JP2006240785A - 情報提供サービスシステム、情報提供サービス方法および情報提供サービスプログラム - Google Patents

情報提供サービスシステム、情報提供サービス方法および情報提供サービスプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 物品の所在を管理するための情報を利用して、顧客にサービスを提供することができるようにする。
【解決手段】 商品101〜106に付随するRFIDタグ201〜206には、商品IDと顧客サービス用サーバ52のURLとが記憶されている。照明部11〜14は、ユニークな位置情報を光信号として繰り返し発信する。管理用端末装置31は、RFIDタグから読み取った商品IDと光信号にもとづく位置情報とを管理用サーバ51に送信する。また、顧客端末装置32は、RFIDタグから読み取ったURLに宛てて、RFIDタグから読み取った商品IDと光信号にもとづく位置情報とを送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、物品の所在を管理するための情報を用いて、顧客に対してサービスを提供することができる情報提供サービスシステム、情報提供サービス方法および情報提供サービスプログラムに関する。
商品陳列位置の情報にもとづいて商品を管理するシステムとして、商品に無線ICタグ(以下、RFIDタグという。)を付し、また、陳列棚毎に固定的にRFIDタグリーダを設置し、どの陳列棚にどの程度の量の商品が存在するか否か判断するシステムがある(例えば、特許文献1参照。)。
また、固定的に設置されたリーダ装置を用いるのではなく、作業者が携帯可能な端末装置を用いて物品を管理するシステムもある(例えば、特許文献2参照。)。特許文献2に記載されているシステムでは、倉庫における各棚にバーコードを付し、また、倉庫に保管される物品にもバーコードを付し、物品を棚に保管したときに、棚に付されているバーコードの情報と物品に付されているバーコードの情報とをバーコードリーダを備えた端末装置が読み取る。そして、バーコードリーダは、読み取った双方のバーコードの情報を、無線通信で管理装置に送信する。管理装置は、端末装置から送信された双方のバーコードの情報を記憶する。バーコードに代えてRFIDタグを用いることもできる。なお、位置を表す情報を赤外線で出力するようにした従来技術もある(例えば、非特許文献1参照。)。
一方、商品や展示物に付されたRFIDタグを、顧客に対してサービスを提供するための手段として用いたシステムも提案されている(例えば、特許文献3参照)。特許文献3に記載されているシステムでは、ユーザが、RFIDタグリーダを内蔵した携帯端末によって、商品や展示物に付されたRFIDタグから情報を読み取ると、携帯端末が、読み取った情報にもとづいてサーバをアクセスし、サーバから広告情報や地図情報をダウンロードする。ここで、顧客に対するサービスとは、例えば、顧客が興味を持った物品に関連して顧客に与えられる何らかの利益を意味する。利益は、経済的利益に限られず、顧客に無償で与えられるようなサービスも含む。
特開2001−31218号公報(段落0011−0012、図1) 特開平2−163202号公報(第2頁、第2図) 特開2002−324021号公報(段落0051−0070,段落0107−0112、図1) 石井 健一、他4名、"ハイブリッド無線LAN測位システムの提案(2)"、2004年、電子情報通信学会総合大会、B−5−225
特許文献1,2に記載されたシステムでは、物品(商品を含む。)に付されたRFIDタグなどの情報記憶手段から読み取った情報にもとづいて物品の管理が行われている。すなわち、店舗や倉庫において、RFIDタグなどの情報記憶手段によって、従業者の管理の便が図られている。しかし、情報記憶手段を、顧客にサービスを提供するための手段として使用することは考慮されていない。また、特許文献3に記載されたシステムでは、情報記憶手段に記憶されている情報が、顧客にサービスを提供するための情報として使用されている。しかし、特許文献3に記載された発明は、携帯端末が商品や展示物に付された情報記憶手段から読み出した情報を用いて、携帯端末のユーザにサービスを提供することを目的としている。すると、特許文献3に明記されているように、特許文献3に記載されたシステムでは、位置情報も用いて携帯端末のユーザにサービスを提供する場合には、情報記憶手段そのものに位置情報が記憶されていなければならない。そのように情報記憶手段そのものに位置情報が記憶されている方式では、物品の管理が難しくなる。なぜなら、管理対象の領域において、所定の場所に設置された物品を他の場所に移動させたときに、移動の都度、物品に付される情報記憶手段を交換したり、情報記憶手段に記憶されている位置情報を変更しなければならないからである。すなわち、特許文献3に記載されているようなシステムを、物品の管理を行うシステムに応用しても、従業者の管理の便は向上しない。
そこで、本発明は、物品の所在を管理するための情報を利用して、顧客にサービスを提供することができるようになる情報提供サービスシステム、情報提供サービス方法および情報提供サービスプログラムを提供することを目的とする。
本発明による情報提供サービスシステムは、物品に付随し物品を識別するための物品識別情報(例えば、商品IDなどの物品ID)および情報通信を行うために使用する情報通信用情報(例えば、URL)を記憶する物品付随情報記憶手段と、物品の位置を特定することを可能とする位置特定手段と、物品付随情報記憶手段の記憶内容を読み出す物品付随情報取得手段と、位置特定手段によって特定された位置を示す位置情報と物品付随情報取得手段が読み出した物品識別情報とを関連付けて管理する物品管理手段(例えば、管理用サーバ51)と、位置特定手段によって特定された位置を示す位置情報と物品付随情報取得手段が読み出した物品識別情報とに応じたサービスを顧客に提供する顧客サービス提供手段(例えば、顧客サービス用サーバ52)とを備えたことを特徴とする。
