JP2002169429A - プリンタ装置、電源制御方法、およびその方法をコンピュータで実行するためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

プリンタ装置、電源制御方法、およびその方法をコンピュータで実行するためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記録媒体

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JP2002169429A
JP2002169429A JP2000365239A JP2000365239A JP2002169429A JP 2002169429 A JP2002169429 A JP 2002169429A JP 2000365239 A JP2000365239 A JP 2000365239A JP 2000365239 A JP2000365239 A JP 2000365239A JP 2002169429 A JP2002169429 A JP 2002169429A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消耗ユニットの不揮発性メモリに対して、デ
ータの読み込み/書き込み中に給電を停止した場合にも
データ化けを起こすことなく、適正なデータを保持する
ことが可能なプリンタ装置を提供すること。 【解決手段】 図1に示すプリンタ装置は、各部に電源
を供給するための電源ユニット120と、プリンタ本体
に対して交換可能に設けられたトナーカートリッジ11
2と、トナーカートリッジ112に設けられ、当該トナ
ーカートリッジに関する情報を記憶するための不揮発性
RAM112Aと、トナーカートリッジを保護するため
のトナーカートリッジカバーと、トナーカートリッジカ
バーの開閉を検出するセンサ113と、センサ113で
トナーカートリッジカバーの開成が検出された場合に、
電源ユニット120から不揮発性RAM112Aに供給
されている電力を停止すべく制御するCPU101とを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ装置、電
源制御方法、およびその方法をコンピュータで実行する
ためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可
能な記録媒体に関し、詳細には、消耗ユニットに設けら
れた不揮発性メモリに記憶されるデータを保護すること
が可能なプリンタ装置、電源制御方法、およびその方法
をコンピュータで実行するためのプログラムを格納した
コンピュータが読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近時のプリンタ装置では、トナーを収納
するトナーカートリッジに不揮発性メモリを備えたもの
が知られている。かかる不揮発性メモリは、トナーカー
トリッジを管理するためのデータ等が格納されている。
【0003】トナーカートリッジに不揮発性メモリを設
けた従来技術としては、例えば、特開平9−11802
5号公報が公知である。図11は、特開平9−1180
25号公報の「印刷システム」の概略構成を示すブロッ
ク図である。同図に示す印刷システムは、印字データを
出力するホストコンピュータ1020と、ホストコンピ
ュータ1020から入力される印字データを紙1009
に印刷出力する印刷装置1000とで構成されている。
ホストコンピュータ1020は、CPU1021と、印
刷装置1000とのデータの送受信を行う送受信インタ
ーフェース部1022と、ディスクコントローラ102
3と、ディスクコントローラ1023により制御される
記憶装置1024と、表示デバイスであるCRTを制御
するCRTコントローラ1025と、CRTコントロー
ラ1025により制御されるCRT1026とを備えて
いる。
【0004】他方、プリンタ装置1000は、印刷装置
全体を制御するCPU1001と、CPU1001を動
作させるための制御プログラムを格納したROM100
1Bと、CPUのワークエリア1001Aと、ホストコ
ンピュータ1020とのデータの送受信を行う送受信イ
ンターフェース部1002と、フォントデータを記憶し
ているフォントROM1003と、送受信データをペー
ジ単位に格納するページバッファメモリ1004と、1
ページ分のイメージデータを展開するビットマップメモ
リ1005と、ビットマップメモリ1005に展開され
たイメージデータに基づいて実際に印刷処理を行うエン
ジンコントローラ1006と、トナーを収納するカート
リッジ1007と、トナーカートリッジに設けられ、ト
ナーカートリッジの情報を格納する不揮発性RAM10
08とを備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術にあっては、不揮発性メモリに対して、インターロッ
クSWなどの機械式SWにより給電を停止していたた
め、不揮発性メモリに対して、データの読み込み/書き
込み中に給電を停止した場合には、データ化けを起こす
可能性があるという問題がある。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、消耗ユニットの不揮発性メモリに対して、データの
読み込み/書き込み中に給電を停止した場合にもデータ
化けを起こすことなく、適正なデータを保持することが
可能なプリンタ装置、その不揮発性メモリの電源制御方
法、およびその方法を実行するためのプログラムを格納
したコンピュータが読み取り可能な記録媒体を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記に鑑みて
なされたものであり、請求項1にかかる発明は、各部に
電源を供給するための電源ユニットと、プリンタ本体に
対して交換可能に設けられた消耗ユニットと、前記消耗
ユニットに設けられ、当該消耗ユニットを識別するため
の識別情報が記憶された不揮発性メモリと、前記消耗ユ
ニットを保護するための開閉扉と、前記開閉扉の開閉を
検出する検出手段と、前記不揮発性メモリに記憶されて
いる識別情報を記憶するための記憶手段と、前記検出手
段で開閉扉の開成が検出された際に、前記不揮発性メモ
リに対してアクセス中である場合には、当該アクセスを
中断すると共に、当該アクセス状態を示すアクセス情報
を前記記憶手段に記憶した後、前記電源ユニットから前
記不揮発性メモリに供給されている電力を停止すべく制
御する制御手段と、を備えたものである。
【0008】上記発明によれば、検出手段は、消耗ユニ
ットを保護するための開閉扉の開閉を検出し、制御手段
は、検出手段で開閉扉の開成が検出された際に、不揮発
性メモリに対してアクセス中である場合には、当該アク
セスを中断すると共に、当該アクセス状態を示すアクセ
ス情報を記憶手段に記憶した後、電源ユニットから不揮
発性メモリに供給されている電力を停止すべく制御す
る。
【0009】また、請求項2にかかる発明は、請求項1
にかかる発明において、前記制御手段は、前記検出手段
で開閉扉の閉成が検出された場合に、前記消耗ユニット
の交換が行われたか否かを判断すべく、前記消耗ユニッ
トの不揮発性メモリに格納されている識別情報と、前記
記憶手段に記憶されている識別情報とが一致しているか
否かを判断し、前記消耗ユニットの不揮発性メモリに記
憶されている識別情報と、前記記憶手段に記憶されてい
る識別情報とが一致していると判断した場合に、前記記
憶手段に記憶されているアクセス情報に基づいて、前記
不揮発性メモリに対してアクセスするものである。
【0010】上記発明によれば、制御手段は、検出手段
で開閉扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの交
換が行われたか否かを判断すべく、消耗ユニットの不揮
発性メモリに格納されている識別情報と、記憶手段に記
憶されている識別情報とが一致しているか否かを判断
し、消耗ユニットの不揮発性メモリに記憶されている識
別情報と、記憶手段に記憶されている識別情報とが一致
していると判断した場合に、記憶手段に記憶されている
アクセス情報に基づいて、不揮発性メモリに対してアク
セスする。
【0011】また、請求項3にかかる発明は、請求項1
にかかる発明において、前記制御手段は、前記検出手段
で開閉扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの交
換が行われたか否かを判断すべく、前記消耗ユニットの
不揮発性メモリに格納されている識別情報と、前記記憶
手段に記憶されている識別情報とが一致しているか否か
を判断し、前記消耗ユニットの不揮発性メモリに格納さ
れている識別情報と、前記記憶手段に記憶されている識
別情報とが一致していると判断した場合に、前記記憶手
段に記憶されている前記不揮発性メモリに対する読み込
み/書き込みを示すアクセス情報に基づいて、前記不揮
発性メモリに対して読み込み/書き込みを再実行するも
のである。
【0012】上記発明によれば、制御手段は、検出手段
で開閉扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの交
換が行われたか否かを判断すべく、消耗ユニットの不揮
発性メモリに格納されている識別情報と、記憶手段に記
憶されている識別情報とが一致しているか否かを判断
し、消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されている識
別情報と、記憶手段に記憶されている識別情報とが一致
していると判断した場合に、記憶手段に記憶されている
不揮発性メモリに対する読み込み/書き込みを示すアク
セス情報に基づいて、不揮発性メモリに対して読み込み
/書き込みを再実行する。
【0013】また、請求項4にかかる発明は、請求項1
〜請求項3のいずれか1つにかかる発明において、前記
制御手段は、前記検出手段で開閉扉の閉成が検出された
場合に、前記消耗ユニットの交換が行われたか否かを判
断すべく、前記消耗ユニットの不揮発性メモリに記憶さ
れている識別情報と、前記記憶手段に記憶されている識
別情報とが一致しているか否かを判断し、前記消耗ユニ
ットの不揮発性メモリに記憶されている前記識別情報
と、前記記憶手段に記憶されている前記識別情報とが一
致していないと判断した場合には、前記記憶手段に記憶
されている前記識別情報を、前記消耗ユニットの不揮発
性メモリに記憶されている識別情報に書き換えるもので
ある。
【0014】上記発明によれば、制御手段は、検出手段
で開閉扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの交
換が行われたか否かを判断すべく、消耗ユニットの不揮
発性メモリに記憶されている識別情報と、記憶手段に記
憶されている識別情報とが一致しているか否かを判断
し、消耗ユニットの不揮発性メモリに記憶されている識
別情報と、記憶手段に記憶されている前記識別情報とが
一致していないと判断した場合には、記憶手段に記憶さ
れている識別情報を、消耗ユニットの不揮発性メモリに
記憶されている識別情報に書き換える。
【0015】また、請求項5にかかる発明は、請求項1
〜請求項4のいずれか1つにかかる発明において、前記
消耗ユニットは、トナーカートリッジであることとし
た。上記発明によれば、消耗ユニットとしてトナーカー
トリッジを使用する。
【0016】また、請求項6にかかる発明は、交換可能
に形成された消耗ユニットに設けられ、当該消耗ユニッ
トを識別するための識別情報を記憶した不揮発性メモリ
に、電源ユニットから給電がなされた際に、前記不揮発
性メモリに記憶されている識別情報を読み取り、読み取
った識別情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、前
記消耗ユニットを保護するための開閉扉の開閉を検出す
る検出ステップと、前記開閉扉の開成が検出された際
に、前記不揮発性メモリに対してアクセス中である場合
には、当該アクセスを中断すると共に、当該アクセス状
態を示すアクセス情報を記憶手段に記憶した後、前記電
源ユニットから前記不揮発性メモリに供給されている電
力を停止させる制御ステップと、を含むものである。
【0017】上記発明によれば、交換可能に形成された
消耗ユニットに設けられ、当該消耗ユニットを識別する
ための識別情報を記憶した不揮発性メモリに、電源ユニ
ットから給電がなされた際に、不揮発性メモリに記憶さ
れている識別情報を読み取り、読み取った識別情報を記
憶手段に記憶し、消耗ユニットを保護するための開閉扉
の開閉を検出し、開閉扉の開成が検出された際に、不揮
発性メモリに対してアクセス中である場合には、当該ア
クセスを中断すると共に、当該アクセス状態を示すアク
