JP2009201892A - ショーケース - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の購買意欲を喚起させることの可能なショーケースを提供する。
【解決手段】所定範囲内の人体の有無を検知して該人体と商品棚101との距離を検出する距離検出装置120と、距離検出装置120によって検出された距離に応じた情報を出力する表示装置140とを備えたので、例えば商品概要等の情報を商品棚101と利用者との間の距離に基づき段階的に出力することができる。従って、商品10に対する利用者の興味を惹きつけることができ、利用者の購買意欲を喚起させることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えばスーパーマーケット等の店舗において商品を陳列するためのショーケースに関する。
従来、この種のショーケースとして、動画を表示可能な表示手段と、音声を出力可能な音声発生手段と、周囲の人体動作を検出する人感センサとを備え、人感センサが利用者の接近を検出すると、表示手段及び音声発生手段を用いて動画と音声による情報出力を行うものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−165678号公報
しかしながら、前記従来例では、人感センサが利用者の接近を検出したときに予め設定された単一の画像及び音声情報が出力されることから、例えば商品に関する画像情報や音声情報を段階的に出力することにより商品に対する利用者の興味を惹く等というような商品の販売促進を行うことができず、利用者の購買意欲を喚起することが困難であった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、利用者の購買意欲を喚起させることの可能なショーケースを提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために、商品を陳列するための商品棚を備えたショーケースにおいて、所定範囲内の人体の有無を検知して該人体と前記商品棚との距離を検出する距離検出手段と、距離検出手段によって検出された距離に応じた情報を出力する情報出力手段とを備えている。
これにより、商品棚からの距離に応じた情報が出力されることから、商品棚と利用者との間の距離に基づき商品概要等の情報を段階的に出力することが可能となる。
以上説明したように本発明によれば、例えば商品概要等の情報を商品棚と利用者との間の距離に基づき段階的に出力することができるので、商品に対する利用者の興味を惹きつけることができ、利用者の購買意欲を喚起させることができる。
図1乃至図6は本発明の一実施形態を示すもので、図1はショーケースの斜視図、図2はショーケースの要部側面図、図3はショーケースの機能ブロック図、図4は照明制御情報の一例を示す図、図5は出力情報の一例を示す図、図6は情報出力処理におけるショーケースの動作を説明するフロー図である。
まず、図1及び図2を参照してショーケース100の構造について説明する。ショーケース100は、商品10を陳列するための複数段の商品棚101と、商品10を冷却するための冷却機構とを備えている。冷却機構については従来周知のものと同様なのでここでは説明を省略する。各商品棚101の上面側には、陳列されている商品10に付されたRFIDタグ11との間で無線通信するためのループ状の棚アンテナ134が設けられており、所定の商品棚101(図1では上から2段目の商品棚101)上には、商品10に関する情報、広告動画及び音声情報を表示する表示装置140が設けられている。
また、各商品棚101の上方には、蛍光灯102と、第1人感センサ123aと、第2人感センサ123bと、第3人感センサ123cとが、図2に示すように設けられている。各人感センサ123a〜123cは、人体を検知可能な範囲がそれぞれ異なるように構成されている。本実施形態では、第1人感センサ123a、第2人感センサ123b、第3人感センサ123cの検知可能な範囲を、それぞれ2メートル、50センチメートル、20センチメートルに設定している。これにより、所定範囲内(2メートル以内)の人体の有無を検知して、該人体と商品棚101との距離を複数段階(本実施形態では3段階)で検出することが可能となる。
さらに、各商品棚101の前端には、複数の発光ダイオード(LED)103が各商品棚101の前端側を覆うように設けられている。なお、各LED103を用いてプライスカードレールを構成してもよい。
また、商品10に付されたRFIDタグ11には、RFIDタグ11を識別するための固有番号が埋め込まれており、RFIDタグ11は、棚アンテナ134から放射された電波によって起動すると、固有番号を棚アンテナ134に送信する。
