JP2002165678A - ショーケース - Google Patents

ショーケース

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JP2002165678A JP2000365709A JP2000365709A JP2002165678A JP 2002165678 A JP2002165678 A JP 2002165678A JP 2000365709 A JP2000365709 A JP 2000365709A JP 2000365709 A JP2000365709 A JP 2000365709A JP 2002165678 A JP2002165678 A JP 2002165678A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顧客へのアピール能力を抜本的に改善したシ
ョーケースを提供する。 【解決手段】 オープンショーケース1は、陳列室13
内に商品を陳列して成るものであって、少なくとも動画
を表示可能なディスプレイ108と、音声を出力可能な
スピーカ111とを備え、ディスプレイとスピーカによ
り、動画と音声による情報出力を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンビニエンスス
トアやスーパーマーケットなどに据え付けられ、陳列室
に商品を陳列するショーケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種ショーケースは、例えば
特開平5−306875号公報に示されている。即ち、
そこに示されたショーケースであるオープンショーケー
スは、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなど
の店舗に据え付けられており、断熱壁内に前面に開口す
る陳列室を構成し、この陳列室内に複数段の棚を架設し
て食料品や調理品、飲料などの商品を陳列している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなショーケー
スでは如何に顧客の関心を引くか、即ち、顧客の商品に
関する興味を如何に喚起するかが売上向上に大きく関わ
ってくるため、従来より陳列室内における商品の配置や
照明方法などに種々工夫を凝らしている。しかしなが
ら、そのような方法だけでは顧客へのアピール効果にど
うしても限界があるのが実状であった。
【0004】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、顧客へのアピール能力を
抜本的に改善したショーケースを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のショーケース
は、陳列室内に商品を陳列して成るものであって、少な
くとも動画を表示可能な表示手段と、音声を出力可能な
音声発生手段とを備え、表示手段と音声発生手段によ
り、動画と音声による情報出力を行うことを特徴とす
る。
【0006】本発明によれば、陳列室内に商品を陳列し
て成るショーケースにおいて、少なくとも動画を表示可
能な表示手段と、音声を出力可能な音声発生手段とを設
け、表示手段と音声発生手段により、動画と音声による
情報出力を行うようにしたので、表示手段と音声発生手
段を用いて、動画と音声により顧客に情報を出力するこ
とが可能となる。これにより、顧客の関心をより強く喚
起し、陳列商品をアピールして売上向上を図ることがで
きるようになるものである。
【0007】請求項2の発明のショーケースは、上記に
おいて周囲の人体動作を検出する人感センサを備え、顧
客の接近に反応して情報出力を行うことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明によれば、上記に加えて周
囲の人体動作を検出する人感センサを備え、顧客の接近
に反応して情報出力を行うので、顧客がショーケースに
近づいたことに反応して動画と音声による情報出力を行
えるようになり、無駄の無い出力動作を実現できるよう
になるものである。
【0009】請求項3の発明のショーケースは、上記各
発明において陳列室内における人体動作を検出する人感
センサを備え、陳列室内における商品の移動に反応して
情報出力を行うことを特徴とする。
【0010】請求項3の発明によれば、上記各発明に加
えて陳列室内における人体動作を検出する人感センサを
備え、陳列室内における商品の移動に反応して情報出力
を行うようにしたので、例えば顧客が陳列室から商品を
取り出したことに反応して動画と音声により感謝の意を
出力するなどの対応を行うことが可能となるものであ
る。
【0011】請求項4の発明のショーケースは、上記各
発明において前記情報出力の内容には、商品の広告、価
格、料理或いは取扱方法等の商品に関する情報を含むこ
とを特徴とする。
【0012】請求項4の発明によれば、上記各発明に加
えて情報出力の内容には、商品の広告、価格、料理或い
