JPH03274237A - 銅基すべり軸受材料ならびにその製造方法 - Google Patents
銅基すべり軸受材料ならびにその製造方法Info
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- JPH03274237A JPH03274237A JP7652090A JP7652090A JPH03274237A JP H03274237 A JPH03274237 A JP H03274237A JP 7652090 A JP7652090 A JP 7652090A JP 7652090 A JP7652090 A JP 7652090A JP H03274237 A JPH03274237 A JP H03274237A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は銅基すべり軸受材料ならひにその製造方法に係
り、詳しくは、耐荷重性、ft4焼付性を維持し、なお
かつ耐剥離性の良好な銅基すべり軸受材料ならびにその
製造方法に係る。
り、詳しくは、耐荷重性、ft4焼付性を維持し、なお
かつ耐剥離性の良好な銅基すべり軸受材料ならびにその
製造方法に係る。
従 来 の 技 術
従来、内燃機関等に使用されている銅基すへり軸受4半
割状若しくは円筒状の鋼板を11金とし、これに銅系の
軸受台金を接合したものを基本とするものであるが、銅
系の軸受台金は相手軸との耐焼付性を確保するために裏
金鋼板とは密着しにくい鉛を含有させたものからなって
いる。しかし、この相手軸との耐焼付性を確保するため
に鉛を含む軸受材と裏金鋼板(以下、裏金という)との
密着性が弱く容易に剥離し、軸受使用時ばかりでなく、
軸受の酸形加工時にも軸受台金が裏金から剥1mすると
いう問題があった。
割状若しくは円筒状の鋼板を11金とし、これに銅系の
軸受台金を接合したものを基本とするものであるが、銅
系の軸受台金は相手軸との耐焼付性を確保するために裏
金鋼板とは密着しにくい鉛を含有させたものからなって
いる。しかし、この相手軸との耐焼付性を確保するため
に鉛を含む軸受材と裏金鋼板(以下、裏金という)との
密着性が弱く容易に剥離し、軸受使用時ばかりでなく、
軸受の酸形加工時にも軸受台金が裏金から剥1mすると
いう問題があった。
発明が解決しようとする課題
本発明は上記問題の解決を目的とし、具体的には、k4
荷重性、耐焼付性をSt持し、輪受使用時や成形加工時
の耐剥離性良好な銅基すべり軸受材料ならびにその製造
方法を提案することを目的とする。
荷重性、耐焼付性をSt持し、輪受使用時や成形加工時
の耐剥離性良好な銅基すべり軸受材料ならびにその製造
方法を提案することを目的とする。
課題を解決するための
手段ならびにその作用
すなわち、本発明は、鉛7.0〜28.0wt%、錫1
2.0wt%以下を含む銅系合金焼結材間と裏金鋼板と
を鉛7.0wt%未R(0w4%を含む)、錫12.0
wt%以下を含む銅系合金焼結材からなる密illを介
して接合してなることをvI黴とし、また、裏金鋼板の
一方の面に鉛7.0wt%未満(0wt%を含む)、錫
12.0wt%以下を含み、残部が銅である銅系金属若
しくは合金粉末を散布し、還元性雰囲気下750〜10
50℃の温度で焼結した後、更にこの焼結材面上に鉛7
.0〜28.0wt%、錫12.0wt%以下を含み、
残部が銅である銅系金属若しくは合金粉末を散布し、還
元性雰囲気下750〜1050℃の温度で少なくとも1
回収玉f[L、、裏金鋼板上の非鉄圓を複瘤とすること
を特徴とする。
2.0wt%以下を含む銅系合金焼結材間と裏金鋼板と
を鉛7.0wt%未R(0w4%を含む)、錫12.0
wt%以下を含む銅系合金焼結材からなる密illを介
して接合してなることをvI黴とし、また、裏金鋼板の
一方の面に鉛7.0wt%未満(0wt%を含む)、錫
12.0wt%以下を含み、残部が銅である銅系金属若
しくは合金粉末を散布し、還元性雰囲気下750〜10
50℃の温度で焼結した後、更にこの焼結材面上に鉛7
