JP2002167548A - エポキシ塗料組成物並びに防食塗装方法及び被塗物 - Google Patents

エポキシ塗料組成物並びに防食塗装方法及び被塗物

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JP2002167548A JP2000367583A JP2000367583A JP2002167548A JP 2002167548 A JP2002167548 A JP 2002167548A JP 2000367583 A JP2000367583 A JP 2000367583A JP 2000367583 A JP2000367583 A JP 2000367583A JP 2002167548 A JP2002167548 A JP 2002167548A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防汚塗料及び同種又は異種の上塗り塗料との
塗り重ねインターバルを長くし、高付着力を有するエポ
キシ塗料組成物を提供する。 【解決手段】 エポキシ樹脂(A)、及び、下記式
(1)で表されるウレタンアミン化合物(B)を含有す
る2液混合型のエポキシ塗料組成物であって、上記ウレ
タンアミン化合物(B)は、上記エポキシ塗料組成物の
固形分中に20重量%以上含まれることを特徴とするエ
ポキシ塗料組成物。 【化1】 (式中、Rは、炭素数1〜20の直鎖状又は分岐状のア
ルキレン基、炭素数3〜20のシクロアルキレン基又は
炭素数3〜20のアリーレン基を表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船舶、橋梁、タン
ク、プラント等の大型構造物において、防食塗装等にお
ける下塗り塗料として用いることができるエポキシ塗料
組成物、並びに、それを用いた防食塗装方法及び被塗物
に関する。
【0002】
【従来の技術】船舶、橋梁、タンク、プラント等の大型
構造物には、厳しい腐食環境下において長期にわたる防
食性及び防汚性を保持するために、一般に防食、防汚塗
装が施される。防食、防汚塗装は、没水部系仕様とし
て、下塗り塗料(防食塗料)、中塗り塗料(ビニル樹
脂、塩化ビニルゴム)及び防汚塗料が塗装され、上構部
は、下塗り塗料(防食塗料)、中塗り塗料及び上塗塗料
等が塗り重ねされるのが一般的である。
【0003】特開平10−211464号公報には、船
舶の外板に対して、エポキシ樹脂、硬化剤、アルミニウ
ム粉及び熱可塑性樹脂からなる非タール系エポキシ樹脂
プライマーを塗装した後、没水部には加水分解型防汚塗
料を塗装し、上構部には上塗り塗料を塗装する方法が開
示されている。特開平10−259351号公報には、
ビスフェノール型エポキシ樹脂、塩化ビニル系共重合体
及びポリアミド又はその変性物からなる非タール系エポ
キシ樹脂塗料組成物が開示されている。
【0004】従来、船舶の上構部の下塗り塗料としては
非タール系プライマーが使用され、没水部の下塗り塗料
としてはタールエポキシ系重防食塗料が使用され、没水
部には更にその上に密着性を向上するためのバインダー
コートが使用されていたが、特開平10−211464
号公報及び特開平10−259351号公報に記載の技
術によって、1品種のみの下塗り塗料の使用でよく、更
に、バインダーコートの使用も省略することができる。
しかしながら、エポキシ樹脂塗料は、一般的に耐候性に
劣るものであるため、同種又は異種塗料を重ね塗りする
場合、エポキシ樹脂塗料塗装後の短い一定期間内に塗り
重ねる必要があった。このような塗装と塗装の間の許容
される一定期間を、一般には、塗り重ねインターバル又
はインターバルという。
【0005】特開平11−315250号公報には、イ
ンターバルを長くして上塗り塗装を行っても不具合の生
じないエポキシ樹脂塗料として、アミン化合物硬化剤と