物品付随情報取得手段が読み出した情報通信用情報を用いて、顧客サービス提供手段に、位置特定手段によって特定された位置を示す位置情報と物品付随情報取得手段が読み出した物品識別情報とを送信する情報通信手段を備えていてもよい。すなわち、例えば、物品付随情報取得手段が読み出した情報通信用情報によって顧客サービス提供手段を特定して、顧客サービス提供手段に情報を送信するように構成されていてもよい。
情報通信手段が送信した位置情報と物品識別情報とを蓄える情報収集手段を備えていてもよい。そのような構成によれば、蓄えられた位置情報と物品識別情報とを用いて、種々の集計処理を行うことが可能になり、システムをより有効に活用することができる。
物品管理手段に、位置特定手段によって特定された位置を示す位置情報と物品付随情報取得手段が読み出した物品識別情報とを送信する管理情報通信手段を備えていてもよい。
物品付随情報記憶手段は、例えばRFIDタグである。
位置特定手段が、特定の領域にのみ位置情報を光によって発信する光信号発信手段と、光信号発信手段から発信された位置情報を受信する位置情報受信手段とを含むように構成されていてもよい。
光信号発信手段は、位置情報として、位置識別情報または座標値を発信することが好ましい。
本発明による端末装置は、情報提供サービスシステムに適用される端末装置であり、物品に付随し物品を識別して物品を管理するために用いられる物品識別情報および情報通信を行うために使用する情報通信用情報を記憶する物品付随情報記憶手段から物品識別情報および情報通信用情報を読み出すとともに、特定の領域にのみ位置情報を光によって発信する光信号発信手段から位置情報を受信する端末装置であって、光信号発信手段からの光を受光する受光手段と、受光手段が受光した光から位置情報を抽出する位置情報抽出手段と、物品付随情報記憶手段の記憶内容を読み出す物品付随情報取得手段と、物品付随情報取得手段が読み出した情報通信用情報を用いて、位置情報と物品識別情報とに応じたサービスを顧客に提供する顧客サービス用サーバに、位置情報抽出手段が抽出した位置情報と物品付随情報取得手段が読み出した物品識別情報とを送信する情報通信手段とを備えたことを特徴とする。
本発明による情報提供サービス方法は、物品に付随し物品を識別して物品を管理するために用いられる物品識別情報および情報通信を行うために使用する情報通信用情報を記憶する物品付随情報記憶手段から記憶内容を読み出し、特定の領域にのみ位置情報を光によって発信する光信号発信手段から位置情報を受信し、位置情報と物品識別情報とに応じたサービスを顧客に提供する顧客サービス提供手段に、受信した位置情報と読み出された物品識別情報とを送信することを特徴とする。
位置情報と物品識別情報とを関連付けて管理する物品管理手段に、受信した位置情報と読み出された物品識別情報とを送信するようにしてもよい。
本発明による情報提供サービス方法では、物品付随情報取得手段が読み出した情報通信用情報を用いて、顧客サービス提供手段に情報を送信することができる。
本発明による情報提供サービスプログラムは、コンピュータに、物品に付随し物品を識別して物品を管理するために用いられる物品識別情報および情報通信を行うために使用する情報通信用情報を記憶する物品付随情報記憶手段から記憶内容を読み出す処理と、特定の領域にのみ位置情報を光によって発信する光信号発信手段から位置情報を受信する処理と、位置情報と物品識別情報とに応じたサービスを顧客に提供する顧客サービス提供手段に、受信した位置情報と読み出された物品識別情報とを送信する処理とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、特定された位置情報と読み出された物品識別情報とを物品管理手段と顧客サービス提供手段とに供給でき、物品の所在を管理するための情報を利用して、顧客にサービスを提供することができる。その結果、位置情報と物品識別情報とを関連付けて管理するために構築したシステムにかかる費用を、早期に回収することが可能になる。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明による情報提供サービスシステムの一構成例を示す模式図である。なお、情報提供サービスシステムは、物品の管理者および顧客に所定の情報を提供することができるシステムである。図1に示すシステムにおいて、所定領域に照明光を照射する照明部11〜14が設置されている。照明部11〜14は、例えば、各々の部屋の天井に設置される。また、照明部11〜14は、蛍光灯や電球に代わって、一般的な照明装置としての役割も果たす。一般には、例えば、店舗におけるそれぞれの区画等の領域に1つの照明部が設置されるが、1つの領域に複数の照明部が設置されてもよい。複数の照明部が設置される場合には、照明部11〜14のそれぞれの照光範囲401〜404は、重複しないことが好ましい。
それぞれの照明部11〜14は、ユニークな位置情報を光信号として繰り返し発信する。また、照明部11〜14には、電源部21から直流電力が供給される。
図1には、それぞれにRFIDタグが付された商品101〜106が商品陳列台60に設置されている例が示されている。商品陳列台60は、照明部11〜14から光を受けるように設置されている。