.0〜28.0wt%、錫12.0wt%以下を含み、
残部が銅である銅系金属若しくは合金粉末を散布し、還
元性雰囲気下750〜1050℃の温度で少なくとも1
回収玉f[L、、裏金鋼板上の非鉄圓を複瘤とすること
を特徴とする。
以下、本発明の手段たる構成ならびにその作用について
説明すると、次の通りである。
説明すると、次の通りである。
本発明者は耐荷重性、耐焼付性ならびに針刺lII性良
好な銅基すべり軸受材料について検討したところ、軸受
台金焼結材間と裏金との間に鉛7、0wt%未満、錫1
2.0%以下を含み、残部が銅である銅系合金焼結材か
らなる密着間を設ければよいという知見を得た。
好な銅基すべり軸受材料について検討したところ、軸受
台金焼結材間と裏金との間に鉛7、0wt%未満、錫1
2.0%以下を含み、残部が銅である銅系合金焼結材か
らなる密着間を設ければよいという知見を得た。
更に進んで研究開発を行ない、この研究に基づいて本発
明は成立したものである。
明は成立したものである。
次に、銅基すベリ軸受材料の構成成分ならびにその限定
理由を述べる。なお、以下において、%はいずれも重l
基準で示す。
理由を述べる。なお、以下において、%はいずれも重l
基準で示す。
銅系合金焼結材は鉛7.0〜28.0%、錫12.0%
以下を含み残部が銅である銅系合金焼結材から成り、こ
の焼結材に含有する鉛と錫は軸受合金の耐荷重性ならび
に耐焼付性を確保するために必要な成分である。しかし
、鉛が7.0%未満になると、耐焼付性が劣るようにな
り、逆に鉛が28.0%を越えると、嗣荷圭性が悪くな
る。また、錫が12.0%未満となるに従って銅−錫合
金(青銅)が純銅に近づくため、耐荷重性が低下するよ
うになり、逆に錫が12.0%を越えると、脆い金属開
化合物が多くなり、かえって耐荷重性が悪くなる。従っ
て、適用する目的に合わせて上記合金範囲で合金の組成
を決める必要がある。
以下を含み残部が銅である銅系合金焼結材から成り、こ
の焼結材に含有する鉛と錫は軸受合金の耐荷重性ならび
に耐焼付性を確保するために必要な成分である。しかし
、鉛が7.0%未満になると、耐焼付性が劣るようにな
り、逆に鉛が28.0%を越えると、嗣荷圭性が悪くな
る。また、錫が12.0%未満となるに従って銅−錫合
金(青銅)が純銅に近づくため、耐荷重性が低下するよ
うになり、逆に錫が12.0%を越えると、脆い金属開
化合物が多くなり、かえって耐荷重性が悪くなる。従っ
て、適用する目的に合わせて上記合金範囲で合金の組成
を決める必要がある。
密着層は銅系合金焼結材と裏金との密着性を向上させる
ために設けるものであり、Y!li看園を構成する銅系
合金焼結材は軸受台金焼結材と裏金と密着しゃすい組成
のものでなければならない。そのためには密着性を阻害
する鉛は軸受台金焼結材より鉛の含有量が少なく構成す
る。つまり、軸受台金焼結材組成の鉛含有量の下限7%
禾′A(0%を含む)とする。
ために設けるものであり、Y!li看園を構成する銅系
合金焼結材は軸受台金焼結材と裏金と密着しゃすい組成
のものでなければならない。そのためには密着性を阻害
する鉛は軸受台金焼結材より鉛の含有量が少なく構成す
る。つまり、軸受台金焼結材組成の鉛含有量の下限7%
禾′A(0%を含む)とする。
裏金は炭素量が0.2%以下の低炭素鋼が用いられるが
、これは焼結性、密着性ならびに成形加工性の観点から
望ましい。以上説明した各IFi威成分成分成分すベリ
軸受材料はその軸受台金側に鉛を主成分とする合金を電
気メツキによりオーバレイ順を形成させると、初111
1なじみ性や巽物理収性を向上させることができる。
、これは焼結性、密着性ならびに成形加工性の観点から
望ましい。以上説明した各IFi威成分成分成分すベリ
軸受材料はその軸受台金側に鉛を主成分とする合金を電
気メツキによりオーバレイ順を形成させると、初111
1なじみ性や巽物理収性を向上させることができる。
なお、本発明の合金成分以外の成分として、JIS規格
に定められている地金に含まれている成分ならびに含有
量は本発明を制限するものではない。
に定められている地金に含まれている成分ならびに含有
