JP2652866B2 - 含油軸受用焼結材およびその製造法 - Google Patents

含油軸受用焼結材およびその製造法

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Description

【発明の詳細な説明】 「発明の目的」 本発明は焼結金属軸受およびその製造法に係り、鉄粉
に銅または銅合金を適度に被覆し圧縮成形性が良好で、
高負荷に耐え、耐食性や耐摩耗性に優れていると共に偏
析を的確に防止し、摩擦係数が小で熱伝導性などにも優
れた軸受材およびその製造法を提供しようとするもので
ある。
本発明において言う「銅合金」とは広辞苑などに記載
されているように銅を主成分とした合金である。
(産業上の利用分野) 各種軸受目的に適した焼結金属軸受およびその製造技
術。
(従来の技術) 焼結合金材は含油軸受その他に広く利用されており、
軸受に関してはJIS規格においても家庭用電気機器、音
響機器、事務用機器、農業機械、運搬荷役用機器などに
関して種々に規定され、その成分組成としても純鉄系、
鉄−銅系、鉄−炭素系、鉄−銅−炭素系、鉄−銅−鉛
系、青銅系、銅系、鉛−青銅系など多様の材質、種類が
規定されている。
なお例えば特開昭56−51554号公報においては鉄粉と
黄銅粉を用いた圧粉体を焼結することが発表されてお
り、更に本発明者によっても特開昭60−200927号公報に
おいて鉄粉、黄銅粉および洋白粉を用い、それらの混合
粉による圧粉成形体を還元性雰囲気で焼結処理すること
を提案している。
(発明が解決しようとする問題点) 上記したような従来のものにおいては、その成分組成
の如何により夫々の特性が得られるとしても、一般的に
強度を重視する場合には鉄粉を用いることが不可欠的で
ある。しかしこの鉄粉を用いたものにおいては耐食性に
劣り、摩擦係数が大であって相手部材を損耗するなどの
欠点がある。
このような鉄粉を用いたものの不利をカバーするもの
が銅粉を用いた焼結材であるが、この銅系のものにおい
ては強度的に充分でないと共に高価であるなどの不利を
有している。
そこでこれらの関係を調和するものとして、鉄粉と銅
粉を共に用い、あるいは青銅、黄銅、鉛、洋白の如きを
併用した上述のような軸受材となるわけであるけれど
も、このような各金属または合金粉を併用した従来の軸
受においては原料粉の調整、取扱い上において偏折を生
じ易く、又鉄系粉が比較的大量に用いられたものにおい
ては鉄系軸受としての上記欠点が顕われ、一方銅または
銅系合金が比較的大量に用いられたものにおいては高価
となると共に銅系軸受における前記不利を避け得ないこ
ととなる。
このような従来のものにおける具体的な製品の1例は
第4図に示す如くであって、このものは30wt%の銅粉を
混合した圧粉成形体についてその表面を顕微鏡観察し拡
大して示したものであるが、鉄粒子(1)と銅粒子
(2)とが略その重量配合比に準じた混合状態で分布し
たものとなっており、成程肉眼的観察においては配合銅
粉による感覚がそれなりに得られるとしてもミクロ的に
は明かに鉄粉の露出が主体をなしていることは明確であ
る。即ち銅粉による耐食性やなじみ性、あるいは摩擦係
数低減効果がそれなりに得られるとしても鉄粉部分にお
いては従来一般の鉄粉軸受焼結材としての不利が残るこ
ととならざるを得ない。
なお上記したような従来のものにおいては、特に鉄粉
を主体としたものにおいてその焼結前において所定の形
態を得るための圧粉成形性が必ずしも好ましいものでな
く、このため成形圧をそれなりに大きくし、あるいは固
体潤滑材を配合して圧縮成形を円滑に行うようにするこ
とが必要である。この圧縮成形圧を高くするならば圧縮
成形金型の損耗が加速度的に大となって充分な耐用性が
得られないこととなり、一方固体潤滑材を配合した製品