図1に示す例では、RFIDタグ201が付された商品101が照光範囲401に存在し、RFIDタグ202が付された商品102が照光範囲402に存在し、RFIDタグ203〜205付された商品103〜105が照光範囲403に存在し、RFIDタグ206が付された商品106が照光範囲404に存在する例が示されている。それぞれの商品101〜106に付されているRFIDタグ201〜206には、物品識別情報としてユニークな商品識別情報(商品ID)とサービス提供サイトのURLとが設定されている。なお、この実施の形態では、商品に付されているRFIDタグは、受信電波を電力として商品IDを発信するパッシブタグである。また、商品にRFIDタグが付されている(または、商品にRFIDタグが付随する)とは、商品に貼り付けられていたり、商品に印刷されたり、商品の包装に付けられていたり、商品に吊り下げられていたり、商品に内蔵されていたりする場合など、商品に付属していることが明らかな状態を意味する。
システム内には、無線LANの基地局41が設置されている。基地局41は、無線LAN端末である商品管理用端末装置としての管理用端末装置31が、いずれの照光範囲401〜404に存在する場合でも、管理用端末装置31と通信可能であるような位置に設置されている。また、基地局41は、商品の管理を行う管理用サーバ51に接続されている。図1には、1つの基地局41が示されているが、システム内の全ての照光範囲をカバーするために(全ての照光範囲において管理用端末装置31が無線LAN通信可能になるように)、システム内に複数の基地局が設置されていてもよい。例えば、所定の区画毎に基地局が設置されていてもよい。
管理用端末装置31は、いずれかの照光範囲401〜404において、照明部11〜14から位置情報を受信し、かつ、いずれかのRFIDタグ201〜206から商品IDを受信すると、位置情報と商品IDとを、基地局41を介して管理用サーバ51に送信する。
本システムには、顧客に対して商品に関連してサービスを提供するサービス提供サイトを運営する顧客サービス用サーバ52が存在する。顧客端末装置32が、いずれかの照光範囲401〜404において、照明部11〜14から位置情報を受信し、かつ、いずれかのRFIDタグ201〜206から商品IDおよびURLを受信すると、顧客端末装置32は、インターネット等の通信ネットワーク42を介して、URLが示す顧客サービス用サーバ52にアクセスする。そして、顧客サービス用サーバ52に、商品IDおよび位置情報を送信する。
なお、顧客端末装置32は、例えば、RFIDタグリーダ、および照明部11〜14から位置情報を受信する受光部を内蔵した携帯端末(携帯電話機など)である。また、顧客が店舗に来店したときに、携帯端末に接続可能なRFIDタグリーダ、および照明部11〜14から位置情報を受信する受光部を内蔵したアダプタを顧客に貸し出すようにしてもよい。顧客は、貸し出されたアダプタを携帯端末に装着した後、店舗内で、携帯端末に、商品IDおよび位置情報を受信させることができる。さらに、顧客端末装置32そのものが、店舗から顧客に貸し出されるようにしてもよい。
顧客サービス用サーバ52は、商品IDおよび位置情報を受信すると、顧客にサービスを提供する処理を実行する。サービスとして、例えば、商品IDに対応した商品詳細情報を顧客端末装置32に送信するサービス、顧客にポイントを付与するサービス、商品IDに対応した商品の割引サービス、くじ引きなどがある。
次に、図2を参照して照明部10の構成例を説明する。図2に示す構成において、照明装置として機能する発光部151は、白色LEDで構成されている。また、発信部154は、赤外線LEDまたは白色LEDで構成されている。照明部10は、ユニークな位置情報を記憶する固有情報記憶部152を備え、信号合成部153は、固有情報記憶部152に記憶されている位置情報に応じて、発信部154に供給される電力を制御する。
図3は、発光部151および発信部154の具体的構成例を示す説明図である。図3に示す例では、発光部151を構成する白色LED601,602が平面状に配置され、発信部154を構成する赤外線LEDまたは白色LED(図3における斜線部分)603,604が、平面の一部において列状に配置されている。なお、図3では、赤外線LEDまたは白色LEDの一部にのみ符号が付されている。また、発光部151を構成する白色LED601,602を、半円筒状や半円球状、その他の形状に配置してもよい。赤外線LEDまたは白色LED603,604による発信部154の光が届く範囲(カバーエリア)が照光範囲101に相当する。
また、発信部154のカバーエリアは、発光部151のカバーエリアを包含していることが望ましい。発光部151のカバーエリアを包含していれば、照明部10によって照光されて明るくなっている場所が必ず発信部154のカバーエリアになるので、管理用端末装置31または顧客端末装置32の操作者は、容易に発信部154のカバーエリアを判別することができる。よって、図3に例示された構成において、発信部154の外側にレンズ等を設置して照射角を広げるようにしてもよい。
図4は、信号合成部153の制御例を説明するための説明図である。図4に示す例では、信号合成部153は、位置情報のデータ中の「1」を発信するときには発信部154に電力を供給し、位置情報のデータ中の「0」を発信するときには発信部154に電力を供給しない。従って、位置情報のデータ中の「1」を発信するときには、発信部154は発光し、位置情報のデータ中の「0」を発信するときには、発信部154は発光しない。このように、信号合成部153は、赤外線LEDまたは白色LEDの発光強度を変化させることによって位置情報を発信する制御を行う。なお、図4に示す例は一例であって、光の強度によって「1」,「0」のデータが識別できるのであれば、他の制御方法によって位置情報のデータを発信してもよい。
