JP2002168047A - スライド式自動ドア - Google Patents

スライド式自動ドア

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JP2002168047A JP2000361271A JP2000361271A JP2002168047A JP 2002168047 A JP2002168047 A JP 2002168047A JP 2000361271 A JP2000361271 A JP 2000361271A JP 2000361271 A JP2000361271 A JP 2000361271A JP 2002168047 A JP2002168047 A JP 2002168047A
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Shigeaki Sasaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台のセンサを安全センサとしても起動セン
サとしても使用する。 【解決手段】 通行者が通行する開口を開閉するスライ
ド自在なドア4のドア面における前記通行者が接触する
位置に接触部28aを設けている。開口の上方にセンサ14a
が設置されている。このセンサ14aは、開口の幅範囲内
に複数の検知領域24c乃至24gを設定している。これらの
うち、検知領域24dは、表示部28aの前方近傍に配置され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライド式自動ド
アに関し、特に、ドアを開閉するための起動センサをド
アのドア面に備えた自動ドアに関する。
【0002】
【従来の技術】スライド式自動ドアの開閉制御には、ド
アに起動センサとしてタッチセンサを設け、このタッチ
センサに通行者が接触したときに、ドアによって開口を
開く方式のものがある。この方式では、通行者がいなく
なってから予め定めた時間が経過したとき、ドアによっ
て開口を再び閉じるのが原則である。但し、ドアが閉じ
ようとするとき、開口の中に人が立っていると、閉じよ
うとするドアと立っている人とが接触する可能性があ
る。そこで開口の中のほぼ開口の幅の範囲内に人が立っ
ていることを検知するサポートセンサを設け、開口が開
かれてからこのサポートセンサが人を検知している場
合、ドアを開いたままとする。
【0003】この方式では、ドアが閉じようとしている
ときに通行者が開口を通過しようとすると、ドアと共に
移動しているタッチスイッチに通行者が接触しない限
り、閉じかけているドアは開かれない。このことは、一
般の通行者には充分に認識されていないので、閉じてく
るドアと通行者とが接触する可能性がある。
【0004】そこで、最近、開口の上方の無目にもう1
つのセンサを安全用のセンサとして設置し、この安全用
のセンサがドアに近づく通行者を検出すると、ドアを開
いて、閉じてくるドアと通行者との接触を防止し、安全
性を向上させた自動ドアが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記自動ドア
では、タッチスイッチ以外に、もう1つの安全用センサ
を設置しなければならず、ドア面に設置されるタッチス
イッチ、開口の中に引き通されるサポートセンサ、無目
に設置される安全センサの合計3個のセンサが必要とな
り、コストが高くなると言う問題点があった。
【0006】本発明は、通行の安全性を低下させること
なく、コストを抑えたスライド式自動ドアを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるスライド式
自動ドアは、通行者が通行する開口を開閉するスライド
自在なドアを有している。このドアは片引きのものでも
両引きのものでもよい。ドアのドア面における前記通行
者が接触する位置に表示部が設けられている。表示部
は、例えば通行者に接触を促す表示が印刷された表示板
またはシールとすることができる。開口の上方にセンサ
が設置されている。このセンサは、前記表示部の前方近
傍の検知範囲を含む複数の検知範囲を前記開口の幅とほ
ぼ同一の範囲に設定している。このセンサとしては、後
述する光学式のものやセンサから物体までの距離を測定
する距離検知式のもの等が使用できる。複数の検知範囲
は、開口の上方から床面側に向けて形成される。ドアが
開口を閉じている閉位置にあるとき、前記センサが物体
を検知すると、この検知信号が制御手段に供給され、こ