は強度的に劣ることとならざるを得ない。
「発明の構成」 (課題を解決するための手段) 1. 鉄が45〜82wt%と18〜55wt%の銅または青銅、黄銅
若しくは洋白の何れかより成り、前記鉄が粉粒状をな
し、しかも該粉粒状鉄全周面の85%以上の被覆率で上記
し銅または青銅、黄銅若しくは洋白の何れかにより被覆
され、その気孔率が15〜28容量%であることを特徴とす
る含油軸受用焼結材。
2. 鉄が45〜82wt%、黒鉛または二硫化モリブデンのよ
うな固体潤滑材粉末の1種または2種以上が0.3〜4.5wt
%で残部が銅または青銅、黄銅若しくは洋白の何れかよ
り成り、その気孔率が15〜28容量%でリング状に成形さ
れたことを特徴とする請求項1に記載の含油軸受用焼結
材。
3. 銅が18〜49.5wt%、錫が0.5〜6wt%と45〜82wt%の
鉄よりなり、しかも前記鉄が粉粒状をなしていて、該粉
粒状鉄全周面の85%以上が前記銅および錫により被覆さ
れ、気孔率が15〜28容量%であることを特徴とする含油
軸受用焼結材。
4. 錫が6〜40wt%で、亜鉛が0.8〜14.8wt%と50〜82w
tの鉄よりなり、しかも前記鉄が粉粒状をなしていて、
該粉粒状鉄全周面の85%以上が前記銅および亜鉛により
被覆され、気孔率が15〜28容量%であることを特徴とす
る含油軸受用焼結材。
5. 銅が6〜37.5wt%、亜鉛が0.8〜14.8wt%、ニッケ
ルが0.8〜9.0wt%と45〜82wt%の鉄よりなり、しかも前
記鉄が粉粒状をなしていて、該粉粒状鉄全周面の85%以
上が前記銅、亜鉛およびニッケルにより被覆された状態
で気孔率が15〜28容量%とされたことを特徴とする含油
軸受用焼結材。
6.鉄粉に重量比で銅、青銅、黄銅若しくは洋白の何れか
を18〜50wt%被覆した粉体を圧粉成形してから焼結し、
サイジングすることを特徴とする含油軸受用焼結材の製
造法。
(作用) 鉄粉に銅または銅合金を粉粒状鉄全周面の85%以上被
覆した粉体を用いることにより、鉄粉自体の強度特性、
耐荷重性を確保しながらその耐蝕性、摩擦係数などの特
性をその銅または銅合金の被覆層において得しめる。
被覆する銅または銅合金が18wt%以下では被覆非鉄金
属層による前記特性を有効に得ることが困難となり、一
方50wt%を超えて銅または銅合金を被覆せしめたものに
おいては鉄粉を骨格として得られる強度ないし耐荷重性
を充分に得難くなると共に高価となる。
前記のように非鉄金属で被覆された鉄粉は一般的に圧
粉成形性を良好とする。
銅はそれ自体の粉粒が焼結金属用として従来から用い
られてくることは前述の如くで、この銅または銅合金を
鉄粉粒に上記したように特定の状態で被覆したものを採
用することにより一般的に鉄系焼結金属材と銅系焼結金
属材の如きとの有している有利点を略完全状態に具備し
た材質のものとなる。
又鉄粉粒を被覆する合金体として銅合金を採用するこ
とにより、上記銅自体の場合以上にそれぞれの特質性を
もたらすことができる。
黒鉛、二硫化モリブデンのような固体潤滑材粉末の1
種または2種異常を添加することにより圧粉成形をより
容易とし、又潤滑性能を向上して摩擦係数を低減するこ
とができる。この場合の添加量は上記銅被覆鉄粉または
これに銅または銅合金粉を添加した原料粉の0.5wt%以
上であって、0.5%未満ではその添加効果を適切に得る
ことができず、一方5wt%を超えて添加すると強度など
を確保し難い。
合金成分としてZn分のような焼結温度より低い温度で
気化する成分を含有した原料粉の場合には圧粉成形体を
耐熱性容器に挿入し、施蓋して還元雰囲気中で焼結する
ことにより上記成分の気散を適切に抑制して焼結製品を
得しめる。
焼結体をサイジングすることにより所定寸法の製品と
する。即ち焼結によってそれなりに歪みを与えることは
