JP2002173704A - 粉末冶金用複合金属粉末、同粉末を焼結して得た焼結体及び同焼結体からなる軸受 - Google Patents

粉末冶金用複合金属粉末、同粉末を焼結して得た焼結体及び同焼結体からなる軸受

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉末冶金用複合金属粉末の構造を変え、ラト
ラ値を効果的に減少させて粉末の強度を向上させ、また
圧環強度を著しく高めた粉末冶金用複合金属粉末、同粉
末を焼結して得た焼結体及び同焼結体からなる軸受を得
る。 【解決手段】 銅以外の金属粉に5wt%以上75wt
%以下の銅又は銅合金被覆層とさらにその上に錫めっき
層を形成した少なくとも三層構造の異種金属層を備えて
いることを特徴とする粉末冶金用複合金属粉末。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼結機械部品、焼
結軸受、特にマイクロモーター用軸受に好適なラトラ値
が低く圧環強度に優れた粉末冶金用複合金属粉末、同粉
末を焼結して得た焼結体及び同焼結体からなる軸受に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、焼結機械部品、焼結軸受等に使
用される自己潤滑性材料は、鉄粉、錫粉、銅粉あるいは
二硫化モリブデン等に銅又は銅合金等を被覆して使用さ
れている。例えば、焼結部品の原料として使用するのに
適した鉄粉表面に銅を被覆した、いわゆる銅被覆鉄粉が
あるが、これは銅系圧粉体の焼結温度に相当する745
°C以下の焼結温度において、目標値として15〜20
kg/mm(150〜200MPa)程度の圧環強度
を有する焼結部品(例えば軸受メタル)を製造するもの
である。
【0003】銅被覆鉄粉はマイクロモーター用軸受の原
料粉として優れた成形性(高圧粉体強度)と焼結性(低
温焼結性)を有しているが、最近では、このような銅被
覆鉄粉からなる焼結性を向上させ、また軸受としての強
度を増加させるために、銅被覆鉄粉に錫(Sn)粉を添
加し焼結することが行われている。これによって、ラト
ラ値が減少し、また圧環強度もある程度上昇するのであ
るが、マイクロモーター用軸受の原料粉として必ずしも
十分であるとは言えなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、粉末冶金用
複合金属粉末の構造を変え、ラトラ値を効果的に減少さ
せて粉末の強度を向上させ、また圧環強度を著しく高め
た粉末冶金用複合金属粉末、同粉末を焼結して得た焼結
体及び同焼結体からなる軸受を得ることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決するために、単に銅被覆鉄粉に錫(Sn)粉を
混合するのではなく、原料粉末の構造を変え混合する錫
を事前にめっきすることにより、ラトラ値を効果的に減
少させ、また圧環強度を著しく高めることができるとの
知見を得た。本発明はこの知見に基づいて、 1 銅以外の金属粉に5wt%以上75wt%以下の銅
又は銅合金被覆層とさらにその上に錫めっき層を形成し
た少なくとも三層構造の異種金属層を備えていることを
特徴とする粉末冶金用複合金属粉末 2 銅以外の金属粉が鉄粉であることを特徴とする上記
1記載の粉末冶金用複合金属粉末 3 鉄粉が還元鉄粉であることを特徴とする上記2記載
の粉末冶金用複合金属粉末 4 銅合金被覆層の銅含有量が50wt%以上であるこ
とを特徴とする上記1〜3のそれぞれに記載の粉末冶金
用複合金属粉末を提供する。
【0006】また、本発明は 5 銅以外の金属粉に5wt%以上75wt%以下の銅
又は銅合金被覆層とさらにその上に錫めっき層を形成し
た少なくとも三層構造の異種金属層を備えた複合金属粉
末を焼結して得たことを特徴とする圧環強さに優れた焼
結体 6 銅以外の金属粉が鉄粉であることを特徴とする上記
5記載の焼結体 7 鉄粉が還元鉄粉であることを特徴とする上記6記載
の焼結体 8 銅合金被覆層の銅含有量が50wt%以上であるこ
とを特徴とする上記5〜7のそれぞれに記載の焼結体を
提供する。
【0007】さらにまた、本発明は 9 銅以外の金属粉に5wt%以上75wt%以下の銅