の制御手段がドアの駆動手段を制御して、駆動手段がド
アを開放させることができる。また、ドアが閉位置以外
の位置、例えばドアが開口を完全に開いている開位置に
あるとき、前記センサが物体を検知していると、この検
知信号が制御手段に供給され、制御手段は、ドアが開放
された状態を維持することができる。
【0008】このスライド式自動ドアでは、ドアが閉位
置にあるとき、表示部に通行者が接触しようとすると、
この表示部の前方近傍の検知範囲内に通行者の手が入
り、通行者が検知される。従って、この検知に基づいて
ドアを開放することができる。また、ドアが開位置にあ
るとき、センサの複数の検知範囲が開口の幅に設定され
ているので、開口の近傍に立っている通行者をセンサが
検知することができる。従って、たとえドアを閉じるタ
イミングであっても、この検知によってドアが開放さ
れ、通行者がドアに接触することを防止できる。このよ
うに、このスライド式自動ドアでは、1つのセンサをド
アを開くための起動センサとしても、通行者がドアに接
触することを防止するための安全センサとしても、使用
することができる。従って、センサの個数を低減させる
ことができる。
【0009】例えば、センサの個数を低減するのなら、
ドアに表示部を設け、この表示部の前方近傍にサポート
センサの光線を通し、開口が閉じられているとき、通行
者が表示部に触れて、サポートセンサの光線が遮られる
と、開口を開き、ドアが開いている状態で、この光線が
遮られると、開口の開放状態を維持する構成も考えられ
る。しかし、この構成では、開口の中に光線を引き通す
サポートセンサをタッチスイッチと兼用するものである
ので、開口外でドアに接近する通行者を確実に検出でき
ない場合があり、閉じてくるドアと通行者との接触を確
実に防止することができない。しかし、この発明によれ
ば、開口の上方から床面に向けて検知範囲を形成してい
るので、安全センサとして使用している場合に、開口外
にいる通行者を確実に検知することができ、自動ドアを
通行する通行者の安全性を低下させることがない。
【0010】前記センサは、前記複数の検知範囲のうち
前記表示部の前方近傍の検知範囲のみを、前記ドアが前
記開口を閉じている閉位置に位置する状態において有効
とし、ドアが閉位置以外に位置する状態において、複数
の検知範囲を全て有効とすることもできる。
【0011】一般にドアを通行しようとする人は、ドア
が閉位置にある状態において、ドアを開くために表示部
に接触しようと、表示部に近づいてくる。ドアの通過の
意思が無く単にドアの前に立っている人は、表示部に近
づこうとはしない。従って、上記のように構成すること
によって閉位置にドアがある場合に、ドアの開口幅の検
知範囲内であるが、表示部の前方近傍以外の検知範囲に
通過の意思のない人がいても、この人を検知したことに
よってドアが開かれることはなく、無駄なドアの開閉を
防止することができる。
【0012】さらに、前記センサは、前記ドアが閉位置
以外に位置する状態において、前記複数の検知範囲を前
記ドアのドア面よりも離れる奥行き方向に拡大すること
もできる。
【0013】このように構成した場合、閉位置以外では
検知範囲の奥行きが大きくなり、ドアが閉位置に位置し
ている状態よりも広い範囲で通行者を検知することがで
き、ドアに通行者が余り接近する前に、例えば閉じつつ
あるドアを再び開くことができ、通行者の安全をより確
保することができる。
【0014】前記センサは、光線を照射する複数の投光
器と、これら光線の反射光線を受光する複数の受光器と
を有する光学式のセンサとすることができる。この場
合、前記表示部の前方近傍に前記投光器と受光器とによ
って複数の検知領域を形成し、これら検知領域の隣接す
るものを前記表示部の前方において重ね合わせている。
【0015】このように表示部の設置位置付近には隣接
する検知領域が重なり合うように複数の検知領域が形成
されているので、表示部の設置位置の調整がラフであっ
ても、表示部に接触しようとする人の手を確実に検出す
ることができる。
【0016】また、前記センサを、光線を照射する複数
の投光器と、これら光線の反射光線を受光する複数の受
光器とを、有する光学式のセンサとした場合、これら複
数の投受光器を床面に対してほぼ垂直に配置される中央
付近の投受光器によって前記表示部の前方付近の検知範
囲を設定し、他の投受光器によって残りの複数の検知範
囲が設定される。
【0017】このように構成した場合、表示部用の検知
範囲は、床面に対して垂直に配置されているので、表示