図5は、管理用端末装置31および顧客端末装置32の構成例を示すブロック図である。図5に示す構成例では、管理用端末装置31および顧客端末装置32は、記憶部308に記憶されているプログラムに従って動作するマイクロコンピュータを含む制御部301と、高周波信号の送受信回路を含む無線部を有し所定のプロトコルに従って基地局41と通信を行う無線LAN機能部302と、照明部10から光を受光して受光量に応じた振幅の電気信号を出力する受光部303と、受光部303が出力する電気信号のレベル判定を行って2値化信号を出力する光量判定回路304と、RFIDタグに電波を与えてRFIDタグから発信される商品IDを受信するタグリーダ部305と、LCD等による表示部306と、キーボード等を有する操作部307とを含む。
発信部154として、発光部151と同様に白色LEDが用いられる場合には、受光部303として、可視光のスペクトル範囲の光を受光する素子が用いられる。また、発信部154として、赤外線LEDが用いられる場合には、受光部303として、赤外線を受光する素子が用いられる。
なお、発信部154として赤外線LEDが用いられる場合には、発光部151からの可視光の影響を受けずに、管理用端末装置31および顧客端末装置32は、位置情報を受信することができる。発信部154として白色LEDが用いられる場合には、端末装置31が発信部154としての白色LEDから位置情報を受信するときに、発光部151としての白色LEDからの可視光の影響を受けるが、発信部154が「1」のデータを発信するときと「0」のデータを発信するときとで、照明部10全体(発信部154と発光部151とを含む)としての光量が変化するので、端末装置31は、位置情報を識別することができる。また、発信部154として赤外線LEDが用いられる場合は、赤外線LEDの指向性を、発光部151の可視光の指向性と同じにすることが好ましい。赤外線LEDの照射範囲と照明としての発光部151の照射範囲とを一致させることによって、操作者が、発光部151による可視光の照明範囲にもとづいて、赤外線LEDの照射範囲すなわち位置情報の受信可能範囲を容易に判別できるからである。
この実施の形態では、発信部154から発信された位置情報を受信する位置情報受信手段が受光部303、光量判定回路304および制御部301(より具体的にはマイクロコンピュータが実行するプログラム)で実現されている。また、物品の位置を特定することを可能とする位置特定手段が、発光部151と位置情報受信手段で実現されている。RFIDタグから物品識別情報としての商品IDを読み出す物品付随情報取得手段がタグリーダ部305および制御部301(より具体的にはマイクロコンピュータが実行するプログラム)で実現され、位置情報と識別情報とを、無線通信媒体(この例では無線LAN)を介して管理用サーバ51に送信する管理情報通信手段が無線LAN機能部302および制御部301(より具体的にはマイクロコンピュータが実行するプログラム)で実現されている。また、受光手段が受光した光から位置情報を抽出する位置情報抽出手段は、制御部301(より具体的にはマイクロコンピュータが実行するプログラム)で実現される。
管理用端末装置31および顧客端末装置32は、さらに、通信ネットワーク(ここでは、インターネットとする。)42に接続するためのインターネット接続部309を含む。インターネット接続部309は、制御部301の指示に応じて、インターネットに接続し、制御部301が出力するURLが示すサイトをアクセスする機能を実現する。従って、インターネット接続部309および制御部301(より具体的にはマイクロコンピュータが実行するプログラム)は、位置情報と物品識別情報としての商品IDとを送信する情報通信手段の一実現例に相当する。
なお、顧客端末装置32が携帯電話機である場合には、例えばインターネット接続部309として示される部分に、公衆携帯電話網に接続するための無線部やアンテナ部が含まれる。そして、顧客端末装置32は、公衆携帯電話網を介してインターネットに接続する。また、この実施の形態では、顧客端末装置32が、商品IDおよび位置情報を受信すると、直ちに顧客サービス用サーバ52をアクセスする場合を想定するが、顧客端末装置32は、商品IDおよび位置情報を受信すると、それらの情報を記憶し、顧客は、例えば店舗入口に設置されるインターネット接続用の端末に顧客端末装置32を接続して、インターネット接続用の端末を介して顧客サービス用サーバ52と通信するようにしてもよい。その場合には、顧客端末装置32は、インターネット接続部309を内蔵していなくてよい。
また、図5に示す例では、管理用端末装置31と顧客端末装置32とは同じ構成であるとしている。しかし、それらの構成を別にしてもよい。すなわち、管理用端末装置31を、図5に例示された構成からインターネット接続部309を除いた構成にして、顧客端末装置32を、図5に例示された構成から無線LAN機能部302を除いた構成にしてもよい。
次に、本システムの動作を説明する。ここでは、管理用サーバ51が商品の在庫管理を行い、顧客サービス用サーバ52が顧客端末装置32に広告情報および割引情報を送信する場合を例にする。