特定の構造を有するダイマー酸誘導体とを含むエポキシ
塗料組成物が開示されている。この方法によって、同種
又は異種塗料を重ね塗りする場合のバクロインターバル
を数か月程度にまで延長することが可能になったが、没
水部に塗装する場合、防汚塗料の塗り重ねインターバル
は、充分ではなかった。
【0006】例えば、あるエポキシ塗料組成物のインタ
ーバルが3日であるとすれば、それを超える5日後に防
汚塗料を塗装すると、エポキシ塗料から形成される塗膜
と防汚塗料との間の付着力が低下し、層間で剥離して容
易に防汚塗料の塗膜が剥がれてしまう等の問題を生じて
おり、充分ではなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、防汚
塗料及び同種又は異種の上塗り塗料との塗り重ねインタ
ーバルを長くし、高付着力を有するエポキシ塗料組成物
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、エポキシ樹脂
(A)、及び、下記式(1)で表されるウレタンアミン
化合物(B)を含有する2液混合型のエポキシ塗料組成
物であって、上記ウレタンアミン化合物(B)は、上記
エポキシ塗料組成物の固形分中に20重量%以上含まれ
ることを特徴とするエポキシ塗料組成物である。
【0009】
【化2】
【0010】(式中、Rは、炭素数1〜20の直鎖状又
は分岐状のアルキレン基、炭素数3〜20のシクロアル
キレン基又は炭素数3〜20のアリーレン基を表す。)
【0011】上記エポキシ塗料組成物は、更に、ビニル
樹脂(C)を含有するものであることが好ましく、上記
ビニル樹脂(C)は、エポキシ塗料組成物の硬化性成分
の固形分100重量部に対して0.1〜50重量部含有
することができる。上記エポキシ塗料組成物は、更に、
焼石膏(D)を含有することが好ましい。また、水添ダ
イマー酸から誘導されるポリオール(E)を含有するも
のも好ましい。
【0012】本発明は、また、被塗物に、下塗り層を形
成した後、上塗り層を形成することからなる防食塗装方
法であって、上記下塗り層のうち、少なくとも最表面
は、上記のエポキシ塗料組成物を塗装することにより形
成されることを特徴とする防食塗装方法である。本発明
は、更に、上記防食塗装方法により塗装されてなる被塗
物でもある。以下、本発明を詳述する。
【0013】本発明のエポキシ塗料組成物は、エポキシ
樹脂(A)、及び、上記式(1)で表されるウレタンア
ミン化合物(B)を含有するものである。上記エポキシ
樹脂としては、ビスフェノール型に代表される一般的な
エポキシ樹脂を用いることができる。汎用タイプのエポ
キシ樹脂の市販品としては、商品名「エピコート♯82
8」(ビスフェノールA型液状エポキシ樹脂、エポキシ
当量184〜194、分子量約380、油化シェル化
製)、「エピコート♯834−90X」(ビスフェノー
ルA型固形エポキシ樹脂、エポキシ当量230〜27
0、分子量約470、油化シェル社製)、「エピコート
♯1001」(ビスフェノールA型固形エポキシ樹脂、
エポキシ当量450〜500、分子量約900、油化シ
ェル社製)、「エピコート♯1004」(ビスフェノー
ルA型固形エポキシ樹脂、エポキシ当量875〜97
5、分子量約1600、油化シェル社製)、「エピコー
ト♯1007」(ビスフェノールA型固形エポキシ樹
脂、エポキシ当量1750〜2200、分子量約290
0、油化シェル社製)、「エピコート♯807」(ビス
フェノールF型液状エポキシ樹脂、エポキシ当量160
〜175、分子量約330、油化シェル社製)等が挙げ
られる。
【0014】多官能タイプのエポキシ樹脂の市販品とし
ては、商品名「エピコート♯154」(フェノールノボ
ラック型エポキシ樹脂、エポキシ当量176〜180、
分子量約540、油化シェル社製)が挙げられる。可撓
性タイプのエポキシ樹脂の市販品としては、商品名「Y