部は、この検知範囲と平行にドア面に設ければよく、表
示部の設置位置の調整が容易に行える。
【0018】
【発明の実施の形態】図1乃至図5に示す本発明の第1
の実施の形態のスライド式自動ドアは、図3に示すよう
に、ドア開口2を有している。このドア開口2は、縦長
の矩形に形成され、このドア開口2を開閉する縦長の矩
形のドア4がスライドする。ドア4が開口2を閉じたと
き、即ちドア4が閉位置にあるとき、開口2にドア4が
重なり、ドア4が開口2を開いたとき、即ちドア4が開
位置にあるとき、ドア4は、開口2の側方に設けた固定
壁6に重なる。
【0019】図1に示すように、開口2及び固定壁6の
上方に無目8が設けられている。この無目8内にドア4
をスライドさせるための駆動手段、例えばドアエンジン
10、伝達機構(図示せず)が設けられている。このド
アエンジン10を制御してドア4をスライドさせるため
に制御手段、例えばドアコントローラ12も、無目8内
に設けられている。
【0020】ドアコントローラ12によるドア4の開閉
制御のため、センサ14a、14bが、図2及び図3に
示すように、無目8の両外側に取り付けられている。両
センサ14a、14bは、同一の構成であるので、セン
サ14aのみの説明を行う。
【0021】センサ14aは、図4に示すように、複
数、例えば7つの投光器16a乃至16gを有してい
る。これら投光器16a乃至16gは、例えば赤外線発
光ダイオードによって構成され、床面側に向けて投光す
るように配置されている。この配置は、投光器16dが
中心に位置する上向きに凸状であるアーチ状に配置され
ている。このアーチは、各投光器16a乃至16gの光
軸が、一点、例えば拡散用レンズ18の中心で交差する
ように配置されている。即ち、このアーチの中心は、拡
散用レンズの中心と一致している。各投光器16a乃至
16gは、この光軸の両側に或る程度拡散させるように
広がった幅を持って光を投射する。
【0022】センサ14aは、複数、例えば7つの受光
器20a乃至20gも有している。受光器20a乃至2
0gは、例えば赤外線フォトダイオードによって構成さ
れ、投光器16a乃至16gと同様にアーチ状に配置さ
れ、床面からの反射光線を受光する。即ち、センサ14
aは、反射型の光学センサである。
【0023】受光器20aは、投光器16aから投射さ
れ、床面で反射された光線が集光レンズ22を介して受
光されるように配置されている。受光器20bは、投光
器16bから投射され、床面で反射された光線を集光レ
ンズ22を介して受光するように配置されている。以
下、同様に残りの受光器20c乃至20gも、投光器1
6c乃至16gから投射され、集光レンズ22を介して
床面で反射された光線を受光するように、それぞれ配置
されている。
【0024】それぞれ7つの投光器16a乃至16g、
受光器20a乃至20gのうち、投光器16c、受光器
20cによって図1に示す検知範囲、例えば検知領域2
4cが形成され、投光器16d、受光器20dによって
検知領域24dが形成され、投光器16e、受光器20
eによって検知領域24eが形成され、投光器16f、
受光器20fによって検知領域24fが形成され、投光
器16g、受光器20gによって検知領域24gが形成
されている。これら検知領域24c乃至24gは、図1
及び図3から明らかなように床面近傍において開口2の
ほぼ同一の幅範囲に、開口2に接近して位置するように
開口の外部に形成されている。光軸が床面に対してほぼ
垂直である投光器16d、受光器20dによる検知領域
24dは、図1から明らかなようにセンサ14aから床
面に向かう垂直線上に形成されている。なお、投光器1
6a、16b及び受光器20a、20bは、5つの検知
領域のみを形成するので、使用されていない。
【0025】同様に、検知領域24c乃至24gに対応
する検知領域26a乃至26eがセンサ14bによって
ドア4の反対側の面にも形成されている。この場合、投
光器16a、16b及び受光器20a、20bが使用さ
れ、投光器16f、16g、受光器20f、20gは使
用されない。
【0026】検知領域24dに接近したドア4の一方の
面には、表示部、例えば表示板28aが貼着されてい
る。この表示板28aには、例えば手を近づけることを
促すステッカー状のものを使用することができる。この
表示板28aは、この表示板28aに接触しようとする
手が検知領域24dを通過するように、検知領域24d
と重ねて配置されている。なお、この表示板28aの床
面からの高さ位置は、通常のタッチスイッチが取り付け
