JP2002170154A - 自動販売機用断熱パネル - Google Patents

自動販売機用断熱パネル

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JP2002170154A
JP2002170154A JP2000364998A JP2000364998A JP2002170154A JP 2002170154 A JP2002170154 A JP 2002170154A JP 2000364998 A JP2000364998 A JP 2000364998A JP 2000364998 A JP2000364998 A JP 2000364998A JP 2002170154 A JP2002170154 A JP 2002170154A
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JP
Japan
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metal plates
heat insulating
vending machine
insulating panel
cabinet
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Pending
Application number
JP2000364998A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Fukami
真一 深見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Electric Appliances Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Electric Appliances Co Ltd filed Critical Toshiba Electric Appliances Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容易に能率よく製造することができるととも
に、廃棄時に断熱材と金属板とを容易に分別して能率よ
く処分することができる自動販売機用断熱パネルを提供
する。 【解決手段】自動販売機のキャビネット内を仕切ってそ
のキャビネット内に加熱室と冷却室とを区画形成する断
熱パネル27において、所定のボード形状に形成された
ウレタンフォーム37の両面側に金属板35,36を宛
がってその両金属板35,36でウレタンフォーム37
を挟み込むとともに、両金属板35,36の両側部間に
跨ってそれぞれ合成樹脂で形成されたサッシュ39,4
0を取り付け、これらサッシュ39,40により両金属
板35,36を互いに直接接触しない離間状態を保って
結合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動販売機のキ
ャビネット内を仕切ってそのキャビネット内に加熱室と
冷却室とを区画形成する自動販売機用断熱パネルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】加熱商品と冷却商品を販売する自動販売
機においては、そのキャビネット内が断熱パネルで仕切
られて加熱室と冷却室とに区画され、その加熱室内に加
熱商品が、冷却室内に冷却商品が収納される構造となっ
ている。
【0003】キャビネット内を仕切る断熱パネルは、一
対の鋼板等の金属板間に断熱材としてのウレタンフォー
ムを設けて挟み込み、その一方の金属板と他方の金属板
とが直接接触しないように離間させた構造となってい
る。
【0004】従来の断熱パネルの外観を図8に示してあ
り、この断熱パネル1は一対の金属板2,3間に断熱材
としてのウレタンフォーム4を設けてパネル本体5を形
成し、このパネル本体5の一側縁側の端面にパッキング
6a付きのサッシュ6を取り付けてなる。
【0005】この断熱パネル1は、図9および図10に
示すように、一対の金属板2,3を互いに対向させ、こ
れら金属板2,3間の内周部にシール材7を設け、また
金属板2,3間の一側縁側の端面にパッキング6a付き
のサッシュ6を取り付け、この状態で前記シール材7の
内側の空間内にウレタン原液を注入し、この原液を発泡
させてウレタンフォーム4を成形する方法で製造されて
いる。
【0006】この断熱パネル1は自動販売機のキャビネ
ット内に組み込まれてそのキャビネット内を加熱室と冷
却室とに仕切る仕切部材として用いられるものであるか
ら、その加熱室に対向する一方の金属板2と冷却室に対
向する他方の金属板3との間での熱伝導を抑える必要が
あり、このため両金属板2,3の周縁同士が互いに離間
するように形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような従
来の断熱パネル1においては、断熱材としてのウレタン
フォーム4を現場発泡により成形しており、このため断
熱パネル1の製造に際して発泡用設備や発泡用型枠治具
等を要し、製造が面倒で能率が低下するばかりでなくウ
レタン原液の漏れの対策を施さなければならなくなる。
【0008】また、断熱パネル1を産業廃棄物として処
理するときには、ウレタンフォーム4と金属板2,3と
を引き剥がして分別する必要があるが、現場発泡された
ウレタンフォーム4は金属板2,3と強固に密着してお
り、このためその引き剥がしが面倒で、処分に手間取る
難点がある。
【0009】この発明はこのような点に着目してなされ
