘削した土砂を高い排土場
所に排出することができる。
【0072】また、ホースリール59は、ブーム25を
構成する外筒26の下面部26Bに固着されたブラケッ
ト55によって、外筒26の右側面部26Dと軸方向で
対向するように配設されている。このため、外筒26の
上面部26Aからのホースリール59の突出長さBを可
及的に小さくすることができ、上部旋回体18を旋回さ
せたときに、ホースリール59が電線等の障害物に干渉
するのを抑えることができ、掘削作業時の作業性、安全
性を高めることができる。
構成する外筒26の下面部26Bに固着されたブラケッ
ト55によって、外筒26の右側面部26Dと軸方向で
対向するように配設されている。このため、外筒26の
上面部26Aからのホースリール59の突出長さBを可
及的に小さくすることができ、上部旋回体18を旋回さ
せたときに、ホースリール59が電線等の障害物に干渉
するのを抑えることができ、掘削作業時の作業性、安全
性を高めることができる。
【0073】そして、掘削した土砂を排出した後には、
再び上部旋回体18を旋回させてクラムシェルバケット
34を排土場所から縦坑の上方へと移動させ、上述した
と同様にクラムシェルバケット34を用いて縦坑を掘削
していく。
再び上部旋回体18を旋回させてクラムシェルバケット
34を排土場所から縦坑の上方へと移動させ、上述した
と同様にクラムシェルバケット34を用いて縦坑を掘削
していく。
【0074】この場合、クラムシェルバケット34は、
ロープウインチ23に巻回されたワイヤロープ24に吊
下げられているので、ロープウインチ23から巻出され
るワイヤロープ24の長さに応じてクラムシェルバケッ
ト34を地中深く挿入することができ、該クラムシェル
バケット34を用いて地中深くまで縦坑を掘削すること
ができる。
ロープウインチ23に巻回されたワイヤロープ24に吊
下げられているので、ロープウインチ23から巻出され
るワイヤロープ24の長さに応じてクラムシェルバケッ
ト34を地中深く挿入することができ、該クラムシェル
バケット34を用いて地中深くまで縦坑を掘削すること
ができる。
【0075】なお、上述した実施の形態では、クラムシ
ェルバケット34の各クラムシェル43,45を開,閉
する油圧アクチュエータとして、1本の油圧シリンダ3
5を用いた場合を例に挙げたが、本発明はこれに限るも
のではなく、例えば2個のクラムシェルに1本づつ、合
計2本の油圧シリンダを用いて各クラムシェルを開,閉
する構成としてもよい。
ェルバケット34の各クラムシェル43,45を開,閉
する油圧アクチュエータとして、1本の油圧シリンダ3
5を用いた場合を例に挙げたが、本発明はこれに限るも
のではなく、例えば2個のクラムシェルに1本づつ、合
計2本の油圧シリンダを用いて各クラムシェルを開,閉
する構成としてもよい。
【0076】また、上述した実施の形態では、油圧モー
タ67とホースリール59のドラム60との間をチェー
ン70等を用いて連結した場合を例に挙げたが、本発明
はこれに限らず、例えば油圧モータ67の出力軸をホー
スリール59のドラム60に直接的に接続する構成とし
てもよい。
タ67とホースリール59のドラム60との間をチェー
ン70等を用いて連結した場合を例に挙げたが、本発明
はこれに限らず、例えば油圧モータ67の出力軸をホー
スリール59のドラム60に直接的に接続する構成とし
てもよい。
【0077】また、上述した実施の形態では、ホースリ
ール59に巻回された油圧ホース54に巻き取り方向へ
の張力を付与する手段として、油圧モータ67等を備え
た張力付与装置66を用いた場合を例に挙げたが、本発
明はこれに限らず、例えばぜんまい等を用いてホースリ
ールに巻取り方向への回転力を与えることにより、該ホ
ースリールに巻回された油圧ホースに巻取り方向への張
力を常時付与する構成としてもよい。
ール59に巻回された油圧ホース54に巻き取り方向へ
の張力を付与する手段として、油圧モータ67等を備え
た張力付与装置66を用いた場合を例に挙げたが、本発
明はこれに限らず、例えばぜんまい等を用いてホースリ
ールに巻取り方向への回転力を与えることにより、該ホ
ースリールに巻回された油圧ホースに巻取り方向への張
力を常時付与する構成としてもよい。
【0078】さらに、上述した実施の形態では、外筒2
6と内筒27とからなる伸縮式のブーム25を用いた場
合を例に挙げたが、本発明はこれに限るものではなく、
例えばクレーンブームのように長さ寸法が一定のブーム
を用いてもよい。
6と内筒27とからなる伸縮式のブーム25を用いた場
合を例に挙げたが、本発明はこれに限るものではなく、
例えばクレーンブームのように長さ寸法が一定のブーム
を用いてもよい。
【0079】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の発明によ
れば、クラムシェルバケットを、開位置と閉位置との間
で開,閉しつつ地面を掘削する2個のクラムシェルと、
これら各クラムシェルを地面に押込みつつ開位置から閉