量は本発明を制限するものではない。
次に、本発明の製造方法について説明する。
炭素量が0.2%以下の低炭素の帯鋼上に7.0%未満
の鉛、12.0%以下の錫を含み、残部が鋼である銅系
金属若しくは合金粉末または錫12.0%以下、残部が
銅である銅系金属若しくは合金粉末(−100メツシユ
)を散布して所望の厚さとする。
の鉛、12.0%以下の錫を含み、残部が鋼である銅系
金属若しくは合金粉末または錫12.0%以下、残部が
銅である銅系金属若しくは合金粉末(−100メツシユ
)を散布して所望の厚さとする。
次いで、これを還元性雰囲気下750〜1050℃の温
度で例えば10分間焼結し冷却する。次いで、この焼結
面に鉛7.0〜28.0%、錫12.0%以下、残部が
銅である金属若しくは合金粉末(−100メツシユ〉を
散布して所望の厚さとする。次いで、これを還元性雰囲
気下750〜1050℃の温度で例えば10分間焼結し
冷却するが、心髄に応じ200℃以下の温度で適当な圧
下率で緻密化する。
度で例えば10分間焼結し冷却する。次いで、この焼結
面に鉛7.0〜28.0%、錫12.0%以下、残部が
銅である金属若しくは合金粉末(−100メツシユ〉を
散布して所望の厚さとする。次いで、これを還元性雰囲
気下750〜1050℃の温度で例えば10分間焼結し
冷却するが、心髄に応じ200℃以下の温度で適当な圧
下率で緻密化する。
以上のようにした得られた焼結材を少なくとも1回収上
還元性雰囲気下750〜1050℃の温度で焼結した後
、200℃以下の温度で圧延し、所定の厚さとすればよ
い。
還元性雰囲気下750〜1050℃の温度で焼結した後
、200℃以下の温度で圧延し、所定の厚さとすればよ
い。
なお、焼結材の焼結温度を750〜1050℃とした理
由は750℃未満では十分な焼結が得られず、また、1
050℃を越えると青銅部の一部から溶融し、良好な焼
結材が得られないからである。
由は750℃未満では十分な焼結が得られず、また、1
050℃を越えると青銅部の一部から溶融し、良好な焼
結材が得られないからである。
以上のようにして銅!!すべり軸受材料を製造すると、
85看冒が鉛の含有量の少ないか若しくは鉛を含有しな
い銅系合金から形成されるため、軸受台金と裏金鋼板と
の密着性が向上し、耐剥離性が向上する。
85看冒が鉛の含有量の少ないか若しくは鉛を含有しな
い銅系合金から形成されるため、軸受台金と裏金鋼板と
の密着性が向上し、耐剥離性が向上する。
以下、実施例によって更に説明する。
実施例1゜
炭素量が0.10%の帯鋼上に錫10%の組成となる銅
−錫金属粉末(−100メツシユ)を0.15m厚さで
散布しプロパン分解ガスの還元性雰囲気中で900℃、
105f間焼結・冷′f!1後、その上に鉛8%、錫4
%、残部が銅である合金粉末(−100メツシユ)ヲ0
.4111j)さて散布しプロパン分解ガスの還元性雰
囲気中で900℃、10分間焼結後200℃以下の温度
で緻密化のため3%圧下した。その後再びプロパン分解
ガスの還元性雰囲気中で900℃、10分間焼結後20
0℃以下の温度で所定の厚さに圧延で仕上げた。
−錫金属粉末(−100メツシユ)を0.15m厚さで
散布しプロパン分解ガスの還元性雰囲気中で900℃、
105f間焼結・冷′f!1後、その上に鉛8%、錫4
%、残部が銅である合金粉末(−100メツシユ)ヲ0
.4111j)さて散布しプロパン分解ガスの還元性雰
囲気中で900℃、10分間焼結後200℃以下の温度
で緻密化のため3%圧下した。その後再びプロパン分解
ガスの還元性雰囲気中で900℃、10分間焼結後20
0℃以下の温度で所定の厚さに圧延で仕上げた。
実施例2゜
炭素量が0.10%の帯鋼上に錫10%の組成となる銅
−錫金属粉末1100メツシュ〉を0.15M厚さで散
布しプロパン分解ガスの還元性雰囲気中で850℃、1
0分m焼結・冷却後その上に鉛16%、錫6%、残部が
銅である合金粉末(−100メツシユ)を0.411厚
さで散布しプロパン分解ガスの還元性雰囲気中で850
℃、10分m焼結後200℃以下の温度で緻密化のため