明らかで、これをサイジングし目的の寸法製品とすると
共に歪み、変形を矯正する。このサイジング時における
矯正のための圧縮量は焼結体容積の15〜35%程度であ
り、15%未満では上記のような矯正効果を充分に得難い
し、又35%以上であると焼結によって折角形成された焼
結構造が損われ、特に軸受体などとして含油せしめた製
品とする場合においては含油量が僅少となり所期するよ
うな潤滑性および耐用性を求め難いこととなる。
(実施例) 上記したような本発明によるものの具体的な実施態様
について説明すると、本発明においては既述のように銅
または銅合金を被覆した鉄粉を用いるもので、このよう
な鉄粉に対する銅の被覆はメッキ法の如きにより、その
通電量と時間を適当に選ぶことにより適宜の程度に行い
得る。このような非鉄金属の被覆量は重量比で18〜55%
であることは前記の通りであるが、より好ましい範囲と
しては25〜45%程度である。斯うした銅または銅合金被
覆により鉄粉粒子の周面は完全状態に銅または銅合金で
被包されることになり、又鉄粉粒子表面に銅または銅合
金の軟質層が凹凸に形成されたものとして得られるから
圧粉成形が容易化される。
なお原材たる鉄粉粒子の大きさについては特に制限さ
れないが、純鉄系焼結体製造のために従来一般的に採用
されている+80〜−320メッシュ(320メッシュ以下も含
む)程度より更に拡大した粒子範囲のものを採用するこ
とができる。即ち比較的細粒のものでも銅被覆によって
増径され粒径的に従来一般的範囲のものと同様に処理す
ることが可能であるし、上記のように圧粉成形が容易と
なることから従来普通の粒径範囲を超えて大径のもので
あっても従来法同然の圧粉成形処理で同等ないしそれよ
り容易に成形することができる。
具体的な鉄粉粒子表面に対する比鉄金属被覆として代
表的に銅を電気めっきして被覆したものの断面は第1、
2図に示す如くであるが、鉄粉粒子表面が銅被膜により
有効に被包され、少くとも被覆率85%以上、一般的に90
%以上が被包されたものとなり、第1図に示すように球
状に近い断面をもった粒子1はその周辺に若干の凹凸を
示す被覆2aとなるが、この被覆2aは銅または銅合金であ
り、又微細性からして圧粉成形を有利にするものであ
る。粒子自体が長目で、しかも凹凸のある第2図のよう
な鉄粉粒子1の場合においても銅または銅合金による被
覆2aは有効且つ完全状態になされることはその顕微鏡写
真などで明かにされる如くであって鉄粉粒子の露出部分
が実質的に残らない状態のものとして得られる。なおこ
れら第1、2図のものは銅被覆量が鉄粉粒子の30wt%程
度のものであるが、被覆量がこれより少い場合にも同様
に被包され、一般的に18wt%以上の被覆量で鉄粉粒子表
面を完全に近い状態に被包すると共に安定な被覆とする
ことができ、好ましくは20wt%以上、より好ましくは25
wt%以上である。
上記のように非鉄金属で被包された鉄粉粒子はそのま
まで圧粉成形されてよいことは当然であるが、又本発明
においては得られる焼結金属体の特性をより改善、向上
するために更に非鉄金属粉を添加することについては前
述した通りであり、このようにして鉄粉粒子を主体とし
た焼結金属材であっても複合した非鉄金属による改質が
得られる。この皿に添加される非鉄金属粉としては上記
のように鉄粉粒子を被包した銅または銅合金と同一また
は同系の金属もしくは合金でもよいことは当然である
が、又異った非鉄金属またはその合金を用いることがで
きる。被包非鉄金属と同一または同系の金属もしくは合
金の場合においては焼結の組織を安定化する傾向が大で
あり、一方異った非鉄金属または合金の場合においては
異った特性を与えることができる。例えば銅系金属は一
般的に親油性であるのに対し、アルミニウム系は親水性
であり、その他化学的、電気的、機械的強度その他の物