まず、商品の在庫管理について説明する。図6は、商品の存在位置を示す情報が記憶されるデータベース(DB)の一例であって、管理用サーバ51が管理する商品管理データベースの構成例を示す説明図である。図6に示す例では、位置情報と位置情報に対応する位置名とに対して、位置名が示す位置に存在する商品の商品IDと商品名とが対応付けられて、商品管理データベースに記憶される。図6に示す例では、××部という場所にパーソナルコンピュータが存在し、△△部という場所にスキャナが存在することが、商品管理データベース記憶されている。なお、商品管理データベースとは別に、商品データベースがあり、商品データベースには、店舗を運営する組織(この例では小売業者)内に存在する全ての商品の商品IDと商品名とが対応付けられて記憶されている。また、管理用端末装置31から受信した位置情報と物品識別情報とを関連付けて管理する物品管理手段は、管理用サーバ51のCPU(より具体的にはCPUが実行するプログラム)で実現される。
図7は、管理用端末装置31の動作例を示すフローチャートである。管理用端末装置31の操作者は、例えば、新たな区画(新たな照光範囲)に入るときなどに、記憶部308における位置情報の記憶領域を初期化する操作を、端末装置31の操作部307において行う。管理用端末装置31の制御部301は、操作に応じて、位置情報の記憶領域を初期化する(ステップS1)。なお、ここでは、記憶されている位置情報が操作に応じて初期化されるが、制御部301が、最後に位置情報を受信してから所定時間が経過すると初期化したり、新たな位置情報を受信したときに、記憶されている位置情報を、新たに受信した位置情報に置き換えるようにしてもよい。
また、制御部301は、RFIDタグの読み取り処理を開始する(ステップS2)。具体的には、タグリーダ部305に対して、電波発信と、RFIDタグからの商品IDを受信する処理を開始するように指示する。タグリーダ部305は、指示に応じて、電波発信と商品ID受信処理とを開始する。
次いで、制御部301は、受光部303および光量測定回路304を介して、照明部10から位置情報を受信すると(ステップS3)、受信した位置情報を記憶部303に記憶する(ステップS4)。なお、記憶部308に、あらかじめシステム内の全ての位置情報を登録しておいて、受信した位置情報が、登録されているいずれの位置情報とも合致しない場合には、照明部10から位置情報を受信しなかったと見なすことが望ましい。
制御部301は、タグリーダ部305を介して、商品に付されているRFIDタグから商品IDを受信すると(ステップS5)、位置情報が記憶部308に記憶されているか否か確認する(ステップS6)。位置情報が記憶部308に記憶されていれば、RFIDタグから受信した商品IDと、記憶部308に記憶されている位置情報とを、無線LAN機能部302に送信させる(ステップS11)。無線LAN機能部302から送信された商品IDと位置情報とは、基地局41を介して管理用サーバ51に伝達される。
位置情報が記憶部308に記憶されていない場合には、位置情報の受信を監視するためのタイマをスタートさせ(ステップS7)、そのタイマがタイムアウトする前に照明部10から位置情報を受信できたら(ステップS8,S9)、受信した位置情報を記憶部308に記憶し(ステップS10)、ステップS5において受信した商品IDと記憶部308に記憶されている位置情報とを、無線LAN機能部302に送信させる(ステップS11)。
照明部10から位置情報を受信できないうちにタイマがタイムアウトしたら、制御部301は、アラームを出す。具体的には、例えば、表示部306に、位置情報を受信できない旨の表示を行ったり、管理用端末装置31が内蔵するスピーカからアラーム音を出力させる。
また、処理が終了していない場合には、ステップS3に戻る。処理が終了するとは、例えば、管理用端末装置31の操作者が、照明部10の照光範囲400内にある全ての商品について、管理用端末装置31を近づけて商品IDを読み取ったと判断したような場合である。なお、操作者が処理の終了を判断しやすくするために、制御部301は、商品IDをタグリーダ部305から入力したときに、その旨を表示部306に表示させたり、スピーカから所定音を出力させるようにしてもよい。
操作者は、照光範囲400内にある全ての商品に管理用端末装置31を近づけながら、照光範囲400内を一巡するだけで、照光範囲400内にある全ての商品の商品IDを収集することができる。そして、照明がオン状態にあるのか否かの判別は容易であるから、管理用端末装置31の存在位置が照光範囲400内であるか否かの判別は容易である。
照明部10に代えて、場所タグとしてRFIDタグその他の無線情報発信手段を用いた場合には、照明を用いる場合に比べて、情報受信可能範囲を判別することが難しい。そのために、区画内などの所定領域において、商品IDの収集漏れが生ずる可能性がある。例えば、操作者が、情報受信可能範囲外にある商品であると判断して商品IDの収集をしなかったが、実は、情報受信可能範囲にあったような場合に、商品IDの収集漏れが生じうる。
なお、この実施の形態では、管理用端末装置31が、登録されているいずれの位置情報とも受信した位置情報が合致しないと判断した場合には、照明部10から位置情報を受信しなかったと見なすようにしたが、そのように構成せず、管理用端末装置31が位置情報を管理用サーバ51に送信したときに、管理用サーバ51が、受信した位置情報が、システムにおけるいずれの位置情報とも合致しないことを判定した場合に、管理用端末装置31に対して、その旨を送信するようにしてもよい。そのように構成されている場合には、管理用端末装置301の操作者は、あらためて照光範囲400内にある商品の商品IDを収集する作業を行う。
無線LANの基地局やアクティブタグを利用した3辺測量を用いた場合には、位置測量の誤差が大きいときに、誤差が大きい位置情報がそのまま用いられてしまう。しかし、この実施の形態では、そのようなことはなく、位置情報を受信できたときには、その位置情報の信頼性は高い。また、商品IDを受信できたが位置情報を受信できないときには、アラームが出される。従って、操作者は、アラームが出ない場合には、安心して処理を続行することができる。