又は銅合金被覆層とさらにその上に錫めっき層を形成し
た少なくとも三層構造の異種金属層を備えた複合金属粉
末を焼結して得た焼結体からなることを特徴とする軸受 10 銅以外の金属粉が鉄粉であることを特徴とする9
記載の軸受 11 鉄粉が還元鉄粉であることを特徴とする上記10
記載の軸受 12 銅合金被覆層の銅含有量が50wt%以上である
ことを特徴とする上記8〜11のそれぞれに記載の軸受
を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の粉末冶金用複合金属粉末
の原料粉末として、銅以外の金属粉を使用する。この原
料粉末としては、鉄粉を用いる。本発明においては、鉄
粉は価格が低く、強さ、耐摩耗性の点で優れた性質の焼
結体が得られる。さらに鉄粉の中でも代表的な噴霧鉄粉
(アトマイズ鉄粉)は、溶融工程を経るため、カルシウ
ム含有量は還元鉄粉より低いものの、粉末内部が還元鉄
粉のようなスポンジ状となっていないため、鉄が焼結し
ない1000°C以下の焼結では高い焼結強度を得にく
い。したがって、以上のような理由から、鉄粉、特に還
元鉄を使用するのが望ましい。また、この銅以外の金属
粉である原料粉に含有されるカルシウム含有量が0.0
6wt%以下であることが望ましい。好ましくは0.0
4wt%以下とする。原料粉に含有されるカルシウム含
有量が0.06wt%を超えると、この原料を使用して
製造した粉末冶金用複合金属粉末中のカルシウム含有量
が増加し0.02%を超え、圧環強度が低下するので、
上記の範囲とするのが良い。
【0009】上記鉄粉等の金属粉にさらに5wt%以上
75wt%以下の銅又は銅合金被覆層を形成して粉末冶
金用複合金属粉末とする。銅又は銅合金被覆層が5wt
%未満では、金属粉上への銅の被覆が薄かったり、不均
一であったりして特性が得られなかったり、ばらつきが
大きくなる。また75wt%を超えると、製造コストが
高く経済的でない。したがって、上記の範囲とする。こ
の複合金属粉末中のカルシウム含有量は、0.02wt
%以下とするのが良い。複合金属粉末中のカルシウム含
有量が0.02wt%を超えると、圧環強度が低下する
ので、上記の範囲とする。
【0010】特に、水道水などからカルシウムが混入す
る可能性が高いので、製造の各工程で外部よりカルシウ
ムが混入しないようにすることが必要である。銅合金被
覆層の銅含有量は50wt%以上とする。一般に、焼結
体に使用される金属は、鉄と銅が主体であり、これ以外
の金属は添加材として使用されるのみで、その量は10
%以下である。したがって、通常銅以外の金属含有量を
50%以上とすることはなく、そのようなことは実用的
でない。したがって、上記の範囲とする。
【0011】鉄粉等の上に銅又は銅合金被覆層を形成し
たさらにその上に錫めっき層を形成し、少なくとも三層
構造からなる異種金属層の複合粉とする。従来の技術で
は、鉄粉等の上に銅又は銅合金被覆層を形成した複合粉
に錫粉を混ぜて焼結するだけで、所定の圧環強度が得ら
れると考えられており、錫めっき層を形成するという発
想は全く存在せず、またこれによって、圧環強度をさら
に向上させ、かつラトラ値を減少させることができ、良
好な焼結特性が得られるという知見は全くなかった。し
かし、本発明は後述する実施例に示すように、錫めっき
を施すことにより圧環強度を著しく向上させることがで
き、かつラトラ値を大きく減少できるという優れた効果
がえられた。
【0012】錫めっき層は0.5〜15wt%とする。
好ましくは5〜10wt%である。これによって、ラト
ラ値を効果的に減少させて粉末の強度を向上させ、また
圧環強度を著しく高めた粉末冶金用複合金属粉末が得ら
れる。0.5wt%未満では錫層を形成することによる
上記特性を得ることは困難であり、また10wt%を超
えると効果が飽和すると共に、製造コストが過度に増大
するので得策でない。したがって、上記の範囲とする。
錫めっきは、公知の錫めっき方法を使用することができ
る。すなわち、被めっき体である銅又は銅合金被覆層を
形成した複合金属粉末と錫及び錫イオンを含む水溶液と
を加熱処理して形成することができる。この場合、前記
錫イオンを含む水溶液にチオ尿素及び又はチオ尿素誘導
体を添加すると、めっきの速度を向上させることができ