理的特性などに夫々異質のものがあり、それらの特性を
複合して得しめることができる。
このように銅または銅合金被覆鉄粉に対して更に添加
される粉体としては非鉄金属の酸化物であってもよい。
即ち焼結が一般的に還元雰囲気で行われるものであるこ
とから焼結時に該酸化物を還元することが可能であり、
更には合金化することができる。例えば酸化鉛を添加し
焼結時に還元することによって鉛分またはその合金とし
て含有させることができ、それによって軸受性能を向上
することができる。又鉄粉を主体とし、このような方式
などで鉛を添加することによって比較的少い鉛分で好ま
しい軸受性能の向上が得られ、あるいは焼結時の鉛分浸
出を制御し得る。
なお銅または銅合金被覆鉄粉は圧粉成形後の焼結時に
おいて収縮傾向が認められるのに対し、混合粉方式のも
のを圧粉成形焼結することでバルキング現象が認めら
れ、これらの双方を併用することにより焼結時における
膨膨収縮を制御し緩和することが可能となる。特に18%
以上の銅または銅合金被覆鉄粉は前記焼結時の収縮が大
で混合粉の膨膨とよくバランスさせ得る。用いられる鉄
粉としては噴霧法、還元法、電解法、カルボニル法、粉
砕法などの何れによったものでもよい。即ちこれらの鉄
粉製造法が異ることにより、鉄粉の具体的形状はそれな
りに異るが、該鉄粉を完全状態に銅または銅合金で被覆
する本発明の場合においては鉄粉形状の異同はその作用
効果に影響するところが非常に少い。
上記鉄粉に対する非鉄金属またはその合金の被覆操作
は電気メッキ、溶融メッキ、無電解メッキ、溶射、ドラ
イプレーティングなどの手法で適切に実施し得る。その
被覆量ないし被覆状態については電気メッキの場合にお
いては通電量、通電時間により適宜に選ぶことができる
し、溶融メッキの場合においても溶融温度あるいは鉄粉
の予熱温度の如きを制御して適切な範囲に被覆すること
ができる。その他の場合においてもその処理条件如何で
任意の被覆状態が形成されることは明かである。
焼結のための圧粉成形は、一般的に気孔率23〜38vol
%、特に26〜32vol%程度であって、26vol%未満、特に
23vol%未満では焼結後に行われるサイジングのための
適正な圧縮代を確保し、且つこのサイジング後において
含油軸受などとされる場合に目的の含油率を得るための
気孔率を得ることが困難となる。これに対しこの気孔率
が32vol%を超え、特に38vol%を超えるような大きな気
孔率のものでは圧粉成形後の取扱いないし焼結処理中に
おいて部分的欠損ないし破壊の可能性が高くなり、好ま
くない。
前述のように圧粉成形されたものは一般的に還元性な
いし不活性雰囲気において焼結される。この焼結温度は
一般的に700〜1050℃であるが、青銅粉、黄銅粉、洋白
粉、あるいはマンガン青銅粉、燐青銅粉なども用いられ
る場合においてはそれなりに異った焼結温度とすること
が好ましい。例えば青銅粉も用いられる場合は750℃〜9
00℃、黄銅粉も用いられる場合は800〜950℃、洋白粉を
も用いられる場合も800〜950℃、マンガン青銅粉も用い
られるときも800〜950℃、燐青銅粉をも採用するときは
750〜950℃で焼結する。錫粉をも混合された場合には70
0〜850℃で焼結し、錫と共に鉛分をも含有した粉体を用
いる場合には500〜780℃で焼結することにより鉄粉表面
における銅被覆層に対しSn分またはSn分とPb分が適切に
合金化される。
上記した焼結温度の下限に達しない焼結温度は好まし
い焼結構造ないし合金化を得ることができないことにな
り、一方その上限を超えたような高温の焼結処理はエネ
ルギー的および設備的に不利であると共に折角鉄粉粒子
表面に形成された銅その他の非鉄金属による薄層被覆を
流動化ないし損耗する。なお焼結時間は30分〜60分程度