R−450」(ゴム変性エポキシ樹脂、エポキシ当量4
00〜500、分子量約800〜1000、東都化成社
製)等が挙げられる。本発明に用いられるエポキシ樹脂
は上記エポキシ樹脂に限定されるものではなく、一般に
市販されているその他のエポキシ樹脂等も使用すること
ができる。
【0015】上記エポキシ樹脂は、エポキシ当量が10
0〜3000のものが好ましい。100未満であると、
硬化性に劣ったり、得られる塗膜の強靱性に劣る場合が
ある。3000を超えると、塗膜が硬くなりすぎる。よ
り好ましくは、150〜1000である。上記エポキシ
樹脂は、数平均分子量が200〜5000のものが好ま
しい。200未満であったり、3000を超えると、塗
膜物性や塗装作業性に劣る場合がある。より好ましく
は、300〜2000である。上記エポキシ樹脂は、単
独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0016】上記エポキシ樹脂は、エポキシ塗料組成物
の固形分中に、10〜60重量%含むことが好ましい。
10重量%未満であると、得られる塗膜の防食性に劣る
場合があり、60重量%を超えると、塗膜が硬くなりす
ぎてクラック等を発生したり、また、付着力が低くなり
塗り重ねインターバルが長くならない場合がある。より
好ましくは、15〜50重量%である。
【0017】上記ウレタンアミン化合物(B)は、上記
式(1)で表されるものであり、本発明のエポキシ塗料
組成物中においては、硬化剤として機能する。上記式
(1)において、Rは、炭素数1〜20の直鎖状又は分
岐状のアルキレン基、炭素数3〜20のシクロアルキレ
ン基又は炭素数3〜20のアリーレン基を表す。
【0018】上記ウレタンアミン化合物(B)は、イソ
ホロンジイソシアネート(IPDI)とジアミンとから
誘導することができる。上記ジアミンとしては、上記式
(1)中のR基を有するジアミンであれば特に限定され
ず、例えば、エチレンジアミン、イソホロンジアミン
(IPDA)、1,3−ビスアミノメチルシクロヘキサ
ン(1,3−BAC)、パラアミノシクロヘキシルメタ
ン(PACM)、メタキシレンジアミン(MXDA)等
を挙げることができる。好ましくは、エチレンジアミン
である。
【0019】上記ウレタンアミン化合物(B)は、アミ
ン価が66〜150であることが好ましく、より好まし
くは、80〜130である。上記アミン価がこのような
範囲になると、伸び率が良好の為、可とう性と密着力の
両立が可能になる。具体的に「ダイトクラールU−53
42」(大都産業社製;アミン価110〜140)等を
挙げることができる。上記ウレタンアミン化合物(B)
は、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
【0020】本発明において、上記ウレタンアミン化合
物(B)は、エポキシ塗料組成物の固形分中に20重量
%以上含まれるものである。20重量%未満であると、
付着性に劣るため、旧塗膜に塗り重ねると旧塗膜を起こ
し、また、塗り重ねインターバルが短い。好ましくは、
20〜100重量%である。
【0021】本発明のエポキシ塗料組成物は、更に、ビ
ニル樹脂(C)を含有することが好ましい。ビニル樹脂
(C)を含有することによって、上塗り塗膜に対する付
着性を更に向上させることができ、塗り重ねインターバ
ルが長くなる。上記ビニル樹脂(C)としては、塩化ビ
ニル、ビニルイソブチルエーテル、酢酸ビニル、ビニル
プロピオネート、ビニルビバレート、プロピオン酸ビニ
ル等のビニル系単量体を重合させて得られる樹脂であれ
ば特に限定されないが、単量体成分のうち塩化ビニルを
50重量%以上含む塩化ビニル樹脂、塩化ビニル共重合
体等が好ましい。なかでも、塩化ビニル/ビニルイソブ
チルエーテル共重合体が塗装作業性等の観点から、より
好ましい。上記ビニル樹脂(C)としては、市販品を使
用することも可能であり、「Laloflex MP−