セス情報を記憶手段に記憶した後、電源ユニットから不
揮発性メモリに供給されている電力を停止させる。
【0018】また、請求項7にかかる発明は、請求項6
にかかる発明において、前記制御ステップでは、前記開
閉扉の開成が検出された際に、前記不揮発性メモリに対
して読み込み/書き込み動作中である場合には、当該読
み込み/書き込み動作を中断すると共に、当該前記不揮
発性メモリに対して読み込み/書き込み動作の内容を示
す情報を前記アクセス情報として前記記憶手段に記憶し
た後、前記電源ユニットから前記不揮発性メモリに供給
されている電力を停止させるものである。
【0019】上記発明によれば、開閉扉の開成が検出さ
れた際に、不揮発性メモリに対して読み込み/書き込み
動作中である場合には、当該読み込み/書き込み動作を
中断すると共に、当該不揮発性メモリに対して読み込み
/書き込み動作の内容を示す情報をアクセス情報として
記憶手段に記憶した後、電源ユニットから不揮発性メモ
リに供給されている電力を停止させる。
【0020】また、請求項8にかかる発明は、請求項6
にかかる発明において、前記制御ステップでは、前記開
閉扉の開成が検出された際に、前記不揮発性メモリに対
して読み込み/書き込み動作中である場合には、当該読
み込み/書き込み動作を中断すると共に、当該前記不揮
発性メモリに対して読み込み/書き込みを行ったバイト
数を前記アクセス情報として前記記憶手段に記憶した
後、前記電源ユニットから前記不揮発性メモリに供給さ
れている電力を停止させるものである。
【0021】上記発明によれば、開閉扉の開成が検出さ
れた際に、不揮発性メモリに対して読み込み/書き込み
動作中である場合には、当該読み込み/書き込み動作を
中断すると共に、当該不揮発性メモリに対して読み込み
/書き込みを行ったバイト数をアクセス情報として記憶
手段に記憶した後、電源ユニットから不揮発性メモリに
供給されている電力を停止させる。
【0022】また、請求項9にかかる発明は、請求項6
にかかる発明において、前記制御ステップは、前記開閉
扉の閉成が検出された場合に、前記消耗ユニットの交換
が行われたか否かを判断すべく、前記消耗ユニットの不
揮発性メモリに格納されている識別情報と、前記記憶手
段に記憶されている識別情報とが一致しているか否かを
判断するステップと、前記消耗ユニットの不揮発性メモ
リに格納されている識別情報と、前記記憶手段に記憶さ
れている識別情報とが一致していると判断した場合に、
前記記憶手段に記憶されているアクセス情報に基づい
て、前記不揮発性メモリに対してアクセスするステップ
と、を含むものである。
【0023】上記発明によれば、開閉扉の閉成が検出さ
れた場合に、消耗ユニットの交換が行われたか否かを判
断すべく、消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されて
いる識別情報と、記憶手段に記憶されている識別情報と
が一致しているか否かを判断し、消耗ユニットの不揮発
性メモリに格納されている識別情報と、記憶手段に記憶
されている識別情報とが一致していると判断した場合
に、記憶手段に記憶されているアクセス情報に基づい
て、不揮発性メモリに対してアクセスする。
【0024】また、請求項10にかかる発明は、請求項
7にかかる発明において、前記制御ステップは、前記開
閉扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの交換が
行われたか否かを判断すべく、前記消耗ユニットの不揮
発性メモリに格納されている識別情報と、前記記憶手段
に記憶されている識別情報とが一致しているか否かを判
断するステップと、前記消耗ユニットの不揮発性メモリ
に格納されている識別情報と、前記記憶手段に記憶され
ている識別情報とが一致していると判断した場合に、前
記記憶手段に記憶されている前記不揮発性メモリに対す
る読み込み/書き込み動作の内容を示す情報に基づい
て、前記不揮発性メモリに対して読み込み/書き込みを
再実行するステップと、を含むものである。
【0025】上記発明によれば、開閉扉の閉成が検出さ
れた場合に、消耗ユニットの交換が行われたか否かを判
断すべく、消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されて
いる識別情報と、記憶手段に記憶されている識別情報と
が一致しているか否かを判断し、消耗ユニットの不揮発
性メモリに格納されている識別情報と、記憶手段に記憶
されている識別情報とが一致していると判断した場合
に、記憶手段に記憶されている不揮発性メモリに対する
読み込み/書き込み動作の内容を示す情報に基づいて、
不揮発性メモリに対して読み込み/書き込みを再実行す
る。
【0026】また、請求項11にかかる発明は、請求項
8にかかる発明において、前記制御ステップは、前記開
閉扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの交換が
行われたか否かを判断すべく、前記消耗ユニットの不揮
発性メモリに格納されている識別情報と、前記記憶手段
に記憶されている識別情報とが一致しているか否かを判
断するステップと、前記消耗ユニットの不揮発性メモリ
に格納されている識別情報と、前記記憶手段に記憶され
ている識別情報とが一致していると判断した場合に、前
記記憶手段に記憶されている前記不揮発性メモリに対す
る読み込み/書き込みが行われたバイト数に基づいて、
前記不揮発性メモリに対して読み込み/書き込みを途中
から再開するステップと、を含むものである。
【0027】上記発明によれば、開閉扉の閉成が検出さ
れた場合に、消耗ユニットの交換が行われたか否かを判
断すべく、消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されて
いる識別情報と、記憶手段に記憶されている識別情報と
が一致しているか否かを判断し、消耗ユニットの不揮発
性メモリに格納されている識別情報と、記憶手段に記憶
されている識別情報とが一致していると判断した場合
に、記憶手段に記憶されている不揮発性メモリに対する
読み込み/書き込みが行われたバイト数に基づいて、不
揮発性メモリに対して読み込み/書き込みを途中から再
開する。
【0028】また、請求項12にかかる発明は、請求項
6〜請求項11のいずれか1つに記載の発明において、
前記制御ステップでは、前記開閉扉の閉成が検出された
際に、前記消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されて
いる識別情報と、前記記憶手段に記憶されている識別情
報とが一致していないと判断した場合に、前記記憶手段
に記憶されている識別情報を、前記消耗ユニットの不揮
発性メモリに記憶されている識別情報に書き換えるもの
である。
【0029】上記発明によれば、開閉扉の閉成が検出さ
れた際に、消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されて
いる識別情報と、記憶手段に記憶されている識別情報と
が一致していないと判断した場合に、記憶手段に記憶さ
れている識別情報を、消耗ユニットの不揮発性メモリに
記憶されている識別情報に書き換える。
【0030】また、請求項13にかかる発明は、請求項
6〜請求項12のいずれか1つにかかる発明において、
前記消耗ユニットは、トナーカートリッジであることと
した。上記発明によれば、消耗ユニットとして、トナー
カートリッジを使用する。
【0031】また、請求項14にかかる発明は、請求項
13にかかる発明において、前記制御ステップは、前記
トナーカートリッジのトナー残量を算出するステップ
と、算出したトナー残量を前記記憶手段および前記トナ
ーカートリッジの不揮発性メモリにトナー残量情報とし
て記憶するステップと、前記開閉扉の閉成が検出された
際に、前記不揮発性メモリに格納されている識別情報
と、前記記憶手段に記憶されている識別情報とが一致し
ていると判断された場合に、前記記憶手段に記憶されて
いるトナー残量情報と前記トナーカートリッジの不揮発
性メモリに格納されているトナー残量情報とを比較する
ステップと、前記記憶手段に記憶されているトナー残量
情報と前記トナーカートリッジの不揮発性メモリに格納
されているトナー残量情報とが異なる場合に、前記不揮
発性メモリに記憶されているトナー残量情報を、前記記
憶手段に記憶されているトナー残量情報に書き換えるス
テップと、を含むものである。
【0032】上記発明によれば、トナーカートリッジの
トナー残量を算出し、算出したトナー残量を記憶手段お
よびトナーカートリッジの不揮発性メモリにトナー残量
情報として記憶し、開閉扉の閉成が検出された際に、不
揮発性メモリに格納されている識別情報と、記憶手段に
記憶されている識別情報とが一致していると判断された
場合に、記憶手段に記憶されているトナー残量情報とト
ナーカートリッジの不揮発性メモリに格納されているト
ナー残量情報とを比較し、記記憶手段に記憶されている
トナー残量情報とトナーカートリッジの不揮発性メモリ
に格納されているトナー残量情報とが異なる場合に、不
揮発性メモリに記憶されているトナー残量情報を、記憶
手段に記憶されているトナー残量情報に書き換える。
【0033】また、請求項15にかかる発明は、交換可
能に形成された消耗ユニットに設けられ、当該消耗ユニ
ットを識別するための識別情報を記憶した不揮発性メモ
リに、電源ユニットから給電がなされた際に、前記不揮
発性メモリに記憶されている識別情報を読み取り、読み
取った識別情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、
前記消耗ユニットを保護するための開閉扉の開閉を検出
する検出ステップと、前記開閉扉の開成が検出された際
に、前記不揮発性メモリに対してアクセス中である場合
には、当該アクセスを中断すると共に、当該アクセス状
態を示すアクセス情報を記憶手段に記憶した後、前記電
源ユニットから前記不揮発性メモリに供給されている電
力を停止させる制御ステップと、をコンピュータに実行
させるためのプログラムを格納したものである。
【0034】上記発明によれば、記録媒体に格納された
プログラムをコンピュータで実行することにより、交換
可能に形成された消耗ユニットに設けられ、当該消耗ユ
ニットを識別するための識別情報を記憶した不揮発性メ
モリに、電源ユニットから給電がなされた際に、不揮発
性メモリに記憶されている識別情報を読み取り、読み取
った識別情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、消
耗ユニットを保護するための開閉扉の開閉を検出する検
出ステップと、開閉扉の開成が検出された際に、不揮発
性メモリに対してアクセス中である場合には、当該アク
セスを中断すると共に、当該アクセス状態を示すアクセ
ス情報を記憶手段に記憶した後、電源ユニットから不揮
発性メモリに供給されている電力を停止させる制御ステ
ップとを実現する。
【0035】また、請求項16にかかる発明は、請求項
15にかかる発明において、前記制御ステップでは、前
記開閉扉の開成が検出された際に、前記不揮発性メモリ
に対して読み込み/書き込み動作中である場合には、当
該読み込み/書き込み動作を中断すると共に、当該前記
不揮発性メモリに対して読み込み/書き込み動作の内容
を示す情報を前記アクセス情報として前記記憶手段に記
憶した後、前記電源ユニットから前記不揮発性メモリに
供給されている電力を停止させるものである。
【0036】上記発明によれば、記録媒体に格納された
プログラムをコンピュータで実行することにより、開閉
扉の開成が検出された際に、不揮発性メモリに対して読
み込み/書き込み動作中である場合には、当該読み込み
/書き込み動作を中断すると共に、当該前記不揮発性メ
モリに対して読み込み/書き込み動作の内容を示す情報
をアクセス情報として前記記憶手段に記憶した後、電源
ユニットから前記不揮発性メモリに供給されている電力
を停止させる。
【0037】また、請求項17にかかる発明は、前記制
御ステップでは、前記開閉扉の開成が検出された際に、
前記不揮発性メモリに対して読み込み/書き込み動作中
である場合には、当該読み込み/書き込み動作を中断す
ると共に、当該前記不揮発性メモリに対して読み込み/
書き込みを行ったバイト数を前記アクセス情報として前
記記憶手段に記憶した後、前記電源ユニットから前記不
揮発性メモリに供給されている電力を停止させるもので
ある。
【0038】上記発明によれば、記録媒体に格納された
プログラムをコンピュータで実行することにより、開閉
扉の開成が検出された際に、不揮発性メモリに対して読
み込み/書き込み動作中である場合には、当該読み込み
/書き込み動作を中断すると共に、当該前記不揮発性メ