られる高さ位置である。同様にドア4の反対側の面に
も、図2に示すように表示板28bに接触しようとする
手が検知領域26dを通過するように、検知領域26d
と重ねて表示板28bが配置されている。特に、投光器
16d、受光器20dの光軸が表示板28a上を通過す
るように、配置されている。このように床面にほぼ垂直
に形成されている検知領域24d、26dと重ねるよう
に、特にほぼ垂直な光軸に重ねて、表示部28a、28
bをドア4に貼り付けるので、その貼り付け位置の調整
は比較的容易である。
【0027】また、固定壁6と、これと対向する開口2
の縁部(図示せず)とには、図1に点線で示すように光
線を通す投光器29a及び受光器29bが設けられてい
る。この投光器29aと受光器29bとは、安全センサ
の一種であるサポートセンサとして設けられている。こ
れは、ドア開口4の中で立ち止まっている人を検知する
ためのものである。
【0028】このように構成されたスライド式自動ドア
では、図5のフローチャートで示すような処理がドアコ
ントローラ12によって行われる。ドア4が閉位置にあ
る状態において、センサ14aまたは14bがオンであ
るか、即ち人を検知しているかドアコントローラ12が
判断する(ステップS2)。この判断の結果がイエスに
なるまで、このステップS2をドアコントローラ12が
繰り返す。例えば、閉じられているドア4を開きたい通
行者が表示板28aまたは28bに接触すると、検知領
域24dまたは26dによって手が検出される。その結
果、ステップS2の判断の結果がイエスとなる。
【0029】ステップS2の判断の結果がイエスとなっ
たことにより、ドアエンジン10がドア4を開く方向に
駆動する(ステップS4)。このように、センサ14
a、14bは、ドアを起動するための起動センサとして
機能している。
【0030】次に、ドアコントローラ12は、ドア4が
ドア開位置に到達したか判断する(ステップS6)。こ
の判断は、例えば図示していないがドアエンジン10に
エンコーダが設けられており、このエンコーダの出力に
基づいてドアコントローラ12がドア4の位置を測定
し、そのドア位置がドア開位置に相当する値になったか
否かによって行われる。この判断がノーであると、セン
サ14aまたは14bがオフであるかドアコントローラ
12が判断する(ステップS10)。即ち、通行者を検
出しているか判断する。検出していると、ステップS6
を再び実行する。ステップS6、S10のループは、ド
ア4が開位置に到達するまで繰り返される。ステップS
6の判断がイエスになると、ドア4は、ドア開位置にあ
るので(ステップS8)、ドアエンジン10が停止され
る。
【0031】そして、再びステップS10が実行され、
センサ14aまたは14bがオフでないと判断される
と、即ち、通行者が検知されていると、ステップS6、
S8、S10のループを実行する。ステップS10の判
断がイエスになると、即ち、通行者が検知されなくなる
と、ドアコントローラ12は、内蔵するオープンタイマ
を起動し、所定時間(例えば、通行者がドアを通過する
のに必要な時間)が経過したか判断する(ステップS1
2)。この判断がノーであると、イエスになるまでステ
ップS12を繰り返す。
【0032】ステップS12の判断がイエスになると、
ドアコントローラ12は、ドアの閉駆動を開始する(ス
テップS14)。次に、センサ28aまたは28bがオ
ンであるか判断する(ステップS16)。即ち、検知領
域24c乃至24gまたは26a乃至26eのいずれか
で通行者が検知されているか判断する。この判断がイエ
スである場合、もしドア4を閉じたならば、ドア4と通
行者が衝突するので、これを避けるためにステップS4
を実行して、ドア4が再び開かれる。従って、センサ1
4a、14bは、この時点では安全センサとして機能し
ている。このようにセンサ14a、14bは、1台のセ
ンサでありながら、起動センサとしても、安全センサと
しても機能する。
【0033】ステップS16の判断がノーであると、即
ちドア4が閉じつつある状態で、検知領域24c乃至2
4g及び26a乃至26eのいずれでも人が検知されな
いと、ドアコントローラ12は、サポートセンサ29
a、29bがオンであるか、即ち人を検知しているか判
断する(ステップS18)。サポートセンサ29a、2
9bが人を検知していると、上述したようにドア4と通
行者が衝突する可能性があるので、これを避けるために
ステップS4を実行し、ドア4を再び開く。
【0034】ステップS18の判断がノーであると、ド
ア4を閉じても、通行者とドア4が衝突する可能性がな