45」(塩化ビニル/ビニルイソブチルエーテル共重合
体(モノマー比率:約75/25)、BASF社製)等
が挙げられる。
【0022】上記ビニル樹脂(C)は、エポキシ塗料組
成物の硬化性成分の固形分100重量部に対して0.1
〜50重量部含有することが好ましい。0.1重量部未
満であると、上塗り塗膜に対する付着性向上の効果が充
分に得られない傾向にあり、50重量%を超えると、上
塗り適合性が低下し、上塗りを塗装した際にチヂミ現象
(上塗り塗料中の溶剤により下塗り層が膨潤する現象)
が発生する場合がある。より好ましくは10〜30重量
部である。本明細書において、硬化性成分の固形分と
は、硬化反応に関与する成分の固形分を意味するもので
あり、エポキシ樹脂(A)及びウレタンアミン化合物
(B)、並びに、所望により添加される併用樹脂のうち
の硬化性樹脂及び硬化触媒等の合計の固形分を意味する
ものである。
【0023】本発明のエポキシ塗料組成物は、更に、焼
石膏(D)を含有することが好ましい。焼石膏を含有す
ることによって、得られる塗膜の耐水性、耐塩水性、耐
陰極防食性等の防食性を向上することができる。本発明
においては、一般に石膏(CaSO4 )と呼ばれるもの
のうちでも、CaSO4 ・2H2 Oは効果なく、CaS
4 ・1/2H2 Oの焼石膏のみ効果がある。上記焼石
膏(D)としては、「焼石膏PH−200」(丸石石膏
社製)等を挙げることができる。
【0024】上記焼石膏(D)の配合量は、エポキシ塗
料組成物の固形分中、2〜30重量%含むことが好まし
い。2重量%未満であると、効果を認めず、30重量%
を超えると、塗膜表面への析出、白化現象が発生し、塗
膜外観に支障をきたす。
【0025】本発明のエポキシ塗料組成物は、更に、水
添ダイマー酸から誘導されるポリオール(E)を含有す
ることが好ましい。上記水添ダイマー酸から誘導される
ポリオール(E)を含有することによって、上塗り塗膜
との付着性を更に向上することができる。
【0026】上記水添ダイマー酸は、乾性油、半乾性油
等から得られる不飽和脂肪酸を2分子重合させて得られ
る炭素数36の二塩基酸を、水素添加して飽和脂肪酸に
したものである。ダイマー酸の原料となる代表的な不飽
和脂肪酸としては、オレイン酸及びリノール酸が挙げら
れる。一般に水添ダイマー酸には、モノマーや三量体等
の不純物が含まれている場合が多いが、本発明において
は、純度の高い精製した水添ダイマー酸から誘導された
ポリオールを用いることが好ましい。
【0027】上記水添ダイマー酸から誘導されるポリオ
ール(E)は、水添ダイマー酸のカルボキシル基を水酸
基に還元する方法;水添ダイマー酸のカルボキシル基と
2価以上のアルコール化合物とを反応させてポリエステ
ルポリオールとする方法によって得ることができる。上
記水添ダイマー酸のカルボキシル基を還元して誘導され
るポリオールの市販品としては、「ペスポール HP−
1000」(東亞合成社製)が挙げられる。また、上記
水添ダイマー酸のカルボキシル基にグリコールを縮合さ
せて誘導されるポリエステルポリオールの市販品として
は、「ペスポール600」(東亞合成社製)が挙げられ
る。
【0028】上記水添ダイマー酸から誘導されるポリオ
ール(E)の配合量としては、エポキシ塗料組成物の硬
化性成分の固形分100重量部に対して0.5〜35重
量部含有することが好ましい。0.5重量部未満である
と、効果が得られず、35重量部を超えると、いつまで
も硬化せずに、硬化表面の状態が悪くなり、べたつき等
の不具合を生じる場合がある。
【0029】本発明のエポキシ塗料組成物には、必要に
応じて、併用樹脂、溶剤、顔料、硬化触媒、その他の添
加剤等を添加することができる。これらの添加剤は、塗
装作業性や色相等の塗膜外観の必要性等に応じて用いら
れるものである。上記併用樹脂としては、例えば、石油