モリに対して読み込み/書き込みを行ったバイト数をア
クセス情報として記憶手段に記憶した後、電源ユニット
から不揮発性メモリに供給されている電力を停止させ
る。
【0039】また、請求項18にかかる発明によれば、
請求項15にかかる発明において、前記制御ステップ
は、前記開閉扉の閉成が検出された場合に、前記消耗ユ
ニットの交換が行われたか否かを判断すべく、前記消耗
ユニットの不揮発性メモリに格納されている識別情報
と、前記記憶手段に記憶されている識別情報とが一致し
ているか否かを判断するステップと、前記消耗ユニット
の不揮発性メモリに格納されている識別情報と、前記記
憶手段に記憶されている識別情報とが一致していると判
断した場合に、前記記憶手段に記憶されているアクセス
情報に基づいて、前記不揮発性メモリに対してアクセス
するステップと、を含むものである。
【0040】上記発明によれば、記録媒体に格納された
プログラムをコンピュータで実行することにより、開閉
扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの交換が行
われたか否かを判断すべく、消耗ユニットの不揮発性メ
モリに格納されている識別情報と、記憶手段に記憶され
ている識別情報とが一致しているか否かを判断するステ
ップと、前記消耗ユニットの不揮発性メモリに格納され
ている識別情報と、前記記憶手段に記憶されている識別
情報とが一致していると判断した場合に、前記記憶手段
に記憶されているアクセス情報に基づいて、前記不揮発
性メモリに対してアクセスするステップとを実現するも
のである。
【0041】また、請求項19にかかる発明は、請求項
16にかかる発明において、前記制御ステップは、前記
開閉扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの交換
が行われたか否かを判断すべく、前記消耗ユニットの不
揮発性メモリに格納されている識別情報と、前記記憶手
段に記憶されている識別情報とが一致しているか否かを
判断するステップと、前記消耗ユニットの不揮発性メモ
リに格納されている識別情報と、前記記憶手段に記憶さ
れている識別情報とが一致していると判断した場合に、
前記記憶手段に記憶されている前記不揮発性メモリに対
する読み込み/書き込み動作の内容を示す情報に基づい
て、前記不揮発性メモリに対して読み込み/書き込みを
再実行するステップと、を含むものである。
【0042】上記発明によれば、記録媒体に格納された
プログラムをコンピュータで実行することにより、開閉
扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの交換が行
われたか否かを判断すべく、消耗ユニットの不揮発性メ
モリに格納されている識別情報と、記憶手段に記憶され
ている識別情報とが一致しているか否かを判断するステ
ップと、消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されてい
る識別情報と、記憶手段に記憶されている識別情報とが
一致していると判断した場合に、記憶手段に記憶されて
いる不揮発性メモリに対する読み込み/書き込み動作の
内容を示す情報に基づいて、不揮発性メモリに対して読
み込み/書き込みを再実行するステップとを実現する。
【0043】また、請求項20にかかる発明は、請求項
17にかかる発明において、前記制御ステップは、前記
開閉扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの交換
が行われたか否かを判断すべく、前記消耗ユニットの不
揮発性メモリに格納されている識別情報と、前記記憶手
段に記憶されている識別情報とが一致しているか否かを
判断するステップと、前記消耗ユニットの不揮発性メモ
リに格納されている識別情報と、前記記憶手段に記憶さ
れている識別情報とが一致していると判断した場合に、
前記記憶手段に記憶されている前記不揮発性メモリに対
する読み込み/書き込みが行われたバイト数に基づい
て、前記不揮発性メモリに対して読み込み/書き込みを
途中から再開するステップと、を含むものである。
【0044】上記発明によれば、記録媒体に格納された
プログラムをコンピュータで実行することにより、開閉
扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの交換が行
われたか否かを判断すべく、消耗ユニットの不揮発性メ
モリに格納されている識別情報と、記憶手段に記憶され
ている識別情報とが一致しているか否かを判断するステ
ップと、記消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されて
いる識別情報と、記憶手段に記憶されている識別情報と
が一致していると判断した場合に、記憶手段に記憶され
ている不揮発性メモリに対する読み込み/書き込みが行
われたバイト数に基づいて、不揮発性メモリに対して読
み込み/書き込みを途中から再開するステップとを実現
する。
【0045】また、請求項21にかかる発明は、請求項
15〜請求項20のいずれか1つにかかる発明におい
て、前記制御ステップでは、前記開閉扉の閉成が検出さ
れた場合に、前記消耗ユニットの不揮発性メモリに格納
されている識別情報と、前記記憶手段に記憶されている
識別情報とが一致していないと判断された場合に、前記
記憶手段に記憶されている識別情報を、前記消耗ユニッ
トの不揮発性メモリに記憶されている識別情報に書き換
えるものである。
【0046】上記発明によれば、記録媒体に格納された
プログラムをコンピュータで実行することにより、開閉
扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの不揮発性
メモリに格納されている識別情報と、記憶手段に記憶さ
れている識別情報とが一致していないと判断された場合
に、記憶手段に記憶されている識別情報を、消耗ユニッ
トの不揮発性メモリに記憶されている識別情報に書き換
える。
【0047】また、請求項22にかかる発明は、請求項
15〜請求項21のいずれか1つにかかる発明におい
て、前記消耗ユニットは、トナーカートリッジであるこ
ととした。上記発明によれば、消耗ユニットとしてトナ
ーカートリッジを使用する。
【0048】また、請求項23にかかる発明は、請求項
22にかかる発明において、前記制御ステップは、前記
トナーカートリッジのトナー残量を算出するステップ
と、算出したトナー残量を前記記憶手段および前記トナ
ーカートリッジの不揮発性メモリにトナー残量情報とし
て記憶するステップと、前記開閉扉の閉成が検出された
際に、前記不揮発性メモリに格納されている識別情報
と、前記記憶手段に記憶されている識別情報とが一致し
ていると判断された場合に、前記記憶手段に記憶されて
いるトナー残量情報と前記トナーカートリッジの不揮発
性メモリに格納されているトナー残量情報とを比較する
ステップと、前記記憶手段に記憶されているトナー残量
情報と前記トナーカートリッジの不揮発性メモリに格納
されているトナー残量情報とが異なる場合に、前記不揮
発性メモリに記憶されているトナー残量情報を、前記記
憶手段に記憶されているトナー残量情報に書き換えるス
テップと、を含むものである。
【0049】上記発明によれば、記録媒体に格納された
プログラムをコンピュータで実行することにより、トナ
ーカートリッジのトナー残量を算出するステップと、算
出したトナー残量を記憶手段およびトナーカートリッジ
の不揮発性メモリにトナー残量情報として記憶するステ
ップと、開閉扉の閉成が検出された際に、不揮発性メモ
リに格納されている識別情報と、記憶手段に記憶されて
いる識別情報とが一致していると判断された場合に、記
憶手段に記憶されているトナー残量情報と前記トナーカ
ートリッジの不揮発性メモリに格納されているトナー残
量情報とを比較するステップと、記憶手段に記憶されて
いるトナー残量情報と前記トナーカートリッジの不揮発
性メモリに格納されているトナー残量情報とが異なる場
合に、不揮発性メモリに記憶されているトナー残量情報
を、記憶手段に記憶されているトナー残量情報に書き換
えるステップとを実現する。
【0050】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
かかるプリンタ装置およびその不揮発性メモリの電源制
御方法の好適な実施の形態を、(実施の形態1)、(実
施の形態2)、(実施の形態3)の順に詳細に説明す
る。
【0051】(実施の形態1)実施の形態1にかかるプ
リンタ装置を、図1〜図8を参照して説明する。図1は
本発明にかかるプリンタ装置の構成を示すブロック図で
ある。同図に示すプリンタ装置1は、CPU101、R
OM102、RAM103、記憶装置104、操作部1
05、表示部106、データ入力部107、書込動作部
108、タイマー109、センサI/F110、トナー
カートリッジI/F111、トナーカートリッジ112
(消耗ユニット)、不揮発性RAM112A、センサ1
13、および電源ユニット120等を備えている。
【0052】CPU101は、ROM102に格納され
たプログラムに従って、RAM103を作業領域として
使用して、プリンタ装置の各部の動作を制御する。RO
M102はCPU101を動作させるためのプログラム
が格納されている。RAM103は、CPU101のワ
ークエリアとして使用される。
【0053】操作部105は、ユーザーが文字入力を行
ったり、プリンタ装置の機能の選択や処理の実行の指令
などを入力するためのものである。表示部106は、プ
リンタ装置の処理状況や状態などを表示するためのもの
である。データ入力部107は、外部からの印刷要求を
受信する。記憶装置104は、データ入力部107を介
して受信した原稿データやトナーカートリッジ管理テー
ブル104A(図3参照)などを記憶するためのもので
ある。
【0054】書込動作部108は、レーザー光学系、プ
リンタエンジン等からなり、受信した原稿データなどを
紙に印刷出力する。タイマー109は、現在の時刻およ
び日付を計測する。センサ113はプリンタ装置の各部
に設けられ、紙の位置を検出する紙位置検出センサや、
後述するトナーカートリッジカバー4の開閉を検出する
開閉検出センサ等からなる。センサI/F110は、セ
ンサ113の入力を受け付けるためのインターフェース
である。トナーカートリッジI/F111は、トナーカ
ートリッジ112に設けられた不揮発性RAM112A
(図2参照)に対してデータの読み込み/書き込みを行
ったり、不揮発性RAM112Aに対して電力を供給す
るためのインターフェースである。不揮発性RAM11
2Aは、トナーカートリッジ112に設けられており、
トナーカートリッジ112に関する情報が記憶される。
電源ユニット120は、プリンタ装置の各部に電力を供
給するためのものであり、CPU101は、電源ユニッ
ト120からプリンタ装置の各部に電力が供給される際
の電力制御を行う。具体的には、例えば、CPU101
は、電源ユニット120から不揮発性RAM112Aに
供給される電力のスイッチング制御等を行う。
【0055】図2は、トナーカートリッジ112に設け
られた不揮発性RAM112Aのデータフォーマットの
一実施例を示す図である。不揮発性RAM112Aに
は、トナーカートリッジを識別するための識別情報、C
PU101により書き込まれるトナー残量情報等が記憶
される。上述の識別情報は、不揮発性RAM112Aに
予め書き込まれており、トナーカートリッジ毎に固有の
値となっている。CPU101は、不揮発性RAM11
2Aの識別情報を参照して、トナーカートリッジの同一
性を判断する。
【0056】図3は、記憶装置104に格納されるトナ
ーカートリッジ管理テーブル104Aのフォーマットの
一例を示す図である。トナーカートリッジ管理テーブル
104Aは、トナーカートリッジ112を管理するため
のものであり、トナーカートリッジ112の不揮発性R
AM112Aから読み込んだトナーカートリッジ112
を識別するための識別情報、トナーカートリッジ内のト
ナーの残量を示すトナー残量情報、およびトナーカート
リッジカバーが開成されたときの不揮発性RAM112
Aへのアクセスの状態を示すアクセス情報等が格納され
る。
【0057】CPU101は、原稿データの印刷が行わ
れる毎に、トナー消費量を計算して当該トナー消費量に
基づいてトナー残量を計算し、所定枚数印刷された毎ま
たは所定時間間隔毎に、トナー残量情報として、トナー
カートリッジ管理テーブル104Aおよびトナーカート
リッジ112の不揮発性RAM112Aに書き込む。な
お、例えば、公知の書き込み画素の計数やトナー補給量
を算出してトナー消費量を算出することができる。
【0058】CPU101は、トナーカートリッジ11