図3にショーケース100の機能ブロック図を示す。なお、図3は説明の簡略化のため情報表示処理に関するもののみを記載し、冷却機構など他の構成要素は省略した。このショーケース100は、図3に示すように、ショーケース100の全体を制御するための制御装置110と、所定範囲内(ショーケース100から2メートル以内)の人体の有無を検知して該人体と各商品棚101との距離を検出する距離検出装置120と、各商品棚101上の商品10に付されたRFIDタグ11と通信を行い該RFIDタグ11の固有番号を検出する読取装置130と、前述の表示装置140とを備えている。
制御装置110は、距離検出装置120、読取装置130及び表示装置140に通信するための通信インタフェイス111と、ショーケース制御部112とを備えている。
ショーケース制御部112は、CPU、RAM、ROM等を備えたコンピュータからなり、ショーケース制御部112に接続された蛍光灯102及び各LED103の点灯状態を制御する。また、ショーケース制御部112に接続された記憶装置(図示省略)には、図4に示すように蛍光灯102及び各LED103の点灯状態を表す情報が、複数のイベントID毎に記憶されている。
距離検出装置120は、制御装置110、読取装置130及び表示装置140に通信するための通信インタフェイス121と、センサ制御部122と、各商品棚101毎に設けられた複数のセンサ部123とを備えている。各センサ部123は、前述の第1人感センサ123a、第2人感センサ123b及び第3人感センサ123cから構成されており、各人感センサ123a〜123cは、それぞれ検知可能な範囲内において人体を検知すると、所定の検出信号をセンサ制御部122に送信する。なお、本実施形態では、第1人感センサ123a、第2人感センサ123b、第3人感センサ123cが人体を検知すると、それぞれ第1検出信号、第2検出信号、第3検出信号をセンサ制御部122に送信する。
センサ制御部122は、CPU、RAM、ROM等を備えたコンピュータからなり、センサ部123から検出信号を受信すると、送信元のセンサ部123が設置されている商品棚101を識別する棚番号を検出信号に含むとともに、通信インタフェイス121を介して該検出信号を各装置110,130,140に送信する。
読取装置130は、制御装置110、距離検出装置120及び表示装置140に通信するための通信インタフェイス131と、読取装置130全体を制御するための読取制御部132と、各商品棚101毎に設けられた複数の通信制御部133及び複数の棚アンテナ134とを備えている。
読取制御部132は、CPU、RAM、ROM等を備えたコンピュータからなり、インピーダンス調整用の制御信号及び固有番号取得信号を生成して各通信制御部133に送信することにより、各商品棚101に陳列された商品10のRFIDタグ11の固有番号を順次取得する。読取制御部132は、各通信制御部133からRFIDタグ11の固有番号を受信すると、送信元の通信制御部133が設置されている商品棚101の棚番号と該固有番号からなる在庫リストを生成し、読取制御部132に接続された記憶装置(図示省略)に記憶する。
ここで、RFIDタグ11の固有番号が検出された後に該RFIDタグ11と通信不能になったときの読取制御部132の動作について説明する。商品棚101に陳列されている商品10が取り出されることにより、該商品10に付されたRFIDタグ11が棚アンテナ134と通信可能な範囲外に移動すると、該棚アンテナ134と該RFIDタグ11との間の通信が不能になることから、読取制御部132は、該RFIDタグ11の固有番号を取得することができない。この場合、読取制御部132は、商品リストに既に記憶されている固有番号のうち再度取得されなくなった固有番号を、商品棚101から取り出された商品10に対応するRFIDタグ11の固有番号として検出する。そして、読取制御部132は、検出した固有番号を含むタグ消失信号を、通信インタフェイス131を介して制御装置110及び表示装置140に送信する。
各通信制御部133は、RF回路部133aと整合回路133bから構成されている。RF回路部133aは、周知の混合器等から構成されており、読取制御部132から受信した固有番号取得信号にインピーダンス調整用の制御信号を重畳させたものを整合回路133bに送信する。また、RF回路部133aは、棚アンテナ134及び整合回路133bを介してRFIDタグ11から取得した固有番号を読取制御部132に送信する。
整合回路133bは、所定のインピーダンス素子とトランジスタやリレースイッチ等のスイッチ素子との直列回路を1つ又は複数設けたものからなり、読取制御部132から送信されたインピーダンス調整用の制御信号に基づきスイッチ素子のオン・オフを切替えることにより定数を切替えることができるようになっている。即ち、読取制御部132の制御によって整合回路133bの定数を切替えることにより、棚アンテナ134からの電波出力を調整することが可能になる。そして、整合回路133bから出力された信号は、棚アンテナ134を介して外部に放射される。なお、インピーダンス調整方法については出願人が提案した特願2007−78874号記載の技術を用いることも可能である。
