JP2002099958A - 自動販売機の内扉構造 - Google Patents

自動販売機の内扉構造

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JP2002099958A
JP2002099958A JP2000286241A JP2000286241A JP2002099958A JP 2002099958 A JP2002099958 A JP 2002099958A JP 2000286241 A JP2000286241 A JP 2000286241A JP 2000286241 A JP2000286241 A JP 2000286241A JP 2002099958 A JP2002099958 A JP 2002099958A
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JP
Japan
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door
vending machine
inner door
heat insulating
transparent
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000286241A
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English (en)
Inventor
Katsushige Okemoto
勝茂 桶本
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】庫内側冷熱機器や商品の搬出ユニットの保守・
点検作業を容易にし得る自動販売機の内扉構造を提供す
る。 【解決手段】外扉2および内扉4を介して外側から商品
の収納室3内を目視し得るようにされた自動販売機にお
いて、収納室3の前面開口部分を開閉する透明扉部11
と、この透明窓部11に下方に配置されて、庫内10空
間の下部開口部を覆う不透明な断熱扉部12とを一体化
して、前記内扉4を構成し、かつ透明扉部11と断熱扉
部12とを、これらの間に弾性を有する板状体30を介
装した状態で連結具13により連結したものである。内
扉4を開けると、下部に取り付けられた断熱扉部12も
一緒に開かれて、庫内側冷熱機器8aや搬出ユニット6
の前方の下部開口部が開放される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機の内扉
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、コーヒ、お茶などの飲料缶(また
は飲料紙パック)を販売する自動販売機は、サンプル商
品や商品選択押しボタン、コイン投入口などが配設され
た外扉と、商品の保温、冷却などのために断熱構造とさ
れた内扉とが設けられた二重扉構造にされている。最
近、このような自動販売機において、庫内に設けられた
収納室内の商品が外から目視し得るようにされたいわゆ
るシースルー型のものがある。このシースルー型の自動
販売機には、例えば外扉には透明なプラスチック板など
が嵌め込まれ、また、内扉には、2枚のガラス板を所定
間隔をあけて貼り合わせたペアガラスを嵌め込んでい
る。
【0003】この自動販売機の収納室内には、前後方向
に商品を格納し得る格納棚が、前面から見て上下左右に
多数並べて配置されている。また各格納棚内の商品を例
えば1個ずつ取り出すとともに外扉および内扉の下部中
央に設けられた商品取出口に搬出するための上下左右に
移動自在の搬出ユニットが、販売待機時には、収納室の
前側位置で庫内における収納室よりも下方側に設けられ
ている。また庫内の下部空間には収納室内を冷却した
り、加温したりする庫内側冷熱機器が配設されている。
【0004】収納室内を目視し得るようにガラス板が組
付けられたガラス窓が設けられている内扉については、
このガラス窓が、格納棚が配設されている箇所に対応す
る範囲で設けられるとともに、商品の搬出ユニットに対
応する範囲については、断熱用の不透明な仕切板が、ね
じなどの固定具により販売機本体側に固定されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の自動販売機の内扉部分の構造によると、断熱板部がね
じなどの固定具により販売機本体側に固定されているた
め、その後方に設けられている庫内側冷熱機器や商品の
搬出ユニットの保守・点検を行う場合には、その都度、
ねじなどの固定具を取り外す必要があり、その作業が非
常に面倒であった。
【0006】そこで、本発明は、庫内側冷熱機器や商品
の搬出ユニットの保守・点検作業を容易にし得る自動販
売機の内扉構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の自動販売機の内扉構造は、外扉および内扉
を介して、庫内に設けられた商品の収納室内を外側から
目視し得るようにされた自動販売機において、収納室の
前面開口部分を開閉し、周囲がサッシ枠で囲まれている
とともに内部のペアガラスが弾性材により上下左右にず
れないように位置規制された透明扉部と、この透明扉部
の下方に配置されて、庫内空間の下部開口部を覆う不透
明な断熱扉部とを一体化して、前記内扉を構成したもの
であり、また、透明扉部と断熱扉部とを、これらの間に
