JP2002167876A - 建物の防腐防蟻構造及びその建物 - Google Patents

建物の防腐防蟻構造及びその建物

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JP2002167876A
JP2002167876A JP2000366072A JP2000366072A JP2002167876A JP 2002167876 A JP2002167876 A JP 2002167876A JP 2000366072 A JP2000366072 A JP 2000366072A JP 2000366072 A JP2000366072 A JP 2000366072A JP 2002167876 A JP2002167876 A JP 2002167876A
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Koji Imanishi
浩司 今西
Shigenobu Takahashi
茂信 高橋
Masao Ishii
正夫 石井
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 木材の防腐や防蟻を低コストで行える建物の
防腐防蟻構造及びその建物を提供する。 【解決手段】 建物Aの軸組B及び小屋組の外側に張設
された外断熱材1と、この外断熱材1の外側に形成され
た外側通気層2と、部屋Eの周囲を包囲する内装下地材
(内被材)16と外断熱材1の間に形成された内側通気
層3とを備えた建物Aの外断熱・二重通気構造におい
て、内側通気層3の下端及び上端をそれぞれ床下空間F
及び小屋裏空間Gと連通させ、べた基礎(外周基礎)4
に少なくとも1つの床下換気口5を設けると共に、小屋
裏空間Gにこの小屋裏空間Gと屋外空間Dを連通して小
屋裏空間G内の空気を屋外空間Dへ排出可能な排気装置
6を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の床下空間
等に配設される木材の薬剤による防腐処理や防蟻処理が
不要な建物の防腐防蟻構造及びその建物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の技術としては、例えば図
4に示すように、家屋A5の部屋Eを仕切る内壁51と
外壁52等の間に、床下空間Fと天井裏空間G5を連通
する通気層53を形成し、且つ、床下空間Fと天井裏空
間G5を連通するダクト54の途中に空調装置55を設
けた家屋A5の空調システム(特開平11−21834
2号公報参照)等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような空調システムにおいては、床下空間Fに開口した
ダクト54の排気口54bから天井裏空間G5に開口し
たダクト54の吸気口54aへ通気層53を通じて空気
を循環させるため、床下空間Fと天井裏空間G5を連通
する長いダクト54を配管する必要があると共に、外周
基礎56の内側や土間下にも断熱材57,58を施工す
る必要があり、コスト高であるという問題点がある。
【0004】この発明は、以上のような問題点に鑑みて
なされたものであり、木材の防腐や防蟻を低コストで行
える建物の防腐防蟻構造及びその建物を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の防腐防蟻構造は、建物の軸組及び小屋組
の外側に張設された外断熱材と、この外断熱材の外側に
形成された外側通気層と、部屋の周囲を包囲する内被材
と前記外断熱材の間に形成された内側通気層とを備えた
建物の外断熱・二重通気構造において、前記内側通気層
の下端及び上端をそれぞれ床下空間及び小屋裏空間と連
通させ、外周基礎に少なくとも1つの床下換気口を設け
ると共に、前記小屋裏空間にこの小屋裏空間と屋外空間
を連通して小屋裏空間内の空気を屋外空間へ排出可能な
排気装置を設けたものである。
【0006】請求項2の防腐防蟻構造は、前記排気装置
の吸気口を前記小屋裏空間の上方に開口させたものであ
る。
【0007】請求項3の防腐防蟻構造は、前記排気装置
内に開閉自在な排気ダンパを設けたものである。