は取扱方法等の商品に関する情報を含むので、商品の宣
伝効果並びに顧客の購買意欲をより一層向上させること
が可能となるものである。
【0013】請求項5の発明のショーケースは、上記各
発明において情報出力の内容には、陳列室内の温度や設
定値などの制御に関する情報を含むことを特徴とする。
【0014】請求項5の発明によれば、上記各発明に加
えて情報出力の内容には、陳列室内の温度や設定値など
の制御に関する情報を含むので、別途温度計なども不要
となり、使用者の利便性とコストの削減も図れるように
なるものである。
【0015】請求項6の発明のショーケースは、上記各
発明において情報出力の内容には所定の異常に関する情
報を含むと共に、当該異常に関する情報を使用者にのみ
判別可能な態様で出力することを特徴とする。
【0016】請求項6の発明によれば、上記各発明に加
えて情報出力の内容には所定の異常に関する情報を含む
ので、ショーケースに発生した異常をいち早く使用者に
報知することが可能となると共に、格別な警報装置も不
要となる。この場合、当該異常に関する情報は使用者に
のみ判別可能な態様で出力するので、顧客に無用な不安
感を与える危険性も無くなるものである。
【0017】請求項7の発明のショーケースは、上記各
発明において表示手段は表示領域にタッチスイッチを備
え、当該タッチスイッチへの入力操作に応じて表示内容
を切り替えることを特徴とする。
【0018】請求項7の発明によれば、上記各発明に加
えて表示手段は表示領域にタッチスイッチを備え、当該
タッチスイッチへの入力操作に応じて表示内容を切り替
えるようにしたので、顧客や使用者のタッチスイッチへ
の入力操作にて前述の如き商品に関する情報や制御に関
する情報内容を切り替えて表示させることができるよう
になり、出力可能な情報量の増大を図り、より一層の売
上向上と利便性の改善を図ることが可能となるものであ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を詳述する。図1は本発明を適用したショーケー
スの実施例としてのオープンショーケース1の正面図、
図2はオープンショーケース1の側面図、図3はオープ
ンショーケース1の背面図、図4は後パネル2を外した
状態のオープンショーケース1の背面図、図5はオープ
ンショーケース1の縦断側面図をそれぞれ示している。
【0020】オープンショーケース1は、例えばコンビ
ニエンスストアのレジカウンタC(図15)上に載せて
設置される卓上オープンショーケースであり、底部のユ
ニットベース3上に取り付けられた断熱壁4と、この断
熱壁4の上側に取り付けられた硬質樹脂製の底板6と、
ユニットベース3の左右に立設された側板7、7と、こ
れら側板7、7の上端間に架設された天板8と、これら
底板6、側板7、7及び天板8の後縁で囲繞される後面
の開口9を開閉自在に閉塞する扉11などから構成さ
れ、これら扉11、天板8、側板7、7及び底板6で囲
繞される空間を前面に開口(12)した陳列室13とし
ている。そして、前記断熱壁4の下側のユニットベース
3内空間を機械室14としている。また、16はユニッ
トベース3の左右に取り付けられた補強用のアングルで
ある。
【0021】前記断熱壁4は前部が低く後部が高い階段
形状を呈しており、それによって前部に低位部4Aが、
後部に高位部4Bが構成されている。この低位部4Aは
後方に低く緩やかに傾斜しており、高位部4Bは前方に
低く緩やかに傾斜している。また、これら高位部4Bと
低位部4Aを結ぶ縦壁部4Cは上部が少許後退した傾斜
壁とされている。
【0022】そして、底板6は係る断熱壁4の低位部4
A、高位部4B及び縦壁部4Cと間隔を存して当該断熱
壁4及びユニットベース3に被さるように取り付けられ
ており、これによって同様の前部の低位部6A、後部の
高位部6B及びそれらの間の縦壁部6Cとが構成されて
いる。そして、係る底板6と断熱壁4間に前下部から後
上部に渡る冷却室17が構成され、高位部4B上の冷却
室17内に冷却装置Rの冷凍サイクルを構成する冷却器
18が横設されると共に、縦壁部4Cの前側中央の冷却
室17内に送風機19が設けられている。
【0023】また、冷却室17内には冷却器18の上面
から縦壁部6Cの上部に渡る冷却器仕切板21が取り付
けられており、この冷却器仕切板21と底板6間には間
隔が形成されている。底板6の縦壁部6Cの上端には商
品落下防止用のガード6Dが一体に立設されており、そ
の下側には下部吐出口22が形成されている。そして、
前記冷却器仕切板21はこの下部吐出口22の下縁に連
続し、これによって、冷却器仕切板21と底板6間に、
冷却器18の後方から下部吐出口22に渡る下部吐出ダ
クト23が構成されている。尚、24は送風機19の周
囲に取り付けられたファンケースである。
【0024】更に、底板6の縦壁部6Cも上部が少許後
退した傾斜壁とされているが、その前面には下部吐出口
22を隠蔽する吐出ガイド26が取り付けられ、下方に
開放しており、また、下部吐出口22の下方には突起2
7が一体に形成されている。底板6の低位部6Aも後方