系樹脂(キシレン樹脂)、アクリル樹脂、ポリエステル
樹脂等を用いることができる。これらは塗膜物性改善の
ために用いられるものである。
【0030】上記溶剤としては、エポキシ樹脂の溶剤と
して通常用いられているものであれば特に限定されず、
例えば、トルエン、キシレン、イソプロピルアルコー
ル、メチルエチルケトン等を用いることができる。
【0031】上記顔料としては、防食塗料に一般的に含
有される顔料を含有することができ、無機充填剤等の体
質顔料や各種防錆顔料を用いることができる。上記体質
顔料としては、例えば、酸化チタン、炭酸カルシウム等
の一般的な無機充填剤が挙げられる。上記防錆顔料とし
ては、シアナミド鉛(PbCN2 )、亜鉛末(Zn)、
リン酸亜鉛、鉛丹(Pb34 )、亜酸化鉛(Pb2
O)、塩基性クロム酸鉛(PbCrO4 ・PbO)、塩
基性硫酸鉛(2PbSO4 ・PbO)、鉛酸カルシウム
(2CaO・PbO2 )、ジンククロメート(ZPC
型)(K2 O・4CrO3 ・4ZnO・3H2 O)、ジ
ンククロメート(ZTO型)(ZnCrO4 ・4Zn
(OH)2 )、アルミ粉(Al)、亜鉛華(ZnO)等
が挙げられる。更に、顔料として雲母状酸化鉄(MI
O:Micasious Iron Oxide)、ガラスフレーク、スゾラ
イト・マイカ、クラライト・マイカ等を用いてもよい。
【0032】上記硬化触媒としては、エポキシ樹脂の一
般的な硬化触媒を用いることができ、例えば、2,4,
6−トリス(ジエチルアミノメチル)フェノール(DM
P30)を代表とする第3級アミンを用いることができ
る。また、硬化触媒としてフェノール類も用いることが
できる。
【0033】上記その他の添加剤としては、例えば、ダ
レ止め・沈降防止剤、色別れ防止剤、消泡・ワキ防止
剤、レベリング剤、ツヤ消し剤等の添加剤を用いること
ができる。上記ダレ止め・沈降防止剤としては、例え
ば、商品名「ディスパロン6900−20X」(脂肪族
ビスアマイド揺変剤、楠本化成社製)が挙げられる。上
記色別れ防止剤としては、商品名「ディスパロン210
0」(シリコン添加脂肪族系多価カルボン酸、楠本化成
社製)を挙げることができる。上記消泡・ワキ防止剤と
しては、商品名「ディスパロン1950」(特殊ビニル
系重合物、楠本化成社製)を挙げることができる。
【0034】本発明のエポキシ塗料組成物は、2液混合
型の塗料組成物であり、その製造方法としては、エポキ
シ樹脂を用いた一般的な塗料と同様にして行うことがで
きる。即ち、エポキシ樹脂(A)に硬化剤であるウレタ
ンアミン化合物(B)以外の各成分を混合して塗料液と
し、硬化剤であるウレタンアミン化合物(B)単体又は
これを溶剤等で希釈したものを硬化剤とし、使用する直
前に塗料液と硬化剤とを混合するいわゆる2液混合型塗
料として調製することができる。
【0035】本発明のエポキシ塗料組成物は、被塗物
に、下塗り層を形成した後、上塗り層を形成することか
らなる防食塗装方法に使用することができる。このよう
な防食塗装方法も本発明の1つである。上記防食塗装方
法においては、上記下塗り層のうち、少なくとも最表面
は、本発明のエポキシ塗料組成物を塗装することにより
形成されるものである。
【0036】上記エポキシ塗料組成物の塗装は、使用す
る直前に塗料液と硬化剤とを混合することにより得られ
る塗料を、刷毛、ローラー、スプレー等の一般的な塗装
方法により行うことができる。上記塗装は、塗料液及び
硬化剤の混合後可使時間内に塗装する。可使時間は、一
般的に30分〜8時間程度であり、溶剤型塗料の場合に
は、3〜8時間程度である。上記塗装を行った後は、乾
燥により塗膜を形成することができるが、この乾燥は、
一般的に常温で行い、乾燥時間は8〜24時間程度が一
般的である。
【0037】上記被塗物としては、防食を必要とする対
象物であれば特に限定されるものではないが、例えば、
橋梁、船舶、石油プラント等の鋼板、鋼製構造物及び建