【0008】請求項4の防腐防蟻構造においては、前記
排気ダンパが断熱材からなる。
【0009】請求項5の防腐防蟻構造は、前記床下換気
口に開閉自在な床下ダンパを設けたものである。
【0010】請求項6の防腐防蟻構造においては、前記
床下ダンパが断熱材からなる。
【0011】請求項7の防腐防蟻構造は、前記床下空間
内、前記内側通気層内、及び前記小屋裏空間内の少なく
ともいずれかに、前記排気装置を制御するための含水率
センサ又は湿度センサを配設したものである。
【0012】請求項8の建物は、請求項1乃至7のいず
れか記載の防腐防蟻構造を有するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。図1乃至図3に示すように、この
実施形態に係る建物Aの防腐防蟻構造は、例えば、外断
熱材1と外側通気層2と内側通気層3とを備えた建物A
の外断熱・二重通気構造において、内側通気層3の下端
及び上端をそれぞれ床下空間F及び小屋裏空間Gと連通
させ、べた基礎(外周基礎)4に少なくとも1つの床下
換気口5を設けると共に、小屋裏空間Gに排気装置6を
設けたものである。
【0014】外断熱材1は、それぞれ矩形板状の合成樹
脂発泡体等からなる例えば2層の外断熱板7a,7bで
構成され、建物Aの軸組B及び小屋組(図示せず)の外
側に張設されている。この外断熱材1の下方には、必要
に応じて受け材8が配設されている。なお、外断熱材1
の構成は特に限定されるものではなく、1層又は3層以
上であってもよい。
【0015】外側通気層2は、外側の外断熱板7bや受
け材8等の外側に間隔を開けて互いに平行に固定された
縦胴縁9相互間や通気用胴縁10相互間に形成されてい
る。縦胴縁9の外側には外装材11が、通気用胴縁10
の外側には屋根材12がそれぞれ取付けられている。な
お、外側通気層2の下端や棟部は、この実施形態のよう
に屋外空間Dと連通させておけばよい。外側通気層2の
棟部においては、棟換気口13を設けると共に、その上
方に隙間を開けて棟包み14等を支持しておけばよい。
外側の外断熱板7bの外側面には、必要に応じて外装材
11や屋根材12との間に介在する凸部等を間隔を開け
て複数個設けておいてもよい。
【0016】内側通気層3は、柱15相互間、間柱(図
示せず)相互間、及び柱15と間柱の間に形成され、そ
の下端や上端はそれぞれ床下空間Fや小屋裏空間Gと連
通している。柱15や間柱の内側には、例えば内装下地
材(内被材)16を介して内装材(内被材)17が張設
されている。即ち、各部屋Eの周囲は、内装下地材16
等により包囲されている。なお、隣接する部屋Eの内装
下地材16相互間においては、上端及び下端がそれぞれ
床下空間F及び小屋裏空間Gと連通した間仕切通気層1
8等を形成しておくのが望ましい。
【0017】べた基礎4は、建物Aの外周部分に施工さ
れた外周立ち上がり部19と、その下方の基礎スラブ2
0とから構成されている。外周立ち上がり部19には、
横方向に間隔を開けて複数の床下換気口5が設けられて
いる。即ち、床下空間Fと屋外空間Dとは、これら床下
換気口5を通じて連通している。なお、外周基礎として
は、建物Aの外周部分に施工された布基礎等であっても
よいが、外周基礎の内側からのシロアリの侵入を防止で
きるこの実施形態のようなべた基礎4が好適である。
【0018】ここで、図2に示すように、床下換気口5
に、適宜の取付部材21等により例えば回動開閉自在な
床下ダンパ22を設けておけば、必要に応じて床下換気
口5を開口させたり閉塞したりできるという利点があ
る。なお、取付部材21や床下ダンパ22の構成は特に
限定されるものではなく、従来公知の各種のものを使用
できるが、床下ダンパ22を合成樹脂発泡体等からなる
断熱材で構成しておけば、閉じた状態での断熱を図るこ
とができるという利点がある。また、取付部材21の外
側には、シロアリ等の侵入を防止する防虫網23等を配
設しておくのが望ましい。
【0019】排気装置6は、図1に示すように、小屋裏
空間Gに配設され、内部に排気ファン24が配備されて
いる。この排気装置6の吸気口6aは小屋裏空間Gに開
口し、排気口6bは屋外空間Dに開口している。排気装