に緩やかに低く傾斜しているが、その前部は斜め前下方
に屈曲され、そこに吸込口29が形成されている(図
6)。そして、この吸込口29の前側には表示装置31
が立設され、陳列室13の開口12の下縁に位置してい
る。
【0025】この表示装置31は、中央に表示手段とし
てのLCDから成るディスプレイ108と、左右に実開
平5−43458号公報に示される如き構造の平面蛍光
ランプ113、113と、ディスプレイ108に隣接し
て音声発生手段としてのスピーカ111を備えている。
ディスプレイ108は例えば横15cm、縦10cm程
の表示領域を有して前斜め上方に指向しており、動画を
表示可能とされている。また、ディスプレイ108の表
示領域表面には、静電容量式のタッチスイッチ106が
取り付けられている。
【0026】更に、平面蛍光ランプ113、113は前
後方向に光を照射する。この平面蛍光ランプ113、1
13の前面には所定の広告表示を施してもよい。また、
断熱壁4の前端部には赤外線式の外部人感センサ103
が取り付けられている。この外部人感センサ103はオ
ープンショーケース1周囲(主に前方の所定角度の範
囲)の人体動作に反応して出力を発生するものである。
【0027】また、底板6の高位部6Bも後方に高くな
るよう緩やかに傾斜しているが、その後端部は階段状に
降下しており、冷却器18の後側に位置する後壁部33
には連通孔32が形成されている。尚、この連通孔32
が形成された底板6の後壁部33は上部が前側となる傾
斜面とされている。
【0028】一方、扉11は硬質樹脂製の外面板36と
内面板37間に断熱材38を装填して構成され、例えば
後から見て右側の上下をヒンジ39にて天板8と底板6
に回動自在に枢支されている。また、断熱材38と内面
板37間には間隔が構成され、そこに上下に渡る後部ダ
クト41が形成されており、この後部ダクト41の上端
と下端に位置する内面板37の上面37A、下面37B
には連通孔42、43がそれぞれ形成されている。そし
て、下側の連通孔43は扉11を閉じたときに底板6の
連通孔32に合致する。
【0029】この場合、連通孔43周囲の内面板37の
下面37Bは、上部が前側となる傾斜面とされ、扉11
を閉じたときに底板6の後壁部33に密接する形状とさ
れている。これにより、連通孔32と43は略キッチリ
と合致することになると共に、扉11の開閉にも支障が
生じなくなる(図7)。尚、47は内面板37の周囲に
取り付けられたガスケットである。
【0030】他方、天板8の内側にも断熱材48が取り
付けられており、この断熱材48の下側には間隔を存し
て内面板49が取り付けられ、この内面板49と断熱材
48間に天部ダクト51を構成している。内面板49の
後部は降下した後、上方向に折り返された形状を呈して
おり、この天部ダクト51の後下端に位置する内面板4
9の後下面49Aには連通孔53が形成されている。そ
して、扉11の上側の連通孔42は扉11を閉じたとき
に内面板49の連通孔53に合致する。
【0031】この場合、連通孔53周囲の内面板49の
後下面49Aは、後部が上側となる傾斜面とされ、扉1
1を閉じたときに扉11の上面37Aに密接する形状と
されている。これにより、連通孔42と53は略キッチ
リと合致することになると共に、扉11の開閉にも支障
が生じなくなる(図8)。尚、ガスケット47は扉11
で後面の開口9を閉じた状態で天板8、底板6及び側板
7、7に密着してシールする。
【0032】また、天部ダクト51の前端は前下方に向
けて開放し、そこに上部吐出口61が形成されている。
これにより、扉11を閉じた状態では、下部の吸込口2
9から冷却室17に至り、冷却室17から後部ダクト4
1及び天部ダクト51に渡って上部吐出口61に至る一
連の冷気循環ダクトが構成されることになる。
【0033】更に、天板8の内側にはDVDドライバ
(DVDプレーヤ)101が配設されている。このDV
Dドライバ101は所定の動画データ並びに音声データ
が書き込まれたDVDを再生する機能を有するものであ
り、その出入口は扉11の上側の天板8後面に配置され
ている。また、その右側にはDVDドライバ101の再
生/停止ボタン114とエジェクトボタン(DVDの取
り出し用)116が配設されている。そして、天板8の
断熱材48の前端下面には赤外線式の内部人感センサ1
04が取り付けられている。この内部人感センサ104
は陳列室13内の顧客の手指の移動(人体動作)、商品
の移動に反応して出力を発生するものである。
【0034】次に、機械室14内の構成を説明する。ユ
ニットベース3の前面及び左右側面にはスリット状の排
気口3Aが複数段形成されており、後面は開口されてい
る。そして、この開口を前記後パネル2にて開閉自在に
閉塞している。
【0035】係るユニットベース3内に構成された機械
室14内には、前記冷却器18と共に冷却装置Rの冷凍
サイクルを構成する圧縮機63、凝縮器64、キャピラ
リチューブ(減圧装置)66が設置され、更に、制御基
板などを収納する電装箱67や蒸発皿68、凝縮器用送