2の不揮発性RAM112Aにアクセス(データの読み
込み/書き込み)中に、センサ113によりトナーカー
トリッジカバー4の開成が検知された場合に、不揮発性
RAM112Aへのアクセス(データの読み込み/書き
込み)を中断し、当該アクセスの内容(読み込み/書き
込み)をアクセス情報として不揮発性RAM112Aに
書き込む。例えば、トナーカートリッジカバー4の開成
時に、不揮発性RAM112Aに対してCPU101の
アクセスが行われていない場合には、アクセス情報とし
て、「0」が書き込まれる。また、トナーカートリッジ
カバー4の開成時に、不揮発性RAM112Aに対して
CPU101がデータの書き込みを行っている場合に
は、アクセス情報として「1」が書き込まれる。また、
トナーカートリッジカバー4の開成時に、不揮発性RA
M112Aに対してCPU101がデータの読み込みを
行っている場合には、アクセス情報として「2」が書き
込まれる。
【0059】また、CPU101は、記憶装置104の
トナーカートリッジ管理テーブル104Aに記憶された
識別情報と、トナーカートリッジ112の不揮発性RA
M112Aの識別情報とを比較して、トナーカートリッ
ジ112の同一性を判断する。具体的には、CPU10
1は、本体電源ON時やトナーカートリッジカバーの閉
成時に、記憶装置104のトナーカートリッジ管理テー
ブル104Aに記憶されている識別情報と、トナーカー
トリッジ112の不揮発性RAM112Aに記憶されて
いる識別情報とを比較して、トナーカートリッジ112
が交換されたか否かを判断する。この判断の結果、CP
U101は、記憶装置104のトナーカートリッジ管理
テーブル104Aに記憶されている識別情報と、トナー
カートリッジ112の不揮発性RAM112Aに記憶さ
れている識別情報とが異なる場合には、トナーカートリ
ッジ112が交換されたと判断して、記憶装置104の
トナーカートリッジ管理テーブル104Aの識別情報
を、不揮発性RAM112Aに記憶されている識別情報
に書き換える。
【0060】図4は、プリンタ装置の外観構成を示す図
である。同図において、1はプリンタ装置を示してお
り、2はプリンタ装置本体、3は給紙ユニット、106
は表示部、112は、プリンタ装置本体2に対して、着
脱可能(交換可能)に設けられたトナーカートリッジ
(消耗ユニット)、4はトナーカートリッジ112を保
護する(覆う)ためのトナーカートリッジカバー(開閉
扉)を示している。トナーカートリッジカバー4は、プ
リンタ装置本体2に対して開閉可能に設けられており、
矢印方向が開方向であり、矢印と反対方向が閉方向であ
る。同図は、トナーカートリッジカバー4が開成された
状態を示している。トナーカートリッジ112は、トナ
ーカートリッジカバー4が開成された状態で着脱が行わ
れる。このトナーカートリッジカバー4の開閉は、上述
したように、センサ113により検出される。
【0061】図5は、不揮発性RAM112Aの取り付
け構造を説明するための概略図である。同図に示す如
く、不揮発性RAM112Aは、トナーカートリッジ1
12の上面の凹部に設けられている。不揮発性RAM1
12Aはコネクタ(付図示)およびハーネス(不図示)
を介して、プリンタ装置本体2と接続されている。
【0062】図6のフローチャートを参照して、トナー
カートリッジカバー4が開成された場合のCPU101
の不揮発性RAM112Aに対する電源制御を説明す
る。図6は、トナーカートリッジカバー4が開成された
場合のCPU101の不揮発性RAM112Aに対する
電源制御を説明するためのフローチャートを示してい
る。
【0063】図6において、まず、センサ113が、ト
ナーカートリッジカバー4が開けられたことを検知した
場合には、開成検出信号をCPU101に出力する(ス
テップS1)。CPU101は、センサ113から開成
検出信号が入力されると、不揮発性RAM112Aに対
して読み込み/書き込み動作を行っているか否かを判断
する(ステップS2)。この判断の結果、不揮発性RA
M112Aに対して読み込み/書き込み動作を行ってい
ない場合には、CPU101は、電源ユニット120か
ら不揮発性RAM112Aへの給電を停止する(ステッ
プS5)。
【0064】他方、ステップS2で、CPU101が、
不揮発性RAM112Aに対して、読み込み/書き込み
動作を行っている場合には、実行中の読み込み/書き込
み動作を中断し(ステップS3)、不揮発性RAM11
2Aに対するアクセス信号をインアクティブにした後、
この動作内容(読み込み/書き込み)をアクセス情報と
して、記憶装置104のトナーカートリッジ管理テーブ
ル104Aに書き込む(ステップS4)。この後、CP
U101は、電源ユニット120から不揮発性RAM1
12Aへの給電を停止する(ステップS5)。
【0065】つぎに、図7のフローチャートを参照し
て、トナーカートリッジカバー4が閉成された場合のC
PU101の不揮発性RAM112Aに対する制御を説
明する。図7は、トナーカートリッジカバー4が閉成さ
れた場合のCPU101の不揮発性RAM112Aに対
する制御を説明するためのフローチャートを示してい
る。
【0066】図7において、まず、センサ113が、ト
ナーカートリッジカバー4が閉成されたことを検知した
場合には、閉成検出信号をCPU101に出力する(ス
テップS11)。CPU101は、センサ113から閉
成検出信号が入力されると、不揮発性RAM112Aに
対して給電を開始する(ステップS12)。この後、ト
ナーカートリッジ112の不揮発性RAM112Aに記
憶されているトナーカートリッジの識別情報を読み取り
(ステップS13)、当該読み取った不揮発性RAM1
12Aに記憶されているトナーカートリッジの識別情報
と、記憶装置104のトナーカートリッジ管理テーブル
104Aに記憶されているトナーカートリッジの識別情
報とが一致しているか否かを判断する(ステップS1
4)。
【0067】この判断の結果、当該読み取った不揮発性
RAM112Aに記憶されているトナーカートリッジ1
12の識別情報と、記憶装置104のトナーカートリッ
ジ管理テーブル104Aに記憶されているトナーカート
リッジ112の識別情報とが一致していると判断した場
合には、トナーカートリッジ112の交換がなされてお
らず、同一のトナーカートリッジ112であるので、記
憶装置104のトナーカートリッジ管理テーブル104
Aのアクセス情報を参照して、トナーカートリッジカバ
ー4の開成時に読み込み/書き込みの動作が行われてい
たか否かを判断する(ステップS15)。
【0068】この判断の結果、トナーカートリッジカバ
ー4の開成時に読み込み/書き込みの動作が行われてい
た場合には、給電停止前の動作(読み込み/書き込み)
を再び初めから行う(ステップS16)。なお、ステッ
プS15において、トナーカートリッジカバー4の開成
時に読み込み/書き込みの動作が行われていなかったた
場合には、当該フローを終了する。
【0069】他方、上記ステップS14において、当該
読み取った不揮発性RAM112Aに記憶されているト
ナーカートリッジ112の識別情報と、記憶装置104
のトナーカートリッジ管理テーブル104Aに記憶され
ているトナーカートリッジ112の識別情報とが一致し
ていないと判断した場合には、トナーカートリッジ11
2の交換が行われたと判断して、記憶装置104のトナ
ーカートリッジ管理テーブル104Aの識別情報等のデ
ータを、不揮発性RAM112Aに記憶されているトナ
ーカートリッジの識別情報等のデータに書き換える。
【0070】以上説明したように、実施の形態1によれ
ば、トナーカートリッジカバー4の開成を検出した場合
に、不揮発性RAM112Aに対してデータの読み込み
/書き込みが行われている場合には、当該読み込み/書
き込み動作を中断して、不揮発性RAM112Aに対す
るアクセス信号をインアクティブにした後、不揮発性R
AM112Aに対する給電を停止することとしたので、
不揮発性RAM112Aに対して読み込み/書き込みを
行ったデータがデータ化けを起こすことを防止すること
が可能となる。
【0071】また、実施の形態1においては、トナーカ
ートリッジカバー4の開成を検出した場合に、不揮発性
RAM112Aに対してデータの読み込み/書き込みが
行われている場合には、当該動作状態を示すアクセス情
報を記憶装置104のトナートリッジ管理テーブル10
4Aに記憶することとしたので、トナーカートリッジカ
バー4の開成時の不揮発性RAM112Aに対する動作
状態を記憶することが可能となる。
【0072】また、実施の形態1においては、トナーカ
ートリッジカバー4の閉成が検出された場合に、トナー
カートリッジ112の不揮発性RAM112Aに記憶さ
れているトナーカートリッジの識別情報を読み取り、当
該読み取った不揮発性RAM112Aに記憶されている
トナーカートリッジの識別情報と、記憶装置104のト
ナーカートリッジ管理テーブル104Aに記憶されてい
るトナーカートリッジの識別情報とが一致しているか否
かを判断し、両者が一致していると判断した場合には、
トナーカートリッジ管理テーブル104Aのアクセス情
報を参照して、給電停止前の動作(読み込み/書き込
み)を自動的に再び初めから行うこととしたので、オペ
レーションを軽減することが可能となる。
【0073】また、実施の形態1においては、トナーカ
ートリッジカバー4の閉成が検出された場合に、トナー
カートリッジ112の不揮発性RAM112Aに記憶さ
れているトナーカートリッジの識別情報を読み取り、当
該読み取った不揮発性RAM112Aに記憶されている
トナーカートリッジの識別情報と、記憶装置104のト
ナーカートリッジ管理テーブル104Aに記憶されてい
るトナーカートリッジの識別情報とが一致しているか否
かを判断し、両者が一致していないと判断した場合に
は、トナーカートリッジ112の交換が行われたと判断
して、記憶装置104のトナーカートリッジ管理テーブ
ル104Aの識別情報等のデータを、不揮発性RAM1
12Aに記憶されているトナーカートリッジの識別情報
等のデータに書き換えることとしたので、トナーカート
リッジが交換された場合に、交換されたトナーカートリ
ッジの不揮発性RAM112Aの識別情報を記憶装置1
04のトナーカートリッジ管理テーブル104Aに記憶
することができ、トナーカートリッジの交換に伴う不具
合を回避することが可能となる。
【0074】(実施の形態2)実施の形態2にかかるプ
リンタ装置を図8〜図9を参照して説明する。実施の形
態2では、トナーカートリッジカバー4が開成された際
に、不揮発性RAM112Aに対してCPU101のア
クセス(読み込み/書き込み)がなされている場合に
は、CPU101は、アクセス(読み込み/書き込み)
を中断し、読み込み/書き込みを行ったバイト数をアク
セス情報として、記憶装置104のトナーカートリッジ
管理テーブル104Aに記憶する場合を説明する。
【0075】実施の形態2のプリンタ装置のブロック構
成および外観構成は、実施の形態1のプリンタ装置と同
様のブロック構成および外観構成であるので、その説明
は省略する。実施の形態2において、実施の形態1と異
なる点は、記憶装置104に格納されるトナーカートリ
ッジ管理テーブル104Aのアクセス情報として、給電
停止時の読み込み/書き込みを行ったバイト数が記憶さ
れる点である。
【0076】図8のフローチャートを参照して、トナー
カートリッジカバー4が開成された場合のCPU101
の不揮発性RAM112Aに対する電源制御を説明す
る。図8は、トナーカートリッジカバー4が開成された
場合のCPU101の不揮発性RAM112Aに対する
電源制御を説明するためのフローチャートを示してい
る。
【0077】図8において、まず、センサ113が、ト
ナーカートリッジカバー4が開成されたことを検知した
場合には、開成検出信号をCPU101に出力する(ス
テップS21)。CPU101は、センサ113から開
成検出信号が入力されると、不揮発性RAM112Aに
対して読み込み/書き込み動作を行っているか否かを判
断する(ステップS22)。この判断の結果、不揮発性
RAM112Aに対して読み込み/書き込み動作を行っ
ていない場合には、CPU101は、電源ユニット12
0から不揮発性RAM112Aへの給電を停止する(ス
テップS25)。
【0078】他方、ステップS22で、CPU101
が、不揮発性RAM112Aに対して、読み込み/書き
込み動作を行っている場合には、実行中の読み込み/書
き込み動作を中断し(ステップS23)、不揮発性RA
M112Aに対するアクセス信号をインアクティブにし
た後、既に読み込み/書き込みを行ったバイト数をアク
セス情報として、記憶装置104のトナーカートリッジ
管理テーブル104Aに書き込む(ステップS24)。