3%圧下した。その後再びプロパン分解ガスの還元性雰
囲気中で850℃、10分間WtM’411200℃以
下の温度で所定の厚さに圧延で仕上げた。
−錫金属粉末1100メツシュ〉を0.15M厚さで散
布しプロパン分解ガスの還元性雰囲気中で850℃、1
0分m焼結・冷却後その上に鉛16%、錫6%、残部が
銅である合金粉末(−100メツシユ)を0.411厚
さで散布しプロパン分解ガスの還元性雰囲気中で850
℃、10分m焼結後200℃以下の温度で緻密化のため
3%圧下した。その後再びプロパン分解ガスの還元性雰
囲気中で850℃、10分間WtM’411200℃以
下の温度で所定の厚さに圧延で仕上げた。
実施例3゜
炭jlti1tfo、10%の帯鋼上に99.5%の銅
金属粉末(−100メツシユ)を0.15m厚さで散布
しプロパン分解ガスの還元性雰囲気中で1000℃、1
0分間焼結・冷却後その上に鉛24%、錫2%、残部が
銅である合金粉末(−100メツシユ)を0.4mjl
さで散布しプロパン分解ガスの還元性雰囲気中で850
℃、10分m焼結後200℃以下の温度で緻密化のため
3%圧下した。その後再びプロパン分解ガスの還元性雰
囲気中で850℃、10分間焼結後200℃以下の温度
で所定の厚さに圧延で仕上げた。
金属粉末(−100メツシユ)を0.15m厚さで散布
しプロパン分解ガスの還元性雰囲気中で1000℃、1
0分間焼結・冷却後その上に鉛24%、錫2%、残部が
銅である合金粉末(−100メツシユ)を0.4mjl
さで散布しプロパン分解ガスの還元性雰囲気中で850
℃、10分m焼結後200℃以下の温度で緻密化のため
3%圧下した。その後再びプロパン分解ガスの還元性雰
囲気中で850℃、10分間焼結後200℃以下の温度
で所定の厚さに圧延で仕上げた。
また、本発明材と比較するために以下比較例と比較した
。
。
比較例1゜
炭s量が0,10%の?l)鋼上に鉛8%、錫4%、残
部銅の合金粉末(−100メツシユ)を0.55111
厚さで散布し、プロパン分解ガスの還元性雰囲気中で9
00℃、10分間焼M@200℃以下の温度で緻密化の
ため3%圧下した。その後再びプロパン分解ガスの還元
性雰囲気中で900℃、10分間焼結11200℃以下
の温度で所定の厚さに圧延で仕上げた。
部銅の合金粉末(−100メツシユ)を0.55111
厚さで散布し、プロパン分解ガスの還元性雰囲気中で9
00℃、10分間焼M@200℃以下の温度で緻密化の
ため3%圧下した。その後再びプロパン分解ガスの還元
性雰囲気中で900℃、10分間焼結11200℃以下
の温度で所定の厚さに圧延で仕上げた。
比較例2゜
炭素量が0.10%の帯鋼上に鉛16%、錫6%、残部
銅の合金粉末(−100メツシユ)を0.55m厚さで
散布し、プロパン分解ガスの還元性雰囲気中で850℃
、10分間焼結後200℃以下の温度で緻密化のため3
%圧下した。そのII再びプロパン分解ガスの還元性雰
囲気中で850℃、10分間焼結後200℃以下の温度
で所定の厚さに圧延で仕上げた。
銅の合金粉末(−100メツシユ)を0.55m厚さで
散布し、プロパン分解ガスの還元性雰囲気中で850℃
、10分間焼結後200℃以下の温度で緻密化のため3
%圧下した。そのII再びプロパン分解ガスの還元性雰
囲気中で850℃、10分間焼結後200℃以下の温度
で所定の厚さに圧延で仕上げた。
比較例3゜
炭素量が0.10%の帯鋼上に鉛24%、錫2%、残部
銅の合金粉末(−100メツシユ)を0.55關厚さで
散布し、プロパン分解ガスの還元性雰囲気中で850℃
、10分間焼結後200℃以下の温度で緻密化のため3
%圧下した。その後再びプロパン分解ガスの還元性雰囲
気中で850℃、10分間焼結後200℃以下の温度で
所定の厚さに圧延で仕上げた。
銅の合金粉末(−100メツシユ)を0.55關厚さで
散布し、プロパン分解ガスの還元性雰囲気中で850℃
、10分間焼結後200℃以下の温度で緻密化のため3
%圧下した。その後再びプロパン分解ガスの還元性雰囲
気中で850℃、10分間焼結後200℃以下の温度で
所定の厚さに圧延で仕上げた。