位置へと移動させる油圧アクチュエータとにより構成し
たので、ロープウインチからロープを巻出してクラムシ
ェルバケットを地中深くまで挿入した状態で、油圧アク
チュエータを作動させることにより、各クラムシェルを
縦坑の底面(地面)に押込みつつ開位置から閉位置へと
移動させることができる。これにより、ロープウインチ
から巻出したロープの長さに応じて地中深くまで縦坑を
効率良く掘下げることができる。
れば、クラムシェルバケットを、開位置と閉位置との間
で開,閉しつつ地面を掘削する2個のクラムシェルと、
これら各クラムシェルを地面に押込みつつ開位置から閉
位置へと移動させる油圧アクチュエータとにより構成し
たので、ロープウインチからロープを巻出してクラムシ
ェルバケットを地中深くまで挿入した状態で、油圧アク
チュエータを作動させることにより、各クラムシェルを
縦坑の底面(地面)に押込みつつ開位置から閉位置へと
移動させることができる。これにより、ロープウインチ
から巻出したロープの長さに応じて地中深くまで縦坑を
効率良く掘下げることができる。
【0080】また、請求項2の発明によれば、ブームに
は、油圧アクチュエータに圧油を給排するため該油圧ア
クチュエータに接続された油圧ホースを巻取るホースリ
ールを回転可能に設ける構成としたので、クラムシェル
バケットを下降させたときにはホースリールから油圧ホ
ースを円滑に巻出すことができ、クラムシェルバケット
を上昇させたときには油圧ホースをホースリールに円滑
に巻取ることができる。このため、クラムシェルバケッ
トの昇降時に油圧ホースが弛むのを抑えることができ、
掘削作業時の安全性を高めることができる。
は、油圧アクチュエータに圧油を給排するため該油圧ア
クチュエータに接続された油圧ホースを巻取るホースリ
ールを回転可能に設ける構成としたので、クラムシェル
バケットを下降させたときにはホースリールから油圧ホ
ースを円滑に巻出すことができ、クラムシェルバケット
を上昇させたときには油圧ホースをホースリールに円滑
に巻取ることができる。このため、クラムシェルバケッ
トの昇降時に油圧ホースが弛むのを抑えることができ、
掘削作業時の安全性を高めることができる。
【0081】また、請求項3の発明によれば、ホースリ
ールには、油圧ホースに巻取り方向への張力を常時付与
する張力付与手段を設ける構成としたので、油圧ホース
を弛ませることなく確実にホースリールに巻取ることが
できる。これにより、クラムシェルバケットの昇降動作
に応じてホースリールから必要な長さ分だけの油圧ホー
スを巻出すことができ、油圧ホースが弛んでブーム等に
引掛かるのを抑え、掘削作業時の安全性を高めることが
できる。
ールには、油圧ホースに巻取り方向への張力を常時付与
する張力付与手段を設ける構成としたので、油圧ホース
を弛ませることなく確実にホースリールに巻取ることが
できる。これにより、クラムシェルバケットの昇降動作
に応じてホースリールから必要な長さ分だけの油圧ホー
スを巻出すことができ、油圧ホースが弛んでブーム等に
引掛かるのを抑え、掘削作業時の安全性を高めることが
できる。
【0082】また、請求項4の発明によれば、ブーム
を、車体に俯仰動可能に設けられた中空の外筒と、外筒
内に長さ方向に伸縮可能に収納された内筒とからなる伸
縮式ブームにより構成したので、クラムシェルバケット
によって掘削した土砂を排土するための排土場所が、例
えば大型ダンプカーの荷台等の比較的高い位置にある場
合でも、伸縮式ブームの外筒から適宜に内筒を伸長させ
るだけで、クラムシェルバケットを所望の排土場所まで
持上げることができ、掘削した土砂を高い排土場所に排
出することができる。
を、車体に俯仰動可能に設けられた中空の外筒と、外筒
内に長さ方向に伸縮可能に収納された内筒とからなる伸
縮式ブームにより構成したので、クラムシェルバケット
によって掘削した土砂を排土するための排土場所が、例
えば大型ダンプカーの荷台等の比較的高い位置にある場
合でも、伸縮式ブームの外筒から適宜に内筒を伸長させ
るだけで、クラムシェルバケットを所望の排土場所まで
持上げることができ、掘削した土砂を高い排土場所に排
出することができる。
【0083】また、請求項5の発明によれば、ブーム
を、外筒とこの外筒内に長さ方向に伸縮可能に収納され
た内筒とからなる伸縮式ブームにより構成し、ホースリ
ールを外筒の側面部近傍に設ける構成としたので、ホー
スリールが外筒の上面から大きく突出するのを抑えるこ
とができる。このため、掘削機の作業時、走行時におい
てホースリールが掘削機の周囲に存在する電線等の障害
物と干渉するのを抑えることができ、掘削作業時や走行
時の安全性を向上することができる。
を、外筒とこの外筒内に長さ方向に伸縮可能に収納され
た内筒とからなる伸縮式ブームにより構成し、ホースリ
ールを外筒の側面部近傍に設ける構成としたので、ホー
スリールが外筒の上面から大きく突出するのを抑えるこ
とができる。このため、掘削機の作業時、走行時におい