また、この実施の形態では、位置情報は、ユニークな識別情報(位置識別情報)であったが、所定位置を基準とした座標値であってもよい。座標値を使用する場合には、比較的広い領域内において複数の照明部が設置されている場合などにおいて、位置の管理がしやすくなる等の効果がある。
また、この実施の形態では、照明部10は、一般的な照明装置として使用される。すなわち、蛍光灯や白熱電球等の照明器具に代えて、位置情報発信機能を備えた照明部10を使用することができる。そして、照明装置の一部をなす発信部154のみが位置情報発信制御を受ける。すなわち、信号合成部153は、照明部10における発信部154に対してのみ、電圧を印加する状態と電圧を印加しない状態とに切り替える。従って、発信部154を赤外線LEDで構成した場合には、発信部154が識別情報を発信しても、照明部10からの可視光の光量は変化しない。また、発信部154を白色LEDで構成した場合でも、発信部154は照明部10の一部を形成しているだけであるから、発信部154が識別情報を発信しても、照明部10からの可視光の光量の変化を低く抑えることができ、人には光量変化を感じさせないようにすることができる。
なお、発光部151と発信部154を分けずに、照明部10における発光手段を全て、信号合成部153による制御を受ける白色LEDにしてもよい。ただし、その場合には、信号合成部153を、データの「0」を発信するときには、白色LEDの光量を下げるために電流制御を行うように構成される。
図8は、管理用サーバ51の動作例を示すフローチャートである。管理用サーバ51の制御部(CPU)は、基地局41を介して管理用端末装置31から位置情報と商品IDとを受信すると(ステップS21)、受信した位置情報および商品IDが、商品管理データベースに既に登録されているか否か確認する(ステップS22)。既に登録されている場合には、商品IDと商品名とに対応する数量を+1する(ステップS23)。受信した位置情報または商品IDが商品管理データベースに登録されていない場合には、受信した商品IDに対応する商品名を商品データベースから抽出し、新たに、商品IDと商品名とを、管理用端末装置31から受信した位置情報に対応付けて商品管理データベースに登録する。位置情報が登録されていなかった場合には、位置情報も商品管理データベースに登録する。そして、商品IDと商品名とに対応する数量を+1する(ステップS24)。
以上のような処理によって、商品管理データベースに、システム内に存在する商品の所在位置が登録される。
次に、顧客サービス用サーバ52が提供するサービスについて説明する。図9は、顧客サービス用サーバ52が管理するサービス提供用のデータベース(DB)に格納されているデータの一例を示す説明図である。図9に示す例では、位置情報に対応して、広告情報および割引サービス用の情報としての割引用2次元バーコードが記憶されている。割引用2次元バーコードには、例えば割引率の情報が記載されている。
図10は、顧客にサービスを提供するためのシステムの構成例を模式的に示す模式図である。図10に示す構成では、顧客サービス用サーバ52は、アプリケーションサービスプロバイダ(ASP)事業者によって運営されている。顧客は、顧客端末装置52から、インターネット経由で、ASP事業者が運営する顧客サービス用サーバ52をアクセスし、位置情報および商品IDを送信する。そして、顧客サービス用サーバ52は、インターネット経由で、顧客に対して所定のサービス(この例では、広告情報および割引サービス用の情報)を提供する。
顧客サービス用サーバ52は、顧客端末装置52から、商品IDとともに位置情報を受信することができるので、それらの情報にもとづいて種々の情報分析を行うことができる。例えば、受信した商品IDおよび位置情報を、情報収集手段としての記憶部に蓄積しておくことによって、位置情報からわかる個々の商品陳列位置(区画)毎に、どのような商品が顧客の関心を引いたのかについて集計することができる。ここで、顧客端末装置52から情報が送信された回数が多い商品は、購入に至らなくても、顧客の関心を引いたと見なす。店舗を運営する組織において、複数の店舗が存在する場合には、そのような集計を、個々の店舗における個々の商品陳列位置毎に行うこともできる。集計結果は、所定の周期(例えば1週間毎)で店舗、または店舗を運営する組織に提供される。店舗、または店舗を運営する組織は、提供された情報に応じて、店舗における商品の配置計画を立案することができる。また、店舗、または店舗を運営する組織は、提供された情報に応じて、ASP事業者に料金を支払う。
また、店舗では、顧客がASP事業者から提供されたサービスに対応して、実際のサービスを提供する。この例では、顧客端末装置52が顧客サービス用サーバ52から受信した2次元バーコードが、キャッシュレジスタなどの販売用装置に提示されたことに応じて、顧客が該当商品を購入する際に、価格を割り引く。
図11は、顧客端末装置52の動作例を示すフローチャートである。顧客が、ある商品に興味を抱くと、顧客は、商品の近傍に行って、すなわち照光範囲に入って、携帯する顧客端末装置52を商品に向ける。そして、顧客端末装置52に、商品IDを読み取らせるとともに、位置情報を受信させる(ステップS31)。具体的には、制御部301が、例えば顧客による操作部307への指示入力に応じて、タグリーダ部305に対して、電波発信と、RFIDタグからの商品IDを受信する処理を開始するように指示する。タグリーダ部305は、指示に応じて、電波発信と商品ID受信処理とを開始する。