いので、ドアコントローラ12は、ドア4がドア閉位置
まで移動したか判断し(ステップS20)、移動してい
なければ、閉位置に移動するまでステップS14、S1
6、S18、S20のループを繰り返す。なお、ステッ
プS20の判断は、例えば上述したエンコーダの出力に
基づいて算出したドア位置がドア閉位置に相当する値で
あるかを判断することによって行う。そして、ステップ
S20の判断がイエスになると、ドア4が停止される
(ステップS22)。
【0035】このスライド式自動ドアでは、センサ14
a、14bが上述したように起動センサとしても、安全
センサとしても機能する。しかも、センサ14a、14
bは、無目8に取り付けられており、床面に向けて検知
領域を形成するので、安全センサとして使用した場合
に、確実に通行者を検知することができる。
【0036】図6及び図7に第2の実施の形態を示す。
この実施の形態では、その構成要素は第1の実施の形態
の自動ドアと同一であるので、同一部分には同一符号を
付して、その説明を省略する。
【0037】この自動ドアでは、図6(a)に示すよう
に、ドア4が閉位置にあるとき、センサ14a、14b
の各検知領域24c乃至24g及び26a乃至26eの
うち、起動センサとして使用される検知領域24d、2
6dのみが有効とされている。ここで、有効とは、他の
検知領域を構成するための投光器及び受光器を停止させ
て、検知領域24d、26dを構成するセンサ14a、
14bの投光器16d及び受光器20dのみを作動させ
る場合もあるし、全ての投光器及び受光器を作動させる
が、これらのうちセンサ14a、14bの受光器16d
からの検知信号だけにドアコントローラ12が反応し、
他の受光器からの検知信号をドアコントローラ12が無
視する場合もある。
【0038】また、図6(b)に示すように、ドア4が
全閉位置以外にある場合、全ての検知領域24c乃至2
4g及び26a乃至26eが有効とされている。
【0039】このスライド式自動ドアでは、図7のフロ
ーチャートで示すように、図5に示したフローチャート
とほぼ同様に動作するが、ステップS2を実行する前
に、センサ14a及び14bのうち検知領域24d、2
6dのみが有効とされる(ステップS22)。また、ス
テップS4の後、即ち、ドア4が閉位置から移動を開始
すると、センサ14a、14bの全ての検知領域が有効
とされ(ステップS24)、ステップS6が実行され
る。
【0040】例えば第1の実施の形態のように、全ての
検知領域を常に有効としていると、ドア4が閉位置にあ
るとき、通行の意思が無く単に開口2付近に立っている
人もセンサ14a、14bが検出し、ドア4が開かれ、
不要なドア4の開閉を行う可能性がある。しかし、第2
の実施の形態では、ドア4が閉位置にあるとき、検知領
域24d、26dのみを有効としている。通行する意思
のある人は、表示部28aまたは28bに接触するの
で、当然にセンサ14a、14bによって検出できる。
通行の意思が無く単に開口2の付近に立っている人は、
検知領域24d、26dのみが有効とされているので、
ほとんど検知されることがない。従って、不要なドア4
の開閉が生じることがない。しかも、ドア4が閉位置以
外にあるときは、全ての検知領域が有効とされているの
で、ドア4近傍に人が立っている場合、ドア4が閉じら
れることが無く、ドア4と人とが接触することを防止で
きる。
【0041】なお、図6(b)に仮想線で示すように、
ドア4が閉位置以外の位置にあるとき、検知領域をドア
4のドア面に垂直な方向、例えば奥行き方向に拡大する
こともできる。このように検知領域を拡大しておくと、
通行者を検知できる範囲が広がり、通行者が余りドア4
に近づいてない状態で、ドア4を開くことができ、通行
者の安全性をより確保することができる。
【0042】検知領域を拡大する為には、たとえば投光
器16a乃至16g及び受光器20a乃至20gをドア
4のドア面に対して垂直な方向に複数列、例えば2列に
配置し、ドア4が閉位置にあるとき、ドア4に近い位置
にある列の投光器16d、受光器20dによって形成さ
れた検知領域を有効とし、ドア4が閉位置以外の位置に
あるとき、複数列の全ての投光器及び受光器によって形
成された全ての検知領域を有効とすればよい。
【0043】図8に第3の実施の形態のスライド式自動
ドアを示す。このスライド式自動ドアでは、起動センサ
として使用される検知領域が、ドア4の戸先側の検知領
域に変更されている。この変更に伴いセンサ14a、1
