JPH11276317A - 平型ショーケース - Google Patents

平型ショーケース

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Publication number
JPH11276317A
JPH11276317A JP8560498A JP8560498A JPH11276317A JP H11276317 A JPH11276317 A JP H11276317A JP 8560498 A JP8560498 A JP 8560498A JP 8560498 A JP8560498 A JP 8560498A JP H11276317 A JPH11276317 A JP H11276317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
showcase
product
display shelf
main body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8560498A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Iritani
忠 入谷
Hiroyuki Miyabayashi
浩之 宮林
Keizo Kashiwabara
啓三 柏原
Rie Kaneko
利恵 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH11276317A publication Critical patent/JPH11276317A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 購買者に対する商品のボリューム感を高める
ことができる平型ショーケースを提供する。 【解決手段】 箱形のショーケース本体の上部に形成さ
れた開口面3に吹出口34から吸込口27に向かうエア
カーテンを形成する平型ショーケース1において、ショ
ーケース本体の開口面3の一側縁部に、上方へ引出自在
に突出し、その上縁部に横長の前記吹出口を備えるダク
ト33を設け、このダクト33の吹出口34より下方で
あってショーケース本体の開口面3より上方に商品陳列
棚53を設けるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品のボリューム
感を高めた平型ショーケースに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のコンビニエンスストアやスーパー
マーケット等の店舗では、物流の効率化を狙うため、例
えば平日と土日曜日の繁忙時とで商品の陳列量を変化さ
せて、無駄な商品在庫を持たないような戦略をとってい
る。
【0003】ところで、箱形のショーケース本体の上部
に形成された開口面に吹出口から吸込口に向かうエアカ
ーテンを形成する平型ショーケースが知られている。こ
の種のものでは、庫内容量に対して陳列の商品量が相対
的に少なくなると、商品のボリューム感が損なわれ、或
いは商品の売場演出が困難になり、購買者の購買意欲を
喚起することが困難になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これを解消するため、
従来では、平型ショーケースの庫内底部に底上げのため
のデッキパンを設けることが行われているが、このデッ
キパンである程度の底上げを行ったとしても、陳列の商
品量が相対的に少なくなると、やはり従来同様に商品の
ボリューム感が低下するという問題があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、庫内容量に対し
て陳列の商品量が相対的に少なくなっても、商品のボリ
ューム感が損なわれることがなく、商品の売場演出が容
易になる平型ショーケースを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、箱形のショーケース本体の
上部に形成された開口面に吹出口から吸込口に向かうエ
アカーテンを形成する平型ショーケースにおいて、前記
ショーケース本体の開口面の一側縁部に、上方へ引出自
在に突出し、その上縁部に横長の前記吹出口を備えるダ
クトを設け、このダクトを上方に引き出した時に、当該
ダクトの吹出口より下方であってショーケース本体の開
口面より上方に商品陳列棚を設けたことを特徴とする。
【0007】この発明では、例えば平日等の商品の陳列
量が少ない場合にはダクトを上方に引き出して使用す
る。この時には商品陳列棚の上に商品を陳列する。これ
によれば、購買者に対する商品のボリューム感が損なわ
れることはなく、しかも商品の陳列位置が、ショーケー
ス本体の開口面より上方に変化することにより、当該商
品の演出の幅が広がり、購買者の購買意欲が喚起され
る。
【0008】また、前記のダクトをショーケース本体内
に格納すれば、通常の平型ショーケースとして使用する
ことができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記商品陳列棚は前記ダクトに取り付けら
れていることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0011】図1において、符号1は平型ショーケース
を示す。この平型ショーケース1は断熱箱体(ショーケ