風機69なども設置されている。
【0036】この場合、図9に示す如く圧縮機63は機
械室14内の向かって右奥部に設置されており、凝縮器
64は向かって左奥部に設置され、凝縮器用送風機69
はその前側に対向して設けられている。尚、63Dは圧
縮機63の吐出配管、63Sは吸込配管である。前述の
如く断熱壁4は前部に低位部4Aを、また、後部に高位
部4Bを備えているので、機械室14の高さは前部が低
く、後部が高い寸法となる。従って、この高さの高い部
分を利用して寸法の嵩む圧縮機63と凝縮器64が並設
されている。
【0037】また、凝縮器64と凝縮器用送風機69は
略門型の取付板72によってユニットベース3の底面か
ら浮かせて取り付けられており、蒸発皿68はこれら凝
縮器64と凝縮器用送風機69の下側に後面の開口から
挿脱自在に挿入されている。尚、73は蒸発皿68内に
収納された蒸発板であり、吸水性の部材から構成され、
後述するドレン水の蒸発を促進させるものである。
【0038】更に、後パネル2の凝縮器64に対応する
部分(後から見て右側)にはフィルタ74が取り付けら
れた吸気口2Aが形成されている。また、前記送風機1
9を駆動するモータ19Mは断熱壁4の縦壁部4Cの後
側の機械室14内に取り付けられ、圧縮機63と凝縮器
64の間に配置されている。そして、モータ19Mの回
転軸は縦壁部4Cを貫通して送風機19に連結されてい
る。
【0039】更にまた、断熱壁4の高位部4Bの前部向
かって左側には排水口76が形成されており、この排水
口76からはドレンホース77が断熱壁4を貫通して垂
下し、その下端は蒸発皿68上に開口されている。冷却
器18から滴下するドレン水(除霜水や露)は高位部4
B上を伝って流下し、排水口76に流入する。そして、
排水口76からドレンホース77に流入し、蒸発皿68
内に排出されるものである。
【0040】このように、圧縮機63、凝縮器64、凝
縮器用送風機69、蒸発皿68、電装箱67、モータ1
9Mなどを配置しているので、狭い機械室14内に支障
無く整理して各機器を設置することができる。
【0041】次に、図10〜図14を参照して側板7の
構造を説明する。この場合、図12は向かって左側の側
板7を示し、それ以外は右側の側板7を示している。
尚、左右の側板7は左右対称形状で基本的には同一の構
造である。側板7は上下方向の補強板81と、透明な硬
質合成樹脂製の外側板82及び内側板83とから構成さ
れている。
【0042】前記外側板82及び内側板83の下縁はユ
ニットベース3の上面形状に略合致しており、前面は天
板8から前下方のユニットベース3前部に向かって緩や
かに湾曲しながら降下する形状を呈し、それによって陳
列室13の側面をカバーする。そして、補強板81はユ
ニットベース3の両側後部の切欠3Bを貫通して機械室
14内に入り、ユニットベース3及び又はアングル16
後部に螺子止めされると共に、補強板81、81の上端
間に天板8は連結される。
【0043】この場合、外側板82と内側板83はそれ
らの後部で補強板81を挟むかたちで相互に重合され、
周縁部では相互に固着されると共に、補強板81には螺
子止めされる。このとき、外側板82と内側板83間に
は空気層Gが形成され、断熱性を向上させている。
【0044】また、外側板82及び内側板83の補強板
81に被さる部分には、上下に渡って外側に張り出した
張出部82A、83Aがそれぞれ形成されており、外側
板82の張出部82Aと補強板81間には上下に渡る排
気ダクト86が形成される。この排気ダクト86の下端
は機械室14内に連通しており、上端は天板8が被さっ
て閉塞されている。また、排気ダクト86の前面となる
張出部82Aの前面82Bには上下に渡って複数の排気
吐出口87・・・が穿設されている。
【0045】尚、内側板83には空気層G内の曇りを防
止するためのアスピレータ88が数カ所穿設されてい
る。また、天板8を取り付ける前の補強板81と外側板
82間の排気ダクト86は図10に示す如く上方に開放
しているので、そこから張出部82Aと補強板81間に
着色した短冊状の板や広告表示を施した短冊状パネルを
挿入することによって外観や販売効果の向上を図ること
が可能となる。
【0046】また、内側板83の張出部83Aには図1
2に示す如く前下方に少許傾斜した棚受け89・・・が
実施例では上下に四段一体に形成されている。この棚受
け89・・・は対向する側板7方向及び後方に開放して
おり、後面の開口9から透明硬質樹脂製の棚91を差し
込む。これにより、図5に示す如く棚91が陳列室13
内に架設されている。
【0047】次に、図16はオープンショーケース1の
電気回路のブロック図を示している。100は汎用マイ
クロコンピュータ(CPU)であり、マイクロコンピュ
ータ100には前記DVDドライバ101、外部人感セ
ンサ103、内部人感センサ104、タッチスイッチ1
06の出力が入力される。102は温度センサであり、
陳列室13内の温度或いは前記ダクト内を流通する冷気
の温度を検出し、マイクロコンピュータ100に出力す
るものである。