制御部301は、受光部303および光量測定回路304を介して、照明部10から位置情報を受信すると(ステップS32)、受信した位置情報を記憶部303に記憶する(ステップS33)。制御部301は、タグリーダ部305を介して、商品に付されているRFIDタグから商品IDおよびURLを受信すると(ステップS34)、位置情報が記憶部308に記憶されているか否か確認する(ステップS35)。位置情報が記憶部308に記憶されていれば、RFIDタグから受信した商品IDと、記憶部308に記憶されている位置情報とを、RFIDタグから受信したURLが示す顧客サービス用サーバ52に、インターネット接続部309およびインターネットを介して送信する(ステップS40,S41)。商品IDおよびURLを受信していない場合には、ステップS32に戻る。なお、ここで、既に位置情報を受信している場合には、ステップS34の処理を繰り返し実行するようにしてもよい。また、その際に、商品IDおよびURLを受信することをタイマによって監視し、タイマがタイムアウトしたらステップS32に戻るようにしてもよい。
ステップS35で位置情報が記憶部308に記憶されていないと判断された場合には、位置情報の受信を監視するためのタイマをスタートさせ(ステップS36)、そのタイマがタイムアウトする前に照明部10から位置情報を受信できたら(ステップS37,S38)、受信した位置情報を記憶部308に記憶し(ステップS39)、ステップS40,S41の処理を実行する。照明部10から位置情報を受信できないうちにタイマがタイムアウトしたら、再度、ステップS32からの処理を実行する。
図12は、顧客サービス用サーバ52の動作を示すフローチャートである。顧客サービス用サーバ52の制御部(CPU)は、インターネットを介して顧客端末装置32から位置情報と商品IDとを受信すると(ステップS41)、サービス提供用のデータベース(図9参照)から、位置情報に応じたデータ(情報)を抽出し(ステップS42)、抽出したデータをインターネットを介して顧客端末装置32に送信する(ステップS43)。
顧客端末装置32の制御部301は、インターネットおよびインターネット接続部309を介してデータ(この例では、広告情報および2次元バーコード)を受信すると、そのデータを表示部306に表示させる。顧客は、商品IDを読み取った商品を購入する場合には、表示部306に表示されている2次元バーコードを、店舗の店員に提示することによって価格割引サービスを受けることができる。
この例では、位置情報が示す店舗内の区画に応じて割引率を設定することが可能になるので、例えば、集客を狙う場所に対応した割引率を高く設定することによって、特定場所への顧客の集客を達成することができる。また、店舗内の区画に応じて異なる広告情報を顧客に提示することができるので、例えば区画特有のイベント情報などを顧客に提供することができる。
以上のように、本システムでは、商品管理のための情報を、顧客にサービスを提供するための情報に利用することができる。そして、顧客にサービスを提供することによって、小売業者にとっては、売り上げの増大を図ることができる。その結果、商品管理のために構築したシステムにかかる費用を、早期に回収することが可能になる。
なお、上記の実施の形態では、顧客に対するサービスとして、商品の割引を例にしたが、顧客サービス用サーバ52が提供するサービスは、それに限られない。顧客の興味を引いた商品、例えば顧客が購入しようと意図する商品に関連して何らかの利益(経済的利益に限られない。)が顧客に与えられるのであれば、どのようなサービスを提供してもよい。例えば、商品の詳細情報を提供したり、顧客にポイント(点数に応じて金銭が還元されたり商品の価格が割り引かれるもの)を与えるサービスや、顧客端末装置32が商品IDと位置情報とを送信するとくじ引きを行って当選すればその顧客に景品等を付与するサービスを提供してもよい。ただし、それらのサービスが実際に実行されるのでは、顧客が商品を購入したことを条件にする。
また、上記の実施の形態では、物品として店舗の商品を例にしたが、本発明によるシステムは、物品が商品の場合に限られない。一例として、公共の場に設置された物品としての掲示物に物品IDおよびURLを記憶したRFIDタグを付し、ユーザが携帯端末でRFIDタグから物品IDおよびURLを受信し、掲示物の位置を特定可能な手段から位置情報を受信し、URLが示すサーバに物品IDと位置情報とを送信するようにしてもよい。その場合に、サービス提供用のサーバは、例えば、掲示物についての詳細情報を携帯端末に提供することができる。また、物品管理用のサーバは、管理用の端末装置から物品IDおよび位置情報を受信し、掲示物の所在を確認したりする処理を行う。
本発明は、例えば、コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどの店舗において、商品管理を行うとともに顧客の所定のサービスを提供するシステムとして利用可能である。
情報提供サービスシステムの構成例を示す模式図である。 照明部の構成例を示す説明図である。 発光部および発信部の具体的構成例を示す説明図である 信号合成部の制御例を説明するための説明図である。 管理用端末装置および顧客端末装置の構成例を示すブロック図である。 商品管理データベースの構成例を示す説明図である。 管理用端末装置の動作例を示すフローチャートである。 管理用サーバの動作例を示すフローチャートである。 サービス提供用のデータベースに格納されているデータの一例を示す説明図である。 顧客にサービスを提供するためのシステムの構成例を模式的に示す模式図である。 顧客端末装置の動作例を示すフローチャートである。 顧客サービス用サーバの動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