たもので、その目的とするところは、容易に能率よく製
造することができるとともに、廃棄時に断熱材と金属板
とを容易に分別して能率よく処分することができる自動
販売機用断熱パネルを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明はこのような目
的を達成するために、自動販売機のキャビネット内を仕
切ってそのキャビネット内に加熱室と冷却室とを区画形
成する断熱パネルにおいて、所定のボード形状に形成さ
れた断熱材の両面側に金属板を宛がってその両金属板で
断熱材を挟み込むとともに、前記両金属板の両側部間に
跨ってそれぞれ合成樹脂で形成されたサッシュを取り付
け、これらサッシュにより両金属板を互いに直接接触し
ない離間状態を保って結合して自動販売機用断熱パネル
とするようにしたものである。
【0011】そして請求項2の発明においては、両金属
板を結合したサッシュのうちのキャビネットの前方側に
向くサッシュの前面にパッキングが一体的に設けられて
いることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図1ないし図8を参照して説明する。
【0013】図1には自動販売機の正面図を、図2には
その内部構造を示してあり、10が断熱構造のキャビネ
ットで、このキャビネット10は前面が開放する箱形状
をなし、このキャビネット10の前面にメインドア11
が回動自在に枢着されている。
【0014】メインドア11の前面には、展示室12が
形成され、この展示室12内に販売用の商品見本13が
展示されている。展示室12の前面には透明なカバー1
4が設けられ、このカバー14の前面に表示板15が取
り付けられ、この表示板15に選択ボタン16が配設さ
れている。
【0015】さらにメインドア11の前面には、コイン
投入口17、紙幣投入口18、釣り銭返却口19、釣り
銭返却レバー20、販売口21、通風口22、施錠機構
23等が設けられている。また、メインドア11の背面
には、図2に示すように断熱構造のローディング扉25
および内扉26がそれぞれ回動自在に枢着されている。
【0016】一方、キャビネット10内には、図2に示
すように、例えば断熱パネル27が二枚互いに対向して
設けられ、これら断熱パネル27によりキャビネット1
1内が断熱パネル27の相互間の加熱室28と、一方の
断熱パネル27の左側の冷却室29と、他方の断熱パネ
ル27の右側の冷却室30との三室に仕切られている。
【0017】そしてこれら加熱室28および冷却室2
9,30内にそれぞれ例えばサーぺンタイン形のコラム
31が設けられ、これらコラム31内に所定の商品が収
納されている。
【0018】加熱室28のコラム内に収納された各商品
は加熱手段(図示せず)により保温され、冷却室29,
30のコラム内に収納された各商品は冷却手段(図示せ
ず)により保冷される。そしてその各商品が所定の信号
に応じてデリバリーシュート32を介してメインドア1
1の販売口21に導出されるようになっている。
【0019】図3ないし図5には断熱パネル27の構造
を示してあり、この断熱パネル27は、鋼板等の一対の
金属板35,36間に断熱材としてのウレタンフォーム
37を設けてなるパネル本体38と、このパネル本体3
8の前側および後側の端面に取り付けられたサッシュ3
9,40とで構成されている。そしてパネル本体38の
前側の端面に取り付けられたサッシュ39の前面にはそ
の長手方向に沿って連続するパッキング41が一体的に
設けられている。
【0020】断熱材としてのウレタンフォーム37は予
め所定のボード形状に形成されていて、このボード形状
のウレタンフォーム37が一対の金属板35,36間に
挟まれてパネル本体38が構成されている。
【0021】各金属板35,36の両側縁にはそれぞれ
その内側にL状に屈曲する係合片42が一体に形成され
ている。各サッシュ39,40は硬質の合成樹脂で形成
され、図6に示すように、その両側部に前記係合片42
に対応する係合溝43を有し、これら係合溝43内に金
属板35,36の両側縁の係合片14が差し込まれ、こ
れにより両金属板35,36の両側縁間がウレタンフォ
ーム27を挟んで互いに結合されている。
【0022】そして、両金属板35,36の両側部間が
その間に跨って取り付けられたサッシュ39,40を介
して互いに離間する状態に保持されている。すなわちサ
ッシュ39,40は両金属板35,36を互いに結合さ
せる結合部材としての機能と、両金属板35,36を互
いに離間させるスペーサ部材としての機能を兼ねてい
る。
【0023】このように、ウレタンフォーム37を挟ん
だ両金属板35,36が直接接触せずに互いに離間する
状態に保持されているため、断熱パネル27で仕切られ
たキャビネット10内の加熱室28と冷却室29,30
との間での熱伝導を抑えて有効な断熱効果を維持するこ
とができる。
【0024】一方のサッシュ39の前面に設けられたパ
ッキング41は軟質の合成樹脂により断面ほぼ半円状を
なす中空状に形成されている。そしてローディング扉2
5および内扉26をキャビネット10の前面に閉じ合わ
せたときに、これらローディング扉25および内扉26
が前記パッキング41に接触し、これによりキャビネッ
ト10内の加熱室28および冷却室29,30が密閉さ
れる。
【0025】断熱パネル27の製造工程について説明す
ると、まず予め所定のボード形状に形成されているウレ
タンフォーム37の両面側に金属板35,36を宛がっ
てその両金属板35,36でウレタンフォーム37を挟
み込む。