【0048】マイクロコンピュータ100の出力には前
記圧縮機63、送風機19のモータ19M、凝縮器用送
風機69(のモータ)が接続される。また、前記表示装
置31のディスプレイ108もLCDドライバ107を
介してマイクロコンピュータ100に接続されると共
に、スピーカ111もドライバ109を介してマイクロ
コンピュータ100に接続され、平面蛍光ランプ113
もドライバ112を介してマイクロコンピュータ100
に接続されている。
【0049】以上の構成のオープンショーケース1は図
15に示す如くコンビニエンスストアのレジカウンタC
上に載置される。そして、陳列室13内にはドリンク剤
や缶飲料などの商品Vを収納し、陳列する。この場合、
底板6の縦壁部6C前側の低位部6A上には前面の開口
12から図5の如く商品Vを並べる。これにより、低位
部6A上は最下段の陳列面となる。このとき、低位部6
Aは後方に少許低く傾斜しているので、商品Vは前側に
倒れること無く後側の突起27や吐出ガイド26に寄り
かかるかたちとなる。
【0050】一方、中段(棚91を架設しない場合には
最上段となる)の陳列面となる底板6の高位部6Bや最
上段の陳列面となる棚91上には後面の扉11を開いて
開口9から商品Vを収納する。このとき、高位部6Bや
棚91は前側に低く少許傾斜しているので、商品Vは後
方から順次円滑に収納できる。また、高位部6Bや棚9
1は前部が低くなっていることから顧客は商品Vを見や
すくなると共に、顧客が最前列の商品Vを取り出した場
合には自動的にその後の商品Vが最前列に移動するよう
になる。
【0051】そして、電源を投入するとマイクロコンピ
ュータ100は温度センサ102の出力に基づき、圧縮
機63及びモータ19M、69の運転を開始する。ま
た、平面蛍光ランプ113を点灯させて前方に前述の広
告文字などを浮き上がらせ、且つ、後方の陳列室13内
を照明する。圧縮機63、送風機19(のモータ19
M)、凝縮器用送風機69が運転されると、圧縮機63
の吐出配管63Dから吐出された高温高圧のガス冷媒は
凝縮器64に流入し、そこで凝縮器用送風機69によっ
て通風される外気によって凝縮液化される。凝縮された
液冷媒はキャピラリチューブ66で減圧された後、冷却
器18に流入して蒸発する。
【0052】このときに冷却室17内の空気から熱を奪
って冷却効果を発揮する。冷却器18から出た冷媒は吸
込配管63Sから圧縮機63に吸い込まれ、再び圧縮さ
れる。そして、送風機19が運転されると、図5〜図8
に矢印で示す如く、吸込口29側から空気を吸引して冷
却器18方向に吐出する。前述の如く冷却器18と熱交
換して冷却された冷却室17内の冷気は、連通孔32か
ら出て連通孔43から後部ダクト41内に入る。そし
て、後部ダクト41内を上昇し、連通孔42、53を経
て天部ダクト51に入って前方に移動した後、吐出口6
1から陳列室13の前面開口12に向けて吐出される。
【0053】吐出口61から吐出された冷気は開口12
にエアーカーテンを形成しながら吸込口29に向かい、
表示装置31に案内されて送風機19の吸引力により吸
込口29に吸い込まれる。そして、エアーカーテンの一
部が陳列室13内に循環されて陳列室13内は所定温度
に冷却される。また、冷却器18から出た冷気の一部は
下部吐出ダクト23に入り、そこを前方に移動して下部
吐出口22から縦壁部6C前方に吐出される。
【0054】吐出口61からの距離が遠くなる最下段の
陳列面の低位部6A上は冷却効果が低下し勝ちとなる
が、前述の如く下部吐出口22から直接冷気を供給する
ため、係る冷却不足は解消される。また、下部吐出口2
2には吐出ガイド26が設けられ、その下方には突起2
7が形成されているので、下部吐出口22からの冷気吐
出や冷気循環が低位部6A上の商品Vで阻害されること
も無い。
【0055】ここで、オープンショーケース1のユニッ
トベース3の底面、即ち設置面から天板8の上面までの
高さ寸法L1は700mm〜750mm(実施例では7
15mm)に設定され、最下段の陳列面(低位部6A)
までの高さ寸法L2は100mm以上200mm以下の
範囲(実施例では149mm)に設定されている。ま
た、設置面から表示装置31上端までの高さ寸法L3は
200mm〜210mm(実施例では205mm)に設
定され、設置面から中段の陳列面(高位部6B)までの
高さ寸法L4は300mm以上400mm以下の範囲
(実施例では304mm)に設定されている。
【0056】更に、設置面から最上段の陳列面(棚9
1)までの高さ寸法L5は400mm以上700mm以
下の範囲(実施例では489mm)に設定され、設置面
から天板8前端までの高さ寸法L6は650mm〜70
0mm(実施例では668mm)に設定されている。ま
た、オープンショーケース1の前後寸法L7は450m
m以上550mm以下(実施例では490mm)に設定
されている。
【0057】ここで、コンビニエンスストアに設けられ
るレジカウンタCの高さは通常800mm〜1000m
mであり、その奥行き550mm程である。従って、こ
のオープンショーケース1によれば、安定してレジカウ