ース本体)2を備え、この断熱箱体2の上部には開口面
3が形成され、この開口面3の下方には、図2に示すよ
うに、商品を陳列・冷却する貯蔵室5が形成されてい
る。この貯蔵室5の周囲には冷気通路7が設けられてい
る。この冷気通路7の周囲には断熱材を備えた断熱壁9
が設けられ、この断熱壁9の上方には箱型のガラス板部
11が設けられる。
【0012】平型ショーケース1の下部には冷凍機の構
成機器を備えた機械室13が形成されている。15は平
型ショーケース1の移動を可能にするキャスタであり、
16は商品の底上げ用のデッキパンである。
【0013】機械室13には、凝縮器17と凝縮器用送
風機19と圧縮機21とが設けられる。また機械室13
は外装パネル22で囲まれ、この外装パネル22の前面
側には外気吸込用ルーバ23が設けられ、外装パネル2
2の背面側には排気用ルーバ25が設けられる。凝縮器
用送風機19が回転すると、外気が、矢印Aで示すよう
に、外気吸込用ルーバ23を介して機械室13に進入
し、凝縮器17で熱交換が行われて温度上昇し、排気用
ルーバ25を介して排気される。冷気通路7には冷却器
用送風機29と冷却器31とが設けられ、上流側の吸込
口27から吸い込まれた冷気が、冷却器31で熱交換
し、吹出口34から吹き出され、開口面3には点線で示
すようにエアーカーテンが形成される。
【0014】この実施形態では、開口面3の一側縁部3
2に上方に引出自在にダクト33が設けられている。こ
のダクト33は、図3に示すように、断熱部37と天板
部41とを備え、断熱部37の下部にはスリット37a
が形成されている。
【0015】このスリット37aの外側には板ばね部3
9が形成され、この板ばね部39の下端の外面には横方
向に延びる凸部39aが形成されている。この凸部39
aは断熱壁9に形成された横方向に延びる2本の溝9
a,9bに選択的に嵌合している。天板部41の下方に
は前記吹出口34が形成され、この吹出口34には当該
吹出口34に沿って横方向に延びる2枚の風向板43が
取り付けられている。2枚の風向板43の夫々には伸縮
自在な紐45の一端が取り付けられ、紐45の他端はダ
クト33の内部(冷気通路35)を通って下方に延出
し、断熱壁9の内側の固定部(図示せず)に固定されて
いる。また、ダクト33の貯蔵室5に対向する面(以
下、ダクト33の内面という。)にはヒンジ部51を介
して商品陳列棚53が起立自在に取り付けられている。
【0016】つぎに、ショーケースの動作を説明する。
【0017】この平型ショーケースは、図2に示す通常
状態において、貯蔵室5の冷気は、吸込口27を介して
冷気通路7に回収されて下降し、冷却器用送風機29に
吸い込まれ、冷却器31で冷却され、上昇した後、吹出
口34を介して吹き出されて、開口面3にエアカーテン
が形成されると共に、貯蔵室5が冷却され、再び吸込口
27に吸い込まれる。
【0018】この実施形態では、例えば平日等の商品の
陳列量が少ない場合には、図4及び図5に示すように、
ダクト33を上方に引き出して使用する。この場合には
ダクト33の板ばね部39に形成された凸部39aが断
熱壁9に形成された下部の溝9aから外れて上部の溝9
bに選択的に嵌合し、これによってダクト33が上昇し
た所定の位置で保持される。そして、ダクト33の内面
に設けられた商品陳列棚53がヒンジ51を介して矢印
C方向に回動され、水平状態に起こされ、この商品陳列
棚53の上に商品が陳列される。なお、商品陳列棚53
の固定状態を補強するために、図4に示すように、商品
陳列棚53の下面にブラケット57が突出するように構
成してもよい。このブラケット57はダクト33の内面
にヒンジ55を介して取り付けられている。
【0019】これによれば商品陳列棚53に載置された
商品の陳列位置が、ショーケース本体の開口面より上方
に位置する。従って、貯蔵室5内の商品陳列量が少ない
場合であっても商品陳列棚53に載置された商品が購買
者から見やすくなるので、購買者に対する陳列商品のボ
リューム感が増すと共に商品の売場演出が容易になり、
購買意欲を十分に喚起することができる。
【0020】また、図5に示すように、ダクト33が上
方に持ち上げられた場合には、ダクト33の吹出口34
に設けられた2枚の風向板43の夫々が伸縮自在な紐4
5に引っ張られて、吹出側端部が下方に向くので、この
吹出口34から吹き出される冷気が、商品陳列棚53に
載置された商品の上面を覆って流れ、そのまゝ吸込口2
7に吸い込まれる。従って、ダクト33を引き出した状
態で冷却運転を行えば、吹出口34から吹き出された冷
気の一部で商品陳列棚53に載置された商品が冷却され
るので保冷が可能になる。
【0021】また、商品陳列棚53を使用する必要がな
い場合には、商品陳列棚53を折り畳み、次いで、ダク
ト33を下方に押し込んで凸部39aと溝9bとの係合
を解除し、ダクト33を商品陳列棚53と共に下方にス
ライドさせ、凸部39aを溝9aに係合させて所定の位
置に固定することにより、ダクト33を一側縁部32に
収納することができる。
【0022】この実施形態では、貯蔵室5内の商品の陳
列量が少ない時には、ダクト33を引き出して商品陳列
棚53に商品を陳列することにより、商品のボリューム
感を増して、商品の売場演出の幅を広げると共に、商品
の陳列量が多い時には、ダクト33を収納し、例えば平
型ショーケースとして使用が可能である。従って、平日
と土日曜日の繁忙時とで商品の陳列量を変化させ、無駄
な商品在庫を持たないような戦略をとる場合のショーケ