置6の屋内側に接続されて先端に吸気口6aを有する吸
気ダクト25は、小屋裏空間G内に支持されている。排
気装置6の屋外側に接続されて先端に排気口6bを有す
る排気ダクト26は、外断熱材1及び外側通気層2等を
貫通して固定されている。
【0020】即ち、小屋裏空間Gと屋外空間Dとは排気
装置6を通じて連通しており、排気ファン24を作動さ
せることにより小屋裏空間G内の空気を屋外空間Dへ強
制的に排出できるようになっている。そのため、排気装
置6を運転すれば、小屋裏空間G、内側通気層3や間仕
切通気層18、及び床下空間Fを通じて床下換気口5か
ら外気が吸入される。
【0021】このように、小屋裏空間G内の空気を屋外
空間Dへ排出可能な排気装置6を設けておけば、排気装
置6の運転により床下換気口5から吸入される外気を床
下空間F、内側通気層3や間仕切通気層18、及び小屋
裏空間Gに通気させて湿度を低減化できるので、所定位
置に配設されてこれら床下空間F等に接する木材の防腐
や防蟻を図ることができるという利点がある。このよう
な木材としては、例えば、べた基礎4等の外周基礎上に
設置された土台27や、外周基礎の内側に間隔を開けて
立設された柱状の束基礎28上に設置された大引29の
他、床組C、軸組B、間仕切壁H、及び小屋組等を構成
する各種の木材が挙げられる。また、長いダクトを配管
する必要がないので、コスト安であるという利点があ
る。更に、外断熱材1の内外に断熱機能を有する外側通
気層2と内側通気層3を形成しているので、保温性に優
れると共に、結露の発生を防止できる。加えて、床下空
間Fの冷気又は暖気を利用できるので、各部屋Eの冷暖
房コストを抑えられる。
【0022】ここで、この実施形態のように、排気装置
6の吸気口6aを小屋裏空間Gの上方に開口させておけ
ば、小屋裏空間Gに滞留する熱気を確実に排出できるの
で、各部屋Eの冷房効率を向上できるという利点があ
る。また、排気装置6内に例えば回動開閉自在な排気ダ
ンパ30を設けておけば、必要に応じて排気装置6を開
口させたり閉塞したりできるという利点がある。なお、
排気ダンパ30の構成は特に限定されるものではなく、
従来公知の各種のものを使用できるが、合成樹脂発泡体
等からなる断熱材で構成しておけば、閉じた状態での断
熱を図ることができるという利点がある。
【0023】更に、この実施形態のような床下空間Fに
接する土台27や大引29の他、床下空間F内、内側通
気層3内、及び小屋裏空間G内の少なくともいずれかの
適宜の位置に、排気装置6を制御するための含水率セン
サ又は湿度センサ31を配設しておけば、この含水率セ
ンサ又は湿度センサ31により測定される木材の含水率
や空気の湿度に基づいて、排気装置6の運転・停止や
「強」運転・「弱」運転等の排気風量等を制御できるの
で、排気装置6の運転に無駄がないという利点がある。
この場合、排気装置6の運転等を操作する操作スイッチ
等を部屋E内等に設けておけばよいが、含水率や湿度に
ついてあらかじめ設定した設定値と実際の測定値とをマ
イクロコンピュータのCPU(中央処理装置)等により
比較して自動制御を行うようにしておいてもよい。ま
た、含水率センサ又は湿度センサ31は、必要に応じて
間仕切通気層18内に配設しておいてもよい。
【0024】なお、排気装置6は、夏季等の必要時のみ
運転すればよく、この場合には床下ダンパ22や排気ダ
ンパ30等を開けて換気可能としておけばよい。一方、
冬季等の不必要時においては、床下ダンパ22や排気ダ
ンパ30等を閉めて冷気等の侵入を防止すればよい。
【0025】また、図1乃至図3に示すように、べた基
礎4の外側面4aには、矩形板状の合成樹脂発泡体等か
ら構成された基礎断熱材32を横方向に相隣接して密着
させておくのが望ましい。
【0026】この基礎断熱材32は、図2及び図3に示
すように、例えば「ターミメッシュ(TERMI−ME
SH)」(商品名,ターミメッシュ・オーストラリア社
製)等、シロアリの分泌物に耐性の耐腐食性材料で構成
されたメッシュシート33で外側面32a及び上面32
cを被覆することにより、シロアリによる食害から保護
しておくのが望ましい。メッシュシート33の網目等の
アンカー孔寸法は、セメントと細骨材とを含有する塗