てホースリールが掘削機の周囲に存在する電線等の障害
物と干渉するのを抑えることができ、掘削作業時や走行
時の安全性を向上することができる。
【0084】また、請求項6の発明によれば、ブーム
を、外筒とこの外筒内に長さ方向に伸縮可能に収納され
た内筒とからなる伸縮式ブームにより構成し、外筒の下
面部に左,右方向に突出するブラケットを固着して設
け、このブラケットにホースリールを取付ける構成とし
ている。これにより、ホースリールを外筒の下面部に固
着されたブラケットによって支持することができ、該ホ
ースリールが外筒の上面側に大きく突出するのを抑える
ことができる。また、ホースリールに巻回された油圧ホ
ースが、ブームの上面側でクラムシェルバケットを吊下
げるロープと干渉するのを確実に抑えることができる。
を、外筒とこの外筒内に長さ方向に伸縮可能に収納され
た内筒とからなる伸縮式ブームにより構成し、外筒の下
面部に左,右方向に突出するブラケットを固着して設
け、このブラケットにホースリールを取付ける構成とし
ている。これにより、ホースリールを外筒の下面部に固
着されたブラケットによって支持することができ、該ホ
ースリールが外筒の上面側に大きく突出するのを抑える
ことができる。また、ホースリールに巻回された油圧ホ
ースが、ブームの上面側でクラムシェルバケットを吊下
げるロープと干渉するのを確実に抑えることができる。
【0085】さらに、請求項7の発明によれば、車体を
自走可能な下部走行体と、下部走行体上に旋回可能に搭
載されブームが設けられた上部旋回体とにより構成し、
下部走行体にはアウトリガを設ける構成としたので、掘
削作業時に車体に作用する掘削反力を、地面に接地させ
たアウトリガによって受けることにより、掘削反力によ
って車体が傾き等を生じるのを抑えることができ、車体
を安定させた状態で掘削作業を安全に行うことができ
る。
自走可能な下部走行体と、下部走行体上に旋回可能に搭
載されブームが設けられた上部旋回体とにより構成し、
下部走行体にはアウトリガを設ける構成としたので、掘
削作業時に車体に作用する掘削反力を、地面に接地させ
たアウトリガによって受けることにより、掘削反力によ
って車体が傾き等を生じるのを抑えることができ、車体
を安定させた状態で掘削作業を安全に行うことができ
る。
【図1】本発明の実施の形態に適用される掘削機を示す
正面図である。
正面図である。
【図2】下部走行体、アウトリガ等を図1中の矢示II−
II方向からみた拡大断面図である。
II方向からみた拡大断面図である。
【図3】下部走行体、アウトリガ等を図1中の矢示III
−III方向からみた左側面図である。
−III方向からみた左側面図である。
【図4】クラムシェルバケットを各クラムシェルが開位
置となった状態で示す要部拡大図である。
置となった状態で示す要部拡大図である。
【図5】クラムシェルバケットを各クラムシェルが閉位
置となった状態で示す図4と同様位置の要部拡大図であ
る。
置となった状態で示す図4と同様位置の要部拡大図であ
る。
【図6】ブーム、ホースリール、油圧ホース、張力付与
装置等を図1中の矢示VI−VI方向からみた拡大平面図で
ある。
装置等を図1中の矢示VI−VI方向からみた拡大平面図で
ある。
【図7】ブーム、ホースリール、油圧ホース等を図6中
の矢示VII−VII方向からみた拡大断面図である。
の矢示VII−VII方向からみた拡大断面図である。
【図8】クラムシェルバケットの油圧シリンダ、張力付
与装置の油圧モータを駆動するための油圧系統を示す油
圧回路図である。
与装置の油圧モータを駆動するための油圧系統を示す油
圧回路図である。
1 車体 2 下部走行体 11,15 アウトリガ 18 上部旋回体 23 ロープウインチ 24 ワイヤロープ(ロープ) 25 ブーム 26 外筒 27 内筒 34 クラムシェルバケット 35 油圧シリンダ(油圧アクチュエータ) 43,45 クラムシェル 54 油圧ホース 59 ホースリール 66 張力付与装置(張力付与手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E02F 3/39 E02F 3/39 5/02 5/02 R 9/00 9/00 H E21B 11/04 E21B 11/04 (72)発明者 桑原 拓也 東京都文京区後楽二丁目5番1号 日立建 機株式会社内 (72)発明者 三田 恭弘 東京都文京区後楽二丁目5番1号 日立建 機株式会社内 Fターム(参考) 2D012 EA02 2D015 BA01 2D029 GA02 PA05 PB05 PC01 PD02 3F004 AA03 AG01 AJ01 EA36 NA08 PA06 PB06
Claims (7)
- 【請求項1】 ロープウインチを備えた自走可能な車体
と、前記車体に俯仰動可能に設けられたブームと、前記
ロープウインチに巻回されてブームから垂下したロープ
に吊下げられたクラムシェルバケットとからなる掘削機
において、 前記クラムシェルバケットは、互いに離間する開位置と