【0026】そして両金属板35,36の両側縁側の係
合片42にサッシュ39,40の係合溝43を差し込ん
で係合させ、両金属板35,36を結合させる。これに
より一体的な断熱パネル27が完成する。
【0027】このようにこの発明の断熱パネル27によ
れば、予め所定のボード形状に形成されたウレタンフォ
ーム37を用いるから、現場発泡用の発泡設備や発泡用
型枠治具等を何ら要することがなく、またウレタン原液
の漏れの問題も伴うことがなく、したがって容易に能率
よくかつ安価に製造することができる。
【0028】また一方、断熱パネル27を産業廃棄物と
して処理するときには、ウレタンフォーム37が各金属
板35,36と単に接触しているだけであるから、両金
属板35,36の両側部からサッシュ39,40を抜き
取って両金属板35,36とウレタンフォーム37とを
容易に引き離して個々に分別することができ、したがっ
てその廃棄の処分を手間取ることなく容易に能率よく行
なうことができる。
【0029】図7には、断熱パネル27の変形例を示し
てあり、この変形例における断熱パネル27において
は、ウレタンフォーム37を挟んだ一方の金属板35,
36の両側縁に一体に形成されたL状の係合片42の先
端縁部と、他方の金属板35,36の両側縁に一体に形
成されたL状の係合片42の先端縁部とが互いに向き合
うように配置されている。そして、サッシュ39,40
には係合溝43が形成され、これら係合溝43内に一方
の金属板35の係合片42が差し込まれて係合し、その
互いに向き合った一方の金属板35の係合片42と他方
の金属板36の係合片42とがサッシュ4039,40
により互いに離間するように隔絶された構造となってい
る。
【0030】このような断熱パネル27においても、前
記実施形態の場合と同様の効果を得ることができる。
【0031】なお、以上の説明では断熱材としてウレタ
ンフォームを例に挙げたが、例えば発泡スチロール等の
断熱材を用いることも可能である。
【0032】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、予
め所定のボード形状に形成された断熱材の両面側に金属
板を宛がってその両金属板で断熱材を挟み込み、その両
金属板の両側部間に跨ってサッシュを取り付け、これら
サッシュにより両金属板を互いに直接接触しない離間状
態を保って結合するようにしたから、現場発泡用の発泡
設備や発泡用型枠治具等を何ら要することがなく、また
ウレタン原液の漏れの問題も伴うことがなく、容易に能
率よくかつ安価に製造することができる。
【0033】また、断熱パネルを産業廃棄物として処理
するときには、断熱材が各金属板と単に接触しているだ
けであるから、両金属板の両側部からサッシュを抜き取
って両金属板と断熱材とを容易に引き離して個々に分別
することができ、したがってその廃棄の処分を手間取る
ことなく容易に能率よく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る断熱パネルが組み
込まれた自動販売機を示す正面図。
【図2】その自動販売機のメインドアを開いた状態の斜
視図。
【図3】その自動販売機に組み込まれた断熱パネルの外
観を示す斜視図。
【図4】図3中のA−A線に沿う断面図。
【図5】図3中のB−B線に沿う断面図。
【図6】その断熱パネルのサッシュの構造を示す断面
図。
【図7】断熱パネルの変形例を示す断面図。
【図8】従来の断熱パネルの外観を示す斜視図。
【図9】図8中のC−C線に沿う断面図。
【図10】図8中のD−D線に沿う断面図。
【符号の説明】
10…キャビネット 11…メインドア 21…販売口 25…ローディング扉 26…内扉 27…断熱パネル 28…加熱室 29,30…冷却室 31…コラム 35,36…金属板 37…ウレタンフォーム(断熱材) 39,40…サッシュ 41…パッキング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動販売機のキャビネット内を仕切ってそ
    のキャビネット内に加熱室と冷却室とを区画形成する断
    熱パネルにおいて、 所定のボード形状に形成された断熱材の両面側に金属板
    を宛がってその両金属板で断熱材を挟み込むとともに、
    前記両金属板の両側部間に跨ってそれぞれ合成樹脂で形
    成されたサッシュを取り付け、これらサッシュにより両
    金属板を互いに直接接触しない離間状態を保って結合し
    てなることを特徴とする自動販売機用断熱パネル。
  2. 【請求項2】両金属板を結合したサッシュのうちのキャ
    ビネットの前方側に向くサッシュの前面にはパッキング
    が一体的に設けられていることを特徴とする請求項1に
    記載の自動販売機用断熱パネル。
JP2000364998A 2000-11-30 2000-11-30 自動販売機用断熱パネル Pending JP2002170154A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008015791A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機
JP2012073710A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Fuji Electric Retail Systems Co Ltd 自動販売機

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