11〜14 照明部
101〜106 商品(物品)
201〜216 RFIDタグ
21 電源部
31 管理用端末装置
32 顧客端末装置
41 基地局
42 通信ネットワーク(インターネット)
51 管理用サーバ
52 顧客サービス用サーバ
60 商品陳列台
151 発光部
152 固有情報記憶部
153 信号合成部
154 発信部
301 制御部
302 無線LAN機能部
303 受光部
304 光量判定回路
305 タグリーダ部
306 表示部
307 操作部
308 記憶部
309 インターネット接続部
400〜404 照光範囲

Claims (12)

  1. 物品に付随し、物品を識別するための物品識別情報および情報通信を行うために使用する情報通信用情報を記憶する物品付随情報記憶手段と、
    物品の位置を特定することを可能とする位置特定手段と、
    前記物品付随情報記憶手段の記憶内容を読み出す物品付随情報取得手段と、
    前記位置特定手段によって特定された位置を示す位置情報と、前記物品付随情報取得手段が読み出した物品識別情報とを関連付けて管理する物品管理手段と、
    前記位置特定手段によって特定された位置を示す位置情報と、前記物品付随情報取得手段が読み出した物品識別情報とに応じたサービスを顧客に提供する顧客サービス提供手段とを備えた
    ことを特徴とする情報提供サービスシステム。
  2. 物品付随情報取得手段が読み出した情報通信用情報を用いて、顧客サービス提供手段に、位置特定手段によって特定された位置を示す位置情報と物品付随情報取得手段が読み出した物品識別情報とを送信する情報通信手段を備えた
    請求項1記載の情報提供サービスシステム。
  3. 情報通信手段が送信した位置情報と物品識別情報とを蓄える情報収集手段を備えた
    請求項2記載の情報提供サービスシステム。
  4. 物品管理手段に、位置特定手段によって特定された位置を示す位置情報と物品付随情報取得手段が読み出した物品識別情報とを送信する管理情報通信手段を備えた
    請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載の情報提供サービスシステム。
  5. 物品付随情報記憶手段はRFIDタグである
    請求項1から請求項4のうちのいずれか1項に記載の情報提供サービスシステム。
  6. 位置特定手段は、
    特定の領域にのみ位置情報を光によって発信する光信号発信手段と、
    前記光信号発信手段から発信された位置情報を受信する位置情報受信手段とを含む
    請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の情報提供サービスシステム。
  7. 光信号発信手段は、位置情報として、位置識別情報または座標値を発信する
    請求項6記載の情報提供サービスシステム。
  8. 物品に付随し、物品を識別して物品を管理するために用いられる物品識別情報および情報通信を行うために使用する情報通信用情報を記憶する物品付随情報記憶手段から物品識別情報および情報通信用情報を読み出すとともに、特定の領域にのみ位置情報を光によって発信する光信号発信手段から位置情報を受信する端末装置であって、
    前記光信号発信手段からの光を受光する受光手段と、
    前記受光手段が受光した光から位置情報を抽出する位置情報抽出手段と、
    前記物品付随情報記憶手段の記憶内容を読み出す物品付随情報取得手段と、
    前記物品付随情報取得手段が読み出した情報通信用情報を用いて、位置情報と物品識別情報とに応じたサービスを顧客に提供する顧客サービス用サーバに、前記位置情報抽出手段が抽出した位置情報と前記物品付随情報取得手段が読み出した物品識別情報とを送信する情報通信手段と
    を備えたことを特徴とする端末装置。
  9. 物品に付随し、物品を識別して物品を管理するために用いられる物品識別情報および情報通信を行うために使用する情報通信用情報を記憶する物品付随情報記憶手段から記憶内容を読み出し、
    特定の領域にのみ位置情報を光によって発信する光信号発信手段から位置情報を受信し、
    位置情報と物品識別情報とに応じたサービスを顧客に提供する顧客サービス提供手段に、受信した前記位置情報と読み出された前記物品識別情報とを送信する
    ことを特徴とする情報提供サービス方法。
  10. 位置情報と物品識別情報とを関連付けて管理する物品管理手段に、受信した位置情報と読み出された物品識別情報とを送信する
    請求項9記載の情報提供サービス方法。
  11. 物品付随情報取得手段が読み出した情報通信用情報を用いて、顧客サービス提供手段に情報を送信する
    請求項9記載の情報提供サービス方法。
  12. コンピュータに、
    物品に付随し、物品を識別して物品を管理するために用いられる物品識別情報および情報通信を行うために使用する情報通信用情報を記憶する物品付随情報記憶手段から記憶内容を読み出す処理と、
    特定の領域にのみ位置情報を光によって発信する光信号発信手段から位置情報を受信する処理と、
    位置情報と物品識別情報とに応じたサービスを顧客に提供する顧客サービス提供手段に、受信した前記位置情報と読み出された前記物品識別情報とを送信する処理とを
    実行させるための情報提供サービスプログラム。
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