築の鋼製部分、及び、旧塗膜の残る被塗物、その他のコ
ンクリートや非鉄金属表面を有する被塗物等が挙げられ
る。なお、上記被塗物表面には、予めさび止め塗装、プ
ライマー塗装等が施されていてもよい。
【0038】本発明のエポキシ塗料組成物の塗布により
形成される塗膜の膜厚は、用いる用途等に応じて種々に
変化するものであるが、一般的には乾燥膜厚で10〜5
00μm程度である。
【0039】本発明において、上記下塗り層は、複数回
塗布することにより形成してもよい。本発明のエポキシ
塗料組成物を複数回に渡って塗布することにより、下塗
り層を積層構造とすることも可能である。また、その際
の1回の塗布量は特に制限されるものではなく、上記乾
燥膜厚10〜500μm程度となるように塗布されるの
が一般的である。
【0040】上記のようにして形成された下塗り層の上
に形成される上塗り層は、防食塗装において一般的に使
用されているものを用いることができ、例えば、下塗り
層として用いた塗料の他に、通常上塗り塗料として使用
されているものを用いることもできる。上記上塗り塗料
として具体的には、油性系塗料、長油性フタル酸樹脂塗
料、シリコンアルキッド樹脂塗料、フェノール樹脂塗
料、塩化ゴム系樹脂塗料、エポキシ樹脂塗料、変性エポ
キシ樹脂塗料、タールエポキシ樹脂塗料、塩化ビニル樹
脂塗料、ポリウレタン樹脂塗料、フッ素樹脂塗料、シリ
コン変性樹脂塗料等が挙げられる。また、機能性塗料と
して、生物付着を妨げるいわゆるアクリル樹脂防汚塗料
やビニル樹脂系防汚塗料を用いてもよい。これらの中で
も、特に好ましくはエポキシ樹脂塗料、ポリウレタン樹
脂塗料、フッ素樹脂塗料;アクリル樹脂防汚塗料、ビニ
ル樹脂系防汚塗料が用いられる。なお、本発明のエポキ
シ塗料組成物は、上塗り層として用いることも可能であ
り、この場合は、上塗り層の最表面が本発明のエポキシ
塗料組成物によって形成されている。
【0041】上記上塗り層の乾燥膜厚は、10〜300
μm程度が一般的である。上記上塗り層の乾燥は、常温
で乾燥させるのが一般的であり、乾燥時間は8〜24時
間程度である。また、下塗り層と同様に、上塗り層も複
数回塗布して形成してもよい。
【0042】本発明のエポキシ塗料組成物によれば、付
着性が良好であるので、下地の旧塗膜に対して塗装して
も、チヂミ等の現象が発生して旧塗膜を起こさず、ま
た、本発明のエポキシ塗料組成物を塗装して下塗り層を
形成した後、上塗り層を形成するまでのインターバルの
期間を長くすることができる。その理由は、不明瞭であ
るが、ウレタンアミン(B)を使用して得られる塗膜
が、従来のエポキシ/ポリアミド系より、伸びがよく可
とう性が発現し、このため、塗膜が低応力となり、下地
の旧塗膜を起こさず、更にはウレア結合が上塗り塗膜と
の付着を良好にするものと推定される。従って、本発明
のエポキシ塗料組成物は、大型構造物等の補修用塗料と
して,及び、新設の防食塗装において、特に有用なもの
である。
【0043】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるも
のではない。 実施例1〜11、比較例1〜6 表1に示す配合で、エポキシ樹脂を含む塗料液及び硬化
剤溶液を調製し、これを表1に示す割合で混合してエポ
キシ塗料組成物を混合、分散、塗料化した。比較例6の
エポキシ樹脂塗料は、ニッペエポキシプライマー(日本
ペイント社製)である。なお、ビニル樹脂、水添ダイマ
ー酸ジオール及び水添ダイマー酸ポリエステルジオール
の括弧は、顔料を含む塗料組成物中の硬化性成分の固形
分に対する割合(重量%)を示したものである。また、
エポキシ樹脂、ビニル樹脂、酸化チタン、タルク、水添
ダイマー酸ジオール、水添ダイマー酸ポリエステルジオ
ール、焼石膏、石膏、ウレタンアミン化合物、変性ポリ
アミドアミンとしては、以下のものを用いた。
【0044】・エポキシ樹脂:「エピコート#834−