4bの取付位置が固定壁6側に変更されている。センサ
14a、14bの取付位置の変更に伴い開口の幅に検知
領域を形成するため、戸先側から順に6つの検知領域2
4b乃至24gが形成されている。他の構成は、第1ま
たは第2の実施の形態と同様であるので、同等部分には
同一符号を付して、その説明を省略する。
【0044】このようにセンサ14a、14bの取付位
置が中央側に変更されているので、意匠的には有利であ
る。
【0045】図9に第4の実施の形態のスライド式自動
ドアを示す。このスライド式自動ドアでは、表示部28
a、28bの前方に形成される検知領域が、それぞれ複
数、例えば3つの検知領域24h、24i、24jとさ
れている。これら検知領域24h、24i、24jは、
隣接するものと一部が重なり合って形成されている。即
ち、検知領域24hは、検知領域24iと一部で重なり
合い、検知領域24iは、検知領域24h、24jと一
部で重なり合い、検知領域24jは、検知領域24iと
一部で重なり合っている。従って、各検知領域24h、
24i、24jの間に隙間は存在しない。
【0046】このように重なり合っている検知領域24
h、24i、24jの後方のドア4の面に表示部28
a、28bが貼着されているので、その貼着位置の調整
が厳密に行われて無くても、これら検知領域24h、2
4i、24jに対応する位置にさえ貼着されていると、
この表示部28a、28bに接触しようとする通行者の
手を検出することができる。
【0047】例えば図1において表示部28aを大きく
して、複数の検知領域、例えば検知領域24c、24
d、24eに跨るように表示部28aを設けることも考
えられる。しかし、この場合、各検知領域24c、24
d、24eの間には隙間が存在する。表示部28aに人
が接触する方法としては様々なものが考えられ、ちょう
ど検知領域24cと24dとの隙間あるいは検知領域2
4dと24eとの隙間から、拡大された表示部28aに
接触するような通行者があるかもしれない。このような
場合、表示部に通行者が接触しているにもかかわらず、
ドア4は開かれない。
【0048】しかし、図9の自動ドアの場合、各検知領
域は重なり合っているので、検知領域間に隙間はなく、
通行者が表示部にどのような接触の仕方をしても、確実
に通行者の手を検知することができる。また、表示部2
8aを拡大する必要もないので、美観上も良好となる。
なお、検知領域を重ねるには、センサ14a、14bに
おいて、例えば検知領域24h、24i、24jを投光
器16c、16d、16e、受光器20c、20d、2
0eによって形成するなら、投光器16c、16d、1
6eの間隔、受光器20c、20d、20eの間隔を、
それぞれ図4に示すよりも小さくすればよい。なお、第
2の実施の形態と同様に、ドア4が閉位置にあるとき、
検知領域24h、24i、24jのみを有効とし、ドア
4が開位置にあるとき、全ての検知領域を有効としても
よい。
【0049】図10に第5の実施の形態のスライド式自
動ドアを示す。この自動ドアでは、互いに一部が重なり
合う検知領域24h、24i、24jを戸先側に変更し
た以外、第4の実施の形態のスライド式自動ドアと同様
に構成されている。同等部分には、同一符号を付して、
その説明を省略する。この場合、互いに一部が重なり合
う検知領域を利用しているので、表示部の取付調整が容
易である上に、センサ14a、14bの取付位置を固定
壁6側に変更しているので、意匠上有利である。この実
施の形態でも、第2の実施の形態と同様に、ドア4が閉
位置にあるとき、検知領域24h、24i、24jのみ
を有効とし、ドアが開位置にあるとき、全ての検知領域
を有効としてもよい。
【0050】上記の各実施形態のスライド式自動ドアで
は、ドアとして片引きのドア4を使用したが、両引きの
ドアを使用することもできる。また、センサとしては、
反射型の光学センサを使用したが、焦電センサを使用す
ることもできるし、距離検知型のセンサを使用すること
もできる。また、上記の実施の形態では、ドア4の両ド
ア面にセンサ14a、14bを設けたが、一方のドア面
にだけセンサ14aまたは14bを配置してもよい。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明によるスライド式
自動ドアでは、1台のセンサでありながら、起動センサ
としても安全センサとしても使用することができ、スラ
イド式自動ドアのコストを低減することができる。しか
も、このセンサは、ドアの上方から下方に向けて検知領
域を形成するので、起動センサとして使用する場合、表