これらの実施例と比較例の耐剥離性を評価するために、
タガネによって裏金と軸受台金との密着界面をはつるチ
ーゼルテストと称する密着性評価試験と短間状の試験材
料片の合金側を外側にして180゛折り曲げ評価試験を
実施した。
タガネによって裏金と軸受台金との密着界面をはつるチ
ーゼルテストと称する密着性評価試験と短間状の試験材
料片の合金側を外側にして180゛折り曲げ評価試験を
実施した。
その結果を第1表に示す。実施例はいずれもチゼルによ
る@看性評価と180°折り曲げ評価で比較例よりも同
等以上に良好であることを示し耐剥離性が従来の比較例
よりも向上している。
る@看性評価と180°折り曲げ評価で比較例よりも同
等以上に良好であることを示し耐剥離性が従来の比較例
よりも向上している。
第 1
表
〈発明の効果〉
以上詳しく説明したように、本発明は鉛7.0〜28.
0%、錫12.0%以下を含む銅系合金焼結材間と裏金
鋼板とを鉛7.0%未m(0%を含む)、錫12.0%
以下を含む銅系合金焼結材からなる密wllを介して接
合してなることを特徴とし、また、裏金鋼板の一方の面
に鉛7.0%未満(0%を含む)、t112.0%以下
を含み、残部が銅である銅系金属若しくは合金粉末を散
布し、還元性雰囲気下750〜1050℃の温度で焼結
した後、更にこの焼結材面上に鉛7.0〜28.0%、
錫12.0%以下を含み、残部が銅である銅系金属若し
くは合金′13)末を散布し、還元性雰囲気下750〜
1050℃の温度で少なくとも1回以上焼結し、裏金鋼
板上の非鉄層を複閣とすることを特徴とする。
0%、錫12.0%以下を含む銅系合金焼結材間と裏金
鋼板とを鉛7.0%未m(0%を含む)、錫12.0%
以下を含む銅系合金焼結材からなる密wllを介して接
合してなることを特徴とし、また、裏金鋼板の一方の面
に鉛7.0%未満(0%を含む)、t112.0%以下
を含み、残部が銅である銅系金属若しくは合金粉末を散
布し、還元性雰囲気下750〜1050℃の温度で焼結
した後、更にこの焼結材面上に鉛7.0〜28.0%、
錫12.0%以下を含み、残部が銅である銅系金属若し
くは合金′13)末を散布し、還元性雰囲気下750〜
1050℃の温度で少なくとも1回以上焼結し、裏金鋼
板上の非鉄層を複閣とすることを特徴とする。
従って、輪受台金焼結材と裏金との間に密着間を設け、
しかも、この密1111は軸受台金焼結材に含有する鉛
含有mより少ないが若しくは鉛を含有しない銅系合金か
らなるため、耐荷重性、耐焼付性がIli持されると共
に耐剥離性に優れた効果を有する。
しかも、この密1111は軸受台金焼結材に含有する鉛
含有mより少ないが若しくは鉛を含有しない銅系合金か
らなるため、耐荷重性、耐焼付性がIli持されると共
に耐剥離性に優れた効果を有する。
また、製造においては銅帯上に軸受台金焼結材に含有す
る鉛の含有量より少ないか若しくは鉛を含有しない銅系
金属若しくは合金粉を散布し焼結するようにしたため、
裏金と畜看圓側界面において鉛相が少ない耐剥離性にす
ぐれたものが容易に得られる。
る鉛の含有量より少ないか若しくは鉛を含有しない銅系
金属若しくは合金粉を散布し焼結するようにしたため、
裏金と畜看圓側界面において鉛相が少ない耐剥離性にす
ぐれたものが容易に得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)鉛7.0〜28.0wt%、錫12.0wt%以下
を含む銅系合金焼結材層と裏金鋼板とを鉛7.0wt%
未満(0wt%を含む)、錫12.0wt%以下を含む
銅系合金焼結材からなる密着層を介して接合してなるこ
とを特徴とする銅基すべり軸受材料。 2)裏金鋼板の一方の面に鉛7.0wt%未満(0wt
%を含む)、錫12.0wt%以下を含み、残部が銅で
ある銅系金属若しくは合金粉末を散布し、還元性雰囲気
下750〜1050℃の温度で焼結した後、更にこの焼
結材面上に鉛7.0〜28.0wt%、錫12.0wt
%以下を含み、残部が銅である銅系金属若しくは合金粉
末を散布し、還元性雰囲気下750〜 1050℃の温度で少なくとも1回以上焼結し、裏金鋼