この後、CPU101は、電源ユニット120から不揮
発性RAM112Aへの給電を停止する(ステップS2
5)。
【0079】つぎに、図9のフローチャートを参照し
て、トナーカートリッジカバー4が閉成された場合のC
PU101の不揮発性RAM112Aに対する制御を説
明する。図9は、トナーカートリッジカバー4が閉成さ
れた場合のCPU101の不揮発性RAM112Aに対
する制御を説明するためのフローチャートを示してい
る。
【0080】図9において、まず、センサ113が、ト
ナーカートリッジカバー4が閉成されたことを検知した
場合には、閉成検出信号をCPU101に出力する(ス
テップS31)。CPU101は、センサ113から閉
成検出信号が入力されると、不揮発性RAM112Aに
対して給電を開始する(ステップS32)。この後、ト
ナーカートリッジ112の不揮発性RAM112Aに記
憶されているトナーカートリッジの識別情報を読み取り
(ステップS33)、当該読み取った不揮発性RAM1
12Aに記憶されているトナーカートリッジの識別情報
と、記憶装置104のトナーカートリッジ管理テーブル
104Aに記憶されているトナーカートリッジの識別情
報とが一致しているか否かを判断する(ステップS3
4)。
【0081】この判断の結果、当該読み取った不揮発性
RAM112Aに記憶されているトナーカートリッジ1
12の識別情報と、記憶装置104のトナーカートリッ
ジ管理テーブル104Aに記憶されているトナーカート
リッジ112の識別情報とが一致していると判断した場
合には、トナーカートリッジ112の交換がなされてお
らず、同一のトナーカートリッジ112であるので、記
憶装置104のトナーカートリッジ管理テーブル104
Aのアクセス情報を参照して、トナーカートリッジカバ
ー4の開成時に読み込み/書き込みの動作が行われてい
たか否かを判断する(ステップS35)。
【0082】この判断の結果、トナーカートリッジカバ
ー4の開成時に読み込み/書き込みの動作が行われてい
た場合には、アクセス情報(読み込み/書き込みバイト
数)に従って、給電停止前の動作(読み込み/書き込
み)を途中から行う(ステップS36)。また、ステッ
プS35において、トナーカートリッジカバー4の開成
時に読み込み/書き込みの動作が行われていなかった場
合には、当該フローを終了する。
【0083】他方、上記ステップS34において、当該
読み取った不揮発性RAM112Aに記憶されているト
ナーカートリッジ112の識別情報と、記憶装置104
のトナーカートリッジ管理テーブル104Aに記憶され
ているトナーカートリッジ112の識別情報とが一致し
ていないと判断した場合には、トナーカートリッジ11
2の交換が行われたと判断して、CPU101は、記憶
装置104のトナーカートリッジ管理テーブル104A
の識別情報等のデータを、不揮発性RAM112Aに記
憶されているトナーカートリッジの識別情報等のデータ
に書き換える(ステップS37)。
【0084】以上説明したように、実施の形態2によれ
ば、トナーカートリッジカバー4の開成を検出した場合
に、不揮発性RAM112Aに対してデータの読み込み
/書き込みが行われている場合には、読み込み/書き込
みのバイト数をアクセス情報として、記憶装置104の
トナートリッジ管理テーブル104Aに記憶することと
したので、トナーカートリッジカバー4の開成時の不揮
発性RAM112Aに対する読み込み/書き込みのバイ
ト数を記憶することが可能となる。
【0085】また、実施の形態2においては、トナーカ
ートリッジカバー4の閉成が検出された場合に、トナー
カートリッジ112の不揮発性RAM112Aに記憶さ
れているトナーカートリッジの識別情報を読み取り、当
該読み取った不揮発性RAM112Aに記憶されている
トナーカートリッジの識別情報と、記憶装置104のト
ナーカートリッジ管理テーブル104Aに記憶されてい
るトナーカートリッジの識別情報とが一致しているか否
かを判断し、両者が一致していると判断した場合には、
トナーカートリッジ管理テーブル104Aのアクセス情
報(読み込み/書き込みのバイト数)を参照して、給電
停止前の動作(読み込み/書き込み)を途中から再開す
ることとしたので、読み込み/書き込み動作の時間を短
縮することが可能となる。
【0086】また、実施の形態2においては、トナーカ
ートリッジカバー4の閉成が検出された場合に、トナー
カートリッジ112の不揮発性RAM112Aに記憶さ
れているトナーカートリッジの識別情報を読み取り、当
該読み取った不揮発性RAM112Aに記憶されている
トナーカートリッジの識別情報と、記憶装置104のト
ナーカートリッジ管理テーブル104Aに記憶されてい
るトナーカートリッジの識別情報とが一致しているか否
かを判断し、両者が一致していないと判断した場合に
は、トナーカートリッジ112の交換が行われたと判断
して、記憶装置104のトナーカートリッジ管理テーブ
ル104Aの識別情報等のデータを、不揮発性RAM1
12Aに記憶されているトナーカートリッジの識別情報
等のデータに書き換えることとしたので、交換されたト
ナーカートリッジの不揮発性RAM112Aの識別情報
を記憶装置104のトナーカートリッジ管理テーブル1
04Aに記憶することができ、トナーカートリッジの交
換に伴う不具合を回避することが可能となる。
【0087】(実施の形態3)実施の形態3にかかるプ
リンタ装置を図10を参照して説明する。実施の形態3
では、トナーカートリッジカバー4が閉成された場合
に、トナーカートリッジ112の不揮発性RAM112
Aに記憶されているトナーカートリッジ112の識別情
報を読み取り、当該読み取った不揮発性RAM112A
に記憶されているトナーカートリッジ112の識別情報
と、記憶装置104のトナーカートリッジ管理テーブル
104Aに記憶されているトナーカートリッジの識別情
報とが一致しているか否かを判断する。そして、両者が
一致している場合には、記憶装置104のトナーカート
リッジ管理テーブル104Aに記憶されているトナー残
量情報とトナーカートリッジ112の不揮発性RAM1
12Aに記憶されているトナー残量情報とを照合し、両
者が異なる場合には、トナーカートリッジ112の不揮
発性RAM112Aに記憶されているトナー残量情報
を、記憶装置104のトナーカートリッジ管理テーブル
104Aに記憶されているトナー残量情報に書き換える
場合を説明する。
【0088】実施の形態3のプリンタ装置のブロック構
成および外観構成は、実施の形態1のプリンタ装置と同
様の構成であるので、その説明は省略する。
【0089】図10のフローチャートを参照して、トナ
ーカートリッジカバー4が閉成された場合のCPU10
1の不揮発性RAM112Aに対する制御を説明する。
図10は、トナーカートリッジカバー4が閉成された場
合のCPU101の不揮発性RAM112Aに対する制
御を説明するためのフローチャートを示している。
【0090】図10において、センサ113が、トナー
カートリッジカバー4が閉成されたことを検知した場合
には(ステップS41)、閉成検出信号をCPU101
に出力する。CPU101は、センサ113から閉成検
出信号が入力されると、不揮発性RAM112Aに対し
て給電を開始する(ステップS42)。この後、トナー
カートリッジ112の不揮発性RAM112Aに記憶さ
れているトナーカートリッジの識別情報を読み取り(ス
テップS43)、当該読み取った不揮発性RAM112
Aに記憶されているトナーカートリッジの識別情報と、
記憶装置104のトナーカートリッジ管理テーブル10
4Aに記憶されているトナーカートリッジの識別情報と
が一致しているか否かを判断する(ステップS44)。
【0091】この判断の結果、当該読み取った不揮発性
RAM112Aに記憶されているトナーカートリッジの
識別情報と、記憶装置104のトナーカートリッジ管理
テーブル104Aに記憶されているトナーカートリッジ
の識別情報とが一致していると判断した場合には、トナ
ーカートリッジ112の交換がなされておらず、同一の
トナーカートリッジであるので、記憶装置104のトナ
ーカートリッジ管理テーブル104Aに記憶されている
トナー残量情報とトナーカートリッジ112の不揮発性
RAM112Aに記憶されているトナー残量情報とを照
合する(ステップS45)。この判断の結果、両者が異
なる場合には、不揮発性RAM112Aのデータが正し
くないと判断して、トナーカートリッジ112の不揮発
性RAM112Aに記憶されているトナー残量情報を、
記憶装置104のトナーカートリッジ管理テーブル10
4Aに記憶されているトナー残量情報に書き換える(ス
テップS46)。
【0092】他方、上記ステップS44において、当該
読み取った不揮発性RAM112Aに記憶されているト
ナーカートリッジ112の識別情報と、記憶装置104
のトナーカートリッジ管理テーブル104Aに記憶され
ているトナーカートリッジ112の識別情報とが一致し
ていないと判断した場合には、トナーカートリッジ11
2の交換が行われたと判断して、CPU101は、記憶
装置104のトナーカートリッジ管理テーブル104A
の識別情報等のデータを、不揮発性RAM112Aに記
憶されているトナーカートリッジの識別情報等のデータ
に書き換える(ステップS47)。
【0093】以上説明したように、本実施の形態におい
ては、トナーカートリッジカバー4が閉成された場合に
は、トナーカートリッジ112の不揮発性RAM112
Aに記憶されているトナーカートリッジの識別情報を読
み取り、当該読み取った不揮発性RAM112Aに記憶
されているトナーカートリッジの識別情報と、記憶装置
104のトナーカートリッジ管理テーブル104Aに記
憶されているトナーカートリッジの識別情報とが一致し
ている場合に、記憶装置104のトナーカートリッジ管
理テーブル104Aに記憶されているトナー残量情報と
トナーカートリッジ112の不揮発性RAM112Aに
記憶されているトナー残量情報とを照合し、両者が異な
る場合には、トナーカートリッジ112の不揮発性RA
M112Aに記憶されているトナー残量情報を、記憶装
置104のトナーカートリッジ管理テーブル104Aに
記憶されているトナー残量情報に書き換えることとした
ので、不揮発性RAM112Aに格納されているデータ
がこわれている場合等に正しいデータに修正することが
可能となる。
【0094】上述の実施の形態1〜3のプリンタ装置の
トナーカートリッジカバー4が開閉された場合のトナー
カートリッジ112の不揮発性RAM112Aの電源制
御方法は、予め用意されたプログラムをパーソナルコン
ピュータや、ワークステーション等のコンピュータで実
行することにしても良い。このプログラムは、ハードデ
ィスク、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−RO
M、MO、DVD等のコンピュータが読取可能な記録媒
体から読み出されることによって実行される。また、こ
のプログラムは、上記記録媒体を介して、また伝送媒体
として、インターネット等のネットワークを介して配布
することができる。
【0095】また、上記した実施の形態では、交換可能
な消耗ユニットとしてトナーカートリッジに不揮発性メ
モリを設けた実施例を説明したが、本発明はこれに限ら
れるものではなく、交換可能な消耗ユニットである現像
ユニットや感光体ユニットに不揮発性メモリを設けるこ
とにしても良い。要は、不揮発性メモリにデータを保存
することが有益で、かつ交換される可能性のあるユニッ
トの全てについて、本発明は適用可能である。
【0096】なお、本発明は、上記した実施の形態に限
定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で
適宜変形可能である。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1にかかる
発明によれば、検出手段は、消耗ユニットを保護するた
めの開閉扉の開閉を検出し、制御手段は、検出手段で開
閉扉の開成が検出された際に、不揮発性メモリに対して
アクセス中である場合には、当該アクセスを中断すると
共に、当該アクセス状態を示すアクセス情報を記憶手段
に記憶した後、電源ユニットから不揮発性メモリに供給
されている電力を停止すべく制御することとしたので、
不揮発性メモリに対してデータの読み込み/書き込み中
に給電を停止した場合にもデータ化けを起こすことな
く、適正なデータを保持することができ、また、開閉扉
の開成時の不揮発性メモリに対する動作状態を記憶する
ことが可能となる。
【0098】また、請求項2にかかる発明によれば、請
求項1にかかる発明において、制御手段は、検出手段で
開閉扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの交換