弾性を有する板状体を介装した状態で連結具により連結
して一体化したものである。
【0008】上記の構成によると、内扉を開けた場合、
その下部に取り付けられた不透明な断熱扉部も一緒に開
かれて、庫内の下部に配置されている庫内側冷熱機器や
商品の搬出ユニットの保守・点検作業が非常に容易とな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態におけ
る自動販売機の内扉構造を、図1〜図6に基づき説明す
る。
【0010】まず、コーヒ、お茶などの飲料缶(または
飲料紙パック)を販売するシースルー型の自動販売機の
概略構成について説明する。すなわち、図1〜図3に示
すように、前面が開放された箱型の販売機本体1の前面
開口部には、透明なプラスチック板などが嵌め込まれた
透明窓2aを有する外扉2が、前後に開閉自在に設けら
れている。また、販売機本体1の庫内10の前面開口部
を覆うように、透明窓4aを有する内扉4が前後に開閉
自在に設けられている。この実施の形態においては、販
売機本体1の庫内10が、上下に延びる断熱仕切壁9を
介して左右に2分割されており、個別に冷却状態または
加温状態に保持されるようになっている。
【0011】各庫内10における中央部から上部にかけ
ては、商品を収容する収納室3が設けられている一方、
各庫内10における下部には、蒸発器などの庫内側冷却
機器8aなどが配設されている。そして、内扉4におけ
る収容室3に対応する箇所に配置されて収容室3の前面
開口部分を開閉する透明扉部11と、この透明扉部11
の下方位置、すなわち各庫内10における下部に対応す
る箇所に配置されてその下部における前面開口部分を開
閉する不透明な断熱扉部12とが、連結具13により上
下に一体化されて1枚の内扉4が構成されている。
【0012】各収納室3内には、複数個の商品Sを前後
方向に格納し得る格納棚5aが、前面から見て上下左右
に(格子状に)多数並べて配置されており、この格納棚
群5が透明扉部11を通して目視し得るようになってい
る。
【0013】また、各庫内10における下部、すなわち
収納室3の前方位置の下方には、各格納棚5a内の商品
Sを取り出すための搬出ユニット6が配置されている。
この搬出ユニット6は、格納棚群5の前面位置にて、移
動機構により、任意の格納棚5aに対応する位置に移動
し得るようにされた商品受け箱6aを有するものであ
り、商品が指定されると、自動的に、その商品が格納さ
れている格納棚5aに移動するとともに、商品受け箱6
a側に具備されたモータにより商品Sが取り出された
後、商品受け箱6aが内扉4の断熱扉部12に形成され
た商品取出用の開口部12bまで移動し、そして外扉2
側に設けられた商品取出口7に排出するようにしたもの
である。
【0014】また、販売機本体1における庫内10より
も下方の庫外14には、庫外側冷熱機器8bが配設され
ており、この庫外側冷熱機器8bは冷媒配管(図示せ
ず)を介して庫内側冷熱機器8aと接続されている。
【0015】図4〜図6に示すように、内扉4の透明扉
部11は、2枚のガラス板15をスペーサ16を介して
所定間隔をあけた状態で組み合せたペアガラスユニット
17に対して、上下左右からサッシ枠18〜21を組み
付けた構造とされている。
【0016】スペーサ16は、各庫内10の前面開口部
に臨む各矩形部分の四辺周囲に沿うようにそれぞれ介装
されて配置されているとともに、断熱仕切壁9に対応す
る境界箇所では、スペーサ16同士が背中合わせに接し
た状態で配置されている。したがって、庫内10とその
前方の外部空間との熱の流通が、前後のガラス板15の
間の空気層により遮断されているとともに、左右のガラ
ス板15間の空気層同士が流通することも阻止されて、
ペアガラスユニット17の左右に熱が流通することも防
止されている。また、ペアガラスユニット17の外周部
とガラス板15間の空気層との間での空気や水分(ペア
ガラスユニット17に付着した水滴など)の流通をなく
すために、必要に応じてペアガラスユニット17の外周
辺部には封着剤(図示せず)が塗布される。
【0017】各サッシ枠18〜21は断面コ字形状とさ
れ、ペアガラスユニット17の前後にスポンジ材などか
らなるシール材22、23を介して各サッシ枠18〜2
1にて前後から挟まれた状態で支持されている。また、
各サッシ枠18〜21における適当な2個所ずつ(必要
に応じて3個所以上設けてもよい)に、弾性材としての
ブロック状ゴム24が嵌め込まれており、ペアガラスユ
ニット17が上下方向や左右方向にずれようとした場合
でも、ペアガラスユニット17の端面がブロック状ゴム
24に柔らかく当たって位置規制されるようになってい
る。これにより、ペアガラスユニット17の上下方向や
左右方向へのずれが防止されているとともに、ペアガラ
スユニット17が各サッシ枠18〜21の金属部分に当
接してクラックを生じて割れるようなことが防止されて
いる。また、シール材22、23により、ペアガラスユ
ニット17を前後から良好に支持する作用を有せしめる
だけでなく、ペアガラスユニット17と各サッシ枠18
〜21との間の隙間を介して、庫内10とその前方の外
部空間との間で空気が流通することを確実に防止して、
断熱性能の向上を図るようになっている。さらに、シー
ル材22、23により、ペアガラスユニット17の表面
などに付着した水滴などがペアガラスユニット17の外