接近する閉位置との間で開,閉しつつ地面を掘削する2
個のクラムシェルと、これら各クラムシェルを地面に押
込みつつ開位置から閉位置へと移動させる油圧アクチュ
エータとにより構成したことを特徴とする掘削機。 - 【請求項2】 前記ブームには、前記油圧アクチュエー
タに圧油を給排するため該油圧アクチュエータに接続さ
れた油圧ホースを巻取るホースリールを回転可能に設け
る構成としてなる請求項1に記載の掘削機。 - 【請求項3】 前記ホースリールには、前記油圧ホース
に巻取り方向への張力を常時付与する張力付与手段を設
ける構成としてなる請求項2に記載の掘削機。 - 【請求項4】 前記ブームは、前記車体に俯仰動可能に
設けられた中空の外筒と、前記外筒内に長さ方向に伸縮
可能に収納された1段または複数段の内筒とからなる伸
縮式ブームにより構成してなる請求項1,2または3に
記載の掘削機。 - 【請求項5】 前記ブームは、中空をなして長さ方向に
延びた外筒と、前記外筒内に長さ方向に伸縮可能に収納
された1段または複数段の内筒とからなる伸縮式ブーム
により構成し、前記ホースリールは前記外筒の側面部近
傍に設ける構成としてなる請求項2または3に記載の掘
削機。 - 【請求項6】 前記ブームは、中空をなして長さ方向に
延びた外筒と、前記外筒内に長さ方向に伸縮可能に収納
された1段または複数段の内筒とからなる伸縮式ブーム
により構成し、前記外筒の下面部には左,右方向に突出
するブラケットを固着して設け、前記ホースリールは前
記ブラケットに取付ける構成としてなる請求項2または
3に記載の掘削機。 - 【請求項7】 前記車体は、自走可能な下部走行体と、
前記下部走行体上に旋回可能に搭載され前記ブームが設
けられた上部旋回体とにより構成し、前記下部走行体に
は、前記クラムシェルバケットを用いた掘削作業時の安
定性を確保するアウトリガを設ける構成としてなる請求
項1,2,3,4,5または6に記載の掘削機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000374709A JP2002173947A (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 掘削機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000374709A JP2002173947A (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 掘削機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002173947A true JP2002173947A (ja) | 2002-06-21 |
Family
ID=18843846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000374709A Pending JP2002173947A (ja) | 2000-12-08 | 2000-12-08 | 掘削機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002173947A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010180537A (ja) * | 2009-02-03 | 2010-08-19 | Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd | 油圧式作業機の緊急脱出装置及び方法 |
KR101127013B1 (ko) * | 2009-10-21 | 2012-03-26 | (주)정토지오텍 | 유압그래브가 장착된 굴착기 |
KR101158858B1 (ko) | 2010-07-08 | 2012-06-25 | (주)부마씨이 | 유압그래브 굴착기 |
CN110171777A (zh) * | 2019-06-19 | 2019-08-27 | 湖南国源机械设备科技有限公司 | 一种挖掘机改造的履带式吊车及用于该吊车的连接体 |
JP2019163645A (ja) * | 2018-03-20 | 2019-09-26 | 信夫 横川 | フック付きショベル |
KR102030445B1 (ko) * | 2018-10-04 | 2019-10-10 | 이경자 | 신축 가능한 붐대가 구비된 포크레인 |
JP7516141B2 (ja) | 2020-07-16 | 2024-07-16 | 株式会社加藤製作所 | 建設機械の重量計測装置及び建設機械 |
-
2000
- 2000-12-08 JP JP2000374709A patent/JP2002173947A/ja active Pending
Cited By (9)
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