表示装置140は、制御装置110、距離検出装置120及び読取装置130に通信するための通信インタフェイス141と、表示装置140全体を制御するための表示制御部142と、記憶部143と、表示部144と、音声出力部145と、通信制御部146と、アンテナ147とを備えている。
表示制御部142は、CPU、RAM、ROM等を備えたコンピュータからなり、距離検出装置120及び読取装置130から送信された信号に基づき各装置143〜147を制御するようになっている。また、表示制御部142は、通信制御部146及びアンテナ147を介して前述の固有番号取得信号を常時送信する。
記憶部143には、RFIDタグ11の固有番号に対応付けられた商品10の情報(例えばカロリーや原材料等)、広告動画、店舗のイメージキャラクタの動画や音声情報等が記憶されている。これらの情報は、図5に示すように、複数のイベントID毎に対応付けられた状態で記憶されている。
表示部144は周知の液晶ディスプレイであり、表示制御部142の制御により動画及び文字情報を表示する。音声出力部145は周知のスピーカであり、表示制御部142の制御により音声情報を出力する。通信制御部146及びアンテナ147は、前述した読取装置130の通信制御部133及び棚アンテナ134と同様に構成されている。
以上のように構成されたショーケース100では、利用者の商品購入動作に応じて情報表示処理を行う。具体的に説明すると、商品棚101から2メートル以内に利用者が存在しないときには第1のイベント(イベントID=“001”)に応じた情報表示処理を行い、利用者が商品棚101から2メートル以内に接近すると第2のイベント(イベントID=“002”)に応じた情報表示処理を行う。
また、利用者が更に商品棚101に接近(例えば商品棚から50センチメートル以内)すると第3のイベント(イベントID=“003”)に応じた情報表示処理を行い、利用者が商品棚101上の商品10を取り出すために手を延ばしたとき(利用者が商品棚101から20センチメートル以内に接近したとき)に第4のイベント(イベントID=“004”)に応じた情報表示処理を行う。
さらに、利用者が商品10を手に取ったときに第5のイベント(イベントID=“005”)に応じた情報表示処理を行い、利用者が商品10を表示装置140にかざすと第6のイベント(イベントID=“006”)に応じた情報表示処理を行う。
なお、複数のイベントが同時に発生する場合には、ショーケース100は、各イベントのうち最大値のイベントIDに対応した情報表示処理を行う。
以下に、利用者の商品購入動作に応じて情報表示処理を行う場合におけるショーケース100の動作を図6を参照して説明する。
まず、表示装置140の表示制御部142は、商品10が表示装置140にかざされたか否かを判別する(ステップS1)。具体的に説明すると、表示制御部142は、通信制御部146及びアンテナ147を介して固有番号取得信号を外部に常時送信する。ここで、利用者が、商品棚101から商品10を取り出した後に該商品10を表示装置140のアンテナ147にかざすと、表示制御部142は、該商品10に付されたRFIDタグ11の固有番号を、アンテナ147及び通信制御部146を介して取得することによりRFIDタグ11を検出する。そして、表示制御部142は、RFIDタグ11を検出すると、取得した固有番号を含むタグ検出信号を制御装置110に送信する(ステップS2)。
次に、表示制御部142及びショーケース制御部112は、商品10が表示装置140にかざされたことから、第6のイベント(イベントID=“006”)の内容に応じた情報表示処理を行う(ステップS3)。まず、表示制御部142の動作について説明すると、表示制御部142は、ステップS1で取得した固有番号に対応する商品10の詳細情報(例えばカロリーや原材料等)を記憶部143から抽出して表示部144に表示させるとともに、「××も今日のおすすめです」等のように他の商品の購入を勧める音声情報を記憶部143から抽出して音声出力部145に出力させる。また、ショーケース制御部112は、タグ検出信号を表示装置140から受信すると、各商品棚101に設けられた蛍光灯102を点灯させるとともに、各LED103がフェードインとフェードアウトを繰り返しながら点灯するように各LED103を制御する。
次に、利用者が商品10を表示装置140にかざしていない状態で商品棚101から商品10が取り出されると(ステップS4)、読取装置130の読取制御部132は、取り出された商品10に付されたRFIDタグ11の固有番号を含むタグ消失信号を制御装置110及び表示装置140に送信する(ステップS5)。