る。
【0013】具体的には、例えば塩酸でpH0.3に調
整した濃度30g/lの塩化錫水溶液200ccに、チ
オ尿素1g/lを添加し、これに銅粉(100μm以
下)100gと錫粉(0.5mm以上)50gを入れ攪
拌下で約70°Cに加熱し、1時間程度めっきを行う。
これによって得た反応生成物を濾別しpH3になるまで
純水で洗浄後、乾燥する。この後乾燥した粉末を80メ
ッシュの篩により、被めっき粉とめっき粉とを分離す
る。このようにして、例えば鉄粉に銅又は銅合金被覆層
を形成した複合金属粉末にさらに錫をめっきした銀白色
を呈する錫めっき複合粉末を得る。
【0014】
【実施例及び比較例】次に、本発明の実施例について説
明する。なお、本実施例はあくまで1例であり、この例
に制限されるものではない。すなわち、本発明の技術思
想の範囲内で、実施例以外の態様あるいは変形を全て包
含するものである。カルシウム濃度が0.05wt%以
下である還元鉄粉に、置換法により銅をめっきし、さら
にその上に錫めっきし、銅20.1wt%、錫3.8w
t%、残部鉄(試料No.1)及び銅19.3wt%、
錫6.5wt%、残部鉄のそれぞれ三層構造の複合めっ
き鉄粉を得た(試料No.2)。錫めっきは上記に示す
条件で実施した。この複合粉の見掛け密度、流動度、化
学分析値の粉末特性値を測定した。その結果を表1に示
す。また、対比のために比較例(試料No.3)とし
て、錫粉6.5wt%と銅被覆複合鉄粉を混合した混合
粉の見掛密度、流動度、化学分析値の粉末特性値を測定
し、その結果を表1に併記した。
【0015】次に、この錫めっき銅被覆複合鉄粉に対し
て潤滑剤(ステアリン酸亜鉛)を0.5wt%混合して
得た混合粉を用い、11.3φ×10mmHの試験片に
成形し、成形圧力、圧粉密度及びラトラ値からなる成形
特性を測定した。その結果を表2に示す。また、この場
合の圧粉密度とラトラ値の関係を図1に示す。また、対
比のために比較例として、錫粉6.5wt%と銅被覆複
合鉄粉を混合した混合粉を成形し、成形圧力、圧粉密度
及びラトラ値からなる成形特性を測定し、その結果を表
2に併記した。また、この場合の圧粉密度とラトラ値の
関係を図1にも併記した。図1で△は比較例、○は実施
例の試料No.1、◇は実施例の試料No.2をそれぞ
れ示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】次に、上記錫めっき銅被覆複合鉄粉に対し
て潤滑剤(ステアリン酸亜鉛)を0.5wt%混合して
得た混合粉を用い、10φ×18φ×7mmHの試験片
に成形したものを、メッシュベルト炉にて焼結温度78
0°C、焼結時間30分、水素雰囲気中で焼結した。こ
れによる焼結体を焼結含油軸受の圧環強さ試験方法(J
IS Z2507)に基づき圧粉密度と圧環強さ等を測
定した。この結果を表3に示す。また、圧粉密度と圧環
強さとの関係を図2に示す。また、また、対比のために
比較例として、錫粉6.5wt%と銅被覆複合鉄粉を混
合した混合粉の焼結体を、上記と同様に基づき圧粉密度
と圧環強さ等を測定し、その結果を表3に併記した。ま
た、圧粉密度と圧環強さとの関係も図2に併記した。図
2において、△は比較例、○は実施例の試料No.1、
◇は実施例の試料No.2をそれぞれ示す。
【0019】
【表3】
【0020】上記本発明の実施例である、3.8wt%
の錫めっきを施した銅被覆複合鉄粉(試料No.1)及
び6.5wt%の錫めっきを施した銅被覆複合鉄粉(試
料No.2)は、表2に示すように、比較例の錫粉と銅
被覆複合鉄粉を混合した混合粉に比べ、いずれもラトラ
値が低く優れた粉末であることが分かる。また、図1に
示すように、このラトラ値は圧粉密度が高い場合には、
比較例の混合粉が本実施例に近似してくるが、低圧粉密
度ではその差が著しいことが分かる。
【0021】表3及び図2は焼結体の焼結特性を示す
が、実施例及び比較例のいずれの焼結体も成形圧力が高
くなるに従い、当然のことながら圧粉密度、焼結密度及
び圧環強さは高くなる傾向にあるが、錫めっきを施した
本発明の実施例は、比較例に比べはるかに高い圧環強さ
を有しているのが分かる。また、3.8wt%の錫めっ
きを施した銅被覆複合鉄粉(試料No.1)に比べ6.