の範囲で適宜に実施することができる。
前記のような焼結後にサイジング処理して目的の寸法
および気孔率をもった製品とするもので、このようなサ
イジングのための圧縮代は一般的に前記焼結前機構率の
20〜35%程度であって、サイジング後に得られる製品の
機構率は15〜28%のものとして得られる。15%未満では
軸受の如きとして用いるに当って好ましい含油量が得ら
れないことになり、一方28%以上では強度的に劣った製
品となる。より好ましい製品気孔率としては18〜24%で
あって、適切な強度、含油率などを得しめる。
前記した青銅は一般的にSnを5〜15%、Cuを85〜95%
含有したものであって、更にZnを適宜に含有しており、
黄銅はCu:60〜80%、Zn:20〜40%、Sn:1〜3%程度を含
有しているが、場合によってはそのZn量を10%程度、Cu
量を90%程度まで変更調整したものを採用することがで
きる。洋白はZn:5.5〜32.5%とNi:8.5〜19.5%を含有
し、残部がCuより成るものであって、このような洋白粉
をそのまま利用してよいが、好ましい洋白粉としてはそ
のNi分を前記範囲より更に低下せしめるよう調整し、N
i:35.〜8.0%程度としたものである。例えば75%Cu−21
%Zn−4%Niの如きが望ましく、又ZnとNiを用途に応じ
て調整した洋白粉なども適宜に準備することができる。
なお黄銅粉や洋白粉のようにZn分を相当高度に含有し
た合金粉を用いる場合においてはその焼結時におけるZn
分の気化散逸を防止することが必要であって、このため
には炭粉中に埋装した焼結も考えられるが、より好まし
い手法として圧粉成形体を耐熱容器に装入し、施蓋して
実施する。即ちこのようにすることにより焼結時におけ
る気化Znは蒸気圧が容器内で高められ銅および鉄分への
拡散浸透を良好にし、物理的変動幅の少いものとして得
ることができる。
銅被覆鉄粒子に対し錫粉をも添加して焼結することに
より銅被覆層は青銅化し、鉄粒子が50%以上も用いられ
たものにおいても全体を青銅粉としたものと同じ軸受性
能が得られ、しかも強度的に優れたものとなる。洋白に
含有されるNiは耐酸化性や耐アルカリ性などにおいて非
常に優れたものであって外部からの腐食に対して不動態
性酸化膜を形成するので耐食性向上に寄与するところが
大であり、Zn分についても前記した通り蒸気化し鉄粒子
に拡散浸透することによって優れた耐食性をもたらす。
又例えば10%Snの青銅は焼結温度850℃で液相が出現す
ることからCu−Zn−Ni粒子やFe粒子への拡散浸透が図ら
れると同時に粒子間に存在して摺動特性を良好にする。
固体潤滑材としての黒鉛、二硫化モリブデンなどは粉
末として添加されることは当然であるが、黒鉛のような
固体潤滑材は鉄粉、洋白粉、青銅粉の何れに対しても比
重が小であって、このような黒鉛の如きを単に混合して
も他の原料粉に対し均一状態に分散させることが困難で
あり、しかも搬送荷役中およびプレスホッパーへの入替
え、圧粉成形時などにおいて黒鉛粉の浮上、片寄りなど
による偏析が発生する。そこでこのような黒鉛の如き固
体潤滑材に関し比較的粗粉のものを採用し、しかもその
微粉分を分級して除去したものを用いると有効であるこ
とが実験により確認された。即ち上記黒鉛粉末として一
般的に市販されているものが1〜30μm、あるいは1〜
50μmの如きであるのに対し本発明者等が好ましい固体
潤滑材としての黒鉛は10〜150μm、特に20〜100μmと
され、粗粉であると共に10μmまたは20μm以下の微粉
分をカットしたものであり、それによって均一分散を容
易化し、また荷役その他の取扱時における偏析発生を可
及的に防止し得る。前記のような10μm未満、あるいは
20μm未満のような微粉分は液中での分級処理で粉塵の
発生がなく、しかも適切に分級し得る。