90X」、ビスフェノールA型固形エポキシ樹脂、エポ
キシ当量230〜270、分子量約470、油化シェル
社製 ・ビニル樹脂:「LaroflexMP−45」、塩化
ビニル/ビニルイソブチルエーテル共重合体(モノマー
比率:約75/25)、BASF社製 ・酸化チタン:「チタンCR−820」、石原産業社製 ・タルク:タルクPK50、丸尾カルシウム社製 ・水添ダイマー酸ジオール:「ペスポールHP−100
0」、東亞合成社製 ・水添ダイマー酸ポリエステルジオール:「ペスポール
600」、東亞合成社製 ・焼石膏:「焼石膏PH−200」、丸石石膏社製 ・石膏(二水和物):和光純薬社製 ・ウレタンアミン化合物:「ダイトクラールU−534
2」、変性脂環式ポリアミン、アミン価110〜14
0、大都産業社製 ・変性ポリアミドアミン:「サンマイド153−60
S」、三和化学社製
【0045】上記エポキシ塗料組成物を、サンドブラス
ト処理鉄板に、エアスプレーにて乾燥膜厚175μmに
なるように塗装し、下塗り層を形成した。次いで、上塗
り塗料としてのウレタン樹脂塗料「ポリウレマイティー
ラックM上塗り」(日本ペイント社製)を乾燥膜厚25
μmになるようにスプレーにより塗布した。別の板に
は、上塗り塗料としてのアクリル樹脂防汚塗料として、
「エコロフレックスSPC.600」(日本ペイント社
製)を乾燥膜厚100〜150μmになるようにスプレ
ーにより塗布した。なお、表1に示すように、下塗り層
を塗布した後、塗板を屋外暴露し、一定期間のインター
バル後に上塗り塗料を塗布した。
【0046】得られた塗板を用いて、下記方法によって
評価を行った。結果を表1に示した。 (1)ウレタン樹脂塗料を用いた場合の上塗り付着性評
価試験 ウレタン樹脂塗料を上塗り塗料として用いて得られる塗
板を、上塗り塗装後室内にて7日間乾燥後に、JIS−
K−5400耐湿性試験に準じて、24時間恒湿乾燥下
に放置した後取り出し5分後に、JIS−K−5400
碁盤目法を、隙間間隔5mm、マス目数9にて行った。
評価は、10点満点中の点数を以下の基準で評価した。 ◎:8点以上 ○:5点〜7点 △:2点〜4点 ×:1点以下
【0047】(2)アクリル樹脂防汚塗料を用いた場合
の上塗り付着性評価試験 アクリル樹脂防汚塗料を上塗り塗料として用いて得られ
る塗板を、上塗り塗装後室内24時間乾燥後実海水に6
か月浸漬して取り出し、直後に、JIS−K−5400
碁盤目法を、隙間間隔5mm、マス目数9にて行った。
評価は、上記(1)と同じ基準で行った。
【0048】(3)防食性評価試験 (3−1)40℃耐水性試験 上記エポキシ塗料組成物を用いて得られる塗板を、40
℃の水中に6か月浸漬し、その後、塗膜のワレ・ハガレ
及び/又はフクレの状態を目視で判定し、塗膜の付着力
をエルコメーター社製アドヒージョンテスターで測定し
た。判定基準は、ワレ・ハガレ、フクレが全くない場合
のワレ・ハガレ、フクレの発生面積を0%として、日本
塗料検査協会「塗膜の評価基準」(1970)に準じて
次のように設定した。 ワレ・ハガレ、フクレの発生面積(%) 評価 0〜2%の範囲内のもの ◎ 3〜5%の範囲内のもの ○ 6〜10%の範囲内のもの △ 11〜30%の範囲内のもの × 31%以上のもの ××
【0049】(3−2)40℃耐塩水性試験 水の代わりに、3%食塩水を使用することのほかは、上
記(3−1)40℃耐水性試験と同様にして、40℃耐
塩水性を評価した。
【0050】(3−3)陰極防食試験 ショットブラスト鋼板(7cm×15cm×3.2m
m)に、上記エポキシ塗料組成物をエアースプレーにて
塗装し、20℃で7日間乾燥させて、試験板を得た。こ
の試験板を用いて、ASTM G8−90に準じて評価
した。即ち、NaCl、Na2 SO4 及びNa2 CO3
をそれぞれ1重量%含む水溶液に、試験板の試験面の浸
漬部分の中央に6.3mmφのドリルの刃を用いて6.