材、例えばモルタル等の外装仕上げ塗材34や更に適宜
のポリマーを含有するメッシュシート接着用の接着セメ
ント等をメッシュシート33等に塗布する場合、シロア
リにおける頭部の最大寸法の3倍以下としておけばよ
い。これは、塗材に配合される細骨材同士又は細骨材と
メッシュシート33の距離を実質的に前記最大寸法の2
倍以下としてシロアリの通過を防止するためである。
【0027】このメッシュシート33の内端33bや下
端33dは、少し長く形成しておいてべた基礎4に接着
等して取付けておくのが望ましい。メッシュシート33
の内端33bを、外周立ち上がり部19の天端面19c
に施工されるならしモルタル35に埋設しておけば、取
付けを確実にできると共に、納まりもよい。メッシュシ
ート33の下端33dを、べた基礎4の外側面4aの下
端に基礎断熱材32の厚さと略同じ厚さで周方向に延び
るように設けられた突出部36の外側面36aに接着等
して取付けておけば、メッシュシート33を折曲しない
でフラットに取付けられるので、施工し易いという利点
がある。
【0028】図2に示すように、基礎断熱材32やメッ
シュシート33における床下換気口5の部分は、床下換
気口5の形状に合わせて所定範囲を切り欠いておけばよ
いが、メッシュシート33の内端33bは少し長くして
おき、床下換気口5に取付けて基礎断熱材32を保護し
ておくのが望ましい。
【0029】受け材8又は外断熱材1とメッシュシート
33の間は、気密テープや気密パッキン材等の従来公知
の気密材37を介在させることにより、気密・断熱を図
っておくのが望ましい。
【0030】以上、この実施形態においては、小屋裏空
間G内の空気を屋外空間Dへ強制的に排出できる排気フ
ァン24を備えた排気装置6を設ける場合について説明
したが、排気装置6の構成はこれに限定されるものでは
なく、小屋裏空間Gと屋外空間Dを連通するように外壁
に開閉自在に設けられて小屋裏空間G内の空気を屋外空
間Dへ自然に排出できる小屋裏ダンパ等の他、従来公知
の各種のものを採用できる。なお、小屋裏ダンパで自然
換気を行う場合は、床下ダンパ22及び小屋裏ダンパを
開けておけばよい。この場合も、床下換気口5から吸入
される外気を床下空間F、内側通気層3等、及び小屋裏
空間Gに通気させることができるので、湿度を低減化で
きる。
【0031】
【発明の効果】以上のように、請求項1及び請求項8の
発明によれば、小屋裏空間にこの小屋裏空間内の空気を
屋外空間へ排出可能な排気装置を設けているので、排気
装置の運転や開放等により床下換気口から吸入される外
気を床下空間、内側通気層等、及び小屋裏空間に通気さ
せて湿度を低減化できる。そのため、所定位置に配設さ
れてこれら床下空間等に接する木材の防腐や防蟻を図る
ことができる。また、長いダクトを配管する必要がない
ので、コスト安である。更に、外断熱材の内外に断熱機
能を有する外側通気層と内側通気層を形成しているの
で、保温性に優れると共に、結露の発生を防止できる。
加えて、床下空間の冷気又は暖気を利用できるので、各
部屋の冷暖房コストを抑えられる。
【0032】請求項2及び請求項8の発明によれば、排
気装置の吸気口を小屋裏空間の上方に開口させているの
で、小屋裏空間に滞留する熱気を確実に排出でき、その
ため各部屋の冷房効率を向上できる。
【0033】請求項3及び請求項8の発明によれば、排
気装置内に開閉自在な排気ダンパを設けているので、必
要に応じて排気装置を開口させたり閉塞したりできる。
【0034】請求項4及び請求項8の発明によれば、排
気ダンパが断熱材からなるので、閉じた状態での断熱を
図ることができる。
【0035】請求項5及び請求項8の発明によれば、床
下換気口に開閉自在な床下ダンパを設けているので、必
要に応じて床下換気口を開口させたり閉塞したりでき
る。
【0036】請求項6及び請求項8の発明によれば、床
下ダンパが断熱材からなるので、閉じた状態での断熱を
図ることができる。
【0037】請求項7及び請求項8の発明によれば、床
下空間内、内側通気層内、及び小屋裏空間内の少なくと
もいずれかに、排気装置を制御するための含水率センサ
又は湿度センサを配設しているので、この含水率センサ
又は湿度センサにより測定される木材の含水率や空気の