一方、表示制御部142及びショーケース制御部112は、読取装置130からタグ消失信号を受信することにより、商品棚101から商品10が取り出されたと判別し、第5のイベント(イベントID=“005”)の内容に応じた情報表示処理を行う(ステップS6)。表示制御部142は、タグ消失信号に含まれる固有番号に対応する商品10の概要情報(例えば商品価格やキャンペーン情報等)を記憶部143から抽出して表示部144に所定時間(例えば5秒)表示させるとともに、「商品を表示装置にかざすと詳細情報を見ることができます」等のように詳細情報を表示するための操作内容を表す音声情報を記憶部143から抽出して音声出力部145に出力させる。また、ショーケース制御部112は、各商品棚101に設けられた蛍光灯102を点灯させるとともに、各商品棚101の右側から左側に向かって各LED103が流れて点灯するように点灯状態を制御する。
このようにして、商品10が商品棚101から取り出されたとき、即ち読取装置130がRFIDタグ11の固有番号検出後に該RFIDタグ11と通信不能になったときに、該RFIDタグ11が付された商品10に関連付けられた情報が出力されることから、利用者の購入動作に応じてより詳細な情報表示処理を行うことが可能になる。
次に、商品棚101から商品10が取り出されていない状態で利用者が商品棚101に手を伸ばすと(ステップS7)、第3人感センサ123cは、人体を検知して第3検出信号をセンサ制御部122に送信する。また、センサ制御部122は、第3人感センサ123cから受信した第3検出信号を制御装置110、読取装置130及び表示装置140に送信する(ステップS8)。
一方、表示制御部142及びショーケース制御部112は、距離検出装置130から第3検出信号を受信することにより、利用者が商品棚101に手を伸ばしたと判別し、第4のイベント(イベントID=“004”)の内容に応じた情報表示処理を行う(ステップS9)。表示制御部142は、店舗のイメージキャラクタの動画を記憶部143から抽出して表示部144に所定時間(例えば5秒)表示させるとともに、「商品をお取りください」等の音声情報を記憶部143から抽出して音声出力部145に出力させる。また、ショーケース制御部112は、各商品棚101に設けられた蛍光灯102を点灯させるとともに、各商品棚101の各LED103を点灯させる。
また、読取制御部132は、距離検出装置120から第3検出信号を受信すると、第3検出信号に含まれる棚番号に対応付けられた商品棚101の棚アンテナ134からの電波出力を調整する(ステップS10)。このとき、読取制御部132は、RFIDタグ11と棚アンテナ134の間の通信距離が延びるようにインピーダンス調整用の制御信号を生成して、該制御信号を該棚番号に対応する商品棚101の通信制御部133に送信することにより、棚アンテナ134からの電波出力を調整する。
次いで、利用者が商品棚101に手を伸ばしていない状態で利用者が商品棚101から50センチメートル以内に接近すると(ステップS11)、第2人感センサ123bは、人体を検知して第2検出信号をセンサ制御部122に送信する。また、センサ制御部122は、第2人感センサ123bから受信した第2検出信号を制御装置110及び表示装置140に送信する(ステップS12)。
一方、表示制御部142及びショーケース制御部112は、距離検出装置120から第2検出信号を受信することにより、利用者が商品棚101から50センチメートル以内に接近したと判別し、第3のイベント(イベントID=“003”)の内容に応じた情報表示処理を行う(ステップS13)。表示制御部142は、予め設定されたおすすめ商品の画像を記憶部143から抽出して表示部144に所定時間(例えば5秒)表示させるとともに、「今日のおすすめ商品は○○です」等の音声情報を記憶部143から抽出して音声出力部145に出力させる。また、ショーケース制御部112は、各商品棚101に設けられた蛍光灯102を点灯させるとともに、各商品棚101の各LED103を0.5秒間隔で点滅させる。
次に、利用者が商品棚101から51センチメートル以上2メートル以下の距離まで接近すると(ステップS14)、第1人感センサ123aは、人体を検知して第1検出信号をセンサ制御部122に送信する。また、センサ制御部122は、第1人感センサ123aから受信した第1検出信号を制御装置110及び表示装置140に送信する(ステップS15)。
一方、表示制御部142及びショーケース制御部112は、距離検出装置120から第1検出信号を受信することにより、利用者が商品棚101から51センチメートル以上2メートル以下の距離まで接近したと判別し、第2のイベント(イベントID=“002”)の内容に応じた情報表示処理を行う(ステップS16)。表示制御部142は、店舗のイメージキャラクタの静止画を記憶部143から抽出して表示部144に所定時間(例えば5秒)表示させるとともに、「いらっしゃいませ」等の音声情報を記憶部143から抽出して音声出力部145に出力させる。また、ショーケース制御部112は、各商品棚101に設けられた蛍光灯102を点灯させるとともに、各商品棚101の各LED103を1秒間隔で点滅させる。