ンタC上に設置し、陳列室13内において商品Vを冷却
しながら陳列することができるようになる。これによ
り、特にレジカウンタCの近傍で販売したいドリンク剤
や缶飲料などの商品Vの購買意欲を促進し、売上向上に
寄与することが可能となる。
【0058】また、オープンショーケース1をレジカウ
ンタC上に設置した場合、床から最下段の陳列面(低位
部6A)までの高さは900mm〜1200mmの範囲
の高さとなる。これにより、最下段の陳列面(低位部6
A)の高さは顧客の略腰から胸にかけての範囲となり、
最下段の商品Vの視認性が向上すると共に、取り出しや
すくなる。
【0059】更に、中段の陳列面(高位部6B)から最
上段の陳列面(棚91。棚91を架設しない場合には高
位部6Bとなる)の高さは設置面から300mm以上7
00mm以下の範囲となるので、同様にオープンショー
ケース1をレジカウンタC上に設置した場合、床から最
上段の陳列面(棚91或いは高位部6B)までの高さは
1100mm〜1700mmの範囲の高さとなる。これ
により、最上段の陳列面の高さは顧客の略腹から顔にか
けての範囲となり、最上段の商品Vの視認性も向上する
と共に、取り出しやすくなる。
【0060】また、前述の如く断熱壁4の階段形状によ
って機械室14の高さは前部が低く後部が高くなるよう
構成されているので、最下段の陳列面(低位部6A)を
低く設定しながら、圧縮機63や凝縮器64などの寸法
の嵩む機器を機械室14内後部に据え付けることが可能
となる。
【0061】他方、凝縮器用送風機69が運転される
と、後パネル2の吸気口2Aから外気が吸引され、凝縮
器64に通風した後、前方の蒸発皿68に吹き付けられ
る。これによって、蒸発皿68内のドレン水は蒸発され
る。また、凝縮器64を空冷して温度上昇した暖気や圧
縮機63から生じる暖気は、一部はユニットベース3周
囲の排気口3Aから外部に流出するが、残りはユニット
ベース3の両側後部の切欠3B部分に至り、残りのうち
の一部は当該切欠3Bから外部に流出すると共に、残り
のうちのその他は側板7、7の排気ダクト86内に流入
する(図10)。
【0062】切欠3Bから流出した暖気は側板7下部の
外側板82外面に流れて吸込口29付近で結露しやすい
部分を暖め、結露を防止する。また、排気ダクト86内
に流入した暖気は、図10に示す如くそこを上昇してや
がて前面の排気吐出口87・・・から前方の外側板82
外面に向けて流出する。これにより、陳列室13内の温
度によって結露し易い外側板82の外面を暖め、結露を
防止若しくは解消することができるようになる。
【0063】ここで、排気ダクト86の上端は天板8に
より閉塞されているので、排気ダクト86上部の圧力
(静圧)は上昇し、それにより、上方の排気吐出口87
程、流出する暖気量は多くなる。従って、吐出口61の
近傍で最も結露しやすくなる外側板82外面上部に暖気
を優先的に供給し、結露を効果的に解消することが可能
となる。
【0064】次に、マイクロコンピュータ100による
表示装置31のディスプレイ108、スピーカ111関
連の制御動作について説明する。DVDドライバ101
の出入口に所定のDVDを挿入し、再生/停止ボタン1
14を押すと、DVDドライバ101は、挿入されたD
VDの再生可能状態となる。このDVDには商品Vの宣
伝・広告(コマーシャル)、取扱方法や料理方法、利用
する方法、価格などの商品に関する情報が動画と音声に
よって書き込まれている。
【0065】マイクロコンピュータ100は、外部人感
センサ103の出力によりオープンショーケース1に顧
客が接近したことを検知すると、それに反応してDVD
ドライバ101によるDVDの再生を開始する。そし
て、DVDドライバ101にて再生された動画をLCD
ドライバ107によりディスプレイ108に表示すると
共に、音声はドライバ109によりスピーカ111から
出力する。
【0066】また、マイクロコンピュータ100は温度
センサ102の出力に基づき、陳列室13内の温度をデ
ィスプレイ108の下隅部等の動画表示に邪魔とならな
い箇所に表示すると共に、同時にマイクロコンピュータ
100に設定されている陳列室102内の設定温度も表
示する。
【0067】更に、マイクロコンピュータ100はディ
スプレイ108の上端部などに所定の切り替えボタンを
表示する。そして、そこを顧客や使用者が指で触れる
と、タッチスイッチ106によってそれを検知し、表示
している動画の内容を切り替える。これにより、料理方
法などを複数のページで切り替え表示することができる
ようになる。また、この切り替えボタンにより上記陳列
室13内の温度表示と設定温度表示の切換を行うように
しても良い。
【0068】また、マイクロコンピュータ100は、例
えば顧客が商品Vを陳列室13内から取り出すと、この
ときの手指や商品Vの移動を内部人感センサ104によ
り検知して、ディスプレイ108に例えば「ありがとう
ございます。」の表示(文字若しくは文字と動画像)を
行い、スピーカ111からも同様の音声を出力する。