が行われたか否かを判断すべく、消耗ユニットの不揮発
性メモリに格納されている識別情報と、記憶手段に記憶
されている識別情報とが一致しているか否かを判断し、
消耗ユニットの不揮発性メモリに記憶されている識別情
報と、記憶手段に記憶されている識別情報とが一致して
いると判断した場合に、記憶手段に記憶されているアク
セス情報に基づいて、不揮発性メモリに対してアクセス
することとしたので、請求項1にかかる発明の効果に加
えて、オペレーションを軽減することが可能となる。
【0099】また、請求項3にかかる発明によれば、請
求項1にかかる発明において、制御手段は、検出手段で
開閉扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの交換
が行われたか否かを判断すべく、消耗ユニットの不揮発
性メモリに格納されている識別情報と、記憶手段に記憶
されている識別情報とが一致しているか否かを判断し、
消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されている識別情
報と、記憶手段に記憶されている識別情報とが一致して
いると判断した場合に、記憶手段に記憶されている不揮
発性メモリに対する読み込み/書き込みを示すアクセス
情報に基づいて、不揮発性メモリに対して読み込み/書
き込みを再実行することとしたので、請求項1にかかる
発明の効果に加えて、給電停止前の動作(読み込み/書
き込み)を自動的に再び初めから行うことができ、オペ
レーションを軽減することが可能となる。
【0100】また、請求項4にかかる発明によれば、請
求項1〜請求項3のいずれか1つにかかる発明におい
て、制御手段は、検出手段で開閉扉の閉成が検出された
場合に、消耗ユニットの交換が行われたか否かを判断す
べく、消耗ユニットの不揮発性メモリに記憶されている
識別情報と、記憶手段に記憶されている識別情報とが一
致しているか否かを判断し、消耗ユニットの不揮発性メ
モリに記憶されている識別情報と、記憶手段に記憶され
ている前記識別情報とが一致していないと判断した場合
には、記憶手段に記憶されている識別情報を、消耗ユニ
ットの不揮発性メモリに記憶されている識別情報に書き
換えることとしたので、請求項1〜請求項3のいずれか
1つにかかる発明の効果に加えて、トナーカートリッジ
が交換された場合に、交換されたトナーカートリッジの
不揮発性メモリの識別情報を記憶装手段に記憶すること
ができ、トナーカートリッジの交換に伴う不具合を回避
することが可能となる。
【0101】また、請求項5にかかる発明によれば、請
求項1〜請求項4のいずれか1つにかかる発明におい
て、消耗ユニットとしてトナーカートリッジを使用する
こととしたので、請求項1〜請求項4のいずれか1つに
かかる発明の効果に加えて、トナーカートリッジに不揮
発性メモリを設けた場合に有益となる。
【0102】また、請求項6にかかる発明によれば、交
換可能に形成された消耗ユニットに設けられ、当該消耗
ユニットを識別するための識別情報を記憶した不揮発性
メモリに、電源ユニットから給電がなされた際に、不揮
発性メモリに記憶されている識別情報を読み取り、読み
取った識別情報を記憶手段に記憶し、消耗ユニットを保
護するための開閉扉の開閉を検出し、開閉扉の開成が検
出された際に、不揮発性メモリに対してアクセス中であ
る場合には、当該アクセスを中断すると共に、当該アク
セス状態を示すアクセス情報を記憶手段に記憶した後、
電源ユニットから不揮発性メモリに供給されている電力
を停止させることとしたので、不揮発性メモリに対して
データの読み込み/書き込み中に給電を停止した場合に
もデータ化けを起こすことなく、適正なデータを保持す
ることができ、また、開閉扉の開成時の不揮発性メモリ
に対する動作状態を記憶することが可能となる。
【0103】また、請求項7にかかる発明によれば、請
求項6にかかる発明において、開閉扉の開成が検出され
た際に、不揮発性メモリに対して読み込み/書き込み動
作中である場合には、当該読み込み/書き込み動作を中
断すると共に、当該不揮発性メモリに対して読み込み/
書き込み動作の内容を示す情報をアクセス情報として記
憶手段に記憶した後、電源ユニットから不揮発性メモリ
に供給されている電力を停止させることとしたので、請
求項6にかかる発明の効果に加えて、開閉扉の開成時の
不揮発性メモリに対する読み込み/書き込み動作の内容
を示す情報を記憶することが可能となる。
【0104】また、請求項8にかかる発明によれば、請
求項6にかかる発明において、開閉扉の開成が検出され
た際に、不揮発性メモリに対して読み込み/書き込み動
作中である場合には、当該読み込み/書き込み動作を中
断すると共に、当該不揮発性メモリに対して読み込み/
書き込みを行ったバイト数をアクセス情報として記憶手
段に記憶した後、電源ユニットから不揮発性メモリに供
給されている電力を停止させることとしたので、請求項
6にかかる発明の効果に加えて、開閉扉の開成時の不揮
発性メモリに対する読み込み/書き込みが行われたバイ
ト数を記憶することが可能となる。
【0105】また、請求項9にかかる発明によれば、請
求項6にかかる発明において、開閉扉の閉成が検出され
た場合に、消耗ユニットの交換が行われたか否かを判断
すべく、消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されてい
る識別情報と、記憶手段に記憶されている識別情報とが
一致しているか否かを判断し、消耗ユニットの不揮発性
メモリに格納されている識別情報と、記憶手段に記憶さ
れている識別情報とが一致していると判断した場合に、
記憶手段に記憶されているアクセス情報に基づいて、不
揮発性メモリに対してアクセスすることとしたので、請
求項6にかかる発明の効果に加えて、オペレーションを
軽減することが可能となる。
【0106】また、請求項10にかかる発明によれば、
請求項7にかかる発明において、開閉扉の閉成が検出さ
れた場合に、消耗ユニットの交換が行われたか否かを判
断すべく、消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されて
いる識別情報と、記憶手段に記憶されている識別情報と
が一致しているか否かを判断し、消耗ユニットの不揮発
性メモリに格納されている識別情報と、記憶手段に記憶
されている識別情報とが一致していると判断した場合
に、記憶手段に記憶されている不揮発性メモリに対する
読み込み/書き込み動作の内容を示す情報に基づいて、
不揮発性メモリに対して読み込み/書き込みを再実行す
ることとしたので、請求項7にかかる発明の効果に加え
て、給電停止前の動作(読み込み/書き込み)を自動的
に再び初めから行うことができ、オペレーションを軽減
することが可能となる。
【0107】また、請求項11にかかる発明によれば、
請求項8にかかる発明において、開閉扉の閉成が検出さ
れた場合に、消耗ユニットの交換が行われたか否かを判
断すべく、消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されて
いる識別情報と、記憶手段に記憶されている識別情報と
が一致しているか否かを判断し、消耗ユニットの不揮発
性メモリに格納されている識別情報と、記憶手段に記憶
されている識別情報とが一致していると判断した場合
に、記憶手段に記憶されている不揮発性メモリに対する
読み込み/書き込みが行われたバイト数に基づいて、不
揮発性メモリに対して読み込み/書き込みを途中から再
開することとしたので、請求項8にかかる発明の効果に
加えて、給電停止前の動作(読み込み/書き込み)を途
中から再開することができ、読み込み/書き込み動作の
時間を短縮することが可能となる。
【0108】また、請求項12にかかる発明によれば、
請求項6〜請求項11のいずれか1つに記載の発明にお
いて、開閉扉の閉成が検出された際に、消耗ユニットの
不揮発性メモリに格納されている識別情報と、記憶手段
に記憶されている識別情報とが一致していないと判断し
た場合に、記憶手段に記憶されている識別情報を、消耗
ユニットの不揮発性メモリに記憶されている識別情報に
書き換えることとしたので、請求項6〜請求項11のい
ずれか1つにかかる発明の効果に加えて、トナーカート
リッジが交換された場合に、交換されたトナーカートリ
ッジの不揮発性メモリの識別情報を記憶手段に記憶する
ことができ、トナーカートリッジの交換に伴う不具合を
回避することが可能となる。
【0109】また、請求項13にかかる発明によれば、
請求項6〜請求項12のいずれか1つにかかる発明にお
いて、消耗ユニットとして、トナーカートリッジを使用
することとしたので、請求項6〜請求項12のいずれか
1つにかかる発明の効果に加えて、トナーカートリッジ
に不揮発性メモリを設けた場合に有益となる。
【0110】また、請求項14にかかる発明によれば、
請求項13にかかる発明において、トナーカートリッジ
のトナー残量を算出し、算出したトナー残量を記憶手段
およびトナーカートリッジの不揮発性メモリにトナー残
量情報として記憶し、開閉扉の閉成が検出された際に、
不揮発性メモリに格納されている識別情報と、記憶手段
に記憶されている識別情報とが一致していると判断され
た場合に、記憶手段に記憶されているトナー残量情報と
トナーカートリッジの不揮発性メモリに格納されている
トナー残量情報とを比較し、記記憶手段に記憶されてい
るトナー残量情報とトナーカートリッジの不揮発性メモ
リに格納されているトナー残量情報とが異なる場合に、
不揮発性メモリに記憶されているトナー残量情報を、記
憶手段に記憶されているトナー残量情報に書き換えるこ
ととしたので、請求項13にかかる発明の効果に加え
て、不揮発性メモリに格納されているトナー残量情報等
がデータ化けしている場合等に正しいトナー残量情報に
修正することが可能となる。
【0111】また、請求項15にかかる発明によれば、
記録媒体に格納されたプログラムをコンピュータで実行
することにより、交換可能に形成された消耗ユニットに
設けられ、当該消耗ユニットを識別するための識別情報
を記憶した不揮発性メモリに、電源ユニットから給電が
なされた際に、不揮発性メモリに記憶されている識別情
報を読み取り、読み取った識別情報を記憶手段に記憶す
る記憶ステップと、消耗ユニットを保護するための開閉
扉の開閉を検出する検出ステップと、開閉扉の開成が検
出された際に、不揮発性メモリに対してアクセス中であ
る場合には、当該アクセスを中断すると共に、当該アク
セス状態を示すアクセス情報を記憶手段に記憶した後、
電源ユニットから不揮発性メモリに供給されている電力
を停止させる制御ステップとを実現することとしたの
で、不揮発性メモリに対してデータの読み込み/書き込
み中に給電を停止した場合にもデータ化けを起こすこと
なく、適正なデータを保持することができ、また、開閉
扉の開成時の不揮発性メモリに対する動作状態を記憶す
ることが可能となる。
【0112】また、請求項16にかかる発明によれば、
請求項15にかかる発明において、記録媒体に格納され
たプログラムをコンピュータで実行することにより、開
閉扉の開成が検出された際に、不揮発性メモリに対して
読み込み/書き込み動作中である場合には、当該読み込
み/書き込み動作を中断すると共に、当該前記不揮発性
メモリに対して読み込み/書き込み動作の内容を示す情
報をアクセス情報として前記記憶手段に記憶した後、電
源ユニットから前記不揮発性メモリに供給されている電
力を停止させることとしたので、請求項15にかかる発
明の効果に加えて、開閉扉の開成時の不揮発性メモリに
対する読み込み/書き込み動作の内容を示す情報を記憶
することが可能となる。
【0113】また、請求項17にかかる発明によれば、
請求項15にかかる発明において、記録媒体に格納され
たプログラムをコンピュータで実行することにより、開
閉扉の開成が検出された際に、不揮発性メモリに対して
読み込み/書き込み動作中である場合には、当該読み込
み/書き込み動作を中断すると共に、当該前記不揮発性
メモリに対して読み込み/書き込みを行ったバイト数を
アクセス情報として記憶手段に記憶した後、電源ユニッ
トから不揮発性メモリに供給されている電力を停止させ
ることとしたので、請求項15にかかる発明の効果に加
えて、開閉扉の開成時の不揮発性メモリに対する読み込
み/書き込みが行われたバイト数を記憶することが可能
となる。
【0114】また、請求項18にかかる発明によれば、
請求項15にかかる発明において、記録媒体に格納され
たプログラムをコンピュータで実行することにより、開
閉扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの交換が
行われたか否かを判断すべく、消耗ユニットの不揮発性
メモリに格納されている識別情報と、記憶手段に記憶さ