湿度に基づいて、排気装置の運転・停止や排気風量等を
制御でき、そのため排気装置の運転に無駄がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る建物の防腐防蟻構造を示す概略
縦断面図。
【図2】床下換気口の部分を示す要部拡大概略縦断面
図。
【図3】床下換気口から離れた部分を示す要部拡大概略
縦断面図。
【図4】従来例の概略縦断面図。
【符号の説明】
A 建物 B 軸組 D 屋外空間 E 部屋 F 床下空間 G 小屋裏空間 1 外断熱材 2 外側通気層 3 内側通気層 4 べた基礎(外周基礎) 5 床下換気口 6 排気装置 6a 吸気口 16 内装下地材(内被材) 17 内装材(内被材) 22 床下ダンパ 30 排気ダンパ 31 含水率センサ又は湿度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E001 DB02 DB05 DC02 DD01 DH14 EA08 FA02 FA03 FA04 FA10 FA16 FA17 FA21 GA06 GA32 GA76 HA01 HD01 HF07 HF11 KA01 LA04 NA04 NC05 ND01 ND13 ND17 ND21 ND26 ND28 QA02 3L056 BD03 BD07 BE01 BE07 BF03 BF06 3L058 BD06 BE08 BF09 BG01 BG04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の軸組及び小屋組の外側に張設され
    た外断熱材と、この外断熱材の外側に形成された外側通
    気層と、部屋の周囲を包囲する内被材と前記外断熱材の
    間に形成された内側通気層とを備えた建物の外断熱・二
    重通気構造において、 前記内側通気層の下端及び上端をそれぞれ床下空間及び
    小屋裏空間と連通させ、外周基礎に少なくとも1つの床
    下換気口を設けると共に、前記小屋裏空間にこの小屋裏
    空間と屋外空間を連通して小屋裏空間内の空気を屋外空
    間へ排出可能な排気装置を設けたことを特徴とする建物
    の防腐防蟻構造。
  2. 【請求項2】 前記排気装置の吸気口を前記小屋裏空間
    の上方に開口させた請求項1記載の建物の防腐防蟻構
    造。
  3. 【請求項3】 前記排気装置内に開閉自在な排気ダンパ
    を設けた請求項1又は2記載の建物の防腐防蟻構造。
  4. 【請求項4】 前記排気ダンパが断熱材からなる請求項
    3記載の建物の防腐防蟻構造。
  5. 【請求項5】 前記床下換気口に開閉自在な床下ダンパ
    を設けた請求項1乃至4のいずれか記載の建物の防腐防
    蟻構造。
  6. 【請求項6】 前記床下ダンパが断熱材からなる請求項
    5記載の建物の防腐防蟻構造。
  7. 【請求項7】 前記床下空間内、前記内側通気層内、及
    び前記小屋裏空間内の少なくともいずれかに、前記排気
    装置を制御するための含水率センサ又は湿度センサを配
    設した請求項1乃至6のいずれか記載の建物の防腐防蟻
    構造。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか記載の防腐防
    蟻構造を有する建物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012202171A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Imura Co Ltd 建物
JP2012246622A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Asahi Kasei Homes Co 基礎構造の施工方法、及び基礎換気構造
JP2013136877A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Ito Masayoshi 建物の壁構造

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