板上の非鉄層を複層とすることを特徴とする銅基すべり
軸受材料の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7652090A JPH03274237A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 銅基すべり軸受材料ならびにその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7652090A JPH03274237A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 銅基すべり軸受材料ならびにその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03274237A true JPH03274237A (ja) | 1991-12-05 |
Family
ID=13607560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7652090A Pending JPH03274237A (ja) | 1990-03-26 | 1990-03-26 | 銅基すべり軸受材料ならびにその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03274237A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04300073A (ja) * | 1990-12-27 | 1992-10-23 | Daido Metal Co Ltd | 複合摺動材料とその製造方法 |
JPH05230670A (ja) * | 1992-02-18 | 1993-09-07 | Daido Metal Co Ltd | 耐焼付性に優れた多層複合摺動材料 |
JP2002012903A (ja) * | 2000-06-29 | 2002-01-15 | Oiles Ind Co Ltd | 多孔質基材及びその製造方法並びに複層摺動部材及びその製造方法 |
GB2381007A (en) * | 2001-09-19 | 2003-04-23 | Daido Metal Co | Multi-layered sliding material |
JP2007197834A (ja) * | 2007-02-19 | 2007-08-09 | Komatsu Ltd | 複合焼結摺動部材 |
-
1990
- 1990-03-26 JP JP7652090A patent/JPH03274237A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04300073A (ja) * | 1990-12-27 | 1992-10-23 | Daido Metal Co Ltd | 複合摺動材料とその製造方法 |
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GB2381007A (en) * | 2001-09-19 | 2003-04-23 | Daido Metal Co | Multi-layered sliding material |
US6800377B2 (en) | 2001-09-19 | 2004-10-05 | Daido Metal Company Ltd. | Multilayer sliding material |
GB2381007B (en) * | 2001-09-19 | 2004-11-03 | Daido Metal Co | Multi-layer sliding material |
JP2007197834A (ja) * | 2007-02-19 | 2007-08-09 | Komatsu Ltd | 複合焼結摺動部材 |
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