【0069】尚、顧客がオープンショーケース1から離
間すれば、マイクロコンピュータ100は外部人感セン
サ103によりそれを検知してDVDドライバ101に
よるDVDの再生を停止し、ディスプレイ108の表示
並びにスピーカ111からの出力を停止する。このと
き、平面蛍光ランプ113も外部人感センサ103の検
知に基づき、ディスプレイ108と同期して点灯/消灯
させてもよい。
【0070】ここで、例えば陳列室13の温度の異常
(異常高温/低温)や、圧縮機63、送風機19、69
の異常(モータロック等)が生じた場合、マイクロコン
ピュータ100は係る人体の接近に関わらずDVDドラ
イバ101により再生を開始すると共に、ディスプレイ
108の表示色を全体的に通常とは異なる色とする。こ
れにより、顧客には分からない状態で使用者は上記の如
き異常がオープンショーケース1に発生していることを
一目で確認できるようになる。
【0071】この状態で、使用者がディスプレイ108
の所定の表示ボタン(顧客が通常触れない箇所に設定)
を触れると、マイクロコンピュータ100はタッチスイ
ッチ106にてそれを検知してディスプレイ108に異
常内容を表示する。これにより、使用者が迅速に修理を
行うことが可能となる。
【0072】尚、上記実施例で示した寸法などの各数値
は、それに限られるものでは無く、コンビニエンススト
アのレジカウンタなどの卓上に設置するのに好適な範囲
で種々変更可能である。また、実施例では断熱壁4の下
側に機械室14を構成し、そこに冷却装置Rの圧縮機6
3などを設置したが、これら圧縮機や凝縮器を別置き式
としてオープンショーケース内の冷却器18と冷媒配管
で連結し、圧縮機などはレジカウンタ内に設置する方式
としても良い。
【0073】また、実施例ではDVDドライバによりD
VDを再生することでディスプレイに動画を表示した
が、それに限らず、CDや通常のVTR、HDDやメモ
リ、CD−ROMのドライバを用いて動画と音声を再生
してもよい。更に、実施例ではDVDドライバをオープ
ンショーケース1に内蔵させたが、それに限らず、有線
或いは無線によって動画・音声情報をオープンショーケ
ースに外部から送信し、ディスプレイとスピーカから出
力させてもよい。また、実施例で示した表示情報はそれ
に限られるものでは無く、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で適宜出力可能であることは云うまでもない。
【0074】また、動画には静止画も含まれることは云
うまでもないが、ディスプレイ108には少なくとも動
画を表示可能であることが本発明では必須である。そし
て、ショーケースとしては実施例のオープンショーケー
スに限らず、ガラス扉を備えた所謂リーチインショーケ
ースや平型のショーケースなどにも本発明は有効であ
る。
【0075】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、陳列
室内に商品を陳列して成るショーケースにおいて、少な
くとも動画を表示可能な表示手段と、音声を出力可能な
音声発生手段とを設け、表示手段と音声発生手段によ
り、動画と音声による情報出力を行うようにしたので、
表示手段と音声発生手段を用いて、動画と音声により顧
客に情報を出力することが可能となる。これにより、顧
客の関心をより強く喚起し、陳列商品をアピールして売
上向上を図ることができるようになるものである。
【0076】請求項2の発明によれば、上記に加えて周
囲の人体動作を検出する人感センサを備え、顧客の接近
に反応して情報出力を行うので、顧客がショーケースに
近づいたことに反応して動画と音声による情報出力を行
えるようになり、無駄の無い出力動作を実現できるよう
になるものである。
【0077】請求項3の発明によれば、上記各発明に加
えて陳列室内における人体動作を検出する人感センサを
備え、陳列室内における商品の移動に反応して情報出力
を行うようにしたので、例えば顧客が陳列室から商品を
取り出したことに反応して動画と音声により感謝の意を
出力するなどの対応を行うことが可能となるものであ
る。
【0078】請求項4の発明によれば、上記各発明に加
えて情報出力の内容には、商品の広告、価格、料理或い
は取扱方法等の商品に関する情報を含むので、商品の宣
伝効果並びに顧客の購買意欲をより一層向上させること
が可能となるものである。
【0079】請求項5の発明によれば、上記各発明に加
えて情報出力の内容には、陳列室内の温度や設定値など
の制御に関する情報を含むので、別途温度計なども不要
となり、使用者の利便性とコストの削減も図れるように
なるものである。
【0080】請求項6の発明によれば、上記各発明に加
えて情報出力の内容には所定の異常に関する情報を含む
ので、ショーケースに発生した異常をいち早く使用者に
報知することが可能となると共に、格別な警報装置も不
要となる。この場合、当該異常に関する情報は使用者に
のみ判別可能な態様で出力するので、顧客に無用な不安
感を与える危険性も無くなるものである。
【0081】請求項7の発明によれば、上記各発明に加