本発明によるものの具体的な製造例について代表的に
銅被覆および銅系粉を用いた場合を説明すると以下の如
くである。
製造例1 粒径が100メッシュ以下の鉄粉に対し銅メッキ処理
し、その処理時間を含む通電条件を選び銅被覆量が20
%、30%および40%とされた3種の銅被覆鉄粉を準備し
た。
然してこれらの銅被覆鉄粉のみを用いたリング状の軸
受体としての圧粉成形体〜、このものに1.8%、2.7
%および3.6%のSn粉を添加したものによる圧粉成形体
〜、同じくこれらの銅被覆鉄粉に7%、10%および
13%の青銅粉を添加したものによる圧粉成形体〜、
黄銅粉25%を添加したものによる圧粉成形体〜、洋
白粉を同じく25%添加したものによる圧粉成形体〜
を製造した。これらの圧粉体についてはその密度比を70
〜75%の範囲内で夫々3種のものを準備すると共に焼結
温度についても150〜250℃の範囲内で50℃毎に異った温
度とし、更にこのようにして得られた焼結体に対するサ
ンジングについては18〜24vol%の範囲に2%毎に変化
した気孔率のものとした。
得られた本発明製品および比較材の中で、代表的に前
記の本発明焼結金属体におけるサイジング面を拡大し
て示しているのが第3図であって、サイジング処理によ
り一部の鉄粉粒子において銅被覆層の磨滅した部分があ
るとしても少くとも90%以上(約98%)は有効な被覆状
態を形成していることが確認される。これに対し従来か
らの技術による鉄粉にCu粉を30wt%配合して同じに圧粉
成形、サイジングし、第3図と同様に拡大して示したも
のが第4図であり、鉄粉はそのまま露出し、それら鉄粉
の間に銅粉が散在したものとして得られる。即ち鉄粉粒
子の露出面積は配合された鉄粉の比率に比例したもので
あって、特に銅被覆による微細な凹凸粒子的表面性状が
第3図の場合においては前記第1、2図に明らかとした
如く全般的に認められるのに対し第4図のものにおいて
はこのような状態を求め得ない。第3図に示すように殆
んど全般が銅被覆でしかも第1、2図のような微細な凹
凸構造をもつ表面性状は含油軸受として用いられた場合
において油分の貯留に寄与するものと推定されることは
明かである。
然してこれらの圧粉成形体〜における製造条件と
得られた製品の特性値を要約して示すと、第1表の如く
であって、摩擦係数および回転試験温度上昇値について
は含油せしめた状態で、PV値1000kg/cm2・m/minで回転
を40分継続した状態における測定結果を示すものであ
る。
上記した第1表の結果について、更にその若干につい
ての仔細を示すと、試料No.〜のものは次の第2表
の如くである。
又第1表における〜のものについての具体的デー
タは代表的に次の第3表の如くであるが、第1表におけ
る〜のものについても同様な具体的データに基いて
要約されたものである。
製造例2 製造例1におけると同じ40wt%のCuを被覆した鉄粉60
重量部に、Snを9%含有した青銅粉を40重量部配合した
もの(理論成分値、Fe:36wt%、Cu:60.4wt%、Sn:3.6wt
%)を成形密度比65%、70%および75%とし、焼結温度
を800℃および850℃として焼結した製品についての測定
結果を要約して示すと次の第4表の如くである。
なお上記したところは代表的に銅被覆鉄粉についての
具体例を示したものであるが、本発明によるものは完全
被覆状態に鉄粉を非鉄金属で被覆することに本質があ
り、それによる特質は鉄粉の耐食性を完全状態に解消
し、全量が銅その他の非鉄金属の場合と同等な耐食性を
得しめるものであって、このような効果はアルミニウ
ム、亜鉛、錫などの他の非鉄金属で被覆させた場合にお
いても同様に得られることが確認されている。又Al、Sn
の如きを被覆させたものにおいては焼結温度の低下をCu
の場合以上に得しめ、成形性や取扱時における割れない