周辺部側に侵入することを防止し、かつ、ペアガラスユ
ニット17の外周辺部に封着剤が塗布された場合には、
この封着剤が水滴などで濡れて劣化することを防止する
作用をも有する。
【0018】内扉10の断熱扉部12は、図6に示すよ
うに、金属板製の背面板部25とその他の面をなす金属
板製の外面板部26とを、2つの樹脂製の連結シール部
材27、28により連結し、内部にウレタン発泡材29
を充填した構造とされている。
【0019】そして、内扉10を組み合せて作成する際
には、この断熱扉部12と下辺のサッシ枠21との間
に、スポンジなどの弾性および断熱性を有する板状体3
0を介装した状態で、下辺のサッシ枠21と板状体30
と断熱扉部12とを、連結用ねじ31の位置に、断熱扉
部12に形成したねじ孔(図示せず)が合うように位置
させて、下辺のサッシ枠21を貫通して断熱扉部12内
に連結用ねじ31をねじ込むことで、予め、下辺のサッ
シ枠21と板状体30と断熱扉部12とを一体化してお
く。そして、この断熱扉部12が組付けられた下辺のサ
ッシ枠21と、残りのサッシ枠18〜20とをペアガラ
スユニット17に組み合せた状態で、左右面および前面
を有する連結具13をサッシ枠19〜21と断熱扉部1
2とにねじ32により係止することにより、内扉10を
一体化するようになっている。なお、断熱扉部12の上
面部裏面には、連結用ねじ31をねじ込むための当て板
33が配設されている。
【0020】なお、図5における、34、35は上側の
サッシ枠28と、両側方のサッシ枠19、20とを連結
する連結材である。上記内扉構造において、内扉10を
開けると、その下部に取り付けられた断熱扉部12も一
緒に開かれて、収納室3の前面の下方に配置されている
商品の搬出ユニット6の前面箇所や庫内側冷却機器8a
の前方空間が開放されるため、庫内側冷却機器8aや商
品の搬出ユニット6の保守・点検作業が容易になる。す
なわち、従来のように、商品の搬出ユニットおよび冷熱
機器の保守・点検を行う度に、ねじなどの固定具を緩め
て、断熱板部を取り外す必要がない。
【0021】また、一体化された透明扉部11と断熱扉
部12との間に断熱用板材としての板状体30を介装し
ているため、透明扉部11の下面部をなす下辺のサッシ
枠21底面部と、断熱扉部12の上面部とが良好な平面
形状でなくても、これらの間の隙間が板状体30にて埋
められる。したがって、これらの間に隙間ができること
が防止され、この隙間を介して空気が流通して庫内10
と外部との断熱効果が低下することを確実に防止でき
る。また、透明扉部11の下面部をなす下辺のサッシ枠
21と断熱扉部12の上面部とが板状体30により熱的
にも仕切られるため、サッシ枠18〜21と断熱扉部1
2の金属枠部分とが接触して、これらの間で熱の流れが
あって断熱効果が低くなることを確実に防止できる。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によると、透
明扉部と不透明な断熱扉部とを一体化して内扉を構成し
たので、内扉を開けた場合に、その下部に取り付けられ
た断熱扉部も一緒に開かれて、収納室の前面の下方に配
置されている商品の搬出ユニットの前面箇所や庫内側冷
却機器の前方空間が開放されるため、従来のように、搬
出ユニットや庫内側冷却機器の保守・点検を行う度に、
ねじなどの固定具を緩めて断熱板部を取り外す必要がな
く、したがって搬出ユニットの保守・点検作業が非常に
容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る内扉構造を有する自
動販売機の概略断面図である。
【図2】同自動販売機の庫内を示す正面図である。
【図3】同自動販売機の外扉と内扉を開けた状態を概略
的に示す斜視図である。
【図4】同自動販売機の内扉を示す斜視図である。
【図5】同自動販売機の内扉の各構成部品を組付ける様
子を示す正面図である。
【図6】同自動販売機の内扉の各構成部品を組付ける様
子を示す要部概略断面図である。
【符号の説明】
1 販売機本体 2 外扉 3 収納室 4 内扉 6 搬出ユニット 7 商品取出口 8 冷熱機器 8a 庫内側冷却機器 8b 庫外側冷熱機器 9 断熱仕切壁 10 庫内 11 透明扉部 12 断熱扉部 13 連結具 15 ガラス板 16 スペーサ 17 ペアガラスユニット 18〜21 サッシ枠 22、23 シール材 24 ブロック状ゴム(弾性材) 30 板状体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外扉および内扉を介して、庫内に設けら
    れた商品の収納室内を外側から目視し得るようにされた
    自動販売機において、収納室の前面開口部分を開閉し、
    周囲がサッシ枠で囲まれているとともに内部のペアガラ
    ス(登録商標)が弾性材により上下左右にずれないよう
    に位置規制された透明扉部と、この透明扉部の下方に配
    置されて、庫内空間の下部開口部を覆う不透明な断熱扉
    部とを一体化して、前記内扉を構成した自動販売機の内
    扉構造。
  2. 【請求項2】 透明扉部と断熱扉部とを、これらの間に
    弾性を有する板状体を介装した状態で連結具により連結
    して一体化したことを特徴とする請求項1記載の自動販
    売機の内扉構造。
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