ースとして好適である。
【0023】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではない。本実
施形態では、ダクト33を引き出した時に風向板43の
傾きが紐45によって自動的に調節されるが、手動で調
節するように構成してもよい。また、本実施形態では、
ダクト33を固定するための溝9a,9bは2本である
が、当該溝を3本以上設けてダクト33の高さを段階的
に固定できるように構成することも可能である。
【0024】
【発明の効果】これらの発明では、例えば平日等の商品
の陳列量が少ない場合にはダクトを上方に引き出して使
用し、この時には商品陳列棚の上に商品を陳列し、これ
によれば、購買者に対する商品のボリューム感が損なわ
れることがなく、しかも商品の陳列位置が、ショーケー
ス本体の開口面より上方に変化することにより、当該商
品の演出の幅が広がり、購買者の購買意欲を喚起するこ
とができる。
【0025】また、前記のダクトをショーケース本体内
に格納すれば、通常の平型ショーケースとしても使用す
ることができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による平型ショーケースを示
す斜視図である。
【図2】図1の平型ショーケースの構造を示す断面図で
ある。
【図3】ダクトの収納時の構造を示す断面図である。
【図4】ダクトが引き出された時の平型ショーケースを
示す斜視図である。
【図5】ダクトの引出し時の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 平型ショーケース 3 開口面 33 ダクト 34 吹出口 45 風向板 49 吹出口 53 商品陳列棚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 利恵 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱形のショーケース本体の上部に形成さ
    れた開口面に吹出口から吸込口に向かうエアカーテンを
    形成する平型ショーケースにおいて、 前記ショーケース本体の開口面の一側縁部に、上方へ引
    出自在に突出し、その上縁部に横長の前記吹出口を備え
    るダクトを設け、このダクトを上方に引き出した時に、
    当該ダクトの吹出口より下方であってショーケース本体
    の開口面より上方に商品陳列棚を設けたことを特徴とす
    る平型ショーケース。
  2. 【請求項2】 前記商品陳列棚は前記ダクトに取り付け
    られていることを特徴とする請求項1記載の平型ショー
    ケース。
JP8560498A 1998-03-31 1998-03-31 平型ショーケース Withdrawn JPH11276317A (ja)

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JP8560498A JPH11276317A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 平型ショーケース

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JP8560498A JPH11276317A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 平型ショーケース

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Publication Number Publication Date
JPH11276317A true JPH11276317A (ja) 1999-10-12

Family

ID=13863440

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JP8560498A Withdrawn JPH11276317A (ja) 1998-03-31 1998-03-31 平型ショーケース

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JP (1) JPH11276317A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110411130A (zh) * 2019-08-01 2019-11-05 安徽冠东科技有限公司 一种气幕式果蔬低压保鲜设备
JP2021127842A (ja) * 2020-02-10 2021-09-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 ショーケース

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CN110411130A (zh) * 2019-08-01 2019-11-05 安徽冠东科技有限公司 一种气幕式果蔬低压保鲜设备
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Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20040123

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761