れている識別情報とが一致しているか否かを判断するス
テップと、前記消耗ユニットの不揮発性メモリに格納さ
れている識別情報と、前記記憶手段に記憶されている識
別情報とが一致していると判断した場合に、前記記憶手
段に記憶されているアクセス情報に基づいて、前記不揮
発性メモリに対してアクセスするステップとを実現する
こととしたので、請求項15にかかる発明の効果に加え
て、オペレーションを軽減することが可能となる。
【0115】また、請求項19にかかる発明によれば、
請求項16にかかる発明において、記録媒体に格納され
たプログラムをコンピュータで実行することにより、開
閉扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの交換が
行われたか否かを判断すべく、消耗ユニットの不揮発性
メモリに格納されている識別情報と、記憶手段に記憶さ
れている識別情報とが一致しているか否かを判断するス
テップと、消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されて
いる識別情報と、記憶手段に記憶されている識別情報と
が一致していると判断した場合に、記憶手段に記憶され
ている不揮発性メモリに対する読み込み/書き込み動作
の内容を示す情報に基づいて、不揮発性メモリに対して
読み込み/書き込みを再実行するステップとを実現する
こととしたので、請求項16にかかる発明の効果に加え
て、給電停止前の動作(読み込み/書き込み)を自動的
に再び初めから行うことができ、オペレーションを軽減
することが可能となる。
【0116】また、請求項20にかかる発明によれば、
請求項17にかかる発明において、記録媒体に格納され
たプログラムをコンピュータで実行することにより、開
閉扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの交換が
行われたか否かを判断すべく、消耗ユニットの不揮発性
メモリに格納されている識別情報と、記憶手段に記憶さ
れている識別情報とが一致しているか否かを判断するス
テップと、記消耗ユニットの不揮発性メモリに格納され
ている識別情報と、記憶手段に記憶されている識別情報
とが一致していると判断した場合に、記憶手段に記憶さ
れている不揮発性メモリに対する読み込み/書き込みが
行われたバイト数に基づいて、不揮発性メモリに対して
読み込み/書き込みを途中から再開するステップとを実
現することとしたので、請求項17にかかる発明の効果
に加えて、給電停止前の動作(読み込み/書き込み)を
途中から再開することができ、読み込み/書き込み動作
の時間を短縮することが可能となる。
【0117】また、請求項21にかかる発明によれば、
請求項15〜請求項20のいずれか1つにかかる発明に
おいて、記録媒体に格納されたプログラムをコンピュー
タで実行することにより、開閉扉の閉成が検出された場
合に、消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されている
識別情報と、記憶手段に記憶されている識別情報とが一
致していないと判断された場合に、記憶手段に記憶され
ている識別情報を、消耗ユニットの不揮発性メモリに記
憶されている識別情報に書き換えることとしたので、請
求項15〜請求項20のいずれか1つにかかる発明の効
果に加えて、トナーカートリッジが交換された場合に、
交換されたトナーカートリッジの不揮発性メモリの識別
情報を記憶手段に記憶することができ、トナーカートリ
ッジの交換に伴う不具合を回避することが可能となる。
【0118】また、請求項22にかかる発明によれば、
請求項15〜請求項21のいずれか1つにかかる発明に
おいて、消耗ユニットとしてトナーカートリッジを使用
することとしたので、請求項15〜請求項21のいずれ
か1つにかかる発明の効果に加えて、トナーカートリッ
ジに不揮発性メモリを設けた場合に有益となる。
【0119】また、請求項23にかかる発明によれば、
請求項22にかかる発明において、記録媒体に格納され
たプログラムをコンピュータで実行することにより、ト
ナーカートリッジのトナー残量を算出するステップと、
算出したトナー残量を記憶手段およびトナーカートリッ
ジの不揮発性メモリにトナー残量情報として記憶するス
テップと、開閉扉の閉成が検出された際に、不揮発性メ
モリに格納されている識別情報と、記憶手段に記憶され
ている識別情報とが一致していると判断された場合に、
記憶手段に記憶されているトナー残量情報と前記トナー
カートリッジの不揮発性メモリに格納されているトナー
残量情報とを比較するステップと、記憶手段に記憶され
ているトナー残量情報と前記トナーカートリッジの不揮
発性メモリに格納されているトナー残量情報とが異なる
場合に、不揮発性メモリに記憶されているトナー残量情
報を、記憶手段に記憶されているトナー残量情報に書き
換えるステップとを実現することとしたので、請求項2
2にかかる発明の効果に加えて、不揮発性メモリに格納
されているトナー残量情報等がデータ化けしている場合
等に正しいトナー残量情報に修正することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるプリンタ装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1のトナーカートリッジに設けられた不揮発
性RAMのデータフォーマットの一実施例を示す図であ
る。
【図3】図1の記憶装置のトナーカートリッジ管理テー
ブルのフォーマットの一例を示す図である。
【図4】プリンタ装置の外観構成を示す図である。
【図5】不揮発性RAMの取り付け構造を説明するため
の概略図である。
【図6】実施の形態1において、トナーカートリッジカ
バーが開成された場合のCPUの不揮発性RAMに対す
る電源制御を説明するためのフローチャートである。
【図7】実施の形態1において、トナーカートリッジカ
バーが閉成された場合のCPUの不揮発性RAMに対す
る電源制御を説明するためのフローチャートである。
【図8】実施の形態2において、トナーカートリッジカ
バーが開成された場合のCPUの不揮発性RAMに対す
る電源制御を説明するためのフローチャートである。
【図9】実施の形態2において、トナーカートリッジカ
バーが閉成された場合のCPUの不揮発性RAMに対す
る電源制御を説明するためのフローチャートである。
【図10】実施の形態3において、トナーカートリッジ
カバーが閉成された場合のCPUの不揮発性RAMに対
する電源制御を説明するためのフローチャートである。
【図11】プリンタ装置の従来技術を説明するための図
である。
【符号の説明】
1 プリンタ装置 2 プリンタ本体 3 給紙ユニット 4 トナーカートリッジカバー 101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 記憶装置 105 操作部 106 表示部 107 データ入力部 108 書込動作部 109 タイマー 110 センサI/F 111 トナーカートリッジI/F 112 トナーカートリッジ 112A 不揮発性RAM 113 センサ 120 電源ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/18 G03G 15/00 556 Fターム(参考) 2C061 AQ06 CD08 CD16 HH03 HH13 HJ10 HK11 HK23 HN02 HN15 HN22 2H027 DA26 DD02 EJ08 EJ17 HB05 HB13 HB17 ZA01 2H071 AA17 BA05 BA13 BA23 BA33 DA08 DA32

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各部に電源を供給するための電源ユニッ
    トと、 プリンタ本体に対して交換可能に設けられた消耗ユニッ
    トと、 前記消耗ユニットに設けられ、当該消耗ユニットを識別
    するための識別情報が記憶された不揮発性メモリと、 前記消耗ユニットを保護するための開閉扉と、 前記開閉扉の開閉を検出する検出手段と、 前記不揮発性メモリに記憶されている識別情報を記憶す
    るための記憶手段と、 前記検出手段で開閉扉の開成が検出された際に、前記不
    揮発性メモリに対してアクセス中である場合には、当該
    アクセスを中断すると共に、当該アクセス状態を示すア
    クセス情報を前記記憶手段に記憶した後、前記電源ユニ
    ットから前記不揮発性メモリに供給されている電力を停
    止すべく制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記検出手段で開閉扉
    の閉成が検出された場合に、前記消耗ユニットの交換が
    行われたか否かを判断すべく、前記消耗ユニットの不揮
    発性メモリに格納されている識別情報と、前記記憶手段
    に記憶されている識別情報とが一致しているか否かを判
    断し、 前記消耗ユニットの不揮発性メモリに記憶されている識
    別情報と、前記記憶手段に記憶されている識別情報とが
    一致していると判断した場合に、前記記憶手段に記憶さ
    れているアクセス情報に基づいて、前記不揮発性メモリ
    に対してアクセスすることを特徴とする請求項1に記載
    のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記検出手段で開閉扉
    の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの交換が行わ
    れたか否かを判断すべく、前記消耗ユニットの不揮発性
    メモリに格納されている識別情報と、前記記憶手段に記
    憶されている識別情報とが一致しているか否かを判断
    し、 前記消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されている識
    別情報と、前記記憶手段に記憶されている識別情報とが
    一致していると判断した場合に、前記記憶手段に記憶さ
    れている前記不揮発性メモリに対する読み込み/書き込
    みを示すアクセス情報に基づいて、前記不揮発性メモリ
    に対して読み込み/書き込みを再実行することを特徴と
    する請求項1に記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記検出手段で開閉扉
    の閉成が検出された場合に、前記消耗ユニットの交換が
    行われたか否かを判断すべく、前記消耗ユニットの不揮
    発性メモリに記憶されている識別情報と、前記記憶手段
    に記憶されている識別情報とが一致しているか否かを判
    断し、 前記消耗ユニットの不揮発性メモリに記憶されている前
    記識別情報と、前記記憶手段に記憶されている前記識別
    情報とが一致していないと判断した場合には、前記記憶
    手段に記憶されている前記識別情報を、前記消耗ユニッ
    トの不揮発性メモリに記憶されている識別情報に書き換
    えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1
    つに記載のプリンタ装置。
  5. 【請求項5】 前記消耗ユニットは、トナーカートリッ
    ジであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれ
    か1つに記載のプリンタ装置。
  6. 【請求項6】 交換可能に形成された消耗ユニットに設
    けられ、当該消耗ユニットを識別するための識別情報を
    記憶した不揮発性メモリに、電源ユニットから給電がな
    された際に、前記不揮発性メモリに記憶されている識別
    情報を読み取り、読み取った識別情報を記憶手段に記憶
    する記憶ステップと、 前記消耗ユニットを保護するための開閉扉の開閉を検出
    する検出ステップと、 前記開閉扉の開成が検出された際に、前記不揮発性メモ
    リに対してアクセス中である場合には、当該アクセスを
    中断すると共に、当該アクセス状態を示すアクセス情報
    を記憶手段に記憶した後、前記電源ユニットから前記不
    揮発性メモリに供給されている電力を停止させる制御ス
    テップと、 を含むことを特徴とする電源制御方法。
  7. 【請求項7】 前記制御ステップでは、 前記開閉扉の開成が検出された際に、前記不揮発性メモ
    リに対して読み込み/書き込み動作中である場合には、
    当該読み込み/書き込み動作を中断すると共に、当該前
    記不揮発性メモリに対して読み込み/書き込み動作の内