3mmφ大の素地露出部を作った板を常温で浸漬し、
1.5Vの電位をかけて、3週間後の露出部周辺フクレ
を観察し、また、露出部からの塗膜の剥離部の大きさを
調べた。フクレの目視評価は、上記(3−1)の評価基
準に従って行った。
【0051】
【表1】
【0052】表1から明らかなように、エポキシ樹脂及
びウレタンアミン化合物を含有する実施例1〜11のエ
ポキシ塗料組成物は、ウレタンアミン化合物を使用しな
い比較例1〜6のエポキシ塗料組成物に比べて、ウレタ
ン樹脂塗料及びアクリル樹脂防汚塗料を上塗り塗料とし
て用いた場合のいずれにおいても、上塗り付着性に優
れ、塗り重ねインターバルが長かった。ウレタン樹脂塗
料を上塗り塗料として用いた場合には、塗り重ねインタ
ーバルを1年程度まで延長することができ、また、アク
リル樹脂防汚塗料を上塗り塗料として用いた場合も、従
来は1〜3日程度であったものが、10日程度にまで延
長することができた。更に、実施例1〜11のエポキシ
塗料組成物は、防食性においても優れ、特に、焼石膏を
用いる実施例7、8及び10のエポキシ塗料組成物は、
防食性が非常に優れるものであった。
【0053】
【発明の効果】本発明のエポキシ塗料組成物は、防食塗
装における下塗り層として用いた場合において、上塗り
層との付着性に優れている。特に、下塗り層を形成した
後、上塗り層を形成するまでのインターバルの期間を長
くすることができるので、従来に比べ、上塗りの塗布作
業の自由度が増すことになる。また、経年している旧塗
膜に補修用塗料として塗り重ねても、下地である旧塗膜
を引き起こさない効果があるので、補修用塗料としても
適する。従って、大型構造物等の補修や新設の防食塗装
において特に有用なものである。
フロントページの続き Fターム(参考) 4D075 AE03 CA13 CA33 CA34 CA38 DA06 DB02 DB12 DC05 DC08 EA07 EB09 EB12 EB15 EB16 EB19 EB22 EB32 EB33 EB34 EB35 EB36 EB37 EB38 EB42 EB45 EB56 EC01 EC13 4J038 CD022 CD032 CE052 CF022 CF032 DB001 HA376 JA20 JA21 JB04 JB21 KA06 NA03 PB05 PB06 PB07 PC02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エポキシ樹脂(A)、及び、下記式
    (1)で表されるウレタンアミン化合物(B)を含有す
    る2液混合型のエポキシ塗料組成物であって、前記ウレ
    タンアミン化合物(B)は、前記エポキシ塗料組成物の
    固形分中に20重量%以上含まれることを特徴とするエ
    ポキシ塗料組成物。 【化1】 (式中、Rは、炭素数1〜20の直鎖状又は分岐状のア
    ルキレン基、炭素数3〜20のシクロアルキレン基又は
    炭素数3〜20のアリーレン基を表す。)
  2. 【請求項2】 更に、ビニル樹脂(C)を含有するもの
    である請求項1記載のエポキシ塗料組成物。
  3. 【請求項3】 ビニル樹脂(C)は、エポキシ塗料組成
    物の硬化性成分の固形分100重量部に対して0.1〜
    50重量部含有するものである請求項2記載のエポキシ
    塗料組成物。
  4. 【請求項4】 更に、焼石膏を含有するものである請求
    項1、2又は3記載のエポキシ塗料組成物。
  5. 【請求項5】 更に、水添ダイマー酸から誘導されるポ
    リオール(E)を含有する請求項1、2、3又は4記載
    のエポキシ塗料組成物。
  6. 【請求項6】 被塗物に、下塗り層を形成した後、上塗
    り層を形成することからなる防食塗装方法であって、前
    記下塗り層のうち、少なくとも最表面は、請求項1、
    2、3、4又は5記載のエポキシ塗料組成物を塗装する
    ことにより形成されることを特徴とする防食塗装方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の防食塗装方法により塗装
    されてなる被塗物。
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