5wt%の錫めっきを施した銅被覆複合鉄粉(試料N
o.2)は、より大きな圧環強さを有している。したが
って、焼結強度を上げるためには、錫層の増加が有効で
あることが分かる。しかし、図表には示していないが、
10wt%を超えると効果が飽和すると共に、製造コス
トが過度に増大するので得策でない。また、0.5wt
%未満では錫層を形成することによる上記の特性を得る
ことは困難であることが分かった。上記においては、錫
めっきを施した銅被覆複合鉄粉の特性を述べたが、銅合
金の被覆複合粉、さらには生地が鉄粉以外でも同様な傾
向があることが確認できた。また、銅以外の金属粉に5
wt%以上75wt%以下の銅又は銅合金被覆層とさら
にその上に錫めっき層を形成するという三層構造が変わ
らない限り、さらに他の層を形成しても同様の特性を示
すのは容易に理解できるところであり、そのような層の
形成は本発明に当然包含されるものである。
【0022】
【発明の効果】以上に示す通り、銅以外の金属粉に5w
t%以上75wt%以下の銅又は銅合金被覆層とさらに
その上に錫めっき層を形成した少なくとも三層構造の異
種金属層を備えることにより、粉末のラトラ値を減少さ
せ、焼結体強度の向上に有効であり、安定した焼結部品
を製造することができる著しい効果を有し、焼結機械部
品、焼結軸受等の品質向上に優れた粉末冶金用複合金属
粉末、同粉末を焼結して得た焼結体及び同焼結体からな
る軸受を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例及び比較例の圧粉密度とラトラ値の関係
を示す図である。
【図2】実施例及び比較例の焼結体の圧粉密度と圧環強
さとの関係を示す図である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銅以外の金属粉に5wt%以上75wt
    %以下の銅又は銅合金被覆層とさらにその上に錫めっき
    層を形成した少なくとも三層構造の異種金属層を備えて
    いることを特徴とする粉末冶金用複合金属粉末。
  2. 【請求項2】 銅以外の金属粉が鉄粉であることを特徴
    とする請求項1記載の粉末冶金用複合金属粉末。
  3. 【請求項3】 鉄粉が還元鉄粉であることを特徴とする
    請求項2記載の粉末冶金用複合金属粉末。
  4. 【請求項4】 銅合金被覆層の銅含有量が50wt%以
    上であることを特徴とする請求項1〜3のそれぞれに記
    載の粉末冶金用複合金属粉末。
  5. 【請求項5】 銅以外の金属粉に5wt%以上75wt
    %以下の銅又は銅合金被覆層とさらにその上に錫めっき
    層を形成した少なくとも三層構造の異種金属層を備えた
    複合金属粉末を焼結して得たことを特徴とする圧環強さ
    に優れた焼結体。
  6. 【請求項6】 銅以外の金属粉が鉄粉であることを特徴
    とする請求項5記載の焼結体。
  7. 【請求項7】 鉄粉が還元鉄粉であることを特徴とする
    請求項6記載の焼結体。
  8. 【請求項8】 銅合金被覆層の銅含有量が50wt%以
    上であることを特徴とする請求項5〜7のそれぞれに記
    載の焼結体。
  9. 【請求項9】 銅以外の金属粉に5wt%以上75wt
    %以下の銅又は銅合金被覆層とさらにその上に錫めっき
    層を形成した少なくとも三層構造の異種金属層を備えた
    複合金属粉末を焼結して得た焼結体からなることを特徴
    とする軸受。
  10. 【請求項10】 銅以外の金属粉が鉄粉であることを特
    徴とする請求項9記載の軸受。
  11. 【請求項11】 鉄粉が還元鉄粉であることを特徴とす
    る請求項10記載の軸受。
  12. 【請求項12】 銅合金被覆層の銅含有量が50wt%
    以上であることを特徴とする請求項8〜11のそれぞれ
    に記載の軸受。
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