し欠損をなからしめる効果、更には軸材に対するなじみ
性などに関してもCu被覆鉄粉を用いた場合に準じた結果
を得しめることができる。
「発明の効果」 以上説明したような本発明によるときは鉄粉を主体と
し適切な強度を有しており、しかも耐食性や耐摩耗性に
優れ、軸材に対するなじみ性が良好であると共に摩擦係
数が小で、又熱伝導性などにおいて好ましい特性をもっ
た軸受材およびその成形性や焼結温度が低く比較的平易
で欠損などをみることのない安定した製造法を提供し得
るものであって、工業的にその効果の大きい発明であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の技術的内容を示すものであって、第1図
と第2図は本発明において用いる非鉄金属被覆鉄粉の各
1例についての切断面を顕微鏡写真として拡大したもの
の断面図、第3図は本発明による焼結合金軸受について
同じく拡大して示した平面図、第4図は鉄粉と銅分の比
率を第3図のものと同じとした従来の焼結合金軸受の第
3図と同様な拡大断面図である。 然してこれらの図面において、1は鉄粉粒子、2は銅粉
粒子、2aは非鉄金属被覆、3は非鉄金属微細粉を示すも
のである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16C 33/12 7123−3J F16C 33/12 A

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉄が45〜82wt%と18〜55wt%の銅または青
    銅、黄銅若しくは洋白の何れかより成り、前記鉄が粉粒
    状をなし、しかも該粉粒状鉄全周面の85%以上の被覆率
    で上記し銅または青銅、黄銅若しくは洋白の何れかによ
    り被覆され、その気孔率が15〜28容量%であることを特
    徴とする含油軸受用焼結材。
  2. 【請求項2】鉄が45〜82wt%、黒鉛または二硫化モリブ
    デンのような固体潤滑材粉末の1種または2種以上が0.
    3〜4.5wt%で残部が銅または青銅、黄銅若しくは洋白の
    何れかより成り、その気孔率が15〜28容量%でリング状
    に成形されたことを特徴とする請求項1に記載の含油軸
    受用焼結材。
  3. 【請求項3】銅が18〜49.5wt%、錫が0.5〜6wt%と45〜
    82wt%の鉄よりなり、しかも前記鉄が粉粒状をなしてい
    て、該粉粒状鉄全周面の85%以上が前記銅および錫によ
    り被覆され、気孔率が15〜28容量%であることを特徴と
    する含油軸受用焼結材。
  4. 【請求項4】錫が6〜40wt%で、亜鉛が0.8〜14.8wt%
    と50〜82wtの鉄よりなり、しかも前記鉄が粉粒状をなし
    ていて、該粉粒状鉄全周面の85%以上が前記銅および亜
    鉛により被覆され、気孔率が15〜28容量%であることを
    特徴とする含油軸受用焼結材。
  5. 【請求項5】銅が6〜37.5wt%、亜鉛が0.8〜14.8wt
    %、ニッケルが0.8〜9.0wt%と45〜82wt%の鉄よりな
    り、しかも前記鉄が粉粒状をなしていて、該粉粒状鉄全
    周面の85%以上が前記銅、亜鉛およびニッケルにより被
    覆された状態で気孔率が15〜28容量%とされたことを特
    徴とする含油軸受用焼結材。
  6. 【請求項6】鉄粉に重量比で銅、青銅、黄銅若しくは洋
    白の何れかを18〜50wt%被覆した粉体を圧粉成形してか
    ら焼結し、サイジングすることを特徴とする含油軸受用
    焼結材の製造法。
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