    容を示す情報を前記アクセス情報として前記記憶手段に
    記憶した後、前記電源ユニットから前記不揮発性メモリ
    に供給されている電力を停止させることを特徴とする請
    求項6に記載の電源制御方法。
  8. 【請求項8】 前記制御ステップでは、 前記開閉扉の開成が検出された際に、前記不揮発性メモ
    リに対して読み込み/書き込み動作中である場合には、
    当該読み込み/書き込み動作を中断すると共に、当該前
    記不揮発性メモリに対して読み込み/書き込みを行った
    バイト数を前記アクセス情報として前記記憶手段に記憶
    した後、前記電源ユニットから前記不揮発性メモリに供
    給されている電力を停止させることを特徴とする請求項
    6に記載の電源制御方法。
  9. 【請求項9】 前記制御ステップは、 前記開閉扉の閉成が検出された場合に、前記消耗ユニッ
    トの交換が行われたか否かを判断すべく、前記消耗ユニ
    ットの不揮発性メモリに格納されている識別情報と、前
    記記憶手段に記憶されている識別情報とが一致している
    か否かを判断するステップと、 前記消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されている識
    別情報と、前記記憶手段に記憶されている識別情報とが
    一致していると判断した場合に、前記記憶手段に記憶さ
    れているアクセス情報に基づいて、前記不揮発性メモリ
    に対してアクセスするステップと、 を含むことを特徴とする請求項6に記載の電源制御方
    法。
  10. 【請求項10】 前記制御ステップは、 前記開閉扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの
    交換が行われたか否かを判断すべく、前記消耗ユニット
    の不揮発性メモリに格納されている識別情報と、前記記
    憶手段に記憶されている識別情報とが一致しているか否
    かを判断するステップと、 前記消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されている識
    別情報と、前記記憶手段に記憶されている識別情報とが
    一致していると判断した場合に、前記記憶手段に記憶さ
    れている前記不揮発性メモリに対する読み込み/書き込
    み動作の内容を示す情報に基づいて、前記不揮発性メモ
    リに対して読み込み/書き込みを再実行するステップ
    と、 を含むことを特徴とする請求項7に記載の電源制御方
    法。
  11. 【請求項11】 前記制御ステップは、 前記開閉扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの
    交換が行われたか否かを判断すべく、前記消耗ユニット
    の不揮発性メモリに格納されている識別情報と、前記記
    憶手段に記憶されている識別情報とが一致しているか否
    かを判断するステップと、 前記消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されている識
    別情報と、前記記憶手段に記憶されている識別情報とが
    一致していると判断した場合に、前記記憶手段に記憶さ
    れている前記不揮発性メモリに対する読み込み/書き込
    みが行われたバイト数に基づいて、前記不揮発性メモリ
    に対して読み込み/書き込みを途中から再開するステッ
    プと、 を含むことを特徴とする請求項8に記載の電源制御方
    法。
  12. 【請求項12】 前記制御ステップでは、 前記開閉扉の閉成が検出された際に、前記消耗ユニット
    の不揮発性メモリに格納されている識別情報と、前記記
    憶手段に記憶されている識別情報とが一致していないと
    判断した場合に、前記記憶手段に記憶されている識別情
    報を、前記消耗ユニットの不揮発性メモリに記憶されて
    いる識別情報に書き換えることを特徴とする請求項6〜
    請求項11のいずれか1つに記載の電源制御方法。
  13. 【請求項13】 前記消耗ユニットは、トナーカートリ
    ッジであることを特徴とする請求項6〜請求項12のい
    ずれか1つに記載の電源制御方法。
  14. 【請求項14】 前記制御ステップは、 前記トナーカートリッジのトナー残量を算出するステッ
    プと、 算出したトナー残量を前記記憶手段および前記トナーカ
    ートリッジの不揮発性メモリにトナー残量情報として記
    憶するステップと、 前記開閉扉の閉成が検出された際に、前記不揮発性メモ
    リに格納されている識別情報と、前記記憶手段に記憶さ
    れている識別情報とが一致していると判断された場合
    に、前記記憶手段に記憶されているトナー残量情報と前
    記トナーカートリッジの不揮発性メモリに格納されてい
    るトナー残量情報とを比較するステップと、 前記記憶手段に記憶されているトナー残量情報と前記ト
    ナーカートリッジの不揮発性メモリに格納されているト
    ナー残量情報とが異なる場合に、前記不揮発性メモリに
    記憶されているトナー残量情報を、前記記憶手段に記憶
    されているトナー残量情報に書き換えるステップと、 を含むことを特徴とする請求項13に記載の電源制御方
    法。
  15. 【請求項15】 交換可能に形成された消耗ユニットに
    設けられ、当該消耗ユニットを識別するための識別情報
    を記憶した不揮発性メモリに、電源ユニットから給電が
    なされた際に、前記不揮発性メモリに記憶されている識
    別情報を読み取り、読み取った識別情報を記憶手段に記
    憶する記憶ステップと、 前記消耗ユニットを保護するための開閉扉の開閉を検出
    する検出ステップと、 前記開閉扉の開成が検出された際に、前記不揮発性メモ
    リに対してアクセス中である場合には、当該アクセスを
    中断すると共に、当該アクセス状態を示すアクセス情報
    を記憶手段に記憶した後、前記電源ユニットから前記不
    揮発性メモリに供給されている電力を停止させる制御ス
    テップと、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納し
    たことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記録
    媒体。
  16. 【請求項16】 前記制御ステップでは、 前記開閉扉の開成が検出された際に、前記不揮発性メモ
    リに対して読み込み/書き込み動作中である場合には、
    当該読み込み/書き込み動作を中断すると共に、当該前
    記不揮発性メモリに対して読み込み/書き込み動作の内
    容を示す情報を前記アクセス情報として前記記憶手段に
    記憶した後、前記電源ユニットから前記不揮発性メモリ
    に供給されている電力を停止させることを特徴とする請
    求項15に記載のコンピュータが読み取り可能な記録媒
    体。
  17. 【請求項17】 前記制御ステップでは、 前記開閉扉の開成が検出された際に、前記不揮発性メモ
    リに対して読み込み/書き込み動作中である場合には、
    当該読み込み/書き込み動作を中断すると共に、当該前
    記不揮発性メモリに対して読み込み/書き込みを行った
    バイト数を前記アクセス情報として前記記憶手段に記憶
    した後、前記電源ユニットから前記不揮発性メモリに供
    給されている電力を停止させることを特徴とする請求項
    15に記載のコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記制御ステップは、 前記開閉扉の閉成が検出された場合に、前記消耗ユニッ
    トの交換が行われたか否かを判断すべく、前記消耗ユニ
    ットの不揮発性メモリに格納されている識別情報と、前
    記記憶手段に記憶されている識別情報とが一致している
    か否かを判断するステップと、 前記消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されている識
    別情報と、前記記憶手段に記憶されている識別情報とが
    一致していると判断した場合に、前記記憶手段に記憶さ
    れているアクセス情報に基づいて、前記不揮発性メモリ
    に対してアクセスするステップと、 を含むことを特徴とする請求項15に記載のコンピュー
    タが読み取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記制御ステップは、 前記開閉扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの
    交換が行われたか否かを判断すべく、前記消耗ユニット
    の不揮発性メモリに格納されている識別情報と、前記記
    憶手段に記憶されている識別情報とが一致しているか否
    かを判断するステップと、 前記消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されている識
    別情報と、前記記憶手段に記憶されている識別情報とが
    一致していると判断した場合に、前記記憶手段に記憶さ
    れている前記不揮発性メモリに対する読み込み/書き込
    み動作の内容を示す情報に基づいて、前記不揮発性メモ
    リに対して読み込み/書き込みを再実行するステップ
    と、 を含むことを特徴とする請求項16に記載のコンピュー
    タが読み取り可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記制御ステップは、 前記開閉扉の閉成が検出された場合に、消耗ユニットの
    交換が行われたか否かを判断すべく、前記消耗ユニット
    の不揮発性メモリに格納されている識別情報と、前記記
    憶手段に記憶されている識別情報とが一致しているか否
    かを判断するステップと、 前記消耗ユニットの不揮発性メモリに格納されている識
    別情報と、前記記憶手段に記憶されている識別情報とが
    一致していると判断した場合に、前記記憶手段に記憶さ
    れている前記不揮発性メモリに対する読み込み/書き込
    みが行われたバイト数に基づいて、前記不揮発性メモリ
    に対して読み込み/書き込みを途中から再開するステッ
    プと、 を含むことを特徴とする請求項17に記載のコンピュー
    タが読み取り可能な記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記制御ステップでは、 前記開閉扉の閉成が検出された場合に、前記消耗ユニッ
    トの不揮発性メモリに格納されている識別情報と、前記
    記憶手段に記憶されている識別情報とが一致していない
    と判断された場合に、前記記憶手段に記憶されている識
    別情報を、前記消耗ユニットの不揮発性メモリに記憶さ
    れている識別情報に書き換えることを特徴とする請求項
    15〜請求項20のいずれか1つに記載のコンピュータ
    が読み取り可能な記録媒体。
  22. 【請求項22】 前記消耗ユニットは、トナーカートリ
    ッジであることを特徴とする請求項15〜請求項21の
    いずれか1つに記載のコンピュータが読み取り可能な記
    録媒体。
  23. 【請求項23】 前記制御ステップは、 前記トナーカートリッジのトナー残量を算出するステッ
    プと、 算出したトナー残量を前記記憶手段および前記トナーカ
    ートリッジの不揮発性メモリにトナー残量情報として記
    憶するステップと、 前記開閉扉の閉成が検出された際に、前記不揮発性メモ
    リに格納されている識別情報と、前記記憶手段に記憶さ
    れている識別情報とが一致していると判断された場合
    に、前記記憶手段に記憶されているトナー残量情報と前
    記トナーカートリッジの不揮発性メモリに格納されてい
    るトナー残量情報とを比較するステップと、 前記記憶手段に記憶されているトナー残量情報と前記ト
    ナーカートリッジの不揮発性メモリに格納されているト
    ナー残量情報とが異なる場合に、前記不揮発性メモリに
    記憶されているトナー残量情報を、前記記憶手段に記憶
    されているトナー残量情報に書き換えるステップと、 を含むことを特徴とする請求項22に記載のコンピュー
    タが読み取り可能な記録媒体。
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