示部に接触しようとする通行者の手を確実に検知するこ
とができる上に、安全センサとして使用した場合にも、
広い検知領域を確保でき、開口の近傍に立っている人を
確実に検知することができ、安全性を確保することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のスライド式自動ドア
の正面図である。
【図2】図1の自動ドアの側面図である。
【図3】図1の自動ドアの平面図である。
【図4】図1の自動ドアで使用されているセンサの概略
構成図である。
【図5】図1の自動ドアのドアコントローラが行う制御
のフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態のスライド式自動ド
アの検知領域の変化を示す平面図である。
【図7】図6の自動ドアのドアコントローラが行う制御
のフローチャートである。
【図8】本発明の第3の実施の形態のスライド式自動ド
アの正面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態のスライド式自動ド
アの正面図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態のスライド式自動
ドアの正面図である。
【符号の説明】
2 開口 4 ドア 14a 14b センサ 24c乃至24g 検知領域 26a乃至26e 検知領域 28a 28b 表示部(表示部)
フロントページの続き Fターム(参考) 2E052 AA02 BA06 EA15 EA16 EB01 EC01 EC03 GA05 GA06 GA09 GA10 GB01 GB06 GB12 GB13 GB20 GC01 GC05 GC06 GD02 GD03 GD09 HA01 KA13 KA15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通行者が通行する開口を開閉するスライ
    ド自在なドアと、 前記ドアのドア面における前記通行者が接触する位置に
    設けられた表示部と、 前記開口の上方に設置され、前記表示部の前方近傍の検
    知範囲を含む複数の検知範囲を前記開口近傍に沿って前
    記開口の幅とほぼ同一の範囲に設定するセンサとを、備
    えるスライド式自動ドア。
  2. 【請求項2】 通行者が通行する開口を開閉するスライ
    ド自在なドアと、 前記ドアのドア面の前記通行者が接触する位置に設けら
    れた表示部と、 前記開口の上方に設置され、前記表示部の前方近傍の検
    知範囲を含む複数の検知範囲を前記開口近傍に沿って前
    記開口の幅とほぼ同一の範囲に設定するセンサとを、備
    え、前記センサは、 前記ドアが前記開口を閉じている閉位置に位置する状態
    において前記表示部の前方近傍の検知範囲のみを有効と
    し、前記ドアが閉位置以外に位置する状態において前記
    複数の検知範囲を全て有効とするスライド式自動ドア。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のスライド式自動ドアにお
    いて、前記センサは、前記ドアが閉位置以外に位置する
    状態において、前記複数の検知範囲を前記ドアのドア面
    よりも離れる奥行き方向に拡大するスライド式自動ド
    ア。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のスライド式自動
    ドアにおいて、前記センサは、光線を照射する複数の投
    光器と、これら光線の反射光線を受光する複数の受光器
    とを、有し、前記表示部の前方近傍に前記投光器と受光
    器とによって複数の検知領域を形成し、これら検知領域
    の隣接するものが前記表示部の前方において重なり合っ
    ているスライド式自動ドア。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載のスライド式自動
    ドアにおいて、前記センサは、光線を照射する複数の投
    光器と、これら光線の反射光線を受光する複数の受光器
    とを、有し、前記表示部の前方近傍の検知範囲は、これ
    ら複数の投受光器のうち床面に対してほぼ垂直に配置さ
    れる中央付近の投受光器によって設定されるスライド式
    自動ドア。
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