なお、距離検出装置120から第1〜第3の検出信号が何れも送信されない場合には、表示制御部142及びショーケース制御部112は、商品棚101から2メートル以内に利用者が存在しないと判別し、第1のイベント(イベントID=“001”)の内容に応じた情報表示処理を行う(ステップS17)。表示制御部142は、広告動画を記憶部143から抽出して表示部144に表示させる。また、ショーケース制御部112は、各商品棚101に設けられた蛍光灯102及び各LED103を消灯させる。
また、読取制御部132は、距離検出装置120から第1〜第3の検出信号が何れも送信されない場合に、各商品棚101の棚アンテナ134からの電波出力を調整する(ステップS10)。このとき、読取制御部132は、各棚アンテナ134と、該棚アンテナ134が設けられた商品棚101上の全商品10のRFIDタグ11との通信に用いられる電力量が、各RFIDタグ11と通信できる最低限の電力量となるように、棚アンテナ134からの電波出力を調整する。
このように本実施の形態に係るショーケース100によれば、所定範囲内の人体の有無を検知して該人体と商品棚101との距離を検出する距離検出装置120と、距離検出装置120によって検出された距離に応じた情報を出力する表示装置140とを備えたので、例えば商品概要等の情報を商品棚101と利用者との間の距離に基づき段階的に出力することができる。従って、商品10に対する利用者の興味を惹きつけることができ、利用者の購買意欲を喚起させることができる。
また、商品棚101上の商品10に付されたRFIDタグ11と通信を行い該RFIDタグ11の固有番号を検出する読取装置130を備え、表示装置140は、読取装置130がRFIDタグ11の固有番号検出後に該RFIDタグ11と通信不能になったときに、該RFIDタグ11が付された商品10に関連付けられた情報を出力するので、利用者の購入動作に応じてより詳細な情報表示処理を行うことができ、利用者の購買意欲を更に喚起させることができる。
さらに、RFIDタグ11との間で無線通信するための棚アンテナ134を商品棚101に設け、距離検出装置120は、所定範囲内の人体と商品棚101との距離を商品棚101毎に検出し、読取装置130は、距離検出装置120によって検出された距離に基づき棚アンテナ134からの電波出力を商品棚101毎に調整するので、例えば所定範囲内に利用者が存在しない場合には棚アンテナ134からの電波出力を低減させることができ、電力消費量を最適化することができる。
なお、上記実施形態は本発明の具体例に過ぎず、本発明が上記実施形態のみに限定されることはない。例えば、上記実施形態において説明した情報表示処理の優先順序を適宜変更することが可能である。
本発明の一実施形態を示すショーケースの斜視図 ショーケースの要部側面図 ショーケースの機能ブロック図 照明制御情報の一例を示す図 出力情報の一例を示す図 情報出力処理におけるショーケースの動作を説明するフロー図
符号の説明
10…商品、11…RFIDタグ、100…ショーケース、101…商品棚、120…距離検出装置、123a…第1人感センサ、123b…第2人感センサ、123c…第3人感センサ、130…読取装置、134…棚アンテナ、140…表示装置

Claims (3)

  1. 商品を陳列するための商品棚を備えたショーケースにおいて、
    所定範囲内の人体の有無を検知して該人体と前記商品棚との距離を検出する距離検出手段と、
    距離検出手段によって検出された距離に応じた情報を出力する情報出力手段とを備えた
    ことを特徴とするショーケース。
  2. 前記商品棚上の商品に付されたRFIDタグと通信を行い該RFIDタグの識別情報を検出する読取手段を備え、
    情報出力手段は、読取手段がRFIDタグの識別情報検出後に該RFIDタグと通信不能になったときに、該RFIDタグが付された商品に関連付けられた情報を出力する
    ことを特徴とする請求項1記載のショーケース。
  3. 前記RFIDタグとの間で無線通信するためのアンテナを商品棚に設け、
    距離検出手段は、所定範囲内の人体と商品棚との距離を商品棚毎に検出し、
    読取手段は、距離検出手段によって検出された距離に基づきアンテナからの電波出力を商品棚毎に調整する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のショーケース。
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