えて表示手段は表示領域にタッチスイッチを備え、当該
タッチスイッチへの入力操作に応じて表示内容を切り替
えるようにしたので、顧客や使用者のタッチスイッチへ
の入力操作にて前述の如き商品に関する情報や制御に関
する情報内容を切り替えて表示させることができるよう
になり、出力可能な情報量の増大を図り、より一層の売
上向上と利便性の改善を図ることが可能となるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケースの実施例としてのオープ
ンショーケースの正面図である。
【図2】図1のオープンショーケースの側面図である。
【図3】図1のオープンショーケースの背面図である。
【図4】図1のオープンショーケースの後パネルを除く
背面図である。
【図5】図1のオープンショーケースの縦断側面図であ
る。
【図6】図1のオープンショーケースの断熱壁前部の拡
大縦断側面図である。
【図7】図1のオープンショーケースの断熱壁後部の拡
大縦断側面図である。
【図8】図1のオープンショーケースの天板後部の拡大
縦断側面図である。
【図9】図1のオープンショーケースの機械室部分の平
断面図である。
【図10】図1のオープンショーケースの向かって右側
の側板の側面図である。
【図11】図10の側板の側面図である。
【図12】図1のオープンショーケースの向かって左側
の側板の側面図である。
【図13】図10の側板の正面図である。
【図14】図10の側板の平断面図である。
【図15】図1のオープンショーケースをレジカウンタ
上に設置した状態の側面図である。
【図16】図1のオープンショーケースの電気回路のブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 オープンショーケース(ショーケース) 3 ユニットベース 4 断熱壁 6 底板 6A 低位部 6B 高位部 7 側板 8 天板 9、12 開口 11 扉 13 陳列室 14 機械室 17 冷却室 18 冷却器 19 送風機 22 下部吐出口 29 吸込口 31 表示装置 41 後部ダクト 51 天部ダクト 61 吸込口 91 棚 100 マイクロコンピュータ 101 DVDドライバ 102 温度センサ 103 外部人感センサ 104 内部人感センサ 106 タッチスイッチ 108 ディスプレイ(表示手段) 111 スピーカ(音声発生手段) C レジカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 健 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B110 AA10 CA00 3L045 AA02 BA01 CA02 LA01 LA18 PA04

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陳列室内に商品を陳列して成るショーケ
    ースにおいて、 少なくとも動画を表示可能な表示手段と、音声を出力可
    能な音声発生手段とを備え、前記表示手段と音声発生手
    段により、動画と音声による情報出力を行うことを特徴
    とするショーケース。
  2. 【請求項2】 周囲の人体動作を検出する人感センサを
    備え、顧客の接近に反応して前記情報出力を行うことを
    特徴とする請求項1のショーケース。
  3. 【請求項3】 前記陳列室内における人体動作を検出す
    る人感センサを備え、前記陳列室内における商品の移動
    に反応して前記情報出力を行うことを特徴とする請求項
    1又は請求項2のショーケース。
  4. 【請求項4】 前記情報出力の内容には、商品の広告、
    価格、料理或いは取扱方法等の商品に関する情報を含む
    ことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3のシ
    ョーケース。
  5. 【請求項5】 前記情報出力の内容には、陳列室内の温
    度や設定値などの制御に関する情報を含むことを特徴と
    する請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4のショ
    ーケース。
  6. 【請求項6】 前記情報出力の内容には所定の異常に関
    する情報を含むと共に、当該異常に関する情報を使用者
    にのみ判別可能な態様で出力することを特徴とする請求
    項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5のシ
    ョーケース。
  7. 【請求項7】 前記表示手段は表示領域にタッチスイッ
    チを備え、当該タッチスイッチへの入力操作に応じて表
    示内容を切り替えることを特徴とする請求項1、請求項
    2、請求項3、請求項4、請求項5又は請求項6のショ
    ーケース。
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